JP5790516B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、水素と酸素の電気化学反応により電気エネルギを出力する燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池の運転停止時に、燃料電池の内部に掃気ガスを供給して燃料電池の内部に存する水分を除去する掃気処理を行う燃料電池システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、燃料電池は、内部に多量の水分が残存すると、次回起動時の始動性の悪化や、内部の水分の凍結による配管等の破損を招く可能性がある。一方、燃料電池の内部の水分が不足気味であると、発電効率の低下を招いてしまう。
このため、特許文献1に記載の燃料電池システムでは、燃料電池内部の水分量と燃料電池のインピーダンスとの相関性を利用して、当該インピーダンスの変化に応じて、掃気処理の実行時間を調整するようにしている。具体的には、予め燃料電池内部が最適な水分量となる際の燃料電池のインピーダンスを目標値として設定し、掃気処理を開始した後、燃料電池のインピーダンスが目標値に一致した際に、掃気処理を終了するようにしている。
特開2008−282658号公報
しかしながら、特許文献1では、燃料電池全体の出力電圧および出力電流を用いてインピーダンス(燃料電池全体のインピーダンス)を測定しているため、燃料電池内部が最適な水分量となるように掃気処理を実行することが困難である。
すなわち、掃気処理の実行時に掃気ガスとして空気を供給すると、各セルの空気入口側が水分不足となる一方、各セルの空気入口側の残存した水分が掃気ガスにより下流側に流れるため、各セルの空気出口側が水分過剰となる傾向がある。この際、燃料電池全体のインピーダンスは、各セルの空気入口側、空気出口側等の合成抵抗となることから、燃料電池内部の水分量との相関性にズレが生じる。つまり、掃気処理の実行時においては、燃料電池全体のインピーダンスが、予め目標値として設定した燃料電池内部が最適な水分量となる際のインピーダンスと一致しても、実際に燃料電池内部の水分量が最適な水分量から乖離することがある。
本発明は上記点に鑑みて、燃料電池内部が最適な水分量となるように掃気処理を実行可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、反応ガスの電気化学反応により電気エネルギを出力するセル(10)が複数積層された燃料電池(1)と、燃料電池(1)に所定周波数の交流信号を印加する信号印加手段(52)と、信号印加手段(52)にて交流信号を印加した際に、セル(10)のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段(51、100)と、燃料電池(1)における反応ガスのガス流路に掃気用ガスを供給する掃気手段(21、23)と、燃料電池(1)の運転を停止する際に、インピーダンス測定手段(51、100)の測定値に基づいて、掃気手段(21、23)の作動を制御して反応ガスのガス流路に存する水分を排出する掃気処理を行う掃気実行手段(50a)と、を備えている。そして、セル(10)には、予め燃料電池(1)内部の総水分量が燃料電池(1)の起動時に燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように掃気処理を行った際のセル(10)内部の水分量分布に応じて湿潤領域(10b)および乾燥領域(10c)が設定されており、インピーダンス測定手段(51、100)は、セル(10)における湿潤領域(10b)と乾燥領域(10c)との境に位置する局所部位(10d)のインピーダンスを測定するように構成され、掃気実行手段(50a)は、インピーダンス測定手段(51、100)の測定値が基準閾値以上となった際に、掃気処理を終了すること特徴とする。
これによれば、セル(10)における局所部位(10d)のインピーダンスを測定するので、測定したインピーダンスとセル(10)の局所部位(10d)における水分量との相関関係のズレを抑制することができ、セル(10)の局所部位(10d)における湿潤状態を適切に把握することができる。
さらに、セル(10)における湿潤領域(10b)と乾燥領域(10c)との境に位置する局所部位(10d)が乾燥し、当該局所部位(10d)のインピーダンスが上昇した際に掃気処理を終了するので、掃気処理終了時の各セル(10)内部の総水分量を、燃料電池(1)の起動時に各セル(10)に必要とされる必要水分量となるように調整することが可能となる。
従って、本発明の燃料電池システムによれば、燃料電池(1)を構成するセル(10)内部が最適な水分量となるように掃気処理を実行することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、セル(10)は、電解質膜(101a)および電解質膜(101a)を狭持する一対の電極(101b、101b)で構成される膜電極接合体(101)を有し、湿潤領域(10b)および乾燥領域(10c)は、予め燃料電池(1)内部の総水分量が燃料電池(1)の起動時に燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように掃気処理を行った際の膜電極接合体(101)における水分量分布に応じて設定されることを特徴とする。
このように、電解質膜(101a)における水分量だけでなく各電極(101b、101c)における水分量を含めた水分量分布に応じて湿潤領域(10b)および乾燥領域(10c)を設定すれば、掃気処理終了時の各セル(10)内部の総水分量と、燃料電池(1)の起動時に各セル(10)に必要とされる必要水分量とのズレを抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の燃料電池システムにおいて、掃気実行手段(50a)は、燃料電池(1)の温度の低下に伴って基準閾値を大きくすることを特徴とする。
これによれば、燃料電池(1)の温度低下に伴うインピーダンスの増加を考慮して基準閾値を設定するので、より適切に掃気処理を終了させることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料電池システムにおいて、インピーダンス測定手段(51、100)は、複数のセル(10)のうち、少なくとも燃料電池(1)の積層方向の端部側に位置するセル(10)、および燃料電池(1)の積層方向の端部以外に位置するセル(10)のインピーダンスを測定するように構成されていることを特徴とする。
このように、インピーダンス測定手段(51、100)にて、燃料電池(1)における温度帯の異なるセル(10)のインピーダンスを測定する構成とすれば、掃気処理時の燃料電池(1)全体の総水分量と、燃料電池(1)の起動時に燃料電池(1)全体として必要とされる必要水分量とのズレを抑制することが可能となる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料電池システムにおいて、信号印加手段(52)は、予め定めた基準周波数以下の低周波数の交流信号を印加可能に構成され、インピーダンス測定手段(51、100)は、信号印加手段(52)にて低周波数の交流信号を印加した際に、セル(10)のインピーダンスを測定することを特徴とする。
これによれば、セル(10)のインピーダンスの変化を早期に測定することができるので、より適切に掃気処理を終了させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る燃料電池システムの全体構成図である。 第1実施形態に係るセルの模式的な断面図である。 セル内部の水分量とインピーダンスとの関係を示す特性図である。 掃気処理を実行した際のセル内部の水分量とインピーダンスとの相関性のズレを説明するための説明図である。 セルにおけるインピーダンスを測定する局所部位を説明するための説明図である。 セルの発電領域に設定した湿潤領域および乾燥領域を説明するための説明図である。 第1実施形態に係る制御部が実行する制御処理の流れを示すフローチャートである。 掃気処理実行後のセルの発電領域におけるインピーダンスの変化を説明するための説明図である。 燃料電池の温度を変化させた際の燃料電池内部の水分量とインピーダンスとの関係を示す図表である。 燃料電池における積層方向の温度分布を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る燃料電池システムを示す模式的な全体構成図であり、この燃料電池システムは例えば電気自動車に適用される。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池1を備えている。この燃料電池1は、図示しない電気負荷や2次電池等の電気機器に電力を供給するものである。因みに、電気自動車の場合、車両走行駆動源としての電動モータが電気負荷に相当している。なお、燃料電池1と電気負荷とは、後述するDC−DCコンバータ52を介して電気的に接続されている。
本実施形態では燃料電池1として固体高分子電解質型燃料電池を用いており、基本単位となるセル10が複数個積層され、且つ電気的に直列接続されている。
具体的には、セル10は、図2の模式的な断面図に示すように、電解質膜101aの両側に触媒層および拡散層からなる一対の電極101b、101cが配置された膜電極接合体101と、膜電極接合体101を狭持する空気側セパレータ102および水素側セパレータ103とで構成されている。
空気側セパレータ102は、後述する空気供給流路20aに接続される空気入口部102a、後述する空気排出流路20bに接続される空気出口部102b、および空気入口部102aから空気出口部102bへ空気を流すための空気流通用溝102cが形成されている。
一方、水素側セパレータ103は、後述する水素供給流路30aに接続される水素入口部103a、後述する水素排出流路30bに接続される水素出口部103b、および水素入口部103aから水素出口部103bへ空気を流すための水素流通用溝103cが形成されている。
本実施形態の空気側セパレータ102の空気流通用溝102cおよび水素側セパレータ103の水素流通用溝103cは、空気の流れと水素の流れが対向流となるように形成されている。なお、セル10内部では、空気側セパレータ102における空気出口部102b付近で水が滞留し易い領域となっている。
このように構成される各セル10では、以下に示す反応ガス(水素および酸素)との電気化学反応により電気エネルギを出力する。
(負極側:アノード)H→2H+2e
(正極側:カソード)2H+1/2O+2e→H
図1に戻り、燃料電池システムには、燃料電池1の出力電圧を検出する電圧センサ11と燃料電池1の出力電流を検出する電流センサ12とが設けられている。
また、DC−DCコンバータ52は、燃料電池1および電気負荷の双方の電力を伝達可能なパワーコントロールユニットとして機能する。本実施形態のDC−DCコンバータ52は、燃料電池1の出力電流に任意の周波数で交流信号を重畳可能に構成されている。なお、本実施形態では、DC−DCコンバータ52が信号印加手段を構成している。
さらに、燃料電池1の積層方向の中央部には、積層されたセル10の間に、DC−DCコンバータ52により交流信号が燃料電池1に印加された際、燃料電池1のセル面内の局所部位10dにおけるインピーダンスを測定するためのインピーダンス測定部100が設けられている。本実施形態のインピーダンス測定部100は板状部材として構成されている。インピーダンス測定部100は、隣り合うセル10に挟まれて配置されており、隣り合うセル10と電気的に直列接続されている。
具体的には、インピーダンス測定部100は、燃料電池1のセル面内の局所部位10dを流れる局所電流を検出する局所電流センサ(図示略)、およびセル電圧を検出するセル電圧センサ(図示略)を有し、各センサの検出信号を、後述の信号処理回路51に入力するように構成されている。なお、セル10におけるインピーダンスを測定する局所部位10dについては後述する。
また、燃料電池システムには、各セル10のカソード(正極)101b側に空気(酸素)を供給するための空気流路20と、燃料電池1のアノード(負極)101c側に水素を供給するための水素流路30が設けられている。ここで、空気流路20における燃料電池1より上流側を空気供給流路20aといい、下流側を空気排出流路20bという。また、水素流路30における燃料電池1より上流側を水素供給流路30aといい、下流側を水素排出流路30bという。
空気供給流路20aの最上流部には、大気中から吸入した空気を燃料電池1に圧送するための空気ポンプ21が設けられ、空気供給流路20aにおける空気ポンプ21と燃料電池1との間には、空気への加湿を行う加湿器22が設けられている。また、空気排出流路20bには、燃料電池1内の空気の圧力を調整するための空気調圧弁23が設けられている。
水素供給流路30aの最上流部には、水素が充填された高圧水素タンク31が設けられ、水素供給流路30aにおける高圧水素タンク31と燃料電池1との間には、燃料電池1に供給される水素の圧力を調整するための水素調圧弁32が設けられている。
水素排出流路30bには、水素供給流路30aにおける水素調圧弁32の下流側に接続されて閉ループを構成する水素循環流路30cが分岐して設けられており、これにより水素流路30内で水素を循環させて、未反応の水素を燃料電池1に再供給するようにしている。そして、水素循環流路30cには、水素流路30内で水素を循環させるための水素ポンプ33が設けられている。
燃料電池1は発電効率確保のために運転中一定温度(例えば80℃程度)に維持する必要がある。このため、燃料電池1を冷却するための冷却システムが設けられている。冷却システムには、燃料電池1に冷却水(熱媒体)を循環させる冷却水経路40、冷却水を循環させるウォータポンプ41、ファン42を備えたラジエータ(放熱器)43が設けられている。
冷却水経路40には、冷却水をラジエータ43をバイパスさせるためのバイパス経路44が設けられている。冷却水経路40とバイパス経路44との合流点には、バイパス経路44に流れる冷却水流量を調整するための流路切替弁45が設けられている。また、冷却水経路40における燃料電池1の出口側付近には、燃料電池1から流出した冷却水の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ46が設けられている。この温度センサ46により冷却水温度を検出することで、燃料電池1の温度を間接的に検出することができる。
燃料電池システムには、各種制御を行う制御部(ECU)50が設けられている。制御部50は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、制御部50には、電圧センサ11、電流センサ12からの検出信号および信号処理回路51からの信号が入力される。また、制御部50は、演算結果に基づいて、空気ポンプ21、加湿器22、空気調圧弁23、水素調圧弁32、水素ポンプ33、ウォータポンプ41、流路切替弁45等に制御信号を出力する。
本実施形態の制御部50は、燃料電池1の運転を停止する際に、信号処理回路51からの信号に基づいて、空気ポンプ21および空気調圧弁23の作動を制御して、燃料電池1の反応ガスのガス流路に存する水分を排出する掃気処理を実行する。
なお、本実施形態では、空気ポンプ21および空気調圧弁23が、燃料電池1における反応ガスのガス流路に掃気用ガスとしての空気を供給する掃気手段に相当し、制御部50における掃気処理を実行する構成50aが掃気実行手段を構成している。
燃料電池システムには、インピーダンス測定部100からの信号を処理する信号処理回路51が設けられている。信号処理回路51は、インピーダンス測定部100にて検出した局所電流およびセル電圧を用いて、周知の交流インピーダンス法によりセル10における局所部位10dのインピーダンスを測定するように構成されている。信号処理回路51は、セル10における局所部位10dのインピーダンスの測定結果を制御部50に出力する。なお、インピーダンス測定部100および信号処理回路51がインピーダンス測定手段を構成している。
ここで、図3は、燃料電池1内部の水分量とインピーダンスと理想的な関係を示しており、図3に示すように、燃料電池1内部の水分量とインピーダンスとは相関関係がある。すなわち、燃料電池1内部の水分量が減少すると、電解質膜101aが乾燥して電解質膜101aの導電率が低下し、電解質膜101aの抵抗(膜抵抗)が増加することで、燃料電池1の各セル10のインピーダンスが増加する。
従って、各セル10のインピーダンスを用いて燃料電池1の各セル10内部の水分量を推定することができる。この結果、燃料電池1の運転時には、各セル10内部の水分量の推定結果に応じて、各種制御機器21、22、23、32、33等の作動を制御することで、各セル10内部の水分量を最適に調整することが可能となる。
図4は、掃気処理を実行した際の燃料電池1内部の水分量とインピーダンスとの相関性のズレを説明するための説明図である。掃気処理の実行時には、燃料電池1の各セル10の空気入口部102a付近が水分不足となる一方、各セル10の空気出口部102b付近が水分過剰となる。これにより、掃気処理の実行時には、図4に示すように、各セル10の空気入口部102a付近でインピーダンスが上昇し、空気出口部102b付近でインピーダンスが低下する。この際、燃料電池1全体のインピーダンスは、各セル10の空気入口部102a付近、空気出口部102b付近等の合成抵抗となることから、燃料電池1内部の水分量との相関性にズレが生じる。
そこで、本実施形態では、掃気処理の実行時における燃料電池1内部の水分量とインピーダンスの測定値のズレを抑制するために、インピーダンス測定部100に隣接するセル10における局所部位10dのインピーダンスを測定するようにしている。
図5は、セル10におけるインピーダンスを測定する局所部位10dを説明するための説明図である。なお、図5は、図2のA方向からセル10を見た際の矢視図である。
図5に示すように、インピーダンス測定部100は、セル10の発電領域10aに予め設定した湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境に位置する局所部位10dのインピーダンスを測定するようにしている。なお、局所部位10dは、湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境そのものでなく、湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境を含む局所的な部位である。
ここで、セル10の発電領域10aに設定した湿潤領域10bおよび乾燥領域10cについて図6を用いて説明する。図6は、セル10の発電領域10aに設定した湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを説明するための説明図である。
まず、予め燃料電池1内部の総水分量が、図6に示す燃料電池1の起動時にセル10に必要とされる必要水分量となるように掃気処理を行う。なお、必要水分量は、図6に示すように、燃料電池1の起動時の始動性等が悪化を招かない水分量を上限とすると共に、燃料電池1の発電効率の低下を招かない水分量を下限(例えば、上限の1/3程度)とする範囲内に設定されている。
そして、掃気処理を完了した際のセル10内部の水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定する。具体的には、掃気処理の完了した際、発電領域10a内において予め定めた基準水分量以上となる領域を湿潤領域10bとして設定し、基準水分量未満となる領域を乾燥領域10cとして設定する。なお、本実施形態では、予め燃料電池1内部の総水分量が燃料電池1の起動時に燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように掃気処理を行った際の膜電極接合体101における水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定する。
このようにセル10の発電領域10aに設定された湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境に位置する局所部位10dでは、掃気処理の実行時に、燃料電池1内の水分量が燃料電池1の起動時に燃料電池1に必要とされる必要水分量程度となる際にインピーダンスの増加が顕著となる。
このため、湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境に位置する局所部位10dのインピーダンスの測定値に応じて、掃気処理の終了タイミングを調整することで、掃気処理終了時の燃料電池1内部の総水分量を、燃料電池1の起動時に燃料電池1の各セル10に必要とされる必要水分量となるように調整することが可能となる。
次に、本実施形態の制御部50が実行する掃気処理の流れを図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図7に示す制御ルーチンは、燃料電池1の運転が開始される際に実行される。
図7に示すように、まず、制御部50は、燃料電池1の通常運転を実行する(S10)。ここで、通常運転では、電力損失を抑えて高い発電効率が得られるように反応ガスが供給された状態で燃料電池1が運転される。
続いて、燃料電池1の運転を停止するか否かを判定する(S20)。この判定処理では、例えば、上位システムからの運転停止指令の有無により燃料電池1の運転停止の可否を判定する。
ステップS20の判定処理にて、燃料電池1の運転を停止しないと判定された場合、ステップS10の通常運転を継続し、燃料電池1の運転を停止すると判定された場合、燃料電池1の反応ガスのガス流路に存する水分を排出する掃気処理を実行する(S30)。
続いて、掃気処理の実行中にセル10に予め設定した湿潤領域10bおよび乾燥領域10cの境に位置する局所部位10dのインピーダンスを測定する(S40)。この処理では、信号印加手段としてのDC−DCコンバータ52により、予め定めた基準周波数以下の低周波数(例えば、10Hz)の交流信号を燃料電池1の出力電流に印加し、インピーダンス測定部100にてセル10の局所部位10dの局所電流およびセル電圧を検出する。そして、信号処理回路51にて、インピーダンス測定部100からの検出信号を用いてセル10の局所部位10dのインピーダンスを算出する。
ここで、セル10の発電領域10aにおける掃気処理実行後のインピーダンスの変化について図8を用いて説明する。図8(a)は、セル10の発電領域10aにおけるインピーダンスの各測定領域を説明するための説明図であり、図8(b)は、セル10に設定された各測定領域における掃気処理実行後のインピーダンスの実数部の変化量を示す図表である。
本実施形態では、図8に示すように、セル10の発電領域10a内における空気入口部102aから空気出口部102bに並ぶ8つの測定領域X1〜X8を設定し、当該測定領域X1〜X8における掃気処理実行後のインピーダンスの実数部の変化量を測定した。
この結果、掃気処理実行後、最も空気入口部102aに近い測定領域X1がインピーダンスの実数部の変化量が大きく、空気出口部102bに近づくに従って、インピーダンスの実数部の変化量が小さくなっていくことがわかる。
続いて、セル10の局所部位10dのインピーダンスを用いて掃気処理の終了判定を行う(S50)。具体的には、ステップS40の処理で算出したセル10の局所部位10dのインピーダンスが、予め定めた基準閾値を上回っているか否かにより掃気処理の終了判定を行う。基準閾値は、予め燃料電池1内部の水分量が燃料電池1の起動時に燃料電池1に必要とされる必要水分量程度となる際の局所部位10dのインピーダンスを設定することができる。
ステップS50の判定処理にて、局所部位10dのインピーダンスが基準閾値以下と判定された場合には、ステップS30に戻って掃気処理を継続し、局所部位10dのインピーダンスが基準閾値を上回っていると判定された場合には、掃気処理を終了する。
掃気処理の終了後、燃料電池1内部に偏って残存する水分は、時間経過と共に内部に拡散するので、燃料電池1の次回起動時における燃料電池1内部の水分状態を適切な状態とすることができる。
以上説明した本実施形態によれば、セル10における局所部位10dのインピーダンスを測定するので、測定したインピーダンスとセル10内部の局所部位10dの水分量との相関関係のズレを抑制することができ、セル10の局所部位10dにおける湿潤状態を適切に把握することができる。
さらに、セル10における湿潤領域10bと乾燥領域10cとの境に位置する局所部位10dが乾燥し、当該局所部位10dのインピーダンスが上昇した際に掃気処理を終了するので、掃気処理終了時の燃料電池1内部の総水分量を、燃料電池1の起動時に、燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように調整することが可能となる。
従って、本発明の燃料電池システムによれば、燃料電池1を構成するセル10内部が最適な水分量となるように掃気処理を実行することが可能となる。
また、本実施形態では、予め掃気処理を行った際の膜電極接合体101における水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定している。このように、電解質膜101aの水分量だけでなく各電極101bの水分量を含めた水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定すれば、掃気処理終了時の燃料電池1内部の総水分量と、燃料電池1の起動時に、燃料電池1に必要とされる必要水分量とのズレを抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態では、信号印加手段としてのDC−DCコンバータ52で、低周波数の交流信号を燃料電池1の出力電流に印加した際のセル10の局所部位10dのインピーダンスを測定するようにしている。
これにより、各電極101b、101cの拡散層における水分量の変化を推定することができ、セル10のインピーダンスの変化を早期に測定することができる。このため、より適切に掃気処理を終了させることができる。なお、各電極101b、101cの拡散層は、掃気処理を実行した際に電解質膜101aよりも早く水分量が変化する傾向がある。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態では、掃気処理の終了判定(S50)を予め定めた基準閾値を用いて行うようにしているが、本実施形態では、燃料電池1の温度に応じて基準閾値を可変させるようにしている。
図9は、燃料電池1の温度を変化させた際の燃料電池1内部の水分量とインピーダンスとの関係を示す図表である。図9に示すように、燃料電池1におけるインピーダンスは、燃料電池1内部の水分量が同等であっても、燃料電池1の温度が低下に伴い増加する傾向がある(アレニウスの法則)。
このため、本実施形態の掃気処理では、燃料電池1の温度の低下に伴って、基準閾値を大きくするようにしている。具体的には、予め燃料電池1の温度と基準閾値との温度関係を規定した制御マップを制御部50のRAM等に記憶し、掃気処理の実行中に温度センサ46の検出値、および制御マップを用いて基準閾値を決定する。
本実施形態の如く、燃料電池1の温度低下に伴って、基準閾値を大きくすることで、より適切に掃気処理を終了させることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の各実施形態で説明したように、DC−DCコンバータ52で低周波数の交流信号を燃料電池1の出力電流に印加した際のセル10の局所部位10dのインピーダンスを測定することが好ましいが、これに限らず、例えば、DC−DCコンバータ52で高周波数の交流信号や低周波数の信号と高周波数の信号を合成した交流信号を燃料電池1の出力電流に印加し、その際のセル10の局所部位10dのインピーダンスを測定するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、DC−DCコンバータ52にて燃料電池1の出力電流に交流信号を重畳させる構成としているが、これに限定されず、例えば、燃料電池1の出力電流に交流信号を重畳させる発振器を設ける構成としてもよい。
(2)上述の各実施形態で説明したように、予め掃気処理を行った際の膜電極接合体101における水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定することが好ましいが、これに限らず、例えば、予め掃気処理を行った際の電解質膜101aにおける水分量分布に応じて湿潤領域10bおよび乾燥領域10cを設定するようにしてもよい。
(3)上述の各実施形態では、燃料電池1の積層方向の中央部にインピーダンス測定部100を配置する例について説明したが、これに限定されない。燃料電池1は、図10(b)に示すように、積層方向の中央部と端部とで温度差がある。このため、図10(a)に示すように、インピーダンス測定部100を、燃料電池1の積層方向の端部側、および端部以外の位置(好ましくは、中央部)に配置するようにし、各測定値の平均値を用いて掃気処理の終了判定を行うようにしてもよい。このように、燃料電池1の積層方向の端部側、および端部以外といった温度帯の異なるインピーダンスを測定する構成とすれば、掃気処理時の燃料電池1全体の総水分量と、燃料電池1の起動時に燃料電池1全体として必要とされる必要水分量とのズレを抑制することが可能となる。なお、図10は、燃料電池1における積層方向の温度分布を説明するための説明図である。
(4)上述の各実施形態では、本発明の燃料電池システムを電気自動車に適用した例を説明したが、これに限らず、船舶およびポータブル発電機等の移動体や、定置きの発電機に適用してもよい。
1 燃料電池
10 セル
10b 湿潤領域
10c 乾燥領域
10d 局所部位
50a 掃気実行手段
51 インピーダンス測定部(インピーダンス測定手段)
52 DC−DCコンバータ(信号印加手段)
100 信号処理回路(インピーダンス測定手段)

Claims (5)

  1. 反応ガスの電気化学反応により電気エネルギを出力するセル(10)が複数積層された燃料電池(1)と、
    前記燃料電池(1)に所定周波数の交流信号を印加する信号印加手段(52)と、
    前記信号印加手段(52)にて前記交流信号を印加した際に、前記セル(10)のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段(51、100)と、
    前記燃料電池(1)における反応ガスのガス流路に掃気用ガスを供給する掃気手段(21、23)と、
    前記燃料電池(1)の運転を停止する際に、前記インピーダンス測定手段(51、100)の測定値に基づいて、前記掃気手段(21、23)の作動を制御して前記反応ガスのガス流路に存する水分を排出する掃気処理を行う掃気実行手段(50a)と、を備え、
    前記セル(10)には、予め前記燃料電池(1)内部の総水分量が前記燃料電池(1)の起動時に前記燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように前記掃気処理を行った際の前記セル(10)内部の水分量分布に応じて湿潤領域(10b)および乾燥領域(10c)が設定されており、
    前記インピーダンス測定手段(51、100)は、前記セル(10)における前記湿潤領域(10b)と前記乾燥領域(10c)との境に位置する局所部位(10d)のインピーダンスを測定するように構成され、
    前記掃気実行手段(50a)は、前記インピーダンス測定手段(51、100)の測定値が基準閾値以上となった際に、前記掃気処理を終了すること特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記セル(10)は、電解質膜(101a)および前記電解質膜(101a)を狭持する一対の電極(101b、101b)で構成される膜電極接合体(101)を有し、
    前記湿潤領域(10b)および前記乾燥領域(10c)は、予め前記燃料電池(1)内部の総水分量が前記燃料電池(1)の起動時に前記燃料電池1に必要とされる必要水分量となるように前記掃気処理を行った際の前記膜電極接合体(101)における水分量分布に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記掃気実行手段(50a)は、前記燃料電池(1)の温度の低下に伴って前記基準閾値を大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記インピーダンス測定手段(51、100)は、複数の前記セル(10)のうち、少なくとも前記燃料電池(1)の積層方向の端部側に位置する前記セル(10)、および前記燃料電池(1)の積層方向の端部以外に位置する前記セル(10)のインピーダンスを測定するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  5. 前記信号印加手段(52)は、予め定めた基準周波数以下の低周波数の前記交流信号を印加可能に構成され、
    前記インピーダンス測定手段(51、100)は、前記信号印加手段(52)にて低周波数の前記交流信号を印加した際に、前記セル(10)のインピーダンスを測定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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