JP5837226B2 - 複数無線の共存 - Google Patents

複数無線の共存 Download PDF

Info

Publication number
JP5837226B2
JP5837226B2 JP2014547388A JP2014547388A JP5837226B2 JP 5837226 B2 JP5837226 B2 JP 5837226B2 JP 2014547388 A JP2014547388 A JP 2014547388A JP 2014547388 A JP2014547388 A JP 2014547388A JP 5837226 B2 JP5837226 B2 JP 5837226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rat
transmission
duplexing
processor
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014547388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015502122A (ja
JP2015502122A5 (ja
Inventor
ワン、ジビン
カドウス、タメル・アデル
マントラバディ、アショク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2015502122A publication Critical patent/JP2015502122A/ja
Publication of JP2015502122A5 publication Critical patent/JP2015502122A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5837226B2 publication Critical patent/JP5837226B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1215Wireless traffic scheduling for collaboration of different radio technologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、その開示全体が引用により本明細書に明確に組み込まれる、2011年12月15日に出願された「複数無線の共存(MULTI-RADIO COEXISTENCE)」と題する米国仮特許出願第61/576,296号の米国特許法第119条(e)項に基づく利益を主張する。
[0002] 本開示の態様は、一般的には複数無線技術に、より詳細には、複数無線デバイス(multi-radio devices)向けの共存技術(coexistence techniques)に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データやその他のような、さまざまなタイプのコミュニケーションコンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、バンド幅や送信電力)を共有することによって、複数ユーザとの通信をサポートすることが可能な複数アクセスシステムとなり得る。そのような複数アクセスシステムの例としては、符号分割多元接続(CDMA:code division multiple access)システムや、時間分割多元接続(TDMA:time division multiple access)システムや、周波数分割多元接続(FDMA:frequency division multiple access)システムや、3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムや、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)システムを含んでいる。
[0004] 一般に、ワイヤレス複数アクセス通信システムは、複数ワイヤレス端末の通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向と逆方向リンクにおける通信を介して、1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局までの通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力−単一出力、多入力−単一出力、または多入力−多出力(MIMO:multiple-in-multiple out)システムを介して確立されるものであってもよい。
[0005] いくつかの従来の進歩したデバイスは、異なる無線アクセス技術(RATs:Radio Access Technologies)を用いた送信/受信用の複数の無線を含んでいる。RATsの例は、例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、モバイルコミュニケーション用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、cdma2000、WiMAX、WLAN(例えばWiFi)、ブルートゥース、LTEなどを含んでいる。
[0006] モバイルデバイスの例は、第4世代(4G;fourth generation)モバイル電話のようなLTEユーザ装置(UE:User Equipment)を含んでいる。そのような4G電話は、ユーザに対し 種々の機能を提供するための多様な無線を含み得る。この例の目的のため、4G電話は、音声・データ用のLTE無線、IEEE802.11(WiFi)無線、グローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)無線、ブルートゥース無線を含んでおり、ここで上記のうち2つ、または4つ全部が同時に動作し得る。異なる無線は、電話に対し便利な機能を提供するが、一つのデバイスにおけるそれらの混在は、共存の問題を引き起こす。具体的にいうと、ひとつの無線の動作が、放射性、伝導性、リソースの衝突、および/または、他の干渉メカニズムにより、ある場合には、他の無線の動作と干渉し得る。共存の問題とは、そのような干渉を含んでいる。
[0007] このことはLTEのアップリンクチャンネルに、特にあてはまり、それは産業・科学・医療(ISM:Industrial Scientific and Medical)バンドに隣接しており、それと干渉を引き起こし得る。ブルートゥースと、あるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless local area network)のチャンネルが、ISMバンドの中に含まれていることが注目される。いくつかの事例では、ブルートゥースの誤り率が、バンド7のいくつかのチャンネンルにおいて、またはいくつかのブルートゥースチャンネンルコンディション用のバンド40においてでも、LTEが動作中となったときに、許容範囲外になり得る。LTEに対して重大な劣化はないが、ブルートゥースと同時の動作は、ブルートゥースヘッドセットに終端される音声サービスにおける混乱の原因となり得る。そのような混乱は、消費者にとって許容しがたいであろう。同様な問題が、LTE送信がGPSと干渉するときに存在する。現在、LTEそのものは、いかなる劣化も経験していないので、この問題を解決できる機構はない。
[0008] 特にLTEに関連して、UEは、ダウンリンク上でUEにより観測される干渉をeノードBに伝えるために、進化型ノードB(eNB:例えば無線通信ネットワーク用の基地局)と通信することが、注目される。さらに、eノードBは、ダウンリンクの誤り率を用いてUEにおける干渉を推定することも可能であり得る。いくつかの場合には、eノードBとUEは、UEにおける干渉、UEそのもの内の無線に起因する干渉さえも低減させる解決方法を見つけるために協同して動作することが可能である。しかしながら、従来のLTEにおける、ダウンリンクに関する干渉の推定は、包括的に干渉に取り組むには適当ではないかもしれない。
[0009] 一例において、LTEのアップリンク信号が、ブルートゥース信号またはWLAN信号と干渉する。しかしながら、そのような干渉は、eノードBにおけるダウンリンクの測定レポートには反映されない。結果として、一部のUEにおける一方的な動作(例えば異なるチャンネルへのアップリンク信号の移動) がeノードBにより阻止され得、アップリンク共存の問題を知らずに、一方的な動作を取り消そうとする。例えば、UEが、異なる周波数チャンネルで接続を再確立したとしても、ネットワークは、やはり、デバイス内の干渉により破損された元の周波数チャンネルへ戻るようにUEをハンドオーバーすることができる。破損されたチャンネルにおける所望の信号強度が、eノードBへの基準信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power )に基づく新しいチャンネルの測定レポートに反映されたものより、しばしば高い場合があるので、これは起こり得るシナリオである。それ故、eノードBがハンドオーバーの決定を行うためにRSRPレポートを使用する場合、破損されたチャンネルと所望のチャンネル間で、行ったり来たり転送されるピンポン効果は起こり得る。
[0010] eノードBの調整を伴わないアップリンク通信の単純停止のような一部のUEの一方的な動作は、eノードBにおけるパワーループの誤動作を引き起こし得る。従来のLTEに存在する追加の問題は、共存の問題を有する形態の代替としての所望の形態を提示する、UEの一部における能力の全般的な欠如を含んでいる。少なくともこれらの理由のため、UEにおけるアップリンクの共存の問題は、UEの他の無線に対する能率と性能を劣化させたまま長期間にわたり未解決のまま残存し得る。
[0011] 一態様では、ワイヤレス通信の方法が開示される。当該方法は、少なくとも一つの無線アクセス技術(RAT:radio access technology)からの送信電力の測定を含んでいる。当該方法は、測定された前記送信電力が、固有吸収率(SAR:specific absorption rate)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化することも含んでいる。
[0012] 別の態様は、メモリと、このメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを有するワイヤレス通信を開示する。前記プロセッサは、少なくとも一つの無線アクセス技術(RAT:radio access technology)からの送信電力を測定するように構成されている。前記プロセッサは、測定された前記送信電力が、固有吸収率(SAR:specific absorption rate)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するようにも構成されている。
[0013] 別の態様では、一時的ではない、コンピュータ可読媒体を有する、無線ネットワークにおける無線通信用のコンピュータプログラム製品が開示されている。前記コンピュータ可読媒体は、それに記録された一時的ではないプログラムコードを有し、プロセッサにより実行されたとき、前記プロセッサに、少なくとも一つの無線アクセス技術(RAT:radio access technology)からの送信電力を測定する動作を実行することを引き起こす。前記プログラムコードは、また、前記プロセッサに、測定された前記送信電力が、固有吸収率(SAR:specific absorption rate)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化することを引き起こす。
[0014] 他の態様は、少なくとも一つの無線アクセス技術(RAT:radio access technology)からの送信電力を測定するための手段を含む装置を開示する。前記装置は、測定された前記送信電力が、固有吸収率(SAR:specific absorption rate)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するための手段も、また含んでいる。
[0015] 本開示のさらなる特徴および利点が以下に説明される。この開示が、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を改良または設計するための基礎として容易に利用され得ることは、当業者によって理解されるべきである。また、そのような等価の構成が、添付された特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことも、当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、本開示の構成および動作の方法の両方について、本開示の特徴であると考えられる新規な特徴は、添付図面と関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、各々の図は、例示および説明のみの目的で提供され、本開示の限定の定義として意図されるものではないことが、明確に理解されるべきである。
[0016] 本開示の特徴、性質および利点は、類似の参照記号が全体を通して対応して識別できる図面と関連して捉えられると、以下で述べられる詳細な説明からより明らかになる。
[0017] 図1は、一態様による複数アクセスワイヤレス通信システムを説明する。 [0018] 図2は、一態様による通信システムのブロック図である。 [0019] 図3は、ダウンリンクのロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)通信における典型的なフレーム構成を説明する。 [0020] 図4は、アップリンクのロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)通信における典型的なフレーム構成を概念的に説明したブロック図である。 [0021] 図5は、ワイヤレス通信環境の例を説明する。 [0022] 図6は、複数無線ワイヤレスデバイスの設計例のブロック図である。 [0023] 図7は、与えられた決定期間における例としての7つの無線の間の、個別の潜在的な衝突を表した図である。 [0024] 図8は、時間とともに共存管理装置(CxM:Coexistence Manager)の動作例を表した図である。 [0025] 図9は、隣接した周波数バンドを説明したブロック図である。 [0026] 図10は、本公開の一態様による複数無線共存管理用のワイヤレス通信環境内でサポートを提供するシステムのブロック図である。 [0027] 図11は、送信のデュープレクス化を説明したブロック図である。 [0028] 図12は、本公開の一態様による出力管理を説明したブロック図である。 [0029] 図13は、出力管理を使用する装置用にハードウェアの実装例を説明した図である。
[0030] 開示の様々な態様が、複数無線デバイスにおけるエネルギー送信問題に技術を提供する。モバイル通信デバイスのような、一定のデバイスにおいては、合衆国連邦通信委員会(FCC:the United States Federal Communication Commission)のような政府の、または他の団体が、デバイスが送信できるエネルギーの量を規制し得る。例えば、FCCは、モバイルデバイスを使用したときに、人体により吸収される無線周波数エネルギーの量の大きさを規制している。吸収されるエネルギーの量は、固有吸収率(SAR:specific absorption rate)と呼ばれる。安全な照射量を確保するため、FCCは、自社の電話が、動作中にSAR閾値限度に適合することを保証するように、携帯電話製造者に求めている。複数無線モバイルデバイスにおいて、第一の無線アクセス技術(RAT:radio access technology)の送信が、第二の(またはより多くの)無線アクセス技術(RAT)の送信と重なる場合、SAR閾値限度は超過され得る。SAR限度を超過することを避けるために、複数無線の送信は、下記の方法にてデュープレクス化され得る。
[0031] 符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)ネットワークや、時間分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)ネットワークや、直交FDMA(OFDMA:Orthogonal FDMA)ネットワークや、単一搬送波FDMA(SC−FDMA:Single-Carrier FDMA)ネットワークや等のような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して、ここで記述した技術を使用することができる。「システム」や「ネットワーク」という用語は、互換性があるように使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000等のような無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA:Wideband-CDMA)(登録商標)および低チップレート(LCR:Low Chip Rate)を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイルコミュニケーション用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)のような無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(Flash-OFDM)(登録商標)等のような無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSM(登録商標)は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)は、E−UTRAを用いるUMTSの最新の(upcoming)リリースである。UTRA、E−UTRA、GSM(登録商標)、UMTSとLTEは、「
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)」と名付けられた組織からのドキュメントに記述されている。CDMA2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)」と名付けられた組織からのドキュメントに記述されている。これらの様々な無線技術および規格は、当該技術分野において周知である。明確にするために、LTEについて技術のいくつかの態様は以下に記述され、LTE専門用語は以下の記述の一部に使われる。
[0032] 単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single carrier frequency division multiple access )は、単一キャリア変調と周波数領域の等化(equalization)を利用しているが、ここに述べられた様々な態様とともに利用され得る技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと類似した性能、および、本質的に同一の全体的な複雑性を有する。SC−FDMA信号は、この固有の単一搬送波構造であるために、より低い平均電力に対するピーク電力の比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、より低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。SC−FDMAは、現在、3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)または進化型UTRA(Evolved UTRA)における、アップリンク多元接続スキームに対しての動作前提条件である。
[0033] 図1を参照すると、1つの態様にしたがった、複数アクセスワイヤレス通信システムが図示されている。進化型ノードB(eNodeB:evolved Node B)100は、リソースとパラメータを割り当て、ユーザ装置からの要求を許可/拒絶し、および/または、同様によって、LTE通信を制御するための記憶リソースと処理リソースを有するコンピュータ115を含む。eノードB100は、一つのグループはアンテナ104とアンテナ106を含み、他のグループはアンテナ108とアンテナ110を含み、更なるグループはアンテナ112とアンテナ114を含む、複数アンテナグループも具備している。図1では、それぞれのアンテナグループに対して、アンテナを2個のみ示しているが、それぞれのアンテナグループに対して、より多くのアンテナ、または、より少ないアンテナを利用できる。ユーザ装置(UE:User Equipment)116(アクセスターミナル(AT:Access Terminal)とも呼ばれる)は、アップリンク(UL:uplink)188を通じて、アンテナ112および114がUE116に情報を送信している間、アンテナ112および114と通信する。UE122は、アンテナ106および108が、ダウンリンク(DL:downlink)126を通じてUE122に情報を送信し、およびアップリンク(UL:uplink)124を通じてUE122から情報を受信する間、アンテナ106および108と通信する。周波数分割デュープレクス化(FDD:frequency division duplex)システムにおいて、通信リンク118、120、124、および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、ダウンリンク120は、アップリンク118で使用されたのと異なる周波数を使用し得る。
[0034] 通信するために設計されている、アンテナおよび/またはエリアのそれぞれのグループは、eノードB(eNodeB)のセクターと呼ばれることが多い。本態様では、それぞれのアンテナグループは、eノードB100によってカバーされるエリアのセクターにおけるUEと通信するように設計されている。
[0035] ダウンリンク120および126を通じた通信において、eノードB100の送信アンテナは、異なるUE116および122のためのアップリンクのシグナル対ノイズ比(S/N比)を改善するために、ビームフォーミングを利用する。また、そのカバレッジを通じて、ランダムに散在するUEに送信するために、ビームフォーミングを使用しているeノードBは、すべてのそのUEに対し、単一アンテナを通じて送信しているUEより、隣接する携帯電話におけるUEに対するより少ない干渉を引き起こす。
[0036] eノードBは、端末との通信に利用される固定された局であり得、また、アクセスポイント、ベースステーション、またはいくつかの他の専門用語で呼ばれ得る。また、UEは、アクセス端末、ワイヤレス通信デバイス、端末、またはいくつかの他の専門用語で呼ばれ得る。
[0037] 図2は、MIMOシステム200における送信システム210(eノードB(eNodeB)としても知られる)と、受信システム250(UEとしても知られる)の態様のブロック図である。いくつかの場合において、UEとeノードB(eNodeB)の両方はそれぞれ送信システムと受信システムを含むトランシーバを具備している。送信システム210において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
[0038] MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを用いる。N個の送信とN個の受信アンテナにより形成されたMIMOチャネルは、N個の独立したチャネルに分解され得、それは、空間チャネル(spatial channels)とも呼ばれ、ここで
≦min{N,N
である。
個の独立したチャネルのそれぞれは、次元に対応する。前記MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナにより生成された追加の次元を利用する場合に、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きな信頼性)を提供し得る。
[0039] MIMOシステムは、時分割デュープレクス化(TDD:time division duplex)および周波数分割デュープレクス化(FDD:frequency division duplex)システムをサポートする。TDDシステムでは、相反定理(reciprocity principle)が、アップリンクチャネルからのダウンリンクチャネルの推定を可能にするように、アップリンクおよびダウンリンクの送信は、同じ周波数領域上でなされる。このことは、複数のアンテナがeノードB(eNodeB)において利用できる場合、eノードB(eNodeB)にダウンリンクにおける送信ビームフォーミングゲインを抽出することを可能にする。
[0040] 1つの態様では、それぞれのデータストリームは、各送信アンテナを通して送信される。TXデータプロセッサ214は、コード化されたデータを提供するためのデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、各データストリームに対するトラフィックデータをフォーマット化し、コード化し、インターリーブする。
[0041] 各データストリームについてコード化されたデータは、OFDM技術を用いたパイロットデータとマルチプレクサ化され得る。パイロットデータは、知られた方法により処理された知られたデータパターンであり、チャネルの応答を推定するため受信システムにおいて使用され得る。各データストリームに対しコード化され、およびマルチプレクサ化されたパイロットデータは、その後、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームに対して選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、または、M−QAM)に基づいて、変調(例えばシンボルマッピング:symbol mapped)される。各データストリームに対するデータレート、コード化、および変調は、メモリ232とともに動作しているプロセッサ230により実行された命令により決定され得る。
[0042] それぞれのデータストリームに対する変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ220に提供され、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理し得る。TX MIMOプロセッサ220は、その後、N個の変調シンボルストリームを、N個の送信機(TMTR)222aないし222tに提供する。いくつかの態様において、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、そのシンボルが送信されるアンテナに、ビームフォーミング重みを適用する。
[0043] 各送信機222は、1つまたはそれ以上のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボルストリームを受信し処理し、MIMOチャネルを通した送信に対して適切となる変調された信号を提供するために、さらに、アナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタリング、アップコンバート)する。送信機222aないし222tからのN個の変調された信号は、その後、N個のアンテナ224aないし224tからそれぞれ送信される。
[0044] 受信システム250において、変調され送信された信号は、N個のアンテナ252aないし252rにより受信され、各アンテナ252から受信された信号は、各受信機(RCVR)254aないし254rに供給される。それぞれの受信機254は、各受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するために、調整した信号をデジタル化して、さらに対応する「受信された」シンボルストリームを提供するためにサンプルを処理する。
[0045] RXデータプロセッサ260は、その後、N個の「検出された」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技術に基づいて、N個の受信機254からN個の受信されたシンボルストリームを受信し処理する。RXデータプロセッサ260は、その後、データストリームに対するトラフィックデータを回復するために、それぞれの検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、デコードする。RXデータプロセッサ260による処理は、送信システム210におけるTX MIMOプロセッサ220および送信データプロセッサ214により実行された処理と相補的である。
[0046] プロセッサ270(メモリ272とともに動作している)は、周期的に、どのプレコーディングマトリクスを使用すべきかを決定する(下記に論じられている)。プロセッサ270は、マトリクスインデックス部とランク値部を有するアップリンクメッセージを定式化する。
[0047] アップリンクメッセージは、通信リンクおよび/または、受信されたデータストリームに関する数々の種類の情報を含み得る。アップリンクメッセージは、その後、TXデータプロセッサ238により処理され、それはまた、データソース236から多数のデータストリームに対するトラフィックデータを受信するが、変調器280により変調され、送信機254aないし254rにより調整され、送信システム210に返信される。
[0048] 送信システム210において、受信システム250からの変調された信号は、アンテナ224に受信され、受信機222により調整され、復調器240により復調され、受信システム250により送信されたアップリンクメッセージを抽出するためにRXデータプロセッサ242により処理される。プロセッサ230は、その後、ビームフォーミング重みを決定するために、どのプリコーディング・マトリクスを使用すべきかを決定し、ついで、抽出されたメッセージを処理する。
[0049] 図3は、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)通信のダウンリンクにおける典型的なフレーム構成を、概念的に記載したブロック図である。ダウンリンクのための送信時系列は、無線フレームのユニットに分割され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば10ミリ秒(ms))を有し得、および、0ないし9のインデックスを持つ10個のサブフレームに分割され得る。それぞれのサブフレームは、2つのスロットを含んでいてもよい。したがって、それぞれの無線フレームは、0ないし19のインデックスを持つ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、通常のサイクリックプレフィックスのための7個のシンボル期間(図3に示す)、または、拡張されたサイクリックプレフィックスのための6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0ないし2L−1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおけるN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
[0050] LTEにおいて、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)と、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)を送信し得る。PSSとSSSは、通常のサイクリックプレフィックスとともに、各無線フレームの各サブフレーム0と5、それぞれにおけるシンボル期間6と5において、図3に示されるように送信され得る。同期信号は、セルの検出と捕捉のためにUEによって使用され得る。eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0ないし3における物理ブロードキャストチャンネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送信し得る。PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送し得る。
[0051] eノードBは、eノードBにおける各携帯電話にセル特有基準信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)を送信し得る。CRSは、通常のサイクリックプレフィックスの場合は各スロットのシンボル0、1と4において、拡張されたサイクリックプレフィックスの場合は各スロットのシンボル0、1と3において送信され得る。CRSは、物理チャネルのコヒーレントな復調、タイミングと周波数トラッキング、無線リンクモニタリング(RLM:Radio Link Monitoring)、基準信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)および基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)測定等のためにUEにより使用され得る。
[0052] eノードBは、図3において見られるように、各サブフレームの最初のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送信し得る。PCFICHは、制御チャネルに使用されるシンボル期間の数(M)を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームからサブフレームへと変更し得る。Mはまた、たとえば、10個未満のリソースブロックを有する狭いシステムバンド幅のために、4に等しくもなり得る。図3に示す例においては、M=3である。eノードBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)、および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を送信し得る。PDCCHおよびPHICHは、また、図3に示す例における、最初の3個のシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割当に関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eノードBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送信し得る。PDSCHは、ダウンリンクにおけるデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation,」と題される、3GPPTS36.211において説明されており、これは公表されているものである。
[0053] eノードBは、eノードBに使用されているシステムバンド幅の中心1.08MHzにおいて、PSS、SSSとPBCHを送信し得る。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間において、システムバンド幅全体にわたり、PCFICHおよびPHICHを送信し得る。eノードBは、システムバンド幅のある特定の部分においてUEのグループにPDCCHを送信し得る。eノードBは、システムバンド幅のある特定の部分において特定のUEにPDSCHを送信し得る。eノードBは、全てのUEにブロードキャスト方式で、PSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し得、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送信し得、特定のユーザ装置UEにユニキャスト形式でPDSCHを、また、送信し得る。
[0054] 多数のリソース要素が、各シンボル期間において利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、1つの変調シンボルを送信するために使用され得、それは、実数値または複素数値であり得る。各シンボル期間における基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element groups)内に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間における4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、4つのREGを占有し得、シンボル期間0において周波数にわたってほぼ均等に間隔をあけられ得る。PHICHは、3つのREGを占有し得、1つまたはそれ以上の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る。例えば、PHICHのための前記3つのREGは、すべてシンボル期間0に属し得、またはシンボル期間0、1および2において拡散され得る。PDCCHは、9、18、32、または64個のREGを占有し得、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る。REGの特定の組合せのみが、PDCCHに対して許可され得る。
[0055] UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのために、REGの異なる組み合わせをサーチし得る。探索するための組合せの数は、PDCCHに対して許可された組合せの数よりも通常は少ない。eノードBは、UEがサーチするであろう組み合わせのうちのいずれかにおいてUEにPDCCHを送信し得る。
[0056] 図4は、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)通信のアップリンクにおける典型的なフレーム構成を概念的に記載したブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB:Resource Blocks)は、データセクションおよび制御セクションに分割され得る。制御セクションは、システムバンド幅の2つの端に形成されることができ、設定可能なサイズを有することができる。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図4における設計は、連続するサブキャリアを含むデータセクションを結果としてもたらし、それは、単一のUEに、データセクション内のすべての連続するサブキャリアを割り当てられることを可能にし得る。
[0057] UEは、eノードBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロックを割り当てられ得る。UEは、eノードBにデータを送信するために、データセクションにおけるリソースブロックを割り当てられ得る。UEは、制御セクションにおいて、割り当てられたリソースブロックにおける、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel )における制御情報を送信し得る。UEは、データセクションにおいて、割り当てられたリソースブロックにおける、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel )におけるデータのみ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、図4に示すように、サブフレームの両方のスロットにわたることができ、周波数にわたってホッピングすることができる。
[0058] LTEにおけるPSS、SSS、CRS、PBCH、PUCCH、およびPUSCHは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation,」と題された、3GPP TS36.211において説明されており、またこれは公表されているものである。
[0059] 一態様において、ここの記載は、複数無線共存ソリューションを促進するために、3GPP LTE環境または類似のような、ワイヤレス通信環境内のサポートを提供するためのシステムおよび方法である。
[0060] 今、図5を参照し、記載は、本明細書に記載された様々な態様が機能し得るワイヤレス通信環境500の一例である。ワイヤレス通信環境500は、ワイヤレスデバイス510、それは複数通信システムと通信する能力があり得るが、を含み得る。これらのシステムは、例えば、一またはより多くのセルラーシステム520および/または530、一またはより多くのWLANシステム540および/または550、一またはより多くの無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN:wireless personal area network)システム560、一またはより多くのブロードキャストシステム570、一またはより多くの衛星測位システム580、図5に示されない他のシステム、または、それについてのいかなる組み合わせを含み得る。下の記載において、「ネットワーク」および「システム」なる用語は、しばしば交換可能に使用されることが理解されるべきである。
[0061] セルラーシステム520と530は、それぞれCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA単一キャリアFDMA(SC−FDMA)または他の適切なシステムであり得る。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000等のような無線技術を実装し得る。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)や、CDMAの他の変形を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000(CDMA2000 1X)、IS−95およびIS−856(HRPD)規格をカバーしている。TDMAシステムは、モバイルコミュニケーション用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)(登録商標)、デジタル進化型モバイルフォーンシステム(D−AMPS;Digital Advanced Mobile Phone System)等のような無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(Flash-OFDM)(登録商標)等のような無線技術を実装し得る。UTLAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UTMS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と名付けられた組織からのドキュメントに説明されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と名付けられた組織からのドキュメン
トに説明されている。態様において、セルラーシステム520は、多数の基地局522、それはそれらの範囲内のワイヤレスデバイスのための二方向通信をサポートし得るが、を含み得る。同様に、セルラーシステム530は、それらの範囲内のワイヤレスデバイスのための二方向通信をサポートし得る多数の基地局532を含み得る。
[0062] WLANシステム540および550は、それぞれ、IEEE802.11(WiFi)、ハイパーランなどのような無線技術を実装し得る。WLANシステム540は、二方向通信をサポートし得る一またはより多くのアクセスポイント542を含み得る。同様に、WLANシステム550は、二方向通信をサポートし得る一またはより多くのアクセスポイント552を含み得る。WPANシステム560は、ブルートゥース(BT:Bluetooth)(登録商標)、IEEE802.15などのような無線技術を実装し得る。さらに、WPANシステム560は、ワイヤレスデバイス510、ヘッドセット562、コンピュータ564、マウス566や同様のような数々のデバイスのための二方向通信をサポートし得る。
[0063] ブロードキャストシステム570は、テレビジョン(TV)放送システム、周波数変調(FM)放送システム、デジタル放送システムなどであり得る。デジタル放送システムは、メディアFLO(商標)、ハンドヘルド用デジタルビデオ放送(DVB−H:Digital Video Broadcasting for Handhelds)、インテグレーテッドサービスデジタルブロードキャスティングフォアテレストリアルテレビジョンブロードキャスティング(ISDB−T:Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial Television Broadcasting)または同様のような無線技術を実装し得る。さらに、ブロードキャストシステム570は、一方向通信をサポートし得る一またはより多くのブロードキャストステーション572を、含み得る。
[0064] 衛星測位システム580は、合衆国のグローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)、欧州のガリレオシステム(Galileo system)、ロシアのGLONASSシステム、日本上の準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)、インド上のインドのリージョナルナビゲーショナル衛星システム(IRNSS:Indian Regional Navigational Satellite System)、中国上のバイドゥーシステム(Beidou system)および/または、任意の他の適切なシステムであり得る。さらに、衛星測位システム580は、位置決定のための信号を伝送する多数の衛星582を含み得る。
[0065] 態様において、ワイヤレスデバイス510は、固定され、または移動できるものであり得、また、ユーザ装置(UE)、モバイル局、モバイル装置、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などに付託され得る。ワイヤレスデバイス510は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA:personal digital assistance)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォーン、ワイヤレスローカルループ(WLL:wireless local loop)局、などであり得る。さらに、ワイヤレスデバイス510は、セルラーシステム520および/または530、WLANシステム540および/または550、WPANシステム560を伴うデバイス、および/または任意の他の適切なシステムおよび/またはデバイスとの二方向通信に携わり得る。ワイヤレスデバイス510は、ブロードキャストシステム570および/または衛星測位システム580からの信号を付加的に、または選択的に受信し得る。一般に、前記ワイヤレスデバイス510が、任意に与えられた瞬間にも、任意の数のシステムとも通信し得ることが、理解され得る。また、ワイヤレスデバイス510は、同時に機能する、その構成となる無線デバイスの様々なデバイス間の共存の問題を経験し得る。それ故に、デバイス510は、さらに下記に説明された共存の問題を検索および和らげる機能的なモジュールを有する共存管理装置(CxM:coexistence manager)(図示せず)を含んでいる。
[0066] 次の図6についてみると、複数の無線ワイヤレスデバイス600のための設計例を説明するブロック図が提供されており、図5の無線機510の実現に使われ得る。図6が説明するように、ワイヤレスデバイス600は、N個の無線機620aから620nを含み得、それらはそれぞれN個のアンテナ610aから610nに組み合わされ得、ここでNは、任意の整数値であり得る。しかしながら、それぞれの無線機620は、任意の数のアンテナ610とも組み合わされ得、複数の無線機620もまた、与えられたアンテナ610を共有できることが、理解されるべきである。
[0067] 一般に、無線機620は、電磁的スペクトラムにてエネルギーを発散または放射する、電磁的スペクトラムにてエネルギーを受信する、または、伝導手段を介して伝搬するエネルギーを発生するユニットであり得る。例として、無線機620は、システムまたはデバイスへ信号を送信するユニット、または、システムまたはデバイスからの信号を受信するユニットであり得る。それ故に、無線機620が、ワイヤレス通信をサポートするために利用され得ることが、理解され得る。他の例では、無線機620は、また、ノイズを放射するユニット(例えばコンピュータにおけるスクリーン、回路基板など)であり得、それは他の無線機の性能に影響を与え得る。それ故に、無線機620が、また、ワイヤレス通信をサポートすることなく干渉しノイズを放射するユニットであり得ることが、さらに理解され得る。
[0068] 一態様では、それぞれの無線機620が、一またはより多くのシステムとともに通信をサポートし得る。複数の無線機620は、付加的にまたは選択的に、例えば異なった周波数バンドにて送信または受信するための与えられたシステムに使用され得る。(例えばセルラーおよびPCSバンド)。
[0069] 他の態様では、デジタルプロセッサ630は、無線機620aから620nに組み合され得、無線機620を経由して送信され、または受信されたデータのための処理のような様々な機能を実行し得る。それぞれの無線機620のための前記処理は、その無線機によってサポートされた無線技術によって左右され得、送信機のために暗号化、コード化、変調などを、受信機のために復調、デコード化、暗号解読化などを、または同様を含み得る。
一つの例においては、デジタルプロセッサ630は、ここでおおまかに説明されたように、ワイヤレスデバイス600の性能を改善するために、無線機620の動作を制御する共存管理装置(CxM:coexistence manager)640を含み得る。共存管理装置640は、データベース644へのアクセスを持ち得、それは、無線機620の動作を制御するために使用される情報を保存し得る。さらに下記に説明されたように、共存管理装置640は、無線間のインターフェースを減少させる種々の技術に適合され得る。
一つの例において、共存管理装置640は、LTEが非アクティブの期間に通信することをISM無線に許すDRXサイクルまたはギャプパターンの測定を要求する。
[0070] 簡単のために、デジタルプロセッサ630は、単一のプロセッサとして、図6に示される。しかしながら、デジタルプロセッサ630が、任意の数のプロセッサ、コントローラ、メモリなどを含み得ることは、理解されるべきである。一つの例において、コントローラ/プロセッサ650は、ワイヤレスデバイス600内の種々のユニットの動作を命令し得る。
付加的にまたは選択的に、メモリ652は、ワイヤレスデバイス600のために、プログラムコードおよびデータを保存し得る。前記デジタルプロセッサ630、コントローラ/プロセッサ650およびメモリ652は、一またはそれ以上の集積回路(IC:integrated circuits)、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuits)などに実装され得る。詳述する方法、限定されない例によれば、デジタルプロセッサ630は、モバイルステーションモデム(MSM:Mobile Station Modem)ASICに実装され得る。
[0071] 一態様において、共存管理装置640は、各無線機620間の衝突に関連した干渉および/または他の性能劣化を避けるため、ワイヤレスデバイス600により利用される各無線機620の動作を管理し得る。共存管理装置640は、図10に説明されたように、一またはそれ以上のプロセスを機能し得る。
さらなる例示によれば、図7における図700は、所定の決定期間における、7つの無線機の例の間でのそれぞれの潜在的な衝突を表している。図700に示された例において、7つの無線機は、WLAN送信機(Tw)、LTE送信機(Tl)、FM送信機(Tf)、GSM/WCDMA(登録商標)送信機(Tc/Tw)、LTE受信機(Rl)、ブルートゥース受信機(Rb)、およびGPS受信機(Rg)を含む。4つの送信機は、図700の左側の4つのノードにより表されている。4つの受信機は、図700の右側の3つのノードにより表されている。
[0072] 送信機と受信機間の潜在的な衝突は、送信機のためのノードおよび受信機のためのノードに接続された枝により図700において表記されている。それ故に、図700において示された例において、衝突は、
(1) WLAN送信機(Tw)とブルートゥース受信機(Rb)の間;
(2) LTE送信機(Tl)とブルートゥース受信機(Rb)の間;
(3) WLAN送信機(Tw)とLTE受信機(Rl)の間;
(4) FM送信機(Tf)とGPS受信機(Rg)の間;
(5) WLAN送信機(Tw)、GSM/WCDMA送信機(Tc/Tw)およびGPS受信機(Rg)の間
で存在し得る。
[0073] 一態様において、共存管理装置(coexistence manager)640の例は、図8におけるダイヤグラム800により示されたような手順における時間において動作し得る。ダイヤグラム800が説明するように、共存管理装置の動作のための時系列は、決定ユニット(DU;Decision Units)、それは、通知(notifications)が処理されるような、任意の適切な一定形または非定形の長さ(例えば100マイクロ秒)であり得るが、および、コマンドが様々な無線機620に与えられる、および/または、評価フェーズ(evaluation phase)においてとられた動作に基づき、他の動作が実行される応答フェーズ(response phase )(例えば20マイクロ秒)に分割され得る。
一例において、ダイヤグラム800に示される時系列は、例えば、所定のDUにおける通知フェーズ(notification phase)の終端にすぐに続く所定の無線機からの通知が確立しているような場合における応答のタイミングのような、時系列のワーストケースの動作により定義された待ち時間パラメータを有し得る。
[0074] 図9に示されるように、バンド7(周波数分割デュープレクス化(FDD)アップリンクのための)、バンド40(時間分割デュープレクス化(TDD:time division duplex)通信)、およびバンド38(TDDダウンリンクのための)におけるロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)は、ブルートゥース(BT:Bluetooth)(登録商標)およびワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless local area network)技術により使用される2.4GHz産業・科学・医療(ISM:Industrial Scientific and Medical)バンドに隣接している。
これらのバンドのために計画された周波数は、隣接する周波数において干渉を避けるために、従来のフィルタリングソリューションを許している、限られた、または保護されないバンドがあるようなものである。例えば、ISMとバンド7の間に20MHzガードバンドが存在するが、ISMとバンド40の間にはガードバンドが存在しない。
[0075] 適切な規格に準拠するため、特定のバンド上で動作する通信デバイスは、全体の指定の周波数レンジ上で動作可能となる。例えば、LTE準拠とするために、モバイル局/ユーザ装置は、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)」により定義されたように、バンド40(2300−2400MHz)およびバンド7(2500−2570MHz)の両方のバンドの全体にわたり通信可能とすべきである。
十分なガードバンドなしで、デバイスは、バンド干渉に起因する他のバンドへと重なりあうフィルターを採用する。バンド40のフィルターは、バンド全体をカバーするため100MHz幅であるので、それらのフィルターからのロールオーバーは、干渉に起因するISMバンドへと交差する。同様に、ISMバンド全体(例えば2401からおおよそ2480MHz)を使うISMデバイスは、隣接するバンド40およびバンド7へとロールオーバーするフィルターを採用するとともに、干渉を引き起こし得る。
[0076] デバイス内の共存の問題は、例えばLTEおよびISMバンド(例えばブルートゥース/WLAN用)のようなリソース間のUEに関し存在し得る。現在のLTEの実施において、LTEへのどのような干渉問題も、UEおよび/または、eノードBが、内部周波数または、例えば、干渉問題なしにてLTEをチャネルまたはRATに移動するための内部RATのハンドオフ決定を作るために、使用し得るダウンリンクエラーレートにより報告されたダウンリンクの測定(例えば参照信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)測定基準など)において反映される。
しかしながら、仮に、例えば、LTEアップリンクが、ブルートゥース(Bluetooth)/WLANへの干渉の原因となるが、LTEダウンリンクは、ブルートゥース(Bluetooth)/WLANからのいかなる干渉を見ない場合、これらの存在する技術が、稼働しないことが理解され得る。より具体的には、UEが、アップリンクにおいて他のチャネルへそれ自身を自発的に移動したとしても、前記eノードBは、いくつかのケースでは、負荷バランス目的のために問題のあるチャネルに戻ってUEとハンドオーバーし得る。どのような場合も、存在する技術が、もっとも効率的な経路における問題のあるチャネルのバンド幅の使用を促進しないことが理解され得る。
[0077] 図10を参照し、複数無線共存管理のためのワイヤレス通信環境内でサポートを提供するためのシステム1000のブロック図が記載されている。一態様において、前記システム1000は、一またはそれ以上のUE1010および/またはeノードB1040を含み得、それは、相互、および/または、システム1000内における、任意のエンティティとのアップリンクおよび/または、ダウンリンク通信、および/または、任意の他の適切な通信において関与し得る。
一つの例において、UE1010および/またはeノードB1040は、周波数チャネルおよびサブバンド、それらの幾つかは、他の無線リソース(例えば、LTEモデムのようなブロードバンド無線)と潜在的に衝突し得るが、を含み、数々のリソースを使用し通信の動作可能となり得る。このようにして、ここに大まかに記載されたように、UE1010は、UE1010に活用される複数無線間の共存を管理するための様々な技術を活用し得る。
[0078] 少なくとも、上記の短所を和らげるため、UE1010は、UE1010内の複数無線共存のためのサポートを促進するシステム1000により説明され、およびここに記載されたそれぞれの特徴を活用し得る。例えば、測定モジュール1012およびデュープレクス化モジュール1014は、提供され得る。測定モジュールは、少なくとも、一つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定する。デュープレクス化モジュールは、測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)閾値に関連した閾値を超えたときに、第一のRATの送信を第二のRATの送信と(時間領域または周波数領域デュープレクス化のどちらかを使用し)デュープレクス化する。
[0079] デバイスの複数無線が使用中であるとき、および各無線が十分な高出力にて送信している場合、そのとき、組み合わされた無線は、SAR限界を違反し得る。同時使用事例は、無線アクセス技術(RAT)に基づくセルラー(例えばLTE、GSMまたはTD−SCDMA)、および無線アクセス技術に基づくWLAN(例えばWiFi)が、同時にアクティブとなった時を含む。同時使用は、モバイルデバイスにSAR限界を超えることを引き起こし得る。具体的には、一つの例は、ソフトAP(softAP:soft access point)ケースのためのものであり、ここでセルラー無線は、バックホール(backhaul)リンクとして使われ、WiFiは、他の局へ供給するアクセスリンクとして使われる。本開示の一態様は、WiFiおよびLTE信号の両方を送信しているUEが、動作中にSARの制約に適合するための電力管理に直結している。
[0080] 図11は、時分割LTE(TD−LTE)およびWLAN(例えばWiFi)送信を有するワイヤレスシステムに適用された電力管理の一例を説明している。TD−LTEのために、各LTE無線フレームは、一定のアップリンク期間(例えば2ミリ秒(ms))に続けられた一定のダウンリンク期間(例えば3ミリ秒(ms))により構成されている。本開示の一態様において、WLANのトランザクションは、LTEのダウンリンク部分(例えばWiFiがアクティブ)においてのみ発生する。LTEのアップリンク部分の間、WLANは送信していない(例えばWiFiが非アクティブ)。他の無線機が、送信していない時間の間の一つの無線機の送信の構造化により、モバイルデバイスにより送信される全体のエネルギーは、減少される。
この確定的な時分割デュープレクス化は、WLANとLTE無線に個々に、フルパワーを用い、送信することを可能にし、および、モバイルデバイスに全体のSARの必要条件に応じることをさらに可能にする。一態様において、電力管理は、UEが、LTEにおいて送信するように構成されていないときの時間の期間に加え、第二の無線アクセス技術が送信状態にないとき(現在使用されていない送信時間の期間のような)に、第一の無線アクセス技術が送信するような日和見的である。
[0081] 数々の技術が、LTEのダウンリンク送信時間の期間の間のみWiFiが、アクティブに送信することを確保するため適用され得る。一つの技術において、UEが、WiFi局(STA)として動作しているとき、そのUE WiFi送信機は、パワーセーブモードを投入する。一度、局がパワーセーブモードに入ると、それは、LTEのダウンリンク時間の期間の間、アクセスポイントからパケットを受信することによって起き得る。
一態様において、局は、構成されたLTEの時系列を知り、WiFi無線のみが、パワーセーブ(PS)−POLLメッセージを使って、LTEのダウンリンク期間の間にダウンリンクパケットを回収する。(PS)−POLLメッセージは、LTEのアップリンク送信の前にダウンリンクパケットを受信し、ACKを送信するのに十分な時間があることを確保するため、LTEのアップリンク送信のスタートに先行したガードタイムを送信され得る。PS−POLLがこの経路を伝達するタイミングで、LTEのダウンリンク期間の間に、WiFi送信機は、アップリンクパケットのみ送信する。
[0082] 別の技術において、UEが、アクセスポイント(softAP)として動作しているとき、(クリアツーセンド:clear to send)CTS−to−Selfメッセージが、WiFiのアップリンク送信がLTEのダウンリンク時間の期間の間に発生することを確保するために使用される。具体的には、LTEのアップリンク期間が始まる前に、WiFi送信機が、CTS−to−Selfメッセージを送出し、リモート局に、LTEのアップリンク時間の期間の間に、UEに対し送信しないよう指示する。CTS−to−Selfメッセージは、メッセージが送信される前に、競合のための十分な時間があることを確保するため、LTEのアップリンク送信のスタートに先行したガードタイムを準備され得る。CTS−Selfメッセージのタイミングは、LTEのアップリンク時間の期間の間に、アクノレッジメントが、送信されないことを確保する。
[0083] UEが、ピアツーピア(P2P:peer-to-peer)グループオーナーまたはクライアント(例えばWiFiDirectオペレーションに従って)として機能しているとき、ノティスオブアブセンス(NOA:Notice of Absence)メッセージは、WiFiのトラフィックを制御するために使用され得る。ノティスオブアブセンスメッセージは、P2Pグループオーナーが利用できない間の欠如期間について、P2Pクライアントへ通知するため、P2PクライアントへP2Pグループオーナーにより、送出される。P2Pグループオーナーは、P2Pグループオーナーおよびクライアントのみが、LTEのダウンリンク部分(すなわちLTEのアップリンク部分の間には、WLANトラフィックが発生しない)の間に、起きるように、P2Pクライアントにその周期的なスリープ/アウェイクサイクルを示すためのNOAメッセージを使用し得る。加えて、NOAメッセージは、ビーコンごとに送出され得る。具体的には、一つの構成において、NOAメッセージは、アップリンク送信に先行したガードタイム、およびを欠如の期間を含むメッセージを送出される。
[0084] 一態様において、WiFiのアップリンク送信は、常にLTEのダウンリンク期間に抑制されるわけではない。具体的には、デュープレクス化は、LTE送信(TX)電力が、LTEアップリンク時間期間においてWiFi無線機が送信した場合に、WiFi送信電力がSAR限界を超過するほど十分高いときのみ発生する。さらなる態様において、WiFi送信電力を減少することが、LTEのダウンリンク期間のみへのWiFi送信を抑制することよりスループット(throughput)のロスに通じ得る場合、WiFiは、LTEのダウンリンク時間期間に抑制される。前述の論議は、時分割デュープレクス化(TDD)に関して、第一ではあるが、本開示は、周波数分割デュープレクス化(FDD)にも適用できる。FDDでは、WiFi送信機は、LTE送信機が、そのサブフレームを使用していないとき、アップリンクパケットを送信することを許可される。
[0085] 図12は、電力管理の方法を説明している。ブロック1201において、UEは、少なくとも、一つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定する。ブロック1202において、UEは、測定された送信電力が、SAR閾値に関連する閾値を超えたときに、第一のRATの送信を第二のRATの送信と、デュープレクス化する。
[0086] 図13は、電力管理システム1314を採用している装置1300にためのハードウェア実装の例を説明している図である。電力管理システム1314は、バス構造(bus architecture)とともに実装され得、それは、一般的にはバス1324によってあらわされる。バス1324は、電力管理システム1314の特定の用途と全体的な設計の制約によって決まる、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1324は、一またはそれ以上のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路と相互にリンクしており、それらは、プロセッサ1326、測定モジュール1302、デュープレクス化モジュール1304およびコンピュータ可読媒体1328によりあらわされる。バス1324は、また、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路のようなさまざまな他の回路にリンクし得るが、これらは、当該技術でよく知られており、それゆえこれ以上、説明されない。
[0087] 装置は、トランシーバ1322と組み合わされた電力管理システム1314を含む。トランシーバ1322は、1またはそれ以上のアンテナ1320と組み合わされる。トランシーバ1322は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。電力管理システム1314は、コンピュータ可読媒体1328に組み合わされたプロセッサ1326を含んでいる。プロセッサ1326は、コンピュータ可読媒体1328に保存されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理のための能力を有する。ソフトウェアは、プロセッサ1326により実行されたとき、電力管理システム1314に、任意の特定の装置のために上記に説明された様々な機能を実行するようにする。コンピュータ可読媒体1328は、また、ソフトウェアを実行するときに、プロセッサ1326により操作されるデータを記憶するために使用され得る。
電力管理システム1314は、さらに送信電力を測定するための測定モジュール1302および、第一のRATの送信を第二のRATの送信とデュープレクス化するためのデュープレクス化モジュール1304を含む。測定モジュール1302デュープレクス化モジュール1306は、プロセッサ1326内で走るソフトウェアモジュールであり得、コンピュータ可読媒体1328に内在する/記憶された、プロセッサ1326に組み合わされた一またはそれ以上のハードウェアモジュール、または、それらに関するいくつかの組み合わせであり得る。電力管理システム1314は、UE250の構成要素であり得、メモリ272および/またはプロセッサ270を含み得る。
[0088] 一つの構成において、ワイヤレス通信のための装置1300は、測定のための手段を含む。当該手段は、測定手段により列挙された機能を実行するように構成された装置1300の測定モジュール1302、および/または、電力管理システム1314であり得る。一態様において、測定のための前述された手段は、前述された手段により列挙された機能を実行するように構成されたプロセッサ270、メモリ272、共存管理装置640、および/または、測定モジュール1012であり得る。
[0089] 一つの態様において、ワイヤレス通信のための装置1300は、デュープレクス化のための手段を含む。当該手段は、デュープレクス化手段により列挙された機能を実行するように構成された装置1300のデュープレクス化モジュール1304、および/または、電力管理システム1314であり得る。一態様において、デュープレクス化のための前述された手段は、前述された手段により列挙された機能を実行するように構成されたプロセッサ270、メモリ272、共存管理装置640、および/または、デュープレクス化モジュール1014であり得る。別の態様において、前述された手段は、前述された手段により列挙された機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは任意の装置であり得る。
[0090] 上記の例は、LTEシステムにおいて実装された態様を説明している。しかしながら、開示の範囲は、これに限定されない。数々の態様は、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステムおよびOFDMAシステムを含むが、これに限定されない任意の種類の通信プロトコルを採用しているもののような他の通信システムとの用途に適応され得る。
[0091] 開示されたプロセスにおける、ステップの特定の順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計の選択に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内にとどまりながら再構成され得ることが理解される。添付の方法の主張は、サンプルの順序において、様々なステップの要素を提示し、また、提示された特定の順序または階層に限定されることは意図されない。
[0092] 当業者であれば、情報および信号は、任意の様々な異なる技術および技法を用いて表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明を通して参照され得るデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光学界または光学粒子、あるいはそれら任意の組み合わせによって表わされ得る。
[0093] 当業者は、ここに開示された態様に関連して説明された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両方の組み合わせとして実装され得ることを、さらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してこれらの機能の観点から、上記に説明されてきた。このような機能性が、ハードウェア、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課せられる設計制約および特定のアプリケーションに依存する。熟練した技術者は、各々の特定のアプリケーションのために、変化を持たせた方法で説明された機能性を実装し得るが、しかし、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。
[0094] ここに開示された態様と関係して説明される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用目的のプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuits)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは、ここに説明された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせとともに実装または実行され得る。汎用目的のプロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、別の方法では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、もしくはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1またはそれ以上のマイクロプロセッサ、もしくは任意の他のそのような構成の組み合わせといったコンピューティングデバイスの組み合わせとしても実装され得る。
[0095] ここで開示された態様に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法のステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または2つの組み合わせにおいて、具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または技術的に知られている記憶媒体の他の何らかの形態に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに組み合わされている。別の方法では、記憶媒体は、プロセッサに集約され得る。前記プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。別の方法では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリート部品として存在し得る。
[0096] 任意の当業者が、本開示を作りまたは使用することを可能にするために、開示された態様の前記の記述は、提供される。これらの態様に対する様々な変更は、当業者に容易に明白であり、ここにおいて定義された一般的な原理は、本開示の範囲または精神を逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、ここに示された態様に限定されるようには意図されず、ここに開示された新規な特徴および原理と一致する最も広い範囲と考えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定することと、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化することと、を備えるワイヤレス通信のための方法。
[2] 前記測定することは、前記第1のRATからの第1の送信電力を測定することと、前記第2のRATからの第2の送信電力を測定することと、を備え、デュープレクス化することは、さらに、前記測定された送信電力の合計が、前記固有吸収率(SAR)の閾値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化すること、を備える[1]記載の方法。
[3] デュープレクス化することは、時分割デュープレクス化することである[1]記載の方法。
[4] 前記第1のRATは、時分割デュープレクス化(TDD)RATであり、前記第2のRATによる送信は、前記第1のRATの受信時間に制限されている[3]記載の方法。
[5] デュープレクス化することは、日和見的である[1]記載の方法。
[6] デュープレクス化することは、決定論的である[1]記載の方法。
[7] 前記デュープレクス化することは、少なくともRATからの送信電力を減少させることが、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化するより低いスループットになるときのみに発生する[1]記載の方法。
[8] メモリと、前記メモリに組み合わされた少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定するように、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するように構成されているワイヤレス通信のための装置。
[9] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のRATからの第1の送信電力を測定することによって、および、前記第2のRATからの第2の送信電力を測定することによって、測定するように構成されており前記少なくとも1つのプロセッサは、前記測定された送信電力の合計が、前記固有吸収率(SAR)の閾値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化することによってデュープレクス化するように構成されている[8]記載の装置。
[10] 前記少なくとも1つのプロセッサは、時分割デュープレクス化によりデュープレクス化するよう構成されている[8]記載の装置。
[11] 前記第1のRATは、時分割デュープレクス化(TDD)RATであり、前記第2のRATによる送信は、前記第1のRATの受信時間に制限されている[10]記載の装置。
[12] 前記少なくとも1つのプロセッサは、日和見的なデュープレクス化に構成されている[8]記載の装置。
[13] 前記少なくとも1つのプロセッサは、決定論的なデュープレクス化に構成されている[8]記載の装置。
[14] 前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくともRATからの前記送信電力を減少させることが、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化するより低いスループットになるときのみに、デュープレクス化するように構成されている[8]記載の装置。
[15] 記録された非一時的なプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードは、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定するためのプログラムコードと、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するためのプログラムコードと、を有するワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
[16] 測定するための前記プログラムコードは、少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定するように構成され、デュープレクス化するための前記プログラムコードは、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化するように構成されている、[15]記載のコンピュータプログラム製品。
[17] デュープレクス化するための前記プログラムコードは、少なくともRATからの送信電力を減少させることが、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化するより低いスループットになるときのみにデュープレクス化するように構成されている[15]記載のコンピュータプログラム製品。
[18] 少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定するための手段と、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するための手段と、を有するワイヤレス通信のための装置。
[19] 前記デュープレクス化するための手段は、日和見的または決定論的である
[18]記載の装置。
[20] 前記デュープレクス化するための手段は、少なくともRATからの前記送信電力を減少させることが、前記第1のRATの前記送信を、前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化するより低いスループットになるときのみにデュープレクス化するように構成されている[18]記載の装置。

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定することと、
    前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、および、少なくとも1つのRATからの前記送信電力を減少させることが第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するより低いスループットになるとき、前記第2のRATが送信していないときに前記第1のRATが送信するように、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化することと、を備える、ユーザ装置におけるワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記測定することは、
    前記第1のRATからの第1の送信電力を測定することと、
    前記第2のRATからの第2の送信電力を測定することと、
    を備え、
    デュープレクス化することは、さらに、前記測定された送信電力の合計が、前記固有吸収率(SAR)の閾値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化すること、を備える請求項1記載の方法。
  3. デュープレクス化することは、時分割デュープレクス化することである
    請求項1記載の方法。
  4. 前記第1のRATは、時分割デュープレクス化(TDD)RATであり、
    前記第2のRATによる送信は、前記第1のRATの受信時間に制限されている請求項3記載の方法。
  5. デュープレクス化することは、日和見的である
    請求項1記載の方法。
  6. デュープレクス化することは、決定論的である
    請求項1記載の方法。
  7. プログラムを記憶しているメモリと、
    前記メモリに組み合わされた少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムの実行時に下記のこと、即ち、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定することと、
    前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、および、少なくとも1つのRATからの前記送信電力を減少させることが第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するより低いスループットになるとき、前記第2のRATが送信していないときに前記第1のRATが送信するように、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化することと、
    を実行するように構成されているワイヤレス通信のための装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第1のRATからの第1の送信電力を測定することによって、
    および、前記第2のRATからの第2の送信電力を測定することによって、
    測定するように構成されており
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記測定された送信電力の合計が、前記固有吸収率(SAR)の閾値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化することによってデュープレクス化するように構成されている
    請求項7記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    時分割デュープレクス化によりデュープレクス化するよう構成されている
    請求項7記載の装置。
  10. 前記第1のRATは、時分割デュープレクス化(TDD)RATであり、
    前記第2のRATによる送信は、前記第1のRATの受信時間に制限されている請求項9記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    日和見的なデュープレクス化に構成されている
    請求項7記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    決定論的なデュープレクス化に構成されている
    請求項7記載の装置。
  13. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは
    プロセッサによって実行されるときに下記のこと、即ち、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定することと、
    前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、および、少なくとも1つのRATからの前記送信電力を減少させることが第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するより低いスループットになるとき、前記第2のRATが送信していないときに前記第1のRATが送信するように、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化することと、
    を実行するプログラムコードを備えるコンピュータプログラム。
  14. 前記測定することは、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定することを備え、
    前記デュープレクス化することは、前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、前記第1のRATの送信を前記第2のRATの送信とデュープレクス化することをさらに備える、
    請求項13記載のコンピュータプログラム。
  15. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、
    少なくとも1つの無線アクセス技術(RAT)からの送信電力を測定するための手段と、
    前記測定された送信電力が、固有吸収率(SAR)の閾値に関連付けられた値を超えたとき、および、少なくとも1つのRATからの前記送信電力を減少させることが第1のRATの送信を第2のRATの送信とデュープレクス化するより低いスループットになるとき、前記第2のRATが送信していないときに前記第1のRATが送信するように、前記第1のRATの前記送信を前記第2のRATの前記送信とデュープレクス化するための手段と、を有するワイヤレス通信のための装置。
  16. 前記デュープレクス化するための手段は、
    日和見的または決定論的である
    請求項15記載の装置。
JP2014547388A 2011-12-15 2012-12-12 複数無線の共存 Expired - Fee Related JP5837226B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161576296P 2011-12-15 2011-12-15
US61/576,296 2011-12-15
US13/625,373 US8897181B2 (en) 2011-12-15 2012-09-24 Multi-radio coexistence
US13/625,373 2012-09-24
PCT/US2012/069288 WO2013090453A1 (en) 2011-12-15 2012-12-12 Multi-radio coexistence

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015502122A JP2015502122A (ja) 2015-01-19
JP2015502122A5 JP2015502122A5 (ja) 2015-03-12
JP5837226B2 true JP5837226B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=48610036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014547388A Expired - Fee Related JP5837226B2 (ja) 2011-12-15 2012-12-12 複数無線の共存

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8897181B2 (ja)
EP (1) EP2792204B1 (ja)
JP (1) JP5837226B2 (ja)
KR (1) KR101549591B1 (ja)
CN (1) CN103999535B (ja)
IN (1) IN2014CN03745A (ja)
WO (1) WO2013090453A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9161233B2 (en) 2010-03-30 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to facilitate support for multi-radio coexistence
US8848607B2 (en) * 2010-03-30 2014-09-30 Qualcomm Incorporated Method and apparatus to facilitate support for multi-radio coexistence
US8689123B2 (en) 2010-12-23 2014-04-01 Microsoft Corporation Application reporting in an application-selectable user interface
US8897181B2 (en) * 2011-12-15 2014-11-25 Qualcomm Incorporated Multi-radio coexistence
JP2013143575A (ja) * 2012-01-06 2013-07-22 Fujitsu Mobile Communications Ltd 無線通信端末装置及び無線通信端末装置制御方法
US9282449B2 (en) 2012-03-01 2016-03-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Peer-to-peer discovery
US9219563B2 (en) * 2012-09-24 2015-12-22 Blackberry Limited Method and system for addressing interference between co-existing radios of differing radio access technologies
US9066300B2 (en) * 2012-12-07 2015-06-23 At&T Mobility Ii Llc Dynamic power class re-registration of mobile devices
TWI526089B (zh) * 2013-02-01 2016-03-11 蘋果公司 用於同級間通信的方法、裝置與無線器件
US9307505B2 (en) * 2013-03-12 2016-04-05 Blackberry Limited System and method for adjusting a power transmission level for a communication device
US9319926B2 (en) * 2014-01-28 2016-04-19 Blackberry Limited Joint WLAN power and rate control to mitigate co-located LTE TDD interference
US9549080B2 (en) * 2014-02-05 2017-01-17 Apple Inc. Wi-Fi signaling by cellular devices for coexistence in unlicensed frequency bands
US10075925B2 (en) * 2015-07-08 2018-09-11 Blackberry Limited Controlling transmission of a wireless device associated with multiple access points
US11831584B2 (en) * 2015-12-15 2023-11-28 Qualcomm Incorporated Techniques for indicating a dynamic subframe type
KR102577176B1 (ko) * 2016-10-21 2023-09-12 삼성전자주식회사 송신 전력을 제어하기 위한 전자장치 및 방법
US10348346B2 (en) * 2017-06-15 2019-07-09 Dell Products, Lp System and method for operating a unified antenna front end module
US10136395B1 (en) 2017-07-16 2018-11-20 Dell Products, Lp System and method for co-located SAR control in an information handling system
CN111699725A (zh) * 2018-02-14 2020-09-22 惠普发展公司,有限责任合伙企业 天线的发射功率调节
CN110351054B (zh) * 2018-04-04 2021-01-22 ***通信有限公司研究院 信息传输方法、装置、网络设备及终端
US10756860B2 (en) 2018-11-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Distributed multiple-input multiple-output downlink configuration
US10812216B2 (en) 2018-11-05 2020-10-20 XCOM Labs, Inc. Cooperative multiple-input multiple-output downlink scheduling
US10432272B1 (en) 2018-11-05 2019-10-01 XCOM Labs, Inc. Variable multiple-input multiple-output downlink user equipment
US10659112B1 (en) 2018-11-05 2020-05-19 XCOM Labs, Inc. User equipment assisted multiple-input multiple-output downlink configuration
CN113169764A (zh) 2018-11-27 2021-07-23 艾斯康实验室公司 非相干协作式多输入多输出通信
DE102019124713A1 (de) 2018-11-27 2020-05-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Vorrichtungen und Verfahren zur Steuerung einer Exposition gegenüber drahtloser Kommunikation
US11063645B2 (en) 2018-12-18 2021-07-13 XCOM Labs, Inc. Methods of wirelessly communicating with a group of devices
US10756795B2 (en) 2018-12-18 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment with cellular link and peer-to-peer link
US11330649B2 (en) 2019-01-25 2022-05-10 XCOM Labs, Inc. Methods and systems of multi-link peer-to-peer communications
US10756767B1 (en) 2019-02-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment for wirelessly communicating cellular signal with another user equipment
US10756782B1 (en) 2019-04-26 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Uplink active set management for multiple-input multiple-output communications
US11032841B2 (en) 2019-04-26 2021-06-08 XCOM Labs, Inc. Downlink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10735057B1 (en) 2019-04-29 2020-08-04 XCOM Labs, Inc. Uplink user equipment selection
US10686502B1 (en) 2019-04-29 2020-06-16 XCOM Labs, Inc. Downlink user equipment selection
US11411778B2 (en) 2019-07-12 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Time-division duplex multiple input multiple output calibration
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
KR20230015932A (ko) 2020-05-26 2023-01-31 엑스콤 랩스 인코퍼레이티드 간섭-인식 빔포밍
CN111641423A (zh) * 2020-06-09 2020-09-08 展讯通信(上海)有限公司 射频干扰的处理方法、电子设备以及存储介质
CN116325684A (zh) 2020-10-19 2023-06-23 艾斯康实验室公司 用于无线通信***的参考信号
WO2022093988A1 (en) 2020-10-30 2022-05-05 XCOM Labs, Inc. Clustering and/or rate selection in multiple-input multiple-output communication systems

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10225130B2 (en) * 2005-10-07 2019-03-05 Nokia Technologies Oy Method and apparatus for classifing IP flows for efficient quality of service realization
US20070111681A1 (en) 2005-11-14 2007-05-17 Alberth William P Jr Transmit power allocation in wireless communication devices
US8744519B2 (en) * 2006-12-14 2014-06-03 Motorola Mobility Llc Multimodal phone data session management enhancement that alleviates dual transmission problems
US7925297B2 (en) 2007-03-13 2011-04-12 Intel Corporation TXOP duration adaptation for dual radio devices
US20090047998A1 (en) 2007-08-16 2009-02-19 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling power transmission levels for a mobile station having transmit diversity
US8121144B2 (en) * 2007-11-20 2012-02-21 Altair Semiconductor Ltd. Multi-function wireless terminal
JP2010119028A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Panasonic Corp 無線機器
US8731595B2 (en) 2009-05-14 2014-05-20 Qualcomm Incorporated Transmission power management for a moblie device supporting simultaneous transmission on multiple air interfaces
JP5376664B2 (ja) 2009-12-24 2013-12-25 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯端末、携帯端末の制御方法並びにプログラム
CN102149222B (zh) * 2010-02-09 2015-02-04 上海摩波彼克半导体有限公司 无线通信终端中的实现跨代结合的移动通信装置及其方法
RU2520261C1 (ru) 2010-03-24 2014-06-20 Телефонактиеболагет Л М Эрикссон (Пабл) Способ управления мощностью передачи восходящей линии связи и устройство для его осуществления
EP2375571B1 (en) 2010-04-02 2016-11-16 Lg Electronics Inc. User equipment apparatus for simultaneously transmitting signals via a plurality of wireless communication chips to which different wireless communication schemes are applied and method for controlling transmission power thereof
CN103201959B (zh) * 2010-11-16 2016-02-24 瑞典爱立信有限公司 为最小化rf暴露的动态sar发射控制
US8711740B2 (en) * 2011-06-23 2014-04-29 Qualcomm Incorporated Multi-radio coexistence
US8995938B2 (en) * 2011-11-14 2015-03-31 Blackberry Limited Radiation power level control system and method for a wireless communication device having tunable elements
US8897181B2 (en) * 2011-12-15 2014-11-25 Qualcomm Incorporated Multi-radio coexistence

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015502122A (ja) 2015-01-19
IN2014CN03745A (ja) 2015-09-25
KR20140107432A (ko) 2014-09-04
US8897181B2 (en) 2014-11-25
KR101549591B1 (ko) 2015-09-03
WO2013090453A1 (en) 2013-06-20
US20130155884A1 (en) 2013-06-20
EP2792204A1 (en) 2014-10-22
CN103999535B (zh) 2017-11-07
CN103999535A (zh) 2014-08-20
EP2792204B1 (en) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5837226B2 (ja) 複数無線の共存
US8867501B2 (en) Multi-radio coexistence
KR102156454B1 (ko) 멀티-라디오 공존을 위한 자율 거부 구성
US9374829B2 (en) Multi-radio coexistence system to select ISM communications frequency bands to avoid cellular communications interference
US8711740B2 (en) Multi-radio coexistence
WO2012018947A1 (en) Method and apparatus to facilitate support for multi-radio coexistence
KR20130137234A (ko) 다중―라디오 공존
KR20130016320A (ko) 다중―라디오 공존을 위한 방법 및 장치
US20130003671A1 (en) Multi-radio coexistence
WO2014031344A1 (en) Time-frequency scheduling to improve multi-radio coexistence
WO2014031682A1 (en) Coexistence management using a-priori time domain information
JP2018050315A (ja) マルチ無線機の共存

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150122

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150122

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5837226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees