JP5825834B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5825834B2
JP5825834B2 JP2011100262A JP2011100262A JP5825834B2 JP 5825834 B2 JP5825834 B2 JP 5825834B2 JP 2011100262 A JP2011100262 A JP 2011100262A JP 2011100262 A JP2011100262 A JP 2011100262A JP 5825834 B2 JP5825834 B2 JP 5825834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction value
calibration
correction
information
detection method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011100262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012233929A (ja
JP2012233929A5 (ja
Inventor
俊明 殖栗
俊明 殖栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011100262A priority Critical patent/JP5825834B2/ja
Publication of JP2012233929A publication Critical patent/JP2012233929A/ja
Publication of JP2012233929A5 publication Critical patent/JP2012233929A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5825834B2 publication Critical patent/JP5825834B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、所定のAF(オートフォーカス)検出方式(典型的には位相差検出方式)による合焦位置を補正ないし調整できる機能を有する撮像装置などに関する。
従来、位相差AFで合焦させる一眼レフカメラは、使用していると、レンズやカメラ本体各々の耐久性に起因して合焦位置と認識される位置が変化し、当初より合焦精度が落ちることがあった。レンズの場合、正しい合焦位置へレンズを駆動するはずが、耐久性によるガタが発生して、レンズ停止位置がずれてしまう場合が考えられる。カメラ本体の場合、位相差検出方式で用いるミラーが駆動されているうちにミラー角度が変化していき、AFセンサへの被写体光の入り方が変化して正しい合焦位置からずれた位置を合焦位置だと認識してしまう場合が考えられる。こうした問題に対して、レンズの焦点距離に応じて合焦位置の補正値を持ち、撮影時のAF補正を行う方法が知られている(特許文献1参照))
特開2000−292684号公報
上記先行技術での補正値は、指定した焦点調整領域(AFフレーム)において正しい合焦位置に調整するための値、つまりジャストピントを示す値である。ユーザーによっては更に、撮影対象によって前ピン/後ピンの合焦位置の微調整(例えば位相差AFによる合焦位置に対して合焦位置を前ピンまたは後ピン側に調整すること)も行うことがある。ここで、こうした微調整まで行った調整による補正値を見ても、その値から、過去にどのような調整をしたのか、指定したAFフレームでのジャストピントの補正値なのか、などを判断することが容易ではないという問題があった。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものである。その目的は、補正や調整を行う適切なタイミングで前ピン/後ピン情報を記録しておき、補正値や、キャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較などによる前ピン/後ピン情報から調整内容を確認できる様にする技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮影時に位相差AFなどの所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置であって、次の様に構成される。すなわち、AF補正手段と表示手段とを有し、前記AF補正手段は、前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定することができ、前記表示手段は、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値が設定されるとき、前記キャリブレーションの補正値を表すための第1の指標と、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための第2の指標と、を表示して、前記第1の指標と前記第2の指標との位置関係の情報を表示する。或いは、AF補正手段と表示手段とを有し、前記AF補正手段は、前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定することができ、前記表示手段は、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値が設定されるとき、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための指標と、前記キャリブレーションの補正値からの前記指標が表すキャリブレーション調整の補正値による変化を示す情報と、を表示する
また、上記目的を達成するために、本発明のAF補正表示方法は、撮影時に所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置におけるAF補正表示方法であって、少なくとも次のステップを有する。前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定するステップ。前記キャリブレーションの補正値を表すための第1の指標と、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための第2の指標と、を表示して、前記第1の指標と前記第2の指標との位置関係の情報を表示するステップ。或いは、前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定する第1のステップ。前記キャリブレーション調整の補正値を表すための指標と、前記キャリブレーションの補正値からの前記指標が表すキャリブレーション調整の補正値による変化を示す情報と、を表示する第2のステップ。
本発明によれば、前ピン/後ピンの合焦位置の微調整などを行ったとしても、例えば、補正ないし調整を行う適切なタイミングでキャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較による前ピン/後ピンの情報などを記録しておく。よって、前ピン/後ピン情報などから調整内容を確認することが可能になる。
ファインダー撮影時及びライブビュー撮影時のレンズ交換式一眼レフデジタルカメラの内部構造を示す垂直断面図である。 実施形態1におけるAF補正処理を説明するフローチャートである。 AFフレーム設定のGUIの例などを示す図である。 実施形態1におけるキャリブレーション処理のフローチャートと補正値指定のGUIの例を示す図である。 実施形態1におけるキャリブレーション調整処理とキャリブレーション統合処理を説明するフローチャートである。 実施形態1における補正値を用いた撮影処理を説明するフローチャートである。 実施形態2と実施形態3における補正値表示のGUIの例を示す図である。
本発明の特徴は、所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能にして、少なくとも、補正値、及び基準の合焦位置に対する補正値で調整された合焦位置の位置関係の情報を保持し、再生できるようにすることである。こうした考え方に基づいて、本発明の撮像装置及びAF補正表示方法は上記課題を解決するための手段のところで述べた様な基本的な構成を有する。ここにおいて、補正値は、他の検出方式で自動的または半自動的(後述の説明を参照)に得られる合焦位置の情報と前記所定の検出方式で得られる当該合焦位置の情報との差分を用いて設定されたり、手動で設定されたりする。そして、再生できるように保持される情報には、少なくとも、最新の補正値、及び基準の合焦位置に対する最新の補正値で調整された合焦位置の位置関係の情報が含まれる。
以下に、図を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
本発明の実施形態1として、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラシステムについて説明する。図1(a)、図1(b)は本実施形態の撮像装置であるカメラの概略断面図である。レンズ本体(1)内に収容された撮像光学系(10)は、1つ又は複数のレンズ群から構成され、その全てもしくは一部を移動させることで焦点距離(ズーム位置)やフォーカス位置(焦点調節状態)を変化させることができる。レンズ駆動手段(11)は、レンズの全てもしくは一部を移動させて焦点調節状態を調整する駆動手段である。レンズ状態検出手段(12)は、撮像光学系(10)の焦点距離、及びフォーカス位置を検出する検出手段である。レンズ制御手段(13)は、ROM等で構成されたレンズ記憶手段(14)を含むレンズ本体(1)全体の制御を司る制御手段である。接点(15)は、レンズ本体(1)及びカメラ本体(2)に具備された接点であり、互いに装着された状態では接点(15)を介して各種の情報の通信や電源の供給が行われる。
主ミラー(20)は、ハーフミラーで構成され、カメラの動作状態に応じて回動可能であり、被写体をファインダーで観察する時は図1(a)に記載の通り、撮影光路へ斜設され、レンズ本体(1)からの光束を折り曲げて後述のファインダー光学系へ導く。撮影時やライブビュー時は図1(b)に記載の通り、撮影光路から退避して、レンズ本体(1)からの光束を後述の撮像素子(24)へ導く。サブミラー(21)は、主ミラー(20)とともに回動し、主ミラー(20)が撮影光路へ斜設される時に図1(a)に記載の通り、主ミラー(20)を透過した光束を折り曲げて後述のAFセンサ(22)へ導く。撮影時やライブビュー時は図1(b)に記載の通り、主ミラー(20)とともに回動して撮影光路から退避する。AFセンサ(22)は、2次結像レンズや複数のCCDまたはCMOSからなるエリアセンサ等から構成され、公知の方法である位相差方式で焦点検出を行う。
シャッター(23)は、レンズ本体(1)からの光束を後述の撮像素子(24)に入射制御するためにあり、通常は図1(a)に記載の通り閉じた状態で、撮影時やライブビュー時に図1(b)に記載の通り開いた状態となる。撮像素子(24)は、イメージセンサとその周辺回路で構成されている。撮像素子(24)には、イメージセンサCCDやCMOSセンサなどが用いられ、撮像光学系(10)によって結像された被写体像を電気信号に変換する。ピント板(30)は、レンズ本体(1)の一次結像面に配置され、入射面には集光レンズが設けられ、射出面には被写体像(ファインダー像)が結像する。ペンタプリズム(31)は、ファインダー光路を変更するもので、ピント板(30)の射出面に結像した被写体像を正立正像に補正する。接眼レンズ(32)は、ユーザーがファインダーをのぞいた時、目に合わせて視度を調節できるような構成になっている。ピント板(30)、ペンタプリズム(31)、接眼レンズ(32)により構成されている光学系を、ファインダー光学系と称する。AEセンサ(33)は、多分割された撮像領域内の各領域に対応したフォトダイオードから構成され、ピント板(30)の射出面に結像した被写体像の輝度を測定する。
メカ制御手段(40)は、カメラ部の制御とカメラ全体の制御を行うマイクロコンピュータ(中央処理装置;MPU)である。レンズ本体(1)に対してAF補正、レンズ駆動、絞り駆動などのレンズ制御も行う。デジタル制御手段(41)は、画像データの各種制御を行うメモリコントローラ(ICU)である。このデジタル制御手段(41)は、撮像素子(24)で撮影された画像のコントラスト検出を行い合焦位置を判定するコントラスト方式の焦点検出手段を用いることができる。カメラ記憶手段(42)は、本AF補正システムで制御を行うための各種プログラム、設定、AF補正に係る補正データ等を格納している。各種プログラムは、レンズ本体(1)からレンズ情報を読取るレンズ情報読み取り手段、AF補正の補正値を読取るキャリブレーション情報読み取り手段、レンズ補正情報表示手段、キャリブレーション調整時の補正値から前ピン/後ピンを判定するキャリブレーション補正値比較手段などを含む。
液晶モニタ(43)は、撮影した画像や各種の撮影情報を表示するものである。記録媒体(50)は、メモリカードやハードディスクなどの画像データを記録するものである。この記録媒体(50)は、カメラ本体に対して着脱可能である。なお、図1(a)、図1(b)には不図示であるが、SETボタンとキャンセルボタンが設けられている。液晶モニタ43にSETボタン表示がされている場合、このSETボタンを押すことで、決定や選択等の操作ができる。また、液晶モニタ(43)にキャンセルボタン表示がされている場合、このキャンセルボタンを押すことで、1つ前の状態に戻る、特定のモードを終了する等の操作ができる。
本実施形態における、コントラスト検出方式を用いた半自動または全自動の位相差AFの補正機能(以下、キャリブレーションとも言う)を有したレンズ交換可能なカメラシステムについて説明する。デジタル制御手段(41)には、コントラスト検出方式による出力と、AFセンサ(22)からの出力を制御するメカ制御手段(40)の出力との差分による補正値を算出する演算手段が設けられている。該演算手段は、補正値を設定するAF補正手段の一部をなす。該演算手段により算出された差分量は、補正値情報としてカメラ記憶手段(42)に記憶される。本実施形態におけるカメラシステムは、前述した補正値情報を算出し、記憶するためのキャリブレーションモードが設定可能に構成されている。
キャリブレーション処理の例を図2に示すフローチャートを用いて説明する。当該処理は、カメラ記憶手段(42)に記憶されたキャリブレーションプログラムをメカ制御手段(40)が実行することにより実施される。ステップS102において、レンズ本体(1)との通信によりレンズ情報を取得しステップS104へ進む。ここでレンズ情報は、レンズID、レンズ名、シリアル番号を含む。また、ここでは、レンズ情報をレンズ本体(1)との通信により取得しているが、事前に通信を行いカメラ記憶手段(42)に記憶したものを利用しても良い。ステップS104において、ステップS102で取得したレンズ情報に対応する補正値などを含むキャリブレーション情報をカメラ記憶手段(41)から取得しステップS106ヘ進む。ここで、レンズ情報に対応するキャリブレーション情報がない場合には、デフォルトのキャリブレーション情報を用いる。ステップS106において、ユーザーにAFフレームの選択をさせステップS108ヘ進む。AFフレームの選択に関する画面を図3(a)を用いて説明する。AFフレームの選択に関する画面(200)は、複数のAFフレーム(202)と、選択されたAFフレーム(204)とで構成される。選択されたAFフレームは、複数のAFフレーム(202)とは識別容易な表示になっていて、不図示の操作部材を用いて移動させることが出来る。ユーザーはこの画面を用いてAFフレームを選択する。
図2に戻って、ステップS106においてAFフレームが選択されると、ステップS108において、望遠端を選択しステップS110へ進む。望遠端の選択に関する画面を図3(b)を用いて説明する。望遠端の選択に関する画面(300)は、メッセージを表示する領域(302)により構成される。この領域にレンズを望遠端に移動させるメッセージを表示し、ユーザーの操作を促す。
図2に戻って、ステップS108において望遠端が選択されると、ステップS110においてキャリブレーションを行い、ステップS116ヘ進む。そしてステップS116においてキャリブレーション調整を行い、ステップS120へ進む。キャリブレーション調整のフローは後述する。ステップS120において、ステップS110でのキャリブレーションの補正値とステップS116でのキャリブレーション調整時の補正値を比較する。そして、キャリブレーション調整での補正値がキャリブレーションの補正値(本実施形態で基準の合焦位置を実現する補正値)に対して前ピン、後ピンのどちらになるかを判定しステップS122へ進む。ステップS122において、キャリブレーション情報を保存し、ステップS124へ進む。キャリブレーション情報は、装着されているレンズのレンズID、レンズ名、シリアル番号、望遠端を示すIDと望遠端のAFフレーム位置と望遠端の補正値、及び望遠端での前ピン/後ピン情報を含む。この様に、本実施形態では、コントラスト検出方式で補正値を算出して設定するキャリブレーション補正時の補正値と補正値を手動で設定するキャリブレーション調整後の補正値とから前記位置関係を判定するキャリブレーション補正値比較手段を有する。
図2のステップS110のキャリブレーションのフローについて、図4(a)を用いて説明する。このフローに入る前に、被写体を決めておく作業が必要であるので、被写体を決めたところでキャリブレーションをスタートさせる。図4(a)のステップS202において、コントラスト検出方式(TVAF)によって被写体に合焦させ、ステップS206に進む。ステップS206において、メカ制御手段(40)がレンズ制御手段(13)に信号を送り、レンズ駆動手段(11)を通じてフォーカスレンズを所定位置に移動させ、ステップS208へ進む。ステップS208において、撮像素子(24)から得られる画像信号のコントラストをデジタル制御手段(41)に検出させ、ステップS210へ進む。ステップS210において、所定回数Nに達するまで、S206でのフォーカスレンズの微小移動とS208でのコントラスト検出とを繰り返し行わせる。所定回数に達したらステップS212へ進む。所定回数に達しなければS206へ進む。ステップS212において、デジタル制御手段(41)が、N個のコントラスト検出結果のうち最もコントラストの高い画像信号が得られたフォーカス位置を合焦位置と判定し、メカ制御手段(40)に信号を送り、ステップS214へ進む。メカ制御手段(40)はそのときのレンズ状態検出手段(12)からの位置情報を、レンズ制御手段(13)を通じて得て、合焦位置情報を作成する。ここにおいて、ユーザーがレンズのピントリングをまわすことにより、ライブビュー上でピント合わせを行い、手動操作を交えた半自動で高コントラストのフォーカス位置を決定することもできる。
ステップS214において、ステップS212で得られた最もコントラストが高いフォーカス位置にレンズ駆動手段(11)を通じて、フォーカスレンズを移動させ、ステップS216へ進む。ステップS216において、メカ制御手段(13)が、AFセンサ(22)に位相差AFによる焦点検出を行わせる。そして、そのときの検出結果、すなわち焦点ずれ量(デフォーカス量)をフォーカスレンズの合焦方向への駆動量に換算した値を、レンズ状態検出手段(12)からのフォーカス位置情報に加えて合焦位置情報を作成し、ステップS220へ進む。ステップS220において、合焦位置補正値をデジタル制御手段(41)に算出させ、ステップS222へ進む。合焦位置補正値は、メカ制御手段(40)がデジタル制御手段(41)により合焦判定させたときの合焦位置情報と、AFセンサ(22)による検出結果から得られた合焦位置情報との差分である。ステップS222において、デジタル制御手段(41)により算出された合焦位置補正値をカメラ記憶手段(42)に記憶させ、キャリブレーション処理を終了する。この様に、本実施形態では、前記所定の検出方式は位相差検出方式であり、前記AF補正手段は、コントラスト検出方式を用いて前記補正値を算出し、設定できる手段を含む。
図2のステップS116のキャリブレーション調整のフローについて、図4(b)と図5(a)を用いて説明する。まず、キャリブレーション調整に関する画面を図4(b)を用いて説明する。キャリブレーション調整画面(400)は、モード(401)と目盛り(402)と指標(404)とSETボタン(406)とキャンセルボタン(408)で構成される。モード(401)には、現在のモード(補正値の指定のモード)を表示する。目盛り(402)には、補正値を表すための目盛りを表示する。この目盛りは、レンズの開放F値によって1目盛りの表す補正量が変化する「スケール表示」になっている。指標(404)には、補正値を表すための指標を表示する。この指標が目盛りのどこにあるかによって、補正値が表される。初期状態の場合は±0の位置に表示される。SETボタン(406)は、設定を確定するボタンである。キャンセルボタンは、設定をキャンセルするボタンである。
次に、キャリブレーション調整のフローを図5(a)を用いて説明する。ステップS252において、不図示の操作部材を用いて補正値を入力し、ステップS254へ進む。この操作部材は、ユーザーが補正値を手動で設定できるように構成されたAF補正手段の一部をなす。ステップS254において、撮影を行い、ステップS256へ進む。撮影処理は後述の図6のステップS314における撮影と同様であり、上記操作部材を用いて入力された補正値に基づいてフォーカスレンズが駆動されて行われる撮影である。ステップS256において、撮影画像を画面に表示し、ステップS258へ進む。ステップS258において、キャンセル釦が押された場合(ユーザーが撮影画像を見て再調整したいときなどである)は、ステップS252へ進む。キャンセル釦が押されていていない場合は、ステップS260へ進む。ステップS260において、SET釦が押された場合は、ステップS262へ進む。SET釦が押されていない場合は、ステップS258へ進む。ステップS262において、キャリブレーション調整前の合焦位置補正値にキャリブレーション調整で設定した補正値(これがゼロであるときもあり得る)を加算し、ステップS264へ進む。ステップS264において、ステップS262で算出された合焦位置補正値をカメラ記憶手段(42)に記憶させ、処理を終了する。この様に、本実施形態では、補正値を設定するステップは、次のステップを含む。位相差方式とは別のコントラスト方式で合焦位置情報を得るステップと、コントラスト方式で取得された合焦位置のときに位相差方式で検出される当該合焦位置の情報を得るステップと、両検出方式による合焦位置情報の差分に基づき補正値を得るステップを含む。また更に、補正値を手動で調整するステップを有する。
図2に戻って、ステップS122において、キャリブレーション情報が保存されると、ステップS124において、ユーザーに広角端の選択をさせステップS126へ進む。広角端の選択に関する画面を図3(c)を用いて説明する。広角端の選択に関する画面(300)は、メッセージを表示する領域(304)により構成される。この領域に、レンズを広角端に移動させるメッセージを表示し、ユーザーの操作を促す。図2のステップS124において、広角端が選択されると、ステップS126において、キャリブレーションを行いステップS132へ進む。ステップS132では、キャリブレーション調整を行い、ステップS136へ進む。次にステップS136においては、ステップS126でのキャリブレーションの補正値とステップS132でのキャリブレーション調整での補正値を比較する。そして、キャリブレーション調整での補正値がキャリブレーションの補正値に対して前ピン、後ピンのどちらになるかを判定しステップS138へ進む。ステップS138では、キャリブレーション情報を保存し、ステップS140へ進む。ここでのキャリブレーション情報は、装着されているレンズのレンズID、レンズ名、シリアル番号、広角端を示すIDと広角端のAFフレーム位置と広角端の補正値、及び広角端での前ピン/後ピン情報を含む。この様に、本実施形態では、キャリブレーション情報を保持するステップでは、補正値、調整後の補正値、及び前記補正値で調整された合焦位置に対する前記手動調整後の補正値による合焦位置の位置関係の情報を再生できるように保持する。
ステップS140において、キャリブレーション情報の統合を行い、処理を終了する。キャリブレーションの統合とは、キャリブレーション処理により、調整されたキャリブレーション情報や撮影情報を結びつけ、かつ情報の有効化を行う処理のことである。キャリブレーション統合のフローを図5(b)を用いて説明する。ステップS414において、ステップS122で保存されたキャリブレーション情報を有効化し、ステップS416へ進む。有効化により、その後の撮影で、ステップS110とステップS116のキャリブレーションで取得した補正値を利用した撮影を行うことが出来る。ステップS416では、ステップS138で保存されたキャリブレーション情報を有効化し、処理を終了する。ここで、「有効化」することの意義は次の通りである。本実施形態では、複数のズーム位置でキャリブレーション補正値を計算するため、シーケンスの途中で異常終了などの割り込みがあった場合に、それらの補正値が不完全となってしまう恐れがある。そこで、全情報が揃った際に、それが有効な情報としてフラグを立てる必要があるとして、「有効化」の処理を行う。
次に、上記キャリブレーションとキャリブレーション調整で取得した補正値を用いた撮影のフローについて、図6を用いて説明する。ステップS302において、レリーズボタンを半押しの状態(1stレリーズ)にして、ステップS304ヘ進む。ステップS304において、AFセンサ(22)により位相差方式で焦点検出を行い、ステップS306へ進む。ステップS306では、レンズ状態検出手段(12)で、レンズの焦点距離やフォーカス位置などのレンズ情報を検出して、ステップS308へ進む。ステップS308においては、このAFセンサ(22)の焦点検出結果から、撮像レンズ毎に固有の補正値及び前記キャリブレーションで作成した焦点距離に応じた補正値情報をカメラ記憶手段(42)より取り出す。そして、これを用いて合焦位置情報の補正を行い、ステップS310へ進む。ここで、合焦位置情報の補正は、前記望遠端と広角端における補正値情報に基づき例えば線形補間方法による算出を行って行われる。ステップS310では、これらの補正された合焦位置情報を基にレンズ駆動手段(11)によってレンズを駆動し、合焦動作を完了して、ステップS312へ進む。ステップS312においては、レリーズボタンを全押し(2ndレリーズ)して、ステップS314へ進む。ステップS314において、撮影が行われ、処理を終了する。
本実施形態では、キャリブレーション情報を望遠端と広角端に分けて記憶しているが、望遠端と広角端のキャリブレーション情報を1つにまとめて記憶しても良い。この場合のキャリブレーション情報は、装着されているレンズのレンズID、レンズ名、シリアル番号、望遠端を示すIDと望遠端のAFフレーム位置と望遠端の補正値と前ピン/後ピン情報、さらに、広角端を示すIDと広角端のAFフレーム位置と広角端の補正値と前ピン/後ピン情報を含む。
以上、このようにキャリブレーションにおいて前ピン/後ピンの情報を再生可能に記録しておくことで、前ピン/後ピンの合焦位置の微調整などを行ったとしても、前ピン/後ピン情報から調整内容を確認することが可能になる。さらに、キャリブレーションの再調整時のユーザーの処理効率を高めることが可能になる。
本実施形態では、AF補正手段は、望遠端及び広角端における補正値を設定できるように構成されているが、補正値を得る焦点距離を、レンズの全焦点距離から、ユーザーの判断で選択できるように構成することもできる。そして、表示手段により、各焦点距離における補正値を一覧で表示することができる。コントラスト検出方式で位相差AFの補正値を算出して設定する場合に、撮像素子の撮像面の情報によるコントラスト検出方式を用いることができるが、被写体像の輝度を測定するAEセンサ(33)の情報によるコントラスト検出方式を用いることもできる。また、AF補正手段において補正値を設定する焦点距離は、補正値を設定する焦点距離を選んで提示し、その中から実際に補正値を設定する焦点距離を選択できるように構成することができる。
[実施形態2]
実施形態2では、実施形態1で調整された補正値を表示する仕組みについて具体的に説明する。調整による補正値の表示に関する画面を図7(a)を用いて説明する。調整による補正値の表示画面(500)は、タイトル(501)と目盛り(502)と指標(503)、(504)、(505)、(506)と補正比較情報(507)、補正比較情報(508)とキャンセルボタン(509)で構成される。指標(503)、(504)、(505)、(506)は同じように描かれているが、実際は色などにより互いに識別可能になっている。タイトル(501)には、補正値の表示という様な画面タイトルを表示する。目盛り(502)には、補正値を表すための目盛りを表示する。この目盛りは、レンズの開放F値によって1目盛りの表す補正量が変化する「スケール表示」になっている。指標(503)には、望遠端のキャリブレーションの補正値を表すための指標を表示する。この指標が目盛りのどこにあるかによって、補正値が表される。初期状態の場合は±0の位置に表示される。指標(504)には、望遠端のキャリブレーション調整の補正値を表すための指標を表示する。この指標が目盛りのどこにあるかによって、補正値が表される。初期状態の場合は±0の位置に表示される。指標(505)には、広角端のキャリブレーションの補正値を表すための指標を表示する。この指標が目盛りのどこにあるかによって、補正値が表される。初期状態の場合は±0の位置に表示される。指標(506)には、広角端のキャリブレーション調整の補正値を表すための指標を表示する。この指標が目盛りのどこにあるかによって、補正値が表される。初期状態の場合は±0の位置に表示される。補正比較情報(507)には、望遠端のキャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較による前ピン/後ピン情報が表示される。初期状態の場合は±0が表示される。この図では、望遠端のキャリブレーションの補正値に対してキャリブレーション調整の補正値が前ピン設定となっているので、このような表示を行う。補正比較情報(508)には、広角端のキャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較により前ピン/後ピン情報が表示される。初期状態の場合は±0が表示される。この図では、広角端のキャリブレーションの補正値に対してキャリブレーション調整の補正値が後ピン設定となっているので、このような表示を行う。キャンセルボタン(509)は、画面表示をキャンセルするボタンである。
本実施形態では、以上のように、補正ないし調整を行った時の画像を読み出し表示する。これにより、前ピン/後ピンの合焦位置の微調整を行ったとしても、補正値、及びキャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較による前ピン/後ピン情報から調整内容を確認することが可能になる。さらに、再調整時のユーザーの処理効率を高めることが可能になる。
[実施形態3]
実施形態3では、実施形態2とは異なる態様で、調整された補正値を表示する。その仕組みについて具体的に説明する。調整による補正値の表示に関する画面を図7(b)を用いて説明する。実施形態2では、望遠端の補正値の指標として、キャリブレーションの補正値と望遠端のキャリブレーション調整の補正値を表示しているが、最終的な補正値であるキャリブレーション調整の補正値となる指標(504)のみを表示しても良い。同様に広角端の補正値の指標としては、キャリブレーション調整の補正値となる指標(506)のみを表示しても良い。実施形態3では、この様な表示にする。
また、実施形態2では、補正比較情報(507)には、望遠端のキャリブレーションの補正値とキャリブレーション調整の補正値の比較による前ピン/後ピン情報が表示されていた。これに対して、実施形態3では、指標を1つだけの表示としたので、どの程度前ピン/後ピン設定としているかを分かり易くするために数値(ここでは−3)を表示する。同様に、補正比較情報(508)にも、指標を1つだけの表示としたので、どの程度前ピン/後ピン設定としているかを分かり易くするために数値(ここでは+2)を表示する。
本実施形態では、以上のように、補正ないし調整を行った時の画像を読み出し表示する。これにより、実施形態2と同様な効果を奏することができる。
なお、上述した実施形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に提供してもよい。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれている。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含むものである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1・・レンズ本体、42・・レンズ情報読み取り手段、42・・キャリブレーション情報読み取り手段、42・・キャリブレーション補正値比較手段、43・・表示手段

Claims (22)

  1. 撮影時に所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置であって
    F補正手段と表示手段とを有し、
    前記AF補正手段は、前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定することができ、
    前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値が設定されるとき、前記表示手段は、前記キャリブレーションの補正値を表すための第1の指標と、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための第2の指標と、を表示して、前記第1の指標と前記第2の指標との位置関係の情報を表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記AF補正手段は、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離において、それぞれ、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を設定することができ、
    前記表示手段は、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離について、それぞれ、前記第1の指標と前記第2の指標を表示して、前記位置関係の情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 交換可能なレンズ本体のレンズ情報を読取るレンズ情報読み取り手段と、
    前記レンズ情報に対応した前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値、及び前記位置関係の情報を読取るキャリブレーション情報読み取り手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、前記レンズ情報、前記レンズ情報に対応した前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値、及び前記位置関係の情報を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記AF補正手段は、ユーザーが前記キャリブレーション調整の補正値を手動で設定できるように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記所定の検出方式は位相差検出方式であり、
    前記AF補正手段は、コントラスト検出方式を用いて前記キャリブレーションの補正値を算出し、設定できるように構成されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記コントラスト検出方式を用いて前記キャリブレーションの補正値を算出して設定するキャリブレーション補正時の補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を手動で設定するキャリブレーション調整後の補正値とから前記位置関係を判定するキャリブレーション補正値比較手段を有することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記AF補正手段は、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を得る焦点距離を、レンズの全焦点距離から、選択できるように構成されていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮影時に所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置におけるAF補正表示方法であって、
    前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定する第1のステップと、
    前記キャリブレーションの補正値を表すための第1の指標と、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための第2の指標と、を表示して、前記第1の指標と前記第2の指標との位置関係の情報を表示する第2のステップと、
    を有することを特徴とするAF補正表示方法。
  9. 前記第1のステップでは、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離において、それぞれ、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を設定し、
    前記第2のステップでは、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離について、それぞれ、前記第1の指標と前記第2の指標を表示して、前記位置関係の情報を表示することを特徴とする請求項8に記載のAF補正表示方法。
  10. 前記第1のステップは、
    前記所定の検出方式とは別の検出方式により合焦位置の情報を取得するステップと、
    前記別の検出方式により取得された合焦位置のときに前記所定の検出方式により検出される当該合焦位置の情報を取得するステップと、
    前記別の検出方式による合焦位置の情報と前記所定の検出方式による当該合焦位置の情報とに基づき、前記キャリブレーションの補正値を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8または9に記載のAF補正表示方法。
  11. 前記第1のステップでは、前記キャリブレーション調整の補正値を手動で調整することを特徴とする請求項8から10の何れか1項に記載のAF補正表示方法。
  12. 撮影時に所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置であって、
    AF補正手段と表示手段とを有し、
    前記AF補正手段は、前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定することができ、
    前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値が設定されるとき、前記表示手段は、前記キャリブレーション調整の補正値を表すための指標と、前記キャリブレーションの補正値からの前記指標が表すキャリブレーション調整の補正値による変化を示す情報と、を表示することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記AF補正手段は、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離において、それぞれ、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を設定することができ、
    前記表示手段は、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離について、それぞれ、前記指標と前記情報を表示することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 交換可能なレンズ本体のレンズ情報を読取るレンズ情報読み取り手段と、
    前記レンズ情報に対応した前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値、及び前記情報を読取るキャリブレーション情報読み取り手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、前記レンズ情報、前記レンズ情報に対応した前記キャリブレーション調整の補正値、及び前記情報を表示することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像装置。
  15. 前記AF補正手段は、ユーザーが前記キャリブレーション調整の補正値を手動で設定できるように構成されていることを特徴とする請求項12から14の何れか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記所定の検出方式は位相差検出方式であり、
    前記AF補正手段は、コントラスト検出方式を用いて前記キャリブレーションの補正値を算出し、設定できるように構成されていることを特徴とする請求項12から15の何れか1項に記載の撮像装置。
  17. 前記コントラスト検出方式を用いて前記キャリブレーションの補正値を算出して設定するキャリブレーション補正時の補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を手動で設定するキャリブレーション調整後の補正値とから前記情報を判定するキャリブレーション補正値比較手段を有することを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記AF補正手段は、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を得る焦点距離を、レンズの全焦点距離から、選択できるように構成されていることを特徴とする請求項12から17の何れか1項に記載の撮像装置。
  19. 撮影時に所定の検出方式で得られる合焦位置を調整するための補正値を設定可能な撮像装置におけるAF補正表示方法であって、
    前記所定の検出方式で得られる合焦位置を補正するキャリブレーションの補正値と、前記キャリブレーションの補正値を調整するキャリブレーション調整の補正値と、を設定する第1のステップと、
    前記キャリブレーション調整の補正値を表すための指標と、前記キャリブレーションの補正値からの前記指標が表すキャリブレーション調整の補正値による変化を示す情報と、を表示する第2のステップと、
    を有することを特徴とするAF補正表示方法。
  20. 前記第1のステップでは、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離において、それぞれ、前記キャリブレーションの補正値と前記キャリブレーション調整の補正値を設定し、
    前記第2のステップでは、望遠端側の焦点距離と広角端側の焦点距離について、それぞれ、前記指標と前記情報を表示することを特徴とする請求項19に記載のAF補正表示方法。
  21. 前記第1のステップは、
    前記所定の検出方式とは別の検出方式により合焦位置の情報を取得するステップと、
    前記別の検出方式により取得された合焦位置のときに前記所定の検出方式により検出される当該合焦位置の情報を取得するステップと、
    前記別の検出方式による合焦位置の情報と前記所定の検出方式による当該合焦位置の情報とに基づき、前記キャリブレーションの補正値を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項19または20に記載のAF補正表示方法。
  22. 前記第1のステップでは、前記キャリブレーション調整の補正値を手動で調整することを特徴とする請求項19から21の何れか1項に記載のAF補正表示方法。
JP2011100262A 2011-04-28 2011-04-28 撮像装置 Expired - Fee Related JP5825834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011100262A JP5825834B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011100262A JP5825834B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012233929A JP2012233929A (ja) 2012-11-29
JP2012233929A5 JP2012233929A5 (ja) 2014-06-26
JP5825834B2 true JP5825834B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=47434322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011100262A Expired - Fee Related JP5825834B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5825834B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4331314B2 (ja) * 1999-04-12 2009-09-16 オリンパス株式会社 一眼レフレックスタイプの電子的撮影装置
JP2001174690A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Canon Inc 自動焦点調節装置、自動露出装置、自動調光装置、光学装置及びカメラ
JP2005181356A (ja) * 2003-12-15 2005-07-07 Canon Inc カメラシステム、カメラ、アクセサリ及び撮影レンズ
JP5320855B2 (ja) * 2008-06-25 2013-10-23 株式会社ニコン レンズ鏡筒及びカメラシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012233929A (ja) 2012-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7872684B2 (en) Camera capable of correcting information for focusing control, using information stored in storage section of mounted lens apparatus
JP5653035B2 (ja) 撮像装置、焦点検出方法、および制御方法
JP4804210B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2007248782A (ja) 焦点調節装置およびカメラ
JP5932210B2 (ja) 撮像装置及び焦点調節方法
JP5906235B2 (ja) 撮像装置
JP5366643B2 (ja) 撮像装置
JP2011002848A (ja) 撮像装置
US7616875B2 (en) Imaging device
US8004598B2 (en) Focus adjustment apparatus and image capturing apparatus
JP6561437B2 (ja) 焦点調節装置および撮像装置
JP2009210872A (ja) 撮像装置
JP2008203428A (ja) 撮像装置
JP2007121780A (ja) 電子カメラ、電子カメラに着脱可能なレンズ
JP5930621B2 (ja) 撮像装置、その制御方法およびコンピュータプログラム
JP6544936B2 (ja) 撮像装置の制御装置、撮像装置及びその制御方法
JP5825834B2 (ja) 撮像装置
JP2012233930A (ja) 撮像装置
JP2009139728A (ja) 制御装置
JP4933035B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2017021177A (ja) レンズケラレ時の測距点、測距エリア遷移方法
JP2006003533A (ja) 撮像装置、合焦制御方法、及びプログラム
JP2016114720A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP5843457B2 (ja) 撮像装置
US10834307B2 (en) Image pickup apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151013

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5825834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees