JP5805812B2 - 統合hfcトランス−1234ze製造方法 - Google Patents
統合hfcトランス−1234ze製造方法 Download PDFInfo
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Description
を主張するものである。この特許出願は本明細書に参照により援用される。
234ze)の製造のための統合方法に関する。より詳しくは、本発明は、最初に1,1
,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを接触脱弗化水素化し、よってシス−1,3,3
,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと
弗化水素の混合物を製造することによるHFOトランス−1234zeの製造のための方
法に関する。その後、場合によって、弗化水素を回収し、シス−1234zeをトランス
−1234zeに接触異性化し、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを
回収する。適する異性化触媒を投入された異性化反応器の統合は、シス−1234zeを
そのトランス異性体に転化するのを助け、それは、トランス−1234zeの単一パス収
率を高めることを可能にする。
ーボン(CFC)は、冷媒、発泡剤およびガス滅菌のための希釈剤として用いられてきた
。近年、特定のクロロフルオロカーボンが地球のオゾン層に対して有害であり得るという
広く行き渡った懸念が存在し続けている。結果として、より少ない塩素置換基を含むハロ
ゲン化炭素または塩素置換基を全く含まないハロゲン化炭素を使用しようとする世界的な
取り組みがなされている。従って、ヒドロフルオロカーボンまたは炭素、水素および弗素
のみを含む化合物の製造は、溶媒、発泡剤、冷媒、クリーニング剤、エーロゾル噴射剤、
伝熱媒体、誘電体、消火組成物および電源サイクル作動流体として用いるための環境的に
望ましい製品を提供するために益々関心の高い主題であり続けている。この点で、トラン
ス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(トランス−1234ze)は、ゼロオゾ
ン破壊係数(ODP)および低い地球温暖化係数(GWP)の冷媒、発泡剤、エーロゾル
噴射剤、溶媒などとして、および弗素化モノマーとしても用いられる可能性を有する化合
物である。
することは当該技術分野で知られている。例えば、(特許文献1)には、HCFC−12
33zdおよび少量のHFO−1234zeを形成させるための1,1,1,3,3−ペ
ンタクロロプロパン(HCC−240fa)の弗素化が教示されている。(特許文献2)
には、HFC−1234zeを形成させるためのHCFC−1233zdの弗素化が教示
されている。(特許文献3)にも、HFO−1234zeを形成させるためのHCFC−
1233zdの弗素化が教示されている。(特許文献4)には、強塩基またはクロム系触
媒のいずれかを用いる酸素含有ガスの存在下でのHFC−245faの脱弗化水素化によ
るHFO−1234zeのシス異性体およびトランス異性体の形成が教示されている。(
特許文献5)には、HCFC−1233zdとHFO−1234zeの共沸混合物である
中間反応生成物を通したHCC−240faの弗素化を経由したHFC−245faの形
成が記載されている。
。これらの既知のプロセスにおいて大量のシス−1234zeがそのトランス異性体と一
緒に生成されることも注目されてきた。従って、トランス−1234zeを生成物混合物
から分離することができるとともに、シス−1234zeを弗素化を経由してHFC−2
45faに再循環できるか、またはより好ましくはトランス−1234zeに転化できる
手段が必要とされている。従って、本発明は、高度に純粋なトランス−1234zeを先
行技術のプロセスより高い収率で得ることができるとともに、シス−1234zeを既知
のプロセスに反してトランス−1234zeに異性化できるトランス−1234zeを製
造するための統合方法を提供する。特に、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
を酸素含有ガスの不在下で脱弗化水素化して、シス−1,3,3,3−テトラフルオロプ
ロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと弗化水素の混合物を製造
することによりトランス−1234zeを形成させることができることが今や見出された
。その後、場合によって、しかし好ましくは、弗化水素を回収し、シス−1234zeを
トランス−1234zeに接触異性化し、その後、トランス−1,3,3,3−テトラフ
ルオロプロペンを回収する。その後、転化されなかったシス−1234zeおよびHFC
−245faを直接再循環してもよい。
あって、
(a)1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを脱弗化水素化し、よってシス−1
,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプ
ロペンと弗化水素を含む結果をもたらす工程と、
(b)場合によって、弗化水素を工程(a)の結果から回収する工程と、
(c)シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの少なくとも1部をトランス−1
,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化する工程と、
(d)トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを回収する工程と、
を含む方法を提供する。
合製造方法であって、
(a)気相反応として行われる1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを脱弗化水
素化し、よってシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3
,3−テトラフルオロプロペンと弗化水素を含む結果をもたらす工程と、
(b)弗化水素を工程(a)の結果から回収する工程と、
(c)シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの少なくとも1部をトランス−1
,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化する工程と、
(d)トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを回収する工程と、
を含む方法も提供する。
,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペ
ンと弗化水素の組み合わせを含む結果をもたらすことによるHFC−245faの触媒転
化を含む。脱弗化水素化反応は当該技術分野で周知である。HFC−245faの脱弗化
水素化は、好ましくは気相内、より好ましくは気相において固定床反応器内で行われる。
脱弗化水素化反応は、適するいずれかの反応容器または反応器内で行ってもよいが、好ま
しくは、ニッケルと、ハステロイ、インコネル、インコロイおよびモネルなどのニッケル
合金またはフルオロポリマーで内張された容器などの弗化水素の腐食作用に耐える材料か
ら構成されるべきである。これらは、塊状形態を取っているか、または担持されている弗
素化金属酸化物と、塊状形態を取っているか、または担持されている金属ハロゲン化物と
炭素担持された遷移金属、金属酸化物および金属ハロゲン化物の1種以上であってもよい
脱弗化水素化触媒で充填された単一管または多管であってもよい。適する触媒には、非排
他的に、弗化クロミア(弗化Cr2O3)、弗化アルミナ(弗化Al2O3)、金属弗素
化物(例えば、CrF3、AlF3)およびFe/C、Co/C、Ni/C、Pd/Cな
どの炭素担持遷移金属(ゼロ酸化状態)が挙げられる。HFC−245faは、純粋な形
態で、不純な状態で、あるいは窒素またはアルゴンなどの任意の不活性ガス希釈剤と一緒
に反応器に導入される。本発明の好ましい実施形態において、HFC−245faは反応
器に入る前に前もって蒸発されるか、または予熱される。あるいは、HFC−245fa
は反応器内部で蒸発される。有用な反応温度は約100℃〜約600℃の範囲であっても
よい。好ましい温度は約150℃〜約450℃の範囲であってもよく、より好ましい温度
は約200℃〜約350℃の範囲であってもよい。反応は、大気圧、過圧または真空下で
行ってもよい。真空圧は約5トル〜約760トルであることが可能である。HFC−24
5faと触媒の接触時間は約0.5秒〜約120秒の範囲であってもよいが、しかし、よ
り長い時間またはより短い時間を用いることが可能である。
である。反応器の所定の位置にある間に長期使用後に触媒を周期的に再生することが有利
な場合もある。触媒の再生は、例えば、約100℃〜約400℃、好ましくは約200℃
〜約375℃の温度で約0.5時間〜約3日にわたり触媒上に空気または窒素で希釈され
た空気を通すことにより、当該技術分野で知られている任意の手段によって実行してもよ
い。これには、弗素化金属酸化物触媒および金属弗素化物触媒に関して約25℃〜約40
0℃、好ましくは約200℃〜約350℃の温度でのHF処理または炭素担持遷移金属触
媒に関して約100℃〜約400℃、好ましくは約200℃〜約350℃の温度でのH2
処理が後に続く。
、NaOH、Ca(OH)2およびCaOに限定されないが、それらを含む強苛性剤溶液
とHFC−245faを反応させることにより実行することも可能である。この場合、苛
性剤溶液の苛性剤濃度は、約2重量%〜約100重量%、より好ましくは約5重量%〜約
90重量%、最も好ましくは約10重量%〜約80重量%の濃度である。反応は、約20
℃〜約100℃、より好ましくは約30℃〜約90℃、最も好ましくは約40℃〜約80
℃の温度で行ってもよい。上のように、反応は、大気圧、過圧または真空下で行ってもよ
い。真空圧力は約5トル〜約760トルであることが可能である。更に、苛性剤溶液に有
機化合物を溶解させるのを助けるために場合によって溶媒を用いてもよい。この場合によ
って採用されてもよい工程は、前記目的のために当該技術分野で周知の溶媒を用いて行っ
てもよい。
果から回収する。弗化水素の回収は、脱弗化水素化反応から生じる組成物を硫酸抽出機に
通して弗化水素を除去し、その後、抽出された弗化水素を硫酸から取り除き、その後、取
り除かれた弗化水素を蒸留することにより行われる。分離は、混合物が液状または気体状
にある間に硫酸を混合物に添加することにより行ってもよい。硫酸対弗化水素の通常の重
量比は、約0.1:1〜約100:1の範囲である。フルオロカーボンと弗化水素の液体
混合物で始めて、その後、混合物に硫酸を添加してもよい。
として100%硫酸中のHFの溶解度から、硫酸の実際的な最少量を決定することが可能
である。例えば30℃で、約34gのHFは100gの100%硫酸に溶解する。しかし
、100℃で、約10gのHFのみが100%硫酸に溶解する。好ましくは、本発明にお
いて用いられる硫酸は約50%〜100%の純度を有する。
1の範囲である。より好ましくは、重量比は、約1:1〜約100:1の範囲であり、最
も好ましくは、約2:1〜約50:1の範囲である。反応は、好ましくは約0℃〜約10
0℃、より好ましくは約0℃〜約40℃、最も好ましくは約20℃〜約40℃の温度で行
われる。抽出は、通常は標準大気圧で行われるが、より高い圧力条件またはより低い圧力
条件は当業者によって用いてもよい。フルオロカーボンとHFの混合物に硫酸を添加する
と、2相が急速に生じる。フルオロカーボンに富む上相およびHF/硫酸に富む下相が形
成される。「富む」という用語は、当該相中に50%を上回る指示された成分、好ましく
は当該相中に80%を上回る指示された成分を当該相が含むことを意味する。フルオロカ
ーボンの抽出効率は約90%〜約99%の範囲であることが可能である。
る。これは、デカント、サイホン、蒸留または当該技術分野で周知の他の技術によって行
ってもよい。除去された下相により多い硫酸を添加することにより場合によって、フルオ
ロカーボン抽出を繰り返してもよい。硫酸対弗化水素の約2.25:1重量比により、一
工程で約92%の抽出効率を得ることが可能である。好ましくは、その後、弗化水素と硫
酸を分離する。HFを硫酸から回収するために高温で硫酸中のHFの低い溶解度を利用す
ることが可能である。例えば、140℃で、4gのHFのみが100%硫酸に溶解する。
HF/硫酸溶液を250℃に至るまで加熱して、HFを回収することが可能である。その
後、HFと硫酸を再循環する。すなわち、HFC−245faの生成のために前述した反
応にHFを再循環してもよく、更なる抽出工程で用いるために硫酸を再循環してもよい。
化水素の回収は、フルオロカーボンと弗化水素のストリームに硫酸のストリームを導入す
る連続法によって気相で行ってもよい。これは、フルオロカーボンと弗化水素のストリー
ムに向流に硫酸のストリームを流すことにより標準スクラバー塔の中で行ってもよい。硫
酸抽出は、例えば(米国特許第5,895,639号明細書)に記載されている。この特
許は本明細書に参照により援用される。
接触させることにより、HFを回収または除去することが可能である。水抽出器を用いる
とき、技術は硫酸の技術に類似している。苛性剤を用いるとき、HFは水溶液中の弗化物
塩として系からまさに除去される。金属塩(例えば、弗化カリウムまたは弗化ナトリウム
)を用いるとき、金属塩は原液で、または水と合わせて用いることが可能である。金属塩
を用いる時、HFを回収することが可能である。
ス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化される。シス−1,3,3,3−
テトラフルオロプロペンまたはシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトラン
ス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンおよび/または1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンの混合物のストリームを、適する異性化触媒(例えば、塊状または担
持された弗素化金属酸化物、塊状または担持された金属弗素化物、炭素担持遷移金属など
)を含む異性化反応器にフィードして、シス−1234zeの殆どをトランス−1234
zeに転化する。異性化反応は適するあらゆる反応容器または反応器内で行ってもよいが
、反応容器または反応器は、ニッケルと、ハステロイ、インコネル、インコロイおよびモ
ネルを含むニッケル合金またはフルオロポリマーで内張された容器などの腐食に耐える材
料から好ましくは構成されるべきである。これらは、弗素化金属酸化物、金属弗素化物ま
たは炭素担持遷移金属であってもよい異性化触媒で充填された単一管または多管であって
もよい。適する触媒には、非排他的に、弗化クロミア、弗化クロム、弗化アルミナ、弗化
アルミニウムおよび炭素担持コバルトが挙げられる。有用な反応温度は約25℃〜約45
0℃の範囲であってもよい。好ましい温度は約50℃〜約350℃の範囲であってもよく
、より好ましい温度は約75℃〜約250℃の範囲であってもよい。反応は、大気圧、過
圧または真空下で行ってもよい。真空圧は約5トル〜約760トルであることが可能であ
る。シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと触媒の接触時間は約0.5秒〜約
120秒の範囲であってもよいが、しかし、より長い時間またはより短い時間を用いるこ
とが可能である。
どによる当該技術分野で知られている任意の手段によって、未反応出発材料およびシス−
1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを含む副生物ならびに一切の副生物および/ま
たは出発材料を含んでなる反応生成物混合物から回収してもよい。トランス−1,3,3
,3−テトラフルオロプロペン、未転化シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン
、未反応HFC−245faおよび一切の副生物の混合物を蒸留塔に通す。例えば、蒸留
は、大気圧、過圧または真空で標準蒸留塔の中で好ましくは行ってもよい。圧力は好まし
くは約300psig未満、より好ましくは約150psig未満、最も好ましくは10
0psig未満である。蒸留塔の圧力は蒸留運転温度を本質的に決定する。トランス−1
,3,3,3−テトラフルオロプロペンは約−19℃の沸点を有する。シス−1,3,3
,3−テトラフルオロプロペンは約9℃の沸点を有する。HFC−245faは約15℃
の沸点を有する。トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンは約−10℃〜約
90℃、好ましくは約0℃〜約80℃で蒸留塔を運転することにより留出液として回収し
てもよい。単一蒸留塔または多蒸留塔を用いてもよい。留出液部分は実質的にすべてのト
ランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを含む。蒸留のボトムストリームは、
シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、HFC−245fa、少量の未回収H
Fおよび他のあらゆる不純物を含む。場合によって、ボトム留出液中に存在するHF/H
Clの残留量は、水/苛性剤スクラバー、その後、硫酸乾燥塔に通すことにより除去され
る。その後、ボトムストリームは、もう1つの蒸留塔を用いることにより更に蒸留される
。シス−1234zeとHFC−245faとの混合物は留出液として回収され、それは
、その後、HFC−245fa脱弗化水素化反応器に再循環して戻される。
シス−1234ze異性化反応器は組み合わせることが可能であるか、または独立である
ことが可能である。トランス−1234ze分離はシス−1234ze異性化反応の後ま
たは前であることが可能である。
(1)1つの反応容器内でのHFC−245fa脱弗化水素化およびシス−1234ze
異性化の組み合わせ反応
(2)場合によって採用されてもよいHF回収
(3)トランス−1234zeの分離。場合によって、残りの混合物を工程1に再循環し
て戻す。
(1)トランス/シス−1234zeを含む組成物へのHFC−245faの接触脱弗化
水素化
(2)場合によって採用されてもよいHF回収
(3)トランス−1234zeの分離。この場合、(2)の出口ストリームは蒸留塔にフ
ィードされる。生成物トランス−1234zeは、混合物の残り、すなわち、シス−12
34ze、未反応HFC−245faおよび他の僅かな副生物から留出液として分離され
る。留出液中に存在するHF/HClの残留量は除去され、乾燥工程が後に続く。(3)
の蒸留からのボトムストリームは2つのストリームに分岐され、それぞれ工程(4)およ
び(1)にフィードされる。場合によって、工程(3)の後にもう1つの蒸留塔を用いる
ことによって、更なる蒸留が行われる。この蒸留塔において、シス−1234zeとHF
C−245faとの混合物は留出液として回収され、それは、後で工程(4)にフィード
される。この第2の蒸留塔からのボトムストリームは、再循環して工程(1)に戻される
。
(4)シス−1234zeの接触異性化
工程(3)からのシス−1234ze/HFC−245faの混合物は、シス−1234
zeの殆どをトランス−1234zeに転化するために適する異性化触媒を含む異性化反
応器にフィードされる。工程(4)の触媒反応器からの流出物は、トランス−1234z
eの分離のために工程(3)にフィードされる。
(1)トランス/シス−1234zeへの245faの接触脱弗化水素化
(2)場合によって採用されてもよいHF回収
(3)トランス−1234zeの分離
(4)シス−1234zeの接触異性化。この場合、工程(3)からのシス−1234z
eと245faを含む混合物を適する異性化触媒を含む異性化反応器にフィードして、シ
ス−1234zeの殆どをトランス−1234zeに転化する。
(5)トランス−1234zeの分離。この場合、工程(4)からの流出物を蒸留塔にフ
ィードする。生成物トランス−1234zeは、混合物の残り、すなわち、シス−123
4ze、未反応HFC−245faおよび他の僅かな副生物から留出液として分離される
。(5)の蒸留からのボトムストリームは工程(1)に再循環して戻す。
選択された触媒上でのHFC−245faの脱弗化水素化
触媒の3つの異なる種類、すなわち、弗素化金属酸化物、金属弗素化物および担持金属
を実施例1での245faの脱弗化水素化のために用いた。いずれの場合も、20ccの
触媒を用いた。100%の245fa原料を12g/時間の速度で触媒上に流した。表1
に示したように、表1に記載されたすべての触媒は、245脱弗化水素化中に高い活性(
245fa転化率80%を上回る)とシス/トランス−1234zeへの選択性(90%
を上回る)を示した。
選択された触媒上でのシス−1234zeの異性化
触媒の3つの異なる種類、すなわち、弗素化金属酸化物、金属弗素化物および担持金属
を実施例2でのシス−1234ze異性化のために用いた。いずれの場合も、20ccの
触媒を用いた。85.3%シス−1234ze/14.7%245faの混合物を12g
/時間の速度で触媒上に流した。指定された触媒に関して、適する反応温度を注意深く選
択し、殆ど脱弗化水素化反応が原料に含まれるHFC−245faに対して起きないよう
にした。表2に示したように、表2に記載された0.5重量%Co/ACを除くすべての
触媒はシス−1234ze異性化中に高い活性(シス−1234ze転化率80%を上回
る)とトランス−1234zeに対する高い選択性(95%を上回る)を示した。0.5
重量%Co/AC触媒は、中程度の活性(シス−1234ze転化率45%)とトランス
−1234zeに対する高い選択性(約98%)を示した。
弗素化Cr2O3上でのHFの存在下でのシス−1234zeの異性化
この実施例において、245fa脱弗化水素化反応が350℃で弗素化Cr2O3触媒
上で行われた反応器1からの生成物ストリームをHF(反応器1で245fa脱弗化水素
化中に形成されたもの)の存在下で100または200℃でシス−1234ze異性化反
応を行うために弗素化Cr2O3触媒も投入された反応器2に導入した。表3は、2つの
反応器の出口ガスの組成を示している。100℃で、トランス−1234zeのモル%は
、反応器1の出口ガスのモル%より反応器2の出口ガス中で若干高かった一方で、シス−
1234zeのモル%は若干より低く、245faのモル%はほぼ同じであった。結果と
して、トランス−1234ze対シス−1234zeのモル%比は、異性化反応後に若干
増加(例えば、1時間ストリームに通した後に3.96から4.36)し、反応器2の異
性化を通してシス−1234の少量がトランス−1234zeに転化されたことを示した
。200℃で、トランス−1234zeとシス−1234zeの両方のモル%は、反応器
1の出口ガスのモル%より反応器2の出口ガス中で若干低かった一方で、245faのモ
ル%は若干より高かった。これは、c/t−1234zeとHFとの間の弗化水素処理反
応の発生を示している。これらの結果は、トランス/シス−1234zeの245faへ
の弗化水素処理反応とシス−1234zeのトランス−1234zeへの転化率の増加を
避けるために、異性化反応器へのフィード前にHFを混合物から好ましくは除去すべきこ
とを示唆している。
組み合わせHFC−245fa脱弗化水素化とシス−1234zeの異性化
実施例4の組み合わせ反応のために2つの異なる種類の触媒、すなわち弗素化金属酸化
物および金属弗素化物を用いた。いずれの場合も、触媒20ccを用いた。シス−123
4ze8.2%/HFC−245fa91.8%の混合物を12g/時間の速度で触媒上
に流した。指定された触媒に関して、適する反応温度を注意深く選択し、HFC−245
fa脱弗化水素化とシス−1234ze異性化の両方が同時に行われるようにした。シス
−1234zeが反応前後に変化しないままであると仮定して、組み合わせ反応中のHF
C−245fa転化率とトランス−1234ze選択性を計算した。表4に示したように
、公称トランス−1234ze選択性は約94%であり、それはHFC−245fa脱弗
化水素化の反応の選択性より遙かに高かった。この結果は、原料としてシス−1234z
e/HFC−245fa混合物による組み合わせ反応中にトランス−1234zeへのシ
ス−1234ze異性化の発生を示している。この実施例は、最適運転温度下でHFC−
245fa脱弗化水素化とシス−1234ze異性化を同じ反応器内で同じ触媒上で同時
に行うことが可能であることを実証している。
5faの脱弗化水素化およびトランス−1234zeへのシス−1234zeの異性化の
ために極めて活性であることを実証している。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造のための方法であって、
(a)1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを脱弗化水素化し、よってシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと弗化水素を含む結果をもたらす工程と、
(b)場合によって、弗化水素を工程(a)の結果から回収する工程と、
(c)シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの少なくとも1部をトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化する工程と、
(d)トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを回収する工程と、
を含む方法。
[2]
工程(d)の後にシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンまたはシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの混合物を回収する後続工程と、シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンまたはシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの混合物を工程(a)または工程(a)と(c)に再循環して戻す後続工程を更に含む、[1]に記載の方法。
[3]
工程(b)を行う、[1]に記載の方法。
[4]
工程(a)と(c)を独立して行う、[1]に記載の方法。
[5]
工程(a)と(c)を組み合わせ、単一プロセス工程として行う、[1]に記載の方法。
[6]
工程(d)を工程(c)の後に行う、[1]に記載の方法。
[7]
工程(d)を工程(a)の後であるが工程(c)の前に行う、[1]に記載の方法。
[8]
工程(d)を工程(a)の後であるが工程(c)の前に行い、その後、工程(d)を工程(c)の後に繰り返す、[1]に記載の方法。
[9]
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを蒸留によって回収する、[1]に記載の方法。
[10]
工程(c)の結果を蒸留し、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを弗化水素とシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの1種以上を含む留出液および残留物として回収することにより工程(d)を行う、[1]に記載の方法。
[11]
弗化水素を前記残留物から除去する後続工程を更に含む、[10]に記載の方法。
[12]
水と苛性アルカリとを含むスクラバーに前記残留物を通すことにより弗化水素を前記残留物から除去する後続工程とその後の乾燥工程とを更に含む、[10]に記載の方法。
[13]
シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの少なくとも1種を前記残留物から回収する後続工程と、前記回収されたシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの少なくとも1種を工程(a)に再循環して戻す後続工程とを更に含む、[10]に記載の方法。
[14]
前記脱弗化水素化を気相反応として行う、[1]に記載の方法。
[15]
前記脱弗化水素化を気相反応として行う、[1]に記載の方法。
[16]
塊状形態を取っているか、または担持されている、弗素化金属酸化物と、金属弗素化物と炭素担持遷移金属の1種以上を含む触媒により前記脱弗化水素化を行う、[1]に記載の方法。
[17]
弗化水素を除去するために組成物を硫酸抽出器に通すことにより弗化水素の回収を行い、その後、前記抽出された弗化水素を硫酸から取り除き、その後、前記取り除かれた弗化水素を蒸留する、[1]に記載の方法。
[18]
異性化触媒の存在下で異性化反応器内で前記異性化を行う、[1]に記載の方法。
[19]
塊状形態を取っているか、または担持されている、弗素化金属酸化物と、金属弗素化物と炭素担持遷移金属の1種以上を含む異性化触媒の存在下で異性化反応器内で前記異性化を行う、[1]に記載の方法。
[20]
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造のための連続統合製造方法であって、
(a)気相反応として行われる1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを脱弗化水素化し、よってシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと弗化水素とを含む結果をもたらす工程と、
(b)弗化水素を工程(a)の結果から回収する工程と、
(c)シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの少なくとも1部をトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化する工程と、
(d)トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを回収する工程と、
を含む方法。
[21]
工程(a)と(c)を独立して行う、[20]に記載の方法。
[22]
工程(a)と(c)を組み合わせ、工程(b)の前に単一プロセス工程として行う、[20]に記載の方法。
[23]
工程(d)を工程(c)の後に行う、[20]に記載の方法。
[24]
工程(d)を工程(a)の後であるが工程(c)の前に行う、[20]に記載の方法。
[25]
工程(d)を工程(a)の後であるが工程(c)の前に行い、その後、工程(d)を工程(c)の後に繰り返す、[20]に記載の方法。
Claims (4)
- トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造のための方法であって、
(a)塊状形態を取っている弗化クロミア触媒の存在下、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを脱弗化水素化し、よってシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンとトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと弗化水素を含む結果をもたらす工程と、
(b)場合によって、弗化水素を工程(a)の結果から回収する工程と、
(c)シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの少なくとも1部をトランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに異性化する工程と、
(d)トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを回収する工程と、
を含む方法。 - シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンまたはシス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの混合物を工程(a)または工程(a)と(c)に再循環して戻す工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
- 工程(a)と(c)を組み合わせ、単一プロセス工程として行う請求項1又は2に記載の方法。
- 前記単一プロセス工程は1つの反応容器内で行う請求項3に記載の方法。
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