JP5822116B2 - 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等に用いられる現像装置並びにこれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
従来、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤を用いる現像装置を備える画像形成装置が広く用いられている。二成分現像剤を用いる現像装置としては、表面部分が回転軸を中心に回転する現像担持体である現像ローラと、現像ローラに供給する現像剤の収容部を形成する現像ケーシングとを備えるものが知られている(特許文献1及び2等)。このような現像装置では、現像ケーシング内に、現像ローラの軸線方向に平行に現像剤を搬送しながら現像ローラに現像剤を供給する供給搬送路等、現像ローラの軸線方向に平行に現像剤を搬送する現像剤搬送路と、回転することにより現像剤搬送路内の現像剤を現像ローラの軸線方向に平行に搬送する搬送スクリュとを備える。
このような現像装置では、現像ローラや搬送スクリュ等の回転体に外部から入力される回転駆動を伝達するギヤ列からなる駆動伝達部を備える。この駆動伝達部は、現像ケーシングにおける軸線方向の端部である現像ケーシング側壁部に対して軸線方向の外側に配置されている。駆動伝達部は、画像形成装置本体が備える駆動源から回転駆動が入力される駆動入力ギヤを備える。また、各回転体の回転軸である回転体回転軸は、現像ケーシング側壁部に対して軸線方向の内側から外側にかけて延在しており、その外側において回転体に回転駆動を入力する回転体駆動ギヤが回転体回転軸に固定されている。そして、駆動入力ギヤから直接、または他のギヤを介して、各回転体に設けられた回転体駆動ギヤに回転駆動が伝達されることによって、それぞれの回転体が回転する。
近年、現像ケーシングを小さくすることによって現像装置の小型化が図られている。しかし、現像ケーシングを小さくしても、軸線方向から現像装置を見た場合の軸線方向と直交する方向について、現像ケーシングよりも外側に駆動入力ギヤがはみ出していると、現像ケーシングを小さくしたメリットが損なわれる。
駆動入力ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制する構成としては、回転体駆動ギヤの一つを駆動入力ギヤとして用いる構成が考えられる。
しかし、回転体は、回転体本体と回転体回転軸と回転体駆動ギヤとが一体的に回転するものであり、回転体回転軸は現像ケーシングに対して回転するものであるため、回転体回転軸は現像ケーシングに対してガタが生じてしまう。このガタがあると、現像ケーシングに対する軸心のブレが生る。駆動入力ギヤは、一般的に、現像装置のすべての回転体に対する駆動を伝達するため、回転トルクが大きくなり易い。このような駆動入力ギヤの回転軸が軸心にブレが生じる構成であると、回転ギヤの回転が不安定になるなどの不具合が生じるおそれがある。このため、駆動入力ギヤの回転軸を構成する軸部材は、現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材であることが求められ、回転体駆動ギヤの一つを駆動入力ギヤとして用いることは出来ない。
現像ローラや搬送スクリュ等の回転体は現像装置における機能を発揮するために設置位置が決められており、現像ケーシングはこれらの回転体を覆うように形成されている。そして、駆動入力ギヤを支持する固定軸部材を回転体回転軸の設置位置を避けるように設置し、このような固定軸部材にこの固定軸部材よりも径の大きな駆動入力ギヤを配置すると、現像装置を軸線方向から見た場合の軸線方向と直交する方向について、駆動入力ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出し易くなる。
このような問題は、現像ケーシング側壁部に固定された軸部材である固定軸部材が駆動入力ギヤの回転軸である場合に限らず、現像ケーシング側壁部に対して軸線方向の外側に配置され回転ギヤを回転可能に支持し、現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材を回転体回転軸とを別々の位置に配置する構成であれば同様に生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、現像ケーシング側壁部の軸線方向の外側に配置された回転ギヤを安定的に回転させることができる構成で、軸線方向に直交する方向について回転ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制できる構造の現像装置、並びにこの現像装置を備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、現像剤を表面上に担持して表面移動し、潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面の潜像に現像剤を供給して現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体の表面における表面移動方向に直交する該現像剤担持体の軸線方向に延在する回転体回転軸を備える回転体と、該現像剤担持体の表面に供給する現像剤の収容部を形成し、該回転体の全部または少なくとも一部を覆うように設けられた現像ケーシングと、該現像ケーシングにおける該軸線方向の端部を構成し、該回転体回転軸の該軸線方向の端部を支持する現像ケーシング側壁部と、該現像ケーシング側壁部に対して該軸線方向の外側に配置され、回転軸が上記軸線方向に延在する回転ギヤと、該回転ギヤを回転可能に支持し、該現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材と、を有する現像装置において、上記固定軸部材の軸心と、上記回転体回転軸の軸心とが同一直線上であることを特徴とするものである。
本発明においては、回転ギヤを回転可能に支持する部材が、現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材であるため、固定軸部材の軸心にブレが生じることがなく、現像ケーシング側壁部の軸線方向の外側に配置された回転ギヤを安定的に回転させることができる。
また、固定軸部材の軸心と、上記回転体回転軸の軸心とが同一直線上であるため回転ギヤと回転体との軸心が同一となる。このため、固定軸部材の軸心と、上記回転体回転軸の軸心とが同一直線上ではない構成に比べて、軸線方向に直交する方向について上記固定軸部材で支持される回転ギヤが上記回転体回転軸を中心に回転する回転体よりも外側にはみ出し難くすることができ、または、はみ出したとしてもはみ出し量を小さくすることができる。現像ケーシングは、回転体の全部または少なくとも一部を覆うように設けられているため、本発明においては、軸線方向に直交する方向について回転ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制できる。
本発明によれば、現像ケーシング側壁部の軸線方向の外側に配置された回転ギヤを安定的に回転させることができる構成で、軸線方向に直交する方向について回転ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制できる構造とすることが出来るという優れた効果がある。
本実施形態の現像装置の奥側端部の断面説明図。 本実施形態に係るプリンタの外観斜視図。 本実施形態に係るプリンタの概略断面図。 プロセスカートリッジの拡大説明図。 現像装置の断面説明図。 現像装置の概観斜視説明図。 現像装置の正面図。 現像装置の背面図。 現像装置の手前側端部の断面説明図。 スタッドに組み付ける各部材の説明図。 変形例1に係るスタッドの概略説明図、(a)は、カバー部材を設けた構成の説明図、(b)は、軸受部材の形状をスタッドの露出部を覆う形状とした構成の説明図。 変形例2に係るスタッドの概略説明図、(a)は、スタッド全体の説明図、(b)は、スタッド大径部の拡大説明図。
以下、本発明を画像形成装置としてのプリンタ(以下、プリンタ100という)に適用した実施形態について説明する。
図2及び図3を参照して、プリンタ100の全体構成とともに動作を説明する。図2は、プリンタ100の外観斜視図、図3は、プリンタ100の内部構成の一例を示す概略的な縦断面図である。
プリンタ100は、装置本体1のほぼ中央に配置され、シートに画像を形成する後述の画像形成手段等を備えた画像形成部2を備える。また、プリンタ100は、画像形成部2の下方に配置され、画像形成部2にシートもしくはシート状記録媒体の一例としての用紙Sを給送する給紙部20を備える。さらに、プリンタ100は、画像形成部2の上方に、画像形成部2にて画像形成された用紙を装置本体1の手前(図2中の右側前方であり、装置正面側である)から奥側(図2中の左側後方であり、装置背面側である)に排出するシート排出部25と、画像形成部2の上部に配置され、シート排出部25からシート排出方向Xaに排出される用紙Sを積載するシート積載部40とを有する。
ここで、シートとは、例えば転写紙や記録紙等の用紙(厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙等を含む)、塗工紙(コート紙やアート紙等を含む)、OHPシートもしくはOHPフィルム、トレーシングペーパ等を含み、画像転写可能な被画像形成媒体を意味する。
プリンタ100は、タンデムタイプのカラー画像形成装置である。図1等において、Yは、シート排出方向Xaと直交するシート幅方向を示しており、シート排出方向Xbは、シート排出方向Xaと反対方向を示す。
画像形成部2には、図3に示すように、潜像担持体である複数のドラム状の感光体3(3a,3b,3c,3d)を有し、各感光体3(a〜d)には、互いに異なった色のトナー像がそれぞれ形成される。プリンタ100では、感光体3(a〜d)の表面に、イエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナー像がそれぞれ形成される。各感光体3(a〜d)は、所定の間隔をあけて互いに平行に配置され、これらの感光体3(a〜d)の下部に対向して中間転写体として構成された中間転写ベルト4が配置されている。この中間転写体としては、ドラム状の像担持体を用いることもできるが、プリンタ100では複数の支持ローラ(第一支持ローラ5,第二支持ローラ6)に巻き掛けられて図3中の矢印方向(図3中反時計回り方向)に駆動される無端ベルトからなる中間転写ベルト4が用いられている。
各感光体3(a〜d)の周囲の構成は、同様であるため、図3において一番右側に配置されたイエロートナー像が形成されるY用感光体3aを代表して説明する。
Y用感光体3aの周囲には、Y用感光体3aの表面に一様な帯電処理を行う帯電装置7を備える。また、帯電装置7と対向する位置に対してY用感光体3aの表面移動方向下流側は、画像情報をY用感光体3aの表面にレーザ光で照射する光走査装置8(LSU)による露光が成され、静電潜像が形成される露光位置となる。露光位置のY用感光体3aの表面移動方向下流側には、Y用感光体3aの表面に形成された静電潜像を可視像化する現像装置9を備える。さらに、Y用感光体3aの表面移動方向下流側には、中間転写ベルト4を介して感光体3aと対向配置された転写装置10と、中間転写ベルト4に転写後のY用感光体3aの表面に残留するトナー等を除去回収するクリーニング装置11とを備える。
現像装置9の上方には、円筒形状のトナー容器101と補給機構102とが配置されており、現像装置9でのトナー消費に応じて補給機構102が駆動し、トナー容器101から現像装置9にトナーが供給される構成となっている。また、トナー容器101は、プリンタ100の装置本体1に対して着脱可能となっている。
また、プリンタ100には、中間転写ベルト4を挟んで、第二支持ローラ6に対向するように、二次転写ローラ12が配置されている。
上述した構成のプリンタ100において画像形成が開始されると、Y用感光体3aが図3における時計方向に回転駆動され、この時、帯電装置7によってY用感光体3aの表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、その帯電された表面に、光走査装置8から画像情報に基づくレーザ光が照射され、これによってY用感光体3aに静電潜像が形成される。そして、感光体3aの表面に形成された静電潜像は、現像装置9によってイエロートナー像として可視像化され、そのイエロートナー像は転写装置10によって中間転写ベルト4上に転写される。
フルカラー画像形成時は画像形成動作が残りの全ての感光体3(b〜d)で同様に行われ、これによって各感光体3(a〜d)にそれぞれ形成されたイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナー像が中間転写ベルト4上に順次重ねて転写される。
一方、画像形成部2の下方に配置された給紙部20には、転写紙、記録紙または樹脂フィルムなどから成るシートとしての用紙Sを積載するシート収容部としての給紙トレイ21が設けられている。さらに、給紙部20には、給紙トレイ21に積載された用紙Sを送り出す給紙コロ22と、重送された用紙を1枚に分離する分離手段としてのフリクションパッド23とが設けられている。また、給紙部20の図3中の右側には、両面画像形成時に用いる再搬送路24とが設けられている。
給紙部20から給送された用紙Sは、レジストローラ13に向けて送り出され、その先端が停止しているレジストローラ13に一旦突き当てられる。これによって用紙S先端の斜めずれなどが修正・整合される。その後、レジストローラ13は、中間転写ベルト4上に形成されたカラートナー像の先端が、二次転写ローラ12と第二支持ローラ6との対向部である二次転写部で用紙Sの先端部と合致するような所定のタイミングで回転を再開し、二次転写部に向けて用紙Sを送り出す。これにより、中間転写ベルト4の表面上のカラートナー像が二次転写部において用紙S上に転写される。
二次転写部で未定着のカラートナー像が転写された用紙Sは、定着装置14に送られ、定着装置14における加熱・加圧によって未定着のカラートナー像が定着される。その後、シート排出部25の排出ローラ対25aにより装置本体1の上面に設けられたシート積載部40に、画像面が下向き(フェースダウン)で排紙される。定着装置14は、定着ローラ14a、定着ローラ14aに巻き掛けられた定着ベルト14c及び定着ベルト14cを介して定着ローラ14aに圧接する加圧ローラ14b等からなる。定着装置14は、このようような構成に限らず、ヒータを内蔵したローラ式のもの、また加熱方式もIHを採用したものなど、適宜採用することができる。
なお、二次転写部を通過したカラートナー像転写後の中間転写ベルト4は、表面に付着する転写残トナー等がベルトクリーニング装置15によって除去され、次の作像・転写工程に備える。
プリンタ100は、各感光体3(a〜d)とその周囲の部材を、共通の保持体に保持させて装置本体1に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジ200(a〜d)を備える。
図4は、四つのプロセスカートリッジ200(a〜d)の一つの拡大説明図である。
図4に示すように、プロセスカートリッジ200は、感光体3、現像装置9、クリーニング装置11及び帯電装置7等を一体的に保持する構成である。
クリーニング装置11は、感光体3表面上のトナー等の付着物を除去するクリーニングブレード110と、固形潤滑剤112を削って潤滑剤を感光体3の表面上に塗布する潤滑剤塗布ブラシ111とを備える。クリーニング装置11は、クリーニングブレード110で除去したトナー等の付着物を不図示の廃トナー収容部に搬送する廃トナー回収スクリュ113を備える。
帯電装置7は、不図示の電源より帯電バイアスが印加され、感光体3の表面を一様帯電する帯電ローラ77と、帯電ローラ77表面の付着物を除去する帯電ローラ清掃部材78とを備える。
また、帯電装置7と現像装置9との間には、レーザービーム光路空間βが形成されている。
図5は、現像装置9の断面説明図であり、図6は、現像装置9の概観斜視説明図である。また、図7は、図6中の矢印F方向から見た現像装置9の正面図、図8は、図6中の矢印B方向から見た現像装置9の背面図である。また、図9は、現像装置9の軸線方向の手前側FS端部の断面説明図であり、図1は、現像装置9の軸線方向の奥側BS端部の断面説明図である。
現像装置9は、現像剤を表面上に担持して表面移動し、感光体3と対向する現像領域αで感光体3の表面の潜像に現像剤を供給して現像する現像ローラ91を備える。また、現像ローラ91に現像剤を供給しながら現像ローラ91の軸線方向に沿って現像剤を搬送する供給搬送路93と、供給搬送路93内の現像剤に対して搬送力を付与する供給搬送部材である供給スクリュ92とを備える。また、供給搬送路93の下方には、供給搬送路93の搬送方向下流端に到達した現像剤を供給搬送路93の搬送方向上流端に搬送する循環搬送路として機能する回収搬送路95を備える。さらに、回収搬送路95内の現像剤に対して搬送力を付与する循環搬送部材として機能する回収スクリュ94を備える。
供給スクリュ92は供給回転軸92aの回りに螺旋状の供給羽部92bを設けたスクリュ形状をしており、現像ローラ91の現像ローラ中心線O−91と平行な供給スクリュ中心線O−92を中心に、図5中の矢印fで示す時計回り方向に回転する。この回転により、供給スクリュ中心線O−92に沿って現像装置9の長手方向の手前側FSから奥側BSに向けて現像剤を撹拌しながら搬送する。つまり、供給スクリュ92は供給回転軸92aに回転駆動が入力されることにより現像剤をその軸線方向の手前側FSから奥側BSに向けて搬送する。
回収スクリュ94は回収回転軸94aの回りに螺旋状の回収羽部94bを設けたスクリュ形状をしており、現像ローラ中心線O−91と平行な回収スクリュ中心線O−94を中心に、図5中の矢印gで示す反時計回り方向に回転する。この回転により、回収スクリュ中心線O−94に沿って現像装置9の長手方向の奥側BSから手前側FSに向けて現像剤を撹拌しながら搬送する。つまり、回収スクリュ94は回収回転軸94aに回転駆動が入力されることにより現像剤を供給スクリュ92による搬送方向とは逆向きの奥側BSから手前側FSに向けて搬送する。
現像装置9は、上下に配置された供給搬送路93と回収搬送路95とは、仕切り壁96によって空間的に仕切られており、仕切り壁96の軸線方向の両端部の設けられた開口部である剤上昇口41及び剤落下口42によって連通する。
現像装置9では、二つの現像剤搬送路のうちの上方に配置された供給搬送路93内の現像剤が、供給スクリュ92が回転することにより現像ローラ91に振り掛けられる。現像ローラ91に振り掛けられた現像剤は、図5中の反時計回り方向に回転する現像ローラ91の表面に担持・搬送される。そして、現像剤規制部材であるドクタブレード97と現像ローラ91とが対向する隙間であるドクタギャップで現像剤が規制され、ドクタギャップに対応する層厚になった現像剤が、現像領域αに搬送され、トナー像が形成される。
現像領域αを通過した後の現像ローラ91上の現像剤は、回収搬送路95内に回収され、回収スクリュ94の回転により、供給搬送路93内の現像剤とは反対方向へと搬送される。また、供給搬送路93の下流側端部には、回収搬送路95の上流側端部との連通口である剤落下口42が設けられている。そして、供給搬送路93内の現像剤のうち、現像ローラ91に供給されず、供給搬送路93の下流側端部まで搬送された現像剤は、剤落下口42から回収搬送路95へと受け渡される。
さらに、供給搬送路93内の下流側端部の上方には、現像ケーシング99の上方にある補給機構102によってトナー容器101内のトナーが供給されるトナー補給口309が設けられている。現像装置9は、消費量に応じた量のトナーが補給機構102によってトナー補給口309から供給される。そして、トナー補給口309から補給されたトナーは、供給搬送路93の下流側端部まで到達した現像剤とともに剤落下口42から回収搬送路95へと受け渡される。
回収搬送路95の下流側端部には、供給搬送路93の上流側端部との連通口である剤上昇口41が設けられている。回収搬送路95内の回収スクリュ94は軸線方向へと現像剤を搬送し、その下流側端部近傍の回収搬送路95内で現像剤を堆積させる。トナー補給口309から供給されたトナーによりトナー濃度が再び上昇し、回収搬送路95の下流側端部で堆積した現像剤は、剤上昇口41を介して上方の供給搬送路93へと受け渡される。そして、供給搬送路93へと受け渡された現像剤は、供給スクリュ92の回転によって軸線方向に搬送されながら現像ローラ91に供給される。また、回収搬送路95の下流側端部の現像剤の堆積部の近傍にトナー濃度センサ98が現像ケーシング99の外部から対向するように配置されている。このトナー濃度センサ98によって回収搬送路95内の現像剤のトナー濃度を磁気的に検知する。
次に、現像装置9の駆動伝達部について説明する。
現像装置9の駆動伝達部は、駆動入力ギヤ51、出力ギヤ53、第一アイドラギヤ79、第二アイドラギヤ80、現像ローラ駆動ギヤ91b、回収駆動ギヤ94c、回収出力ギヤ72及び供給駆動ギヤ71等から構成される。
図1及び図8にしめすように、駆動入力ギヤ51、出力ギヤ53、第一アイドラギヤ79、第二アイドラギヤ80、現像ローラ駆動ギヤ91b及び回収駆動ギヤ94cは、現像装置9の背面側ケーシング99bに対して奥側の軸線方向の外側に配置されている。一方、図7及び図9に示すように、回収出力ギヤ72及び供給駆動ギヤ71は、現像装置9の正面側ケーシング99fに対して手前側の軸線方向の外側に配置されている。
図9に示すように、供給駆動ギヤ71は供給用Eリング73によって供給回転軸92aに対するスラスト規制がなされ、回収出力ギヤ72は回収用Eリング74によって回収回転軸94aに対するスラスト規制がなされる。また、現像ケーシング99の上部の一部が、現像装置9の手前側FSに突き出し、先端が下方に折れて、供給スクリュスラスト規制部70を形成している。供給スクリュスラスト規制部70は、供給駆動ギヤ71の軸線方向の手前側FSの端面に接触することで、供給駆動ギヤ71を取り付けた供給スクリュ92が軸線方向の手前側FSに移動することを防止している。
駆動入力ギヤ51及び出力ギヤ53は、背面側ケーシング99bに圧入され、固定された円柱状の軸部材であるスタッド50に回転可能に支持されたギヤである。
また、第一アイドラギヤ79は、背面側ケーシング99bに固定された不図示のスタッド部材に回転可能に支持されたギヤであり、第二アイドラギヤ80は、背面側ケーシング99bに固定された第二アイドラスタッド81に回転可能に支持されたギヤである。
また、現像ローラ駆動ギヤ91bは、現像ローラ軸部91aに対して固定されており、現像ローラ91と共に回転するギヤである。回収駆動ギヤ94c及び回収出力ギヤ72は、回収回転軸94aに固定されており、回収スクリュ94と共に回転するギヤである。さらに、供給駆動ギヤ71は、供給回転軸92aに固定されており、供給スクリュ92と共に回転するギヤである。
装置本体1に設けられた駆動源である不図示の駆動モータが駆動することによって回転する不図示の駆動ギヤと、駆動入力ギヤ51の小径部とが噛合っており、駆動ギヤの回転駆動が駆動入力ギヤ51に伝達される。出力ギヤ53は、カップリングによって駆動入力ギヤ51と接続されており、駆動入力ギヤと共に回転する。
図1及び図8に示すように、出力ギヤ53は、第一アイドラギヤ79と噛合い、第一アイドラギヤ79は、現像ローラ91と共に回転する現像ローラ駆動ギヤ91bと噛合っている。そして、駆動入力ギヤ51が回転することにより、出力ギヤ53及び第一アイドラギヤ79を介して、現像ローラ駆動ギヤ91bに回転駆動が伝達され、現像ローラ91が回転する。また、第二アイドラギヤ80の大径部は駆動入力ギヤ51の小径部と噛合い、第二アイドラギヤ80の小径部は回収駆動ギヤ94cと噛合っている。そして、駆動入力ギヤ51が回転することにより、第二アイドラギヤ80を介して、回収駆動ギヤ94cに回転駆動が伝達され、回収スクリュ94が回転する。
図7及び図9に示すように、回収出力ギヤ72は、供給駆動ギヤ71と噛合っており、回収スクリュ94が回転することで、回収出力ギヤ72が回転し、供給駆動ギヤ71に回転駆動が伝達され、供給スクリュ92が回転する。
ここで、従来の現像装置について説明する。
従来、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤を用いる現像装置を備える画像形成装置が広く用いられている。二成分現像剤を用いる現像装置としては、表面部分が回転軸を中心に回転する現像担持体である現像ローラの軸線方向に平行に現像剤を搬送しながら現像ローラに現像剤を供給する供給搬送路と、現像剤搬送方向における供給搬送路の下流端に到達した現像剤を供給搬送路の上流端に搬送する循環搬送路とを有するものが知られている。
供給搬送路と循環搬送路とを備える現像装置としては、供給搬送路から現像ローラに供給された現像剤が、潜像担持体である感光体と現像ローラとの対向部である現像領域を通過した後、供給搬送路に受け渡されるものがある。このような現像装置では、供給搬送路が、現像ローラに対する現像剤の供給と回収との両方の機能を兼務する現像剤搬送路である。
現像領域を通過した現像剤は感光体上の潜像にトナーを供給してトナー濃度が低下した状態であるので、現像領域を通過した現像剤が供給搬送路に戻る現像装置では供給搬送路の下流側ほど現像剤中のトナー濃度が低下する。特に高印字率の画像では現像領域を通過する前の現像剤に対して現像領域を通過した後の現像剤のトナー濃度の低下が大きくなり、供給搬送路の下流側のトナー濃度低下が大きく、画像品質が低下する問題が生じる。
特許文献1及び特許文献2に記載の現像装置は、現像ローラに供給する現像剤の収容部を形成する現像ケーシング内に、供給搬送路と回収搬送路といった現像ローラに平行な二つの現像剤搬送路を備える。これらの現像装置では、現像ローラに供給され、現像領域を通過した現像剤は回収搬送路に受け渡され、回収搬送路に受け渡された現像剤は、新たにトナーが補給された後に再び供給搬送路に戻り、現像ローラに供給される。このような現像装置では、現像領域を通過してトナー濃度が低下した現像剤は供給搬送路に戻らず、回収搬送路に受け渡されるため、上述したような供給搬送路の下流側ほどトナー濃度が低下する問題が発生しない。
特許文献1及び特許文献2に記載の現像装置では、供給搬送路と回収搬送路との二つの現像剤搬送路を上下に配置したレイアウトとなっている。このようなレイアウトにより現像装置の水平方向のスペースを小さくすることができる。また、特許文献1の図1及び特許文献2の図3に示すように、これらの現像装置は、供給搬送路が現像ローラの斜め上方に配置され、回収搬送路が現像ローラの斜め下方に配置されている。このような配置により、現像ローラの斜め下方に供給搬送路が配置され、供給搬送路の下方に回収搬送路が配置されている構成や、上述した供給搬送路が供給と回収との両方の機能を兼務する構成と比べて、現像ローラの回転軸に直交する断面における現像装置の占有面積を小さくすることができる。
本実施形態の現像装置9も、供給搬送路93が現像ローラ91の斜め上方に配置され、回収搬送路95が現像ローラ91の斜め下方に配置された構成である。このため、特許文献1や特許文献2に記載の現像装置と同様に、現像ローラ91の回転軸に直交する断面における現像装置9の占有面積を小さくすることができる。
このように回転軸に直交する断面における現像装置の占有面積を小さくすることで、現像装置を備える画像形成装置全体の小型化を図ることが出来る。特に、本実施形態のプリンタ100のように、フルカラーの画像形成装置の場合は、現像装置を四つ備えており、現像装置の占有面積を小さくすることによる画像形成装置の小型化はより顕著となる。
また、これらの現像装置は、回転することにより供給搬送路内の現像剤を現像ローラの軸線方向に平行に搬送する供給スクリュと、回転することにより回収搬送路内の現像剤を現像ローラの軸線方向に平行に搬送する回収スクリュとを備える。
このような現像装置では、現像ローラ、供給スクリュ及び回収スクリュ等の回転体に外部から入力される回転駆動を伝達する駆動伝達部を備える。駆動伝達部としては、外部から回転駆動が入力される駆動入力ギヤを備える。そして、この駆動入力ギヤから直接、または他のギヤを介して、各回転体に設けられた回転体駆動ギヤに回転駆動が伝達されることによって、それぞれの回転体が回転する。
特許文献1や特許文献2に記載の現像装置のように、回転軸に直交する断面における現像装置の占有面積を小さくしたとしても、軸線方向から現像装置を見たときに、現像ケーシングよりも外側に駆動入力ギヤがはみ出していると、現像ケーシングを小さくしたメリットが損なわれる。
駆動入力ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制する構成としては、回転体駆動ギヤの一つを駆動入力ギヤとして用いる構成が考えられる。しかし、回転体駆動ギヤはその回転軸である回転体回転軸が回転体駆動ギヤに固定され、回転体駆動ギヤとともに回転するため、回転体回転軸は現像ケーシングに対してガタがあり、現像ケーシングに対する軸心のブレが生じてしまう。駆動入力ギヤは、現像装置のすべての回転体に対する駆動を伝達するため、回転トルクが大きくなりやすく、その回転軸の軸心にブレが生じる構成であると、ギヤの回転が不安定になる不具合が生じるおそれがある。
このため、駆動入力ギヤの回転軸を構成する軸部材は、現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材であることが求められ、回転体駆動ギヤの一つを駆動入力ギヤとして用いることは出来ない。現像ローラや搬送スクリュ等の回転体は現像装置における機能を発揮するために設置位置が決められており、現像ケーシングはこれらの回転体を覆うように形成されている。そして、駆動入力ギヤを支持する固定軸部材を回転体回転軸の設置位置を避けるように設置し、これに固定軸部材よりも径の大きな駆動入力ギヤを配置すると、駆動入力ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出し易くなる。
次に、本実施形態の現像装置9の特徴部について説明する。
現像装置9は、固定軸部材であるスタッド50の軸心であるスタッド中心線O−50と、回転体回転軸である供給回転軸92aの軸心である供給スクリュ中心線O−92とが同一直線上である。
スタッド50は、背面側ケーシング99bに対して軸方向外側に突き出した円柱状の部材であり、その円柱形状の中心軸であるスタッド中心線O−50が回転中心となるように、駆動入力ギヤ51を回転可能に支持する軸部材である。また、スタッド50は、現像ケーシング99の一部である背面側ケーシング99bに固定された固定軸部材であるため、現像ケーシング99に対する位置ずれが生じない。このようなスタッド50に回転可能に支持された駆動入力ギヤ51は、現像ケーシング99に対して回転中心のブレが生じ難く、不図示の駆動モータからの駆動伝達を安定的に行うことができる。
以下、スタッド中心線O−50と供給スクリュ中心線O−92とを同一直線上とする具体的な構成について説明する。
図10は、スタッド50に組み付ける各部材の説明図である。図10に示すように、スタッド50は、金属製(SUSやSUM等)で、スタッド小径部50aとスタッド大径部50bとからなり、スタッド大径部50b側の端部は開口部を備えている。そして、図1及び図10に示すように、この開口部内に樹脂製の軸受部材54とGシール55とを配置している。軸受部材54はスタッド50に対して圧入することで固定されている。
また、スタッド小径部50a側は、出力ギヤ53を取り付け、玉軸受部材52を嵌め込まれた駆動入力ギヤ51をスタッド小径部50aに取り付け、出力ギヤ53と駆動入力ギヤ51とをカップリングによって接続する。さらに、図1に示すように、スタッド小径部50aの先端部近傍に設けられた溝部に、スタッド用Eリング56を嵌めて、スタッド50に対する出力ギヤ53及び駆動入力ギヤ51のスラスト規制を行う。
また、図1に示すように、現像装置9では、スタッド50が背面側ケーシング99bの内側まで見えており、この内側に向けたスタッド50の開口部にトナー漏れを防止するシール部材としてGシール55が配置されている。さらに、その内側に樹脂製の軸受部材54が設けられており、この軸受部材54が、回転体である供給スクリュ92の供給回転軸92aの軸線方向の奥側端部を回転可能に支持する軸受部となる。Gシール55を設けることにより、現像剤が軸受部材54が配置された軸受部に進入することを防止している。
このように、スタッド50内に供給回転軸92aを回転可能に支持する軸受部材54を設けることで、スタッド中心線O−50と供給スクリュ中心線O−92とを同一直線上とすることができる。
スタッド中心線O−50と供給スクリュ中心線O−92とが同一直線上であるため、スタッド50と供給回転軸92aとの軸線方向に直交する仮想平面における位置が同一となる。供給スクリュ92は、供給回転軸92aよりも径の大きな供給羽部92bを備え、現像ケーシングはそれを覆うように形成されている。このため、現像装置9では、スタッド50に、スタッド50よりも径の大きな駆動入力ギヤ51を配置しても、駆動入力ギヤ51が軸線方向に直交する方向について現像ケーシング99よりも外側にはみ出すことを抑制できる構造とすることが出来る。
本実施形態の現像装置9のように、背面側ケーシング99bに対して軸線方向の外側に延在し、駆動入力ギヤ51を回転可能に支持するスタッド50が供給スクリュ92の軸受部を備えることにより、背面側ケーシング99bに固定された部材内に軸受部を設けているので、部品精度を維持することができる。また、回転軸に直交する断面における占有面積を小さくした現像装置9の背面側ケーシング99bにおける限られたスペースの中で駆動入力ギヤ51を配置できる。
供給スクリュ92等の回転体に駆動入力ギヤ51を設けた場合、スクリュ部材では軸受部材とかで支持しても、現像ケーシング99に対して回転するため、どうしても若干のガタがあり、ブレが生じてしまう。このような供給スクリュ92の軸部によって駆動入力ギヤ51を支持しようとすると、ギヤの回転に不具合が生じるおそれがある。
一方、本実施形態の現像装置9では、背面側ケーシング99bに対して固定して軸がぶれない状態としたスタッド50であるため、駆動入力ギヤ51を設けることができる。これにより、ブレのない安定した駆動伝達を行うことが出来る。
また、スタッド50として、背面側ケーシング99bのモールドと一体にして樹脂製のものを用いることが考えられる。しかし、耐磨耗、耐温度の点からすると、スタッド50が樹脂性であると耐久性が不十分で、経時使用に耐えられない。よって、スタッド50としても金属製であることが望ましい。
スタッド50は、背面側ケーシング99bに対して圧入または接着されて固定されるが、その固定方法の一例を以下に示す。
まず、背面側ケーシング99bにスタッド50のスタッド大径部50bをはめ込んで、そのはめ込みの位置に超音波を当てて、背面側ケーシング99bの樹脂を溶かし、これが固まることでスタッド50を背面側ケーシング99bに対して固定する。その後、軸受部材54とGシール55とをスタッド50に対して圧入する。
なお、スタッド50を背面側ケーシング99bに対して固定する前に、軸受部材54とGシール55とを取り付けて、その後、超音波を当ててしまうと、超音波による高周波数の振動によりスタッド50における軸受部材54の位置がずれてしまう。また、軸受部材54は樹脂材料からなるため、超音波によって溶けて変形する可能性もある。これに対して、スタッド50を背面側ケーシング99bに対して固定した後、軸受部材54とGシール55とをスタッド50に対して圧入することで、軸受部材54の位置ずれや変形を防止することが出来る。
〔変形例1〕
次に、上述した現像装置9に適用可能なスタッド50に係る一つ目の変形例(以下、変形例1と呼ぶ)について説明する。
上述した現像装置9の場合、図1に示すように、スタッド50の図1中の右側端面は現像剤と直接触れてしまう構成となっている。現像剤は、キャリアとトナーとからなり、上述した現像装置9で用いたトナーは概ね45[℃]を超えると固着しやすい状態となる。現像装置9を駆動させると、スタッド50に回転可能に支持された駆動入力ギヤ51が回転するときの摩擦熱が発生する。また、金属製のスタッド50は、樹脂製の現像ケーシング99に比べて熱伝導率が高く、駆動入力ギヤ51を配置したスタッド小径部50aでの摩擦によって発生した熱が、スタッド大径部50bに伝達しやすい。
上述した現像装置9で、現像装置を連続駆動させたところ、スタッド50のスタッド大径部50bの軸線方向の端部の温度が徐々に上昇し、最終的には46[℃]に達した。このように、スタッド大径部50bの軸線方向の端部の温度がトナーが固着しやすい温度を超えると、スタッド50と現像剤とが接触する位置でトナーの固着が発生するおそれがある。
図11は、変形例1の現像装置9が備えるスタッド50の概略説明図である。図11(a)は、スタッド50の露出部を覆うカバー部材85を設けた構成の説明図であり、図11(b)は、軸受部材54の形状を、スタッド50の露出部を覆う形状とした構成の説明図である。
図11(a)に示す構成では、スタッド50の図11中の右側端面に樹脂や発泡ポリウレタン等で形成されているカバー部材85を取り付けている。これにより、供給搬送路93内の現像剤が金属製のスタッド50に直接接触することを防止することができる。
図11(a)に示した構成を、上述した現像装置9に適用して現像装置9を連続駆動させ、金属製のスタッド50の露出部を覆ったカバー部材85の温度を測定したところ、43[℃]となりトナー固着の恐れがなくなった。
図11(b)に示す構成では、軸受部材54が、スタッド50の供給搬送路93に対して露出する部分を隠す形状を備えている。これにより、カバー部材85を設ける構成に比べて部品点数の低減を図ることが出来る。図11(b)に示した構成を、上述した現像装置9に適用して現像装置9を連続駆動させ、軸受部材54のスタッド50の露出部を覆った部分の温度を測定したところ、図11(b)のカバー部材85と同等の温度となりトナー固着の恐れがなくなった。
上述した実施形態の現像装置9では、スタッド50は金属性であるため、スタッド50に取り付けられている駆動入力ギヤ51や、回転体である供給スクリュ92の回転時の摺擦で温度上昇し易い。この温度上昇によって、スタッド50と接触した現像剤中のトナーが溶融し、スタッド50に固着することがある。現像剤が固着すると、供給スクリュ92の回転がロックされたり、固着したトナーがドクタギャップ詰まって現像領域αへの現像剤供給が阻害され画像上白く抜けてしまう異常画像となってしまったりする恐れがある。
これに対して、図11(a)及び図11(b)に示す変形例1の現像装置9では、現像剤がスタッド50に直接接触することを防止することで、スタッド50へのトナー固着を防止し、供給スクリュ92のロックや異常画像の発生を防止する。
また、図11(b)に示す構成では、スタッド50は位置精度が厳しい部品なので、その部品に供給スクリュ92の軸部を支持する軸受部材54を設けることで、供給スクリュ92の位置精度も出せるので剤搬送性が安定し、画質向上につながる。このとき、樹脂製の軸受部材54で、金属性のスタッド50を覆い隠すことで部品点数低減によるコストメリットがある。
〔変形例2〕
次に、上述した現像装置9に適用可能なスタッド50に係る二つ目の変形例(以下、変形例2と呼ぶ)について説明する。
上述した現像装置9の場合、図1に示すように、供給回転軸92aの軸線方向における奥側BS端部は、スタッド50の内部となっている。このため、供給スクリュ92のスラスト規制(軸線方向の規制)として一般的なEリングを供給回転軸92aの軸線方向における奥側BS端部に取り付けることができない。このため、現像装置9の輸送時や動作時に、供給スクリュ92の供給回転軸92aが軸受部材54から外れてしまうという不具合が発生するおそれがある。
図12は、変形例2のスタッド50の概略説明図である。図12(a)は、変形例2のスタッド50全体の説明図であり、図12(b)は、変形例2のスタッド50におけるスタッド大径部50bの快諾説明図である。
図12に示すように、変形例2の現像装置9が備えるスタッド50では、スタッド50に対して固定されたGシール55のリップ部55aが供給回転軸92aに設けられたスラスト規制用溝92dに入り込んでいる。これにより供給スクリュ92は、現像装置9の輸送時や動作時においても軸受部材54から外れることなく、動作時には、正規位置で回転することが可能となる。これにより、供給搬送路93における現像剤の搬送が滞りなく行われるので異常画像の発生を防止する。
また、Gシール55のリップ部55aは、供給回転軸92aに設けられたスラスト規制用溝92dの底と接するように配置している。これにより、Gシール55は、供給スクリュ92のスラスト規制をするだけでなく、図12中のGシール55に対して左側へのトナーの侵入を防止しトナー飛散を防ぐことが可能となる。
上述した実施形態、変形例1及び変形例2では、回転体回転軸の軸心が、固定軸部材であるスタッド50の軸心と同一直線上となる回転体が、供給スクリュ92である場合について説明した。回転体回転軸の軸心が、固定軸部材の軸心と同一直線上となる回転体としては供給スクリュ92に限るものではない。背面側ケーシング99b側のギヤ配列によっては、回収スクリュ94や現像ローラ91の軸心がスタッド50の軸心と同一直線上となるように配置してもよい。この場合、上述したスタッド50と供給スクリュ92との関係は、本発明に係る回転体が回収スクリュ94や現像ローラ91の場合であっても、同様に適用可能である。さらに、現像ローラ91、供給スクリュ92及び回収スクリュ94以外の回転体を備える現像装置では、その回転体回転軸の軸心が、固定軸部材であるスタッド50の軸心と同一直線上となるような構成を採用することで、本実施形態の現像装置9と同様のメリットを得ることができる。
また、上述した実施形態、変形例1及び変形例2では、二つの現像剤搬送路を上下に配置した一方向循環型の現像装置9について説明した。しかし、回転体の回転体回転軸の軸心が、固定軸部材の軸心と同一直線上となるような構成としては、供給搬送路が供給と回収との両方の機能を兼務する構成の現像装置にも適用可能である。さらに、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いる現像装置に限らず、一成分現像剤を用いる現像装置であっても、軸線方向と平行な回転軸を備える回転体を備える現像装置であれば適用可能である。さらに、回転体の回転体回転軸の軸心と軸心が同一直線上となる固定軸部材としては、駆動入力ギヤ51を支持するスタッド50に限るものではなく、アイドラギヤの軸部材等、現像装置の軸線方向端部の側面ケーシングに固定された軸部材であれば適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
〔態様A〕
現像剤を表面上に担持して表面移動し、感光体3などの潜像担持体と対向する現像領域で潜像担持体の表面の潜像に現像剤を供給して現像する現像ローラ91などの現像剤担持体と、現像剤担持体の表面における表面移動方向に直交する現像剤担持体の軸線方向に延在する供給回転軸92aなどの回転体回転軸を備える供給スクリュ92などの回転体と、現像剤担持体の表面に供給する現像剤の収容部を形成し、回転体の全部または少なくとも一部を覆うように設けられた現像ケーシング99などの現像ケーシングと、現像ケーシングにおける軸線方向の端部を構成し、回転体回転軸の軸線方向の端部を回転可能に支持する背面側ケーシング99bなどの現像ケーシング側壁部と、現像ケーシング側壁部に対して軸線方向の外側に配置され、回転軸が軸線方向に延在する駆動入力ギヤ51などの回転ギヤと、回転ギヤを回転可能に支持し、現像ケーシング側壁部に固定されたスタッド50などの固定軸部材と、を有する現像装置9などの現像装置において、円柱状のスタッド50の軸心であるスタッド中心線O−50などの固定軸部材の軸心と、供給回転軸92aの軸心である供給スクリュ中心線O−92などの回転体回転軸の軸心とが同一直線上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像ケーシング側壁部の軸線方向の外側に配置された駆動入力ギヤ51などの回転ギヤを安定的に回転させることができる構成で、軸線方向に直交する方向について回転ギヤが現像ケーシングよりも外側にはみ出すことを抑制できる構造とすることが出来る。
〔態様B〕
態様Aにおいて、回転ギヤは、現像装置9などの現像装置内の供給スクリュ92などの回転体を含めた回転部材を回転させるために、外部から回転駆動が入力される駆動入力ギヤ51である。これによれば、上記実施形態について説明したように、回転トルクが大きくなりやすく、回転軸の軸心にブレが生じる構成であると、ギヤの回転が不安定になる不具合が生じるおそれがある駆動入力ギヤ51の回転軸として、現像ケーシング99に固定されたスタッド50を用いることで、安定した駆動伝達を行うことができる。
〔態様C〕
態様Aまたは態様Bにおいて、スタッド50等の固定軸部材の軸線方向の内側の端部は、背面側ケーシング99bなどの現像ケーシング側壁部の軸線方向の内側の空間(供給搬送路93など)に対して現像ケーシング側壁部によって遮蔽されておらず、供給回転軸92aなどの回転体回転軸の端部を回転可能に支持する軸受部材54などの回転体回転軸支持部を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、スタッド50等の固定軸部材に軸受部材54等の回転体回転軸支持部を設ける構成であるので、部品点数の低減によりコストメリットがある。さらに、位置精度が高精度に設定された固定軸部材に回転体回転軸支持部を設けることで、供給スクリュ92等の回転体の位置精度の向上を図ることができる。これにより、回転体が供給スクリュ92のような現像剤搬送部材である場合、現像剤の搬送性が安定し、画質の向上につながる。
〔態様D〕
態様Cにおいて、スタッド50などの固定軸部材の軸線方向の内側の端部に、背面側ケーシング99bなどの現像ケーシング側壁部の軸線方向の内側の空間(供給搬送路93など)に存在する現像剤が接触することを防止するカバー部材85などの固定軸現像剤接触防止手段を備える。これによれば、上記変形例1のように、金属製のスタッド50のような固定軸部材よりも熱伝導率が低い材料からなるカバー部材85で固定軸部材と現像剤が接触することを防止でき、固定軸部材の温度が上昇しても、トナーが固定軸部材に接触することに起因する固着の発生を防止することが出来る。
〔態様E〕
態様Dにおいて、スタッド50などの固定軸部材の回転体回転軸支持部は、供給回転軸92aなどの回転体回転軸の端部を回転可能に支持する軸受部材54などの軸受部材を備え、軸受部材は、上記固定軸部材よりも熱伝導率が低い材料からなり、軸受部材は、固定軸部材の軸線方向の内側の端部における背面側ケーシング99bなどの現像ケーシング側壁部の軸線方向の内側の空間(供給搬送路93など)に対して露出している部分を覆う形状を備える。これによれば、変形例1の図11(b)を用いて説明した構成ように、固定軸部材へのトナー固着を防止し、供給スクリュ92などの回転体のロックや異常画像の発生を防止することができる。
〔態様F〕
態様C乃至態様Eの何れか一項に態様において、スタッド50などの固定軸部材は、背面側ケーシング99bなどの現像ケーシング側壁部の軸線方向の内側の空間(供給搬送路93など)から現像剤が軸受部材54などが配置された回転体回転軸支持部に到達するのを防止するGシールなどのシール部材を備え、このシール部材が、供給スクリュ92などの回転体の軸線方向の移動を規制する。これにより、回転体回転軸が固定軸部材から外れることを防止することができる。
〔態様G〕
少なくとも感光体3などの潜像担持体と、潜像担持体表面を帯電させるための帯電装置7などの帯電手段と、潜像担持体上に静電潜像を形成するための光走査装置8などの潜像形成手段と、静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有するプリンタ100などの画像形成装置において、現像手段として、〔態様A〕乃至〔態様F〕の何れか一つの態様に記載の現像装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像装置の小型化を図ることが出来るため、画像形成装置全体の小型化を図ることができる。
〔態様H〕
潜像を担持する感光体3などの潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備えるプリンタ100などの画像形成装置における少なくとも潜像担持体と現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジ200などのプロセスカートリッジにおいて、現像手段として、〔態様A〕乃至〔態様G〕の何れか一つの態様に記載の現像装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像装置の小型化を図ることが出来るため、プロセスカートリッジ全体の小型化を図ることができる。
1 装置本体
2 画像形成部
3 感光体
4 中間転写ベルト
7 帯電装置
8 光走査装置
9 現像装置
10 転写装置
14 定着装置
20 給紙部
41 剤上昇口
42 剤落下口
50 スタッド
50b スタッド大径部
50a スタッド小径部
51 駆動入力ギヤ
52 玉軸受部材
53 出力ギヤ
54 軸受部材
55 Gシール
71 供給駆動ギヤ
72 回収出力ギヤ
91 現像ローラ
91a 現像ローラ軸部
91b 現像ローラ駆動ギヤ
92 供給スクリュ
92a 供給回転軸
92b 供給羽部
93 供給搬送路
94 回収スクリュ
94a 回収回転軸
94b 回収羽部
94c 回収駆動ギヤ
95 回収搬送路
96 仕切り壁
97 ドクタブレード
99 現像ケーシング
99b 背面側ケーシング
99f 正面側ケーシング
100 プリンタ
200 プロセスカートリッジ
特開2003−263012号公報 特開2007−310340号公報

Claims (8)

  1. 現像剤を表面上に担持して表面移動し、潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面の潜像に現像剤を供給して現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の表面における表面移動方向に直交する該現像剤担持体の軸線方向に延在する回転体回転軸を備える回転体と、
    該現像剤担持体の表面に供給する現像剤の収容部を形成し、該回転体の全部または少なくとも一部を覆うように設けられた現像ケーシングと、
    現像ケーシングにおける該軸線方向の端部を構成し、該回転体回転軸の該軸線方向の端部を回転可能に支持する現像ケーシング側壁部と、
    現像ケーシング側壁部に対して該軸線方向の外側に配置され、回転軸が上記軸線方向に延在する回転ギヤと、
    該回転ギヤを回転可能に支持し、該現像ケーシング側壁部に固定された固定軸部材と、を有する現像装置において、
    上記固定軸部材の軸心と、上記回転体回転軸の軸心とが同一直線上であることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、
    上記回転ギヤは、現像装置内の上記回転体を含めた回転部材を回転させるために、外部から回転駆動が入力される駆動入力ギヤであることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または請求項2の現像装置において、
    上記固定軸部材の上記軸線方向の内側の端部は、上記現像ケーシング側壁部の該軸線方向の内側の空間に対して該現像ケーシング側壁部によって遮蔽されておらず、上記回転体回転軸の端部を回転可能に支持する回転体回転軸支持部を備えることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3の現像装置において、
    上記固定軸部材の上記軸線方向の内側の端部に、上記現像ケーシング側壁部の該軸線方向の内側の空間に存在する現像剤が接触することを防止する固定軸現像剤接触防止手段を備えることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項4の現像装置において、
    上記回転体回転軸支持部は、上記回転体回転軸の端部を回転可能に支持する軸受部材を備え、
    該軸受部材は、上記固定軸部材よりも熱伝導率が低い材料からなり、
    該軸受部材は、該固定軸部材の上記軸線方向の内側の端部における上記現像ケーシング側壁部の該軸線方向の内側の空間に対して露出している部分を覆う形状を備えることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項3乃至5の何れか一項に記載の現像装置において、
    上記固定軸部材は、上記現像ケーシング側壁部の上記軸線方向の内側の空間から現像剤が上記回転体回転軸支持部に到達するのを防止するシール部材を備え、
    該シール部材が、上記回転体回転軸の該軸線方向の移動を規制することを特徴とする現像装置。
  7. 少なくとも潜像担持体と、
    該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、
    該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
    該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成装置において、
    該現像手段として、請求項1乃至6の何れか1項に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  8. 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
    上記現像手段として、請求項1乃至6の何れか1項に記載の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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