JP5822056B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、縫製を行うミシンに関し、特に、加工布を手動で移動させながら縫製を行うミシンに関するものである。
従来のミシンは、刺繍加工ができるように加工布を刺繍枠に嵌めこみ、ミシンのベッド部上にて刺繍枠を手動で移動させながら縫製を行う、所謂、フリーモーション縫製機能を備えたミシンが知られている。例えば、特許文献1に示されるミシンにおいては、ミシン頭部の下側に、縫い針と、縫い針の動きに同期して布に対して押圧、離反を繰り返すダーニング押えと、縫い針に近接する位置に対向して設けられたボタンホールスイッチレバーに設けられたボタンホール縫製の開始/停止を制御するボタンホールスイッチ手段を備えている。このようなミシンを使用者がフリーモーション縫製を行う場合、縫い針の近くに設けられ位置固定されたボタンホールスイッチを指先で操作することにより、フリーモーション縫製の開始/停止を制御するようになっている。
特開2010−207542号公報(第1頁、図1)
上記した従来のミシンによれば、フリーモーション縫製を行うとき、通常、刺繍枠を用いて、加工布を刺繍枠の枠内に張設した状態で、使用者の手間や送り方向もしくは左右方向といった所望位置に刺繍枠を手で移動させながら、加工布にて刺繍を施す操作が行われる。
この場合、刺繍枠の両側に両手を添えて、基台となるベッド部あるいは拡張テーブルに対し、刺繍枠を所望位置に移動させながら刺繍を行うと、刺繍加工がし易くなる。しかしながら、上記した構成のミシンでは、刺繍枠に手を添えながら片方の指先で、縫い針に近設しボタンホールスイッチレバーに設けられ、位置固定されたフリーモーション縫製の開始/停止スイッチを操作しなければならず、使い勝手が良くないことが起こり得る。このため、縫製中の操作性および使用者の意図した刺繍を施す際に、使い勝手を従来よりも良くすることが望まれる。例えば、大きな径の刺繍枠を使用して、刺繍枠の中央付近を刺繍しようとする場合、フリーモーション縫製の開始/停止スイッチに指が届かない場合も発生し得る。特に、指の小さな使用者がこのようなミシンを使用すると起こり得るものとなる。
そこで、本発明は、加工布を手で移動させながらフリーモーション縫製を行う場合に、従来よりも使い勝手が良く、縫い針の動作について微妙な調整が可能なミシンを提供することを技術的課題とする。
上記した課題を達成するために講じた手段は、以下に示す構成とした。即ち、基台上に載置され縫製を行う加工布に対し、縫製を行う縫い針と、該縫い針を動作させる駆動源と、該駆動源を制御する制御部と、該制御部と電気的に接続され、前記縫い針の動作を可変する操作部とを備え、前記加工布を使用者の手で前記基台上の所望位置に移動させながら、前記加工布の縫製を行うミシンにおいて、前記加工布を張設する枠部の周縁に前記操作部が設けられる構成とした。
この場合、前記操作部と前記枠部との間に、使用者が操作を行う操作面の操作方向を前記基台上の前記枠部に対して鉛直方向または水平方向に変更する取付け部が設けられていると良い。
また、前記操作部は、可変抵抗式の操作スイッチを有する構成とすると良い。
更に、前記操作部は、前記加工布に対して直接固定されるクリップ状の固定部を有し、該固定部により枠部に対して着脱自在となっていると良い。
更にその上、前記操作部は、前記枠部から取外した場合に、使用者が足踏み操作を行うペダル部の中に配設され、使用者の足踏み量に応じて縫い針の動作が可変される構成とすると良い。
本発明によれば、加工布を張設する枠部の周縁に操作部が設けられるので、操作部は従来のようにミシンの固定位置に設けられたものではなく、ミシンを使う使用者が枠部を手で支えながら、使用者の手元に近い位置で操作部を操作することができる。このため、ミシンを操作中でも従来よりも使い勝手が良くなり、縫い針の微妙な動作を調整することができる。例えば、刺繍する際、径の大きい枠部を使用した場合であっても、手の平で径の大きい枠部を支えながら使用者の指先(例えば、人差し指や中指等)で操作部の操作を可能とすることも可能となる。従って、加工布に刺繍をする場合には、使用者が縫い針の動作を微妙に調整できるので、使用者の意図した所望位置に縫製あるいは模様や文字等の刺繍加工がし易くなる。
この場合、操作部と枠部との間に、使用者が操作を行う操作面の操作方向を基台上の枠部に対して鉛直方向または水平方向に変更する取付け部を設けるようにすれば、ミシンを使う使用者が枠部を手で支えて縫製を行う場合に、使用者にとって操作し易い位置(枠部に対して鉛直または水平方向となる位置)に操作面の向きを取付け部の位置を簡単な構造、簡単な操作により変更することが可能となる。このため、使用者の好みが反映でき、より使い勝手が良くなる。また、より微妙な動作を調整することができ、微妙な操作を必要とする刺繍加工を行う場合に、より好適なものとなる。
また、操作部は、可変抵抗式の操作スイッチとすれば、縫い針の動作、例えば、縫い針の振り幅、上下方向の速度、水平方向の移動速度を抵抗値により連続的に可変させることも可能なり、縫い針の微妙な三次元的な動作を調整することも可能となる。
また、操作部は加工布に対して直接固定されるクリップ状の固定部を有し、固定部により枠部に対して着脱自在となっていれば、使用者があえて枠部を使わず、直接、手で加工布を押えながら張った状態を作り、加工布に縫製(刺繍)を行う場合に、加工布を押えている手元付近にクリップ状の固定部により縫い針を操作する操作部を使用者の好みの任意の位置で、固定することも可能となる。そのため、加工布の位置を手でずらした場合、操作部も加工布ともに移動することから、常に操作部が手元にある状態になり、縫い針の微妙な動作を調整することができる。
また、操作部は、枠部から取外した場合に、使用者が足踏み操作を行うペダル部の中に配設され、使用者の足踏み量に応じて縫い針の動作を可変するようにすれば、操作部を、足踏み式のフットコントローラとしても利用できるため、使用者にとって、より使い勝手が良い形態を選択できるようになる。
本発明の実施形態1におけるミシンの斜視図である。 図1に示すミシンの制御系の構成を示すブロック図である。 枠部と本発明の操作部の取付け状態を示したものであり、(a)枠部に対して操作部を横方向に取付た状態(取付け形態A)を示し、(b)枠部に対して操作部を縦方向に取付た状態(取付け形態B)を示す取付図である。 刺繍枠に対し操作部を縦方向に取付た状態の斜視図である。 取付け形態Aでの刺繍枠と操作部の取付け構造を示す説明図である。 図1に示す操作部の内部構造を説明する分解図である。 本発明の実施形態2における刺繍枠と一体化した操作部の斜視図である。 本発明の実施形態3における操作部に対し、操作部の固定を行う固定部が設けられる位置を示す斜視図である。 図8に示す固定部のクリップ構造を示す要所部分拡大図である。 本発明の実施形態4における操作部をペダル部の内部に収納するようにした場合の説明図である。 図10におけるペダル部内部の操作部の配置を示す断面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1におけるミシン1の斜視図であり、図2は、図1に示すミシン1の制御の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、ミシン1は、ミシン本体部1aと、ミシン1の使用者が縫い針2の動作を操作する操作部10とを備えている。ミシン本体部1aは、基台と成り、刺繍等の縫製を行う平らな上面を有するベッド部1bと、ベッド部1bの一方の端部から鉛直方向に立設する脚柱部1cと、脚柱部1cの上端からベッド部1bに対向し、ベッド部1bと平行な状態で延在するアーム部1dと、延在したアーム部1dの自由端に下方へと延在するミシン頭部1eとを備えている。
ミシン頭部1eの下方に、刺繍等の縫製を行う縫い針2が取り付けられる。このような構成のミシン1は、図2に示すように、縫い針2をベッド部1bに対して上下または左右に駆動源3(3a、3b)により駆動され、駆動源3は制御部4により制御される構成となっている。
図1に示すミシン1には、加工布100に対して縫製(刺繍)を行い易くするために、基台となるベッド部1bの自由端側に刺繍等の縫製をし易くする拡張テーブルKを装着することが可能である。拡張テーブルKの上面は、ベッド部1bの上面と同じ高さとなって連続した基台を構成し、ベッド部1bに着脱自在に嵌着されて嵌着により取付けが行えるようになっている。また、拡張テーブルKおよびベッド部1bの上には、刺繍を行う際、刺繍枠50が用いられる。加工布100を内側に張った状態にして、使用者が手で手前方向、送り方向や左右方向に使用者の意図する方向に移動させ、所望位置に刺繍を行う刺繍枠(枠部)50を拡張テーブルK、ベッド部1b上に載置して使用することが可能である。
実施形態1の操作部10は、ミシン1の使用者が、加工布100を手動で移動させながら縫製を行うとき、所謂、フリーモーション縫製により刺繍を行うとき、刺繍がし易いように縫い針の動作を手動で調整することができる。
図1に示すように、操作部10は、環状の刺繍枠50の周縁50aに取付け自在となっている。
操作部10は、2つのケーシング30により外形が構成され、使用者により把持可能となっており、2つのケーシング30の合わせ面から一方向(図1では鉛直方向)に突出し、使用者が操作可能な操作面20aを有する操作スイッチ20を備える。ケーシング30は、断面U字状を呈する第一ケーシング31と同じく断面U字状を呈する第二ケーシング32とを端面で接合させ、図示しないねじ等の固定部材により両者が固定されている。また、図1に示すように、操作部10の鉛直方向の表面には、使用者が刺繍枠50を所望位置に誘導ながら左手の人差し指、中指、親指等の少なくとも一つの指(例えば、指先)で操作可能な操作スイッチ20が設けられている。操作スイッチ20は、可変抵抗式スイッチを採用している。操作スイッチ20は、使用者が操作する動作を検知できるスイッチであることが望ましく、可変抵抗式スイッチ以外のスイッチでも良く、指の操作による圧力により出力が連続して変化する感圧式センサであっても良い。
また、操作部10は、本実施形態においては、ハーネスH1によりミシン本体部1aと電気的に有線で接続される構成を採用しているが、これに限定されるものではなく、ハーネスH1を用いることなく無線により両者を接続させる構成であっても良い。
本発明のミシン1ではミシン操作時に、操作スイッチ20の操作面20aを使用者が手で操作することにより操作スイッチ20の操作が電気的な信号に変換される。変換された操作信号がハーネスH1を介して、ミシン本体部1aに内蔵された制御部となるコントローラ4に入力される。そして、操作部10からの操作信号を受けたコントローラ40によって、第一駆動源3aおよび第二駆動源3bに駆動指令を出し、その結果、縫い針2が制御されるようになっている。
図1に示す操作スイッチ20は、使用者に操作により操作面20aが押圧されると、操作面20aがケーシング内へと押圧により押し込まれ、押圧力が解除さされると元の位置まで復帰する構成となっている。この操作動作が、電気的な信号に変換され、操作信号としてコントローラ40に入力される。
本実施形態では、縫い針2の動作として、縫製を行う際に縫い針をベッド部1b、拡張テーブルKに対して水平方向に移動させる幅(「縫い幅」と称す)を調整し可変するようにしているが、縫い速度や針停止位置等を調整し可変するようにしても良い。
操作部10は、使用者の使い勝手に応じて刺繍枠50に対する取付け位置を縦または横方向に向きを変更することができる。即ち、図3の(a)横向きにして水平方向に配置または図3の(b)縦向きにして鉛直方向に配置が可能で、両者の配置とも刺繍枠50の周縁50aにて2つの位置に取付け自在である。即ち、図3の(a)に示すように、操作部10は、操作スイッチ20が水平方向に操作(押圧)されるよう、刺繍枠50に取付けを行う(取付け形態A)ことができる。また、図3の(b)に示すように、操作部10は、操作スイッチ20の押圧方向がベッド部1bに対して上下の鉛直方向に操作(押圧)されるよう、刺繍枠50の周縁50aに対して取付けることが可能である(取付け形態B)。
ここで、実施形態1における刺繍枠50の構造について、以下に説明をする。図4は、取付形態Bにより、操作部10を刺繍枠50の周縁50aへ取り付けた状態を示す斜視図である。刺繍枠50は、加工布100(仮想線で示す)を上下二つの枠の間に挟み込み、枠内の内側に加工布100を張った状態とする。この刺繍枠50は、加工布100を両側から挟みこんだ状態で、径方向において内側となる内側枠51と、外側となる外側枠52とを備えている。加工布100は、内側枠51と外側枠52とに挟持され、さらに外側枠52に設けられた締付けねじ21を時計方向に締付けることで、内側枠51に対して外側枠52の径が縮小されることにより刺繍枠50に固定され、締付けと反対方向にねじ21を回すことにより、加工布100を刺繍枠50から外すことが可能である。
次に、操作部10と刺繍枠50の取付け構造について説明する。図4に示すように、操作部10は、刺繍枠50に対して金属製(樹脂製でも良い)の取付具60を介して周縁50aに取り付けられている。つまり、操作部10と取付具60が固定され、取付具60と刺繍枠50が固定される構成となっている。以下、図5に基づき、取付けついて詳細を説明する。図5は、上記した取付け形態Aにより取り付けられた状態における取付部の要所部分拡大図である。
図5において、刺繍枠50の内側枠51は、刺繍を行う際にベッド部1b側に面接触可能な状態で載置される水平な面を有する下面54と、下面54に対して反対側の上面55と、上面55の内径側に水平方向にて延在する第一延在部56と、上面55の外径側に第一延在部56の長さの略5倍長く延在する第二延在部57とを備えている。これら第1延在部56の上面と第2延在部57の上面は、刺繍枠50の上面55を構成する。
刺繍枠50に嵌着固定される取付具60は、内側枠51の上面に対して第一延在部56と第二延在部57に取り付けられる枠固定部61と、枠固定部61から垂直に延在し、操作部10のケーシング30の縦配置または横配置の少なくともいずれかの一側が嵌着固定されるケーシング固定部62とを有する。枠固定部61は、内側枠51の第一延在部56と第二延在部57に係合して、内側枠51の上面側に取り付けられる。ケーシング固定部62は、枠固定部61の一端側から側方へ延在したプレートである。ここで、一端側とは、図5に示されるように、取付具60を内側枠51に取り付けた際に、内側枠51の径方向外側となる側のことである。また、上記した側方とは、取付具60を内側枠51に取り付けた際に、内側枠51の軸方向のことである。実施形態1では、図5に示されるように、内側枠51の軸方向の鉛直上方に、枠固定部の一端側から延在したプレート状のケーシング固定部62が設けられている。また、枠固定部61とケーシング固定部62は、金属(樹脂でも良い)により一体成形されたものを使用している。
更に、ケーシング固定部62の端部には、操作部10のケーシング30を引っ掛け嵌合して取り付けるL字状の掛止部(取付け部)63をもつ。掛止部63は、ケーシング固定部62に対して外径側に突出して設けられ、安定した状態で操作部10が固定されるようにするため、複数(例えば、本実施形態では2つ)設けられている。掛止部63は、ケーシング固定部62の先端側62aと根元側62bの間から延在した第三延在部64と、第三延在部64の先端側から鉛直上方に延在した第四延在部65とを有し、ケーシング固定部62、第三延在部64および第四延在部65により鍵状を呈する。この第三延在部64と、第四延在部65と、ケーシング固定部62の先端側62aとの間に溝部66が形成され、この溝部66に、操作部10のケーシング30の側面に形成された後述する開口部33に対して引っ掛ける構成となっている。この引っ掛け構造が、ケーシング固定部62とケーシング30(第二ケーシング32)との間で、図5では一箇所のみ示すが、操作部10の少なくとも一面に、二箇所設けられている。
次に、取付具60の掛止部63に取り付けられるケーシング30の取付部位について説明する。図5に示されるように、ケーシング30は、互いに断面が略U字状の第一ケーシング31と第二ケーシング32とを嵌合面で超音波溶着等により端部を当接し固定されている。実施形態1では、ケーシング30には、ケーシング固定部62に取り付けられる一側面に開口部33が形成されている。実施形態1では、図1に示すように使用者の手で把持することが可能な第二ケーシング32の一側面に開口部33が設けられている。この開口部33の端部には、ケーシング固定部62と第四延在部65との間にはケーシング10の挟み込み部32aが嵌り嵌着した状態となる。図5に示した状態において、挟みこみ部32aは、ケーシング固定部62と第四延在部65と同様、鉛直方向に形成されている。
取付具60に操作部10を取り付けるときには、第二ケーシング32に形成された開口部33に対して、外側に突出した掛止部63を挿入して、操作部10を鉛直下方にずらすことにより、掛止部63の溝部66に対して挟み込み部32aが挿入され、ケーシング固定部62と操作部10とが固定される。
次に、操作部10の内部構造について説明する。図6に示されるように、操作部10の内部には、操作スイッチ20の構成部品となるスイッチ要素部品40が内蔵されている。スイッチ要素部品40は、第二ケーシング32の側に組みつけられている。操作部10は、第二ケーシング32にスイッチ要素部材40を組み付けた後、第一ケーシング31により開口に対して蓋をして、図示されていないネジまたは溶着等により固定されている。
スイッチ要素部品40は、主な構成として、使用者が指で操作するスイッチ部41と、スイッチ部の押圧量を抵抗値をもとにセンシングするため可変抵抗部42a、42bが備えられた可変抵抗基板42と、スイッチ部41の押圧量に連動して可変抵抗部42a、42bの抵抗値を分圧して変更させる接点金具43bを備えた接点金具レバー43と、第二ケーシング32とスイッチ部41との間に設けられ、使用者により押圧されたスイッチ部41を元の復帰位置に付勢するバネ44とを備えている。
スイッチ部41は、図6に示すように第二ケーシング32の内部に突設された回動軸32bを中心に回動自在となっている。また、スイッチ部41は、使用者が操作する際に、使用者が身体の一部(例えば、左手の指等)にてスイッチ操作が可能ななだらかなテーパ面を有する操作面41aを有する。その操作面41aは操作部10のケーシング30の周縁よりも外側に突出した状態で配置されており、使用者はこの操作面41aをミシン操作時に指先で押したり離したりする操作を行いながら、縫製状態を確認しつつ縫製を行うことができる。
バネ44は、回動軸32bに組み付けられ、使用者により押し込まれたスイッチ部41を元の位置に復帰させる方向(図6に示す時計方向)に付勢力をもつ。
接点金具レバー43は、スイッチ部41の回動に連動し、スイッチ部41の押圧量に応じて、第ニケーシング32の内側に固定された可変抵抗基板42に対し、回動可能に設けられている。接点金具レバー43は、一端側で回動軸43aを中心に回動可能に設けられ、他端側でスイッチ部41に押圧されるように配設されている。つまり、接点金具レバー43は、一端側で回動自在に軸支され、他端側が操作面41aがスイッチ部41を介して押圧されることにより、固定された可変抵抗基板42に対して回動する。なお、押圧が解放されたときには、バネ44の付勢力により、元の位置に復帰する。接点金具レバー43には、一端側と他端側との間に導電性(例えば、銅)の接点金具43bが備えられている。接点金具43bは、スイッチ部41の押圧操作により接点金具レバー43と共に回動しながら可変抵抗基板42側に押し込まれる。接点金具43bは、可変抵抗基板42上に設けられた抵抗基板パターン42a、42bと接続している。つまり、接点金具レバー43が押圧操作される際に、接点金具43bは、抵抗基板パターン42a、42b上を摺動する。この接点金具の移動により、抵抗基板パターン42a、42bの端部端子に所定電圧(例えば、5V)を供給すると、接点金具43bとの短絡位置が変化し、可変抵抗基板42の内部抵抗が変化し、操作面41aの操作量に応じた電圧をリニアな状態で検出することが可能である。
実施形態1においては、スイッチ部41と接点金具レバー43をそれぞれ別体に成形して組み付けているが、これらを一体に成形して一部品として組み付ける構成としても良い。この場合、部品点数の低減、組付け工数の低減に好適である。
可変抵抗基板42は、操作部10の内部においてスイッチ部41が押し込まれる側、即ち、図6に示すスイッチ部の回動軌跡上に設けられる。可変抵抗基板42の上には、抵抗42cと、抵抗42cと電気的に接続された抵抗基板パターン42aと、接点金具43bを介して抵抗基板パターン42bと電気的に接続している抵抗基板パターン42bとを備えている。抵抗基板パターン42aと抵抗基板パターン42bは、スイッチ部41が配置されている側で接点金具43bにより電気的に接続され、接点金具43bの移動によりその接続(短絡)位置が変化して、短絡していないそれぞれの端部Ta、Tb間の抵抗値が変化する。2つの端部Ta、Tbには、導電性の内部ハーネスH2が半田付けにて接続され、内部ハーネスH2は、ケーシング30の長手方向の端部に設けられるコネクタAと電気的に接続している。
図1に示されるように、操作部10に設けられたコネクタAとミシン本体部1aの下方横に設けられたコネクタBは、外部ハーネスH1が着脱自在となり電気的に接続されている。更に、コネクタBは、図示しないハーネスにより、ミシン内部に設けられたコントローラ4と電気的に接続されている。
制御部となるコントローラ4は、図2に示されるように電気的に第一および第二駆動源3(3a,3b)に電気的に接続されている。コントローラ4は、操作部10に内蔵された可変抵抗基板42の内部抵抗の変化に基づき、駆動源3を制御するようにしている。
駆動源3は、縫い針2の上下動の駆動源となる第一駆動源3aと、縫い針2を水平方向に往復動作させて縫い幅を調整する第二駆動源3bとを備えている。駆動源3は、コントローラ4からの指令に基づいて駆動する。
実施形態1では、操作部10に内蔵された可変抵抗基板42の抵抗値の変化に基づき、コントローラ4が第二駆動源3bに指令を出し、第二駆動源3bが制御される。これにより、使用者は、操作部10の操作面41aを操作することにより、縫い幅(縫い針の振り幅)も調整することができる。この場合、第二駆動源3bは、縫い針の動作、例えば、縫い針の振り幅以外にも、上下方向の速度、水平方向の移動速度を可変させ、縫い針2の微妙な三次元的な動作をさせるようにすることも可能である。
このような実施形態1のミシンによれば、ミシン1を使う使用者が刺繍枠50を手で保持して支えたまま、より手元に近い位置で操作部10の操作が人差し指の指先でもできるので、縫い針2の微妙な動作を調整し易くなる。特に、径の大きい刺繍枠50を使用した場合であっても、刺繍枠50を持った使用者の指先の近い位置で操作部10の操作することができる。したがって、加工布100に刺繍をする場合、使用者が縫い針2の動作を微妙に調整することができるので、使用者の意図した模様に刺繍加工がし易くなる。
また、実施形態1に示す操作部10は、操作面41aの位置が上にきたり、横にきたり変更できるよう使用者の好みに応じて刺繍枠50に対して取付けができるため、使用者は、刺繍枠50に対して操作部10を使い易い位置に取り付けることがきる。操作部10の操作面41aが指先の近くに配置するように、取付け位置を選択することにより、使用者は、刺繍枠50を両手で持ったまま、片方の左手の指先で縫い針2の微妙な動作を調整し易くなる。
この場合、操作スイッチ20には可変抵抗式スイッチを用いているので、縫い針2の動作(縫い針の振り幅)を安価な構成により、連続的に可変させることができ、縫い針2の微妙な動作を調整するのに良い。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2における操作部10の斜視図である。
実施形態2は、図7に示されるように、操作部10と刺繍枠50とを一体として樹脂成形したものであり、それ以外、実施形態1とほぼ同様な構成を採用している。以下、実施形態1と相違する部分を主として説明する。
実施形態2の操作部10は、刺繍枠50の内側枠51と一体物として、内側枠51の外径側に成形され、径方向外側に延設されている。また、内側枠50より延設した先端の側面に操作部10の操作スイッチ20が設けられ、延設した部分の側面にミシン本体と電気的接続が成されるハーネスH1が接続する構成となっている。
上記した構成によれば、操作部10は、刺繍枠50の内側枠51と一体物として成形されているので、操作部10と刺繍枠50とを取り付ける実施形態1に示すような取付具60を使用する必要がない。よって、刺繍枠50の周辺の構成が簡素化され、安価な構成となり、使用者は刺繍枠を移動させながら縫製を行う際に刺繍作業がしやすくなる。
(実施形態3)
図8は、本発明の実施形態3における操作部10の実施形態3の特徴を示す斜視図である。図9は、図8に示すクリップ状の固定部80の構造を示す要所部分拡大図である。
実施形態3は、図8に示されるように、操作部10の一側面に固定するためのクリップ状の固定部80を設けている点が異なり、その他の構造は、実施形態1と同様な構造を採用している。以下、実施形態1と相違する部分を主として説明する。
実施形態3の操作部10は、刺繍枠50に対してクリップ操作により着脱可能であると共に、使用者が加工布に刺繍を行う際に、その加工布100に容易に固定することができる固定部80を備えている。
固定部80は、図8に示すように操作部10の一方の第一ケーシング31の一面(例えば、側面)に設けられている。詳しくは、操作スイッチ20が設けられる面に対して垂直な側面に設けられている。
固定部80は、主な構成として、一端側81aと他端側81bとの中間位置に回動自在となる支点81cをもつ第一プレート81と、第一プレート81の一端側との間で加工布100を挟み込めるような第二プレート82と、第一プレート81の一端側81aを第二プレート82の方向に付勢(図9に示す反時計方向に付勢)させるトーションスプリングに代表される付勢手段83とを備えている。実施形態3では、第二プレート82として、図8に示されるように第一ケーシング31の一面(例えば、側面)を兼用した構成を採用している。
固定部80は、使用者が第一プレート81の他端側81bを第一ケーシング側を押圧すれば、第一プレート81は、支点81cを中心に反時計方向に回動して、一端側81aの端部が第一ケーシング31(第二プレート82)から離間する方向に開く。この開いた隙間に加工布100を挿入した後、押圧力を解放することにより、第一プレート81の先端側81aの端部は付勢手段83の付勢力によって元の位置、即ち、図9に示す状態に戻る。このようにして、加工布100に対して操作部10を簡単な構成および操作により、容易に固定することができる。
実施形態3の構成によれば、使用者が刺繍枠50を使わずに、直接、手で加工布を押えながら縫製(刺繍)を行うとき、押えている加工布の手元付近に操作部10を固定することができる。そのため、加工布100の位置を手でずらした場合、操作部10も加工布100ともに移動することから、常に操作部10が手元にある状態になり、縫い針2の微妙な動作を調整し易くなる。
(実施形態4)
図10は、実施形態4における操作部10をペダル部91の内部に収納するようにした場合の説明図である。図11は、実施形態4における操作部10の内部状態を表す断面図である。
実施形態4では、操作部10を足踏み操作が可能なフットコントローラ90として利用できるようにした点が異なり、これ以外は、実施形態1と同様な構成を採用している。以下、実施形態1と相違する部分を主として説明する。
実施形態4においては、刺繍枠50に対して着脱可能な図1に示す構成の操作部は10を刺繍枠50から外した場合に、操作スイッチ20の表面に、使用者が足踏み操作可能なペダル部91が着脱自在に配設して、使用者の足踏み量に応じてペダル部91が操作スイッチ20を押圧する構成とした点が異なる。
フットコントローラ90は、主な構成として、使用者が足踏みする表面92aをもつ足踏み可能な上側ケース(ペダル部)91と、上側ケース91の表面に対して裏面となる側に配置され、上側ケース91が踏み込まれる踏み込み量に応じて操作される操作部10と、操作部10を収容する下側ケース95と、を備えている。
上側ケース91は、使用者が足踏み操作を行う操作面92aを有する第三プレート92と、第三プレート92の周縁部から下方へ延在する第一周壁93とを備えている。上側ケース91は、下方が開口した箱型ケースである。上側ケース91は、一端側が下側ケース95に軸支され、下側ケース95に対して回動可能に設けられている。また、使用者が表面92aを踏み込んだ場合に、上側ケース91は、下側ケース95を内部に収容するように取り付けられている。また、第三プレート92の表面92aに対して裏側となる裏面92bには、操作部10の操作スイッチ20を押圧する突設部92cをもつ。突設部92cの位置は、下側ケース95に軸支される一端側よりも、回動する際に自由端となる他端92dに近い他端側に設けられている。このような突設部92cを設けることにより、操作スイッチ20を押圧し易くなる。
下側ケース95は、底板となる第四プレート96と、第四プレートの周縁部から上方に延在する第二周壁97と、を備えている。下側ケース95は、上方が開口した箱型ケースである。下側ケース95の一端側には、上側ケースが回動可能に軸支されている。また、使用者が上側ケース91の表面92aを踏み込んだ場合に、下側ケース95は、上側ケース91により覆われるように設けられている。下側ケース95の内部には、内部に操作部10を配設するための空間部95aと、その空間部に配置させた操作部の位置を固定する位置決め部95bと、を備えている。
操作部10は、下側ケース95に対して上側ケース91を開方向に回動させた状態で、下側ケース95の内部に挿入され、挿入後に、上側ケース91を閉方向に回動させて、フットコントローラ90の内部に収容する。操作部10は、操作スイッチ20の位置が突設部の位置に当たるように収容されている。
このように、操作部10を、刺繍枠に対して着脱可能であり、刺繍枠からはずした場合に、前記操作スイッチ20の表面に、使用者が足踏み操作可能なペダル部91が着脱自在に配置され、使用者の足踏み量に応じてペダル部91が操作スイッチ20を押圧するようにすれば、操作部10を、足踏み式のフットコントローラ90としても利用できるため、使用者の使い勝手に応じて操作方法を選択できるようになる。
尚、本発明のミシンは、上記した実施形態1〜4に基づいて説明したが、上記した実施形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、変更及び改良が可能である。
1 ミシン
1b ベッド部(基台)
2 縫い針
3 駆動源
4 制御部
10 操作部
20 操作スイッチ
41a 操作面
50 枠部(刺繍枠)
63 掛止部(取付け部)
80 固定部
91 ペダル部(上側ケース)
K 拡張テーブル(基台)

Claims (5)

  1. 基台上に載置されて縫製を行う加工布に対し、縫製を行う縫い針と、
    該縫い針を動作させる駆動源と、
    該駆動源を制御する制御部と、
    該制御部と電気的に接続され、前記縫い針の動作を可変する操作部とを備え、
    前記加工布を使用者の手で前記基台上の所望位置に移動させながら、前記加工布の縫製を行うミシンにおいて、
    前記加工布を張設する枠部の周縁に前記操作部が設けられることを特徴とするミシン。
  2. 前記操作部と前記枠部との間に、使用者が操作を行う操作面の操作方向を前記基台上の前記枠部に対して鉛直方向または水平方向に変更する取付け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記操作部は、可変抵抗式の操作スイッチを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミシン。
  4. 前記操作部は、前記加工布に対して直接固定されるクリップ状の固定部を有し、該固定部により枠部に対して着脱自在となっていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のミシン。
  5. 前記操作部は、前記枠部から取外した場合に、使用者が足踏み操作を行うペダル部の中に配設され、使用者の足踏み量に応じて縫い針の動作を可変することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のミシン。
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