JP5836814B2 - 画像形成装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置、及び画像形成装置の制御においては、リアルタイムOS上に更に別の組み込みシステム向けの実行環境(例えばJava(登録商標)等)を構築することを可能にしている。更には、画像形成装置の制御を行うことのできるアプリケーションを外部からダウンロードして搭載するアプリケーションプラットフォームが搭載されるようになった。
この場合、画像形成装置上で動作する実行環境では、PCの世界とは異なり、画像形成装置に搭載されるメモリ等のハード的な資源がPCと比べて少ないため、限られた資源の中で複数のアプリケーションが共存する必要がある。また画像形成装置でのユーザビリティを鑑みると、操作に対してのリアルタイム性を確保するために、一定の利用制限を課す必要がある。例えば、画像形成装置のUIを利用するアプリケーションについては、UIを利用可能なアプリケーション数に上限がある等の制限がある。より具体的には、特許文献1によれば、アプリケーションが利用可能なリソースに対してアプリケーションが利用要求するリソース量と、現在の使用量の合計が、予め決められた上限値に達したかどうかを判定し、アプリケーションの動作をコントロールしている。
一方、画像形成装置上で動作するアプリケーションでは、画像形成装置上の永続記憶領域を利用して、様々な機能を提供している。例えば、そのアプリケーションが動作するために必要な設定情報を永続記憶領域(HDDやFlashROM等の不揮発性の記憶領域)に保持したり、アプリケーションのログを残したりする機能である。また、このように保持した情報を、画像形成装置から取り出す手段としては、アプリケーションが独自にダウンロード及びアップロード機能を有し、設定情報を更新したり、ログ情報をダウンロードしたりする等の機能を提供している。
特開2009−283002号公報
しかしながら、上述したように資源に制限のある実行環境においてアプリケーションを動作させる場合には、以下のような問題が生じる場合がある。
まず、アプリケーションが利用要求した永続記憶領域サイズを超えて永続記憶領域を利用した場合、他のアプリケーションが利用可能な領域を圧迫することで、正常に動作できなくなる可能性がある。このような状態に陥った場合は、永続記憶領域サイズを超えたアプリケーションの動作を停止するしか手段がない。
また、アプリケーションをアンインストールすることで、適切でない動作をするアプリケーションを削除することは可能であるが、アプリケーションが保持する設定情報やログ情報も削除されてしまう。アプリケーションの適切でない動作を解消するためにアプリケーションをアンインストールすることは、ユーザの貴重な情報を削除することになり、避けなければならない。
一方、アプリケーションが保持する情報を画像形成装置からダウンロードするために、適切でない動作をしているアプリケーションの動作を一時的に再開する必要が出てくる。しかしながら、再度アプリケーションを開始してしまうと、そのアプリケーションが更に永続記憶領域に書き込みを行ってしまう可能性がある。そのため、更なる永続記憶領域の肥大化を招いてしまい、適切な状態でアプリケーションを再開する手段がないことが課題となる。
このように、利用を宣言した永続記憶領域サイズを超えてしまったアプリケーションは、停止若しくはアンインストールすることで回避は可能である。しかし、アプリケーションが保持するデータを取り出すためには、アプリを再開する必要があり、該当するアプリケーションを適切に開始する手段が必要となってくる。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、宣言値を超えて記憶領域を使用しているアプリケーションを適切に再開する手段を提供することを目的とする。
そこで、本発明の画像形成装置は、アプリケーションにより使用されている現在の記憶領域の使用量が、前記アプリケーションが宣言した前記記憶領域の宣言値を超えているか否かをアプリケーションごとに判定する判定手段と、前記判定手段により前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションを停止する停止手段と、前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記記憶領域への書き込みを禁止し、前記アプリケーションの動作を再開させる再開手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、宣言値を超えて記憶領域を使用しているアプリケーションを適切に再開する手段を提供することができる。
情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置上で動作可能なアプリケーション・ファイルの構造の一例を示す図である。 インストーラ・サービスが、アプリケーション・フレームワークを介して取得した、アプリケーション・リストの一例を示す図である。 インストーラ・サービスがアプリケーションを検出し、アプリケーションを停止する処理を示したフローチャートである。 S603の処理の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置上で動作可能なアプリケーションが、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止された後に、アプリケーションを再度開始するために利用するインストーラ・サービスの画面の一例を示す図である。 画像形成装置上で動作可能なアプリケーションが、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止された後に、再開するための処理を示したフローチャートである。 アプリケーションが使用する永続記憶領域の最大サイズを超えて永続記憶領域を使用した場合に、利用者に対してUIを利用して警告を行う処理を示したフローチャートである。 宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止されたアプリケーションの動作を再開する際の制御処理の一例を示すフローチャートである。 セーフモード処理を行うかどうかの設定画面の一例を示す図である。 セーフモードで起動する際にアプリケーションが、他のアプリケーションと同時に起動する必要がある設定をされていた場合のセーフモードでの制御処理の一例を示したフローチャートである。 アプリケーションAが起動する際に同時に起動する他のアプリケーションを設定する設定画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
LAN(Local Area Network)104には、画像形成装置101とPC102、103とが通信可能に接続されている。
図2は、画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU210を含む制御部209は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU210は、ROM211に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御等の各種制御処理を実行する。RAM212は、CPU210の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD208は、画像データや各種プログラムを記憶する。
制御部209は、機能部201と接続され、操作部202、スキャナ部203、プリンタ部204の動作を制御する。
操作部202には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等が備えられている。
スキャナ部203は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、制御部209に入力する。
プリンタ部204は、制御部209から入力された印刷すべき画像データを記録媒体上に印刷する。
インターフェース部206は、制御部209をLAN104に接続し、ネットワーク上のPC102や103から印刷用の画像データを受信する、或いは、スキャナ部203で読み取った画面データを送信することが可能である。
なお、PC102や103から受信した印刷画像は画像メモリ207に一時的に格納され、制御部209を介してプリンタ部204で印刷される。
制御部209が、プログラムに基づき処理を実行することによって、後述するソフトウェア構成やフローチャートに関する処理が実現される。
図3は、画像形成装置101のソフトウェア構成の一例を示す図である。
OS301は、一般的にはリアルタイムOSが使用されるが、昨今ではLinux(登録商標)等の汎用OSが使用されることもある。
仮想マシン302は、Javaに代表される仮想マシンであり、アプリケーションの実行環境を提供する。
アプリケーション・フレームワーク303は、仮想マシン302上のアプリケーション・フレームワークであり、仮想マシン302上で動作するアプリケーションのライフ・サイクルを管理する機能とそれを制御するI/Fとを備えている。ライフ・サイクルとは、アプリケーションのインストール、起動、停止、アンインストールを含むアプリケーションの状態を示すものとする。
機器制御ライブラリ304は、仮想マシン302上で動作する機器制御ライブラリであり、後述のNative機能307が提供する、印刷やスキャン等の処理を、後述のアプリケーションA、Bから利用できるようにするためのI/Fを備えている。本I/Fでは、画像形成装置が提供する様々な機能を抽象化し、他の異なる画像形成装置においても、同一の手順で同一の機能が実現できるように構成されている。より具体的には、画像形成装置が提供する機能をオブジェクト化し、そのオブジェクトにパラメータを設定、或いはそのオブジェクトからパラメータを取得するAPIを呼び出すことで様々な情報を設定・取得可能となっている。また、予め決められた手順に従い、APIを呼び出すことで、印刷、及びスキャン等の機能を実行することが可能となっている。
操作部制御ライブラリ305は、仮想マシン302上で動作する操作部制御ライブラリである。操作部制御ライブラリ305は、後述のアプリケーションA、Bからの指示により、操作部202の液晶表示部に操作画面を表示する、或いは、キー入力等を各アプリケーションに伝える機能とI/Fとを備えている。
通信制御ライブラリ306は、仮想マシン302上で動作する通信制御ライブラリであり、インターフェース部206を介し、LAN104上の他の通信機器と通信する機能とI/Fとを備えている。
Native機能307は、操作部202を使い、原稿のスキャンやコピー、印刷を始め、PC102等への画像送信等を行う画像形成装置本来の機能を提供するソフトウェアの総称である。Native機能307は、画像形成装置を生産する段階で組み込まれているソフトウェア群であり、ユーザの指示によりインストールされるものではない。一方で、JavaVM上のアプリケーションは、ユーザの指示によりインストール可能であり、顧客環境でアプリケーションの管理・操作が可能である。また、アプリケーションは、機器制御ライブラリ304を使用することで、異なる画像形成装置においても同一の機器制御を行うことが可能となり、後付けで画像形成装置をカスタマイズすることが可能である。
インストーラ・サービス308は、後述のアプリケーションA、B等、複数のアプリケーションを、アプリケーション・フレームワーク303に登録することでインストール処理を行うものである。
システム・サービス群309は、インストーラ・サービス308以外の、様々な機能をアプリケーションに提供するものである。なお、インストーラ・サービス308、及びシステム・サービス群309は、Native機能307と同様に、画像形成装置を生産する段階で組み込まれているものとする。
アプリケーションA310、アプリケーションB311は、インストーラ・サービス308によってインストールされたアプリケーションであり、画像形成装置101上で様々な機能提供するものである。アプリケーションA310、アプリケーションB311は、操作部制御ライブラリ305を使用して、操作部202を介してユーザとやり取りを行うことが可能である。また、アプリケーションA310、アプリケーションB311は、通信制御ライブラリ306を使用して、インターフェース部206を介して、PC102等からデータを受信する。そして、アプリケーションA310、アプリケーションB311は、機器制御ライブラリ304を介し、プリンタ部204を使って印刷することも可能である。なお、インストーラ・サービス308は、PCからブラウザを使用してアクセスされ、所定のアプリケーション・ファイルを受信するものとする。
図4は、画像形成装置上で動作可能なアプリケーション・ファイル400の構造の一例を示す図である。
管理情報部401は、管理情報を保持する部であり、Javaのプログラム・ファイルではMANIFEST.MFに代表されるものである。
実体部402は、アプリケーション・ファイル400のプログラムの実体であり、Javaのプログラム・ファイルであれば、拡張子がclassのファイル群を示すものである。
管理情報410は、管理情報部401の内部の管理情報である。
ID411は、アプリケーションを一意に識別するためのIDである。本実施形態では、アプリケーション毎に個別のUUIDが定義されている。
アプリケーション名412は、アプリケーション・ファイル400のアプリケーション名である。
最大サイズ413は、アプリケーション・ファイル400が画像形成装置101上で使用するHDD208の最大サイズである。
識別情報414は、アプリケーション・ファイル400の種類を識別するための識別情報である。
図5は、インストーラ・サービス308が、アプリケーション・フレームワーク303を介して取得した、アプリケーション・リスト500の一例を示す図である。
アプリケーション・リスト500には、アプリケーション・オブジェクトが配列として格納されている。
501は、1つ目のアプリケーション・オブジェクトを示しており、本実施形態では、図4のアプリケーションの情報が取得できているものとする。502から505までは、411から414までに相当する情報であり、インストーラ・サービス308はこれらの情報を、アプリケーション・オブジェクトから所定の取得APIを使用して取得できるものとする。
図6は、画像形成装置上で動作可能なアプリケーションが、図4で説明したアプリケーションが使用する永続記憶領域の最大サイズである413の宣言値を超えて永続記憶領域を使用した場合の制御処理の一例を示すフローチャートである。より具体的には、図6は、インストーラ・サービスがアプリケーションを検出し、アプリケーションを停止する処理を示したフローチャートである。
S601において、インストーラ・サービス308は、アプリケーション・フレームワーク303を介して、アプリケーション・リスト500を取得する。
S602において、インストーラ・サービス308は、取得したアプリケーション・リストの全オブジェクトをチェックするためのパラメータNの初期化をする。
S603において、インストーラ・サービス308は、N番目のアプリケーションが、最大記憶領域サイズ(MaximumFilespaceUsage)504を超えて動作しているかどうかをチェック(又は判定)する。なお、この処理の詳細は、図7を使って後述する。
S604において、インストーラ・サービス308は、S603の比較の結果を評価する。インストーラ・サービス308は、現在の使用量が、最大記憶領域サイズ504より大きい場合、S605に進み、そうでなければS607に進む。
S605において、インストーラ・サービス308は、アプリケーションの動作を強制的に停止する。
更にS606において、インストーラ・サービス308は、N番目のアプリケーションの使用量が最大記憶領域サイズを超えたことを示すFlagをOn(値としては1)にして、S607に進む。
S607において、インストーラ・サービス308は、ステップ601で取得したアプリケーション・リスト500の次のアプリケーションをチェックするためパラメータNを加算する。
S608において、インストーラ・サービス308は、S601で取得したアプリケーション・リスト500の全てについてチェックが完了したかを判定する。完了したと判定すると、インストーラ・サービス308は、本フローチャートの処理を終了する。完了していなければ、インストーラ・サービス308は、S603に戻り、次のアプリケーションの資源監視を行う。
図7は、図6で説明したフローチャートにおいて、N番目のアプリケーションが宣言値を超えて永続記憶領域を使用しているかどうかの超過チェックを行う処理の一例を示すフローチャートである。
S701において、インストーラ・サービス308は、アプリケーション・フレームワーク303を介して、N番目のアプリケーションの最大記憶領域サイズ504を取得する。
S702において、インストーラ・サービス308は、アプリケーション・フレームワーク303を介して、N番目のアプリケーションのパス情報506を取得する。
S703において、インストーラ・サービス308は、OS301を介して、S702で取得したパス情報で示されるフォルダの現在の使用量を取得する。
S704において、インストーラ・サービス308は、S701とS703とで取得したサイズを比較する。
図8は、画像形成装置上で動作可能なアプリケーションが、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止された後に、アプリケーションを再度開始するために利用するインストーラ・サービスの画面の一例を示す図である。より具体的には、操作者は、画像形成装置にネットワークで接続されたPC102のWEBブラウザを利用して、インストーラのURLを入力し本画面にアクセスする。ここでURLとは、例えば、http://ip address/install等である。本画面を利用したアプリケーションの再開処理の詳細については、図9を用いて後述する。
UI801は、画像形成装置上にインストールされているアプリケーションの一覧を表示したインストーラ・サービスのUI(画面)の一例である。
開始ボタン802は、画像形成装置上にインストールされているアプリケーションAを開始状態にするための開始ボタンである。
停止ボタン803は、アプリケーションBを停止状態にするための停止ボタンである。
図9は、画像形成装置上で動作可能なアプリケーションが、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止された後に、再開するための処理を示したフローチャートである。
操作者は、画像形成装置101のインストーラ・サービス308を利用する。より具体的には、画像形成装置にネットワークで接続されたPC102のWEBブラウザを利用して、インストーラのURLを入力しインストール画面(図8)にアクセスする。ここでURLとは、例えば、http://ip address/install等である。このときインストーラ・サービス308は、S901において、アプリケーション管理画面表示のリクエストを受信する。
S902において、インストーラ・サービス308は、アプリケーション管理画面表示リクエストに対して、アプリケーション管理画面表示用のHTMLコンテンツをリクエスト元のPCに送信する。
操作者は、図8にてアプリケーションの開始ボタンを押下すると、インストーラ・サービスは、S903において、開始ボタン押下のリクエストを受信する。
S904では更に、インストーラ・サービス308は、アプリケーションが、宣言値を超えて永続記憶領域を使用した場合のFlagが1になっているかを判断する。S904において、Flagが1の場合、インストーラ・サービス308は、S905に進む。S904において、Flagが0の場合には、インストーラ・サービス308は、S906に進み、通常通り、アプリケーションの動作を開始する。
S905において、インストーラ・サービス308は、アプリケーションのファイルへのアクセス権設定(パーミッション)を読み込み(read)及び削除(delete)に変更する。つまり、インストーラ・サービス308は、アプリケーションのファイルへのアクセス権の設定において書き込みを禁止する。
S906において、インストーラ・サービス308は、アプリケーションの動作を開始し、図9に示す処理を終了する。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、アプリケーションが使用する永続記憶領域の最大サイズを超えて永続記憶領域を使用した場合に、アプリケーションを停止するように画像形成装置を構成した。しかし、アプリケーションの停止によりユーザにとっては業務停止等の不便を与える可能性がある。第2の実施形態では、異常を検知した場合に、警告を表示するように画像形成装置を構成した一例を示す。また、第2の実施形態では、より適切な形で停止したアプリケーションが再開できるように、他のアプリを停止するようなセーフモード機能で動作できるように画像形成装置を構成した一例を示す。
図10は、図6で説明したように、アプリケーションが使用する永続記憶領域の最大サイズを超えて永続記憶領域を使用した場合に、利用者に対してUIを利用して警告を行う処理を示したフローチャートである。
図10の処理は、図6の処理とは、S605の処理が異なる。S1005において、インストーラ・サービス308は、使用量が宣言値をオーバーしている場合に、UIに警告表示を行う。この実施形態では、アプリケーションを強制的に停止するのではなく、利用者に警告を促すことで、利用者の判断でアプリケーションの停止を行うことになる。つまり、インストーラ・サービス308は、使用量が制限値をオーバーしているアプリケーションに関してUIに警告を表示し、前記UIを介してアプリケーションを停止する旨が選択された場合等に、アプリケーションを停止する。なお、インストーラ・サービス308は、前記UIを操作部202等に表示する。
このようにアプリケーションが永続記憶領域の最大サイズを超えて永続記憶領域を使用した場合の処理については、警告表示及び停止の例を示したが、これに限るものではない。
図11は、本実施形態において、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したために、一時的に動作を停止されたアプリケーションの動作を再開する際の制御処理の一例を示すフローチャートである。より具体的には、図11は、アプリケーション以外のアプリケーションの動作を停止してから再開するセーフモードにおいて処理を示したフローチャートである。
まず、図12を用いて、セーフモード処理を行うかどうかの設定画面について説明する。
図12は、セーフモード処理を行うかどうかの設定画面1201の一例を示す図である。チェックボックス1202で「する」のチェックボックスにチェックをいれてOKボタン1204が押下されると、セーフモードがONになる。チェックボックス1203の「しない」のチェックボックスにチェックをいれてOKボタン1204が押下されると、セーフモードがOFFになる。なお、図12に示す設定画面は、操作部202等に表示される画面である。
次に図11を用いてセーフモード処理について説明する。
なお、S1101からS1105までの処理は、図9で説明したS901からS905までの処理と同等である。図11では、更にS1106において、インストーラ・サービス308は、画像形成装置のセーフモードの設定がOnになっているかどうか判断する。Offになっている場合には、インストーラ・サービス308は、S1108に進み、停止中だったアプリケーションの動作を再開して図11に示す処理を終了する。
S1106でセーフモードの設定がOnになっていると判断した場合には、インストーラ・サービス308は、S1107に進む。S1107において、インストーラ・サービス308は、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したアプリケーション以外のアプリケーションを全て停止する。
S1108において、インストーラ・サービス308は、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したアプリケーションのみ、動作を再開させて図11に示す処理を終了する。
図13は、本実施形態において、図11で説明したセーフモードで起動する際にアプリケーションが、他のアプリケーションと同時に起動する必要がある設定をされていた場合のセーフモードでの制御処理の一例を示したフローチャートである。
前述の図11で説明したセーフモードでは、アプリケーション以外のアプリは自動的に停止してしまう。しかしながら、アプリケーション間に依存関係がある場合、あるアプリケーションと依存関係を持つアプリケーションが停止されてしまうと、あるアプリケーションの起動に支障をきたす可能性がある。例えば、1つのアプリケーションが、画像形成装置に装着されるUSBデバイスを利用する場合には、そのUSBデバイスをコントロールするUSBドライバソフトが必要となる。複数の異なるUSBデバイスをコントロールする場合には、それぞれのUSBデバイスに対応したUSBドライバソフトが必要となる。1つのアプリケーションの例としては、本体アプリケーションは、UIを構成したり、デバイスをコントロールしたりする機能を有する。それに付随するドライバーアプリケーションは、複数の異なるUSBデイバスをコントロールするUSBドライバソフトを内包する。この2つのアプリケーションが連携して、本体アプリケーションは、USBドライバソフトを利用して、USBデバイスを制御可能となる。こうすることで、新たなUSBデバイスに対応する場合には、本体アプリケーションはそのままで、USBドライバソフトを更新することで新たなUSBデバイスに対応することが可能となる。このように、依存関係のあるアプリケーションは他方が起動していない状態では正常な動作を行うことができない。このような場合に図14以降で説明する同時に起動するアプリケーションの設定と、セーフモード時の処理と、が必要となる。
まず図14を用いて、アプリケーションAが起動する際に同時に起動する他のアプリケーションを設定する設定画面について説明する。図14は、アプリケーションAが起動する際に同時に起動する他のアプリケーションを設定する設定画面1401の一例を示す図である。1402のようにアプリケーションBのチェックボックスにはチェックが入っている。1403では、アプリケーションCのチェックボックスにはチェックが入っていない。この状態で、OKボタン1404が押下されると、アプリケーションAが起動する際に同時に起動するアプリケーションとしてアプリケーションBが設定される。なお、図14に示す設定画面は、操作部202等に表示される画面である。
次に図13を用いてセーフモードで起動する際にアプリケーションが、他のアプリケーションと同時に起動する必要がある設定をされていた場合のセーフモード処理について説明する。
なお、S1301からS1306までの処理は、図11で説明したS1101からS1106までの処理と同等である。図13では、S1307において、インストーラ・サービス308は、アプリケーションがセットで起動するアプリケーションの設定があるかどうか判断する。ない場合には、インストーラ・サービス308は、S1310に進み、停止中のアプリケーションのうち、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したアプリケーションのみ、動作を再開させて、図13に示す処理を終了する。
S1307においてセットで起動するアプリケーションの設定があると判断した場合には、インストーラ・サービス308は、S1309に進む。
S1309において、インストーラ・サービス308は、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したアプリケーション及び前記アプリケーションとセットで起動するアプリケーション以外のアプリケーションを全て停止する。
更にS1310において、インストーラ・サービス308は、停止中のアプリケーションのうち、宣言値を超えて永続記憶領域を使用したアプリケーションのみ、動作を再開させて、図13に示す処理を終了する。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、宣言値を超えて記憶領域を使用しているアプリケーションを適切に再開する手段を提供することができる。
より具体的に説明すると、上述した実施形態によれば、宣言値を超えて記憶領域を使用しているアプリケーションを停止させ、動作を再開(再起動)させる際に、前記アプリケーションから記憶領域への書き込みを禁止し、読み込み及び削除については許可する。この様にすることによって、前記アプリケーションが記憶領域を使うことによる記憶領域のひっ迫を防ぎつつ、前記アプリケーションが作成したファイルのダウンロードや削除が可能となり、宣言値を超えた記憶領域の使用状態を解消することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (8)

  1. アプリケーションにより使用されている現在の記憶領域の使用量が、前記アプリケーションが宣言した前記記憶領域の宣言値を超えているか否かをアプリケーションごとに判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションを停止する停止手段と、
    前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記記憶領域への書き込みを禁止し、前記アプリケーションの動作を再開させる再開手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記再開手段は、前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記記憶領域への読み込み及び削除を許可し、前記記憶領域への書き込みを禁止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段により前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションに関して前記使用量が前記宣言値を超えていることを画面に表示する表示手段を更に有し、
    前記停止手段は、前記画面を介して前記アプリケーションを停止することが選択された場合、前記判定手段により前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションを停止することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記再開手段は、前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記アプリケーション以外のアプリケーションを停止してから前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記再開手段は、前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記アプリケーションとセットで起動するアプリケーション以外のアプリケーションを停止してから前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の画像形成装置。
  6. 一のアプリケーションとセットで起動するアプリケーションを設定する設定手段を更に有し、
    前記再開手段は、前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記設定手段により設定された前記アプリケーションとセットで起動するアプリケーション以外のアプリケーションを停止してから前記停止手段により停止された前記アプリケーションの動作を再開させることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置が実行するアプリケーションの制御方法であって、
    アプリケーションにより使用されている現在の記憶領域の使用量が、前記アプリケーションが宣言した前記記憶領域の宣言値を超えているか否かをアプリケーションごとに判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションを停止する停止ステップと、
    前記停止ステップにより停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記記憶領域への書き込みを禁止し、前記アプリケーションの動作を再開させる再開ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータに、
    アプリケーションにより使用されている現在の記憶領域の使用量が、前記アプリケーションが宣言した前記記憶領域の宣言値を超えているか否かをアプリケーションごとに判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記使用量が前記宣言値を超えていると判定された前記アプリケーションを停止する停止ステップと、
    前記停止ステップにより停止された前記アプリケーションの動作を再開させる際に、前記記憶領域への書き込みを禁止し、前記アプリケーションの動作を再開させる再開ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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