JP5790558B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5790558B2
JP5790558B2 JP2012059092A JP2012059092A JP5790558B2 JP 5790558 B2 JP5790558 B2 JP 5790558B2 JP 2012059092 A JP2012059092 A JP 2012059092A JP 2012059092 A JP2012059092 A JP 2012059092A JP 5790558 B2 JP5790558 B2 JP 5790558B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
fuel
combustion engine
mixed fuel
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012059092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013194515A (ja
Inventor
拓也 武井
拓也 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012059092A priority Critical patent/JP5790558B2/ja
Publication of JP2013194515A publication Critical patent/JP2013194515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5790558B2 publication Critical patent/JP5790558B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、特に、ガソリンとアルコールとの混合燃料を使用することが可能に構成されるとともに、複数の気筒を有する内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
近年、CO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)などの排出量が少ないアルコールを内燃機関の燃料として使用することが注目されており、ガソリンはもとより、ガソリンとアルコールとを任意の割合で混合したアルコール混合燃料をも使用可能なフレックス燃料用の内燃機関(エンジン)が注目されている(たとえば、特許文献1参照)。
このようなエンジンが搭載された車両は、一般にFFV(Flexible Fuel Vehicle:フレキシブル燃料車)と呼ばれており、アルコール混合燃料を使用することにより、排気エミッションの改善および化石燃料の消費量削減といった環境性能の向上を図ることが可能である。
また、上記のようなエンジンに使用されるガソリンは、多成分からなり、低沸点成分を含むため、低温時において気化特性に優れるという特徴を有している。その一方で、アルコールは、単一成分であるため、沸点が決まっているとともに、その沸点が高い(エタノールの場合には、約78℃)という特徴を有している。これにより、アルコール濃度の高い混合燃料は、アルコールの沸点よりも低い温度において、極めて気化しにくいという特徴を有している。
上記特許文献1に開示されたエンジンは、複数の気筒を有しており、各気筒に設けられた吸気ポートに混合燃料が噴射されるように構成されている。このエンジンでは、混合燃料が気化しにくい条件では、エンジンを始動する際に、ヒータを用いたプレヒート処理が行われる。具体的には、エンジンの始動時に、吸気ポート内に噴射される混合燃料のアルコール濃度が所定の濃度よりも高く、かつ、エンジンを冷却する冷却水の温度が所定の温度よりも低い場合に、ヒータを用いたプレヒート処理を行って、吸気ポートの壁面を燃料噴射前に予め加熱することにより、吸気ポート内に噴射された混合燃料の気化促進を図っている。
特開2011−163158号公報
しかしながら、エンジンの始動時における混合燃料の噴射タイミングは、全気筒において一律(同じ)である。このため、エンジン始動後にエンジン回転数が上昇することによって、各気筒における吸気行程時間が短くなるため、混合燃料の噴射中に吸気行程が終了してしまう気筒が存在する。その結果、エンジンの各気筒において、燃焼が不十分になる場合や混合燃料の供給不足により失火する場合がある。このため、エンジンの始動後における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、安定的な燃焼を行うことが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、内燃機関の始動後における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、安定的な燃焼を行うことが可能な内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することである。
上述の課題を解決するための手段として、本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置は、ガソリンとアルコールとの混合燃料を使用することが可能に構成されるとともに、複数の気筒を有する内燃機関と、前記内燃機関の各気筒の燃焼室に連通する吸気通路とを備え、前記内燃機関の始動時に、前記混合燃料のアルコール濃度が所定のアルコール濃度よりも高いか否かを判断するとともに、前記内燃機関を冷却する冷却水の温度が所定の冷却水温よりも低いか否かを判断した結果に基づいて、前記内燃機関の各気筒に対して前記混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードと、前記内燃機関の全気筒に対して前記混合燃料を一律のタイミングで噴射するモードとを切り替える構成を前提としている。また、本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置は、前記内燃機関の始動時に、前記混合燃料のアルコール濃度が所定のアルコール濃度よりも高くて、かつ、前記内燃機関の冷却水温が所定の冷却水温よりも低いと判断された場合には、前記内燃機関の各気筒に対して前記混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードにおいて、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であるか否かが判断され、前記吸気通路内の負圧が所定値以上ではないと判断された場合には前記混合燃料の噴射を禁止し、前記内燃機関の始動後の回転数の大きさに応じて前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して前記混合燃料を噴射することを特徴としている。
かかる構成を備える内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、内燃機関の始動後の回転数の大きさに応じて混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して混合燃料を噴射することによって、内燃機関の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化する分、混合燃料を噴射する時間を確保することができるので、燃焼に必要な量の混合燃料を確保することができる。これにより、内燃機関の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、燃焼が不十分になる場合や混合燃料の供給不足により失火する場合などを回避することができるので、安定的な燃焼を行うことができる。また、内燃機関を始動することが可能な負圧(混合燃料が気化しやすい負圧)が吸気通路内に形成されるまでに、吸気通路内に無駄な混合燃料が噴射されるのを抑制することができるので、排気エミッションが悪化するのを抑制することができる。
本発明の具体的な構成として、以下の複数のものが挙げられる。
また、本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置において、好ましくは、前記内燃機関の各気筒の燃焼室に連通する吸気通路をさらに備え、前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して前記混合燃料を噴射するのに先立って、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であるか否かが判断され、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であると判断された場合には、前記混合燃料を前記吸気通路内に噴射することを特徴とする。このように構成すれば、内燃機関を始動することが可能な負圧が吸気通路内に形成された後に、吸気通路内に混合燃料が噴射されるので、より安定的な燃焼を行うことができる。
また、本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置において、好ましくは、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であると判断された場合には、前記内燃機関の始動後の回転数の大きさに応じて前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して、前記内燃機関の始動時の冷却水温と前記混合燃料のアルコール濃度とに基づいて決定された量の混合燃料を前記吸気通路内に噴射することを特徴とする。このように構成すれば、内燃機関の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化する分、混合燃料を噴射する時間を確保することができる。これにより、内燃機関の始動時の冷却水温と混合燃料のアルコール濃度とに基づいて決定された噴射量の混合燃料を内燃機関の燃焼室に確実に供給することができるので、より安定的な燃焼を行うことができる。
本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、内燃機関の始動後における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、安定的な燃焼を行うことができる。
本発明を適用するエンジン(フレキシブル燃料内燃機関)の一例を模式的に示す概略構成図である。 図1のエンジンの1気筒のみを示す概略構成図である。 エンジンの制御系を示すブロック図である。 ECUが実行するエンジンの始動時における燃料噴射制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明を適用するフレキシブル燃料内燃機関(以下、エンジンともいう)について説明する。
−エンジン−
図1及び図2は、本発明を適用するエンジンの概略構成を示す図である。なお、図2にはエンジンの1気筒の構成のみを示している。
図1に示すように、エンジン1は、FFV(Flexible Fuel Vehicle:フレキシブル燃料車)に搭載されるポート噴射式4気筒エンジンである。また、各気筒#0、#1、#2、#3を構成するシリンダブロック2内には、図2に示すように、上下方向に往復運動するピストン3が設けられている。ピストン3は、コネクティングロッド4を介してクランクシャフト5に連結されており、ピストン3の往復運動がコネクティングロッド4によってクランクシャフト5の回転へと変換される。
クランクシャフト5には、シグナルロータ6が取り付けられている。シグナルロータ6の外周面には、複数の歯(突起)6aが等角度(この例では10°CA(クランク角度))ごとに設けられている。また、シグナルロータ6は、歯6aの2枚分が欠落した欠歯部6bを有している。
シグナルロータ6の側方近傍には、クランク角を検出するクランクポジションセンサ31が配置されている。クランクポジションセンサ31は、例えば電磁ピックアップであって、クランクシャフト5が回転する際にシグナルロータ6の歯6aに対応するパルス状の信号(電圧パルス)を発生させる。
エンジン1のシリンダブロック2には、エンジン冷却水の水温(冷却水温)を検出する水温センサ32が配置されている。また、シリンダブロック2の上端には、シリンダヘッド7が設けられており、このシリンダヘッド7とピストン3との間に燃焼室8が形成されている。エンジン1の燃焼室8には、点火プラグ9が配置されている。点火プラグ9の点火タイミングは、イグナイタ10によって調整される。イグナイタ10は、ECU(Electronic Control Unit)200によって制御される。
エンジン1のシリンダブロック2の下部には、潤滑油を貯留するオイルパン11が設けられている。オイルパン11に貯留された潤滑油は、エンジン1の運転時に、異物を除去するオイルストレーナ(図示せず)を介して、オイルポンプ(図示せず)によって汲み上げられる。そして、汲み上げられた潤滑油は、ピストン3、クランクシャフト5およびコネクティングロッド4などのエンジン各部に供給され、その各部の潤滑および冷却等に使用される。そして、このようにして供給された潤滑油は、エンジン各部の潤滑および冷却等のために使用された後に、オイルパン11に戻され、再びオイルポンプ(図示せず)によって汲み上げられるまでオイルパン11内に貯留される。
エンジン1の燃焼室8には、吸気通路12と排気通路13とが接続(連通)されている。吸気通路12の一部は、吸気ポート12a及び吸気マニホールド12bによって形成されている。吸気通路12には、サージタンク12cが設けられている。また、排気通路13の一部は、排気ポート13a及び排気マニホールド13bによって形成されている。
エンジン1の吸気通路12には、吸気を濾過するエアクリーナ14、吸気通路12の吸入空気量を測定する熱線式のエアフロメータ33、吸気温センサ34(エアフロメータ33に内蔵)、および、エンジン1の吸入空気量を調整するためのスロットル弁15などが配置されている。スロットル弁15は、サージタンク12cの上流側(吸気流れの上流側)に設けられており、スロットルモータ16によって駆動される。スロットル弁15の開度は、スロットル開度センサ35によって検出される。スロットル弁15のスロットル開度は、ECU200によって駆動制御される。
エンジン1の排気通路13には、三元触媒17が配置されている。三元触媒17においては、燃焼室8から排気通路13に排気された排気ガス中のCO、HCの酸化及びNOxの還元が行われ、それらを無害なCO2、H2O、N2とすることにより排気ガスの浄化が図られている。
三元触媒17の上流側(排気流れの上流側)の排気通路13に空燃比(A/F)センサ37が配置されている。空燃比(A/F)センサ37は、空燃比に対してリニアな特性を示すセンサである。また、三元触媒17の下流側の排気通路13には、O2センサ38が配置されている。O2センサ38は、排気ガス中の酸素濃度に応じて起電力を発生するものであり、理論空燃比に相当する電圧(比較電圧)よりも出力が高いときはリッチと判定し、逆に比較電圧よりも出力が低いときはリーンと判定する。
吸気通路12と燃焼室8との間には、吸気弁18が設けられており、この吸気弁18を開閉駆動することにより、吸気通路12と燃焼室8とが連通または遮断される。また、排気通路13と燃焼室8との間には、排気弁19が設けられており、この排気弁19を開閉駆動することにより、排気通路13と燃焼室8とが連通または遮断される。これら吸気弁18及び排気弁19の開閉駆動は、クランクシャフト5の回転がタイミングチェーン等を介して伝達される吸気カムシャフト20及び排気カムシャフト21の各回転によって行われる。
吸気カムシャフト20の近傍には、特定の気筒(例えば気筒#0)のピストン3が圧縮上死点(TDC)に達したときにパルス状の信号を発生するカムポジションセンサ39が設けられている。カムポジションセンサ39は、例えば電磁ピックアップであって、吸気カムシャフト20に一体的に設けられたロータ外周面の1個の歯(図示せず)に対向するように配置されており、その吸気カムシャフト20が回転する際にパルス状の信号(電圧パルス)を出力する。なお、吸気カムシャフト20(及び排気カムシャフト21)は、クランクシャフト5の1/2の回転速度で回転するので、クランクシャフト5が2回転(720°回転)するごとにカムポジションセンサ39が1つのパルス状の信号を発生する。
そして、吸気通路12の吸気ポート12aには、アルコールとガソリンとを単独でまたは混合した燃料を噴射可能なインジェクタ(燃料噴射弁)22が配置されている。インジェクタ22は、各気筒#0〜#3毎(図1参照)に設けられている。これらインジェクタ22・・22は、共通のデリバリパイプ101に接続されている。デリバリパイプ101には、後述する燃料供給系100の燃料タンク104に貯溜されている燃料が供給され、これによってインジェクタ22から吸気ポート12a内に燃料が噴射される。この噴射燃料(例えばアルコールとガソリンとの混合燃料)は吸入空気と混合されて混合気となってエンジン1の燃焼室8に導入される。燃焼室8に導入された混合気(燃料+空気)は、点火プラグ9において点火されて燃焼および爆発する。この混合気の燃焼室8内での燃焼および爆発によって、ピストン3が往復運動してクランクシャフト5が回転する。
以上のエンジン1の運転状態は、ECU200によって制御される。
図1に示すように、燃料供給系100は、各気筒#0〜#3のインジェクタ22・・22に共通に接続されたデリバリパイプ101、このデリバリパイプ101に接続された燃料供給管102、燃料ポンプ(例えば電動ポンプ)103、及び、燃料タンク104などを備えており、燃料ポンプ103を駆動することにより、燃料タンク104内に貯留されている燃料を、燃料供給管102を介してデリバリパイプ101に供給することが可能である。そして、このような構成の燃料供給系100によって各気筒#0〜#3のインジェクタ22に燃料が供給される。
なお、この例のエンジン1は、燃料としてアルコールとガソリンとをそれぞれ単独で、または、混合して使用可能に構成されているので、燃料タンク104には、所定のアルコール濃度を有する燃料が貯留される。この燃料は、ガソリン100%の場合、メタノールやエタノール等のアルコールがガソリンに含まれた混合燃料の場合、あるいは、アルコール100%の場合がある。
また、燃料供給系100の燃料供給管102には、燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度センサ105が設けられている。この例では、アルコール濃度センサ105として、燃料の誘電率に基づいて燃料のアルコール濃度を検出する静電容量式の公知のセンサが用いているが、これに限られることなく、例えば燃料の屈折率に基づいてアルコール濃度を検出する光学式のアルコール濃度センサ105など、他の検出原理を用いたアルコール濃度センサを適用してもよい。
以上の構成の燃料供給系100において、燃料ポンプ103の駆動は、ECU200によって制御される。また、アルコール濃度センサ105の出力信号は、ECU200に入力される。
−ECU−
ECU200は、図3に示すように、CPU201、ROM202、RAM203及びバックアップRAM204などを備えている。
ROM202には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が予め記憶されている。CPU201は、ROM202に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて各種の演算処理を実行する。また、RAM203は、CPU201での演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリであり、バックアップRAM204は、例えばエンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
以上のCPU201、ROM202、RAM203及びバックアップRAM204は、バス207を介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース205及び出力インターフェース206と接続されている。
入力インターフェース205には、クランクポジションセンサ31、水温センサ32、エアフロメータ33、吸気温センサ34、スロットル開度センサ35、アクセルペダルの踏み込み量に応じた検出信号を出力するアクセル開度センサ36、空燃比(A/F)センサ37、O2センサ38、カムポジションセンサ39、及び、アルコール濃度センサ105などの各種センサ類が接続されている。
また、入力インターフェース205には、イグニッションスイッチ40が接続されており、イグニッションスイッチ40がオン操作されると、スタータモータ(図示せず)によるエンジン1のクランキングが開始される。
出力インターフェース206には、インジェクタ22、点火プラグ9のイグナイタ10、スロットル弁15のスロットルモータ16、及び、燃料供給系100の燃料ポンプ103などが接続されている。
そして、ECU200は、上記した各種センサの検出信号に基づいて、インジェクタ22の駆動制御(燃料噴射制御)、点火プラグ9の点火時期制御(通常時の点火時期制御)、スロットル弁15のスロットルモータ16の駆動制御、空燃比フィードバック制御などを含むエンジン1の各種制御を実行する。また、ECU200は、後述するエンジン1の始動時における始動時燃料噴射制御を実行する。以上のECU200により実行されるプログラムによって、エンジン1の始動時における始動時燃料噴射制御装置が実現される。
−始動時燃料噴射制御−
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施形態による始動時燃料噴射制御の基本的な流れについて説明する。
本実施形態による始動時燃料噴射制御は、イグニッションスイッチ40(図3参照)が操作者によりON操作された時点で開始される。すなわち、ステップST1において、イグニッションスイッチ40がON状態であるか否かを判定し、イグニッションスイッチ40がON状態ではない場合(否定判定:No)には、ステップST1において、イグニッションスイッチ40がON状態(肯定判定:Yes)になるまで、この処理を繰り返す。また、ステップST1において、イグニッションスイッチ40がON状態であると判定された場合(肯定判定:Yes)には、ステップST2に処理を進める。
ステップST2において、混合燃料のアルコール濃度が所定の濃度よりも高いか否かが判定される。このステップST2では、燃料供給系100の燃料供給管102に設けられたアルコール濃度センサ105(図2参照)により検出されたアルコール濃度が所定の濃度よりも高いか否か(高アルコール濃度であるか否か)が判定される。そして、ステップST2において、混合燃料のアルコール濃度が所定の濃度よりも高い(高アルコール濃度)と判定された場合(肯定判定:Yes)には、ステップST3に処理を進める。
ステップST3において、エンジン1を冷却する冷却水温が所定の冷却水温(温度)よりも低いか否かが判定される。このステップST3では、エンジン1のシリンダブロック2に配置された水温センサ32(図2参照)により検出されたエンジン冷却水の水温が所定の冷却水温よりも低いか否かが判定される。そして、ステップST3において、エンジン1を冷却する冷却水温が所定の冷却水温(温度)よりも低い(低温始動時である)と判定された場合(肯定判定:Yes)には、ステップST4に処理を進める。
ステップST4において、高アルコール濃度および低温始動用燃料噴射制御切り替えフラグをON状態にする。これにより、ECU200は、エンジン1の各気筒#0、#1、#2、#3に対して混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードにより始動時燃料噴射制御を開始する。
ここで、一般的なFFVのエンジンの始動時における燃料噴射制御では、混合燃料は、吸気通路12(吸気ポート12aまたは吸気マニホールド12b)内に負圧が形成される前から噴射されている。すなわち、FFVにおける高アルコール濃度の混合燃料は、気化特性が悪いため、エンジン1の始動時には、吸気通路12内に負圧を形成して混合燃料の気化を促進させ、吸気弁18が開いている間の燃料噴射により吸気ポート12aの壁面に付着する量を減らすことが重要である。そこで、この混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードでは、エンジン1の始動時における燃料噴射制御として、一般的な始動時の燃料噴射制御に比べて、燃料噴射の開始タイミングを遅延(遅角)させることによって、吸気通路12(吸気ポート12aまたは吸気マニホールド12b)内に負圧が形成された後に、混合燃料が噴射されるように制御される。なお、本実施形態では、エンジン1の始動後(初爆後)に、エンジン回転数が上昇するのに伴って、吸気行程時間が短くなった場合には、燃焼に必要な混合燃料の量を確保するために、燃料噴射するタイミングを遅延させている状態からタイミングを早期化(進角)するように制御される。この燃料噴射のタイミングを早期化する制御については、後述する。
また、ステップST2において、混合燃料のアルコール濃度が所定の濃度以下と判定された場合(否定判定:No)、または、ステップST3において、エンジン1を冷却する冷却水温が所定の冷却水温(温度)以上と判定された場合(否定判定:No)には、低アルコール濃度であるか、または、低温始動時ではないと判定され、ステップST5に処理を進める。そして、ステップST5において、高アルコール濃度および低温始動用燃料噴射制御切り替えフラグをOFF状態にする。これにより、エンジン1の全気筒#0、#1、#2、#3に対して混合燃料を一律のタイミングで噴射するモードにより始動時燃料噴射制御が行われる。この全気筒に対して混合燃料を一律のタイミングで噴射するモードについては、後述する。
ステップST6において、エンジン1の冷却水温およびアルコール濃度検出値から始動時要求噴射量を決定する。このステップST6では、ROM202に記憶された所定のマップを参照して、上記ステップST2において検出されたアルコール濃度、ステップST3において検出された冷却水温、および、エアフロメータ33により計測された吸入空気量などから算出される大気圧などの数値(パラメータ)に基づいて、始動時要求燃料噴射量が算出(決定)される。そして、ステップST7に処理を進める。
ステップST7において、スタータモータがON状態か否か(駆動したか否か)が判定される。このステップST7では、操作者によりイグニッションスイッチ40がオン操作されて、スタータモータによりエンジン1のクランキングが開始されたか否かが判定される。そして、ステップST7において、スタータモータがON状態ではないと判定された場合(否定判定:No)には、ステップST6に処理を戻す。また、ステップST7において、スタータモータがON状態であると判定された場合(肯定判定:Yes)には、ステップST8に処理を進める。
ステップST8において、スタータモータによりエンジン1のクランキングが開始された後に、クランクシャフト5に取り付けられたシグナルロータ6の歯6aの数(歯数)をカウントアップすることにより、全気筒#0、#1、#2、#3の吸気行程回数を算出する。そして、ステップST9に処理を進める。
ステップST9において、ステップST8において算出された吸気行程回数に応じた吸気通路12(吸気ポート12aまたは吸気マニホールド12b)の推定負圧が算出される。このステップST9では、ステップST8において算出された吸気行程回数、エンジン1の排気量、および、吸気通路12(吸気ポート12aまたは吸気マニホールド12b)の容積などの数値(パラメータ)に基づいて、吸気通路12の推定負圧(推定吸気通路負圧)が算出される。そして、ステップST10に処理を進める。
ステップST10において、クランクポジションセンサ31およびカムポジションセンサ39などの検出信号に基づいて、エンジン1の各気筒#0、#1、#2、#3が確定(判別)される。そして、ステップST11に処理を進める。
ここで、本実施形態では、ステップST11において、ステップST9において算出された推定吸気通路負圧が所定値以上であるか否か(所定の負圧以上であるか否か)が判定される。この所定の負圧とは、後述するステップST12において吸気通路12(吸気ポート12a)内に噴射される混合燃料の気化しやすい負圧の大きさ(絶対値)を示している。そして、ステップST11において、推定吸気通路負圧が所定値以上ではない(所定値よりも小さい)と判定された場合(否定判定:No)には、現在の吸気通路12内の負圧の大きさでは混合燃料が気化しにくいと判断され、ステップST8に処理を戻す。また、ステップST11において、推定吸気通路負圧が所定値以上であると判定された場合(肯定判定:Yes)には、現在の吸気通路12内の負圧の大きさであれば混合燃料が気化しやすいと判断され、ステップST12に処理を進める。
次に、本実施形態では、ステップST12において、混合燃料の噴射を開始する。このステップST12では、水温センサ32により検出された冷却水温と混合燃料の噴射回数とに応じて、各気筒#0、#1、#2、#3毎に定められたタイミングで混合燃料の噴射を開始する。ここで、一般的に、エンジン1の始動後(初爆後)においては、混合燃料の噴射回数が増加するのに伴ってエンジン1の回転数が上昇することにより、各気筒#0、#1、#2、#3における吸気行程時間が短くなるため、混合燃料の噴射途中で吸気行程が終了する気筒が存在する。このため、ステップST12では、ROM202に予め記憶された所定のマップ(冷却水温と混合燃料の噴射回数とに応じて、混合燃料の噴射開始タイミングを気筒毎に可変するように設定されたマップ)を参照して混合燃料の噴射が行われる。これにより、エンジン1の始動後(初爆後)における回転数の上昇(大きさ)に応じて、吸気行程時間が短くなる気筒#0、#1、#2、#3毎に混合燃料の噴射開始タイミングを早期化(進角)して混合燃料が吸気通路12内に噴射される。この混合燃料の噴射量は、冷却水温とアルコール濃度とに基づいて決定された量である。その結果、エンジン1の始動後(初爆後)に、回転数が上昇して吸気行程時間が短くなった場合に、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化する分、混合燃料の必要量を確保することが可能となる。そして、ステップST13に処理を進める。
ステップST13において、エンジン回転数が所定値以上か否かが判定される。そして、ステップST13において、エンジン回転数が所定値以上ではない場合(否定判定:No)には、ステップST12に処理を戻す。また、ステップST13において、エンジン回転数が所定値以上である場合(肯定判定:Yes)には、ステップST14に処理を進める。
ステップST14において、エンジン1の始動後の燃料噴射タイミングに切り替えることによって、燃料噴射の開始タイミングを早期化する制御を終了する。
また、ステップST2において、混合燃料のアルコール濃度が所定の濃度以下であると判定された場合(否定判定:No)、または、ステップST3において、エンジン1を冷却する冷却水の温度が所定の冷却水温(温度)以上であると判定された場合(否定判定:No)には、低アルコール濃度であるか、または、低温始動時ではないと判定され、ステップST5に処理を進める。そして、ステップST5において、高アルコール濃度および低温始動用燃料噴射制御切り替えフラグをOFF状態にする。これにより、エンジン1の全気筒#0、#1、#2、#3に対して混合燃料を一律のタイミングで噴射するモードにより始動時燃料噴射制御が行われる。そして、ステップST15に処理を進める。
ステップST15において、エンジン1の冷却水温およびアルコール濃度検出値から始動時要求噴射量を決定する。このステップST15では、ROM202に記憶された所定のマップを参照して、上記ステップST2において検出されたアルコール濃度、ステップST3において検出された冷却水温、および、エアフロメータ33により計測された吸入空気量などから算出される大気圧などの数値(パラメータ)に基づいて、始動時要求燃料噴射量を算出(決定)する。その後、ステップST16に処理を進める。
ステップST16において、スタータモータがON状態であるか否か(駆動したか否か)が判定される。このステップST16では、操作者によりイグニッションスイッチ40がオン操作されて、スタータモータによりエンジン1のクランキングが開始されたか否かが判定される。そして、ステップST16において、スタータモータがON状態ではないと判定された場合(否定判定:No)には、ステップST15に処理を戻す。また、ステップST16において、スタータモータがON状態であると判定された場合(肯定判定:Yes)には、ステップST17に処理を進める。
ステップST17において、気筒確定前のシグナルロータ6の欠歯部6bの検出タイミングに基づいて、各気筒#0、#1、#2、#3のうち吸気行程と見込める(推定される)気筒に混合燃料の噴射を開始する。その後、各気筒#0、#1、#2、#3が確定(判別)される。そして、ステップST18に処理を進める。
ステップST18において、気筒確定後に、全気筒一律のタイミングで混合燃料の噴射を開始する。そして、ステップST19に処理を進める。
ステップST19において、エンジン回転数が所定値以上か否かが判定される。そして、ステップST19において、エンジン回転数が所定値以上ではない場合(否定判定:No)には、ステップST18に処理を戻す。また、ステップST19において、エンジン回転数が所定値以上である場合(肯定判定:Yes)には、ステップST20に処理を進める。
ステップST20において、エンジン1の始動後の燃料噴射タイミングに切り替えることによって、全気筒一律のタイミングで混合燃料を噴射する制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、上記のように、エンジン1の始動後(初爆後)の回転数の大きさに応じて混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して混合燃料を噴射する。これにより、エンジン1の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化する分、混合燃料を噴射する時間を確保することができるので、燃焼に必要な量の混合燃料を確保することができる。その結果、エンジン1の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒において、燃焼が不十分になる場合や混合燃料の供給不足により失火する場合などを回避することができるので、安定的な燃焼を行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して混合燃料を噴射するのに先立って、吸気通路12内の負圧が所定値以上であるか否かを判断し(ステップST11)、吸気通路12内の負圧が所定値以上ではない(所定値よりも小さい)と判断した場合に、混合燃料の噴射を禁止する。これにより、エンジン1を始動することが可能な負圧(混合燃料が気化しやすい負圧)が吸気通路12内に形成されるまでに、吸気通路12内に無駄な混合燃料が噴射されるのを抑制することができるので、排気エミッションが悪化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して混合燃料を噴射するのに先立って、吸気通路12内の負圧が所定値以上であるか否かを判断し(ステップST11)、吸気通路12内の負圧が所定値以上であると判断した場合に、吸気通路12内に混合燃料を噴射する(ステップST12)。これにより、エンジン1を始動することが可能な負圧が吸気通路12内に形成された後に、吸気通路12内に混合燃料が噴射されるので、より安定的な燃焼を行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、吸気通路12内の負圧が所定値以上であると判断した場合(ステップST11の肯定判定:Yes)に、エンジン1の始動後の回転数の大きさに応じて混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して、エンジン1の始動時の冷却水温と混合燃料のアルコール濃度とに基づいて決定された量の混合燃料を吸気通路12内に噴射する(ステップST12)。これにより、エンジン1の始動後(初爆後)における回転上昇により吸気行程時間が短くなる気筒#0、#1、#2、#3において、混合燃料の噴射開始タイミングを早期化する分、混合燃料を噴射する時間を確保することができる。その結果、エンジン1の始動時の冷却水温と混合燃料のアルコール濃度とに基づいて決定された噴射量の混合燃料をエンジン1の燃焼室8に確実に供給することができるので、より安定的な燃焼を行うことができる。
−他の実施形態−
上記実施形態では、アルコール濃度センサを燃料供給系に設けてアルコール濃度を検出する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、空燃比(A/F)センサの出力信号から得られる排気空燃比に基づいてアルコール濃度を推定してもよい。
また、上記実施形態では、4気筒のフレキシブル燃料内燃機関の燃料噴射制御に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、6気筒や8気筒などの任意の気筒数のフレキシブル燃料内燃機関の燃料噴射制御装置に適用可能である。また、エンジン形式(直列型、V型、水平対向型など)についても特に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、エアフロメータにより計測された吸入空気量などから大気圧の大きさを算出する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、バキュームセンサなどの圧力センサを用いて大気圧を測定してもよい。
また、上記実施形態では、フレキシブル燃料内燃機関のみを駆動源とする車両の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、フレキシブル内燃機関と電動機とを駆動源とするハイブリッド車にも本発明を適用することが可能である。
本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に利用可能であり、さらに詳しくは、ガソリンとアルコールとの混合燃料を使用することが可能に構成されるとともに、複数の気筒を有する内燃機関の燃料噴射制御装置に利用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
8 燃焼室
12 吸気通路
#0、#1、#2、#3 気筒

Claims (3)

  1. ガソリンとアルコールとの混合燃料を使用することが可能に構成されるとともに、複数の気筒を有する内燃機関と、前記内燃機関の各気筒の燃焼室に連通する吸気通路とを備え、
    前記内燃機関の始動時に、前記混合燃料のアルコール濃度が所定のアルコール濃度よりも高いか否かを判断するとともに、前記内燃機関を冷却する冷却水の温度が所定の冷却水温よりも低いか否かを判断した結果に基づいて、前記内燃機関の各気筒に対して前記混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードと、前記内燃機関の全気筒に対して前記混合燃料を一律のタイミングで噴射するモードとを切り替える内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記内燃機関の始動時に、前記混合燃料のアルコール濃度が所定のアルコール濃度よりも高くて、かつ、前記内燃機関の冷却水温が所定の冷却水温よりも低いと判断された場合には、前記内燃機関の各気筒に対して前記混合燃料を噴射するタイミングを遅延させるモードにおいて、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であるか否かが判断され、前記吸気通路内の負圧が所定値以上ではないと判断された場合には前記混合燃料の噴射を禁止し、前記内燃機関の始動後の回転数の大きさに応じて前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して前記混合燃料を噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 請求項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において
    前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して前記混合燃料を噴射するのに先立って、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であるか否かが判断され、前記吸気通路内の負圧が所定値以上であると判断された場合には、前記混合燃料を前記吸気通路内に噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 請求項に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記吸気通路内の負圧が所定値以上であると判断された場合には、前記内燃機関の始動後の回転数の大きさに応じて前記混合燃料の噴射開始タイミングを早期化して、前記内燃機関の始動時の冷却水温と前記混合燃料のアルコール濃度とに基づいて決定された噴射量の混合燃料を前記吸気通路内に噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
JP2012059092A 2012-03-15 2012-03-15 内燃機関の燃料噴射制御装置 Expired - Fee Related JP5790558B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059092A JP5790558B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 内燃機関の燃料噴射制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059092A JP5790558B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 内燃機関の燃料噴射制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013194515A JP2013194515A (ja) 2013-09-30
JP5790558B2 true JP5790558B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=49393805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059092A Expired - Fee Related JP5790558B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 内燃機関の燃料噴射制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5790558B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844780A (zh) * 2016-09-09 2019-06-04 发纳科美国公司 程序与变量变化分析

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109630291A (zh) * 2018-11-02 2019-04-16 浙江吉利新能源商用车有限公司 双燃料发动机燃料切换方法、装置及电子设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033941A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Mazda Motor Corp エンジンの燃料噴射装置
JP3736031B2 (ja) * 1997-05-19 2006-01-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の始動時燃料噴射制御装置
JP2005307984A (ja) * 2005-06-14 2005-11-04 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料供給制御装置
JP2009002314A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Denso Corp 内燃機関の始動制御装置
JP2010043531A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Denso Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4623165B2 (ja) * 2008-08-21 2011-02-02 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2010223056A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Toyota Motor Corp 始動制御装置及び方法
JP2011157844A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP5549250B2 (ja) * 2010-02-05 2014-07-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844780A (zh) * 2016-09-09 2019-06-04 发纳科美国公司 程序与变量变化分析

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013194515A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7322342B2 (en) Control device of in-cylinder direct-injection internal combustion engine
JP5742682B2 (ja) 内燃機関の始動制御装置
RU2692860C1 (ru) Способ и система для холодного пуска двигателя
US9863389B2 (en) Control unit for a multi-cylinder internal combustion engine
US6978759B2 (en) Start-up control of in-cylinder fuel injection spark ignition internal combustion engine
JP5790558B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2010203326A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2012167607A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
US20140261300A1 (en) Fuel injection control apparatus for internal combustion engine
CN110529274B (zh) 内燃机
JP6070412B2 (ja) 火花点火式エンジンの制御装置
JP6219609B2 (ja) エンジンの始動制御装置
JP5447236B2 (ja) 多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置
CN112459912A (zh) 用于改善排气***效率的方法和***
JP2015004343A (ja) 筒内噴射エンジンの制御装置
JP6020351B2 (ja) 火花点火式エンジンの制御装置
JP2013199843A (ja) 圧縮自己着火式エンジンの始動制御装置
JP5482515B2 (ja) 多気筒内燃機関の制御装置
JP2011157844A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP5206652B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2008232035A (ja) 内燃機関の運転制御装置
JP6896331B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2017048712A (ja) 燃料噴射装置
WO2018212093A1 (ja) エンジンユニット
JP6050714B2 (ja) エンジンのノッキング制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150720

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5790558

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees