JP5786041B2 - 業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、業務支援装置、業務支援方法及び業務支援プログラムに関する。
プラント、製品等の設計においては、どのような設計業務をどのような順番で行うか、又は、個々の設計業務がどのような階層関係にあるかを示す雛形的なチャートである「標準業務プロセス」を作成することが一般的である。そして、実際の設計業務に入る前に、又は、実際の設計業務に入った後設計変更が生じた場合等に、設計者であるユーザは、当該「標準業務プロセス」を構成する個々の「タスク」の変更、入れ換え、削除等を行い、当該案件において要求される仕様に合致した固有の業務プロセスを作成(カスタマイズ)する。
特許文献1においては、業務支援システムが、要求仕様と雛形との差異を抽出し、抽出された差異に基づいて、タスクを抽出し、抽出されたタスクに基づいて、最終的な業務プロセスを作成する。
特許文献2においては、業務支援装置が、予め「標準業務プロセス」を用意し、当該「標準業務プロセス」に対して個々のユーザが行った変更内容をユーザ全体で共有する。
特開2009−104562号公報(段落0007) 特開2005−108142号公報(段落0006)
特許文献1のシステムでは、予め設定しておいたルールに基づいてタスクを切り替える。しかしながら、切り替えの判断は属人化されておりルール化されていない。したがって、案件ごとの最適な業務プロセスをユーザに提示することはできない。
特許文献2の業務支援装置では、1つの標準業務プロセスを基準にしている。そのため、要求される仕様に合わせてカスタマイズする場合に、又は、設計変更の場合に、標準業務プロセスを構成する個々のタスクのすべてを検討することが必要である。その結果、要求される仕様又は設計変更の影響を受けることがない、検討を省略してもよいタスクについても検討するようにユーザを誘導することになり、カスタマイズされた業務プロセスを完成させるのに時間を要した。
そこで、本発明は、標準業務プロセスの中の特定のタスクを省略した場合の悪影響度を提示し、省略可能なタスクを特定することなどを容易にすることを目的とする。
本発明の業務支援装置は、業務プロセスを構成する複数のタスクのそれぞれが、業務プロセスに従って実行される案件に対して及ぼす影響を算出する業務支援装置であって、過去の案件に関連付けて、タスクと、実行された案件においてタスクが省略されたか否かを示す有無値と、過去の案件に対する事後の評価を示す値である評価値と、が記憶される第1のデータベースと、過去の案件に関連付けて、過去の案件に対して要求された仕様が記憶される第2のデータベースと、が格納される記憶部と、新たな案件について要求される仕様を受け付け、受け付けた仕様に基づいて、第2のデータベースを検索し、仕様が所定の基準を満たす程度に類似する過去の案件を取得し、取得した案件についてのレコードを第1のデータベースから抽出し、抽出したレコードについて、有無値に対して乗じられる係数を悪影響度とし、抽出したレコードのタスクごとに、有無値に悪影響度を乗じた値の総和を算出し、算出した総和と評価値との差分を算出することによって、取得した案件について最適化された悪影響度をタスクごとに算出し、算出した悪影響度と所定の閾値との大小関係を比較し、比較に基づいて特定された悪影響度に対応するタスクを、新たな案件において省略可能であるタスクとして出力する制御部と、を有することを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、標準業務プロセスの中の特定のタスクを省略した場合の悪影響度を提示し、省略可能なタスクを特定することなどを容易にすることが可能になる。
第1及び第2の実施形態に係る標準業務プロセス表示画面の一例である。 第1の実施形態に係る設計業務支援装置の構成図である。 第1の実施形態に係る根拠データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る要求仕様データベースの一例を示す図である。 (a)は、第1及び第2の実施形態に係る案件最終結果データベースの一例を示す図である。(b)は、第1及び第2の実施形態に係る悪影響度データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る根拠登録処理手順のフローチャートである。 第1の実施形態に係る案件最終結果入力処理手順のフローチャートである。 第1の実施形態に係る要求仕様登録処理手順のフローチャートである。 第1の実施形態に係るタスク省略誘導処理手順のフローチャートである。 第1の実施形態に係る根拠登録画面の一例である。 第1及び第2の実施形態に係る案件最終結果入力画面の一例である。 第1の実施形態に係る要求仕様登録画面の一例である。 第1の実施形態に係るタスク検討要否判断・根拠表示画面の一例である。 第1及び第2の実施形態に係る標準業務プロセス表示画面の一例である。 第1及び第2の実施形態に係る標準業務プロセス表示画面の一例である。 第2の実施形態に係る設計業務支援装置の構成図である。 第2の実施形態に係る見直し根拠データベースの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る仕様変更データベースの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る見直し根拠登録処理手順のフローチャートである。 第2の実施形態に係る案件最終結果入力処理手順のフローチャートである。 第2の実施形態に係る仕様変更登録処理手順のフローチャートである。 第2の実施形態に係るタスク見直し誘導処理手順のフローチャートである。 第2の実施形態に係る見直し根拠登録画面の一例である。 第2の実施形態に係る仕様変更登録画面の一例である。 第2の実施形態に係る見直しタスク・根拠表示画面の一例である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、第1の実施形態及び第2の実施形態を含む。請求項の業務支援装置は、設計業務に限らずおよそ業務プロセスに従う業務全般について適用可能である。以降では、業務支援装置の一例としての、設計業務支援装置を説明する。設計業務支援装置は、第1の実施形態においては、省略することができるタスクの候補を示し、第2の実施形態においては、見直すべきタスクの候補を示す(詳細後記)。まず、第1の実施形態を詳しく説明し、その後、第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<第1の実施形態>
(用語等)
案件とは、受注及び評価の対象となる業務の単位である。
タスクとは、案件を構成する単位である。タスクは、通常階層化されており、上位のタスク及び下位のタスクが存在する。ユーザは、このタスクを単位として、案件の一部を省略(一部のタスクを省略)することが可能である。そして、悪影響度(詳細後記)は、タスクごとに算出される。
業務プロセスとは、案件を構成する1又は複数のタスクを、タスクの階層関係及びタスクが実行される順番とともに示したデータである。業務プロセスは、通常、フローチャートに類似した形状で、出力装置等に対して表示可能である。
標準業務プロセスとは、雛形となる業務プロセスである。例えば、ユーザが互いに類似した案件を実行する場合、1つの標準業務プロセスをもとにして、その一部であるタスクを変更、省略等することによって、派生的なカスタマイズされた業務プロセスを容易に作成することができる。
根拠とは、あるタスクを検討することを省略すること、すなわち、業務プロセスからあるタスクを省略することを正当化する理由である。
悪影響度とは、あるタスクを検討することを省略する場合、当該省略が、案件の成否にどれだけの影響を及ぼすかを示す指標である。
図1を参照すると、標準業務プロセス表示画面51のなかに、標準業務プロセス31が表示されている。標準業務プロセス31は、標準業務プロセス名称101、タスク102〜104、説明欄108を有する。タスク102〜104のそれぞれが、1又は複数の(下位の)タスクを有する。ここでは、(上位の)タスク104の下位にあるタスク105〜107のみを表記した。
当該標準業務プロセス31は、空調設備の設計に関するものであり、当該標準業務プロセス31の標準業務プロセス名称は「設備設計」である。「概略容量の把握」、「冷房能力の計算」及び「熱源システムの検討」は、それぞれタスク102〜104の名称である。そして、これらのタスクは、「概略容量の把握」→「冷房能力の計算」→「熱源システムの検討」の順番で実行される。「空冷・水冷パッケージ」、「鋳鉄ボイラ」及び「開放型ターボ冷凍機」は、それぞれタスク105〜107の名称である。そして、これらのタスクは、タスク「熱源システム検討」を実行する際に、原則、「空冷・水冷パッケージ」→「鋳鉄ボイラ」→「開放型ターボ冷凍機」の順番で、ユーザによって検討される。しかしながら、個々のタスクは必ず検討すべきものではなく、検討を省略することが可能である。
説明欄108は、各タスクの詳細説明であり、例えば、ユーザがマウス等の入力装置を使用してタスク102にカーソルを合わせると、「概略容量の把握」とは具体的にどのようなタスクであるのかを説明する文言が説明欄108に表示される。
(設計業務支援装置)
図2に沿って、設計業務支援装置1を説明する。設計業務支援装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、キーボード、マウスなどの入力装置12、ディスプレイなどの出力装置13、主記憶装置14及び補助記憶装置15を有する。これらはバスによって相互に接続されている。補助記憶装置15は、標準業務プロセス31、根拠データベース32、要求仕様データベース33、案件最終結果データベース34及び悪影響度データベース35を記憶している(詳細後記)。主記憶装置14における、標準業務プロセス誘導部21、根拠登録部22、案件成否入力部23、タスク省略誘導部24及び悪影響度フィードバック部25は、プログラムである。以降、「○○部は」と主体を記した場合は、中央制御装置11が、補助記憶装置15から各プログラムを読み出し、主記憶装置14にロードしたうえで、各プログラムの機能を実現するものとする(詳細後記)。
なお、「第1のデータベース」及び「第2のデータベース」には、それぞれ、「案件最終結果データベース34」及び「要求仕様データベース33」が相当する。
(根拠データベース)
図3に沿って、根拠データベース32を説明する。根拠データベース32においては、根拠ID欄201に記憶された根拠IDに関連付けて、根拠欄202には根拠が、タスクID欄203にはタスクIDが、タスク名欄204にはタスク名が、適用案件欄205には案件IDが、案件最終結果平均値欄206には案件最終結果平均値が記憶されている。
根拠ID欄201の根拠IDは、根拠を一意に特定する識別子である。
根拠欄202の根拠は、根拠の文言そのものである。
タスクID欄203のタスクIDは、タスクを一意に特定する識別子である。
タスク名欄204のタスク名は、タスクの名称である。
適用案件欄205の案件IDは、案件を一意に特定する識別子である。ここでは、当該根拠を適用することによって当該タスクが省略された実績を有する1又は複数の案件(適用案件)を特定している。
案件最終結果平均値欄206の案件最終結果平均値は、適用案件のそれぞれについて定義される案件最終結果値(詳細後記)の平均値である。
なお、「評価値」には、「案件最終結果値」が相当する。
根拠データベース32のレコードは、根拠IDとタスクIDとの組合せの数だけ存在する。
因みに、図3の1行目のレコードを参照すると以下のことがらがわかる。
(1)「熱源タイプが温熱源であるため」という根拠を適用することによって、タスク「空冷・水冷パッケージ」を検討することが省略された案件は、少なくとも2つある。1つは、案件「P001」であり、もう1つは、案件「P002」である。
(2)「熱源タイプが温熱源であるため」という根拠を適用することによって、タスク「空冷・水冷パッケージ」を検討することが省略された案件の1つ1つについて案件最終結果値が定義され、それらの平均値は「0.80」である。
(要求仕様データベース)
図4に沿って、要求仕様データベース33を説明する。要求仕様データベース33においては、案件ID欄211に記憶された案件IDに関連付けて、案件名欄212には案件名が、項目欄213には項目を見出しとして有する小欄213a〜213cが記憶されている。
案件ID欄211の案件IDは、案件を一意に特定する識別子である。
案件名欄212の案件名は、案件の名称である。
項目欄213を構成する小欄213a〜213cの見出しである項目は、案件に対して要求される仕様のカテゴリである。ここでは、項目として「熱源タイプ」、「電源タイプ」及び「制御タイプ」を例として記載した。小欄213a〜213cに記憶されている項目の値は、それぞれの項目について要求される仕様そのものである。
要求仕様データベース33のレコードは、案件IDの数だけ存在する。
因みに、図4の1行目のレコードを参照すると以下のことがらがわかる。
(1)案件IDが「P001」である案件の名称は「案件A」である。
(2)当該案件の仕様について3つの要求がある。それらは、「熱源タイプ」は「温熱源」であること、「電源タイプ」は「一般商用電源」であること、及び、「制御タイプ」は「遠隔制御」であることである。
(案件最終結果データベース)
図5(a)に沿って、案件最終結果データベース34を説明する。案件最終結果データベース34においては、案件ID欄221に記憶された案件IDに関連付けて、案件名欄222には案件名が、有無値欄223にはタスクIDを見出しとして有する小欄223a〜223dが、案件最終結果値欄224には案件最終結果値が、根拠欄225にはタスクIDを見出しとして有する小欄225a〜225dが記憶されている。
案件ID欄221の案件IDは、図4の案件IDと同じである。
案件名欄222の案件名は、図4の案件名と同じである。
有無値欄223を構成する小欄223a〜223dの見出しであるタスクIDは、図3のタスクIDと同じである。小欄223a〜223dに記憶されている値は、「0」又は「1」の何れかである。「0」は、そのタスクIDが特定するタスクが検討されたことを示す。「1」は、そのタスクIDが特定するタスクが検討されずに省略されたことを示す。なお、「1」及び「0」を以降で「有無値」と呼ぶことがある。
案件最終結果値欄224の案件最終結果値は、「ある案件の仕損費/その案件の受注金額」/「すべての案件の(仕損費/受注金額)の値のうちの最大値」の計算式によって、案件ごとに定義される値である(詳細後記)。案件最終結果値が大きいほど、案件としての成績が悪い。
なお、図5(a)の案件最終結果値欄224には、( )を付した案件最終結果値及び( )を付さない案件最終結果値が併記されている。( )を付した案件最終結果値は、専ら、後記する第2の実施形態についての説明用のものであるので、ここでは無視する。
根拠欄225を構成する小欄225a〜225dの見出しであるタスクIDは、図3のタスクIDと同じである。小欄225a〜225dに記憶されている値は、根拠IDそのものである。ここでは、根拠IDは、タスクを検討せずに省略する際に適用された根拠を特定する。なお、有無値欄223のうち有無値が「1」である小欄の見出しのタスクIDを見出しに有する根拠欄225の小欄に、根拠IDが記憶される。有無値欄223のうち有無値が「0」である小欄の見出しのタスクIDを見出しに有する根拠欄225の小欄は、空欄のままである。
案件最終結果データベース34のレコードは、案件IDの数だけ存在する。
因みに、図5(a)の1〜6行目のレコードを参照すると、例えば以下のことがらがわかる。なお、図5(a)において例示した根拠ID等の具体的な番号は、専ら図5(a)の説明のために選定されており、図3における根拠ID等の具体的な番号と符号しているものではない。
(1)終了し、評価がなされている案件が少なくとも6つ存在する。
(2)これらの6つの案件のすべてについて、少なくとも1つのタスクが検討されずに省略されている。つまり、すべてのレコードは、有無値欄223に少なくとも1つの有無値「1」を有する。
(3)これらの6つの案件のうち、案件最終結果値が最大である(案件としての成績が悪い)のは、「案件B」である。「案件B」では、タスクID「T002」及び「T004」が特定する2つのタスクが検討されずに省略されている。前者のタスクを省略した際に適用された根拠の根拠IDは「R023」であり、後者のタスクを省略した際に適用された根拠の根拠IDは「R041」である。
(4)1つのタスクを省略し、案件最終結果値を最小にする(案件としての成績を最もよくする)ためには、「T003」を省略するべきである。1、3及び5行目を比較すると、「T003」が省略されている3行目の案件最終結果値が最小であることから、このことが理解できる。
(5)2つのタスクを省略し、案件最終結果値を最小にするためには、「T003」及び「T004」を省略するべきである。2、4及び6行目を比較すると、「T003」及び「T004」が省略されている6行目の案件最終結果値が最小であることから、このことが理解できる。
(6)2つのタスクを省略した結果、1つのタスクを省略するよりも案件最終結果値が小さくなるのであれば、当然2つのタスクを省略する。しかしながら、図5(a)を参照する限りそのような事実はない。
(悪影響度データベース)
図5(b)に沿って、悪影響度データベース35を説明する。今、以下のような最小二乗法を使用した学習処理を考える。
(1)案件n(n=A、B、・・・)についての、タスクID「T001」、「T002」、・・・の有無値をXn1、Xn2、・・・とする。Xn1、Xn2、・・・は、「0」または「1」の何れかである。
(2)Xn1、Xn2、・・・に対して乗じられる係数を、W、W、・・・とする。なお、添字の1、2、・・・は、タスクIDに由来する。
(3)案件nについての案件最終結果推定値(P)を次のように定義する。
案件最終結果推定値(P)=Wn1+Wn2+・・・
(4)W、W、・・・のそれぞれに適当な初期値(例えば「0.5」)を代入する。
(5)すべての案件nについて、Pを算出する。
(6)案件nについての案件最終結果値(図5(a)欄224)をQとする。なお、Qは実績値(案件に対する事後の評価を示す値)である。
(7)(P−Q+(P−Q+・・・を算出する。
(8)W、W、・・・の値を所定の方法で僅かに変化させて、(5)〜(7)の処理を所定の回数だけ繰り返す。例えば、W、W、・・・の値を、それぞれ独立に、0〜1の範囲で無作為に変化させてもよい。
(9)(P−Q+(P−Q+・・・の値が最小になるような、W、W、・・・の値の組合せを取得する。
このようにして取得されたW、W、・・・の値を、タスク「T001」の悪影響度、タスク「T002」の悪影響度、・・・と呼ぶ。図5(b)においては、このような悪影響度が、タスクIDに関連付けて記憶されている(欄231〜234)。
(処理手順の概略)
以降において、処理手順を説明する。処理手順には、(1)根拠登録処理手順、(2)案件最終結果入力処理手順、(3)要求仕様登録処理手順及び(4)タスク省略誘導処理手順の4つがある。これらは、通常、(1)→(2)→(3)→(4)の順番で実行される。それぞれの手順の内容は、フローチャート及び画面例に沿って詳しく後記するが、まず、それぞれの手順の概略を説明する。なお、通常、(1)、(2)及び(3)の手順は、システム管理者により実行され、(4)の手順は、システム利用者によって実行される。すなわち、(1)、(2)及び(3)の手順は、(4)の手順を基準にすればその「事前」に実行される。
(1)根拠登録処理手順は、標準業務プロセス31が完成していることを前提に、将来発生することになる個々の案件において、標準業務プロセス31に含まれるタスクを省略する際に適用される根拠を登録するための手順である。根拠登録処理手順は、通常、標準業務プロセス31が作成された時点で実行される。
(2)案件最終結果入力処理手順は、終了した過去の案件について、どの根拠を適用してどのタスクを省略した結果、案件最終結果値はどのようになったか、を示すデータを作成するための手順である。案件最終結果入力処理手順は、個々の案件が終了した時点で実行されてもよいし、ある時点で、その時点までに終了している複数の案件についてまとめて実行されてもよい。
(3)要求仕様登録処理手順は、終了した過去の案件の仕様を登録するための手順である。要求仕様登録処理手順は、個々の案件が終了した時点で実行されてもよいし、ある時点で、その時点までに終了している複数の案件についてまとめて実行されてもよい。
(4)タスク省略誘導処理手順は、新たな案件用にカスタマイズされた業務プロセスを作成するために、標準業務プロセス31のタスクのうちから省略できるタスクを決定するための手順である。タスク省略誘導処理手順は、新たな案件が実行される直前に実行される。そして、タスク省略誘導処理手順の最初の段階において、(3)要求仕様登録処理手順と類似の手順が実行される。すなわち、新規案件について、要求された仕様が入力される。
(根拠登録処理手順)
図6に沿って、根拠登録処理手順を説明する。
ステップS301において、標準業務プロセス誘導部21は、標準業務プロセス31を表示する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、補助記憶装置15から標準業務プロセス31を取得する。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、出力装置13に標準業務プロセス表示画面51(図1)を表示する。標準業務プロセス表示画面51には、取得した標準業務プロセス31が表示されるものとする。
ここでは、「設備設計」に関する標準業務プロセス31が表示されることとした。しかしながら、複数の標準業務プロセス31が補助記憶装置15に記憶されており、ユーザは、そのうちから任意の標準業務プロセス31を選択するようにしてもよい。
ステップS302において、根拠登録部22は、タスクの指定を受け付ける。具体的には、根拠登録部22は、ユーザが、表示されている標準業務プロセス31のタスクのうちから、根拠を関連付けるべき任意の1つのタスクをマウス等の入力装置12を介して指定するのを受け付ける。ここでは、「空冷・水冷パッケージ」105が指定されたとする。
ステップS303において、根拠登録部22は、根拠登録画面52(図10)を表示する。具体的には、根拠登録部22は、根拠登録画面52(図10)を出力装置13に表示する。根拠登録部22は、根拠登録画面52の「タスク」欄111に、ステップS302において指定されたタスクの名称を表示するものとする。
ステップS304において、根拠登録部22は、根拠の入力を受け付ける。具体的には、根拠登録部22は、第1に、ユーザが、根拠登録画面52の「タスクの検討が省略可能である根拠」欄112に、キーボード等の入力装置12を介して、根拠を入力するのを受け付ける。
根拠登録部22は、第2に、ユーザが登録ボタン113を押下するのを受け付ける。
なお、キャンセルボタン114(図10、23)については、入力された特定の文字列等をカーソル等で指定したうえで当該ボタンが押下された場合は、その文字列等が消去され、とくに指定がないまま当該ボタンが押下された場合は、当該画面が消去されるものとする。後記する、キャンセルボタン126(図11)、キャンセルボタン136(図12、24)及びキャンセルボタン149(図13、25)についても同様である。
ステップS305において、根拠登録部22は、根拠を登録する。具体的には、根拠登録部22は、第1に、根拠データベース32(図3)の新たなレコードを作成する。
根拠登録部22は、第2に、新たなレコードの根拠欄202及びタスク名欄204に、それぞれ、ステップS304において受け付けた根拠及びステップS302において指定されたタスクの名称を記憶する。
根拠登録部22は、第3に、新たなレコードの根拠ID欄201に、根拠IDを採番したうえで記憶し、新たなレコードのタスクID欄203に、タスクIDを採番したうえで記憶する。根拠登録部22は、標準業務プロセス31の各タスクを特定するタスクIDを予め準備しておいてもよい。
なお、新たなレコードの適用条件欄205及び案件最終結果平均値欄206は空欄のままとする。その後、根拠登録処理手順を終了する。
(案件最終結果入力処理手順)
図7に沿って、案件最終結果入力処理手順を説明する。
ステップS321において、案件成否入力部23は、案件最終結果入力画面53(図11)を表示する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、出力装置13に、案件最終結果入力画面53を表示する。入力のタイミングは、通常案件が終了した時点以降である。
ステップS322において、案件成否入力部23は、案件名等を受け付ける。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、ユーザが、案件名欄121に案件名を、受注金額欄122に受注金額を、仕損費欄123に仕損費を入力するのを受け付ける。受注金額は、当該案件の対価として顧客等から受け取る報酬の金額である。仕損費は、仕損品(何らかのタスクを省略したことに起因して発生した不合格製品)の製造等に要したコストである。
案件成否入力部23は、第2に、ユーザが、「タスク及び根拠」欄124に対して、当該案件において省略したタスクのタスクID及びそのタスクを省略した際に適用された根拠の根拠IDを、相互に関連付けられた組合せとして入力するのを受け付ける。
案件成否入力部23は、第3に、ユーザが、登録ボタン125を押下するのを受け付ける。案件成否入力部23は、ステップS322の処理を、終了したすべての案件について繰り返す。
ステップS323において、案件成否入力部23は、「仕損費/受注金額」の値を算出する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、案件最終結果データベース34(図5(a))の新たなレコードを、ステップS322の「第2」において受け付けた組合せの数だけ作成する。
案件成否入力部23は、第2に、ステップS322の「第1」において受け付けた受注金額及び仕損費に基づいて、それぞれの案件についての、「仕損費/受注金額」の値を算出し、その値を主記憶装置14に一時的に記憶する。案件成否入力部23は、ステップS323の処理を、終了したすべての案件について繰り返す。
ステップS324において、案件成否入力部23は、案件最終結果値等を登録する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、案件最終結果データベース34の新たなレコードのそれぞれについて、案件最終結果値を算出する。前記したように、案件最終結果値は、「ある案件の仕損費/その案件の受注金額」/「すべての案件の(仕損費/受注金額)の値のうちの最大値」として定義される。「すべての案件の(仕損費/受注金額)の値」は、ステップS323の「第2」において一時的に記憶した値を参照して取得する。
案件成否入力部23は、第2に、新たなレコードの案件名欄222に、ステップS322の「第1」において受け付けた案件名を記憶し、案件ID欄221に、当該案件の案件IDを記憶する。そして、案件最終結果値欄224に、ステップS324の「第1」において算出した案件最終結果値を記憶する。
案件成否入力部23は、第3に、ステップS322の「第2」において受け付けたタスクIDを見出しとして有する根拠欄225の小欄に、ステップS322の「第2」において受け付けた根拠IDを記憶する。そして、テップS322の「第2」において受け付けたタスクIDを見出しとして有する有無値欄223の小欄に、有無値「1」を記憶し、有無値欄223の他の小欄に、有無値「0」を記憶する。
ステップS325において、案件成否入力部23は、根拠データベース32(図3)を完成させる。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、根拠データベース32の任意のレコードを1つ取得する。取得したレコードの適用案件欄205及び案件最終結果平均値欄206は空欄である。当該取得したレコードを、以降「対象レコード」と呼ぶことがある。
案件成否入力部23は、第2に、対象レコードの根拠ID及びタスクIDを検索キーとして、案件最終結果データベース34(図5(a))の根拠欄225を検索し、該当したレコードの案件ID及び案件最終結果値を取得する。通常、複数のレコードが該当する。そして、取得した案件最終結果値の平均値を算出する。
案件成否入力部23は、第3に、対象レコードの案件最終結果平均値欄206に、算出した平均値を記憶し、対象レコードの適用案件欄205に、取得したすべての案件IDを記憶する。
なお、ステップS325の処理は、すべての未処理の対象レコードについて繰り返す。その後、案件最終結果入力処理手順を終了する。
(要求仕様登録処理手順)
図8に沿って、要求仕様登録処理手順を説明する。
ステップS341において、標準業務プロセス誘導部21は、要求仕様登録画面54(図12)を表示する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、出力装置13に、要求仕様登録画面54を表示する。
ステップS342において、標準業務プロセス誘導部21は、案件名及び要求仕様を受け付ける。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、ユーザが、要求仕様登録画面54の案件名欄131に案件名を入力するのを受け付ける。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、ユーザが、要求仕様登録画面54の要求仕様欄132の項目欄133及び仕様欄134に、項目及び仕様を対応付けて入力するのを受け付ける。仕様については、標準業務プロセス誘導部21が予め項目ごとに用意してある仕様の候補を表示し(図12では、候補として「温熱源」及び「冷熱源」が表示されている)、ユーザがそのうちから1つを選択するのを受け付けてもよい。
標準業務プロセス誘導部21は、第3に、ユーザが登録ボタン135を押下するのを受け付ける。
ステップS343において、標準業務プロセス誘導部21は、要求仕様を登録する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、要求仕様データベース33(図4)の新たなレコードを作成する。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、新たなレコードの案件名欄212に、ステップS342の「第1」において受け付けた案件名を記憶し、新たなレコードの案件ID欄211に、案件IDを採番したうえで記憶する。
標準業務プロセス誘導部21は、第3に、ステップS342の「第2」において受け付けた仕様を、その仕様に対応する項目を見出しに有する、新たなレコードの項目欄213の小欄に記憶する。なお、ステップS342の「第2」において受け付けた仕様に対応する項目が存在しない場合は、その項目を見出しとする小欄を新設する。
なお、ステップS342及びステップS343の処理は、過去のすべての案件について繰り返す。その後、要求仕様登録処理手順を終了する。
(タスク省略誘導処理手順)
図9に沿って、タスク省略誘導処理手順を説明する。
ステップS361において、悪影響度フィードバック部25は、新規案件の要求仕様を受け付ける。具体的には、悪影響度フィードバック部25は、第1に、要求仕様登録画面54(図12)を出力装置13に表示する。
悪影響度フィードバック部25は、第2に、ユーザが、要求仕様登録画面54の案件名欄131に新規案件の案件名を、要求仕様欄132の項目欄133及び仕様欄134に項目と仕様の組合せを入力し、登録ボタン135を押下するのを受け付ける。新規案件とは、案件最終結果データベース34(図5(a))に登録されていない案件であり、ユーザが、今後その案件を実行するに先んじて、何らかのタスクを省略することを考えている案件である。
ステップS362において、悪影響度フィードバック部25は、類似案件を取得する。具体的には、悪影響度フィードバック部25は、第1に、ステップS361の「第2」において受け付けた項目と仕様の組合せを検索キーとして、要求仕様データベース33(図4)を検索し、該当したすべてのレコードの案件IDを取得する。このとき、悪影響度フィードバック部25は、検索キーとしたすべての組合せが一致することをもって「該当」することとしてもよい。しかしながら、検索キーとしたすべての組合せのうち所定の数が一致すること、又は、検索キーとしたすべての組合せの数に所定の比率を乗じた数の組合せが一致すること、をもって「該当」することとしてもよい。例えば、ステップS361の「第2」において受け付けた項目と仕様の組合せが、(熱源タイプ、温熱源)、(電源タイプ、一般商用電源)及び(制御タイプ、遠隔制御)であり、これら3つの組合せを検索キーとして、要求仕様データベース33を検索するとする。このとき、1行目のレコード(3つの組合せが完全一致)だけでなく、2行目のレコード(2つの組合せが一致)も「該当」するものとしてよい。
悪影響度フィードバック部25は、第2に、案件最終結果データベース34(図5(a))のコピーを作成する。そして、ステップS362の「第1」において取得した案件IDを検索キーとして、作成したコピーを検索し、該当したレコードを残して他のレコードを消去する。この段階で残されたレコードを、以降「類似レコード」と呼ぶことがある。
ステップS363において、悪影響度フィードバック部25は、悪影響度を算出する。具体的には、悪影響度フィードバック部25は、すべての類似レコードの案件について前記した学習処理を行い、W、W、・・・の値の組合せを取得(算出)し、取得したW、W、・・・の値を悪影響度データベース35(図5(b))として記憶する。
ステップS364において、タスク省略誘導部24は、悪影響度が小さいタスクを表示する。具体的には、タスク省略誘導部24は、第1に、ステップS363において取得した悪影響度(W、W、・・・)のうち、所定の閾値より小さい悪影響度を特定し、その悪影響度に対応するタスクIDを取得する。ここでは、所定の閾値より小さい悪影響度が1つだけ存在し、その値が「0.20」であったとする。
タスク省略誘導部24は、第2に、出力装置13に、標準業務プロセス31を表示し(図14)、悪影響度をタスクに関連付けて表示し、かつ悪影響度「0.20」及びタスク名を強調表示する。
ステップS365において、タスク省略誘導部24は、タスク検討要否判断・根拠表示画面55(図13)を表示する。具体的には、タスク省略誘導部24は、第1に、出力装置13にタスク検討要否判断・根拠表示画面55を表示し、そのタスク名欄141に、ステップS364の「第1」において取得したタスクIDが特定するタスクの名称を表示し、「上記タスクを省略した際の悪影響度」欄142に、ステップS364の「第1」において特定した悪影響度を表示する。
タスク省略誘導部24は、第2に、ステップS364の「第1」において取得したタスクIDを検索キーとして、根拠データベース32(図3)を検索し、該当したすべてのレコードの根拠、案件ID(適用案件欄205)及び案件最終結果平均値を取得する。
タスク省略誘導部24は、第3に、タスク検討要否判断・根拠表示画面55の「上記タスクが不要である根拠」欄143の根拠欄145に、ステップS365の「第2」において取得した根拠を表示し、適用案件数欄146に、ステップS365の「第2」において取得した案件IDの数を表示し、案件最終結果平均値欄147に、ステップS365の「第2」において取得した案件最終結果平均値を表示する。このとき、「上記タスクが不要である根拠」欄143に表示されるレコードの数は、ステップS365の「第2」において該当したレコードの数に等しい。
ステップS366において、タスク省略誘導部24は、根拠を受け付ける。具体的には、タスク省略誘導部24は、第1に、ユーザが、「上記タスクが不要である根拠」欄143のレコードのうち任意の1つを選択するのを受け付ける。タスク省略誘導部24は、ラジオボックス欄144を表示しておき、ユーザが任意の1つのラジオボックスを選択するのを受け付けるものとする。
タスク省略誘導部24は、第2に、ユーザが、適用ボタン148を押下するのを受け付ける。
ステップS367において、タスク省略誘導部24は、省略するタスクを表示する。具体的には、タスク省略誘導部24は、ステップS364の「第2」において強調表示した悪影響度及びタスク名を、省略決定済みであることを示す他の形態(例えば、グレー表示、図15参照)で表示する。
なお、ステップS367において、タスク省略誘導部24は、ステップS361の「第2」において受け付けた案件名、項目及び仕様、並びに新たに採番する案件IDに基づいて、新規案件について、要求仕様データベース33(図4)のレコードを作成してもよい。さらに、タスク省略誘導部24は、ステップS361の「第2」において受け付けた案件名、新たに採番する案件ID、ステップS364の「第1」において取得したタスクID、及び、ステップS366の「第1」において受け付けた根拠に基づいて、新規案件について、案件最終結果データベース34(図5(a))のレコードを作成してもよい。ただし、案件最終結果値欄224は空白とする。
その後、タスク省略誘導処理手順を終了する。
(第1の実施形態の効果)
ユーザは、従来は経験に基づきタスクの要否判断を行っていた。第1の実施形態では、例えば、図13において、タスク名「空冷・水冷パッケージ」、根拠「熱源タイプが温熱源であるため」及び悪影響度「0.50」が表示される。これらを視認したユーザは、自らの新規の案件の要求仕様が「温熱源」であることと照らし合わせることによって、当該タスクを検討することなく省略可能であることが容易にわかる。さらに、当該タスクを省略した場合の悪影響度を数量的に理解できる。
<第2の実施形態>
ある案件において、要求仕様が一旦決定された後、変更される場合がよくある。この場合、どのタスクに戻って検討をし直すかを決定することは実際には困難である。第2の実施形態においては、設計業務支援装置1は、ユーザが直面していると思われる状況を「見直し根拠」として表示する。同時に、その状況が発生した際に検討し直すべきタスクを「見直しタスク」として表示する(図25)。
第1の実施形態においては、設計業務支援装置1は、悪影響度の小さいタスクを省略可能なタスクとして表示した。設計業務支援装置1は、第2の実施形態においては、信頼度(詳細後記)の大きいタスクを「見直しタスク」として表示する。
(用語等)
見直し根拠とは、あるタスクを見直す(再度検討する)ことを正当化する理由である。
見直しタスクとは、見直し根拠を適用することによって再度検討されるべきタスクである。
信頼度とは、悪影響度が大きくなるほど小さくなる指標である。一般的に、悪影響度と信頼度との関係は、悪影響度を入力値とし、信頼度を出力値とし、入力値が大きくなるほど出力値が小さくなる関数によって定義される。ここでは、当該関数は、「信頼度=1−悪影響度」であるとする。
これら以外の用語は、第1の実施形態における用語と同じである。
(設計業務支援装置)
図16に沿って、設計業務支援装置1を説明する。図2における根拠登録部22、タスク省略誘導部24、悪影響度フィードバック部25、根拠データベース32及び要求仕様データベース33が、図16においては、それぞれ、見直し根拠登録部22b、タスク見直し誘導部24b、信頼度フィードバック部25b、見直し根拠データベース32b及び仕様変更データベース33bに置換されている。図16のその他の構成は、図2と同じである。
なお、例えば、根拠データベース32に対し、見直し根拠データベースの符号を「32b」としたのは、それらのデータベースが対応しており、構成も類似しているからである。類似しているデータベース間において、同じ欄には同じ符号を付し、類似している欄にはもとの符号に「b」を加えた符号を付した(詳細後記)。
また、「第1のデータベース」及び「第2のデータベース」には、それぞれ、「案件最終結果データベース34」及び「仕様変更データベース33b」が相当する。
(見直し根拠データベース)
図17に沿って、見直し根拠データベース32bを説明する。図3における、根拠ID欄201、根拠欄202、タスクID欄203及びタスク名欄204が、図17においては、それぞれ、見直し根拠ID欄201b、見直し根拠欄202b、見直しタスクID欄203b及び見直しタスク名欄204bに置換されている。図17のその他の構成は、図3と同じである。
見直し根拠ID欄201bの見直し根拠IDは、見直し根拠を一意に特定する識別子である。
見直し根拠欄202bの見直し根拠は、見直し根拠の文言そのものである。
見直しタスクID欄203bの見直しタスクIDは、見直しタスクを一意に特定する識別子である。
見直しタスク名欄204bの見直しタスク名は、見直しタスクの名称である。
適用案件欄205の案件IDは、案件を一意に特定する識別子である。ここでは、当該見直し根拠を適用することによって当該見直しタスクが見直された実績を有する1又は複数の案件を特定している。
案件最終結果平均値欄206の案件最終結果平均値は、適用案件のそれぞれについて定義される案件最終結果値(詳細後記)の平均値である。
見直し根拠データベース32bのレコードは、見直し根拠IDと見直しタスクIDとの組合せの数だけ存在する。
(仕様変更データベース)
図18に沿って、仕様変更データベース33bを説明する。仕様変更データベース33bにおいては、案件ID欄211に記憶された案件IDに関連付けて、案件名欄212には案件名が、項目欄214には項目が、変更前欄215には変更前の項目の値が、変更後欄216には変更後の項目の値が記憶されている。
案件ID欄211の案件IDは、案件を一意に特定する識別子である。
案件名欄212の案件名は、案件の名称である。
項目欄214の項目は、案件に対して要求される仕様のカテゴリである。例えば、項目として、「床面積」及び「天井高さ」が存在する。
変更前欄215の変更前の項目の値は、その項目について要求される仕様そのもののうち、変更前のものである。
変更後欄216の変更後の項目の値は、その項目について要求される仕様そのもののうち、変更後のものである。
仕様変更データベース33bのレコードは、案件IDと項目の組合せの数だけ存在する。
(案件最終結果データベース)
第2の実施形態においては、第1の実施形態と同じ案件最終結果データベース34(図5(a))が使用される。しかしながら、第2の実施形態における有無値(欄223)の意味は、第1の実施形態における有無値の意味とは異なる。第2の実施形態においては、有無値「0」は、そのタスクIDが特定するタスクが見直されなかったことを示す。有無値「1」は、そのタスクIDが特定するタスクが見直されたことを示す。
したがって、第2の実施形態における、図5(a)の1〜6行目のレコードを参照すると、例えば以下のことがらがわかる。なお、図5(a)の案件最終結果値欄224には、( )を付した案件最終結果値及び( )を付さない案件最終結果値が併記されている。( )を付さない案件最終結果値は、専ら、前記した第1の実施形態についての説明用のものであるので、ここでは無視する。
(1)仕様の変更がなされた後終了し、評価がなされた案件が少なくとも6つ存在する。
(2)これらの6つの案件のすべてについて、少なくとも1つのタスクが見直されている。つまり、すべてのレコードは、有無値欄223に少なくとも1つの有無値「1」を有する。
(3)これらの6つの案件のうち、案件最終結果値が最大である(案件としての成績が悪い)のは、「案件A」である。「案件A」では、タスクID「T002」のタスクが見直されている。当該タスクを省略した際に適用された根拠の根拠IDは「R021」である。
(4)1つのタスクを見直し、案件最終結果値を最小にする(案件としての成績を最もよくする)ためには、「T004」を見直すべきである。1、3及び5行目を比較すると、「T004」が見直されている5行目の案件最終結果値が最小であることから、このことが理解できる。
(5)2つのタスクを見直し、案件最終結果値を最小にするためには、「T001」及び「T004」を省略するべきである。2、4及び6行目を比較すると、「T001」及び「T004」が見直されている4行目の案件最終結果値が最小であることから、このことが理解できる。
(6)1つのタスクを見直した結果、2つのタスクを見直すよりも案件最終結果値が小さくなるのであれば、当然1つのタスクのみを見直す。しかしながら、図5(a)を参照する限りそのような事実はない。
なお、第2の実施形態の根拠欄225の根拠IDの例は、第1の実施形態の例と同じものを便宜的に使用している。例えば1行目のレコードについて、「T002」に対して「R021」が対応するものとして第2の実施形態を説明している。当然のことながら、タスクを省略する根拠とタスクを見直す根拠は別のものである。よって、ここでの、例えば「R021」が特定する見直し根拠は、第1の実施形態における「R021」が特定する根拠とは別のものである。
(処理手順の概要)
以降において、処理手順を説明する。処理手順には、(1)見直し根拠登録処理手順、(2)案件最終結果入力処理手順、(3)仕様変更登録処理手順及び(4)タスク見直し誘導処理手順の4つがある。これらは、通常、(1)→(2)→(3)→(4)の順番で実行される。それぞれの手順の内容は、フローチャート及び画面例に沿って詳しく後記するが、まず、それぞれの手順の概略を説明する。なお、通常、(1)、(2)及び(3)の手順は、システム管理者により実行され、(4)の手順は、システム利用者によって実行される。すなわち、(1)、(2)及び(3)の手順は、(4)の手順を基準にすればその「事前」に実行される。
(1)見直し根拠登録処理手順は、標準業務プロセス31が完成していることを前提に、要求仕様が一旦決定された後変更された個々の案件において、標準業務プロセス31に含まれるタスクを見直す際に適用される見直し根拠を登録するための手順である。見直し根拠登録処理手順は、通常、標準業務プロセス31が作成された時点で実行される。
(2)案件最終結果入力処理手順は、終了した過去の案件のうち、要求仕様が一旦決定された後変更された個々の案件(以降「仕様変更があった案件」とも呼ぶ)について、どの見直し根拠を適用してどの見直しタスクを見直した結果悪影響度及び信頼度はどのようになったか、を示すデータを作成するための手順である。案件最終結果入力処理手順は、個々の案件のうち仕様変更があった案件が終了した時点で実行されてもよいし、ある時点で、その時点までに終了している、そのような複数の案件についてまとめて実行されてもよい。
(3)仕様変更登録処理手順は、終了した過去の案件のうち仕様変更があった案件の変更前後の仕様を登録するための手順である。仕様変更登録処理手順は、個々の案件のうち仕様変更があった案件が終了した時点で実行されてもよいし、ある時点で、その時点までに終了している、そのような複数の案件についてまとめて実行されてもよい。
(4)タスク見直し誘導処理手順は、仕様変更があった案件用にカスタマイズされた業務プロセスを作成するために、標準業務プロセス31のタスクのうちから、再度検討すべきタスクの起点となるべきタスクである、見直しタスクを決定するための手順である。タスク見直し誘導処理手順は、ある案件の仕様が変更される都度実行される。そして、タスク見直し誘導処理手順の最初の段階において、(3)仕様変更登録処理手順と類似の手順が実行される。すなわち、仕様変更があった案件について、変更前後の仕様が入力される。
(見直し根拠登録処理手順)
図19に沿って、見直し根拠登録処理手順を説明する。
ステップS401において、標準業務プロセス誘導部21は、標準業務プロセス31を表示する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、補助記憶装置15から標準業務プロセス31を取得する。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、出力装置13に標準業務プロセス表示画面51(図1)を表示する。標準業務プロセス表示画面51には、取得した標準業務プロセス31が表示されるものとする。
ここでは、「設備設計」に関する標準業務プロセス31が表示されることとした。しかしながら、複数の標準業務プロセス31が補助記憶装置15に記憶されており、ユーザは、そのうちから任意の標準業務プロセス31を選択するようにしてもよい。
ステップS402において、見直し根拠登録部22bは、見直しタスクの指定を受け付ける。具体的には、見直し根拠登録部22bは、ユーザが、表示されている標準業務プロセス31のタスクのうちから、見直し根拠を関連付けるべき任意の1つのタスクをマウス等の入力装置12を介して指定するのを受け付ける。ここでは、「概略容量の把握」102が指定されたとする。
ステップS403において、見直し根拠登録部22bは、見直し根拠登録画面52b(図23)を表示する。具体的には、見直し根拠登録部22bは、見直し根拠登録画面52bを出力装置13に表示する。見直し根拠登録部22bは、見直し根拠登録画面52bの「見直しタスク」欄111bに、ステップS402において指定されたタスクの名称を表示するものとする。
ステップS404において、見直し根拠登録部22bは、見直し根拠の入力を受け付ける。具体的には、見直し根拠登録部22bは、第1に、ユーザが、見直し根拠登録画面52bの「タスクを見直す根拠」欄112bに、キーボード等の入力装置12を介して、見直し根拠を入力するのを受け付ける。
見直し根拠登録部22bは、第2に、ユーザが登録ボタン113を押下するのを受け付ける。
ステップS405において、見直し根拠登録部22bは、見直し根拠を登録する。具体的には、見直し根拠登録部22bは、第1に、見直し根拠データベース32b(図17)の新たなレコードを作成する。
見直し根拠登録部22bは、第2に、新たなレコードの見直し根拠欄202b及び見直しタスク名欄204bに、それぞれ、ステップS404において受け付けた見直し根拠及びステップS402において指定されたタスクの名称を記憶する。
見直し根拠登録部22bは、第3に、新たなレコードの見直し根拠ID欄201bに、見直し根拠IDを採番したうえで記憶し、新たなレコードの見直しタスクID欄203bに、見直しタスクIDを採番したうえで記憶する。見直し根拠登録部22bは、標準業務プロセス31の各タスクを特定する見直しタスクIDを予め準備しておいてもよい。
なお、新たなレコードの適用条件欄205及び案件最終結果平均値欄206は空欄のままとする。その後、見直し根拠登録処理手順を終了する。
(案件最終結果入力処理手順)
図20に沿って、案件最終結果入力処理手順を説明する。
ステップS421において、案件成否入力部23は、案件最終結果入力画面53(図11)を表示する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、出力装置13に、案件最終結果入力画面53を表示する。入力のタイミングは、通常案件が終了した時点以降である。
ステップS422において、案件成否入力部23は、案件名等を受け付ける。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、ユーザが、案件名欄121に案件名を、受注金額欄122に受注金額を、仕損費欄123に仕損費を入力するのを受け付ける。受注金額は、当該案件の対価として顧客等から受け取る報酬の金額である。仕損費は、仕損品(何らかのタスクを省略したことに起因して発生した不合格製品)の製造等に要したコストである。
案件成否入力部23は、第2に、ユーザが、「タスク及び根拠」欄124に対して、当該案件において見直したタスクの見直しタスクID及びそのタスクを見直した際に適用された見直し根拠の見直し根拠IDを、相互に関連付けられた組合せとして入力するのを受け付ける。
案件成否入力部23は、第3に、ユーザが、登録ボタン125を押下するのを受け付ける。案件成否入力部23は、ステップS422の処理を、終了したすべての案件のうち仕様変更があった案件について繰り返す。
ステップS423において、案件成否入力部23は、「仕損費/受注金額」の値を算出する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、案件最終結果データベース34(図5(a))の新たなレコードを、ステップS422の「第2」において受け付けた組合せの数だけ作成する。
案件成否入力部23は、第2に、ステップS422の「第1」において受け付けた受注金額及び仕損費に基づいて、それぞれの案件についての、「仕損費/受注金額」の値を算出し、その値を主記憶装置14に一時的に記憶する。案件成否入力部23は、ステップS423の処理を、終了したすべての案件のうち仕様変更があった案件について繰り返す。
ステップS424において、案件成否入力部23は、案件最終結果値等を登録する。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、案件最終結果データベース34の新たなレコードのそれぞれについて、案件最終結果値を算出する。前記したように、案件最終結果値は、「ある案件の仕損費/その案件の受注金額」/「すべての案件の(仕損費/受注金額)の値のうちの最大値」として定義される。「すべての案件の(仕損費/受注金額)の値」は、ステップS423の「第2」において一時的に記憶した値を参照して取得する。
案件成否入力部23は、第2に、新たなレコードの案件名欄222に、ステップS422の「第1」において受け付けた案件名を記憶し、案件ID欄221に、当該案件の案件IDを記憶する。そして、案件最終結果値欄224に、ステップS424の「第1」において算出した案件最終結果値を記憶する。
案件成否入力部23は、第3に、ステップS422の「第2」において受け付けた見直しタスクIDを見出しとして有する根拠欄225の小欄に、ステップS422の「第2」において受け付けた見直し根拠IDを記憶する。そして、テップS422の「第2」において受け付けた見直しタスクIDを見出しとして有する有無値欄223の小欄に、有無値「1」を記憶し、有無値欄223の他の小欄に、有無値「0」を記憶する。
ステップS425において、案件成否入力部23は、見直し根拠データベース32b(図17)を完成させる。具体的には、案件成否入力部23は、第1に、見直し根拠データベース32bの任意のレコードを1つ取得する。取得したレコードの適用案件欄205及び案件最終結果平均値欄206は空欄である。当該取得したレコードを、以降「対象レコード」と呼ぶことがある。
案件成否入力部23は、第2に、対象レコードの見直し根拠ID及び見直しタスクIDを検索キーとして、案件最終結果データベース34(図5(a))の根拠欄225を検索し、該当したレコードの案件ID及び案件最終結果値を取得する。通常、複数のレコードが該当する。そして、取得した案件最終結果値の平均値を算出する。
案件成否入力部23は、第3に、対象レコードの案件最終結果平均値欄206に、算出した平均値を記憶し、対象レコードの適用案件欄205に、取得したすべての案件IDを記憶する。
なお、ステップS425の処理は、すべての未処理の対象レコードについて繰り返す。その後、案件最終結果入力処理手順を終了する。
(仕様変更登録処理手順)
図21に沿って、仕様変更登録処理手順を説明する。
ステップS441において、標準業務プロセス誘導部21は、仕様変更登録画面54b(図24)を表示する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、ユーザが入力装置12を介して所定の指示を入力するのを契機として、出力装置13に、仕様変更登録画面54bを表示する。
ステップS442において、標準業務プロセス誘導部21は、案件名及び変更前後の仕様を受け付ける。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、ユーザが、仕様変更登録画面54bの案件名欄131bに案件名を入力するのを受け付ける。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、ユーザが、仕様変更登録画面54bの仕様変更欄132bの項目欄133b及び仕様欄134bに、項目、変更前の仕様及び変更後の仕様を対応付けて入力するのを受け付ける。仕様については、標準業務プロセス誘導部21が予め項目ごとに用意してある仕様の候補を表示し(図24では、候補として「100m」及び「200m」が表示されている)、ユーザがそのうちから2つを選択するのを受け付けてもよい。標準業務プロセス誘導部21は、ユーザが最初に選択した仕様を変更前の仕様として扱い、ユーザが次に選択した仕様を変更後の仕様として扱う。
標準業務プロセス誘導部21は、第3に、ユーザが登録ボタン135を押下するのを受け付ける。
ステップS443において、標準業務プロセス誘導部21は、仕様変更を登録する。具体的には、標準業務プロセス誘導部21は、第1に、仕様変更データベース33b(図18)の新たなレコードを作成する。なお、ステップS442の「第2」において受け付けた項目が複数ある場合は、その項目の数だけ、新たなレコードを作成する。
標準業務プロセス誘導部21は、第2に、新たなレコードの案件名欄212に、ステップS442の「第1」において受け付けた案件名を記憶し、新たなレコードの案件ID欄211に、案件IDを採番したうえで記憶する。
標準業務プロセス誘導部21は、第3に、ステップS442の「第2」において受け付けた項目、変更前の仕様及び変更後の仕様を、新たなレコードの、それぞれ、項目欄214、変更前欄215及び変更後欄216に記憶する。
なお、ステップS442及びステップS443の処理は、過去のすべての案件のうち仕様変更があった案件について繰り返す。
その後、仕様変更登録処理手順を終了する。
(タスク見直し誘導処理手順)
図22に沿って、タスク見直し誘導処理手順を説明する。
ステップS461において、信頼度フィードバック部25bは、変更前の仕様及び変更後の仕様を受け付ける。具体的には、信頼度フィードバック部25bは、第1に、仕様変更登録画面54b(図24)を出力装置13に表示する。
信頼度フィードバック部25bは、第2に、ユーザが、仕様変更登録画面54bの案件名欄131bに今次仕様変更があった案件の案件名を、仕様変更欄132bの項目欄133に変更があった項目を、仕様変更欄132bの仕様欄134bに変更前の仕様及び変更後の仕様を入力し、登録ボタン135を押下するのを受け付ける。今次仕様変更があった案件とは、案件最終結果データベース34(図5(a))に登録されていない案件であり、ユーザが、仕様変更に対応して何らかのタスクを見直すことを考えている案件である。
ステップS462において、信頼度フィードバック部25bは、類似案件を取得する。具体的には、信頼度フィードバック部25bは、第1に、ステップS461の「第2」において受け付けた、項目、変更前の仕様及び変更後の仕様の組合せを検索キーとして、仕様変更データベース33b(図18)を検索し、該当したすべてのレコードの案件IDを取得する。このとき、信頼度フィードバック部25bは、検索キーとした組合せに含まれる、項目、変更前の仕様及び変更後の仕様のそれぞれが、厳密に一致することをもって「該当」することとしてもよい。しかしながら、検索キーである変更前の仕様及び/又は変更後の仕様に対して、その仕様の値を含む誤差範囲を定義し、その範囲で該当する場合も「該当」することとしてもよい。
例えば、ステップS461の「第2」において受け付けた、項目、変更前の仕様及び変更後の仕様の組合せが、それぞれ、「床面積」、「100m」及び「200m」であり、変更前の仕様についての誤差率及び変更後の仕様についての誤差率が、それぞれ、「±20%」及び「±30%」であったとする。この場合、信頼度フィードバック部25bは、項目「床面積」、変更前「80m〜120m」及び変更後「140m〜260m」を検索キーとして、仕様変更データベース33bを検索する。すると、例えば、項目「床面積」、変更前「90m」及び変更後「220m」を有するレコードも該当することとなる。
信頼度フィードバック部25bは、第2に、案件最終結果データベース34(図5(a))のコピーを作成する。そして、ステップS462の「第1」において取得した案件IDを検索キーとして、作成したコピーを検索し、該当したレコードを残して他のレコードを消去する。この段階で残されたレコードを、以降「変更内容類似レコード」と呼ぶことがある。
ステップS463において、信頼度フィードバック部25bは、信頼度を算出する。具体的には、信頼度フィードバック部25bは、すべての変更内容類似レコードの案件について、前記した(第1の実施形態と同じ)学習処理を行い、W、W、・・・の値の組合せを取得(算出)し、取得したW、W、・・・の値を悪影響度データベース35(図5(b))として記憶する。そして、Z=1−W、Z=1−W、・・・の値を、信頼度として、図5(b)と同様な形で補助記憶装置15に記憶する(図示せず)。
ステップS464において、タスク見直し誘導部24bは、信頼度が大きいタスクを表示する。具体的には、タスク見直し誘導部24bは、第1に、ステップS463において取得した信頼度(Z、Z、・・・)のうち、所定の閾値より大きい信頼度を特定し、その信頼度に対応する見直しタスクIDを取得する。ここでは、所定の閾値より大きい信頼度が1つだけ存在し、その値が「0.75」であったとする。
タスク見直し誘導部24bは、第2に、出力装置13に、標準業務プロセス31を表示し、信頼度を見直しタスクに関連付けて表示し、かつ信頼度「0.75」及び見直しタスク名を強調表示する(図14において、強調表示箇所が「概略容量の把握(0.75)」となっている状態)。
ステップS465において、タスク見直し誘導部24bは、見直しタスク・根拠表示画面55b(図25)を表示する。具体的には、タスク見直し誘導部24bは、第1に、ステップS464の「第1」において取得した見直しタスクIDを検索キーとして、見直し根拠データベース32b(図17)を検索し、該当したすべてのレコードの見直し根拠、案件ID(適用案件欄205)、見直しタスク名、及び案件最終結果平均値を取得する。
タスク見直し誘導部24bは、第2に、見直しタスク・根拠表示画面55bの「見直しタスク及び根拠」欄143bの見直しタスク欄150に、ステップS465の「第1」において取得した見直しタスク名を表示し、見直し根拠欄145bにステップS465の「第1」において取得した見直し根拠を表示し、適用案件数欄146に、ステップS465の「第1」において取得した案件IDの数を表示し、案件最終結果平均値欄147に、ステップS465の「第1」において取得した案件最終結果平均値を表示し、信頼度欄151にステップS464の「第1」において特定した信頼度を表示する。このとき、「見直しタスク及び根拠」欄143bに表示されるレコードの数は、ステップS465の「第1」において該当したレコードの数に等しい。
ステップS466において、タスク見直し誘導部24bは、見直し根拠を受け付ける。具体的には、タスク見直し誘導部24bは、第1に、ユーザが、「見直しタスク及び根拠」欄143bのレコードのうち任意の1つを選択するのを受け付ける。タスク見直し誘導部24bは、ラジオボックス欄144を表示しておき、ユーザが任意の1つのラジオボックスを選択するのを受け付けるものとする。
タスク見直し誘導部24bは、第2に、ユーザが、適用ボタン148を押下するのを受け付ける。
ステップS467において、タスク見直し誘導部24bは、見直しタスクを表示する。具体的には、タスク見直し誘導部24bは、ステップS464の「第2」において強調表示した見直しタスク名を、見直し決定済みであることを示す他の形態(例えば、グレー表示)で表示する。このとき、例えば、「概略容量の把握(0.75)」がグレー表示される(図15において、グレー表示箇所が「概略容量の把握(0.75)」となっている状態)。
なお、ステップS467において、タスク見直し誘導部24bは、ステップS461の「第2」において受け付けた案件名、項目、変更前の仕様及び変更後の仕様、並びに、すでに採番済みの案件IDに基づいて、仕様変更があった案件について、仕様変更データベース33b(図18)のレコードを作成してもよい。さらに、タスク見直し誘導部24bは、ステップS461の「第2」において受け付けた案件名、並びに、ステップS466の「第1」において選択されたレコードの見直しタスク及び見直し根拠に基づいて、仕様変更があった案件について、案件最終結果データベース34(図5(a))のレコードを作成してもよい。ただし、案件最終結果値欄224は空白とする。
その後、タスク見直し誘導処理手順を終了する。
(第2の実施形態の変形例)
前記したステップS464においては、タスク見直し誘導部24bは、単純に信頼度の大きいタスクを表示した。しかしながら、すべてのタスクを、ユーザが現在実行中のタスクの上流に位置するタスク(ユーザが過去に実行したタスク)に絞り込んだうえで、絞り込んだタスクのうちから信頼度の高いタスクを「見直しタスク」として表示することも可能である。
例えば、補助記憶装置15は、タスクの階層関係を示す「タスク階層情報」(図示せず)を格納しているものとする。タスク階層情報は、当該タスクのタスクIDに関連付けて、当該タスクの上流に位置する1つのタスクのタスクIDと、当該タスクの下流に位置する1又は複数のタスクの見直しタスクIDとを記憶しているものとする。すなわち、タスク見直し誘導部24bは、タスク階層情報を参照することによって、標準業務プロセス31(図1)の階層関係及び分岐状態を知ることができる。
ステップS464の「第1」において、タスク見直し誘導部24bは、以下の処理を実行する。
(1)ユーザが、現在実行中のタスクを指定するのを受け付ける。
(2)受け付けたタスクのタスクIDを検索キーとして、タスク階層情報を検索し、現在実行中のタスクを起点として遡ることができるすべてのタスクのタスクIDを取得する。
(3)取得したタスクIDが特定するタスクのうちから、信頼度が所定の閾値よりも大きいタスクを見直しタスクとして特定する。ここで複数のタスクが特定される場合がある。その場合は、そのうち最も下流にある1つのタスク(上流にあるタスクに比較して一般的に見直す手間が少ない)を見直しタスクとして特定してもよい。
(第2の実施形態の効果)
ユーザは、従来は経験に基づきタスクの見直し判断を行っていた。第2の実施形態では、例えば、図25において、見直しタスク名「概略容量の把握」、見直し根拠「床面積が変更となり、容量が変わるため」及び信頼度「0.50」が表示される。これらを視認したユーザは、自らの案件において仕様「床面積」が変更となったことと照らし合わせることによって、当該見直しタスクを再度検討することが有益であることが容易にわかる。さらに、当該見直しタスクを再度検討した場合の信頼度を数量的に理解できる。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能である。
1 設計業務支援装置
11 中央制御装置(制御部)
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置(記憶部)
15 補助記憶装置(記憶部)
21 標準業務プロセス誘導部
22 根拠登録部
22b 見直し根拠登録部
23 案件成否入力部
24 タスク省略誘導部
24b タスク見直し誘導部
25 悪影響度フィードバック部
25b 信頼度フィードバック部
31 標準業務プロセス
32 根拠データベース
32b 見直し根拠データベース
33 要求仕様データベース(第2のデータベース)
33b 仕様変更データベース(第2のデータベース)
34 案件最終結果データベース(第1のデータベース)
35 悪影響度データベース
51 標準業務プロセス表示画面
52 根拠登録画面
52b 見直し根拠登録画面
53 案件最終結果入力画面
54 要求仕様登録画面
54b 仕様変更登録画面
55 タスク検討要否判断・根拠表示画面
55b 見直しタスク・根拠表示画面

Claims (6)

  1. 業務プロセスを構成する複数のタスクのそれぞれが、前記業務プロセスに従って実行される案件に対して及ぼす影響を算出する業務支援装置であって、
    過去の前記案件に関連付けて、前記タスクと、前記実行された案件において前記タスクが省略されたか否かを示す有無値と、過去の前記案件に対する事後の評価を示す値である評価値と、が記憶される第1のデータベースと、
    過去の前記案件に関連付けて、過去の前記案件に対して要求された仕様が記憶される第2のデータベースと、
    が格納される記憶部と、
    新たな前記案件について要求される仕様を受け付け、
    前記受け付けた仕様に基づいて、前記第2のデータベースを検索し、前記仕様が所定の基準を満たす程度に類似する過去の前記案件を取得し、
    前記取得した案件についてのレコードを前記第1のデータベースから抽出し、
    前記抽出したレコードについて、前記有無値に対して乗じられる係数を悪影響度とし、
    前記抽出したレコードのタスクごとに、前記有無値に前記悪影響度を乗じた値の総和を算出し、前記算出した総和と前記評価値との差分を算出することによって、前記取得した前記案件について最適化された前記悪影響度を前記タスクごとに算出し、
    前記算出した悪影響度と所定の閾値との大小関係を比較し、前記比較に基づいて特定された悪影響度に対応する前記タスクを、新たな前記案件において省略可能であるタスクとして出力する制御部と、
    を有することを特徴とする業務支援装置。
  2. 業務プロセスを構成する複数のタスクのそれぞれが、前記業務プロセスに従って実行される案件に対して及ぼす影響を算出する業務支援装置であって、
    過去の前記案件に関連付けて、前記タスクと、前記実行された案件において前記タスクが見直されたか否かを示す有無値と、過去の前記案件に対する事後の評価を示す値である評価値と、が記憶される第1のデータベースと、
    過去の前記案件に関連付けて、過去の前記案件の仕様の項目、変更前の項目値及び変更後の項目値が記憶される第2のデータベースと、
    が格納される記憶部と、
    前記案件についての仕様の項目、変更前の項目値及び変更後の項目値を受け付け、
    前記受け付けた仕様の項目、変更前の項目値及び変更後の項目値に基づいて、前記第2のデータベースを検索し、前記仕様の項目、変更前の項目値及び変更後の項目値が所定の基準を満たす程度に類似する過去の前記案件を取得し、
    前記取得した案件についてのレコードを前記第1のデータベースから抽出し、
    前記抽出したレコードについて、前記有無値に対して乗じられる係数を悪影響度とし、
    前記抽出したレコードのタスクごとに、前記有無値に前記悪影響度を乗じた値の総和を算出し、前記算出した総和と前記評価値との差分を算出することによって、前記取得した前記案件について最適化された前記悪影響度を前記タスクごとに算出し、
    前記算出した悪影響度が大きくなるほど小さくなる信頼度を算出し、
    前記算出した信頼度と所定の閾値との大小関係を比較し、前記比較に基づいて特定された信頼度に対応する前記タスクを、前記案件において見直すべきタスクとして出力する制御部と、
    を有することを特徴とする業務支援装置。
  3. 前記第1のデータベースには、
    前記タスクのそれぞれが省略されたか否か又は見直されたか否かを示す有無値に関連付けて、前記タスクのそれぞれが省略された又は見直された根拠が記憶されており、
    前記制御部は、
    前記出力したタスクに関連付けて、前記根拠を出力すること、
    を特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載に業務支援装置。
  4. 前記制御部は、
    前記取得した前記案件のすべてについての前記差分の二乗和が最小になるように、前記悪影響度を最適化すること、
    を特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載に業務支援装置。
  5. 業務プロセスを構成する複数のタスクのそれぞれが、前記業務プロセスに従って実行される案件に対して及ぼす影響を算出する業務支援装置の業務支援方法であって、
    前記業務支援装置の記憶部は、
    過去の前記案件に関連付けて、前記タスクと、前記実行された案件において前記タスクが省略されたか否かを示す有無値と、過去の前記案件に対する事後の評価を示す値である評価値と、が記憶される第1のデータベースと、
    過去の前記案件に関連付けて、過去の前記案件に対して要求された仕様が記憶される第2のデータベースと、
    を格納しており、
    前記業務支援装置の制御部は、
    新たな前記案件について要求される仕様を受け付け、
    前記受け付けた仕様に基づいて、前記第2のデータベースを検索し、前記仕様が所定の基準を満たす程度に類似する過去の前記案件を取得し、
    前記取得した案件についてのレコードを前記第1のデータベースから抽出し、
    前記抽出したレコードについて、前記有無値に対して乗じられる係数を悪影響度とし、
    前記抽出したレコードのタスクごとに、前記有無値に前記悪影響度を乗じた値の総和を算出し、前記算出した総和と前記評価値との差分を算出することによって、前記取得した前記案件について最適化された前記悪影響度を前記タスクごとに算出し、
    前記算出した悪影響度と所定の閾値との大小関係を比較し、前記比較に基づいて特定された悪影響度に対応する前記タスクを、新たな前記案件において省略可能であるタスクとして出力すること、
    を特徴とする業務支援方法。
  6. 業務プロセスを構成する複数のタスクのそれぞれが、前記業務プロセスに従って実行される案件に対して及ぼす影響を算出する業務支援装置を機能させる業務支援プログラムであって、
    前記業務支援プログラムは、
    前記業務支援装置の記憶部に対し、
    過去の前記案件に関連付けて、前記タスクと、前記実行された案件において前記タスクが省略されたか否かを示す有無値と、過去の前記案件に対する事後の評価を示す値である評価値と、が記憶される第1のデータベースと、
    過去の前記案件に関連付けて、過去の前記案件に対して要求された仕様が記憶される第2のデータベースと、
    を格納させ、
    前記業務支援装置の制御部に対し、
    新たな前記案件について要求される仕様を受け付け、
    前記受け付けた仕様に基づいて、前記第2のデータベースを検索し、前記仕様が所定の基準を満たす程度に類似する過去の前記案件を取得し、
    前記取得した案件についてのレコードを前記第1のデータベースから抽出し、
    前記抽出したレコードについて、前記有無値に対して乗じられる係数を悪影響度とし、
    前記抽出したレコードのタスクごとに、前記有無値に前記悪影響度を乗じた値の総和を算出し、前記算出した総和と前記評価値との差分を算出することによって、前記取得した前記案件について最適化された前記悪影響度を前記タスクごとに算出し、
    前記算出した悪影響度と所定の閾値との大小関係を比較し、前記比較に基づいて特定された悪影響度に対応する前記タスクを、前記新たな前記案件において省略可能であるタスクとして出力する処理を実行させること、
    を特徴とする業務支援プログラム。
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