JP5814920B2 - 静脈撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静脈画像を撮影する静脈撮像装置に関する。
近年のバイオメトリックス技術の発展に伴い、人間の体の個人を区別できる部分である生体の特徴を、例えば、手足の指紋、目の網膜、顔面、血管などを撮像し、生体の特徴を認識して、個人認証する装置が種々提供されている。
特に、手のひらや指の血管、掌紋は、比較的大量の個人特徴データを得られるため、個人認証の信頼性に適している。また、血管(静脈)の模様は、胎内で決まった後は生涯変わらず、万人不同と言われおり、個人認証に適している。
具体的な静脈撮像方法としては、照明装置より近赤外光を手のひらに当て、手のひらから反射された近赤外光を、イメージセンサを備えたカメラで撮影することが行われる(特許文献1、2)。静脈に流れる赤血球中のヘモグロビンは、近赤外光を吸収するため、手のひらに近赤外光を当てると、静脈がある部分だけ反射される近赤外光が減少する。そのため、カメラは、反射した近赤外光の強弱で、手のひらにおける静脈の位置を撮影できる。
特開2007−249615号公報 特開2007−30569号公報
ところで、照明装置とカメラとが一体化された静脈撮像装置では、設置環境が限定される可能性がある。例えば、マンションのドアに当該静脈撮像装置を設置しようとした場合には、当該静脈撮像装置を埋め込めるだけの厚さがドアに要求される。
開示の装置は、生体の部位を照明する照明手段と、前記部位より反射された反射光を受光することにより前記部位の静脈パターンを撮像する撮像手段と、前記部位と前記撮像手段との間に設けられ、前記反射光の少なくとも一部を透過するとともに、前記照明手段を前記部位側で支持する支持手段と、を備え、前記撮像手段と前記支持手段との間は、前記撮像手段が前記反射光を受光可能な距離分だけ離されている。
開示の装置は、照明手段と、撮像手段と、支持手段とを有する。照明手段は、生体の部位を照明する。撮像手段は、部位より反射された反射光を受光することにより部位の静脈パターンを撮像する。支持手段は、部位と撮像手段との間に設けられ、反射光の少なくとも一部を透過するとともに、照明手段を部位側で支持する。そして、撮像手段と支持手段との間は、撮像手段が反射光を受光可能な距離分だけ離されている。
開示の装置によれば、支持手段は照明手段を支持しさえすれば良いので、撮像手段及び照明手段を支持する場合と比較して、支持手段の厚さを薄くすることができ、多様な設置環境に設置することが可能となる。
第1実施形態に係る静脈撮像装置の構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係る照明手段の構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る静脈撮像装置の構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る照明手段の構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る静脈撮像装置の構成の変形例を示す模式図である。 照明手段の輪郭パターンの形状および大きさを示す図である。
以下、実施形態の一例について図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る静脈撮像装置100の構成の一例について図1を用いて説明する。図1(a)は、静脈撮像装置100の側面図を示し、図1(b)は、静脈撮像装置100の正面図を示している。図1(a)において、実線矢印は光の進行方向を示している。
静脈撮像装置100は、例えば、建物の入口などに設けられ、認証のために、訪問者などの被認証者の掌の静脈パターンを撮像する装置である。
図1(a)に示すように、静脈撮像装置100は、撮像手段10と、照明手段20と、当該照明手段20を支持する支持手段30とを有する。
撮像手段10は、例えば、イメージセンサを備えたカメラであり、壁面50に取り付けられている。照明手段20は、複数の光源を有しており、近赤外光を発光することにより、被認証者の掌haを照明する。複数の光源としては、例えばLED(Light Emitting Diode)が用いられる。支持手段30は、例えばドアや窓であり、被認証者の掌haと撮像手段10との間に設置されている。支持手段30の少なくとも一部は、被認証者の掌haからの反射光を透過するガラスなどの透明体で形成されており、被認証者の掌haからの反射光を透過する。撮像手段10は、支持手段30を透過した当該反射光を受光することにより、より詳細には、照明された掌ha内部の散乱光を受光することにより掌haの静脈パターンを撮像する。
撮像手段10としては、好適には、撮影対象との距離が遠距離になるほど画角の狭いレンズを持つカメラが用いられる。例えば、15cmの大きさの掌の静脈パターンを撮像する場合において、撮像手段10と掌haとの間の距離が1.5mとなっている場合には、画角が5.72度のレンズを持つカメラが用いられる。また、撮像手段10と掌haとの間の距離が3mとなっている場合には、画角が2.86度のレンズを持つカメラが用いられる。また、ATM(Automated Teller Machine)で用いる場合のように、撮像手段10と掌haとの間の距離が5cm程度となっている場合には、画角が112.62度のレンズを持つカメラが用いられる。このように、撮影対象との距離が遠距離になるほど画角の狭いレンズを持つカメラを撮像手段10として用いるとすることで、掌haで反射された反射光が撮像手段10に入射しやすくなる。
ここで、照明手段20は、支持手段30における掌ha側に設けられる。この理由について説明する。例えば、支持手段30における撮像手段10側に照明手段20を設けた場合には、照明手段20は、支持手段30を通して掌を照明することになる。このように、照明手段20より発せられた光が直接、支持手段30に入射すると、支持手段30における光の反射に起因する光学ノイズが撮像画像に影響を及ぼす可能性がある。それに対し、支持手段30における掌ha側に照明手段20を設けた場合には、照明手段20は、支持手段30を通さずに掌haを照明する。この場合には、照明手段20より発せられた光が直接、支持手段30に入射しないので、支持手段30における光の反射を抑えることができる。
例えば、支持手段30がガラスでできているとすると、照明手段30より発せられた光が支持手段30に直接入射した場合には、当該支持手段30は10%程度の反射率で光を反射する。この場合には、撮像された静脈パターンの画像に白とびが光学ノイズとして発生する可能性がある。一方、掌haからの表面反射光がガラスに入射した場合における光の反射率は5%程度となる。さらに、照明された掌ha内部の散乱光がガラスに入射した場合における光の反射率は5%よりもさらに低くなる。
つまり、支持手段30における撮像手段10側に照明手段20を設けた場合と比較して、支持手段30における掌ha側に照明手段20を設けた場合には、支持手段30における光の反射を抑え、光学ノイズの発生を減少させることができる。
また、静脈撮像装置100では、撮像手段10と支持手段30との間が、被認証者の掌haからの反射光を撮像手段10が受光可能な距離分だけ離されている。つまり、静脈撮像装置100では、撮像手段10と照明手段20とが分離されている。このようにすることで、例えばドアや窓は、照明手段20の支持手段30として機能しさえすれば良くなる。つまり、照明手段と撮像手段とが一体化された静脈撮像装置と比較して、第1実施形態に係る静脈撮像装置100は、ドアや窓の厚さがより薄いものであっても適用することが可能である。
ここで、照明手段20の構成について説明する。図1(b)に示すように、照明手段20の輪郭パターンは環状に設けられる。
照明手段20について図2を用いて説明する。図2は、照明手段20の構成を示す模式図であり、図1(b)の拡大図である。図2に示すように、照明手段20は、環状にマーキングされた輪郭パターンPT上に例えばLED21が複数配置された構成を有している。照明手段20は、輪郭パターンPTで囲まれた領域AR内に撮像手段10が位置するように支持手段30に設置される。これらの複数のLED21から出射された光が掌haを照射する。掌haからの反射光は領域ARを透過して撮像手段10に入射する。
以上に述べたことから分かるように、第1実施形態に係る静脈撮像装置100は、照明手段20と、撮像手段10と、照明手段20を支持する支持手段30とを有している。照明手段20は、被認証者の掌haを照明し、撮像手段10は、掌haより反射された反射光を受光することにより掌haの静脈パターンを撮像する。ここで、支持手段30は、照明手段20を掌ha側で支持している。このようにすることで、撮像された静脈パターンの画像に光学ノイズが発生するのを抑えることができる。また、第1実施形態に係る静脈撮像装置100では、撮像手段10と支持手段30との間は、撮像手段10が掌haからの反射光を受光可能な距離だけ離されている。つまり、撮像手段10と照明手段20とは分離されている。これにより、支持手段30は照明手段20を支持しさえすれば良くなり、撮像手段及び照明手段を支持する場合と比較して、支持手段の厚さを薄くすることができ、多様な設置環境に設置することが可能となる。また、支持手段30と掌haとの間の距離よりも、撮像手段10と支持手段30との間の距離を長くとることにより、支持手段30と掌haとの間の距離が認証の度に異なることに起因する静脈パターンの画像の倍率の違いの発生を抑えることができる。
なお、ここで、照明手段20を常に点灯状態にすることには限られない。このようにする代わりに、静脈撮像装置100は、照明手段20を点灯する照明タイミングと撮像手段10の撮像タイミングとを同期させる制御手段を有するとしても良い。このようにすることで、照明手段20の省電力化を図ることができるとともに、赤外光の掌haへの照射時間を抑えることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る静脈撮像装置100aの構成の一例について図3を用いて説明する。図3(a)は、静脈撮像装置100aの側面図を示し、図3(b)は、静脈撮像装置100aの正面図を示している。図3(a)において、実線矢印は光の進行方向を示している(図5(a)において同じ)。
図3(a)に示すように、静脈撮像装置100aは、撮像手段10aと、照明手段20aと、当該照明手段20aを支持する支持手段30aとを有する。第2実施形態に係る静脈撮像装置100aでは、照明手段20aを支持する支持手段30aとして車のガラス窓を用いる。図3(a)に示す例では、車のドア60のガラス窓が支持手段30aとして用いられている。撮像手段10aは、例えば駐車場の支柱などに設置されている。図3(a)に示す例では、支柱50aに撮像手段10aが設置されている。運転者は、支柱50aの横に車を停止させる。ここで、図3(b)に示すように、照明手段20aにおける環状に設けられた輪郭パターンで囲まれた領域AR2内に撮像手段10aが位置するように、車の停止位置が設定される。運転者は、車を停止させた後、車内から掌haを照明手段20aにかざすことにより、撮像手段10aに静脈パターンを入力させる。
第1実施形態に係る静脈撮像装置100と同様に、第2実施形態に係る静脈撮像装置100aでは、支持手段30aは、照明手段20aを車内側、即ち、掌ha側で支持している。従って、静脈撮像装置100aによっても、撮像された静脈パターンの画像に光学ノイズが発生するのを抑えることができる。
また、静脈撮像装置100aでは、支柱50aとドア60との間で無線通信を行う通信手段が設けられている。具体的には、図3(a)に示すように、支柱50aには無線アンテナ71aが設けられ、ドア60には照明用の無線スイッチ71bが設けられている。無線アンテナ71aからは電波が発信されている。車が支柱50aに近づくと、無線スイッチ71bは、無線アンテナ71aからの電波を受信する。無線スイッチ71bは、電波を受信すると、照明手段20aのスイッチを入れて、照明手段20aを点灯させる。ここで、無線アンテナ71aからの電波の指向性や強度は、例えば、環状に設けられた照明手段20で囲まれた領域AR2内に撮像手段10aが位置したときに、無線スイッチ71bが電波を受信することができるように設定される。このようにすることで、運転者は、照明手段20aが点灯する位置にくるように車を操作しさえすればよく、撮像手段10aが領域AR2内に入るか否かを自らが確認しながら車を操作せずに済む。
なお、ここで、撮像手段10aは、物理的または電子的なトラッキング機能を有するとし、照明手段20aの輪郭パターンを検出することで、掌haがかざされている箇所をトラッキングして、掌haの静脈パターンを撮像するとしても良い。このようにすることで、車の停止位置のずれに起因して、照明手段20で囲まれた領域AR2の位置と撮像手段10aの位置とが多少ずれた場合であっても、撮像手段10は掌haの静脈パターンを撮像することが可能となる。なお、この場合には、無線アンテナ71aからの電波の指向性や強度は、撮像手段10aが掌haをトラッキング可能な範囲内で、無線スイッチ71bが当該電波を受信可能となるように設定される。
また、車のドア60のガラス窓は地面に対し傾いていることが多い。具体的には、ガラス窓は、車の天井部65に向かうに従い、車内側に傾いている。そこで、運転者の掌haに均等に光を照明するため、照明手段20aの明るさは、車の天井部65に向かうほど、暗くなるように設定されている。別の言い方をすると、照明手段20aにおいて、掌haと近い部分になるほど、その明るさが暗くなるように設定されている。以下、図4を用いて具体的に説明する。
図4は、照明手段20aの構成を示す模式図であり、図3(b)の拡大図である。図4において、破線は、LED21の配線を示している。
図4に示すように、第1実施形態に係る照明手段20と同様、照明手段20aは、環状にマーキングされた輪郭パターンPT2上にLED21が複数配置された構成を有している。これらの複数のLED21から出射された光が掌haを照射する。
図4に示すように、複数のLED21のそれぞれに対して並列に+5Vの電圧が印加されている。そして、複数のLED21のそれぞれには抵抗が接続されている。具体的には、車の天井部方向から順に抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R6が各LED21に直列に接続されている。ここで、R1〜R6は抵抗値をも示すものとすると、抵抗値はR1>R2>R3>R4>R5>R6となるように設定されている。このようにすることで、車の天井部65に近いLED21ほど、流れる電流が小さくなり、明るさが暗くなる。つまり、掌haに近いLED21ほど、流れる電流が小さくなるので、明るさが暗くなり、掌haに遠いLED21ほど、流れる電流が大きくなるので、明るさが明るくなる。これにより、運転者の掌haに均等に光を照明することが可能となる。
なお、図4に示した静脈撮像装置100aでは、支柱50aとドア60との間で無線通信を行う通信手段が設けられているとしていたが、このようにする代わりに、支柱50aとドア60との間で信号光を用いた通信を行う通信手段が設けられるとしても良い。信号光を用いた通信を行う通信手段が設けられた場合の静脈撮像装置100bの一例を図5に示す。
図5に示す静脈撮像装置100bでは、支柱50aに焦電センサ81と信号光発信部82aとが設けられ、ドア60に信号光受信部82bが設けられている。焦電センサ81と信号光発信部82aとは電気的に接続されている。焦電センサ81は、赤外光を放射する動く物体を検出するセンサである。焦電センサ81は、当該物体を検出すると、信号光発信部82aに検出信号を送信する。従って、焦電センサ81は、検出手段として機能する。焦電センサ81は、車が支柱50aに近づいてきたことを検出すると、信号光発信部82aに検出信号を送信する。信号光発信部82aは、当該検出信号を受信すると、支柱50aの外部へ向けてパルス光を発信する。ドア60において、信号光受信部82bは、信号光発信部82aより発信されたパルス光を受信すると、照明手段20aを点灯させる。
ここで、信号光発信部82aからのパルス光の発信方向は、例えば、環状に設けられた照明手段20で囲まれた領域AR2内に撮像手段10が位置したときに、信号光受信部82bが当該パルス光を受信することができるように設定される。または、撮像手段10がトラッキング機能を有する場合には、信号光発信部82aからのパルス光の発信方向は、撮像手段10aが掌haをトラッキング可能な範囲内で、信号光受信部82bが当該パルス光を受信可能となるように設定される。このようにしても、運転者は、照明手段20aが点灯する位置にくるように車を操作しさえすればよく、撮像手段10aが領域AR2内に入るか否かを自らが確認しながら車を操作せずに済む。
以上に述べたことから分かるように、第2実施形態に係る静脈撮像装置100aでは、照明手段20aを支持する支持手段30aとして車のガラス窓が用いられ、撮像手段10aは、例えば駐車場の支柱などに設置されている。ここで、第1実施形態と同様、支持手段30aは、照明手段20aを車内側、即ち、掌ha側で支持している。このようにしても、撮像された静脈パターンの画像に光学ノイズが発生するのを抑えることができる。
[変形例]
次に、上述の各実施形態の変形例について説明する。
上述の各実施形態に係る静脈撮像装置では、照明手段の光源(ここではLED)として近赤外光を発射する光源を用いるとしているが、これに限られない。照明手段の光源としては、近赤外光を発射するものに限られるものではなく、複数の波長の光を発射するものであるとしても良いのは言うまでもない。さらに、複数の波長の光を発射する光源を有する照明手段において、各波長毎の光を発射する照明タイミングをずらし、各照明タイミングと撮像手段の撮像タイミングとを同期させるとしても良い。例えば、照明手段は、近赤外光を発射する光源と可視光を発射する光源とを有し、近赤外光を発射する照明タイミングと撮像手段の撮像タイミングとを同期させるとともに、可視光を発射する照明タイミングと撮像手段の撮像タイミングとを同期させるとしても良い。このようにすることで、近赤外光を発射するタイミングで掌の静脈パターンを撮像することができ、可視光を発射するタイミングで掌紋を撮像することができる。これにより、掌の静脈パターンに加え、掌紋も認証に用いることができ、認証精度を向上させることができる。
図6は、照明手段の輪郭パターンの形状および大きさを示す図である。照明手段の輪郭パターンとしては、図6(a)に示すような矩形状のものに限られるものではなく、種々の形状を用いることが可能である。例えば、照明手段の輪郭パターンとしては、図6(b)に示すような円環状のものであっても良いのは言うまでもない。また、照明手段の輪郭パターンの大きさLAとしては、掌のサイズを考慮して、10cmから13cmが好適である。
また、第2実施形態に係る静脈認証装置では、検出手段として焦電センサが設けられる例について示した。しかしながら、焦電センサが設けられる例としてはこれに限られない。第1実施形態に係る静脈認証装置においても、支柱50に焦電センサが設けられるとし、訪問者が近づいたことを当該焦電センサが検出すると、照明手段20が点灯されるとしても良い。
また、上述の各実施形態に係る静脈認証装置において、撮像手段は、光センサなどの光検出手段を備え、照明手段が掌への光の照射を行い、当該掌からの反射光を当該光検出手段が受光したときに、撮像手段が自動的に撮像を開始するとしても良い。
また、上述の各実施形態に係る静脈認証装置において、撮像手段は、撮像された照明手段の輪郭パターンの大きさを基に、撮像された掌の静脈パターンの画像を補正するとしても良い。具体的には、撮像手段は、撮像された照明手段の輪郭パターンの画像の大きさを基に、支持手段と撮像手段との間の距離を算出し、算出された距離を基に、撮像された掌の静脈パターンの画像を補正するとしても良い。このようにすることで、静脈パターンの画像を適正なサイズに補正することが可能となる。
さらに、上述の各実施形態では、掌の静脈パターンを認証に用いるとしているが、認証に用いられる生体部位としてはこれに限られるものではないのは言うまでもない。例えば、目の網膜などの他の生体部位の静脈パターンを認証に用いる装置であっても上述の各実施形態で述べた方法を適用可能であるのは言うまでもない。
なお、実施形態は、上述した実施形態の例に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能である。
10 撮像手段
20 照明手段
30 支持手段
100 静脈撮像装置

Claims (7)

  1. 生体の部位より反射された反射光を受光することにより前記部位の静脈パターンを撮像する撮像手段と、
    前記部位と前記撮像手段との間に、前記撮像手段と分離して設けられ、前記反射光の少なくとも一部を透過する支持手段と、
    前記部位を照明する、前記支持手段の前記部位側に設けられる照明手段と、を備え、
    前記支持手段に設けられた、前記撮像手段に対する前記支持手段の接近を検出する検出手段が、前記撮像手段が前記反射光を受光可能な距離にあることを検出すると、前記照明手段が点灯することを特徴とする静脈撮像装置。
  2. 前記照明手段による照明のタイミングと前記撮像手段による撮像のタイミングとを同期させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の静脈撮像装置。
  3. 前記照明手段は、複数の波長の光源を有し、
    前記撮像手段は、各波長の光源の照明タイミングに応じて、前記部位の撮像を行うことを特徴とする請求項2に記載の静脈撮像装置。
  4. 前記支持手段は、車の窓であり、
    前記照明手段の明るさは、車の天井部に向かうほど暗くなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の静脈撮像装置。
  5. 前記照明手段は、撮像範囲を示す輪郭パターンを有し、
    前記輪郭パターンに沿って複数の光源が配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の静脈撮像装置。
  6. 前記撮像手段は、撮像された前記輪郭パターンの画像の大きさを基に、前記支持手段と前記撮像手段との間の距離を算出し、算出された距離を基に、撮像された前記部位の静脈パターンの画像を補正することを特徴とする請求項5に記載の静脈撮像装置。
  7. 前記撮像手段は、前記輪郭パターンを検出することによりトラッキングを行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の静脈撮像装置。
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