JP5795681B2 - セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステム - Google Patents

セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、セル方式ネットワークで、好ましくはフェムトセルネットワークで、ユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステムに関する。該ネットワークは、ユーザ機器と、少なくとも2つの基地局とを備え、各基地局はセルに割り当てられ、少なくとも2つの近隣セルのカバレジエリアが少なくとも部分的に重畳し、前記ユーザ機器は前記基地局のうちの1つの基地局、好ましくはフェムトセル基地局の形態の基地局に接続され、前記少なくとも2つの基地局はそれぞれバックホールコネクションを介して、コアネットワーク内に位置するコアネットワーク装置に接続される。
本発明は、セル方式ネットワーク全般に適用可能であるが、フェムトセルネットワークに関して説明する。
「コネクション品質」という用語は、好ましくは本明細書において、特に特許請求の範囲において、コネクションの所定レベルの品質を示す任意のパラメータと解するものとする。コネクションは、特に、アプリケーションによって確立されることが可能であり、IPフロー、ベアラ、あるいは他の任意の種類のトラフィック集合体に基づくことが可能である。
従来の通信ネットワーク配備においては、高水準のエンドユーザ体感品質(quality of experience, QoE)を保証するために、コアネットワークへのバックホールコネクションにおいていわゆるオーバープロビジョニング(over-provisioning)が使用されている。フェムトセル等の技術の出現に伴い、安価な狭帯域回線がバックホールセルラ通信に使用され、多数のユーザおよびサービス間で共有されている。したがって、例えばユーザ機器がフェムトセルに接続され、さらに狭帯域回線(例えばDSLリンク)を介してインターネット上のサーバに接続されているような場合には、バックホールコネクションは、その限られた容量のため、「ボトルネック」となり得る。
ユーザが、このようなフェムトセル基地局に接続された自己のユーザ機器上で、サービス品質(QoS)に影響されやすいアプリケーションを開始すると、サービス品質要求がバックホールコネクションによって満たされることが不可能なときに、ユーザは自己のアプリケーションの品質が低いことを経験する場合がある。同様に、ユーザ機器上で実行中のアプリケーションは、例えば他のサービスがネットワーク使用量を増大させる場合には、コネクション品質の顕著な劣化を経験する場合がある。
特許文献1には、ハンドオーバー手続きの方法が開示されている。当初のフェムトセル基地局とバックホールネットワークとの間のバックホールコネクションの状態が検出された後、理由コードおよび/またはフラグを含むハンドオーバー要求メッセージが、前記当初のフェムトセル基地局によってサービスされる少なくとも1つの移動局へ送信される。そして、前記少なくとも1つの移動局は、前記当初のフェムトセル基地局以外の少なくとも1つの基地局に再割当される。したがって、前記当初のフェムトセル基地局がバックホール障害を経験しているか、またはユーザ機器によって使用されるフロントエンドチャネルを再設定する必要がある場合には、ユーザ機器は、近隣基地局にハンドオーバーされる。そして、前記当初のフェムトセル基地局は、前記ユーザ機器へフラグを送信し、別の基地局への前記ユーザ機器のハンドオーバーを開始する。前記ユーザ機器は、当初のフェムトセルが前記他の基地局を介して前記ユーザ機器へコールバックコマンドを送信するまで、前記他の基地局にキャンプオンされたままである。そして、前記ユーザ機器は、前記当初のフェムトセル基地局に戻されることになる。
特許文献2は、通信ネットワークシステム、および、別の種類の無線アクセスネットワークへのオペレータ強制型ハンドオーバーを実現する方法を開示している。例えば、音声サービスが、GSM無線アクセスネットワークのみを介してローミングユーザに提供される。コネクションがUMTS RANを介して確立されると、加入者が在圏加入者である場合、コネクションはGSM無線アクセスネットワークへハンドオーバーされる。すると、UMTSバンドの容量をパケットデータサービスのために確保することができて好ましい。
特許文献3には、ユーザ機器が通信中であるアクティブネットワークから他のネットワークへのハンドオーバーを容易にする方法が開示されている。利用可能な他のネットワークのリストが、前記アクティブネットワークを介して前記ユーザ機器に提供される。前記ユーザ機器において、利用可能なネットワークのうちから、優先情報および前記アクティブネットワークへのシグナリングに基づいて、少なくとも1つの好ましい他のネットワークが選択される。前記アクティブネットワークを介して、前記少なくとも1つの好ましい他のネットワークに対する近隣セル情報が、前記ユーザ機器に提供される。
従来の方法およびシステムの欠点の1つは、3GPP標準の変更が必要なことである。もう1つの欠点は、これらの従来の方法およびシステムがマクロセルネットワークに限定されることである。
米国特許出願公開第2011/0053599A1号明細書 米国特許第7200401B1号明細書 米国特許出願公開第2006/0194582A1号明細書
したがって、本発明の目的は、セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステムにおいて、特にバックホールコネクション上のリソース不足に関してフレキシブルであるような方法およびシステムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステムにおいて、実施が容易で安価であるような方法およびシステムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法およびシステムにおいて、現在のネットワーク標準、特に3GPP標準に関して最小限の修正しか必要としないような方法およびシステムを提供することである。
本発明によれば、上記の目的は、セル方式ネットワークで、好ましくはフェムトセルネットワークで、ユーザ機器のハンドオーバーを行う方法によって達成される。該ネットワークは、ユーザ機器と、少なくとも2つの基地局とを備え、各基地局はセルに割り当てられ、少なくとも2つの近隣セルのカバレジエリアが少なくとも部分的に重畳し、前記ユーザ機器は前記基地局のうちの1つの基地局、好ましくはフェムトセル基地局の形態の基地局に接続され、前記少なくとも2つの基地局はそれぞれバックホールコネクションを介して、コアネットワーク内に位置するコアネットワーク装置に接続される。
請求項1に記載の通り、該方法は、
a)前記接続された基地局を介した前記ユーザ機器と前記コアネットワーク装置との間のネットワークコネクションパス上のアプリケーションに対する所定のコネクション品質と比較して、提供されているコネクション品質の悪化を検出するステップと、
b)前記アプリケーションに対してバックホールコネクション上で少なくとも前記所定のコネクション品質を提供する少なくとも1つの代替基地局に関するバックホールコネクション情報を提供するステップと、
c1)前記ユーザ機器上で前記接続された基地局をブラックリストに登録するステップと、
c2)前記ブラックリストから前記接続された基地局をいつ削除すべきかの削除条件を提供するステップと、
d1)前記接続された基地局から前記代替基地局への前記ユーザ機器のハンドオーバーを要求するステップと、
d2)ステップd1)による要求が受け入れられる場合、前記代替基地局へ前記ユーザ機器をハンドオーバーするステップと、
e)ステップc2)による前記削除条件が満たされる場合、以前の接続された基地局へ前記ユーザ機器を戻すようにハンドオーバーするステップと
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、上記の目的は、セル方式ネットワークで、好ましくはフェムトセルネットワークで、ユーザ機器のハンドオーバーを行うシステムであって、好ましくは請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法を実行するシステムによっても達成される。該ネットワークは、ユーザ機器と、少なくとも2つの基地局とを備え、各基地局はセルに割り当てられ、少なくとも2つの近隣セルのカバレジエリアが少なくとも部分的に重畳し、前記ユーザ機器は前記基地局のうちの1つの基地局、好ましくはフェムトセル基地局の形態の基地局に接続され、前記少なくとも2つの基地局はそれぞれバックホールコネクションを介して、コアネットワーク内に位置するコアネットワーク装置に接続される。
請求項15に記載の通り、該システムは、前記接続された基地局を介した前記ユーザ機器と前記コアネットワーク装置との間のネットワークコネクションパス上の前記バックホールコネクションにおけるアプリケーションに対する所定のコネクション品質の悪化を検出するように動作可能な判定手段と、バックホールコネクション上で少なくとも前記所定のコネクション品質を提供する少なくとも1つの代替基地局に関するバックホールコネクション情報を提供するように動作可能な提供手段と、前記ユーザ機器上で前記接続された基地局をブラックリストに登録するように動作可能なリスト手段と、前記ブラックリストから前記接続された基地局をいつ削除すべきかの条件を提供するように動作可能な削除条件手段と、ハンドオーバーを要求し、要求されたハンドオーバーが受け入れられる場合、前記接続された基地局から前記代替基地局へ前記ユーザ機器をハンドオーバーし、以前の接続された基地局へ前記ユーザ機器を戻すようにハンドオーバーするように動作可能なハンドオーバー手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によって初めて認識されたこととして、請求項1に記載の方法および請求項15に記載のシステムは、よりフレキシブルである。というのは、基地局に接続されたユーザ機器は、該基地局のバックホールリンクが、進行中のアプリケーションのサービス品質(QoS)要求をもはや満たすことができないときには、近隣セルに一時的にハンドオフされることが可能だからである。該ユーザ機器は、好ましくは、QoSの影響を受けやすいアプリケーションが実行中である限り該近隣セルに留まることが可能であり、例えば該アプリケーションが終了し、該ユーザ機器が依然としてこの基地局の通信範囲内にあるときには、この基地局に戻ることが可能である。
さらに、本発明によって初めて認識されたこととして、請求項1に記載の方法および請求項15に記載のシステムは、3GPP標準の改変や変更が不要である。というのは、変更なしに、接続基地局をブラックリストに登録することが可能だからである。
さらに、本発明によって初めて認識されたこととして、請求項1に記載の方法および請求項15に記載のシステムは、安価で実施が容易であり、既存の方法およびシステムに対するわずかな変更しか必要としない一方で、さまざまなネットワークタイプの複数の基地局に適用可能である。例えば、セル所有者およびモバイル事業者が、モバイル事業者のマクロセルネットワークからトラフィックをオフロードする際の収益配分について何らかの形で合意している場合、ユーザ機器は最大限に早く戻ることが可能である。
本発明のさらなる利点、特徴および好ましい実施形態は後続の従属請求項に記載される。
好ましい実施形態によれば、前記ユーザ機器が、ステップb)による近隣セルのバックホールコネクション情報を自己の接続された基地局へ中継する。これにより、バックホールコネクション情報がパイロットチャネルデータに追加される場合、情報の高速で容易な提供が可能となる。ユーザ機器は、ユーザ機器から接続基地局へ送信される通常の測定報告においてこの情報を提供してもよい。パイロットチャネルを介して、ネットワーク事業者識別子、エリア識別子およびバックホールコネクション識別子等がユーザ機器と基地局との間で交換される。
さらに好ましい実施形態によれば、コアネットワークエンティティおよび/または前記ユーザ機器がステップa)に従って悪化を検出する。一方で、ユーザ機器が、例えばアプリケーションまたはトランスポート層プロトコルをモニタリングすることによって、ステップa)に従って悪化を検出してもよい。ユーザ機器は、トランスポート再送、パケット損失、遅延、ジッタ、およびコーデック適応等のメトリックをモニタリングすることにより、潜在的な品質劣化あるいはコネクション品質の悪化を検出してもよい。他方、コアネットワークエンティティが、例えば、同じくアプリケーションもしくはトランスポート層プロトコルをモニタリングすることによって、または下位層(例えばIP層またはMAC層)上でモニタリングすることによって、または特定のベアラ(例えばGTP−Uトンネル情報)等のトラフィック集合体を観測することによって、悪化を検出してもよい。ユーザ機器が悪化を検出する場合、容易で高速な検出が可能である。というのは、ユーザ機器のアプリケーションは通常、コネクションのメトリックをモニタリングしているからである。コアネットワークエンティティが悪化を検出する場合、例えばユーザ機器の対応する情報と組み合わせると、より正確な検出が可能である。
さらに好ましい実施形態によれば、コアネットワークエンティティがステップa)に従って悪化を検出するためにディープパケットインスペクションを実行する。ディープパケットインスペクションは、(データ)パケットのヘッダ部分だけでなくデータ部分の検査も行うので、コネクション品質の悪化をより確実に検出することができる。
さらに好ましい実施形態によれば、バックホールコネクション情報がバックホールプロバイダによって提供され、代替的または追加的に、前記提供されるコネクション品質における悪化を検出するために使用される。このような情報がバックホールプロバイダ、例えば固定回線事業者によって提供される場合、ステップa)による悪化の検出が、より正確および/または効率的になる可能性がある。というのは、固定回線事業者は通常、そのネットワークまたはコネクションにおける輻輳を判定またはモニタリングしているからである。その場合、バックホールプロバイダは、基地局の対応するモバイル事業者にこの情報を提供してもよい。バックホールプロバイダによる悪化の検出は、3GPP and Broadband Forumによって現在策定中のPCRF−BPCFインターワーキング機能のような固定/モバイル融合(FMC)標準によって実行されてもよい。
さらに好ましい実施形態によれば、ステップc2)による前記削除条件がアプリケーションアクティビティ情報および/またはブラックリスト登録解除タイミング情報および/またはベアラもしくはIPフロー情報を含む。ブラックリスト登録解除タイミング情報は、ブラックリストから接続基地局をいつ削除すべきかの期間を含む。これにより、例えば、特定のアプリケーションまたはフローを最後まで待機することを必要とせずに、接続基地局のブラックリスト登録を解除することができる。さらなる利点は、IPフロー情報が含まれる場合、アプリケーションからの明示的終了信号が不要なので、少ないデータ交換で、より高速な戻りハンドオーバーが可能である。
さらに好ましい実施形態によれば、前記コネクション品質が、サービス品質情報および/または体感品質情報を含む。これにより、特定の要求を有するデータトラフィックのトランスポートを指定することができる。サービス品質は、応答時間、損失、信号対雑音比、クロストーク、エコー、中断、周波数応答、ラウドネスレベル等のような要求によって定義される。体感品質あるいはユーザ体感品質は、ウェブブラウジング、電話通話、TV放送、コールセンタへの通話等のようなサービスについてのすべての顧客の経験の主観的尺度である。通信ネットワークにおける体感品質は、提供されるサービスの全体的価値についてのユーザの観点からの主観的尺度であり、適切性、フレキシビリティ、モビリティ、セキュリティ、費用、パーソナライズ機能、および提供されるサービスの享受が挙げられる。サービス品質および体感品質は両方とも、とりわけコネクション品質を定義する重要なパラメータである。
さらに好ましい実施形態によれば、ステップd)によるハンドオーバーが、前記コアネットワーク装置への異なるバックホールコネクションを有する代替基地局に対して実行される。これは、以下の状況を回避する。前記ユーザ機器がハンドオフされようとしている先のフェムトセル基地局のみがブラックリストに登録されていると仮定すると、該ユーザ機器は、前記コネクション品質に関して同じリソース制約を有する同じバックホールコネクションを使用している代替フェムトセル基地局へのハンドオーバーを試みる可能性がある。異なるバックホールコネクションを有する代替基地局へのハンドオーバーにより、すでに接続されている基地局と同じ品質問題を被っている代替フェムトセルに前記ユーザ機器が移されることを防止する。
さらに好ましい実施形態によれば、前記バックホールコネクション情報が、前記基地局のそれぞれによって提供され、相異なる近隣基地局間で交換される。これにより、前記接続基地局は、例えば、ユーザ機器およびそのアプリケーションまたはフローを処理するのに十分なバックホールコネクションリソースを有することを通知してきた近隣基地局のみにハンドオーバー要求を送信することが可能となる。
さらに好ましい実施形態によれば、前記バックホールコネクション情報が、前記基地局間でX2型のインタフェースを介して、および/または、相異なる基地局のバックホールコネクション情報を保存しているデータベースを介して、および/または、前記接続された基地局へ送信された報告を介して(この場合には前記ユーザ機器が該報告に前記バックホールコネクション情報を追加する)交換される。これにより、バックホールコネクション情報を交換するための相異なる方法を提供する該方法のフレキシビリティが向上する。
さらに好ましい実施形態によれば、ステップc)が、前記接続された基地局と同じバックホールコネクションを有するすべての基地局に対して実行される。これは、前記ユーザ機器が代替基地局にハンドオーバーされて、前記バックホールコネクションの品質の悪化による同じコネクション品質問題を被るだけの結果となることを防止する非常に容易な方法を提供する。例えば、これは、コアネットワークエンティティ、好ましくはフェムトセルゲートウェイが、同じバックホールコネクションリソースを共有する他のすべての基地局のリストを前記基地局に提供することを可能にすることで達成することができる。
さらに好ましい実施形態によれば、前記接続された基地局がリレーノードの形態で提供され、該リレーノードが前記少なくとも1つの代替基地局に接続される。これにより、前記セル方式ネットワークは、エンドユーザの体感品質を向上させながら、前記リレーノードとマクロセルネットワークとの間で負荷分散を行うことができる。
さらに好ましい実施形態によれば、ステップc)が、前記接続された基地局へ送信された測定報告から前記接続された基地局を削除することによって実行される。これにより、前記接続基地局をブラックリストに登録するための高速で容易な方法が可能となる。というのは、測定報告は、ユーザ機器と接続基地局との間で定期的に交換されるからである。
さらに好ましい実施形態によれば、コアネットワークエンティティが、基地局と該コアネットワークエンティティとの間でIPSecトンネルのソースIPアドレスを観測することによって前記バックホールコネクション情報を取得し、前記コアネットワークエンティティが好ましくはフェムトセルゲートウェイの形態で提供される。これは、例えばコアネットワークエンティティが公衆インターネット経由でルーティングされるIPSecトンネルを介して基地局に接続される場合に、バックホールコネクション情報を提供するとともにこの情報を容易な方法で判定するための集中化された例を提供する。
請求項15に記載のシステムのさらに好ましい実施形態によれば、前記接続された基地局が、前記代替基地局のリレー局の形態で提供される。これにより、前記セル方式ネットワークは、エンドユーザの体感品質を向上させながら、前記リレーノードとマクロセルネットワークとの間で負荷分散を行うことができる。また、輻輳の期間中の呼ブロッキング確率も低減される。
本発明を好ましい態様で実施するにはいくつもの可能性がある。このためには、一方で請求項1および15に従属する諸請求項を参照しつつ、他方で図面により例示された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を参照されたい。図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する際には、本発明の教示による好ましい実施形態一般およびその変形例について説明する。
本発明の第1の実施形態によるシステムを示す図である。 本発明の第2の実施形態による方法のフローチャートを示す。 本発明の第3の実施形態による方法のフローチャートを示す。 本発明の第4の実施形態による方法の概略図である。 本発明の第5の実施形態によるシステムを示す図である。 本発明の第6の実施形態によるシステムを示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態によるシステムを示す。
図1は、フェムトセルネットワークのアーキテクチャを示している。マクロ基地局(macro base station)MBSが、コアネットワーク(core network)CN内に位置するモビリティサーバ(mobility server)MSに第1のコネクションC10を介して接続される。モビリティサーバMSは、フェムトゲートウェイ(femto gateway)FGWを介してパケットデータゲートウェイ(packet data gateway)PGWに接続される。フェムトセル基地局(femtocell base station)FBSが、固定ブロードバンドアクセスネットワーク(broadband access network)BANによって、第2のコネクションC11を介してセキュリティゲートウェイ(security gateway)SGWに接続される。セキュリティゲートウェイSGWは、コアネットワークCN内に位置するフェムトセルゲートウェイFGWおよびパケットデータゲートウェイPGWにさらに接続される。
ユーザ機器(user equipment)UEは、コアネットワークCN内に位置するパケットデータゲートウェイPGWとデータを交換するために、フェムトセル基地局FBSに接続されても、マクロセル基地局MBSに接続されてもよい。
図2は、本発明の第2の実施形態による方法のフローチャートを示す。
図2には、ネットワーク中心型アプローチのハンドオーバーメカニズムの高水準フローチャートが示されている。ネットワーク中心型アプローチとは、ネットワークエンティティがバックホールコネクションのコネクション品質における劣化あるいは悪化に関する情報を取得し、ネットワークノードがユーザ機器に関するブラックリストの変更を管理する責任を負うことを意味する。
第1のステップS1で、サービス品質劣化がコアネットワークエンティティによって検出される。
第2のステップS2で、代替基地局のリストを取得するために、測定制御が実行され、または、測定報告が発信され、または、すでに受信された測定報告が使用される。測定制御とは、測定制御メッセージが発信され、この測定制御メッセージに対して、ユーザ機器が代替基地局のリストを含む測定報告によって応答することになることを意味する。
第3のステップS3で、ソース基地局、すなわち、ユーザ機器が現在接続されている基地局が、適切なハンドオフ候補、すなわち代替基地局を選択し、該ハンドオフ候補へハンドオーバー要求を送信する。
第4のステップS4で、ハンドオフ候補基地局が、ソース基地局からのハンドオーバー要求を受け入れるかまたは拒絶する。拒絶の場合、ステップS3が再び実行される。すなわち、ソース基地局が他の代わりの適切なハンドオフ候補を利用可能であれば選択し、対応するハンドオーバー要求を再び送信する。
ハンドオーバー要求が前記適切なハンドオフ候補基地局によって受け入れられた場合、第5のステップS5で、ソース基地局が、オプションのアプリケーションパラメータとともにブラックリストに追加され、ベアラ情報がハンドオフ候補すなわちターゲット基地局へ転送される。さらに、いつブラックリストから再びソース基地局を削除すべきかの条件ルールがターゲット基地局に与えられる。このような条件は、アプリケーションの終了、特定のベアラの切断、時間ベースまたは任意の他の適切なイベントに依存してもよい。
第6のステップS6で、ステップS5で与えられた条件が満たされた場合、例えばベアラが切断された場合に、ソース基地局がブラックリストから削除される。
図3は、第3の実施形態による方法のフローチャートを示す。
図3は、端末中心型アプローチによるハンドオーバーメカニズムの高水準フローチャートを示している。端末中心型アプローチとは、バックホールコネクションのコネクション品質における劣化あるいは悪化がユーザ機器によって検出され、一時的ハンドオフがユーザ機器によって管理されることを意味する。
第1のステップS1で、サービス品質劣化がユーザ機器によって、アプリケーションパラメータをモニタリングすることによって検出される。
第2のステップS2で、変更された測定報告が発信される。この測定報告においては、ソース基地局がこの報告から削除されるか、または、対応するパラメータが変更される。そして、代替基地局を含む変更された測定報告が、ソース基地局へ送信される。
そして、第3のステップS3で、ソース基地局が、適切なハンドオフ候補を選択し、該適切なハンドオフ候補すなわち代替基地局へハンドオーバー要求を送信する。
第4のステップS4で、ハンドオフ候補が、ソース基地局からのハンドオーバー要求を受け入れるかまたは拒絶する。拒絶の場合、第3のステップS3が再び実行され、ソース基地局が他の代わりの適切なハンドオフ候補を利用可能であれば選択し、対応するハンドオーバー要求を該代わりの適切なハンドオフ候補へ再び送信する。
第4のステップS4のハンドオーバー要求が受け入れられた場合、第5のステップS5で、ソース基地局から送信される測定報告があれば引き続き変更されることにより、ユーザ機器がソース基地局に戻るようにハンドオーバーされることを防止する。
第6のステップS6で、ユーザ機器は、ベアラ切断に関する変更された測定報告の発信を停止した後、ソース基地局に戻るようにハンドオーバーされる。
図4は、本発明の第4の実施形態による方法の概略図を示す。
図4には、ソース基地局(図1ではFBS)からターゲット基地局(図1ではマクロ基地局MBS)へのユーザ機器ハンドオーバー手続きが示されている。「コア」という用語は、図1におけるコアネットワークエンティティ、すなわちモビリティサーバMS、フェムトセルゲートウェイFGWおよび/またはパケットデータゲートウェイPGWのうちの1つを規定する。
参照符号300は、サービス品質劣化を検出するステップを表す。ユーザ機器中心型アプローチでは、ユーザ機器UEが、バックホールリンク品質、または、妥当な品質レベルでのユーザフローをサポートするその能力における劣化に関する情報を取得する。ネットワーク中心型アプローチでは、ネットワークエンティティが、バックホール品質における劣化に関する情報を取得する。バックホールリンク品質の劣化は、例えばフェムトセル配備の場合には、インターネットを介してコアネットワークCNにフェムトセル基地局(FBS)を接続するために使用されている固定回線コネクション上の輻輳により起こり得る。
コネクション品質の潜在的な品質劣化の検出または表示後、測定制御メッセージ(参照符号301)がソース基地局FBSからユーザ機器UEへ送信される。
ユーザ機器UEは、測定制御メッセージに応答して、ソース基地局FBSへ測定報告(参照符号302)を返送する。この測定報告メッセージは、現在のソース基地局FBSが削除され、または、パラメータが変更されて、実質的にソース基地局FBSをブラックリストに登録するように変更されている。あるいは、ユーザ機器UEが無線リンクを確立する相手となり得る代替基地局(ターゲット基地局MBS)が存在すると仮定される。ユーザ機器UEにおける代替候補基地局のリストはすでに利用可能である。というのは、ユーザ機器UEは、通常の測定報告に対して使用される場合のこの情報を有しているからである。そこで、ネットワーク中心型アプローチの場合、ソース基地局FBSは測定報告を利用し、ソース基地局FBSは、ユーザ機器UEと各基地局FBS,MBSとの間の無線リンク品質の組合せに基づいて、ハンドオフ候補基地局を事前に許可する。
ユーザ機器中心型アプローチの場合、ソース基地局FBSは、代替基地局MBSへのハンドオーバーを実行しようと試みる(参照符号303)。選択された代替基地局MBSは、ユーザ機器UEが指示し、測定報告において最良の無線リンク品質を有する代替基地局である。ソース基地局FBSはこのリストに含まれていないので、代替基地局MBSが選択されることになる。ネットワーク中心型アプローチの場合、ソース基地局FBSは、ユーザ機器UEと各基地局MBSとの間の無線リンク品質の組合せに基づいて、ハンドオフ候補基地局MBSを事前に許可する。この事前許可は、各代替基地局MBSのリソース利用可能性およびバックホールリンク能力のような情報が利用可能な場合には、そのような情報を含んでもよい。
ハンドオーバーが決定された後、ソース基地局FBSは、ソース基地局FBSとターゲット基地局MBSとの間のハンドオーバーメカニズム(参照符号304〜318)を開始する。代替基地局MBSが選択された後、ソース基地局FBSは、選択されたターゲット基地局MBSへハンドオーバー要求を発信する(参照符号304)。このハンドオーバー要求は、該ハンドオーバー要求の理由に関する情報(例えば「アプリケーション品質劣化」という情報)を含むように拡張されてもよく、また、ターゲット基地局MBSが劣化した特定のアプリケーションを識別できるようにする識別子(例えば5−タプル)やベアラを識別できるようにする識別子(例えばトラフィッククラス)を含んでもよい。
ターゲット基地局MBSは、アドミッション制御を実行する(参照符号305)。ハンドオーバー要求が拒絶された場合、ソース基地局FBSは、次の最良な候補ハンドオーバー基地局を選択し、対応するハンドオーバー要求を再び発信する。
ハンドオーバー要求が成功した場合、ターゲット基地局MBSは、ソース基地局FBSへハンドオーバー要求確認応答メッセージを発信する(参照符号306)。
そして、ソース基地局FBSは、ユーザ機器UEに対して、LTEワイヤレスネットワークにおけるモビリティ制御情報を含むRRCコネクション再設定メッセージを用いてハンドオーバーを直ちに実行するように指示する(参照符号307)。この場合、ソース基地局FBSは、ユーザ機器UEに対して、ソース基地局FBSをブラックリストに登録することも指示する。これにより、ユーザ機器UEがターゲット基地局MBSへの測定報告においてこの特定のソース基地局FBSを測定しないようにする。LTEネットワークの場合、この情報は、それぞれSystemInformationBlockTypeの4または5におけるIntraFreqBlackCellListおよびInterFreqBlackCellListを用いたRRC再設定メッセージに含まれることが可能である。
そして、ユーザ機器は、ソース基地局FBSからデタッチし、ターゲット基地局MBSに同期する。そして、ソース基地局FBSは、バッファリングされた送信中のパケットをターゲット基地局MBSへ配信することによりパケット損失を回避する。そして、ソース基地局FBSは、ソース基地局ステータス転送メッセージをターゲット基地局MBSへ送信する(参照符号308)。ターゲット基地局MBSは、ソース基地局FBSから受信されるバッファリングされた送信中のパケットをバッファリングする。
そして、ユーザ機器UEは、ターゲット基地局MBSに同期する(参照符号309)。
ターゲット基地局MBSは、ユーザ機器に対するアップロード割当およびタイミングアドバンス(timing advance)により応答する(参照符号310)。
別法として、ターゲット基地局MBSへのハンドオーバーをまず完了してから、直ちにターゲット基地局MBSがユーザ機器UEに対してソース基地局FBSをブラックリストに登録するように指示することも可能である。ユーザ機器UEがターゲット基地局MBSにアクセスすることに成功すると、ユーザ機器UEは、LTEワイヤレスネットワークにおいてハンドオーバーを確認するためのRRCコネクション再設定完了メッセージ(C−RNTI)を、ターゲット基地局MBSへのアップリンクバッファステータス報告とともに送信することにより(参照符号311)、ユーザ機器UEに対するハンドオーバー手続きが完了したことを示す。ターゲット基地局MBSは、RRCコネクション再設定完了メッセージを受信する。これにより、特定の判断基準(例えばソース基地局FBSによって満たすことができるよりも高いレベルのサービス品質を要求するアプリケーションがもはや使用されない)が満たされるまで、ユーザ機器UEがソース基地局FBSに直ちに戻るようにハンドオーバーされることが防止される。
ターゲット基地局MBSは、コアへパス切替要求メッセージを送信することにより、ユーザ機器UEがセルすなわち基地局を変更したことを通知する(参照符号312)。
コアは、ベアラ要求を変更し(参照符号313)、ダウンリンクデータパスをターゲット基地局に切り替え(参照符号314)、ベアラ応答を変更する(参照符号315)。さらに、コアは、パス切替メッセージをパス切替確認応答メッセージとともにターゲット基地局MBSへ送信する(参照符号316)。
ターゲット基地局MBSは、ソース基地局FBSによるリソースの解放をトリガするユーザ機器コンテキスト解放を送信することによって、ソース基地局FBSへハンドオーバーの成功を通知する(参照符号317)。ターゲット基地局MBSはこのメッセージを、パス切替確認応答メッセージがコアから受信された後に送信する。
ユーザ機器コンテキスト解放メッセージ(参照符号317)の受信後、ソース基地局は、ユーザ機器コンテキストに関連づけられた無線およびCプレーン関連のリソースを解放することができる(参照符号318)。進行中のデータ転送があればその後継続してもよい。
前述のように、ユーザ機器UEまたはネットワークエンティティは、例えばフローに基づく検出(5−タプル)を用いて、進行中のアプリケーションを連続的にモニタリングしてもよい。あるいはSIP、RTCP、RTSP等のような制御プレーンでの情報交換や、変更されたハンドオーバー要求を介して取得され、品質劣化を被っておりソース基地局FBSからターゲット基地局MBSへのハンドオーバーに用いられるベアラ(例えばGTP−Uトンネル)を連続的にモニタリングしてもよい。これらのフローまたはベアラがアクティブのままである限り、ソース基地局FBSはブラックリストに登録されることになる。これは、ターゲット基地局MBSへ送信される測定報告がソース基地局FBSへの参照を含まないことにより、戻りハンドオーバーが防止されることを意味する。
フローまたはベアラがもはやアクティブでなくなると、ターゲット基地局MBSが、ユーザ機器UEに対して、そのブラックリストからソース基地局FBSを削除するように指示する。ユーザ機器のブラックリストからソース基地局FBSが削除された後、ユーザ機器UEは、ターゲット基地局MBSへ通常の変更されていない測定報告を送信し始める。ユーザ機器UEが依然としてソース基地局FBSのカバレジエリア内にあり、ソース基地局FBSへの無線リンクが他への無線リンクよりも良好である場合、通常のハンドオーバーメカニズムにより、ユーザ機器UEはソース基地局FBSに戻るようにハンドオーバーされる。
別法として、サービス品質および/または体感品質に関する測定がユーザ機器に対して行われる一方で、ブラックリスト処理がターゲット基地局によって行われてもよい。別法として、測定はソース基地局FBSによって行われ、ブラックリスト処理はユーザ機器UEによって実行されてもよい。代替法の一般的原理として、上記の方法のいくつかのステップがユーザ機器に配置される一方、他のステップがソースおよび/またはターゲット基地局に配置される。
図5は、本発明の第5の実施形態によるシステムを示す。
図5は、コネクションC30を介してパケットデータゲートウェイPGWに接続されたフェムトセルゲートウェイFGWを有するコアネットワークCNを示している。また、フェムトセルゲートウェイFGWは、コネクションC20を介してセキュリティゲートウェイSGWに接続される。セキュリティゲートウェイSGWは、コネクションC11、C12を有する固定ブロードバンドアクセスネットワークBANを介して2つのローカルゲートウェイLGW1およびLGW2に接続される。各ローカルゲートウェイLGW1およびLGW2は、コネクションC01、C02を介して複数のフェムトセル基地局FBSに接続される。図5において、各ローカルゲートウェイLGW1、LGW2は、3個のフェムトセル基地局FBSに接続される。第1のローカルゲートウェイLGW1に接続されたフェムトセル基地局FBSから、同じく第1のローカルゲートウェイLGW1に接続されたフェムトセル基地局FBSへのユーザ機器UEの切替は、ハンドオーバーが第1のローカルゲートウェイLGW1を介したフェムトセル基地局FBSとパケットデータゲートウェイPGWとの間のコネクションにおける品質劣化に起因する場合には、品質問題を解決しない。というのは、ターゲットフェムトセル基地局FBSもまた第1のローカルゲートウェイLGW1に接続されているので、ハンドオーバー先のフェムトセル基地局も、バックホールコネクションにおける同じリソース制約を被るからである。
図5において、各フェムトセル基地局FBSは、ローカルゲートウェイLGW1、LGW2、固定ブロードバンドアクセスネットワークBANおよびセキュリティゲートウェイSGWを通じてルーティングされるIPSecトンネルを介してフェムトセルゲートウェイFGWに接続される。図5において、同じ企業ネットワークの一部として多数のフェムトセル基地局が同じローカルゲートウェイLGW1、LGW2を利用し、アドレス変換がローカルゲートウェイLGW1、LGW2において実行されると仮定する。これにより、フェムトセルゲートウェイFGWは、それぞれのIPSecトンネルのソースIPアドレスに基づいてフェムトセル基地局FBSをグループ化することができる。フェムトセル基地局FBSに接続されたユーザ機器UEがサービス品質および/または体感品質の問題を被っている場合、フェムトセルゲートウェイFGWは、品質問題を受けている各フェムトセル基地局FBSを単にブラックリストに登録する代わりに、同じグループ内の、すなわち、同じローカルゲートウェイLGW1、LGW2に接続されたすべてのフェムトセル基地局FBSをブラックリストに登録するように指示されてもよい。品質劣化を検出すると、フェムトセルゲートウェイFGWは、各フェムトセル基地局FBSとフェムトセルゲートウェイFGWとの間のIPSecトンネルのソースIPアドレスを観測し、対応する情報を、同じバックホールコネクションリソースを共有するすべての他のフェムトセル基地局FBSのリストとともにフェムトセル基地局FBSに提供する。
図6は、本発明の第6の実施形態によるシステムを示す。
図6は、リレーノードを含むリレーアーキテクチャの例を示している。図6は、E−UTRANアーキテクチャに基づいているが、旧式または将来のリレーアーキテクチャを排除しない。図6において、ユーザ機器UEは、ドナーマクロセル基地局MBSとリレー基地局あるいはリレーノードRNBとの両方の重畳するカバレジエリア内にあると仮定される。最初に、ユーザ機器UEは、第1のコネクションC1を介してリレー基地局RNBに接続される。リレー基地局RNBは、第2のコネクションC2を介してドナーマクロセル基地局MBSに接続される。さらに、ドナーマクロセル基地局MBSは、第4のコネクションC4を介してコアネットワークCN内のパケットデータゲートウェイPGWに接続される。
最初に、ユーザ機器UEは、第1のコネクションC1を介してリレー基地局RNBに接続される。リレーバックホールリンク(すなわち、リレー基地局RNBとドナーマクロセル基地局MBSとの間の第2のコネクションC2)が品質要求を満たすことができないようなベアラをユーザ機器UE要求した場合、すなわち、バックホールリンクC2の容量が、フェムトセルに基づくネットワークにおけるDSLリンクのと同様のボトルネックである場合、このベアラ要求は単に拒絶される。
ドナーマクロセル基地局MBSが十分な容量を有すると仮定すると、ユーザ機器UEはドナーマクロセル基地局MBSにハンドオフされる。そして、ユーザ機器UEは、第3のコネクションC3を介して直接にドナーマクロセル基地局MBSに接続される。ベアラ要求の受信後、リレーノード基地局RNBは、その要求を拒絶するように直ちに応答はしない。測定報告を要求する測定制御メッセージがユーザ機器UEへ送信される。測定報告の受信後、リレーノード基地局RNBは、候補ターゲット基地局(例えばドナーマクロセル基地局MBS)を選択し、ドナーマクロセル基地局MBSへハンドオーバー要求を送信する。この要求がドナーマクロセル基地局MBSによって受け入れられた場合、リレーノード基地局RNBは、最初のユーザ機器ベアラ要求を受け入れるメッセージをユーザ機器UEへ送信し、リレーノード基地局RNBをブラックリストに登録することをユーザ機器UEに対して指示するさらなるメッセージを送信すると同時に、ドナーマクロセル基地局MBSの形態のターゲット基地局へハンドオーバーすることをユーザ機器UEに対して指示するハンドオーバーメッセージを送信する。これは、リレーノードとマクロセルエンティティとの間の負荷分散を行う一方で、エンドユーザに対して、より良好なサービス品質および/または体感品質を提供する。また、輻輳の期間中の呼ブロッキング確率が低減される。
要約すると、本発明によれば、ブラックリストに登録された基地局およびユーザ機器の選択された制御および/または測定報告変更に基づいて、セルラネットワークにおけるハンドオーバー制御が可能となる。これらのハンドオーバーおよびブラックリスト登録決定は、バックホールリソースのモニタリングおよび/またはアプリケーション、トランスポートセッションおよびフロー使用量に基づいてもよい。アプリケーションおよび/またはフローの進行中の品質がモニタリングされ、品質劣化が検出された場合、ハンドオーバー決定が行われる。ハンドオーバーを行いバックホールリソースをモニタリングすることの決定は、ユーザ機器において、(コア)ネットワークエンティティにおいて、またはこれらの組合せにおいて実行可能である。組合せの場合、ユーザ機器およびネットワークエンティティの両方に対する変更が実行される。
ユーザ機器または基地局は、特定の基地局からのハンドオーバーをトリガするため、または、特定の基地局もしくは基地局のセットへのハンドオーバーを防止するために、特定の基地局または基地局のセットに対するエントリの変更または削除を行うように測定報告を変更する。フェムトセル配備の場合、品質劣化を受けた特定の基地局をブラックリストに登録するだけでなく、同じ(輻輳している)バックホールリンクを使用するすべてのフェムトセル基地局をブラックリストに登録するのが好ましい。ブラックリストおよびユーザ機器は、ユーザ機器において、または、(コア)ネットワークエンティティからのシグナリングを通じて、特定の基地局が測定報告に含まれないように制御される。これは、3GPP標準リリース10によって規定されているRRC再設定メッセージを用いて既存のメカニズムにより実行可能である。変更された測定報告またはネットワーク内の決定が、代替基地局へのハンドオーバーをトリガする。ターゲット基地局へ送信されるハンドオーバー要求は、品質劣化を被っている特定のアプリケーションまたは輻輳したバックホールに関する情報を提供するために変更されてもよい。代替基地局へのハンドオーバーが成功した後、ユーザ機器または(コア)ネットワークエンティティは、特定のアプリケーション、フローまたはセッションのモニタリングを継続してもよい。このセッション、アプリケーションまたはフローの完了後、ユーザ機器またはネットワークエンティティは、ソース基地局または基地局のセットをブラックリストから削除してもよい。
本発明によれば、フェムトセル基地局からその制限されたバックホール能力に起因してサービス品質に基づいてハンドオーバーを行い、測定報告変更およびブラックリストの動的制御を通じて直後の戻りハンドオーバーを防止することが可能となる。また、本発明によれば、品質劣化を受けたのと同じ輻輳しているバックホールリンクを利用する基地局へのハンドオーバーを防止することができる。また、本発明によれば、特定のアプリケーション、セッションまたはフローがもはや使用されなくなったときに、フェムトセル基地局へユーザ機器を戻すようにハンドオーバーすることにより、マクロセルネットワーク上の輻輳を低減することが可能である。
本発明は、とりわけ、以下の利点を有する。本発明は、3GPPハンドオーバープロセスに、フェムトセルに基づくネットワークに対するはるかに動的で高度なハンドオーバー手続きを追加する。本発明は、ハンドオーバーをトリガした品質劣化を引き起こしているのと同じ輻輳しているバックホールを利用するフェムトセルへのハンドオーバーを防止する。本発明は、マクロセルネットワークに対する負荷を最小限にしながら、エンドユーザの体感を改善する。
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。

Claims (15)

  1. セル方式ネットワークで、ユーザ機器のハンドオーバーを行う方法において、該ネットワークは、
    ユーザ機器と
    少なくとも2つの基地局と
    を備え、各基地局はセルに割り当てられ、少なくとも2つの近隣セルのカバレジエリアが少なくとも部分的に重畳し、前記ユーザ機器は前記基地局のうちの1つの基地局に接続され、
    前記少なくとも2つの基地局はそれぞれバックホールコネクションを介して、コアネットワーク内に位置するコアネットワーク装置に接続され、
    該方法が、
    a)前記ユーザ機器および/またはコアネットワークエンティティが、前記接続された基地局を介した前記ユーザ機器と前記コアネットワーク装置との間のネットワークコネクションパス上のアプリケーションに対する所定のコネクション品質の悪化を検出するステップと、
    b)バックホールプロバイダが、前記アプリケーションに対してバックホールコネクション上で少なくとも前記所定のコネクション品質を提供する少なくとも1つの代替基地局に関するバックホールコネクション情報を提供するステップと、
    c1)前記接続された基地局および/または前記代替基地局が、前記ユーザ機器上で前記接続された基地局をブラックリストに登録するステップと、
    c2)削除条件手段が、前記ブラックリストから前記接続された基地局をいつ削除すべきかの削除条件を提供するステップと、
    d1)前記接続された基地局が、前記接続された基地局から前記代替基地局への前記ユーザ機器のハンドオーバーを要求するステップと、
    d2)前記接続された基地局が、ステップd1)による要求が受け入れられる場合、前記代替基地局へ前記ユーザ機器をハンドオーバーするステップと、
    e)前記代替基地局が、ステップc2)による前記削除条件が満たされる場合、以前の接続された基地局へ前記ユーザ機器を戻すようにハンドオーバーするステップと
    を備えたことを特徴とする、セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行う方法。
  2. 前記ユーザ機器が、ステップb)による近隣セルのバックホールコネクション情報を自己の接続された基地局へ中継することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記コアネットワークエンティティがステップa)に従って悪化を検出するためにディープパケットインスペクションを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記バックホールコネクション情報が、代替的または追加的に、前記提供されるコネクション品質における悪化を検出するために使用されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  5. ステップc2)による前記削除条件がアプリケーションアクティビティ情報および/またはブラックリスト登録解除タイミング情報および/またはベアラもしくはIPフロー情報を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記コネクション品質が、サービス品質情報および/または体感品質情報を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  7. ステップd)によるハンドオーバーが、前記コアネットワーク装置への異なるバックホールコネクションを有する代替基地局に対して実行されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記バックホールコネクション情報が、前記基地局のそれぞれによって提供され、相異なる近隣基地局間で交換されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記バックホールコネクション情報が、前記基地局間でX2型のインタフェースを介して、および/または、相異なる基地局のバックホールコネクション情報を保存しているデータベースを介して、および/または、前記接続された基地局(この場合には前記ユーザ機器がこの要求に前記バックホールコネクション情報を追加する)へ送信された報告を介して交換されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. ステップc)が、前記接続された基地局と同じバックホールコネクションを有するすべての基地局に対して実行されることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記接続された基地局がリレーノードの形態で提供され、該リレーノードが前記少なくとも1つの代替基地局に接続されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. ステップc)が、前記接続された基地局へ送信された測定報告から前記接続された基地局を削除することによって実行されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. コアネットワークエンティティが基地局とコアネットワークエンティティとの間でIPsecトンネルのソースIPアドレスを観測することによって前記バックホールコネクション情報を取得し、前記コアネットワークエンティティが好ましくはフェムトセルゲートウェイの形態で提供されることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. セル方式ネットワークで、好ましくはフェムトセルネットワークで、ユーザ機器のハンドオーバーを行うシステムであって、好ましくは請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法を実行するシステムにおいて、該ネットワークは、
    ユーザ機器と
    少なくとも2つの基地局と
    を備え、各基地局はセルに割り当てられ、少なくとも2つの近隣セルのカバレジエリアが少なくとも部分的に重畳し、前記ユーザ機器は前記基地局のうちの1つの基地局、好ましくはフェムトセル基地局の形態の基地局に接続され、前記少なくとも2つの基地局はそれぞれバックホールコネクションを介して、コアネットワーク内に位置するコアネットワーク装置に接続され、
    該システムが、
    前記接続された基地局を介した前記ユーザ機器と前記コアネットワーク装置との間のネットワークコネクションパス上の前記バックホールコネクションにおけるアプリケーションに対する所定のコネクション品質と比較して、提供されているコネクション品質の悪化を検出するように動作可能な判定手段と、
    前記アプリケーションに対してバックホールコネクション上で少なくとも前記所定のコネクション品質を提供する少なくとも1つの代替基地局に関するバックホールコネクション情報を提供するように動作可能な提供手段と、
    前記ユーザ機器上で前記接続された基地局をブラックリストに登録するように動作可能なリスト手段と、
    前記ブラックリストから前記接続された基地局をいつ削除すべきかの条件を提供するように動作可能な削除条件手段と、
    ハンドオーバーを要求し、要求されたハンドオーバーが受け入れられる場合、前記接続された基地局から前記代替基地局へ前記ユーザ機器をハンドオーバーし、以前の接続された基地局へ前記ユーザ機器を戻すようにハンドオーバーするように動作可能なハンドオーバー手段と
    を備えたことを特徴とする、セル方式ネットワークでユーザ機器のハンドオーバーを行うシステム。
  15. 前記接続された基地局が、前記代替基地局のリレー局の形態で提供されることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
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