JP5781585B2 - コードシステム、コードシステムの動作方法およびプログラム - Google Patents

コードシステム、コードシステムの動作方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のコード情報を用いた取引を便宜に行うための技術に関する。
従来から、電気やガス、水道などの公共サービスや電話やインターネットなどのインフラシステム、そして通信教育など一定期間継続して顧客に対しサービスを提供する事業がある。また、インターネットや電話、ハガキなどを用いて利用者の注文を受け付け、商品や役務を提供する電子商取引や通信販売がある。
これらの事業はいずれも、事業者と利用者とが取引を行う際対面しない取引形態をとる。そのためこれらの場合の取引の対価である代金の支払いは、ネットワークを介した電子決済や銀行口座からの自動引き落としやクレジットカード払い、そしてコンビニ等の集金代行業者の店頭窓口での現金支払といった方法がとられていた。
上記支払方法のうちコンビニ等での現金支払いについて説明する。通常この支払方法をとる場合、事業者自らや代金収納代行業者らが取引内容や代金支払額、納付先などの情報を含むコード情報であるバーコードが印刷された払込票を発行する。利用者は郵送やプリンタからの印刷出力により当該払込票を入手し、現金とともにコンビニ等に持参提示して代金の支払いを行う。図12は、従来から知られる払込票の一例を示す図である。同図に示された払込票には、代金額や納付期限などの文字情報のほか、コード情報として1次元バーコードが印刷されている。コンビニ等では、払込票に印刷されたバーコードをリーダ等の機器を用いて読込むとともに利用者から代金の支払いを受けることで代金の集金を行い、払込票と分離可能に構成されている「領収証」1210に代金受領印の押印を行い払込票から分離したうえ利用者に交付する。その後コンビニ等では、バーコードに含まれる納付先などの情報に基づき、集金した代金を収納代行業者や事業者に対し送金する。
なお利用者は、このような払込票を複数枚利用してコンビニ等で支払を行うこともある。そしてたとえば各種公共料金の支払期限等特定の日時(例えば、毎月月末、25日など)前には、複数の利用者による払込票の利用タイミングが重なり、コンビニ等の店員が上記のような事務処理に忙殺され、レジに行列ができるなどして顧客からのクレームにもつながりかねない事態が生じていた。
この点特許文献1には、一又は複数の請求人からの請求情報をとりまとめて一の被請求リストを生成し、当該リスト上の被請求合計額等の情報をバーコード情報としてプリントアウトすることにより、当該バーコードを用いて一括した決済を行うことを可能にする技術が開示されている。当該技術を利用して複数の代金支払を一括して決済することにより、コンビニ等のレジでの事務作業量が軽減され、顧客からのクレームも回避可能となる。
特開2003−187159号公報
しかしながら特許文献1記載の従来技術では、施行情報である被請求データは一にとりまとめられた後にプリントアウトされることから、一部の代金のみをまとめて支払いをしたい、という利用者のニーズに十分に応えることはできていなかった。具体的にいえば、電気やガスなど複数の請求情報を一のバーコードにまとめた払込票が発行されている場合で、手持ちの現金が足りないなどの理由で一部の請求についてのみ支払をしたい利用者は、一部の請求のみに対応するバーコードの発行を依頼したり、当該バーコードがプリントアウトされた払込票を再発行してもらったり、払込票の郵送を待ったりするなど極めて煩雑な処理を迫られていた。
以上のような課題を解決するために、本発明は、利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報を保持する施行情報保持部と、施行情報保持部に保持された一の施行情報を選択する選択部と、選択された施行情報と関連付けて一のコード情報を生成するコード情報生成部と、生成されたコード情報を出力するコード情報出力部と、既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及びコード情報を未生成の施行情報から複数の施行情報を選択する再選択部と、再選択部で選択された複数の施行情報と関連付けて一のコード情報を再生成するコード情報再生成部と、再生成されたコード情報を出力するコード情報再出力部と、を有するコードシステムなどを提案する。
また、上記コードシステムから出力されたコード情報を取得して光学読取コードを生成して表示する読取装置を提案する。
ほかにも、上記読取装置に表示された光学読取コードを読取って当該光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を取得して表示し、コードシステムに対し応答するコード読取装置を提案する。
主に上記のような構成をとる本発明によって、一旦出力されたコード情報であっても、後から他の既出力の情報や未出力の情報とまとめて新たなコード情報として出力したり、いったんまとめたコード情報を再構成し直して出力し直したりすることが可能になり、コード情報の取扱者の事務処理量を軽減できると同時に利用者の便宜をも図ることが可能になる。
実施形態1のコードシステムの概念図 実施形態1のコードシステムの機能ブロックの一例を示す図 実施形態1のコードシステムの施行情報保持部における施行情報保持の一例を示す図 実施形態1のコードシステムの選択部における選択処理の一例を示す図 実施形態1のコードシステムの再選択部における選択処理の一例を示す図 実施形態1の端末装置の機能ブロックの一例を示す図 実施形態1の端末装置の表示部に光学読取コードを表示する一例を示す図 実施形態1のコードシステムを一の装置で実現した場合の当該装置の機能的な構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図 実施形態1の端末装置の機能的な構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図 実施形態1のコードシステムにおける処理の流れの一例を示す図 実施形態1の端末装置における処理の流れの一例を示す図 従来技術のもと発行されたバーコード付の払込票の一例を示す図 実施形態2のコード読取装置の機能ブロックの一例を示す図 実施形態2のコードシステムの機能ブロックの一例を示す図 実施形態2のコード読取装置の機能的な構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図 実施形態2のコード読取装置における処理の流れの一例を示す図 実施形態2のコードシステムにおける処理の流れの一例を示す図 実施形態1のコードシステムのコード情報生成部にて生成されるコード情報と施行情報との関連づけの一例を示す図 実施形態1の端末装置の光学読取コード生成部における光学読取コード生成の一例を示す図 実施形態1の端末装置の光学読取コード生成部における光学読取コード生成の一例をさらに詳しく示す概念図
以下、本発明の各実施形態について図面と共に説明する。実施形態と請求項の相互の関係は、以下のとおりである。まず、実施形態1は、主に請求項1、5、9、13、17、21などに対応する。実施形態2は、主に請求項3、7、11、15、19、23などに対応する。実施形態3は、主に請求項4、8、12、16、20、24などに対応する。実施形態4は、主に請求項2、6、10、14、18、22などに対応する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、様々な態様で実施し得る。
<<実施形態1>>
<概要>
図1は、本実施形態のコードシステムの概念図である。同図に示されているように、「コードシステム」は利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す「施行情報」0110を保持しており、そのうち一の施行情報を選択して当該施行情報と関連付けて一の「コード情報」0120の生成処理をおこなったり、当該コード情報の出力処理をおこなったりする。その後、既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及びコード情報を未生成の施行情報から「複数の施行情報」0121を選択し、相互に関連付けて一のコード情報を再生成するとともに、その「再生成されたコード情報その1」0130を出力することを特徴として備えている。また、「再生成されたコード情報その1」0130と、「コード情報未生成の施行情報」0111や未出力のコード情報と関連付けられた施行情報とを関連付けて「再生成されたコード情報その2」0140を出力する場合もある。
コード情報は利用者の端末装置などに対して出力され、端末装置では取得したコード情報に基づいて一の光学読取コードを生成し、当該光学読取コードを表示する構成をとることを特徴とする。なお、ここでいうコード情報と光学読取コードとは同一であってもよく、図1ではコード情報と光学読取コードとが同一である場合の一例を示している。
<機能的構成>
図2は、本実施形態のコードシステムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「コードシステム」0200は、「施行情報保持部」0201と、「選択部」0202と、「コード情報生成部」0203と、「コード情報出力部」0204と、「再選択部」0205と、「コード情報再生成部」0206と、「コード情報再出力部」0207と、を有する。
なお、以下に記載するコードシステムを構成する各装置や端末装置、コード読取装置の機能ブロックは、いずれもハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやメインメモリ、GPU、画像メモリ、グラフィックボード、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらのメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、タッチパネル、プリンタ、バーコードリーダなどのスキャナ装置その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラムなどが挙げられる。そして、メインメモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力されメモリやハードウェア上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、前記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。ここで、上記プログラムは、モジュール化された複数のプログラムとして実現されてもよいし、2以上のプログラムを組み合わせて一のプログラムとして実現されても良い。
また、本発明のコードシステムは、一または複数の装置との組み合わせによりシステムとして実現可能である。具体的にいえば、サーバとクライアントとしての端末装置とで各機能ブロックを分散させるシステムによって実現することも可能であるし、一のサーバに前記各機能ブロックを集約させることによって実現することも可能である。そして、このような装置の一部をソフトウェアとして構成することも可能である。さらに、そのようなソフトウェアが記録された記録媒体も当然に本発明の技術的な範囲に含まれる(本実施形態に限らず、本明細書の全体を通じて同様である。)。
「施行情報保持部」0201は、利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報を保持するように構成されている。利用者の履行義務の具体例としてはまず金銭の支払義務が考えられ、図1に例示されているように、「1,800円」の支払義務や「3,800円」の支払義務などを挙げることができる。この場合の施行情報の一例としては、個々の施行情報を識別するための施行情報IDのほか、支払代金額、請求日時、請求費目(通販代金、ガス料金など)を特定するための請求費目ID、支払期限、請求者のID、請求者名称、その他履行義務を特定するために必要な情報が考えられる。
受益等権限の具体例としては商品購入時やサービス利用時に利用可能な特典(クーポン、ポイント)の受領権限や上記特典を用いた商品・サービスとの交換権限などが考えられる。図1に例示されているように、「50円」の割引や「3000ポイント」のポイントなどの受領権限であったり、「清涼飲料1ダース」などとの交換権限だったりを挙げることができる。この場合の施行情報としては、割引開始日時や割引者のID、割引者名称、販売価格、有効期限その他受益等権限を特定するために必要な情報が考えられる。
「施行情報を保持する」とは、履行義務を課す者や受益等権限を付与する者(これらの者をまとめて以下「サービス提供者」ということがある)から施行情報の送信を受付け保持する構成のほか、サービス提供者が管理する各端末にて施行情報を生成して保持し、施行情報保持部では当該施行情報と関連付けられた施行情報IDのみを保持する構成が考えられる。つまり、施行情報IDのみを保持する構成であっても、当該施行情報IDが外部端末にて保持されている施行情報と関連付けられている限りその構成は「施行情報を保持する」といえる。当該構成をとれば、施行情報の内容が頻繁に更新されるような場合であっても、当該施行情報と関連付けられる施行情報IDは更新されずに保持されたままであるため、本実施形態のコードシステムにおいて、施行情報のリアルタイム性を維持確保することができる。
施行情報はサービス提供者ごとに与えられたサービス提供者IDと紐づけられて保持され、ここでいうサービス提供者IDが施行情報の一部を構成してもよい。図3は施行情報保持部における施行情報保持の一例であるが、施行情報は、同図に示されているように利用者ごとに付与される利用者ID(同図の場合はID:0123456)に対応して履行義務と受益等権限とで区別されて施行情報IDで特定され保持される。
なお例えば、「支払期限」欄や「有効期限」欄に格納されている日時が経過したり、その日時が直近(例えば1日前など)に迫ってきたりしたような場合には、サービス提供者又は/及び利用者に対し当該施行情報の内容の施行を促すアラームを出力する構成をとってもよい。具体的には、利用者に対し、施行情報である金銭の支払義務の履行期限や、割引の有効期限切れが迫っていることを知らせたりすることが考えられる。またサービス提供者に対し、支払期限の経過を知らせたり、割引の有効期限を延長するかしないかなどの判断を仰いだりすることも可能である。これらの構成をとることにより、施行情報を単に保持するのみならずその管理をも行い、利用者・サービス提供者の双方に有用な情報を提供することが可能になる。
「選択部」0202は、施行情報保持部に保持された一の施行情報を直接的に又は間接的に選択するように構成されている。具体的には、所定のプログラムに従い、施行情報の入力を受付けた順番や施行情報に含まれるあるいは付随して保持される各種日時に応じて計算機にて選択処理される。より具体的にいえば、入力受付順に選択したり、請求日時が早い順番、あるいは有効期限が迫っている順番で選択したりする。「直接的に」一の施行情報を選択する、とは施行情報そのものを選択することであり、「間接的に」一の施行情報を選択する、とは施行情報IDを選択することである。いずれの構成をとることによっても、後で詳しく説明するコード情報を滞りなく迅速に出力することができる。
なお、施行情報の選択は、利用者からの選択要求に応じて行われてもよい。ここで図4を示して選択部の処理の一例を具体的に説明する。同図に示されているのは、利用者ID(ID:0123456)にて特定される利用者が操作する携帯端末のディスプレイである。当該利用者は、ウェブブラウザやアプリケーションソフトを操作し利用者IDやパスワードを入力するなどして、ディスプレイに当該利用者と紐づけられて施行情報保持部に保持されている施行情報を一覧で表示させることができる。利用者はこれらの施行情報のうち一の施行情報を選択することが可能になっている。利用者はこのディスプレイ表示のなかから任意に一の施行情報を特定し、当該特定した施行情報を選択するよう選択部に対して要求する。当該構成をとると利用者は、有効期限や請求日時の順番ではなく、自身の施行したい施行情報を選択し後記コード情報を取得することができる。なお、ここでは携帯端末のディスプレイ表示を例に用いたが、表示を行う端末が携帯端末である必要はなく、据置型の端末装置であってもかまわない。
「コード情報生成部」0203は、選択された施行情報と関連付けて一のコード情報を生成するように構成されている。「施行情報と関連付けて一のコード情報を生成する」一例としては、単なる数字やアルファベットとしたり、ASCIIやUnicodeその他いずれかの規格に基づいて文字コードを生成したり、バーコード等の一次元コードやQRコード(登録商標)等の二次元コードを生成したりすることが考えられる。先に図1や図3を用いて説明した例の場合であれば「利用者IDが0123456である利用者の、サービス提供者IDがccy1192であるサービス提供者に対する、電気料金としての13,000円の支払義務」と関連付けられたコード情報が生成されることが考えられる。当該構成をとることにより、施行情報の内容の施行の際に、コード情報ないしコード情報に基づいて生成される光学読取コードを受け取った者が当該施行情報を容易に把握することができる。なお図3を用いて説明した例の場合、コード情報が生成されると、同図の施行情報IDが「A0002」や「A0003」「B0002」である施行情報のように、ステータス欄が従前の「未生成」から「生成済」へと変更される。
ここで図18を示す。同図には、図3にて例示した一又は複数の施行情報とASCII文字コードにて生成されたコード情報との関連付けが示されている。例えば、施行情報ID「A0001」にて特定される施行情報はコード情報「4989885611213 6561512132」と関連付けられている。複数の施行情報とコード情報を関連付ける際には、当該施行情報の集合を「再生成ID」にて特定する。なおコード情報には、当該コード情報の生成日時や生成されるコード情報の有効期限、請求代行ないし収納代行業者名称、さらには図18の「付加関連情報」に記載のあるように対応可能機関名称(「エイトイレブン」「ローサン」など)、収納代行手数料額(「税込210円」)、対象商品・サービスの内容(「支払時にマグカッププレゼント」)、再選択にて特定される複数の施行情報の施行情報ID(「A0004+A0005」など)その他の特記事項など、施行情報には含まれない情報を関連付けることもできる。当該構成をとることにより、サービス提供者と利用者以外の者が介在するような処理を行う場合であっても、情報管理を適切におこなうことができる。
「コード情報出力部」0204は、生成されたコード情報を出力するように構成されている。具体的な出力先としては、先に図4を用いて説明した利用者の端末装置を挙げることができるが、その他にもディスプレイへの表示出力であったり、プリンタなどの印刷機器への出力であったり、非接触IDチップをはじめとするRFIDチップなどのタグのような記憶媒体を格納先とする出力などであってよい。ディスプレイへの表示出力をする場合においては、液晶や有機ELなどの各種ディスプレイに対応した表示形式や電気泳動方式などを用いる電子ペーパーの形式で表示出力することなどが考えられる。
さらには、当該コード情報の利用先となるコンビニ等の店舗に設置された店舗端末をコード情報の出力先としてもよい。利用者が管理する端末装置である利用者端末ではなく店舗端末に直接コード情報を出力することにより、例えば様々な事情により利用者端末では読み取りが困難な光学読取コードしか表示できない場合であっても、店舗端末にてコード情報から光学読取コードを生成し、光学読取コードを表示出力させ読み取ることが可能になる。ちなみに、店舗端末に対しコード情報を出力する方法としては、筺体内にコード情報を格納した非接触ICチップまたはICタグを備える携帯端末を店舗端末と接続されたリーダに近付ける方法が考えられる。また、店舗端末から携帯端末に対し自身の端末IDである店舗端末IDを送信し、これを受信した携帯端末から、当該店舗端末IDにて特定される店舗端末に対し所定のコード情報の送信要求をコードシステムに行い、これを受けコードシステムから前記送信要求を受けた店舗端末に対しコード情報を出力する方法も考えられる。
コード情報を出力した事実および出力日時、出力回数など出力と関係する情報は、当該コード情報やコード情報と関連付けられている施行情報として又は施行情報と関連付けて保持される。図3において施行情報IDが「A0004」「A0005」である施行情報のステータス欄に「既出力」とあるのは、当該各施行情報と関連付けられたコード情報が既に出力されていることを意味している。また、施行情報IDが「B0001」である施行情報のステータス欄にも「既出力」とあり、さらに「施行フラグ」欄にはフラグが立てられている。これは当該施行情報の内容が既に施行されたことを意味している。当該フラグを立てる処理をおこなうことにより、当該施行情報や、後述する再生成されたコード情報と関連付けられた複数の施行情報の内容が施行されたかどうかを的確に管理することができる。なお、出力されたコード情報の取扱いについては後ほど詳しく説明する。
「再選択部」0205は、既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及びコード情報を未生成の施行情報から複数の施行情報を直接的に又は間接的に選択するように構成されている。「直接的に」選択するとは、前記複数の施行情報そのものを選択することを意味しており、「間接的に」選択するとは、各施行情報の施行情報IDやコード情報など施行情報と関連付けられている情報を選択することを意味している。「既出力」「のコード情報と関連付けられている施行情報」とは前記コード情報出力部から出力されたコード情報と関連付けられている施行情報であり、いったん再選択部にて選択され、後記コード情報再生成部にて再生成されたコード情報と関連付けられている複数の施行情報もここでいう既出力のコード情報と関連付けられている施行情報に該当する。当該構成をとることにより、いったんまとめたコード情報をさらにまとめて出力することができるため、より利用者の便宜にかなう処理が可能になる。
「未出力のコード情報と関連付けられている施行情報」や「コード情報を未生成の施行情報」は前記「既出力のコード情報と関連付けられている施行情報」と同一利用者IDによって紐づけられている施行情報であることが通常であるが、異なる利用者IDによって紐づけられる施行情報同士を選択の対象とすることも可能である。この場合には、当該異なる利用者IDにて特定される全ての利用者からの選択の対象とすることについての承諾処理がなされている場合にのみ前記選択の対象とすることを認めることが望ましい。いずれにせよ当該構成をとることによって、例えば、親子それぞれの携帯電話利用料金の支払義務を内容とする複数の施行情報をまとめて支払うためのコード情報を出力することも可能になり、複数の利用者の便宜にかなうことが可能になる。未出力のコード情報と関連付けられている施行情報を他の施行情報とまとめて一のコード情報を生成することにより、例えば、据置型の端末装置にて生成したコード情報と関連付けられた施行情報を他の施行情報とまとめて関連付け、当該関連付けられたコード情報を携帯端末などに出力することが可能になる。
「複数の施行情報を選択する」とあるように、選択され得る施行情報の組み合わせはどのようなものであってもよい。例えば、一の既出力のコード情報と関連付けられている施行情報と、一の未出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及びコード情報未生成の施行情報とを選択してもよいし、二以上の既出力のコード情報と関連付けられている施行情報を選択してもよい。
再選択部における選択の態様は、基本的には前記選択部で説明した内容と同様であるが、選択部が一の施行情報を選択するのに対し、再選択部では複数の施行情報を選択する点が異なっている。ここで図5を用いて、再選択部における選択の具体的な態様について説明する。同図は図4を用いて説明した例と同様の端末装置にて再選択のための選択要求を行う一例を示す図である。同図でも利用者IDが0123456である利用者と関連付けられた施行情報の一覧が表示されているが、それぞれの施行情報と関連付けられたコード情報生成の有無や生成されたコード情報出力の有無が視認できるような表示がなされている。利用者はこのディスプレイ表示のなかから任意に複数の施行情報(例えば、電気料金支払およびガス料金支払)を特定し、当該特定した複数の選択情報を選択するよう再選択部に対して要求する。当該選択要求により再選択部にて複数の施行情報が選択される。
「コード情報再生成部」0206は、再選択部で選択された複数の施行情報と関連付けて一のコード情報を再生成するように構成されている。コード情報の再生成の具体的な仕組みは、コード情報生成部にて説明したコード情報の生成と基本的には同様である。
なお、コード情報をいったん再生成した後、当該再生成されたコード情報と関連付けられている複数の施行情報と関連付けられているコード情報を生成する、すなわち複数の施行情報の一のコード情報へのまとめを解消する処理をおこなうことも可能である。まとめを解消する処理は、利用者から端末装置を用いて送信されたまとめの解消を要求する信号を受信した場合に実行されるものとすることが考えられる。この場合本実施形態のコードシステムでは、当該信号を受信すると前記複数の施行情報と関連付けられているコード情報を無効化するための無効化フラグを立てる処理をおこなう。そのうえで、後述するように再生成されたコード情報が出力されたことにより無効フラグが立てられていた個々の施行情報に関連付けられて生成されていたコード情報については、その無効フラグを消去し、有効なものとして扱う処理をおこなってもよい。当該構成をとることにより、いったんまとめられたコード情報を個別のコード情報あるいは施行情報に分離することが可能になり、たとえばコード情報の再生成後「まとめて支払義務を履行しようと思ったけど、急な出費があったから、ガス料金の支払だけは来週まで先延ばしにしよう」といったような利用者の事情に柔軟にかつ迅速に対応することが可能になる。
「コード情報再出力部」0207は、再生成されたコード情報を出力するように構成されている。具体的な出力先や出力の態様等の機能は、基本的には既に説明したコード情報出力部の機能と同様である。なお、コード情報再出力部にて出力されるコード情報が、未出力のコード情報と関連付けられている施行情報や既出力のコード情報と関連付けられている施行情報と関連付けて生成されているような場合には、それらの既に生成されたコード情報を無効化する処理を行うことが望ましい。具体的には、図3や図18で示したような再生成IDにて特定されるコード情報が生成された時点から、前記既出力のコード情報を無効化するための無効化フラグを立てる処理を行ったりする。当該構成をとることにより、一の施行情報に対し複数のコード情報がいずれも有効に出力され、相互のコード情報の取扱を巡って混乱が生じる事態を回避することが可能になる。
<具体的な構成>
図8は、本実施形態のコードシステムを一の装置で実現した場合の当該装置の機能的な構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図である。この図にあるように、本実施形態のコードシステムは、各種演算処理を実行するための「CPU」0801と、「記憶装置(記憶媒体)」0802と、「メインメモリ」0803と、「出力インターフェース」0804と、「入力インターフェース」0805と、「インターネット通信インターフェース」0806と、を備え、入出力インターフェースを介して、例えば「キーボード」0807や「ディスプレイ」0808、などの外部周辺装置と情報の送受信を行う。また、インターネット通信インターフェースを介して「サービス提供者端末」0870や利用者の端末である「端末装置」0880、「コード読取装置」0890などと情報の送受信を行う。このインターネット通信インターフェースの具体的な態様は有線、無線を問わず、よって本実施形態のコードシステムをいわゆるクラウドコンピューティングの形式にて提供することが可能である。なお、記憶装置には以下で説明するような各種プログラムが格納されており、CPUはこれら各種プログラムをメインメモリのワーク領域内に読み出して展開、実行する。なお、これらの構成は、「システムバス」0809などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
(選択部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「選択プログラム」0810をメインメモリに読み出して実行し、サービス提供者端末等から送信されデータベースに保持された施行情報のうち一の施行情報を選択する処理を行う。この際、上記選択処理は、例えば、利用者の端末装置から受信する選択要求信号に基づいて行われる。
(コード情報生成部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「コード情報生成プログラム」0820をメインメモリに読み出して実行し、前記選択プログラムの実行により選択処理された一の施行情報と関連付けて一のコード情報を生成し、当該処理結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。なお、コード情報と施行情報との関係は、一の施行情報と一のコード情報とがユニークに関連付けられていても良いし、一の施行情報が複数のコード情報と関連付けられていてもよい。
(コード情報出力部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「コード情報出力プログラム」0830をメインメモリに読み出して実行し、コード情報生成プログラムの実行により得られたコード情報を端末装置に出力する処理を行う。ここでいう端末装置とは通常、当該コード情報が関連付けられている利用者IDにて特定され上記選択要求の送信元である端末装置が想定される。
(再選択部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「再選択プログラム」0840をメインメモリに読み出して実行し、データベースに保持された施行情報のうち、既出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報、又は/及びコード情報を未生成の施行情報のなかから、複数の施行情報を選択する処理を行う。この際上記選択処理は、例えば利用者の端末装置から受信する選択要求信号に基づいて行われる。
(コード情報再生成部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「コード情報再生成プログラム」0850をメインメモリに読み出して実行し、再選択プログラムの実行により選択処理された複数の施行情報と関連付けて一のコード情報を再生成し、当該処理結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。
(コード情報再出力部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「コード情報再出力プログラム」0860をメインメモリに読み出して実行し、コード情報再生成プログラムの実行により得られたコード情報を端末装置に出力する処理を行う。ここでいう端末装置も、上記コード情報出力プログラムの実行により出力された端末装置と同一であることが通常である。
<具体的な処理の流れ>
図10は、本実施形態のコードシステムにおける処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1001では、保持された施行情報を一だけ選択するかどうかを判断し、選択するとの判断結果の場合にはステップS1002にて一の施行情報を選択する(選択ステップ)。選択しないとの判断結果である場合には、その後の処理を行わない。ステップS1003では選択された一の施行情報と関連付けて一のコード情報を生成し(コード情報生成ステップ)、ステップS1004では生成されたコード情報を出力するかどうかを判断する。出力するとの判断結果である場合にはステップS1005の処理に移行し生成されたコード情報を出力する(コード情報出力ステップ)。出力しないとの判断結果である場合には、ステップS1001の処理に戻るか、その後の処理を行わない。S1006では、単一の施行情報と関連付けられた新たなコード情報の選択指示があるかどうかを判断し、選択指示があるとの判断結果である場合にはステップS1002の処理に戻る。選択指示がないとの判断である場合には、ステップS1013の処理に移行する。
ステップS1013では、その後の処理を行わずに処理を終了するかどうかの判断を行い、終了するとの判断であれば処理を終了し、終了しないとの判断結果である場合にはステップS1007の処理に移行する。ステップS1007では、施行情報をさらに一だけ選択するかどうかを判断し、選択するとの判断内容である場合にはステップS1002の処理に移行する。選択しないとの判断内容である場合には、ステップS1008でさらに施行情報を再選択するかどうかの判断を行う。再選択するとの判断結果である場合にはステップS1009の処理に移行し、既出力のコード情報と関連付けられている施行情報又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報、又は/及びコード情報を未生成のコード情報から複数の施行情報を選択する(再選択ステップ)。再選択しないとの判断結果である場合には、ステップS1013の処理に移行する。ステップS1010では、再選択ステップにて選択された複数の施行情報と関連付けて一のコード情報を再生成する(コード情報再生成ステップ)。その後ステップS1011で再生成されたコード情報を出力するかどうかを判断し、そこでの判断結果が出力するとの内容であればステップS1012の処理に移行し、出力しないとの判断結果である場合には、ステップS1008の処理に戻るかその後の処理を行わない。ステップS1012では再生成されたコード情報を出力して(コード情報再出力ステップ)その後ステップS1013の処理に移行する。
<その他の構成>
なお、ここまで説明してきた選択部と再選択部とは、それぞれの機能ブロックが合体して一の機能ブロックとして構成される実施形態を妨げるものではない。すなわち選択部を、施行情報保持部に保持された一以上の未施行の施行情報であって、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的に選択するように構成することも考えられる。この場合、選択済みの一の施行情報を再選択する場合においては、既に生成されたコード情報をそのまま利用してコード出力部にて当該コード情報を出力するか、新たにコード情報を生成し直して当該新たに生成されたコード情報を出力するか、さらにいえば施行済みの一の施行情報の再選択を不可とするか、はいずれも設計事項である。
この場合の本実施形態のコードシステムは、利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報を保持する施行情報保持部と、施行情報保持部に保持された一以上の未施行の施行情報であって、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的に選択する選択部と、選択された一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報を生成するコード情報生成部と、生成されたコード情報を出力するコード情報出力部と、を有することになる。
上記のように選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合には、コードシステムの動作方法は以下の通りとなる。すなわち、保持された利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報であって一以上の未施行の施行情報を、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的にされる選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、選択を受付けた一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムにて生成するコード情報生成ステップと、生成されたコード情報をコードシステムから出力するコード情報出力ステップと、を有する動作方法である。
さらに、選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合、計算機であるコードシステムに実行させるためのプログラムの内容は、保持された利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報であって一以上の未施行の施行情報を、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的にされる選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、選択を受付けた一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムにて生成するコード情報生成ステップと、生成されたコード情報をコードシステムから出力するコード情報出力ステップと、からなる。
<効果>
当該構成をとるコードシステムにより、一旦出力されたコード情報であっても、後から他の既出力の情報や未出力の情報とまとめて新たなコード情報として出力したり、いったんまとめたコード情報を再構成し直して出力し直したりすることが可能になり、コード情報の取扱者の事務処理量を軽減できると同時に利用者の便宜をも図ることが可能になる。
<<実施形態2>>
<概要>
本実施形態の端末装置は、実施形態1で説明したコードシステムとネットワークを介してコード情報を受信し、当該コード情報に基づいて光学読取コードを生成し表示する点に特徴がある。当該特徴を備えることにより、一又は複数の施行情報と関連付けられたコード情報を光学リーダなどのリーダで認識可能な状態で表示することが可能になる。
<機能的構成>
図6は、本実施形態の端末装置の機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「端末装置」0610は、「コード情報取得部」0611と、「光学読取コード生成部」0612と、「表示部」0613と、を有し、コードシステムとの間でネットワークを介して情報の送受信をおこなう。
「コード情報取得部」0611は、コードシステムから出力されたコード情報を取得するように構成されている。
「光学読取コード生成部」0612は、取得したコード情報に基づいて光学読取コードを生成するように構成されている。具体的には、取得したコード情報と関連付けられた別個の情報として生成されることもあれば、既に説明したとおり、取得したコード情報と同一であることもある。取得したコード情報と別個の情報として生成される場合には、取得したコード情報のほかにコード情報の取得日時などの情報と関連付けて生成されてもよい。「光学読取コード」とはコードリーダやスキャナなどの各種の光学機器により読取可能に構成されるコードであり、光学読取コードの種類や規格は後記コード読取装置にて当該コード情報との関連付けが認識可能である限り適宜設定してよい。具体的には、光学読取装置にて読み取り可能な文字コードや1次元あるいは2次元で表されるバーコードであることが考えられる。光学読取コードの種類や規格を適宜設定可能な当該構成をとれば、特定の種類や規格の光学読取コードにしか対応していない光学機器への対応も可能になる。
ここで、図19を用いて光学読取コード生成部における光学読取コード生成の一例について説明する。同図左欄にはコード情報が複数記載されており、それぞれに対応して生成される光学読取コードが右欄に記載されている。同図に示されているように、例えばコード情報が文字コード「123」にて表されている場合は、そのまま文字コード「123」を光学読取コードとしてもよいし、当該文字コードで表される値に所定の値を加除することで生成される文字コード(例えば「12345」)や、所定のルールに基づき定められる値である文字コード(例えば「1004596」)を光学読取コードとしてもよい。また、コード情報がバーコードである場合には、構成が当該バーコードとは異なる新たなバーコードを光学読取コードとして生成してもよい。さらには、コード情報とは異なる態様にて光学読取コードを生成することも考えられ、同図で示した文字コード(例えば「123」)からバーコードを生成してもよい。
図20を用いて、上記光学読取コード生成の一例についてさらに詳しく説明する。同図は、端末装置にてコード情報を取得し、所定のルールに基づき光学読取コードを生成する処理の流れを示す概念図である。同図では2つのパターンが示されているが、パターン1では関数を、パターン2ではテーブルを用いて光学読取コードを生成する。
まずパターン1は、「x=100×a+10×b+c」「f(x)=a×1004+b×(30−1)+c×2」との関数が定められている場合の例であり、3ケタの文字コードで示されるコード情報の一桁目である「3」をcに、二桁目である「2」をbに、三桁目である「1」をaにそれぞれ代入しxの値を求める。そして当該xの値を前記関数に代入すれば、光学読取コードとして「1004596」との文字コードが生成される。
また、パターン2では、一の文字コードに対し、所定の桁数の別の文字コードが割り当てられており、コード情報「123」についても、「1」には「1004」、「2」には「59」、「3」には「6」がそれぞれ割り当てられている。そして当該割当てを適用することにより光学読取コードとして「1004596」との文字コードが生成される。
「表示部」0613は、生成した光学読取コードを表示するように構成されている。具体的には端末装置のディスプレイに対して光学読取コードを表示出力するが、ここで生成された光学読取コードをどのような表示形式にて表示するかは適宜設定することが可能である。たとえば、ディスプレイ上における表示位置や縦・横・斜めといった表示態様、液晶ディスプレイとするか、有機EL素子を用いるか、マイクロカプセルを用いた電気泳動方式によるか、などどのような手段を用いて表示出力をおこなうかといった内容を任意に設定することができる。当該構成をとることにより、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な表示出力手段を備える種々の端末装置にて光学読取コードを表示することが可能になる。
ここで図7を示す。同図は本実施形態の端末装置の表示部にて光学読取コードを表示する一例を示す図である。同図における「表示部」0701は液晶ディスプレイであり、「光学読取コード」0702は一次元バーコードであって、ディスプレイ中心部に一次元バーコードを表示させている様子が示されている。まとめられた代金額合計額やまとめたコード情報の数、その内訳が分かるような表示出力をおこなってもよい。
<具体的な構成>
図9は、本実施形態の端末装置の機能的な各構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図である。この図にあるように、本実施形態のコードシステムは、各種演算処理を実行するための「CPU」0901と、「記憶装置(記憶媒体)」0902と、「メインメモリ」0903と、「出力インターフェース」0904と、「入力インターフェース」0905と、「インターネット通信インターフェース」0906と、を備え、入出力インターフェースを介して、例えば「タッチパネル」0907のような入力装置や「ディスプレイ」0908などの表示装置、そして「コード読取装置」0980のような外部周辺装置と情報の送受信を行う。具体的には、コード読取装置にて読取可能なように、光学読取コードをディスプレイに表示出力する。また、インターネット通信インターフェースを介して「コードシステム」0990と情報の送受信を行う。なお、記憶装置には以下で説明するような各種プログラムが格納されており、CPUはこれら各種プログラムをメインメモリのワーク領域内に読み出して展開、実行する。なお、これらの構成は、「システムバス」0909などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
(コード情報取得部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「コード情報取得プログラム」0910をメインメモリに読み出して実行し、前記コードシステムから出力されたコード情報を取得する処理を行い、当該処理結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。ここでのコード情報は、上記端末装置からの選択要求信号に応じて出力される場合もあれば、選択要求信号なく出力される場合もある。具体的な出力形式としては電子メールやSMS(ショートメッセージサービス)その他の形式のパケット通信などの形式であることが考えられる。さらにいえば、コード情報そのものが出力される場合もあれば、コード情報が取得可能なwebサイトのURLが出力される場合もありうる。
(光学読取コード生成部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「光学読取コード生成プログラム」0920をメインメモリに読み出して実行し、コード情報取得プログラムの実行により得られたコード情報に基づいて一の光学読取コードを生成する処理を行い、当該処理結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。
(表示部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「表示プログラム」0930をメインメモリに読み出して実行し、光学読取コード生成プログラムの実行により得られた光学読取コードを表示出力する処理を行う。
<具体的な処理の流れ>
図11は、本実施形態の端末装置における処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1101では、コード情報を取得するかどうかを判断し、取得するとの判断結果である場合には、ステップS1102にてコードシステムのコード情報出力部あるいはコード情報再出力部から出力されたコード情報を取得する(コード情報取得ステップ)。その後ステップS1103では取得したコード情報に基づいて一の光学読取コードを生成する(光学読取コード生成ステップ)。ステップS1104では、生成した光学読取コードを表示出力する。
<その他の構成>
なお、実施形態1で説明したようにコードシステムの選択部と再選択部とが合体した構成を採用した場合には、端末装置はそのような構成であるコードシステムから出力されたコード情報を取得するコード情報取得部と、取得したコード情報に基づいて光学読取コードを生成する光学読取コード生成部と、生成した光学読取コードを表示する表示部と、から構成されていてもよい。
上記のように選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合には、本実施形態のコードシステムの動作方法は以下の通りとなる。すなわち、選択部と再選択部とが合体した構成を採用した実施形態1のコードシステムの動作方法によってコードシステムから出力されたコード情報を端末装置にて取得するコード情報取得ステップと、取得したコード情報に基づいて光学読取コードを端末装置にて生成する光学読取コード生成ステップと、生成した光学読取コードを端末装置にて表示する表示ステップと、を有する動作方法である。
さらに、選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合、計算機であるコードシステムに実行させるためのプログラムの内容は以下のとおりである。すなわち、選択部と再選択部とが合体した構成を採用した実施形態1のコードシステムに実行させるためのプログラムのコードシステムによる実行によってコードシステムから出力されたコード情報を端末装置にて取得するコード情報取得ステップと、取得したコード情報に基づいて光学読取コードを端末装置にて生成する光学読取コード生成ステップと、生成した光学読取コードを端末装置にて表示する表示ステップと、からなる。
<効果>
以上の構成を有する端末装置を利用することにより、一又は複数の施行情報と関連付けられたコード情報を光学リーダなどのリーダで認識可能な状態で表示することが可能になる。
<<実施形態3>>
<概要>
本実施形態のコード読取装置は、端末装置に表示された光学読取コードを読み取って、読取に応じて後述する実施形態4記載のコードシステムに応答を送信する。そして当該光学読取コードないしコード情報と関連付けられた一又は二以上の施行情報を取得し、その施行情報を表示する。以上の特徴を備えていることによって、利用者が施行することを求める施行情報の内容を把握し、その施行を受け付けることが可能になる。
<機能的構成>
図13は、本実施形態のコード読取装置の機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「コード読取装置」1300は、「読取部」1301と、「応答送信部」1302と、「施行情報取得部」1303と、「施行情報表示部」1304と、を有する。基本的には、施行情報の内容を施行する地点である履行義務地又は/及び受益地等に設置される装置であり、具体的には、利用者が履行義務としての代金支払のために訪れるコンビニ等にて管理される端末装置が一例として挙げられる。
「読取部」1301は、端末装置の表示部に表示された光学読取コードを読み取るように構成されている。具体的には、当該光学読取コードが準拠する種類や規格に対応したハンドスキャナやCCDカメラその他のコードリーダを用いて表示部のうち所定位置に表示されている光学読取コードが存在するかどうかを判断し、その存在を認識した場合に読取処理を行う。「光学読取コードが存在するかどうか」は、当該光学読取コードの規格や色彩、出力形態等により適宜設定されてよいが、例えば一次元バーコードや二次元バーコードの場合であれば、所定領域内に配置される複数の白と色地の線または点の配置位置や間隔、線または点の太さ・大きさに応じて光学読取コードの存在を認識する。
「応答送信部」1302は、読取部にて読み取った光学読取コードを一意に識別する識別情報を応答としてコードシステムの応答受信部に対して送信するように構成されている。「読取部にて読み取った光学読取コードを一意に識別する」とは光学読取コードと識別情報が相互に関連付けられていることを意味している。ここでいう応答の具体的内容としては、特定のコード情報と関連付けられている光学読取コードを読み取った旨及び当該コード情報と関連付けられている一又は二以上の施行情報の送信をリクエストする内容の信号であることが考えられる。当該構成をとることにより、コードシステムに対し当該リクエストに応じた施行情報の送信を促すことができる。
なお、応答の内容は上記のような施行情報のリクエストに限られず、施行結果に関するものであってもよい。具体的にいえば、コード情報と関連付けられている施行情報が既に施行されたものであるかどうかの施行結果の送信をリクエストする内容の信号であったり、コード読取装置側にて施行情報の施行処理が完了した旨の信号であったりすることが考えられる。これらの内容の応答を送信し、表示などすることも可能とすることにより、コード読取装置における処理結果をリアルタイムでコードシステムに知らせることが可能になる。
「施行情報取得部」1303は、読取部にて読み取られた光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上取得するように構成されている。「光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上取得する」具体的な態様の一例としては、前記応答送信部からの応答を受信したコードシステムから、当該コード情報と関連付けられている一又は二以上の施行情報を受信する構成が挙げられる。当該光学読取コードが一の施行情報とのみ関連付けられて生成されたコード情報に基づいて生成されていれば、取得する施行情報は一であり、二以上の異なる施行情報と関連付けられて再生成されたコード情報に基づいて生成されていれば、取得する施行情報は複数となる。
なお、取得する施行情報は読み取られた光学読取コードが関連付けられているコード情報と関連付けられているものであればよく、光学読取コードの読取前に当該施行情報が取得されていてもかまわない。具体的には、多数の利用者と関連付けられた施行情報(例えば、全利用者に対し50円割引など)については、コード読取装置にて予め当該施行情報を取得しておいてよく、当該構成をとることにより、光学読取コードを読取次第速やかに当該施行情報を表示することが可能になる。
「施行情報表示部」1304は、取得した一又は二以上の施行情報を表示するように構成されている。具体的には一又は二以上のディスプレイへの表示出力が考えられ、当該表示出力を通じ利用者自身を含むコード読取装置の操作者に対し、施行情報の内容を視認可能とする。例えばディスプレイに施行情報として代金額や費目を表示することにより、利用者自身が何のためにどれだけの支払いをしなければならないかを最終的に確認することが可能になるし、操作者にとっても、これから支払を受ける代金がどのような性質のものなのかを把握することができ、事後の対応(例えば、公共料金支払であれば領収スタンプを押して専用の領収証を発行する、特定の事業者に対する支払については期間限定のプレゼントを渡す、など)をとりやすくする。
なお、施行情報表示部においては、必ずしも取得した施行情報の全てを表示する必要はない。図3に示した施行情報を例に挙げると、施行情報IDやステータス、請求日時などは表示する必要性が乏しいため表示を省略することが可能である。また、複数のディスプレイに対しそれぞれ異なる内容の表示出力を行ってもよい。例えば、コード読取装置の***作者である利用者側に配置されたディスプレイには費目IDと代金額の総額のみを表示し、コード読取装置の操作者側に配置されたディスプレイには費目IDと代金額に加え、支払期限や有効期限、複数の施行情報ごとの代金額を表示するようにしてもよい。当該構成をとれば、利用者側に配置されたディスプレイに詳細な代金額の内訳や費目が表示されるなどして、利用者のプライバシー保護が害されるおそれを避けることが可能になる。
なお、前記応答送信部にて送信した応答の内容に応じて、施行結果を受信するような構成を採用することも考えられ、この場合には、当該施行結果を取得する「施行結果取得部」1305を設けることも可能である。ここでいう施行結果とは、コードシステムから送信された施行結果などである。場合によっては、当該施行結果を施行情報表示部にて表示することも可能である。当該構成をとることにより、施行結果を利用者やコード読取装置の操作者に視認させることができる。
<具体的な構成>
図15は、本実施形態のコード読取装置の機能的な各構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図である。この図にあるように、本実施形態のコードシステムは、各種演算処理を実行するための「CPU」1501と、「記憶装置(記憶媒体)」1502と、「メインメモリ」1503と、「出力インターフェース」1504と、「入力インターフェース」1505と、「インターネット通信インターフェース」1506と、を備え、入出力インターフェースを介して、例えば「光学読取コードスキャナ」1507や「ディスプレイ」1508、「端末装置」1509、などの外部周辺装置と情報の送受信を行う。また、インターネット通信インターフェースを介して「コードシステム」1590と情報の送受信を行う。このインターネット通信インターフェースの具体的な態様は有線、無線を問わず、よって本実施形態のコードシステムをいわゆるクラウドコンピューティングの形式にて提供することが可能である。なお、記憶装置には以下で説明するような各種プログラムが格納されており、CPUはこれら各種プログラムをメインメモリのワーク領域内に読み出して展開、実行する。なお、これらの構成は、「システムバス」1510などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
(読取部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「読取プログラム」1510をメインメモリに読み出して実行し、光学読取コードが端末装置の表示部に表示されているかどうかを識別し、表示を識別できた場合には当該光学読取コードの読取処理をおこなう。具体的な一例としては、光学読取コードスキャナを通じ光学読取コードの読取処理をおこなう。
(応答送信部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「応答送信プログラム」1520をメインメモリに読み出して実行し、読取プログラムの実行により得られた一の光学読取コードに対し、これを識別する識別情報を生成し、当該識別情報を応答としてコードシステムの応答受信部に対して送信する処理をおこなう。ここでいう識別情報の一例としては、前記得られた一の光学読取コードを逆関数を用いて表現されるコード情報その他の形式の情報であることが考えられる。
(施行情報取得部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「施行情報取得プログラム」1530をメインメモリに読み出して実行し、読取プログラムの実行により得られた光学読取コードに基づき、当該光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を取得し、そのそれぞれをメインメモリの所定のアドレスに格納する。
(施行情報表示部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「施行情報表示プログラム」1540をメインメモリに読み出して実行し、施行情報取得プログラムの実行により得られた施行情報を表示出力する。
<処理の流れ>
図16は、本実施形態のコード読取装置の処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1601では、端末装置の表示部から光学読取コードが読取可能かどうかを判断する。ここでの判断結果が読取可能であれば、ステップS1602として当該光学読取コードを読み取る(読取ステップ)。読取不可であれば読取可能との判断結果となるまでステップS1601の処理を続ける。ステップS1603では読み取った光学読取コードを一意に識別する識別情報を応答としてコードシステムの応答受信部に対して送信し(応答送信ステップ)、ステップS1604で当該応答に対応した施行情報を受信したかどうかを判断する。受信したとの判断結果である場合にはステップS1605で読み取った光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上取得し(施行情報取得ステップ)、そうでない判断結果の場合にはステップS1604の処理を続ける。そしてステップS1606で当該取得した一又は二以上の施行情報を表示出力する(施行情報表示ステップ)。なお、上記各ステップのうち応答送信ステップについては、読取ステップの直後であるほか施行情報取得ステップの直後、施行情報表示ステップの直後に実行されてもよい。
<その他の構成>
なお、実施形態1で説明したようにコードシステムの選択部と再選択部とが合体した構成を採用した場合には、コード読取装置は、端末装置の表示部に表示された光学読取コードを読み取るための読取部と、読取部にて読み取られた光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上取得する施行情報取得部と、取得した一又は二以上の施行情報を表示する施行情報表示部と、前記読取部にて読み取った光学読取コードを一意に識別する識別情報を応答として選択部と再選択部とが合体した構成を採用した後記実施形態4のコードシステムの応答受信部に対して送信する応答送信部と、から構成されていてもよい。
また、コードシステムの選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合には、本実施形態のコード読取装置の動作方法は以下の通りとなる。すなわち、端末装置の動作方法にて端末装置の表示部に表示された光学読取コードをコード読取装置にて読み取るための読取ステップと、読取ステップにて読み取られた光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上コード読取装置にて取得する施行情報取得ステップと、取得した一又は二以上の施行情報をコード読取装置にて表示する施行情報表示ステップと、前記読取ステップにて読み取った光学読取コードを一意に識別する識別情報を応答として後記実施形態4のコードシステムの動作方法における応答受信ステップに対応してコード読取装置から送信する応答送信ステップと、を有する動作方法である。
さらに、コードシステムの選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合には、計算機であるコード読取装置に実行させるためのプログラムの内容は以下のとおりである。すなわち、実施形態2記載の端末装置に実行させるためのプログラムの端末装置による実行にて端末装置の表示部に表示された光学読取コードをコード読取装置にて読み取るための読取ステップと、前記読取ステップにて読み取った光学読取コードを一意に識別する識別情報を応答として後記実施形態4に記載のコードシステムの動作方法における応答受信ステップに対応してコード読取装置から送信する応答送信ステップと、読取ステップにて読み取られた光学読取コードに基づいてこの光学読取コードを生成したコード情報に関連付けられた施行情報を一又は二以上コード読取装置にて取得する施行情報取得ステップと、取得した一又は二以上の施行情報をコード読取装置にて表示する施行情報表示ステップと、からなる。
<効果>
以上のような構成のコード読取装置を利用することにより、利用者が施行することを求める施行情報の内容を把握し、その施行を受け付けることが可能になる。
<<実施形態4>>
<概要>
本実施形態のコードシステムは、基本的に実施形態1のコードシステムと同様であるが、出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地等の実施形態3記載のコード読取装置から受信し、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別することを特徴とする。当該構成をとるコードシステムがコード読取装置からの応答に対応することにより、コード読取装置にて施行情報の内容や施行結果などを認識することができ、利用者から施行内容の施行を受け付けることが可能になる。
図14は、本実施形態のコードシステムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「コードシステム」1400は、「施行情報保持部」1401と、「選択部」1402と、「コード情報生成部」1403と、「コード情報出力部」1304と、「応答受信部」1408と、「施行情報識別部」1409と、「再選択部」1405と、「コード情報再生成部」1406と、「コード情報再出力部」1407と、を有する。基本的な構成は実施形態1の図2を用いて説明したコードシステムと共通するため、以下では相違点である「応答受信部」および「施行情報識別部」の機能について説明する。
「応答受信部」1408は、出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地等のコード読取装置から受信するように構成されている。受信する応答の具体的内容は先に応答送信部で説明した内容と同様である。
「施行情報識別部」1409は、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別するように構成されている。「施行情報を識別する」一例としては、光学読取コードに関連付けられたコード情報と施行情報との関連づけを判断する処理が考えられ、具体的には先に示した図18のようなテーブルを用いて当該判断処理を行う。当該処理の結果光学読取コードと施行情報との関連付けが把握可能になれば、さらに応答の内容に応じた処理をおこなう。例えば、支払期限又は有効期限が徒過している施行情報であったり、当該応答の送信先が施行情報の内容である対応可能機関ではない機関の管理するコード読取装置であったりする場合であれば、当該施行情報の施行が不可である旨の信号をコード読取装置に対して送信したり、前記各期限が徒過しておらず、かつ対応可能機関からの応答送信であった場合には、識別された施行情報をコード読取装置に送信したりする。場合によっては、施行情報の施行が完了したとの応答内容に応じて、当該施行情報の施行フラグ欄にフラグを立てる処理をおこなうこともある。
なお、上記のように施行情報を識別した結果、施行情報IDのみをコード読取装置側に送信する構成があってもよい。例えば、複数の利用者に対し画一的な処理が可能な施行情報(例えば、全利用者に対し50円割引など)については、コード読取装置側に当該施行情報を保持しておき、上記施行情報IDの送信を受け付けることによりコード読取装置側にて施行情報の内容の施行処理を行うことも可能である。このような構成をとることによって、施行情報全ての送信を受付けなくとも施行情報の内容の施行処理を行うことができ、コードシステムにおける通信処理負担を軽減することが可能になる。
<具体的な構成>
本実施形態のコードシステムを一の装置により実現する場合の当該装置のハードウェア構成は、基本的には図8を用いて説明した実施形態1のコードシステムを構成する装置のハードウェア構成と同様である。そこで以下では、これまで説明していない「応答受信部」および「施行情報識別部」の具体的な処理について説明する。
(応答受信部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「応答受信プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、前記応答送信プログラムの実行によりコード読取装置から送信された応答を受信する処理を行う。
(施行情報識別部の具体的な処理)
CPUは、記憶装置から「施行情報識別プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、応答受信プログラムの実行により得られた応答に基づいて、当該応答と関連付けられた光学読取コードを生成した一又は二以上のコード情報や施行情報をそれぞれ識別し、識別された各施行情報につき所定の処理を実行する。
<処理の流れ>
図17は、本実施形態のコードシステムの処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1701では、コード読取装置から送信された応答を受信したかどうかを判断する。受信したとの判断結果である場合にはステップS1702の処理に移行する。受信していないとの判断結果である場合には、受信したとの判断結果になるまで同じ処理を行うかその後の処理を行わない。ステップS1702では、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する(施行情報識別ステップ)。
<その他の構成>
なお、本実施形態においても、実施形態1で説明したように、選択部と再選択部とは、それぞれの機能ブロックが合体して一の機能ブロックとして構成される実施形態を妨げるものではない。この場合の本実施形態のコードシステムは、利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報を保持する施行情報保持部と、施行情報保持部に保持された一以上の未施行の施行情報であって、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的に選択する選択部と、選択された一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報を生成するコード情報生成部と、生成されたコード情報を出力するコード情報出力部と、出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地等のコード読取装置から受信する応答受信部と、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別部と、を有することになる。
上記のように選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合には、本実施形態のコードシステムの動作方法は以下の通りとなる。すなわち、保持された利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報であって一以上の未施行の施行情報を、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的にされる選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、選択を受付けた一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムにて生成するコード情報生成ステップと、生成されたコード情報をコードシステムから出力するコード情報出力ステップと、出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地等のコード読取装置から受信する応答受信ステップと、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別ステップと、を有する動作方法である。
さらに、選択部と再選択部とが合体した構成を採用する場合、計算機であるコードシステムに実行させるためのプログラムの内容は以下のとおりである。すなわち、保持された利用者の履行義務又は/及び受益等権限を表す施行情報であって一以上の未施行の施行情報を、選択済みであるか、未選択であるかを問わずに直接的に又は間接的にされる選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、選択を受付けた一以上の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムにて生成するコード情報生成ステップと、生成されたコード情報をコードシステムから出力するコード情報出力ステップと、出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地等のコード読取装置から受信する応答受信ステップと、受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別ステップと、からなる。
<効果>
以上の構成を有するコードシステムがコード読取装置からの応答に対応することにより、コード読取装置にて施行情報の内容や施行結果などを認識することができ、利用者から施行内容の施行を受け付けることが可能になる。
0200…コードシステム、0201…施行情報保持部、0202…選択部、0203…コード情報生成部、0204…コード情報出力部、0205…再選択部、0206…コード情報再生成部、0207…コード情報再出力部、0610…端末装置、0611…コード情報取得部、0612…光学読取コード生成部、0613…表示部、1300…コード読取装置、1301…読取部、1302…施行情報取得部、1303…施行情報表示部、1304…応答送信部

Claims (6)

  1. 利用者の履行義務又は/及び受益権限を表す施行情報を保持する施行情報保持部と、
    施行情報保持部に保持された一の施行情報を直接的に又は間接的に選択する選択部と、
    選択された施行情報と関連付けて一のコード情報を生成するコード情報生成部と、
    生成されたコード情報を出力するコード情報出力部と、
    既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報を含む複数の施行情報を直接的に又は間接的に選択する再選択部と、
    再選択部で選択された複数の施行情報と関連付けて一のコード情報を再生成するコード情報再生成部と、
    再生成されたコード情報を出力するコード情報再出力部と、
    を有するコードシステム。
  2. 出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地のコード読取装置から受信する応答受信部と、
    受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別部と、
    をさらに有する請求項1に記載のコードシステム。
  3. 保持されている利用者の履行義務又は/及び受益権限を表す一の施行情報を直接的に又は間接的にする選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、
    選択された施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムによって生成するコード情報生成ステップと、
    生成されたコード情報をコードシステムによって出力するコード情報出力ステップと、
    既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報を含む複数の施行情報を直接的に又は間接的にする選択をコードシステムによって受付ける再選択ステップと、
    再選択ステップにて選択を受付けた複数の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムによって再生成するコード情報再生成ステップと、
    再生成されたコード情報をコードシステムによって出力するコード情報再出力ステップと、
    を有するコードシステムの動作方法。
  4. 出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地のコード読取装置から受信する応答受信ステップと、
    受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別ステップと、
    をさらに有する請求項3に記載のコードシステムの動作方法。
  5. 保持されている利用者の履行義務又は/及び受益権限を表す一の施行情報を直接的に又は間接的にする選択をコードシステムによって受付ける選択ステップと、
    選択された施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムによって生成するコード情報生成ステップと、
    生成されたコード情報をコードシステムによって出力するコード情報出力ステップと、
    既出力、又は/及び未出力のコード情報と関連付けられている施行情報を含む複数の施行情報を直接的に又は間接的にする選択をコードシステムによって受付ける再選択ステップと、
    再選択ステップにて選択を受付けた複数の施行情報と関連付けて一のコード情報をコードシステムによって再生成するコード情報再生成ステップと、
    再生成されたコード情報をコードシステムによって出力するコード情報再出力ステップと、
    を計算機であるコードシステムに実行させるためのプログラム。
  6. 出力されたコード情報の取得に応じた応答を利用者の履行義務地又は/及び受益地のコード読取装置から受信する応答受信ステップと、
    受信した応答に基づいて応答に係るコード情報に関連付けられた一又は二以上の施行情報を識別する施行情報識別ステップと、
    をさらに有する請求項5に記載のプログラム。
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