JP5821935B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、公衆回線を介して携帯端末に空調関連情報を提供可能な空気調和システムに関する。
近年、スマートフォンなどの携帯端末に空調管理専用の制御用プログラムをダウンロードし、空気調和機の運転状況を外出先から確認することができる空気調和システムの使用が盛んになってきている。例えば、特許文献1(特開2004−289505号公報)には、携帯電話機などから通信ネットワークを介して遠隔にある空気調和機の操作ができるシステムが開示されている。
上述の特許文献1に開示されているシステムは、ユーザーが携帯端末を使って空気調和機から空調関連情報を入手できるように構成されている。しかし、空気調和機の中には、消費エネルギーを小さくするために空気調和機の停止時に室外機が非通電状態となるものがある。停止時に室外機が非通電状態となるような空気調和機においては、停止時に室外機の室外温度センサで室外温度が検知できなくなるため、ユーザーに対して表示された室外温度情報が例えば表示時点よりも数時間前に室外機が通電状態であったときに検知されたものであるといったケースも起こり得る。このように、ユーザーが空気調和機を携帯端末で管理しようとしたときに、携帯端末に表示される室外温度があまりに古いものであると、ユーザーの管理が不適切なものとなる事態も生じ得る。
本発明の課題は、空気調和機を管理する携帯端末に表示される室外温度情報を適度な時間間隔で室外温度センサにより検知された情報に更新可能な空気調和システムを提供することにある。
本発明の第1観点に係る空気調和システムは、室外温度センサを持つ室外機と室外機に接続されている室内機とを有し、停止時に室外機を非通電状態とする一方で室内機の通電状態を維持する空気調和機と、公衆回線を介して携帯端末に空調関連情報を提供可能な第1情報仲介装置と、空気調和機に取り付けられ、空気調和機から空調関連情報を受け取り、受け取った空調関連情報を第1情報仲介装置に送る第2情報仲介装置とを備え、空気調和機は、停止時に所定時間おきに室内機が室外機の通電を一時的に回復させて室外温度センサから得られる室外温度情報を取得し、第2情報仲介装置は、室内機が室外機から取得した室外温度情報を空調関連情報として受け取って、第1情報仲介装置の保有する室外温度情報を室内機が室外機から取得した室外温度情報に更新する。
第1観点の空気調和システムにおいては、空気調和機の停止時においても、第1情報仲介装置の保有する室外温度情報が所定時間おきに室外温度センサで検知される室外温度に第2情報仲介装置によって更新されるので、携帯端末に表示される室外温度情報が表示時点を基準として所定時間よりも古いものとなることがなくなる。
また、本発明の第観点に係る空気調和システムは、第2情報仲介装置、室内機が停止時に所定時間おきに室外機の通電を一時的に回復させて室外温度センサから得られる室外温度情報を室内機が取得するための指令を、室内機に対して所定時間おきに行う、ものである。
観点の空気調和システムにおいては、第2情報仲介装置を室内機に取り付けない場合には空気調和機は第2情報仲介装置からの指令を受けなくなることから、第2情報仲介装置が室内機に取り付けられないときには所定時間おきに室外機の通電を一時的に回復させなくなる。
また、本発明の第観点に係る空気調和システムは、第2情報仲介装置、指令の送信機能のオンオフを選択可能に構成されている、ものである。
観点の空気調和システムにおいては、指令の送信機能のオンオフを選択可能に構成されているので、必要のないときには指令の送信機能をオフすることができる。
本発明の第観点に係る空気調和システムは、第1観点に係る空気調和システムにおいて、第2情報仲介装置は、指令により室内機が取得した室外温度情報を記憶し、記憶している室外温度情報を、第1情報仲介装置に所定時間よりも短い間隔で定期的に送る、ものである。
観点の空気調和システムにおいては、第1情報仲介装置が記憶している情報が第2情報仲介装置によって定期的に更新されるので、第1情報仲介装置から携帯端末に室外温度情報を送信するときに、例えば最新の室外温度情報を送信しようとした場合に、第1情報仲介装置と第2情報仲介装置との間で室外温度情報のデータを一々送受信する時間が省ける。
本発明の第3観点に係る空気調和システムは、室外温度センサを持つ室外機と室外機に接続されている室内機とを有し、停止時に室外機を非通電状態とする一方で室内機の通電状態を維持する空気調和機と、公衆回線を介して携帯端末に空調関連情報を提供可能な第1情報仲介装置と、空気調和機に取り付けられ、空気調和機から空調関連情報を受け取り、受け取った空調関連情報を第1情報仲介装置に送る第2情報仲介装置とを備え、空気調和機は、停止時に所定時間おきに室内機が室外機の通電を一時的に回復させて室外温度センサから得られる室外温度情報を取得し、第2情報仲介装置は、室内機が室外機から取得した室外温度情報を空調関連情報として受け取って、第1情報仲介装置の保有する室外温度情報を室内機が室外機から取得した室外温度情報に更新する。
第3観点の空気調和システムにおいては、空気調和機の停止時においても、第1情報仲介装置の保有する室外温度情報が所定時間おきに室外温度センサで検知される室外温度に第2情報仲介装置によって更新されるので、携帯端末に表示される室外温度情報が表示時点を基準として所定時間よりも古いものとなることがなくなる。
また、本発明の第3観点に係る空気調和システムは、第2情報仲介装置が、室内機が停止時に所定時間おきに室外機の通電を一時的に回復させて室外温度センサから得られる室外温度情報を室内機が取得するための指令を、室内機に対して所定時間おきに行う、ものである。
第3観点の空気調和システムにおいては、第2情報仲介装置を室内機に取り付けない場合には空気調和機は第2情報仲介装置からの指令を受けなくなることから、第2情報仲介装置が室内機に取り付けられないときには所定時間おきに室外機の通電を一時的に回復させなくなる。
また、本発明の第3観点に係る空気調和システムは、第2観点又は第3観点に係る空気調和システムにおいて、第2情報仲介装置は、指令により室内機が取得した室外温度情報を記憶し、記憶している室外温度情報を、第1情報仲介装置に所定時間よりも短い間隔で定期的に送る、ものである。
第3観点の空気調和システムにおいては、第1情報仲介装置が記憶している情報が第2情報仲介装置によって定期的に更新されるので、第1情報仲介装置から携帯端末に室外温度情報を送信するときに、例えば最新の室外温度情報を送信しようとした場合に、第1情報仲介装置と第2情報仲介装置との間で室外温度情報のデータを一々送受信する時間が省ける。
本発明の第観点に係る空気調和システムは、第1観点から第観点のいずれかに係る空気調和システムにおいて、第1情報仲介装置は、携帯端末から要求されたときに、保有している室外温度情報を携帯端末に送信するように構成されている、ものである。
観点の空気調和システムにおいては、第1情報仲介装置が、保有している室外温度情報を送信するので、第1情報仲介装置が第2情報仲介装置に情報を取りに行ったり、室外機の通電を回復したりするために必要な時間を省くことができる。
本発明の第1観点又は第3観点に係る空気調和システムによれば、所定時間が適切に設定されることにより適度な時間間隔で室外温度センサによって検知された情報が携帯端末に表示され、携帯端末に表示される室外温度情報がユーザーにとって不都合なほど古い情報であるといった不具合を防止することができる。
また、観点又は第3観点に係る空気調和システムによれば、第2情報仲介装置が室内機に取り付けられないときには室外機の通電を一時的に回復させることがなくなり、電力消費の増加や回復させるときのリレー音などによる騒音の増加を防止することができる。
また、観点に係る空気調和システムによれば、必要なときだけ指令の送信機能をオンすることで、室外機の通電を一時的に回復させることによる電力消費の抑制や回復させるときのリレー音などによる騒音の抑制ができる。
観点又は第3観点に係る空気調和システムによれば、第1情報仲介装置から携帯端末への室外温度情報の送信のタイムラグが小さいので利便性が向上する。
観点に係る空気調和システムによれば、携帯端末から室外温度情報についての要求から携帯端末が室外温度情報を得るまでのタイムラグが小さいので利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係る空気調和システムの概略構成を示す概念図。 空気調和機の構成を説明するための回路図。 LANに接続されたアダプタと空気調和機を説明するためのブロック図。 公衆回線に接続された外部サーバとスマートフォンを説明するためのブロック図。 空気調和システムによる室外温度情報の取得操作を説明するためのフローチャート。 (a)室外温度が表示されているスマートフォンの表示画面を示す平面図、(b)室外温度が表示されていないスマートフォンの表示画面を示す平面図。 室外温度表示機能の設定画面を示す平面図。
(1)空気調和システムの構成の概要
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和システムについて説明する。図1には、空気調和システムの全体構成の概要が示されている。空気調和システム1は、空気調和機10a,10bとアダプタ20a,20bとルータ30とローカルエリアネットワーク31(以下、LANという)と外部サーバ40とスマートフォン50とを備えている。
この空気調和システム1では、外部サーバ40及びアダプタ20a,20bを使って、ユーザーが保有するスマートフォン50から空気調和機10a,10bの情報を取得したり、空気調和機10a,10bを操作したりすることができるように構成されている。そのために、スマートフォン50と外部サーバ40とがインターネットに接続可能に構成されており、ルータ30によってインターネットを介してサーバと40とアダプタ20a,20bとを接続することができる構成となっている。
インターネットを含む公衆回線60と、建物100内に敷設されているローカルエリアネットワーク(以下、LANという)31とを接続するルータ30が、建物100に設置されている。LAN31は、ルータ30の機能を利用した無線LANであり、空気調和機10a,10bに有線で接続されたアダプタ20a,20bがルータ30に無線接続されることによって構成されている。なお、アダプタ20a,20bの他に、建物100内で使用される図示しないパーソナルコンピュータ、プリンタ等のネットワーク機器がLAN31にさらに接続されていてもよい。なお、スマートフォン50による外部サーバ40を介した空気調和機10a,10bの管理をするためには、事前に各空気調和機10a,10bを外部サーバ40に登録しておく必要があるが、そのための初期設定については後ほど説明する。
(2)空気調和システムの詳細構成
(2−1)空気調和機の構成
図1に示されているように、空気調和機10a,10bは、建物100の各部屋110,120の中に設置される室内機11a,11bと、建物100の外に設置される室外機12a,12bとから構成されている。なお、室内機11a,11bは、アダプタ20a,20bと1対1で接続されている。従って、空気調和機10a,10bの室内機11a,11bの室内制御装置13a,13bが設置される部屋110に、それぞれリモートコントローラ15a及びアダプタ20aが設置され、空気調和機10a,10bが設置される建物100にルータ30が設置される。そして、空気調和機10a,10bは、このルータ30を介して建物100の外にある公衆回線60に接続される。
室内機11a,11bと室外機12a,12bとは、冷媒配管を介して接続されている。ここでは、室内機11aと室外機12aを有する空気調和機10aについて具体的な構成の一例について図2を用いて説明する。なお、空気調和機10bも空気調和機10aと同じように構成できる。図2において、各装置を繋ぐ実線は冷媒配管を表しており、各装置を繋ぐ破線は信号伝送線路を表している。
室外機12aは、室内に設置される室内機11aに冷媒配管によって接続されて、室内機11aとともに空気調和機10aの冷媒回路を構成する。そのために、冷媒配管や通信線や伝送線路などが通る連絡配管212によって室内機11aと室外機12aが連絡されている。図1に示されている冷媒回路を構成するために、室内機11aには、室内熱交換器221などが設けられ、室外機12aには、圧縮機231、四路切換弁232、室外熱交換器233、電動弁234及びアキュムレータ235などが設けられている。
圧縮機231の吐出側には四路切換弁232の第1ポートが接続されている。四路切換弁232の第2ポートには室外熱交換器233の一方の出入口が接続され、第3ポートにはアキュムレータ235が接続され、第4ポートには冷媒連絡配管212bが接続されている。四路切換弁232は、冷房時には実線で示されている経路に切り換えられ、第1ポートと第2ポートの間を冷媒が流れるとともに第3ポートと第4ポートの間を冷媒が流れる。一方、暖房時に四路切換弁232は、破線で示されている経路に切り換えられ、第1ポートと第4ポートの間を冷媒が流れるとともに、第2ポートと第3ポートの間を冷媒が流れる。室外熱交換器233の他方の出入口は、電動弁234と冷媒連絡配管212aとを介して室内熱交換器221の一方の出入口に接続されている。室内熱交換器221の他方の出入口は、冷媒連絡配管212bを介して四路切換弁232の第4ポートに接続されている。また、圧縮機231の吸入側は、アキュムレータ235を介して四路切換弁232の第3ポートに接続されている。
冷房時には、圧縮機231で圧縮されて吐出された冷媒が四路切換弁232を介して室外熱交換器233に送られる。冷房時には室外熱交換器233は凝縮器として働き、冷媒の凝縮により外気との熱交換が行われて熱を奪われた冷媒は、次に電動弁234に送られる。電動弁234は膨張弁として働き、高圧液状の冷媒が低圧の湿り蒸気の状態に変化する。このように電動弁234で膨張した冷媒は、冷媒連絡配管212aを通って室内熱交換器221に入る。冷房時には室内熱交換器221は蒸発器として働き、冷媒の蒸発により室内空気と冷媒との間で熱交換が行われ、熱を奪って温度が上昇した冷媒は、冷媒連絡配管212bと四路切換弁232を通って、圧縮機231の吸入側に接続されているアキュムレータ235に送られる。
暖房時には、圧縮機231で圧縮されて吐出された冷媒が四路切換弁232から冷媒連絡配管212bを経由して凝縮器として働く室内熱交換器221に送られる。そして、冷房時とは逆の経路をたどって、蒸発器として働く室外熱交換器233を出た冷媒は圧縮機231に送られる。つまり、圧縮機231から、四路切換弁232、冷媒連絡配管212b、室内熱交換器221、冷媒連絡配管212a、電動弁234、室外熱交換器233、四路切換弁232、アキュムレータ235を順に経て圧縮機231に戻る経路を冷媒が循環する。
室内機11a及び室外機12aには、それぞれ、室内熱交換器221及び室外熱交換器233における熱交換を促すために、室内熱交換器221に室内空気を送る室内ファン222及び、室外熱交換器233に外気を送る室外ファン237が設けられている。
さらに、空気調和機10aにおける空気調和の動作を正しく効率よく行わせるために、空気調和機10aは、図2に示されている室内制御装置13a及び室外制御装置14aを含み、室内制御装置13aが室内機11aの中に組み込まれ、室外制御装置14aが室外機12aの中に組み込まれている。
(2−1−1)空気調和機の制御系統
図1に示されているように、室内制御装置13a,13bは、空気調和機10a,10bに関する機能情報をアダプタ20a,20bに送信する。例えば、室内制御装置13a,13bは、リモートコントローラ15a,15bを介して入力された室内機11a,11bに対する運転指令の内容を示す情報を、機能情報としてアダプタ20a,20bに送信する。運転指令の内容を示す情報とは、空気調和機10a,10bの運転開始/運転停止、運転モード(冷房モード、暖房モード、送風モードなど)、設定温度及び室外温度表示のオンオフの設定内容などである。また、室内制御装置13aは、アダプタ20a,20bから送信されてくる制御指令を実行する。アダプタ20a,20bから送信されてくる制御指令とは、例えば、室内機11a,11bに対する運転指令であったり、特定の機能情報をアダプタ20a,20bに送信するよう命じるものであったりする。後述する室外機11a,11bに対する通電要求の指令も制御指令の一種である。このような機能情報は、空気調和機10aであれば、図3に示されている制御部132aによって記憶部133aの機器情報記憶領域3M2aの機能設定情報記憶領域3A2aに記憶される。また、機能情報は、アダプタ20aであれば、図3に示されている制御部22aによって記憶部23aの機器情報記憶領域2M2aの機能設定情報記憶領域2A2aに記憶される。また、機能情報は、外部サーバ40であれば、図4に示されている制御部42によって記憶部43の機器情報記憶領域4M2の機能設定情報記憶領域4A2に記憶される。さらに、機能情報は、スマートフォン50であれば、図4に示されている制御部52によって記憶部53の機器情報記憶領域5M2の機能設定情報記憶領域5A2に記憶される。
室内制御装置13a,13bは、室内温度及び外気温度に関する温度データや室内湿度に関する湿度データをアダプタ20a,20bに送信する。例えば、室内制御装置13a,13bは、室外温度センサ245a,245bによって検出された外気温度データをアダプタ20a,20bに送信する。このような環境情報は、空気調和機10aであれば、図3に示されている制御部132aによって記憶部133aの環境情報記憶領域3M3aに記憶される。また、環境情報は、アダプタ20aであれば、図3に示されている制御部22aによって記憶部23aの環境情報記憶領域2M3aに記憶される。また、環境情報は、外部サーバ40であれば、図4に示されている制御部42によって記憶部43の環境情報記憶領域4M3に記憶される。さらに、環境情報は、スマートフォン50であれば、図4に示されている制御部52によって記憶部53の環境情報記憶領域5M3に記憶される。
図2及び図3に示されているように、室内制御装置13aと室外制御装置14aとは、通信線を介して互いに接続されて互いにデータの送受信を行っている。また、リモートコントローラ15aやアダプタ20aなどが室内機11aに接続されており、室内機11aとリモートコントローラ15aやアダプタ20aなどの筐体の外部にある機器との間でも通信が行われている。室内制御装置13aは、CPU(中央演算処理装置)などを含む制御部132aとメモリなどを含む記憶部133aと周辺回路(図示せず)で構成されている。この室内制御装置13aの記憶部133aには、制御プログラム及び制御データが記憶されている。制御部132aは、記憶部133aの制御プログラム及び制御データを用いて制御を行なう。また、記憶部133aには、機器情報記憶領域3M2aと環境情報記憶領域3M3aとが確保されている。機器情報記憶領域3M2aは、空気調和機10aの機器情報を保存しておくための記憶領域である。環境情報記憶領域3M3aは、空気調和機10aが置かれた環境つまり室内や室外の温度や湿度に関する環境情報を保存しておくための記憶領域である。さらに機器情報記憶領域2M2aには機能設定情報記憶領域2A2aが確保されており、機能設定情報記憶領域2A2aは、空気調和機10aの機能設定データを保存しておくための記憶領域である。機能設定情報とは、運転指令によって設定された空気調和機10aが現在有している設定状態の内容を示すデータである。室外制御装置14aも、CPU(中央演算処理装置)などを含む制御部142aとメモリなどを含む記憶部143aや周辺回路(図示せず)で構成されている。この室外制御装置14aの記憶部143aには、制御プログラム及び制御データが記憶されている。制御部142aは、記憶部143aの制御プログラム及び制御データを用いて制御を行なう。
室内機11aには、室内熱交換器221の出入口の冷媒の温度を測定するための液側温度センサ224とガス側温度センサ225が設けられ、室内空気の温度を測定するための室内温度センサ226が設けられている。これらの温度センサ224〜226で測定された温度値は、室内制御装置13aに送信される。また、室内機11aには、室内の湿度を測定するための湿度センサ227が設けられており、湿度センサ227で測定された湿度値も室内制御装置13aに送信される。さらに、室内制御装置13aには、室内ファン222のファンモータ及び風向調節機構などが接続されている。この室内制御装置13aにより、例えば室内ファン222のファンモータの回転数や運転・停止が制御される。風向調節機構(図示せず)が室内機11aに設けられており、室内制御装置13aに制御されることによって風向調節機構が風向調節板などの角度を変更することにより、吹出口から室内に吹き出される調和空気の向きが調節される。
室外機12aには、室外機12aの各部の温度を測定するため、室外熱交換器温度センサ241、熱交換器出入口温度センサ242、吸入側温度センサ243、吐出側温度センサ244及び室外温度センサ245などが設けられている。
室外熱交換器温度センサ241では、室外熱交換器233の内部の冷媒の温度が測定される。室外熱交換器233の出入口に設けられている熱交換器出入口温度センサ242では、室外熱交換器233から室内機11aへと流れる冷媒の温度が測定される。吸入側温度センサ243では、圧縮機231に吸入される冷媒の温度が測定される。吐出側温度センサ244では、圧縮機231から吐出される冷媒の温度が測定される。室外温度センサ245では、室外機12aの周囲の外気温度が測定される。これらの温度センサ241〜245で測定された温度値は、室外制御装置14aに送信される。
室外機12aには、圧縮機231に吸入される冷媒の圧力を測定するための吸入側圧力センサ246及び、圧縮機231から吐出される冷媒の圧力を測定するための吐出側圧力センサ247などの圧力センサが設けられている。吸入側圧力センサ246及び吐出側圧力センサ247などで測定された冷媒の圧力値は室外制御装置14aに送信される。
また、室外制御装置14aには、圧縮機231のモータ、四路切換弁232、電動弁234及び室外ファン237のファンモータが接続されている。この室外制御装置14aにより、例えば圧縮機231のモータや室外ファン222のファンモータの回転数やそれらの運転・停止が制御され、四路切換弁232の切換えが制御され、電動弁234の開度が制御される。
(2−2)ネットワーク
空気調和システム1は、公衆回線60を使ったインターネットやLAN31などのネットワークを利用して、空気調和機10a,10bとスマートフォン50との間で情報のやりとりが行なえるように構成されている。そのため、空気調和システム1は、アダプタ20a,20bが接続されるルータ30と、外部サーバ40と、スマートフォン50が公衆回線61を使ったインターネット及びLAN31のネットワークに接続できる構成になっている。
(2−2−1)アダプタ20a,20b
アダプタ20a,20bは、空気調和機10a,10bをLAN31に接続するためのネットワークアダプタであって、本実施形態では室内機11a,11bに外付けされている。なお、アダプタ20a,20bは室内機11a,11bに内蔵されていてもよい。アダプタ20a,20bには同じ構成を採用することができるので、ここではアダプタ20aの構成について説明し、他のアダプタ20bの構成については説明を省略する。
アダプタ20aは、図3に示されているように、通信部21aと制御部22aと記憶部23aとタイマ24aとを有しており、空気調和機10aをLAN31に接続する接続機能の他、空気調和機10aを制御する制御機能を有している。
記憶部23aには、制御プログラム及び制御データが記憶されている。制御部22aは、記憶部23aの制御プログラム及び制御データを用いて制御を行なう。また、記憶部23aには、機器情報記憶領域2M2aと環境情報記憶領域2M3aとが確保されている。機器情報記憶領域2M2aは、空気調和機10aから送信されてくる機器情報を一時的に保存しておくための記憶領域である。環境情報記憶領域2M3aは、空気調和機10aから送信されてくる温度や湿度に関する環境情報を一時的に保存しておくための記憶領域である。さらに機器情報記憶領域2M2aには機能設定情報記憶領域2A2aが確保されており、機能設定情報記憶領域2A2aは、空気調和機10aから送信されてくる機能設定情報を一時的に保存しておくための記憶領域である。
そして、制御部22aは、タイマ24aを使って定期的に(例えば1分毎に)機器情報記憶領域2M2a内の機器情報及び環境情報記憶領域2M3a内の環境情報を定期発報データに含めて外部サーバ40に送信する。この定期発報データは、定期的にアダプタ20a,20bから外部サーバ40に送信される空調関連情報である。
また、記憶部23aには、サーバアドレス及びアダプタ20aの識別番号が予め記憶されている。さらに、記憶部23aには、外部サーバ40に割り当てられた機器IDが記憶されている。機器IDは、外部サーバ40上でアダプタ20aを一意に識別する情報となる。記憶部23aには、これら識別番号や機器IDを記憶するための通信設定用情報記憶領域2M1aが確保されている。
(2−2−2)ルータ30
ルータ30は、アダプタ20a,20bがLAN31に接続されると、アダプタ20a,20bの存在を自動的に検出し、アダプタ20a,20bのネットワーク情報の登録を行う。これにより、アダプタ20a,20bは、LAN31内の他のネットワーク機器、及び公衆回線60上のネットワーク機器との通信が可能になる。ルータ30は、データを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器であって、ここでは公衆回線60を使ったインターネットとLAN31との中継を行なう通信機能を有しており、アダプタ20a,20bと外部サーバ40との中継を行なっている。
(2−2−3)外部サーバ40
図4に示されているように、外部サーバ40は、通信部41と制御部42と記憶部43とを有している。通信部41は、外部サーバ40の通信機能を担っており、外部サーバ40の公衆回線60を介したインターネットへの接続を可能にし、外部サーバ40を経由した空気調和機10a,10bとスマートフォン50との通信を可能にする。
記憶部43には、空気調和機10a,10bに関する各種データを蓄積するための様々なデータベースが定義されている。例えば、記憶部43には、アダプタ20a,20bから外部サーバ40へとインターネットを介して送信されてくる、定期発報データを蓄積する空調関連情報データベースDB3が定義されている。ここで空調関連情報とは、空気調和機及びその環境など空気調和機の運転に関連する情報である。なお、空調関連情報データベースDB3には、空気調和機10a,10bに関する各種データが当該空気調和機10a,10bに接続されているアダプタ20a,20bに割り当てられた機器IDに関連付けられた態様で格納される。スマートフォン50から外部サーバ40にアクセスして空調関連情報データベースDB3を用いて、アダプタ20a,20b毎に、すなわち空気調和機10a,10b毎に、空気調和機10a,10bに関する各種データの管理が実行される。
また、記憶部43には、空気調和機10a,10bに関する基本的な登録情報(以下、基本情報)を格納する基本情報データベースDB1が定義されている。基本情報データベースDB1には、アダプタ20a,20bの機器ID、当該アダプタ20a,20bが接続された空気調和機10a,10bの保有する各種機能に関するデータなどが1つのレコードとして格納される。基本情報データベースDB1内のレコードは、空気調和機10a,10bに1対1で対応する。
さらに、記憶部43には、空気調和機10a,10bのユーザーによる各種設定に関する情報を格納するアクセス情報データベースDB2が定義されている。アクセス情報データベースDB2には、登録された空気調和機10a,10bのアダプタ20a,20bの機器ID、該空気調和機10a,10bに対してユーザーが任意で設定した機器名称、当該空気調和機10a,10bのユーザーに割り当てられているログインID及びパスワードを含むユーザーの個人情報などが1つのレコードとして格納される。パスワードは、ユーザーが外部サーバ40にログインIDでログインする際のログイン権限を認証するためのものである。アクセス情報データベースDB2内のレコードは、ユーザーの権限に1対1で対応する。
制御部42は、CPU、RAM及びROM等から構成されており、記憶部43に記憶されている制御プログラムを実行する。また、制御部42は、上記データベースに格納されている各種データを、公衆回線60を使ったインターネットを介してユーザーのスマートフォン50に送信する。なお、制御部42は、インターネットを介したスマートフォン50からの情報送信要求に応じて、スマートフォン50に各種データを送信することができるように構成されている。また、制御部42は、インターネットを介してスマートフォン50から受信した操作情報を制御指令としてアダプタ20a,20bに送信する。なお、この制御指令は、アダプタ20a,20bからの定期発報データを受けた時に外部サーバ40からアダプタ20a,20bに対して送信される。また、各空気調和機10a,10bはアダプタ20a,20bの機器IDにより識別されている。
(2−3)スマートフォン50
以下より、携帯端末としてスマートフォン50が採用されている場合を例として説明する。
図4に示されているように、スマートフォン50は、通信部51と制御部52と記憶部53と入出力部54とを有している。通信部51は、通話機能の他、公衆回線60を介したインターネットへの接続を可能にする機能を持っている。制御部52は、CPU、RAM及びROM等からなり、記憶部53はフラッシュメモリ等からなる。入出力部54は、表示画面DS1を含むタッチスクリーンで形成されている。
スマートフォン50には、スマートフォン50により空気調和機10a,10bを管理するための空調管理プログラムが搭載される。空調管理プログラムは、公衆回線60を介してインターネットに接続して外部サーバ40からダウンロードすることができる。ユーザーは、空調管理プログラムにより生成され表示画面DS1に提供される画像を介して、空気調和機10a,10bの機器設定、及び空気調和機10a,10bの操作などを行う。なお、空調管理プログラムには、サーバアドレスが保持されている。
(3)各種設定
(3−1)初期設定
これらアダプタ20a,20bは、空気調和機10a,10b及びルータ30に接続されると、空気調和機10a,10b及びアダプタ20a、20bを外部サーバ40に登録するための初期設定をそれぞれ自動的に実行する。例えば、アダプタ20aは、LAN31に接続されると、アダプタ20aの通信部21aから外部サーバ40の通信部41に、アダプタ20aは、ルータ30を介して自動的に識別番号を外部サーバ40に送信するようにプログラムされている。アダプタ20bも、同様に、ルータ30を介して自動的に識別番号を外部サーバ40に送信するようにプログラムされている。
外部サーバ40の制御部42は、アダプタ20a,20bから識別番号を受信すると、各アダプタ20a,20bの識別番号毎にそれぞれ個別の機器IDを作成して識別番号と作成した該機器IDとを関連付け、基本情報データベースDB1に登録する。また、外部サーバ40の制御部42は、該機器IDを、対応するアダプタ20a,20bに送信する。
アダプタ20a,20bは、外部サーバ40から機器IDを受信すると、機器IDを記憶部23aに記憶する。次に、アダプタ20a,20bは、各アダプタ20a,20bに接続されている空気調和機10a,10bの保有する各種機能に関するデータを外部サーバ40に送信する。
外部サーバ40の通信部41がアダプタ20a,20bから空気調和機10a,10bの保有する各種機能に関するデータを受信すると、制御部42は、各アダプタ20a,20bの機器IDと空気調和機10a,10bの保有する各種機能に関するデータとを関連付けて、記憶部43の基本情報データベースDB1に登録する。これにより、外部サーバ40に空気調和機10a,10bの登録が行われ、空気調和機10a,10bの初期設定が終了する。
このような初期設定が終了すると、外部サーバ40とアダプタ20a,20bとが互いの存在を識別しながら、公衆回線60を使ったインターネットを介して相互にデータを交換することができるようになる。
(3−2)空気調和機の機器設定
空気調和機10a,10bの機器設定は、スマートフォン50を操作して行う設定であり、空気調和機10a,10bの初期設定後に実行される。ユーザーは、スマートフォン50に搭載されている空調管理プログラムを起動し、外部サーバ40にアクセスする。そして、スマートフォン50を使って、機器名称や機器設置場所や外部からの操作の可否などの設定を行う。このような機器設定に関する情報は、スマートフォン50の機器情報記憶領域5M2の機器設定情報記憶領域5A1と、外部サーバ40の機器情報記憶領域4M2の機器設定情報記憶領域4A1と、アダプタ20a,20bに記憶される。例えば、アダプタ20aであれば、機器設定に関する情報が、記憶部23aの機器情報記憶領域2M2aの機器設定情報記憶領域2A1aに記憶される。
(4)室外温度情報の携帯端末への表示
(4−1)外部サーバの情報の更新
外部サーバ40の室外温度情報の更新について図5に示されているフローチャートを用いて説明する。図5に示されている各ステップの動作は、アダプタ20aが室内機11aに接続されていることが前提になっている。
ステップS1では、まず、アダプタ20aが、記憶部23aの機器設定情報記憶領域2A1aから、室外温度を表示する機能を空気調和機10aに持たせる設定となっているか否かに関する機能設定情報を取得する。そして、室外温度表示機能がオン状態であれば、アダプタ20aは、室外温度情報を室内機11aから取得するためにステップS2に進む。
ステップS2で、アダプタ20aは、記憶部23aの機能設定情報記憶領域2A2aから、空気調和機10aの運転状態に関する機能設定情報を取得する。つまり、空気調和機10aが運転中であるか否かを示す機能設定情報から空気調和機10aの運転状態をアダプタ20aが判断する。空気調和機10aは、運転が停止されているときには、室内機11aに通電されるが、室外機12aへの通電が室内機11aで遮断されている。室外機12aへの通電が遮断されていると、室外制御装置14aにも通電されないので室外温度センサ245aによる温度測定ができない。
そこで、アダプタ20aは、所定期間が経過する毎に定期的に室外機12aにおいて室外温度センサ245aにより室外温度の測定を行なって、その測定結果を室外制御装置14aが取得できるようにするため、タイマ24aで非通電時間をカウントする(ステップS3)。このステップS3の時点を基準に、室外機12aが所定時間、ここでは1時間非通電状態を継続しているか否かをタイマ24aのカウント値から判断する(ステップS4)。室外機12aが1時間非通電状態を継続していた場合には、室外機12aで室外温度の測定値を得ることができるようにするために非通電時間のカウント値をリセット(ステップS5)してステップS6に進む。
ステップS6では、まず、アダプタ20aから室内機11aに室外機への通電要求の指令が送信される。室内機11aの室内制御装置13aは運転停止中でも通電されているので、アダプタ20aからの指令を受信することができる。通電要求の指令を受信した室内制御装置13aは、記憶部133aに記憶されている制御プログラム及び制御データを用いて、室外機12aの通電を例えば数十秒の間だけ回復させる(ステップS7)。
そして、室外機12aの通電が回復すると、室外制御装置14aは、室外温度センサ245aを用いて室外温度を測定し、その測定結果を室外温度情報として記憶部143aに記憶する。ただし、このとき、室外制御装置14aは、消費電力を抑えるために、圧縮機231や室外ファン237や電動弁234など室外温度の測定に係わらない機器を動作させないような制御を行なう。また、この室外機12aに通電されている期間に、室外制御装置14aから室内制御装置13aに、新たに記憶された室外温度情報が送信される。そして、室内機11aでは、このとき室内制御装置13aの制御部132aが室外制御装置14aの制御部142aから受信した室外温度情報で記憶部133aの環境情報記憶領域3M3aに記憶されている室外温度情報を更新する。
次のステップS8では、室外機12aが再び非通電とされて室内機11aでの室外温度情報の更新が終了すると、記憶部23aに記憶されている制御プログラム及び制御データを用いて、アダプタ20aの制御部22aが室内機11aの室内制御装置13aから室外温度情報を取得する。そして、アダプタ20aでは、制御部22aによって記憶部23aの環境情報記憶領域2M3aに記憶されている室外温度情報が更新される。
アダプタ20aでは、ステップS8に続くステップS9において、定期発報を行なうタイミングか否かを判断する。すなわち、アダプタ20aは、タイマ24aを使って、例えば1分間隔で定期的に、外部サーバ40に対して機器情報記憶領域2M2a内の機器情報、機能設定情報記憶領域2A2a内の機能設定情報及び環境情報記憶領域2M3a内の環境情報を定期発報データとして外部サーバ40に送信する。そのために、前回アダプタ20aが定期発報データを送信してから1分が経過したか否かを判断する。
ステップS9において、前回の発報から1分が経過して定期発報の時間になったと判断されると、ステップS10に進んで、アダプタ20aからルータ30を介してインターネットに接続され、公衆回線60によって結ばれた外部サーバ40に定期発報データの送信が行なわれる。そして、外部サーバ40では、定期発報データを受信する度に、定期発報データの更新が行なわれる(ステップS11)。
ステップS9で前回の発報から1分が経過していないと判断された場合には、ステップS1に戻り、1分が経過してないと判断された場合には上述のようにステップS10,S11を行なった後にステップS1に戻る。
また、ステップS1,S2,S4で「Yes」と判断されたときには、室外機12aの通電を回復させるという操作が必要ないため、ステップS8以降の操作が行なわれる。
(4−2)室外温度表示機能の設定
図6(a)には、室外温度の表示機能が選択されているときのスマートフォンの表示画面への表示例が示され、図6(b)には、室外温度の表示機能が選択されているときのスマートフォンの表示画面への表示例が示されている。
図6(a)は、例えば、図1に示されている空気調和機10aについての表示画面D1である。この空気調和機10aの設置場所が「リビング」であるため、ユーザーから「リビング エアコン」という機器名称N1が与えられている。表示画面D1の状態は、「停止」がタップされて、「停止中」であることが表示されている状態である。このとき室外温度の表示箇所OT1に室外温度が33度であることが表示されている。
図6(b)は、例えば、図1に示されている空気調和機10bについての表示画面D2である。この空気調和機10bの設置場所が「寝室」であるため、ユーザーから「寝室 エアコン」という機器名称N2が与えられている。表示画面D2の状態は、「停止」がタップされて、「停止中」であることが表示されている状態である。このとき室外温度の表示箇所OT2に室外温度が表示されていない。
次に、図6(a)と図6(b)のような室外温度の表示機能のオンオフの設定について、図7に示されているスマートフォン50の表示画面の一例を見ながら説明する。図4に示されているスマートフォン50の空調管理プログラムである空調管理アプリケーションAP1を起動して、適当に画面をタップしてスマートフォン50を表示画面D3の状態に切り換える。表示画面D3に表示されている機器名称N1は「リビング エアコン」であり、機能の名称F1は「室外温度表示機能」である。「キャンセル」のボタン59aをタップすると一つ前の画面に戻って異なる設定画面に移行する。説明領域EX1の説明に従って「ON」のボタン59bをタップして、次に「設定」のボタン59dをタップすると、スマートフォン50は、制御部52において、空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」になったことが記憶部53の機能設定情報記憶領域5A2に記憶される。空気調和機10aについて室外温度表示機能を「OFF」にしたいときには、「OFF」のボタン59cをタップして、次に「設定」のボタン59dをタップする。このとき、空調管理アプリケーションAP1が起動されているので、スマートフォン50の通信部51からインターネットによって公衆回線60を通じて外部サーバ40の通信部41に、空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」であるという情報が送信される。
外部サーバ40では、制御部42が、通信部41で受けた空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」であるという情報を記憶部43に記憶する必要はなく、むしろアダプタ20aに送信すべき情報と判断する。そこで、外部サーバ40は、通信部41から公衆回線60とルータ30を介してアダプタ20aの通信部21aに、空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」であるという情報を送信する。この情報を受信したアダプタ20aでは、制御部22aが記憶部23aの機能設定情報記憶領域2A2aに、空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」であるという情報を記憶する。この情報を使って、アダプタ20aは、図5のステップS1の判断を行なう。同様にして、スマートフォン50で、空気調和機10bの室外温度表示機能が「OFF」になったことが記憶部53の機能設定情報記憶領域5A2に記憶される。そして、外部サーバ40により、公衆回線60とルータ30を経由してアダプタ20bに、空気調和機10bの室外温度表示機能が「OFF」であるという情報が送信される。アダプタ20bは、アダプタ20aと同様にして、空気調和機10bの室外温度表示機能が「OFF」であるという情報を記憶する。この情報を使って、アダプタ20bが図5のステップS1の判断を行なうので、空気調和機10bでは、ステップS2からステップS3までの操作が省かれることから、室外温度情報を取得するために室外機12bが一時的に通電されるという動作をしなくなる。
(4−3)スマートフォンへの室外温度の表示
スマートフォン50において空調管理アプリケーションAP1が起動されると、制御部52は、記憶部53の機能設定情報記憶領域5A2に記憶されている機能設定情報に基づいて室外温度表示機能に関する認識を行なう。つまり、制御部52は、空気調和機10aの室外温度表示機能が「ON」であるという情報と、空気調和機10bの室外温度表示機能が「OFF」であるという情報とを認識する。制御部52は、この認識に基づいて、通信部51から外部サーバ40の通信部41に向けて、空気調和機10aの室外温度情報の要求を送信する。この室外温度情報の要求を受けた外部サーバ40は、制御部42が記憶部43の空調関連情報データベースDB3の環境情報記憶領域4M3に記憶されている室外温度情報を通信部41から要求のあったスマートフォン50に送信する。
この外部サーバ40からスマートフォン50に送信される空気調和機10aの室外温度情報は、運転が停止されているので、1時間おきに室外温度センサ245aによって測定された室外温度である。外部サーバ40の記憶部43の環境情報記憶領域4M3に記憶されている空気調和機10aの室外温度情報は、1分間隔の定期発報データに含めてアダプタ20aから外部サーバ40に送信されている。従って、もし、1時間後に再度スマートフォン50から外部サーバ40に室外温度情報を送信するように要求があれば、室外温度センサ245aによって測定された前回送信分よりも1時間経過した後に測定された新しい室外温度の情報が送信される。なお、もし、空気調和機10aの運転中に同様のことが行なわれれば、運転中においては室外機12aに通電されているので、定期発報データに含めて送信される室外温度は、アダプタ20aで常に新しく測定された室外温度に更新されていることから、1分間隔で常に新しく測定された室外温度の情報に更新される。
このようにして空気調和機10aの室外温度情報を通信部51で受信したスマートフォン50では、制御部52が記憶部53の環境情報記憶領域5M3の室外温度情報を新しいものに更新する。従って、空調管理アプリケーションAP1が起動されて、スマートフォン50の表示画面DS1に表示される室外温度は、起動された後に制御部52が環境情報記憶領域5M3から読み出す室外温度情報によるものであるから、長くても1時間以内に外部サーバ40で更新された室外温度である。
(5)特徴
(5−1)
外部サーバ40(第1情報仲介装置)の制御部42は、記憶部43において空調関連情報データベースDB3の環境情報記憶領域4M3に記憶されている室外温度情報を、通信部41が定期発報データに含めて1分間隔でアダプタ20a(第2情報仲介装置の例)から受信する室外温度情報に更新する。空気調和機10aの運転停止時において、定期発報データ(空調関連情報の例)に含められる室外温度情報は、アダプタ20aが、室内機11aに対して指令を出して、所定時間おきに室外機12aの通電を回復させて室内機11aの記憶部133aに記憶されたものである。そして、アダプタ20aは、室内機11aから他の空調関連情報と一緒に室内機11aの記憶部133aに記憶された室外温度情報を得ている。そして、スマートフォン50(携帯端末の例)の表示画面DS1に表示される室外温度情報は、表示時点を基準として1時間(所定時間の例)前よりも古いものであるということはない。
上記実施形態では、1時間間隔で運転停止中の室外機12aの回復を図っているが、この所定時間が適切に設定されることにより、適度な時間間隔で室外温度センサ245aによって検知された情報がスマートフォン50に表示される。その結果、スマートフォン50に表示される室外温度情報がユーザーにとって不都合なほど古い情報であるといった不具合が防止される。
(5−2)
アダプタ20aは、運転停止中においては、室内機11aに対して通電要求の指令を1時間おきに送信している。この通電要求の指令は、室内機11aが停止時に1時間おきに室外機12aの通電を一時的に回復させて室外温度センサ245aから得られる室外温度情報を室内機11aが取得するための指令である。しかし、アダプタ20aが室内機11aに取り付けられない場合には、そもそも通電要求の指令の送信元であるアダプタ20aが室内機11aに接続されていない状態になる。このような状態では、室内機11aが通電要求の指令を受信することがないため、運転停止中に室外機12aの通電を一時的に回復するといった動作が行なわれなくなる。そのため、室内機11aが通電要求の指令を発生するような場合に比べると、アダプタ20aが室内機11aに取り付けられないときにはアダプタ20aに室外温度情報を受け渡すために室外機12aの通電を一時的に回復させることがなくなって電力消費の増加や回復させるときのリレー音などによる騒音がなくなる。
(5−3)
図7を用いて説明したように、スマートフォン50では、室外温度表示機能の「ON」と「OFF」を選択できる。スマートフォン50での室外温度表示機能のオンオフの選択に関する情報は、アダプタ20a,20bに記憶される。図5に示されているステップS1では、室外温度表示機能が「OFF」になっている室内機11bのような場合には、ステップS2からステップS7までの動作を行なわなくなるので、通電要求の指令の送信機能がオフされた状態となり、必要のないときには指令の送信機能をオフすることができる。通電要求の指令の送信機能を不必要なときにはオフすることで、例えば上述の「寝室」に設置されている室外機12bの送信機能がオフされているので、通電を一時的に回復させることによる電力消費の抑制や回復させるときのリレー音などによる騒音の抑制ができる。
(5−4)
アダプタ20a,20bは、通電要求の指令により室内機11a,11bが取得した室外温度情報を記憶する。例えば、アダプタ20aは、室内機11aから受信する室外温度情報を記憶部23aの環境情報記憶領域2M3aに受信毎に記憶する。アダプタ20a,20bは、記憶している室外温度情報を、外部サーバ40に1時間よりも短い1分間隔で定期発報データに含めて定期的に送信している。そのため、スマートフォン50から外部サーバ40に室外温度情報を送信するように要求があって、外部サーバ40からスマートフォン50に室外温度情報を送信するときに、例えば最新の室外温度情報をスマートフォン50に送信しようとした場合に、外部サーバ40とアダプタ20a、20bとの間で室外温度情報のデータを一々送受信しなくても済み、外部サーバ40とアダプタ20a、20bとの間で送受信を行なうための時間が省かれる。このように構成されている空調システム1では、外部サーバ40からスマートフォン50への室外温度情報の送信のタイムラグが小さいので利便性が向上する。
(5−5)
外部サーバ40は、スマートフォン50から室外温度情報を要求されたときに、記憶部43の環境情報記憶領域4M3に記憶している室外温度情報をスマートフォン50に送信するように構成されている。それにより、外部サーバ40がアダプタ20a,20bに情報を取りに行ったり、室外機12a,12bの通電を回復したりするために必要な時間を省くことで、スマートフォン50より室外温度情報についての要求があってからスマートフォン50室外温度情報を得るまでのタイムラグが小さくなり、利便性が向上する。
(6)変形例
(6−1)変形例A
上記実施形態では、携帯端末としてスマートフォン50を例に挙げて説明したが、例えば携帯電話機、タブレット型コンピュータやノート型コンピュータなどの携帯可能なコンピュータ等を携帯端末として用いることができる。
(6−2)変形例B
上記実施形態の図1においては、建物100が1つだけ示されているが、一つの空気調和システム1に、複数の建物100に設置される複数組の空気調和機10a,10b、アダプタ20a,20b及びLAN31が含まれてもよい。すなわち、インターネット上の外部サーバ40は、例えば空気調和機の製造会社や販売会社、あるいはメンテナンス会社によって運営される場合に、多数の建物100内の空気調和機の情報が外部サーバ40内に蓄積されるように構成することもできる。
また、上記実施形態では、LAN31に接続されている空気調和機10a,10bが2台の場合について説明したが、LAN31に接続される空気調和機は1台であってもよく、あるいは3台以上であってもよい。
(6−3)変形例C
上記実施形態では、1台の室内機11a,11bにそれぞれ1台の室外機12a,12bが接続される場合について説明したが、1台の室外機に複数台の室内機が接続されるマルチ型空気調和機にも本願発明を適用できる。その際、例えば複数台のうちの1台にのみ、運転停止中の室外機の通電を一時的に回復させる指令を送信できるようにしておけば、上述の実施形態と同様の動作になる。
(6−4)変形例D
上記実施形態では、運転停止中の室外機12a,12bの通電の回復を1時間おきに定期的に行なわせる場合について説明したが、所定時間を時間帯や季節などに応じて異ならせてもよい。例えば、昼間は30分おきに回復させ、夜間は2時間おきに回復させるなどである。また、スマートフォン50などを用いて所定時間の長さを任意に設定できるように構成してもよい。
(6−5)変形例E
上記実施形態では、外部サーバ40に記憶されている室外温度情報を、定期発報データを用いて更新する場合について説明したが、更新に用いられる室外温度情報を定期発報データとは別のタイミングでアダプタ20a,20bから外部サーバ40に送信するように構成してもよい。
1 空気調和システム
10a,10b 空気調和機
11a,11b 室内機
12a,12b 室外機
20a,20b アダプタ
30 ルータ
31 ローカルエリアネットワーク
40 外部サーバ
50 スマートフォン
60 公衆回線
245a,245b 室外温度センサ
特開2004−289505号公報

Claims (4)

  1. 室外温度センサ(245a,245b)を持つ室外機(12a,12b)と前記室外機に接続されている室内機(11a,11b)とを有し、停止時に前記室外機を非通電状態とする一方で前記室内機の通電状態を維持する空気調和機(10a,10b)と、
    公衆回線(60)を介して携帯端末(50)に空調関連情報を提供可能な第1情報仲介装置(40)と、
    前記空気調和機に取り付けられ、前記空気調和機から前記空調関連情報を受け取り、受け取った前記空調関連情報を前記第1情報仲介装置に送る第2情報仲介装置(20a,20b)と
    を備え、
    前記空気調和機は、停止時に所定時間おきに前記室内機が前記室外機の通電を一時的に回復させて前記室外温度センサから得られる室外温度情報を取得し、
    前記第2情報仲介装置は、前記室内機が前記室外機から取得した室外温度情報を前記空調関連情報として受け取って、前記第1情報仲介装置の保有する室外温度情報を前記室内機が前記室外機から取得した室外温度情報に更新し、かつ
    前記第2情報仲介装置は、前記室内機が停止時に前記所定時間おきに前記室外機の通電を一時的に回復させて前記室外温度センサから得られる室外温度情報を前記室内機が取得するための指令を、前記室内機に対して前記所定時間おきに行い、かつ
    前記第2情報仲介装置は、前記指令の送信機能のオンオフを選択可能に構成されている、空気調和システム。
  2. 前記第2情報仲介装置は、前記指令により前記室内機が取得した室外温度情報を記憶し、記憶している室外温度情報を、前記第1情報仲介装置に前記所定時間よりも短い間隔で定期的に送る、
    請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 室外温度センサ(245a,245b)を持つ室外機(12a,12b)と前記室外機に接続されている室内機(11a,11b)とを有し、停止時に前記室外機を非通電状態とする一方で前記室内機の通電状態を維持する空気調和機(10a,10b)と、
    公衆回線(60)を介して携帯端末(50)に空調関連情報を提供可能な第1情報仲介装置(40)と、
    前記空気調和機に取り付けられ、前記空気調和機から前記空調関連情報を受け取り、受け取った前記空調関連情報を前記第1情報仲介装置に送る第2情報仲介装置(20a,20b)と
    を備え、
    前記空気調和機は、停止時に所定時間おきに前記室内機が前記室外機の通電を一時的に回復させて前記室外温度センサから得られる室外温度情報を取得し、
    前記第2情報仲介装置は、前記室内機が前記室外機から取得した室外温度情報を前記空調関連情報として受け取って、前記第1情報仲介装置の保有する室外温度情報を前記室内機が前記室外機から取得した室外温度情報に更新し、かつ
    前記第2情報仲介装置は、前記室内機が停止時に前記所定時間おきに前記室外機の通電を一時的に回復させて前記室外温度センサから得られる室外温度情報を前記室内機が取得するための指令を、前記室内機に対して前記所定時間おきに行い、かつ
    前記第2情報仲介装置は、前記指令により前記室内機が取得した室外温度情報を記憶し、記憶している室外温度情報を、前記第1情報仲介装置に前記所定時間よりも短い間隔で定期的に送る、空気調和システム。
  4. 前記第1情報仲介装置は、前記携帯端末から要求されたときに、保有している室外温度情報を前記携帯端末に送信するように構成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載の空気調和システム。
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