JP5820738B2 - 端子接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、第1端子の第1接点部と第2端子の第2接点部が摺動によって接触される端子接続構造に関する。
この種の端子接続構造としては、特許文献1に開示されたものがある。この接点接続構造は、図4(a)、(b) に示すように、オス端子50とメス端子60を有する。オス端子50は、導電性部材より形成されている。オス端子50は、タブ部51を有する。メス端子60は、導電性部材をプレス加工することにより形成されている。メス端子60は、前方が開口された箱枠体61を有する。箱枠体61内の上面側には、折り曲げによって弾性アーム部62が設けられている。弾性アーム部62には、下方に向かって突出する接点部63が折り曲げによって設けられている。箱枠体61の下面部61aには2箇所に接触片部64が折り曲げによって設けられている。
図4(a)の状態にあって、オス端子50のタブ部51をメス端子60の箱枠体61内に挿入すると、オス端子50のタブ部51の先端側が弾性アーム部62と箱枠体61の下面部61a又は接触片部64に当接する。この状態より更にオス端子50に挿入力を作用させると、弾性アーム部62が撓み変形してオス端子50のタブ部51の挿入が許容される。オス端子50は、そのタブ部51がメス端子60の接点部63と接触片部64にそれぞれ摺動しながら奥に挿入される。そして、図4(b)に示すように、オス端子50を接触完了位置まで挿入すると、端子接続作業が完了する。
特開2002−63961号公報
ところで、オス端子50とメス端子60の表面には、耐食性等の観点より錫(Sn)メッキが施される。上記したように端子接続作業時では、スポット形状であるメス端子60の接点部63は、オス端子50のタブ部51に対して接触開始位置から接触完了位置までの全区間で常時同じ部分が摺動するため、メス端子60の接点部63の錫メッキが剥がれる可能性が高い。剥がれた錫メッキの摩耗粉は、熱負荷等によって酸化する。酸化した摩耗粉は接点箇所に介在すると、抵抗上昇の要因となり、耐久性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、金属メッキの摩耗粉に起因する耐久性の低下を防止できる端子接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、第1接触ベース部に突設された第1接点部を有する第1端子と、前記第2接触ベース部に突設された第2接点部を有する第2端子とを備え、前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部が互いに重なり合う方向に相対移動され、移動完了位置では前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部の少なくともいずれか一方の弾性変形力によって前記第1接点部と前記第2接点部が接触される端子接続構造であって、前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部の少なくともいずれか一方には、前記第1接点部又は前記第2接点部よりも移動前方位置で、且つ、前記第1接点部及び前記第2接点部に対し移動方向の直交方向にシフトした位置に配置されていると共に、前記第1接点部及び前記第2接点部より突出高さが高い保護突起部が設けられていることを端子接続構造である。
前記保護突起部は、前記第1接点部及び前記第2接点部の左右位置に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、第1端子の第1接触ベース部と第2端子の第2接触ベース部が重なり合う区間では、第1接点部と第2接点部が重なり合う区間を除いて、保護突起部が第1接触ベース部上又は第2接触ベース部上を摺動して第1接点部と第2接点部が摺動せず、第1接点部と第2接点部の双方が重なり合う区間でのみ互いに摺動する。従って、第1接点部の摺動区間と第2接点部の摺動区間が従来例に較べて共に小さくなり、金属メッキの削れを防止できる。従って、金属メッキの摩耗粉に起因する耐久性の低下を防止できる。
本発明の一実施形態を示し、(a)は第1端子の第1接点部側を見た要部斜視図、(b)の第2端子の第2接点部側を見た要部斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1端子と第2端子の端子接続作業で、第1接触ベース部と第2接触ベース部の重なり合う前の状態を示す斜視図、(b)は第1端子と第2端子の端子接続作業で、第1接触ベース部と第2接触ベース部の重なり合う状態を示す斜視図、(c)は第1端子と第2端子の端子接続作業で、第1接点部と第2接点部が接触完了状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は第1端子と第2端子の端子接続作業で、第1接触ベース部と第2接触ベース部の重なり合う状態を示す側面図、(b)は第1端子と第2端子の端子接続作業で、第1接点部と第2接点部が接触完了状態を示す側面図である。 従来例を示し、(a)はオス端子とメス端子の端子接続過程で、接触開始前の状態を示す断面図、(b)はオスとメス端子の端子接続作業で、第1接点部と第2接点部が接触完了状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1〜図3は、本発明の一実施形態を示す。本発明に係る端子接続構造を適用したコネクタ装置は、第1コネクタ(図示せず)と第2コネクタ(図示せず)を備える。第1コネクタは、第1コネクタハウジング(図示せず)と、この第1コネクタハウジング内に固定された第1端子1を有する。第2コネクタは、第2コネクタハウジング(図示せず)と、この第2コネクタハウジング内に固定された第2端子10を有する。第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングは、互いにコネクタ嵌合可能に構成されている。コネクタ嵌合状態で、弾性変形力によって第1端子1と第2端子10が接触される。以下、第1端子1と第2端子10の詳しい構成を説明する。
図1(a)に示すように、第1端子1は、導電性部材にて形成され、その表面には錫(Sn)メッキが施されている。第1端子1は、プレート状の第1接触ベース部2を有し、この第1接触ベース部2の相手接触面側には、単一の第1接点部3と一対の保護突起部4がそれぞれ突設されている。第1接点部3は、スポット形状である。
一対の保護突起部4は、第1接点部3よりもコネクタ嵌合方向(移動方向)Aの前方位置に配置されている。一対の保護突起部4は、第1接点部3に対しコネクタ嵌合方向(移動方向)Aの直交方向にシフトした左右位置に配置されている。一対の保護突起部4の突出高さH(図3(a)に示す。)は、第1接点部3の突出高さh1(図3(a)に示す。)及び下記する第2接点部12の突出高さh2(図3(a)に示す。)よりも高く設定されている。但し、一対の保護突起部4は、第1接点部3の突出高さh1と第2接点部の突出高さh2の合計高さ(h1+h2)よりも低い。
図1(b)に示すように、第2端子10は、導電性部材にて形成され、その表面には錫(Sn)メッキが施されている。第2端子10は、プレート状の第2接触ベース部11を有し、この第2接触ベース部11の相手接触面側には、単一の第2接点部12が突設されている。第2接点部12は、嵌合方向(移動方向)Aに延びる細長形状である。
上記構成において、コネクタ嵌合作業を説明する。第1コネクタと第2コネクタを嵌合するべく、例えば第1コネクタを第2コネクタに向かって移動する。すると、図2(a)に示すように、第1端子1が第2端子10に徐々に接近する。第1端子1の第1接触ベース部2が第2端子10の第2接触ベース部11に重なり合う位置まで達すると、第1端子1と第2端子10の少なくともいずれか一方の撓み変形によって、第1接触ベース部2と第2接触ベース部11間のいずれかに密着する方向の弾性変形力が作用する。
この弾性変形力により、第1端子1の第1接触ベース部2が第2端子10の第2接触ベース部11に重なり合う位置より後の移動では、図2(b)、図3(a)に示すように、第1端子1の一対の保護突起部4が第2端子10の第2接触ベース部11上を摺動する。ここで、第2接点部12が第1接触ベース部2上に位置しても、又、第1接点部3が第2接触ベース部11上に位置しても、一対の保護突起部4の突出高さHが第2接点部12や第1接点部3の突出高さh2,h1より高いため、第2接点部12が第1接触ベース部2上を、又は、第1接点部3が第2接触ベース部11上を摺動しない。
第1コネクタと第2コネクタの嵌合が進み、第1接点部3が第2接点部12に達する位置まで移動すると、初めて第1接点部3が第2接点部12上を摺動する。そして、図2(c)、図3(b)に示すように、第1コネクタと第2コネクタの嵌合完了位置まで移動すると、第1接点部3が第2接点部12のほぼ中心位置(接触完了位置)に達し、第1接点部3と第2接点部12が弾性変形力によって接触される。これで、第1端子1と第2端子10が電気的に接続される。
以上説明したように、コネクタ嵌合時において、第1端子1の第1接触ベース部2と第2端子10の第2接触ベース部11が重なり合う区間にあって、第1接点部3と第2接点部12が重なり合う区間を除いて、保護突起部4が第2接触ベース部11上を摺動して第1接点部3と第2接点部12が摺動せず、第1接点部3と第2接点部12の双方が重なり合う区間でのみ互いに摺動する。従って、第1接点部3の摺動区間と第2接点部12の摺動区間が従来例に較べて共に小さくなり、錫メッキが削れることがない。特に、スポット形状である第1接点部3は、第2接点部12に対して接触開始位置から接触完了位置までの全区間で常時同じ箇所が摺動するが、その摺動区間が短いために錫メッキの剥がれが発生することがない。コネクタ離間時においても、第1接点部3と第2接点部12は、その双方が重なり合う区間でのみ互いに摺動する。従って、剥がれた錫メッキの摩耗粉が熱負荷等によって酸化し、酸化した摩耗粉が第1接点部3と第2接点部12の接触箇所に介在することがない。以上より、錫メッキの摩耗粉に起因する耐久性の低下を防止できる。
上記した理由により、第1接点部3と第2接点部12の摩耗を極力防止できるので、メッキ厚みを薄くでき、コスト削減にもなる。
保護突起部4は、第1接点部3の外側位置に左右一対設けたので、第1接触ベース部2や第2接触ベース部11が何らかの理由によって傾斜しても第1接点部3と第2接点部12の重なり合う区間以外での摺動を確実に防止できる。
(変形例)
上記実施形態では、第1端子1側に保護突起部4を設けたが、第2端子10側に保護突起部4を設けても良い。又、第1端子1側と第2端子10側の双方に保護突起部4を設けても良い。
上記実施形態では、第1端子1及び第2端子10には、その表面に錫(Sn)メッキが施されている。錫メッキは、耐食性、導電性、接続信頼性、ハンダ付け性、経済性等の観点より好ましいが、錫メッキ以外の金属メッキを施しても良いことはもちろんである。
上記実施形態の第1端子1と第2端子10にあって、第1接触ベース部2及び第2接触ベース部11の形態は一例であり、第1端子1や第2端子10の形態に応じて種々の形態が考えられる。第1接点部3及び第2接点部12の形態も同様に種々の形態が考えられる。従来例のオス端子とメス端子の形態にも本発明の端子接続構造を適用できることはもちろんである。
1 第1端子
2 第1接触ベース部
3 第1接点部
4 保護突起部
10 第2端子
11 第2接触ベース部
12 第2接点部

Claims (2)

  1. 第1接触ベース部に突設された第1接点部を有する第1端子と、前記第2接触ベース部に突設された第2接点部を有する第2端子とを備え、前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部が互いに重なり合う方向に相対移動され、移動完了位置では前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部の少なくともいずれか一方の弾性変形力によって前記第1接点部と前記第2接点部が接触される端子接続構造であって、
    前記第1接触ベース部と前記第2接触ベース部の少なくともいずれか一方には、前記第1接点部又は前記第2接点部よりも移動前方位置で、且つ、前記第1接点部及び前記第2接点部に対し移動方向の直交方向にシフトした位置に配置されていると共に、前記第1接点部及び前記第2接点部より突出高さが高い保護突起部が設けられていることを端子接続構造。
  2. 請求項1記載の端子接続構造であって、
    前記保護突起部は、前記第1接点部及び前記第2接点部の左右位置に設けられていることを特徴とする端子接続構造。
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