JP5781002B2 - 電位測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、帯電物体の表面電位を非接触で測定する電位測定装置に関する。
表面電位を非接触で測定する電位測定装置としては、様々な形式のものが開発されている。たとえば表面電位センサ(特許文献1参照)が知られている。この表面電位センサの駆動においては、駆動用圧電素子が用いられている。特許文献2には、駆動部位を駆動する構成としてリニアアクチュエータが示されている。これらの特許文献1および特許文献2に示す、コイルを用いて駆動各部を駆動する構成においては、マグネット(永久磁石)およびバックヨークは、コイル(電磁石)の一端側においてそのコイルに対して対向する状態で設けられている。それにより、コイルに電流を導通させると、駆動子をコイルとマグネットとが並ぶ方向とは直交する方向に駆動させることを可能としている。
特開平10−115647号公報 特開2010−166685号公報
しかしながら、特許文献1の電位測定装置は、振動片が延びている方向とは直交する方向(幅方向)に振動するので、振動片の変位量が小さくなってしまう。また特許文献2に示す構成では、コイルの一端側にのみマグネットおよびバックヨークが配置されている構成となっている。それにより、磁気効率が良好ではなく、それ故、コイルで発生する磁力によって得られる駆動力が弱いものとなっている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、従来よりも磁気効率が良好な非接触式の電位測定装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、帯電物体の表面電位を、帯電物体に対向して配置されるセンサによって非接触で測定する電位測定装置であって、帯電物体とセンサとの間に配置され第1開口部を有する第1シャッタ部と、第1シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第1シャッタと、帯電物体とセンサとの間に配置され第1開口部に対向する位置に配置される第2開口部が設けられている第2シャッタ部と、第2シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第2シャッタと、電流を導通させた際に一端側と他端側とに互いに異なる磁極が形成されると共に、一端側と他端側とが板バネ部の一部と対向して設けられるヨークを有するコイルと、第1シャッタの第1シャッタ部と第2シャッタの第2シャッタ部のうちの少なくとも一方の板バネ部にコイルと対向して設けられるマグネットと、を具備することを特徴とする電位測定装置が提供される。
また、上述の発明において、第1シャッタと第2シャッタとは、コイルの一端側と他端側とを結ぶ方向に対して直交する前後方向に沿って並ぶ状態で配置されていると共に、第1シャッタ部は、板バネ部よりも前後方向のうち第2シャッタ側に向かって突出部分が存在し、第1開口部は前記突出部分に差し掛かって設けられていて、第2シャッタ部は、板バネ部よりも前後方向のうち第1シャッタ側に向かって突出部分が存在し、第2開口部は突出部分に差し掛かって設けられている構成とすることができる。
また、上述の発明において、センサは、コイルよりも第1開口部および第2開口部に近接する側において第1基板に取り付けられていて、コイルを駆動するための駆動回路は、当該コイルよりも第1開口部および第2開口部から離間する側において第2基板に設けられている構成とすることができる。
また、上述の発明において、マグネットは、板バネ部のうち、その板バネ部の中央側よりもシャッタ部から離間する側に取り付けられている構成とすることができる。
また、上述の発明において、コイルの一端側と他端側とを結ぶ方向に沿ってヨークが設けられていると共に、マグネットのうち板バネ部と対向する側と反対側には、磁束を導くバックヨークが設けられている構成とすることができる。
また、本発明の第2の観点によると、帯電物体の表面電位を、帯電物体に対向して配置されるセンサによって非接触で測定する電位測定装置であって、帯電物体とセンサとの間に配置され第1開口部を有する第1シャッタ部と、第1シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第1シャッタと、帯電物体とセンサとの間に配置され第1開口部に対向する位置に配置される第2開口部が設けられている第2シャッタ部と、第2シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第2シャッタと、電流を導通させた際に一端側と他端側とに互いに異なる磁極が形成されると共に、一端側と他端側とが板バネ部の一部と対向して設けられるコイル内ヨークを有するコイルと、第1シャッタと第2シャッタのうちの少なくとも一方の板バネ部に、コイルと対向して設けられるマグネットと、を有し、マグネットの磁束が、コイル内ヨークとコイル外部のヨークとを一方向に流れ、コイルの励磁電流により磁束に対して順方向と逆方向に交互にコイル磁束を生じる、ことを特徴とする電位測定装置が提供される。
本発明によると、非接触の電位測定装置において磁気効率を良好にすることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る電位測定装置の構成を示す斜視図である。 図1の電位測定装置の側面図である。 図2のA−A線に沿って電位測定装置を切断した状態を示す断面図である。 図1の電位測定装置において、コイルユニットの構成を示す斜視図であり、2つのコイルユニットが隣接して配置されている状態を示す図である。 図1の電位測定装置において、コイルユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の変形例に係り、シャッタ部にそれぞれ3つの開口部が設けられているシャッタ部を有する電位測定装置を示す斜視図である。 本発明の変形例に係るコイルユニットとバランス調整機構の配置を模式的に示す図であり、長手方向の一方側にバックヨークが配置され、長手方向の他方側に固定バックヨークが配置されている構成を示す図である。 本発明の変形例に係り、バックヨークが捻じ込まれるネジ孔が上下方向に長い長円形状に設けられている電位測定装置の構成を示す斜視図である。 本発明の変形例に係り、バックヨークが捻じ込まれるネジ孔が前後方向に長い長円形状に設けられている電位測定装置の構成を示す斜視図である。 本発明の変形例に係るコイルユニットとバックヨークの配置を模式的に示す図であり、ヨークが合計2つ、マグネットが合計4つ、バックヨークが合計4つ、コイルが1つ配置されている構成を示す図である。 本発明の変形例に係るコイルユニットとバックヨークの配置を模式的に示す図であり、マグネットが合計4つ、バックヨークが合計4つ、ヨークおよびコイルがそれぞれ1つ配置されている構成を示す図である。 本発明の変形例に係るマグネットとバックヨークを模式的に示す図であり、マグネットの磁極面が円形状であると共に、その磁極面に対して支点を中心として回動する矩形状の対向板が存在する構成を示す図である。 本発明の変形例に係るマグネットとバックヨークを模式的に示す図であり、マグネットの磁極面が半円形状であると共に、その磁極面に対して支点を中心として回動する半円形状の対向板が存在する構成を示す図である。 本発明の変形例に係るマグネットとバックヨークを模式的に示す図であり、マグネットのうち所定幅の3つの部分が120度間隔で磁極面の中心から外周側に向かって延伸している構成を示す図である。 本発明の変形例に係り、長手方向の一方側にマグネットが設けられる一方、長手方向の他方側にはマグネットが設けられていなく、長手方向の一方側および他方側の双方にバックヨークが設けられていない構成を示す斜視図である。 本発明の変形例に係り、長手方向の一方側にバックヨークとマグネットが設けられる一方、長手方向の他方側にはそれらが設けられていない構成を示す斜視図である。 本発明の変形例に係り、一方のボビンにコイルは配置されているものの、他方のボビンにはコイルが配置されていない構成を示す斜視図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る電位測定装置10Aについて、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定して説明する場合がある。その中でシャッタ部44,54が振動する方向をX方向とし、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとが並ぶ方向(前後方向)をY方向とし、それらX方向およびY方向に直交する方向(基底部21からセンサ電極60に向かう方向;上下方向)をZ方向とする。
<電位測定装置10Aの構成について>
図1は、電位測定装置10Aの構成を示す斜視図である。図2は、電位測定装置10Aの側面図である。図は、図2のA−A線で切った電位測定装置10Aの断面図である。
電位測定装置10Aは、1個のフレーム部材20と、2個のコイルユニット30と、1個の第1シャッタ40Aと、1個の第2シャッタ50Aと、1個のセンサ電極60と、4個のマグネット80と、4個のバックヨーク100と、を備えている。電位測定装置10Aは、後述するように、コイルユニット30を用いて第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aを駆動することによって、たとえば、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aに対向して配置された図示せぬ被測定体の表面電位に基づく電気力線を切り、センサ電極60に、被測定体の表面電位に比例した交流電圧を誘起させる。この交流電圧が、図示せぬ電流増幅回路等を用いて低インピーダンス信号に変換された後、被測定体の表面電位を表す検知信号として外部へと取り出される。
電位測定装置10Aを構成する各部について説明する。
フレーム部材20は、基底部21と、立ち上がり部22とを有し、基底部21の両端側から立ち上がり部22がZ方向に延びるU字型の構造を有している。基底部21は駆動用基板11に取り付けられる。詳細は後述するが、コイルユニット30、第1シャッタ40A、および第2シャッタ50Aが基底部21に取り付けられ、バックヨーク100が立ち上がり部22に取り付けられる。
基底部21には、切欠部23が設けられている。切欠部23は、コイル33の巻線の端末を絡げるための絡げピン34を位置させる部分である。なお、切欠部23は、コイル33の巻線の端末の本数に対応させた数だけ設けられている。
フレーム部材20は、後述するコイル33への通電時でも撓み難い程度の強度を有するべく、第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aよりも厚い金属で形成されている。なお、フレーム部材20の材質としては、磁性体である金属が最適であるが、たとえばSUS304非磁性体の金属を材質としたり、セラミックや樹脂等の非金属を材質としても良い。また、フレーム部材20は、第2基板に対応する。
図4は、2個のコイルユニット30の外観の構成を示す図である。図5は、コイルユニットの内部の構成を示す分解図である。2個のコイルユニットは、駆動用基板11の幅方向(Y方向)に隣接して配置されている。
各コイルユニット30は、図4および図5に示すように、それぞれ、ヨーク31と、ボビン32と、コイル33と、絡げピン34とを有している。ヨーク31は、磁束を集中させることを可能としていて、その材質は、たとえば鉄系材料、ソフトフェライト、センダスト、パーマロイ等のような軟磁性材料である。ヨーク31には、巻回部311とヨーク鍔部312とが設けられている。ヨーク鍔部312は、後述するマグネット80と対向する部分である。ヨーク鍔部312の断面積は、巻回部311の断面積よりも大きくなっている。また巻回部311は、ヨーク31のうちボビン32の巻枠部321を介してコイル33が配置される部分である。
ボビン32は、たとえば樹脂等のような非磁性の材料で形成されている。図5に示す構成では、ボビン32は2つの部材に分かれ、その2つの部材が、ヨーク31の巻回部311を覆い、ヨーク鍔部312が両側に露出するように嵌合可能な構造となっている。
ボビン32は、図5に示すように、巻枠部321とボビン鍔部322とを有している。巻枠部321は、ヨーク31(コイル内ヨークに対応)の巻回部311を覆う部分である。ビン鍔部322には、ヨーク31のヨーク鍔部312が差し込まれる部位には、当該ヨーク鍔部312を外部に露出させるべくボビン鍔部322を切り欠いた切欠部323が設けられている。ボビン鍔部322の断面積は巻枠部321よりも大きくなっている。
コイル33は、ボビン32がヨーク31の巻回部311を覆いヨーク鍔部312が両側に露出するように嵌合されている状態のボビン32の巻枠部321に巻き付けられる。このコイル33の巻線の端末は、巻線表面の絶縁被膜を除去された状態で絡げピン34に絡げられる。
コイル33は、ボビン32の巻枠部321に巻線(図示省略)を所定の回数だけ巻回することによって構成されるが、それによってコイル33の両端側には、当該コイル33に電流を導通させた場合に磁極が形成され、その磁極が、ヨーク31のヨーク鍔部312にも形成される。
絡げピン34は、フレーム部材20の切欠部23に位置するピン状の部材であり、たとえば金属のような導電性を有する材質から形成されている。この絡げピン34には巻線の端末が所定回数だけ巻回され、その後に端末と絡げピン34とが半田付け等の手法によって電気的に導通可能な状態で接合される。
なお、ボビン32のボビン鍔部322は、ヨーク31のヨーク鍔部312よりも高さ方向(Z方向)における寸法が大きく設けられているが、その寸法は、ボビン32の巻枠部321にコイル33を巻き付けた場合でも当該コイル33を基底部21およびプリント基板70に接触しないようにするためである。
また、ボビン32のボビン鍔部322の上端面(Z1側の端面)および下端面(Z2側の端面)には、それぞれ位置決め部324が設けられている。図4および図5に示す構成では、位置決め部324は凸部となっていて、この位置決め部324が基底部21の位置決め凹部(図示省略)およびプリント基板70の位置決め凹部(図示省略)に嵌め込まれることにより、ボビン32が固定される。また図4に示すように、本実施の形態においては、一対のボビン32が隣接して接触すると共にその接触の境界部分に隣接して位置決め部324の凸部が並ぶことにより、1つの大きな凸部が構成される。また、位置決め部324は凹部であっても良く、その場合には、基底部21およびプリント基板70には、位置決め凸部が存在して、凹部と位置決め凸部との嵌め合いによってボビン32が固定される。
また図5に示す構成では、それぞれのコイルユニット30におけるボビン32は2つに分割可能となっているが、3つ以上に分割される構成を採用しても良く、また分割されていない構成を採用することもできる。
なお、以下の説明においては、必要に応じて、第1シャッタ系400A(後述)に作用するコイル33をコイル331と称呼し、第2シャッタ系500A(後述)に作用するコイル33をコイル332と称呼する。
次に第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aについて説明する。第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aは、フレーム部材20に、たとえば図1において前後方向(Y方向)に並ぶように取り付けられている。すなわち第1シャッタ40AがY2側に位置し、第2シャッタ50AがY1側に位置している。第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aは、バネ性に優れかつ導電性を有する材質から形成されている。そのような材質としては、たとえばリン青銅、ベリリウム鋼、SUS304等が挙げられるが、これら以外の金属を用いるようにしても良い。
第1シャッタ40Aは、一対の板バネ部41と、フランジ部42と、延伸部43と、シャッタ部44(第1シャッタ部に対応)とを有している。第2シャッタ50Aは、一対の板バネ部51と、フランジ部52と、延伸部53と、シャッタ部54(第2シャッタ部に対応)とを有している。板バネ部41,51は、図1、図2において上方(Z1側の方向)に伸びる脚状の部分であり、下端側(Z2側の端部側)にフランジ部42,52が設けられている。なお、本実施の形態では、Z方向において、図2に示すように、第1シャッタ40Aの板バネ部41の方が、第2シャッタ50Aの板バネ部51よりも高くなっており、第1シャッタ40Aの延伸部43およびシャッタ部44と、第2シャッタ50Aの延伸部53およびシャッタ部54とが互いに衝突せずに所定の隙間を挟んで対向するように設けられている。また、X方向において、図1および図2に示すように、第1シャッタ40Aの板バネ部41と、Y2側に位置するコイルユニット30のヨーク31(のヨーク鍔部312)とが対向し、第2シャッタ50Aの板バネ部51と、Y1側に位置するコイルユニット30のヨーク31のヨーク鍔部312とが対向するようになっている。
フランジ部42,52は、フレーム部材20に取り付けられている。フランジ部42,52によって第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aの全体がフレーム部材20に固定される。延伸部43は、板バネ部41の上端側(Z1側の端部)からX方向に伸びた部分であり、当該板バネ部41とシャッタ部44との間に存在する。延伸部53は、板バネ部51の上端側(Z1側の端部)からX方向に伸びた部分であり、当該板バネ部51とシャッタ部54との間に存在する部分である。
延伸部43,53には、シャッタ部44,54が連結されている。第1シャッタ40Aのシャッタ部44には、延伸部43よりもY1側に向かって突出する突出部分が存在する。第2シャッタ50Aのシャッタ部54には、延伸部53よりもY2側に向かって突出する突出部分が存在している。それにより、図1に示す構成では、それぞれのシャッタ部44,54は、延伸部43,53の他の部分よりも幅広に設けられると共に、XY平面において後述する開口部45,55が同じ場所に位置する。なお、シャッタ部44,54は、延伸部43,53の他の部分と同程度の幅に設けられていても良いが、その場合には、シャッタ部44,54を含む延伸部43,53はY1側に向かって突出するようなクランク形状に設けられると共に、シャッタ部44,54を含む延伸部43,53はY2側に向かって突出するようなクランク形状に設けられる。
シャッタ部44,54には、開口部45,55が設けられている。開口部45,55は、シャッタ部44,54を打ち抜いた孔部分となっている。第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aが後述するようにX方向に移動することにより、検出対象物からセンサ電極60に向かう電気力線が通過する領域を変化させることができる。なお、本実施の形態では、開口部45,55の大きさおよび形状は、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとでは同等であるが、第1シャッタ40Aの開口部45と第2シャッタ50Aの開口部55とが同等の大きさおよび形状でなくても良い。なお、開口部45は第1開口部に対応すると共に、開口部55は第2開口部に対応する。
次にセンサ電極60(センサに相当)について説明する。センサ電極60は、コイルユニット30よりも上方側(Z1側)であって第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aよりも下方側(Z2側)に、配置されている。センサ電極60は、脚部61およびフランジ部62を有すると共に検出部63を有している。脚部61は、検出部63における検出感度を高めるべく、検出部63がシャッタ部44,54側に近付くように、プリント基板70から検出部63を離間させている。この検出部63は、シャッタ部44,54と平行となるように設けられている。
センサ電極60は、上方側(Z1側)に存在している検出対象物との間で電気力線を形成する。そして、検出対象物とセンサ電極60との間にシャッタ部44,54が位置し、そのシャッタ部44,54がX方向に移動すると、金属であるシャッタ部44,54がZ方向の電気力線を遮る割合が変化し、それによりセンサ電極60に交流電流が得られる。上記の交流電流が流れる図示せぬ検出回路(プリント基板70に存在)においては、検出対象物の電荷に応じた電圧(振幅)が得られる。そして、かかる電圧から、測定することで、検出対象物における電荷が測定可能となっている。
なおセンサ電極60が取り付けられるプリント基板70(第1基板に対応)は、第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aの板バネ部41,51を挿通させることが可能な孔部71を有している。孔部71は、コイル33に電流を導通させて板バネ部41,51がX方向に揺動する場合に、その板バネ部41,51の揺動と干渉しない程度の寸法に設けられている。なお、プリント基板70は、電位測定装置10Aの概念に含めるようにしても良いが、プリント基板70が電位測定装置10Aの概念に含まれないものとしても良い。
次に4個のマグネット80について説明する。マグネット80は、第1シャッタ40Aの一対の板バネ部41のそれぞれのヨーク鍔部312と対向する位置に取り付けられ、第2シャッタ50Aの一対の板バネ部51のそれぞれのヨーク鍔部312と対向する位置に取り付けられている。また本実施の形態では、マグネット80は、図1および図2に示すように、ボビン鍔部322のうち切欠部323が存在する部位に対向するように設けられている。
第1シャッタ40Aの一対の板バネ部41,41にそれぞれ取り付けられているマグネット80は、同じ磁極が互いに対向するように着磁されていて、同様に第2シャッタ50Aの一対の板バネ部51,51にそれぞれ取り付けられているマグネット80も、同じ磁極が互いに対向するように着磁されている。また、第1シャッタ40Aのシャッタ部44がX方向の一方側に移動する場合には、第2シャッタ50Aのシャッタ部54がX方向の他方側に移動するように、それぞれのマグネット80が着磁されている。
次に4個のバックヨーク100(コイル外ヨークに対応)について説明する。バックヨーク100は、ヨーク31と同様の軟磁性材料から形成されている。バックヨーク100は、ヨーク31と別の軟磁性材料から構成されていても良い。また、本実施の形態では、バックヨーク100は、略円柱状の外観となっている。バックヨーク100のマグネット80と対向する側の端面(対向端面101)は、平坦となっている。また、バックヨーク100のマグネット80の側と反対の端面(外部端面102)には、スクリュードライバーの先端を嵌め込むためのスリット103が設けられている。
また、本実施の形態では、バックヨーク100は、マグネット80に対する距離を調整するためのものである。すなわち、バックヨーク100の外周部分には、ネジ山が形成されたネジ部104(図3)が設けられている。また、フレーム部材20の立ち上がり部22の、X方向においてマグネット80に対して対向する位置には、ネジ孔22aが形成されている。このような構成とすることにより、スリット103にスクリュードライバーの先端を嵌合させてバックヨーク100を立ち上がり部22に対して回転させることにより、バックヨーク100がX方向に沿って移動し、バックヨーク100がマグネット80に対して接離させることができる。それにより、マグネット80とバックヨーク100との間の隙間が変動し、これらの間の磁力が変化する。そして、この磁力の変化により、第1シャッタ系400Aまたは第2シャッタ系500Aにおける固有振動数が変化する。
また、ネジ孔22aにバックヨーク100が捻じ込まれている状態では、対向端面101は、板バネ部41,51の対向面に対して平行となっている。それにより、隙間の調整幅を広げることが可能となる。ただし、用バックヨーク100とマグネット80との間の隙間と、マグネット80とヨーク31との間の隙間が同じであって、前者の磁気結合力が後者の磁気結合力よりも大きい(強い)等の場合には、対向端面101が板バネ部41,51の対向面に対して平行とはならなくても良い。また、対向端面101は、平面であることが好ましいが、マグネット80とヨーク31との間の磁気結合力よりも強い等の場合には、対向端面101は凹凸が存在する状態であっても良い。
<作用について>
以上のような構成を有する電位測定装置10Aの作用について、以下に説明する。
駆動用基板11の駆動回路により一対のコイル33(コイル331,332)に交流電流が導通すると、第1シャッタ40Aのシャッタ部44および第2シャッタ50Aの第2シャッタ50Aのシャッタ部54がX方向を行ったり来たりする移動を繰り返す。より具体的には、シャッタ部44がX方向の一方側に移動する場合には、シャッタ部54はその反対の他方側に移動するように、シャッタ部44およびシャッタ部54がX方向を移動する。
ここで、この移動の原理について説明する。コイル331に電流が導通すると、コイル31の端の一方がN極となる磁界が発生し、他方の端がS極となる磁界が発生する。コイル331は、ヨーク31の巻回部311に配置されていて、コイル331の両端側には、それぞれヨーク鍔部312が設けられている。したがって、コイル331で発生した磁界はヨーク鍔部312へと導かれ、このヨーク鍔部312に磁極が形成される。すなわちヨーク鍔部312にも、コイル331の各端に発生した同じ磁極が発生する。
ヨーク31のヨーク鍔部312とマグネット80は、図1および図2に示すように、それぞれ対向する位置に取り付けられている。
一対のマグネット80は、同じ磁極を有している。たとえばマグネット80がN極に着磁しているとする。この場合、コイル331に電流が流れ、1つのコイルユニット(たとえば、図1の手前にある(Y2方向側の)コイルユニット)の一対のヨーク鍔部312のいずれか一方側(たとえば、図2の右側(X1方向側))がN極となり、他方(たとえば、図2の左側(X2方向側))がS極となると、N極となったヨーク鍔部312(右側)では、マグネット80との間で反発する向きの磁力を及ぼし合い、それによってそのヨーク鍔部312とマグネット80間には、両者を離す力が発生する。
一方、当該S極のヨーク鍔部312(たとえば、図2の左側(X2方向側))では、マグネット80との間で引き付け合う向きの磁力を及ぼし合い、それによってそのヨーク鍔部312(左側)とマグネット80間には、両者を近づける力が発生する
このようなコイル331(ヨーク鍔部312)からの磁力の付与により発生した力により、マグネット80が取り付けられている板バネ部41は、傾くように(たとえば、左側のマグネット80がヨーク鍔部312に近づき、右側のマグネット80がヨーク鍔部312から離れるように)弾性変形する。それにより、第1シャッタ40Aのシャッタ部44は、X方向に移動(たとえば、右側に移動)させられる。
コイル331には交流電流が導通される。その結果、コイル331に流れる電流の向きは所定時間毎に逆転するため、ヨーク鍔部312に発生する磁極も交互に逆転する。その結果第1シャッタ40Aのシャッタ部44は、上述した原理によりヨーク鍔部312に発生する磁極に応じた方向に移動するので、その移動方向が切り替わる。すなわち第1シャッタ40Aのシャッタ部44は、X方向に沿って振動する。
第2シャッタ50Aも上記と同様の原理により移動サイクルを繰り返すが、当該第2シャッタ50Aの振動の位相が逆になるように、コイル332に交流電流が加えられる。2つのシャッタ部40A,50Aの振動を逆位相とするには、後述のように2つのコイル33の電流方向を同相としてマグネット80の極性を逆とする構成か、コイル33の電流方向を逆相としてマグネット80の極性を同じにする構成かの、いずれかで実現できる。以上のようにして、シャッタ部54はシャッタ部44に対して逆向きに移動させられる。
なお、コイル331,332により発生する磁束のうち上方側(Z1側)に向かう磁束は、シールド部材の内部を通過する。それにより、プリント基板70の表面側では、磁束による影響が低減される。
このように、シャッタ部44とシャッタ部54がX方向を移動することにより、たとえばシャッタ部44とシャッタ部54に対向する位置に存在する検出対象物の表面電位に基づく電気力線を切り、センサ電極60に、被測定体の表面電位に比例した交流電圧を誘起させる。発生した交流電圧により検出対象物の電荷が測定される。
<効果について>
以上のような構成の電位測定装置10Aによると、第1シャッタ40Aにおいては一対の板バネ部41にそれぞれマグネット80が取り付けられていると共に、第2シャッタ50Aにおいても一対の板バネ部51にそれぞれマグネット80が取り付けられている。そして、これらのマグネット80は、コイル331,332の両端側とヨーク鍔部312を介して対向する状態で配置されている。
それにより、コイル331,332にそれぞれ交流電流を導通させると、コイル331,332の両端側で生じる磁力をヨーク鍔部312を介してマグネット80にそれぞれ同時に及ぼすことが可能となる。すなわち、板バネ部41に、コイル331,332のX1方向のみに対向してマグネット80が配置される場合、コイル331,332からはX1方向のみに磁力が板バネ部41に与えられるので、大きな駆動力が得られない。これに対して、本実施の形態における電位測定装置10Aでは、板バネ部41に、コイル331,332のX1方向、X2方向の両方に対向してマグネット80が配置されるので、コイル331,331のX1方向のみに対向してマグネット80が配置される場合に比較して、約2倍の駆動力を得ることができる。すなわち、本実施の形態における電位測定装置10Aでは、コイル331,332の長さ方向の両端側のいずれにおいても、磁束を有効に活用していて、磁気効率が良好となっている。
また、本実施の形態では、第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aにおいては、板バネ部41,51がシャッタ部44,54に対して折り曲げられた形状となっている。それにより、第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aの全体の長さは確保しながらも、電位測定装置10Aの長さ寸法(X方向における寸法)を低減することが可能となる。また、第1シャッタ40Aおよび第2シャッタ50Aにおいては、板バネ部41,51が振動しない状態では、当該板バネ部41,51は上下方向(Z方向)に沿って延伸し、しかもその板バネ部41,51の板幅方向は幅方向(Y方向)に沿っている。それにより、シャッタ部44,54は、電位測定装置10Aの長さ方向(X方向)に沿って往復動させることが可能となる。
また、本実施の形態では、シャッタ部44,54は、長さ方向(X方向)に沿って往復動させられることにより、電位測定装置10Aにおける幅寸法(Y方向における寸法)を低減可能となっている。すなわち、従来のように、シャッタ部が幅方向(Y方向)に揺動させられる構成の場合には、シャッタ部が揺動した際に最大限に外側に位置した場合を考慮して、幅方向(Y方向)に余分なスペース(デッドスペース)が必要となっている。しかしながら、本実施の形態における電位測定装置10Aでは、長さ方向(X方向)に沿って往復動させられる構成のため、幅方向(Y方向)に余分なスペース(デッドスペース)を必要としなくなる。それにより、電位測定装置10Aにおいては、幅寸法(Y方向における寸法)を低減することが可能となる。
また、本実施の形態では、第1シャッタ40Aのシャッタ部44には、延伸部43よりもY1側に向かって突出する突出部分が存在すると共に、第2シャッタ50Aのシャッタ部54にも、延伸部53よりもY2側に向かって突出する突出部分が存在している。そして、2つのシャッタ部44,54は、互いに対向する状態で配置されていると共に、開口部45と開口部55とは、互いにXY平面において重なる位置に位置可能としている。このような構成とすることにより、シャッタ部44,54の面積を大きく確保することが可能となり、そのシャッタ部44,54に設けられる開口部45,55の開口面積Sを大きくすることが可能となる。また、開口部45,55の開口面積Sを大きくすることにより、シャッタ部44,54が互いに逆向きに移動することによる開口面積Sの変化ΔSを大きくすることが可能となる。それにより、電位測定装置10Aの測定感度を向上させることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、センサ電極60は、コイル33よりも上方側(Z1側)に位置するプリント基板70に取り付けられていると共に、コイル33を駆動するための駆動回路は、そのコイル33よりも下方側(Z2側)に位置する駆動用基板11に設けられている。このように、微弱な電流を検出するためのセンサ電極60を取り付けているプリント基板70と、コイル33を駆動させるために大電流を導通させる駆動回路が設けられている駆動用基板11とを別々に設け、しかもそれぞれを別の位置に設けている。それにより、センサ電極60が取り付けられているプリント基板70では、コイル33の駆動によるノイズの影響が生じるのを低減可能となる。
また、プリント基板70の裏面側(Z2側の面)には、シールド部材が設けられている。それにより、コイル33から発生する磁束がプリント基板の表面(Z1側の面)に存在するセンサ電極60に影響を及ぼすのを防ぐことが可能となる。
さらに、本実施の形態では、マグネット80は、板バネ部41,51のうち、当該板バネ部41,51の上下方向(Z方向)の中央側よりも下方側(Z2側)に取り付けられている。すなわち、マグネット80は、板バネ部41,51のうち振幅が大きくなる側には取り付けられていなく、板バネ部41,51のうち振幅が比較的小さくなる下方側(Z2側)に取り付けられている。それにより、マグネット80とヨーク鍔部312との間で、マグネット80の往復動に必要とされる隙間を比較的小さくすることが可能となる。また、ヨーク鍔部312とマグネット80との間の隙間を小さくすることにより、当該隙間の間に作用する磁力が弱くなるのを防ぐことが可能となる。
また、本実施の形態では、マグネット80は、ヨーク鍔部312と対向する側とは反対側において、バックヨーク100と対向している。それにより、マグネット80は、ヨーク鍔部312との間で、互いに引き付け合う向きの磁力を及ぼすことが可能となり、一層大きな駆動力を得ることが可能となる。また、このような構成とすることにより、磁気効率を一層良好にすることが可能となる。
なお、本実施の形態における電位測定装置10Aにおいては、バックヨーク100のネジ部104をネジ孔22aに捻じ込むことにより、固有振動数の調整が可能となっており、かかる固有振動数の調整により、電位測定装置10Aの感度を良好することも可能としている。
(他の実施の形態)
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。なお、他の実施の形態においては、上述の第1の実施の形態における電位測定装置10Aと同様の構成については、同じ符号を付して説明するものとする。
<他の電位測定装置その1>
図6は、他の実施の形態に係る電位測定装置10Bを示す斜視図である。この電位測定装置10Bでは、シャッタ部44,54の開口部45,55が、電位測定装置10Aと異なっている。すなわち、図6に示す電位測定装置10Bでは、シャッタ部44,54には、開口部45,55がX方向に並んで複数(図6ではそれぞれのシャッタ部44,54に3つずつ)設けられている。なお、開口部45,55は、図6に示すようなそれぞれのシャッタ部44,54に3つずつ設けられる構成には限られず、2個以上であれば幾つ設けられていても良い。また、図6に示す構成では、第1シャッタ40Bにおける開口部45の方が、第2シャッタ50Bにおける開口部55よりも開口面積が大きく設けられているが、そのような構成を採用しなくても良い。
<他の電位測定装置その2>
また、図7に模式的に示すような電位測定装置10Cとしても良い。図7には、マグネット80が合計4つ、ヨーク31およびコイル33がそれぞれ2つずつ存在する構成が示されている。この図7に示す構成では、長手方向の一方側(X1側)には、ネジ孔22aに捻じ込んで、マグネット80との間の隙間を調整可能なネジ部104を有するバックヨーク100が設けられている。しかしながら、長手方向の他方側(X2側)では、バックヨーク100は設けられているものの、マグネット80に対する隙間が調整不能となっている。このような構成としても、従来の構成と比較して磁気効率を良好にすることが可能であり、大きな駆動力を得ることが可能である。また、長手方向の一方側(X1側)では、バックヨーク100のネジ孔22aに対する捻じ込み量を調整することにより、固有振動数の調整も可能である。
<他の電位測定装置その3>
また、図8に示すような電位測定装置10Dとしても良い。図8に示す電位測定装置10Dでは、ネジ孔22dが、ネジ孔22aとは異なっている。すなわち、図8に示す電位測定装置10Dでは、ネジ孔22dは、図1に示す電位測定装置10Aのネジ孔22aのような円形状の孔ではなく、長孔形状に設けられている。ネジ孔22dは、上下両端に半円状の縁部分があり、それら上下の半円状の縁部分をつなぐ部分は、一定の幅の縁部分となっている。そのような形状により、バックヨーク100は、ネジ孔22dの上下方向(Z方向)に沿って移動させることを可能としている。
このような図8に示すような構成の電位測定装置10Dにおいては、バックヨーク100のネジ孔22dに対する捻じ込み量の調整の他に、バックヨーク100の上下方向(Z方向)の位置も調整可能となっている。かかるバックヨーク100においては、バックヨーク100の捻じ込み量による調整のみならず、バックヨーク100のZ方向における位置の調整によっても、固有振動数の調整が可能である。
<他の電位測定装置その4>
また、図9に示すような電位測定装置10Eとしても良い。図9に示す電位測定装置10Eは、図8に示す電位測定装置10Dとは類似するものの、長孔形状のネジ孔22eの向きが、同じく長孔形状のネジ孔22dとは異なっている。すなわち、図9に示す電位測定装置10Eでは、ネジ孔22eには、前後方向(Y方向)の両端に半円状の縁部分があり、前後の半円状の縁部分をつなぐ部分は、一定の幅となっている。そのような形状により、バックヨーク100は、ネジ孔22eにおいて前後方向(Y方向)に沿って移動することを可能としている。
このような図9に示すような構成の電位測定装置10Eでは、バックヨーク100のネジ孔22eに対する捻じ込み量の調整の他に、バックヨーク100の前後方向(Y方向)の位置も調整可能となっている。かかるバックヨーク100では、バックヨーク100の捻じ込み量による調整のみならず、バックヨーク100のY方向における位置の調整によっても、固有振動数の調整が可能である。
<他の電位測定装置その5>
また、上述した電位測定装置10A,10B,10D,10Eにおいては、コイルユニット30および/またはバックヨーク100として、図10、図11に示すような構成を採用しても良い。
図10には、ヨーク31が合計2つ、マグネット80が合計4つ、バックヨーク100が合計4つ存在するものの、コイル33が1つだけ存在する構成が示されている。すなわち、図10に示す構成では、1つのコイル33が2つのヨーク31に跨るように巻回されている。コイルユニット30がこのような構成であっても、一方のヨーク31に対向するマグネット80の着磁方向と、他方のヨーク31に対するマグネット80の着磁方向を逆向きにすることによって、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとを互いに逆向きに駆動させることが可能である。また、コイルユニット30とマグネット80との間の磁気効率を良好にして、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとに与えられる駆動力を大きくすることも可能である。また、バックヨーク100のネジ孔22aに対する捻じ込み量を調整することで、固有振動数の調整も可能である。
図11には、マグネット80が合計4つ、バックヨーク100が合計4つ存在するものの、ヨーク31およびコイル33がそれぞれ1つだけ存在する構成が示されている。すなわち、図11に示す構成では、ヨーク31の体積は図1に示すヨーク31の体積よりも大きく、かかる体積の大きなヨーク31に1つのコイル33が巻回された構成が示されている。コイルユニット30がこのような構成であっても、ヨーク31の一方側に対向するマグネット80の着磁方向と、ヨーク31の他方側に対するマグネット80の着磁方向を逆向きにすることによって、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとを互いに逆向きに駆動させることが可能である。また、コイルユニット30とマグネット80との間の磁気効率を良好にして、第1シャッタ40Aと第2シャッタ50Aとに与えられる駆動力を大きくすることも可能である。また、バックヨーク100のネジ孔22aに対する捻じ込み量を調整することで、固有振動数の調整も可能である。
<他の電位測定装置その6>
また、上述した電位測定装置10A〜10Eにおいては、マグネット80およびバックヨーク100として、図12〜図14に示すような構成を採用しても良い。
図12には、マグネット80の磁極面が円形状であると共に、その磁極面に対して支点P1を中心として回動する対向板130が存在し、この対向板130がバックヨークとしての機能を果たす構成が示されている。対向板130は支点P1を中心として回動することにより、磁極面に対して対向板130が対向する面積が変化する。この対向面積の変化により、マグネット80と対向板130との間の磁力が変化する。それにより、第1シャッタ系400Aと第2シャッタ系500Aのうちの少なくとも一方の固有振動数を調整することが可能である。
図13には、図12と同様にマグネット80に対して、バックヨークとしての機能を果たす対向板130が対向している構成が示されている。しかしながら、図13では、マグネットの磁極面が半円形状であると共に、対向板130の対向面も半円形状となっている。対向板130が支点P2を中心として回動することにより、磁極面に対して対向板130が対向する面積が変化する。この対向面積の変化により、マグネット80と対向板130との間の磁力が変化する。それにより、第1シャッタ系400Aと第2シャッタ系500Aのうちの少なくとも一方の固有振動数を調整することが可能である。
図14には、図12と同様にマグネット80に対して、バックヨークとしての機能を果たす対向板130が対向している構成が示されている。しかしながら、図14では、マグネット80のうち所定幅の3つの部分が120度間隔で磁極面の中心から外周側に向かって延伸している形状(三つ割形状とする)が示されている。かかる構成においても、対向板130が支点P3を中心として回動することにより、磁極面に対して対向板130が対向する面積が変化する。この対向面積の変化により、マグネット80と対向板130との間の磁力が変化する。それにより、第1シャッタ系400Aと第2シャッタ系500Aのうちの少なくとも一方の固有振動数を調整することが可能である。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置に係る各電位測定装置10A〜10Eは、ボビン32を用いる構成となってているが、ボビンを省略する構成を採用しても良い。また、実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置に係る各電位測定装置10A〜10Eは、ヨーク31を用いる構成を採用しているが、ヨーク31を省略する構成を採用しても良い。また、ボビン32を形成する場合において、たとえば樹脂に磁性材料を混ぜてボビン32を形成し、ボビン32にヨーク31の機能を持たせるようにしても良い。
また、ヨークおよびコイルによって構成されるコイルユニットを次のように構成しても良い。たとえば、リング状のヨークを半周となるように切断して半リング形状とし、その半リング状のヨークにコイルを巻回し、半リング形状の周方向の一端側を第1シャッタの板バネ部に取り付けられているマグネット対向させ、半リング形状の周方向の他端側を第2シャッタの板バネ部に取り付けられているマグネットに対向させるようにしても良い。そして、このような半リング形状のヨークにコイルを巻回したコイルユニットを2セット用い、それらをX方向に沿って並べて配置するようにしても良い。なお、半リング形状には、半円形状、半楕円形状、矩形リング形状を半分にしたもの等、種々の形状を採用可能である。
また、上述の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置に係る各電位測定装置10A〜10Eは、コイルユニット30がY方向に沿って2つ設けられる構成を採用している。しかしながら、コイルユニット30の個数は2つに限られるものではない。たとえば、Y方向に沿う方向にはコイルユニットを2つ並べて配置すると共にZ方向に沿ってコイルユニットを2つ並べて配置して、合計4つのコイルユニットを用いるようにしても良く、またX方向、Y方向またはZ方向の少なくとも1つの方向に沿って少なくとも1つ以上のコイルユニットが配置されると共に合計3つ以上のコイルユニットが並べて配置される構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置に係る各電位測定装置10A〜10Eは、開口部45,55を矩形状としている。しかしながら、開口部45,55は矩形状以外の形状を採用しても良い。そのような形状としては、たとえば円形状、楕円形状、多角形状等、種々の形状が挙げられる。
また、上述の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置に係る各電位測定装置10A〜10Eにおいては、プリント基板70およびセンサ電極60は、電位測定装置を構成している。しかしながら、プリント基板70は、電位測定装置の構成要素でなくても良い。また、センサ電極60も電位測定装置の構成要素でなくても良い。
なお、他の電位測定装置としては、図15に示すような構成としても良い。図15に示す電位測定装置10Fでは、第1シャッタ40Fにおいては一対の板バネ部41のうち長手方向(X方向)の一方側(X1側)の板バネ部41にマグネット80が取り付けられている。同様に、第2シャッタ50では一対の板バネ部51のうち長手方向(X方向)の一方側(X1側)の板バネ部51にマグネット80が取り付けられている。しかしながら、長手方向(X方向)の他方側(X2側)の板バネ部41,51には、マグネット80は取り付けられていない。また、電位測定装置10Fには、バックヨーク100は設けられていない。しかしながら、このような電位測定装置10Fは、小型化を図ると共に開口部の開口面積の変化を大きくするを可能としている。
また、他の電位測定装置としては、図16に示すような構成としても良い。図16に示す電位測定装置10Gでは、図15に示す電位測定装置10Fに対して、長手方向(X方向)の一方側(X1側)に、さらにバックヨーク100が設けられている構成に対応する。かかるバックヨーク100は、ネジ孔22aに捻じ込み可能としても良いが、立ち上がり部22に対してバックヨーク100が固定的に設けられていても良い。
また、上述の実施の形態に係る電位測定装置および他の電位測定装置は、たとえば前後方向(Y方向)の一方側のみにコイル33を備え、他方側にコイル33を備えない構成を採用しても良い。すなわち、図17に示す電位測定装置10Hのように、Y1側のボビン32のみにコイル33を配置し、Y2側のボビン32にはコイル33を配置しない構成としても良い。なお、図17に示す構成では、X1側では、マグネット80はY方向に沿って互いに着磁方向が逆向きとなるように配置される。また、X2側でも、マグネット80はY方向に沿って互いに着磁方向が逆向きとなるように配置される。ただし、Y1側およびY2側のそれぞれにおいて、X方向において同じ磁極が対向するように設けられている。
かかる図17に示すような構成とする場合でも、Y1側においてコイル33とマグネット80との間の磁気効率を良好にして、第1シャッタ40Hと第2シャッタ50Hとに与えられる駆動力を大きくすることも可能である。また、一対のヨーク31の間で磁気回路を形成することが可能であり、第1シャッタ40Hと第2シャッタ50Hとを互いに逆向きに良好に駆動させることが可能である。なお、図17に示す構成においては、Y2側に位置するマグネット80を、Y1側に位置するマグネット80よりも磁力が大きなものとして、第1シャッタ40Hでの磁気による駆動力と、第2シャッタ50Hでの磁気による駆動力との均衡を図るようにしても良い。なお、交流電流または交流電圧とは、交流成分と直流成分が重畳したものと、交流成分のみのものとの両方を含める。
10A〜10H…電位測定装置
11…駆動用基板(第2基板に対応)
20…フレーム部材
21…基底部
22a…ネジ孔
22…立ち上がり部(固有振動数の一部および支持手段に対応)
23…切欠部
30…コイルユニット
31…ヨーク(コイル内ヨークに対応)
32…ボビン
33,331,332…コイル
34…位置決めピン
40A〜40H…第1シャッタ
41,51…板バネ部
42,52…フランジ部
43,53…延伸部
44…シャッタ部(第1シャッタ部に対応)
45…開口部(第1開口部に対応)
50A〜50H…第2シャッタ
54…シャッタ部(第2シャッタ部に対応)
55…開口部(第2開口部に対応)
60…センサ電極(センサに対応)
61…脚部
62…フランジ部
63…検出部
70…プリント基板(第1基板に対応)
71…孔部
80…マグネット
100…バックヨーク(コイル外ヨークに対応)
101…対向端面
102…外部端面
103…スリット
104…ネジ部
130…対向板
311…巻回部
312…ヨーク鍔部
321…巻枠部
322…ボビン鍔部
323…切欠部
324…位置決め部
400A〜400H…第1シャッタ系
500A〜500H…第2シャッタ系

Claims (5)

  1. 帯電物体の表面電位を、前記帯電物体に対向して配置されるセンサによって非接触で測定する電位測定装置であって、
    前記帯電物体と前記センサとの間に配置され第1開口部を有する第1シャッタ部と、前記第1シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第1シャッタと、
    前記帯電物体と前記センサとの間に配置され前記第1開口部に対向する位置に配置される第2開口部が設けられている第2シャッタ部と、前記第2シャッタ部の両端から延びる板バネ部とを有する第2シャッタと、
    電流を導通させた際に一端側と他端側とに互いに異なる磁極が形成されると共に、前記一端側と前記他端側とが前記板バネ部の一部と対向して設けられるコイル内ヨークを有するコイルと、
    前記第1シャッタ部の両端から延びる板バネ部のうち少なくとも一端から延びる前記バネ部に、前記コイルに対向して設けられる第1のマグネットと、
    前記第2シャッタ部の両端から延びる板バネ部のうち少なくとも一端から延びる前記バネ部に、前記コイルに対向して設けられる第2のマグネットと、
    を具備することを特徴とする電位測定装置。
  2. 請求項1記載の電位測定装置であって、
    前記第1シャッタと前記第2シャッタとは、前記コイルの前記一端側と前記他端側とを結ぶ方向に対して直交する前後方向に沿って並ぶ状態で配置されていると共に、
    前記第1シャッタ部は、前記板バネ部よりも前記前後方向のうち前記第2シャッタ側に向かって突出部分が存在し、前記第1開口部は前記突出部分に差し掛かって設けられていて、
    前記第2シャッタ部は、前記板バネ部よりも前記前後方向のうち前記第1シャッタ側に向かって突出部分が存在し、前記第2開口部は前記突出部分に差し掛かって設けられている、
    ことを特徴とする電位測定装置。
  3. 請求項1または2記載の電位測定装置であって、
    前記センサは、前記コイルよりも前記第1開口部および前記第2開口部に近接する側において第1基板に取り付けられていて、
    前記コイルを駆動するための駆動回路は、当該コイルよりも前記第1開口部および前記第2開口部から離間する側において第2基板に設けられている、
    ことを特徴とする電位測定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電位測定装置であって、
    前記マグネットは、前記板バネ部のうち、その板バネ部の中央側よりも前記シャッタ部から離間する側に取り付けられている、
    ことを特徴とする電位測定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電位測定装置であって、
    前記マグネットのうち前記板バネ部と対向する側と反対側には、磁束を導くバックヨークが設けられている、
    ことを特徴とする電位測定装置。
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