JP5780611B2 - 画像表示方法、映像処理システム、携帯端末、及び携帯端末の操作プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、特に、CATV(Cable Television)のシステムとして用いて好適な画像表示方法、映像処理システム、携帯端末、及び携帯端末の操作プログラムに関する。
近年、地上波ディジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)放送、CS(Communication Satellite)放送等のテレビジョン放送の視聴に加え、ネットワークを利用した各種コンテンツを受信できるセットトップボックスが登場している。また、ユーザの携帯端末を利用してセットトップボックスを操作できるようにしたり、携帯端末と連携させ、映画や音楽の配信、ショッピング、カラオケ、ゲーム等の各種の連携サービスを利用できるようにしたものが登場してきている(例えば特許文献1参照)。
特表2012−532492号公報
上述のように、携帯端末を用いてセットトップボックスを操作する場合、1つのセットトップボックスに対して複数のユーザがそれぞれの携帯端末を用いて操作することが想定される。この場合、例えば、ユーザが携帯端末により操作を行っても、他のユーザの携帯端末の操作による処理が既に実行されていると、セットトップボックス側では処理を受け付けることができない。また、これまで、セットトップボックスのような機器を操作するコントローラーは、常に一つのリモコンのみであったため、制御された際にテレビに表示される画面遷移は、操作元の機器の違いを考慮したものとなってはいなかった。加えて、携帯端末上では、番組表アプリケーションプログラム、各テレビ局のおすすめ番組アプリケーションプログラム、SNS(Social Networking Service)と連動した番組おすすめアプリケーションプログラムなど、提供元の異なる、さまざまなアプリケーションプログラムが動作し、セットトップボックスに対して、制御を行うことが想定される。そのため、操作ミスがあった場合や、複数のユーザがそれぞれ機器を有している場合、複数のアプリケーションプログラムが動作している場合などに、意図せぬ端末からの操作を受け付けて制御されることにより、ユーザに混乱をきたす恐れがあった。
また、セットトップボックスのような機器の開発元と、携帯端末上のアプリケーションプログラムの開発元が異なるような場合、アプリケーションプログラムは、セットトップボックスの用意したAPI(Application Programming Interface)を介して、セットトップボックスを制御することになる。そのため、リモコンからセットトップボックスに対して制御を行った際に、制御元たる携帯端末上の画面遷移(アニメーション含む)と、制御先のセットトップボックスでの画面遷移に統一感が無い場合、ユーザに操作の因果関係が分かりにくく、ユーザに混乱をきたす恐れがあった。
このため、携帯端末など、複数種類の機器やアプリケーションプログラムをリモートコントローラ上で動作させる場合には、操作元端末やアプリケーションプログラムと操作結果の因果関係を、テレビ画面・携帯端末上それぞれ連動した形で明示するとともに、その実行結果を、ユーザにわかりやすい形で知らせる必要がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、映像処理装置と携帯端末とを連携させて操作する場合、操作の実行結果をユーザが容易に確認できるようにした画像表示方法、映像処理システム、携帯端末、及び携帯端末の操作プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像表示方法は、コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置と、映像処理装置を操作する携帯端末とからなる映像処理システムの画像表示方法であって、携帯端末と映像処理装置とで連携処理を行う際に、携帯端末は、映像処理装置に連携指示を送信し、連携指示に呼応して映像処理装置から返される情報を受信し、連携指示に含まれる情報と映像処理装置から返された情報とに基づいて、アニメーション効果を施して画面を遷移させることを特徴とする。
本発明に係る映像処理システムは、コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置と、映像処理装置を操作する携帯端末とからなる映像処理システムであって、携帯端末は、映像処理装置に連携指示を送信すると共に、連携指示に呼応して映像処理装置から返される情報を受信する通信手段と、連携指示と映像処理装置から返された情報とに基づいてアニメーション効果を施して画面を遷移させる制御手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、映像処理装置に連携指示を送信すると共に、映像処理装置から返される情報を受信する通信手段と、連携指示と連携指示に呼応して映像処理装置から返された情報とに基づいてアニメーション効果を施して画面を遷移させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯端末の操作プログラムは、コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置を操作する携帯端末の操作プログラムであって、映像処理装置に連携指示を送信するステップと、映像処理装置から返される情報を受信するステップと、連携指示と連携指示に呼応して映像処理装置から返された情報とに基づいてアニメーション効果を施して画面を遷移させるステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、映像処理装置と携帯端末とを連携させて操作する場合に、操作元の携帯端末上のアプリケーションプログラムから指示されたアニメーション方法・タイミングを、映像処理装置上で解釈することで、テレビ画面を携帯端末と連携した形で遷移させている。そのため、各ユーザは、操作元の携帯端末およびアプリケーションプログラムとテレビ画面の関係を、視覚的に確認できるという効果がある。
本発明によれば、映像処理装置と携帯端末とを連携させて操作する場合に、操作の実行結果に応じてキャプチャー画面をアニメーション表示している。このため、複数のユーザが各自の携帯端末で1つの映像処理装置を操作した場合、各ユーザは、どの携帯端末からも、どのアプリケーションプログラムが実行されたかを視覚的に確認できるという効果がある。
本発明に係る映像処理システムの構成を示すブロック図である。 セットトップボックスの概要を示すブロック図である。 携帯端末の概要を示すブロック図である。 セットトップボックスと携帯端末のプログラム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像処理システムの連携操作の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像処理システムの連携操作の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像処理システムの連携操作の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像処理システムの連携操作の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像処理システムの使用状態の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るアニメーション効果プログラムの処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る連携指示の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る連携指示の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るアニメーション効果プログラムの処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る連携指示の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る映像処理システムの構成を示すブロック図である。
図1において、CATV(Cable Television)事業者設備1は、地上波ディジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)放送、CS(Communication Satellite)放送等の放送波を受信し、ケーブル3を介して、各家庭4に配信している。なお、CATV事業者設備1は、放送波を受信して配信するばかりでなく、独自の放送をケーブル3を介して各家庭4に配信することもできる。また、ケーブル3には、インターネット2のパケットデータが伝送される。
インターネット2上には、各種のコンテンツ提供サーバ5が設けられている。コンテンツ提供サーバ5は、ウェブページ、動画配信、音楽配信、カラオケ、ショッピング、ゲーム、ラジオ受信等の各種のサービスを提供するものが含まれる。
各家庭4には、セットトップボックス(映像処理装置)11と、テレビジョン受像機12とが設置されている。また、セットトップボックス11を操作するためのリモートコントローラ13と、セットトップボックス11と連携動作を可能とするための携帯端末14が設けられる。
セットトップボックス11は、ケーブル3を介して送られてきた放送信号を受信し、これらの放送信号から放送コンテンツをデコードして、このデコードされたコンテンツを再生するためのビデオ信号をテレビジョン受像機12に出力する。また、セットトップボックス11は、受信した放送コンテンツを録画、再生することができる。また、本実施形態におけるセットトップボックス11は、インターネット2を通じてコンテンツ提供サーバ5から送られてくるコンテンツをデコードして、テレビジョン受像機12に出力することができる。また、本実施形態におけるセットトップボックス11は、無線LANのアクセスポイントとして機能する。更に、本実施形態におけるセットトップボックス11には、各種のアプリケーションプログラムをインストールし、各種のアプリケーションプログラムに応じた処理を行わせることができる。
セットトップボックス11とテレビジョン受像機12とは、例えば、HDMI(登録商標)(HighDefinition Multimedia Interface)端子を介して接続されている。テレビジョン受像機12は、セットトップボックス11から出力されるビデオ信号に基づく画像を表示する。なお、セットトップボックス11とテレビジョン受像機12との接続は、HDMI端子に限らず、ビデオ端子、S端子、RGB端子等、各種の端子により接続することができる。
リモートコントローラ13は、セットトップボックス11を操作するための専用リモコンである。セットトップボックス11とリモートコントローラ13との間は、近距離通信(例えば、Bluetooth(登録商標))を用いて、双方向にコマンドやデータが送受される。なお、ここでは、セットトップボックス11とリモートコントローラ13との間を近距離通信で接続しているが、赤外線を用いるようにしても良い。また、セットトップボックス11とリモートコントローラ13との間を無線LANで接続しても良い。
携帯端末14は、スマートフォンやタブレットと呼ばれるような、ユーザの汎用の携帯端末である。すなわち、携帯端末14は、ディスプレイ上に配置されたタッチパネルを備え、各種の動作をタッチパネルの操作により行うものである。なお、携帯端末14としては、スマートフォンやタブレットに限らず、PC(PersonalComputer)やPDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等、各種のものを用いることもできる。
本システムでは、携帯端末14に、セットトップボックス11との連携動作を可能とするためのプログラムがインストールされる。これにより、携帯端末14とセットトップボックス11とを連携させた各種の操作を行うことができる。より具体的には、携帯端末14とセットトップボックス11との連携動作により、映画や音楽を配信したり、ショッピングやカラオケ、ゲーム等の各種のサービスを利用したりできる。また、テレビジョン受像機12側と携帯端末14側とにビデオコンテンツを切り替えて映し出したり、携帯端末14の文字入力機能や音声入力機能を利用して視聴者が番組を検索したりすることができる。さらに、各種のアプリケーションプログラムを開発していくことにより、放送サービスとインターネット上のサービスとを融合させた各種のサービスを提供することが可能になる。
図2は、セットトップボックス11の概要を示すブロック図である。図2に示すように、セットトップボックス11は、チューナ51、デコーダ52、映像処理部53、制御部55、記憶部56、無線LAN(Local Area Network)部57、近距離通信部58により構成される。
図2において、入力端子50は、ケーブル3を介して放送信号を入力する。前述したように、ケーブル3には、CATV事業者設備1から、地上波テレビジョン放送、CS放送、BS放送等の放送信号が送られる。また、ケーブル3には、インターネット2のパケットデータが伝送される。
チューナ51は、入力された放送信号の中から、所望の周波数帯域の信号を選択し、復調して、デコーダ52に出力する。デコーダ52は、チューナ51の出力信号をデコードし、受信した放送信号に基づく映像信号を生成する。この映像信号は、映像処理部53から、出力端子54を介して出力される。出力端子54は、例えば、HDMI端子である。なお、チューナ51は、複数設けるようにしても良い。
制御部55は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(ReadOnly Memory)、RAM(RandomAccess Memory)等を含み、セットトップボックス11の動作を制御する。また、制御部55は、記憶部56に記録された各種のアプリケーションプログラムに基づいて各種の処理を行う。記憶部56は、例えばHDD(HardDisk Drive)やSSD(SolidState Drive)からなり、ダウンロードしたアプリケーションプログラムやコンテンツデータ、録画したビデオデータ等を記録するために用いられる。
無線LAN部57は、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)による通信を行うものである。セットトップボックス11は、無線LAN部57により、インターネットのアクセスポイントとして機能する。また、セットトップボックス11と携帯端末14との間は、無線LAN部57により、無線でデータの送受が可能となる。近距離通信部58は、例えば、Bluetooth(登録商標)の通信を行うものである。セットトップボックス11とリモートコントローラ13との間は、近距離通信部58により、無線でデータの送受が可能となる。
図3は、携帯端末14の概要を示すブロック図である。図3に示すように、携帯端末14は、通信部70と、制御部71と、記憶部72と、表示部73と、タッチパネル74と、無線LAN部75とから構成される。
通信部70は、基地局(図示せず)を介して、音声やデータの送受信を行っている。音声やデータの通信方式としては、CDMA(CodeDivision Multiple Access)方式、WCDMA(登録商標)(Wideband CDMA)方式、LTE(LongTerm Evolution)方式等、各種のものが提案されている。通信部70の方式は、どのようなものを用いても良い。
制御部71は、CPUや、ROM、RAM等を含み、携帯端末14の動作を制御する。また、制御部71は、記憶部72に記録された各種のアプリケーションプログラムに基づいて処理を行う。記憶部72は、例えばフラッシュRAMからなり、ダウンロードしたアプリケーションプログラムやコンテンツデータ、録画したビデオデータ等を記録するために用いられる。
表示部73は例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、各種の情報を表示する。また、タッチパネル74は、表示部73上に積層して設けられ、ユーザが指でタッチした座標に応じて、各種の情報を入力する。
無線LAN部75は、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)により、データの送受を行う。携帯端末14とセットトップボックス11とは、無線LAN部75により、無線でデータの送受が可能となる。なお、携帯端末14は、この他、カメラ機能や、GPS(Global Positioning System)機能等、種々の機能を備えるようにしても良い。
次に、セットトップボックス11と、携帯端末14との間で連携動作を実現するためのプログラム構成について説明する。図4は、セットトップボックス11と携帯端末14のプログラム構成を示すものである。
図4に示すように、携帯端末14には、連携基盤サービスプログラム101と、外部拡張API(ApplicationProgram Interface)102とが設けられる。これらのプログラムは、携帯端末14側の記憶部72に記憶され、制御部71により実行される。
連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11との連携動作を提供するためのプログラムである。連携基盤サービスプログラム101は、無線LAN部75による通信機能を含んでいる。携帯端末14とセットトップボックス11との間での、イベント情報、文字情報、及びメッセージの送受は、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101とセットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151とを通じて行われる。外部拡張API102は、携帯端末14とセットトップボックス11とが連携して、テレビ系の機能を実行するプログラムのインターフェースを提供する。
また、携帯端末14には、利用アプリケーションプログラム105a、105b、105c、105dが設けられる。
利用アプリケーションプログラム105aは、外部拡張API102のインターフェースの基に、テレビ系の連携機能を実行するアプリケーションプログラムである。テレビ系の連携機能を実行するアプリケーションプログラムには、チャンネル変更、予約投入、再生終了等、各種のテレビの操作を行うものも含んでいる。利用アプリケーションプログラム105bは、イベント情報を送るプログラムである。イベント情報には、キー操作イベント、マウス操作イベント、タッチイベント等がある。利用アプリケーションプログラム105cは、文字列情報を送るプログラムである。利用アプリケーションプログラム105dは、セットトップボックス11側の利用アプリケーションプログラム165と通信するプログラムである。
セットトップボックス11には、連携基盤サービスプログラム151と、拡張API152と、連携エージェント153が設けられる。これらのプログラムは、セットトップボックス11側の記憶部56に記憶され、制御部55により実行される。
連携基盤サービスプログラム151は、携帯端末14との連携動作を提供するためのプログラムである。連携基盤サービスプログラム151は、無線LAN部57による無線LANのアクセスポイントとしての機能を含んでいる。拡張API152は、テレビ系機能を実現するプログラムとのインターフェースを提供する。連携エージェント153は、各種イベント情報の処理、文字列情報の処理等を行う。
HOMEアプリケーションプログラム161、EPGアプリケーションプログラム162、拡張API利用アプリケーションプログラム163は、拡張API152のインターフェースにより処理を行うテレビ系プログラムである。HOMEアプリケーションプログラム161は、基本となるHOME画面での各種の処理プログラムを提供する。EPGアプリケーションプログラム162は、電子番組情報を使った番組検索や録画予約等の各種の処理プログラムを提供する。拡張API利用アプリケーションプログラム163は、その他、テレビ系のプログラムを提供する。
なお、携帯端末14及びセットトップボックス11に設けられるプログラムは一例であり、これに限定されるものではない。特に、利用アプリケーションプログラムについては、各種のものが想定される。ユーザは、各自の要望により、各種の利用アプリケーションプログラムを携帯端末14及びセットトップボックス11にインストールすることができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る連携操作の一例として、携帯端末14で受信中のVOD(Video On Demand)番組を、携帯端末14側からセットトップボックス11側に引き継ぎ,テレビジョン受像機12に表示させるような連携操作について、図5から図8を用いて説明する。
図5に示すように、携帯端末14は、コンテンツ提供サーバ5から配信されてくるVOD番組80を再生しており、また、このとき、セットトップボックス11では、通常のテレビジョン放送を受信し、テレビジョン受像機12には、このテレビジョン放送の受信番組90が再生されているとする。ここで、ユーザが携帯端末14の画面上を操作し、VOD番組を携帯端末14からセットトップボックス11に引き継ぐような連携操作を行ったとする。このような操作が行われると、携帯端末14では、このような連携操作のアプリケーションプログラムに関する連携指示が読み込まれ、このときのアプリケーション画面がキャプチャーされる。そして、携帯端末14からセットトップボックス11に、連携指示が送信される。
図6に示すように、セットトップボックス11では、携帯端末14からの連携指示が受信されると、受信した連携指示に含まれるメッセージが表示される。この例では、「お父さんのタブレットの続きから再生します」というメッセージ81がテレビジョン受像機12に表示される。そして、セットトップボックス11から携帯端末14には、連携動作が可能かどうかに応じて、応答が返送される。すなわち、連携動作が可能であれば、セットトップボックス11から携帯端末14に成功応答が返送され、連携動作が行えなければ、セットトップボックス11から携帯端末14に失敗応答が返送される。
セットトップボックス11から送られてきた応答が携帯端末14で受信されると、携帯端末14は、この応答が成功応答か失敗応答かを判定し、連携指示及び受信した応答に基づいて、アニメーション表示を行う。また、携帯端末14は、アニメーション表示がセットトップボックス11にキャプチャー画像を必要とする場合、このキャプチャー画像をセットトップボックス11に送信する。
この例では、セットトップボックス11から携帯端末14に成功応答が返送されている。この場合、図6に示すように、携帯端末14は、成功応答のアニメーションとして、キャプチャー画像を上方にスロットアウト(全画面のキャプチャー画像が徐々に小さくなり小画像となる)するようなアニメーション82を表示する。そして、携帯端末14は、図7に示すように、VOD画面を操作するようなリモコンのアプリケーションプログラムの画面84を表示する。
また、図7に示すように、セットトップボックス11は、携帯端末14からのキャプチャー画像を受信して、アニメーション表示を行う。この例では、図7に示すように、セットトップボックス11は、成功応答のアニメーションとして、携帯端末14から送られてきたキャプチャー画像を下方からスロットイン(小画像のキャプチャー画像が徐々に大きくなり全画面表示となる)するようなアニメーション83を表示する。そして、セットトップボックス11は、コンテンツ提供サーバ5にVOD配信を要求する。
図8に示すように、コンテンツ提供サーバ5は、ユーザIDと携帯端末14での再生の停止位置に基づいて、再生開始位置を判定し、その位置からVODの番組の配信を開始する。セットトップボックス11は、この送られてきたVODの番組を再生して、テレビジョン受像機12に送る。これにより、図8に示すように、テレビジョン受像機12に、VOD画面91が表示されるようになり、携帯端末14は、このVOD画面を操作するようなリモコンのアプリケーションプログラムの画面84が表示されるようになる。
このように、本実施形態では、携帯端末14からセットトップボックス11にアプリケーションプログラムを引き継ぐ際に、携帯端末14側では、図6に示したように、キャプチャー画像が上方からスロットアウトするようなアニメーション82が表示される。また、テレビジョン受像機12側では、図7に示したように、携帯端末14から送られてきたキャプチャー画像が下方からスロットインするようなアニメーション83が表示される。これにより、ユーザは、携帯端末14側からテレビジョン受像機12にVOD画面が引き継がれるような連携操作を視覚的に確認できる。また、本実施形態では、携帯端末14側とセットトップボックス11側とで、統一感のあるアニメーションを表示することができる。
また、本システムでは、図9に示すように、例えば、各家庭で1台のセットトップボックス11とテレビジョン受像機12とが設置され、このセットトップボックス11に対して、複数のユーザがそれぞれの携帯端末14a、14b、14c、…を用いて操作することが想定される。この場合、複数の携帯端末14a、14b、14c、…から、1つのセットトップボックス11に対して、情報が送信される。この場合、ユーザの携帯端末14a、14b、14c、…によりテレビ系の操作を行っても、他のユーザの携帯端末の操作の影響により、所望の動作に設定できないことがある。本実施形態では、セットトップボックス11に対する操作が行われたとき、アニメーション効果により、どの携帯端末14a、14b、14c…による操作が実行されたかを視覚的に確認できる。
図10は、本発明の第1の実施形態に係る連携操作のアニメーション効果を実現するための携帯端末14側及びセットトップボックス11側の処理を示すフローチャートである。図10に示すように、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、アプリケーションプログラムから連携指示を読み込み、パラメータを取得する(ステップS101)。アプリケーションプログラムは、拡張API152のインターフェースにより処理を行うプログラムである。
図11に示すように、連携指示には、携帯端末14側の処理内容と、セットトップボックス11側に送信する指示内容とが含まれる。携帯端末14側の処理内容としては、「成功応答受信時のアニメーション種別及び方向」、「失敗応答受信時のアニメーション種別及び方向」、「応答受信時に起動するアプリケーション又は応答受信時のリモコンモード遷移」、「キャプチャー画像送信の有無」の情報が含まれている。また、セットトップボックス11側に送信する指示内容としては、「キャプチャー画像の利用有無及びアニメーション種別」、「指示送出元のアプリケーション名」、「アクション」、「指示送出先のアプリケーション」、「連携時に表示するメッセージ」の情報が含まれている。
例えば、図5〜図8で示した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、携帯端末14側の処理内容及びセットトップボックス11に送信する操作内容は、図12に示すようになる。
すなわち、図12に示すように、「携帯端末14側の成功応答受信時のアニメーション種別及び方向」の内容は「上方にスロットアウト」となり、「失敗応答受信時のアニメーション種別及び方向」の内容は「上方からスロットインして、元のVOD画面に戻す」となり、「応答受信時に起動するアプリケーション又は応答受信時のリモコンモード遷移」の内容は「VODリモコンの起動」となり、「キャプチャー画像送信の有無」の内容は「送信あり」となる。また、「キャプチャー画像の利用有無及びアニメーション種別」の内容は「利用あり、下方からスロットイン」となり、「指示送出元のアプリケーション名」の内容は「Tablet VOD」となり、「アクション」の内容は「VOD起動、VODコンテントのID、途中から再生を行う」となり、「指示送出先のアプリケーション」の内容は「STBVOD」となり、「連携時に表示するメッセージ」の内容は「お父さんのタブレットの続きから再生します」となる。
前述した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、ステップS101で、図12に示したような内容のパラメータが取得される。
次に、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、アプリケーションプログラムの画面をキャプチャーし(ステップS102)、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151に連携指示を送信する(ステップS103)。
セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、ステップS103で、携帯端末14から送信された連携指示を受信すると(ステップS201)、連携動作が可能であるかどうかを判定する(ステップS202)。そして、セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、連携動作が可能であれば(ステップS202 Yes)、成功応答を携帯端末14に送信し(ステップS203)、連携動作が不可能であれば(ステップS202 No)、失敗応答を携帯端末14に送信する(ステップS204)。
携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11から送られてくる応答を受信する(ステップS104)。そして、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、連携指示に基づいて、セットトップボックスに対するキャプチャー画像の送信要求の有無を判定する(ステップS105)。ここで、キャプチャー画像の送信要求の有る場合には(ステップS105 Yes)、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101はセットトップボックス11に、キャプチャー画像を送信する(ステップS106)。例えば、前述した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、図12に示したように、「キャプチャー画像送信の有無」のパラメータは「送信あり」となっている。したがって、この場合、ステップS102で取得されたキャプチャー画像がセットトップボックス11に送信される。
セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、ステップS203で成功応答を携帯端末14に送信した後、キャプチャー画像の要求の有無を判定し(ステップS205)、キャプチャー画像が必要な場合には(ステップS205 Yes)、携帯端末14からのキャプチャー画像を受信する(ステップS206)。
また、携帯端末14の連携基盤サービスプログラム101は、ステップS104で受信したセットトップボックス11からの応答結果内容が成功応答か失敗応答かを判定する(ステップS107)。そして、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11から送られてきた応答結果内容が成功応答の場合(ステップS107 Yes)、連携指示に基づいて、キャプチャー画像を用いて、成功時のアニメーションを実行し(ステップS108)、成功時の画面遷移に従い、携帯端末の画面を制御する(ステップS109)。
例えば、前述した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、図12に示したように、「成功応答受信時のアニメーション種別及び方向」のパラメータは「上方にスロットアウト」となっている。したがって、成功応答の場合、ステップS108で、図6に示したように、キャプチャー画像が上方にスロットアウトするようなアニメーション82が携帯端末14に表示される。また、図12に示したように、「応答受信時に起動するアプリケーション又は応答受信時のリモコンモード遷移」のパラメータは「VODリモコンの起動」となっている。したがって、成功応答の場合、ステップS109で、図7に示したように、携帯端末14にはVODリモコンのアプリケーションプログラムの画面84が表示される。
また、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、連携動作が可能な場合、ステップS103で携帯端末14から送られてきた連携指示に基づいて、メッセージを表示し(ステップS207)、アニメーションを実行し(ステップS208)、画面遷移に従い、テレビジョン受像機12に表示する画面を制御する(ステップS209)。
例えば、前述した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、図12に示したように、「連携時に表示するメッセージ」のパラメータは「お父さんのタブレットの続きから再生します」となっている。したがって、ステップS207で、図6及び図7に示したように、テレビジョン受像機12に、「お父さんのタブレットの続きから再生します」というメッセージ81が表示される。また、図12に示したように、「キャプチャー画像の利用有無及びアニメーション種別」のパラメータは「利用あり、下方からスロットイン」となっている。したがって、テレビジョン受像機12には、ステップS208で、図7に示したように、キャプチャー画像が下方からスロットインするようなアニメーション83が表示される。また、図12に示したように、「アクション」のパラメータは「VOD起動、VODコンテンツのID、途中から再生を行う」となっている。したがって、ステップS209で、図8に示したように、コンテンツ提供サーバ5がアクセスされ、携帯端末14の再生位置の途中から、テレビジョン受像機12に、VOD画面91が表示される。
これに対して、セットトップボックス11から送られてきた応答結果内容が失敗応答の場合(ステップS107 No)、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、連携指示に基づいて、失敗時のアニメーションを実行する(ステップS110)。例えば、前述した携帯端末14側からセットトップボックス11側にVOD番組を引き継ぐような連携操作のアプリケーションプログラムの場合、図12に示したように、「失敗応答受信時のアニメーション種別及び方向」のパラメータは「上方からスロットインして、元のVOD画面に戻す」となっている。したがって、失敗応答の場合、携帯端末14には、キャプチャー画像が上方からスロットインするようなアニメーションが表示されてから、元のVOD画面が表示される。なお、セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、ステップS202で連携動作が不可能と判定した場合、ステップS204で失敗応答を送信した後、そのまま処理をリターンする。したがって、セットトップボックス11では、それまでの動作が継続される。
なお、上述の例では、キャプチャー画像がスロットアウト及びスロットインするようなアニメーションを表示させているが、アニメーションは、これに限定されるものではない。ワイプ、スライドイン、ディゾルブ等、どのようなアニメーションを表示しても良い。
また、携帯端末14で操作できるテレビ系のアプリケーションプログラムとしては、チャンネル変更、予約投入、再生終了等、各種の操作を行うものも含んでいる。この場合、チャンネル変更、予約投入、再生終了等、制御内容に応じて、アニメーションの種類や、動き方を変更するようにしても良い。
また、携帯端末14でアニメーション画面を表示させる際に、セットトップボックス11からテレビジョン受像機12に、携帯端末14に表示するアニメーション画面を表示する信号を出力するようにしても良い。
以上説明したように、本発明の第1実施形態では、携帯端末14とセットトップボックス11とを連携操作させる際に、セットトップボックス11に連携指示を送信し、連携指示とその返り値に基づいて、アニメーション表示している。このため、ユーザが携帯端末14で行った操作を、ユーザが視覚的に確認できる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態は、携帯端末14からセットトップボックス11に、同期要求を含めて連携指示を送信することにより、セットトップボックス11と携帯端末14とで、タイミングを同期させてアニメーションを表示させることができるようにしている。なお、他の構成いついては、前述の第1の実施形態と同様である。
つまり、携帯端末14からの指示に応じて、セットトップボックス11がアプリケーションプログラムを起動させる際に、アプリケーションプログラムの種類によっては、起動に時間がかかる場合がある。例えば、ゲームのアプリケーションプログラムでは、起動時にデータ読み込み処理が行われる。また、ビデオオンデマンドのアプリケーションプログラムでは、起動時にバッファリング処理が行われる。ゲームのアプリケーションプログラムの起動時のデータの読み込み処理や、ビデオオンデマンドのアプリケーションプログラムのバッファリング処理には、かなりの時間がかかる。
前述の第1の実施形態では、連携処理により画面を遷移させる際に、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11からの応答を受信すると、アニメーションを表示して、次画面に遷移させる。これに対して、セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、応答を送信した後、メッセージを表示し、アプリケーションプログラムの起動処理を待って、アニメーションを表示させる。したがって、セットトップボックス11がアプリケーションプログラムを起動させる際に、起動時間が長くなると、携帯端末14側で表示されるアニメーションと、セットトップボックス11側で表示されるアニメーションとに時間差が生じてくる。すなわち、携帯端末14側ではアニメーションが完了した状態になっているのに、セットトップボックス11側では、アプリケーションプログラムの遷移待ちのメッセージが表示されるような状態となることがある。このような状態では、ユーザは、携帯端末14からセットトップボックス11にスムーズな連携処理が行われたと感じられず、アプリケーションプログラムの種別によっては、ユーザに余計に処理遅延を感じさせる結果となる。
そこで、この実施形態では、携帯端末14からセットトップボックス11に対して指示を送る際に、携帯端末14は、連携指示に「同期要求」を含めて送信する。セットトップボックス11は、携帯端末14からの連携指示を受信し、この連携指示の中に同期要求が含まれている場合、データ読み込やバッファリング等、アプリケーションプログラムの起動に必要な準備を先に実施し、それが完了した後、携帯端末14に対して、準備が完了した旨を示す応答を返す。携帯端末14は、このセットトップボックス11からの応答を待って、アニメーションを実施する。これにより、携帯端末14側とセットトップボックス11側とで、アプリケーションプログラムの起動のタイミングを合わせた処理を行うことが可能となる。
図13は、本発明の第2の実施形態におけるアニメーション効果プログラムの処理を示すフローチャートであり、図14は、本発明の第2の実施形態における連携指示を示す説明図である。
図13において、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、アプリケーションプログラムから連携指示を読み込み、パラメータを取得する(ステップS501)。アプリケーションプログラムは、拡張API152のインターフェースにより処理を行うプログラムである。図14に示すように、本発明の第2の実施形態では、連携指示に「同期要求」の情報が含まれている。「同期要求」の内容は、「同期要求の有無」である。
次に、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、アプリケーションプログラムの画面をキャプチャーし(ステップS502)、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151に連携指示を送信する(ステップS503)。
セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、ステップS503で、携帯端末14から送信された連携指示を受信すると(ステップS601)、連携動作が可能であるかどうかを判定する(ステップS602)。そして、セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、連携動作が可能であれば(ステップS602 Yes)、成功応答を携帯端末14に送信し(ステップS603)、連携動作が不可能であれば(ステップS602 No)、失敗応答を携帯端末14に送信する(ステップS604)。
携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11から送られてくる応答を受信する(ステップS504)。そして、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、連携指示に基づいて、セットトップボックス11に対するキャプチャー画像の送信要求の有無を判定する(ステップS505)。ここで、キャプチャー画像の送信要求の有る場合には(ステップS505 Yes)、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101はセットトップボックス11に、キャプチャー画像を送信する(ステップS506)。
セットトップボックス11側で連携動作可能な場合(ステップS602 Yes)セットトップボックス11側の連携基盤サービスプログラム151は、ステップS603で成功応答を携帯端末14に送信した後、キャプチャー画像の要求の有無を判定し(ステップS605)、キャプチャー画像が必要な場合には(ステップS605 Yes)、携帯端末14からのキャプチャー画像を受信する(ステップS606)。そして、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、携帯端末14から送られてきた連携指示に基づいて、メッセージを表示する(ステップS607)。
一方、携帯端末14の連携基盤サービスプログラム101は、ステップS504で受信したセットトップボックス11からの応答結果内容が成功応答か失敗応答かを判定する(ステップS507)。そして、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11から送られてきた応答結果内容が成功応答の場合(ステップS507 Yes)、同期要求の有無を判定する(ステップS508)。
同期要求がありの場合(ステップS508 Yes)、携帯端末14の連携基盤サービスプログラム101は、セットトップボックス11からの応答を待つ(ステップS509)。そして、セットトップボックス11からの応答を受信した後、成功時のアニメーションを実行し(ステップS510)、成功時の画面遷移に従い、携帯端末の画面を制御する(ステップS511)。
同期要求なしの場合(ステップS508 No)、携帯端末14の連携基盤サービスプログラム101は、連携指示に基づいて、キャプチャー画像を用いて、成功時のアニメーションを実行し(ステップS510)、成功時の画面遷移に従い、携帯端末の画面を制御する(ステップS511)。
また、セットトップボックス11から送られてきた応答結果内容が失敗応答の場合(ステップS507 No)、携帯端末14側の連携基盤サービスプログラム101は、連携指示に基づいて、失敗時のアニメーションを実行する(ステップS512)。
一方、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、連携動作が可能な場合、ステップS607でメッセージを表示した後、携帯端末14から送られてきた連携指示の内容(図14参照)から、同期要求の有無を判定する(ステップS608)。
同期要求がある場合(ステップS608 Yes)、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、アプリケーションプログラムの起動を準備し(ステップS609)、アプリケーションプログラムの起動の準備が完了したら、準備完了を示す応答を携帯端末14に送信する(ステップS610)。そして、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、アニメーションを実行し(ステップS611)、画面遷移に従い、テレビジョン受像機12に表示する画面を制御する(ステップS612)。前述したように、携帯端末14側では、同期要求がある場合(ステップS508 Yes)、ステップS509で、セットトップボックス11からの応答を待ち、セットトップボックス11からの応答を受信した後、ステップS510で、アニメーションを実行する。したがって、この場合、携帯端末14側とセットトップボックス11側とでは、同期して、アニメーションが実行されことになる。
同期要求がない場合(ステップS608 No)、セットトップボックス11の連携基盤サービスプログラム151は、アニメーションを実行し(ステップS611)、画面遷移に従い、テレビジョン受像機12に表示する画面を制御する(ステップS612)。
このように、本発明の第2の実施形態では、携帯端末14側からセットトップボックス11側に送信される連携指示に「同期要求の有無」の情報が含められる。そして、同期要求がある場合、セットトップボックス11側は、アプリケーションプログラムの起動の準備が完了したら、準備完了を示す応答を携帯端末14に送信し、携帯端末14側は、セットトップボックス11からの応答を待ち、セットトップボックス11からの応答を受信後、アニメーションを実行している。これにより、携帯端末14側とセットトップボックス11側とで、同期してアニメーションを実行させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
1:CATV事業者設備
5:コンテンツ提供サーバ
11:セットトップボックス(映像処理装置)
12:テレビジョン受像機
13:リモートコントローラ
14,14a〜14c:携帯端末
101:連携基盤サービスプログラム
102:外部拡張API
105a〜105d:アプリケーションプログラム
151:連携基盤サービスプログラム
152:拡張API
153:連携エージェント
161:HOMEアプリケーションプログラム
162:EPGアプリケーションプログラム
163:拡張API利用アプリケーションプログラム
165:利用アプリケーションプログラム

Claims (7)

  1. コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置と、前記映像処理装置と連携処理を行なう携帯端末と、コンテンツ配信サーバとを含む映像処理システムの画像表示方法であって、
    前記携帯端末と前記映像処理装置とで連携処理を行う際に、前記携帯端末は、前記映像処理装置に前記コンテンツ配信サーバから送信されるコンテンツの受信処理を引き継ぐための連携指示を送信し、前記連携指示に呼応して前記映像処理装置からコンテンツの受信処理の引継ぎの可否に関する情報を受信し、
    前記連携指示に含まれる情報と前記コンテンツの受信処理の可否に関する情報とに基づいて、アニメーション効果を施して前記携帯端末の画面を遷移させることを特徴とする画像表示方法。
  2. テレビ受信機を含み、
    前記映像処理装置からのコンテンツの受信処理の引継ぎの可否に関する情報に基づいて、前記携帯端末には、キャプチャ画像をスロットアウトするアニメーション効果を施した画面を表示し、前記映像処理装置には、前記キャプチャ画像をスロットインするアニメーション効果を施した画面を前記テレビ受信機に表示するよう遷移させる請求項1に記載の画像表示方法。
  3. 前記連携指示は、アニメーションの同期要求を含み、
    前記連携指示に前記アニメーションの同期要求がある場合には、前記映像処理装置は、前記アニメーションの同期の準備の完了を待って、前記アニメーションの同期準備完了を示す応答を前記携帯端末に送信すると共に、アニメーション効果を施して画面を遷移させ、
    前記携帯端末は、前記映像処理装置からの前記同期準備完了を示す応答の受信を待って、アニメーション効果を施して画面を遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示方法。
  4. 前記連携指示は、アニメーションの同期要求を含み、
    前記連携指示に前記アニメーションの同期要求がある場合には、前記映像処理装置は、アプリケーションプログラムの起動の準備の完了を待って、前記アプリケーションプログラムの起動準備完了を示す応答を前記携帯端末に送信すると共に、アニメーション効果を施して画面を遷移させ、
    前記携帯端末は、前記映像処理装置からの前記起動準備完了を示す応答の受信を待って、アニメーション効果を施して画面を遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示方法。
  5. 前記連携指示は、前記映像処理装置のアプリケーションプログラムインターフェースを利用するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の画像表示方法。
  6. コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置と、前記映像処理装置と連携処理を行なう携帯端末と、コンテンツ配信サーバとを含む映像処理システムであって、
    前記携帯端末と前記映像処理装置とで連携処理を行う際に、
    前記携帯端末は、
    前記映像処理装置に前記コンテンツ配信サーバから送信されるコンテンツの受信処理を引き継ぐための連携指示を送信すると共に、前記連携指示に呼応して前記映像処理装置からコンテンツの受信処理の引継ぎの可否に関する情報を受信する通信手段と、
    前記連携指示に含まれる情報と前記コンテンツの受信処理の可否に関する情報とに基づいて、アニメーション効果を施して前記携帯端末の画面を遷移させる制御手段と、
    を含むことを特徴とする映像処理システム。
  7. コンテンツを再生するための信号を出力する映像処理装置と、前記映像処理装置と連携処理を行なう携帯端末と、コンテンツ配信サーバとを含む映像処理システムの画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記携帯端末と前記映像処理装置とで連携処理を行う際に、
    前記携帯端末が、前記映像処理装置に前記コンテンツ配信サーバから送信されるコンテンツの受信処理を引き継ぐための連携指示を送信する第1のステップと、
    前記携帯端末が、前記連携指示に呼応して前記映像処理装置からコンテンツの受信処理の引継ぎの可否に関する情報を受信する第2のステップと、
    前記携帯端末が、前記連携指示に含まれる情報と前記コンテンツの受信処理の可否に関する情報とに基づいて、アニメーション効果を施して前記携帯端末の画面を遷移させる第3のステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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