JP5806408B2 - 通信ネットワークのためのアクセスノード - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、通信ネットワークの分野に関し、より特定的には、ネットワークのコアと加入者部分との間に位置付けられたアクセスノードと、当該アクセスノードを通過するデータトラフィックを取り扱う、効率のよい方法とに関する。
従来技術および本発明の以下の説明内において、その少なくともいくつかが言及されている以下の略号を、ここに規定する。
DBA 動的帯域幅割り当て(dynamic bandwidth allocation)
DSL デジタル加入者回線(digital subscriber line)
DSLAM DSLアクセスマルチプレクサ(DSL access multiplexer)
FEC 順方向誤り訂正(forward error correction)
GE ギガビットイーサネット(登録商標)(gigabit ethernet(登録商標))
GEM GPONカプセル化方法(GPON encapsulation method)
GPON ギガビットPON(gigabit PON)
LT 回線終端(line termination)
MAC メディアアクセス制御(media access control)
NR−DBA 非ステータス報告DBA(non−status−reporting DBA)
NT ネットワーク終端(network termination)
OLT 光回線端末(optical line terminal)
PCS 物理符号化サブレイヤ(physical coding sublayer)
PMA 物理媒体アタッチメント(physical medium attachment)
PMD 物理媒体依存(physical medium−dependent)
PON 受動光ネットワーク(passive optical network)
PP パケット処理(packet processing)
ROSA 受信光サブアセンブリ(receive optical sub−assembly)
SFP スモールフォームファクタプラグ可能(small form−factor pluggable)
SR−DBA ステータス報告DBA(status−reporting DBA)
TOSA 送信光サブアセンブリ(transmit optical subassembly)
アクセスノードは、通信ネットワークの2つの部分間に、典型的には、アクセスネットワークとコアネットワークとの間に、位置付けられる。アクセスノードは、たとえば、DSLAMまたはOLTである。図1に、アクセスノードを有する例示的な通信ネットワークが示される。図1は、本発明によるアクセスノードが配備され得る、選択されたコンポーネントPON(受動光ネットワーク)100を例示する簡略模式図である。この場合のアクセスノードは、OLT101であり、当該OLT101は、コアネットワーク(図示せず)と個々の加入者との間の通信を取り扱う。幹線105および110は、OLT101とネットワークコアとの間の通信のための高容量回線である。加入者回線116−119は、個々の加入者との間で通信をやり取りする。一例として、アクセスネットワーク回線118は、OLT101とスプリッタ120との間に延在する。
この例において、スプリッタ125は、加入者の構内への送信のために、下り光信号の成分波長を分周する。加入者回線118は、スプリッタ125とONT130−135との間に延在していることが示される構内回線121−126を経由して通信する。加入者からの上りトラフィックがいずれも、この様式でスプリットされず、その代わりに、各加入者に固有のタイムスロットが割り振られる所定のスケジュールに従って生じることに留意されたい。PON100が例示的なものであり、ネットワーク構成が変動し得ることに留意されたい。BPON、GPON、およびXGPONを含めた、PONの設計の複数個の進展過程が存在する。
図2は、既存の技術によるOLT150の、選択されたコンポーネントを例示する簡略ブロック図である。図2のOLT150は、スイッチファブリック180によって相互接続されたNT(ネットワーク終端)側とLT(回線終端)側とを含む。スイッチファブリック180が、概略的にのみ表されていることに留意されたい。NT側において、基板155および165は、スイッチファブリック180と、それぞれ幹線150および160との間の上りおよび下りトラフィックを処理する。基板155および165は、典型的に、OLT150上に設置され得、OLT150から取り外され得る、単一ユニットとして製作される。各NTカード155、160は、上り方向または下り方向のいずれかにおいてデータトラフィックが基板を通過するのに伴い、当該データトラフィックが受ける操作を表す複数個の機能を含む。図2において略号によって表されたこれらの機能が、当該技術において知られており、ここでは詳細に解説されないことに留意されたい。図2に表されるよりも多くのNT基板、または少ないNT基板が存在し得ることにも留意されたい。
同様に、図2には、LT基板175a−175nが示される。LT基板175a−175nは、加入者回線170a−170nをそれぞれ、スイッチファブリック180に連結する。図2には4つのLT基板しか示されていないが、存在するLT基板の数は、通常、それよりも著しく大きい。場合によっては、各基板が、加入者回線に適応するために多数個のポートを含み得るが、これは、図面には描かれていない。NT基板と同様に、LT基板175a−175nの各々は、上り方向または下り方向においてデータトラフィックが当該LT基板を通過するのに伴い、当該データトラフィックを取り扱うための、NT基板上における機能に類似した、複数個のトラフィック取り扱い機能を含む。
残念なことに、この方式で設計されて動作させるアクセスノードは、特に、電力の使用効率が悪い点において、いくつかの欠点を有する。様々な機能を有する基板は、送信によってはその特性が、定常的であるよりはむしろバースト的であるにもかかわらず、しばしば、多くの異なる電圧を必要とし、充分に給電された状態に保たれている。ほとんどの基板は、トラフィックに関係なく、高いクロック速度で作動させる。
したがって、通信ネットワーク内のアクセスノードにまつわる上述の短所および他の短所に対処する必要性が、これまでにも、そして今もなお、存在する。これらの必要性および他の必要性は、本発明によって満たされる。
本発明は、電気通信ネットワークのためのアクセスノードの構成および動作を対象とする。一実施態様において、本発明は、通信ネットワークの2つの部分間においてデータトラフィックを取り扱うことに関する複数の機能を実施するためのアクセスノードであって、ネットワークの第1の部分からトラフィックを受信するために構成される第1のインターフェイスと、複数の機能モジュールであって、各機能モジュールが、複数の機能のうちの機能を実行するために構成されており、少なくとも1つの機能モジュールが、少なくとも1つの機能モジュールの機能を各々が実施することのできる複数のサブモジュールに分割される、複数の機能モジュールと、少なくとも1つのトラフィックディスパッチャであって、少なくとも1つのトラフィックディスパッチャが、第1のインターフェイスと少なくとも1つの機能モジュールとの間に位置付けられており、トラフィックディスパッチャが、処理のために、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数にトラフィックを発送するように構成される、少なくとも1つのトラフィックディスパッチャと、複数のサブモジュールにおけるサブモジュールのステータスを制御するために構成されるコントローラと、ネットワークの第2の部分にトラフィックを転送するために構成される第2のインターフェイスとを含む、アクセスノードである。アクセスノードは、この様式において、上り方向もしくは下り方向のいずれかにおいて、または両方において、トラフィックを取り扱い得る。
いくつかの実施形態において、コントローラは、アクセスノードによって取り扱われているトラフィックの量を表し、たとえば1つのバッファまたは複数のバッファによって収集された、負荷統計を受信する。負荷統計は、機能モジュール内の複数のサブモジュールの個々のものをいかに制御するかを決定するために使用され得るが、所定のスケジュールか、または、アクセスノードを用いずにから受信された命令による手動制御の使用を含めた、他のファクタも使用され得る。個々のサブモジュールのステータス制御は、個々のサブモジュールに電力投入もしくは電力遮断を行うこと、または、クロックゲーティングを適用すること、または、個々のサブモジュールを全面動作に復帰させることを含み得る。
アクセスノードは、複数のサブモジュールによる処理の後にトラフィックを集約するために構成されるトラフィックアグリゲータも含み得る。トラフィックアグリゲータは、次いで、別の機能モジュールに向かう送信チャネルに、または、アクセスノードの外側の通信ネットワークの一部分に、データトラフィックを渡し得る。送信チャネルは、複数のリンクで作成され得る。当該リンクの各々のステータスは、制御可能であり得る。
複数の機能モジュールの異なるものが、アクセスノード内の別個の回路基板上に形成され得る。別個のコントローラが、別個の回路基板の各々の上に形成され得、または、アクセスノード内の単一のコントローラが、基板のいくつかまたは全ての上に形成された機能モジュールを制御し得る。基板間のリンクは、短く高速のシリアルリンクであることが好ましい。
別の実施態様において、本発明は、複数のサブモジュールに分割された少なくとも1つの機能モジュールを有する通信ネットワークアクセスノードを動作させる方法であって、アクセスノードにおいてデータトラフィックを受信することと、処理のために、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数内にデータトラフィックを配信することと、複数のサブモジュールによる処理の後にデータトラフィックを集約することとを含む、方法である。
この方法は、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数のステータスを変更すること、たとえば、クロックゲーティングを適用すること、サブモジュールに電力遮断を行うこと、または、サブモジュールを全面動作に復帰させること、を行うべきかどうかを判断することをさらに含み得る。アクセスノードによって取り扱われているトラフィックの量を示す負荷統計が生成され得、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数のステータスを変更すべきであると判断した場合に、当該負荷統計は、サブモジュールの状態を変更すべきかどうかを判断するための根拠、または根拠の一部として使用され得る。
この方法は、幹線が輻輳していることが予想される場合にグラントが発行されない、集中化上りスケジューリングを使用することを、さらに含み得る。データパケットは、次いで、メモリ内に過剰に長く格納されて、結局、送信され得ないときに後になって破棄されるのではなく、むしろ、より早期に破棄され得る。
この発明の付加的な実施態様の、或る部分は、以下に続く詳細な説明、図面、およびあらゆる請求項において明らかにされ、或る部分は、詳細な説明から導出されるか、または、この発明を実施することによって習得され得る。前述の概略的な説明および以下の詳細な説明の両方が、例示的であって説明のためのものであるに過ぎず、開示されたこの発明を限定しないことを理解されるべきである。
本発明の、より徹底した理解は、以下の添付の図面と一緒に読まれると、以下の詳細な説明を参照することによって得られ得る。
本発明によるアクセスノードが配備され得る、選択されたコンポーネントPON(受動光ネットワーク)を例示する簡略模式図である。 既存の技術によるOLTの、選択されたコンポーネントを例示する簡略ブロック図である。 本発明の実施形態によるアクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態によるトラフィックディスパッチャを含む、アクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態によるトラフィックアグリゲータを含む、アクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態によるアクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態によるOLTの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による図7のOLTの、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による図7のOLTの、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による図7のOLTの、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による図7のOLTの、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による図7のOLTの、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。 本発明の実施形態による方法を例示するフロー図である。 本発明の別の実施形態による方法を例示するフロー図である。
本発明は、電気通信ネットワークのためのアクセスノードの構成および動作を対象とする。本明細書で使用される「アクセスノード」は、一般に、通信ネットワークのコアと加入者アクセスネットワークとの間に位置しているノードを指す。場合によっては、「アクセスノード」は、一方または他方の一部であることが考えられる。アクセスノードの例には、光ネットワーク内におけるONTと、電話ネットワーク内においてDSLサービスを可能にするDSLAMとが含まれる。本発明のアクセスノードは、特に、変動するトラフィックレベルに直面した場合に、より効率のよい使用を容易化するような態様で、構築されて、動作させる。図3に、本発明のアクセスノードの概観が提供される。
図3は、本発明の実施形態によるアクセスノード200の、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。この実施形態において、加入者回線201−204は、図面の左側において、OLT200から延在しており、幹線206および207は、右に延在している。ここでは、加入者回線が上りまたは下りのいずれかであるものとして表され、幹線206および207が双方向性であるものとして表されているが、このことが、全ての実施形態において必ずしもそうであるとは限らないことが注記される。
この実施形態において、アクセスノード200は、図面でF1−F6と称されている機能モジュールを含む。機能モジュールF1−F6の各々は、1つまたは複数のサブモジュールに分割され、回路基板上に形成されている。本明細書においてその用語が使用されている、機能モジュールが、ハードウェア内で実施されるか、または、ハードウェアデバイスで実行されるソフトウェア内で実施されることに留意されたい。機能モジュールは、アクセスノードによって取り扱われているデータトラフィックに関して、1つまたは複数の離散的なタスクを実施する。たとえば、機能モジュールは、図2に例示されるLT基板175aの機能の1つを実施し得る。しかしながら、特定の実施形態において明記されない限り、明確な機能定義は必要とされない。機能モジュール内のサブモジュールの各々は、同じ機能を実施するが、データトラフィックのうちの、各サブモジュール専用のストリームを取り扱うことができる。その点に関し、各サブモジュールが同じ機能を実施するものの、当該サブモジュールが製作または動作において同一であるべきという要件が、最も高い頻度でそうであることが予想されるとはいえ、存在しないことに留意されたい。
図3では、破線によって、この実施形態の別個の回路基板が表されている。別個の基板を使用することは、基板上に形成されたコンポーネントに供給されなければならない、異なる電圧の数を減らすことが考えられ、設計効率を高め、省電する。図3に示されるように、機能モジュールF1は、基板210上に形成されたサブモジュールF1−F1n1を含んでおり、加入者回線201および202とのインターフェイスを表す。機能モジュールF1内におけるサブモジュールの厳密な数が明記されていないこと、および、図3に示されているよりも多くの加入者回線が、しばしば存在することに留意されたい。同じく、基板210上に形成されていることが示されているのが、データトラフィックアグリゲータ211である。トラフィックアグリゲータ211の目的は、サブモジュールF1−F1n1からデータトラフィックを受信し、当該データトラフィックを、この実施形態では機能モジュールF3である次の機能モジュールに送るために手配することである。視認され得るように、機能モジュールF3は、別個の基板215上に形成されている。機能モジュールF1から機能モジュールF3へのトラフィックの流入が、図3では1本の線によって表されているが、実際には、通信用に複数個のパラレルチャネルが存在し得ることに留意されたい。
この実施形態において、アグリゲータ211から基板215へのトラフィックは、まず、データトラフィックディスパッチャ216において受信される。ディスパッチャ216は、以下にさらに詳細に説明されるように、当該データトラフィックを、機能モジュールF3のサブモジュールに配信する。機能モジュールF3のサブモジュールは、F3−F3n3と称される。機能モジュールF1と同様に、機能モジュールF3内には複数個のサブモジュールが存在し得るが、サブモジュールの数がしばしば、機能モジュール毎に変動することに留意されたい。換言すると、n1は、n3に等しいことが考えられるが、必ずしもn3に等しいとは限らないことが考えられる。
この実施形態において、データトラフィックは、機能モジュールF3による処理の後に、以下のように、同じく基板215上に形成された機能モジュールF4に進む。機能モジュールF3のサブモジュールからのトラフィックは、トラフィックアグリゲータ217を通過し、ここで、当該トラフィックは、トラフィックディスパッチャ218への送信のために手配される。ディスパッチャ218は、受信するとすぐに、当該トラフィックを、処理のために、サブモジュールF4−F4n4の間で配信する。
代替的実施形態(図示せず)において、機能モジュールF3およびF4が、単一の機能モジュールに組み合わせられ得ることに留意されたい。その場合、これらの2つを何らかの仕方で分離するアグリゲータ217およびディスパッチャ218は、存在しないものとする。しかしながら、以下に解説するように、本発明の利点の1つは、たとえば、機能モジュールF3および機能モジュールF4が、トラフィック配信のために、異なる数のサブモジュールを使用することを可能にする点である。別の利点は、トラフィックの状況または他のファクタに従って、所与の時間において動作する、モジュール内のサブモジュールの数を変動させる能力によって得られる。この理由のため、機能モジュール内には通常、2つ以上のサブモジュールが存在し、標準的にはいくつかのサブモジュールが存在する。同じ理由で、アクセスノード内の1つまたは複数の機能モジュールが、単一のサブモジュールのみを有することが考えられるものの、これは、ほとんどの場合、好ましいことではない。
図3の実施形態において、機能モジュールF4からのデータトラフィックは、まず、データトラフィックアグリゲータ219およびディスパッチャ221を通過した後に、基板220上の機能モジュールF5に進む。トラフィックアグリゲータ219およびディスパッチャ221は、全ての基板対基板接続と同様に、複数個の高容量シリアル回線によって接続されていることが好ましい。機能モジュールF5は、サブモジュールF5−F5n5を含む。トラフィックは、機能モジュールF5による処理の後に、アグリゲータ222によって集約され、ディスパッチャ226によって、サブモジュールF6−F6n6のうちの1つまたは複数に配信される状態で、基板225上の機能モジュールF6に転送される。
この実施形態において、機能モジュールF6は、幹線207および207のインターフェイスとなる。ここでもまた、機能モジュールF6内に任意の数のサブモジュールが存在することが考えられ、図3に示されるよりも多くの幹線が存在することが考えられる。幹線206および207の各々が、双方向性であるように表示されており、下り経路もまた、アクセスノード200内を経由していることが示されていることに留意されたい。便宜上、下り経路上において、上でアグリゲータおよびディスパッチャとして称された、関連するコンポーネントは、各々が他方の機能(図3では明示的に示されていない)を表すものとする。たとえば、機能モジュールF6からの下りトラフィックは、基板220への送信のために集約され、当該基板220において、当該トラフィックは、機能モジュールF5に配信され、以下同様となる。しかしながら、このことは、両方向における機能が、厳密に同じハードウェアによって実施されることを示唆しない。
しかしながら、図3の実施形態において、下りトラフィックが機能モジュールF3を退出したときに、当該下りトラフィックは、基板230への送信のために集約され、当該基板230において、ディスパッチャ231は、当該下りトラフィックを、処理と、加入者回線203および204上における送信とのために、1つまたは複数のサブモジュールF2−F2n2に配信する。ここでもまた、任意の数のサブモジュールF1−F2n2が存在することが考えられ、回線203および204よりも多くの(またはそれよりも少ない)加入者回線が存在することが考えられる。
図4は、本発明の実施形態によるトラフィックディスパッチャ240を含む、アクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。上述のように、本発明に則って、ディスパッチャ240は、データトラフィックを受信して、当該データトラフィックを、機能モジュールのうちの1つまたは複数のサブモジュールに配信する。ここで、サブモジュール250は、当該機能モジュール250のサブモジュールの全てを表すサブモジュール250a−250nを含み、当該機能モジュール250は、任意の数を包含し得る。ここで、機能モジュール内のサブモジュールの数は、様々な方式で決定され得るが、好ましい実施形態において、サブモジュールの数は、個々のサブモジュールが処理することのできるトラフィックの最大レートに基づき、アクセスデバイスについての総設計容量Cを取り扱うことができるように算出されることが注記される。他のファクタには、QoS(Quality of Service)の考慮事項か、または、他の機能モジュールに課された制限について、どちらにせよ調節することが含まれ得る。
図4の実施形態において、ディスパッチャは、各々が、限られた容量を有するものの、必要に応じて総トラフィックの分担分を搬送する、複数個のパラレル回線をしばしば含んでいる、シリアル送信チャネルを通じて、データトラフィックを受信する。ここで、データトラフィックは、ディスパッチャ240に通じている回線の全てを表すシリアルインターフェイス235a−235mにおいて、受信される。着信データトラフィックは、次いで、各々がシリアルインターフェイスに対応する一連のバッファ245a−245m内にバッファリングされる。バッファ245a−245mにおいて、着信トラフィックの負荷が特定され、負荷統計が、コントローラ(図4では図示せず)に送られる。ディスパッチャは、次いで、バッファからサブモジュール250a−250nのうちの1つまたは複数に対し、それらのステータスと、現在待っているトラフィックの量とに従って、トラフィックを配信する。バッファの数mが、機能モジュール内のサブモジュールの数nと必ずしも同じであるとは限らないことに留意されたい。
最後に、この実施形態において、機能モジュール制御入力が存在することが示される。この制御入力は、サブモジュール250a−250mの各々の各々のステータスを制御し、以下により詳細に解説される。
図5は、本発明の実施形態によるトラフィックアグリゲータ265を含む、アクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。トラフィックアグリゲータ265は、機能モジュール255のサブモジュール255a−255nからトラフィックを受信し、当該トラフィックを、次段への送信のために、適宜集約する。この実施形態におけるトラフィックアグリゲータ265が、スケジュール入力を含んでいるものの、このことが、どの実施形態においても必ずしも必要とはされないことに留意されたい。スケジュール入力は、所与のスケジュールに従って、次段についてのトラフィック負荷をグループ化することを可能にする。
この実施形態において、アグリゲータ265から送られるべきトラフィックは、その各々が、利用可能な送信チャネルのシリアルインターフェイス270a−270mに対応する、バッファ260a−260m内に配置される。バッファ270a−270mから、トラフィックの負荷統計が集められ、コントローラ(図5では図示せず)に送られる。ここに示すように、次段へのトラフィックの送信を制御するために、個々のシリアルインターフェイスへの制御入力が存在することも考えられる。
図6は、本発明の実施形態によるアクセスノードの、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。図6において、機能モジュール320は、サブモジュール320a−320nを含む。サブモジュールの各々が、クロックゲーティングおよびパワーゲーティングコントローラ340から制御信号を受信するように手配されていることに留意されたい。本発明の実施形態に則って、コントローラ340は、各サブモジュールを動作ステータスに置くこと、使用する電力を少なくするために、クロックゲーティングを適用すること、または、サブモジュールの完全な電力遮断を行うことにより、各サブモジュールのステータスを個々に変更し得る。クロックゲーティングの使用は、電力消費量の著しい減少を可能にし、その一方で、サブモジュールの、全面動作へのより迅速な復帰を容易にする。
サブモジュールの各々は、C/nの容量を有するように設計されることが好ましく、ここでCは、アクセスノードの総設計容量であり、nは、サブモジュールの数である。しかしながら、トラフィック負荷が軽いことにより、このスループットが必要とされない時がある。したがって、各サブモジュールのステータスを、コントローラに別個に調節させることによって、本発明のシステムは、現況にとって最適な電力消費量を探る。
図6の実施形態において、データトラフィックは、複数個のシリアルリンク上において機能モジュールに運ばれ、デシリアライザ305a−305mにおいてデシリアル化されて、FIFOバッファ310a−310m内に格納される。本発明に則って、種々の時間において、シリアルリンクの全てが必ずしもアクティブであり得るとは限らないことに留意されたい。しかしながら、データトラフィックを受信する各バッファは、コントローラに負荷統計を報告する。データトラフィックディスパッチャ315は、バッファ310a−310mからトラフィックを受信し、当該トラフィックを、操作用に利用可能なサブモジュールに配信する。ディスパッチャ315は、各サブモジュールのステータスを検出し得るか、または、コントローラ340によって通知され得るか、のいずれかである。データトラフィックが機能モジュール320によって処理されたときに、当該データトラフィックは、アグリゲータ325に渡され、ここで、当該データトラフィックは、利用可能な数のFIFOバッファ330a−330mに適応するように集約される。バッファ330a−330mは、トラフィック負荷を評価して、負荷統計をコントローラ340に渡す。データトラフィックは、次いで、シリアライザ335a−335mによって、次段への送信のために、シリアル化される。
この実施形態において、ステータス制御が、デシリアライザ305a−305mおよびシリアライザ335a−335mにも適用され得ることに留意されたい。コントローラが、トラフィックの負荷統計を格納するために、および、当該コントローラによって実行されるための命令を動作させるために、非一時的な物理メモリデバイス(図示せず)に関連付けられていることにも留意されたい。メモリデバイスおよびコントローラは、この実施形態において、制御される機能モジュールと共に、各回路基板上に常駐している。しかしながら、代替的実施形態において、これらのコンポーネントは、アクセスノード内のどこか別の場所に常駐していることが考えられる。
図7および図8a−図8cには、本発明の実施形態による例示的なアクセスノードが例示されている。図7は、本発明の実施形態によるOLT400の、選択されたコンポーネントを例示する簡略模式図である。本発明に則って、複数個のアクセスノード機能の各々は、別個に制御可能な複数個のサブモジュール(図7では図示せず)に分割された機能モジュールによって、実施される。これらの1つまたは複数の機能モジュールの各々は、回路基板上に形成されており、この実施形態では、5つの別個の基板が使用されている。アクセスノードは、xGPONとxGE(ギガビットEthernet)ネットワークとの間において、上り方向および下り方向の両方におけるトラフィックを取り扱う。
この実施形態の5つの基板は、XP、FG、CW、TM、およびXEと称される。図7では、上り方向および下り方向の両方におけるトラフィックフローが、トラフィックフローの矢印によって表示されている。トラフィックは、これらの基板の1つから次の基板に、複数個のシリアルリンクを使用して搬送され、当該複数個のシリアルリンクは、現在のトラフィック負荷がアクセスノードの総容量よりも軽い場合、省電のために、個々に電力遮断が行われ得る。アクセスノード400が、図7に例示されていない他のコンポーネントを含み得、別個の基板の数が、実施例毎に変動し得ることに留意されたい。これらの基板の各々については、より詳細に、これから説明する。
図8a−図8eは、本発明の実施形態による図7のOLT400の、選択されたコンポーネントを、より詳細に例示する簡略模式図である。コンポーネントの機能および編成の多くは、上で論じてきた。図8aは、この実施形態による図7において言及されたXP基板の、選択されたコンポーネントを示す。一般的に言うと、基板XPは、PMD機能およびPMA機能を実施する。xGPONからの上り入力は、サブモジュール401a−401mに分割されているPONインターフェイス401において受信される。この実施形態において、サブモジュール401aは、ROSA402a、デシリアライザ403a、デフレーマ404a、およびデスクランブラ405aを含む。残りのサブモジュールは、同様に構成され、それらのステータスは、コントローラ415によって個々に制御可能である。
この実施形態において、上りトラフィックは、次いで、データトラフィックアグリゲータ406によって集約され、コントローラ415に負荷統計を報告するFIFoバッファ407a−407m内にバッファリングされた後に、シリアライザサブモジュール408a−408mによってシリアル化される。上りデータトラフィックは、次いで、FG基板(図8bを参照)に送信される。上りスケジューラ410が、アグリゲータ406とパワーおよびゲーティングコントローラ415との両方にスケジュール入力を提供することに留意されたい。上りスケジューラ410が、DBAプロセッサから入力を受信し、スケジューリング情報をコントローラ415に提供することに留意されたい。
図8aの実施形態では、FG基板から受信された下りデータトラフィックも取り扱われる。受信されたトラフィックは、コントローラ415によって個々に制御可能であるデシリアライザサブモジュール420a−420mによってデシリアル化される。デシリアル化されたトラフィックは、バッファ421a−421m内に配置された後に、トラフィックディスパッチャ422内で受信される。トラフィックディスパッチャ422は、当該データトラフィックを、通信ネットワークのxGPONへの送信のために、PONインターフェイスサブモジュール423a−423mに配信する。この実施形態において、サブモジュール423aは、スクランブラ424a、フレーマ425a、シリアライザ426a、およびTOSA427aを含む。残りのサブモジュールは、同様に構成され、それらのステータスは、コントローラ415によって制御可能である。
図8bは、本発明のこの実施形態による図7において言及されたFG基板の、選択されたコンポーネントを示す。一般的に言うと、この実施形態において、FG基板は、FEM機能およびGEM機能を取り扱う。上りデータトラフィックは、デシリアライザサブモジュール430a−430mにおいて受信され、バッファ431a−431m内に格納された後に、ディスパッチャ432において受信される。ディスパッチャ432は、当該データトラフィックを、利用可能なFECデコーダサブモジュール433a−433nに配信し、その後、当該データトラフィックは、バッファ434a−434n内に配置された後に、ディスパッチャ435内で受信される。ディスパッチャ435は、今度は、当該受信されたデータトラフィックを、利用可能なGEMパーササブモジュール436a−436nに配信する。アグリゲータ437が、次いで、当該データトラフィックを集約して、それをFIFOバッファ438a−438mに渡す。利用可能なシリアライザサブモジュール439a−439mは、これらのバッファから、当該トラフィックを、CW基板への送信のためにシリアル化する。
この実施形態において、コントローラ416は、基板FG上において別個のデバイスとして形成され得、または、負荷統計を収集し、かつ、多数個の基板上のサブモジュールに対する制御を提供する、セントラルコントローラの一部であり得る。図8bにおいて別個のコンポーネントとして示される上りスケジューラ411についても、同じことが当てはまる。
図8bの実施形態では、TM基板から受信された下りデータトラフィックも取り扱われる。受信されたトラフィックは、そのステータスがコントローラ416によって個々に制御可能であるデシリアライザサブモジュール440a−440mによって、デシリアル化される。デシリアル化されたトラフィックは、バッファ441a−441m内に配置された後に、トラフィックディスパッチャ442内で受信される。トラフィックディスパッチャ442は、当該データトラフィックを、FECエンコーダサブモジュール443a−443nに配信する。ここから、下りトラフィックは、バッファ444a−444n内に配置された後に、トラフィックディスパッチャ445内で受信される。トラフィックディスパッチャ445は、当該データトラフィックを、利用可能なGEMフレーマサブモジュール446a−446nに配信する。当該データトラフィックは、GEMフレーマ機能モジュールによる処理の後に、アグリゲータ447内において集約され、バッファ448a−448m内に配置された後に、XP基板への送信のために、シリアライザ449a−449mによってシリアル化される。
図8bに示すように、コントローラ416は、基板FG上のバッファによって収集された負荷統計を受信し、個々の機能モジュール(ならびにシリアライザおよびデシリアライザ)のステータスを制御する。
図8cは、この実施形態による図7において言及されたCW基板の、選択されたコンポーネントを示す。クラシファイヤおよびパケットライタ機能モジュールは、基板CW上に常駐する。上りデータトラフィックは、デシリアライザサブモジュール451a−451mにおいて受信され、バッファ452a−452m内に格納された後に、ディスパッチャ453において受信される。ディスパッチャ453は、当該データトラフィックを、利用可能なクラシファイヤ/ルックアップサブモジュール454a−454nに配信し、その後、当該データトラフィックは、バッファ455a−455n内に配置された後に、ディスパッチャ456内で受信される。メタテーブル450は、クラシファイヤ/ルックアップ処理において使用するために、サブモジュール454a−454nにとって利用可能なものである。
この実施形態において、ディスパッチャ456は、データトラフィックを、利用可能なパケットライタサブモジュール457a−457nに配信する。ディスパッチャ456は、OAMパケットをOAMプロセッサ461に提供することも行い、当該OAMパケットは、処理の後に、FIFOバッファ462内に配置され、次いで、SR−DBAプロセッサによって処理されて、当該SR−DBAプロセッサは、次いで、情報を、スケジューリング入力を提供する際に使用するために、1つまたは複数の上りスケジューリングモジュールに送る。上りスケジューリング情報を収集する他の方法が使用されてもよい。この集中化上りスケジューリング(図8aおよび図8bも参照)は、データパケットが、メモリ内に過剰に長く格納されて、結局、幹線の輻輳のために送信され得ないときに後になって破棄されるのではなく、むしろ、より早期に破棄されることを可能にする。
図8cの実施形態では、パケットライタサブモジュール457a−457nによるデータトラフィックの処理の後に、当該トラフィックは、アグリゲータ458内において集約され、バッファ459a−459m内に配置された後に、シリアライザ460a−460mに渡され、その後、基板TMに送信される。
図8cの実施形態では、XE基板から受信された下りデータトラフィックも取り扱われる。受信されたトラフィックは、コントローラ417によって個々に制御可能であるデシリアライザサブモジュール464a−464mによってデシリアル化される。デシリアル化されたトラフィックは、バッファ465a−465m内に配置された後に、トラフィックディスパッチャ466内で受信される。ディスパッチャ466は、当該データトラフィックを、利用可能なクラシファイヤ/ルックアップサブモジュール467a−467nに配信し、その後、当該データトラフィックは、バッファ468a−468n内に配置された後に、ディスパッチャ469内で受信される。メタテーブル450は、クラシファイヤ/ルックアップ処理において使用するために、サブモジュール467a−467nにとって利用可能なものである。
この実施形態において、ディスパッチャ469は、データトラフィックを、利用可能なパケットライタサブモジュール470a−470nに配信する。パケットライタサブモジュール470a−470nによるデータトラフィックの処理の後に、当該トラフィックは、アグリゲータ471内において集約され、バッファ472a−472m内に配置された後に、シリアライザ473a−473mに渡され、その後、基板TMに送信される。
図8cに示すように、コントローラ417は、基板CW上のバッファによって収集された負荷統計を受信し、個々の機能モジュール(ならびにシリアライザおよびデシリアライザ)のステータスを制御する。
図8dは、この実施形態による図7において言及されたTM基板の、選択されたコンポーネントを示す。トラフィックマネージャ機能モジュールは、基板TM上に常駐している。上りデータトラフィックは、デシリアライザサブモジュール476a−476mにおいて受信され、バッファ477a−477m内に格納された後に、ディスパッチャ478において受信される。ディスパッチャ478は、当該データトラフィックを、利用可能なトラフィックマネージャサブモジュール479a−479nに配信し、その後、当該データトラフィックは、トラフィックアグリゲータ481によって集約され、バッファ482a−452m内に配置された後に、シリアライザ483a−483mに渡され、その後、基板XEに送信される。
この実施形態において、NSR−DBAモジュールは、トラフィックマネージャ機能モジュール479から情報を収集し、OLT400のスケジューリングモジュールに、アップデートを提供する。同じく図8dに別個に示されているのが、トラフィックマネージャ機能モジュール479および488によって使用されるための、パケットメモリデバイスである。
図8dの実施形態では、CW基板から受信された下りデータトラフィックも取り扱われる。受信されたトラフィックは、コントローラ418によって個々に制御可能であるデシリアライザサブモジュール485a−485mによってデシリアル化される。デシリアル化されたトラフィックは、バッファ486a−486m内に配置された後に、トラフィックディスパッチャ487内で受信される。ディスパッチャ487は、当該データトラフィックを、利用可能なトラフィックマネージャサブモジュール488a−488nに配信し、その後、当該データトラフィックは、トラフィックアグリゲータ489によって集約され、バッファ490a−490m内に配置された後に、シリアライザ491a−491mに渡され、その後、基板FGに送信される。
図8dに示すように、コントローラ418は、基板TM上のバッファによって収集された負荷統計を受信し、個々の機能モジュール(ならびにシリアライザおよびデシリアライザ)のステータスを制御する。
図8eは、この実施形態による図7において言及されたXE基板の、選択されたコンポーネントを示す。一般的に言うと、基板XEは、通信ネットワークのコア側のインターフェイスとなるxGE基板である。基板TMからの上りデータトラフィックは、デシリアライザサブモジュール492a−492mにおいて受信され、バッファ493a−493m内に格納された後に、ディスパッチャ494において受信される。ディスパッチャ494は、当該データトラフィックを、利用可能なGEインターフェイスサブモジュール495a−495mに配信する。サブモジュール495aは、FIFOバッファ496a、GEフレーマ497、GE PCS498、シリアライザ499a、およびGE SFP500aを含む。残りのGEインターフェイス495のサブモジュールは、同様の様式で構成される。
図8eの実施形態では、GEネットワークから受信された下りデータトラフィックも取り扱われる。受信されたトラフィックは、GEインターフェイスサブモジュール505a−505mによって処理される。サブモジュール505aは、GE SFP501a、デシリアライザ502a、GE PCS503a、およびGEデフレーマ504aを含む。残りのGEインターフェイス505のサブモジュールは、同様の様式で構成される。データトラフィックは、GEインターフェイスサブモジュール505a−505mによる処理の後に、トラフィックアグリゲータ506によって集約され、バッファ507a−507m内に配置された後に、シリアライザ508a−508に渡され、その後、当該トラフィックは、基板CWに送信される。
図8eに示すように、コントローラ419は、基板TM上のバッファによって収集された負荷統計を受信し、個々の機能モジュール(ならびにシリアライザおよびデシリアライザ)のステータスを制御する。
図7および図8a−図8cは、本発明の一実施形態を提示する。他の実施形態では、この発明の趣旨から逸脱することなく、コンポーネントが追加され得、または、場合によっては取り外され得る。たとえば、機能モジュールは、異なる回路基板構成上にグループ化され得る。異なるアクセスノードが他の機能モジュールを必要とする場合、上で説明されたものに当該他の機能モジュールが追加され得ること、または、上で説明されたものの代わりに当該他の機能モジュールが使用され得ることを理解されたい。
図9は、本発明の実施形態による方法600を例示するフロー図である。STARTにおいて、方法600を実施するのに必要なコンポーネントが、利用可能であって、かつ、この実施形態によって構成されていることが想定される。当該処理は、次いで、アクセスノード内の機能モジュールにおいて、データトラフィックを受信すること(ステップ605)で開始する。次いで、トラフィック負荷が評価され(ステップ610)、サブモジュールのステータスが変更されるべきかどうかについての判断が行われる(ステップ615)。ステップ615の判断を行う際に、所定のステータススケジュールまたは他の情報が考慮され得ることに留意されたい。サブモジュールのステータスが変更されるべきではないと判断された場合、トラフィックは、機能モジュール内の利用可能なサブモジュールに配信される(ステップ635)。その一方で、変更が必要とされているという判断がステップ615において行われた場合、新たなモジュール構成が決定され(ステップ620)、ステータスの変更が遂行される(ステップ625)。
上述のように、本発明に則って、ステータス変更は、機能モジュールのうちの1つまたは複数のサブモジュールを動作状態にすること、クロックゲーティングを適用すること、または、電力遮断を行うことを含み得る。図9の実施形態において、機能モジュールに関連付けられたディスパッチャは、次いで、新たなステータス構成を通知され(ステップ630)、それによって、トラフィックは、利用可能なサブモジュールに適切に発送され得る(ステップ635)。
図10は、本発明の別の実施形態による方法650を例示するフロー図である。STARTにおいて、方法650を実施するのに必要なコンポーネントが、利用可能であって、かつ、この実施形態によって構成されていることが想定される。当該処理は、次いで、機能モジュールのサブモジュールから、トラフィックアグリゲータ内でデータトラフィックを受信すること(ステップ655)で開始する。アグリゲータがデータトラフィックを受信すると、トラフィック負荷およびQOSが評価される(ステップ660)。
図10の実施形態において、適用可能なQoSが満たされるかどうかについての判断が行われる(ステップ665)。適用可能なQoSが満たされると判断された場合、DBAグラントが決定される(ステップ680)。獲得された情報に基づき、データトラフィックは、次の段またはコンポーネントに至る、利用可能なシリアルリンクまたは他のチャネルに関連付けられたバッファ内において、エンキューされる(ステップ685)。
この実施形態において、QOSが満たされないとステップ665において判断された場合、新たなスケジュールが決定される(ステップ670)。当該新たなスケジュールに基づき、シリアルインターフェイスのステータスにおける必要な変更が、遂行される(ステップ675)。任意の必要な変更が一旦行われると、DBAグラントが決定され得(ステップ680)、データトラフィックは、利用可能なシリアルリンクインターフェイスに関連付けられたバッファ内に配置される(ステップ685)。
図9および図10に例示された動作のシーケンスが、例示的な実施形態を表しており、すなわち、この発明の趣旨の内において、何らかの変形形態が可能であることに留意されたい。たとえば、図9および図10に示されるものに対し、付加的な動作が追加され得、実施例によっては、例示された動作のうちの1つまたは複数が省略され得る。加えて、この方法の動作は、特定の実施形態において明らかに規定されたシーケンスが列挙されていない限り、論理的に一貫性を有する任意の順序で実施され得る。
この様式で、本発明は、xGPONまたはDSLネットワークなどの通信ネットワーク内に配備され得る、効率のよいアクセスノードおよび動作の方法を提供する。
本発明の多数個の実施形態が、添付の図面に例示され、前述の発明の詳細な説明において記載されてきたが、本発明が、開示された実施形態に限定されず、むしろ、以下の請求項によって明らかにされ、かつ、規定されるこの発明から逸脱することなく、多数の改変形態、変更形態、および代替形態が可能である旨を理解されるべきである。

Claims (10)

  1. 通信ネットワークの2つの部分間においてデータトラフィックを取り扱うことに関する複数の機能を実施するための、通信ネットワークのためのアクセスノードであって、
    ネットワークの第1の部分からトラフィックを受信するために構成される第1のインターフェイスと、
    直列に配置された複数の機能モジュールであって、各機能モジュールが、複数の機能のうちの機能を実行するために構成されており、少なくとも1つの機能モジュールが、少なくとも1つの機能モジュールの機能を各々が実施することのできる複数のサブモジュールに分割される、複数の機能モジュールと、
    複数のトラフィックディスパッチャであって処理のために、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数に、あるいは機能モジュールにトラフィックを発送するように構成される、複数のトラフィックディスパッチャと、
    複数のサブモジュールにおけるサブモジュールのステータスを制御するために構成されるコントローラと、
    ネットワークの第2の部分にトラフィックを転送するために構成される第2のインターフェイスと
    を備え、
    第1および第2のインターフェイスは、機能モジュールにより構成されており、
    トラフィックディスパッチャは、機能モジュール間に位置付けられている、アクセスノード。
  2. コントローラが、個々のサブモジュールに電力遮断および電力投入を行うように、さらに構成される、請求項1に記載のアクセスノード。
  3. コントローラが、個々のサブモジュールにクロックゲーティングを適用するように、さらに構成される、請求項1に記載のアクセスノード。
  4. 複数のサブモジュールによる処理の後にトラフィックを集約するために構成されるトラフィックアグリゲータをさらに備える、請求項1に記載のアクセスノード。
  5. トラフィックアグリゲータが、集約されたトラフィックを複数の送信リンクに配信するために、さらに構成される、請求項4に記載のアクセスノード。
  6. 直列に配置された複数の機能モジュールを有する通信ネットワークアクセスノードを動作させる方法であって、
    少なくとも1つの機能モジュールは、複数のサブモジュールに分割されており、
    アクセスノードにおいてデータトラフィックを受信することと、
    複数のトラフィックディスパッチャの各々によって、処理のために、複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数内に、あるいは機能モジュールにデータトラフィックを配信することと、
    複数のサブモジュールによる処理の後にデータトラフィックを集約することと
    を含み、
    トラフィックディスパッチャは、機能モジュール間に位置付けられている、方法。
  7. 複数のサブモジュールのうちの1つまたは複数のステータスを変更すべきかどうかを判断することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 1つまたは複数のサブモジュールのステータスを変更することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 1つまたは複数のサブモジュールのステータスを変更することが、サブモジュールに電力遮断を行うことを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 1つまたは複数のサブモジュールのステータスを変更することが、サブモジュールにクロックゲーティングを適用することを含む、請求項8に記載の方法。
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