JP5781377B2 - アンカーボルトの位置修正構造及びアンカーボルトの位置修正方法 - Google Patents
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Description
そのため、土台を設置する際には、アンカーボルトの上端ねじ部に打撃を加えたり、加熱したりして、位置ずれを修正する作業(台直し)が行われる。
また、アンカーボルトに傾斜や位置ずれが起こると、テンプレートを取り外すことができなくなることもあるため、この場合にも、同様の作業が行われる。
このようなことから、従来は、基礎コンクリート打設前に、埋設する鉄筋の水平部分(水平鉄筋又は横鉄筋など)とアンカーボルトとを結束線で結わえる方法が採られていたが、手間が掛かって作業能率が悪いこと、結束中に位置ずれを生ずる恐れがあること、一旦結束した後には位置修正が困難であること、型枠を設置した後は作業を行うスペースが限られてしまうため結束作業が困難であること、作業者の習熟度などによって結束強度にバラツキが生じ、品質が安定しないことなどの課題があった。
溶接による場合、溶接の器具が必要になることはもちろん、溶接の技術も要する。
また、溶接作業を行った場合、溶接作業が終了した後も現場管理者が火災が発生しないように一定時間現場で安全を確認する必要があるほか、雨天時には溶接作業を行うことが出来ない。
このように、溶接を必要とする工法は、工期が長期化し、作業負担が増える原因となる。
さらに、上記特許文献1に係るアンカーボルト固定構造及び固定方法によれば、基礎コンクリートを打設すれば、前記の固定構造はその一部が基礎コンクリートに埋設してしまうため、前記の固定構造の一端が溶接によって固着している上型板部材をアンカーボルトから外すには、前記の固定構造を切断しなければならないが、例えばターンバックルの場合、切断するのは簡単ではない。
棒状に形成されており、
棒状の一端は、その外面に螺子溝が形成され、
棒状の他端は、平板状に形成され、
平板状に形成された他端の一部に、挿通孔が設けられている
ことを特徴とする。
棒状に形成された位置修正具の一端は、その外面に螺子溝が形成されている。
この螺子溝が形成された端部を、アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋に締結する。
例えば、挿通孔を有する部材を鉄筋に締結し、当該部材の挿通孔に本発明に係る位置修正具の螺子溝が形成された端部を挿通して、当該部材を挟んだ両側からナットで締めて固定する。
この平板状に形成された端部は、テンプレートと締結する。
テンプレートに締結する方法は、例えば、テンプレートに螺子孔を開けて、当該テンプレートの螺子孔に、平板状に形成された位置修正具の他端を重ね合わせて、当該他端をテンプレートの螺子孔に螺子留めまたはボルト留めして固定しても良いし、コ型クランプで、平板状に形成された位置修正具の端部とテンプレートとを挟み、平板状に形成された端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを螺挿し、そのままクランプボルトを螺進させてコ型クランプとによってテンプレートを押圧して挟持するようにしても良い。
これは、例えば、鉄筋がテンプレートよりも下方若しくは上方に配筋されている場合など、アンカーボルトを仮固定するテンプレートとアンカーボルトの近傍に配筋されている鉄筋とが同じ高さ(水平位置)にない場合でも、位置修正具の両端をテンプレートと鉄筋とにそれぞれ締結できるようにしたものである。
つまり、コ型クランプとクランプボルトとによってテンプレートを挟持してテンプレートに締結した位置修正具は、一本の直線状(棒状)に形成されているため、テンプレートと同じ水平位置で水平方向を向いてしまう。
そうすると、例えば、鉄筋がテンプレートよりも下方若しくは上方に配筋されている場合、位置修正具の端部を鉄筋に締結させることができないという問題がある。
そこで、位置修正具の平板状に形成された端部をテンプレートに締結した状態で、位置修正具の他端に力を加えて平板状に形成された部分で位置修正具を曲げて、位置修正具の螺子溝が形成された端部を鉄筋が配筋されている下方若しくは上方に向け、位置修正具の他端を鉄筋と締結できるようにする。
このように位置修正具を曲げ、締結する鉄筋に向けて位置修正具の端部を指向させることで、鉄筋がテンプレートよりも下方若しくは上方に配筋されており、テンプレートと鉄筋との間に高低差があっても、溶接などの方法によらずに、作業者は容易にテンプレートよりも下方若しくは上方に位置する任意の鉄筋に位置修正具を締結することができる。
例えば、棒状に形成された位置修正具を曲げる部分だけが薄板状に形成され、挿通孔が設けられた端部は棒状に形成されていても良い。
また、曲げる位置についても、挿通孔が設けられた端部に近い部分ではなく、例えば、棒状の位置修正具の中間部分などで曲げられるようにしても良い。
この締結にあたっては、螺子溝が形成された位置修正具の端部を、鉄筋を締結固定した部材の挿通孔に進退自在に挿通してナットで締結固定することで、締結位置を調整することができる。
鉄筋を締結固定した部材を挟んで、位置修正具の両側からナットで締めることで、締結位置の調整が容易にできる。
棒状部材を、鉄筋を締結固定した部材の挿通孔に進退自在に挿通して締結位置を調整できるようにすることで、位置修正具を締結するテンプレートと鉄筋との間隔調整が可能になる。
さらに、位置修正具とテンプレート、位置修正具と鉄筋の間の各張力を調整することもできる。
しかし、テンプレートと鉄筋の間隔に合わせて、予め複数の長さの位置修正具を用意するのは不経済であり、どのような間隔であっても1つの位置修正具で対応できれば経済的である。
そこで、本発明に係るアンカーボルトの位置修正具は、位置修正具自体が伸縮するものではなく、螺子溝が形成された位置修正具の端部を、鉄筋を締結固定した部材の挿通孔に進退自在に挿通し、ナットで締結する位置を調節することで、テンプレートと鉄筋の間隔調整を行い得るようにしたものである。
これにより、テンプレートと鉄筋の間隔に合わせて複数の長さの位置修正具を用意する必要が無く、間隔によらず1つの位置修正具で対応できるため経済的である。
特に、前記特許文献1に係る発明は、引っ張り力のみによってアンカーボルトを固定する構造及び方法であり、締結する部材の間に位置し、締結する部材同士を牽引して引き寄せることで、アンカーボルトを鉄筋に固定している。
これに対し、本発明に係る位置修正具は、鉄筋を締結固定した部材の挿通孔に進退自在に挿通して、任意の箇所でナットで締結できるようにすることで、締結する部材を引っ張る力だけでなく、反対の押す力によっても、張力調整が可能である点に効果がある。
そうすると、従来では、締結する部材同士を引っ張って固定することを前提として、締結する最適な鉄筋を選択する必要があったところ、本発明に係る位置修正具によれば、引っ張る力と押す力の両方から締結する鉄筋を選択できるため、選択の幅が増えて、作業の自由度や作業性が向上する。
従来、アンカーボルトの設置位置の修正または固定を行った場合、基礎コンクリートを打設した後にテンプレートを取り外そうとしても、修正または固定した部材が埋設してしまっているため、テンプレートのみを取り外すことが困難であった。
特に、前記特許文献1に係る発明は、同文献1の図4に表されているとおり、ターンバックルを用いているが、ターンバックルは切断が困難であるため、溶接によって締結箇所を切断しなければ、上型板部材を取り外すことができないという問題がある。
これに対し、本発明に係るアンカーボルトの位置修正具は、テンプレートを挟持しているクランプボルトを緩めることで容易にテンプレートを取り外すことができるし、クランプボルトを緩めることができない場合であっても位置修正具が棒状の形態をなしているため、蓄電型カッターなどで容易に切断でき、簡単にテンプレートのみ取り外すことができる。
また、安全に作業を行うことができ、工期も極めて短く済む。
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部のいずれか一方の端部を有する部材と、
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部の他方の端部を有する部材とが、
異径の螺子筒と螺子棒とにそれぞれ形成され、
螺子棒を螺子筒内に螺進させて伸縮自在に連結されている
ことを特徴とする。
これによって、締結する部材との間隔が一定でない場合であっても、複数の長さの部材を用意する必要が無いので経済的である。
一端の外面に螺子溝が形成され、
他端が平板状に形成され、
平板状に形成された端部の一部に、挿通孔が設けられた棒状部材と、
断面がL型に形成された一方の面に挿通孔が設けられ、
他方の面に切り欠き溝が設けられたL型アングルと、
からなり、
鉄筋を締結固定したUボルトの両端螺子部をL型アングルの切り欠き溝に挿通してナットで固定し、
テンプレートに締結した棒状部材の螺子溝が形成された端部をL型アングルの挿通孔に挿通してナットで固定する
ことを特徴とする。
L型アングルは、一方の面に挿通孔が設けられている。
この挿通孔に、螺子溝が形成された棒状部材の端部を挿通して、ナットで固定する。
また、L型アングルの他方の面には、1つまたは2つの切り欠き溝が設けられている。
この切り欠き溝には、アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋を締結固定したUボルトの両端螺子部を挿通して、ナットで固定する。
Uボルトの両端螺子部のうち、両方の螺子部を固定するのではなく、1つの螺子部だけを固定すれば足りる場合もあるが、このようなときには、切り欠き溝が1つだけ設けられたL型アングルを使用することで、鉄筋との締結が可能となる。
また、切り欠き溝が2つ設けられたL型アングルの一方の切り欠き溝を使用せず、他方の切り欠き溝のみをUボルトの一方の螺子部に固定して使用しても良い。
棒状部材とテンプレートとの締結は、前記と同様、例えば、コ型クランプで、平板状に形成された位置修正具の端部とテンプレートとを挟み、平板状に形成された端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通し、そのままクランプボルトを螺進させてコ型クランプによってテンプレートを押圧し、挟持することで、棒状部材とテンプレートとを締結する。
このような方法を採ることで、溶接を一切使うことなく、アンカーボルトを仮固定するテンプレートとアンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋とを締結して、アンカーボルトの設置位置を修正し、固定することができる。
挿通孔は、前記の切り欠き溝と同様、Uボルトの両端螺子部のうち、1つの螺子部だけを固定すれば足りる場合は、挿通孔が1つだけ設けられたL型アングルを使用しても良いし、挿通孔が2つ設けられたL型アングルの一方の挿通孔を使用せず、他方の挿通孔のみをUボルトの一方の螺子部に固定して使用するようにしても良い。
一端の外面に螺子溝が形成され、
他端が平板状に形成され、
平板状に形成された端部の一部に、挿通孔が設けられた棒状部材と、
断面がL型に形成された一方の面に挿通孔が設けられ、
他方の面に切り欠き溝が設けられたL型アングルと、
クランプボルトとコ型クランプと、
からなり、
鉄筋を締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通して、
テンプレートをコ型クランプによって挟み込み、
クランプボルトを螺進させてテンプレートを押圧するようにして棒状部材の平板状の端部とともにテンプレートを押圧して挟持し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とする。
コ型クランプは、クランプボルトを棒状部材の平板状の端部に設けられた挿通孔に挿通し、そのままクランプボルトを螺進させてアンカーボルトを仮固定するテンプレートを挟み込むように押圧してテンプレートを挟持する。
このようにして、棒状部材をテンプレートに締結する。
棒状部材と、アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋との締結は、前記のとおり、L型アングルを使用して締結する。
挿通孔は、前記の切り欠き溝と同様、Uボルトの両端螺子部のうち、1つの螺子部だけを固定すれば足りる場合は、挿通孔が1つだけ設けられたL型アングルを使用しても良いし、挿通孔が2つ設けられたL型アングルの一方の挿通孔を使用せず、他方の挿通孔のみをUボルトの一方の螺子部に固定して使用するようにしても良い。
前記の棒状部材は、
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部のいずれか一方の端部を有する部材と、
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部の他方の端部を有する部材とが、
異径の螺子筒と螺子棒とにそれぞれ形成され、
螺子棒を螺子筒内に螺進させて伸縮自在に連結されている
ことを特徴とする。
これによって、締結する部材との間隔が一定でない場合であっても、複数の長さの部材を用意する必要が無いので経済的である。
前記発明のいずれかに記載のL型アングルは、
L型アングルを屈曲させてL型アングルに締結する棒状部材の指向角度を調整する
ことを特徴とする。
仮にL型アングルが自由に曲げられないとすると、L型アングルに締結した棒状部材は、L型アングルと締結する鉄筋と同じ水平方向にしか指向せず、鉄筋よりも高い位置に棒状部材を向けて、棒状部材をテンプレートに締結させることができない。
しかし、L型アングルを屈曲させて棒状部材の指向角度を調整できるようにすることで、L型アングルに締結した棒状部材を、鉄筋よりも高い位置に向けることができるため、棒状部材を締結させる箇所を広い範囲で選択できる。
L型アングルを屈曲させるには、例えば、L型アングルの一方の面に力を加えることで、L型アングルを任意の角度に屈曲させることができる。
このようにL型アングルを屈曲させることで、L型アングルに締結する棒状部材の指向角度を調整し、鉄筋よりも高い位置に棒状部材を向けてテンプレートに締結することができ、溶接を使わずに鉄筋よりも高い位置にあるテンプレートに容易に棒状部材を締結できる。
鉄筋に締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔を、テンプレートに穿設した貫通孔に重ねて螺子留めし、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とする。
棒状部材の端部をテンプレートと鉄筋とにそれぞれ締結する作業の先後は問題ではなく、いずれの締結が先であっても良い。
アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋にUボルトを嵌め合わせ、Uボルトの両端螺子部をL型アングルの切り欠き溝に挿通し、ナットで締結して、L型アングルを鉄筋に固定する。
L型アングルを鉄筋に固定したのち、必要に応じて、L型アングルに締結した棒状部材がテンプレート方向へ指向するようにL型アングルを曲げて角度調整する。
テンプレートに貫通孔を穿設し、棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔をテンプレートの貫通孔に重ねて螺子留めする。
テンプレートに締結固定した棒状部材を、必要に応じて、平板状に形成された棒状部材の端部付近で曲げ、棒状部材が鉄筋方向へ指向するように角度調整する。
そして、テンプレートに固定した棒状部材の螺子溝が形成された端部を、L型アングルの挿通孔に進退自在に挿通して、テンプレートと鉄筋の間隔調整を行うと同時に、ナットで締結して張力調整を行う。
このように、L型アングルと棒状部材の2つの部材で角度調整することで、より正確に、確実に角度調整を行うことができ、作業性が向上する。
また、張力調整は、棒状部材をそれぞれ締結するテンプレートと鉄筋を引っ張る力だけでなく、反対の押す力によっても調整できる点で、従来技術と異なる。
つまり、本発明に係る位置修正方法によれば、引っ張る力と押す力の両方で、アンカーボルトを仮固定するテンプレートを鉄筋に固定することができ、結果として、引っ張る力と押す力の両方で、アンカーボルトの設置位置を修正し、固定することができる。
鉄筋に締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通して、
テンプレートをコ型クランプによって挟み込み、
クランプボルトを螺進させてテンプレートを押圧するようにして棒状部材の平板状の端部とともにテンプレートを押圧して挟持し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とする。
棒状部材の端部をテンプレートと鉄筋とにそれぞれ締結する作業の先後は問題ではなく、いずれの締結が先であっても良い。
アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋にUボルトを嵌め合わせ、Uボルトの両端螺子部をL型アングルの切り欠き溝に挿通し、ナットで締結して、L型アングルを鉄筋に固定する。
L型アングルを鉄筋に固定したのち、必要に応じて、L型アングルに締結した棒状部材がテンプレート方向へ指向するようにL型アングルを曲げて角度調整する。
コ型クランプは、棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通し、そのままクランプボルトを螺進させてテンプレートを挟み込んだ状態でテンプレートを押圧し、狭持したのち、必要に応じて、平板状に形成された棒状部材の端部を曲げて、棒状部材が鉄筋方向へ指向するように角度調整する。
そして、テンプレートに固定した棒状部材の螺子溝が形成された端部を、L型アングルの挿通孔に進退自在に挿通して、テンプレートと鉄筋の間隔調整を行うと同時に、ナットで締結して張力調整を行う。
このように、L型アングルと棒状部材の2つの部材で角度調整することで、より正確に、確実に角度調整を行うことができ、作業性が向上する。
また、張力調整は、棒状部材をそれぞれ締結するテンプレートと鉄筋を引っ張る力だけでなく、反対の押す力によっても調整できる点で、従来技術と異なる。
つまり、本請求項に係る位置修正方法によれば、引っ張る力と押す力の両方で、アンカーボルトを仮固定するテンプレートを鉄筋に固定することができ、結果として、引っ張る力と押す力の両方で、アンカーボルトの設置位置を修正し、固定することができる。
棒状部材1は、一端に螺子溝2が形成され、他端は平板状に形成されている(平板状に形成された端部3)。
平板状に形成された他端3の一部に挿通孔4が設けられている。
棒状とは、一本の直線状に形成された形態であることを意味し、円柱状であっても良いし、三角柱、四角柱などの多角注状に形成されていても良い。
なお、棒状部材1は、外面に螺子溝2が形成された端部を有する部材と平板状に形成された端部3を有する部材とが連結し、当該連結部分において異径の螺子筒と螺子棒とにそれぞれ形成されており、螺子棒を螺子筒内に螺進させて伸縮自在に連結される構造にすることもできる。
このように、棒状部材1自体が自在に伸縮可能な構造を有することで、棒状部材1と締結する他の部材(テンプレートや鉄筋)との間隔調整を、棒状部材1の伸縮によって行うことができ、棒状部材1と締結する他の部材(テンプレートや鉄筋)との間隔が一定でない場合であっても、予め複数の長さの棒状部材1を用意しておく必要が無く、1本の棒状部材1で足りるため経済的である。
また、棒状部材1は、平板状に形成された端部3を折り曲げることで、棒状部材1が鉄筋方向へ指向するように角度調整できる。
棒状部材1は、一本の直線状(棒状)に形成されているため、テンプレートの面に棒状部材1の平板状に形成された端部3を重ねて、当該端部の挿通孔4に螺子やボルトを差し込み、テンプレートに螺子留め等した場合、棒状部材1はテンプレートの面と同じ方向(水平方向)を向いてしまう。
しかし、棒状部材1の平板状に形成された端部3を折り曲げることで、棒状部材1の螺子溝2が形成された端部の向きを任意の向きに調整(角度調整)することができる。
例えば、棒状部材1の平板状に形成された端部3をテンプレートに締結したあと、棒状部材1の螺子溝2が形成された端部を鉄筋に締結しようとしても、その鉄筋がテンプレートよりも下方若しくは上方に配筋されている場合、棒状部材1の螺子溝2が形成された端部の向きを鉄筋側に向ける必要があるが、平板状に形成された端部3を任意の角度に折り曲げて棒状部材1の向きを自由に調整できれば、テンプレートと同じ水平位置に配筋されていない鉄筋に対しても棒状部材1を締結できる。
このようにして、鉄筋がテンプレートと同じ水平位置に配筋されておらず、テンプレートと鉄筋との間に高低差があっても、溶接などの方法によらず、テンプレートよりも下方若しくは上方に位置する任意の鉄筋に棒状部材1を角度調整して締結できる。
図7乃至12は、切り欠き溝が設けられたL型アングルを、図13乃至20は、挿通孔が設けられたL型アングルをそれぞれ示す。
L型アングル5は、一方の面に挿通孔6が1つ設けられ、他方の面に切り欠き溝7若しくは挿通孔8が2つ設けられている。
一方の面に設けられた挿通孔6には、螺子溝2が形成された棒状部材1の端部を挿通する。
挿通した棒状部材1をナットで締めて固定することで、棒状部材1をL型アングル5に締結する。
切り欠き溝7若しくは挿通孔8には、アンカーボルトの近傍に配筋された鉄筋を締結固定したUボルトの両端螺子部を挿通する。
挿通した当該Uボルトの両端螺子部をナットで締めて固定することで、L型アングル5を鉄筋に締結する。
2つの切り欠き溝7若しくは2つの挿通孔8のうち、いずれか片方の切り欠き溝7若しくはいずれか片方の挿通孔8のみに、Uボルトの両端螺子部のうちの1つの螺子部を固定することもできる。
L型アングル5は、必ずしもL型を構成する2つの面が直角に形成されている必要は無く、2つの面によって作られる内側の角度が90度以下でも90度以上でも良いし、2つの面を屈曲させて内側の角度が90度以下になるようにしてもいいし、反対に、2つの面を開いて内側の角度が90度以上に伸展するようにしても良い。
L型アングル5の屈曲、伸展させる箇所は、いずれの場所であっても構わない。
L型アングル5の2つの面の内側の角度を調整するのは、L型アングル5の挿通孔6が設けられた一方の面に締結された棒状部材1が指向する方向を調整できるようにするためである。
仮にL型アングル5が直角のL字型に形成されていて、2つの面を自由に屈曲若しくは伸展できない場合、L型アングル5に締結した棒状部材1は、L型アングル5に締結する鉄筋と同じ方向にしか指向しないため、鉄筋よりも高い位置にあるテンプレートには棒状部材1を締結させることができない。
予めL型アングル5が、2つの面の内側の角度が90度以下若しくは90度以上に形成されているか、力を加えて2つの面を屈曲若しくは伸展させることができれば、L型アングル5に締結した棒状部材1を、鉄筋よりも高い位置にあるテンプレートに向けることができ、棒状部材1を締結させる対象を広い範囲で選択できる。
さらに、前記の棒状部材1と、L型アングルの2つの部材とによって、2重に角度調整ができれば、より正確に、確実に棒状部材1をテンプレートと鉄筋とに締結することができる。
コ型クランプ9は、上面にクランプボルトを螺挿する螺子孔10が設けられ、左右の側面に、テンプレートを差し込んでクランプボルトとによって挟持する差し込み溝11が形成された側面部からなる。
コ型クランプ9の上面に設けられた螺子孔10に、棒状部材1の平板状に形成された端部3に設けられた挿通孔4に挿通させたクランプボルトを螺挿し、そのままクランプボルトを螺進させて、コ型クランプ9の差し込み溝11に差し込んだテンプレートを挟み込んで押圧し、クランプボルトとコ型クランプ9とによってテンプレートを挟持する。
このようにして、棒状部材1をテンプレートに締結する。
鉄筋12に締結したUボルト13の両端螺子部14を、L型アングル5の切り欠き溝7に挿通してナットで締結固定する。
Uボルト13の両端螺子部14のうち、1つの螺子部14だけを固定すれば足りる場合は、1の切り欠き溝7のみにUボルト13の一方の螺子部14を固定して使用することもできる。
図29乃至31の実施例におけるアンカーボルトの位置修正方法は、棒状部材とL型アングルとによって、アンカーボルトの設置位置を修正し、固定する方法である。
棒状部材の端部をテンプレートと鉄筋とにそれぞれ締結する作業の先後は問題ではなく、いずれの締結が先であっても良い。
アンカーボルト15の近傍に配筋された鉄筋12にUボルト13を嵌め合わせ、Uボルトの両端螺子部14をL型アングル5の切り欠き溝7に挿通し、ナットで締結して、L型アングル5を鉄筋12に固定する。
L型アングル5を鉄筋12に固定したのち、必要に応じて、L型アングル5に締結した棒状部材1がテンプレート16方向へ指向するようにL型アングル5を曲げて角度調整する。
テンプレート16に貫通孔を穿設し、棒状部材1の平板状に形成された端部3に設けられた挿通孔4をテンプレート16の貫通孔に重ねて螺子留めする。
なお、螺子留めした部分は、ボルト留めに替えることもできる。
テンプレート16に締結固定した棒状部材1を、平板状に形成された棒状部材1の端部3付近で曲げ、棒状部材1が鉄筋方向へ指向するように角度調整する。
そして、テンプレート16に固定した棒状部材1の螺子溝2が形成された端部を、L型アングルの挿通孔4に進退自在に挿通して、テンプレート16と鉄筋12の間隔調整を行うと同時に、ナットで締結して張力調整を行う。
このように、L型アングル5と棒状部材1の2つの部材で角度調整することで、より正確に、確実に角度調整を行うことができ、作業性が向上する。
張力調整は、棒状部材1をそれぞれ締結するテンプレート16と鉄筋12を引っ張る力だけでなく、反対の押す力によっても調整できる。
なお、図29の実施例は、棒状部材1がL型アングル5の外側に指向するように棒状部材1をL型アングル5に締結しているため、棒状部材1を上方に指向させるためにL型アングル5の2つの面を屈曲させて角度調整しているが、この実施例とは反対に、棒状部材1をL型アングル5の内側に指向するようにL型アングル5に締結し、L型アングル5の2つの面を伸展させて棒状部材1を上方に指向させることもできる。
図32及び33の実施例におけるアンカーボルトの位置修正方法は、棒状部材、L型アングル、クランプボルト、コ型クランプによって、アンカーボルトの設置位置を修正し、固定する方法である。
棒状部材の端部をテンプレートと鉄筋とにそれぞれ締結する作業の先後は問題ではなく、いずれの締結が先であっても良い。
アンカーボルト15の近傍に配筋された鉄筋12にUボルト13を嵌め合わせ、Uボルト13の両端螺子部14をL型アングル5の切り欠き溝7に挿通し、ナットで締結して、L型アングル5を鉄筋12に固定する。
L型アングル5を鉄筋12に固定したのち、必要に応じて、L型アングル5に締結した棒状部材1がテンプレート16方向へ指向するようにL型アングル5を曲げて角度調整する。
なお、図33の実施例は、棒状部材1がL型アングル5の外側に指向するように棒状部材1をL型アングル5に締結しているため、棒状部材1を上方に指向させるためにL型アングル5の2つの面を屈曲させて角度調整しているが、この実施例とは反対に、棒状部材1をL型アングル5の内側に指向するようにL型アングル5に締結し、L型アングル5の2つの面を伸展させて棒状部材1を上方に指向させることもできる。
コ型クランプ9は、棒状部材1の平板状に形成された端部3に設けられた挿通孔4にクランプボルト17を挿通し、そのままクランプボルト17を螺進させてテンプレート16を挟み込んだ状態でテンプレート16を押圧してテンプレート16を狭持したのち、平板状に形成された棒状部材1の端部3を曲げて、棒状部材1が鉄筋12方向へ指向するように角度調整する。
そして、テンプレート16に固定した棒状部材1の螺子溝2が形成された端部を、L型アングル5の挿通孔6に進退自在に挿通して、テンプレート16と鉄筋12の間隔調整を行うと同時に、ナットで締結して張力調整を行う。
このように、L型アングル5と棒状部材1の2つの部材で角度調整することで、より正確に、確実に角度調整を行うことができ、作業性が向上する。
張力調整は、棒状部材1をそれぞれ締結するテンプレート16と鉄筋12を引っ張る力だけでなく、反対の押す力によっても調整できる。
以上の方法により、溶接を一切使わずにアンカーボルトの設置位置を修正し、固定することができる。
2 螺子溝
3 棒状部材の平板状に形成された端部
4 棒状部材の挿通孔
5 L型アングル
6 L型アングル一方の面に設けられた挿通孔
7 L型アングル他方の面に設けられた切り欠き溝
8 L型アングル他方の面に設けられた挿通孔
9 コ型クランプ
10 螺子孔
11 差し込み溝
12 鉄筋
13 Uボルト
14 螺子部
15 アンカーボルト
16 テンプレート
17 クランプボルト
Claims (6)
- 一端の外面に螺子溝が形成され、
他端が平板状に形成され、
平板状に形成された端部の一部に、挿通孔が設けられた棒状部材と、
断面がL型に形成された一方の面に挿通孔が設けられ、
他方の面に切り欠き溝が設けられたL型アングルと、
からなり、
鉄筋を締結固定したUボルトの両端螺子部をL型アングルの切り欠き溝に挿通してナットで固定し、
テンプレートに締結した棒状部材の螺子溝が形成された端部をL型アングルの挿通孔に挿通してナットで固定する
ことを特徴とするアンカーボルトの位置修正構造。 - 一端の外面に螺子溝が形成され、
他端が平板状に形成され、
平板状に形成された端部の一部に、挿通孔が設けられた棒状部材と、
断面がL型に形成された一方の面に挿通孔が設けられ、
他方の面に切り欠き溝が設けられたL型アングルと、
クランプボルトとコ型クランプと、
からなり、
鉄筋を締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通して、
テンプレートをコ型クランプによって挟み込み、
クランプボルトを螺進させてテンプレートを押圧するようにして棒状部材の平板状の端部とともにテンプレートを押圧して挟持し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とするアンカーボルトの位置修正構造。 - 前記の棒状部材は、
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部のいずれか一方の端部を有する部材と、
外面に螺子溝が形成された端部若しくは平板状に形成された端部の他方の端部を有する部材とが、
異径の螺子筒と螺子棒とにそれぞれ形成され、
螺子棒を螺子筒内に螺進させて伸縮自在に連結されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンカーボルトの位置修正構造。 - 前記のL型アングルは、
L型アングルを屈曲させてL型アングルに締結する棒状部材の指向角度を調整する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカーボルトの位置修正構造。 - 鉄筋に締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔を、テンプレートに穿設した貫通孔に重ねて螺子留めし、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とするアンカーボルトの位置修正方法。 - 鉄筋に締結したUボルトの両端螺子部をL型アングルの一方の面に設けられた切り欠き溝に挿通してナットで締めて固定し、
棒状部材の他端に形成された平板状の端部に設けられた挿通孔にクランプボルトを挿通して、
テンプレートをコ型クランプによって挟み込み、
クランプボルトを螺進させてテンプレートを押圧するようにして棒状部材の平板状の端部とともにテンプレートを押圧して挟持し、
L型アングルの他方の面に設けられた挿通孔に棒状部材の螺子溝が形成された一端を挿通し、
棒状部材をL型アングルの挿通孔に挿通して間隔調整をすると同時に張力調整しながらナットで締めて締結固定する
ことを特徴とするアンカーボルトの位置修正方法。
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