JP5831590B2 - 通信制御方法、通信システム、および管理サーバ - Google Patents
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Description
1.ヘテロジニアスネットワークの構成例
2.本発明の実施形態の概要
3.本発明の実施形態による動作の詳細な説明
3−1.受信品質向上の要否判断(ステップ1)
3−2.受信品質向上レベルの期待値Mreqの算出(ステップ2)
3−3.干渉許容量Mの算出(ステップ3)
3−4.干渉許容量Mに基づく送信電力の制御(ステップ4)
4.数値解析結果の示す本発明の実施形態の効果
5.補足
6.まとめ
本発明の実施形態は、例えば、複数のローカルなネットワークが同一の周波数を利用して共存する通信システムに適用可能である。このような通信システムの一例として、ヘテロジニアスネットワークが挙げられる。
まず、図3を参照し、例えば上述したヘテロジニアスネットワークに適用可能な、本発明の実施形態による通信システム1の構成を説明する。
管理サーバ16Bの期待値算出部220が、受信装置20Bの受信品質の向上が必要であるか否かを判断する。受信装置20Bの受信品質の向上が必要であれば、ステップ2以降の動作が行われる。
管理サーバ16Bの期待値算出部220が、受信装置20Bに望まれる受信品質の向上レベルMreqを算出する。そして、Mreqを管理サーバ16Aに通知する。なお、当該処理は、管理サーバ16Aと16Bが協調動作するための協調動作マネージャにより行われてもよい。ステップ3以降の処理も同様である。
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部220が、Mreqを実現するために必要な受信装置20Aにおける理想的な干渉許容量M’を算出し、干渉許容量M’から実際に適用する干渉許容量M(あるいは、干渉許容量の増分M)を決定する。そして、送信パラメータ設定部130が、受信装置20Aにおいて干渉許容量Mが確保されるように送信装置40Aの送信パラメータ(送信電力または送信レート)を設定する。また、受信装置20Aにおける干渉許容量Mを管理サーバ16Bに通知する。
管理サーバ16Bの送信電力設定部130が、管理サーバ16Aにより決定された干渉許容量Mに従い、送信装置40Bの送信電力を設定する。
以下、上述したステップ1〜ステップ4の各々を詳細に説明する。
管理サーバ16Bの期待値算出部220は、例えば、以下の場合に受信装置20Bの受信品質の向上が必要であると判断する。
ある通信範囲で、一定レベル以上の平均SINRが必要であり(たとえば、QoS保証が必要な動画像伝送などの特定のアプリケーションの通信が期待される)、管理サーバ16Bが管理するネットワークのキャパシティ(C_secondary)が足りず、下記の数式3のようにキャパシティの向上(M倍)が期待される場合。
管理サーバ16Bの期待値算出部220は、例えば以下に示す方法により受信装置20Bに望まれる受信品質の向上レベルMreqを算出する。そして、管理サーバ16Bのネットワーク通信部210が、期待値算出部220により算出されたMreqを管理サーバ16Aに通知する。
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部120は、まず、管理サーバ16Bから通知されるMreqを実現できるように、受信装置20Aにおける干渉許容量M’を以下の方法により算出する。
方法A−1:送信電力制御による干渉許容量M’の算出
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部120は、送信装置40Aの送信電力を増加させることによりMreqに対応する干渉許容量を確保する場合、一例として以下に示す数式8に従って干渉許容量M’を算出する。なお、数式8の導出方法は、「5.補足」において説明する。
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部120は、送信装置40Aの送信レートを減少させることによりMreqに対応する干渉許容量を確保する場合、一例として以下に示す数式9に従って干渉許容量M’を算出する。なお、数式9の導出方法は、「5.補足」において説明する。
方法B−1:送信電力制御による干渉許容量M’の算出
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部120は、送信装置40Aの送信電力を増加させることにより干渉許容量を確保する場合、複数の受信装置20Aの通信リンクに対するトータル干渉許容量M’を一例として以下に示す数式10に従って算出する。
管理サーバ16Aの干渉許容量算出部120は、送信装置40Aの送信レートを減少させることにより干渉許容量を確保する場合、複数の受信装置20Aの通信リンクに対するトータル干渉許容量M’を一例として以下に示す数式11に従って算出する。
管理サーバ16Bの送信電力設定部230は、管理サーバ16Aから通知される干渉許容量Mに基づき、送信装置40Bが受信装置20Aに与える干渉量が干渉許容量M以下になる範囲内で、送信装置40Bの送信電力を増加させる。
具体的には、送信電力設定部230は、以下のようにして送信装置40Bの更新後の送信電力P’tx,secondaryを算出する。
また、送信電力設定部230は、干渉許容量Mが与えられた場合、各通信リンクの送信電力を以下の数式13に示すように均等に算出できる。
送信装置40Aおよび受信装置20A間、送信装置40Bおよび受信装置20B間で本発明の実施形態により得られる平均通信容量の増加量を数値解析したので、以下で数値解析結果を説明する。なお、数値解析においては、送信装置40Aおよび送信装置40B間の距離を300mと仮定し、受信装置20Aおよび20Bが送信装置40Bから50m以内に存在し、M=M’であると仮定した。
以下では、Mreqに基づいて干渉許容量M’を算出するための数式8および数式9を導出する過程を説明する。
管理サーバ16Bが要求するMreqから受信装置20Aの干渉許容量M’および送信装置40Bの実際の送信電力増加量M’reqを算出するための方法の一例として、受信装置20AのSINR条件と受信装置20BのSINR条件による2元連立一次方程式を解くことが挙げられる。
送信レートを制御して受信装置20Aの干渉許容量M’および送信装置40Bの実際の送信電力増加量M’reqを確保する場合にも、受信装置20AのSINR条件と受信装置20BのSINR条件による2元連立一次方程式を解くことにより、M’およびM’req得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、受信装置20Aにおける干渉許容量Mを、送信装置40Aの送信電力を増加させること、または送信装置40Aの送信レートを減少させることにより確保する。そして、送信装置40Bは、受信装置20Aに与える干渉が干渉許容量Mを超えない範囲で送信電力を設定する。かかる構成により、図7および図8を参照して説明したように、ネットワーク全体の通信容量を効果的に増加させることが可能である。
20、20A、20B 受信装置
40、40A、40B 送信装置
110、210 ネットワーク通信部
120 干渉許容量算出部
130 送信パラメータ設定部
140 通信制御部
220 期待値算出部
230 送信電力設定部
240 通信制御部
Claims (13)
- 第1の送信装置および第1の受信装置と、前記第1の送信装置に割り当てられている周波数を利用する第2の送信装置および第2の受信装置と、からなる通信システムにおける、前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出するステップと;
前記第2の受信装置に望まれる前記受信品質に基づいて前記第1の受信装置における干渉許容量を算出するステップと;
前記第1の受信装置における前記干渉許容量が確保されるように前記第1の送信装置の送信パラメータを設定するステップと;
前記第1の受信装置に前記第2の送信装置が与える干渉が、前記第1の受信装置における前記干渉許容量の範囲内になるよう、前記第2の送信装置の送信電力を設定するステップと;
を含む、通信制御方法。 - 前記第1の受信装置における干渉許容量を算出するステップは、所定の上限値を上回らない範囲で前記第1の受信装置における干渉許容量を算出するステップである、請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記第1の送信装置の前記送信パラメータを設定するステップは、前記第1の受信装置における干渉許容量が確保されるように前記第1の送信装置の送信電力を変化させるステップである、請求項2に記載の通信制御方法。
- 前記第1の送信装置の前記送信パラメータを設定するステップは、前記第1の受信装置における干渉許容量が確保されるように前記第1の送信装置の送信レートを変化させるステップである、請求項2に記載の通信制御方法。
- 前記第1の送信装置の前記送信パラメータを設定するステップは、前記第1の受信装置における干渉許容量が確保されるように、前記第1の送信装置の送信電力の変化量、および前記第1の送信装置の送信レートの変化量を設定するステップである、請求項2に記載の通信制御方法。
- 前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出するステップは、前記第2の受信装置の所要SINRに基づいて前記受信品質を算出することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の通信制御方法。
- 前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出するステップは、前記第2の受信装置の実際のSINRに基づいて前記受信品質を算出することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の通信制御方法。
- 前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出するステップは、前記第2の受信装置に望まれる受信品質の変化レベルを前記受信品質として算出することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の通信制御方法。
- 前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出するステップは、前記第2の受信装置の所要SINRと、前記第1の受信装置の実際のSINRとの比率を前記変化レベルとして算出することを含む、請求項8に記載の通信制御方法。
- 前記第1の受信装置における干渉許容量を算出するステップは、前記受信品質を実現するために必要な前記第1の受信装置における干渉許容量の変化分を演算し、演算により得られた干渉許容量の変化分を限度として、前記第1の送信装置が確保可能な前記第1の受信装置における干渉許容量の変化分を決定するステップである、請求項1〜4のいずれかに記載の通信制御方法。
- 第1の送信装置および第1の受信装置による通信を管理する第1の管理サーバと;
前記第1の送信装置に割り当てられている周波数を利用する第2の送信装置および第2の受信装置による通信を管理する第2の管理サーバと;
を備え、
前記第2の管理サーバは、
前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出する算出部と;
前記第1の受信装置に前記第2の送信装置が与える干渉が、前記第2の受信装置に望まれる前記受信品質に基づいて前記第1の管理サーバにより算出される前記第1の受信装置における干渉許容量の範囲内になるよう、前記第2の送信装置の送信電力を設定する送信電力設定部と;
を有し、
前記第1の管理サーバは、
前記第2の管理サーバにより算出された前記第2の受信装置に望まれる受信品質に基づいて前記第1の受信装置における前記干渉許容量を算出する干渉許容量算出部と;
前記第1の受信装置における前記干渉許容量が確保されるように前記第1の送信装置の送信パラメータを設定する送信パラメータ設定部と;
を有する、通信システム。 - 第1の送信装置および第1の受信装置による通信を管理する他の管理サーバと通信する通信部と;
前記第1の送信装置に割り当てられている周波数を利用する第2の送信装置および第2の受信装置による通信を制御する通信制御部と;
前記第2の受信装置に望まれる受信品質を算出する算出部と;
前記第1の受信装置に前記第2の送信装置が与える干渉が、前記第2の受信装置に望まれる前記受信品質に基づいて前記他の管理サーバにより算出される前記第1の受信装置における干渉許容量の範囲内になるよう、前記第2の送信装置の送信電力を設定する送信電力設定部と;
を備える、管理サーバ。 - 第1の送信装置および第1の受信装置による通信を制御する通信制御部と;
前記第1の送信装置に割り当てられている周波数を利用する第2の送信装置および第2の受信装置による通信を管理する他の管理サーバと通信する通信部と;
前記他の管理サーバにより算出される前記第2の受信装置に望まれる受信品質に基づいて前記第1の受信装置における干渉許容量を算出する干渉許容量算出部と;
前記第1の受信装置における前記干渉許容量が確保されるように前記第1の送信装置の送信パラメータを設定する送信パラメータ設定部と;
を備える、管理サーバ。
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JP2014095742A JP5831590B2 (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 通信制御方法、通信システム、および管理サーバ |
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2014
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