JP5782781B2 - かしめ方法 - Google Patents
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Description
スピニングかしめ方法によれば、かしめ治具を回転させながらかしめピンの端部を塑性変形させるため、かしめに要する時間が長い。また、かしめ治具を回転させるための回転機構が必要であるので、かしめ装置が高価である。また、かしめピンの端部にかしめ治具をこすりつけながら回転させるため、かしめ治具が摩耗する。この摩耗を軽減するためにかしめ治具を超硬材料で構成した場合、かしめ治具の製造コストの増大を招く。さらに、かしめ治具の回転によりかしめピンがその軸方向と直交する方向に力を受けるので、かしめピンの外壁とかしめ孔を形成する内壁との間に隙間が生じる。この隙間の形成によりかしめによる複数の部材の固定強度が低下する。
本発明は、モータに用いられるロータコアの積層板の両端に配設された押え板としてのエンドプレートに形成された第1かしめ孔と、前記積層板に形成され前記第1かしめ孔の径よりも小さい径を有する第2かしめ孔とに、かしめピンを通し、前記かしめピンを塑性変形させることにより、前記積層板に前記エンドプレートを固定する、ロータコアのかしめ方法であって、前記かしめピンの軸方向における部分のうち、前記第1かしめ孔に対面する部分を拡径させ、前記第1かしめ孔の内壁と前記かしめピンの外壁との間に形成されていた隙間を埋めるように、前記かしめピンを塑性変形させる第1工程と、前記かしめピンの軸方向における部分のうち、前記第1かしめ孔及び前記第2かしめ孔から突出している部分である端部の径が、前記第1かしめ孔の径よりも大きくなるように、前記端部の外周部分を塑性変形させる第2工程と、を含む、かしめ方法を提供する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るかしめ方法の第1工程を示す図である。図1(a)は第1工程の実施前の状態を、図1(b)は実施後の状態を、それぞれ示す。
図5は、本発明の第2実施形態に係るかしめ方法の第1工程を示す図である。図5(a)は第1工程の実施前の状態を、図5(b)は実施後の状態を、それぞれ示す。
図8は、本発明の第3実施形態に係るかしめ方法の第1工程を示す図である。図8(a)は第1工程の実施前の状態を、図8(b)は実施後の状態を、それぞれ示す。
Claims (7)
- モータに用いられるロータコアの積層板の両端に配設された押え板としてのエンドプレートに形成された第1かしめ孔と、前記積層板に形成され前記第1かしめ孔の径よりも小さい径を有する第2かしめ孔とに、かしめピンを通し、前記かしめピンを塑性変形させることにより、前記積層板に前記エンドプレートを固定する、ロータコアのかしめ方法であって、
前記かしめピンの軸方向における部分のうち、前記第1かしめ孔に対面する部分を拡径させ、前記第1かしめ孔の内壁と前記かしめピンの外壁との間に形成されていた隙間を埋めるように、前記かしめピンを塑性変形させる第1工程と、
前記かしめピンの軸方向における部分のうち、前記第1かしめ孔及び前記第2かしめ孔から突出している部分である端部の径が、前記第1かしめ孔の径よりも大きくなるように、前記端部の外周部分を塑性変形させる第2工程と、
を含む、かしめ方法。 - 請求項1に記載のかしめ方法において、
前記第1工程は、前記かしめピンの端面のうち内周側の部分の塑性変形量が外周側の部分の塑性変形量よりも多くなるように前記端面を前記かしめピンの軸方向に加圧することにより、前記かしめピンの軸方向における部分のうち前記第1かしめ孔に対面する部分が拡径するように前記端部を塑性変形させる工程である、かしめ方法。 - 請求項2に記載のかしめ方法において、
前記第1工程は、円錐形状をなし且つ頂角が160°以上である先端部を有するかしめパンチで前記かしめピンの端面を前記かしめピンの軸方向に加圧することにより、前記端部を塑性変形させる工程である、かしめ方法。 - 請求項2に記載のかしめ方法において、
前記第1工程は、凸状の曲面形状をなした先端部を有するかしめパンチで前記かしめピンの端面をかしめピンの軸方向に加圧することにより、前記端部を塑性変形させる工程である、かしめ方法。 - 請求項1に記載のかしめ方法において、
前記第1工程は、前記かしめピンの端部に面当たりするとともに、前記かしめピンの端部を構成する内部組織の径外方への流動を規制する規制面が設けられたかしめパンチにより前記かしめピンの端面を前記かしめピンの軸方向に加圧することにより、前記端部を塑性変形させる工程である、かしめ方法。 - 請求項5に記載のかしめ方法において、
前記かしめピンの端面の外周縁に面取り部が形成されており、
前記第1工程では、前記面取り部に面当たりするテーパ面が前記規制面としてその先端部に形成されたかしめパンチで前記かしめピンの端面を前記かしめピンの軸方向に加圧することにより、前記端部を塑性変形させる、かしめ方法。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のかしめ方法において、
前記第2工程は、前記第1工程を経たかしめピンの端部の外径よりも大きい外径を持ち且つ前記第1工程を経たかしめピンの端部の前記外径よりも小さい内径を持つ円筒状のかしめパンチにより前記第1工程を経たかしめピンの端面を加圧することにより、前記端部を塑性変形させる工程である、かしめ方法。
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