JP5829184B2 - Work supply device - Google Patents
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Description
本発明は、ワーク供給装置に関する。 The present invention relates to a workpiece supply apparatus.
従来、複数のワークから1個ずつワークを分離して次工程に供給するワーク供給装置として、図14に示す供給装置101が知られている。
Conventionally, a
この供給装置101は、搬送ロッド102を有し、該搬送ロッド102には、その軸方向に沿って螺旋状に形成されたネジ溝103が形成されている。該搬送ロッド102の端部には、図14に示すように、ワーク1個のみを懸垂させることができる凹状の分離溝104が形成されている。
The
この供給装置101は、先ず、複数のワーク105を、図示しないワーク投入装置等により、搬送ロッド102に懸垂させる。
First, the
次に、モータ等の回転駆動手段106により、搬送ロッド102を正回転させることにより、複数のワーク105がネジ溝103に沿って搬送ロッド102の一方の側から分離溝104が形成された他方の側に向って順に送られ、先頭の1個のワーク105aのみが、凹状の分離溝104に落下する。
Next, by rotating the
次に、搬送ロッド102を回転駆動手段106により逆回転させることにより、残りのワーク105は、搬送ロッド102の一方の側へネジ溝103に沿って順に戻され、分離溝104に落下した1個のワーク105aとは分離される。
Next, when the
次に、分離溝104に分離された1個のワーク105aを、図示しないロボットハンド等により取り出して、次工程に供給する(特許文献1参照)。
Next, one
しかし、前記供給装置101では、分離された1個のワーク105aを、分離溝104から取り出す際に、前記ワーク105aが搬送ロッド102の先端部に設けたストッパ部107に引っ掛かり、前記ワーク105aを容易に取り出せない虞がある。
However, in the
そこで、図15,16に示すように、搬送ロッド102の先端に対して、ストッパ部112を近接、離間できるように構成した供給装置111が知られている。この供給装置111は、図15に示すように、前記ストッパ部112を搬送ロッド102の先端に近接させた状態で、前記供給装置101と同様にワーク105aの分離を行い、その後、図16に示すように、搬送ロッド102の先端に設けた円筒部114に分離されたワーク105aを懸垂したままの状態で、ストッパ移動部113により、ストッパ部112を、搬送ロッド102の先端から離間させて、ワーク105aを取り出すようにしたものである(非特許文献1参照)。
Therefore, as shown in FIGS. 15 and 16, there is known a
前記従来技術の供給装置101,111においては、分離溝104の底部と搬送ロッド102が一体に形成されているために、搬送ロッド102の回転とともに分離溝104の底部が回転する。そのため、ワーク105に形成された挿通穴が、分離溝104の断面形状と異なる角型等の形状の場合、搬送ロッド102の逆回転時に、分離溝104の底部も逆回転し、分離溝104の底部に懸垂されたワーク105aが、底部の回転摩擦力により回動することがあり、分離されたワーク105aの位置が不安定となり、ロボットハンド等により容易に取り出せない虞がある。
In the
そこで、本発明は、分離されたワークの取り出しの際に、分離されたワークの位置が安定するワーク供給装置を提供することを目的とするものである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a workpiece supply device in which the position of a separated workpiece is stabilized when the separated workpiece is taken out.
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ワークを懸垂して搬送するためのネジ溝が形成された搬送部と、
該搬送部をその軸周りに回転させる回転駆動部と、
前記搬送部により搬送された複数のワークを1個ずつ分離可能な分離溝部と、
該分離溝部の一部を構成するとともに、分離されたワークを係止するストッパ部と、
前記搬送部の先端側に対して、該ストッパ部を近接、離間させるストッパ移動部と、を備え、
前記分離溝部の底部と、前記ストッパ部とが一体的に形成され、
ワークの分離時に、前記分離溝部の底部とストッパ部が静止状態に維持されることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, the invention according to
A rotation drive unit for rotating the transport unit around its axis;
A separation groove that can separate a plurality of workpieces conveyed by the conveyance unit one by one;
A stopper part that constitutes a part of the separation groove and that holds the separated workpiece;
A stopper moving part that moves the stopper part closer to and away from the front end side of the conveying part,
The bottom of the separation groove and the stopper are integrally formed,
When the workpiece is separated, the bottom of the separation groove and the stopper are kept stationary.
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記分離溝部を構成する搬送部の端面は、前記ストッパ部に向かう程縮径することを特徴とするものである。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the end surface of the conveying portion constituting the separation groove portion is reduced in diameter toward the stopper portion.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記分離溝部の底部には、前記ワークの回転方向位置を規制する回転規制部が形成されていることを特徴とするものである。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, a rotation restricting portion for restricting a rotational direction position of the workpiece is formed at the bottom of the separation groove. is there.
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記分離溝部の底部の断面形状が、前記ワークにおいて前記搬送部に懸垂される部分の一部の形状と相似形状であることを特徴とするものである。 According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the cross-sectional shape of the bottom of the separation groove is similar to the shape of a part of the workpiece suspended from the transfer unit. It is what.
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明において、前記分離溝部の底部は、前記ストッパ部に向かう程縮径することを特徴とするものである。
The invention according to
本発明によれば、分離溝部の底部と、前記ストッパ部を一体的に形成し、ワークの分離時に、前記分離溝部の底部とストッパ部を静止状態に維持するようにしたことにより、前記従来の供給装置と比較して、分離溝部に分離されたワークの位置が安定し、ロボットハンド等により分離されたワークを容易に取り出すことができる。 According to the present invention, the bottom portion of the separation groove portion and the stopper portion are integrally formed, and the bottom portion of the separation groove portion and the stopper portion are maintained in a stationary state when the workpiece is separated. Compared with the supply device, the position of the workpiece separated in the separation groove is stable, and the workpiece separated by a robot hand or the like can be easily taken out.
請求項2記載の発明によれば、更に、分離溝部を構成する搬送部の端面は、ストッパ部に向かう程縮径するようにしたことにより、分離されたワークと搬送部との接触面積を減らすことができ、搬送部の回転による分離されたワークに付与される回転摩擦力を軽減し、分離されたワークの位置が一層安定し、分離されたワークを、ロボットハンド等により一層容易に取り出すことができる。 According to the second aspect of the present invention, the contact surface between the separated workpiece and the conveyance unit is further reduced by reducing the diameter of the end surface of the conveyance unit constituting the separation groove toward the stopper unit. The rotational friction force applied to the separated workpiece due to the rotation of the transfer unit can be reduced, the position of the separated workpiece is more stable, and the separated workpiece can be taken out more easily by a robot hand or the like. Can do.
請求項3記載の発明によれば、更に、分離溝部の底部に、前記ワークの回転方向位置が規制される回転規制部を形成したことにより、分離されたワークの位置をより安定化することができ、分離されたワークをロボットハンド等により一層容易に取り出すことができる。 According to the third aspect of the present invention, by further forming the rotation restricting portion that restricts the rotational direction position of the workpiece at the bottom of the separation groove, the position of the separated workpiece can be further stabilized. The separated work can be taken out more easily by a robot hand or the like.
請求項4記載の発明によれば、更に、分離溝部の底部の断面形状を、ワークにおける搬送部に懸垂される部分の一部の形状と相似形状としたことにより、ワークの回転方向位置が確実に規制され、分離されたワークの位置をより安定化することができ、分離されたワークをロボットハンド等により一層容易に取り出すことができる。 According to the fourth aspect of the present invention, the cross-sectional shape of the bottom portion of the separation groove is similar to the shape of a part of the part suspended from the transport part of the work, so that the position in the rotational direction of the work is ensured. Therefore, the position of the separated workpiece can be further stabilized, and the separated workpiece can be taken out more easily by a robot hand or the like.
請求項5記載の発明によれば、更に、分離溝部の底部を、ストッパ部に向かう程縮径するようにしたことにより、分離されたワークの自重により、分離されたワークはストッパ部側に移動し、分離されたワークと搬送部が接触することを低減することができ、分離されたワークの位置をより安定化し、分離されたワークを、ロボットハンド等により一層容易に取り出すことができる。 According to the fifth aspect of the present invention, since the diameter of the bottom of the separation groove is reduced toward the stopper, the separated work moves to the stopper by the weight of the separated work. In addition, it is possible to reduce the contact between the separated workpiece and the transport unit, stabilize the position of the separated workpiece, and more easily take out the separated workpiece with a robot hand or the like.
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
図1乃至図12は本発明の実施例1を示す。
A mode for carrying out the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings.
[Example 1]
1 to 12 show a first embodiment of the present invention.
図1はワーク供給装置1を示すもので、該ワーク供給装置1は、ワーク10を懸垂搬送する搬送部2と、該搬送部2を正逆回転可能に片持ち支持するモータ等の回転駆動部3と、第1ワーク確認センサ4と、第2ワーク確認センサ5と、可動ストッパ部材6と、前記搬送部2の先端に対して、該可動ストッパ部材6を近接、離間させるストッパ移動部7とを有する。
FIG. 1 shows a
前記ワーク供給装置1により、次工程に供給するワーク10は、例えば、図6〜12に示すような板状に形成され、その表裏を貫通する孔のうち所定の挿通穴11に、前記搬送部2が挿通されるようになっている。
The
前記搬送部2は、図1、2に示すように、その軸方向の径が、全体に亘って略同径である円筒状で、かつ、中実又は中空状に形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
また、前記搬送部2の外周面には軸方向に沿って1条の螺旋状のネジ溝2aが、転造等の塑性加工や切削加工により形成されている。該ネジ溝2aは、前記搬送部2を前記回転駆動部3により正回転させた場合、ネジ溝2aにより搬送部2に懸垂させたワーク10を、搬送部2の先端2b側に搬送し、前記搬送部2を逆回転させた場合、ネジ溝2aによりワーク10を、搬送部2の基端2c側に搬送できるように形成されている。なお、ネジ溝2aは、搬送部2を一方方向に回転させたときに、ワーク10を搬送部2の先端2b側に搬送し、逆方向に回転させたときに、ワーク10を搬送部2の基端2c側に搬送できれば、任意の形状とすることができる。
A
前記ネジ溝2aのネジピッチは、ワーク10の形状や設定搬送時間等に応じて任意に設定される。前記ネジ溝2aの幅は、ワーク10の挿通孔11の縁における板厚以上で、前記ネジ溝2aのピッチよりも小さく設定されている。このネジピッチは、軸方向において全て同一に設定されている。
The screw pitch of the
前記搬送部2の直径は、前記ワーク10の挿通孔11に挿通できる大きさで、かつ、一度に処理するワーク10の総重量に耐えうるだけの強度が確保できる径に設定されている。前記搬送部2の軸方向の長さは、後述するように分離溝部20にワーク10が1個分離され、残りのワーク10が基端2c側に整列した状態において(図9参照)、後述する分離溝部20に分離されたワーク10aをロボットハンド等のワーク取出し手段12(図10に模式的に示す)により処理する際に、搬送部2に懸垂された他のワーク10やワーク供給装置1の本体にワーク取出し手段が干渉しない距離を確保できる長さで、かつ、一度に処理するワーク10の総重量に耐えうるだけの強度が確保できる長さに設定されている。
The diameter of the
前記搬送部2の先端面14は、先端に向かうほど縮径するように形成することが好ましく、この先端面14の形状は、先端2bに向って縮径すれば、テーパ状でも曲面状でもよく任意に設定する。本実施例1では、図3に示すように、テーパ状に形成し、搬送部2の軸に直交する面に対する角度αは2〜3度に設定した。
The
前記搬送部2の先端2b部には、先端2b側に開口する挿入穴13が、搬送部2と同芯で形成されている。該挿入穴13は、図3に示すように、開口から奥側に向かって略同一径の円筒状に形成された円筒部13aと、該円筒部13aの奥側端から奥部に向かうほど縮径する縮径部13bで構成されている。
An
前記ストッパ移動部7は、シリンダ等により搬送部2の軸方向に伸縮できる第1アーム7aと、該第1アーム7aの一端部に連結され、第1アーム7aの軸を中心として回動できる第2アーム7bを有している。
The
前記第2アーム7bの先端部には、搬送部2側に突出するように前記可動ストッパ部材6が固設されている。図1に示すように、搬送部2の先端2bに可動ストッパ部材6が、対向して近接している状態から、図7に示すように、第1アーム7aを伸張させ、次に図6に示すように、第2アーム7bを回動させることにより、可動ストッパ部材6を、搬送部2へのワーク10の懸垂やワーク10の取り出しの際に、ワーク10等と干渉しない位置に離間させることができるようになっている。
The
前記可動ストッパ部材6は、図3〜5に示すように、円筒状に形成された基部15を有し、該基部15の搬送部2側端には、ワーク10の分離時等においてワーク10を係止するストッパ部16が形成されている。ストッパ部16は、ワーク10の分離時等においてワーク10を係止することができれば任意の形状とすることができ、本実施例では、図3〜5に示すように、基部15の軸に直交する平面で構成した。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
前記ストッパ部16の搬送部2側には、ワーク10を懸垂できる懸垂部17が突設されている。該懸垂部17の外周面は、基部15の軸と略平行となるように形成されている。前記懸垂部17の全体形状は、ワーク10を懸垂できる形状であれば、基部15より小径の円筒状等の任意の形状とすることができる。更に、前記懸垂部17には、搬送部2の回転で付与される回転摩擦力により、前記ワーク10aが回転することを規制する回転規制部18を設けることが好ましい。このワーク10aの回転方向位置を規制する回転規制部18として、例えば、図11に示すように、搬送部2の回転(ワーク10の分離)の際に、懸垂部17の少なくとも一部が、分離されたワーク10aの挿通孔11の一部と当接したり、懸垂部17の基部15の軸に直交する断面形状を、ワーク10の挿通孔11の一部である懸垂部17に懸垂される部分の孔の外周形状と相似形状とする。
A
前記懸垂部17の搬送部2側には、前記搬送部2の挿入穴13に挿入することができる挿入部19が設けられている。該挿入部19は、円筒状でかつ、前記挿入穴13の円筒部より小径の円筒部19aと、該円筒部19aの先部に先端部に向かうほど縮径する縮径部19bと、で構成されている。挿入部19は、挿入穴13内に挿入された際に、挿入部19と挿入穴13とが接触せず、搬送部2が回転した際に可動ストッパ部材6が静止状態(非回転)に維持されるようになっている。すなわち、ワーク10の分離操作時において、ストッパ部16と懸垂部17は、静止状態(非回転)に維持されるようになっている。
An
図1〜3に示すように、搬送部2の先端部に可動ストッパ部材6が近接させ、可動ストッパ部材6の挿入部19を、搬送部2の挿入穴13内に挿入した状態において、前記搬送部2の先端面14と、可動ストッパ部材6の懸垂部17とストッパ部16により分離溝部20が構成され、懸垂部17が分離溝部20の底部となる。
As shown in FIGS. 1 to 3, in the state where the
分離溝部20の懸垂部17における搬送部2の軸方向の幅は、図9,11に示すように、1個のワーク10の挿通孔11の縁における板厚以上で、かつ、2個のワーク10、10が重なり合った状態における厚みよりも小さく設定されている。これにより、分離溝部20には、1個のワーク10のみを懸垂することができるようになっている。
As shown in FIGS. 9 and 11, the width in the axial direction of the conveying
前記第1ワーク確認センサ4は、分離溝部20にワーク10が存在するか否かを確認するセンサで、第2ワーク確認センサ5は、搬送部2の基端2c部近傍にワーク10が存在するか否かを確認するセンサである。
The first
次に、ワーク供給装置1のワーク10の分離動作及び制御について説明する。
先ず、図6に示すように、ストッパ移動部7の第1アーム7aを、搬送部2の軸方向に伸張するとともに、第2アーム7bを回動させて、可動ストッパ部材6を、搬送部2の先端2bから搬送部2にワーク10を投入する際に、ワーク10等と干渉しない位置に移動させる。
Next, the separation operation and control of the
First, as shown in FIG. 6, the
次に、図示しないワーク投入装置又は手動等のワーク投入手段により、複数のワーク10を、それぞれが同じ向きとなるように、その挿通孔11を搬送部2の先端2b側から貫挿し、搬送部2に懸垂させる。このように、1度の工程で処理する全てのワーク10をワーク投入手段によりワーク供給装置1へ投入する。
Next, a plurality of
次に、図7に示すように、可動ストッパ部材6と搬送部2の軸が略同一線上位置するまで第2アーム7bを回動させた後に、図1に示す状態となるように、第1アーム7aを縮め、可動ストッパ部材6の挿入部19を、搬送部2の挿入穴13に挿入する。この際、可動ストッパ部材6と搬送部2は接触していない。
Next, as shown in FIG. 7, after the
次に、回転駆動部3を作動させ、回転駆動部3により搬送部2を逆回転させて搬送部2のネジ溝2aにより、全てのワーク10を搬送部2の基端2c側に移動させる。この際、可動ストッパ部6のストッパ部16と懸垂部17は、静止状態(非回転)に維持される。
Next, the
最も基端2c側に位置するワーク10が、搬送部2の基端2c近傍に位置すると、第2ワーク確認センサ5がONとなり、その後、所定の時間搬送部2の逆回転状態を保持した後に、回転駆動部3を停止させて、搬送部2の回転を停止させる。これにより、全てのワーク10が搬送部2の基端2c側に位置する。
When the
次に、回転駆動部3を作動させて、回転駆動部3により搬送部2を正回転させて搬送部2のネジ溝2aにより、全てのワーク10を搬送部2の先端2b側に移動させると、図8に示すように、最も先端2b側に位置するワーク10aが、分離溝部20に落ち、可動ストッパ部材6のストッパ部16に付き当って係止される。
Next, when the
1個のワーク10aが、分離溝部20に分離されると、第1ワーク確認センサ4がONとなる。第1ワーク確認センサ4がONとなった後、所定の時間搬送部2の正回転状態を保持した後に、回転駆動部3を停止させて、搬送部2の回転を停止させる。
When one
次に、回転駆動部3を作動させ、回転駆動部3により搬送部2を逆回転させると、図9に示すように、搬送部2のネジ溝2aにより、最も先端2b側に位置するワーク10aのみが分離溝部20に残され、それ以外の全てのワーク10が搬送部2の基端2c側に移動し、上記と同様に、第2ワーク確認センサ5がONとなった後、所定の時間経過後に搬送部2の回転を停止させる。これにより、複数のワーク10から、1つのワーク10aのみを分離することが出来る。この際、可動ストッパ部6のストッパ部16と懸垂部17は、静止状態(非回転)に維持されるため、分離されたワーク10aの位置は、安定している。
Next, when the
次に、分離されたワーク10aの一部を、多関節型ロボットのハンド部による把持、又は電磁吸着、又は負圧吸着等をするワーク取出し手段12(図10には模式的に示す)により、分離されたワーク10aを、その位置に保持した状態で、ストッパ移動部7の第1アーム7aを伸張させるとともに、第2アーム7bを回動させて、可動ストッパ部材6を搬送部2の先端2bから退避させる。
Next, a part of the separated
次に、前記ワーク取り出し手段12により、分離されたワーク10aを取り出し、図示しないワーク加工ステージ等の次の工程に供給する。
Next, the workpiece take-out means 12 takes out the separated
上記工程を繰り返して、搬送部2に懸垂されたワーク10を1個ずつ、逐次次工程に供給する。
The above steps are repeated, and the
なお、回転駆動部3により搬送部2を正回転させ始めてから所定の時間経過後において、第1ワーク確認センサ4及び第2ワーク確認センサ5が共にONとならない場合には、ワーク10が欠品していると判断するようになっている。
If both the first
ワーク供給装置1は、前記のような構造を有することにより次のような作用、効果を奏する。
The
複数のワーク10から1つのワーク10aを分離する際に、搬送部2は回転するが、可動ストッパ部6のストッパ部16と懸垂部17は、静止状態(非回転)に維持されるため、前記従来の供給装置101,111と比較して、分離溝部20に分離されたワーク10aの位置は安定し、分離されたワーク10aを、ワーク取出し手段12により一層容易に取り出すことができる。
When separating one
また、搬送部2の先端面14を、先端に向かうほど縮径するように形成したことにより、分離されたワーク10aと搬送部2の先端面14との接触を点接触とすることができるため、搬送部2の回転により分離されたワーク10aに付与される回転摩擦力を低減することができ、分離溝部20に分離されたワーク10aの位置は安定し、分離されたワーク10aをワーク取出し手段12により、一層容易に取り出すことができる。
In addition, since the
また、懸垂部17の基部15の軸に直交する断面形状を、ワーク10aの挿通孔11の一部である懸垂部17に懸垂される部分の形状と相似形状等にすることにより、分離されたワーク10aの回転方向位置を規制する回転規制部18を懸垂部17に設けた場合には、分離されたワーク10aの回転方向位置が規制され、分離溝部20に分離されたワーク10aの位置をより安定させることができ、分離されたワーク10aを、ワーク取出し手段12により一層容易に取り出すことができる。
Moreover, it separated by making the cross-sectional shape orthogonal to the axis | shaft of the
なお、ワーク10をワーク投入手段によりワーク供給装置1へ投入した後に、全てのワーク10を基端2c側に移動させるのではなく、ワーク10の分離動作が可能な位置まで移動させた後に、搬送部2を正回転させてワーク10を先端2b側へ移動させてワーク10aの分離溝部20による分離を行うようにしてもよい。
In addition, after all the
例えば、最先端に位置するワーク10を、搬送部2の軸方向の中央部まで移動させた後に、搬送部2を逆回転させて分離溝部20でのワーク10aの分離を行うようにしてもよい。
For example, after the
また、ネジ溝2aのピッチPを、基端2c側から先端2b側に向って漸増又は漸減するような不等ピッチとしてもよい。
Further, the pitch P of the
また、搬送部2に複数条のネジ溝2aを形成しても良い。
また、ワーク供給装置により次工程に供給されるワーク10は、前述のように挿通穴11を有しているものに限定されず、搬送部2に対して取外し可能に懸垂できるワークであれば良く、C字状やU字等に形成したものを用いることが出来る。
A plurality of
Moreover, the workpiece | work 10 supplied to the following process by the workpiece | work supply apparatus is not limited to what has the
[実施例2]
前記実施例1の可動ストッパ部材6における懸垂部17は、基部15の軸と略平行となるように形成したが、この懸垂部を、図13に示すように、ストッパ部16に向かうほど縮径する懸垂部31に形成しても良い。
[Example 2]
The
その他の部材及び構成は、前記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
Since other members and configurations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
Also in the second embodiment, the same effects as in the first embodiment are obtained.
本実施例2においては、更に、懸垂部31を、ストッパ部16に向かうほど縮径するように形成したことにより、分離されたワーク10aは、自重でストッパ部16側に移動するため、分離されたワーク10aと搬送部2の先端面14との接触することをなくすことができるため、搬送部2の回転による回転摩擦力を受けることがなく、分離されたワーク10aの位置はより一層安定し、ワーク取出し手段12により、分離されたワーク10aをより容易に取り出すことができる。
In the second embodiment, the suspended
1 ワーク供給装置
2 搬送部
3 回転駆動部
7 ストッパ移動部
10 ワーク
16 ストッパ部
17 懸垂部(分離溝部の底部)
18 回転規制部
20 分離溝部
DESCRIPTION OF
18
Claims (5)
該搬送部をその軸周りに回転させる回転駆動部と、
前記搬送部により搬送された複数のワークを1個ずつ分離可能な分離溝部と、
該分離溝部の一部を構成するとともに、分離されたワークを係止するストッパ部と、
前記搬送部の先端側に対して、該ストッパ部を近接、離間させるストッパ移動部と、を備え、
前記分離溝部の底部と、前記ストッパ部とが一体的に形成され、
ワークの分離時に、前記分離溝部の底部とストッパ部が静止状態に維持されることを特徴とするワーク供給装置。 A conveyance part in which screw grooves for suspending and conveying the workpiece are formed;
A rotation drive unit for rotating the transport unit around its axis;
A separation groove that can separate a plurality of workpieces conveyed by the conveyance unit one by one;
A stopper part that constitutes a part of the separation groove and that holds the separated workpiece;
A stopper moving part that moves the stopper part closer to and away from the front end side of the conveying part,
The bottom of the separation groove and the stopper are integrally formed,
A workpiece supply apparatus characterized in that a bottom portion and a stopper portion of the separation groove portion are kept stationary during workpiece separation.
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JP2012148777A JP5829184B2 (en) | 2012-07-02 | 2012-07-02 | Work supply device |
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