JP5782999B2 - 経路決定装置、ノード装置及び経路決定方法 - Google Patents

経路決定装置、ノード装置及び経路決定方法 Download PDF

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    • H04L45/42Centralised routing

Description

本明細書で論じられる実施態様は、複数のノード装置で決定されるネットワーク上でユーザデータの伝送経路を決定する技術に関する。
ネットワーク内の経路選択方法として、例えば、ネットワーク内のノードの一つがノード間の好ましい経路を計算し各経路計算の結果をツリーの形で記憶して好ましい経路の計算を支援することにより、任意の2つのノードを接続するツリーの作成に必要な計算の数を削減することが知られている。
また、パケット転送装置の各ラインカードに、二種類の異なる役目を持つルーティングテーブルを具備するパケット転送装置が知られている。第一のルーティングテーブルは、頻繁に利用する転送情報を一連のグループとして記録するローカルルーティングテーブルである。第二のルーティングテーブルは、転送情報をパケット転送装置内の他のラインカードと一致しないように分散して記録し、すべての分散情報を合わせるとパケット転送装置が保持する全ての転送情報と一致する分散共有ルーティングテーブルである。
また、通信装置のIP(internet protocol)アドレスと通信装置へ送信する通信データを出力すべきポートとを対応づけて格納したデータベースと、他の装置から送信された経路情報を取得し、経路情報に基づいて経路表を算出する算出部と、算出部により算出された経路表をデータベースに反映させるデータベース更新部を備える経路情報管理装置が知られている。
特開平3−139936号公報 特開2006−313949号公報 特開2009−188573号公報
経路計算の計算量は、ネットワークの大規模化に伴って増加する。この結果、計算時間の増加や、プロセッサの処理負荷及び消費電力の増大といった問題を生じる。開示の装置及び方法は、経路計算の計算量を低減することを目的とする。
装置の一観点によれば、ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定装置が与えられる。経路決定装置は、既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリと、プロセッサを備える。このプロセッサは、経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から計算要求に適合する経路を取得する処理と、経路決定処理によって定めた経路の経路情報をメモリに保存する処理と、複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、他の経路決定装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、受信した経路情報をメモリに保存する処理を実行する。
装置の他の一観点によれば、ネットワークを形成するノード装置が与えられる。ノード装置は、ネットワーク上でユーザデータを伝送する経路を決定するためのプロセッサと、既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリを備える。このプロセッサは、経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から計算要求に適合する経路を取得する処理と、経路決定処理によって定めた経路の経路情報をメモリに保存する処理と、ネットワークを形成する他のノード装置との間で、経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、他のノード装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、受信した経路情報をメモリに保存する処理を実行する。
方法の一観点によれば、ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定方法が与えられる。この経路決定方法は、経路決定装置のプロセッサに、経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリに、計算要求に適合する経路含む経路情報が保存されているか否かを判断する処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、メモリに保存される経路情報が計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から計算要求に適合する経路を取得する処理と、経路決定処理によって定めた経路の経路情報をメモリに保存する処理と、複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、他の経路決定装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、受信した経路情報をメモリに保存する処理を実行させる。
本件開示の装置又は方法によれば、複数のノード装置により形成されるネットワーク上の経路を計算する計算量を低減することが可能となる。
通信システムの全体構成例を示す図である。 ノード装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 ノード装置の一例の機能ブロック図である。 経路計算情報の例を示す図である。 経路決定処理の説明図(その1)である。 計算要求受信時におけるノード装置の処理の説明図である。 経路決定処理の説明図(その2)である。 経路決定処理の説明図(その3)である。 経路計算情報受信時におけるノード装置の処理の説明図である。 経路決定処理の説明図(その4)である。 ネットワーク制御装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 ネットワーク制御装置の一例の機能ブロック図である。 経路決定処理の説明図(その5)である。 トポロジ変化情報受信時におけるノード装置の処理の説明図である。
<1.システム構成例>
以下、添付する図面を参照して本発明の実施例について説明する。図1は、通信システムの全体構成例を示す図である。通信システム1は、ノード装置2a〜2eと、ネットワーク制御装置3を備える。ノード装置2a〜2eを相互にリンクで接続することによって、トラヒックすなわちユーザデータを伝送する伝送ネットワーク4を形成する。ネットワーク制御装置3は、伝送ネットワーク4を監視・制御するために設けた制御ネットワーク5を介してノード装置2a〜2eへ接続される。保守者は、ネットワーク制御装置3により、伝送ネットワーク4を形成するノード装置2a〜2eの動作制御及び状態監視を行う。なお、以下の説明においてノード装置2a〜2eを総称して「ノード装置2」と表記することがある。
<2.第1実施例>
<2.1.ノード装置のハードウエア構成例>
続いて、ノード装置2aの構成について説明する。なお、他のノード装置2b〜2eも以下に説明するノード装置2aと同様の構成を有する。図2に、ノード装置2aのハードウエア構成の一例を示す。ノード装置2aは、制御回路10と、回線インタフェース11a及び11bと、スイッチ回路12を備える。
制御回路10は、ノード装置2aの動作を制御する回路であり、プロセッサ13と、メモリ14と、ネットワークインタフェース回路15と、インタフェース回路16を備える。なお、添付する図面においてネットワークインタフェース及びインタフェースをそれぞれ「NIF」及び「I/F」と表記することがある。プロセッサ13は、メモリ14に格納される制御プログラムを実行することにより、ノード装置2aの動作を制御する処理と、以下に説明する経路決定処理を実行する。
メモリ14は、制御プログラムや制御プログラムの実行に使用される各データを格納するための不揮発性メモリや、読み出し専用メモリ(ROM: Read Only Memory)などを含んでいてよい。メモリ14に加えてハードディスクなどにも制御プログラムや制御プログラムの実行に使用される各データが格納されてもよい。またメモリ14は、制御プログラムの実行中に一時的に使用されるデータを保持するためのランダムアクセスメモリ(RAM: Random Access Memory)を含んでいてよい。
ネットワークインタフェース回路15は、制御ネットワーク5を経由したネットワーク制御装置3や他のノード装置2b〜2eとの間の通信処理を実行する。インタフェース回路16は、制御回路10と回線インタフェース11a及び11bとの間、及び制御回路10とスイッチ回路12との間の制御信号を入出力する。
回線インタフェース11a及び11bは、伝送ネットワーク4からユーザデータを受信し、伝送ネットワーク4へユーザデータを送信する。回線インタフェース11a及び11bは、それぞれFPGA(Field-Programming Gate Array)17a及び17bを備えており、FPGA17a及び17bは、ユーザデータの送受信のための信号処理を実行する。スイッチ回路12は、回線インタフェース11a及び11bがユーザデータを入出力する方路設定、すなわちクロスコネクト設定を行う。スイッチ回路12は、制御回路10の制御に応じてクロスコネクト設定を行うためのFPGA18を備える。
なお、図2に示すハードウエア構成は、あくまでノード装置2aを実現するハードウエア構成の1つである。本明細書において以下に記載される処理を実行するものであれば、他のどのようなハードウエア構成が採用されてもよい。
<2.2.ノード装置の機能構成例>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現されるノード装置2aの機能について説明する。図3は、ノード装置2aの一例の機能ブロック図である。ノード装置2aは、経路要求処理回路20と、経路計算回路21と、トポロジデータベース22と、トポロジ情報処理回路23と、制御パケット処理回路24と、経路計算情報処理回路25と、経路計算情報データベース26を備える。ノード装置2aは、ユーザデータ受信器27と、ユーザデータスイッチ28と、ユーザデータ送信器29を備える。なお、図3は、以下の説明に関係する機能を中心として示している。ノード装置2aは、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。また、添付する図面においてデータベースを「DB」と表記することがある。
経路計算回路21、トポロジ情報処理回路23及び経路計算情報処理回路25による情報処理は、図2に示すプロセッサ13により実施される。また、経路要求処理回路20による信号処理は、ネットワーク制御装置3から送信されるパケットをネットワークインタフェース回路15が受信し、プロセッサ13が処理することによって実施される。
制御パケット処理回路24による信号処理は、他のノード装置2b〜2eとの間でネットワークインタフェース回路15を介して制御パケットを送受信し、プロセッサ13が制御パケットを処理することによって実施される。トポロジデータベース22及び経路計算情報データベース26はメモリ14に格納される。ユーザデータ受信器27及びユーザデータ送信器29による信号処理は、回路インタフェース回路11a及び11bが備えるFPGA17a及び17bにより実行される。ユーザデータスイッチ28によるクロスコネクト設定処理は、スイッチ回路12が備えるFPGA18により実行される。なお、他の実施例では、ノード装置2aを経由する経路を決定する経路決定装置をノード装置2aとは別個の情報処理装置として設け、この経路決定装置により構成要素20〜26による信号処理を実行してもよい。
経路要求処理回路20は、ネットワーク制御装置3から送信される計算要求を受け付ける。計算要求は、ユーザデータを伝送する経路の決定を要求する信号である。計算要求により要求される経路を「要求経路」と表記することがある。計算要求は、要求経路の始点ノード装置、終点ノード装置、制約条件及び要求帯域幅の指定情報を含む。
要求経路の制約条件は、要求経路の属性に応じて定まる要求経路の計算時の制約条件である。制約条件には、ユーザから要求される経路の属性に応じて、様々な種類及び/又は性質のものが考えられ、例えば、以下の(1)〜(4)のようなものがある。
(1)「信頼性優先」:より信頼性の高いリンクを経由するように経路を計算する。例えば経路を冗長化できるリンクを経由するように経路を計算する。
(2)「低遅延優先」:経路上の信号遅延がより遅延の少なくなるように経路を計算する。例えば、処理遅延の少ないノード装置を経由ノードに選択することによって信号遅延を低減する。
(3)「最短ホップ数」:経由するノード数が最も少なくなるように経路を計算する。
(4)「低消費電力」:ユーザデータの伝送にかかる消費電力がより少なくなるように経路を計算する。例えば、消費電力の少ないノード装置を経由ノードに選択することによって消費電力を低減する。
経路要求処理回路20は、計算要求を処理することにより、要求経路の始点ノード装置、終点ノード装置、制約条件及び要求帯域幅の指定情報を取得する。経路要求処理回路20は、始点ノード装置、終点ノード装置、制約条件及び要求帯域幅を、経路計算回路21に通知する。
経路計算回路21は、経路要求処理回路20から通知された情報に基づいて、計算要求で要求された経路を計算するか否かを判断する。経路計算回路21は、経路を計算する場合に、トポロジデータベース22に格納されている伝送ネットワーク4のネットワークトポロジに基づいて、所与の経路計算アルゴリズムに基づいて経路計算を行う。トポロジ情報処理回路23は、制御ネットワーク5を介して他のノード装置2b〜2eやネットワーク制御装置3から受信したトポロジ情報に基づき、トポロジデータベース22に格納されるネットワークトポロジの生成及び保守を行う。
経路計算情報処理回路25は、経路計算回路21による経路の計算結果の情報である経路計算情報を、経路計算情報データベース26に格納する。図4は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報の例を示す図である。経路計算情報は、情報要素「始点ノード装置」、「終点ノード装置」、「経路」、「制約条件」、「空き帯域幅」、「有効フラグ」及び「生成時刻」を含む。
情報要素「始点ノード装置」、「終点ノード装置」及び「制約条件」は、それぞれ計算要求にて指定された要求経路の始点ノード装置、終点ノード装置及び制約条件である。情報要素「経路」は、計算要求に応じて経路計算回路21により計算された経路の計算結果である。情報要素「生成時刻」は、経路計算情報が作成された時刻である。情報要素「有効フラグ」については後述する。
例えば、項番号「No.=1」の経路計算情報は、始点ノード装置及び終点ノード装置をそれぞれノード装置2a及び2eとし、制約条件が「信頼性優先」である条件下で計算された経路は、ノード装置2a、2c及び2eの順で経由する経路であることを示す。また、この経路の空き帯域幅は100Mbpsであり、この経路が現在有効であり、経路計算情報の作成時刻は「2011年7月1日12時30分00秒」である。
また例えば、項番号「No.=2」の経路計算情報は、始点ノード装置及び終点ノード装置をそれぞれノード装置2a及び2cとし、制約条件が「低遅延優先」である条件下で計算された経路は、ノード装置2a及び2cの順で経由する経路であることを示す。また、この経路の空き帯域幅は50Mbpsであり、この経路が現在無効であり、経路計算情報の作成時刻は「2011年7月1日12時40分30秒」である。
図3を参照する。経路計算回路21は、計算要求で要求された経路を計算するか否かを判断する際に、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。このとき、経路計算回路21は、以下の条件(1)〜(3)を全て満たす場合に、経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むと判断する。
(1)経路計算情報に含まれる経路の全部又は一部が、計算要求の始点ノード装置から終点ノード装置まで至る経路である。
(2)計算要求と経路計算情報の制約条件が一致する。
(3)計算要求の要求帯域幅が、経路計算情報の空き帯域幅以下である。
計算要求に適合する経路を経路計算情報が含む場合には、経路計算回路21は、計算要求に適合する経路を計算せずに経路計算情報から取得することにより、計算要求に適合する経路を決定する。一方で、計算要求に適合する経路を経路計算情報が含まない場合には、経路計算回路21は、要求された経路を決定するために計算要求を実行して、計算要求に適合する経路を決定する。但し、後述の通り、計算要求に適合する経路の一部が経路計算情報に含まれる場合は、経路計算回路21は、経路の一部を経路計算情報にから取得し残りの経路を計算する。
経路計算回路21は、決定した経路に基づいてユーザデータスイッチ28にクロスコネクト設定を指示する。ユーザデータスイッチ28は、経路計算回路21からの指示に従って、ユーザデータ受信器27から受信したユーザデータをユーザデータ送信器29から送信する経路のクロスコネクトを設定する。また、ユーザデータスイッチ28は、制御パケット処理回路24が他のノード装置2b〜2eから受信したシグナリングプロトコルの制御メッセージに従ってクロスコネクトを設定する。また、経路計算回路21は、決定した経路を制御パケット処理回路24に通知する。制御パケット処理回路24は、決定した経路のパス設定を行うシグナリングプロトコル制御パケットを生成し、他のノード装置2b〜2eへ送信する。
なお、他の実施例では、経路計算回路21は、決定した経路をネットワーク制御装置3に返信する。ネットワーク制御装置3は、経路計算回路21から受信した経路の情報に従って、決定した経路のパス設定を行うシグナリングプロトコル制御パケットを生成し、経路が経由するノード装置2へ送信する。
経路計算回路21が経路計算を行った場合には、経路計算情報処理回路25は経路計算情報を制御パケット処理回路24へ出力する。制御パケット処理回路24は、受信した経路計算情報を制御パケットに含めて他のノード装置2b〜2eへ送信することにより、他のノード装置2b〜2eへ分配する。
制御パケット処理回路24は、例えば、ルーティングプロトコルやシグナリングプロトコル用の制御パケットに経路計算情報を格納して、他のノード装置2b〜2eへ送信してよい。このため、ルーティングプロトコルやシグナリングプロトコル用の制御パケットが拡張される。シグナリングプロトコル用の制御パケットに含めて経路計算情報を運ぶことにより、計算された経路が経由するノード装置のみに広告することができる。このため、制御ネットワーク5に余計な制御パケットが流れることを防止できる。その他、制御パケット処理回路24は、新たに定義したプロトコルによって経路計算情報を伝搬させてもよい。
制御パケット処理回路24が、他のノード装置2b〜2eから経路計算情報を運ぶ制御パケットを受信した場合、制御パケット処理回路24は経路計算情報を経路計算情報処理回路25へ送信する。経路計算情報処理回路25は、他のノード装置2b〜2eから受信した経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。このように、ノード装置2が計算した経路計算情報を互いに交換し合うことにより、ノード装置2の間で経路計算情報が共有される。
<2.3.ノード装置の処理の説明>
続いて、図5〜図10を参照して、ノード装置2の処理について説明する。図5に示される伝送ネットワーク4において、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した後で、同一始終点及び同一の制約条件の経路の計算要求が発生する場合を想定する。
図6は、計算要求受信時におけるノード装置の処理の説明図である。なお、以下、図6を参照して説明する一連の処理は複数の手順を含む方法と解釈してよい。この場合に「オペレーション」を「ステップ」と読み替えてもよい。図9及び図14に示す処理も同様である。
オペレーションAAにおいて経路要求処理回路20は、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求をネットワーク制御装置3から受信する。オペレーションABにおいて、経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。経路計算情報が計算要求に適合する経路を含まない場合には(オペレーションAB:N)処理はオペレーションACに進む。
オペレーションACにおいて経路計算回路21は、要求された経路を決定するために経路計算を実行して計算要求に適合する経路を決定する。その結果、例えば、図5の実線30に示す経路が算出される。経路30は、ノード装置2a、2c及び2eの順でこれらノード装置を経由する。オペレーションADにおいて、経路計算情報処理回路25は、経路計算回路21による計算された計算結果を含んだ経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。
オペレーションAEにおいて制御パケット処理回路24は、経路計算情報を他のノード装置2b〜2eへ分配する。オペレーションAFにおいて、ユーザデータスイッチ28は、経路計算回路21が決定した経路30のクロスコネクトを設定する。その後処理は終了する。
その後、オペレーションAAにおいて経路要求処理回路20は、再び、経路30と同じ始点ノード装置、終点ノード装置及び制約条件の計算要求をネットワーク制御装置3から受信する。オペレーションABにおいて、経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。
経路30の現在の空き帯域幅が要求経路の要求帯域幅以上であれば、経路30の経路計算情報が計算要求に適合し(オペレーションAB:Y)、処理はオペレーションAGに進む。オペレーションAGにおいて経路計算回路21は、計算要求に適合する経路を計算せずに経路30の経路計算情報から計算要求に適合する経路を取得する。その結果、経路計算回路21は、図5の実線30と同じ経路である経路31を取得する。オペレーションAFにおいて、ユーザデータスイッチ28は、経路計算回路21が取得した経路31のクロスコネクトを設定する。その後処理は終了する。
次に、図7に示す伝送ネットワーク4を参照して、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報の経路の一部が、要求経路の始点ノード装置から終点ノード装置まで至る経路である場合について説明する。いま、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した後に、ノード装置2a及び2cを始点ノード及び終点ノードとし同じ制約条件を持つ経路の計算要求が発生する場合を想定する。
経路計算回路21は、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路として、ノード装置2a、2c及び2eの順でこれらノード装置を経由する経路30を算出する。経路計算情報処理回路25は、経路計算回路21による計算された計算結果を含んだ経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。
その後、経路要求処理回路20が、ノード装置2a及び2cを始点ノード及び終点ノードとし同じ制約条件を持つ経路の計算要求を受信する。経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が、計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。経路計算情報データベース26に格納される経路30は、ノード装置2a、2c及び2eを通る経路であり、ノード装置2a及び2cを始点ノード及び終点ノードとする要求経路を一部に含む。したがって、経路30の現在の空き帯域幅が要求経路の要求帯域幅以上であれば、経路30の経路計算情報は計算要求に適合する経路を一部に含む。このため、経路計算回路21は、経路を計算せずに経路計算情報から経路31を取得する。経路31は、ノード装置2a及び2cの順にこれらのノード装置を経由する経路である。
次に、図8に示す伝送ネットワーク4を参照して、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報の経路が、要求経路の始点ノード装置から終点ノード装置まで至る経路の一部である場合について説明する。いま、ノード装置2a及び2cを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した後に、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとし同じ制約条件を持つ経路の計算要求が発生する場合を想定する。
経路計算回路21は、ノード装置2a及び2cを始点ノード及び終点ノードとする経路として、ノード装置2a及び2cの順でこれらノード装置を経由する経路30を算出する。経路計算情報処理回路25は、経路計算回路21による計算された計算結果を含んだ経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。
その後、経路要求処理回路20は、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとし、同じ制約条件を持つ経路の計算要求を受信する。このとき、経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報の経路が、計算要求に適合する経路の一部を含むか否かを判断する。
経路計算情報の経路が計算要求に適合する経路の一部を含むか否かを判断する処理の一例を以下に説明する。まずノード装置2毎に、対象ノード装置に対して予め指定された中継ノード装置を記憶する中継ノード装置データベースを作成し、メモリ14内に格納しておく。中継ノード装置は、対象ノード装置を経由する経路を中継することができるノード装置である。例えば、ノード装置2eに隣接するノード装置2c及び2dを、ノード装置2eに対する中継ノード装置と定めてよい。
経路計算回路21は、経路計算情報の経路が以下の条件(1)〜(3)のいずれかを満たし、制約条件が等しく、かつ現在の経路の空き帯域幅が要求経路の要求帯域幅以上である場合に、計算要求に適合する経路の一部を含むと判断する。
(1)経路計算情報の経路が、要求経路の始点ノード装置の中継ノード装置から要求経路の終点ノード装置まで至る経路を含む。
(2)経路計算情報の経路が、要求経路の始点ノード装置から要求経路の終点ノード装置の中継ノード装置まで至る経路を含む。
(3)経路計算情報の経路が、要求経路の始点ノード装置の中継ノード装置から要求経路の終点ノード装置の中継ノード装置まで至る経路を含む。
図8の例では、経路計算情報データベース26に格納される経路30は、要求経路の始点ノード装置2aから終点ノード装置2eの中継ノード装置2cへ至る経路30を含む。したがって、経路30の現在の空き帯域幅が要求経路の要求帯域幅以上であれば、経路30の経路計算情報は計算要求に適合する経路を一部に含むため、経路計算回路21は、ノード装置2a〜2cの区間については経路計算をせず、経路計算情報から経路を取得する。経路計算回路21は、ノード装置2cを始点ノード装置としノード装置2eを終点ノードとする残りの区間の経路計算を実行する。そして、経路計算情報から取得した経路と経路計算で算出された経路とを組み合わせることにより、経路計算情報の経路31を取得する。
次に、他のノード装置2b〜2eの経路計算回路21において計算された経路計算情報を受信した時の処理について説明する。図9は、経路計算情報受信時におけるノード装置の処理の説明図である。オペレーションBAにおいて、制御パケット処理回路24が、他のノード装置2b〜2eの経路計算回路21において計算された経路計算情報を受信する。オペレーションBBにおいて経路計算情報処理回路25は、他のノード装置2b〜2eから受信した経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。この結果、経路計算情報は、送信元のノード装置との間で共有される。
図10に示す伝送ネットワーク4を参照して、複数のノード装置間で共有された経路計算情報に基づいて経路を決定する場合について説明する。いま、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した後に、ノード装置2c及び2eを始点ノード及び終点ノードとし同じ制約条件を持つ経路の計算要求が発生する場合を想定する。
経路計算回路21は、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路として、ノード装置2a、2c及び2eの順でこれらノード装置を経由する経路30を算出する。制御パケット処理回路24は、経路計算回路21による計算された計算結果を含んだ経路計算情報を他のノード装置2b〜2eへ分配する。各ノード装置2b〜2eは、受信した経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。
その後、ノード装置2cの経路要求処理回路20が、ノード装置2c及び2eを始点ノード及び終点ノードとし同じ制約条件を持つ経路の計算要求を受信する。ノード装置2cの経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が、計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。
ノード装置2cの経路計算情報データベース26には、ノード装置2a、2c及び2eを通る経路であり、ノード装置2c及び2eが始点ノード及び終点ノードである経路を一部に含む経路30が格納されている。したがって、経路30の現在の空き帯域幅が要求経路の要求帯域幅以上であれば、経路30の経路計算情報は計算要求に適合する経路を一部に含むため、経路計算回路21は、経路を計算せずに経路計算情報から経路31を取得する。経路31は、ノード装置2c及び2eの順にこれらのノード装置を経由する経路である。
<2.4.実施例の効果>
本実施例によれば、既に行った経路計算の結果を再利用することで、同じ計算を行う無駄な時間が不要になる。このため、経路決定のためのプロセッサの処理負荷及び消費電力を低減することができる。また、計算要求に対する応答速度を向上することができる。
さらに本実施例によれば、既に行った経路計算の結果を他のノード装置でも再利用することで、過去の計算結果を再利用する機会を増加させることができる。また、本実施例によれば、既に行った経路計算の結果と要求経路が部分的に重複する場合でも再利用することができるので、過去の計算結果を再利用する機会を増加させることができる。このため、このため、経路決定のためのプロセッサの処理負荷及び消費電力をさらに低減することができる。また、計算要求に対する応答速度をさらに向上することができる。
<3.第2実施例>
続いて、他の実施例について説明する。上記第1実施例では、ノード装置2aは、その経路計算回路21が計算した経路の経路計算情報を、他のノード装置2b〜2eへ送信することにより他のノード装置2b〜2eと経路計算情報を共有した。本実施例では、ノード装置2aは、経路計算情報をネットワーク制御装置3へ送信する。ネットワーク制御装置3がノード装置2aから受信した経路計算情報を分配することにより、複数のノード装置2間にいて経路計算情報が共用される。
<3.1.ネットワーク制御装置のハードウエア構成例構成例>
図11は、ネットワーク制御装置3のハードウエア構成の一例を示す図である。ネットワーク制御装置3は、プロセッサ40と、メモリ41と、入力装置42と、出力装置43と、ネットワークインタフェース回路44と、媒体読取装置45を備える。
プロセッサ40は、メモリ41に格納されるネットワーク制御プログラムを実行することにより、伝送ネットワーク4を監視・制御する処理と以下に説明する処理を実行する。メモリ41は、ネットワーク制御プログラムやその実行に使用される各データを格納するための不揮発性メモリや読み出し専用メモリを含んでいてよい。メモリ41に加えてハードディスクなどにもネットワーク制御プログラムやその実行に使用される各データが格納されてもよい。またメモリ41は、ネットワーク制御プログラムの実行中に一時的に使用されるデータを保持するためのランダムアクセスメモリを含んでいてよい。
入力装置42は、保守者による入力操作を受け付ける入力装置である。入力部42は、例えば、ボタン、スクロールホイール、キーパッド、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であってよい。出力装置43は、伝送ネットワーク4の状態情報や伝送ネットワーク4を制御する操作画面を保守者に提示するための出力装置である。例えば、出力部43は情報を可視的に表示するディスプレイなどの表示デバイスであってよい。
ネットワークインタフェース回路44は、制御ネットワーク5を経由したノード装置2との間の通信処理を実行する。媒体読取装置45は、コンピュータに読み取り可能な可搬型記録媒体に記憶されたデータを読み取る入力装置である。媒体読取装置45は、例えばCD−ROMドライブ装置やDVD−ROMドライブ装置、フレキシブルディスクドライブ装置、CD−Rドライブ装置や、DVD−Rドライブ装置、MOドライブ装置、フラッシュメモリ装置へのアクセス装置であってよい。例えば、ネットワーク制御プログラムはこれら可搬型記録媒体に記憶され、媒体読取装置45で読み取られることによりメモリ41にインストールされる。
<3.2.ネットワーク制御装置の機能構成例>
続いて、上記ハードウエア構成によって実現されるネットワーク制御装置3の機能について説明する。図12は、ネットワーク制御装置3の一例の機能ブロック図であるネットワーク制御装置3は、計算要求生成回路50と、計算要求送信回路51と、経路計算情報取得回路52と、経路計算情報分配回路53を備える。これら計算要求生成回路50と、計算要求送信回路51と、経路計算情報取得回路52と、経路計算情報分配回路53による情報処理は、図11に示すプロセッサ40により実施される。なお、図12は、以下の説明に関係する機能を中心として示している。ネットワーク制御装置3は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。
計算要求生成回路50は、ユーザの接続要求や運用者による操作に応じて、ユーザデータを伝送するための経路の決定を要求する計算要求を生成する。計算要求送信回路51は、生成された計算要求をノード装置2に送信する。例えば、計算要求送信回路51は、要求経路の始点ノード装置に送信する。
計算要求を受信したノード装置2の経路要求処理回路20は、経路計算回路21が、計算要求で要求された経路を計算した場合に、経路計算回路21が計算した経路の経路計算情報をネットワーク制御装置3に送信する。経路計算情報取得回路52は、ノード装置2から送信された経路計算情報を受信する。経路計算情報分配回路53は、制御ネットワーク5を経由して経路計算情報をノード装置2間に分配する。ノード装置2の経路要求処理回路20は、ネットワーク制御装置3が送信した経路計算情報を受信する。経路計算情報処理回路25は、受信された経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。
<3.3.実施例の効果>
本実施例によれば、ネットワーク制御装置3を経由した経路計算情報の共有が可能になる。このため、ルーティングプロトコルやシグナリングプロトコル用の制御パケットで伝送する場合と比べ、これらの制御パケットを拡張せずに経路計算情報を共有できるという利点がある。
<4.第3実施例>
続いて、他の実施例について説明する。本実施例では、伝送ネットワーク4のトポロジが変化した場合に、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報を更新する。図13に示す伝送ネットワーク4において、ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した後に、この経路上のリンクが切断してネットワークトポロジが変化する場合を想定する。
ノード装置2a及び2eを始点ノード及び終点ノードとする経路の計算要求が発生した場合、経路計算回路21は経路30を算出する。経路30は、ノード装置2a、2c及び2eの順でこれらノード装置を経由する。経路計算情報処理回路25は、経路計算回路21による計算された計算結果を含んだ経路計算情報を経路計算情報データベース26に格納する。その後、ノード装置2cとノード装置2eとの間のリンクが切断する。リンクの切断が発生することによりネットワークトポロジが変化すると、ルーティングプロトコルに従い、ネットワークトポロジの変化を通知するトポロジ変化情報が全ノード装置2a〜2eへ伝搬される。
図14は、トポロジ変化情報受信時におけるノード装置の処理の説明図である。オペレーションCAにおいて制御パケット処理回路24は、トポロジ変化情報を受信する。オペレーションCBにおいて、経路計算情報処理回路25は、トポロジ変化の内容を解析し、トポロジ変化が経路計算情報データベース26に格納されている経路計算情報の経路に影響を与えるか否かを判断する。トポロジ変化が経路計算情報の経路に影響を与えない場合には(オペレーションCB:N)処理は終了する。
図14に示す例の場合、トポロジ変化は、経路計算情報データベース26に格納されている経路計算情報の経路30上のリンクの切断であり、このトポロジ変化は経路30に影響する(オペレーションCB:Y)。この場合に、処理はオペレーションCCへ進む。オペレーションCCにおいて、経路計算情報処理回路25は、トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を更新する。
<4.1.経路計算情報の削除>
以下、トポロジ変化とそれに伴う経路計算情報の更新処理を例示する。例えば、経路計算情報処理回路25は、経路計算情報の経路30上のリンクの切断が発生した場合に、経路30の経路計算情報を削除する。なお、経路計算情報データベース26に格納されている経路30の経路計算情報が他のノード装置2から受信した場合であっても、経路計算情報処理回路25は、経路計算情報の経路30上のリンクの切断が発生した場合に経路30の経路計算情報を削除する。
その後、経路30と同じ始点ノード、終点ノード及び制約条件の計算要求が発生した場合に、ノード装置2の経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。この時点では経路30は削除されているため、経路計算情報データベース26に格納されていない。したがって、経路計算回路21は、経路計算を実行することにより、計算要求に適合する経路として今度は経路31を算出する。経路31は、ノード装置2a、2d及び2eの順でこれらノード装置を経由する。
<4.2.経路計算情報の無効化>
経路計算情報の更新処理の他の例を説明する。経路計算情報処理回路25は、経路計算情報の経路30上のリンクの切断が発生した場合に、経路30の経路計算情報を無効化する。例えば経路計算情報処理回路25は、図4の情報要素「有効フラグ」の値を「無効」にすることにより、経路計算情報を無効化する。経路計算情報を有効に戻す場合には、経路計算情報処理回路25は、図4の情報要素「有効フラグ」の値を「有効」にする。なお、経路計算情報データベース26に格納されている経路30の経路計算情報が他のノード装置2から受信した場合であっても、経路計算情報処理回路25は、経路計算情報の経路30上のリンクの切断が発生した場合に経路30の経路計算情報を無効化する。
その後、経路30の経路計算情報が無効化されている間に、経路30と同じ始点ノード、終点ノード及び制約条件の計算要求が発生する場合を想定する。この時点では経路30は無効化されているため、経路計算回路21は、経路30の経路計算情報から経路を取得できないと判断する。この結果、経路計算回路21は、経路計算を実行することにより、計算要求に適合する経路として今度は経路31を算出する。経路31は、ノード装置2a、2d及び2eの順でこれらノード装置を経由する。
その後、ノード装置2cとノード装置2eとの間のリンクが回復すると、そのネットワークトポロジの変化を通知するトポロジ変化情報が全ノード装置2a〜2eへ伝搬される。経路計算情報処理回路25は、トポロジ変化の内容を解析し、トポロジ変化が経路計算情報データベース26に格納されている経路計算情報の経路に影響を与えるか否かを判断する。
この場合、トポロジ変化は、無効化されていた経路30上のリンクの回復であり、このトポロジ変化は経路30に影響する。このため、経路計算情報処理回路25は経路30の経路計算情報を有効化する。この結果、経路30と同じ始点ノード、終点ノード及び制約条件の計算要求が発生した場合に、経路計算回路21は、経路30の経路計算情報から経路を取得することが可能となる。
<4.3.空き帯域幅の変化>
トポロジ変化が、経路計算情報データベース26に経路計算情報が格納される経路30の空き帯域幅の変化である場合について説明する。例えば、経路30のうちのノード装置2cとノード装置2eの間の部分がリンクバンドルやリンクアグリゲーションにより冗長化されており、この部分でリンク切断が発生した場合に空き帯域幅の変化が発生する。
ノード装置2cとノード装置2eとの間のリンクが切断すると、ルーティングプロトコルに従い、ネットワークトポロジの変化を通知するトポロジ変化情報が全ノード装置2a〜2eへ伝搬される。切断したリンクが冗長化されたリンクであると、有効帯域幅の減少を示すトポロジ変化情報が伝搬される。経路計算情報処理回路25は、トポロジ変化の内容を解析し、トポロジ変化が経路計算情報データベース26に格納されている経路計算情報の経路に影響を与えるか否かを判断する。
この場合、トポロジ変化は、経路30上の有効帯域幅の減少であり、このトポロジ変化は経路30に影響する。このため、経路計算情報処理回路25は、経路30の経路計算情報の空き帯域幅の値を低減させる。経路30の経路計算情報が他のノード装置2から受信した場合であっても、経路計算情報処理回路25は、経路30の経路計算情報の空き帯域幅の値を低減させる。
その後、経路30と同じ始点ノード、終点ノード及び制約条件の計算要求が発生すると、経路計算回路21は、経路計算情報データベース26に格納される経路計算情報が計算要求に適合する経路を含むか否かを判断する。このとき、経路30の空き帯域幅が要求帯域幅より小さければ、経路計算回路21は、経路30の経路計算情報から経路を取得できないと判断する。この結果、経路計算回路21は、経路計算を実行することにより、計算要求に適合する経路として今度は経路31を算出する。経路31は、ノード装置2a、2d及び2eの順でこれらノード装置を経由する。
その後、ノード装置2cとノード装置2eとの間のリンクが回復すると、そのネットワークトポロジの変化を通知するトポロジ変化情報が全ノード装置2a〜2eへ伝搬される。経路計算情報処理回路25は、トポロジ変化の内容を解析し、トポロジ変化が経路計算情報データベース26に格納されている経路計算情報の経路に影響を与えるか否かを判断する。この場合、トポロジ変化は、経路30上の有効帯域幅の増加であり、このトポロジ変化は経路30に影響する。このため、経路計算情報処理回路25は、経路30の経路計算情報の空き帯域幅の値を増加させる。
<4.4.実施例の効果>
本実施例では、ネットワークトポロジの変化があった場合に経路計算情報がトポロジ変化情報に基づいて更新される。ネットワークトポロジの最新状態に経路計算情報を追従させる処理として、一定期間毎に一律に経路計算情報を破棄することが考えられる。本実施例は、かかる処理に比べて経路計算情報が破棄される機会を低減することができる。このため経路計算情報を再利用期間が長くなり、同じ計算を行う無駄な時間をより節約できるようになる。このため、経路決定のためのプロセッサの処理負荷及び消費電力をより低減することができる。また、計算要求に対する応答速度をより向上することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定装置であって、
既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリと、プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
前記複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
を実行することを特徴とする経路決定装置。
(付記2)
前記プロセッサは、
前記他の経路決定装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、
受信した経路情報を前記メモリに保存する処理と、
を実行することを特徴とする付記1に記載の経路計算装置。
(付記3)
前記プロセッサは、
前記ネットワークのトポロジの変化を通知するトポロジ情報を受信する処理と、
前記トポロジの変化が前記メモリに保存される経路情報の経路に対して影響するか否かを判断する処理と、
前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を更新する更新処理を実行することを特徴とする付記1又は2に記載の経路計算装置。
(付記4)
前記プロセッサは、前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を消去する処理を実行することを特徴とする付記3に記載の経路計算装置。
(付記5)
前記プロセッサは、
前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を無効化する処理と、
前記変化が回復した場合には、無効化された前記経路情報を有効化する処理を実行することを特徴とする付記4に記載の経路計算装置。
(付記6)
前記経路情報は、該経路情報が示す経路の現在の空き帯域幅情報を含み、
前記トポロジの変化は、ノード装置間のリンクの空き帯域幅の変化であって、
前記プロセッサは、
前記トポロジの変化の影響を受ける経路の空き帯域幅情報を更新する処理と、
前記計算要求により指定される要求帯域幅が、前記経路情報が示す経路の現在の空き帯域幅以下であるか否かに応じて、前記経路情報が示す経路が前記計算要求に適合するか否かを判定する処理と、
を実行することを特徴とする付記4に記載の経路計算装置。
(付記7)
前記プロセッサは、前記計算要求により指定される始点ノードから終点ノードへ至る経路を一部に含む経路の前記経路情報から、前記計算要求に適合する経路を取得する処理を実行する付記1〜6のいずれか一項に記載の経路計算装置。
(付記8)
前記プロセッサは、
前記計算要求により指定される始点ノードから終点ノードへ至る経路の一部を前記経路情報から取得する処理と、
前記経路の一部以外の残りの経路を計算する処理と、
を実行する付記1〜6のいずれか一項に記載の経路計算装置。
(付記9)
ネットワークを形成するノード装置であって、
前記ネットワーク上でユーザデータを伝送する経路を決定するためのプロセッサと、既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
前記ネットワークを形成する他のノード装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
を実行することを特徴とするノード装置。
(付記10)
ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定装置のプロセッサに、
経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリに、前記計算要求に適合する経路含む経路情報が保存されているか否かを判断する処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
前記複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
を実行させることを特徴とする経路決定方法。
1 通信システム
2、2a〜2e ノード装置
3 ネットワーク制御装置
4 伝送ネットワーク
5 制御ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定装置であって、
    既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリと、プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
    前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    前記複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
    前記他の経路決定装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、
    受信した経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    を実行することを特徴とする経路決定装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記ネットワークのトポロジの変化を通知するトポロジ情報を受信する処理と、
    前記トポロジの変化が前記メモリに保存される経路情報の経路に対して影響するか否かを判断する処理と、
    前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を更新する更新処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の経路決定装置。
  3. 前記プロセッサは、前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を消去する処理を実行することを特徴とする請求項に記載の経路決定装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記トポロジの変化の影響を受ける経路の経路情報を無効化する処理と、
    前記変化が回復した場合には、無効化された前記経路情報を有効化する処理を実行することを特徴とする請求項に記載の経路決定装置。
  5. 前記経路情報は、該経路情報が示す経路の現在の空き帯域幅情報を含み、
    前記トポロジの変化は、ノード装置間のリンクの空き帯域幅の変化であって、
    前記プロセッサは、
    前記トポロジの変化の影響を受ける経路の空き帯域幅情報を更新する処理と、
    前記計算要求により指定される要求帯域幅が、前記経路情報が示す経路の現在の空き帯域幅以下であるか否かに応じて、前記経路情報が示す経路が前記計算要求に適合するか否かを判定する処理と、
    を実行することを特徴とする請求項に記載の経路決定装置。
  6. ネットワークを形成するノード装置であって、
    前記ネットワーク上でユーザデータを伝送する経路を決定するためのプロセッサと、既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
    前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    前記ネットワークを形成する他のノード装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
    前記他のノード装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、
    受信した経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    を実行することを特徴とするノード装置。
  7. ネットワークを形成する複数のノード装置のうちのいずれかのノード装置を経由してユーザデータを伝送する経路を決定する経路決定装置のプロセッサに、
    経路計算を要求する計算要求を受け付ける処理と、
    既に計算された経路の経路情報を保存するためのメモリに、前記計算要求に適合する経路含む経路情報が保存されているか否かを判断する処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含まない場合には、経路計算を実行して前記計算要求に適合する経路を決定する経路決定処理と、
    前記メモリに保存される経路情報が前記計算要求に適合する経路を含む場合には、該経路情報から前記計算要求に適合する経路を取得する処理と、
    前記経路決定処理によって定めた経路の経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    前記複数のノード装置のうちの他のノード装置を経由する経路を決定する他の経路決定装置との間で、前記経路決定処理によって決定した経路の経路情報を共有する処理と、
    前記他の経路決定装置により決定された経路の経路情報を受信する処理と、
    受信した経路情報を前記メモリに保存する処理と、
    を実行させることを特徴とする経路決定方法。
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