JP5808075B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
一つ目の理由は、最終的に達成したい離型性を直接的に評価、管理できていないことである。表面粗さ、摩擦係数ともに、トナーの離型性に影響することは事実であるが、それらがどのような値のときに、どれだけ離型性向上に寄与するかは明らかでない。すなわち、間接的な指標でしかない。
もう一つの理由は、これらの手法、評価方法がマクロ的なものである、ということである。この理由について、摩擦係数を用いて詳しく述べる。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、前記トナー1個体は、外部添加剤がトナー表面に添加されておらず粒子径3[μm]以上10[μm]以下のトナーであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の現像装置において、予め上記1[μm]以下の無機微粒子を混合した現像剤と該現像剤を現像領域に補給する現像剤補給手段とを有しており、該現像剤補給手段が上記粒子供給手段を兼ねることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の現像装置において、上記無機微粒子がシリカであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上に担持された潜像を少なくともトナーからなる現像剤によって現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、前記現像手段として、請求項1、2、3または4の現像装置を用いることを特徴とするものである。
現像ローラ表面に微細な凹凸を設ける手法としては、現像ローラ表面に微小なインク(液滴)を吹き付けて、そのインク(液滴)により現像ローラ表面に凸部を形成するインクジェット方式の方法がある。より具体的には、図4に示すように、インク(液滴)が噴出されるノズル82が設けられたヘッド81を、図5(a)に示すように現像ローラ長手方向に一端側から他端側に移動させつつ、現像ローラ表面にヘッド81のノズル82から周期的にインク(液滴)を噴出することで、現像ローラ表面にインク(液滴)による微細な凸部が複数形成される。ヘッド81が現像ローラ長手方向の一端側から他端側に移動し終えたら、図5(b)に示すように現像ローラ80を周方向に回転させる。その後、図5(c)に示すようにヘッド81を現像ローラ長手方向の前記他端側から前記一端側に移動させつつ、現像ローラ表面にヘッド81のノズル82から周期的にインク(液滴)を噴出して、現像ローラ表面にインク(液滴)による微細な凸部を複数形成する。以後、図5(d)や図5(e)に示すように、このような動作を繰り返すことで、最終的に現像ローラ表面全体に微細な凹凸を設けることができる。
溶液浸漬法では、図8に示すように、溶媒92にナノ粒子93が分散された溶液94に現像ローラ80を浸し、溶液94から現像ローラ80を取り出した後、現像ローラ80を乾燥させることで、現像ローラ表面の全面に一度で微細な凹凸を設けることができる。上述したインクジェット法に比べて、現像ローラ80の表面に設けられる凹凸の周期を制御するのは難しくなるが、インクジェット法のようなヘッド81を複数回、現像ローラ長手方向に移動させる必要がないため、加工時間を短くすることが可能となる。
リソグラフィーによっても、現像ローラ表面に微細な凹凸を設けることができる。図9は現像ローラ80の現像ローラ長手方向の断面図であり、具体的には、図9に示すように、現像ローラ表面に感光性樹脂(レジスト)84を塗布した後、露光により感光性樹脂(レジスト)84の改質させた部分87を溶媒で除去することで、感光性樹脂(レジスト)84に凹部89が形成され、現像ローラ表面に微細な凹凸のパターンを設けることができる。また、感光性樹脂の改質させた部分87を溶媒で除去するのではなく、感光性樹脂の改質させなかった部分88を溶媒で除去することで、現像ローラ表面に微細な凹凸のパターンを設けることもできる。感光性樹脂の改質させた部分(露光部分)87を溶媒で除去する方法はポジ型と呼ばれ、感光性樹脂の改質させなかった部分(非露光部分)88を溶媒で除去する方法はネガ型と呼ばれている。
レーザーアブレーション(レーザーによるドライ加工)によっても、現像ローラ表面に微細な凹凸を設けることができる。レーザーアブレーションは、加工対象にレーザーを照射させて、対象表面を熱的、もしくは、化学的に分解させ、更には、その分解されたフラグメントが蒸発することで、現像ローラ表面に穴あけ加工を施す手法である。このレーザーアブレーションは、上述したリソグラフィーのように、現像・露光・乾燥といった複数の工程を経ず、単一の工程で加工できることが特徴である。レーザーアブレーションは、様々な光源で開発がされているが、特に、本実施形態のようにサブミクロンの凹凸を現像ローラ表面に作製したい場合は、レーザー照射による熱的拡散は可能な限り抑制すべきであり、そのためにはパルス長は短い方が有利である。近年の研究で、フェムト秒レーザーでアブレーションが起こる閾値近傍の低フルーエンス(エネルギー密度)で照射すると、レーザー波長の1/10〜1/5と非常に小さい周期的微細構造が形成されることがわかっており、数十[nm]オーダーの加工は十分に可能である。
図12は、本発明を具現化するために、トナーからなる一成分現像剤を用いる現像装置6内にシリカ供給機構を備えた例である。本実施例の現像装置6の上部にはシリカ粒子を収容するシリカ容器71a,71b,71cが設けられており、シリカ容器71a,71b,71cと現像装置6とは図示しない連通口によってそれぞれ連通しており、図12においてはそれら連通口がシール72a,72b,72cによって塞がれている。このシール72a,72b,72cは図13(a)に示すように一部が現像装置6の外壁よりも外側にはみ出しており、ユーザーがそのはみ出した部分を摘んでシール72a,72b,72cを引き抜くことにより、シリカ容器71a,71b,71cと現像装置6とが連通しシリカ容器71a,71b,71c内に収容されたシリカが上記連通口を通って現像装置6のトナー容器内に放出される。
一つは、フォースカーブ法、もしくは、フォースディスタンスカーブ法という方法である。具体的な測定行為としては、カンチレバー先端と試料表面の離間、接触、離間を連続しておこなう。カンチレバー先端と試料表面の離間の瞬間のカンチレバーのたわみ量から、カンチレバーと試料表面の付着力を測定する方法である(例えば、特開2002―62253号公報)。
<現像ローラ表面シリカ量とフィルミングの関係について>
以下に、現像ローラ表面にシリカを供給したときの現像ローラ表面の付着力と現像ローラ表面のフィルミング状態を示す。本実験結果から、シリカ供給により、現像ローラ表面の付着力を低い状態にでき、その結果から、現像ローラ表面のフィルミングを防止できる事がわかる。
・実験装置:IPSiO SP C220改造機
・画像出力条件:画像濃度5[%]チャートで6000枚出力
・トナー種:ワックス含有粉砕トナー(平均粒径7[μm])
・添加剤条件:小径シリカ(10[nm])1部、大径シリカ(50[nm])2部
・トナー容量:180[g]
・トナー色:シアン
芯金であるφ6[mm]のアルミニウムに、3[mm]厚の弾性ゴム層を形成した。また、現像ローラ表面上のトナー量を制御するために、径20[μm]の粗さ粒子を現像ローラの表面に埋め込んである(現像ローラ表面粗さRa:1.8[μm])。
・供給シリカ種:粒径の異なる2種類(小径10[nm]、大径100[nm])のシリカを供給
・供給シリカ量:2000枚出力毎に小径シリカ0.5[g]、大径シリカ1.0[g]を供給
・現像ローラ表面上のシリカ配置状態確認方法:出力枚数6000枚後の現像ローラ表面を電子顕微鏡を用い、20000倍の条件で現像ローラ表面の状態を評価した。
ただし、シリカ供給機構を作動させない条件では、フィルミングを発生している為、現像ローラ表面上への直接のシリカ供給状態を把握できるように、フィルミングが発生していない領域を選択して観察した結果である。
・評価方法:原子間力顕微鏡を用いたトナー付着力評価方法で評価した。より具体的には、画像出力後の現像ローラ表面を芯金から引き剥がし、約10[mm]角へ切り出して測定を行った。
・原子間力顕微鏡(AFM):走査型プローブ顕微鏡SPI4000、多機能型ユニット
・SPA400(SIIナノテクノロジー(株)製)
・付着力測定方法:フォースカーブ法
・測定モード:コンタクトモード
・カンチレバー:オリンパス(株)社製 標準窒化シリコンカンチレバーOMCL−R
C800PSA、バネ定数:0.76[N/m]
・計測エリア:4[μm]角
・測定点数:縦方向7×横方向7=49点
・最大負荷条件:カンチレバー先端と試料表面の押し付け強さ50[nN]狙いで設定
・カンチレバー先端のトナー粒径:6.5[μm]
・トナー種類:(株)リコー社製 PxPトナーの試作品、及び、外部添加剤を用いていないPxPトナーの試作品
・評価方法:出力枚数6000枚後に、レーザー顕微鏡観察とサックイン法による帯電量評価を実施した。
なお、帯電量評価は、帯電・現像バイアスを印加した状態で、1分間駆動させた後に測定した。また、現像ローラ単体の劣化状態を評価するために、現像ローラ以外の部品とトナーは未使用のものを使用する。
・レーザー顕微鏡:キーエンス社製 VK8500(測定倍率:20倍、50倍)
・観察はローラ中央部と両端部の計3箇所でおこなった。フィルミングの有無は、使用したトナーの色が現像ローラ表面上に着色されているか否かで判断した。
図15、図16、図17から、本発明によってシリカ供給機構が機能していることがわかる。すなわち、図15に示すように未使用の現像ローラ表面には、荷電制御のカーボン粒子が点在している以外は基本的に平坦な表面であるのに対し、図16に示すようにシリカ供給機構を作動させた現像ローラ表面では、現像ローラ表面に均一且つ隙間無くシリカが配置されていることがわかる。一方、図17に示すようにシリカ供給機構を作動させていない場合の現像ローラ表面は、トナー粒子から遊離したシリカが部分的に付着してはいるものの、元々の現像ローラ表面が露出している領域が大きい。
本実施例は図21に示す現像装置6を用いて、随時、トナーをユニット内に補給することで、トナーに添加したシリカを現像ローラ表面に供給し、現像ローラ表面の低付着力化を実現する例である。
<現像ローラ表面シリカ量とフィルミングの関係について>
(トナーを介して、現像ローラ表面にシリカを供給した場合)
・実験装置: IPSiO SP C220改造機
・画像出力条件:画像濃度5[%]チャートで3000枚出力
・トナー種:ワックス含有粉砕トナー(平均粒径7[μm])
・添加剤条件:小径シリカ(10[nm])1部、大径シリカ(50[nm])2部
・トナー容量:60[g]
・トナー色:シアン
以下のトナーを出力枚数1000枚毎にカートリッジ内に補給することで、トナーに添加されているシリカを現像ローラ表面に供給
・トナー種:ワックス含有粉砕トナー(平均粒径7[μm])
・添加剤条件:小径シリカ(10[nm])1部、大径シリカ(50[nm])2部
・トナー容量:60[g]
・トナー色:シアン
・現像ローラ表面上のシリカ配置状態確認方法:出力枚数3000枚後の現像ローラ表面を電子顕微鏡を用い、20000倍の条件で現像ローラ表面の状態を評価した。
ただし、シリカ供給機構を作動させない条件では、フィルミングを発生している為、現像ローラ表面への直接のシリカ供給状態を把握できるように、フィルミングをしていない領域を選択して観察した結果である。
・評価方法:原子間力顕微鏡を用いたトナー付着力評価方法で評価した。より具体的には、画像出力後の現像ローラ表面を芯金から引き剥がし、約10[mm]角へ切り出して測定を行った。
・原子間力顕微鏡(AFM):走査型プローブ顕微鏡SPI4000、多機能型ユニット
SPA400(SIIナノテクノロジー(株)製)
・測定モード:コンタクトモード
・付着力測定方法:フォースカーブ法
・カンチレバー:オリンパス(株)社製 標準窒化シリコンカンチレバーOMCL−R
C800PSA、バネ定数:0.76[N/m]
・計測エリア:4[μm]角
・測定点数:縦方向7×横方向7=49点
・最大負荷条件:カンチレバー先端と試料表面の押し付け強さ50[nN]狙いで設定
・カンチレバー先端のトナー粒径:6.3[μm]
・トナー種類:(株)リコー社製 PxPトナーの試作品
・評価方法:出力枚数3000枚後に、レーザー顕微鏡観察によって評価した。
・レーザー顕微鏡:キーエンス社製 VK8500(測定倍率:20倍、50倍)
また、本実施形態によれば、上記付着力が、原子間力顕微鏡を用いて上記表面とトナー1個体との間で生じる付着力を測定する測定手段で測定した値であることが望ましい。これは、上記測定手段においては、上記付着力の測定位置を自由に且つ微小にずらしながら変えられるため、現像ローラ表面上のあらゆる箇所の付着力を測定することができるからである。
また、本実施形態によれば、上記付着力が、外部添加剤がトナー表面に添加されていないトナーを用いて測定した値であることで、外部添加剤がトナー表面に添加されていない付着性の高いトナーを用いた場合でも、現像ローラ表面にトナーフィルミングが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記付着力が、粒子径3[μm]以上10[μm]以下のトナーを用いて測定した値であることで、粒径によらず現像ローラ表面にトナーフィルミングが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、現像ローラ表面に1[μm]以下の凹凸を設けてあることで、現像ローラ表面とトナーとの間で生じる付着力を小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、現像ローラ表面に1[μm]以下の粒子が複数配置されていることで現像ローラ表面に1[μm]以下の凹凸を設けることができ、現像ローラ表面とトナーとの間で生じる付着力を小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、無端移動可能な表面に少なくともトナーからなる現像剤を担持し感光体に対向する現像領域へ搬送する現像ローラ61を有し、現像ローラ61によって現像領域へ搬送された現像剤によって感光体上の潜像を現像する現像装置6において、前記現像ローラ61として本発明の現像ローラ61を用いることで、上述したように現像ローラ表面にトナーフィルミングが生じるのを抑制することができ、経時にわたって良好に前記潜像の現像を行うことができる。
また、本実施形態によれば、現像装置6が現像ローラ61の表面に1[μm]以下の粒子を供給する粒子供給手段を有することで、サブミクロン以下の粒子を現像装置6の中で、簡易的に現像ローラ表面やキャリア表面などに、微小な凹凸を設けることができ、且つ、経時で現像ローラ表面やキャリア表面などの状態が変化したときにでも、再度、現像ローラ表面やキャリア表面などに微小な凹凸を設けることができる。これにより、経時にわたって、経時で現像ローラ表面やキャリア表面などトナーとの間で生じる付着力を低減することができる。
また、本実施形態によれば、上記現像ローラ61に供給される現像剤を収容する現像剤収容部を有しており、上記粒子供給手段は、上記1[μm]以下の粒子を現像剤収納部に供給することで現像剤と共に該1[μm]以下の粒子を現像ローラ61の表面に供給するものである。トナーに上記粒子を混合することで、現像ローラ表面にトナーが搬送される間に、凝集していた粒子を分散させることができる。また、2成分現像剤を用いた場合には現像ローラ表面に現像剤が搬送される間に、キャリア上で十分に上記粒子が分散される。よって、現像ローラ表面全体やキャリア表面全体に上記粒子を分散させた状態で配置することができる。
また、本実施形態によれば、予め上記1[μm]以下の粒子を混合した現像剤と現像剤を現像領域に補給する現像剤補給手段とを有しており、現像剤補給手段が上記粒子供給手段を兼ねる。トナーの添加剤を利用して、現像ローラ表面やキャリア表面などに上記粒子を配置することで、従来の現像装置6を大幅に改良する事無くマイナーチェンジするだけで、現像ローラ表面やキャリア表面などに微小な凹凸を設けることができる。
また、本実施形態によれば、上記1[μm]以下の粒子が無機微粒子であることで、上記粒子として用いることができる材料の選択の幅を広くすることができる。
また、本実施形態によれば、上記無機微粒子がシリカである。シリカはトナーの添加剤として利用されているため特に大きな不具合が生じることがない。
また、本実施形態によれば、上記1[μm]以下の粒子が樹脂微粒子であることで、研磨効果が少ないため、上記粒子により現像装置6内の各部材が傷付けられるのを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、潜像を担持する感光体と、感光体上に担持された潜像を少なくともトナーからなる現像剤によって現像する現像装置6とを備えた画像形成装置において、前記現像装置6として上述した現像装置6を用いることで、現像ローラ表面にトナーフィルミングが生じるのを抑制でき、画像ムラの発生や、ベタ画像中での白スジなどの発生などの不具合が起こるのを抑えられ、良好な画像形成を行うことができる。
2 感光体
3 除電手段
4 帯電ローラ
5 光書込装置
6 現像装置
20 転写ユニット
21 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
24 一次転写ローラ
25 二次転写ローラ
31 レジストローラ対
100 クリーニング装置
Claims (5)
- トナーと、
潜像担持体上の潜像を少なくとも前記トナーからなる現像剤によって現像する現像手段に設けられ無端移動可能な表面に現像剤を担持し該潜像担持体に対向する現像領域へ搬送する現像剤担持体とを備えた現像装置において、
前記現像剤担持体に供給される現像剤を収容する現像剤収容部と、
1[μm]以下の無機微粒子を前記現像剤収納部に供給することで、現像剤と共に該1[μm]以下の無機微粒子を、前記現像剤担持体の表面に均一に分散した状態で配置されるように供給する粒子供給手段とを有しており、
前記表面に前記1[μm]以下の無機微粒子を均一且つ隙間なく複数配置したことにより、原子間力顕微鏡を用いて、現像剤担持体表面上を測定間隔が1[μm]以下で、格子状に位置をずらしながら、前記表面と、前記トナー1個体との間で生じる付着力を測定する測定手段で測定した該付着力の値が、100[nN]以下であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
前記トナー1個体は、外部添加剤がトナー表面に添加されておらず粒子径3[μm]以上10[μm]以下のトナーであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2の現像装置において、
予め上記1[μm]以下の無機微粒子を混合した現像剤と該現像剤を現像領域に補給する現像剤補給手段とを有しており、該現像剤補給手段が上記粒子供給手段を兼ねることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2または3の現像装置において、
上記無機微粒子がシリカであることを特徴とする現像装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、
該潜像担持体上に担持された潜像を少なくともトナーからなる現像剤によって現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項1、2、3または4の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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