JP5792753B2 - 通信装置および通信装置動作状態移行方法 - Google Patents

通信装置および通信装置動作状態移行方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置および通信装置動作状態移行方法に関し、特に、所定の時間経過後に端末とのLAN通信を開始していないときは、待機モードに戻るように構成された通信装置および通信装置動作状態移行方法に関する。
近年、無線LAN(「Local Area Network」の略称)通信手段が内蔵された携帯型パーソナルコンピュータおよびスマートフォンなどの携帯情報端末が広く普及し、これらの携帯情報端末を使用して屋外でもインターネットへの接続が行えるようになってきている。
そして、これらの携帯情報端末からインターネットへ接続するためには、ルータと呼ばれる装置が使用されるのが一般的である。このようなルータは、インターネットと無線通信または有線通信を行うWAN(「Wide Area Network」の略称)側通信手段と、携帯情報端末側と無線通信または有線通信を行うLAN側通信手段とを有する。
上述のルータにおいて、無線通信を利用したWAN側通信手段は、例えば、WiMAX(「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略称)やLTE(Long Term Evolution)などの通信規格に基づく無線通信方式を採用し、また、無線通信を利用したLAN側通信手段は、例えば、WiFiなどの通信規格に基づく無線通信手段を採用している。
このようなルータの構成の一例をブロック図6に示す。
図6に示すように、ルータ90は、自身を構成する各部への電力の供給を管理する電源管理部911を備えた制御手段91と、Bluetooth(登録商標で、以下、「ブルートゥース」と言う。)という通信規格に基づく通信を行うブルートゥース通信部921および無線LAN通信部922を備えた無線LAN通信手段92と、WiMAXによる通信を行うWiMAX通信手段93とを備える。無線LAN通信手段92は携帯情報端末94と無線LAN通信を行い、WiMAX通信手段93はWiMAX基地局(図示せず)を介してインターネットと通信を行う。
すなわち、端末94は、無線LAN通信部922、WiMAX通信手段93およびWiMAX基地局を介してインターネットと接続される。
ここで、ルータ90は、端末94と無線LAN通信部922との間の通信が一定時間存在しない場合、無線LAN通信モードから待機モードに移行する。
待機モード状態においては、無線LAN通信部922よりも電力消費の少ないブルートゥース通信部921および制御手段91の一部である電源管理部911以外のルータ90の各部への電力の供給が停止され、ルータ90の消費電力の低減が図られる。
ルータ90が待機モードにある場合に、端末94がインターネットに接続しようとするときには、端末94は、問い合わせ動作(ブルートゥース通信規格でいうところの「inquiry」動作。)を行い周辺に存在するブルートゥースデバイスを検索し、検索された少なくとも1つのブルートゥースデバイスの中から、端末94の利用者が所望のルータ90を端末94上で選択し、その選択に応答して、端末94は、特定デバイスの呼び出し動作(ブルートゥース通信企画でいうところの「page」動作。)を行う。この、特定デバイスの呼び出し動作を行うために端末94が送出する信号を、以下では「接続信号」と言う。
上記接続信号を受信したルータ90のブルートゥース通信部921は、電源管理部911に該信号の受信を通知し、電源管理部911は無線LAN通信部922を含めたルータ90の各部への電力の供給を再開し、ルータ90は無線LAN通信モードに移行し、その後、端末94は無線LAN通信によりWiMAX通信手段93を介してインターネットと接続される。
なお、関連技術として、特許文献1には、無線通信手段が内蔵された情報処理装置において、当該無線通信手段以外の各部への電力の供給が停止した状態で、当該無線通信手段が特定信号を受信すると、各部への電力供給を再開するというウェイクアップ動作について記載されている。
また、特許文献2には、複数のポートを有するHUBにおいて、該ポートのうち動作中の複数のポートを、ポート接続切り替え部を介して複数系統ある通信制御LSIのうち1つの系統に接続し、その他未使用系統の通信制御LSIの動作を停止することにより消費電力を低減する技術や、当該HUBの全ポートへのデータ入出力が全て無くなった場合、各ポートへのデータ入力を検出する回路を除くその他の構成要素への電力供給を全て停止することにより、消費電力を低減する技術について記載されている。
特開2004−038295号広報 特開2000−253035号広報
しかしながら、ルータ90のブルートゥース通信部921は、第三者の他の携帯情報端末からの接続信号を受信した場合にも電源管理部911へ該接続信号の受信を通知し、電源管理部911がルータ90を待機モードから無線LAN通信モードに移行させてしまい、ルータ90において、意図しない無駄な電力消費が発生してしまうという問題点がある。
なお、特許文献1には、ウェイクアップ動作を行わせるための特定信号が意図したものであるのかどうかを判定する点および意図したものでない場合にどのような制御を行うかと言う点については何ら記載されていない。
また、特許文献2には、当該HUBにおいて、一定期間データの入出力がなく動作が停止しているポートへのデータ入力が再開した場合、該入力データの送信元がHUBの所有者または管理者が意図しない送信元かどうかを判別する点と、HUBの所有者または管理者が意図しない送信元であった場合に該ポートの動作を停止する点については何ら記載されていない。
本発明の目的は、上述した問題点を解決できる通信装置および通信装置動作状態移行方法を提供することにある。
本発明の通信装置は、
第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と、
第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と、
待機モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止するとともに、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行い、一方、端末通信モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電源管理手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマ手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、前記端末通信モードに移行し、
前記タイマ手段が前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記端末通信モードから前記待機モードに移行する手段と
を備える。
さらに、本発明の通信装置は、
端末を識別する端末アドレスを含む起動信号であって、第1の通信規格に基づいたものを前記端末から受信する起動用通信手段と、
第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と、
待機モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止するとともに、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行い、一方、端末通信モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電源管理手段と、
前記起動信号の受信時に、該起動信号に含まれる前記端末アドレスを記憶する一時格納手段と、
少なくとも1つの端末の端末アドレスを予め記憶した記憶手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマ手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、前記端末通信モードに移行し、
前記タイマ手段が前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているか否かを調べ、一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているときには、前記タイマ手段に計時動作を開始させ、一方、一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されていないときには、前記端末通信モードから前記待機モードに移行する手段と
を備える。
さらに、本発明の通信装置は、
第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と、
第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と、
前記LAN通信手段を介して前記端末をインターネットに接続するインターネット通信手段と、
待機モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止するとともに、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行い、一方、端末通信モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段および前記インターネット通信手段への電力の供給を行う電源管理手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマ手段と、
前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、前記電源管理手段により、少なくとも前記LAN通信手段に電力を供給するとともに、少なくとも前記インターネット通信手段に電力を供給せず、
前記タイマ手段が前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記端末通信モードから前記待機モードに移行し
前記タイマ手段が前記所定の時間を計時するまでに、前記LAN通信手段が前記LAN通信を開始した場合には、前記待機モードから前記端末通信モードに移行する手段と
を備える。
また、本発明の通信装置動作状態移行方法は、
第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段とへの電力の供給の制御を行う電源管理手段が、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止する待機ステップと、
前記待機ステップの状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を前記端末から受信する起動信号受信ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記電源管理手段が、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電力供給ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した時に、タイマ手段が、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマカウントステップと、
前記タイマカウントステップで前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記待機ステップに移行する待機状態移行ステップと
を含む。
さらに、本発明の通信装置動作状態移行方法は、
端末を識別する端末アドレスを含む起動信号であって第1の通信規格に基づいたものを端末から受信する起動用通信手段と第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段とへの電力の供給の制御を行う電源管理手段が、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止する待機ステップと、
前記待機ステップの状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を前記端末から受信する起動信号受信ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記電源管理手段が、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電力供給ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記端末アドレスを記憶する一時格納手段に該起動信号に含まれる前記端末アドレスを記憶する一時格納ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した時に、タイマ手段が、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマカウントステップと、
前記タイマカウントステップで前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが、少なくとも1つの端末アドレスを予め記憶した記憶手段に記憶されているか否かを調べる端末アドレス確認ステップと、
前記端末アドレス確認ステップで、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているときには、前記タイマ手段に計時動作を開始させ、一方、一致する端末アドレスが前記記憶部に記憶されていないときには、前記待機ステップに移行する待機状態移行ステップと
を含む。
さらに、本発明の通信装置動作状態移行方法は、
第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と前記LAN通信手段を介して前記端末をインターネットに接続するインターネット通信手段とへの電力の供給の制御を行う電源管理手段が、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止する待機ステップと、
前記待機ステップの状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を前記端末から受信する起動信号受信ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記電源管理手段が、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記インターネット通信手段に電力を供給しない第1の電力供給ステップと、
前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した時に、タイマ手段が、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマカウントステップと、
前記タイマカウントステップで所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記待機ステップに移行する待機状態移行ステップと、
前記タイマカウントステップで所定の時間を計時するまでに、前記LAN通信手段が前記LAN通信を開始した場合には、前記電源管理手段が、少なくとも前記インターネット通信手段への電力の供給を行う第2の電力供給ステップと
を含む。
本発明には、通信装置の正規の利用者以外の者が端末から起動信号を送出した場合、および正規の利用者が誤った操作をして意図せずに起動信号を送出してしまった場合でも、所定の時間経過後に通信装置を待機モードへ移行させ、電力消費を削減できるという効果がある。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態におけるルータ10の待機モードから端末通信モードへの移行処理の概要を示すフローチャートである。 図3は、本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 図4は、本発明の第2の実施形態におけるルータ20の待機モードから端末通信モードへの移行処理の概要を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第3の実施形態を示すブロック図である。 図6は、WAN側通信手段とLAN側通信手段とを有するルータの構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態は、ルータ10と、端末14とから構成される。
ルータ10は、電源管理部111、タイマ部112および通信中情報記憶部113を含む制御手段11と、起動用通信部121およびLAN通信部122を含む端末通信手段12と、インターネットと接続されるインターネット通信手段13とを備える。
電源管理部111は、ルータ10を構成する各部への電力の供給を管理する。
タイマ部112は、事前に設定された所定の時間だけ計時動作を行う。
通信中情報記憶部113は、ルータ10と端末14とが通信中であることを示す通信中情報を保持する。
端末14は、起動用通信部121(例えば、ブルートゥース通信規格に基づく通信を行う。)に対して起動信号(例えば、起動用通信部121がブルートゥース通信規格に基づく通信を行うものである場合には、接続信号。)を無線または有線で送出する機能と、LAN通信部122(例えば、WiFi通信規格に基づく通信を行う。)と無線または有線LAN通信を行う機能とを備える。
ここで、端末14は、例えば、無線LAN通信手段が内蔵された携帯型パーソナルコンピュータおよびスマートフォンなどの携帯情報端末であるが、これらに限定されるものではない。
起動用通信部121は、端末14からの上記接続信号を受信し、電源管理部111へ該信号の受信を通知する。
また、LAN通信部122は、端末14と有線または無線での通信を行うと共に、制御手段11へ端末14との接続が完了した旨の情報を通知する。
インターネット通信手段13(例えば、WiMAX通信規格に基づく通信を行う。)は、有線または無線でインターネットと接続し通信を行う。
端末14は、端末通信手段12のLAN通信部122およびインターネット通信手段13を介してインターネットと接続される。
また、ルータ10は、端末14とLAN通信部122との間のLAN通信が一定時間存在しない場合、端末通信モードから待機モードに移行すると共に、通信中情報記憶部113に保持されている通信中情報は削除される。
待機モード状態においては、LAN通信部122よりも電力消費の少ない起動用通信部121および電源管理部111以外のルータ10の各部への電力の供給が停止され、ルータ10の消費電力の低減が図られる。
次に、本実施形態の動作について、図2のフローチャートを参照して詳細に説明する。
図2は、ルータ10の待機モードから端末通信モードへの移行処理の概要を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、一例として、起動用通信部121は、ブルートゥース通信規格に基づいて端末14と通信を行い、LAN通信部122は、WiFi通信規格に基づいて端末14と無線LAN通信を行い、さらに、インターネット通信手段13は、WiMAX通信規格に基づいてインターネットに接続するものとして説明する。
ここで、利用者は、LAN通信部122と無線LAN通信を開始するためのSSID(「Service Set Identifier」の略称。)および当該通信を暗号化するための暗号化キーの情報を、事前に端末14に記憶させておき、無線LAN通信を開始するときに、手動で上記SSIDおよび暗号化キーを入力しなくて済むように設定してあるものとする。
まず、ルータ10が待機モードにある場合(ステップS101)に、利用者が端末14を使ってインターネットに接続しようとするときには、利用者は、端末14から接続信号を送出させる。すなわち、利用者は、端末14のブルートゥース機能を起動し、周囲に存在するブルートゥースデバイスの検索を行い、該検索されたデバイスの中からルータ10を示すデバイスを選択することで、上記接続信号の送出を行う。
上記接続信号を受信した起動用通信部121は(ステップS102でYESの場合)、電源管理部111に該信号の受信を通知する。そして、受信通知を受けた電源管理部111は、LAN通信部122を含めたルータ10の各部への電力の供給を再開し(ステップS103)、ルータ10は、端末通信モードに移行する。
これにより、LAN通信部122が起動し、端末14との無線LAN通信が可能になると共に、インターネット通信手段13も起動し、WiMAX基地局(図示せず)を介したインターネット接続が可能になる。
なお、起動用通信部121が上記接続信号を受信するまでは(ステップS102でNOの場合)、ルータ10は待機モードのまま待ち受ける。
次に、ステップS103で電源管理部111から電力の供給を受けたタイマ部112は計時動作を開始し、所定の時間経過するまで計時動作を行う。(ステップS104)
この計時動作の間に、利用者は、端末14からLAN通信部122との無線LAN通信を開始する。すなわち、利用者は、端末14の無線LAN機能を起動し、周囲に存在する無線LANデバイスの検索を行い、該検索されたデバイスの中からルータ10を示すデバイスを選択することで、LAN通信部122との無線LAN通信を開始する。
そして、端末14がLAN通信部122との通信を開始した場合、LAN通信部122は、端末14と通信中であるという通信中情報を制御手段11に通知し、制御手段11は、その情報を通信中情報記憶部113へ格納する。
次に、制御手段11は、ステップS104での計時動作が終了した後、LAN通信部122が端末14と通信中かどうかを、通信中情報記憶部113に上記通信中情報が保持されているか否かにより確認する(ステップS105)。通信中情報記憶部113に上記通信中情報が保持されている場合(ステップS105でYESの場合)、制御手段11は、ルータ10の現在の状態(すなわち、端末通信モード)を継続し(ステップS107)、待機モードから端末通信モードへの移行処理を終了する。そして、タイマ部112は初期値にリセットされる。
しかしながら、通信中情報記憶部113に上記通信中情報が保持されていない場合(ステップS105でNOの場合)、制御手段11は、起動用通信部121および電源管理部111以外のルータ10の各部への電力の供給を停止し、ルータ10は待機モードへ移行する(ステップS106)。そして、タイマ部112は初期値にリセットされる。
なお、本実施形態において、端末14から送出される接続信号は、ルータ10を待機モードから端末通信モードに移行させるために使用されるので、このような目的で使用される信号は起動信号とも呼ばれる。
また、本実施形態では、タイマ部112の計時動作が完了した後に端末14とルータ10とが無線LAN通信中か否かを判断しているが、タイマ部112の計時動作中に無線LAN通信の開始を検出した場合には、タイマ部112の計時動作を終了して、タイマ部112を初期値にリセットし、一方、タイマ部112が所定の時間だけ計時してもまだ無線LAN通信が開始しなかった場合には、タイマ部112を初期値にリセットするとともに、ルータ10を待機モードへ移行させるようにしてもよい。
以上、説明したように、本実施形態では、ルータ10の正規の利用者以外の者が端末から接続信号を送出してしまった場合、および、正規の利用者が端末14で誤った操作をして、意図せずに接続信号を送出してしまった場合には、所定の時間経過後にルータ10を待機モードに復帰させルータ10の電力消費を削減できるという効果がある。
その理由は、接続信号を受信した後、所定の時間が経過した後に、制御手段11がLAN通信部122と端末14が通信中かどうかを確認し、通信中でなければ、ルータ10が端末通信モードから待機モードに移行するからである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
なお、本実施形態についての以下の説明では、第1の実施形態の構成要素および動作と同一の本実施形態のそれらについてはその説明を簡略化または省略する。また、第1の実施形態の構成要素と同一の本実施形態の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
第1の実施形態では、ルータ10が待機モードから端末通信モードに移行し、所定の時間を経過した後でも端末14と無線LAN通信を開始できない場合、再度待機モードに移行している。しかしながら、例えば、利用者が端末14から無線LAN通信を試みているにもかかわらず、周囲の電波状況の悪化などにより無線LAN接続シーケンスのエラー等が発生して、無線LAN通信を開始するまでに、タイマ部112が計時動作を完了するまでの所定の時間以上の時間がかかった場合、ルータ10は、利用者が無線LAN通信を行いたいにも関わらず、待機モードに移行してしまうという問題が生じる可能性がある。
そこで、第2の実施形態では、上記所定の時間経過後に端末との無線LAN通信が開始していない場合、ルータが、端末を識別する情報である端末アドレス(以下、単に「端末アドレス」と言う。)を確認することで、上記問題を解決する。
図3は、本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
図3を参照すると、本実施形態は、端末24と、ルータ20とから構成される。
ルータ20は、制御手段21と、端末通信手段22と、インターネット通信手段13とから構成される。
制御手段21は、電源管理部111と、タイマ部112と、通信中情報記憶部113と、一時格納部214と、記憶部215とを備えている。
端末通信手段22は、起動用通信部221と、LAN通信部122とを備えている。
ここで、端末24が送出する起動信号(例えば、起動用通信部221がブルートゥース通信規格に基づく通信を行うものである場合には、接続信号。)には、当該端末24に割り当てられた端末アドレスを含む。
一時格納部214は、上記接続信号に含まれる上記端末アドレスを一時的に保持し、格納部214に保持される端末アドレスは1つのみであり、新たな端末アドレスが到来すると、それまで保持されていた端末アドレスはその新たな端末アドレスに置き換えられる。
記憶部215は、今までにLAN通信部122と無線LAN通信をしたことのある端末の端末アドレスを保持しており、複数の端末アドレスを保持できる。
なお、本実施形態では、一例として、第1の実施形態と同様に、起動用通信部221は、ブルートゥース通信規格に基づいて端末24と通信を行い、LAN通信部122は、WiFi通信規格に基づいて端末24と無線LAN通信を行い、さらに、インターネット通信手段13は、WiMAX通信規格に基づいてインターネットに接続するものとして説明する。
次に、本実施形態の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態では、端末24から待機モードにあるルータ20に向けて接続信号が送出され(ステップS201)、該信号を受信したルータ20が端末通信モードに移行し(ステップS203)、電力の供給を受けたタイマ部112が計時動作を完了(ステップS204)した後、端末24と無線LAN通信を開始したか否かを制御手段21が確認する(ステップS205)までの動作は、第1の実施形態とほぼ同様である。
なお、本実施形態では、ステップS202で端末24から接続信号を受信した起動用通信部221は、電源管理部111に端末24から該接続信号を受信した旨の通知を行うことに加え、制御手段21に、該接続信号に含まれる端末24の端末アドレスを通知する。そして、制御手段21は、端末通信モードに移行した後に一時格納部214に該端末アドレスを格納する。
本実施形態では、タイマ部112が計時動作を完了(ステップS204)した後、ルータ20のLAN通信部122が端末24と無線LAN通信を開始していない場合(ステップS205でNOの場合)、制御手段21は、一時格納部214に保持されている端末アドレスと、記憶部215に保持されている複数の端末アドレスとを比較し、一致したアドレスがあるか否かを確認する(ステップS207)。
一致したアドレスがある場合(ステップS208でYESの場合)、制御手段21は、タイマ部112を初期値にリセットし、再びステップS204に戻りタイマ部212の計時動作を開始する。
また、一致したアドレスが無い場合(ステップS208でNOの場合)、制御手段21は、起動用通信部221および電源管理部111以外のルータ20の各部への電力の供給を停止し、ルータ20は待機モードへ移行する(ステップS209)。そして、タイマ部112は初期値にリセットされる。
なお、本実施形態では、タイマ部112の計時動作が完了した後に、端末24とルータ20とが無線LAN通信中か否かを判断しているが、タイマ部112の計時動作中に無線LAN通信の開始を検出した場合には、タイマ部112の計時動作を終了して、タイマ部112を初期値にリセットし、一方、タイマ部112が所定の時間だけ計時してもまだ無線LAN通信が開始しなかった場合には、端末アドレスを確認するステップS207へ進むようにしてもよい。
そして、ステップS205でルータ20と端末24との無線LAN通信の開始を確認した場合(ステップS205でYESの場合)、制御手段21は、ルータ20の現在の状態(すなわち、端末通信モード)を継続すると共に、一時格納部214に保持されている端末アドレスと同じ端末アドレスが記憶部215に格納されていない場合には、一時格納部214に保持されている端末アドレスを記憶部215に格納し(ステップS206)、待機モードから端末通信モードへの移行処理を終了する。そして、タイマ部212は初期値にリセットされる。
以上、説明したように、本実施形態では、利用者が端末24からルータ20へ無線LAN通信を試みているにもかかわらず、何らかの理由で無線LAN通信を開始するまでにタイマ部112が計時動作を完了するまでの所定の時間以上の時間がかかった場合でも、ルータ20は端末通信モードのまま端末24との無線LAN通信の開始を待ち合わせることができるという効果がある。
その理由は、上記所定の時間経過後に、端末24との無線LAN通信が開始していない場合、制御手段21が、一時格納部214に保持されている端末アドレスと、記憶部215に保持されている複数の端末アドレスとを比較し、一致したアドレスがあれば、ルータ20が待機モードに移行せず、タイマ部112を初期値にリセットし、再度、計時動作を開始するからである。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
なお、本実施形態についての以下の説明では、第1及び第2の実施形態の構成要素および動作と同一のそれらについてはその説明を省略する。
本実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態と同様である。
次に、本実施形態の動作について図5のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態では、電源管理部111は、端末14からの接続信号を受信した旨の通知を起動用通信部121から受けたときは、LAN通信部122およびタイマ部112だけに電力の供給を再開し、その後、実際にルータ10と端末14との無線LAN通信が開始したときだけ、インターネット通信手段13を含むルータ10の残りの各部へ電力を供給する。
すなわち、端末14から接続信号を受信した場合、電源管理部111は、LAN通信部122およびタイマ部112だけに電力の供給を再開する(ステップS303)。
そして、ステップS304でのタイマ部112の計時動作が終了した後、LAN通信部122と端末14とが無線LAN通信を行っていることを示す通信中情報が通信中情報記憶部113に保持されている場合(ステップS305でYESの場合)、電源管理部111は、インターネット通信手段13を含むルータ10の残りの各部へ電力を供給する。
また、本実施形態においても、タイマ部112の計時動作が完了した後に、端末14とルータ10とが無線LAN通信中か否かを判断しているが、タイマ部112の計時動作中に無線LAN通信の開始を検出した場合には、タイマ部112の計時動作を終了して、タイマ部112を初期値にリセットし、一方、タイマ部112が所定の時間だけ計時してもまだ無線LAN通信が開始しなかった場合には、タイマ部112を初期値にリセットするとともに、ルータ10を待機モードへ移行させるようにしてもよい。
以上、説明したように、本実施形態では、起動用通信部121が端末14から接続信号を受信し、制御手段11が端末14との無線LAN通信が開始されているか否かを確認するまでの間、インターネット通信手段13が使用されないにも関わらず電力が供給され、無駄な電力を消費してしまうことを防ぐことができるという効果がある。
その理由は、電源管理部111が端末14からの接続信号を受信した旨の通知を起動用通信部121から受けたときは、LAN通信部122およびタイマ部112だけに電力の供給を再開し、その後、実際に端末14との無線LAN通信を開始したことを確認した後に、インターネット通信手段13を含むルータ10の残りの各部への電力の供給を再開するからである。
なお、上述した各実施形態では、通信規格として、ブルートゥース、WiFiおよびWiMAXを例に説明したが、使用する通信規格はこれらに限定されるものではない。
10 ルータ
11 制御手段
12 端末通信手段
13 インターネット通信手段
14 端末
20 ルータ
21 制御手段
22 端末通信手段
24 端末
90 ルータ
91 制御手段
92 無線LAN通信手段
93 WiMAX通信手段
94 端末
111 電源管理部
112 タイマ部
113 通信中情報記憶部
121 起動用通信部
122 LAN通信部
214 一時格納部
215 記憶部
221 起動用通信部
911 電源管理部
921 ブルートゥース通信部
922 無線LAN通信部

Claims (6)

  1. 端末を識別する端末アドレスを含む起動信号であって、第1の通信規格に基づいたものを前記端末から受信する起動用通信手段と、
    第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と、
    待機モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止するとともに、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行い、一方、端末通信モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電源管理手段と、
    前記起動信号の受信時に、該起動信号に含まれる前記端末アドレスを記憶する一時格納手段と、
    少なくとも1つの端末の端末アドレスを予め記憶した記憶手段と、
    前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマ手段と
    を備え、
    前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、前記端末通信モードに移行し、
    前記タイマ手段が前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているか否かを調べ、一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているときには、前記タイマ手段に計時動作を開始させ、一方、一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されていないときには、前記端末通信モードから前記待機モードに移行する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と、
    第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と、
    前記LAN通信手段を介して前記端末をインターネットに接続するインターネット通信手段と、
    待機モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止するとともに、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行い、一方、端末通信モード状態においては、少なくとも前記LAN通信手段および前記インターネット通信手段への電力の供給を行う電源管理手段と、
    前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマ手段と
    を備え、
    前記待機モード状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を受信した時には、前記電源管理手段により、少なくとも前記LAN通信手段に電力を供給するとともに、少なくとも前記インターネット通信手段に電力を供給せず、
    前記タイマ手段が前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記端末通信モードから前記待機モードに移行し
    前記タイマ手段が前記所定の時間を計時するまでに、前記LAN通信手段が前記LAN通信を開始した場合には、前記待機モードから前記端末通信モードに移行する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 前記LAN通信手段において、予め定めた時間の間、前記LAN通信が行われていない場合、前記端末通信モードから前記待機モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 端末を識別する端末アドレスを含む起動信号であって第1の通信規格に基づいたものを端末から受信する起動用通信手段と第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段とへの電力の供給の制御を行う電源管理手段が、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止する待機ステップと、
    前記待機ステップの状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を前記端末から受信する起動信号受信ステップと、
    前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記電源管理手段が、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行う電力供給ステップと、
    前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記端末アドレスを記憶する一時格納手段に該起動信号に含まれる前記端末アドレスを記憶する一時格納ステップと、
    前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した時に、タイマ手段が、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマカウントステップと、
    前記タイマカウントステップで前記所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが、少なくとも1つの端末アドレスを予め記憶した記憶手段に記憶されているか否かを調べる端末アドレス確認ステップと、
    前記端末アドレス確認ステップで、前記一時格納手段に記憶された端末アドレスと一致する端末アドレスが前記記憶手段に記憶されているときには、前記タイマ手段に計時動作を開始させ、一方、一致する端末アドレスが前記記憶部に記憶されていないときには、前記待機ステップに移行する待機状態移行ステップと
    を含むことを特徴とする通信装置動作状態移行方法。
  5. 第1の通信規格に基づいた起動信号を端末から受信する起動用通信手段と第2の通信規格に基づいたLAN通信を前記端末と行うLAN通信手段と前記LAN通信手段を介して前記端末をインターネットに接続するインターネット通信手段とへの電力の供給の制御を行う電源管理手段が、少なくとも前記起動用通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を停止する待機ステップと、
    前記待機ステップの状態にある場合に、前記起動用通信手段が前記起動信号を前記端末から受信する起動信号受信ステップと、
    前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した場合に、前記電源管理手段が、少なくとも前記LAN通信手段への電力の供給を行うとともに、少なくとも前記インターネット通信手段に電力を供給しない第1の電力供給ステップと、
    前記起動信号受信ステップで前記起動信号を受信した時に、タイマ手段が、計時動作を開始し、所定の時間を計時するタイマカウントステップと、
    前記タイマカウントステップで所定の時間を計時した時に、前記LAN通信手段が前記LAN通信を行っていない場合には、前記待機ステップに移行する待機状態移行ステップと、
    前記タイマカウントステップで所定の時間を計時するまでに、前記LAN通信手段が前記LAN通信を開始した場合には、前記電源管理手段が、少なくとも前記インターネット通信手段への電力の供給を行う第2の電力供給ステップと
    を含むことを特徴とする通信装置動作状態移行方法。
  6. 前記LAN通信手段において、予め定めた時間の間、前記LAN通信が行われていない場合、前記待機ステップの状態に移行する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置動作状態移行方法。
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