JP5784834B2 - ステータスレポートの処理方法、通信装置及び通信システム - Google Patents
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Description
現在、MAC層についてハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hyrid Automatic Repeat Request)メカニズムを採用するため、RLC送信側は、繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートを受信する。
現在のところ、繰り返し受信されたステータスレポートと期限切れのステータスレポートに対して、RLCプロトコルに対応する処理メカニズムは存在しない。
好ましくは、前記タイムシーケンス情報は、前記現在受信されたステータスレポートの生成時間、または、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号である。
生成モジュールは、RLC送信側から受信されたデータパケットに基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成することに用いられ、前記現在送信すべきステータスレポートに前記現在送信すべきステータスレポートのタイムシーケンス情報が含まれ、
送信モジュールは、前記現在送信すべきステータスレポートを前記RLC送信側に送信することに用いられ、前記RLC送信側が前記ステータスレポートを受信した後、前記ステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報に基づいて、前記ステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断する。
ステータスレポートにタイムシーケンス情報が追加されることにより、RLC送信側がステータスレポートにおけるタイムシーケンス情報に基づいて、ステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断することが可能となり、不要な処理フローを減らし、エアインターフェースリソースを節約する。
ステータスレポートにおける既存のCPTフィールド、または、CPTフィールドとD/Cフィールドを利用して、ステータスレポートのタイムシーケンス情報を記録し、既存のステータスレポートに対してほかの変更を行う必要がなく、既存の通信プロトコルに適用し、交換コストを節約する。
図1は本発明に係るステータスレポートの処理方法のフローチャートである。このステータスレポートの処理方法は、RLC受信側に適用され、RLC受信側がeNBであってもよく、UEであってもよく、この方法は、次のステップを含む。
ステップ101において、RLC送信側から受信されたデータパケットに基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成し、現在送信すべきステータスレポートに現在送信すべきステータスレポートのタイムシーケンス情報が含まれ、このタイムシーケンス情報が現在送信すべきステータスレポートの生成時間であってもよく、または、現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号であってよい。
上記タイムシーケンス情報がこの送信されるステータスレポートのシーケンス番号である場合、上記ステップ102での現在送信すべきステータスレポートを生成することは、具体的に、次のステップを含むことができる。
ステップ2において、前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号を算出する。
ステップ3において、現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、現在送信すべきシーケンス番号を生成する。
上記タイムシーケンス情報がステータスレポートのシーケンス番号である場合、本発明において、ステータスレポートにおけるCPTフィールドを用いてステータスレポートのシーケンス番号を記録することができる。ステータスレポートにおけるCPTフィールドの説明は、次の表に示される。
上記実施例において、ステータスレポートにおける既存のCPTフィールドを、または、CPTフィールドとD/Cフィールドを利用してステータスレポートのタイムシーケンス情報を記録することは、既存のステータスレポートに対してほかの変更をする必要がなく、既存の通信プロトコルに適用し、交換コストを節約する。
図2は本発明に係るステータスレポートの処理方法の別のフローチャートであり、このステータスレポートの処理方法は、RLC送信側に適用され、次のステップを含む。
ステップ202において、このタイムシーケンス情報に基づいて、現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断し、そうであれば、ステップ203を実行し、そうでなければ、ステップ204を実行する。
ステップ203において、前記現在受信されたステータスレポートを破棄する。
ステップ1において、現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が、
前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号と同じであり、または、
現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間外にあるという条件を満たすかどうかを判断する。
ステップ3において、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が上記条件を満たさない場合、現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間を更新し、そして現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号を前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号として記録する。
RLC受信側に対して、変数status(S)を設定して、前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号の記録に用いることができ、status(S)の初期値は全て0である。
RLC送信側がRLC受信側から送信されたステータスレポートを受信した後、現在受信されたステータスレポートにおけるCPTフィールドの値を取得し、そしてstatus(R)(前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号)と比較する。
場合2:現在受信されたステータスレポートにおけるCPTフィールドの値Xが(status(R),(status(R)+4)%8)スライド区間内にある場合、status(R)の値をCPTフィールドの値Xに更新し、その後、ステータスレポートの内容に基づいて対応する処理を実行する。
場合3:現在受信されたステータスレポートにおけるCPTフィールドの値Xが(status(R),(status(R)+4)%8)スライド区間外にある場合、繰り返し受信されたステータスレポートであると判定して、現在受信されたステータスレポートを破棄する。
当該タイムシーケンス情報は、現在送信すべきステータスレポートの生成時間、または、現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号であってよい。
Claims (10)
- 無線リンク制御(RLC)受信側に適用されるステータスレポートの処理方法であって、
RLC送信側から受信されたデータパケットに基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成し、前記現在送信すべきステータスレポートに前記送信すべきステータスレポートのタイムシーケンス情報が含まれるようにするステップと、
前記現在送信すべきステータスレポートを前記RLC送信側に送信し、前記RLC送信側が前記ステータスレポートを受信した後、前記ステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報に基づいて、前記ステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断するステップとを含み、
前記タイムシーケンス情報が前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号である場合、前記現在送信すべきステータスレポートを生成する前記ステップは、
前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号を取得し、
前記前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号を算出し、
前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在送信すべきステータスレポートを生成することであることを特徴とする方法。 - 前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在送信すべきステータスレポートを生成することが、
前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号を、前記現在送信すべきステータスレポートのCPTフィールドに記入すること、または、
前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号を、前記現在送信すべきステータスレポートのCPTフィールドとD/Cフィールドに記入することであることを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 無線リンク制御(RLC)送信側に適用されるステータスレポートの処理方法であって、
現在受信されたステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報を取得するステップと、
前記タイムシーケンス情報に基づいて、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断するステップと、
前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであると判断した場合、前記現在受信されたステータスレポートを破棄するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記タイムシーケンス情報が、前記現在受信されたステータスレポートの生成時間であり、または、
前記タイムシーケンス情報が、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号であることを特徴とする
請求項3に記載の方法。 - 前記タイムシーケンス情報が前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号である場合、前記タイムシーケンス情報に基づいて、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断する前記ステップは、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が、
前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号と同じであり、または、
現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間外に位置するという条件を満たすかどうかを判断し、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が上記条件を満たした場合、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであると判断し、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が上記条件を満たさない場合、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間を更新し、そして前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号を前記前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号として記録することであることを特徴とする
請求項4に記載の方法。 - 現在受信されたステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報を取得する前記ステップが、
現在受信されたステータスレポートのCPTフィールドに含まれるシーケンス番号を取得すること、または、
現在受信されたステータスレポートのCPTフィールドとD/Cフィールドに含まれるシーケンス番号を取得することであることを特徴とする
請求項5に記載の方法。 - 通信装置であって、RLC受信側として、この通信装置は、生成モジュール、送信モジュールを備え、ここで、
前記生成モジュールは、RLC送信側から受信されたデータパケットに基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成することに用いられ、前記現在送信すべきステータスレポートに前記現在送信すべきステータスレポートのタイムシーケンス情報が含まれ、
前記送信モジュールは、前記現在送信すべきステータスレポートを前記RLC送信側に送信することに用いられ、前記RLC送信側が前記ステータスレポートを受信した後、前記ステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報に基づいて、前記ステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断し、
前記タイムシーケンス情報は、前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号であり、前記生成モジュールは、
前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号を取得することに用いられる取得モジュールと、
前記前回送信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号を算出することに用いられる算出モジュールと、
前記現在送信すべきステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成することに用いられる実行モジュールとを含むことを特徴とする装置。 - 通信装置であって、RLC送信側として、この通信装置は、取得モジュール、判断モジュール、破棄モジュールを備え、ここで、
前記取得モジュールは、現在受信されたステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報を取得することに用いられ、
前記判断モジュールは、前記タイムシーケンス情報に基づいて、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断することに用いられ、
前記破棄モジュールは、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであると判断した場合、前記現在受信されたステータスレポートを破棄することに用いられることを特徴とする装置。 - 前記タイムシーケンス情報は、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号であり、前記判断モジュールは、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が、前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号と同じであり、または、
現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間外に位置するという条件を満たすかどうかを判断することに用いられる実行モジュールと、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が上記条件を満たした場合、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであると判断することに用いられる判断モジュールと、
前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号が上記条件を満たさない場合、前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号に基づいて、前記現在受信すべきステータスレポートのシーケンス番号のスライド区間を更新し、そして前記現在受信されたステータスレポートのシーケンス番号を前記前回受信されたステータスレポートのシーケンス番号として記録することに用いられる更新モジュールとを含むことを特徴とする
請求項8に記載の装置。 - 通信システムであって、このシステムは、RLC受信側、RLC送信側を備え、ここで、
前記RLC受信側は、前記RLC送信側から送信されたステータスレポート応答要求を受信し、前記RLC送信側から受信されたデータパケットに基づいて、現在送信すべきステータスレポートを生成し、前記現在送信すべきステータスレポートに現在送信すべきステータスレポートのタイムシーケンス情報が含まれ、そして前記現在送信すべきステータスレポートを前記RLC送信側に送信することに用いられ、
前記RLC送信側は、現在受信されたステータスレポートに含まれたタイムシーケンス情報を取得し、前記タイムシーケンス情報に基づいて、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであるかどうかを判断し、前記現在受信されたステータスレポートが繰り返し受信されたステータスレポートまたは期限切れのステータスレポートであると判断した場合、前記現在受信されたステータスレポートを破棄することに用いられることを特徴とするシステム。
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