JP5793844B2 - 画像観察用眼鏡 - Google Patents

画像観察用眼鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5793844B2
JP5793844B2 JP2010224605A JP2010224605A JP5793844B2 JP 5793844 B2 JP5793844 B2 JP 5793844B2 JP 2010224605 A JP2010224605 A JP 2010224605A JP 2010224605 A JP2010224605 A JP 2010224605A JP 5793844 B2 JP5793844 B2 JP 5793844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image observation
temple
restricting portion
temples
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010224605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012078626A (ja
Inventor
伸夫 杉山
伸夫 杉山
郁高 名知
郁高 名知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2010224605A priority Critical patent/JP5793844B2/ja
Publication of JP2012078626A publication Critical patent/JP2012078626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5793844B2 publication Critical patent/JP5793844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

本発明は、スクリーンやディスプレイに表示される画像を観察するための画像観察用眼鏡に関する。
近年、スクリーンやディスプレイに表示される画像を、専用の眼鏡を用いることで観察者に3次元画像として認識させたり、同時に2種類の画像を観察できるようにしたりする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の眼鏡(眼鏡装置)は、フレーム部および一対の柄を備えている。フレーム部には、使用者の左右の眼の前方に位置する液晶シャッターや偏光フィルターが設けられている。一対の柄は、フレームの両端にそれぞれ連結されている。そして、この眼鏡は、一対の柄が使用者の頭部を挟持するように装着される。
特開平10−243420号公報
しかしながら、特許文献1に記載の眼鏡は、使用者の様々な頭部寸法に対応するように構成されていないため、眼鏡の使用者によっては、一対の柄によって圧迫されて不快感を感じたり、緩くて眼鏡の位置がずれて画像を適切に観察できなかったりする恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像観察用眼鏡は、画像を観察する画像観察部と、前記画像観察部を保持する枠部と、前記枠部に一端が折り畳み自在に軸支される一対のテンプルと、前記枠部または前記一端のいずれか一方から突出し、前記テンプルの回転によって他方と当接して前記テンプルの回転角を規制する規制部と、を備え、前記規制部は、突出する量、または前記テンプルの回転中心に対する前記他方に当接する当接位置の距離が調整可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、画像観察用眼鏡は、一対のテンプルが枠部に軸支され、折り畳み可能になっているので、使用者は、画像観察用眼鏡を装着する際に、枠部に対して一対のテンプルを広げるように回転させることとなる。そして、テンプルは、枠部またはテンプルのいずれか一方から突出する規制部と、他方とが当接してテンプルの回転角が規制され、使用者に装着される。
そして、規制部は、突出量、または、テンプルの回転中心に対する他方に当接する当接位置の距離が調整可能に構成されている。
規制部の突出量が調整可能な場合には、規制部の突出量を大きくすることで、枠部に対して広げられるテンプルの角度を小さくして一対のテンプルの間を狭め、規制部の突出量を小さくすることで、枠部に対して広げられるテンプルの角度を大きくして一対のテンプルの間を広くすることが可能となる。
また、テンプルの回転中心に対して、規制部と他方とが当接する当接位置の距離が調整可能な場合には、規制部をテンプルの回転中心に近づけることで、枠部に対して広げられるテンプルの角度を小さくして一対のテンプルの間を狭め、規制部をテンプルの回転中心から遠ざけることで、枠部に対して広げられるテンプルの角度を大きくして一対のテンプルの間を広くすることが可能となる。
よって、使用者は、頭部サイズに対応して一対のテンプル間の距離を調整できるので、テンプルの締め付けによる頭部の痛みや、画像観察用眼鏡の位置ずれが抑制され、装着性の良好な画像観察用眼鏡が可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る画像観察用眼鏡において、前記規制部は、スライド移動によって突出量が調整され、前記他方と当接した状態における前記テンプルによって作用される作用力の加わる方向と異なる方向に移動することが好ましい。
使用者が画像観察用眼鏡を装着する際に、テンプルの回転を規制する規制部には、テンプルが軸支される部位を支点としてテンプルからの作用力が加わることとなる。この構成によれば、規制部は、スライド移動によって突出量が調整され、作用力の加わる方向と異なる方向に移動するように構成されている。これによって、突出量が調整された規制部は、テンプルからの作用力によって、ずれることが抑制される。よって、装着性の良好な状態を維持する画像観察用眼鏡の提供が可能となる。
また、作用力の加わる方向と規制部の移動方向とが略一致する構成に比べ、規制部を移動させる操作力が小さくなるように構成しても、使用者が画像観察用眼鏡を装着した際の規制部がずれないようにすることが可能となる。つまり、規制部を移動させる操作力も小さくすることが可能となり、一対のテンプル間の距離を調整する操作性の向上が図れる。
第1実施形態の画像観察用眼鏡を模式的に示す外観図。 第1実施形態の規制部近傍の画像観察用眼鏡を模式的に示す図。 第1実施形態の規制部近傍の画像観察用眼鏡を模式的に示す図。 第1実施形態の規制部近傍の画像観察用眼鏡を模式的に示す図。 第1実施形態の画像観察用眼鏡を模式的に示す外観図。 第2実施形態の画像観察用眼鏡を模式的に示す図。 変形例の画像観察用眼鏡を模式的に示す図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る画像観察用眼鏡について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像観察用眼鏡を模式的に示す外観図である。なお、以下では、説明の便宜上、画像観察用眼鏡1を装着した使用者から見て、前方を+Y方向(前方向)、右方向を+X方向(右方向)、上方向を+Z方向(上方向)として記載する。
画像観察用眼鏡1は、図1に示すように、本体部2、テンプル3および規制部4を備えている。
本体部2は、画像観察部21、および枠部22を備えている。
画像観察部21は、使用者にとって右眼の前方に位置する画像観察部21R、左眼の前方に位置する画像観察部21Lを備えている。画像観察部21R,21Lは、立体画像や1つのディスプレイで複数の画像等を観察するための光学部材(例えば、液晶シャッターや光学フィルター等)や、メカ的なシャッター機構等を有して構成されている。
枠部22は、画像観察部21R,21Lを保持するように構成され、両端は、左右対称に形成されている。具体的に、枠部22は、+X側の端部22Rおよび−X側の端部22Lがそれぞれ−Y方向に突出し形成されており、端部22Rの端面22RAおよび端部22Lの端面22LAは、X−Z平面に沿うように形成されている。端部22R,22Lには、それぞれ規制部4がスライド移動可能に配置されている。端部22R,22Lの構造については、後で詳細に説明する。
テンプル3は、本体部2の両端部に一対設けられ、それぞれの一端が円柱状のピンPを介して枠部22の端部22R,22Lに折り畳み自在に軸支されている。具体的に、テンプル3は、端部22Rに軸支されるテンプル3R、および端部22Lに軸支されるテンプル3Lを備えている。テンプル3R,3Lは、それぞれ端面31R,31Lを有して左右対称に形成され、この端面31R,31L側で端部22R,22Lに回転可能に軸支される。
規制部4は、端部22Rに配置される規制部4R、および端部22Lに配置される規制部4Lを備えている。
規制部4R,4Lは、端面22RA,22LAに対し、突出しない状態(以下、「非突出状態」いう)、および突出する状態(以下、「突出状態」という)を有し、スライド移動されることによって端面22RA,22LAからの突出量が調整される。
規制部4R,4Lは、左右対称に形成されており、突出状態において、テンプル3R,3Lの回転によって端面31R,31Lが当接し、テンプル3R,3Lの回転角を規制する。すなわち、画像観察用眼鏡1は、規制部4R,4Lが移動されることによって、枠部22に対して広げられるテンプル3R,3Lの角度、つまりテンプル3R,3L間の距離(以下、「テンプル間距離」という)が変更できるようになっている。
テンプル3R,3Lは、折り畳まれた状態から、それぞれの後端が広げられて使用者に装着される。具体的に、テンプル3R,3Lは、枠部22に対して広げられるようにピンPを中心に回転され、非突出状態においては、端面22RA,22LAに当接し、突出状態においては、規制部4R,4Lに当接して使用者に装着可能な状態(以下、「オープン状態」という)となる。そして、画像観察用眼鏡1が使用者に装着されると、テンプル3Rは、使用者の頭部の右側に位置し、テンプル3Lは、使用者の頭部の左側に位置することとなる。
ここで、端部22R,22Lの構造について、詳細に説明する。前述したように、端部22R,22L、および規制部4R,4Lは、左右対称に形成されている。ここでは、端部22Lおよび規制部4Lに注目して説明する。
図2、図3は、規制部4L近傍の画像観察用眼鏡1を模式的に示す図である。具体的に、図2は、非突出状態における画像観察用眼鏡1を上方から見た断面図、図3は、図1における画像観察用眼鏡1の断面A−Aを示す図である。
端部22Lには、図2に示すように、端面22LAの+X側縁部近傍から突出する平面視半円形の支持部224が形成されている。支持部224の中央部には、ピンPが挿通される孔が形成されており、テンプル3Lは、この支持部224にピンPを介して軸支され、ピンPの中心軸PJを中心として回転される。
また、図示は省略するが、端部22Lは、上部を形成する上端部、および下部を形成する下端部を有して形成され、この上端部および下端部とで規制部4Lをスライド移動可能に支持する。
端部22Lには、図2に示すように、−X側の側面に開口し、規制部4Lが収納される規制収納部221が形成されている。
この規制収納部221の内部には、案内溝222および内面221A,221Bが形成されている。
案内溝222は、図2に示すように、規制収納部221の奥に設けられており、図3に示すように、奥側が広い断面視略三角形状に形成されている。
案内溝222は、図2に示すように、端面22LAに対して傾斜する方向に延出して形成されており、具体的には、−X方向に向かう程−Y方向に位置するように傾斜している。規制部4Lは、案内溝222に沿って移動される。つまり、規制部4Lは、端面22LAに対して傾斜する方向にスライド移動される(図2のおける移動方向S)。
内面221Aは、規制収納部221の−Y側に形成されており、移動方向Sに対して略直交している。内面221Bは、規制収納部221の+Y側に形成されており、移動方向Sに対して略直交している。
また、端部22Lには、支持部224の−X方向に設けられ、内面221Aから端面22LAに向かって貫通する貫通孔223が形成されている。貫通孔223は、移動方向Sに沿って形成されおり、この貫通孔223から規制部4Lの後述する突出部42が突出する。
規制部4Lは、図2、図3に示すように、案内溝222に係合される係合部41、突出部42、および操作部43を有している。
係合部41は、案内溝222に沿うような形状や、案内溝222の対向する面を押圧するような形状を有し、規制部4が案内溝222に対して摩擦力を有して移動可能に形成されている。そして、係合部41は、使用者が指の力で規制部4Lを移動可能で、使用者が画像観察用眼鏡1を装着した際に規制部4Lがずれないように案内溝222に係合されている。
突出部42は、貫通孔223に挿通され、規制部4Lの移動に対応して端面22LAから突出する量が変更される。
操作部43は、使用者が規制部4Lを移動させる際に操作される部位であり、規制収納部221から露出している。
規制部4Lは、端部22Lの下端部に配置された後、端部22Lの上端部が下端部にネジ固定されて端部22Lに配置される。
規制部4Lは、内面221Aに当接した状態で端面22LAから最も突出した状態(最大突出状態)となり、221Bに当接した状態で非突出状態となる。そして、規制部4Lは、最大突出状態と非突出状態との間で自在に移動可能となっている。
規制部4Rは、規制部4Lが端部22Lに配置された構成と同様に、端部22Rに配置され、最大突出状態と非突出状態との間で自在に移動可能となっている。
ここで、規制部4の動作について、規制部4Lに注目して説明する。
図4は、規制部4L近傍の画像観察用眼鏡1を模式的に示す図であり、最大突出状態における画像観察用眼鏡1を上方から見た断面図である。図5は、本実施形態の画像観察用眼鏡1を模式的に示す外観図である。
規制部4Lが非突出状態において、テンプル3Lは、図2に示すように、端面31Lが枠部22の端面22LAに当接する位置まで回転可能となる。
同様に、規制部4Rが非突出状態において、テンプル3Rは、端面31Rが枠部22の端面22RAに当接する位置まで回転可能となる。
そして、規制部4L,4Rの双方が非突出状態の場合には、テンプル3L,3Rは、テンプル間距離L1を有してオープン状態となる(図5において2点鎖線で示す)。テンプル3L,3Rは、この規制部4L,4Rの双方が非突出状態の場合において、テンプル間距離が最も大きな状態となる。
一方、規制部4Lが非突出状態から移動されて突出状態になると、テンプル3Lは、端面31Lが規制部4Lの突出部42に当接する位置まで回転可能となる。そして、テンプル3Lは、規制部4Lが内面221Aに当接する位置まで移動されると、図4に示すように、最大突出状態となる。
そして、規制部4L,4Rの双方が最大突出状態の場合には、テンプル3L,3Rは、テンプル間距離L2を有してオープン状態となる(図5において実線で示す)。テンプル3L,3Rは、この規制部4L,4Rの双方が最大突出状態の場合において、テンプル間距離が最も小さな状態となる。
このようにテンプル3L,3Rは、規制部4L,4Rの突出量が変更されることによって両者の間の距離が調整される。
また、規制部4L,4Rは、前述したように、移動方向Sに沿って移動されるように構成されており、この移動方向Sは、突出状態において、テンプル3によって作用される作用力の加わる方向と異なる方向となっている。
具体的に、突出状態において、規制部4Lには、図4に示すようにピンPを支点とし、端面31Lと規制部4Lとが当接する当接位置を作用点とする時計回り方向の作用力Fが加わる。規制部4Lの移動方向Sは、この作用力Fの加わる方向に対して角度θを有している。図示は省略するが、規制部4Rは、規制部4Lと同様に、テンプル3Rによって作用される作用力の加わる方向と異なる方向に移動するように構成されている。
このように、左右の規制部4は、突出状態におけるテンプル3によって作用される作用力の加わる方向と異なる方向に移動することによって、突出量が調整される。
以上説明したように、本実施形態の画像観察用眼鏡1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)使用者は、頭部のサイズに合うように規制部4の突出量を調整し、画像観察用眼鏡1を装着することができる。すなわち、使用者は、テンプル3が緩い場合には、規制部4の突出する量が大きくなるように規制部4を移動してテンプル間距離を小さくし、テンプル3がきつい場合には、規制部4の突出する量が小さくなるように規制部4を移動してテンプル間距離を大きくすることができる。
よって、使用者の頭部サイズに対応して一対のテンプル3間の距離を調整できるので、テンプル3の締め付けによる頭部の痛みや、画像観察用眼鏡1の位置ずれが抑制され、装着性の良好な画像観察用眼鏡1が可能となる。
(2)規制部4は、テンプル3の作用力Fの加わる方向と異なる方向に移動するように構成されている。これによって、突出量が調整された規制部4は、作用力Fによってずれることが抑制され、装着性の良好な状態を維持する画像観察用眼鏡1の提供が可能となる。
また、作用力Fの加わる方向と移動方向Sとが略一致する構成に比べ、係合部41と案内溝222との間の摩擦力が小さくなるように構成しても、使用者が画像観察用眼鏡1を装着した際の規制部4がずれないようにすることが可能となる。つまり、規制部4を移動させる操作力も小さくすることが可能となり、一対のテンプル3間の距離を調整する操作性の向上が図れる。
(3)規制部4は、使用者の指の力で移動できるように構成されているので、特定の工具等を使用することなくテンプル3の位置を調整することができ、利便性の向上が図れる。
(4)異なるサイズの枠部22を複数用意すること無く、異なるサイズの頭部に対応できるので、枠部22を成形する金型の種類の低減等によるコスト化や、在庫管理の簡素化等が図れる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る画像観察用眼鏡10について、図面を参照して説明する。以下の説明では、第1実施形態の画像観察用眼鏡1と同様の構造および同様の部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態の画像観察用眼鏡10は、第1実施形態の規制部4と異なる方向に移動可能に構成された規制部を備えている。
第2実施形態の規制部は、第1実施形態の規制部4と同様に、端部22L,22Rにそれぞれ配置され、端面22LA,22RAから突出した状態でテンプル3の回転中心(中心軸PJ)からの距離が調整可能に構成されている。
第2実施形態の規制部は、第1実施形態の規制部4と同様に、左右対称に形成されている。ここでは、端部22Lに配置された規制部14Lに注目して説明する。
図6は、第2実施形態の画像観察用眼鏡10を模式的に示す図であり、規制部14L近傍の図である。具体的に、図6(a)は、規制部14Lが中心軸PJから遠い位置にある状態、図6(b)は、規制部14Lが中心軸PJに近い位置にある状態を示す図である。
規制部14Lは、図6に示すように、端面22LAから突出する突出部141、および端部22Lの上面に設けられた開口部227から露出する操作部142を備えている。規制部14Lは、操作部142が操作されることによって、端面22LAに沿って移動可能に構成されている。
そして、規制部14Lは、移動される位置に応じて中心軸PJに対する端面31Lが当接する当接位置の距離(当接距離)が変わる。
具体的に、規制部14Lは、図6(a)に示すように、中心軸PJから遠い位置にある状態において、当接距離M1を有して端面31Lに当接する。そして、規制部14Lは、図6(b)に示すように、中心軸PJに近い位置にある状態においては、当接距離M1より小さい当接距離M2を有して端面31Lに当接する。
そして、テンプル3Lは、図6に示すように、中心軸PJに対し、規制部14Lが遠い状態より、規制部14Lが近い状態の方が枠部22に対して広げられる角度が小さくなる。
図示は省略するが、テンプル3Rは、端部22Rに配置された規制部が同様に移動されることによって、枠部22に対して広げられる角度が変わる。
そして、左右の規制部の双方が中心軸PJから遠い状態において、テンプル間距離が大きくなり、左右の規制部の双方が中心軸PJに近い状態において、テンプル間距離が小さくなる。
このように、規制部は、中心軸PJに対するテンプル3に当接する当接位置の距離が調整可能に構成され、テンプル3L,3Rは、規制部が調整されることによって両者の間の距離が変更される。
以上説明したように、本実施形態の画像観察用眼鏡10によれば、第1実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
第1実施形態の規制部4L,4Rは、枠部22に収納されているが、この規制部4L,4Rをテンプル3L,3Rにそれぞれ収納して端面31L,31Rからの突出量が調整可能な構成としてもよい。
同様に、第2実施形態の規制部は、枠部22に収納されているが、この規制部をテンプル3L,3Rにそれぞれ収納して端面31L,31Rから突出させ、端面31L,31Rに沿って移動可能な構成としてもよい。
(変形例2)
図示は省略するが、上下方向に移動可能に構成された規制部によって、一対のテンプル3間の距離が調整されるように構成してもよい。
(変形例3)
前記第1実施形態の規制部4は、係合部41が案内溝222に対して摩擦力を有して移動可能に構成されているが、摩擦力に限らず、他の構成によって規制部4の移動および位置決めが可能となるように構成してもよい。図7は、変形例の画像観察用眼鏡20を模式的に示す図であり、端部22Lに収納された規制部24L近傍の部分断面図である。
端部22Lには、図7に示すように、端面22LAに開口する規制収納部225を有して形成され、この規制収納部225の上面225Aおよび下面225Bには、断面視三角形状の凹部226が規制部24Lの移動方向に沿って複数形成されている。
規制部24Lは、移動方向が長い長尺状に形成され、中央部には、長孔241が設けられている。そして、長孔241の上側となる上部242の上面、および長孔241の下側となる下部243の下面には、上下の凹部226に係合可能な係合突起244がそれぞれ形成されている。
規制部24Lは、移動方向に力が加えられることによって、上部242および下部243が撓み、係合突起244が隣接する凹部226間の凸部を乗り越えて移動する。そして、規制部24Lは、移動方向の力が解除されると、解除された位置で係合突起244が凹部226に係合されて位置が決められる。
(変形例4)
カム機構およびロック機構を用い、カム機構によって規制部の突出量を調整し、ロック機構によって突出量が変更された規制部の状態を維持するように構成してもよい。
1,10,20…画像観察用眼鏡、2…本体部、3,3L,3R…テンプル、4,4L,4R,14L,24L…規制部、21,21L,21R…画像観察部、22…枠部、22L,22R…端部、22LA,22RA,31L,31R…端面、F…作用力、M1,M2…当接距離、PJ…中心軸、S…移動方向。

Claims (4)

  1. 画像を観察する画像観察部と、
    前記画像観察部を保持する枠部と、
    前記枠部に一端が折り畳み自在に軸支される一対のテンプルと、
    前記枠部または前記一端のいずれか一方から突出し、前記テンプルの回転によって他方と当接して前記テンプルの回転角を規制する規制部と、
    前記規制部が収納される規制収納部と、
    前記規制収納部の内部に設けられた案内溝と、
    前記案内溝の対向する面を押圧するような形状を有して前記案内溝に係合される係合部と、
    前記規制収納部から露出し、使用者が前記規制部を移動させる際に指でスライド操作可能な操作部と、
    を備え、
    前記規制部は、前記案内溝に沿ってスライド移動し、前記枠部または前記一端の端面に対して前記枠部の外側へ傾斜する方向に突出することにより、前記一対のテンプル間の距離を変更可能に構成されていることを特徴とする画像観察用眼鏡。
  2. 請求項1に記載の画像観察用眼鏡であって、
    前記案内溝は、奥側が広い断面視略三角形状に形成されていることを特徴とする画像観察用眼鏡。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像観察用眼鏡であって、
    前記規制部は、前記案内溝に沿ったスライド移動によって、突出する量、または前記テンプルの回転中心に対する前記他方に当接する当接位置の距離が調整可能に構成されていることを特徴とする画像観察用眼鏡。
  4. 画像を観察する画像観察部と、
    前記画像観察部を保持する枠部と、
    前記枠部の端部に一端が折り畳み自在に軸支される一対のテンプルと、
    前記端部の端面から突出し、前記テンプルの回転中心からの距離が調整可能に構成されている規制部と、
    前記端部に設けられた開口部と、
    を備え、
    前記規制部は、
    前記開口部から露出し、使用者が前記規制部を移動させる際に指でスライド操作可能な操作部を備え、
    前記操作部が操作されることにより、記端面に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする画像観察用眼鏡。
JP2010224605A 2010-10-04 2010-10-04 画像観察用眼鏡 Active JP5793844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224605A JP5793844B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 画像観察用眼鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010224605A JP5793844B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 画像観察用眼鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012078626A JP2012078626A (ja) 2012-04-19
JP5793844B2 true JP5793844B2 (ja) 2015-10-14

Family

ID=46238938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010224605A Active JP5793844B2 (ja) 2010-10-04 2010-10-04 画像観察用眼鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5793844B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014052396A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nakanishi Opt:Kk 眼鏡フレームのテンプル連結構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235321U (ja) * 1985-08-17 1987-03-02
JPH01162323U (ja) * 1988-04-27 1989-11-13
JPH0673725U (ja) * 1993-03-24 1994-10-18 イオカ電子株式会社 眼鏡フレームの矯正具
JP2000284233A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Shikishima:Kk メガネにおけるテンプルの取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012078626A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5212901B2 (ja) 眼鏡型の画像表示装置
CA2807695C (en) Eyewear with lens retention mechanism
CN102628992B (zh) 虚像显示装置
JP5594258B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP2010231119A (ja) 眼鏡型の画像表示装置
JP6647036B2 (ja) ウェアラブル装置
JP5589992B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JPWO2018003084A1 (ja) ウェアラブル装置及び調整方法
JPWO2017126583A1 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
RU2770296C1 (ru) Дужка в сборе для очков и очки
JP5793844B2 (ja) 画像観察用眼鏡
JP2010160415A (ja) 立体視用眼鏡
KR20110131417A (ko) 탈부착 및 상ㆍ하 개폐가 가능한 보조 입체안경
JP7491012B2 (ja) 頭部装着型表示装置
US11940671B2 (en) Spectacle-like frame
JP2012252295A (ja) 画像観察用眼鏡
JP2012252184A (ja) 画像観察用眼鏡
JP6493229B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP2012078627A (ja) 画像観察用眼鏡
JP5838880B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP5648603B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
WO2022249520A1 (ja) 装着型映像表示装置
JP5356290B2 (ja) 眼鏡装着型画像表示装置
JP2012047782A (ja) 画像観察用眼鏡
JP6379266B2 (ja) 遠近両用眼鏡状のフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141216

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150727

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5793844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350