JP5837551B2 - センサシステム - Google Patents

センサシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5837551B2
JP5837551B2 JP2013245021A JP2013245021A JP5837551B2 JP 5837551 B2 JP5837551 B2 JP 5837551B2 JP 2013245021 A JP2013245021 A JP 2013245021A JP 2013245021 A JP2013245021 A JP 2013245021A JP 5837551 B2 JP5837551 B2 JP 5837551B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
power
switch
sensor
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013245021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015102496A (ja
Inventor
鈴木 健司
健司 鈴木
了介 渡部
了介 渡部
佳杰 小関
佳杰 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaga Electronics Co Ltd
Original Assignee
Kaga Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaga Electronics Co Ltd filed Critical Kaga Electronics Co Ltd
Priority to JP2013245021A priority Critical patent/JP5837551B2/ja
Publication of JP2015102496A publication Critical patent/JP2015102496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5837551B2 publication Critical patent/JP5837551B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

本発明は、所定の測定を行うセンサシステムに関する。
従来から、所定の測定を行うセンサ装置が存在する。例えば、センサ装置は、暖房制御システムに用いられる。そのようなセンサ装置は、温度の測定を行って、測定結果を制御装置に無線送信する。センサ装置は、電池のみで駆動する。暖房制御装置は、センサ装置の測定結果を利用して、暖房を制御する(特許文献1参照)。
特開2011−190974号公報
上記に例示したセンサ装置は、電池のみで駆動するため、いずれは電池の交換が必要になる。なお、上記に例示したセンサ装置は、室内の暖房を制御するために用いられるため、電池の交換が比較的容易な可能性もある。しかしながら、暖房制御システム以外に用いられるセンサ装置では、電池の交換が容易でない場所に配される可能性がある。例えば、工場の生産設備に配させるセンサ装置である。
本発明は、維持管理の手間を少なくすることのできるセンサシステムを提供することを目的とする。
センサシステムは、周囲の環境に存在するエネルギを取得して電力に変換する発電器と、前記発電器の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では開放となっている第1スイッチ部と、電力供給源と、前記電力供給源の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では短絡となっている第2スイッチ部と、前記第2スイッチ部の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが機械的に制御され、初期状態では開放となっている第3スイッチ部と、所定の測定を行うセンサ部と、前記センサ部の測定結果を外部に送信する無線通信部と、前記センサ部及び前記無線通信部を制御する制御部と、を備える。前記センサ部、前記無線通信部及び前記制御部には、前記発電器及び前記電力供給源のうちいずれか一方から出力された電力が供給される。前記制御部は、前記第3スイッチ部が短絡となった場合、前記電力供給源から供給される電力によって動作し、前記発電器によって得られる電力が所定のレベル以上になると、前記第2スイッチ部を開放にするよう制御する。前記第2スイッチ部が開放となった場合に、前記第1スイッチ部は、短絡になる。
センサシステムでは、前記発電器と前記第1スイッチ部との間には、前記発電器から出力された電力を蓄電し、前記発電器が出力する電力が前記所定のレベル未満になった場合に、蓄電した電力を前記センサ部と前記無線通信部と前記制御部とに供給することが可能な蓄電部が接続される。前記制御部は、前記蓄電部から出力される電力が前記所定のレベル未満になった場合、前記第2スイッチ部を短絡にするよう制御する。前記第2スイッチ部が短絡となった場合に、前記第1スイッチ部は、開放になる。
前記制御部は、前記発電器又は前記蓄電部から出力される電力が前記所定のレベル未満となった場合に、前記無線通信部によって警告を示す警告情報を外部に出力させる。
前記制御部は、前記電力供給源から出力される電力が前記所定のレベル未満となった場合に、前記無線通信部によって警告を示す警告情報を外部に出力させる。
前記無線通信部は、間欠的に動作し、前記センサ部の測定結果を外部に送信するタイミングで、外部から情報を受信する。
前記発電器は、外部通信機器と無線通信を行う機能を有し、外部通信機器から送信された無線電波を取得して電力に変換する。
センサシステムでは、前記無線通信部に電力を供給する経路には、前記無線通信部の前段に第4スイッチ部が接続され、前記センサ部に電力を供給する経路には、前記センサ部の前段に第5スイッチ部が接続される。前記制御部は、前記センサ部に測定を行わせると共に、前記センサ部の測定結果を前記無線通信部で外部に送信させるために、所定のタイミングで前記第4スイッチ部と前記第5スイッチ部とを共に短絡させ、前記所定のタイミング以外の期間で前記第4スイッチ部と前記第5スイッチ部とを共に開放にする。
センサシステムは、前記制御部と前記第3スイッチ部とに接続されるリセット部を備える。前記リセット部は、前記第3スイッチ部が開放になると、前記制御部をリセットさせるためのリセット信号を前記制御部に送信し、前記第3スイッチ部が短絡になると、前記制御部のリセットを解除するためのリセット解除信号を前記制御部に出力する。
前記電力供給源は、二次電池であり、前記発電器から出力された電力及び外部から供給された電力のうちの一方に基づいて充電される。
前記電力供給源は、外部電力である。
第1スイッチ部は、前記制御部により制御される。
センサシステムは、前記発電器の後段に接続され、前記発電器から出力される電力レベルを検出する電圧変換安定化部を備える。この場合、第1スイッチ部は、前記電圧変換安定化部によって制御される。
本発明によれば、維持管理の手間を少なくすることのできるセンサシステムを提供することができる。
第1実施形態のセンサシステムについて説明するためのブロック図である。 第1変形例に係るセンサシステムについて説明するためのブロック図である。 第2変形例に係るセンサシステムについて説明するためのブロック図である。 第2実施形態について説明するためのブロック図である。 第3実施形態について説明するためのブロック図である。 第4実施形態について説明するためのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態のセンサシステム1について説明するためのブロック図である。図2は、第1変形例に係るセンサシステム1について説明するためのブロック図である。図3は、第2変形例に係るセンサシステム1について説明するためのブロック図である。
図1に示すように、センサシステム1は、発電器11と、電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第3スイッチ部18と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、制御部23と、を備える。
発電器11は、周囲の環境に存在するエネルギを取得して電力に変換する。すなわち、発電器11は、周辺環境に存在するエネルギを電気的エネルギに変換し、交流又は直流の電圧を発生する。周辺環境とは、センサシステム1が置かれる場所の環境である。例えば、発電器11は、太陽光又は照明光などのエネルギから変換、熱電変換、振動変換、圧電変換、機械変位電磁誘導変換等の方法で周辺環境に存在する利用されていないエネルギを収穫(エネルギハーベスティング)し、再利用する。発電器11のより具体的な一例は、太陽電池等である。発電器11は、1つのセンサシステム1に複数配されてもよい。
発電器11は、後述する、制御部23、センサ部20、無線通信部21及びタイマ部22を間欠的に動作させることが可能な電力を発電する。
電圧変換安定化部12は、発電器11の後段に接続される。すなわち、電圧変換安定化部12は、発電器11と後述する第1スイッチ部14との間に接続される。電圧変換安定化部12は、発電器11から出力される交流又は直流の電圧を一定の直流の電圧に変換する。
蓄電部13は、電圧変換安定化部12の後段に接続される。すなわち、蓄電部13は、発電器11と後述する第1スイッチ部14との間に接続される。蓄電部13は、発電器11(電圧変換安定化部12)から出力された電力を蓄電する。蓄電部13は、後述する、制御部23、センサ部20、無線通信部21及びタイマ部22を間欠的に動作させることが可能な蓄電量を有する。蓄電部13は、発電器11が出力する電力が所定のレベル未満になった場合に、蓄電した電力をセンサ部20と無線通信部21と制御部23とに供給することが可能である。
本実施形態では、電圧変換安定化部12と蓄電部13とで1つのブロックが構成される。
第1スイッチ部14は、発電器11の後段に接続される。すなわち、第1スイッチ部14は、蓄電部13の後段に接続される。第1スイッチ部14は、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では開放となっている。すなわち、第1スイッチ部14は、例えば、センサシステム1が所定位置に配置される前(初期状態)では、開放となる。また、第1スイッチ部14は、例えば、センサシステム1が所定位置に配置された後では、制御部23の制御により開放又は短絡となる。
第1整流部15は、第1スイッチ部14の後段に接続される。第1整流部15は、後述する電力供給源16からの電流が流れ込むのを防ぐ。
電力供給源16は、一例として、一次電池である。電力供給源16は、発電器11から第1整流部15までの回路と並列する形で配される。電力供給源16は、少なくとも1つ存在する。
第2スイッチ部17は、電力供給源16の後段に接続される。第2スイッチ部17は、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では短絡となっている。すなわち、第2スイッチ部17は、例えば、センサシステム1が所定位置に配置される前(初期状態)では、短絡となる。また、第2スイッチ部17は、例えば、センサシステム1が所定位置に配置された後では、制御部23の制御により開放又は短絡となる。
第3スイッチ部18は、第2スイッチ部17の後段に接続される。第3スイッチ部18は、短絡又は開放の切り替えが機械的に制御され、初期状態では開放となっている。第3スイッチ部18は、例えば、センサシステム1を動作させる場合に、ユーザの操作によって短絡となる。
第2整流部19は、第3スイッチ部18の後段に接続される。第2整流部19は、発電器11からの電流が流れ込むのを防ぐ。
第1整流部15と第2整流部19とは、ワイヤードオアを構成しており、第1整流部15又は第2整流部19の出力が電源として後段に供給される。
センサ部20は、発電器11によって得られた電力と、電力供給源16から出力される電力とが供給されることが可能である。センサ部20は、例えば、温度、湿度、気温、炭酸ガス、水分、水素イオン指数、人物、照度、又は、距離等を測定する。センサ部20は、後述する制御部23に接続される。センサ部20は、センサシステム1に少なくとも1つ配される。
無線通信部21は、発電器11によって得られた電力と、電力供給源16から出力される電力とが供給されることが可能である。無線通信部21は、センサ部20の測定結果を外部に送信する。無線通信部21は、後述する制御部23に接続される。
タイマ部22は、発電器11によって得られた電力と、電力供給源16から出力される電力とが供給されることが可能である。タイマ部22は、制御部23に間欠動作を行わせるためのタイミングを発生させる。タイマ部22は、一定の時間間隔又は可変の時間間隔で上記のタイミングを発生する。
制御部23は、発電器11及び電力供給源16のいずれかから出力された電力が供給される。制御部23は、省電力モードに移行することが可能である。例えば、制御部23は、通常のモードから省電力モードに移行すると、センサ部20及び無線通信部21を動作させない。
制御部23は、タイマ部22において間欠動作を行うためのタイミングが発生した場合、省電力モードから通常のモードに移行する。制御部23は、通常モードに移行すると、センサ部20及び無線通信部21に動作を行わせ、その動作が終了すると省電力モードに移行する。
制御部23は、第3スイッチ部18が短絡となった場合、電力供給源16から供給される電力によって動作して、発電器11によって得られる電力が所定のレベル以上になったかを判断する。ユーザの操作に基づいて第3スイッチ部18が短絡となった場合、第2スイッチ部17は短絡となっているため、制御部23には、電力供給源16から電力が供給される。また、タイマ部22にも電力が供給されるため、制御部23は、タイマ部22によって発生するタイミングに基づいて間欠動作する。すなわち、制御部23は、タイマ部22によって発生するタイミングに基づいて、センサ部20及び無線通信部21を動作させる。これにより、センサシステム1は、所定のタイミングで、センサ部20の測定結果を外部に送信する。
また、制御部23は、タイマ部22によって発生するタイミングに基づいて、発電器11によって得られる電力が所定のレベル以上になったかを判断する。所定のレベルは、制御部23、センサ部20、無線通信部21及びタイマ部22を動作させることが可能な最低限の電力レベルである。この場合、制御部23は、例えば、電圧変換安定化部12にアクセスすることにより、電力が所定のレベル以上になったかを判断する。
制御部23は、発電器11によって得られる電力が所定のレベル以上になった場合、第1スイッチ部14を短絡にするよう制御すると共に、第2スイッチ部17を開放にするよう制御する。これにより、制御部23、センサ部20、無線通信部21及びタイマ部22には、発電器11によって発電された電力が供給され、電力供給源16からは電力が供給されない。
制御部23は、蓄電部13から出力される電力が所定のレベル未満になった場合、第2スイッチ部17を短絡にするよう制御すると共に、第1スイッチ部14を開放にするよう制御する。蓄電部13は、発電器11によって発電された電力の一部を蓄電することが可能である。蓄電部13は、発電器11の発電量が減った場合には、蓄電した電力を後段に出力することが可能である。このため、制御部23は、電圧変換安定化部12にアクセスすることにより、蓄電部13から出力される電力が所定のレベル未満になった場合、第2スイッチ部17を短絡にする。この場合、制御部23は、第1スイッチ部14を開放にする。これにより、制御部23、センサ部20、無線通信部21及びタイマ部22には、電力供給源16から出力された電力が供給される。このため、センサシステム1は、間欠動作を維持することができる。
また、制御部23は、発電器11又は蓄電部13から出力される電力が所定のレベル未満となった場合に、無線通信部21によって警告を示す警告情報を外部に出力させることが好ましい。警告情報は、発電器11から出力される電力が低下していること、又は、蓄電部13に蓄電される電力が低下していることを示す。警告情報は、例えば、センサシステム1の外部に配される監視装置(図示せず)に送信される。監視装置は、警告情報を受信すると、監視者に対して警告を発する。
また、制御部23は、電力供給源16から出力される電力が所定のレベル未満となった場合に、無線通信部21によって警告を示す警告情報を外部に出力させることが好ましい。
制御部23は、電力の供給先を発電器11及び蓄電部13から電力供給源16に切り替えた後に、供給される電力が所定のレベル未満になった場合には、電力供給源16の電力が低下していると判断する。供給される電力の電力レベルは、例えば、制御部23によって判断される。又は、供給される電力の電力レベルは、例えば、制御部23の前段に接続される電圧検出部24(図2参照)の検出結果に基づいて判断されてもよい。
警告情報は、電力供給源16の電力が低下していることを示す。警告情報は、例えば、センサシステム1の外部に配される監視装置(図示せず)に送信される。監視装置は、警告情報を受信すると、監視者に対して警告を発する。
また、無線通信部21は、間欠的に動作し、センサ部20の測定結果を外部に送信するタイミングで、外部から情報を受信することが好ましい。外部から受信する情報は、例えば、監視装置から送信される指示情報である。指示情報は、例えば、間欠動作の間隔を広げるように指示する情報である。制御部23は、その指示情報を受信すると、タイマ部22の設定を変更して、間欠動作のために発生させるタイミングの間隔を広げさせる。これにより、センサシステム1は、電力が少なくなった場合でも、間欠動作のタイミングを広げることにより、動作を維持することができる。
外部から受信する情報は、例えば、センサ部20の測定結果について再送信を要求する要求情報であってもよい。センサシステム1は、間欠動作を行うたびに、センサ部20の測定結果を外部(監視装置)に送信する。しかし、センサシステム1がセンサ部20の測定結果を外部装置に送信した場合でも、監視装置では測定結果を受信できないことが発生する可能性がある。このため、無線通信部21は、センサ部20の測定結果を外部に送信する際に、まず監視装置にアクセスして、要求情報が存在するか否か確認する。要求情報が存在しない場合には、無線通信部21は、今回の測定結果を監視装置に送信する。一方、要求情報が存在する場合には、無線通信部21は、制御部23から過去の測定結果を取得し、今回の測定結果と過去の測定結果とを監視装置に送信する。無線通信部21は、過去の測定結果を送信する際に、監視装置において取得できなかった過去の測定結果のみを送信する。これにより、センサシステム1は、センサ部20の測定結果を確実に送信でき、また、不必要に測定結果を送信することを防ぐことができる。すなわち、センサシステム1は、送信回数を軽減して、低消費電力を図ることができる。
このようなセンサシステム1によれば、発電器11によって所定のレベル以上の電力を取得して、その電力を利用している限りでは、電力供給源16の電力が消費されることはない。これにより、センサシステム1では、電力供給源16が低容量でも一定の動作の保証を得られ、同時に、長期間又は半永久的に電力供給源16の交換が不要になる。よって、センサシステム1は、メンテナンスが容易になり、初期作動及びバックアップ作動による安定作動を保証することができる。すなわち、センサシステム1では、維持管理の手間を少なくすることができる。
なお、発電器11によって得られる電力が所定のレベル以上になったこと、及び、蓄電部13から出力される電力が所定のレベル未満になったことは、上述したように制御部23自身が判断してもよく、又は、電圧変換安定化部12が判断してもよい(図3参照)。
図3に示す場合、電圧変換安定化部12は、判断機能と、制御機能と、を備える。すなわち、電圧変換安定化部12は、発電器11から出力される電力のレベル、及び、蓄電部13に蓄電される電力のレベルを検出する。電圧変換安定化部12は、電力が所定のレベル以上になると、第1スイッチ部14を短絡にする。電圧変換安定化部12は、電力が所定のレベル未満になると、第1スイッチ部14を開放にする。また、電圧変換安定化部12は、検出した電力レベルを示す信号、及び、第1スイッチ部14の短絡又は開放を制御したことを示す信号の少なくとも一方の信号を制御部23に供給する。制御部23は、上記の信号を受信すると、第2スイッチ部17の短絡及び開放を制御する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態について説明するためのブロック図である。
図4に示すように、センサシステム1は、発電器11と、電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第3スイッチ部18と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、電圧検出部24と、制御部23と、を備える。
第2実施形態の電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第3スイッチ部18と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、電圧検出部24と、制御部23とは、第1実施形態の各部と同様の構成である。このため、これらの説明を省略する。
発電器11は、周囲の環境に存在するエネルギを電力に変換する。すなわち、発電器11は、周辺環境に存在するエネルギを電気的エネルギに変換し、交流又は直流の電圧を発生する。
発電器11は、外部通信機器101と無線通信を行う機能を有する。無線通信には、例えば、送信電力が低消費電力となっているNFC(Near Field Communication)方式が用いられる。
発電器11は、外部通信機器101から送信された無線電波に基づいて電力を取得する。すなわち、発電器11は、アンテナ11aと、送受信回路(図示せず)と、を備える。発電器11は、アンテナ11aで電波を受信すると、送受信回路で通信信号を得ると共に、送受信回路で電磁波を電力に変換する。外部通信機器101は、スマートフォン等のモバイル機器である。
なお、センサシステム1は、上記の発電器11の他に、例えば、太陽電池等の他の発電器11を備えてもよい。
制御部23は、例えば、センサ部20の測定結果を記憶する。制御部23に記憶される測定結果を出力するために、センサシステム1に外部通信機器101が近づけられた場合、発電器11は、外部通信機器101から測定結果要求信号を受信する。発電器11は、測定結果要求信号を制御部23に出力すると共に、測定結果要求信号に基づいて電力を取得する。電力は、トリガ信号と共に、制御部23に供給される。制御部23は、トリガ信号を受け付けると、省電力モードから通常のモードに移行する。また、制御部23は、測定結果要求信号を受け付けると、記憶する測定結果を発電器11に出力する。発電器11は、アンテナ11aを介して、測定結果を外部通信機器101に送信する。
なお、上記のような発電器11の通信機能は、無線通信部21の通信機能と同一の装置により実現されてもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図5は、第3実施形態について説明するためのブロック図である。
図5に示すように、センサシステム1は、発電器11と、電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第3スイッチ部18と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、電圧検出部24と、制御部23と、を備える。これらの各部は、第1又は第2実施形態の各部と同様の構成である。
また、センサシステム1は、第4スイッチ部25と、第5スイッチ部26と、を備える。
第4スイッチ部25は、無線通信部21に電力を供給する経路における、無線通信部21の前段に接続される。
第5スイッチ部26は、センサ部20に電力を供給する経路における、センサ部20の前段に接続される。
制御部23は、センサ部20に測定を行わせると共に、センサ部20の測定結果を無線通信部21で外部に送信させるために、所定のタイミングで第4スイッチ部25と第5スイッチ部26とを共に短絡させる。制御部23は、所定のタイミング以外の期間で第4スイッチ部25と第5スイッチ部26とを共に開放にする。所定のタイミングは、タイマ部22によってタイミングが発生した時である。すなわち、制御部23は、通常のモードの場合に、第4スイッチ部25と第5スイッチ部26とを共に短絡させる。一方、制御部23は、省電力動作モードになった場合に、第4スイッチ部25と第5スイッチ部26とを共に開放にする。
これにより、センサシステム1は、測定を行う場合にセンサ部20及び無線通信部21に電力を供給し、省電力モードのときにはセンサ部20及び無線通信部21に電力を供給しないので、低消費電力化を図ることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図6は、第4実施形態について説明するためのブロック図である。
図6に示すように、センサシステム1は、発電器11と、電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第3スイッチ部18と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、電圧検出部24と、制御部23と、第4スイッチ部25と、第5スイッチ部26と、を備える。
発電器11と、電圧変換安定化部12と、蓄電部13と、第1スイッチ部14と、第1整流部15と、電力供給源16と、第2スイッチ部17と、第2整流部19と、センサ部20と、無線通信部21と、タイマ部22と、電圧検出部24と、制御部23と、第4スイッチ部25と、第5スイッチ部26とは、第1ないし第3実施形態の各部と同様の構成である。
第3スイッチ部18は、短絡又は開放の切り替えが機械的に制御され、初期状態では開放となっている。第3スイッチ部18は、例えば、センサシステム1を動作させる場合に、ユーザの操作によって短絡となる。第3スイッチ部18は、短絡となった場合、電力供給源16から出力された電力を後段に供給する。第3スイッチ部18は、短絡となった場合、後述するリセット部27を動作させる。第3スイッチ部18は、開放となった場合、電力供給源16から出力された電力を後段に供給しない。第3スイッチ部18は、開放となった場合、リセット部27を動作させない。
センサシステム1は、リセット部27を備える。リセット部27は、制御部23と第3スイッチ部18とに接続される。リセット部27は、第3スイッチ部18が開放になると、制御部23をリセットさせるためのリセット信号を制御部23に送信する。リセット部27は、第3スイッチ部18が短絡になると、制御部23のリセットを解除するためのリセット解除信号を制御部23に出力する。
これにより、センサシステム1は、制御部23のリセットと、制御部23等への電力供給の有無とを同一のスイッチで行うことができる。すなわち、ユーザは、リセット部27の解除又は動作の選択操作と、制御部23等への電力供給又は電力非供給の選択操作とを、同じタイミングで、1回で行うことができる。
そして、センサシステム1を長期間使用する必要がない場合、又は、センサシステム1の周囲に収穫するエネルギが存在しない場合などでは、ユーザは、自らの意思でセンサシステム1を停止させることができる。この場合、ユーザが第3スイッチ部18を開放にする操作を行うことで、センサシステム1は、制御部23をリセットすることができると共に、電力供給源16の電力消耗を抑えることができる。これらは、第3スイッチ部18を操作するだけで行われるので、ユーザが間違った操作を行うことを防ぐことができる。
なお、第1ないし4実施形態では、電力供給源16が一次電池の例について説明した。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されることはない。
すなわち、電力供給源16は、二次電池であってもよい。この場合、二次電池は、発電器11から出力された電力、及び、外部から供給された電力のうちの一方に基づいて充電される。
又は、電力供給源16は、外部電力であってもよい。すなわち、電力供給源16は、商用電源であってもよい。
また、第1ないし4実施形態では、センサ部20と発電器11とが別々に配される例について説明した。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されることはない。すなわち、センサ部と発電器とは同一の装置(センサ発電部)であってもよい。一例として、センサ発電器は、振動発電器であればよい。振動発電器は、センサ機能として振動を測定して、測定の結果を制御部に出力すると共に、発電機能として振動に基づいて発電を行い、電力を制御部に供給する。
以上の実施形態及び変形例によれば、以下の効果が奏される。
例えば、発電器11が太陽電池の場合、センサシステム1が工場で梱包されてから開梱されるまでの時間が長いと、発電器11によって発電を行うことができず、また蓄電部13にも電力を蓄電することができない。また、センサシステム1が配された環境において、長期休暇等により光を受けることができなかった場合にも、発電器11によって発電を行うことができず、また蓄電部13にも電力を蓄電することができない。このような場合でも、実施形態ではバックアップとしての電力供給源16を備えるため、センサシステム1を安定して動作させることができる。すなわち、センサシステム1は、維持管理の手間を少なくすることができる。
1 センサシステム
11 発電器
13 蓄電部
14 第1スイッチ部
16 電力供給源
17 第2スイッチ部
18 第3スイッチ部
20 センサ部
21 無線通信部
23 制御部
25 第4スイッチ部
26 第5スイッチ部
27 リセット部

Claims (12)

  1. 周囲の環境に存在するエネルギを取得して電力に変換する発電器と、
    前記発電器の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では開放となっている第1スイッチ部と、
    電力供給源と、
    前記電力供給源の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが電気的に制御され、初期状態では短絡となっている第2スイッチ部と、
    前記第2スイッチ部の後段に接続され、短絡又は開放の切り替えが機械的に制御され、初期状態では開放となっている第3スイッチ部と、
    所定の測定を行うセンサ部と、
    前記センサ部の測定結果を外部に送信する無線通信部と、
    前記センサ部及び前記無線通信部を制御する制御部と、を備え、
    前記センサ部、前記無線通信部及び前記制御部には、前記発電器及び前記電力供給源のうちいずれか一方から出力された電力が供給され、
    前記制御部は、前記第3スイッチ部が短絡となった場合、前記電力供給源から供給される電力によって動作し、前記発電器によって得られる電力が所定のレベル以上になると、前記第2スイッチ部を開放にするよう制御し、
    前記第2スイッチ部が開放となった場合に、前記第1スイッチ部は、短絡になる
    センサシステム。
  2. 前記発電器と前記第1スイッチ部との間には、前記発電器から出力された電力を蓄電し、前記発電器が出力する電力が前記所定のレベル未満になった場合に、蓄電した電力を前記センサ部と前記無線通信部と前記制御部とに供給することが可能な蓄電部が接続され、
    前記制御部は、前記蓄電部から出力される電力が前記所定のレベル未満になった場合、前記第2スイッチ部を短絡にするよう制御し、
    前記第2スイッチ部が短絡となった場合に、前記第1スイッチ部は、開放になる
    請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記制御部は、前記発電器又は前記蓄電部から出力される電力が前記所定のレベル未満となった場合に、前記無線通信部によって警告を示す警告情報を外部に出力させる
    請求項1又は2に記載のセンサシステム。
  4. 前記制御部は、前記電力供給源から出力される電力が前記所定のレベル未満となった場合に、前記無線通信部によって警告を示す警告情報を外部に出力させる
    請求項1から3のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  5. 前記無線通信部は、間欠的に動作し、前記センサ部の測定結果を外部に送信するタイミングで、外部から情報を受信する
    請求項1から4のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  6. 前記発電器は、
    外部通信機器と無線通信を行う機能を有し、
    外部通信機器から送信された無線電波を取得して電力に変換する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  7. 前記無線通信部に電力を供給する経路には、前記無線通信部の前段に第4スイッチ部が接続され、
    前記センサ部に電力を供給する経路には、前記センサ部の前段に第5スイッチ部が接続され、
    前記制御部は、前記センサ部に測定を行わせると共に、前記センサ部の測定結果を前記無線通信部で外部に送信させるために、所定のタイミングで前記第4スイッチ部と前記第5スイッチ部とを共に短絡させ、前記所定のタイミング以外の期間で前記第4スイッチ部と前記第5スイッチ部とを共に開放にする
    請求項1から6のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  8. 前記制御部と前記第3スイッチ部とに接続されるリセット部を備え、
    前記リセット部は、
    前記第3スイッチ部が開放になると、前記制御部をリセットさせるためのリセット信号を前記制御部に送信し、
    前記第3スイッチ部が短絡になると、前記制御部のリセットを解除するためのリセット解除信号を前記制御部に出力する
    請求項1から7のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  9. 前記電力供給源は、
    二次電池であり、
    前記発電器から出力された電力及び外部から供給された電力のうちの一方に基づいて充電される
    請求項1から8のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  10. 前記電力供給源は、外部電力である
    請求項1から9のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  11. 第1スイッチ部は、前記制御部により制御される
    請求項1から10のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  12. 前記発電器の後段に接続され、前記発電器から出力される電力レベルを検出する電圧変換安定化部を備え、
    第1スイッチ部は、前記電圧変換安定化部によって制御される
    請求項1から10のいずれか1項に記載のセンサシステム。
JP2013245021A 2013-11-27 2013-11-27 センサシステム Active JP5837551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013245021A JP5837551B2 (ja) 2013-11-27 2013-11-27 センサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013245021A JP5837551B2 (ja) 2013-11-27 2013-11-27 センサシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015102496A JP2015102496A (ja) 2015-06-04
JP5837551B2 true JP5837551B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=53378288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013245021A Active JP5837551B2 (ja) 2013-11-27 2013-11-27 センサシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5837551B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6587528B2 (ja) * 2015-12-04 2019-10-09 株式会社荏原製作所 給水システム
US9929587B2 (en) * 2016-02-26 2018-03-27 The Boeing Company Radio frequency energy harvesting system
JP7007082B2 (ja) * 2016-09-30 2022-01-24 株式会社荏原製作所 給水装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005182643A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization 自然エネルギーで駆動する環境計測装置
JP2006204024A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Hitachi Ltd 電源供給制御方法、電子装置およびそれを用いたシステム
JP2012029513A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Selco Corp 太陽光発電による充放電制御装置及び太陽光発電による充放電制御方法
JP2013027183A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Hitachi Ltd 蓄電回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015102496A (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102611215B (zh) 无线电能发射装置及无线充电***
US9425606B2 (en) Electric distribution network with ad hoc communication function
EP1958486B1 (en) Lighting system control device charging system and method
US9444397B2 (en) Integrated solar panel
TWI506913B (zh) 無線電能傳輸的方法、裝置和系統
RU2011104370A (ru) Система беспроводной зарядки
RU2010136667A (ru) Способ электропитания технических средств устройства
US10637281B2 (en) Integrated solar-panel
JP2013188019A (ja) エネルギーハーベスト装置及び環境エネルギー供給方法
JP5816545B2 (ja) 無線センサシステム
JP5720004B2 (ja) 電力調整装置及び電力調整方法
TW201325007A (zh) 行動電源
JP5837551B2 (ja) センサシステム
TWI578660B (zh) 無線充電裝置及其充電方法
JP5433473B2 (ja) 地震計およびその制御方法
US9973005B2 (en) Solar power controller and impedance detection
JP2010029006A (ja) アンテナ整流装置対応充電器
FR2961323B1 (fr) Dispositif et procede d'alimentation pour systeme de communication sans fil et ensemble capteur comportant un tel dispositif.
WO2017204588A3 (ko) 태양광 발전 장치 관리 시스템, 태양광 발전 장치 관리 방법 및 컴퓨터 판독 가능 저장 매체
JP6808973B2 (ja) 発信装置、発信方法、及びプログラム
JP5057287B2 (ja) 通信システム、同通信システムで使用するセンタ装置及び端末装置
US20170277159A1 (en) Remote control device
JP2011211483A (ja) 携帯端末
US9742210B2 (en) Self-powered remote control device
WO2019056399A1 (zh) 感测装置及控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150819

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150821

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150819

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20151021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5837551

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250