JP5821660B2 - (メタ)アクリル酸の製造方法 - Google Patents
(メタ)アクリル酸の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5821660B2 JP5821660B2 JP2012013120A JP2012013120A JP5821660B2 JP 5821660 B2 JP5821660 B2 JP 5821660B2 JP 2012013120 A JP2012013120 A JP 2012013120A JP 2012013120 A JP2012013120 A JP 2012013120A JP 5821660 B2 JP5821660 B2 JP 5821660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylic acid
- meth
- water
- extraction
- residual water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
(1) フェノール系重合防止剤濃度を0.5重量%以下に保つ。
(2) マレイン酸濃度を30重量%以下に保つ。
(3) 加熱濃縮処理温度を70℃以下とする。
(4) 加熱濃縮処理での廃液の滞留時間を3時間以下とする。
即ち、本発明者らの検討により、抽残水処理工程でのフェノール樹脂の生成を防止するには、フェノール系重合防止剤濃度を制限することが最も簡便で、確実であることが判明した。
また、本発明者らが、抽残水処理工程における濃縮倍率を検討した結果、濃縮水である廃液中にはマレイン酸などの高沸点物質や重合防止剤などが濃縮され、これらの物質のうち、マレイン酸の廃液中の濃度がフェノール樹脂生成に関連することが判明した(条件(2))。このことから、マレイン酸は、フェノール樹脂生成反応に酸触媒としての作用を有していることが推定された。酢酸やアクリル酸はこのような触媒作用を示さず、これは酸強度の差によるものであることが示唆された。
空気(11)、希釈剤(12)としての水蒸気及び/又は窒素、更に反応原料としてのプロピレン(10)は混合されて、酸化反応器(前段反応器)(1)に供給される。前段反応器(1)に供給される反応原料ガスのプロピレンの濃度は通常6〜10容量%、酸素/プロピレン比は通常1.5〜2.5である。前段反応器(1)には、モリブデン(Mo)−ビスマス(Bi)系の複合金属酸化物からなる固体触媒が充填されており、熱媒体の循環で300〜350℃に温度制御されている。前段反応器(1)の構造は、一般的には多管式熱交換器タイプやプレート熱交換器タイプである。前段反応器(1)でプロピレンがアクロレインに変換された反応生成ガスは、次いで、酸化反応器(後段反応器)(2)に供給される。なお、前段反応器(1)及び後段反応器(2)の反応圧力は、通常0.02〜0.2MPa−G(メガパスカル−ゲージ)である。後段反応器(2)には空気(11)などが添加されることもある。後段反応器(2)には、モリブデン(Mo)−バナジウム(V)系の複合金属酸化物触媒が充填され、熱媒体の循環で250〜300℃に温度制御されている。後段反応器(2)の構造は、前段反応器(1)と同様なものが用いられる。後段反応器(2)でアクロレインがアクリル酸に転化され、酸化反応ガス(13)が得られる。
酸化反応ガス(13)は、熱交換器(8)で150〜200℃に冷却された後、吸収塔(3)へ導入され、熱交換器(9−2)で冷却された塔底液によって、急冷される。吸収塔(3)上部では、塔頂から供給された重合防止剤(15)を含む吸収水(17)と気液接触してアクリル酸が吸収され、アクリル酸水溶液(14)となる。吸収塔(3)は通常理論段10〜20段の段塔や充填塔が用いられる。吸収塔(3)の塔頂温度は通常30〜70℃、塔底温度は通常35〜85℃であり、熱交換器(9−2)を用いて温度制御される。圧力は0.005〜0.02MPa−Gである。
銅塩化合物としては、特に制限はなく、無機塩、有機塩のいずれであってもよく、多くの化合物が使用可能である。例えば、ジアルキルジチオカルバミン酸銅、酢酸銅、アクリル酸銅、ナフテン酸銅、硫酸銅、パラトルエン酸銅、硝酸銅及び炭酸銅があるが、吸収塔(3)の塔内液は水溶液であるので、水溶性の化合物が有効であり、例えば、酢酸銅、アクリル酸銅、炭酸銅、硫酸銅やパラトルエン酸銅が好適である。
マンガン塩化合物としては、酢酸マンガン、蟻酸マンガン、アクリル酸マンガン、ナフテン酸マンガン、硫酸マンガンや炭酸マンガンが好適である。
ニトロソ化合物及びアミン化合物としては、p−ニトロソフェノール、N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン及びそのアンモニウム塩、あるいはN−ニトロソジフェニルアミン及びそのアンモニウム塩などが挙げられる。
N−オキシル化合物としては、第3ブチルニトロオキシド、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル、2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジン−1−オキシル、4,4’,4”−トリス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジノオキシル)フォスファイトなどが挙げられる。
吸収塔(3)の塔頂から排出される廃ガスは、通常、水27〜3.5容量%、酸素(O2)5〜8容量%、二酸化炭素(CO2)1〜1.5容量%と共に、酢酸、ホルムアルデヒドやアクリル酸等の有機物を合計0.5容量%含む。この廃ガスの水濃度は、吸収塔(3)の塔頂温度で決まる。吸収塔(3)の塔頂温度が低すぎると、塔頂から排出される廃ガス中の水濃度が低くなり、抽出塔(5)での抽残水が増加し、最終的には廃水が増加することとなる。吸収塔(3)の塔頂温度が高すぎると、廃ガス中のアクリル酸濃度が増加し、アクリル酸の回収率が低下する。
該廃ガスの無害化処理は、通常触媒燃焼方式で行われる。該触媒としてはハニカム状のものなどが用いられる。
吸収塔(3)の塔底からのアクリル酸水溶液(14)は、熱交換器(9−1)で冷却され、20〜40℃程度に温度制御されて、抽出塔(5)に供給され、抽出溶剤(16)と液々接触処理されて、アクリル酸の抽出液(18)と抽残水(19)に分離される。
抽出塔(5)の塔頂から得られる抽出液(18)は、アクリル酸精製工程(7)で蒸留分離などの精製手段で抽出溶剤と酢酸が分離され、アクリル酸(20)が製造される。蒸留分離された抽出溶剤(16)は、抽出塔(5)へリサイクルされる。抽出溶剤(16)中のアクリル酸濃度は抽出塔(5)のアクリル酸抽出率に重要な影響を与える。抽出溶剤(16)中のアクリル酸濃度は、低いほど抽出率が高くなるため、1重量%以下が好ましく、0.5重量%以下が最も好ましい。抽出溶剤(16)中のアクリル酸濃度を0.4重量%以下にするためには、溶剤とアクリル酸との蒸留分離の為に、蒸留塔の段数を増加し、更に還流量も増加しなければならず、多大のエネルギーが必要となることから、これらの条件はアクリル酸の抽出率と蒸留負荷との関係で適当な条件に制御される。
抽出塔(5)からの抽残水(19)は、廃液として排出して処理する必要がある。廃液処理方法として燃焼処理や活性汚泥処理が一般的であるが、大量の抽残水の燃焼処理は多大なエネルギーが必要であるし、抽残水(19)中にはホルムアルデヒドが通常0.5〜1.5重量%含まれるため活性汚泥処理も困難である。このため、抽残水(19)は、吸収塔(3)へリサイクルして吸収水として再利用することが好ましいが、抽残水(19)中には、抽出塔(5)で抽出溶剤中に抽出されずに残留した酸化反応工程からの副生成物(例えば、マレイン酸やフタル酸など)が濃縮されているので、これらの副生成物の系内蓄積を防止した上で吸収塔(3)へリサイクルするためには、抽残水(19)から該副生成物を分離し、分離した副生成物を廃液として系外に排出する必要がある。この抽残水(19)の処理に際しては、抽残水(19)の一部を吸収水としてそのまま吸収塔(3)へリサイクル(24)し、残部についてのみ加熱濃縮処理して廃液を分離することにより、加熱濃縮処理のための設備の小型化やエネルギーの最適化を図る。
なお、上記フェノール系重合防止剤濃度の下限については特に制限はないが、吸収塔(3)の塔頂へのフェノール系重合防止剤の添加によるアクリル酸の重合防止効果の面で通常0.001重量%以上である。
蒸発缶(6)より排出される廃液(21)には、酸化反応工程で生成し、抽出塔(5)で抽残水(19)中に残留した高沸点成分、ホルムアルデヒド及び重合防止剤等が含まれる。該廃液(21)は、焼却処理等で処理されるが、通常有機物濃度が25〜35重量%まで濃縮されているので、液量も少なく、焼却処理も容易で、助燃剤などの必要エネルギーも少なく有利である。
フラスコに水を100mL入れ、ハイドロキノン(HQ)、ホルムアルデヒド(HCHO)及びマレイン酸を表1に示す所定の濃度となるように添加し、表1に示す所定の温度に制御されたバス内に固定して、液を攪拌した。
3時間後にフラスコを取り出して、液の濁りの有無を目視観察することにより、固体微粒子の生成の有無を確認した。
液が濁っていることは、フェノール樹脂の固体微粒子が生成していることを示し、濁りがないことはフェノール樹脂の生成がないことを示す。
図1に示すアクリル酸の製造工程に従って、アクリル酸の製造を行った。
プロピレン9.0容量%、空気68.5容量%、水及び窒素22.5容量%からなる反応原料ガスを、Mo−Bi系の固体触媒が充填された酸化反応器(1)に供給して反応させ、アクロレインを製造した。この反応生成ガスに空気を追加混合して、プロピレンの供給量の10倍となるように調整し、Mo−V系の固体触媒が充填された酸化反応器(2)に供給してアクリル酸を製造した。反応温度は、酸化反応器(1)320℃、酸化反応器(2)270℃、圧力は酸化反応器(1)入口圧力50kPa(ゲージ圧)とした。
この蒸発缶(6)では、固形分の発生は無く、長期に亘り順調に運転することができた。
3 吸収塔
4 廃ガス処理工程
5 抽出塔
6 蒸発缶
7 アクリル酸精製工程
8 熱交換器
9−1,9−2 熱交換器
10 プロピレン
11 空気
12 希釈剤(水蒸気あるいは窒素)
13 酸化反応ガス
14 アクリル酸水溶液
15 重合防止剤
16 抽出溶剤
17 吸収水
18 抽出液
19 抽残水
20 アクリル酸
21 廃液
22 廃ガス
23 リサイクルガス
24 抽残水リサイクル
Claims (4)
- 炭素数3又は4の炭化水素を気相接触酸化反応処理して(メタ)アクリル酸含有酸化反応ガスを得る酸化反応工程と、
該酸化反応ガスを、フェノール系重合防止剤を含む吸収水が塔頂より供給される吸収塔に導入して、(メタ)アクリル酸水溶液を得る吸収工程と、
該(メタ)アクリル酸水溶液を非水溶性溶剤で抽出処理して(メタ)アクリル酸を含有する抽出液と抽残水とに分離する(メタ)アクリル酸抽出工程と、
該抽残水の一部を加熱濃縮処理して高沸点有機物が濃縮された廃液と回収水とに分離し、得られた回収水を(メタ)アクリル酸製造工程へリサイクル利用すると共に、前記抽残水の残部を吸収水として前記吸収塔にリサイクルする抽残水処理工程とを含む(メタ)アクリル酸の製造方法において、
該抽残水処理工程における前記抽残水及び高沸点有機物が濃縮された廃液のフェノール系重合防止剤濃度を0.5重量%以下に保つと共に、該抽残水処理工程における前記高沸点有機物が濃縮された廃液のマレイン酸濃度を30重量%以下に保つことを特徴とする(メタ)アクリル酸の製造方法。 - 前記抽残水処理工程における加熱濃縮処理温度を70℃以下とすることを特徴とする請求項1に記載の(メタ)アクリル酸の製造方法。
- 前記抽残水処理工程における加熱濃縮処理での濃縮廃液の滞留時間を3時間以下とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の(メタ)アクリル酸の製造方法。
- 前記フェノール系重合防止剤がハイドロキノンであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の(メタ)アクリル酸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012013120A JP5821660B2 (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | (メタ)アクリル酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012013120A JP5821660B2 (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | (メタ)アクリル酸の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013151455A JP2013151455A (ja) | 2013-08-08 |
JP2013151455A5 JP2013151455A5 (ja) | 2014-10-09 |
JP5821660B2 true JP5821660B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=49048156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012013120A Active JP5821660B2 (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | (メタ)アクリル酸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5821660B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103880649B (zh) * | 2014-04-03 | 2016-08-31 | 泰兴市裕廊化工有限公司 | 一种高收率冰晶级丙烯酸的制备方法 |
JP6455318B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2019-01-23 | 三菱ケミカル株式会社 | 液体の処理方法及びアクリロニトリル又はメタアクリロニトリルの製造方法 |
KR102079774B1 (ko) | 2016-11-25 | 2020-02-20 | 주식회사 엘지화학 | (메트)아크릴산의 연속 회수 방법 및 장치 |
KR102079775B1 (ko) | 2016-11-25 | 2020-02-20 | 주식회사 엘지화학 | (메트)아크릴산의 연속 회수 방법 및 장치 |
CN112807743B (zh) * | 2021-01-15 | 2023-03-24 | 江苏普利瑞科技有限公司 | 一种利用萃取液浓缩盐水并分离有机物的方法 |
WO2024049107A1 (ko) * | 2022-08-30 | 2024-03-07 | 주식회사 엘지화학 | 고순도 (메트)아크릴산의 제조방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5407475B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2014-02-05 | 三菱化学株式会社 | (メタ)アクリル酸の製造方法 |
-
2012
- 2012-01-25 JP JP2012013120A patent/JP5821660B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013151455A (ja) | 2013-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5821660B2 (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
US6642414B2 (en) | Method for production of (meth) acrylic acid | |
JP2000290221A (ja) | (メタ)アクリル酸の精製方法 | |
JP2012232996A (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
JP5368673B2 (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
KR102263549B1 (ko) | 개선된 (메트)아크릴산 제조 방법 | |
JP4455790B2 (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
US20130014645A1 (en) | Method for removal of organic compounds from waste water streams in a progress for production of (meth)acrylic acid | |
JP7105799B2 (ja) | 分離壁を備えた蒸留カラムを含む(メタ)アクリル酸の精製方法 | |
JP2004359611A (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
JP3992643B2 (ja) | (メタ)アクリル酸および/またはそのエステルの蒸留方法 | |
RU2333194C2 (ru) | Способ получения (мет)акриловой кислоты | |
WO2003051811A1 (fr) | Procede de production d'acide (meth)acrylique | |
JP2015174851A (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
KR20180059265A (ko) | (메트)아크릴산의 연속 회수 방법 및 장치 | |
JP6092221B2 (ja) | メタクリル酸およびメタクリル酸エステルの製造方法 | |
JP2019508477A (ja) | (メタ)アクリル酸の回収方法 | |
JP2016506969A (ja) | プロペンの不均一系触媒反応による酸化のプロセスガスからのアクロレインの分離方法 | |
JP2003113138A (ja) | (メタ)アクリル酸類の蒸留方法 | |
JP2021155452A (ja) | (メタ)アクリル酸の製造方法 | |
TWI574943B (zh) | 製備甲基丙烯酸和甲基丙烯酸酯類之方法 | |
KR20160057928A (ko) | (메트)아크릴산의 연속 회수 방법 및 장치 | |
JP4050187B2 (ja) | (メタ)アクリル酸の捕集方法 | |
JPH0834757A (ja) | アクリル酸の精製法 | |
JP2003267917A (ja) | 蒸留塔の運転停止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140826 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150414 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150921 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5821660 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |