JP5837700B2 - 成形物品型抜き器および方法 - Google Patents

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Description

本開示は、成形物品をモールドから除去するための、より詳細には、タイヤトレッドのような加硫ゴム成形物品を硬化プレスのモールドから除去するためのデバイスおよび方法に関する。
成形用モールドに物品のプリフォームを入れると、成形物品を形成することができる。成形物品に対して損傷を引き起こさない、成形動作完了後のモールドから物品の除去は、しばしば、製造プロセス中に別個の動作として行われる。成形物品の様々な物理フィーチャの形状、配置および配向に応じて、モールドからの物品の除去には、引裂き、破損または他の損傷を回避するための特別な注意が必要となる。
タイヤ製造の分野において、一般的な成形動作は、硬化プレスにおいてゴム複合材料を加硫処理することを含む。硬化プレスは、圧力を与えるためにゴム複合材プリフォームを封入するモールドを含み、熱によりそのプリフォームを硬化させると、使用可能な物品、たとえば、タイヤトレッドのストリップまたはベルトが形成される。そのようなタイヤトレッドは、典型的には、タイヤ再生および他の適用例において使用される。
典型的な硬化プレスモールドは、キャビティを形成するモールドプレートを含む。キャビティの一面は、様々な凹みとリッジとを形成し、これらの凹みおよびリッジは、そこから出現するタイヤトレッドの所望のトレッドパターンに対応する。トレッドプリフォームをキャビティに装填した後、モールドキャビティの上にプレートまたはプラテンを置く。硬化プレスによって圧力と熱とを与えて、プリフォームをモールドキャビティの形状にし、プリフォームを硬化させると、加硫ゴムが形成される。
トラックまたはオフロード適用例のために使用されるような特定のトレッドパターンでは、トレッドラグは、トレッドの全厚に対して実質的な高さを有することがあり、トレッドサイプの間隔が近接していることがあり、ラグは、負のドラフト角度と、完成したトレッドをモールドから引き離すときに課題となり得る他のフィーチャとを有することがある。ゴムが本質的に弾性材料であることを仮定すれば、モールドからトレッドを除去するために完成したタイヤトレッドの1つの端部を単に引っ張るだけでは、トレッドの延伸、ドレッドの引裂きまたはひび割れ、および他の影響を含む様々な課題が生じることがある。
好ましい実施形態による硬化プレスの部分図である。 好ましい実施形態による硬化モールドの概略図である。 好ましい実施形態による硬化モールドと完成したトレッドとの断面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の概略図である。 好ましい実施形態による、モールドからのトレッド型抜き動作中のトレッド型抜き器の断面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き動作の側面図である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の代替実施形態である。 好ましい実施形態によるトレッド型抜き器の別の代替実施形態である。
1つの態様では、本開示は、トレッドの製造において使用されるタイヤトレッド型抜き器について記載している。本タイヤトレッド型抜き器は、フレームと、フレームに回転可能に関連付けられた第1のニップローラーと、フレームに回転可能に関連付けられた第2のニップローラーとを含む。第1のニップローラーおよび第2のニップローラーは、少なくとも部分的にモールド内にあるタイヤトレッドに係合するように適合される。第1のニップローラーおよび/または第2のニップローラーに関連付けられた駆動機構は、それに回転運動を付与するように動作する。フレームは、第1のニップローラーおよび第2のニップローラーをモールドに対して離間した関係で維持しながら、モールドの長手方向長さの実質的部分に沿って長手方向移動するように構成される。
別の態様では、本開示は、タイヤトレッドを製造するための製造アセンブリについて記載している。本製造アセンブリは、成形プレスと、成形プレス内に配設されたモールド装置とを含む。モールド装置は、成形キャビティを有するモールドと成形キャビティに対向した関係で配設されたプラテンとを含む。モールド装置は、タイヤトレッドの成形において成形キャビティ内にトレッドプリフォームを保持することが可能であるように構成される。プラテンとモールドとは、それらの間に開口部を提供するように分離可能である。トレッド型抜き器は、離間した関係でモールドを長手方向に横断し、フレームおよびフレームに回転可能に関連付けられたニップローラーの対を含む。ニップローラーの対は、タイヤトレッドの少なくとも一部分を成形キャビティに残しながら、タイヤトレッドに係合することが可能であるように構成される。
さらに別の態様では、本開示は、タイヤトレッドを製造するための方法について記載している。本方法は、モールドの長手方向長さに沿って移動することが可能なフレームを提供することと、さらに、フレームに対して回転可能なニップローラーの対を提供することとを含む。トレッドの端部は、モールドから解放され、ニップローラーの間に摘持される。ニップローラーのうちの少なくとも1つの回転は、フレームおよびニップローラーをモールドの長手方向長さに沿って前進させながら、モールドからトレッドが解放されるように駆動される。
図1に、側方から見た硬化プレス100を部分的に示す。硬化プレス100は、より大規模なトレッド成形動作の部品とすることができるが、硬化プレス100には、たとえば、複合材プリフォーム構築装置、成形プレスおよび他の構造(図示せず)が含まれる。硬化プレス100は、上側のプレスブロック102と、下側のプレスブロック104とを含む。ブレスブロック102とブレスブロック104との間には、複数のモールドアセンブリ106があり、モールドアセンブリ106の各々が、内部の成形キャビティを規定するために1つになる2つの部品を含んでいる。図1の図では、モールド108とプラテン110とでモールドアセンブリを構成するが、他の構成を使用してもよい。たとえば、図1に関してモールド108と呼ばれるものを、モールドキャビティが下を向くように、上下を逆にした配向でプレス100に配置することができる。そのような実施形態では、プラテン110は、モールドキャビティを覆って嵌合するように、モールド108の下方に配置されることになる。以下の記載では、説明のために、モールド108がプラテン110の下に配置された特定の配向について論じているが、これらの2つのエレメントの相対的な配向は、他の配向とし得ることを了解されたい。さらに、6つのモールドアセンブリ106が示されているが、単一のアセンブリまたは異なる数のモールドアセンブリは使用することができる。各モールド108は、モールドキャビティ112を形成し、そこにプリフォームが詰め込まれる、または装填される。閉じたモールドアセンブリ106に圧力と熱とを印加すると、加硫処理されたトレッド114を出現させることができる。他の代替形態では、プレスは、ベルトまたは他の形態で、成形物品またはトレッドを連続して製造するように構成することができる。
硬化プレス100は、各モールドアセンブリ106の一部をフレーム部材またはポスト118に接続するリンケージ116をさらに含み、リンケージ116は、プリフォームの装填と各モールドアセンブリ106からの完成したトレッドの取外しとを可能にするために、各モールドアセンブリ106の様々な部分を選択的に垂直方向に移動させることができる機構(図示せず)を含む。さらに、ロボットアーム510を、垂直方向に延びた部材119に接続することができ、部材119は、レール121に沿ってポスト118の間に延びる。ロボットアーム510は、モールドアセンブリ106に沿って延びるレール121に少なくとも沿って、かつ、硬化または成形プレス100に対して部材119に沿って垂直方向に、プレス100を横断するように構成される。代替的には、図8に関して本明細書でより詳細に論じるように、ロボットアームを、グラップルおよびトレッド型抜きデバイスに関連付けることができる。トレッド114の成形プロセスでは、ゴムの層を、加工糸、ファブリック、スチールベルト、ワイヤメッシュなどのようなその他の材料とともに連続して積層することによって構築することができるトレッドプリフォームを、モールド108に装填する。各モールド108にはリッジおよび凹みが形成されており、リッジおよび凹みにより、出現するトレッド114に所望のパターンのラグおよびサイプが形成され、成形される。プラテン110は、モールドキャビティ112と対向した関係で置かれ、その後、プリフォームを加硫処理してトレッド114を形成する硬化プロセスが行われる。その後、トレッドがモールド108から取り外され、除去される。
トレッド114を形成するとき、モールド108は、所定のパターンのラグおよび/またはリブをプリフォーム上に転写する。図2を参照すると、これらのラグは、モールド108の底部表面204に凹み202として形成され、凹み202は、サイプブレードまたはリッジ203によって離隔されている。モールド108は、内部キャビティ206を形成し、内部キャビティ206は、頂部が開いており、底部表面204とキャビティ206の外周の周りに延びる壁210とによって取り囲まれている。単一のトレッドストリップを形成するように構成されたモールドが示されているが、モールドは、互いに対して平行に延びており、単一のプリフォームから2つ以上のトレッドストリップを形成するように構成された2つ以上の追加のキャビティを含むことができる。図示の実施形態では、シングルキャビティモールド108は、軸212に沿って延びる全体的に細長い矩形形状を有している。モールド108は、軸212に対して全体的に平行であり、モールド108の側面に沿って延びた2つのトラックまたはレッジ214をさらに含む。各レッジ214は、モールド108の一面に配設されており、壁210の側面部分の頂縁部218からオフセットした垂直距離220で、頂縁部218に対して全体的に平行に延びたトラック216を含む。レッジ214は、図2のモールド108の全長にほぼ等しい長さを有するように示されているが、レッジ214は、図1に示すように、モールド108の端部を越えて延びていてもよい。
図3に、成形動作段階におけるモールドアセンブリ106の断面図を示す。この図では、開いた状態のモールドアセンブリ106が示されており、その後、トレッド114の成形硬化動作が行われる。最も上のモールドまたはプラテン110は底部表面222を含み、底部表面222が、トレッド114の頂部または内側表面224を形成する。トレッド114の側方表面226は、モールド108の側壁210によって形成され、トレッド114の外側表面またはトレッド表面228は、モールド108の底部表面204によって形成される。プラテン110とモールド108との間の接触面に沿って、トレッド114上に、鋳バリ227が残ることがある。トレッド表面228に沿って配列された複数のラグ230は、対応するラグ凹み202によって形成される。
図3の断面図を見ると分かるように、ある特定のトレッドパターンは、ラグ230の側面の周りの表面に形成された小さいドラフト角か、あるいは負のドラフト角を含むことができる。ドラフト角度とは、モールド表面によって形成された、モールドからの成形物品の除去の方向に対して生じる角度を示す。したがって、正のドラフト角が配設されると、成形物品を容易に除去することができるようになり、負のドラフト角が配設されると、モールドから成形物品を除去するためには、成形物品を少なくともいくらか変形させることが必要となる。図3の断面図では、ラグ230は、それらの側面232に負のドラフト角を有するが、これらは、説明のために誇張されている。了解され得るように、モールド108からトレッド114を除去するとき、ラグのある特定の一部分は、弾性変形しなければならない。モールド108からトレッド114を除去する間にそのような変形をうける材料の量に応じて、モールドからトレッド114を除去するために必要される力が大きくなり、それに応じて、前述したようなひび割れまたは引裂きに起因してトレッドに損傷を与える可能性がある。
図4に、ニップローラートレッド型抜き器300の概要を示されるが、このニップローラートレッド型抜き器300は、硬化モールドまたは硬化プレスからトレッドを除去するのに好適であり、特に、トレッドに対して損傷を引き起こすことなくモールドからトレッドを除去するために必要な力を大きくすることができるフィーチャを有するようなトレッドを除去するのに好適である。図示の実施形態では、型抜き器300は、ニップローラー304のセットを回転可能に支持するフレーム302を含み、ニップローラー304は、少なくとも部分的にモールド内にある成形物品に、たとえば、トレッドに係合することができるように適合される。フレーム302によって支持された第1のアクスル308に第1のニップローラー306が装着され、それにより、第一のニップローラー306は、第1のアクスル308の中心線310の周りをフレーム302に対して回転することができる。中心線310の周りのフレーム302に対する第1のニップローラー306の回転は、第1のニップローラー306と第1のアクスル308との間の接触面および/または第1のアクスル308とフレーム302との間の接触面において達成され得る。図示の実施形態では、第1のニップローラー306は、第1のアクスル308に剛性接続されており、それにより、第1のアクスル308とフレーム302との間の接触面で、両方の構成要素が回転することができる。このようにすると、型抜きプロセスの間、フレーム302をモールドに対して移動させることができる駆動力は、第1のニップローラーを介して成形物品に印加される引張力または牽引力か、ならびに/あるいはモールドに係合する車輪312に第1のアクスル308を通じて印加される駆動力のいずれかによって、モールドに沿ってフレームを引くことによって達成され得る。
第1のアクスル308は、フレーム302の両側を越えて延び、第1のアクスル308の自由端部に回転可能に配設されたモールド係合機構(たとえば、車輪312)を含む。図示の実施形態では、車輪312は両方とも、同じ直径を有しており、第1のアクスル308に対して自由に回転するように配設される。各車輪312は、車輪312の間にフレーム302および第1のニップローラー306が配置されるように第1のアクスル308上に配設されているが、他の構成を使用してもよい。代替実施形態では、たとえば、車輪312を省略してもよく、あるいは、車輪を交換するために、第1のアクスル308の直径は、その端部のような様々なセグメントにおいて大きくことができる。型抜き器300がモールドに沿って動力供給される代替実施形態では、モールド係合機構の車輪312は、モールドの長手方向長さに沿って形成されたラックギヤに係合してモールドに対してフレームを移動させる駆動力にトラクションを与えるピニオンギヤ(図示せず)と交換することができる。そのような実施形態では、駆動機構の限定的ではない例示的な一例として、ラックピニオン駆動について記載しているが、他の駆動機構を使用してもよい。
第2のニップローラー314は、摺動ブロック318を介してフレーム302に摺動可能に接続された第2のアクスル316に装着される。摺動構成が図示されているが、フレームに対してアームを回転させることによって第1のローラー306と第2のローラー314との間の距離を調整または変更することができるように、フレーム302に枢動可能に接続されたアームに第2のニップローラー314を接続してもよい。さらに、ばねまたは他の弾性エレメントは、2つのローラーを一緒に押すのに役立つ力を付与するように動作することができ、それにより、ローラーの間にあるトレッドに印加される摘持力を増強させることができる。図示の実施形態では、第2のニップローラー314は、第2のアクスル316の中心線320の周りをフレーム302に対して回転し、フレーム302に対する摺動ブロック318の運動によって、第1のニップローラー306に向かう方向または第1のニップローラー306から離れる方向に平行移動するように構成される。より詳細には摺動ブロック318をフレーム302に対して移動させるときに、第1のローラー306と第2のローラー314との間の距離Tを調整することができる。図示の実施形態におけるそのような運動は、平行なフレームレール322の対を提供することによって達成され、フレームレール322の対は、各摺動ブロック318の側面に形成された凹部324の中に摺動係合する。調整ねじ326または他の機構は、摺動ブロック318を、したがって、第2のニップローラー314をフレーム302に対して移動させることができ、それにより、第2のニップローラー314と第1のニップローラー306との間で、様々な厚さの対象物を十分に摘持するように距離Tを調整することができる。様々な厚さの対象物の摘持することを可能にする1つの構成について本明細書では例示しているが、他の構成を使用して、ニップローラー306と314との間の距離を等しく選択的に変動させることができることを了解されたい。また、第2のニップローラー314は、本明細書に記載するように、他の駆動機構に対する代替または補足として回転可能に駆動することができる。
型抜き器300はまた、リードバー330の端部に回転可能に装着された任意選択の第3の車輪328を含み、リードバー330の他方の端部332には、フレーム302に枢動接続されている。第3の車輪328は、前述したように第1のアクスル308に接続した車輪312とともに、図5および図6の断面図により詳細に示すように、車輪312および328の転がり面に対して型抜き器300の姿勢および配向を安定させる。さらに、型抜き器300がモールド108の軸212(図2)に対して平行な経路に沿って進むことを保証するために、任意選択の第3の車輪328をステアリング可能にする、または調整可能にすることができる。
図5は、モールド108からのトレッド114の除去中に使用されるトレッド型抜き器300の前から見た断面図であり、図6は、横から見た断面図である。図5に示すように、型抜き器300がモールドキャビティ206からトレッド114を除去するように動作しているときには、型抜き器300の車輪312は、モールド108のトラック216に載っている。鋳バリ227(図3参照)がトレッド114に存在するときには、車輪312は、有利には、存在し得る任意の鋳バリの下にモールド108と接触するように置かれる。図6に最も良く示されているように、第3の車輪328は、型抜き器300に安定性を提供すると同時に、モールド108に対するニップローラー306および314の所定の配向を規定するために、トレッド114の頂部または内側表面224に載っている。
図示の実施形態にでは、ローラー314および306のニップは、ローラー314および306のオフセットしたニップを通過するトレッドによって引き起こされる吊上力に加えて、牽引力をトレッド114に印加するように構成することができる。力の合成は、図6に示すように、方向Aの合成力として示すことができる。得られた合成力Aは、モールドキャビティ206に沿った方向Bに印加される軸力成分と、モールドキャビティ206に垂直な方向Cに印加される垂直力成分を生じ得る。例示を目的として、垂直力成分は、モールド108から離れるようにトレッド114を持ち上げるように動作することができ、軸力成分は、トレッドを局所的に延伸するように動作することができ、したがって、トレッド114は、セグメント334にわたって少なくとも部分的に局部変形する。トレッドを局所的に延伸するように動作する垂直力成分もまた存在する。
トレッド114のセグメント334は、依然としてモールド108内にあるトレッド114の一部分とは対照的な、タイヤトレッドの解放部分を含み、この解放部分は、ローラー306および314のニップにはまだ達していない。セグメント334がこのように変形することは、前述したように、モールド108からトレッド114をリリースするのをさらに助けることができる。モールドキャビティ206からトレッド114を抜き取る適切な角度(たとえば、図6に示すような、ベクトルAとベクトルBとの間の抜取り角度)の選択は、軸力成分と垂直力成分との間の相対的な大きさに影響を及ぼすことがあり、この選択は、トレッド114の厚さ、ラグ230(図3)の高さ、(存在する場合には)トレッドパターンの負のドラフト角部分の場所、配向およびサイズ、トレッド114の組成および構造、ならびに他のファクタのような様々なファクタに依存し得る。抜取り角度は、ニップローラーの所与の断面図の2つの中心点を接続する線であると見なすことができる傾きが提供されるトレッドに対するローラーの配向を含む、複数の動作パラメータによる影響を受け得、この傾きは、トレッドストリップに沿った型抜き器の運動方向に対する垂直線から、進行方向または進んできた方向のいずれかに傾くように構成される。トレッドストリップをリリースするとき、1つの実施形態では、トレッド114は、モールド108の1つの端部から手動でリリースされ、ニップローラー306と314との中間に供給され、その後、ニップローラーは、そこで、トレッド114と係合し、本明細書に記載する力が確立される。ローラーの間へのトレッドの供給は手動で達成することができる。ローラーの傾きに応じて、第1のローラー306の断面図の円形セグメントに沿って時計回りまたは反時計回りに、トレッドストリップを巻き付けることができ、それにより、ローラーとトレッドストリップとの間の所望の摩擦の保持力を大きくすることができる。モールドに対する抜取り角度Aおよび角度Bは、直角な抜取り角度を含んで、(たとえば、図6に示すような)鋭角から、(たとえば、ローラー306が抽出ポイントよりも出ている場合の)鈍角に及び得る。
次に図5を再び参照すると、各適用例の特定のパラメータに適するようにニップローラー306と314との間のトラクションを調整することができる。了解され得るように、トレッド114を前述したように延伸するローラーからの力の大きさは、トレッドとローラーとの間の改善されたトラクションとともに増大し得る。この目的のために、一方のローラー上の様々な突出部がもう一方のローラーのスロットと協働するスプラインローラー、あるいは、一方または両方のローラーの表面にランダムにまたはパターンにしたがって配列された任意のタイプの小さいリッジまたは溝を含む刻み付きローラーのような、様々なローラー構成を使用することができる。図示の実施形態では、下側のニップローラー306は、ダイヤモンドパターンで配列されたリッジ336を有するように刻みが付けられている。リッジ336は、平滑なローラーによって提供されるグリップ力と比較すると、トレッド114上のトレッドパターンのラグ230に対して改善されたグリップ力を提供することができる。また、トレッド114の頂部または内側表面224に接触する上側のニップローラー314は、互いに対してかつ第2の中心線320に対して平行に延びるリッジ338を有するように刻みが付けられている。
図5に示した型抜き器300の実施形態は、ニップローラー306および314の回転に動力供給する駆動システム340をさらに含む。駆動システム340は、単一のモータ342を用いてローラー306とローラー314の両方を駆動することが可能であるが、2つ以上のモータを使用して、各ローラーに個別に動力供給してもよい。ローラー306および314は、動力が供給されると、トレッド114を除去する間、モールド108に沿って型抜き器を移動させるまたは引くように動作する。型抜き器300とモールド108(車輪312と328)との間の転がり接触のポイントは、図示の実施形態では自由スピンしているが、代替実施形態で運動に動力供給するように構成され得る。代替として、トレッドの除去は、ローラーをモールドに対して固定された関係で維持しながら、ニップローラーをモールドに沿って長手方向に移動させることによって進めることができる。かかる状況では、ニップローラーがオフセットしていることによって、ニップローラーがトレッドに沿って進むにつれて、トレッドに吊上力が付与される。
例示した駆動システム340では、駆動モータ342の出力シャフト344は、駆動プーリー346に接続されている。駆動プーリー346は、駆動プーリー346の回転を伝達する駆動ベルト348を、第1のアクスルによって駆動されるプーリー350に係合する。第1のアクスルによって駆動されるプーリー350は、第1のアクスル308に接続され、それにより、出力シャフト344の回転が第1のニップローラー306に伝達される。両方のローラーが駆動される実施形態では、第1のアクスル308は、伝動ベルト356によって、第2のアクスルによって駆動されるプーリー354に回転可能に接続された第2のローラー駆動プーリー352を含むことができる。このようにすると、出力シャフト344の回転は、第2のアクスル308と第1のアクスル316とに任意選択で伝達され、それにより、第2のニップローラー306と第1のニップローラー314とは、実質的に同じ角速度で回転することができる。もちろん、本明細書ではベルト駆動型システムについて図示し、記載しているが、ニップローラーまたはモールドに関連付けられた係合機構(たとえば、車輪312など)の運動の伝達または動力供給は、チェーン、ギヤ、ギヤボックス、各ローラーを駆動するための個別のモータ、および他の知られているデバイスのような、任意の他の既知の運動伝達手段によって達成することができる。
ここまで説明したように、型抜き器300のニップローラー306および314に動力供給して回転させるは、モールドからトレッドを解放しながら、トレッド114に沿って型抜き器300を引くことができる。ニップローラーの少なくとも1つの回転を駆動することによって、フレームおよびニップローラーをモールドの長手方向長さに沿って進めながら、トレッドがモールドから解放される。1つの実施形態では、モールド108からのトレッド114の解放プロセスは、モールド108の1つの端部に隣接して型抜き器300を配置することによって開始することができる。トレッド114の一方の端部は、手動で、または、モールド108とトレッド114との間に挿入されるツールを使用することによって、モールド108から解放することができる。次いで、タイヤトレッド114の自由端部は、ローラー306および314のニップへと供給され、したがって、型抜き器と係合することができる。その後、型抜き器300は、ニップローラー306および314に動力供給して回転させ始めることができ、それにより、モールド108に沿って型抜き器300を引くことができる。型抜き器300は、モールド108に沿って進むにつれて、トレッド114の解放されたセクションが残り、その解放されたセクションは、モールドキャビティ206上に単に置かれたままであり得る。解放されたトレッド114をモールド108から除去するときには、(図1にも図示した)アーム358を使用して、モールド108の頂部に着座した解放されたトレッド114をつかみ、それを除去することができる。
図示のように、アーム358は、トレッド114の一方の端部に選択的に係合するように構成されたクランプエレメント360を含む。モールド108からトレッド114をリリースした後、アーム358は、クランプエレメント360の間にトレッド114のその一方の端部をクランプした状態で、モールド108に対して一方向に、あるいは、他の方向に移動して、トレッド114を除去することができる。たとえば、図1に示したような1つの実施形態では、トレッド114全体をモールド108から解放した後、アーム358は、型抜きプロセス中の型抜き器300の進行方向とは反対方向に移動することができる。代替実施形態では、アーム358は、型抜き器300の後に続くことがあり、以下に記載するように、型抜き器300に接続してもよい。
図7に、本開示による型抜き器400の代替実施形態の側面図を部分断面図で示す。型抜き器400の本体402は、第2のローラー406と第1のローラー408とを有するニップローラー404のセットを含む。型抜き器400は、前述したように、第1のモールド108の側面上に形成されたリッジに沿って載った車輪410のセット(3つ示されている)をさらに含む。グラップルアーム412は、本体402に接続され、あるいは他の場合には、本体402に関連付けられており、かつ、モールド108から最初に解放されるトレッド114の端部を係合し、それを保持するように構成された2つのフィンガー414を含む。この実施形態では、型抜き器400がモールド108からトレッド114を解放するとき、グラップルアーム412は、トレッド114の端部を保持し、図7に示すように、型抜き器が移動するにつれて、トレッド114の端部を、モールド108に沿って右から左へと引く。このようにすると、モールド108からのトレッド114の解放および除去は、型抜き器400がモールド108上を1度通過する単一動作で達成することができる。
前述の実施形態のように、型抜き器400は、ニップローラー404に動力供給して回転させるように構成された構造を採用し、ニップローラー404は、モールド108から簡単に除去するために、トレッド114のセグメントを延伸するように動作する。ローラー404の間の距離、ならびにモールド108からトレッド114を解放するために印加される除去力の印加角度は、特定のトレッドを解放するのに適するようを調整することができる。トレッドがモールドから除去された後、型抜き器400は、除去手順を開始したモールドの側面の開始位置に戻ることができ、あるいは代替的には、除去が完了したモールドの側面に残り、解放されたばかりのトレッドストリップをモールド108から除去するために逆方向に動くことができる。そのような構成における型抜き器の逆転は、ローラーを回転させるために動作している1つまたは複数の原動機の回転を反転させることによって達成することができる。
図8に、型抜き器500のさらなる実施形態を示す。図示のように、型抜き器500の動作は、型抜き器400と実質的に同様であるが、型抜き器500は、モールド108に係合する車輪410を有するのでなく、ロボットアーム510に接続されている。図1に関して前述したように、ロボットアーム510は、そこから所定の距離でモールド108の長さを横断するように構成されており、それにより、トレッド114のストリップは、型抜き器500とモールド108の金属表面との間に直接接触することなく容易に除去される。前述した型抜き器400の対応するエレメントおよびフィーチャと同一または類似の型抜き器500の他のエレメントおよびフィーチャは、説明を簡単にするために、以前使用したものと同じ参照番号で示す。
本明細書で引用される公報、特許出願および特許を含むすべての参照文献は、各参照文献が参照により組み込まれるように個別かつ具体的に示され、その全体が本明細書に記載されている場合と同程度に、参照として本明細書に組み込まれる。
本発明の記載におけるコンテキストにおける(特に以下特許請求の範囲のコンテキストにおける)「a(1つの)」および「an(1つの)」および「the(その)」という用語ならびに同様の語の使用は、本明細書に別段の記載がない限り、または、コンテキストによって否定されていない限り、単数形および複数形を含むものと解釈すべきである。「comprising(を備える)、having(を有する)」、「including(を含む)」および「containing(を含む)」という用語は、別段に記載されていない限り、制限のない用語として解釈すべきである(すなわち、「including, but not limited to(を、限定はしないが、含む)」を意味する)。本願明細書における値の範囲に関する記載は、本明細書に別段に規定されていない限り、単に、範囲内に含まれる各別個の値を個別に参照する他短縮された方法として役立つことを意図するものであり、各別個の値は、それが本明細書では個々に記載されているかのように本明細書に組み込まれる。本明細書に記載されるすべての方法は、別段に規定されていない限り、あるいは、コンテキストによって明らかに否定されない限り、任意の好適な順序で実行することができる。本明細書に提供される任意のおよびすべての例のまたは例示的な語(たとえば、「such as(のような)」使用は、単に、より良く本発明を例示することを意図するものであり、特許請求されない限り、本発明の範囲を限定するものではない。本明細書における語は、任意の特許請求されないエレメントを本発明の実施に本質的な要素として示すとものとして解釈すべきではない。
本明細書には、本発明を実行するために発明者に知られる最良の形態を含む、本発明の好ましい実施形態が記載されている。当業者には、上記記載を読むと、それらの好ましい実施形態の変形形態が明らかになる。
発明者は、当業者が適宜にそのような変形形態を採用することを予想し、発明者は、本発明が、特に本明細書に記載したものとは別に実施されることを予想している。したがって、本発明は、適用法によって許可されるように、本明細書に添付された特許請求の範囲に記載の主題のすべての修正および等価物を含む。さらに、そのすべての可能な変形形態における上述のエレメントの任意の組合せは、本明細書で別段に規定されていない限り、または、コンテキストによって明らかに否定されない限り、本発明によって包含される。

Claims (31)

  1. トレッドの製造において使用されるタイヤトレッド型抜き器において、
    フレームと、
    前記フレームに回転可能に関連付けられた第1のニップローラーと、
    前記フレームに回転可能に関連付けられた第2のニップローラーであって、前記第1のニップローラーおよび前記第2のニップローラーが、少なくとも部分的にモールド内にあるタイヤトレッドに係合することが可能であるように適合される、第2のニップローラーと、
    前記第1のニップローラーおよび前記第2のニップローラーのうちの少なくとも1つに関連付けられ、それに回転運動を付与するように動作可能な駆動機構と
    を備え、
    前記フレームが、前記第1のニップローラーおよび前記第2のニップローラーを前記モールドに対して離間した関係で維持しながら、前記モールドの長手方向長さの実質的部分に沿って長手方向移動するように構成される、
    タイヤトレッド型抜き器。
  2. 前記フレームに関連付けられ、前記フレームと前記モールドとの間での前記長手方向移動を可能にするモールド係合機構をさらに備える、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  3. 前記駆動機構は、前記タイヤトレッドが前記第1のニップローラーおよび第2のニップローラーを通過し、前記モールドから離れる間、前記モールドの前記長手方向長さに沿って前記フレームおよび前記モールド係合機構を移動させるようにさらに動作可能である、請求項2に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  4. 前記駆動機構が、前記第1のニップローラーまたは前記第2のニップローラーのうちの少なくとも1つを駆動するように動作可能であり、それにより、前記タイヤトレッドを引き続け、前記第1のニップローラーおよび前記第2のニップローラーのうちの前記少なくとも1つに長手方向移動が付与される、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  5. 前記駆動機構が、前記モールド係合機構を駆動するように動作可能であり、それにより、前記第1のニップローラーおよび前記第2のニップローラーの少なくとも1つの長手方向移動が付与され、前記タイヤトレッドが前記モールドから持ち上げられる、請求項2に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  6. 前記第1のニップローラーと前記第2のニップローラーとが、前記タイヤトレッドを前記モールドから前記モールドに対して抜取り角度で持ち上げることができるように、互いに対してオフセットした垂直距離で配設される、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  7. 前記抜取り角度が鋭角である、請求項6に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  8. 前記抜取り角度が鈍角である、請求項6に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  9. 前記モールド係合機構が、少なくとも3つの係合車輪をさらに含み、前記少なくとも3つの係合車輪が、前記モールドの少なくとも1つの表面および前記タイヤトレッドの少なくとも1つの表面に係合するように適合される、請求項2に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  10. 前記3つの係合車輪のうちの少なくとも1つが、回転可能に駆動され、当該係合車輪が、前記モールドの両側上に形成されたトラックに係合するように適合される、請求項9に記載のトレッド型抜き器。
  11. 前記少なくとも3つの係合車輪の第3の係合車輪は、傾斜角度で前記フレームから離れるように片持ちにされた傾斜アームの端部に接続され、前記少なくとも3つの係合車輪の前記第3の係合車輪が、前記タイヤトレッドの表面に係合するように適合される、請求項10に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  12. 前記フレームに接続され、前記モールドの前記長手方向長さの前記実質的部分を離間した関係で横断するように構成されたロボットアームをさらに備える、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  13. 前記第1のニップローラーと前記第2のニップローラーとの間のギャップが調整可能である、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  14. 前記タイヤトレッド型抜き器が、前記タイヤトレッドの少なくとも解放部分を前記モールドから離れるように延伸するように適合される、請求項1に記載のタイヤトレッド型抜き器。
  15. タイヤトレッドを製造することが可能な製造アセンブリにおいて、
    成形プレスと、
    前記成形プレス内に配設されたモールド装置であって、前記モールド装置が、成形キャビティを有するモールドと前記成形キャビティに対向した関係で配設されたプラテンとを含み、前記モールド装置が、タイヤトレッドの成形において前記成形キャビティ内にトレッドプリフォームを保持することが可能であるように構成され、前記プラテンと前記モールドとが、それらの間に開口部を提供するように分離可能である、モールド装置と、
    離間した関係で前記モールドを長手方向に横断するトレッド型抜き器であって、前記トレッド型抜き器が、
    フレーム、および
    前記フレームに回転可能に関連付けられたニップローラーの対であって、ニップローラーの前記対が、前記タイヤトレッドの少なくとも一部分を前記成形キャビティに残しながら、前記タイヤトレッドに係合することが可能であるように構成される、ニップローラーの対を備える、トレッド型抜き器と
    を備える、タイヤトレッドを製造することが可能な製造アセンブリ。
  16. 少なくとも前記モールドの実質的に長さ全体に沿って延びたトラックをさらに備え、前記トレッド型抜き器が、前記モールドを横断しながら、前記トラックに摺動可能に係合する、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  17. 前記トレッド型抜き器が、前記ニップローラーに関連付けられた駆動機構をさらに備え、前記駆動機構が、ニップローラーの前記対の少なくとも一方に動力供給して回転させるように動作する、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  18. 前記フレームと、前記モールドの表面および前記モールドに配設された前記タイヤトレッドの表面の少なくとも1つとの間に転がり接触を提供するように適合されたモールド係合機構をさらに備える、請求項17に記載の製造アセンブリ。
  19. ニップローラーの前記対は、前記タイヤトレッドが前記モールドに対して抜取り角度の牽引力を受けるように、互いに対してオフセットした垂直距離に配設された第1のニップローラーと第2のニップローラーとを含む、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  20. 前記抜取り角度が鋭角である、請求項19に記載の製造アセンブリ。
  21. 前記抜取り角度が鈍角である、請求項19に記載の製造アセンブリ。
  22. 前記モールド係合機構が、前記モールドの表面および前記タイヤトレッドの表面の少なくとも1つに係合するように適合された少なくとも3つの車輪を備える、請求項18に記載の製造アセンブリ。
  23. 前記少なくとも3つの車輪のうちの2つが、前記モールドの両側でトラックに係合し、ニップローラーの前記対の一方の中心線に沿って延びたアクスルに関連して回転可能に駆動される、請求項22に記載の製造アセンブリ。
  24. 前記少なくとも3つの車輪の第3の車輪が、傾斜角度で前記フレームから離れるように片持ちにされた傾斜アームの端部に接続され、前記少なくとも3つの車輪の前記第3の車輪が、前記タイヤトレッドの内側表面に係合するように適合される、請求項23に記載の製造アセンブリ。
  25. 前記トレッド型抜き器が、
    前記フレームと前記モールドに関連付けられた少なくとも1つのトラックとの間に転がり接触を提供するように適合されたモールド係合機構と、
    前記モールド係合機構に関連付けられた駆動機構であって、前記駆動機構が、前記モールドに関連付けられた少なくとも1つのトラックに接触しており、前記少なくとも1つのトラックに沿って前記フレームに長手方向移動を付与することが可能である、駆動機構と
    をさらに備える、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  26. 前記トレッド型抜き器が、前記タイヤトレッドの少なくとも解放部分を前記モールドから離れるように延伸するように適合され、前記タイヤトレッドの前記解放部分が、前記モールドと係合した前記タイヤトレッドの一部分と、ニップローラーの前記対の間にあるニップポイントとの間に延び、それにより、前記ニップローラーをすでに通過した前記タイヤトレッドの残りの部分は、実質的に延伸されていない、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  27. 前記トレッド型抜き器が実質的に前記モールドの長さ全体の通過を完了した後に、前記モールドから除去された前記タイヤトレッドの一部分を、前記モールドと前記プラテンとの間の前記開口部から引き抜くことができるように、前記タイヤトレッドの解放端部に係合し、それを保持するように構成されたグラップルアームをさらに備える、請求項26に記載の製造アセンブリ。
  28. 前記タイヤトレッドが前記モールドから除去された後に、前記タイヤトレッドを前記モールドと前記プラテンとの間の前記開口部から引き抜くことができるように、前記駆動機構が、ニップローラーの前記対の少なくとも1つに動力供給して逆回転させるようにさらに構成される、請求項17に記載の製造アセンブリ。
  29. 前記フレームに接続され、前記成形プレスに摺動可能に関連付けられたロボットアームをさらに備え、それにより、前記ロボットアームによって担持された前記フレームが、前記モールドの前記長手方向長さの実質的部分を離間した関係で横断する、請求項15に記載の製造アセンブリ。
  30. タイヤトレッドを製造するための方法において、
    モールドの長手方向長さに沿って移動することが可能なフレームを提供することと、
    前記フレームに対して回転可能なニップローラーの対を提供することと、
    前記モールドから前記トレッドの端部を解放し、前記ニップローラーの間に前記トレッドの前記解放された端部を摘持することと、
    前記フレームおよび前記ニップローラーを前記モールドの前記長手方向長さに沿って前進させながら、前記モールドから前記トレッドが解放されるように前記ニップローラーのうちの少なくとも1つの回転を駆動することと
    を含む、タイヤトレッドを製造するための方法。
  31. 前記タイヤトレッドが前記モールドから解放された後、前記モールドから離れるように前記トレッドを移動させることができるように、前記トレッドの端部をグラップルアームと係合することをさらに含む、請求項30に記載のタイヤトレッドを製造するための方法。
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