JP5790528B2 - 圧延デスケーリング装置の制御装置 - Google Patents

圧延デスケーリング装置の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5790528B2
JP5790528B2 JP2012025786A JP2012025786A JP5790528B2 JP 5790528 B2 JP5790528 B2 JP 5790528B2 JP 2012025786 A JP2012025786 A JP 2012025786A JP 2012025786 A JP2012025786 A JP 2012025786A JP 5790528 B2 JP5790528 B2 JP 5790528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
value
rotation speed
rolling
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012025786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013158832A (ja
Inventor
宏幸 神内
宏幸 神内
宏幸 今成
宏幸 今成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2012025786A priority Critical patent/JP5790528B2/ja
Priority to CN201210358475.9A priority patent/CN103240288B/zh
Publication of JP2013158832A publication Critical patent/JP2013158832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5790528B2 publication Critical patent/JP5790528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

この発明は、圧延デスケーリング装置の制御装置に関するものである。
圧延デスケーリング装置のデスケーリングヘッダに必要な水を供給するためのポンプの回転数指令値を得て、ポンプを運転する電動機を制御する圧延デスケーリング装置の制御装置が提案されている。当該制御装置によれば、必要時のみに電動機が駆動される。このため、電動機の駆動に関し、省エネルギー化を実現することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−288620号公報
しかしながら、ごく短時間でポンプの起動又は停止を行なうと、圧延デスケーリング装置の配管等に過大な負担がかかる場合がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、省エネルギー化を実現しつつ、デスケーリング装置への負担を軽減することができる圧延デスケーリング装置の制御装置を提供することである。
この発明に係る圧延デスケーリング装置の制御装置は、圧延ラインに設けられた圧延デスケーリング装置のデスケーリングヘッダの使用タイミングを決定する決定機能と、前記圧延ラインにおける被圧延材の位置を把握する把握機能と、前記デスケーリングヘッダの使用タイミングと前記被圧延材の位置とに基づいて、前記被圧延材に付着したスケールを除去しつつ、電力を無用に消費しないように、前記デスケーリングヘッダに配管を介して水を供給するポンプの回転数指令値を計算する省エネ制御機能と、前記ポンプの回転数指令値に対応した指令値に基づいて、前記ポンプを運転する電動機を制御するドライブ機能と、前記省エネ制御機能が前記ポンプの回転数指令値を計算する際に、前記圧延デスケーリング装置に過大な負荷を与えないように制約を加える設備保護機能と、を備え、前記設備保護機能は、前記ポンプの回転数指令値の変化率の絶対値が所定値以下となるように制約を加えるものである。

この発明によれば、省エネルギー化を実現しつつ、デスケーリング装置への負担を軽減することができる。
この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置が適用される熱間圧延ラインの構成図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置の構成図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置のポンプの特性を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置の必要ポンプ合計回転数の分布を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の候補の計算方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置が設定する予測時間と予測計算タイミングを説明するための図である。 この発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置内の処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態3における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置が適用される熱間圧延ラインの構成図である。
図1において、1は加熱炉である。加熱炉1の出側には、少なくとも1つの粗圧延機2が配置される。粗圧延機2の出側には、仕上圧延機3が配置される。仕上圧延機3は、複数の仕上スタンドF1〜F7を備える。仕上圧延機3の出側には、巻取り機4が配置される。
加熱炉1の出側には、水圧スケールブレーカー(HSB)として、デスケーリングヘッダ5aが配置される。各粗圧延機2の入側には、粗圧延機入側デスケーラとして、デスケーリングヘッダ5bが配置される。
各粗圧延機2の出側には、粗圧延機出側デスケーラとして、デスケーリングヘッダ5cが配置される。仕上圧延機3の入側には、仕上スケールブレーカー(FSB)として、デスケーリングヘッダ5dが配置される。
仕上圧延機3の上流側では、仕上スタンドF1と仕上スタンドF2との間に、仕上スタンド間デスケーラとして、デスケーリングヘッダ5eが配置される。仕上スタンドF2と仕上スタンドF3との間にも、仕上スタンド間デスケーラとして、デスケーリングヘッダ5eが配置される。
この熱間圧延ラインにおいては、加熱炉1から被圧延材が抽出される。その後、デスケーリングヘッダ5aから水が噴出する。当該水により、被圧延材表面に付着したスケール(酸化膜)が除去される。その後、デスケーリングヘッダ5bから水が噴出する。当該水により、被圧延材に再付着したスケールが除去される。その後、粗圧延機2により被圧延材が圧延される。
その後、デスケーリングヘッダ5cから水が噴出する。当該水により、被圧延材に再付着したスケールが除去される。その後、粗圧延機2により被圧延材がリバース圧延される。
粗圧延機2での圧延後、デスケーリングヘッダ5dから水が噴出する。当該水により、被圧延材に再付着したスケールが除去される。その後、仕上圧延機3が被圧延材を製品板厚まで圧延する。
この際、デスケーリングヘッダ5eから水が噴出する。当該水により、被圧延材に再付着したスケールが除去される。その後、巻取り機4により被圧延材がコイル状に巻き取られる。
次に、図2を用いて、デスケーリングヘッダ5a〜5eを含む圧延デスケーリング装置を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置の構成図である。
図2において、6は水供給源である。水供給源6の出側には、配管7の入側が接続される。配管7の出側には、複数のポンプ8に並列に接続される。これらのポンプ8は、同じ定格を備える。各ポンプ8の出側には、配管9の入側が接続される。
各ポンプ8の吐き出し側において、各配管9には、逆止弁10が取り付けられる。各逆止弁10の下流側において、各配管9には、遮断弁11が取り付けられる。各配管9の出側には、配管12の入側が接続される。
配管12の出側には、複数の配管13の入側が接続される。各配管13には、遮断弁14が取り付けられる。各配管13の出側には、それぞれデスケーリングヘッダ5a〜5eが接続される。
逆止弁10と遮断弁11との間の配管9には、配管15の入側が接続される。各配管15には、リリーフ弁16が設けられる。配管15の出側には、ピット17が配置される。
配管12の近傍には、複数台の大容量の蓄圧器18が配置される。各蓄圧器18の出側には、配管19の入側が接続される。各配管19には、遮断弁20が設けられる。各配管19の出側は、配管12に接続される。
各ポンプ8に対応して、複数の電動機21が設けられる。これらの電動機21は、同じ定格を備える。電動機21は、制御装置22に接続される。
この圧延デスケーリング装置においては、制御装置22での制御により、電動機21が回転する。当該回転は、電動機21の軸を介してポンプ8に伝達される。当該伝達により、ポンプ8が運転される。当該運転により、水供給源6から配管7を介して水が引き上げられる。その後、ポンプ8は、所望の圧力と流量とで水を配管9に供給する。この際、逆止弁10がポンプ8への水の逆流を防止する。当該水は、配管12を介して、配管13に供給される。この際、蓄圧器18が配管12等の水の圧力脈動を抑える。
その後、当該水は、デスケーリングヘッダ5a〜5eに供給される。デスケーリングヘッダ5a〜5eは、必要時に当該水を噴射する。この際、ポンプ8からの高圧水の供給が不足すると、蓄圧器18内の高圧水が配管12に放出される。その結果、一時的な水圧低下や水量低下が補われる。
デスケーリングヘッダ5a〜5eを使用しない場合等、配管9に一定値以上の水圧がかかると、リリーフ弁16が開く。このため、所定量の水が配管15を介してピット17に流れる。当該水は、再利用される。
遮断弁11を閉じると、対応した配管9において、水の流れが止まる。これに対し、遮断弁11を開くと、対応した配管9に水が流れる。すなわち、遮断弁11の開閉状態を制御することで、水を流す配管9を選定し得る。
次に、図3を用いて、制御装置22を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置のブロック図である。
図3に示すように、制御装置22は、レベル2制御装置23、レベル1制御装置24、省エネ制御装置25、運転方法切替え装置26、ドライブ装置27を備える。
レベル2制御装置23は、プロセスコンピュータやパソコン等からなる。レベル2制御装置23は、被圧延材の先端から安定して精度良く圧延できるように、圧延モデルに基づく設定計算や大量のデータ管理等を行う機能を備える。
具体的には、レベル2制御装置23は、被圧延材が粗圧延機2や仕上圧延機3に到達する前に、被圧延材の仕様に合わせて、圧延ロールギャップ及び圧延ロールの速度、各デスケーリングヘッダ5a〜5eの使用タイミング等の使用情報を決定する決定機能を備える。
レベル1制御装置24は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)等からなる。レベル1制御装置24は、位置検出器(図示せず)や計測器(図示せず)からの情報に基づいて、熱間圧延ライン上における被圧延材の位置情報を把握する把握機能を備える。レベル1制御装置24は、レベル2制御装置23からのデスケーリングヘッダ5a〜5eの使用情報と被圧延材の位置情報とに基づいて、必要ポンプ合計回転数に対応した電動機21の回転数指令値を計算する機能等を備える。当該回転数指令値は、一定値やオペレータからの指令値等からなる。
レベル1制御装置24は、被圧延材全長が高品質となるように、高速でダイナミック制御を行う機能を備える。例えば、ダイナミック制御としては、フィードバック制御やフィードフォワード制御が選択される。フィードバック制御が選択された場合、計測器からの情報に基づいて、圧延ロールギャップ及び圧延ロールの速度等が連続的に制御される。フィードフォワード制御が選択された場合、予測情報を用いて、圧延ロールギャップ及び圧延ロールの速度等が連続的に制御される。
省エネ制御装置25は、設備保護機能25aを備える。省エネ制御装置25は、レベル2制御装置23からのデスケーリングヘッダ5a〜5eの使用情報とレベル1制御装置24からの被圧延材の位置情報とに基づいて、省エネ運転を行う際のポンプ合計回転数指令値を計算し、当該計算結果に対応した電動機21の回転数指令値を計算する省エネ制御機能を備える。この際、設備保護機能25aは、圧延デスケーリング装置に過大な負荷を与えないように制約を加える。
運転方法切替え装置26は、運転方法を切り替える機能を備える。具体的には、省エネ運転を行わない場合、運転方法切替え装置26は、レベル1制御装置24に計算された電動機21の回転数指令値を出力する。これに対し、省エネ運転を行う場合、運転方法切替え装置26は、省エネ制御装置25に計算された電動機21の回転数指令値を出力する。
ドライブ装置27は、運転方法切替え装置26により出力された電動機21の回転数指令値を運転指令値として電動機21を制御するドライブ機能を備える。
なお、省エネ制御装置25と設備保護機能25aとは、レベル2制御装置23又はレベル1制御装置24内に組み込まれる場合もある。
次に、図4を用いて、必要ポンプ合計回転数の計算方法を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置のポンプの特性を説明するための図である。図4の横軸は流量である。図4の縦軸は揚程である。図4は同じ定格のポンプ8を5台並列に接続した場合である。ポンプ1台から5台を並列運転した場合、流量は台数に応じて加算されるが、最大揚程は変わらない。
図4において、Lはデスケーリングヘッダ5a等から水を噴出させるために最低限必要とする揚程である。R1〜R3は負荷曲線である。(ポンプ1台)〜(ポンプ5台)は揚程曲線である。
運転点Aは、負荷曲線R1と揚程曲線(ポンプ3台)の交点である。運転点Bは、負荷曲線R2と揚程曲線(ポンプ3台)の交点である。運転点Cは、負荷曲線R3と揚程曲線(ポンプ3台)の交点である。
運転点Dは、負荷曲線R3と最低限必要とする揚程Lの交点である。運転点Eは、負荷曲線R2と運転点Dを通る揚程曲線の交点である。運転点Fは、負荷曲線R1と運転点Dを通る揚程曲線の交点である。運転点Gは、負荷曲線R1と揚程曲線(ポンプ2台)の交点である。
負荷曲線R1等の傾きは、圧延デスケーリング装置の配管系統の抵抗が大きくなるほど急になる。すなわち、負荷曲線R1等は、使用するデスケーリングヘッダ5a等の種類と数によって変化する。例えば、使用するデスケーリングヘッダ5a等が多くなると、負荷曲線R1等の傾きは、緩やかになる。
この際、負荷曲線R1等と揚程曲線(ポンプ1台)等の交点がポンプ8の流量及び揚程となる。すなわち、デスケーリングヘッダ5a等の使用状態およびポンプ8の回転数によって運転点A等が変化し、ポンプ8の流量及び揚程が変化する。この場合、デスケーリングヘッダ5a等の使用状態に対応した負荷曲線R1等に基づいて、最低限必要とする揚程Lを上回るように、必要ポンプ合計回転数が計算される。
例えば、ある時刻における負荷曲線がR3の場合、3台のポンプ8の回転数による運転点Cの揚程は、最低限必要とする揚程Lを下回る。この場合、運転点Dにおける揚程が最低限必要となる。このため、運転点Dを与えるポンプ合計回転数Xが必要ポンプ合計回転数として計算される。
圧延デスケーリング装置に関し、最低限必要とする揚程Lは、常に一定である。これに対し、負荷曲線R1等は、各デスケーリングヘッダ5a等の使用状態によって変化する。このため、時刻によって、必要ポンプ合計回転数は変化する。
次に、図5を用いて、図4で説明した計算方法を用いて得られる必要ポンプ合計回転数の分布の一例を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置に制御される圧延デスケーリング装置の必要ポンプ回転数の分布を説明するための図である。
所定の予測時間T内において、必要ポンプ合計回転数は時刻によって変化する。時間帯によっては、デスケーリングヘッダ5a〜5eの全てが未使用となる場合もある。この場合、必要ポンプ合計回転数は0となる。
次に、図6を用いて、省エネ運転時におけるポンプ合計回転数指令値の候補の計算方法を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の候補の計算方法を説明するための図である。
図6においては、ポンプ8として、3台の固定回転数ポンプと1台のインバータ駆動ポンプを用いる場合を説明する。固定回転数ポンプは、運転と停止とを繰り返すと負担がかかる。このため、固定回転数ポンプは、商用周波数の一定電圧で常に定格運転される。
この場合、各固定回転数ポンプの定格運転時の回転数を100%とすると、3台の固定回転数ポンプを定格運転したときのポンプ合計回転数は300%となる。これに対し、インバータ駆動ポンプの回転数は、供給電圧や周波数を変更することで、0%〜100%の間で制御される。
このため、ポンプ合計回転数最小値Xminは300%となる。これに対し、ポンプ合計回転数最大値Xmaxは400%となる。
図6においては、増加完了時刻t1と減少開始時刻t2との間で、必要ポンプ合計回転数X(%)となっている。
この場合、ポンプ8の合計回転数を増加完了時刻t1までに確実に必要ポンプ合計回転数Xに到達させる必要がある。このため、省エネ制御装置25は、増加完了時刻t1より予備時間Δt前にポンプ合計回転数Xとなるように、ポンプ合計回転数指令値の候補を計算する。この場合、予備時間Δtは、3、4秒程度に設定される。
この際、省エネ制御装置25は、ポンプ合計回転数最小値Xminの状態から一定の傾きα(>0)(%/s)でポンプ合計回転数指令値の候補を増加させる。
このとき、設備保護機能25aは、圧延デスケーリング装置に過大に負荷を与えないように、傾きαの絶対値が所定値以下となるように設定する。例えば、傾きαは、ポンプ8を起動させてから100%回転数に到達するまでに10〜30秒程度かかるように設定される。
この場合、増加開始時刻tは、次の(1)式で計算される。
=t−Δt−(X(t)−Xmin)/α (1)
その後、減少開始時刻tになると、省エネ制御装置25は、ポンプ合計回転数Xの状態から一定の傾きβ(<0)(%/s)でポンプ合計回転数指令値の候補を減少させる。
このとき、設備保護機能25aは、圧延デスケーリング装置に過大に負荷を与えないように、傾きβの絶対値が所定値以下となるように設定する。例えば、傾きβは、ポンプ8が100%回転数に到達している状態から停止するまでに10〜30秒程度かかるように設定される。
この場合、減少完了時刻tは、次の(2)式で計算される。
=t+(X(t)−Xmin)/β (2)
上記計算は、必要ポンプ合計回転数が変化する全ての時刻に対して行なわれる。
次に、図7を用いて、省エネ運転時におけるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。
図7において、tは判定時刻である。tc1〜tc3は、判定時刻tのうち、連続した判定時刻である。Δtは判定刻み時間である。この場合、判定刻み時間Δtおきに判定時刻tc1、tc2、tc3となる。判定刻み時間Δtcが大きすぎると、必要ポンプ合計回転数を満たした制御が行えない場合がある。このため、判定刻み時間Δtcは、0.5〜1.0秒程度に設定される。
省エネ制御装置25は、判定時刻t毎に、必要ポンプ合計回転数、ポンプ合計回転数指令値の候補、ポンプ合計回転数最小値Xminの中で最も大きい値をポンプ合計回転数指令値として選定する。
この際、ポンプ合計回転数指令値の候補Xとして、直前の必要ポンプ合計回転数の減少開始時刻(第1時刻)で直前の必要ポンプ合計回転数(第1所定値)から傾きβで減少させた場合の値が選定される。ポンプ合計回転数指令値の候補Xとして、直後の必要ポンプ合計回転数の増加完了時刻よりも予備時間だけ前の時刻(第2時刻)に直後の必要ポンプ合計回転数(第2所定値)に到達するように傾きαで増加させた場合の値が選定される。
例えば、判定時刻tc1においては、必要ポンプ合計回転数、ポンプ合計回転数指令値の候補X及び候補X、ポンプ合計回転数最小値Xminの中で、候補Xが最も大きい。このため、候補Xがポンプ合計回転数指令値として選定される。
判定時刻tc2においては、候補Xと候補Xとが同値で最も大きい。このため、候補X又は候補Xがポンプ合計回転数指令値として選定される。判定時刻tc2においては、候補Xが最も大きい。このため、候補Xがポンプ回転数指令値として選定される。
省エネ制御装置25は、各判定時刻tcのポンプ合計回転数指令値を直線で補間する。その結果、予測時間T内におけるポンプ合計回転数指令値の分布が得られる。
次に、図8を用いて、予測時間Tと予測計算タイミングとを説明する。
図8はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置が設定する予測時間と予測計算タイミングを説明するための図である。
図8に示すように、現時点から将来のある時点までの一定範囲が予測時間Tとして設定される。予測時間Tは、加熱炉1から抽出されたスラブが製品コイルになるまでの所要時間等を考慮して設定される。例えば、所要時間が4、5分の場合、予測時間Tは、2〜5分に設定される。
この際、粗圧延に要する時間は、3.0分前後である。これに対し、仕上圧延に要する時間は、1.5〜2.0分程度である。このため、より圧延時間の短い仕上げ圧延を考慮して、予測時間Tが1.0〜2.0分程度に設定される場合もある。
予測時間Tを長く設定すれば、当該予測時間T内の情報量が増える。このため、より効果的に省エネ化を図ることができる。一方、現時点から遠い将来の情報は不確定である。このため、省エネの効果と将来の情報の確実性とを考慮して、予測時間Tが設定される。
なお、ポンプ合計回転数最小値Xmin、ポンプ合計回転数最大値Xmax、ポンプ合計回転数指令値を増加させる際の傾きα、予備時間Δt、ポンプ合計回転数指令値を減少させる際の傾きβとすると、予測時間Tは、次の(3)式と(4)式とを満たすように設定される。
T>(Xmax−Xmin)/α+Δt (3)
T>(Xmax−Xmin)/(−β) (4)
その結果、その後の必要ポンプ合計回転数の変化に対しても、ポンプ合計回転数指令値が適切に設定される。
熱間圧延ラインにおいては、圧延中の被圧延材の速度が変化する。このため、省エネ制御装置25は、一定の再計算時間間隔ΔT毎に、最新の予測情報に基づいて、ポンプ合計回転数指令値を再計算する。再計算時間間隔ΔTは、少なくとも予測時間Tより短い時間に設定される。例えば、再計算時間間隔ΔTは、予測時間Tの1/5から1/2程度に設定される。
次に、図9を用いて、省エネ制御装置25内の処理を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における圧延デスケーリング装置の制御装置内の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1では、省エネ制御装置25は、予測時間Tを設定する。その後、ステップS2に進み、省エネ制御装置25は、予測計算タイミングか否かを判定する。予測計算タイミングでない場合は、ステップS2の判定が繰り返される。
ステップS2で予測計算タイミングとなった場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、省エネ制御装置25は、使用するデスケーリングヘッダ5a等と被圧延材の位置情報を入手する。その後、ステップS4に進み、省エネ制御装置25は、予測時間Tにおける必要ポンプ合計回転数の分布を作成する。
その後、ステップS5に進み、省エネ制御装置25は、必要ポンプ合計回転数及び設備保護機能25aによる制約条件を満たしたポンプ合計回転数指令値を計算する。その後、ステップS6に進み、省エネ制御装置25は、ポンプ合計回転数指令値に対応した電動機21の回転数指令値を計算する。その後、省エネ制御装置25は、電動機21の回転数指令値を運転方法切替え装置26に送る。
その後、ステップS7に進み、省エネ制御装置25は、次回の予測計算時刻を設定する。具体的には、現時刻に再計算時間間隔ΔTを加えたものが次回の予測計算時刻として設定される。その後、ステップS2以降の処理が繰り返される。
以上で説明した実施の形態1によれば、省エネ制御装置25は、省エネ運転を行う際のポンプ合計回転数指令値を計算する。この際、設備保護機能25aは、圧延デスケーリング装置に過大な負荷を与えないように制約を加える。このため、省エネルギー化を実現しつつ、圧延デスケーリング装置への負担を軽減することができる。その結果、ポンプ8や配管9等の設備の寿命を延ばすことができる。従って、設備の修理や交換の頻度を下げることができる。すなわち、資源の無駄を抑制することができる。
具体的には、設備保護機能25aは、ポンプ合計回転数指令値の変化率の絶対値が所定値以下となるように制約を加える。このため、簡単な計算式で圧延デスケーリング装置への負担を軽減することができる。
また、省エネ制御装置25は、ポンプ8の合計回転数を所定時間までに所定回転数まで増加させる必要がある場合に、所定時間よりも所定値だけ前に所定回転数となるようにポンプ合計回転数指令値を計算する。このため、ポンプ8の合計回転数を所定時間までに確実に所定回転数に到達させることができる。
また、省エネ制御装置25は、ポンプ8の回転数を第1時刻で第1所定値から減少させた後に第2時刻までに第2所定値に増加させる必要がある場合は、第1時刻と第2時刻との間では、第1時刻で第1所定値から減少させた場合の値と第2時刻までに第2所定値に増加させる場合の値とのうちの大きい方の値をポンプ合計回転数指令値として選定する。このため、前後の必要ポンプ合計回転数を満たした上で、省エネルギー化を実現しつつ、圧延デスケーリング装置への負担を軽減することができる。
なお、固定回転数ポンプの台数、インバータ駆動ポンプの台数が本実施の形態と異なっていても、本実施の形態で説明した制御を行なうことができる。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図10において、デスケーリング装置の共振点は、設計段階での計算や実験による調査で確認される。実験による調査においては、インバータ駆動ポンプの回転数を0%から一定間隔で増加させることで、デスケーリング装置の共振点が確認される。
本実施の形態においては、共振点の値が小さい場合、常に共振点を上回るように、ポンプ合計回転数指令値が設定される。当該設定により、デスケーリング装置の共振が回避される。
例えば、インバータ駆動ポンプの共振点が10%の場合、15%以上の回転数でインバータ駆動ポンプが常に運転されるように、ポンプ合計回転数指令値が設定される。すなわち、固定回転数ポンプの回転数を考慮すると、ポンプ合計回転数最小値Xminは315%に設定される。
以上で説明した実施の形態2によれば、圧延デスケーリング装置の共振が発生する際のポンプ8の合計回転数よりも大きい値がポンプ合計回転数最小値Xminとして設定される。このため、デスケーリング装置の共振を回避できる。すなわち、圧延デスケーリング装置の振動や圧延デスケーリング装置への負荷を抑制できる。また、圧力脈動の増大を抑制できる。このため、ポンプ8の回転数の安定性を向上する。また、ポンプ8の騒音を抑制できる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3における圧延デスケーリング装置の制御装置によるポンプ合計回転数指令値の決定方法を説明するための図である。なお、実施の形態2と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図11において、共振回避回転数Xmin1は、ポンプ合計回転数最小値Xmin、圧延デスケーリング装置の共振点よりも大きな値に設定される。
本実施の形態においては、ポンプ合計回転数指令値が共振回避回転数Xmin1を下回っている間、制御装置22は、遮断弁11を閉める。この場合、配管系統には水が流れない。これに対し、ポンプ8は、ポンプ合計回転数指令値に従って運転される。このため、ポンプ8からの水は、リリーフ弁16を介してピット17に逃げる。
必要ポンプ合計回転数が共振回避回転数Xmin1よりも小さく、ポンプ合計回転数最小値Xminよりも大きい場合、その時刻の必要ポンプ合計回転数は共振回避回転数Xminと等しいものとして、ポンプ回転数指令値が設定される。
この場合、遮断弁を閉めると、配管系統でのポンプ合計回転数は、Xminとなる。これに対し、遮断弁を開けると、配管系統でのポンプ合計回転数は、ポンプ8側のポンプ合計回転数と等しくなる。このため、配管系統およびデスケーリングヘッダ5a等に負担を与え得る。従って、圧延デスケーリング装置の共振点の値が大きい場合等、共振による圧延デスケーリング装置の負担が大きい場合に、当該制御が有効となるように設定される場合もある。
以上で説明した実施の形態3によれば、圧延デスケーリング装置の共振点よりも大きい値に設定された共振回避回転数を前記ポンプの回転数が下回っている場合に遮断弁が閉じる。このため、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
1 加熱炉
2 粗圧延機
3 仕上圧延機
4 巻取り機
5a〜5e デスケーリングヘッダ
6 水供給源
7 配管
8 ポンプ
9 配管
10 逆止弁
11 遮断弁
12 配管
13 配管
14 遮断弁
15 配管
16 リリーフ弁
17 ピット
18 蓄圧器
19 配管
20 遮断弁
21 電動機
22 制御装置
23 レベル2制御装置
24 レベル1制御装置
25 省エネ制御装置
25a 設備保護機能
26 運転方法切替え装置
27 ドライブ装置

Claims (5)

  1. 圧延ラインに設けられた圧延デスケーリング装置のデスケーリングヘッダの使用タイミングを決定する決定機能と、
    前記圧延ラインにおける被圧延材の位置を把握する把握機能と、
    前記デスケーリングヘッダの使用タイミングと前記被圧延材の位置とに基づいて、前記被圧延材に付着したスケールを除去しつつ、電力を無用に消費しないように、前記デスケーリングヘッダに配管を介して水を供給するポンプの回転数指令値を計算する省エネ制御機能と、
    前記ポンプの回転数指令値に対応した指令値に基づいて、前記ポンプを運転する電動機を制御するドライブ機能と、
    前記省エネ制御機能が前記ポンプの回転数指令値を計算する際に、前記圧延デスケーリング装置に過大な負荷を与えないように制約を加える設備保護機能と、
    を備え
    前記設備保護機能は、前記ポンプの回転数指令値の変化率の絶対値が所定値以下となるように制約を加えることを特徴とする圧延デスケーリング装置の制御装置。
  2. 前記省エネ制御機能は、前記ポンプの回転数を所定時間までに所定回転数まで増加させる必要がある場合に、前記所定時間よりも所定値だけ前に前記所定回転数となるように前記ポンプの回転数指令値の計算することを特徴とする請求項1に記載の圧延デスケーリング装置の制御装置。
  3. 前記省エネ制御機能は、前記ポンプの回転数を第1時刻で第1所定値から減少させた後に第2時刻までに第2所定値に増加させる必要がある場合は、前記第1時刻と前記第2時刻との間では、前記第1時刻で前記第1所定値から減少させた場合の値と前記第2時刻までに前記第2所定値に増加させる場合の値とのうちの大きい方の値を前記ポンプの回転数指令値として選定することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の圧延デスケーリング装置の制御装置。
  4. 前記省エネ制御機能は、前記圧延デスケーリング装置の共振が発生する際の前記ポンプの回転数よりも大きい値に設定されたポンプ回転数最小値よりも大きな値を前記ポンプの回転数指令値として設定することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の圧延デスケーリング装置の制御装置。
  5. 前記省エネ制御機能は、前記圧延デスケーリング装置の共振が発生する際の前記ポンプの回転数よりも大きい値に設定された共振回避回転数を前記ポンプの回転数指令値が下回っている場合に、前記配管に設けられた遮断弁を閉じることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の圧延デスケーリング装置の制御装置。
JP2012025786A 2012-02-09 2012-02-09 圧延デスケーリング装置の制御装置 Active JP5790528B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012025786A JP5790528B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 圧延デスケーリング装置の制御装置
CN201210358475.9A CN103240288B (zh) 2012-02-09 2012-09-24 轧制除鳞装置的控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012025786A JP5790528B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 圧延デスケーリング装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013158832A JP2013158832A (ja) 2013-08-19
JP5790528B2 true JP5790528B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=48920359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012025786A Active JP5790528B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 圧延デスケーリング装置の制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5790528B2 (ja)
CN (1) CN103240288B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10695810B2 (en) 2015-02-09 2020-06-30 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Descaling system, control device of the descaling system, and method for controlling the descaling system
DE102016217561A1 (de) * 2016-03-18 2017-09-21 Sms Group Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Entzundern eines bewegten Werkstücks
DE102016223721A1 (de) * 2016-03-18 2017-09-21 Sms Group Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen eines Werkstücks eines vorbestimmten Typs
CN108941223A (zh) * 2018-06-13 2018-12-07 本钢板材股份有限公司 一种热轧除鳞机电机节电控制方法
JP6733827B1 (ja) 2018-08-20 2020-08-05 東芝三菱電機産業システム株式会社 デスケーリング装置用ポンプシステムの制御装置
CN111715711B (zh) * 2020-05-06 2022-03-29 唐山钢铁集团有限责任公司 一种热轧板带产线高效除鳞控制方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3335052B2 (ja) * 1995-11-16 2002-10-15 寿産業株式会社 デスケーリング装置及びデスケーリング装置兼ローラガイド装置
JP2973180B2 (ja) * 1996-05-13 1999-11-08 新潟ウオシントン株式会社 高圧ディスケーリング装置の運転方法
JPH11104729A (ja) * 1997-10-06 1999-04-20 Kawasaki Steel Corp 熱間鋼材のデスケーリング方法および装置
JP2001150019A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Sumitomo Metal Ind Ltd リバース圧延のデスケーリング方法および装置
EP2174729A1 (de) * 2008-10-07 2010-04-14 Siemens Aktiengesellschaft Entzunderungseinrichtung mit drehzahlvariablem Pumpenantrieb
CN101559439A (zh) * 2009-05-26 2009-10-21 广州金关节能科技发展有限公司 多段除鳞节能控制方法及其控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103240288A (zh) 2013-08-14
CN103240288B (zh) 2015-10-21
JP2013158832A (ja) 2013-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5790528B2 (ja) 圧延デスケーリング装置の制御装置
CN102725078B (zh) 轧制线上的注水控制装置、注水控制方法、注水控制程序
CN102641904B (zh) 能量消耗量预测装置
WO2016129040A1 (ja) デスケーリングシステム及びその制御装置及び制御方法
CN103079719B (zh) 用于通过全连续轧制制造带钢的方法
KR20130033921A (ko) 최적화 장치, 최적화 방법, 및 최적화 프로그램
RU2571987C2 (ru) Способ прокатки полосового металла и соответствующий прокатный стан
JP5263832B2 (ja) 圧延設備の制御装置及び制御方法
JP4102156B2 (ja) 熱間圧延ラインにおけるストリップの温度制御装置及び方法
JP5617321B2 (ja) 冷却装置を駆動するポンプを用いた鋼板の製造方法
JP6716186B1 (ja) 揚水ポンプの速度制御装置
JP5723727B2 (ja) 圧延機の制御装置および圧延機の制御方法
JP7326594B2 (ja) 複数の圧延機スタンドを有する圧延機トレインにおける圧延材の冷間圧延
JP5713110B2 (ja) 圧延プラントの省エネ装置
JP2006055884A (ja) 熱延鋼板の製造方法及び圧延制御装置
KR101443991B1 (ko) 제어 설정 장치 및 제어 설정 방법
JP5994999B2 (ja) 熱間圧延ラインの冷却装置の制御方法
JP5263093B2 (ja) 水処理設備用の制御装置
JP2023525657A (ja) 最小限の動作圧力を用いた冷却ユニットの運転
JP5492459B2 (ja) 配水網内における圧力制御装置及び圧力制御方法
JP5050796B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法
JP2006272339A (ja) 圧延ロールの冷却方法及び装置
RU2768955C1 (ru) Способ производства полосного металла и установка для осуществления этого способа
JP2000288620A (ja) 鋼の熱間圧延におけるデスケーリングポンプの運転方法
JP2013180333A (ja) 連続ラインにおけるルーパの制御方法およびルーパ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5790528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250