JP5803874B2 - ハイブリッド式作業機械 - Google Patents

ハイブリッド式作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP5803874B2
JP5803874B2 JP2012231791A JP2012231791A JP5803874B2 JP 5803874 B2 JP5803874 B2 JP 5803874B2 JP 2012231791 A JP2012231791 A JP 2012231791A JP 2012231791 A JP2012231791 A JP 2012231791A JP 5803874 B2 JP5803874 B2 JP 5803874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
rotational speed
energy
amount
work machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012231791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014084722A (ja
Inventor
河田 健一
健一 河田
坂本 隆幸
隆幸 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2012231791A priority Critical patent/JP5803874B2/ja
Priority to CN201310478408.5A priority patent/CN103775220B/zh
Publication of JP2014084722A publication Critical patent/JP2014084722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5803874B2 publication Critical patent/JP5803874B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、建設機械、土木機械等のハイブリッド式作業機械に関する。
従来、ハイブリッド式作業機械としては、特開2005−163605号公報(特許文献1)に記載されているものがある。このハイブリッド式作業機械は、エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプと、このエンジンに連結されて力行および回生が可能なアシストおよび回生用の電動・発電機と、この電動・発電機に接続された蓄電装置とを備えている。そして、この蓄電装置に蓄えられた電力を、油圧ポンプの負荷の状態に合わせて適切なタイミングで電動・発電機等に供給して、エンジンによる油圧ポンプの駆動を電動・発電機で適切にアシストするようにしている。
特開2005−163605号公報
ところで、上記従来のハイブリッド式作業機械では、負荷によりエンジンの回転速度が変動するいわゆるドループ特性でエンジンの回転速度を制御しており、負荷が小さくなるとエンジンの回転速度が上昇する一方、負荷が大きくなるとエンジンの回転速度が低下するようにしている。このため、上記ハイブリッド式作業機械の作業者がエンジンの回転速度の増減変化に基づいて負荷の増減変化を感知できるようにして、作業効率の向上を図っている。
しかしながら、上記従来のハイブリッド式作業機械において、回生エネルギを蓄電装置から電動・発電機に供給して、エンジンの駆動をアシストすると、図7に示すように、燃料噴射量を低減できるが、エンジンの回転速度が上昇するという問題があった。
また、上記従来のハイブリッド式作業機械は、蓄電装置を有しているため、回生エネルギを一時的に蓄電することにより平準化し、アシスト動作の急な変化を防止することで、エンジンの負荷の急変を防止し、十分な燃料低減効果を発揮することができる反面、高価である、車体が大きくなる等の問題があった。
そこで、本発明の課題は、蓄電器を持たないハイブリッド式作業機械において、回生エネルギを平準化することなしに、即座にアシスト動作に利用しても、エンジンの回転速度を略一定にできると共に、短時間のアシスト動作でもエンジンの燃料消費量を十分に低減できるハイブリッド式作業機械を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のハイブリッド式作業機械は、
エンジンと、
上記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出器と
記エンジンを制御するエンジン制御部と、
上記エンジンの駆動をアシストするアシストモータと、
回生装置からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータを駆動することでアシスト動作に利用すると共に、上記エンジン制御部に上記回生エネルギの量を入力するエネルギ回生制御装置と
を備え
上記エンジン制御部は、
上記エンジンの目標回転速度を設定する回転速度設定部と、
上記回転速度設定部から出力された上記エンジンの目標回転速度と上記回転速度検出器によって検出された現在の上記エンジンの回転速度との偏差を算出する、第1加え合わせ点と、
上記第1加え合わせ点から出力された上記偏差と上記エネルギ回生制御装置によって入力された上記回生エネルギの量とに基づいて操作量を算出する、第2加え合わせ点と
を有し、
上記第2加え合わせ点から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジンを制御することを特徴としている。
上記構成のハイブリッド式作業機械によれば、上記回生装置からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータを駆動することでアシスト動作に利用して、アシスト力を増減する。また、上記エンジン制御部は、上記回転速度検出器によって検出された現在の上記エンジンの回転速度と上記エンジンの目標回転速度との偏差に基づいて、操作量を決定する。そして、この操作量は、上記エネルギ回生制御装置によって、上記回生装置からの回生エネルギの量の増大に応じて小さくなるように修正が加えられる。このように、上記回生装置からの回生エネルギの量の大小に応じて、アシストモータを駆動して、アシスト力を増減すると同時に、上記操作量に対してフィードフォワード制御で修正を加える。したがって、蓄電器を持たないハイブリッド式作業機械において、回生エネルギを平準化することなしに、即座にアシスト動作に利用しても、その回生エネルギの量に応じて、上記エネルギ回生制御装置が加え合わせ点、または、回転速度設定部に上記回生エネルギの量を入力して、上記操作量をフィードフォワード制御で修正するので、エンジンの回転速度を略一定にできると共に、アシスト動作が短時間であっても、制御に遅れがなくて、エンジンの燃料消費量を十分に低減できる。
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
上記操作量は、上記エンジンへの燃料噴射量である。
上記実施形態によれば、上記操作量である上記エンジンへの燃料噴射量は、上記エネルギ回生制御装置によって、上記回生装置からの回生エネルギの量に応じて修正が加えられる。したがって、アシスト動作をしても、エンジンの回転速度を略一定にでき、かつ、短時間のアシスト動作でも、エンジンの燃料消費量を低減できる。
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
上記操作量は、上記エンジンへのトルク指令である。
上記実施形態によれば、上記操作量である上記エンジンへのトルク指令は、上記エネルギ回生制御装置によって、上記回生装置から回収した回生エネルギの量に応じて修正が加えられる。したがって、アシスト動作をしても、エンジンの回転速度を略一定にでき、かつ、短時間のアシスト動作でも、エンジンの燃料消費量を低減できる。
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
エンジンと、
上記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出器と、
上記エンジンを制御するエンジン制御部と、
上記エンジンの駆動をアシストするアシストモータと、
回生装置からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータを駆動することでアシスト動作に利用すると共に、上記エンジン制御部に上記回生エネルギの量を入力するエネルギ回生制御装置と
を備え、
上記エンジン制御部は、
上記エンジンの目標回転速度を設定する回転速度設定部と、
上記回転速度設定部から出力された上記エンジンの目標回転速度と上記エネルギ回生制御装置によって入力された上記回生エネルギの量とに基づいて偏差を算出する、第1加え合わせ点と、
上記第1加え合わせ点から出力された上記偏差と上記回転速度検出器によって検出された現在の上記エンジンの回転速度とに基づいて操作量を算出する、第2加え合わせ点と
を有し、
上記第2加え合わせ点から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジンを制御する
上記実施形態によれば、上記操作量である上記エンジンへの回転速度指令は、上記エネルギ回生制御装置によって、上記回生装置から回収した回生エネルギの量に応じて修正が加えられる。したがって、アシスト動作をしても、エンジンの回転速度を略一定にでき、かつ、短時間のアシスト動作でも、エンジンの燃料消費量を低減できる。
一実施形態のハイブリッド式作業機械では、
エンジンと、
上記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出器と、
上記エンジンを制御するエンジン制御部と、
上記エンジンの駆動をアシストするアシストモータと、
回生装置からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータを駆動することでアシスト動作に利用すると共に、作業機コントローラの回転速度指令に対して修正を加える機能を有し、上記エンジン制御部に対し、修正後の回転速度指令を入力するエネルギ回生制御装置と
を備え、
上記エンジン制御部は、
上記エネルギ回生制御装置によって入力された修正後の回転速度指令に基づいて上記エンジンの目標回転速度を設定する回転速度設定部と、
上記回転速度設定部から出力された上記エンジンの目標回転速度と上記回転速度検出器によって検出された現在の上記エンジンの回転速度とに基づいて操作量を算出する、加え合わせ点と
を有し、
上記加え合わせ点から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジンを制御する
上記実施形態によれば、上記作業機コントローラから上記エンジン制御部へ出力される回転速度指令は、上記エネルギ回生制御装置によって、上記回生装置から回収した回生エネルギの量に応じて修正が加えられる。したがって、アシスト動作をしても、エンジンの回転速度を略一定にでき、かつ、短時間のアシスト動作でも、エンジンの燃料消費量を低減できる。
また、上記実施形態によれば、従来形態のエンジン制御部を変更することなく実現が可能である。
本発明のハイブリッド式作業機械によれば、蓄電器を持たないハイブリッド式作業機械において、回生エネルギを平準化することなしに、即座にアシスト動作に利用しても、エンジンの回転速度を略一定にできると共に、短時間のアシスト動作でもエンジンの燃料消費量を十分に低減できる。
本発明の一実施形態のハイブリッド式作業機械の制御ブロック図である。 上記ハイブリッド式作業機械のエンジンの回転速度に対する燃料噴射量の特性を示す図である。 (A),(B),(C)は、上記ハイブリッド式作業機械のアシストモータによるアシストトルクの量とエンジンの回転速度と燃料噴射量との関係を説明する説明図である。 上記ハイブリッド式作業機械の他の実施形態の制御ブロック図である。 上記ハイブリッド式作業機械の他の実施形態の制御ブロック図である。 上記ハイブリッド式作業機械の他の実施形態の制御ブロック図である。 従来のハイブリッド式作業機械のエンジンの回転速度に対する燃料噴射量の特性を示す図である。
以下、本発明のハイブリッド式作業機械を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1の制御ブロック図に示すように、本実施形態のハイブリッド式作業機械は、エンジン11と、このエンジン11の回転速度を検出する回転速度検出器の一例としてのパルス発生器13と、上記エンジン11を制御するエンジン制御部12と、上記エンジン11の駆動をアシストするアシストモータ21と、このアシストモータ21を制御するアシストコントローラ22と、回生装置41と、この回生装置41からの回生エネルギを制御するエネルギ回生制御装置31とを備えている。
上記回生装置41は、図示しない油圧モータと、この油圧モータで駆動される図示しない発電機とを備え、作動油の圧力エネルギを電気エネルギに変換して、回生エネルギをエネルギ回生制御装置31に出力する。
上記エネルギ回生制御装置31は、上記回生装置41からの回生エネルギを、上記アシストコントローラ22を介してアシストモータ21に供給して、エンジン11の駆動をアシストする。
上記アシストコントローラ22は、通信によって、上記エネルギ回生制御装置31から上記回生エネルギ量を表す信号を受け、この回生エネルギ量の大小に応じてアシストモータ21に供給する電力の大小を制御して、アシストモータ21によるアシスト力を制御する。
一方、上記エンジン制御部12は、目標エンジン回転速度設定部15と、PID(比例積分微分)制御部16と、コンバータ17と、加え合わせ点101,102とを有する。
上記目標エンジン回転速度設定部15は、目標エンジン回転速度が設定されると、目標エンジン回転速度を表す信号を上記加え合わせ点101に出力する。
上記加え合わせ点101には、パルス発生器13から現在のエンジン11の回転速度を表す信号も入力される。上記加え合わせ点101は、目標エンジン回転速度を表す信号から現在のエンジン11の回転速度を表す信号を減算して、それらの偏差を表す偏差信号をPID制御部16に出力する。
上記PID制御部16は、上記偏差信号に対して、PID(比例積分微分)制御演算を行って、エンジン11の回転速度が目標エンジン回転速度となるための操作量を算出する。この操作量は、上記偏差の大小に応じて増減するエンジン11への燃料噴射量を表す信号である。そして、上記PID制御部16は、このエンジン11への燃料噴射量を表す燃料噴射量信号を上記加え合わせ点102に出力する。
一方、上記エネルギ回生制御装置31は、上記回生エネルギ量を表す信号を上記アシストコントローラ22に出力すると共に、上記コンバータ17に出力する。このコンバータ17は、上記回生エネルギ量を、この回生エネルギ量に対応するエンジン11への燃料噴射量補正量に変換して、この燃料補正量信号を上記加え合わせ点102に出力する。
上記加え合わせ点102は、上記PID制御部16からの操作量である上記燃料噴射量信号から、コンバータ17からの燃料補正量信号を減算して、上記燃料噴射量信号を修正した修正燃料噴射量信号をエンジン11に出力する。
このように、上記エネルギ回生制御装置31は、上記回生装置41からの上記回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さずアシストモータ21を駆動することでアシスト動作に利用して、エンジン11の駆動をアシストすると同時に、上記コンバータ17で変換した燃料補正量信号によって上記PID制御16からの燃料噴射量信号を修正している。つまり、上記回生エネルギをエンジン11の駆動に対するアシスト動作に利用しつつ、その回生エネルギ量に応じて、上記エネルギ回生制御装置31が上記燃料噴射量信号にフィードフォワード制御で修正を加える。
上記エンジン11の出力とアシストモータ21の出力とは、加え合わせ点51で加え合わされて負荷61に伝達される。
図2は、エンジン11の回転速度に対するエンジン11の燃料噴射量特性を示している。図2に示すように、上記アシスト動作がなされるとき、上記燃料噴射量特性を図2の想像線で示す燃料噴射量特性へシフトさせて、エンジン11の回転速度を略一定に保ちつつ、エンジン11への燃料噴射量を低減できる。
また、図3は、アシストモータ21によるアシストトルクの量とエンジン11の回転速度と上記燃料噴射量との関係を示している。図3(A)に示すような短時間のアシスト動作でも、図3(B)に示すように、エンジン11の回転速度を略一定に保ちつつ、かつ、図3(C)に示すように、上記フィードフォワード制御により、制御に遅れがなくて、エンジン11への燃料噴射量を十分に低減できる。
また、蓄電器を有していなくても、回生エネルギを平準化することなしに、即座にアシスト動作に利用して、エンジン11の駆動をアシストできる。このため、ハイブリッド式作業機械全体を小型化することができて、製造コストも低減できる。
図4は、他の実施形態のハイブリッド式作業機械の制御ブロック図である。この図4において、図1に示した構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。
図4に示すように、上記実施形態のハイブリッド式作業機械は、加え合わせ点102とエンジン11との間に燃料噴射量演算部18を備えている。
上記実施形態のハイブリッド式作業機械では、上記PID制御部16の上記操作量は、エンジン11に対するトルク指令を表すトルク指令信号である。また、上記コンバータ17は、上記回生エネルギ量に対応するエンジン11のトルク補正量に変換して、このトルク補正量信号を上記加え合わせ点102に出力する。
上記加え合わせ点102は、上記PID制御部16からのトルク指令信号から、コンバータ17からのトルク補正量信号を減算して、上記トルク指令信号を修正した修正トルク指令信号を上記燃料噴射量演算部18に出力する。
上記燃料噴射量演算部18は、上記修正トルク指令信号に対して、エンジン11への燃料噴射量演算を行って、エンジン11のトルクが修正トルクとなるための燃料噴射量を算出して、この燃料噴射量を表す燃料噴射量信号をエンジン11に出力する。
なお、上記コンバータ17が上記トルク補正量信号を上記加え合わせ点102に出力する代わりに、上記アシストコントローラ22が上記回生エネルギ量に対応するエンジン11のトルクを表すトルク補正量信号を加え合わせ点102に出力してもよい。このようにすると、コンバータ17を設けなくても、上記加え合わせ点102で上記トルク指令を修正して、アシスト動作をしても、エンジン11の回転速度を略一定にでき、かつ、短時間のアシスト動作でも、エンジン11の燃料消費量を低減できる。
図5は、他の実施形態のハイブリッド式作業機械の制御ブロック図である。この図5において、図1に示した構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。
図5に示すように、上記実施形態のハイブリッド式作業機械は、P制御部16’とエンジン11との間に燃料噴射量演算部18を備えている。また、加え合わせ点102を目標エンジン回転速度設定部15と加え合わせ点101との間に設けている。
上記実施形態のハイブリッド式作業機械では、上記コンバータ17は、上記回生エネルギ量に対応するエンジン11の回転速度補正量に変換して、このエンジン回転速度補正値信号を上記加え合わせ点102に出力する。
上記加え合わせ点102は、上記目標エンジン回転速度設定部15からの目標エンジン回転速度を表す信号から、コンバータ17からの上記エンジン回転速度補正値信号を減算して、上記目標エンジン回転速度を表す信号を修正した修正目標エンジン回転速度信号を上記加え合わせ点101に出力する。
上記P制御部16’は、加え合わせ点101の演算結果に対して、P(比例)制御演算を行って、エンジン11の回転速度が目標エンジン回転速度となるための操作量を算出する。この操作量は、上記偏差の大小に応じて増減するエンジン11の目標トルクを表す目標トルク指令信号である。そして、上記P制御部16’は、このエンジン11の目標トルクを表す目標トルク指令信号を上記燃料噴射量演算部18に出力する。
上記燃料噴射量演算部18は、上記目標トルク指令信号に対して、エンジン11への燃料噴射量演算を行って、エンジン11のトルクが目標トルクとなるための燃料噴射量を算出して、この燃料噴射量を表す信号をエンジン11に出力する。
なお、上記実施形態では、上記P制御部16’は、P(比例)制御演算を行っていたが、この発明では、他の任意の関数演算を行ってもよい。
図6は、他の実施形態のハイブリッド式作業機械の制御ブロック図である。この図6において、図1に示した構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。
図6に示すように、上記実施形態のハイブリッド式作業機械では、エネルギ回生制御装置31が作業機コントローラ71の回転速度指令値に対し修正を加える機能を有している。エネルギ回生制御装置31は、上記修正後の回転速度指令値を目標エンジン回転速度設定部15に出力する。
上記実施形態のハイブリッド式作業機械では、上記エネルギ回生制御装置31は、上記回生エネルギ量に対応する作業機コントローラ71の回転速度指令値の修正量を作業機コントローラ71の回転速度指令値に加え、この修正後の回転速度指令を目標エンジン回転速度設定部15に出力する。
加え合わせ点101は、上記目標エンジン回転速度設定部15からの目標エンジン回転速度から実際のエンジン回転速度を減算してP制御部16’に出力する。
上記P制御部16’は、加え合わせ点101の演算結果に対して、P(比例)制御演算を行って、エンジン11の回転速度が目標エンジン回転速度となるための操作量を算出する。この操作量は、上記偏差の大小に応じて増減するエンジン11の目標トルクを表す目標トルク指令信号である。そして、上記P制御部16’は、このエンジン11の目標トルクを表す目標トルク指令信号を上記燃料噴射量演算部18に出力する。
上記燃料噴射量演算部18は、上記目標トルク指令信号に対して、エンジン11への燃料噴射量演算を行って、エンジン11のトルクが目標トルクとなるための燃料噴射量を算出して、この燃料噴射量を表す信号をエンジン11に出力する。
この実施形態では、図6の破線で示すエンジン制御部12において、従来構成から変更することなく、上記燃料噴射量演算部18は、上記目標トルク指令信号に対して、エンジン11への燃料噴射量演算を行って、エンジン11のトルクが目標トルクとなるための燃料噴射量を算出して、この燃料噴射量を表す信号をエンジン11に出力する。
なお、上記実施形態では、上記P制御部16’は、P(比例)制御演算を行っていたが、この発明では、他の任意の関数演算を行ってもよい。
11 エンジン
12 エンジン制御部
13 パルス発生器
21 アシストモータ
31 エネルギ回生制御装置
41 回生装置

Claims (5)

  1. エンジン(11)と、
    上記エンジン(11)の回転速度を検出する回転速度検出器(13)と
    記エンジン(11)を制御するエンジン制御部(12)と、
    上記エンジン(11)の駆動をアシストするアシストモータ(21)と、
    回生装置(41)からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータ(21)を駆動することでアシスト動作に利用すると共に、上記エンジン制御部(12)に上記回生エネルギの量を入力するエネルギ回生制御装置(31)と
    を備え
    上記エンジン制御部(12)は、
    上記エンジン(11)の目標回転速度を設定する回転速度設定部(15)と、
    上記回転速度設定部(15)から出力された上記エンジン(11)の目標回転速度と上記回転速度検出器(13)によって検出された現在の上記エンジン(11)の回転速度との偏差を算出する、第1加え合わせ点(101)と、
    上記第1加え合わせ点(101)から出力された上記偏差と上記エネルギ回生制御装置(31)によって入力された上記回生エネルギの量とに基づいて操作量を算出する、第2加え合わせ点(102)と
    を有し、
    上記第2加え合わせ点(102)から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジン(11)を制御することを特徴とするハイブリッド式作業機械。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド式作業機械において、
    上記操作量は、上記エンジン(11)への燃料噴射量であることを特徴とするハイブリッド式作業機械。
  3. 請求項1に記載のハイブリッド式作業機械において、
    上記操作量は、上記エンジン(11)へのトルク指令であることを特徴とするハイブリッド式作業機械。
  4. エンジン(11)と、
    上記エンジン(11)の回転速度を検出する回転速度検出器(13)と、
    上記エンジン(11)を制御するエンジン制御部(12)と、
    上記エンジン(11)の駆動をアシストするアシストモータ(21)と、
    回生装置(41)からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータ(21)を駆動することでアシスト動作に利用すると共に、上記エンジン制御部(12)に上記回生エネルギの量を入力するエネルギ回生制御装置(31)と
    を備え、
    上記エンジン制御部(12)は、
    上記エンジン(11)の目標回転速度を設定する回転速度設定部(15)と、
    上記回転速度設定部(15)から出力された上記エンジン(11)の目標回転速度と上記エネルギ回生制御装置(31)によって入力された上記回生エネルギの量とに基づいて偏差を算出する、第1加え合わせ点(102)と、
    上記第1加え合わせ点(102)から出力された上記偏差と上記回転速度検出器(13)によって検出された現在の上記エンジン(11)の回転速度とに基づいて操作量を算出する、第2加え合わせ点(101)と
    を有し、
    上記第2加え合わせ点(101)から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジン(11)を制御することを特徴とするハイブリッド式作業機械。
  5. エンジン(11)と、
    上記エンジン(11)の回転速度を検出する回転速度検出器(13)と、
    上記エンジン(11)を制御するエンジン制御部(12)と、
    上記エンジン(11)の駆動をアシストするアシストモータ(21)と、
    回生装置(41)からの回生エネルギを、一時的にエネルギを貯めるいかなる手段も介さず上記アシストモータ(21)を駆動することでアシスト動作に利用すると共に、作業機コントローラ(71)の回転速度指令に対して修正を加える機能を有し、上記エンジン制御部(12)に対し、修正後の回転速度指令を入力するエネルギ回生制御装置(31)と
    を備え、
    上記エンジン制御部(12)は、
    上記エネルギ回生制御装置(31)によって入力された修正後の回転速度指令に基づいて上記エンジン(11)の目標回転速度を設定する回転速度設定部(15)と、
    上記回転速度設定部(15)から出力された上記エンジン(11)の目標回転速度と上記回転速度検出器(13)によって検出された現在の上記エンジン(11)の回転速度とに基づいて操作量を算出する、加え合わせ点(101)と
    を有し、
    上記加え合わせ点(101)から出力された上記操作量に基づいて、上記エンジン(11)を制御することを特徴とするハイブリッド式作業機械。
JP2012231791A 2012-10-19 2012-10-19 ハイブリッド式作業機械 Expired - Fee Related JP5803874B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012231791A JP5803874B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 ハイブリッド式作業機械
CN201310478408.5A CN103775220B (zh) 2012-10-19 2013-10-14 混合式作业机械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012231791A JP5803874B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 ハイブリッド式作業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014084722A JP2014084722A (ja) 2014-05-12
JP5803874B2 true JP5803874B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=50567878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012231791A Expired - Fee Related JP5803874B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 ハイブリッド式作業機械

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5803874B2 (ja)
CN (1) CN103775220B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111120096B (zh) * 2019-12-28 2020-12-22 潍柴动力股份有限公司 一种自动识别发动机用途的方法及***

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3374321B2 (ja) * 1995-11-30 2003-02-04 トヨタ自動車株式会社 定速駆動装置及び自動車の定速走行装置並びに動力出力装置の制御方法
JP5172323B2 (ja) * 2007-12-25 2013-03-27 宏樹 東 動画配信装置および携帯端末
JP5085734B2 (ja) * 2008-06-27 2012-11-28 住友重機械工業株式会社 ハイブリッド式建設機械
US8004219B2 (en) * 2008-07-22 2011-08-23 Edward Wayne Mattson Operating method and system for hybrid vehicle
JP2010173599A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド式作業機械の制御方法、及びサーボ制御システムの制御方法
KR101112137B1 (ko) * 2009-07-29 2012-02-22 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 하이브리드식 건설기계의 엔진회전수 변화저감 제어시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014084722A (ja) 2014-05-12
CN103775220A (zh) 2014-05-07
CN103775220B (zh) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5342473B2 (ja) ハイブリッド建機の制御装置
JP5594748B2 (ja) ハイブリッド建設機械
JP5715047B2 (ja) ハイブリッド型作業機械
EP2228491B1 (en) Hybrid construction machine and control method of hybrid construction machine
JP5952901B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP5974014B2 (ja) ハイブリッド駆動式の油圧作業機械
JP5997361B2 (ja) 建設機械
JP2010173599A (ja) ハイブリッド式作業機械の制御方法、及びサーボ制御システムの制御方法
JP5803874B2 (ja) ハイブリッド式作業機械
CN107923148B (zh) 混合动力式作业机械
JP6119154B2 (ja) 作業機械の旋回制御装置
JP2015195659A (ja) 産業車両用電源装置
JP6406832B2 (ja) 建設機械の制御装置
JP2015010454A (ja) ハイブリッド作業機械
JP2015058799A (ja) ハイブリッド建設機械の動力制御装置
JP6169596B2 (ja) ハイブリッドショベル及びハイブリッドショベルの制御方法
EP3112640B1 (en) Hybrid construction machine
JP2016131429A (ja) 電源装置、産業車両
JP2019002407A (ja) 建設機械の制御装置
JP2020032752A (ja) ハイブリッド建設機械
JP2009293668A (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150622

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5803874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees