JP5827444B2 - Dsdsシナリオにおけるデータスループットの最適化のための方法および装置 - Google Patents

Dsdsシナリオにおけるデータスループットの最適化のための方法および装置 Download PDF

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Description

本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、マルチSIMデバイスにおけるチューンアウェイに関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ向上させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
加えて、一部のワイヤレスデバイスは、2つの別々のサブスクリプションを介して2つの別々のネットワークにおける通信を容易にするように構成されている。たとえば、デュアル加入者識別モジュール(SIM)、デュアルスタンバイ(DSDS)デバイスは、一方のカードが第1のサブスクリプションのためのもの、および第2のカードが第2のサブスクリプションのものである2つのSIMカードを含むことができる。加えて、各サブスクリプションは、1つまたは複数の技術タイプに関連付けられ得る。たとえば、第1のサブスクリプションは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの2G通信技術をサポートできるだけであり、一方、第2のサブスクリプションは、1つまたは複数の3G通信技術(たとえばWideband Code Division Multiple Access(WCDMA(登録商標)))および2G通信技術をサポートすることができる。
DSDSデバイスでは、ユーザは、2つのサブスクリプションのうちの1つを介して、たとえば音声呼、データ呼、データセッション、テキストメッセージングセッション、または任意の他のデータ転送セッションなどの呼を確立することができる。大部分のDSDSデバイスは、たとえばトランシーバなど単一の無線リソースを含んでおり、この場合、第1のサブスクリプションは第1のサブスクリプションネットワークとの進行中の呼を確立しているので、UEは、必要なページング信号を受信し、たとえばメッセージ肯定応答信号または測定指示信号を送信するために、トランシーバを第2のサブスクリプションにチューンアウェイしなければならない。したがって、第1のサブスクリプションが進行中の呼を続ける間、トランシーバは、そのような必要なページングおよび/または制御情報を受信するために、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプションに定期的にチューンアウェイし得る。
したがって、DSDSデバイスでは、ユーザは、第1のサブスクリプションを介してデータ呼に従事することができるが、第2のサブスクリプションに関連付けられた制御データを受信するためにチューンアウェイするために、データセッションを間欠的に停止させなければならず、それは一般的にアイドルモードとなる。このチューンアウェイは、デバイスが第2のサブスクリプションにチューンアウェイする間、データ呼に関してデータ転送は起こらないので、その進行中のデータ呼のための第1のサブスクリプションにおけるデータスループットの低減につながり得る。その上、基地局の登録に関連したソフトウェア処理を終了するために、第2のサブスクリプションは、長い時間期間の間、無線リソースを保持することができ、これは、第1のサブスクリプションにおけるデータスループットの低減の問題を悪化させる。しかしながら、第2のサブスクリプションが、たとえばページングメッセージなど、そのネットワークから必須の制御データを定期的に受信しなければならないので、チューンアウェイは、完全には回避することができない。
したがって、アクティブなデータセッションを続けるとき、第2のサブスクリプションが必須のメッセージを受信するためにチューンアウェイすることができるようにしながら、第1の技術における性能の向上を可能にするための方法および装置が必要である。
本開示の態様は、一般に、スループットレベルまたは通信リンクパラメータに基づいて、チューンアウェイ周波数を別のネットワークサブスクリプションに変えることによって、マルチSIM、マルチスタンバイワイヤレスデバイスにおけるネットワークサブスクリプションの改良されたスループットのための方法および装置を提供する。たとえば、本開示は、ワイヤレスシステムにおけるチューンアウェイの方法を紹介し、この方法は、マルチ加入者識別モジュール(SIM)、マルチスタンバイユーザ機器(UE)において第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始するステップと、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するステップと、決定に基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定するステップと、変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、無線リソースを第2のサブスクリプションにチューンアウェイするステップとを含む。
さらなる態様では、本開示は、ワイヤレスシステムにおいてチューンアウェイをサポートするための装置を提供し、この装置は、マルチSIM、マルチスタンバイUEにおいて第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始するための手段と、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するための手段と、決定に基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定するための手段と、変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、無線リソースを第2のサブスクリプションにチューンアウェイするための手段とを含む。
さらに、本明細書で提供されるのは、コンピュータ可読記録媒体を含むコンピュータプログラムであり、コンピュータ可読記録媒体は、マルチSIM、マルチスタンバイUEにおいて第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始するためのコードと、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するためのコードと、決定に基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定するためのコードと、変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、無線リソースを第2のサブスクリプションにチューンアウェイするためのコードとを含む。
加えて、本開示は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含むワイヤレス通信におけるチューンアウェイのための装置を企図し、少なくとも1つのプロセッサは、マルチSIM、マルチスタンバイユーザ機器において第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始し、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定し、決定に基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定し、変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、無線リソースを第2のサブスクリプションにチューンアウェイするように構成される。
これらおよび関連の態様によって、第1のサブスクリプションにおけるデータスループットは、UEにおける第2のサブスクリプションに関連付けられたチューンアウェイ周波数またはスロットサイクルインデックスを変えることによって増加され得る。
本開示の態様の例示的なワイヤレスシステムを示すブロック図である。 本開示の態様における例示的なコンピュータデバイスの一例を示すブロック図である。 本開示によって提供されるようなマルチSIM UEにおける無線リソース管理を向上させるための方法の態様を示すフロー図である。 本開示によって企図されるような電気的構成要素の論理グルーピングの態様を示す構成要素図である。 処理システムを採用する装置のハードウェア実装の一例を示すブロック図である。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 電気通信システムにおいてUEと通信しているノードBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本開示は、DSDSデバイスにおける向上されたチューンアウェイのための方法および装置を提示する。具体的には、本開示は、第2のサブスクリプションのスロットサイクルインデックス(SCI)を増加させることによって、チューンアウェイ周波数を低減するための方法および装置を提供する。一態様では、元のレートの1/x倍、ページについてネットワークに問い合わせるために、SCIは、「x」倍に増加し得る。xの値、およびしたがって、チューンアウェイの周波数は、基地局サポートおよび/または第2のサブスクリプション通信チャネルの状態に基づいて決定され得る。たとえば、チャネル状態が理想的である場合、xの値は増加し得、チューンアウェイの周波数は、ページングまたは制御情報を失うという重大なリスクなしに、相応して少なくなり得る。さらに、第2のサブスクリプションは、そのような遅延が第2の技術ネットワークに関連付けられた技術によって許容される場合、登録プロセスを後の段階に延期することができる。したがって、第2のサブスクリプションが重要な制御および/またはページング情報を受信することを確実にしながら、第1のサブスクリプションにおけるスループットを向上させることができる。
図1を参照すると、1つまたは複数のUEにおける改良された無線リソース管理を可能にするワイヤレス通信システム1が示される。システム1は、ワイヤレスネットワークアクセスを受信するために、たとえば第1のサブスクリプションネットワークエンティティ12、および/または第2のサブスクリプションネットワークエンティティ16など、1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するUE10を含む。いくつかの例では、そのような通信は、1つまたは複数のワイヤレスリンク14および/または18に起こり得る。さらなる態様では、第1のサブスクリプションネットワークエンティティ12および/または第2のサブスクリプションネットワークエンティティ16は、UE10が通信することを可能にすることができる、および/あるいはワイヤレスリンク14および/または18などの通信リンクを確立し、維持することができる、たとえば基地局(BS)またはノードBを含むアクセスポイント、リレー、ピアツーピアデバイス、無線ネットワークコントローラ(RNC)、認証、許可およびアカウンティング(AAA)サーバ、モバイルスイッチングセンター(MSC)など、任意のタイプのネットワーク構成要素のうちの1つまたは複数を含むことができる。加えて、UE10は、UEが単一のUE10を使用して複数のネットワークと通信することを可能にすることができる、たとえばデュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)デバイスなどのマルチSIM、マルチスタンバイデバイスとすることができる。
さらに、UE10は、第1のサブスクリプション124および/または第2のサブスクリプション128に関連付けられた通信信号をそれぞれ、第1のおよび/または第2のサブスクリプションネットワークエンティティ12および16に送るように構成され得る共有の無線リソース102を含み得る。一態様では、無線リソースは、トランシーバでもよく、および/または受信機と送信機とを含み得、第1のサブスクリプション124および/または第2のサブスクリプション128の一方または両方に関連付けられた送信機および受信機チェーン構成要素を含み得る。
追加の態様では、無線リソースマネージャ104は、無線リソース102の動作を制御するように構成され得る、無線リソースマネージャ104を含み得る、または代わりにそれと交信し得る。たとえば、一態様では、無線リソースマネージャ104は、対応するサブスクリプションネットワークから信号を送信または受信するために、どのサブスクリプションが現在無線リソース102を利用することができるかを示すために、無線リソースマネージャ104が設定することができるアクティブなサブスクリプション106を含み得る。さらに、一態様では、無線リソースマネージャ104は、たとえば、第1のサブスクリプションから第2のサブスクリプション128へなど、あるサブスクリプションから別のサブスクリプションへのチューンアウェイを管理するように構成され得る、チューンアウェイスケジューリング構成要素108を含み得る。
一態様では、チューンアウェイスケジューリング構成要素108は、そのチューンアウェイスケジューリングを、スロットサイクルインデックス設定構成要素110におけるスロットサイクルインデックス111に基づかせることができる。一態様では、スロットサイクルインデックス111は、あるサブスクリプションから別のサブスクリプションへのチューンアウェイの周波数および/または持続時間を定義することができ、たとえば、第2のサブスクリプション128に関連付けられたスロットサイクルインデックスとすることができる。追加の態様では、スロットサイクルインデックス111は、動的とすることができ、これは、スロットサイクルインデックス設定構成要素110が、たとえば、限定はしないが、第1のサブスクリプションデータレート112および/または第2のサブスクリプションチャネル状態114など、1つまたは複数の要因に基づいてスロットサイクルインデックス111を変えることができることを意味し得る。たとえば、第1のサブスクリプションデータレート112がデータレート閾値113未満(または、いくつかの例では、それに等しい)場合、スロットサイクルインデックス設定構成要素110は、第2のサブスクリプション128に関連付けられたスロットサイクルインデックス111を増加させ得る。追加または代替の態様では、1つまたは複数の第2のサブスクリプション状態114が1つまたは複数の状態閾値115未満である(または、いくつかの例では、それに等しい)場合、スロットサイクルインデックス設定構成要素110は、同様に、スロットサイクルインデックス111を増加させ得る。いくつかの非限定的な例では、1つまたは複数の第2のサブスクリプション状態114は、第2のサブスクリプションリンク品質、スループットレベル、サイクリック冗長検査パスレート、またはUEにおける第2のサブスクリプションと第2のサブスクリプションネットワークとの間の通信リンクの質を示すことができる任意の他のパラメータを含み得る。
さらに、xが増加した場合、スロットサイクルインデックスは比例して減少するように、スロットサイクルインデックス111は、たとえば周波数アルゴリズム1/xによってなど、パラメータxに従ってモデル化され得る。したがって、たとえば、第1のサブスクリプションデータレート112、および/または1つもしくは複数の第2のサブスクリプション状態114に従ってxを調整することによって、バッテリー電力は節約され、アクティブな第1のサブスクリプションにおけるスループットは増加し得る。
別の態様では、無線リソースマネージャ104は、1つまたは複数のページインジケータまたはページの受信および処理を管理することができるページマネージャ116を含み得る。一態様では、そのようなページまたはページインジケータは、UE10におけるサブスクリプションのうちの1つ(たとえば、第1のサブスクリプション124および/または第2のサブスクリプション128)に向けられた着信呼の存在を示す。一態様では、ページマネージャ116は、ページ復号構成要素118でページインジケータを受信し、復号することができ、無線リソース102が潜在的な呼の実行のためにページのターゲットサブスクリプションにハンドオーバされなければならないかどうかを判断するために、ページを処理することができる。
追加の態様では、無線リソースマネージャ120は、限定はしないが、あるサブスクリプションにおける音声呼などの呼を管理することができる呼マネージャ119を含み得る。さらに、呼マネージャ119は、さらなるデータセッションに従事するために、無線リソース102を別のサブスクリプションにチューニングすることができる他の構成要素(たとえばデータセッション再開構成要素11)への呼の完了を示すことができる。
別の態様では、ユーザ機器10は、第1のSIM120および第2のSIM122など、1つまたは複数の加入者識別モジュール(SIM)を含むことができる。しかしながら、いくつかの態様では、UE10は、3つ以上のSIMを含むことができる。さらに、第1のSIM120は、第1の技術タイプ126に関連付けられた第1のサブスクリプション(SUB1)124を管理することができ、第2のSIM122は、第2の技術タイプ130に関連付けられた第2のサブスクリプション128を管理することができる。一態様では、第1の技術タイプ126および第2の技術タイプ130は、任意のワイヤレス技術タイプでもよく、同じ技術タイプでもよく、または異なる技術タイプでもよい。特定の非限定的な例では、第1の技術タイプ126はGSM(登録商標)でもよく、第2の技術タイプ130はWCDMA(登録商標)でもよい。さらに、第2の技術タイプ130は、限定はしないが、データ最適化(DO)、WCDMA(登録商標)、時分割同期符号分割多元接続(TDS-CDMA)、または任意の他の第3世代モバイル通信技術などの3G技術タイプとすることができる。加えて、いくつかの例では、第1の技術タイプ126は、限定はしないが、GSM(登録商標)、GPRS、またはEDGEなど、2G技術タイプであり得る。さらに、第1の技術タイプ124または第2の技術タイプ130は、限定はしないが、ロングタームエボリューション(LTE)、時分割ロングタームエボリューション(TD-LTE)、または任意の他の第4世代モバイル通信技術などの4G技術とすることができる。加えて、ユーザ、製造業者、ネットワーク、または他の構成管理エンティティは、UE10における複数のサブスクリプションのうちの1つとして、UE10のための指定されたデータサービス(DDS)を設定することができる。
第1の技術タイプ126および第2の技術タイプ130に関するプロトコルおよび通信規格情報を記憶し、利用することによって、UE10は、UE10によってサポートされる、またはそれにサブスクライブされるすべての通信技術タイプと効果的に通信することができる。したがって、無線リソースマネージャ104(たとえば、チューンアウェイスケジューリング構成要素108を介して)は、第1のサブスクリプション124から第2のサブスクリプション128への無線リソース102の転送を管理することができる。
図2を参照すると、一態様では、UE10、または第1のサブスクリプションネットワークエンティティ12および/もしくは第2のサブスクリプションネットワークエンティティ16(図1)など、1つもしくは複数のネットワークエンティティのいずれかは、特別にプログラムまたは構成されたコンピュータデバイス200によって表され得る。コンピュータデバイス200は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するための、プロセッサ202を含む。プロセッサ202は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一のセットまたは複数のセットを含み得る。その上、プロセッサ202は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装されてもよい。加えて、プロセッサ202は、通信の間、フレームまたはいくつかのフレームにわたって受信されるデータを連結するように構成され得る。
コンピュータデバイス200は、本明細書で使用するデータ、および/またはプロセッサ202によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するなどのためのメモリ204をさらに含む。メモリ204は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
さらに、コンピュータデバイス200は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し維持することを可能にする、通信構成要素206を含む。通信構成要素206は、コンピュータデバイス200上の構成要素間の通信、ならびに、コンピュータデバイス200と、通信ネットワークにわたって位置するデバイス、および/またはコンピュータデバイス200に直列またはローカルに接続されたデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝え得る。たとえば、通信構成要素206は、1つまたは複数のバスを含んでもよく、外部デバイスとのインターフェースをとるように動作可能な、送信機および受信機にそれぞれ関連付けられる送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素、またはトランシーバをさらに含んでもよい。追加の態様では、通信構成要素206は、1つまたは複数の加入者ネットワークから1つまたは複数のページおよび/またはページインジケータを受信するように構成され得る。さらなる態様では、そのようなページまたはページインジケータは、第2の加入に対応することができ、第1の通信技術タイプの通信サービスを介して受信され得る。
さらに、コンピュータデバイス200は、データ記憶装置208をさらに含んでよく、データ記憶装置24は、本明細書で説明する態様に関連して採用される情報、データベース、およびプログラムの大容量記憶を実現する、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであり得る。たとえば、データ記憶装置208は、プロセッサ202によって現在実行されていないアプリケーションのためのデータリポジトリであり得る。
コンピュータデバイス200は、さらに、コンピュータデバイス200のユーザから入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能な、ユーザインターフェース構成要素210を含み得る。ユーザインターフェース構成要素210は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。さらに、ユーザインターフェース構成要素210は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。追加の態様では、ユーザインターフェース210を使用しているユーザは、第1のサブスクリプションまたは第2のサブスクリプションのうちの一方を、コンピュータデバイス200用の専用データサービス(DDS)として設定することができる。
図1のUE10などの移動局の実装において、コンピュータデバイス200は、特別にプログラムされたコンピュータ可読命令もしくはコード、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの組合せなどによる無線リソースマネージャ104(図1)を含むことができる。
図3を参照すると、マルチSIM UEにおける改良された無線リソース管理および改良されたアクティブセッションスループットのための例示的な方法が提供される。説明を簡単にするために、方法は、一連の行為として図示および説明しているが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態に従って、本明細書で図示および説明したものと異なる順序で、かつ/または他の行為と同時に行うことができるため、方法は、行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図においてなど、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを、諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実装するために、示したすべての行為が必要とされ得るわけではない。
一態様では、ブロック30で、UE(たとえば、図1のUE10)は、UEに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを確立することができる。一態様では、第1のサブスクリプションは、UEの指定されたデータサービスとして指定され得、したがって、UEデータセッションに従事するための好適なサブスクリプションであり得る。いくつかの例では、データセッションの間、UEは、UEに関連付けられた第2のサブスクリプションのページを受信することを試みるために、第1のサブスクリプションのデータセッションから、UEの共有の無線リソースをチューンアウェイすることができる。一態様では、そのようなチューンアウェイは、第2のサブスクリプションがそのネットワークから重要な制御情報またはページを失わないことを確実にするために、定期的に実行され得る。
さらに、ブロック32で、UEは、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定することができる。いくつかの態様では、閾値データレート値は、UEまたはユーザによって事前構成され、記憶され得る、またはネットワークから受信され、記憶され得る。加えて、閾値データレート値は、時間の関数として変化し得るという点で、動的であり得る。さらに、ブロック32の代替態様では、UEは、上記に図1との関連で説明したように、1つまたは複数の第2のサブスクリプション状態が1つまたは複数の状態閾値を下回ったことを決定することができる。
少なくともブロック32の決定に基づいて、UEは、ブロック34で変更されたチューンアウェイ周波数を設定することができる。一態様では、UEは、1/xとして表され得る、スロットサイクルインデックスアルゴリズムのxパラメータを調整することによって、変更されたチューンアウェイ周波数を設定することができる。一態様では、xパラメータは、非限定的な例によって、減少した第1のサブスクリプションスループットおよび/または1つまたは複数の第2のサブスクリプション状態の程度の関数として、値が変わり得る。さらに、ブロック36で、UEは、少なくとも変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、UEの無線リソースを第2のサブスクリプションにチューニングすることができる。
追加の態様では、第2のサブスクリプションが無線リソースを利用するチューンアウェイ期間の間、第2のサブスクリプションは、チューンアウェイ期間と呼ばれ得る有限の時間の間、そのような無線リソースを保持することができる。チューンアウェイ期間は、第2のサブスクリプションによって実行される現在の動作の全体を実行するのに十分に長くない場合があるので、そのような動作の少なくとも1秒の実行は、オプションのブロック38で、1つまたは複数のその後のチューンアウェイ期間に延期され得る。たとえば、有限チューンアウェイ期間が長さ25msである場合、第2のサブスクリプションは、20msのアップロード測定レポート送信および20msのページ読取り動作を実行しなければならない場合、ページ読取り動作の少なくとも一部分がその後のチューンアウェイ期間に延期され得る。一代替または追加の態様では、チューンアウェイ期間よりも長い動作長さを有する第2のサブスクリプションにおける単一の動作は、動作の実行の少なくとも一部分を、その後のチューンアウェイ期間に延期することができる。たとえば、マルチSIM UEにおける第2のサブスクリプションは、合計30msかかり得るセル再選択手順を実行することを試みることができる。チューンアウェイ期間が20msである場合、再選択手順の少なくとも一部分、たとえば10msが、その後のチューンアウェイ期間に延期され得る。
追加の態様では、UEは、チューンアウェイ期間の満了、および/またはページの読取りの完了後、第2のサブスクリプションへのチューンアウェイの完了後、第1のサブスクリプションにおけるデータセッションを再開することができる。追加の態様では、第2のサブスクリプションにおいて、データセッションの再開前であるが、データセッションが終わる前に、UEは、第1のサブスクリプションのセル再選択手順を実行することができる。したがって、本方法3の態様によれば、マルチSIM、マルチスタンバイデバイスは、UEにおける無線リソースに関連付けられた、チューンアウェイ周波数、またはスロットサイクルインデックスを変更することによって、アクティブな呼に関与する第1のサブスクリプションにおけるスループットを増加させることができる。
図4を参照すると、例示的なシステム4は、マルチSIM UEにおける改良された無線リソース管理による改良されたデータスループットのために表示される。たとえば、システム4は、1つまたは複数のネットワークエンティティ内に少なくとも部分的に常駐し得る。システム4は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム4は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング40を含む。たとえば、論理グルーピング40は、UEに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを確立するための電気的構成要素42を含み得る。一態様では、電気的構成要素42は、無線リソースマネージャ102(図1)および/または通信構成要素206(図2)を備え得る。加えて、論理グルーピング40は、データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するための電気的構成要素44を含み得る。一態様では、電気的構成要素44は、チューンアウェイスケジューリング構成要素108(図1)を含むことができる。追加の態様では、論理グルーピング40は、決定に基づいて変更されたチューンアウェイ周波数を設定するための電気的構成要素46を含むことができる。一態様では、電気的構成要素46は、チューンアウェイスケジューリング構成要素108(図1)を含むことができる。さらに、論理的グルーピング40は、変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、無線リソースを第2のサブスクリプションにチューニングするための電気的構成要素47を含むことができる。一態様では、電気的構成要素47は、無線リソースマネージャ104および/またはチューンアウェイスケジューリング構成要素108(図1)を備え得る。追加のオプションの態様では、論理的グルーピング40は、少なくとも1つの第2のサブスクリプション動作、またはサブスクリプション動作のうちの一部をその後のチューンアウェイ期間に延期するための電気的構成要素48を含み得る。一態様では、電気的構成要素48は、チューンアウェイスケジューリング構成要素108(図1)を含むことができる。
加えて、システム4は、電気的構成要素42、44、46、47、および48に関連付けられた機能を実行するための命令を保持し、電気的構成要素42、44、46、47、48によって使用されるまたは取得されるデータを記憶するメモリ49を含むことができる。電気的構成要素42、44、46、47、および48は、メモリ49の外部にあるものとして示されているが、これらの電気的構成要素のうちの1つまたは複数は、メモリ49内に存在し得ることを理解されたい。一例では、電気的構成要素42、44、46、47、および48は、少なくとも1つのプロセッサを備えてよく、または、各電気的構成要素42、44、46、47、および48は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであってよい。さらに、追加または代替の例では、電気的構成要素42、44、46、47、および48は、コンピュータ可読記録媒体を含むコンピュータプログラムとすることができ、各電気的構成要素42、44、46、47、および48は、対応するコードとすることができる。
図5は、DSDSデバイスにおける改良された無線リソース管理のための方法などの、本開示の態様を実行するための処理システム514を採用する装置500のハードウェア実装の一例を示すブロック図である。この例では、処理システム514は、バス502によって全般的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス502は、処理システム514の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス502は、プロセッサ504によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読記録媒体506によって概略的に表されるコンピュータ可読記録媒体を含む様々な回路を共にリンクさせる。バス502は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース508は、バス502とトランシーバ510との間にインターフェースを提供する。トランシーバ510は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ504は、バス502の管理、およびコンピュータ可読記録媒体506上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ504によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明する様々な機能を処理システム514に実行させる。コンピュータ可読記録媒体506は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ504によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。限定ではなく、例として、図6に示した本開示の態様は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを採用するUMTSシステム600を参照して提示されており、これは、図1の第1のおよび/または第2のサブスクリプション124および/または128の一方または両方に対応し得、本開示によって企図される1つまたは複数の方法の実行を容易にすることができる。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)604、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)602、およびユーザ機器(UE)610の3つの相互作用する領域を含む。一態様では、UE610は、UE10(図1)でもよく、UMTS602は、第1および/または第2のサブスクリプションネットワークエンティティ12および/または16(図1)を備え得る。この例では、UTRAN602は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN602は、無線ネットワークコントローラ(RNC)606などのそれぞれの無線ネットワークコントローラ(RNC)によって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)607などの複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含み得る。ここで、UTRAN602は、本明細書で説明するRNC606およびRNS607に加えて、任意の数のRNC606およびRNS607を含むことができる。RNC606は、とりわけ、RNS607内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを受け持つ装置である。RNC606は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN602中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE610とノードB608との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB608によるUE610とRNC606との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層6と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 65.331 v9.1.0に述べられている用語を利用する。
RNS607によってカバーされる地理的領域が、いくつかのセルに分割され、無線トランシーバ装置が各セルにサービスすることができる。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS607に3つのノードB608が示されているが、RNS607は、任意の数のワイヤレスノードBを含んでもよい。ノードB608は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN604に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE610は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)611をさらに含み得る。説明のために、1つのUE610がいくつかのノードB608と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、ノードB608からUE610への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE610からノードB608への通信リンクを指す。
CN604は、UTRAN602など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN604は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN604は、回線交換(CS)ドメインおよびパケット交換(PS)ドメインを含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。図示の例では、CN604は、MSC612およびGMSC614によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC614は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC606などの1つまたは複数のRNCが、MSC612に接続され得る。MSC612は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC612は、UEがMSC612のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC614は、UEが回線交換ネットワーク616にアクセスするためのゲートウェイを、MSC612を通じて提供する。GMSC614は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納する、ホームロケーションレジスタ(HLR)615を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC614は、UEの位置を決定するためにHLR615に問い合わせ、その位置をサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN604はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)618およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)620によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものより速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN620は、パケットベースネットワーク622へのUTRAN602の接続を提供する。パケットベースネットワーク622は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであってもよい。GGSN620の主要機能は、UE610にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC612が回線交換ドメインにおいて実行するのと同じ機能をパケットベースドメインにおいて主に実行するSGSN618を介して、GGSN620とUE610との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMA(登録商標)エアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、加えて周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB608とUE610との間のULおよびDLに異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は認識するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を容易にする、3G/W-CDMA(登録商標)エアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる高速アップリンクパケットアクセス)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE610は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB608に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB608が正しい決定を行うのを支援するための、UE610からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、ノードB608および/またはUE610は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB608は空間ドメインを活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時に異なるデータストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE610に送信されてよく、または全体的なシステム容量を拡大するために複数のUE610に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャを伴いUE610に到着し、これによりUE610の各々は、当該UE610に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE610は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB608は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用できる。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図7を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク700が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル702、704、および706を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル702において、アンテナグループ712、714、および716は、各々異なるセクタに対応し得る。セル704において、アンテナグループ718、720、および722は、各々異なるセクタに対応する。セル706において、アンテナグループ724、726、および728は、各々異なるセクタに対応する。セル702、704、および706は、各セル702、704、または706の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器すなわちUEを含み得る。たとえば、UE730および732は、ノードB742と通信していてもよく、UE734および736は、ノードB744と通信していてもよく、UE738および740は、ノードB746と通信していてもよい。ここで、各ノードB742、744、746は、それぞれのセル702、704、および706の中のすべてのUE730、732、734、736、738、740のために、コアネットワークへのアクセスポイントを提供するように構成される。
UE734がセル704における図示された位置からセル706に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE734との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル704からターゲットセルと呼ばれ得るセル706に移行することがある。UE734において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワークコントローラ606(図6を参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバ手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル704との呼の間、または任意の他の時間において、UE734は、ソースセル704の様々なパラメータ、ならびに、セル706、ならびに702のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE734は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE734は、UE734が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHを現在UE734に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク700によって採用される変調方式および多元接続方式は、展開されている特定の遠隔通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を採用するUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを採用するEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の採用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存することになる。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図8を参照して提示する。図8は、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図8を参照すると、UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャは、層1、層2、および層3という3つの層で示される。層1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。層1は、本明細書では物理層806と呼ばれることになる。層2(L2層)808は、物理層806の上にあり、物理層806を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2層808は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ810、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ812、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ814を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層808より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ814は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ814はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ812は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ810は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ810はまた、様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUE中の1つのセルへの割り当てを担う。MACサブレイヤ810はまた、HARQ動作も担う。
図9は、ノードB910がUE950と通信しているブロック図であり、ノードB910は、図6のノードB1008ならびに/または図1および/もしくは図2の第1および/または第2のサブスクリプションネットワークエンティティ12および/または16であってよく、UE950は、図6のUE610および/または図1のUE10であってよい。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ920は、データ源912からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ940から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ920は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ920は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号コンステレーションへのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ920のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ944からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ940によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE950によって送信される参照信号から、またはUE950からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ920によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ930に与えられる。送信フレームプロセッサ930は、コントローラ/プロセッサ940からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらフレームは送信機932に与えられ、送信機932は、アンテナ934を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ934は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE950において、受信機954は、アンテナ952を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機954によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ960に与えられ、受信フレームプロセッサ960は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ994に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ970に提供する。受信プロセッサ970は次いで、ノードB910中の送信プロセッサ920によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ970は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、ノードB910によって送信された、最も可能性の高い信号コンスタレーション点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ994によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判定するために、CRCコードがチェックされる。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク972に与えられることになり、データシンク972は、UE950および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ990に与えられることになる。受信プロセッサ970によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ990は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データ源978からのデータおよびコントローラ/プロセッサ990からの制御信号が、送信プロセッサ980に与えられる。データ源978は、UE950で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。ノードB910によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ980は、CRCコード、FECを容易にするための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB910によって送信される参照信号から、または、ノードB910によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ994によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ980によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ982に与えられる。送信フレームプロセッサ982は、コントローラ/プロセッサ990からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機956に与えられ、送信機956は、アンテナ952を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE950において受信機機能に関して説明されたのと同様の方式で、ノードB910において処理される。受信機935は、アンテナ934を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機935によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ936に与えられ、受信フレームプロセッサ936は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ944に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ938に提供する。受信プロセッサ938は、UE950中の送信プロセッサ980によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク939およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ940は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルも用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ940および990は、それぞれノードB910およびUE950における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ940および990は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ942および992のコンピュータ可読記録媒体は、それぞれ、ノードB910およびUE950のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。ノードB910におけるスケジューラ/プロセッサ946は、リソースをUEに割り当て、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMA(登録商標)システムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を提示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明される様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、TD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAなどの他のUMTSに拡張され得る。様々な態様はまた、Long Term Evolution(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムにも拡張され得る。実際の採用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課される設計全体的な制約に依存することになる。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読記録媒体上に常駐し得る。コンピュータ可読記録媒体は、非一時的コンピュータ可読記録媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読記録媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読記録媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含むことができる。コンピュータ可読記録媒体
は、処理システムの中に常駐してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散してもよい。コンピュータ可読記録媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読記録媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されることを意味しているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実践できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、特許請求の範囲の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」をカバーするよう意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲が包含するように意図されている。さらに、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明記されているか否かにかかわりなく、公のものとなるように意図されてはいない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
1 ワイヤレス通信システム
3 方法
4 システム
10 UE
11 データセッション再開構成要素
12 第1のサブスクリプションネットワークエンティティ
14 ワイヤレスリンク
16 第2のサブスクリプションネットワークエンティティ
18 ワイヤレスリンク
40 論理グルーピング
42 電気的構成要素
44 電気的構成要素
46 電気的構成要素
47 電気的構成要素
102 共有無線リソース
104 無線リソースマネージャ
106 アクティブなサブスクリプション
110 スロットサイクルインデックス設定構成要素
111 スロットサイクルインデックス
112 第1のサブスクリプションデータレート
113 データレート閾値
114 第2のサブスクリプション状態
115 状態閾値
116 ページマネージャ
118 ページ復号構成要素
119 呼マネージャ
120 無線リソースマネージャ
120 第1のSIM
122 第2のSIM
124 第1のサブスクリプション
126 第1の技術タイプ
128 第2のサブスクリプション
130 第2の技術タイプ
200 コンピュータデバイス
206 通信構成要素
500 装置
514 処理システム
600 UMTSシステム
610 UE
910 ノードB
950 UE
1008 ノードB

Claims (18)

  1. ユーザ機器(UE)を管理する方法であって、
    装置が、前記UEの複数のサブスクリプション識別モジュール(SIM)のうちの第1のSIMに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始するステップであり、前記複数のSIMの各SIMが、対応する無線アクセス技術(RAT)に従って通信するように構成される、ステップと、
    前記装置が、前記データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するステップと、
    前記装置が、前記データレートが前記閾値データレート値未満であることを決定することに基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定するステップであり、前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記UEの無線リソースが前記第1のサブスクリプションから前記UEの前記複数のSIMの第2のSIMに関連付けられた第2のサブスクリプションにチューニングされるレートを定義する、ステップと、
    前記装置が、前記変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、前記無線リソースを前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューニングするステップと
    を含む方法。
  2. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、変更されたスロットサイクルインデックス(SCI)である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記第2のサブスクリプションに関連付けられたチャネル品質に依存する、
    請求項1に記載の方法。
  4. チューンアウェイ期間の間、前記装置が、第2のサブスクリプション動作の少なくとも一部を実行するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のサブスクリプション動作が1つまたは複数の登録動作を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記装置が、少なくとも1つの第2のサブスクリプション動作をその後のチューンアウェイ期間まで延期するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)を管理するための装置であって、
    前記UEの複数のサブスクリプション識別モジュール(SIM)のうちの第1のSIMに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始するための手段であり、前記複数のSIMの各SIMが、対応する無線アクセス技術(RAT)に従って通信するように構成される、手段と、
    前記データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定するための手段と、
    前記データレートが前記閾値データレート値未満であることを決定することに基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定するための手段であり、前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記UEの無線リソースが前記第1のサブスクリプションから前記UEの前記複数のSIMの第2のSIMに関連付けられた第2のサブスクリプションにチューニングされるレートを定義する、手段と、
    前記変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、前記無線リソースを前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューニングするための手段と
    を含む装置。
  8. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、変更されたスロットサイクルインデックス(SCI)である、請求項7に記載の装置。
  9. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記第2のサブスクリプションに関連付けられたチャネル品質に依存する、
    請求項7に記載の装置。
  10. チューンアウェイ期間の間、第2のサブスクリプション動作の少なくとも一部を実行するための手段をさらに含む、請求項7に記載の装置。
  11. 前記第2のサブスクリプション動作が1つまたは複数の登録動作を含む、請求項10に記載の装置。
  12. 少なくとも1つの第2のサブスクリプション動作を次のチューンアウェイ期間まで延期するための手段をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  13. ユーザ機器(UE)の複数のサブスクリプション識別モジュール(SIM)のうちの第1のSIMに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始し、前記複数のSIMの各SIMが、対応する無線アクセス技術(RAT)に従って通信するように構成され、
    前記データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定し、
    前記データレートが前記閾値データレート値未満であることを決定することに基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定し、前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記UEの無線リソースが前記第1のサブスクリプションから前記UEの前記複数のSIMの第2のSIMに関連付けられた第2のサブスクリプションにチューニングされるレートを定義し、
    前記変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、前記無線リソースを前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューニングする、
    ためのコードとを含む、コンピュータプログラム。
  14. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、変更されたスロットサイクルインデックス(SCI)である、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. チューンアウェイ期間の間、第2のサブスクリプション動作の少なくとも一部を実行するためのコードをさらに含む、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  16. ユーザ機器(UE)を管理するための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記UEの複数のサブスクリプション識別モジュール(SIM)のうちの第1のSIMに関連付けられた第1のサブスクリプションを介してデータセッションを開始することであり、前記複数のSIMの各SIMが、対応する無線アクセス技術(RAT)に従って通信するように構成される、開始することと、
    前記データセッションに関連付けられたデータレートが閾値データレート値未満であることを決定することと、
    前記データレートが前記閾値データレート値未満であることを決定することに基づいて、変更されたチューンアウェイ周波数を設定することであり、前記変更されたチューンアウェイ周波数が、前記UEの無線リソースが前記第1のサブスクリプションから前記UEの前記複数のSIMの第2のSIMに関連付けられた第2のサブスクリプションにチューニングされるレートを定義する、設定することと、
    前記変更されたチューンアウェイ周波数に基づいて、前記無線リソースを前記第1のサブスクリプションから前記第2のサブスクリプションにチューニングすることと
    を行うように構成される、装置。
  17. 前記変更されたチューンアウェイ周波数が、変更されたスロットサイクルインデックス(SCI)である、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサが、チューンアウェイ期間の間、第2のサブスクリプション動作の少なくとも一部を実行するようにさらに構成される、請求項16に記載の装置。
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