JP5780259B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本技術は、電子機器等の各種パラメータを画像化し、また画像化したファイルを扱う情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラムに関する。
特開2000−235772号公報
近年、オーディオ機器、ビデオ機器、ネットワーク機器その他のエンターテインメント用の電子機器が多く販売されている。これらの機器はある特定の機能について各種のパラメータを設定して使用する。通常、各種のパラメータはデフォルトで設定されているので、特別にユーザが設定しなくてもその機器を使用する上では何ら支障はない。
一方で、これらのパラメータを自由に設定し機器を使用することができると、ユーザはより機器の使用の楽しみを広げたり、好みや嗜好にあった使用が可能となる。
例えば、オーディオ機器等においてはパラメータの設定としてイコライザの周波数特性を設定することができる。音楽のジャンル(カテゴリ)に合わせてイコライザを自動で設定できるものもある(特許文献1参照)。この場合、ジャズ、クラシック、ポップス等のジャンル毎に周波数特性が自動で調整され、ユーザはその調整された特性で音楽を聴くことができ、それを楽しむことができる。
また、イコライザのパラメータは、各個人が自らの判断により、独自の音作りを目指して設定するという使用方法もある。ジャンル等にとらわれずイコライザを操作設定して音作りをすることで、自分の好み等に合わせて音楽を楽しむことができる。
ところで、設定したイコライザの内容を自分だけで楽しむというだけでなく、各個人同士で共有してそれを各個人が利用して楽しむという方法も考えられる。
著名な音楽家、アーチスト、クリエータ等のお勧めのイコライザ設定の例が共有できれば、ユーザの楽しみを広げることができる。また、音楽の好みを同じとする仲間同士でイコライザ設定の内容が共有できれば、情報交換の場となり、活発な交流の発展が期待される。
本技術は、例えばユーザが設定したイコライザの周波数特性等のパラメータを、容易に、かつ広範囲に提供でき、またそのようなパラメータを容易に利用できるようにすることを目的とする。
第1に、本技術の情報処理装置は、対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力するパラメータ入力部と、前記パラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データを生成する画像変換部と、前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する設定ファイル画像生成部とを備える。
パラメータ情報を画像化して設定ファイル画像データとすることで、パラメータ情報を広く頒布できる状態とすることができる。
第2に、上記した本技術に係る情報処理装置は、前記設定ファイル画像データは、さらに、前記変換画像データを含む画像であることを識別する識別情報を画像化した識別画像データを含むことが望ましい。
これにより、設定ファイル画像データをしようするアプリケーション等が、当該画像データが設定ファイル画像データであることを認識できる。
第3に、上記した本技術に係る情報処理装置は、前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値自体を、色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成することが望ましい。
第4に、前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値を、変換パターンに従って色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成することが望ましい。
第5に、前記画像変換部は、選択又は入力された前記変換パターンを用いることが望ましい。
これらにより、設定ファイル画像データによる画像自体の視認性を高めたり、画像を視認したユーザに対してパラメータ内容を表現することが可能となる。
第6に、上記した本技術に係る情報処理装置は、前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データに対応した画像データを含む。
第7に、前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データを含む画像であることを提示する画像を含む。
第8に、前記設定ファイル画像データは、前記パラメータ情報作成者を提示する画像を含む。
第9に、前記設定ファイル画像データは、前記対象とする装置を提示する画像を含む。
これらにより、設定ファイル画像データにおいて、視認性や、画像を見たユーザの内容把握を容易化できる。
第10に、上記した本技術に係る情報処理装置は、前記パラメータ情報はイコライザ特性のパラメータであることが望ましい。
これによりオーディオ機器、ヘッドホン装置等のパラメータの共有が可能となる。
本技術の情報処理方法は、対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力し、前記パラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データを生成し、前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成するものである。
本技術のプログラムは、このような情報処理方法を情報処理装置に実行させるプログラムである。
これらにより、パラメータ情報を画像化して設定ファイル画像データとする情報処理装置の実現に適している。
また本技術の情報処理装置、即ち設定ファイル画像データを利用する情報処理装置は、対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信する設定ファイル画像取得部と、前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出する変換画像抽出部と、前記変換画像データからパラメータ情報を生成するパラメータデコード部とを備える。
本技術の情報処理方法は、対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信し、前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出し、前記変換画像データからパラメータ情報を生成する。
本技術のプログラムは、このような情報処理方法を情報処理装置に実行させるプログラムである。
このような本技術により、視覚化された設定ファイル画像データを受信し、それを対象機器のパラメータ情報に変換して利用できる。
本技術によれば、パラメータ情報が設定ファイル画像データとして取り扱われることになり、写真やイラストと同様にネットワーク上に簡単に配布でき、多数のユーザ間で容易にパラメータ情報を共有することが可能になる。
対象装置にイコライザの設定をする場合の概念図である。 ユーザ間での設定情報の共有の例を表す概念図である。 専用サーバ等による設定情報の共有の例を表す概念図である。 設定情報の共有のためのSNS上でのシステム動作を表す概念図である。 実施の形態の情報処理装置のブロック図である。 実施の形態のイコライザ設定のための具体的な設定波形および数値を示す図である。 実施の形態の設定ファイル画像データ生成例Iの説明図である。 実施の形態の設定ファイル画像データ生成例IIの説明図である。 実施の形態の設定ファイル画像データ生成例IIの説明図である。 実施の形態の画像生成動作のフローチャートである。 実施の形態の画像生成動作のフローチャートである。 実施の形態の読み取り動作のフローチャートである。
以下、本技術の内容を次の順序で説明する。
<1.パラメータ共有手法>
<2.情報処理装置の構成>
<3.設定ファイル画像データ生成例I>
<4.設定ファイル画像データ生成例II>
<5.対象機器との初期通信>
<6.設定ファイル画像データ生成処理>
<7.設定ファイル画像データの利用時の処理>
<8.プログラム及び変形例>
<1.パラメータの共有手法>
以下、各種電子機器の特定の機能を設定するパラメータを多数のユーザが共有するための手法について、オーディオ機器(アクティブヘッドホン)のイコライザ設定を例にして、図1乃至図4により説明する。イコライザ設定の場合、所定の周波数毎のゲイン(dB)がパラメータに相当する。
まず、個人でイコライザの設定内容を変更する場合を考える。
図1は、アクティブヘッドホン3(以下ヘッドホン)のイコライザの設定内容を変更する動作を模式的に表したものである。図1に示すようにユーザAはイコライザ特性編集装置1(PC端末或いはスマートホン端末)によりヘッドホン3のイコライザの設定内容を編集する。この編集はイコライザ特性編集装置1上で動作するイコライザ特性編集ソフト(図示せず)により行われる。編集されたイコライザの設定内容は設定ファイル2としてイコライザ特性編集装置1に保存される。
ここでの編集は、メーカの推奨特性に変更を加えてユーザ作成特性としてもいいし、最初から新たにユーザが作成してもよい。
保存された設定ファイル2は、例えばBluetooth(無線規格であり登録商標)、USB(Universal Serial Bus)およびその他の伝送規格経由でヘッドホン3に送ることができる。
ヘッドホン3側では、その受信したイコライザの設定内容を新たな設定内容として設定変更することができる。これによりヘッドホン3はその設定されたイコライザの設定で音声を再生する。
以上の動作により、ユーザAはユーザ作成の特性が設定されたヘッドホン3により音楽を聴くことができ、それを楽しむことができる。この場合、イコライザの設定内容は個人で所有することになる。
一方、同じヘッドホンを持つユーザ同士がこの設定ファイル2を共有できれば、他のユーザが作成した特性を利用して、音楽等を聴くことができ、他のユーザの設定特性を楽しむことができる。すなわち、ユーザ同士で同じ体験をすることができる(ここでは個人の聴覚差は考えないものとする)。特にその設定をした者が著名なアーチスト等であれば、彼らが設定したその特性は特別な意味を持つものになり、それを設定したヘッドホン3で音楽を聴くことは大きな楽しみになると考えられる。
また、共有できれば他人の作成した設定ファイル2を使用できるのであるから、設定ファイル2を作成する手間を省くことができるという使い方も可能である。
図2は、ユーザ間で設定ファイル2を共有する場合の共有方法の一例を示すものである。図2に示すように共有方法として、各個人間では設定ファイル2を電子メールに添付することが考えられる。例えば、ユーザAからユーザBおよびユーザCに電子メールで設定ファイル2を送付する。或いはユーザBはユーザAから受け取った設定ファイル2をユーザCに電子メールで送付してもよい。これによりユーザA、B、Cの三人で設定ファイル2を共有できる。しかし、この場合、通常は共有できる範囲は自分の友人/知人に限られる。
ユーザが所有・契約しているftpサーバーやhttpサーバーにファイルをアップロードし、URL(unifom resource locator)をSNS(social networking service)に公開すれば共有範囲を広げることはできる。図3はその概念図を示すものである。
動作の大まかな流れは次の通りである。図3に示すように、(i)あるユーザが契約しているサーバ4(ftp://xxx.ne.jp/yyy/zzz/或いは専用サーバ)に設定ファイル2をアップロードする。(ii)設定ファイル2をアップロードしたユーザは、アップロードしたURLをSNSの掲示板に書き込む。(iii)他のユーザがそのURLを見る。(iv)他のユーザはその見たURLから設定ファイル2をダウンロードする。(v)ダウンロードした設定ファイル2をヘッドホン3に設定する。
以上の動作により、他のユーザはその設定ファイル2の表すイコライザ設定で音楽を聴くことができ、別のユーザの設定特性を楽しむことができる。すなわち、ユーザ同士で同じ体験をすることができる。この場合、URLへのアクセス制限さえなければ誰でも設定ファイル2を利用できる。共有の範囲は図2の場合と比べて非常に広くすることができる。例えば不特定多数の者と設定ファイル2を迅速かつ柔軟に共有できる。
しかし、この場合特別なサーバーを開設・運営することが必要であり、サーバを開設・運営をする者は相当な手間がかかることになる。また、コスト的にも負担を強いられることもある。
本実施の形態では、以上のような共有手法よりも、より簡易で広くユーザに共有でき、さらに使い勝手のよい手法を提案する。
パラメータ情報を画像化して設定ファイル画像データ6として、その画像化された設定ファイル画像データ6をSNS上の掲示板5に表示することにより簡単、簡便にパラメータの設定ファイルを共有できる。図4によりこのシステム動作を簡単に説明する。
図4は、ユーザAが作成したパラメータ設定を設定ファイル画像データ6xとし、これをSNS上の掲示板5に掲示する。そしてユーザBがSNS上に掲示されたその設定ファイル画像データ6xをダウンロードして使用する動作の概要を表すものである。
図4に示すように、PC(パーソナルコンピュータ)/スマートホン等の情報処理装置1はSNSアプリケーション11、設定編集アプリケーション12で構成される。
SNSアプリケーション11は、SNSにアクセスを可能とするソフトウェアである。これによりSNS上の掲示板5に所定の情報を掲示できる。
設定編集アプリケーション12は設定ファイル画像データ6を作成するソフトウェアである。ここでは、設定ファイル画像データ6x或いは設定ファイル画像データ6yの2種類の設定ファイル画像データ6が作成されている。ユーザAは設定編集アプリケーション12を用いて設定ファイル画像データ6を任意に何種類でも作成可能である。そして、例えば作成された設定ファイル画像データ6xはSNSアプリケーション11により、SNS上の掲示板5に掲示できる。
ユーザBはこの掲示板5を見て、設定ファイル画像データ6xを、ユーザBが使用する情報端末(情報処理装置1)にダウンロードする。そして、その設定ファイル画像データ6xに含まれるイコライザの周波数特性設定内容(以下「EQパラメータ」とも表記する)をヘッドホン3のイコライザに設定して、その設定した状態で音楽を聴くことができる。
また設定ファイル画像データ6xは、画像化されているが、その画像自体によって、作成者やEQパラメータ内容を、例えばユーザB等が認識することも可能である。作成者や内容認識のための画像生成の手法は後述する。そして例えばユーザBは、掲示板5でこの設定ファイル画像データ6xを見ると、設定ファイル画像データ6xがユーザAが作成したものであること、さらにイコライザの設定内容がいかなるものであるかを認識することができる。このため、ユーザAが著名な音楽家であったり、或いはイコライザの設定内容が興味を引く設定であったりすると、他のユーザはその設定ファイル画像データ6xを入手したいと興味を持つことが考えられる。また、ユーザB等にとって、この設定ファイル画像データ6xがあらわす設定内容で音楽を聴くことは、その楽しみをさらに広げることになる。
ユーザAは作成した設定ファイル画像データ6x、6yをSNS上の掲示板5に掲示するだけでなく、自分が使用しているヘッドホン3に対しても使用できる。
なお、この場合、自分が作成したEQパラメータを、必ずしも画像化した設定ファイル画像データ6としなくてもよい。つまりEQパラメータ自体を自分のヘッドホン3に転送してもよいが、ここでは設定ファイル画像データ6を用いる例で述べる。
図4に示すように、ヘッホン3は例えば、設定RAM21、ADコンバータ22、DSP(Digital Signal Processor)23、DAコンバータ24、出力アンプ25、スピーカ部26を有する。なお、図では2チャンネルステレオ構成を簡略化して示している。
外部のDMP(Digital Media Player)27から入力された音声信号がADコンバータ22によりデジタル信号に変換され、そのデジタル信号はDSP23により信号処理される。この場合、設定RAM21に設定ファイル画像データ6xからデコードしたEQパラメータの内容が書き込まれていることで、DSP23は、そのEQパラメータを用いたイコライジング処理を行う。そして、信号処理された信号は、DAコンバータ24によりアナログ信号に変換され、出力アンプ25からスピーカ部26に導かれる。結果として、設定ファイル画像データ6から抽出されたEQパラメータを用いたイコライザ処理による再生音声を、スピーカ部26から聴取することができる。
ここではユーザAのスピーカ3として説明したが、この動作はユーザBのスピーカ3においても同様である。
以上がシステム動作の概要である。図4では、ユーザAが設定ファイル画像データ6x、6yを作成し、設定ファイル画像データ6xをSNS上の掲示板5に掲示し、これをユーザBがダウンロードし、その設定ファイル画像データ6xを利用して、これをヘッドホン3に設定し音楽を聴こうとする形態である。逆にユーザBが設定ファイル画像データ6を作成し、これをSNS上の掲示板5にアップロードし、これをユーザAがダウンロードして利用するということも当然可能である。
また、2人だけのやりとりに限られず、誰でも作成した設定ファイル画像データ6をアップロードでき、また誰でもアップロードされている設定ファイル画像データ6をダウンロードしてヘッドホン3に設定できる。共有の範囲は、図3の場合と同様にその範囲は広い。
<2.情報処理装置の構成>
実施の形態の情報処理装置1の構成を図5により説明する。
情報処理装置1は、例えば実際にはCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(random access memory)、各種インターフェース等を備えたマイクロコンピュータ及び周辺回路により構成され、具体的には図4で示したようにパーソナルコンピュータ、タブレット機器、スマートフォン等として実現できる。図5では、実施の形態の動作を実現するための機能的な構成として示している。
なお、図5Aは、設定ファイル画像データ6を生成したりアップロードするための機能構成を、図5Bは、設定ファイル画像データ6をダウンロードし利用するための機能構成を示している。ここでは便宜上、2つの図で示しているが、実際には情報処理装置1として、両方の構成(信号処理部50内の処理機能)をソフトウエア又はハードウエアで備えることで、1つの情報処理装置1として実現できる。なおもちろん、設定ファイル画像データ6の生成・アップロード専用の装置や、ダウンロード・利用専用の装置を実現することも可能である。
図5A、図5Bで示すように、情報処理装置1は制御部35、記憶部38、操作部34、表示部36、通信部37、信号処理部50を備える。
制御部35は、マイクロコンピュータにより構成され、各部を制御する。
記憶部38は、RAM又は不揮発性メモリ、或いは可搬性記憶媒体のドライブなどとして各種データの保存に用いられる。
操作部34は、キーボード、マウス、タッチパネルその他の各種操作デバイスを表している。
表示部36は液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置などとされ、ユーザに各種情報を提示する。
通信部37は、インターネットなどの公衆ネットワークの通信部、さらにはBluetooth通信部、USB通信部、ケーブル通信部、赤外線通信部、公衆回線の有線/無線通信部、LANインターフェース部など、各種通信デバイスを包括して示している。情報処理装置1は通信部37を介して、SNSアクセスを行ったり、或いはヘッドホン等の周辺機器と通信を行うことができるものとする。
信号処理部50は、例えばDSP、マイクロコンピュータなどに構成され、各種演算処理を行う。
まず図5Aに示すように、設定ファイル画像データ6の生成・アップロードのための機能として、信号処理部50内には、パラメータ入力部31、画像変換部32、設定ファイル画像生成部33が設けられる。
パラメータ入力部31は対象とする装置の特定機能を定義するパラメータを取り込む。ここではヘッドホン3のEQパラメータを取り込む例とする。
なおEQパラメータは、操作部34によるユーザ操作に応じて作成されて、これがパラメータ入力部31への入力とされてもよいし、外部のヘッドホン3から予め設定されているパラメータが通信部37を介して入力されてもよい。
パラメータ入力部31に入力されたEQパラメータは表示部36に表示される。操作者は表示部36を見ながら、操作部34の操作によりEQパラメータを編集できる。例えば表示部36の表示パネル上のタッチ操作によりパラメータ編集(或いは作成)が可能である。
画像変換部32は、入力され、又は編集等されたEQパラメータを所定の形式で画像化した変換画像データを生成する。
設定ファイル画像生成部33は、変換画像データが、その変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データ6を生成する。
これらの処理の具体例は後述する。
生成された設定ファイル画像データ6は記憶部38に記憶される。
記憶部38に記憶された設定ファイル画像データ6は通信部37を介してSNS上へ送信、すなわちアップロードされる。これにより設定ファイル画像データ6は掲示板5に掲示される。
図5Bに示すように、設定ファイル画像データ6のダウンロード・利用のための機能として、信号処理部50内には、設定ファイル画像取得部41、変換画像抽出部42、パラメータデコード部43が設けられる。
例えばSNSの掲示板5で、或る設定ファイル画像データ6の画像を見たユーザが、これをダウンロードする操作を行うと、通信部37を介したネットワーク通信により、設定ファイル画像データ6がダウンロード受信されて記憶部38に取り込まれる。
信号処理部50の設定ファイル画像取得部41は、この受信された設定ファイル画像データ6を記憶部38から読み出して取得する。
変換画像抽出部42は、設定ファイル画像データ6から変換画像データを抽出する。上記のように設定ファイル画像データ6は、EQパラメータ情報を画像化した変換画像データが、その変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されているデータである。このため変換画像抽出部42は、設定ファイル画像データ6からEQパラメータを画像化した変換画像データの部分を抽出する。
パラメータデコード部43は、抽出された変換画像データからEQパラメータを生成する。この場合、図5Aの画像変換部32での画像化のエンコードに対応したデコード処理を行って元のEQパラメータを得る処理となる。
このように得られたEQパラメータは記憶部38に記憶される。
記憶部38に記憶されたEQパラメータは、ユーザの操作等に応じて、通信部37からヘッドホン3に送信され、ヘッドホン3のイコライザ設定として用いられる。
<3.設定ファイル画像データ生成例I>
以下に実施の形態に係る、画像化における設定ファイル画像データ6の例について図6、図7により説明する。画像化はあらゆる種類のパラメータについて画像化が可能である。ここでは、ヘッドホン3のイコライザ設定についてのパラメータの画像化を例に説明する。
図6はイコライザ設定のための具体的な設定波形(周波数特性)およびその具体的数値を示すものである。図6Aはイコライザ設定のための設定内容を波形で示すものである。横軸を周波数(Hz)、縦軸をゲイン(dB)で表している。この波形は、情報処理装置1内でユーザ自ら最初から作成および編集することができるし、又はヘッドホン3からイコライザ設定内容を情報処理装置1に取り込み、その設定内容から作成および編集することができる。
情報処理装置1のユーザはEQパラメータとしての波形(周波数特性)をタッチパネル操作等で描画することができる。
図6Aの細線で示されている周波数特性はタッチパネル操作(指先の動き)で波形が変わっていく状態を表している。このユーザの指先の動きの軌跡が、ユーザの求める音声信号処理の周波数特性に対応し、ヘッドホン3のリソース(バンド数や上限など)に応じて、ユーザが求めるものに最も近い設定が実現される。図中の太線で示されている波形が最終的に決定された周波数特性値とする。
図6Bは、図6Aの波形の各周波数毎の具体的数値を表すものである。xは画面上で左端を0としたときの横軸の座標である。yは画面上で上端を0としたときの下方向に向かっての縦軸の座標である。HzとdBはxとyの座標を周波数(Hz)とゲイン(dB)に変換して表した数値である。ただし、この数値は例示であり、図6Aの波形に対応する数値ではない。
図6Bが、太線で設定された周波数特性の値とする。x値、y値は、表示部36の周波数特性描画領域のx座標値、y座標値としている。情報処理装置1は、例えばx座標上の固定のポイント(例えば128ポイント)の各x座標値(0、5、10・・・)について、y座標値をゲイン値(dB)として取得する。各x座標値のy座標値とは、図6Bの太線の座標値であり、この値をゲイン値(dB)とする。なおx座標上の各ポイントは、周波数値(Hz)に対応する。例えば20Hz〜22.05KHzの範囲での各周波数値が、x座標上の各ポイントに対応している。
ここで従来の画像化について言及しておく。
パラメータ情報がデジタル機器用途のものとした場合、例えばXMLのように標準化されたファイルとすることができる。また機器特有の形式とすることもできる。しかしシステムによってはアップロードできるファイルの種類に制限があり不都合である。
QRコード(登録商標)を使用する方法も考えられる。QRコードは情報を画像化することで、カメラで取り込むことができるようになっている。ユーザはQRコードを見れば一目でその取り込み方法を理解でき、使い易く便利である。しかし、情報量が少ない。
パラメータをTAG領域に埋め込むという手法が考えられるが、この領域をユーザは通常の手段(画像を見るという行為)だけでは埋め込まれた情報をまったく知ることができない。なんらかのシンボル等で設定ファイルであることを知らせることはできるかもしれないが、その違いはわからない。また、TAG領域が存在しない画像フォーマットではそもそもこの手法が実現しない。
図6の周波数特性を編集するとした場合、その特性を画像としてそのまま保存するという方法も考えられる。しかし、サイズが大きく、縮小したときに見えづらくなり、ユーザはその周波数特性の特徴を一目で認識し難い。
また、WaterMarkを入れる方法も考えられるがこれもユーザには一目で設定されたパラメータの違いが認識できない。
そこで本実施の形態では以下の画像化を行う。
画像ファイルのフォーマットは代表的なものを挙げると、BMP(Microsoft Windows Bitmap Image)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphics Interchange Format)、PNG(Portable Network Graphics)がある。ここではPNGを例として説明する。保存したファイルから元の色情報が完全に正しく復元できる形式であれば、保存圧縮形式はPNG以外の形式でも構わない。
なお画像化する場合、対象機器の各バンドのゲインの値を対象とする手法を採ることもできる。ところが、31Bandイコライザ搭載ヘッドホン用の設定ファイル2を読み込んで、3Bandイコライザ搭載ヘッドホンに設定を反映させようとした場合、ヘッドホン側で例外処理を行わなくてはならなくなってしまう。すなわち、ヘッドホンのリソースに応じて画像が大きく変わってしまうことになる。そこで、本技術では横軸、縦軸の配列のうち、横軸方向は固定間隔(つまり上記の例えば128ポイント)とし、縦軸の値(ゲイン値(dB)を対象として画像化を行う。
図7により、実施の形態の画像化の手法および画像化例について具体的に説明する。画像化は2つの段階で実現される。まず対象とする縦軸のゲインをそのゲインの値に対応させて色画像データに変換する。これが画像変換部32が生成する変換画像データである。
次に変換画像データ(色画像データ)を含む画像データを所定形式(PNG形式)でファイル化する。これが設定ファイル画像生成部33が生成する設定ファイル画像データ6である。
まず画像変換部32が生成する変換画像データについて説明する。
画像変換部32は、パラメータ情報に含まれる数値自体を、色情報又は透明度情報に変換して変換画像データを生成する。
具体的にはゲイン値を直接、色情報に変換する。色は、R(赤)、G(緑)、B(青)、α(透明度)を組み合わせて表現できる。ここでは、R(赤)、G(緑)、B(青)、α(透明度)を組み合わせて所定の色に変換し画像化することとする。もちろん、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色を組み合わせてもよい。
図7Aは、図6の設定内容を画像化するために必要となる具体的な数値を表すものである。即ち図7Aは、図6の横軸の各ポイントにおけるゲイン値(dB)を、画像化用の数値として表の形で表している。数値は32ビット浮動小数点表示である。図では19ポイント分のみ示している。
この図7Aのゲイン値(dB)を表す32ビットの値を、8ビットずつに分解し、それぞれR、G、B、αに割り振る。
例えば、1ポイント目の値は「C080AAAAh」(「h」は16進表記を示す)となっている。この場合に、C0hはα値に、80hはR値に、AAhはG値に、AAhはB値に、それぞれ割り振る。R、G、B、αの各値は8ビットで表されているので、十進数で最大255となる。
この値は画面上の1ピクセルに相当する。すなわちゲイン(dB)に相関させた1ピクセルの色が決定される。
このように128ポイントのゲイン値を色情報に変換していく。これにより128ピクセルの画像データが形成される。図7Bは1ピクセル×128ピクセルの変換画像データ6aの例を示している。なお説明のため、図面上は縦に引き延ばして示しているが、実際には変換画像データ6aは1行分の色情報である。
この図7Bのような変換画像データ6aをPNG形式で保存するだけで設定ファイル画像データ6を実現することもできるが、この1ピクセル×128ピクセルの画像ではユーザは視認できない。また設定ファイル画像データ6を利用するアプリケーションプログラム、この画像ファイルがパラメータ設定のためのファイルであるかどうかを判断することができない。
そこで第2段階として、設定ファイル画像生成部33が、以上の変換画像データ6aが、その変換画像データ6aより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データ6を生成することで、ユーザが画像として視認できるデータとする。
設定ファイル画像生成部33は、設定ファイル画像データ6に変換画像データを含む画像であることを識別する識別情報を画像化した識別画像データを含むようにする。
まず、設定ファイル画像データ6をアプリケーション上で認識させるための識別画像データについて説明する。
具体的には、識別タグが設定ファイル画像データ6に埋め込まれるようにする。埋め込むとは、この場合はテキスト領域等ではなく、画像上に配置する。
識別タグにはUUID(Universally Unique Identifier)などを使用する。この識別タグの値を、上述の色画像化と同様に、RGBαに変換して画像化する。この場合、透明度を最大にして視認上は隠すようにしてもよい。図7Cは、識別タグを画像化した識別画像データ6bを例示している。(図では説明のため拡大、縦引き延ばしを行っている)
またこのように画像化する識別タグの情報としては、当該画像が本実施の形態でいう設定ファイル画像データ6であることを示す情報だけでなく、対象とする装置(ヘッドホン3等)を示す情報も加える。例えば対象装置のUUIDなど、装置を特定できる情報を、識別タグ内にデータとして配置する。
設定ファイル画像データ6をユーザが画像として認識可能とするために、設定ファイル画像生成部33は、変換画像データ6aと、識別画像データ6bを含む設定ファイル画像データ6を生成する。図7Dに例を示している。
この設定ファイル画像データ6は、変換画像データ6aより大きい画像サイズの画像データとする。例えば図のように略正方形状の画像とする。この例の場合、正方形状の画像は、128ピクセルの変換画像データ6aを縦に、グラデーションをかけながら引き延ばすように生成したものとしている。例えば変換画像データ6aを1行目に配置し、2行目〜128行目までには、1×128ピクセルの変換画像データ6aの各値について、α値を徐々に変換させたデータを配置する。これによって128×128ピクセルの画像とする。
さらに所定位置(図では破線で示す)に識別画像データ6bを配置する。
このようにすることで、結果として設定ファイル画像データ6は、変換画像データ6aより大きい画像サイズの画像データ内に、EQパラメータの情報を有する変換画像データ6aと、識別タグの情報を有する識別画像データ6bが、それぞれ所定位置に配置された画像データとなる。
このような画像データ6を例えばPNG形式で保存したものが設定ファイル画像データ6となる。
この設定ファイル画像データ6による画像は、ユーザが視認できる略正方形状の画像となる。正方形状の画像は、上記例では変換画像データ6aを用いて生成したが、各種の例が考えられる。図7Dの例は縦方向に透明度グラデーションを施していることで画像の演出効果を得ているが、もちろんグラデーションを施さなくて、単純に128ピクセルのデータを各行にコピーしてもよい。
また、識別画像データ6bを最下に配置して上下端二色間のグラデーションにするなども考えられる。
また変換画像データ6aを用いないで、正方形状などの所定の画像データを用い、その一部に変換画像データ6aや識別画像データ6bを配置するものでもよい。
また識別画像データ6bは、値をR、G、Bのみに変換し、透明度αを最大にしてユーザの目から隠すといったことも可能である。
もちろん設定ファイル画像データ6の画像形状、サイズも限定されるものではない。
また変換画像データ6aや識別画像データ6bの配置位置は多様に考えられる。いずれにしてもアプリケーションが設定ファイル画像データ6内で変換画像データ6aや識別画像データ6bを見つけて情報を取得することができるようにすればよい。
図7Dのような設定ファイル画像データ6としても、ユーザにとっては、これがパラメータ設定を画像化して保存したファイルと認識することは可能であるが、ユーザの認識性を向上させることもできる。
例えば、設定ファイル画像データ6の機能、つまりパラメータ情報の共有化を可能とする機能(サービス)のために変換画像データ6aを含む画像であることを示すロゴを画像として付してもよい。
図7Eは、ロゴとして「MY OWN」というマークを配置した設定ファイル画像データ6dを示している。もちろんロゴは一例である。このようにロゴ画像を配置することで、ユーザは掲示板5等で当該画像を見たときに、これがパラメータ情報の共有を可能とする設定ファイル画像データ6であると認識しやすい。
図7Fは、対象とする装置の画像を付加した設定ファイル画像データ6を示すものである。この表示により、ユーザが一目で対象装置を認識することが可能となる。
ユーザは、この対象装置を認識することで、自分で当該設定ファイル画像データ6を利用できるか否か、或いは利用したいか否かを判断できる。
図7Gは、作成者のアバターや写真等、パラメータ情報作成者を提示する画像を付加した設定ファイル画像データ6を示すものである。
このようにすることで、ユーザは設定ファイル画像データ6の作成者を容易に認識できることになる。また、作成者は楽しんで設定ファイル画像データ6を作成可能となり、ユーザはその作成者を認識して、使用するか否かを判断できる。
<4.設定ファイル画像データ生成例II>
図7で示した設定ファイル画像データ生成例Iとしての例においては、画像変換部32は、パラメータ情報に含まれる数値自体を、色情報又は透明度情報に変換して変換画像データ6aを生成したが、設定ファイル画像データ生成例IIとして、画像変換部32が、パラメータ情報に含まれる数値を、変換パターンに従って色情報又は透明度情報に変換して変換画像データを生成する例を図8、図9により説明する。
上述の図7で説明した変換画像データ6aはイコライザの設定ゲインの数値をR、G、B、αのそれぞれの色情報に振り分け、振り分けられた数値に対応する色に変換した画像データとしている。この場合、数値が大きければ単にその色の輝度が高くなり変換される。例えば、Rの値が大きければ赤の輝度が高くなる。
これに対し、R、G、B、αの値をある一定の関係で変化させて色変換するようにする。なお、以下では、R、G、B、αの値をある一定の関係で変化させる設定を変換パターンと呼ぶ。
図8Aの変換パターンは、ゲイン値が小さいほどBの輝度を高くし(反比例関係)、Rの輝度を抑制する(比例関係)。またゲイン値が大きいほどRの輝度を高くし(比例関係)、Bの輝度を抑制する(反比例)。そしてGはゲインに対して固定としたものである。
ただし、Gの大きさはユーザが選択(可変)可能である。
図8Aに示される設定ファイル画像データ6は、B、R、Gの変換パターンを上記のようにして図面下の表の設定内容を画像化したときの表示例である。
図は白黒表示なので、設定内容と表示との関係がわかりにくいが概ね次のようになる。図において、薄く表示されている部分は赤の輝度が高く表示されている部分であり、濃く表示されている部分は青の輝度が高く表示されている部分である。
そうするとバンド1(低域側)はゲインが2.4dBであり、値が大きいので赤が強調され、薄く表示されている。
バンド2、3はゲインが低く(−2.4dB、−4.8dB)青が強調され、濃く表示されている。
バンド4はゲインが大きく(2.4dB)赤が強調され、薄く表示されている。
バンド5はゲインが低く(−9.6dB)青が強調され、濃く表示されている。
バンド6、7はゲインが大きく(7.2dB、12dB)赤が強調され、薄く表示されている。
バンド8はゲインが低く(−4.8dB)青が強調され、濃く表示されている。
バンド9、10(高域側)はゲインが大きく(4.8dB、7.2dB)赤が強調され、薄く表示されている。
これにより、周波数特性の特徴を、色の違いを使って柔軟に表現することができる。実際には、カラー表示であるため、より精細に違いを表現できる。
ユーザが上記変換パターンに基づく色合いの傾向を認識していれば、このような設定ファイル画像データ6を見ることで、利用できるEQパラメータ設定の傾向を大まかにとらえることができる。例えば高域重視、低域重視、おおむねフラット、などの周波数特性が認識できる。
図8Bの変換パターンは、ゲインがゼロより小さい場合はRの表示をゼロとし、ゲインが小さいほどBの輝度を高くする(反比例関係)。ゲインがゼロより大きい場合はBをゼロとし、ゲインが大きいほどRの輝度を高くする(比例関係)。そしてGについては、ゲインがゼロより小さいほど輝度を抑制し(反比例関係)、ゲインがゼロより大きいほど輝度を抑制する(反比例関係)。さらにRもしくはBとGを加算すると一定の値(例えば255)になるようにしている。ゲインがゼロのときのGの大きさはユーザが選択(可変)可能である。
この図8Bにおいて、薄く表示されている部分は赤が強調されて表示されている部分であり、濃く表示されている部分は青が強調されて表示されている部分である。これは図8Aと同様である。RとBの中間の濃さで表示されている部分が緑が強調されて表示されている部分である。
上記のR、B、Gの変換パターンにより、設定内容と表示との関係は概ね次のようになる。ゲインがゼロに近いとGが強調される。ゲインがゼロより小さいとRはゼロなのでBとGの混合した色となり、ゲインが小さくなるにつれBが強調される。ゲインがゼロより大きいとBはゼロなのでRとGが混合した色となり、ゲインが大きくなるにつれRが強調される。
バンド1(低域側)、2、3、4のゲインはゼロに近いのでGが強調された表示となり、RとBの中間の濃さで表示される。
バンド5のゲイン(−9.6dB)は小さく、Bが強調され濃く表示される。
バンド6、7のゲイン(7.2dB、12dB)は大きく、Rが強調され薄く表示される。
バンド8のゲイン(−4.8dB)はバンド1、2、3、4のゲインより低めなので青が強調され少し濃く表示される。
バンド9、10のゲイン(4.8dB、7.2dB)はバンド6、7のゲインより小さめなのでRが強調されるがバンド6、7より薄くなく少し濃いめに表示される。
図8Aと同様に、周波数特性の特徴を色の違いを使って柔軟に表現することができる。実際には、カラー表示なので、もっと細かな違いを表現できる。これにより設定ファイル画像データ6の画像をみたユーザは、EQパラメータの設定内容の傾向を知ることができる。
図9は変換パターン及び変換画像データ6aの配置についての他の例を示している。図8では変換画像データ6aとしてのイコライザの低域から高域までの表示を水平軸上に配置していたが、図9では放射円形状に配置する例としている。
この図9Aの例では表示の中心部分が低域であり、対角線上に高域に向かって設定内容が放射円形状に色表示される。色表示はR、G、B、αを組み合わせて表示している。図8と同様にイコライザの設定は10バンドとしての例を示す。設定値は画面右の表に示す通りで図8の場合と同じである。イコライザに設定できるゲイン(dB)も同様に−12dB〜+12dBとしている。
図9Aの変換パターンは、Rを可変範囲の最大値で固定とし、BとGをゼロとした状態で、設定ゲインが小さいほどαを大きくする(反比例関係)ものである。この状態で画像化したときの表示は、Rを基調としてイコライザの設定ゲインに合わせてα(透明度)が変化する表示となる。
図9Aは白黒表示なので、濃く表示されている部分がR(赤)に相当し、薄く表示されている部分がα(透明度)の大きくなっている部分である。したがって、イコライザの設定値が小さい場合、薄く表示され、設定値が大きい場合、濃く表示される。
この場合の設定内容と表示との関係は概ね次のようになる。画面の中心が低域側なので、バンド1が中心部に対応する。そしてその対角線上にバンド2〜バンド10が対応し、対角線の頂点がバンド10に対応する。
図9Bの変換パターンは、R、αについては図9Aと同様としているが、Gについては横軸をバンド1〜バンドnとしてのパターンを加える。つまり低域側から高域側に向かって、Gを大きくする。
この状態で画像化したときの表示は、図9Aの表示例に対して、高域にいくほどGの傾向が大きくなる表示となる。
図9Cは、変換パターンは図9Bと同様であるが、変換画像データ6aの配置を四角形の形で放射状とした例である。
上記のように色情報R、B、G、αを変数として、それらを各種設定することにより設定ファイルの見ための印象を変えることができる。これにより、設定ファイル画像データ6を作成するものの特徴を表現することができる。
例えば変換パターンや、変換画像データ6aの配置により、作成者、或いは対象装置、或いはEQパラメータの種別(ジャズ用パラメータ、ポップス用パラメータ等)を表現することも可能となる。
また設定ファイル画像データ6を作成するユーザが、上記の変換パターンを選択したり、変換パターン自体をダウンロードしたりすることもできる。
<5.対象機器との初期通信>
以下、実施の形態の情報処理装置1の処理例を説明する。
まずここではヘッドホン3等の対象機器との初期通信を図10で説明する。
この図10は、情報処理装置1内の制御部35で起動されたアプリケーションプログラムの制御に基づいて、情報処理装置1が対象製品(ヘッドホン等)から所定の情報を受信する処理を示している。
ステップS1として、制御部35は通信部37を経由してヘッドホン3に対し機種情報を問い合わせる。
ステップS2では、制御部35の制御の下、ヘッドホン3から送られてきた機種情報(例えばUUID)を通信部37経由で受信する。
ステップS3では、制御部35は受信した機種情報を解析する。
ステップS4では、制御部35はイコライザ構成(バンド数等の設定)に対応した描画設定をする。
例えばこのような通信が行われることで、情報処理装置1は、設定ファイル画像データ6を作成しようとする場合、ヘッドホンの現在のEQパラメータを読み込んで、それを表示部36に表示させ、ユーザの編集に供することが可能となる。
また、設定ファイル画像データ6をダウンロードして利用しようとする情報処理装置1の場合は、通信相手の対象機種が、設定ファイル画像データ6のパラメータ情報を利用できる機種であるか否かを確認できる。
<6.設定ファイル画像データ生成処理>
次に図11A、図11Bで、設定ファイル画像データ6の生成処理例を説明する。図11Aは、上記の設定ファイル画像データ生成例Iに対応し、図11Bは設定ファイル画像データ生成例IIに対応する。
先ず図11Aの処理について説明する。
ステップS11では、制御部35の制御の下、ファイル名が入力される。この場合、自動でファイル名を入力することができるし、操作部34の操作により手動で入力することもできる。自動入力又は手動入力の何れかによりファイル名が入力されることにより、制御部35の処理はステップS12に進む。
ステップS12では、制御部35の制御の下、イコライザの特性の描画表示が表示部36で実行される。例えば図10のような通信でヘッドホン等から読み込んだEQパラメータを編集のために表示させたり、新規のEQパラメータを作成するための画像を表示させる。これに対してユーザは操作入力を行い、自分の望むEQパラメータを作成・編集する。
新規作成又は編集された、設定ファイル画像データ6を生成する元となるパラメータ情報が確定されると、ステップS13で信号処理部50のパラメータ入力部31に取り込まれる。
ステップS14では、制御部35の制御の下、信号処理部50で変換画像データ6aの生成が行われる。即ち、作成されたパラメータ情報について信号処理部50の画像変換部32が、例えば上述のように周波数毎の32ビットデータ毎のゲイン値を8ビットづつα、R、G、B値に振り分け、変換画像データ6aを生成する。
ステップS15〜S18として信号処理部50は設定ファイル画像生成部33の機能により設定ファイル画像データ6を生成する。
このためステップS15では、信号処理部50は変換画像データ6aを設定ファイル画像データ6としての画像内に配置する。例えば図7の例のように、正方形状の設定ファイル画像データ6の一部に変換画像データ6aが含まれるようにする。
ステップS16では、信号処理部50は識別画像データ6bを画像データ内に配置する。
ステップS17では、視認用のシンボルとして、ロゴマーク、対象機器画像、アバターなどを画像内に配置する。
そしてステップS18で信号処理部50は、以上の処理で生成した画像データをPNG形式で圧縮する。
ステップS19で制御部35は、以上のように信号処理部50が生成した設定ファイル画像データ6を記憶部38に保存させる。
以上の手順により設定ファイル画像データ6は生成される。
次に図11Bについて説明する。
なお図11BはステップS21が追加される点が図11Aと異なるのみである。ステップS21では、使用する変換パターンを決定する。
変換パターンは、ユーザ選択によって決定されてもよいし、音楽ジャンル、対象機器などに応じて選択されてもよい。或いは常に固定の変換パターンが使用されてもよい。
ステップS22〜S30は、図11AのステップS11〜S19と同様である。但しステップS25の変換画像データ6aの生成処理では、ステップS21で決定された変換パターンが用いられ、図8,図9で説明したようにな画像化が行われる。
<7.設定ファイル画像データの利用時の処理>
続いて実施の形態の情報処理装置1において設定ファイル画像データ6を使用する際の処理を図11のフローチャートにより説明する。
ここでいう使用とは、SNS上の掲示板5から情報処理装置1にダウンロードした設定ファイル画像データ6を使って、その設定ファイル画像データ6が有するEQパラメータを外部のヘッドホン3に設定するまでの動作のことである。
このための処理は、情報処理装置1内のアプリケーションプログラムが制御部35に実行させることにより実現される。
図11は情報処理装置1がダウンロードした設定ファイル画像データ6を解析し、対象製品(ヘッドホン3等)にその設定ファイル画像データ6のイコライザ設定の内容を設定する手順を表しているフローチャートである。
なお図11の前提として、情報処理装置1は通信部37を介したネットワーク通信により、例えばSNS上に提示された設定ファイル画像データ6をダウンロードし、設定ファイル画像データ6としての画像ファイルを記憶部38に格納しているものとする。
ステップS101では、制御部35はダウンロードされて記憶部38に格納されている画像ファイル(設定ファイル画像データ6)を開いて読み出す。
ステップS102では、制御部35はその画像ファイルが設定ファイル画像データ6としての画像ファイルであるかどうか判別する。これは、当該ファイルの識別画像データ6bが含まれており、かつそのデータ内容が適正な情報であるか否かを確認する処理となる。
もし処理対象の画像ファイルが設定ファイル画像データ6でなければ、ステップS110に進み、警告メッセージを表示部36に表示させ、処理を終了する。
処理対象の画像ファイルが設定ファイル画像データ6と確認できたら、ステップS103に進み、制御部35は識別画像データ6bの情報から対象機種(ヘッドホン3等)を確認する。
ステップS104では、制御部35は、通信接続している(或いは通信接続可能な)ヘッドホン3の機種と、ステップS103で確認した対象機種とが一致するかどうか判断する。接続されているヘッドホン3の機種は、図10の初期通信においてステップS1、S2の処理により取得している。したがって、ここでの処理は、ステップS103で確認した対象機種と図10のステップS1、S2の処理で取得した機種の情報が一致するかどうかを確認する。
接続されたヘッドホン3の機種と設定ファイル画像データ6の対応機種が一致しない場合、処理はS108に進み、ここで警告メッセージを表示部36に表示させ、ステップS109に進む。
ステップS109では、ユーザに通信可能な機器が、今回の設定ファイル画像データ6が対応する機種ではないことを提示し、ユーザに選択を要求する。直接的に対応していなくても、EQパラメータ等は使用できる場合もあるためである。
ユーザが処理の続行を選択した場合、ステップS105に進む。処理の続行を選択しなかった場合、処理を終了する。
ステップS105では、制御部35は設定ファイル画像データ6から変換画像データ6aを読み出し、変換画像データ6aについてのデコード処理を信号処理部50に実行させる。即ち図5Bの設定ファイル画像取得部41の機能により、記憶部38から変換画像データ6aを信号処理部50に取り込ませる。そして変換画像抽出部42の機能により、設定ファイル画像データ6から変換画像データ6aを抽出させる。さらにパラメータデコード部43の機能により、変換画像データ6aからEQパラメータを生成する。即ち図5Aの画像変換部32での画像化のエンコードに対応したデコード処理を実行させる。具体的には、1×128ピクセルのそれぞれのα、R、G、Bの値をゲイン値に戻し、これを周波数軸上の128ポイントのゲイン値とする。
これにより元の128ポイントのゲイン値によるイコライジング特性のEQパラメータ情報が得られる。
ステップS106では、さらに制御部35は信号処理部50に、通信を行う対象機器(ヘッドホン)のリソースに対応した周波数特性を再現する。例えばエンコードされたEQパラメータは、128バンドの周波数特性情報となるが、ヘッドホン3のイコライザが6バンド構成であるとしたら、エンコードしたEQパラメータを、6バンドのEQパラメータに変換する。
制御部35は以上の処理を信号処理部50に実行させてヘッドホン3用のEQパラメータを再現し、これを記憶部38に記憶させる。
そしてステップS107で、記憶させたEQパラメータを通信部37によりヘッドホン3に送信させる。
これに応じてヘッドホン3側では、ステップS111として示すように、イコライザの設定を新たなEQパラメータに変更する。
以上の手順により、情報処理装置1にダウンロードされた設定ファイル画像データ6を使って、ヘッドホン3等の対象機器のパラメータ設定を変更することができる。
このような処理により、先に述べたように、ユーザは、公衆に提供された設定ファイル画像データ6を用いて、自分のヘッドホン3の設定を変更するというようなことが可能となる。
<8.プログラム及び変形例>
実施の形態のプログラムは、上述の実施の形態で示した情報処理装置1の処理を、例えばCPU、DSP等の演算処理装置に実行させるプログラムである。
即ち設定ファイル画像データ6を生成する処理を実行させるプログラムは、対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力する処理と、パラメータ情報を画像化した変換画像データ6aを生成する処理と、変換画像データ6aが、その変換画像データ6aより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データ6を生成する処理とを情報処理装置に実行させる。
具体的には、このプログラムは、図11A、又は図11Bに示した処理を演算処理装置に実行させるプログラムとすればよい。
また設定ファイル画像データ6を利用する処理を実行させるプログラムは、設定ファイル画像データ6を受信する処理と、設定ファイル画像データ6から変換画像データ6aを抽出する処理と、変換画像データ6aからパラメータ情報を生成する処理とを情報処理装置に実行させる。
具体的には、このプログラムは、図12に示した処理を演算処理装置に実行させるプログラムとすればよい。
これらのプログラムにより、上述した情報処理装置1を、演算処理装置を用いて実現できる。
このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記録媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magnet optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))、磁気ディスク、半導体メモリ、メモリカードなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
またプログラムは、リムーバブル記録媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
またこれらのプログラムによれば、実施の形態の情報処理装置1の広範な提供に適している。例えばパーソナルコンピュータ、携帯型情報処理装置、携帯電話機、ゲーム機器、ビデオ機器、PDA(Personal Digital Assistant)等にプログラムをダウンロードすることで、当該携帯型情報処理装置等を、本実施の形態の情報処理装置1とすることができる。
以上、実施の形態を説明してきたが、変形例は多様に考えられる。
パラメータはヘッドホン3のイコライザの設定内容(EQパラメータ)を例として説明したが、これ以外にも多様に考えられる。
例えばヘッドホン、システムコンポ、AVレシーバー、車載オーディオ、その他音響機器などであれば、リバーブ設定パラメータ、エコー設定パラメータ、フランジャー効果用パラメータ、フェイズシフト効果用パラメータ、パンポット設定パラメータ、多チャンネルゲイン設定パラメータ、バーチャル音響空間設定用パラメータ、低音強調や広域補完の設定パラメータ、ノイズキャンセルフィルタ用パラメータ、DJエフェクトパラメータなどの例が考えられる。
ノイズキャンセリングヘッドホンなどの場合、特定の状況で適切なフィルタパラメータ、例えばある鉄道路線のある車輌用ノイズキャンセリング最適フィルタや、車載オーディオでの車の車種に応じたノイズキャンセリング最適フィルタなどのパラメータ共有に本技術は好適である。
もちろんビデオ信号用の設定(画質モードなど)のパラメータでもよい。
従って本技術は、各種の音響、映像、エンターテインメント機器等の特定機能の設定に適用可能である。
なお本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力するパラメータ入力部と、
前記パラメータ情報を画像化した変換画像データを生成する画像変換部と、
前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する設定ファイル画像生成部と、
を備えた情報処理装置。
(2)前記設定ファイル画像データは、さらに、前記変換画像データを含む画像であることを識別する識別情報を画像化した識別画像データを含む
上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記画像変換部は、前記パラメータ情報を、色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成する
上記(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値自体を、色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成する
上記(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値を、変換パターンに従って色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成する
上記(3)に記載の情報処理装置。
(6)前記画像変換部は、選択又は入力された前記変換パターンを用いる
上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データに対応した画像データを含む
上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データを含む画像であることを提示する画像を含む
上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)前記設定ファイル画像データは、前記パラメータ情報作成者を提示する画像を含む
上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)前記設定ファイル画像データは、前記対象とする装置を提示する画像を含む
上記(1)乃至(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)前記パラメータ情報は、イコライザ特性のパラメータである
上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力し、
前記パラメータ情報を画像化した変換画像データを生成し、
前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する
情報処理方法。
(13)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力する処理と、
前記パラメータ情報を画像化した変換画像データを生成する処理と、
前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する処理と、
を情報処理装置に実行させるプログラム。
(14)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信する設定ファイル画像取得部と、
前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出する変換画像抽出部と、
前記変換画像データからパラメータ情報を生成するパラメータデコード部と、
を備えた情報処理装置。
(15)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信し、
前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出し、
前記変換画像データからパラメータ情報を生成する、
情報処理方法。
(16)対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信する処理と、
前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出する処理と、
前記変換画像データからパラメータ情報を生成する処理と、
を情報処理装置に実行させるプログラム。
1…情報処理装置、3…ヘッドホン、31…パラメータ入力部、32…画像変換部、33…設定ファイル画像生成部、34…操作部、35…制御部、36…表示部、37…通信部、38…記憶部、41…設定ファイル画像取得部、42…変換画像抽出部、43…パラメータデコード部

Claims (15)

  1. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力するパラメータ入力部と、
    前記パラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データを生成する画像変換部と、
    前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する設定ファイル画像生成部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記設定ファイル画像データは、さらに、前記変換画像データを含む画像であることを識別する識別情報を画像化した識別画像データを含む
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値自体を、色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像変換部は、前記パラメータ情報に含まれる数値を、変換パターンに従って色情報又は透明度情報に変換して前記変換画像データを生成する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像変換部は、選択又は入力された前記変換パターンを用いる
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データに対応した画像データを含む
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記設定ファイル画像データは、前記変換画像データを含む画像であることを提示する
    画像を含む
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記設定ファイル画像データは、前記パラメータ情報作成者を提示する画像を含む
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記設定ファイル画像データは、前記対象とする装置を提示する画像を含む
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記パラメータ情報は、イコライザ特性のパラメータである
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力し、
    前記パラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データを生成し、
    前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する
    情報処理方法。
  12. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を入力する処理と、
    前記パラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データを生成する処理と、
    前記変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置される設定ファイル画像データを生成する処理と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  13. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信する設定ファイル画像取得部と、
    前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出する変換画像抽出部と、
    前記変換画像データからパラメータ情報を生成するパラメータデコード部と、
    を備えた情報処理装置。
  14. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信し、
    前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出し、
    前記変換画像データからパラメータ情報を生成する、
    情報処理方法。
  15. 対象とする装置の動作状態を設定するパラメータ情報を色情報又は透明度情報に変換して画像化した変換画像データが、該変換画像データより大きい画像サイズの画像データ内に配置されている設定ファイル画像データを受信する処理と、
    前記設定ファイル画像データから前記変換画像データを抽出する処理と、
    前記変換画像データからパラメータ情報を生成する処理と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
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