JP5807255B2 - マニュアル操作レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、マニュアルで操作する単焦点レンズ等に用いて好適なマニュアル操作レンズに関する。
一般に、マニュアル操作レンズにおいて、フォーカスリング等をマニュアル操作する際の操作フィーリングを高めることは、フィーリング性の向上のみならず正確で迅速なフォーカシングを確保する上で重要であり、特に、フォーカスリング等の周方向における無用なガタつきを排除することは最も重要な課題の一つとなる。
従来、フォーカスリング等の操作時のガタつきを防止するガタ防止手段を付設して操作精度を高めたレンズ鏡筒としては特許文献1〜4で開示されるレンズ鏡筒等が知られている。特許文献1で開示されるレンズ鏡筒は、強度が充分で操作感のよい高精度のレンズ鏡筒を得ることを目的としたものであり、光軸を中心として同心状に嵌合させ、固定鏡筒本体に対して回動可能に支持させた直径の異なる2つの可動筒と、この両可動筒に相対的に凹凸係合するように設けた第1、第2の連動板と、そのいずれか一方の連動板を回動可能に構成して、係合時、回動させて係合ガタを除去した位置に該連動板を前記可動筒に固定する固定部材とを備えている。
また、特許文献2で開示されるレンズ鏡筒は、複雑な機構を用いることなく、カム筒に対するレンズ保持枠の嵌合精度を向上させることを目的としたものであり、カム筒と、レンズ保持枠とを有し、レンズ保持枠には、カム溝に挿入されるカムフォロワーおよび弾性部材が設けられ、弾性部材は、僅かに変形した状態でカム溝内に挿入され、弾性部材の先端部は、斜面である壁面に対して力を与えるとともに、この力は、径方向の力と、これに垂直な力との分解され、レンズ保持枠本体の外周面と、カム筒の内周面との隙間については、この分力の作用によって一定に保たれ、かつカムフォロワーの側面と、カム溝の壁面との隙間については、分力の作用によって一定に保たれるようにしている。
また、特許文献3に開示される鏡筒装置は、複数のレンズ群を有する鏡筒装置において、高精度の組み付けを可能にすることを目的としたものであり、鏡筒装置であるズームレンズ鏡筒は、進退可能な各レンズ群をそれぞれ保持し、互いに嵌合状態にある第1群枠と第2群枠と第3群枠を内蔵し、第1レンズ群を保持する第1群枠と第2群レンズを保持する第2群枠と、第2群枠と第3群レンズを保持する第3群枠とは、それぞれ回転規制された状態(直進状態)で内周面と外周面を嵌合させて組み込まれ、その取り付け状態において、舌片部の弾性変形力により両枠部材を光軸と直交する方向に相対的に片寄せすることにより嵌合ガタを取り除いている。
さらに、特許文献4に開示されるレンズ鏡筒は、作動力量を低い値とし、かつ、その変動を抑えるとともに、直進移動筒を精度よく移動させることを目的としたものであり、カムピンを有し、直進ガイド係合部を有する移動筒と、カムピンに係合するカム溝及びガタ寄せ部を有するカム部材と、移動筒に保持されて移動筒とともに移動する部材であって、カム部材のガタ寄せ部に係合するガタ寄せ部材と、直進ガイド係合部に係合する直進ガイド部を有する直進ガイド部材と、移動筒とガタ寄せ部材とを直進移動部材の移動方向に付勢する弾性部材、をレンズ鏡筒に備えている。
特開平05−264877号公報 特開平10−62670号公報 特開2002−90610号公報 特開2005−77935号公報
しかし、上述した特許文献1〜4のレンズ鏡筒等をはじめ、ガタ防止手段を付設した従来のマニュアル操作レンズは次のような問題点があった。
第一に、ガタ防止手段を組付けた後は、その調整が困難か或いは容易に行うことができない。したがって、ガタつきを解消できたとしても、良好な操作フィーリング(操作性)や高い操作精度を確保できるか否かは保障されない。このように、従来のマニュアル操作レンズは、ガタつきを解消するとともに、本来、マニュアル操作に要求される良好な操作フィーリング及び高い操作精度を確保するという二つの課題を同時に解決する観点からは必ずしも十分であるとは言えず、基本構造を含めたガタ防止手段の更なる改善の余地があった。
第二に、構成をできるだけ簡略化して部品点数を削減するとともに、組立性をより高める観点、更には精密部品の使用をできるだけ少なくして、部品コストを削減する観点などからも更なる改善の余地があった。即ち、従来のマニュアル操作レンズは、複数の部品を組合わせたり、或いは部品の寸法精度に依存させるなどにより、ガタつき防止を図っていたため、結果的に、ガタ防止手段の構成全体のサイズアップ及びコストアップを招く原因となっていた。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したマニュアル操作レンズの提供を目的とするものである。
本発明に係るマニュアル操作レンズ1は、上述した課題を解決するため、レンズ鏡筒2を構成する固定側枠体3a(3b)と回動側枠体4がヘリコイドネジ部5a(5b)を介して同軸上で結合し、かつ回動側枠体4の相対変位に追従してレンズ鏡筒2の光軸方向Fcに相対変位する可動側枠体6を同軸上に配するとともに、固定側枠体3a(3b)と可動側枠体6を、光軸方向Fcに相対変位し、かつレンズ鏡筒2の周方向Ffに相対規制される少なくとも二以上の位置に設けた規制ガイド機構部7…(8…)を介して同軸上で結合する構成を具備し、規制ガイド機構部7(8)を、固定側枠体3a(3b)又は可動側枠体6の一方に設けた光軸方向Fcのガイドチャンネル部7g(8g)と他方に設けてガイドチャンネル部7g(8g)に係合させた被ガイド部7s(8s)により構成してなるレンズであって、被ガイド部7s(8s)を、所定の弾性を有する素材により全体の基本形状をU形に形成するとともに、ガイドチャンネル部7g(8g)の内壁7gi,7gj(8gi,8gj)に当接する部位に、当該ガイドチャンネル部7g(8g)の長手方向Fsに所定の幅寸法Wsで接触する当接部7si,7sj(8si,8sj)を形成し、かつ両端側に設けられる一対の取付半部7vi,7vj(8hi,8hj)に、少なくとも一方を左右方向に長い長孔としたネジ挿通孔部7ci,7cj(8ci,8cj)をそれぞれ形成するとともに、一対の取付半部間7viと7vj(8hiと8hj)に、所定の間隔Wc(Wc)を有する調整用クリアランス31(32)を設けてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、被ガイド部(7s,8s)を、ガイドチャンネル部7gに係合する被ガイド本体部7sm及びこの被ガイド本体部7smから直角方向となるレンズ鏡筒2の径方向Fdに延出した被ガイド取付部7svにより構成し、この被ガイド取付部7svを、固定側枠体3a又は可動側枠体6の他方に対して光軸方向Fcから固定ネジN…により取付可能にしてもよいし、或いはガイドチャンネル部8gに係合する被ガイド本体部8sm及びこの被ガイド本体部8smから光軸方向Fcに延出した被ガイド取付部8shにより構成し、この被ガイド取付部8shを、固定側枠体3b又は可動側枠体6の他方に対して径方向Fdから固定ネジN…により取付可能にしてもよい。この際、レンズ鏡筒2における被ガイド取付部8shを覆う一又は二以上の枠部材9,10には、当該被ガイド取付部8sh及びこの被ガイド取付部8shを固定する固定ネジN…を外側から操作可能な調整用開口部9h,10hを設けることができる。また、回動側枠体4には、マニュアル操作によりフォーカス調整を行うフォーカスリング4rを含ませることができる。なお、本発明に係るマニュアル操作レンズ1は、単焦点レンズ1sに適用することが望ましい。
このような構成を有する本発明に係るマニュアル操作レンズ1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 固定側枠体3a(3b)又は可動側枠体6の一方に設けた光軸方向Fcのガイドチャンネル部7g(8g)と他方に設けてガイドチャンネル部7g(8g)に係合させた被ガイド部7s(8s)により構成した規制ガイド機構部7(8)を、レンズ鏡筒2に組付けた後であっても、被ガイド部7s(8s)の有する各種の機能に係わる調整(微調整)を容易に行うことができる。これにより、ガタつきを解消できるとともに、本来、マニュアル操作に要求される良好な操作フィーリング及び高い操作精度を確保できるなど、双方の課題を同時に解決することができる。
(2) 基本的な部品は、所定の弾性を有する素材によりU形に形成するとともに、ガイドチャンネル部7g(8g)の内壁7gi,7gj(8gi,8gj)に当接する部位に、当該ガイドチャンネル部7g(8g)の長手方向Fsに所定の幅寸法Wsで接触する当接部7si(8sj)を設けた被ガイド部7s(8s)で足りる。即ち、各規制ガイド機構部7(8)の部品点数は、固定ネジN…を除けば一個で足りるとともに、上述した調整(微調整)が可能になることから精密部品の使用も不要となり、ガタ防止手段に係わる構成全体のサイズダウン及びコストダウンを図ることができる。
(3) 好適な態様により、被ガイド部7sを、ガイドチャンネル部7gに係合する被ガイド本体部7sm及びこの被ガイド本体部7smから直角方向となるレンズ鏡筒2の径方向Fdに延出した被ガイド取付部7svにより構成し、この被ガイド取付部7svを、固定側枠体3a又は可動側枠体6の他方に対して光軸方向Fcから固定ネジN…により取付可能にすれば、例えば、組立途中において、レンズ鏡筒2の端面開口から、ドライバ等の工具を差し込むことにより固定ネジN…を締緩できるとともに、被ガイド部7sに対する調整を行うことができるため、ガタつき排除及び操作フィーリングの度合等を容易に調整できる。
(4) 好適な態様により、被ガイド部8sを、ガイドチャンネル部8gに係合する被ガイド本体部8sm及びこの被ガイド本体部8smから光軸方向Fcに延出した被ガイド取付部8shにより構成し、この被ガイド取付部8shを、固定側枠体3b又は可動側枠体6の他方に対して径方向Fdから固定ネジN…により取付可能にすれば、レンズ鏡筒2の周面に対して外方からドライバ等の工具により固定ネジN…を締緩できるとともに、被ガイド部8sに対する調整を行うことができるため、ガタつき排除及び操作フィーリングの度合等を容易に調整できる。
(5) 好適な態様により、レンズ鏡筒2における被ガイド取付部8shを覆う一又は二以上の枠部材9,10に、当該被ガイド取付部8sh及びこの被ガイド取付部8shを固定する固定ネジN…を外側から操作可能な調整用開口部9h,10hを設ければ、被ガイド取付部8shを覆う枠部材9,10が存在する場合であっても、当該覆う枠部材9,10を取外すなどの作業を行うことなく、調整用開口部9h,10hを通して固定ネジN…を締緩できるとともに、被ガイド部8sに対する調整を行うことができるため、調整に伴う作業を容易かつ確実に行うことができる。
(6) 好適な態様により、回動側枠体4に、マニュアル操作によりフォーカス調整を行うフォーカスリング4rを含ませれば、フォーカス調整時のガタつきを解消できると同時に、フォーカス調整時の良好な操作フィーリング及び高い操作精度を確保できる。
(7) 好適な態様により、マニュアル操作レンズ1として、単焦点レンズ1sに適用すれば、構成及び操作がシンプルとなる単焦点レンズの機能とマッチングし、単焦点レンズの良さ(メリット)を十分に引き出すことができる。
本発明の好適実施形態に係るマニュアル操作レンズに備える規制ガイド機構部の側面断面図、 同マニュアル操作レンズに備える他の形態に係る規制ガイド機構部の平面断面図、 同マニュアル操作レンズのレンズ鏡筒伸長時の断面図、 同マニュアル操作レンズのレンズ鏡筒短縮時の断面図、 同マニュアル操作レンズに用いる被ガイド部の斜視図、 同マニュアル操作レンズに用いる他の形態に係る被ガイド部の斜視図、 同マニュアル操作レンズに備える規制ガイド機構部の背面図、 同マニュアル操作レンズに備える他の形態に係る規制ガイド機構部の調整用開口部を通して見た側面図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るマニュアル操作レンズ1の理解を容易にするため、マニュアル操作レンズ1全体の概略構成について、図3及び図4を参照して説明する。
例示は、マニュアル操作レンズ1として単焦点レンズ1sを示す。単焦点レンズ1sは焦点距離が固定されており、焦点距離が変えられるズーミング機能は備えていない。したがって、レンズ構成は比較的シンプルであり、例示する単焦点レンズ1sは、図3に示すように、二つのレンズ群、即ち、前レンズ群Lfと後レンズ群Lrを備えている。
2はレンズ鏡筒を示す。このレンズ鏡筒2は最後部に位置する固定側枠体3bを備え、この固定側枠体3bの外周面にはヘリコイドネジ部5bの一方を構成する雄ネジ部5bmを形成する。また、4は最外郭位置に配した手で回動操作可能なフォーカスリング4rを有するユニット構成した回動側枠体である。この回動側枠体4の内周面にはヘリコイドネジ部5bの他方を構成する雌ネジ部5bwを形成し、この雌ネジ部5bwを上述した雄ネジ部5bmに螺合させる。これにより、固定側枠体3bと回動側枠体4は、ヘリコイドネジ部5bを介して同軸上で結合する。
さらに、回動側枠体4の内部には、この回動側枠体4の内径よりも小径となる可動側枠体6を所定の隙間を介して同軸上に配し、この可動側枠体6の前端部は、回動部21を介して、回動側枠体4の前端部に回動自在に結合する。したがって、可動側枠体6は、回動側枠体4の相対変位に追従してレンズ鏡筒2の光軸方向Fcに相対変位可能となる。可動側枠体6は後レンズ枠22を兼ねており、この可動側枠体6(後レンズ枠22)の後端面の開口位置において二枚のレンズ体で構成した前述の後レンズ群Lrを保持する。
一方、回動側枠体4の外周面にはヘリコイドネジ部5aの一方を構成する雄ネジ部5amを形成する。この場合、回動側枠体4は、最外郭位置にフォーカスリング4rを有するため、回動側枠体4の外周面は、フォーカスリング4rの内方に位置し、フォーカスリング4rにより全体が覆われている。また、23は前レンズ枠であり、この前レンズ枠23の内周面において七枚のレンズ体により構成した前述の前レンズ群Lfを保持する。さらに、前レンズ枠23の外周面の前端付近には、結合枠24の前端を固定する。なお、結合枠24とレンズ枠23間には所定の隙間を介在させる。そして、結合枠24の内周面には、ヘリコイドネジ部5aの他方を構成する雌ネジ部5awを形成し、この雌ネジ部5awを上述した雄ネジ部5amに螺合させる。これにより、回動側枠体4と結合枠24はヘリコイドネジ部5aを介して同軸上で結合する。
この場合、前レンズ枠23及び結合枠24は、固定側枠体3aを構成する。即ち、回動側枠体4に対して前レンズ枠23及び結合枠24を、相対的な位置関係で見た場合、回動側枠体4の回動操作により前レンズ枠23及び結合枠24がヘリコイドネジ部5aにより相対変位する。この際、前レンズ枠23及び結合枠24を固定すれば、回動側枠体4が相対変位することになり、回動側枠体4に対して、前レンズ枠23及び結合枠24を相対的な位置関係で見た場合、固定側枠体3aとして見ることができる。
そして、以上の構成における固定側枠体3aと可動側枠体6間における二つの位置に、固定側枠体3aと可動側枠体6が光軸方向Fcに相対変位し、かつレンズ鏡筒2の周方向Ffに相対規制される規制ガイド機構部7…を介在させるとともに、前述した固定側枠体3bと可動側枠体6間における二つの位置に、固定側枠体3bと可動側枠体6が光軸方向Fcに相対変位し、かつレンズ鏡筒2の周方向Ffに相対規制される規制ガイド機構部8…を介在させる。
次に、本実施形態に係るマニュアル操作レンズ1の要部を構成する規制ガイド機構部7…,8…の構成について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、一方の規制ガイド機構部7…は、固定側枠体3a(可動側枠体6)の径方向Fdにおける180〔゜〕対向する上側位置と下側位置の二つの位置にそれぞれ配設する。なお、図3及び図4に示す断面図は、側面から見た片半部の断面図と平面から見た片半部の断面図を組合わせた図であり、規制ガイド機構部7は、上側位置のみが現れている。一つの規制ガイド機構部7(他も同じ)は、図1に示すように、可動側枠体6に設けた光軸方向Fcのガイドチャンネル部7gと、固定側枠体3aに設けてガイドチャンネル部7gに係合させる被ガイド部7sにより構成する。ガイドチャンネル部7gは、図3及び図7に示すように、可動側枠体6の内周面に形成する。この場合、ガイドチャンネル部7gは、光軸方向Fcに平行となるように、前端面から後端付近まで直線状に形成するとともに、断面は矩形となる凹溝状に形成する。
また、被ガイド部7sは、図1及び図5に示すように、ガイドチャンネル部7gに係合する被ガイド本体部7smと、この被ガイド本体部7smから直角方向となるレンズ鏡筒2の径方向Fdに延出した被ガイド取付部7svにより構成する。被ガイド部7sは、所定の弾性(バネ性)を有する素材により全体を一体形成する。所定の弾性を有する素材としては、例えば、リン青銅が望ましいが、金属やプラスチック等の各種素材を適用できる。被ガイド部7sは、全体の基本形状をU形に形成し、両端側に被ガイド取付部7svを構成する一対の取付半部7vi,7vjを設ける。各取付半部7vi,7vjには、固定ネジN…を挿通させて固定するためのネジ挿通孔部7ci,7cjをそれぞれ形成するとともに、特に、取付半部7viと7vj間には、所定の間隔Wcを有する調整用クリアランス31を設ける。なお、ネジ挿通孔部7ci,7cjの少なくとも一方は、左右方向に長い長孔として形成する。さらに、図1に示すように、被ガイド部7s(被ガイド本体部7sm)におけるガイドチャンネル部7gの内壁7gi,7gjに当接する部位には、当該ガイドチャンネル部7gの長手方向(光軸方向Fc)に対して、所定の幅寸法Wsの範囲で接触する当接部7si,7sjを形成する。この場合、所定の幅寸法Wsには点接触する0(ゼロ)付近も含まれる。
一方、他方の規制ガイド機構部8…は、固定側枠体3b(可動側枠体6)の径方向Fdにおける180〔゜〕対向する右側位置と左側位置の二つの位置にそれぞれ配設する。なお、上述したように、図3及び図4に示す断面図は、側面から見た片半部の断面図と平面から見た片半部の断面図を組合わせた図であるため、規制ガイド機構部8は、右側位置のみが現れている。一つの規制ガイド機構部8(他も同じ)は、図2に示すように、固定側枠体3bに設けた光軸方向Fcのガイドチャンネル部8gと、可動側枠体6に設けてガイドチャンネル部8gに係合させた被ガイド部8sにより構成する。ガイドチャンネル部8gは、図3に示すように、固定側枠体3bの内周面に形成する。この場合、ガイドチャンネル部8gは、光軸方向Fcに平行となるように、前端面から後端付近まで直線状に形成するとともに、断面は矩形となる凹溝状に形成する。
また、被ガイド部8sは、図2及び図6に示すように、ガイドチャンネル部8gに係合する被ガイド本体部8smと、この被ガイド本体部8smから光軸方向Fcに延出した被ガイド取付部8shにより構成する。被ガイド部8sも基本的には上述した被ガイド部7sと同様に構成する。即ち、所定の弾性(バネ性)を有する素材により全体を一体形成する。所定の弾性を有する素材としては、リン青銅が望ましいが、金属やプラスチック等の各種素材を適用できる。被ガイド部8sは、全体の基本形状をU形に形成し、両端側に被ガイド取付部8shを構成する一対の取付半部8hi,8hjを設ける。各取付半部8hi,8hjには、固定ネジN…を挿通させて固定するためのネジ挿通孔部8ci,8cjをそれぞれ形成するとともに、特に、取付半部8hiと8hj間には、所定の間隔Wcを有する調整用クリアランス32を設ける。なお、ネジ挿通孔部8ci,8cjの少なくとも一方は、左右方向に長い長孔として形成する。さらに、図2に示すように、被ガイド部8s(被ガイド本体部8sm)におけるガイドチャンネル部8gの内壁8gi,8gjに当接する部位には、当該ガイドチャンネル部8gの長手方向Fs(光軸方向Fc)に対して、所定の幅寸法Wsの範囲で接触する当接部8si,8sjを形成する。この場合、所定の幅寸法Wsには点接触する0(ゼロ)付近も含まれる。
この際、図3及び図8に示すように、レンズ鏡筒2における被ガイド取付部8shを覆う二つの枠部材9,10には、当該被ガイド取付部8sh及びこの被ガイド取付部8shを固定する固定ネジN…を外側から操作可能な調整用開口部9h,10hを設ける。このような調整用開口部9h,10hを設ければ、被ガイド取付部8shを覆う枠部材9,10が存在する場合であっても、当該覆う枠部材9,10を取外すなどの作業を行うことなく、調整用開口部9h,10hを通して固定ネジN…を締緩できるとともに、被ガイド部8sに対する調整を行うことができるため、調整に伴う作業を容易かつ確実に行える利点がある。なお、例示の場合、フォーカスリング4rも固定ネジN…を覆う枠部材となるが、フォーカスリング4rは、組付時に、取外された状態になっているため、調整用開口部を設ける対象とはしていない。
次に、このような構成を有する本実施形態に係るマニュアル操作レンズ1の組付方法及び規制ガイド機構部7…,8…の機能について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、二つの被ガイド部7s,7sを用意し、それぞれ前レンズ枠23における後側の端面23rの上側位置と下側位置に取付ける。この際、固定ネジN…をネジ挿通孔部7ci,7cjに挿通して取付けるため、端面23rの取付位置には、固定ネジN…が螺着するネジ孔を形成しておく。被ガイド部7sを組付けた状態における規制ガイド機構部7を図1に示す。また、二つの被ガイド部8s,8sを用意し、それぞれ可動側枠体6における外周面6rの右側位置と左側位置に取付ける。この際、固定ネジN…をネジ挿通孔部8ci,8cjに挿通して取付けるため、外周面6rの取付位置には、固定ネジN…が螺着するネジ孔を形成しておく。被ガイド部8sを組付けた状態における規制ガイド機構部8を図2に示す。
一方、マニュアル操作レンズ1は、通常の組立手順に従って組付けを行うことができる。この際、固定側枠体3bの後部一部,後レンズ群Lr及びフォーカスリング4rは、それぞれ組付けしない状態にし、前述した被ガイド取付部7sv及びこの被ガイド取付部7svを固定する固定ネジN…を、レンズ鏡筒2の後端面開口から操作できるようにするとともに、前述した被ガイド取付部8sv及びこの被ガイド取付部8svを固定する固定ネジN…を、調整用開口部10h,9hから操作できるようにする。したがって、この状態においては、少なくとも、固定側枠体3aと回動側枠体4がヘリコイドネジ部5aを介して同軸上で結合し、かつ回動側枠体4の相対変位に追従してレンズ鏡筒2の光軸方向Fcに相対変位する可動側枠体6を同軸上に配した構成を有し、可動側枠体6に設けたガイドチャンネル部7gに、固定側枠体3aに取付けた被ガイド部7sが係合する。また、固定側枠体3bと回動側枠体4がヘリコイドネジ部5bを介して同軸上で結合し、かつ回動側枠体4の相対変位に追従してレンズ鏡筒2の光軸方向Fcに相対変位する可動側枠体6を同軸上に配する構成を有し、固定側枠体3bに設けたガイドチャンネル部8gに、可動側枠体6に取付けた被ガイド部8sが係合する。
本実施形態に係るマニュアル操作レンズ1は、この状態において、各規制ガイド機構部7…,8…に対する調整を行うことができる。なお、以下の調整手順は一例であり、調整手順は各種手法を用いることができる。
まず、レンズ鏡筒2の後端面開口から内部にドライバ等の工具を挿入し、一方の規制ガイド機構部7…における被ガイド部7s…を固定した固定ネジN…を緩める。また、レンズ鏡筒2の調整用開口部10h,9hから内部にドライバ等の工具を挿入し、他方の規制ガイド機構部8…における被ガイド部8s…を固定した固定ネジN…を緩める。これにより、各固定ネジN…に付加された応力を逃がすとともに、全体の応力バランスを均等化させる。この後、長孔形成したネジ挿通孔部7cj…,8cj…以外のネジ挿通孔部7ci…,8ci…における固定ネジN…を締付けることにより一方の取付半部7vi…,8hi…を固定する。そして、この後、長孔形成したネジ挿通孔部7cj…,8cj…における固定ネジN…を締付けることにより他方の取付半部7vj…,8hj…を固定する。
次いで、回動側枠体4を回動操作し、操作フィーリングのチェックを行う。もし、回動操作時に、ガタつきを感じたり或いは操作トルクが小さすぎるような場合には、規制ガイド機構部7…における長孔形成したネジ挿通孔部7cj…の固定ネジN…を緩めた後、レンズ鏡筒2の後端面開口から、例えば、マイナスドライバ等の工具を挿入するとともに、その先端部を、図7に示す取付半部7viと7vj間に設けた調整用クリアランス31に差し込み、その間隔Wcを広げることにより、ガタつきを除去したり、操作トルクを大きくするなどの調整(微調整)を行うことができる。そして、調整が終了したなら、固定ネジN…を締め付けて再固定する。これに対して、回動操作時における操作トルクが大きすぎるような場合には、マイナスドライバ等の工具により、取付半部7viと7vj間の間隔Wcを狭めるように取付半部7vjを外側から押し、操作トルクを小さくするなどの調整(微調整)を行うことができる。そして、調整が終了したなら、固定ネジN…を締め付けて再固定する。
このように、一方の規制ガイド機構部7…は、ガイドチャンネル部7gに係合する被ガイド本体部7sm及びこの被ガイド本体部7smから直角方向となるレンズ鏡筒2の径方向Fdに延出した被ガイド取付部7svにより構成した被ガイド部7sを備えるため、この被ガイド取付部7svは、固定側枠体3a又は可動側枠体6の他方に対して光軸方向Fcから固定ネジN…により取付可能となる。したがって、例示のように、組立途中において、レンズ鏡筒2の端面開口から、ドライバ等の工具を差し込むことにより固定ネジN…を締緩可能になるとともに、被ガイド部7sに対して調整可能になるため、ガタつき排除及び操作フィーリングの度合等を容易に調整できる。
また、他方の規制ガイド機構部8…においても、図8に示す調整用クリアランス32を利用して同様の調整を行うことができる。他方の規制ガイド機構部8…は、ガイドチャンネル部8gに係合する被ガイド本体部8sm及びこの被ガイド本体部8smから光軸方向Fcに延出した被ガイド取付部8shにより構成した被ガイド部8sを備えるため、この被ガイド取付部8shは、固定側枠体3b又は可動側枠体6の他方に対して径方向Fdから固定ネジN…により取付可能となる。したがって、レンズ鏡筒2の周面に対して外方からドライバ等の工具により固定ネジN…を締緩可能になるとともに、被ガイド部8sに対して調整可能になるため、ガタつき排除及び操作フィーリングの度合等を容易に調整できる。
よって、このような本実施形態に係るマニュアル操作レンズ1によれば、可動側枠体6に設けたガイドチャンネル部7gと固定側枠体3aに設けた被ガイド部7sにより構成した規制ガイド機構部7、及び固定側枠体3bに設けたガイドチャンネル部8gと可動側枠体6に設けた被ガイド部8sにより構成した規制ガイド機構部8を、それぞれレンズ鏡筒2に組付けた後であっても、各被ガイド部7s,8sの有する各種の機能に係わる調整(微調整)を容易に行うことができる。これにより、ガタつきを解消できるとともに、本来、マニュアル操作に要求される良好な操作フィーリング及び高い操作精度を確保できるなど、双方の課題を同時に解決することができる。
また、基本的な部品は、所定の弾性を有する素材によりU形に形成するとともに、ガイドチャンネル部7g,8gの内壁7gi,7gj,8gi,8gjに当接する部位に、当該ガイドチャンネル部7g,8gの長手方向Fsに所定の幅寸法Wsで接触する当接部7si,8sjを設けた被ガイド部7s,8sで足りる。即ち、各規制ガイド機構部7,8の部品点数は、固定ネジN…を除けば一個で足りるとともに、上述した調整(微調整)が可能になることから精密部品の使用も不要となり、ガタ防止手段に係わる構成全体のサイズダウン及びコストダウンを図ることができる。
特に、マニュアル操作によりフォーカス調整を行うフォーカスリング4rを備える回動側枠体4を対象としたため、フォーカス調整時のガタつきを解消できると同時に、フォーカス調整時の良好な操作フィーリング及び高い操作精度を確保できる。しかも、マニュアル操作レンズ1として、単焦点レンズ1sを適用したため、構成及び操作がシンプルとなる単焦点レンズの機能とマッチングし、単焦点レンズの良さ(メリット)を十分に引き出すことができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、規制ガイド機構部7…,8…は、それぞれ二つの位置に設けた場合を示したが、それぞれ三つ又は四つ等、基本的には二以上の任意数の位置に設けることができる。また、被ガイド部7s,8sをU形に形成するとは、正規のU形形状のみならず、V形等の同様の機能を発揮することができる各種の類似形状を含む概念である。
本発明に係るマニュアル操作レンズは、例示した単焦点レンズをはじめ、標準レンズ,ズームレンズ,マクロレンズ等のマニュアルで操作する各種タイプのレンズに利用できるとともに、フィルムカメラ,デジタルカメラ,ビデオカメラ等の各種タイプのカメラに利用できる。
1:マニュアル操作レンズ,1s:単焦点レンズ,2:レンズ鏡筒,3a(3b):固定側枠体,4:回動側枠体,5a(5b):ヘリコイドネジ部,6:可動側枠体,7…(8…):規制ガイド機構部,7g(8g):ガイドチャンネル部,7s(8s):被ガイド部,7gi,7gj(8gi,8gj):内壁,7si,7sj(8si,8sj):当接部,7vi,7vj(8hi,8hj):取付半部,7ci,7cj(8ci,8cj):ネジ挿通孔部,7sm:被ガイド本体部,7sv:被ガイド取付部,8sm:被ガイド本体部,8sh:被ガイド取付部,9,10:枠部材,9h,10h:調整用開口部,31(32):調整用クリアランス,Fc:光軸方向,Ff:周方向,Fd:径方向,Ws:所定の幅寸法,N…:固定ネジ,Wc(Wc):所定の間隔

Claims (6)

  1. レンズ鏡筒を構成する固定側枠体と回動側枠体がヘリコイドネジ部を介して同軸上で結合し、かつ前記回動側枠体の相対変位に追従して前記レンズ鏡筒の光軸方向に相対変位する可動側枠体を同軸上に配するとともに、前記固定側枠体と前記可動側枠体を、前記光軸方向に相対変位し、かつ前記レンズ鏡筒の周方向に相対規制される少なくとも二以上の位置に設けた規制ガイド機構部を介して同軸上で結合する構成を具備し、前記規制ガイド機構部を、前記固定側枠体又は前記可動側枠体の一方に設けた前記光軸方向のガイドチャンネル部と他方に設けて前記ガイドチャンネル部に係合させた被ガイド部により構成してなるマニュアル操作レンズであって、前記被ガイド部を、所定の弾性を有する素材により全体の基本形状をU形に形成するとともに、前記ガイドチャンネル部の内壁に当接する部位に、当該ガイドチャンネル部の長手方向に所定の幅寸法で接触する当接部を形成し、かつ両端側に設けられる一対の取付半部に、少なくとも一方を左右方向に長い長孔としたネジ挿通孔部をそれぞれ形成するとともに、前記一対の取付半部間に、所定の間隔を有する調整用クリアランスを設けてなることを特徴とするマニュアル操作レンズ。
  2. 前記被ガイド部は、前記ガイドチャンネル部に係合する被ガイド本体部及びこの被ガイド本体部から直角方向となる前記レンズ鏡筒の径方向に延出した被ガイド取付部により構成し、この被ガイド取付部を、前記固定側枠体又は前記可動側枠体の他方に対して前記光軸方向から固定ネジにより取付可能にすることを特徴とする請求項1記載のマニュアル操作レンズ。
  3. 前記被ガイド部は、前記ガイドチャンネル部に係合する被ガイド本体部及びこの被ガイド本体部から前記光軸方向に延出した被ガイド取付部により構成し、この被ガイド取付部を、前記固定側枠体又は前記可動側枠体の他方に対して前記径方向から固定ネジにより取付可能にすることを特徴とする請求項2記載のマニュアル操作レンズ。
  4. 前記レンズ鏡筒は、前記被ガイド取付部を覆う一又は二以上の枠部材に、当該被ガイド取付部及びこの被ガイド取付部を固定する固定ネジを外側から操作可能な調整用開口部を設けてなることを特徴とする請求項3記載のマニュアル操作レンズ。
  5. 前記回動側枠体には、マニュアル操作によりフォーカス調整を行うフォーカスリングを含ませることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマニュアル操作レンズ。
  6. 単焦点レンズに適用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマニュアル操作レンズ。
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