JP5836160B2 - 胴部接合方法および胴部 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気発生器等に用いられる胴部を接合する胴部接合方法および胴部に関する。
一般に、大型構造物である原子炉用の蒸気発生器は、複数の胴部の端面同士を互いに突き合わせて溶接することにより構成される。この種の圧力容器を構成する胴部の接合方法として、従来、複数の円筒形状の胴部を鉛直方向に積み重ねた後、その鉛直姿勢を維持したまま、各胴部同士を互いに溶接するようにした方法が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の方法では、各胴部が鉛直方向に位置合わせされるように積み重ねられる。
特開2002−267783号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の方法では、各胴部を鉛直方向に積み重ねた際に、胴部の接合部において径方向に段差が生じるおそれがあり、胴部を周方向均一に接合することが難しい。
本発明の目的は、胴部を周方向均一に接合することができる胴部接合方法および胴部を提供することにある。
本発明の一態様は、容器を構成する第1胴部と第2胴部とを接合する胴部接合方法であって、第1胴部の中心軸および第2胴部の中心軸をそれぞれ鉛直方向に向けた状態で、第1胴部に設けられた位置決め部により、第1胴部に対して第2胴部を水平方向に位置決めして、第1胴部と第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置する工程と、第1胴部と第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置した状態で、第1胴部と第2胴部とをその内周面側および外周面側のいずれか一方の接合部において溶接して、第1胴部と第2胴部とを仮接合する工程と、仮接合により一体化された第1胴部と第2胴部とを横に倒して、第1胴部と第2胴部とを水平方向に隣接して配置する工程と、第1胴部と第2胴部とを水平方向に隣接して配置した状態で、第1胴部と第2胴部とをその内周面側および外周面側のいずれか他方の接合部において溶接して、第1胴部と第2胴部とを本接合する工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、第1胴部に対し第2胴部を水平方向に位置決めしたままの状態で、第1胴部と第2胴部とを一体にして横に倒し、接合部を本接合することができる。このため、第1胴部と第2胴部とを周方向均一に接合することができる。
本発明の別の態様による胴部接合方法では、さらに位置決め部を除去する工程を含む。
この構成によれば、本接合によって不要となった位置決め部が除去される。このため、第1胴部と第2胴部とが段差なく滑らかに連続し、原子炉の蒸気発生器等に好適に用いることができる。
本発明の別の態様による胴部接合方法では、位置決め部が第1胴部の端部から第2胴部の内周面側または外周面側にかけて突設され、第1胴部と第2胴部とを仮接合する工程では、位置決め部とこの位置決め部に対向する第2胴部の被位置決め部とを溶接する。
この構成によれば、第1胴部の上方に第2胴部を搭載することで、第1胴部に対して第2胴部を容易に位置決めすることができる。また、位置決め部と被位置決め部との溶接による第1胴部と第2胴部の仮接合も容易である。
本発明の別の態様による胴部接合方法では、位置決め部が第1胴部の周方向にわたって設けられ、第1胴部と第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置する工程では、位置決め部と被位置決め部との間の隙間が周方向にわたって均一になるように第1胴部と第2胴部とを配置する。
この構成によれば、第1胴部と第2胴部とが精度よく同心状に配置され、第1胴部と第2胴部とを周方向均一に接合することができる。
本発明の別の態様による胴部接合方法では、第1胴部と第2胴部の内周面側および外周面側のいずれか他方に予め開先が設けられ、第1胴部と第2胴部とを本接合する工程では、開先を溶接する。
この構成によれば、第1胴部と第2胴部の外周面に設けられた開先を介して第1胴部と第2胴部を強固に接合することができる。このため、仮接合の部位を除去した場合にも、必要十分な接合強度を確保できる。
本発明の別の態様による胴部接合方法では、第1胴部と第2胴部とを本接合する工程では、仮接合された第1胴部と第2胴部とを、これら第1胴部と第2胴部の中心軸を中心として一体に回転させながら、接合部に対向して設けられた溶接装置により溶接する。
この構成によれば、溶接装置40の位置を固定したまま第1胴部と第2胴部とを本接合することができ、溶接装置の構成を簡素化できる。
本発明の一態様は、容器を構成する胴部であって、その中心軸を鉛直方向に向けて配置された状態で、鉛直方向に隣接して配置された他の胴部を水平方向に位置決めする位置決め部と、軸方向一端部の内周面側および外周面側のいずれか一方に設けられ、位置決め部により位置決めされた他の胴部を仮接合する仮接合部と、軸方向一端部の内周面側および外周面側のいずれか他方に設けられ、仮接合部により仮接合された他の胴部を本接合する本接合部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、胴部に対し他の胴部を水平方向に位置決めしたままの状態で、胴部と他の胴部とを一体にして横に倒して本接合することができる。このため、胴部に他の胴部を周方向均一に接合することができる。
本発明の別の態様による胴部は、位置決め部が、第1胴部の端部から第2胴部の内周面側または外周面側にかけて突設され、該位置決め部が仮接合部を構成する。
この構成によれば、仮接合部を別に設ける必要がなく、構成を簡素化できる。
本発明の別の態様による胴部は、位置決め部が周方向にわたって設けられている。
この構成によれば、胴部に他の胴部を周方向精度よく均一に接合することができる。
本発明の別の態様による胴部は、本接合部が開先である。
この構成によれば、開先により本接合を強固に行うことができ、その後、仮接合部を除去しても、胴部の十分な接合強度を維持できる。
本発明によれば、胴部を周方向均一に接合して容器を構成することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法が適用される圧力容器の正面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の一工程を示す断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る胴部の要部構成を示す、図2の要部断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の第2工程を説明する図である。 図6は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の第3工程を説明する図である。 図7は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の第4工程を説明する図である。 図8は、第4工程によって得られた第1胴部と第2胴部の接合体を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の第5工程を説明する図である。 図10は、本発明の実施形態に係る胴部接合方法の比較例を示す図である。 図11は、図5の変形例を示す図である。 図12は、図5の他の変形例を示す図である。 図13は、図9の変形例を示す図である。 図14は、図13の後工程である第6工程を説明する図である。
以下、図1〜図10を参照して本発明の実施形態に係る胴部接合方法ついて説明する。なお、以下では、一例として、加圧水型原子炉に用いられる蒸気発生器の圧力容器に、本発明の胴部接合方法を適用する。
加圧水型原子炉では、一次冷却材(一次冷却水)を、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水として、蒸気発生器に送る。蒸気発生器は、高温高圧の一次冷却水の熱を二次冷却材(二次冷却水)に伝え、二次冷却水を水蒸気とする。この水蒸気は、蒸気タービンに送られてこれを駆動する。蒸気タービンの出力軸には発電機の入力軸が連結されており、蒸気タービンによって駆動された発電機は、電力を発生する。
図1は、本実施形態に係る胴部接合方法を適用して構成された圧力容器の正面図である。図1では、圧力容器100の長手方向中心を通る軸線L0を水平方向に向けた状態、すなわち圧力容器100を横に倒した状態を示している。なお、原子炉における実際の使用状態では、圧力容器100は軸線L0を鉛直方向に向けた状態、すなわち立設した状態で設置される。立設状態では、図の左側が圧力容器100の上部となり、右側が下部となる。上部は蒸気発生器の蒸気排出口となり、下部は水室となる。このような蒸気発生器は、例えば直径が5m程度で、かつ、全長が20m程度の大きさを有する、内部が密閉された大型の円筒圧力容器である。このため、複数の胴部の軸方向端面を、溶接によって互いに接合することで構成される。
図1に示すように、圧力容器100は、上部半球部材1と、第1円筒部材2と、テーパ部材3と、第2円筒部材4と、第3円筒部材5と、第4円筒部材6と、下部半球部材7とを有する。これら各部材1〜7は、それぞれ軸線L0に対して対称あるいはほぼ対称形状をなしており、いずれも内部に空洞を有する胴部を構成する。圧力容器100は、長手方向(軸線L0方向)に隣接する部材1〜7の端面同士を溶接することによって構成される。このとき圧力容器100の内部に密閉空間SPが形成される。圧力容器100の各部材1〜7は、例えば低合金鋼により構成される。
以下、圧力容器100を立設した状態で長手方向に隣接する各部材1〜7のうち、下側の部材(例えば第3円筒部材5)を第1胴部8、上側の部材(例えば第2円筒部材4)を第2胴部9として、第1胴部8と第2胴部9の接合部10の構成を説明する。なお、各部材1〜7の接合部10の構成は、互いに等しい。
図2は、本実施形態に係る胴部接合方法の一工程を示す断面図である。図3は、本実施形態に係る胴部の要部構成を示す図2の要部断面図(III部拡大図)である。なお、図2,3では、第1胴部8の上方に第2胴部9を搭載した溶接前の状態を示している。この状態では、第1胴部8の中心を通る軸線L1と、第2胴部9の中心を通る軸線L2は、それぞれ鉛直方向を向く。以下では、圧力容器100の実際の使用状態に即して図2,3に示すように上下方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。
図2,3に示すように、第1胴部8および第2胴部9は、それぞれ円筒形状の周壁を構成する胴部本体11と、各胴部本体11の外周面の上下端部にそれぞれ設けられた開先12と、胴部本体11の内周面側上端部に設けられた位置決め部20とを有する。なお、図2では、接合部10における位置決め部20の図示を一部省略している。第2胴部9の下端部は、位置決め部20に対応した被位置決め部16を構成する。位置決め部20は、被位置決め部16の径方向の位置を規制する。
第1胴部8の胴部本体11(第1胴部本体11A)の板厚と第2胴部9の胴部本体11(第2胴部本体11B)の板厚は、長手方向および周方向においてほぼ一定であり、かつ第1胴部本体11Aと第2胴部本体11Bの板厚は互いに等しい。開先12は、U字形状のいわゆるU開先であり、各胴部本体11A,11Bの外周面の全周にわたって設けられている。なお、開先12は、図1の上部半球部材1には下端部のみに、下部半球部材7には上端部のみにそれぞれ設けられている。
図2に示すように、第1胴部本体11Aの上端面13および第2胴部本体11Bの下端面14はそれぞれ軸線L1,L2に直交する平面である。これら上下端面13,14は開先12の径方向内側において互いに接触している。
図3に示すように、位置決め部20は、第1胴部本体11Aの上端部から第2胴部本体11Bの径方向内側にかけて突設されている。すなわち、位置決め部20は、第1胴部本体11Aの上端部内周面から径方向に突出する第1凸部21と、第1凸部21の上端面25から上方に突出する第2凸部22とを有し、断面形状がL字状ないしほぼL字状を呈する。位置決め部20は、第1胴部本体11Aの径方向内側に全周にわたってリング状に設けられ、第2凸部22の外周面23および内周面24はそれぞれ円筒面を形成する。なお、第2胴部本体11Bの上端部にも、同様な位置決め部20が設けられている。
第1凸部21の上端面25は、胴部本体11の上端面13に連設し、かつ、軸線L1(図2)に直交する平面である。第1凸部21の径方向内側の下端部は、テーパ状に面取りされ、面取り部26が形成されている。第2凸部22の外周面23は、第2胴部本体11Bの内周面15よりも径方向内側に位置し、第2凸部22の外周面23と第2胴部本体11Bの内周面15との間に、径方向に隙間t0が設けられている。第2凸部22の上端面27は、軸線L1に直交する平面である。この上端面27と外周面23とが交差する角部はテーパ状に面取りされ、面取り部28が形成されている。
第1胴部8の位置決め部20は、第2胴部9の被位置決め部16の径方向位置を規制するためのものであり、位置決め部20により第1胴部8に対し第2胴部9が位置決めされる。位置決め部20は、後述するように第1胴部8と第2胴部9とを一体にして横に倒したときに、第2胴部9の被位置決め部16を保持する。この点を考慮し、第2胴部9を十分に保持し得るように位置決め部20の形状(第1凸部21と第2凸部22の厚さや面取り部26の面取り量等)を決定している。
以上のように構成された第1胴部8と第2胴部9とは、次のような手順で接合される。図4は、本実施形態に係る胴部接合方法の手順を示すフローチャートである。この胴部接合方法は、第1胴部8の上方に第2胴部9を位置決めして配置する第1工程(ステップS1)と、第1胴部8と第2胴部9とを溶接にて仮接合する第2工程(ステップS2)と、仮接合により一体化された第1胴部8と第2胴部9とを横に倒して配置する第3工程(ステップS3)と、第1胴部8と第2胴部9とを溶接にて本接合する第4工程(ステップS4)と、接合部10の表面を仕上げる第5工程(ステップS5)とを有する。以下、各工程を詳細に説明する。
(1)第1工程
第1工程として、まず、第1胴部8を、その軸線L1が鉛直方向を向くような姿勢で、かつ、位置決め部20を上方にして、床面上あるいは組立台上に配置する。次に、第2胴部9をクレーン等で吊り上げ、その軸線L2が鉛直方向を向くような姿勢で、かつ、被位置決め部16を下方にして、第1胴部8に向けて降下する。これにより、図3に示すように、第1胴部8の上方に第2胴部9を搭載し、第1胴部8と第2胴部9とを鉛直方向に隣接して配置する。第2胴部9の降下時においては、位置決め部20により被位置決め16の径方向位置が規制されるため、第1胴部8に対する第2胴部9の位置合わせが容易である。
この第1工程においては、第2凸部22の外周面23と第2胴部9の内周面15との間の隙間t0、すなわち位置決め部20と被位置決め部16との間の径方向の隙間t0が全周にわたって一定となるように第2胴部9の位置を調整する。これにより、第1胴部8の軸線L1と第2胴部9の軸線L2とが精度よく一致するようになり、第1胴部本体11Aの外周面と第2胴部本体11Bの外周面との間に段差が生じることを防ぐことができる。周方向における隙間t0のばらつきは、例えば所定厚さのゲージを、周方向等ピッチ(例えば45度おき)で隙間t0に挿入することにより容易に確認できる。
(2)第2工程
第1工程が終了すると、第2工程として、第1胴部8と第2胴部9とを鉛直方向に隣接して配置した状態で、例えば被覆アーク溶接により第2凸部22の上端部と第2胴部本体11Bの内周面15とを溶接する。すなわち第1胴部8の位置決め部20と第2胴部9の被位置決め部16とを仮接合し、仮接合体50(図6)を形成する。図5は、第2工程を説明する図であり、仮接合後の溶接ビード形状を示している。図5に示すように、第2凸部22の上端部には面取り部28が形成されているため、溶接金属17は、面取り部28に沿って第2凸部22の上端面27よりも下方に入り込む。このため、溶接範囲が増大し、位置決め部20と被位置決め部16との十分な仮接合の強度を得ることができる。
この場合の接合強度としては、次工程で第1胴部8と第2胴部9とを横に倒したときに、両者を一体に維持できる程度の強度であればよい。このため、位置決め部20の全周にわたって溶接する必要はなく、本実施形態では、周方向所定の溶接ピッチで、位置決め部20と被位置決め部16とを溶接する。すなわち周方向等間隔にて、第2凸部22と第2胴部本体11Bの内周面15とを溶接する。溶接ピッチは、胴部本体11の径や重量等を考慮して決定する。なお、第2工程では、溶接部の低温割れ等を防止するために、予熱と後熱を行う。仮接合後には、溶接部の応力集中を低減するために、必要に応じてグラインダ等で表面を滑らかに仕上げる。
(3)第3工程
第2工程が終了すると、第3工程として、仮接合により一体化された胴部8,9(仮接合体50)を、クレーン等を用いて横に倒す。図6は、第3工程を説明する図である。図6に示すように、第3工程では、胴部8,9を横にして支持台30上に載置する。この場合、前工程で第1胴部8の位置決め部20と第2胴部9の被位置決め部16とを仮接合しているため、第1胴部8と第2胴部9とを同心状態に保ったまま、胴部8,9を水平方向に隣接して配置することができる。胴部8,9を横に倒した状態では、軸線L1とL2は、水平方向に延在する仮接合体50の軸線L3上にそれぞれ位置する。支持台30は、軸線L3を中心にして仮接合体50を回転可能に支持するような支持機構を有する。
(4)第4工程
第3工程が終了すると、第4工程として、第1胴部8と第2胴部9とを水平方向に隣接して配置した状態で、胴部8,9の外周面の開先12を溶接する。すなわち、第1胴部8と第2胴部9とを本接合する。図7は、第4工程を説明する図である。図7に示すように、第4工程においては、開先12に面して胴部8,9の上方に溶接装置40が配置される。溶接装置40は、胴部8,9から離れて設けられた支持部41によって支持されており、溶接装置40の位置を固定した状態で、仮接合体50は軸線L3を中心にして支持台30上を回転可能である。
溶接装置40は、例えばサブマージアーク溶接を行うサブマージアーク溶接機であり、開先12内にフラックス18を散布しながら、開先12に沿って第1胴部8と第2胴部9とを溶接する。この場合、軸線L3を中心にして仮接合体50を矢印方向に回転させることで、溶接装置40の位置を固定したまま、開先12の全周溶接を容易に行うことができる。また、第1胴部8と第2胴部9とは予め同心上に仮接合されているため、第1胴部本体11Aの外周面と第2胴部本体11Bの外周面との間に周方向不均一に段差が生じることなく、第1胴部8と第2胴部9とを周方向均一に溶接することができる。なお、第4工程においても、接合部10の予熱と後熱を行い、溶接後には、必要に応じてグラインダ等で表面を滑らかに仕上げる。第4工程における後熱は、省略することもできる。すなわち、後熱は、後工程の熱処理までに時間を要する場合等において、予熱を中断する(胴部8,9の温度を常温まで下げる)ために実施される。そのため、例えば予熱したまま熱処理を行う場合には、後熱が省略される。
図8は、第4工程によって得られた第1胴部8と第2胴部9との接合体、すなわち本接合体60を示す図である。本接合体60においては、開先12の全周にわたって溶接金属19が溶融し、第1胴部8と第2胴部9とが強固に接合されている。
(5)第5工程
第4工程が終了すると、第5工程として、第1胴部本体11Aおよび第2胴部本体11Bの内周面よりも突出した位置決め部20および溶接金属17を除去する。図9は、第5工程を説明する図である。図中、点線がグラインダ等により除去した部分である。位置決め部20には面取り部26を設けていたため、第5工程における除去部分の体積が小さく、位置決め部20の除去作業が容易である。
第5工程では、図9に示すように、本接合によって不要となった位置決め部20および溶接金属17を除去することで、第1胴部本体11Aの内周面と第2胴部本体11Bの内周面とを、段差なく滑らかな曲面で連続することができる。これにより胴部8,9を、蒸気発生器の圧力容器100として好適に用いることができる。
以上の第1工程〜第5工程が終了すると、本接合体60を、その軸線L3が鉛直方向を向くような姿勢にして、胴部8,9に他の胴部を積み重ねる。そして、上述したのと同様にして胴部8,9に他の胴部を接合する。これを繰り返すことで、圧力容器100を完成する。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)第1胴部8と第2胴部9とを接合する場合、まず、第1工程として、第1胴部8の軸線L1および第2胴部9の軸線L2をそれぞれ鉛直方向に向けた状態で、予め第1胴部8に設けられた位置決め部20により、第1胴部8に対して第2胴部9を径方向に位置決めして、第1胴部8と第2胴部9とを鉛直方向に隣接して配置する。次に、第2工程として、第1胴部8と第2胴部9とを鉛直方向に隣接して配置した状態で、第1胴部8の位置決め部20と第2胴部9の被位置決め部16とを溶接して、第1胴部8と第2胴部9とを仮接合する。次に、仮接合により一体化された第1胴部8と第2胴部9(仮接合体50)を横に倒して、第1胴部8と第2胴部9とを水平方向に隣接して配置する。次に、第4工程として、第1胴部8と第2胴部9とを水平方向に隣接して配置した状態で、第1胴部8と第2胴部9とを外周面の開先12において溶接して、第1胴部8と第2胴部9とを本接合する。最後に、第5工程として、位置決め部20を除去する。
このような接合方法を採用することにより、第1胴部8に対し第2胴部9を位置決めしたままの状態で、胴部8,9を一体にして横に倒し、溶接装置40により開先12を全周にわたって溶接することができる。このため、胴部8,9の接合部において周方向不均一に段差が生じることを防止し、胴部8,9を周方向均一に接合することができる。また、大型の溶接設備を用いる必要がなく、製造コストの増加を抑制することができる。すなわち、胴部を上方に積み重ねた状態で開先を溶接する場合には、溶接装置を高所に設置する必要があるため、溶接設備が大型化する。これに対し、本実施形態のように胴部8,9を横に倒した状態で開先12を溶接する場合には、溶接設備の大型化を防ぐことができる。
図10は、本実施形態(図5)の比較例を示す図である。図10では、胴部8,9の表面にそれぞれ肉盛部71,72を形成した後、連結板70の一端部を、当て板73を介して肉盛部71に溶接し、連結板70の他端部を、当て板74を介して肉盛部72に溶接している。さらに、第1胴部8と第2胴部9との接合部10に連結板70を設け、連結板70を介して胴部8,9を仮接合している。このように連結板70を用いて仮接合する方法は、作業工程が煩雑である。この点、本実施形態では、第1胴部8の上方に第2胴部9を位置決めして搭載した状態で胴部8,9を仮接合するため、図10の肉盛部71,72、当て板73,74および連結板70が不要であり、仮接合の工程が容易である。
(2)第1胴部8の上端部から第2胴部9の内周面の内側にかけて位置決め部20を突設するようにしたので、第1工程で第1胴部8の上方に第2胴部9を搭載する際に、第2胴部9を容易に位置決めすることができる。また、位置決め部20と第2胴部9の内周面15の被位置決め部16とを溶接するようにしたので、胴部8,9の仮接合も容易である。
(3)第1胴部8の上端部に周方向にわたって位置決め部20を設け、第1工程では、位置決め部20とこれに対向する第2胴部9の内周面15との間の隙間t0が周方向にわたって均一になるように第1胴部8と第2胴部9とを配置するようにした。これにより、第1胴部8と第2胴部9とを精度よく同心状に接合することができる。
(4)第4工程では、予め第1胴部8と第2胴部9の外周面に設けられた開先12を溶接するので、胴部8,9を強固に接合することができる。このため、第5工程において、位置決め部20を除去した場合にも、必要十分な接合強度を確保できる。
(5)第4工程では、胴部8,9の仮接合体50を軸線L3を中心として回転させながら、開先12に対向して設けられた溶接装置40により開先12を溶接するようにした。これにより、溶接装置40の位置を固定したまま胴部8,9を本接合することができ、支持部41を含んだ溶接装置40の構成を簡素化できる。
(6)第1胴部8の上端部に、上方に突出する位置決め部20を設けるようにしたので、第1胴部8の上方に第2胴部9を容易に搭載することができ、第1胴部8と第2胴部9とを周方向均一に仮接合することができる。
(7)胴部8,9を位置決め部20で仮接合するので、仮接合部を位置決め部20とは別に設ける必要がなく、構成を簡素化できる。
(8)第1胴部8の上端部の全周にわたって位置決め部20を設けるようにしたので、位置決め部20の剛性が高まり、胴部8,9を横に倒したときに、胴部8,9の仮接合状態を安定的に維持できる。
(9)胴部8の開先12の内側に位置決め部20を設けるようにしたので、開先12部分の断面が位置決め部20によって補強され、その分、開先12を深く形成することができる。
(変形例)
上記実施形態(図5)では、胴部8,9の上端部に位置決め部20を設けるとともに、円筒状の周壁を有するように胴部を構成したが、位置決め部20を介して胴部8,9を位置決めして仮接合するのであれば、胴部の構成は上述したものに限らない。例えば胴部8,9を矩形の枠形状として圧力容器100を構成してもよい。胴部を筒形状としたが、筒形状に限らず、例えば複数の開口部を有する板部材を胴部としてもよい。具体的には、図1の第4円筒部材6を、複数の開口部を有する円板(いわゆる管板)として構成してもよい。すなわち、容器を構成するのであれば、胴部の形状はいかなるものでもよい。
位置決め部20の構成も上述したものに限らない。図11,12は位置決め部20の他の構成を示す図である。図11は、第2凸部22の上端角部に図5の面取り部28を設けていない。これにより、位置決め部20の加工が容易になる。図12は、第2凸部22の上端角部の面取り部28を下に凸の放物曲線状としている。これにより、溶接金属17の溶け込みが容易になる。胴部8,9の下端部を位置決め部20に対応した形状とするのであれば、被位置決め部16の形状も上述したものに限らない。
上記実施形態(図2)では、第1胴部8の上端部から第2胴部9の内周面側にかけて位置決め部20を設けるようにしたが、第2胴部8の外周面側にかけて位置決め部20を設けるようにしてもよい。すなわち、第1胴部8に対し第2胴部9を水平方向に位置決めして胴部8,9を鉛直方向に隣接して配置するのであれば、位置決め部20を内周面側および外周面側のいずれに設けてもよい。位置決め部20を外周面側に設けた場合には、位置決め部20と第2胴部本体11Bの外周面とを接合すればよく、この場合、接合部10の内周面側に本接合用の開先12を設けるようにすればよい。上記実施形態では、接合部10の開先12をU字開先としたが、本接合部としての開先形状はこれに限らない。
上記実施形態(図5)では、位置決め部20と被位置決め部16とを溶接するようにした。すなわち位置決め部20を仮接合部として構成したが、位置決め部20を位置決め専用として構成し、位置決め部20以外に仮接合部を設けて、第1胴部8と第2胴部9とを仮接合するようにしてもよい。上記実施形態では、位置決め部20をリング状に構成したが、位置決め部20を全周にわたって設けることなく周方向等間隔に設けるようにしてもよい。位置決め部20と被位置決め部16とを周方向所定ピッチで溶接する場合、その溶接位置のみに位置決め部20を設けるようにしてもよい。
上記実施の形態(図3)では、位置決め部20と被位置決め部16との間に円筒状の隙間t0を設けるように位置決め部20および被位置決め部16を構成したが、隙間t0を設けることなく位置決め部20および被位置決め部16を構成してもよい。例えば、第1胴部8の上端面13と第2胴部9の下端面14とにそれぞれテーパ面を設け、第1胴部8に第2胴部9を搭載した際にテーパ面同士が当接するようにしてもよい。
上記実施形態(図2)では、胴部8,9の上端部に位置決め部20を、下端部に被位置決め部16をそれぞれ設けるようにしたが、これとは逆に、胴部8,9の下端部に位置決め部20を、上端部に被位置決め部16をそれぞれ設けるようにしてもよい。
上記実施形態(図7)では、仮接合された胴部8,9を横に倒して支持台30上に回転可能に支持するようにしたが、胴部8,9を回転不能に支持してもよい。この場合、溶接装置40を移動可能として、接合部10の周囲を溶接装置が移動しながら、第1胴部8と第2胴部9とを溶接するようにしてもよい。
上記実施形態では、第1工程〜第5工程により胴部8,9を接合した後、第1工程〜第5工程を繰り返して他の胴部を接合するようにしたが、3つ以上の胴部を接合する手順はこれに限らない。例えば、第2工程を連続して行って全ての胴部を仮接合した後、第3工程〜第5工程を実行するようにしてもよい。全ての胴部につき第1工程〜第4工程を行った後に、第5工程をまとめて行うようにしてもよい。位置決め部20を外周面側に設けた場合等で、位置決め部20を除去する必要がない場合には、第5工程を省略してもよい。
上記実施形態では、第5工程として、第1胴部本体11Aと第2胴部本体11Bの内周面における位置決め部20を除去するようにしたが(図9)、位置決め部20における除去量は上述したものに限らない。例えば、図13に示すように、位置決め部20を超えて、第1胴部本体11Aと第2胴部本体11Bの内周面を凹状に除去し、凹部51を形成するようにしてもよい。このように凹部51(除去部)を形成した後、第6工程として、図14に示すように、凹部51にサブマージアーク溶接あるいは被覆アーク溶接を施し、凹部51に溶接金属52を充填するようにしてもよい。これにより除去部を本溶接し、継ぎ手を完成するようにしてもよい。
上記実施形態では、原子炉の蒸気発生器に胴部接合方法および胴部を適用したが、本発明の胴部接合方法および胴部は、他の大型の圧力容器にも同様に適用することができる。本発明の胴部接合方法および胴部は、圧力容器以外の容器にも適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態および変形例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。すなわち、本発明の技術的思想の範囲内で考えられる他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能である。
8 第1胴部
9 第2胴部
10 接合部
11A 第1胴部本体
11B 第2胴部本体
12 開先
15 内周面
16 被位置決め部
20 位置決め部
21 第1凸部
22 第2凸部
23 外周面
30 支持台
40 溶接装置
50 仮接合体
60 本接合体
100 圧力容器
L1,L2 軸線
t0 隙間

Claims (10)

  1. 容器を構成する第1胴部と第2胴部とを接合する胴部接合方法であって、
    前記第1胴部の中心軸および前記第2胴部の中心軸をそれぞれ鉛直方向に向けた状態で、前記第1胴部に設けられた位置決め部により、前記第1胴部に対して前記第2胴部を水平方向に位置決めして、前記第1胴部と前記第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置する工程と、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置した状態で、前記第1胴部と前記第2胴部とをその内周面側および外周面側のいずれか一方の接合部において溶接して、前記第1胴部と前記第2胴部とを仮接合する工程と、
    仮接合により一体化された前記第1胴部と前記第2胴部とを横に倒して、前記第1胴部と前記第2胴部とを水平方向に隣接して配置する工程と、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを水平方向に隣接して配置した状態で、前記第1胴部と前記第2胴部とをその内周面側および外周面側のいずれか他方の接合部において溶接して、前記第1胴部と前記第2胴部とを本接合する工程と、を含むことを特徴とする胴部接合方法。
  2. 請求項1に記載の胴部接合方法において、
    さらに前記位置決め部を除去する工程を含むことを特徴とする胴部接合方法。
  3. 請求項1または2に記載の胴部接合方法において、
    前記位置決め部は、前記第1胴部の端部から前記第2胴部の内周面側または外周面側にかけて突設され、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを仮接合する工程では、前記位置決め部とこの位置決め部に対向する前記第2胴部の被位置決め部とを溶接することを特徴とする胴部接合方法。
  4. 請求項3に記載の胴部接合方法において、
    前記位置決め部は、前記第1胴部の周方向にわたって設けられ、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを鉛直方向に隣接して配置する工程では、前記位置決め部と前記被位置決め部との間の隙間が周方向にわたって均一になるように前記第1胴部と前記第2胴部とを配置することを特徴とする胴部接合方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の胴部接合方法において、
    前記第1胴部と前記第2胴部の内周面側および外周面側のいずれか他方には、予め開先が設けられ、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを本接合する工程では、前記開先を溶接することを特徴とする胴部接合方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の胴部接合方法において、
    前記第1胴部と前記第2胴部とを本接合する工程では、仮接合された前記第1胴部と前記第2胴部とを、これら第1胴部と第2胴部の中心軸を中心として一体に回転させながら、前記接合部に対向して設けられた溶接装置により溶接することを特徴とする胴部接合方法。
  7. 容器を構成する胴部であって、
    軸方向に隣接して円筒形状をなす第1胴部及び第2胴部と、
    前記第1胴部または前記第2胴部における軸方向の端部に設けられて前記第1胴部と前記第2胴部を径方向に位置決めする位置決め部と、
    前記第1胴部及び前記第2胴部における軸方向の端部の内周面側および外周面側のいずれか一方に設けられ、前記位置決め部により位置決めされた前記第1胴部及び前記第2胴部が仮接合される仮接合部と、
    前記第1胴部及び前記第2胴部における軸方向の端部の内周面側および外周面側のいずれか他方に設けられ、前記仮接合部により仮接合された前記第1胴部及び前記第2胴部が本接合される本接合部と、を備えることを特徴とする胴部。
  8. 請求項7に記載の胴部において、
    前記位置決め部は、前記第1胴部の端部から前記第2胴部の内周面側または外周面側にかけて突設され、前記仮接合部は、前記位置決め部により構成されることを特徴とする胴部。
  9. 請求項8に記載の胴部において、
    前記位置決め部は、周方向にわたって設けられていることを特徴とする胴部。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載の胴部において、
    前記本接合部は、開先であることを特徴とする胴部。
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