JP5785606B2 - 自動施設内スペクトル利用強制を伴う医療ボディエリアネットワーク(mban) - Google Patents

自動施設内スペクトル利用強制を伴う医療ボディエリアネットワーク(mban) Download PDF

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Description

本願は2010年4月13日出願の米国仮出願No.61/323,488の優先権の利益を主張する。2010年4月13日出願の米国仮出願No.61/323,488は引用によりその全体が本明細書に組み込まれる。
以下は医療モニタリング技術、無線通信技術、及び関連技術に関する。
医療ボディエリアネットワーク(MBAN)は、病院患者をそのベッドサイドモニタリングユニットへつなぐ絡まったケーブルを、無線接続で置き換える。これは、医療関係者を躓かせる可能性がある、又は外れて医療データを失う可能性がある、有線接続によってもたらされる不都合及び安全上の問題の無い、低コスト無線患者モニタリング(PM)を提供する。MBANアプローチにおいて、複数の低コストセンサが患者の上若しくは付近の異なる位置に取り付けられ、これらのセンサは患者の体温、脈拍、血糖値、心電図(ECG)データなど、患者の生理学的情報を記録する。センサは少なくとも1つの隣接ハブ若しくはゲートウェイデバイスによって調整されてMBANを形成する。ハブ若しくはゲートウェイデバイスは例えばIEEE 802.15.4(Zigbee(登録商標))短距離無線通信プロトコルに準拠する内蔵短距離無線通信を用いてセンサと通信する。センサによって収集される情報はMBANの短距離無線通信を通じてハブ若しくはゲートウェイデバイスに伝送され、その結果ケーブルの必要がなくなる。ハブ若しくはゲートウェイデバイスは集中型の処理、ディスプレイ及びストレージのために有線若しくは無線長距離リンクを介して中央患者モニタリング(PM)局へ収集された患者データを通信する。長距離ネットワークは、例えば有線Ethernet(登録商標)及び/又はWi‐Fi(登録商標)若しくは何らかのプロプライエタリ無線ネットワークプロトコルなどの無線プロトコルを含み得る。PM局は例えば電子患者記録データベース、ナースステーション若しくは医療施設内のどこかにある表示装置などを含み得る。
MBANモニタリングは患者の生理学的パラメータを取得する。パラメータのタイプと患者の状態によって、取得データは重要なもの(例えば、フィットネスレジメンを受けている健常患者のモニタリングの場合)からライフクリティカルなもの(例えば、集中治療室の重症患者の場合)に及ぶ。一般に、データの医療コンテンツのためにMBAN無線リンクには厳しい信頼性要件がある。
MBANシステムが病院若しくは他の医療施設でますます一般的になるにつれて、スペクトル利用が増加する。これはより多くのスペクトルをMBANアプリケーションに割り当てることによって対応できる。しかしながら、割り当てられるスペクトルは重要な医療データの伝送のために適切に"高品質"でなければならない。このようなスペクトルは需要が高い。例えば、MBAN利用と航空モバイルテレメトリ(AMT)は両方とも2360‐2390MHzスペクトル(以下"MBANスペクトル"という)を利用したがる。米国では、MBANのために2360‐2400MHzをセカンダリベースで割り当て、AMTが2360‐2390MHzスペクトルのプライマリユーザであることが提案されている。このような政策において、セカンダリMBANユーザは2360‐2390MHzスペクトル空間においてプライマリAMTユーザを保護し、そのスペクトル空間においてこれらのプライマリユーザからの起こり得る干渉を受け入れることを政府規制によって要求され得る。
プライマリユーザとセカンダリユーザ間の共存を実現するために、いくつかの制限(若しくはスペクトル規制裁定)がセカンダリユーザによる共有スペクトルの利用に設けられる。一例として、1つの考えられる制限は、スペクトルのセカンダリ利用を許可された(屋内)施設内のみの利用に制限すること、及びセカンダリサービスによる屋外利用を禁止することである。別の考えられる制限は、MBANシステムとAMTレシーバの間の分離距離を確保するように定義されるAMTサイト周辺の領域である排除区域を設けることである。AMTレシーバへの干渉を避けるために、2360‐2390MHzスペクトルの一部若しくは全体でのMBANオペレーションは、MBANオペレーションが医療施設に限られる場合であっても、こうした排除区域では禁止されることが提案されている。
病院若しくは他の医療施設におけるMBANシステムの使用増加を促進するために、MBANサービス専用により広い2360‐2400MHzバンド("MBANスペクトル")を割り当てることが提案されている。米国では、連邦通信委員会(FCC)が2009年6月にMBAN規則制定案告示(NPRM)を採択した。MBANスペクトルの広帯域幅、無干渉、及び良好な伝搬特性を考慮すると、MBANスペクトルがMBAN利用に割り当てられる場合、医療グレードの接続性を提供するためにMBANスペクトルを利用することはMBANアプリケーションにとって有利であり得る。
しかしながら、提案されるMBAN利用に対するMBANスペクトルの割り当てはセカンダリベースであり、これはMBAN利用が、MBANスペクトル内の全プライマリユーザを保護することと、これらプライマリユーザからの考えられる干渉を受け入れることを政府規制によって要求され得ることを意味する。MBAMスペクトル内の現在のプライマリユーザはアマチュア無線(2390‐2400MHz)、航空モバイルテレメトリ(AMT)(2360‐2395MHz;現在2360‐2390MHzしかAMTによって利用されていないことを留意)、及び電波天文学(2370‐2390MHz)を含む。
プライマリユーザ、特にAMTサイトを保護するために、米国では2360‐2390MHzバンドにおけるMBANオペレーションを医療施設のみに制限することが提案されている。この提案規制方針の下で、MBANデバイスは医療施設内にあるときに2360‐2390MHzで動作することしか許されず、MBANシステムが外へ移動する場合、この提案方針の下では2360‐2390MHzバンド外の新たなチャネルにスイッチすることを要求される。さらに、MBANシステムとAMTレシーバの間の分離距離を確保するようにAMTサイト周辺領域である除外区域が定義されることが提案される。AMTレシーバへの干渉を回避するために、2360‐2390MHzスペクトルの一部若しくは全体でのMBANオペレーションは、MBANオペレーションが医療施設に限定される場合であっても、こうした除外区域では禁止されることが提案される。
こうした規制方針のコンプライアンスはマニュアルオペレーションに基づくはずであり、厳格でなければならない。しかしながら、少なくとも(1)MBANスペクトル利用が視覚的に知覚できず、(2)一部のMBANシステムが移動性であり、(3)マニュアルコンプライアンスが医師、看護士、病院職員など多数の人物に分布するため、厳格なコンプライアンスはマニュアルアプローチによって保証することが難しい。
考慮されるマニュアルアプローチにおいて、医療施設において患者をモニタするためにMBANシステムが医療専門家によって処方されるとき、看護士若しくは他の医療職員は手動でハブデバイスがFCC規制に基づいて2360‐2390MHzスペクトルの一部若しくは全体を利用することができるようにする。その後、例えば退院によって患者が医療施設の外へ出ようとする場合、医療職員は手動でハブデバイスが2360‐2390MHzスペクトルを利用することができないようにする。手動で有効/無効にするオペレーションはハブデバイスに手動でパスコードを入力することによって、又はハブデバイスを特定デバイスと接続する(例えばハブデバイス上にUSBキーを差し込む)ことによって実施され、ハブデバイス若しくは特定デバイス上で実行するプログラムが自動的にハブデバイスの2360‐2390MHzスペクトルアクセスを有効/無効にし得る。
しかしながら、こうしたマニュアル管理方法はかなりのスタッフの介入を利用し、院内のワークフロー効率を著しく低下させる。マニュアル管理はまた柔軟性がなく、モバイルAMTサイトに有効に対応することができないかもしれない(例えばモバイルAMTサイト若しくは通信手段を保護するために一時的除外区域が時々定義され得る)。
以下は上述の問題などを克服する新たな改良された装置と方法を提供する。
開示された一態様によれば、方法は以下を有する:選択される動作チャネル若しくは周波数において短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有する医療ボディエリアネットワーク(MBAN)システムを動作させるステップ;MBANシステムと関連する無線周波数識別(RFID)タグによって示されるようにMBANシステムが医療施設内にあることを条件として、デフォルトスペクトルと追加スペクトルを有する広域スペクトルから動作チャネル若しくは周波数を選択するステップ;及びMBANシステムと関連するRFIDタグによって示されるようにMBANシステムが医療施設外にあることを条件として、追加スペクトルではなくデフォルトスペクトルから動作チャネル若しくは周波数を選択するステップ。
開示された別の態様によれば、医療システムは以下を有する:短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有する医療ボディエリアネットワーク(MBAN)システム、MBANシステムは短距離無線通信用の動作チャネル若しくは周波数を選択するスペクトル制御サブモジュールを含む;MBANシステムとともに配置される無線周波数識別(RFID)タグ。MBANシステムのスペクトル制御サブモジュールは、RFIDタグの記録によって示されるようにMBANシステムが医療施設内にあるという条件で(1)デフォルトスペクトルと(2)MBANシステムによる利用を許可される制限スペクトルとの組み合わせ、及びRFIDタグの記録によって示されるようにMBANシステムが医療施設内にないという条件でデフォルトスペクトルのみを有するスペクトルから、動作チャネル若しくは周波数を選択する。
開示された別の態様によれば、方法は以下を有する:制限スペクトル内にある選択される動作チャネル若しくは周波数において短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有するアクティブな医療ボディエリアネットワーク(MBAN)システムを設けるステップ;アクティブなMBANシステムが医療施設の外へ出ることを検出するステップ;及び検出に応じて、動作チャネル若しくは周波数を制限スペクトル内にない異なる動作チャネル若しくは周波数へ変更するステップ。
1つの利点は共有スペクトル空間におけるセカンダリユーザとプライマリユーザの安全な共存にある。
別の利点はより効率的なスペクトル利用にある。
別の利点はプライマリユーザのアクセス権へのセカンダリユーザ各自の厳格なコンプライアンスを維持しながらのプライマリユーザとセカンダリユーザによる短距離通信スペクトルの原理的利用にある。
さらなる利点は以下の詳細な記載を読んで理解することで当業者に明らかとなる。
本明細書に開示の中央周波数アジリティサブシステムを含む医療環境の背景における医療ボディエリアネットワーク(MBAN)システムを図示する。 MBANとともに配置されるRFIDタグの記録に基づいてMBANの医療施設の出入りを検出し明確にするように構成される無線周波数識別子(RFID)リーダと医療施設を図示する。
図1を参照すると、医療ボディエリアネットワーク(MBAN)10は複数のネットワークノード12,14を含む。ネットワークノード12,14の少なくとも1つはハブデバイス14として機能する。ネットワークノード12は短距離無線通信プロトコルを介してハブデバイス14と通信する。MBAN10は関連文献において他の同義語、例えばボディエリアネットワーク(BAN)、ボディセンサネットワーク(BSN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、モバイルアドホックネットワーク(MANET)などと呼ばれることもあり、医療ボディエリアネットワーク(MBAN)10という語はこれら様々な別名を包含するとして理解される。
例示のMBAN10はハブデバイス14を含む4つのネットワークノード例12,14を含むが、ネットワークノードの数は1,2,3,4,5,6若しくはそれ以上であることができ、さらにネットワークノードの数は一部の実施形態において、医療モニタリング機能を追加若しくは除去するためにセンサノードがネットワークに追加若しくは除去されるように、アドホック式に増加若しくは減少し得る。ネットワークノード12は典型的には心拍数、呼吸速度、心電図(ECG)データなどといった生理学的パラメータを取得するセンサノードであるが、ネットワークノードの1つ以上が皮膚パッチ若しくは静脈内接続を介した治療薬送達制御、心臓ペースメーカ機能の実行などといった他の機能を実行することもまた考慮される。単一のネットワークノードは1つ以上の機能を実行し得る。例示のネットワークノード12は関連患者Pの外部に配置されるが、より一般的にネットワークノードは患者の上、若しくは患者の中(例えばネットワークノードは埋め込みデバイスの形をとり得る)、若しくは短距離通信プロトコルの通信距離内の患者の近く(例えば、ネットワークノードは患者の近くに維持されるポール上に取り付けられる静脈内注射ポンプ(不図示)上に取り付けられる装置の形をとり得、この場合モニタされる患者データは静脈内輸液流速などの情報を含み得る)に配置され得る。患者の安心を促進するために、及び信頼性を高めるよう低い複雑性にするために、ネットワークノードは実現可能な限り小さく作られることが望ましいことがある。従って、こうしたネットワークノード12は典型的には低電力デバイスであり(バッテリ若しくは他の電源を小さいままにするため)、限られたオンボードデータストレージ若しくはデータバッファリングを持ち得る。結果として、ネットワークノード12はデータバッファをオーバーフローすることなくハブデバイス14に取得した患者データを迅速に伝達するためにハブデバイス14と連続的に若しくはほとんど連続的に短距離無線通信するべきである。
ハブデバイス14(関連文献において"ゲートウェイデバイス"若しくは"ハブノード"などの他の同義語で呼ばれることもある)はネットワークノード12のセンサによって取得される患者データを(Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、若しくは他の短距離無線通信プロトコルを介して)収集し、収集データを長距離通信プロトコルを介してMBAN10から伝送することによって、MBAN10の動作を調整する。短距離無線通信プロトコルは好適には数十メートル、数メートル、若しくはそれ以下の比較的短い動作距離を持ち、一部の実施形態ではIEEE 802.15.4(Zigbee(登録商標))短距離無線通信プロトコル若しくはその変形、又はBluetooth(登録商標)短距離無線通信プロトコル若しくはその変形を適切に利用する。Bluetooth(登録商標)及びZigbee(登録商標)は両方とも約2.4‐2.5GHzの周波数スペクトルで機能する。Bluetooth(登録商標)及びZigbee(登録商標)は短距離無線通信にとって適切な実施形態であるが、プロプライエタリ通信プロトコルを含む他の短距離通信プロトコルもまた考慮される。さらに、短距離無線通信は2.4‐2.5GHzの範囲に加えて他の周波数において、例えば数百メガヘルツ、ギガヘルツ、数十ギガヘルツの範囲、若しくは他の範囲で機能することができる。短距離通信プロトコルはハブデバイス14がMBANシステム10の全ネットワークノード12と確実に通信するために十分な距離を持つべきである。図1において、この短距離無線通信距離はMBANシステム10を描くために使用される点線楕円で図示される。短距離無線通信は典型的には、ネットワークノード12がハブデバイス14に情報(例えば患者データ、ネットワークノード状態など)を通信することができ、ハブデバイス14がネットワークノード12に情報(例えばコマンド、治療ネットワークノードの場合制御データなど)を通信することができるよう、双方向である。例示のハブデバイス14は手首に取り付けられるデバイスであるが、ハブデバイスは例えばネックレスデバイス、接着デバイス、携帯電話など、他の方法で患者に取り付けられることができる。ハブデバイスが、患者の近くに維持されるポール上に取り付けられる静脈内注射ポンプ(不図示)と一体化される、又はセットトップボックスなど、患者に近いどこかに取り付けられることもまた考慮される。
ハブデバイス14はMBANシステム10からデータを通信する長距離通信機能を提供する送受信機(不図示)も含む。図1の図示の実施例において、ハブデバイス14は病院ネットワーク22のアクセスポイント(AP)20と無線通信する。例示のAP20はハブデバイス14と無線で通信する無線アクセスポイントである。例示の実施形態において病院ネットワーク22は例示のアクセスポイントAP23及びAP24など、病院若しくは他の医療施設全体に分布する追加アクセスポイントも含む。さらなる例示を与えるために、ナースステーション26が図示され、これはAP24と無線通信し、例えばMBANシステム10によって取得され、AP20,病院ネットワーク22、及びAP24を有する経路を介してナースステーション26へ通信される患者Pに対する医療データを表示するために使用され得る表示モニタ28を含む。別の実施例として、病院ネットワーク22は、MBANシステム10によって取得され、AP20と病院ネットワーク22を有する経路を介して電子患者記録サブシステム30に通信される患者Pについての医療データがその中に記録される、電子患者記録サブシステム30とのアクセスを提供し得る。ハブデバイス14とAP20の間の例示の長距離通信は無線であり、図1に破線接続線で図示される(同様に、AP24とナースステーション26の間の無線通信は破線接続線で示される)。一部の適切な実施形態において、長距離無線通信は適切にはIEEE 802.11無線通信プロトコル若しくはその変形に準拠するWi‐Fi(登録商標)通信リンクである。しかしながら、別のタイプの無線医療遠隔測定システム(WMTS)など、他の無線通信プロトコルが長距離通信のために使用されることができる。さらに、長距離通信は有線Ethernet(登録商標)リンクなどの有線通信であることができる(この場合ハブデバイスは有線長距離通信リンクを提供する少なくとも1つのケーブルを含む)。
長距離通信はネットワークノード12とハブデバイス14の間の短距離通信と比べて長い距離である。例えば、短距離通信距離は約数十センチメートル、数メートル、若しくは最大でもおそらく数十メートルであり得るが、長距離通信は典型的には、複数のアクセスポイント20,23,24若しくは同等に、有線長距離通信の場合は病院全体に分布する複数のEthernet(登録商標)ジャックの使用を通して、病院若しくは他の医療施設のかなりの部分を包含する。本願の他の部分で、長距離通信20,22,23,24はバックホールリンクと呼ばれる。
長距離通信は、無線である場合、短距離通信よりも多くの電力を要する、従って、ハブデバイス14は長距離通信送受信機を操作するために十分なバッテリ若しくは他の電源を含む。代替的に、ハブデバイス14は有線電源接続を含み得る。ハブデバイス14はまた典型的には、AP20との通信がある時間間隔遮断される場合に患者データのかなりの量をバッファすることができるように十分なオンボードストレージを含む。例示の場合の無線長距離通信において、患者PがAP20の範囲から別のAP(例えばAP23若しくはAP24)に移動する場合、病院ネットワーク22(その無線アクセスポイント20,23,24を含む)によって利用されるIEEE 802.11若しくは他の無線通信プロトコルはAP20から新たに隣接APへシフトする無線リンクを提供する。この点について、患者PはベッドBに横たわっているとして図示されるが、より一般的には患者Pは歩行可能であり様々なアクセスポイント20,23,24の範囲を様々に出入りすることが考慮される。従って患者Pが動くと、ネットワークノード12とハブデバイス14を含むMBAN10は患者Pと一緒に動く。
MBAN10において、ネットワークノード12は短距離無線通信を介してハブデバイス14と通信する。しかしながら、ネットワークノード12の様々なペア若しくはグループが短距離無線通信を介して直接(つまり仲介役としてハブデバイス14を使用せずに)互いに通信し合うことも考慮される。これは例えば2つ以上のネットワークノードの活動を時間的に調整するために有用であり得る。さらに、ハブデバイス14は追加機能を提供し得る、例えばハブデバイス14は生理学的パラメータを測定するための1つ以上のセンサを含むネットワークノードでもあり得る。なおさらに、単一のハブデバイス14が図示されるが、調整機能(例えばネットワークノード12からのデータ収集及び長距離無線通信を介した収集データのオフローディング)が調整タスクを協調的に実行する2つ以上のネットワークノードによって具体化されることが考慮される。
例示の図1において、単一のMBANシステム10のみが詳細に図示される。しかしながら、より一般的には病院若しくは他の医療施設は各々が独自のMBANシステムを持つ複数の患者を含むことが理解される。これは同様に長距離無線通信を介してAP20と通信する2つの追加MBANシステム35,36によって図1に図示される。より一般的には、MBANシステムの数は一部の実施例として、2,3,4,5,10,20若しくはそれ以上であり得る。実際、単一の患者が2つ以上の異なる独立して動作するMBANシステム(不図示)を持つことさえ考慮される。
引き続き図1を参照すると、MBANアプリケーションサーバ40が様々なアプリケーションタスクを実行するために長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24を介してMBANシステム10,35,36と通信する。一実施例として、MBANアプリケーションサーバ40はストレージのためにハブデバイス14から電子患者記録サブシステム30へのデータ転送を調整すること、ディスプレイのためにハブデバイス14からディスプレイモニタ28へのデータ転送を調整すること、などといったタスクを実行し得る。この目的で、MBANアプリケーションサーバ40は各アクティブなMBANシステム10,35,36についての関連情報を含むMBANデータベース42を保持する。
スペクトル利用制御を提供するために、MBANアプリケーションサーバ40はさらに電子キー(Eキー)生成エンジン44を含むか、又はそれにアクセスする。Eキー生成デバイスはMBAN利用に利用可能なスペクトルを指定する電子キー(Eキー)を生成する。可用スペクトルには様々な制限が存在し得る、例えば:MBAN通信がセカンダリ利用である場合プライマリユーザによって課せられる制限;地域、国、若しくは他の地理的場所に基づくスペクトル制限;など。可用スペクトルに対する制限は時間の関数として変化し、こうした変化は周期的若しくは非周期的であり得る。
Eキー生成エンジン44はコンピュータ、ネットワークサーバ、若しくは他のデジタル処理デバイスによって適切に具体化される。MBANアプリケーションサーバ40もまたコンピュータ、ネットワークサーバ、若しくは他のデジタル処理デバイスによって適切に具体化され、これはEキー生成エンジン44を具体化するデジタル処理デバイスと同じか若しくは異なり得る。一部の実施形態においてEキー生成エンジン44はMBANアプリケーションサーバ40上で実行するアプリケーションプログラムとして具体化される。
一実施例として、例示の実施形態において2360‐2400MHzスペクトルはこの実施例では"MBANスペクトル"と呼ばれる。しかしながら、2360‐2390MHzからの部分はセカンダリベースでMBAN利用に割り当てられ、航空モバイルテレメトリ(AMT)ユーザが2360‐2390MHzスペクトルのプライマリユーザである。実施例において、2360‐2390MHzスペクトル空間におけるMBAN利用に対する制限は、以下を含む規制によって実施される:(1)このスペクトル空間におけるMBAN利用を指定医療施設の屋内で動作するMBANシステムに制限すること、(2)AMTサイト周辺に固定"除外区域"を定義すること‐AMTユーザによって現在利用中の2360‐2390MHzバンドの部分のMBAN利用はいかなるこうした固定除外区域においてもいかなるときでも禁止される;(3)移動性の若しくは間欠的なAMT利用に対応する一時的除外区域を定義すること‐AMTユーザによって現在利用中の2360‐2390MHzバンドの部分のMBAN利用はこうした一時的除外区域においてこれが適所にある間は禁止される。(3)の結果は、指定医療施設内の2360‐2390MHzスペクトル空間の一部若しくは全部の利用が、医療施設を含む一時的除外区域が適所にある時間中は一時的に禁じられ得るということである。
前述の実施例は例示に過ぎず、一般に制限は関連政府規制官庁によって公表される管理規則、病院政策などによって定められる様々な時間及び様々な場所において様々なスペクトル空間に対して課せられ得る。
スペクトル制限を実施するために、Eキー生成エンジン44はスペクトル制限についての情報を受信する。実施例において、スペクトル制限はAMTユーザによって課せられ、従ってスペクトル制限(若しくはそれからスペクトル制限が決定され得る情報)がプライマリユーザ(例えばAMT)データベース46の形でEキー生成エンジン44へ提供される。各AMTサイト毎に、AMTデータベース46に適切に含まれる一部の情報は、サイト位置;AMTサイトについてのコンタクト情報;AMTサイトによる周波数範囲(つまり利用中のスペクトル);AMT配置タイプ(つまり固定若しくはモバイルサイト)、利用期間(モバイルサイトに関連);及びサイトレシーバ特性(例えばアンテナゲイン、高さなど)を含む。一部の実施形態において、AMTデータベース46のコンテンツはEキー生成エンジン44のみによってアクセス可能であるが、病院ネットワーク22若しくはMBANアプリケーションサーバ40へアクセスする他の人若しくはエンティティによってはアクセス不可能である。こうしたアクセス制限は機密AMT情報に対するアクセス制御とセキュリティを提供する。
加えて、Eキー生成エンジン44は医療施設及び/又はMBANシステムについての情報を取得する。適切な実施形態において、情報はMBANデータベース42に保存され、Eキー生成エンジン44によって直接的に若しくはMBANアプリケーションサーバ40を介してアクセス可能である。MBANデータベース42に適切に含まれる一部の医療施設関連情報は、物理的住所、位置、コンタクト情報などの病院情報;建物高さ(MBANオペレーションによる無線周波数干渉の範囲を推定するために関連し得る);環境(例えば都市若しくは地方);現在アクティブなMBANシステムの数;同時オペレーションを許可されるMBANシステムの数、などを含む。MBANデータベース42は、装置タイプ;製造業者;配置タイプ(例えば固定若しくはモバイル);例えば実効放射電力(ERP)メトリックによって測定される伝送(TX)電力;及び各MBANシステムに発行されるEキー(もしあれば)など、各MBANシステムについての情報も適切に保存する。
AMTデータベース46及びMBANデータベース42のコンテンツに基づいて、Eキー生成エンジン44は除外区域(固定及び移動性の両方)を決定し、従って病院若しくは他の医療施設が除外区域内にあるかどうかを決定する(又は、移動性若しくは一時的除外区域の場合は病院若しくは他の医療施設が除外区域内にある若しくはあることになるときを決定する)。除外区域の地理的範囲は電磁シミュレーション(若しくはその近似、例えばAMTサイトを中心とする特定半径を持つ円形除外区域を仮定する)、フィールド測定、若しくはその組み合わせに基づいて計算されることができる。代替的に、除外区域の地理的範囲はAMTデータベース46に保存される予め計算される情報であり得る。この情報に基づいて、Eキー生成エンジン44は病院若しくは他の医療施設においてMBANシステムのために利用可能なスペクトル空間を示す電子キー(Eキー)を生成する。
代替的なアプローチにおいて、AMTユーザは共有スペクトルのどの部分(もしあれば)が病院若しくは他の医療施設のMBANシステムによって利用可能であるかを決定することができ、そしてAMTデータベース46はEキー生成エンジン44による検索のためにこのスペクトル情報を保存することができる。
Eキー生成エンジン44によって生成されるEキーは長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24を介してMBANアプリケーションサーバ40によって様々なMBANシステム10,35,36へ適切に配布され、Eキー50のコピーが各MBANシステム10のハブデバイス14に保存される。随意に、MBANアプリケーションサーバ40は各MBANシステム10,35,36に割り当てられるEキーについての情報を保存する。MBANがバックホールと接続しない場合、Eキーは手動で、若しくはポータブルUSBドライブなどを用いてロードされることができる。
一部の実施形態において、異なるEキーは同じ医療施設内の異なるMBANシステムに割り当てられることができる。例えば、大きなMBANシステム若しくは強い送信機を持つネットワークノードを含むMBANシステムは、大きな及び/又は強い伝送のMBANシステムが隣接AMTサイトとより干渉しやすい可能性があるため、より制限的なEキーを割り当てられ得る(又はEキーが全く割り当てられない)。異なるEキーはまた、異なるMBANシステムへそれらの医療施設内の位置に基づいて割り当てられ得る。例えば、AMTサイトにとって問題のある干渉をより生じやすい高所にあるMBANシステムにはより制限的なEキーが割り当てられ得る(又はEキーが全く割り当てられない)。
MBANシステムにおいて、ハブデバイス14のスペクトル制御サブモジュール52(ハブデバイス14のデジタルプロセッサ上で実行するソフトウェア若しくはファームウェアによって適切に具体化される)は、MBANシステム10の短距離通信用のチャネル若しくは周波数を割り当てる。1つの適切なアプローチにおいて、ハブデバイス14のスペクトル制御サブモジュール52はデフォルトスペクトル空間(例えば実施例では2390‐2400MHz)におけるチャネル若しくは周波数を割り当て、共有若しくはその他の制限スペクトル空間(例えば実施例では2360‐2390MHz)におけるチャネル若しくは周波数を、Eキー50がこの制限スペクトル空間の利用を許可する場合にのみ割り当てる。このように、デフォルトオペレーションはいかなる制限スペクトルにも影響を与えず、追加の制限スペクトルはEキー50が追加の制限スペクトルの利用を肯定的に許可する場合にのみ利用される(又は利用を検討される)。
生成されるEキーは様々な形をとることができる。1つの適切なアプローチにおいて、Eキーは単一2進値であり、1つの2進値(例えば"1")はスペクトル空間2360‐2390MHzがMBAN利用に利用可能であることを示し、他の2進値(例えば"0")はスペクトル空間2360‐2390MHzがMBAN利用に利用不可能であることを示す。代替的に、Eキーは任意の適切なエンコーディングを用いてスペクトル空間を指定することができる。これは単一2進値がMBAN可用スペクトルを伝達するために不十分であるような、スペクトルの異なる部分が様々にMBAN利用に利用可能若しくは利用不可能であり得る実施形態において適切であり得る。
随意に、Eキーは有効期限も含み、これは絶対時間(すなわちEキーが期限切れになる特定の日)若しくは相対時間(例えばEキーはMBANにおける受信時間から24時間、若しくは10分間など有効である)のいずれかで指定され得る。有効期限を指定することは(例えば、MBANシステムを身に着ける患者が病院から退院した後)MBANシステムがEキーによって許可される共有若しくは他の制限スペクトルを無期限に利用しないことを有利に保証する。
随意に、Eキーは医療施設識別も含む。かかる実施形態において、Eキーは識別される医療施設内の共有若しくは他の制限スペクトルの利用を許可する。かかる実施形態において、異なる可用スペクトルが異なるEキーによって異なる施設に対して指定され得るように、単一MBANシステムが2つ以上の対応する医療施設に対する2つ以上のEキーを持つことが考慮される。これは例えば患者が異なる治療のために異なる医療施設間で輸送される場合に役立ち得る。適切な動作アプローチにおいて、MBANシステムは接続することができるバックホールリンクに基づいて現在どの施設内にいるか(及び、従ってどのEキーを使用すべきか)を決定する。
Eキー50が有効期限を持つ実施形態において、その有効期限は様々な機能を提供するために選択されることができる。例えば、長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24がロバストで信頼性があり高速である一部の実施形態において、有効期限は短く、例えば約数分、若しくは数秒若しくはそれ以下に設定され得る。かかる実施形態において、有効期限は、MBANシステムが(例えば患者が医療施設を離れるため)長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24の範囲外へ出るとすぐに移動性のMBANシステムが迅速に(すなわち数分若しくは数秒以内若しくはそれ以下)制限スペクトルを退去することを有利に保証する。
他の実施形態において有効期限は長く、これは長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24に対する伝送負荷を減らす。かかる実施形態において、患者が医療施設を離れるときにスペクトル利用を制限するために他の機構が採用され得る。例えば、MBANシステムは長距離通信すなわちバックホールリンク20,22,23,24からの信号が無くなるか若しくは弱くなる場合(従っておそらくMBANシステムが医療施設から離れていることを示す)、MBANシステムは非制限周波数若しくはチャネル(例えば実施例では2390‐2400MHz範囲内)へスイッチすることができる。患者の退院若しくは現場から離れた(off‐site)医療処置のための病院外への患者輸送など、制御される移動の場合、EキーはMBANアプリケーションサーバ40によって自動的に無効にされ得るか(ハブデバイスが有効なバックホールリンクを持つ場合)、又はEキーは手動で無効にされ得る(ハブデバイスが有効なバックホールリンクを持たない場合)。
起こり得る1つの状況は、ある患者がアクティブな(及び移動性の)MBANとともに病院の外へ出るかもしれないということである。これは規制方針が、MBANデバイスが制限バンド(例えば実施例では2360‐2390MHz)内で動作することをそれらが医療施設内にあるときのみ許可する場合、問題である。こうした規制方針の下で、MBANシステムが外へ移動する場合、制限バンド外の新たなチャネル(例えば実施例では2390‐2400MHz)へスイッチすることが要求される。Eキーの有効期限がたった数分、若しくは数秒、若しくはそれ以下である場合、これは無制御の患者運動に対する十分な防御となり得る。Eキーの期限切れが速いかかる実施形態において、患者が病院ネットワーク22のサービスエリアの外へ出る場合、ハブデバイスはMBANアプリケーションサーバ40からEキーリフレッシュコマンドを得ることができないので、Eキーが期限切れになると(すなわち数分、若しくは数秒、若しくはそれ以下のうちに)2360‐2390MHzスペクトルの利用は自動的に無効になる。
別のアプローチとして、ハブデバイスが患者とともに外へ出ないように、患者がオンボディセンサデバイスのみを持つ場合、MBANセンサデバイスはハブデバイスを聞くことができず、沈黙し続けることになる。
さらに別のアプローチとして、患者の上、ハブデバイス14の上若しくは中、又は他の方法で(移動性)MBAN付近に配置される、無線周波数識別(RFID)タグ60(図1に拡大して図示されるが、適切には一例としてハブデバイス14の上若しくは中に取り付けられる)が、患者Pが医療施設を出入りするときを検出するために医療施設のドアにあるRFIDリーダと併用されることができる。
制限チャネル若しくは周波数において現在動作しているネットワークノード12(ハブデバイス14以外)がハブノード14との通信を失う場合、ネットワークノードはプライマリユーザに対する干渉を生じないことを保証するように適切に通信を停止する。通信はハブデバイス14によって再構築されることができ、又は代替的にネットワークノード12が非制限周波数若しくはチャネル(例えば実施例では2390‐2400MHzの範囲内)を用いてハブデバイス14との通信を再構築しようとすることができる。
引き続き図1を参照し、さらに図2を参照して、例示のMBAN10に取り付けられる若しくは備わるRFIDタグ60を用いるためのアプローチが記載される。この場合、MBAN10は例えば患者Pが回復しつつあり医療施設62内を動き回ることが許されるため、移動性であると仮定される。特に、MBAN10は医療施設62の中から外へ、又はその反対に、ドア若しくは入口/出口64を通って動くことができる。RFIDタグ60はハブデバイス60に、若しくは関連する患者Pに取り付けられるか、又はその他の方法でMBAN10とともに動くように配置される。制限スペクトル(先と同様に実施例では2360‐2390MHz)の要件を強制するためにRFIDタグ60を利用するために、MBANアプリケーションサーバ40によって保持されるMBANテーブル若しくはデータベース42はネットワークアドレスと、医療施設に現在登録されている各処方MBANネットワークのRFIDタグ識別子(例えば例示のMBAN10に対するRFIDタグ60のタグ識別子)も保存する。従って、MBANテーブル若しくはデータベース42は次の3つのフィールドを含む:(1)ハブデバイスRFIDタグ識別子;(2)ハブデバイス医療施設情報技術(IT)ネットワークアドレス;及び(3)施設内状態(施設内、施設外、禁止区域)。随意に、次の追加フィールドが保存される:バックホール接続状態(アクティブ若しくは故障)。(医療施設ITネットワークは本明細書では長距離通信若しくはバックホールリンクとも呼ばれ、図1の実施例では病院ネットワーク22及びアクセスポイント20,23,24を含むことに留意。)
医療施設内で医療専門家によってMBAN10が処方され起動されると、ハブデバイス14は最初に医療施設ITネットワークに接続するバックホールリンクを構築しようとする。そのバックホールリンクが構築されると、ハブデバイス14は固有医療ネットワークITネットワークアドレスを取得する。そして、ハブデバイス14はそのRFIDタグ60に対するタグ識別子と医療施設ITネットワークアドレスをMBANアプリケーションサーバ40へ報告する。するとMBANアプリケーションサーバ40はMBAN10に対する新たなレコードを追加することによってMBANテーブル若しくはデータベース42を更新し、そのバックホール接続状態を"アクティブ"に、その施設内状態を"施設内"に設定する。
その後、MBANアプリケーションサーバ40はハブデバイス内のスペクトル可用性パラメータを更新するコマンド(MBANスペクトル可用性更新コマンド)をハブデバイス14へ送信する。このコマンドは制限される2360‐2390MHzスペクトルのいずれかの部分がMBANオペレーションに利用可能であるかどうか、及びもしあれば可用スペクトルがどこにあるかを含む情報を含む。適切な実施形態において、これらの動作は既に記載したEキーアプローチを用いて実行され、Eキー50は制限される2360‐2390MHzスペクトルの可用性に関する情報を提供する。ハブデバイス14はそれに従ってそのスペクトル可用性パラメータを更新し、MBANを起動するために可用スペクトルから1つのMBANチャネルを選択する。センサデバイスがMBANに加わり、選択されるMBANチャネルでオペレーションを開始する。
MBANアプリケーションサーバ40は"アクティブ"なバックホール接続状態を持つMBANテーブル若しくはデータベース42内のMBAN10を含む全MBANへ周期的にMBANスペクトル可用性更新コマンドを送信する。MBAN10のハブデバイス14はMBANアプリケーションサーバ40からMBANスペクトル可用性更新コマンドを受信すると、そのスペクトル可用性パラメータを更新し、その現在使用されているMBANチャネルが可用スペクトル内にあるかどうかをチェックする。そうであれば、さらなるオペレーションは必要ない。そうでなければ、ハブデバイス14は現在利用可能なスペクトル内の新たなMBANチャネルを選択し、選択される新たなチャネルへMBAN10を動かすMBANチャネルスイッチオペレーションを開始する。先と同様に、適切な実施形態においてこれらのオペレーションは既に記載の臨時Eキー更新オペレーションとして実行される。
MBAN10のバックホールリンクが故障している場合、これは患者が医療施設のサービスエリアの外へ出る(例えば移動できる患者が医療施設62から遠く離れて歩き回る)ときに通常起こるが、ハブデバイス14はMBANアプリケーションサーバ40からMBANスペクトル可用性更新コマンドを得ることができない。ハブデバイス14が所定期間(Eキー50の有効期限など)MBANアプリケーションサーバからMBANスペクトル可用性更新コマンドを受信しなかった場合、これはそのスペクトル可用性パラメータをそのデフォルト値で(例えば実施例では2390‐2400MHz)更新し、制限スペクトル(例えば2360‐2390MHz)が利用不可能であることを示す。そしてハブデバイス14は現在使用されているチャネルが2360‐2390MHzスペクトル内にあるかどうかをチェックし、そうであればチャネルスイッチオペレーションによってそのスペクトルの外へ出る。MBAN10のバックホールリンクが故障後に復旧すると、これは患者Pが医療施設62のサービスエリアに戻るときに通常起こるが、ハブデバイス14は再びMBANアプリケーションサーバ40からMBANスペクトル可用性更新コマンドを得ることができる。MBANハブデバイス14がこのコマンドを受信すると、これはそれに従ってそのローカルスペクトル可用性パラメータを更新し、必要に応じてチャネルスイッチオペレーションを開始する。先と同様に、適切な実施形態においてこれは既に記載した新たなEキーを受信しないEキーの期限切れへの応答に対応する。
前述の通り、このEキー期限切れへの応答はRFIDタグ60を含むアクションなしでもMBAN10が医療施設62の外へ出るときに制限される2360‐2390MHzスペクトル内で動作することを禁止することができる。しかしながら、有効期限が長い、例えば約数分、数時間若しくはそれ以上である場合、これはEキー期限切れが制限スペクトルオペレーションを終了する前に許容できないほど長い期間MBAN10が医療施設62の外にある状態での制限スペクトル内のオペレーションをもたらし得る。さらに、医療施設(例えば病院)ネットワーク22がWi‐Fi(登録商標)などの無線ネットワークである場合、ネットワーク22のサービスエリアはバルコニー及びドアの真向かいの領域など施設62に近い一部の屋外区域も含む可能性があり、MBANハブデバイスは依然としてスペクトル可用性更新コマンドを受信し得る。従って、Eキー期限切れのみへの依存は医療施設62の外にあるときに制限スペクトルでのMBANのオペレーションを禁じる規制のコンプライアンスを保証することができない。
MBAN10が医療施設62の外へ出るときにより迅速でより正確なオペレーションの終了をもたらすために、RFIDタグ60が使用される。各医療施設の入口(例示のドア若しくは入口/出口64など)において、RFIDタグを検出するために2つのRFIDリーダ70,72が設置される。RFIDリーダ70,72はドア64に近く、第1のRFIDリーダ70は建物のちょうど中にあり(本明細書では屋内RFIDリーダ70とも呼ばれる)、第2のRFIDリーダ72は建物のちょうど外にある(本明細書では屋外RFIDリーダ72とも呼ばれる)。より一般的に、第1のRFIDリーダ70は医療施設62の比較的より内側にあり第2のRFIDリーダ72は医療施設62の比較的より外側にある。
両RFIDリーダ70,72は医療施設ITネットワークに接続しMBANアプリケーションサーバ40と通信することができる。オンボディMBAN10を持つ患者Pがドア64を通って医療施設62を出入りするとき、両RFIDリーダ70,72はハブデバイス14に取り付けられる(若しくは他の方法でMBAN10とともに動く)RFIDタグ60を検出しRFIDタグ60の記録を取る(例えばRFIDタグ60の識別子を読み取る)。MBAN10が医療施設62に入ったか若しくは出たかどうかを決定するためにRFIDリーダ70,72による検出の順序が使用されることができる。最初にMBAN10が医療施設62の外へ出ると考えると、検出順序は屋内リーダ70が最初で屋外リーダ72が後である。他方、MBAN10が外から医療施設62の中に戻るとき、検出順序は屋外リーダ72が最初で屋内リーダ70が後である。
両RFIDリーダ70,72は検出されるRFIタグ識別子をタイムスタンプと一緒にMBANアプリケーションサーバ40へ適切に報告する。MBANアプリケーションサーバ40において、MBAN10に対して報告される全RFID検出イベント(MBANテーブル若しくはデータベース42に登録される)はそのタイムスタンプに基づいてソートされる。最近報告されたRFID検出イベントが例示の屋外RFIDリーダ72などの屋外RFIDリーダからである場合、MBANアプリケーションサーバ40はMBANの施設内状態を"施設外"と設定することによってMBANテーブル42を更新しデフォルト値"2360‐2390MHz利用不可能及び2390‐2400MHz利用可能"とともにMBANスペクトル可用性更新コマンドをMBAN10へ送信する。先と同様に、実施例においてこれは更新Eキー50をMBAN10へ送信することによってなされ得る。MBAN10のハブデバイス14がこのコマンドを得ると、現在使用されているチャネルが2360‐2390MHzスペクトル内にあるかどうかをチェックし、そうであればチャネルスイッチオペレーションによって制限スペクトルの外へ出る。
同様に、最近報告されたRFID検出イベントが例示の屋内RFIDリーダ70などの屋内RFIDリーダからである場合、MBANアプリケーションサーバ40はMBAN10の施設内状態を"施設内"と設定することによってMBANテーブル42を更新し、MBANスペクトル可用性更新コマンド(例えば更新Eキー)を2360‐2400MHzスペクトルで現在利用可能なスペクトルについての情報とともにMBAN10へ送信する。
図2に図示される例示区域80など、一部の特殊区域も存在することができ、ここでは制限される2360‐2390MHzスペクトルにおけるMBANオペレーションは望ましくない。例えば、AMTレシーバサイトの方を向く窓の近くでそのサイトによって提供されるAMTサービスを保護するためにMBANオペレーションを回避したいかもしれない。このような場合、2360‐2390MHzスペクトルにおけるMBANオペレーションが禁止される区域80(本明細書では禁止区域80とも呼ばれる)をカバーする禁止区域RFIDリーダ82が適切に設置される。患者が禁止区域80に入る場合、禁止区域RFIDリーダ82はハブデバイス14の若しくは他の方法で患者PのMBAN10とともに配置されるRFIDタグ60を検出する。RFIDリーダ82は検出されるRFIDタグ識別子をタイムスタンプと一緒にMBANアプリケーションサーバ40へ適切に報告する。MBANアプリケーションサーバ40において、MBAN10の報告される全RFID検出イベント(先と同様にMBANテーブル42に登録される)はそのタイムスタンプに基づいてソートされる。最近報告されたRFID検出イベントがRFIDリーダ82などの禁止区域RFIDリーダからである場合、MBANアプリケーションサーバ40はMBAN10の施設内状態を"禁止区域"と設定することによってMBANテーブル42を更新し、MBANスペクトル可用性更新コマンド(例えば更新Eキー)をデフォルト値"2360‐2390MHz利用不可能及び2360‐2400MHz利用可能"とともにMBAN10へ送信する。MBANハブデバイス14がこのコマンドを得ると、これはそのローカルスペクトル可用性パラメータを更新し、現在使用されているチャネルが2360‐2390MHzスペクトル内にあるかどうかをチェックし、そうであればチャネルスイッチオペレーションによって制限スペクトルの外へ出る。
患者がその後禁止区域80から出る場合、禁止区域RFIDリーダ82は患者Pの上のハブデバイス14のRFIDタグ60をもはや検出することができない。RFIDリーダ82は検出されるMBAN変化(外へ出ること)をMBANアプリケーションサーバ40へ報告する。MBANアプリケーションサーバ40において、MBAN10の報告される全RFID検出イベントはそのタイムスタンプに基づいてソートされる。最近報告されたRFID検出イベントが禁止区域RFIDリーダからでありこれが"外へ出る"イベントである場合、MBANアプリケーションサーバ40はMBAN10の施設内状態を"禁止区域"から"施設内"へ変えることによってMBANテーブル42を更新し、MBANスペクトル可用性更新コマンド(例えば更新Eキー)を2360‐2400MHzで現在利用可能なスペクトルについての情報とともにそのMBANへ送信する。MBANハブデバイスがこのコマンドを得ると、これはそのローカルスペクトル可用性パラメータを更新する。
本願は1つ以上の好適な実施形態を記載している。修正及び変更は先の詳細な説明を読んで理解することで想到され得る。本願はかかる修正及び変更が添付の請求項若しくはその均等物の範囲内にある限り全て含むと解釈されることが意図される。

Claims (19)

  1. 選択される動作チャネル若しくは周波数において短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有する医療ボディエリアネットワークシステムを動作させるステップと、
    前記医療ボディエリアネットワークシステムと関連する無線周波数識別タグによって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが医療施設内にあることを条件として、デフォルトスペクトルと追加スペクトルを有する広域スペクトルから前記動作チャネル若しくは周波数を選択するステップと、
    前記医療ボディエリアネットワークシステムと関連する前記無線周波数識別タグによって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設外にあることを条件として、前記追加スペクトルでなく前記デフォルトスペクトルから前記動作チャネル若しくは周波数を選択するステップと
    前記無線周波数識別タグを用いて、前記ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設の中から外に出たことが決定される場合に、前記追加スペクトルを利用不可能にする更新コマンドを前記ボディエリアネットワークシステムに送信するステップと、
    を有する方法。
  2. (i)前記医療施設の比較的より内側にある第1の無線周波数識別リーダが前記無線周波数識別タグを検出し、続いて(ii)前記医療施設の比較的より外側にある第2の無線周波数識別リーダが前記無線周波数識別タグを検出することに基づいて前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設外にあることを検出するステップをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  3. (i)前記医療施設の比較的より外側にある第2の無線周波数識別リーダが前記無線周波数識別タグを検出し、続いて(ii)前記医療施設の比較的より内側にある第1の無線周波数識別リーダが前記無線周波数識別タグを検出することに基づいて前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にあることを検出するステップをさらに有する、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 各患者入口/出口が前記医療施設の比較的より内側にある第1の無線周波数識別リーダとともに前記医療施設の比較的より外側にある第2の無線周波数識別リーダを備え、前記方法が、
    前記無線周波数識別タグを検出する最後の無線周波数識別リーダが前記第2の無線周波数識別リーダの1つであることに基づいて前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設外にあることを検出するステップをさらに有する、
    請求項1に記載の方法。
  5. 各患者入口/出口が前記医療施設の比較的より内側にある第1の無線周波数識別リーダとともに前記医療施設の比較的より外側にある第2の無線周波数識別リーダを備え、前記方法が、
    前記無線周波数識別タグを検出する最後の無線周波数識別リーダが前記第1の無線周波数識別リーダの1つであることに基づいて前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にあることを検出するステップをさらに有する、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記ボディエリアネットワークシステムが前記更新コマンドを受信すると、現在使用されている動作チャネル若しくは周波数が前記追加スペクトル内にあるかどうかをチェックし、前記追加スペクトル内にあれば前記追加スペクトルの外の動作チャネル若しくは周波数にスイッチするステップをさらに有する、
    請求項1に記載の方法。
  7. 医療システムであって、
    短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有する医療ボディエリアネットワークシステムであって、前記短距離無線通信用の動作チャネル若しくは周波数を選択するスペクトル制御サブモジュールを含む、医療ボディエリアネットワークシステムと、
    前記医療ボディエリアネットワークシステムとともに配置される無線周波数識別タグとを有し、
    前記医療ボディエリアネットワークシステムの前記スペクトル制御サブモジュールが、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが医療施設内にあることを条件として、(1)デフォルトスペクトルと(2)前記医療ボディエリアネットワークシステムによる利用を許可される制限スペクトルとの組み合わせ、及び、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にないことを条件として、前記デフォルトスペクトルのみ
    を有するスペクトルから動作チャネル若しくは周波数を選択し、
    前記医療システムが、医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバをさらに有し、前記医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバは、前記無線周波数識別タグを用いて、前記ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設の中から外に出たことが決定される場合に、前記追加スペクトルを利用不可能にする更新コマンドを前記ボディエリアネットワークシステムに送信する
    医療システム。
  8. 前記スペクトル制御サブモジュールが、前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記制限スペクトルの利用を許可されるかどうかを示す電子キーに基づいて前記動作チャネル若しくは周波数を選択し
    前記医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバが、前記医療ボディエリアネットワークシステムへ前記電子キーを発行し、前記電子キーは前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にあるかどうかに少なくとも一部基づいて、前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記制限スペクトルを利用するか否かの権限を与えるように構成される、
    請求項に記載の医療システム。
  9. 前記医療システムが、長距離通信若しくはバックホールリンクをさらに有し、前記長距離通信若しくはバックホールリンクを介して前記医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバが前記医療ボディエリアネットワークシステムへ前記電子キーを発行する長距離通信若しくはバックホールリンクをさらに有する、請求項に記載の医療システム。
  10. 前記医療ボディエリアネットワークシステムが、
    ハブデバイスと、
    短距離無線通信を介して前記ハブデバイスと通信する複数のネットワークノードとを含み、前記ハブデバイスが前記医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバから前記電子キーを受信するために前記長距離通信若しくはバックホールリンクを介しても通信し、前記ハブデバイスが前記スペクトル制御サブモジュールを具体化する、
    請求項に記載の医療システム。
  11. 前記医療施設の比較的より内側にある1つ以上の第1の無線周波数識別リーダと、
    前記医療施設の比較的より外側にある1つ以上の第2の無線周波数識別リーダとをさらに有し、
    前記医療ボディエリアネットワークアプリケーションサーバが、前記無線周波数識別タグの最後の記録が前記第1の無線周波数識別リーダの1つによって取得された場合、前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記制限スペクトルを利用することを許可するように前記電子キーを構成し、前記無線周波数識別タグの最後の記録が前記第2の無線周波数識別リーダの1つによって取得された場合、前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記制限スペクトルを利用することを許可しないように前記電子キーを構成する、
    請求項乃至10のいずれか一項に記載の医療システム。
  12. 前記医療ボディエリアネットワークシステムが短距離無線通信を介してハブデバイスと通信する複数のネットワークノードを含み、
    前記無線周波数識別タグが前記ハブデバイスの上若しくは中に配置される、
    請求項乃至11のいずれか一項に記載の医療システム。
  13. 前記医療ボディエリアネットワークシステムの前記スペクトル制御サブモジュールが、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが医療施設内にあり前記医療施設の禁止区域内にないことを条件として、(1)デフォルトスペクトルと(2)前記医療ボディエリアネットワークシステムによる利用が許可される制限スペクトルとの組み合わせ、及び、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にない又は前記医療施設の禁止区域内にあることを条件として、前記デフォルトスペクトルのみ
    を有するスペクトルから動作チャネル若しくは周波数を選択する、
    請求項乃至12のいずれか一項に記載の医療システム。
  14. 前記ボディエリアネットワークシステムが、前記更新コマンドを受信すると、現在使用されている動作チャネル若しくは周波数が前記追加スペクトル内にあるかどうかをチェックし、前記追加スペクトル内にあれば前記追加スペクトルの外の動作チャネル若しくは周波数にスイッチする、請求項7に記載の医療システム。
  15. 制限スペクトル内にある選択され動作チャネル若しくは周波数において短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有するアクティブな医療ボディエリアネットワークシステムが医療施設の外へ出ることを検出するステップと、
    前記検出に応じて、前記動作チャネル若しくは周波数を前記制限スペクトル内にない異なる動作チャネル若しくは周波数へ変更する更新コマンドを前記ボディエリアネットワークシステムに送信するステップと
    を有する方法。
  16. 前記検出するステップが前記医療施設の外へ出る前記医療ボディエリアネットワークシステムとともに配置される無線周波数識別タグを検出するステップを有する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記医療施設の外へ出る前記無線周波数識別タグの検出が、前記医療施設の比較的より内側にある第1の無線周波数識別リーダを用いて前記無線周波数識別タグを検出し、続いて前記医療施設の比較的より外側にある第2の無線周波数識別リーダを用いて前記無線周波数識別タグを検出するステップを有する、請求項16に記載の方法。
  18. 短距離無線通信を介して互いに通信し合う複数のネットワークノードを有する医療ボディエリアネットワークシステムであって、前記医療ボディエリアネットワークシステムは、前記短距離無線通信用の動作チャネル若しくは周波数を選択するスペクトル制御サブモジュールを含み、無線周波数識別タグが、前記医療ボディエリアネットワークシステムとともに配置され、
    前記医療ボディエリアネットワークシステムの前記スペクトル制御サブモジュールが、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが医療施設内にあることを条件として、(1)デフォルトスペクトルと(2)前記医療ボディエリアネットワークシステムによる利用を許可される制限スペクトルとの組み合わせ、及び、
    前記無線周波数識別タグの記録によって示されるように前記医療ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設内にないことを条件として、前記デフォルトスペクトルのみ
    を有するスペクトルから動作チャネル若しくは周波数を選択し、
    前記無線周波数識別タグを用いて、前記ボディエリアネットワークシステムが前記医療施設の中から外に出たことが決定される場合に送信される、前記追加スペクトルを利用不可能にする更新コマンドを受信する、
    医療ボディエリアネットワークシステム。
  19. 前記ボディエリアネットワークシステムが、前記更新コマンドを受信すると、現在使用されている動作チャネル若しくは周波数が前記追加スペクトル内にあるかどうかをチェックし、前記追加スペクトル内にあれば前記追加スペクトルの外の動作チャネル若しくは周波数にスイッチする、請求項18に記載の医療ボディエリアネットワークシステム。
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