JP5823039B2 - センサ収納容器と、それを用いたセンサ装着方法 - Google Patents

センサ収納容器と、それを用いたセンサ装着方法 Download PDF

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Description

本発明は、たとえば血糖値を測定するセンサを収納するセンサ収納容器と、それを用いたセンサ装着方法に関するものである。
従来のセンサ収納容器は、筒状の容器内部に、薄板状のセンサを密閉状態で複数枚収納している。使用者は、一枚のセンサを容器から取り出して血糖値の測定器に装着し、血糖値を測定する。
この時、たとえば高齢者や目の不自由な人にとっては、筒状の容器内で無秩序に収納された複数枚のセンサから一枚のセンサを取り出すことは難しく、さらに、この取り出した薄板状のセンサを、このセンサに合わせて細長く形成されたセンサ挿入口に挿入する作業も難しいものであった。
結論として、容器内のセンサを測定器に適切に装着することは難しく、その結果として使い勝手が悪かった。
そこで、一枚のセンサを容器から排出し、測定器のセンサ挿入口に挿入させるセンサ収納容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、提案された従来のセンサ収納器は、依然として使い勝手が悪かった。
すなわち、この従来例のセンサ収納容器は、使用者が、容器の外周側面を握ると排出トリガーが押され、一枚のセンサの電極が容器外に排出され、電極が露出した状態で容器に保持される。
次に、この容器に保持されたセンサを測定器に挿入するが、電極が容器外に露出状態となった薄板状のセンサを、測定器に適切に接続するのは容易ではない。例えば、使用者は、センサ収納容器を持って、電極が露出したセンサを測定器のセンサ挿入口に差し込んでいくが、センサをセンサ挿入口に対して誤った角度で差してしまうと、薄板のセンサが屈曲してしまい、センサを損傷させてしまうことがある。また、使用者がセンサ収納容器を測定器に押し付けすぎてしまった時も、薄板のセンサが屈曲してしまい、センサを損傷させてしまうことがある。
つまり、センサを測定器に装着することは依然として難しく、使い勝手が悪かった。
特表2008−502901号公報
本発明は、開口部を有する容器と、この容器の開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋を開けた状態で容器の開口部から引き出し自在に設けたセンサ収納体とを備え、センサ収納体は、開口部から引き出し自在に設けられるセンサケースを備える。また、センサケースの内部において、電極側を容器の開口部側にした状態で重合されて収納される複数の板状のセンサと、このセンサケース内において重合収納されたセンサを一方側に付勢する付勢体を有する。また、センサケースには、容器の開口部側の面で、付勢体によってセンサが付勢される部分にセンサ排出口を設けるとともに、このセンサ排出口のセンサケースの外側部分にはセンサ排出口を測定器のセンサ挿入口に合致させるためのガイド突起を設ける。さらに、容器の内面には、この容器の開口部からセンサケースが引き出された状態において、センサケースの内部のセンサの電極とは反対側の端部に対応する部分に、このセンサの電極とは反対側の端部に当接する押出突起を設ける。
以上のように本発明のセンサ収納容器は、使用者が密閉状態となっている容器の蓋を開放しセンサケースを容器から引き出すと、センサがセンサ排出口に対向する位置に配置される。次に、使用者が、センサケースのガイド突起を測定器のセンサ挿入部に合致させることによりセンサケースから測定器へのセンサの進入路が形成される。この合致状態から、容器を測定器側に一度だけ押しつけると、この押し付け動作により、容器の押出突起がセンサケース内のセンサをセンサ排出口側に押し出し、押し出されたセンサが、センサの進入路を通って測定器の所定の位置に装着される。
つまり、密閉した容器の蓋を開放してセンサを収納したセンサケースを容器から引き出す。そして、センサケースのガイド突起を測定器のセンサ挿入部に合致させ、容器を測定器に押し付けるだけで、センサを測定器に装着させることができる。さらにこの時、引き出されたセンサケースが容器内に収納されるのである。
その後、容器の蓋を閉成すると、残りのセンサを再び密閉状態で収納することができる。
その結果として、使用者は、密閉状態で収納された容器内のセンサを測定器に容易に装着することができるので、使い勝手を良くすることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器のセンサ収納体の分解斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器のセンサ収納体の斜視図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の断面図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の断面図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の断面図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の使用時の斜視図である。 図10は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の使用時の斜視図である。 図11は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の使用時の斜視図である。 図12は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器の使用時の斜視図である。 図13は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ収納容器のセンサ収納体の平面図である。 図14は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ収納容器のセンサケースの斜視図である。 図15は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ収納容器の断面図である。 図16は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ収納容器のセンサケースの斜視図である。 図17は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ収納容器の要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を用いて説明する。なお、本発明は、下記実施の形態によって限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1、図2に示すように、発明の第1の実施の形態におけるセンサ収納容器は、上面に長方形状の開口部を有する角筒状の容器1と、この容器1の開口部を開閉自在に覆う蓋2と、容器1の内部に、容器1の開口部から引き出し自在に設けたセンサ収納体3を備えている。
なお、容器1と蓋2は、可撓自在な接続部4で接続され、この接続部4とともに合成樹脂で一体成型されている。そして、図3に示すように、センサ収納体3が容器1内に押し込まれた状態で、蓋2を閉成させると、容器1の内部は密閉状態となる。
図4は、センサ収納体3の分解斜視図である。
センサ収納体3は、直方体形状のセンサケース5を有している。このセンサケース5は、一方に図5に示す長方形状のセンサ収納開口部5aを備え、このセンサ収納開口部5aから、複数の長板状をした薄いセンサ6が挿入される。そして図1のようにセンサケース5が容器1の内部に収納された状態では、センサケース5の内部のセンサ6は、電極7側を容器1の開口部側(図4における上側)にした状態で重合されてセンサケース5に収納される。センサ6は、たとえば血糖値を測定するもので、長板形状のセンサ本体の両端に電極7、点着部8をそれぞれ有している。
図4に示すように、センサケース5の内部には、センサ6に続いて、センサ台9、バネ(付勢体の一例)10が収納される。そして、収納蓋11の係合孔12をセンサケース5の係合突起13に係合させ、センサケース5のセンサ収納開口部5aを閉成する。すると、バネ10が、センサ台9を介して、重合状態のセンサ6をセンサケース5のセンサ収納開口部5aと対向する側へと、つまりセンサ案内壁14へと付勢する。なお、センサ台9のバネ側部分には図6に示すように乾燥剤9aが設けられ、容器1内を乾燥状態に保つ。
このように、センサ収納体3は、センサケース5、センサ台9、バネ10、収納蓋11により構成される。
図6はセンサ収納体3を容器1から引き出した状態の断面図である。
センサ収納体3を構成するセンサケース5は、容器1の開口部側の面(図6におけるセンサケース5の上側の面)において、バネ10によってセンサ6が付勢されるセンサ案内壁14部分に、センサ6の電極7に対向する位置にセンサ排出口15を設けている。さらに、センサ排出口15のセンサケース5の外側部分には、このセンサ排出口15を図9に示す測定器19のセンサ挿入口20aに合致させるため、凸形状のガイド突起16をセンサ6の排出方向に向けて設けている。
また、この図6に示すように、容器1の内面には、容器1の開口部からセンサ6を収納するセンサケース5が引き出された状態において、センサケース5内のセンサ6の電極7とは反対側の端部に対応する部分に、このセンサ6の電極7とは反対側の端部に当接する押出突起17を設けている。この押出突起17は、ほぼ直方体の柱体で、センサケース5の内部で重合状態となったセンサ6の内、センサ案内壁14に当接するセンサ6一枚の端部に当接させている。
押出突起17に対応するセンサケース5のセンサ案内壁14部分には、図4に示すように、溝状のガイド開口部18を形成し、センサ収納体3を構成するセンサケース5の容器1の開口部からの出し入れに伴って、押出突起17は、このガイド開口部18内を摺動する構成となっている。
ガイド開口部18は、センサ案内壁14において、センサケース5の底面側から上面側に伸びる長手方向に沿った中央部に、溝状に形成している。ガイド開口部18の長手方向に直交する方向の幅は、センサ6の長手方向に直交する方向の幅よりも小さくしているので、センサ6がガイド開口部18から飛び出すことは無く、センサ6はセンサ案内壁14の内部側に押しつけられる。
なお、センサケース5のガイド突起16は、図6に示すように、容器1の押出突起17側、つまり、図6におけるセンサケース5のセンサ排出口15の上部としている。このため、容器1の底面から開口部方向に向けて、押出突起17、センサ6の点着部8、センサ6の電極7、センサ排出口15、ガイド突起16が、この順番で直線上に位置することとなる。
このため、センサケース5が容器1から引き出された状態から、図7、図8に示すように、センサケース5が容器1内へと押し込まれて収納されていくと、容器1の押出突起17が、センサケース5のガイド開口部18を、図7、図8に示すように、ガイド突起16に向かって摺動する。
つまり、センサケース5が容器1内へ収納される動作とともに、押出突起17は、センサ6の電極7とは反対側の端部(つまり、点着部8)をセンサ排出口15側へと押し出す。すると、図7に示すように、センサ6の電極7は、センサ案内壁14に沿って、センサ排出口15、ガイド突起16へと進み、図8に示すように、センサケース5外に排出される。この排出動作終了時には、センサ6は、もはやセンサケース5に保持されていない状態となっている。
なおセンサ6は、長期間、空気に触れると測定機能が劣化するので、この劣化を防止するために、センサ6を収納したセンサ収納体3は、図3に示すように、容器1内に押し込まれた状態で、蓋2により閉成される。これにより、センサ6は容器1内に、密閉状態で収納される。
以上の構成において、以下に、本実施の形態の使用方法について説明する。
まず使用者は、図3に示す状態から蓋2を回動させて、図1に示すように、密閉状態であった容器1の上面を開放する。
次に、使用者が、図1の状態から図2の状態へと、センサ6を収納したセンサ収納体3を構成するセンサケース5を容器1から上方に引き出す。この時、センサ案内壁14の外面においてセンサケース5の底面側に設けた、図4に示す2つのストッパ14aが、図7、図8に示すように、容器1の内壁に対向しながら開口部に向けて移動する。開口部に向けて移動したストッパ14aは、最後に、容器1の開口部のストッパ受け(図示せず)に当接し、センサケース5の引き出しが完了する。
図6に示すように、センサケース5の内部では、センサ6が、バネ10によってセンサ案内壁14に押しつけられ、センサ排出口15に対向する位置に配置される。
つぎに使用者は、センサ6を測定器19のセンサ挿入部20に装着するため、測定器19を、たとえば右手で持ち上げて、図9に示すように、この測定器19に設けられたセンサ挿入部20を、自分側に向ける。このセンサ挿入部20は凹形状に形成され、その底部にセンサ6を挿入するセンサ挿入口20aが設けられている。
使用者は、センサケース5が引き出された容器1を図6の状態から図9の状態へと90度回転させて左手で持ち、センサケース5のガイド突起16を測定器19のセンサ挿入部20に対向させる。
本実施の形態において、センサ排出口15とガイド突起16は、センサケース5のセンサ案内壁14側の端部に配置されているので、使用者は、端部に設けた凸形状のガイド突起16を目印にして、測定器19のセンサ挿入部20に対向させることができる。
次に、使用者が、目の前で左右の手を接近させるようにして、図10に示すように、ガイド突起16を凹形状のセンサ挿入部20に合致させると、センサケース5のセンサ排出口15が、センサ挿入部20の底部に設けたセンサ挿入口20aに対向した状態(ほぼ合致した状態)となる。
すなわち、測定器19のセンサ挿入口20aは、水や埃の進入防止のため細長く形成されているため、目視では確認しづらいものであるが、本実施の形態においては、容器1のガイド突起16を測定器19のセンサ挿入部20に合致させれば、センサケース5からセンサ挿入口20aへセンサの進入路を形成することができる。
なお、ガイド突起16の凸形状とセンサ挿入部20の凹形状は、ほぼ合致させているので、ガイド突起16をセンサ挿入部20にしっかりと合致させることができる。
この図10の合致状態から、使用者が、容器1を測定器19側に一度だけ押しつけると(容器1と測定器19を近接させると)、図6〜図8に示すように、容器1の押出突起17が、センサ案内壁14に当接するセンサ6を1枚だけセンサ排出口15側に押し出す。このセンサ6は、電極7側からセンサの進入路へと押し出される。つまり、センサ6は、センサ排出口15を介して、ガイド突起16へと押し出され、測定器19のセンサ挿入口20aへと進入する。
そして、図11に示すように、容器1を測定器19に向けて最後まで押し込むと、測定器19内では、センサ6の電極がセンサ挿入口20aの奥に配置されたコネクタ(図示せず)に機械的、電気的に接続されるとともに、容器1から引き出していたセンサケース5は再び容器1に収納される。
つまり、容器1を測定器19側に一度だけ押しつけると、センサ6の装着動作が完了するとともに、センサケース5の収納動作も完了するのである。
したがって、センサ6の装着動作とセンサケース5の収納動作を同時に行うことができるので、使い勝手が良い。
また、本実施の形態においては、上述したごとく、容器1のガイド突起16を測定器19のセンサ挿入部20と当接させる構成としている。このため、容器1を測定器19に向けて最後まで押し込んだ時も、センサ6を測定器19のコネクタ(図示せず)に押し込みすぎることはなく、センサ6を測定器19のコネクタ(図示せず)に適切に挿入することができる。
この時、凸形状のガイド突起16と凹形状のセンサ挿入部20はしっかりと合致しているので、容器1と測定器19が分離してしまうことなどはなく、センサ6の挿入中に誤ってセンサ6を破損させてしまうこともない。
その後、使用者が容器1を測定器19から離すと、図12に示すように、センサ6が測定器19に装着された状態で現れる。この装着動作完了時(つまり、上述の排出動作終了時)には、センサ6は、もはやセンサケース5に保持されていないので、容器1を測定器19から簡単に引き離すことができる。
最後に、容器1を蓋2で閉成すると、センサ収納体3に収納された残りのセンサ6を再び密閉状態で収納することができる。このためセンサ6の湿気による劣化を抑えることができる。
すなわち、センサ6の装着動作完了後は、容器1を蓋2で閉成するだけで容器1内のセンサ6を再び密閉状態とすることができるので、この点からも使い勝手が良い。
なお、測定器19に装着されたセンサ6は、その点着部8に血液が点着され、この点着により、測定器19が血糖値を測定し、その結果を表示部21に表示する。そして、測定器19の排出レバー22が操作されると、センサ6はセンサ挿入部20から排出され廃棄されることとなる。
さらにまた、本実施の形態においては、図1〜図3に示すように、容器1の開口部において、蓋2を、図6の押出突起17とは反対側部分に、接続部4によって開閉自在に連結している。このため、上述したセンサ6の測定器19への装着動作において、蓋2は、測定器19および容器1の下方(図9〜図12における下側)、つまり上方のガイド突起16とは反対側に位置することになり、ガイド突起16をセンサ挿入部20に合致させる動作(つまりセンサ6の測定器19への装着動作)の邪魔になることはない。
なお、このセンサ6の測定器19への装着動作は、容器1を測定器19側に一度だけ押しつけるものであるので、使用者が誤ってセンサ6の電極7に触ってしまい、センサ6にゴミ等を付着させた状態で測定器19に挿入してしまうことはない。また、使用者がセンサ6に触らないので、使用者の熱がセンサ6に伝わって測定に悪影響を及ぼすことも無い。
これらの点からも、使い勝手が良い。
また、本実施の形態のように、容器1内にセンサケース5を引き出し自在に設け、容器1の押出突起17がセンサケース5内のセンサ6を押し出す構成にすると、センサケース5を容器1から引き出すためにセンサケース5と容器1間にわずかな隙間が必要になる。しかし、この隙間があることにより、容器1の押出突起17をセンサケース5の内部の薄板状のセンサ6に適切に当接させることができない惧れがある。
そこで本実施の形態のセンサケース5は、図5に示すように、センサ6がバネ10により付勢される側と対向する側をセンサ収納開口部とすると共に、このセンサ収納開口部を開閉自在に覆う収納蓋11を設けている。そして、この収納蓋11は、一端側をセンサ収納開口部の、容器1の開口部側(図5の上側)に設けた係合突起13に接続する構成とすると共に、他端側を遊端としている。そして、図6〜図8に示すように、収納蓋11がセンサケース5のセンサ収納開口部を閉成した時には、収納蓋11は、バネ10によってセンサケース5の外方側に付勢させる構成としている。
このため、センサケース5の内部では、バネ10がセンサ台9と収納蓋11の中央部分を押し広げることにより、収納蓋11の遊端が容器1の内壁に適切に押し付けられ、センサ台9を介して、センサ6とセンサ案内壁14が、容器1の押出突起17側に適切に押しつけられる。
したがって、容器1の押出突起17と、センサ案内壁14に当接するセンサ6との位置関係を適切に形成することができるのものとなり、押出突起17をセンサ6の端部に当接させることができる。
その結果として、容器1の押出突起17は、センサ6を1枚だけ押し出すことができる。
また、収納蓋11の外側表面には、図5に示すように、遊端側から接続部側に向かって伸びる細長い押し付け突起23を設けている。このため、収納蓋11の遊端側では、押し付け突起23が容器1の内壁に当接することとなり、押し付け突起23が無い場合と比べてセンサケース5が容器1から引き出される時の接触抵抗を低減することが出来る。
その結果として、センサケース5を、容器1から、容易に引き出すことができ、また容易に押し込むことができ、この点からも、使い勝手が良い。
さらに本実施の形態では、図13に示すように、センサケース5の容器1の開口部側の面に、センサ残量確認窓24を設けた。このセンサ残量確認窓24は、センサケース5内を摺動するセンサ台9の摺動位置に対向させて長方形状に設けている。このセンサ残量確認窓24の近傍には、センサ6の残量を示す表示を設けている。
このため、使用者は、センサ残量確認窓24から確認できるセンサ台9の位置によりセンサ6の残量を確認することができる。
また、センサ台9の色(たとえば、赤色)は、センサケース5の色(たとえば、白色)とは異ならせているので、使用者は、センサ残量確認窓24を介してセンサ台9をはっきりと確認できる。たとえば、センサ6が無くなった時には、それまで見えていた白色のセンサ6に代わって赤色のセンサ台9だけが見えることになる。したがって、使用者は、センサ6が無くなったことを確認することができる。
なお、以上説明した本実施の形態のセンサケース5は、図13に示すセンサ残量確認窓24とセンサ排出口15、さらに図4に示すガイド開口部18が開口しているので、一見、センサケース5内のセンサ6が湿気により劣化してしまうように思われる。
しかしながら、本実施の形態においては、図3に示すように、センサケース5が容器1の内部に押し込まれた状態で蓋2を閉成すると、容器1内は密閉状態となり、センサ6の湿気による劣化は抑えられる。
以上説明したごとく、本実施の形態に係るセンサ収納容器は、開口部を有する容器1と、この容器1の開口部を開閉自在に覆う蓋2と、容器1内に開口部から引き出し自在に設けたセンサ収納体3とを備える。また、センサ収納体3が、開口部から引き出し自在に設けられるセンサケース5と、このセンサケース5の内部において、電極7側を容器1の開口部側にした状態で重合されて収納される複数の板状のセンサ6を有する。さらに、このセンサケース5の内部において重合収納されたセンサ6を一方側に付勢するバネ10を有している。
センサケース5には、容器1の開口部側の面で、バネ10によってセンサ6が付勢される部分にセンサ排出口15を設けるとともに、このセンサ排出口15のセンサケース5の外側部分にはセンサ排出口15を測定器19のセンサ挿入口20aに合致させるためのガイド突起16を設けている。
さらに、容器1の内面には、この容器1の開口部からセンサケース5が引き出された状態において、センサケース5内のセンサ6の電極7とは反対側の端部に対応する部分に、このセンサ6の電極7とは反対側の端部に当接する押出突起17を設けた構成としたものであるので、使い勝手が良い。
すなわち、本実施の形態においては、使用者が密閉状態となっている容器1の蓋2を開放し、センサ6を収納したセンサケース5を容器1から引き出すと、センサ6がセンサ排出口15に対向する位置に配置される。次に、使用者が、センサケース5のガイド突起16を測定器19のセンサ挿入部20に合致させることによりセンサケース5から測定器19へのセンサ6の進入路が形成される。この合致状態から、容器1を測定器19の側に一度だけ押しつけると、この押し付け動作により、容器1の押出突起17がセンサケース5内のセンサ6をセンサ排出口15側に押し出し、押し出されたセンサ6が、センサ6の進入路を通って測定器19の所定の位置に装着される。
つまり、密閉した容器1の蓋2を開放してセンサ6を収納したセンサケース5を容器1から引き出す。そして、センサケース5のガイド突起16を測定器19のセンサ挿入部20に合致させ、容器1を測定器19に押し付けるだけで、センサ6を測定器に装着させることがでる。さらにこの時、引き出されたセンサケース5が容器1内に収納されるのである。
その後、容器1の蓋2を閉成すると、残りのセンサ6を再び密閉状態で収納することができる。
その結果として、使用者は、密閉状態で収納された容器内のセンサを測定器に容易に装着することができるので、使い勝手を良くすることができる。
(第2の実施の形態)
図14は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ収納容器を構成するセンサ収納体3Aを示し、図5に示す本発明の第1の実施の形態のセンサ収納体3とは、収納蓋11のセンサケース5Aへの取り付け方が異なる。
具体的には、センサ収納体3Aにおいて、収納蓋11Aとセンサケース5Aは、可撓自在な接続部25で接続し、この接続部25とともに一体的に樹脂成型している。これにより、構成部品の数を少なくし、制作工程を簡素化している。
収納蓋11Aの外側表面で、この収納蓋11Aの遊端側には、センサケース5Aを容器1から引き出す際の引き出しストッパ26を設けている。そして、センサ収納体3Aを容器1に収めた図15に示す状態から、センサケース5Aが容器1の開口部より引き出されていくと、引き出しストッパ26が容器1の開口部に設けたストッパ27に当接し、センサケース5Aの引き出しが完了する。
また、センサケース5A内には乾燥剤収納室28を設け、この乾燥剤収納室28に乾燥剤収納用開口部29から入れた乾燥剤(図示せず)を収納させ、その後、乾燥剤収納用開口部29に通気性のカバー(図示せず)を貼り付ける構成としている。なお、乾燥剤収納用開口部29は、センサケース5Aの内部において、センサ台9の重合されたセンサ6とは反対側に設けている。
すなわち、乾燥剤はセンサケース5A内の湿度を調整するために設けたものであり、このセンサケース5Aの内部が多湿状態の時には、その湿気を吸収し、逆にこのセンサケース5Aの内部が乾燥状態の時には、湿気を放出することで湿度を調整するようになっている。特に湿気を放出する時に、その放出部分にセンサ6が存在すると、このセンサ6に直接湿気が降り注がれる状態となるので好ましくない。
そこで、本実施の形態においては、乾燥剤収納用開口部29は、センサケース5Aの内部において、センサ台9の重合されたセンサ6とは反対側に設けており、このような構成とすれば、乾燥剤から湿気が放出される時でもそれがセンサ6に直接降り注がれることはなく、センサ6の劣化防止のためには効果的となる。
なお、乾燥剤は粉状や顆粒状など種々の物が使われ、上述のように、乾燥剤収納用開口部29には通気性のカバー(図示せず)が貼り付けられているので、乾燥剤が乾燥剤収納室28の外にこぼれ出ることはない。仮に、何らかの理由によってその乾燥剤の一部が乾燥剤収納室28の外へとこぼれ出したとしても、それはセンサケース5Aの内部のセンサ台9のセンサ6とは反対側にこぼれ出るだけである。そのため、こぼれ出した乾燥剤がセンサ6に付着してその性能を劣化させることはない。
さらに、乾燥剤収納用開口部29を、センサケース5Aの内部において、センサ台9の重合されたセンサ6とは反対側に設けた理由は、センサケース5Aの内部に設けた重合されたセンサ6のうち後半や最後に使用されるセンサ6についてもその劣化を防止するためである。
すなわち、本実施の形態においては、乾燥剤収納用開口部29は、センサケース5Aの内部において、センサ台9の重合されたセンサ6とは反対側に設けている。この構成とすれば、乾燥剤収納用開口部29と後半や最後に使用されるセンサ6の距離が近くなるので、後半や最後に使用されるセンサ6の劣化を効果的に防止することができる。
なお、センサ台9には、重合されたセンサ6とは反対側の面の中央部分にバネ10の一端側を収納する筒状収納部9bを設けている。このため、このバネ10がセンサ台9と収納蓋11Aの中央部分を押し広げることにより、センサ台9を介してセンサ6がセンサ案内壁14側に適切に押しつけられ、収納蓋11Aが容器1の内面に適切に押し付けられる。
また、図16に示すように、センサケース5Aのセンサ案内壁14の部分には、溝状のガイド開口部18の両側に沿って2本の細長い当接突起30を設けている。センサケース5Aは、この当接突起30を容器1の内面に当接させた状態で、容器1内を摺動する。
さらにまた、容器1の内面側には、図15、図17に示すように、ガイド開口部18内を摺動する長板形状の押出突起31が、ガイド開口部18に挿入された状態で、この細長いガイド開口部18に沿って2本設けられている。センサ6は、図15に示すように、バネ10によって2本の押出突起31に押し付けられる。
容器1に設けた2本の押出突起31は、容器1の開口部側の端部を、図17に示すように、センサ6の電極7とは反対側の端部で血液(検体)の点着部8の両側に当接させている。このため、押出突起31がセンサ6をセンサケース5Aの外に押し出す時に、点着部8に押し出し圧力がかかるのを防止できる。
さらに、2本の押出突起31の容器1の開口部側は、センサ6の点着部8の形状に対応させた曲面で構成しているので、センサ6を適切に押し出すことができる。
さらに本実施の形態において、センサケース5Aのセンサ排出口15部分には、このセンサ排出口15を挟んでガイド突起16と対応する位置に、センサ受け突起32を設けている。このセンサ受け突起32、ガイド突起16、2つの押出突起31が、図17に示すように、センサ6の点着部8側で、センサ6の下面、上面、側面に接する。このため、センサ6は、その排出終了状態においてもセンサケース5Aから落下することはなく、センサケース5Aに保持される。
したがって、センサ6は、その排出終了状態において、センサケース5Aに保持されつつ、その電極7側方向にだけは容易に引き出すことができる。
なお、図14、図16に示すように、センサケース5Aの外側面の中央部には、センサケース5Aの引き出し方向にガイド溝33がそれぞれ設けられている。この2つのガイド溝33内を容器1に設けた2つの案内突起(図示せず)が摺動することにより、センサケース5Aは容器1からスムーズに引き出すことができる。
また、センサケース5Aにおいて容器1の開口部側の面には、ガイド溝33と収納蓋11Aの間に引出取手34を設けたので、使用者は、容器1の内面に押し付けられた収納蓋11Aに近い位置を把持してセンサケース5Aを引き出すことができ、その結果として、センサケース5Aを容器1から安定的に引き出すことができる。
以上のように本発明のセンサ収納容器は、開口部を有する容器と、この容器の開口部を開閉自在に覆う蓋と、この蓋を開けた状態で容器の開口部から引き出し自在に設けたセンサ収納体とを備え、センサ収納体には、開口部から引き出し自在に設けられるセンサケースを備える。また、センサケースの内部において、電極側を容器の開口部側にした状態で重合されて収納される複数の板状のセンサと、このセンサケース内において重合収納されたセンサを一方側に付勢する付勢体を有する。また、センサケースには、容器の開口部側の面で、付勢体によってセンサが付勢される部分にセンサ排出口を設けるとともに、このセンサ排出口のセンサケースの外側部分にはセンサ排出口を測定器のセンサ挿入口に合致させるためのガイド突起を設ける。さらに、容器の内面には、この容器の開口部からセンサケースが引き出された状態において、センサケースの内部のセンサの電極とは反対側の端部に対応する部分に、このセンサの電極とは反対側の端部に当接する押出突起を設ける。
すなわち、本発明においては、使用者が密閉状態となっている容器の蓋を開放し、センサを収納したセンサケースを容器から引き出すと、センサがセンサ排出口に対向する位置に配置される。次に、使用者が、センサケースのガイド突起を測定器のセンサ挿入部に合致させることによりセンサケースから測定器へのセンサの進入路が形成される。この合致状態から、容器を測定器側に一度だけ押しつけると、この押し付け動作により、容器の押出突起がセンサケース内のセンサをセンサ排出口側に押し出し、押し出されたセンサが、センサの進入路を通って測定器の所定の位置に装着される。
つまり、密閉した容器の蓋を開放してセンサを収納したセンサケースを容器から引き出す。そして、センサケースのガイド突起を測定器のセンサ挿入部に合致させ、容器を測定器に押し付けるだけで、センサを測定器に装着させることができる。さらにこの時、センサケースが容器内に収納されるのである。
その後、容器の蓋を閉成すると、残りのセンサを再び密閉状態で収納することができる。
その結果として、使用者は、密閉状態で収納された容器内のセンサを測定器に容易に装着することができるので、使い勝手を良くすることができる。
本発明のセンサ収納容器は、たとえば血糖値を測定するセンサを収納するセンサ収納容器として活用が期待されるものである。
1 容器
2 蓋
3,3A センサ収納体
4 接続部
5,5A センサケース
5a センサ収納開口部
6 センサ
7 電極
8 点着部
9 センサ台
9a 乾燥剤
9b 筒状収納部
10 バネ(付勢体の一例)
11 収納蓋
11A 収納蓋
12 係合孔
13 係合突起
14 センサ案内壁
14a ストッパ
15 センサ排出口
16 ガイド突起
17,31 押出突起
18 ガイド開口部
19 測定器
20 センサ挿入部
20a センサ挿入口
21 表示部
22 排出レバー
23 押し付け突起
24 センサ残量確認窓
25 接続部
26 引き出しストッパ
27 ストッパ
28 乾燥剤収納室
29 乾燥剤収納用開口部
30 当接突起
32 センサ受け突起
33 ガイド溝

Claims (18)

  1. 開口部を有する容器と、この容器の前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記蓋を開けた状態で前記容器の前記開口部から引き出し自在に設けたセンサ収納体とを備え、
    前記センサ収納体は、前記開口部から引き出し自在に設けられるセンサケースと、
    前記センサケースの内部において、電極側を前記容器の開口部側にした状態で重合されて収納される複数の板状のセンサと、前記センサケースの内部において重合収納された前記センサを一方側に付勢する付勢体と、を有し、
    前記センサケースには、前記容器の前記開口部側の面で、前記付勢体によって前記センサが付勢される部分にセンサ排出口を設けるとともに、前記センサ排出口の前記センサケースの外側部分には前記センサ排出口を測定器のセンサ挿入口に合致させるためのガイド突起を設け、
    前記容器の内面には、前記容器の前記開口部から前記センサケースが引き出された状態において、前記センサケース内の前記センサの前記電極とは反対側の端部に対応する部分に、前記センサの前記電極とは反対側の端部に当接する押出突起を設けたセンサ収納容器。
  2. 前記押出突起に対応する前記センサケースの部分には、溝状のガイド開口部を設け、前記押出突起は、前記容器の前記開口部からの前記センサ収納体の出し入れに伴って、前記ガイド開口部内を摺動する構成とした請求項1に記載のセンサ収納容器。
  3. 前記センサケースの前記ガイド突起は、前記容器の前記押出突起側とした請求項2に記載のセンサ収納容器。
  4. 前記押出突起を前記容器内に2つ設け、この2つの押出突起をセンサケース内に収納される前記センサの前記電極とは反対側の端部で、検体の点着部の両側に当接させる構成とした請求項1に記載のセンサ収納容器。
  5. 前記容器の前記開口部において、前記蓋を前記押出突起とは反対側の部分に開閉自在に連結した請求項1に記載のセンサ収納容器。
  6. 前記センサケースは、前記センサが付勢される側と対向する側に設けたセンサ収納開口部と、前記センサ収納開口部を開閉自在に覆う収納蓋とを有し、前記収納蓋を前記付勢体によって前記センサケースの外方側に付勢させる構成とした請求項1に記載のセンサ収納容器。
  7. 前記収納蓋は、一端側を前記センサ収納開口部の、前記センサ収納体を前記容器内に収納した状態における前記容器の前記開口部側に接続する接続部とすると共に、他端側を遊端とした請求項6に記載のセンサ収納容器。
  8. 前記収納蓋の外側表面には、前記収納蓋の遊端側から接続部側に向かって伸びる押し付け突起を設けた請求項6に記載のセンサ収納容器。
  9. 前記収納蓋と前記センサケースは、可撓自在な接続部で接続し、この接続部とともに一体的に成型した請求項7に記載のセンサ収納容器。
  10. 前記収納蓋の外側表面で、前記収納蓋の遊端側には、前記センサケースを前記容器から引き出す際の引き出しストッパを設けた請求項9に記載のセンサ収納容器。
  11. 前記センサケースの前記センサ排出口の部分には、このセンサ排出口を挟んで前記ガイド突起と対応する位置に、センサ受け突起を設けた請求項10に記載のセンサ収納容器。
  12. 前記センサケースには、前記容器の前記開口部側の面に、センサ残量確認窓を設けた請求項1に記載のセンサ収納容器。
  13. 前記センサケースの内部には、重合状態の前記センサと前記付勢体の間にセンサ台を設け、前記センサ台を前記センサケースの内部で摺動させる構成とし、前記センサ台の摺動位置に対向させて前記センサケースの前記センサ残量確認窓を設けた請求項12に記載のセンサ収納容器。
  14. 前記センサ台の色を、前記センサケースとは異ならせた請求項13に記載のセンサ収納容器。
  15. 前記センサケースの内部に、乾燥剤収納室を設け、前記乾燥剤収納室には、乾燥剤を収納させた請求項13に記載のセンサ収納容器。
  16. 前記乾燥剤収納室の乾燥剤収納用開口部は、前記センサケースの内部において、前記センサ台の前記センサとは反対側に設けた請求項15に記載のセンサ収納容器。
  17. 前記センサ台の前記センサとは反対側に前記付勢体の一端側を収納する筒状収納部を設けた請求項13に記載のセンサ収納容器。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載されたセンサ収納容器を用いたセンサ装着方法であって、まず容器の蓋を開放し、次にこの容器の開口部からセンサケースの一部を容器外に引き出し、その後このセンサケースのガイド突起を測定器のセンサ挿入口に合致させ、次に測定器と容器が接近する方向に付勢することでセンサケース内に収納されたセンサを測定器のセンサ挿入口側に押し出させるセンサ装着方法。
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