JP5776136B2 - 広告表示体 - Google Patents

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Description

本発明は、店頭において商品を宣伝するための広告表示体に関する。
一般に、販売店の店頭にて商品の販売を行う場合、新商品や特売品等についてはポスターや看板のような印刷物を商品の陳列棚の前面に掲げたり、半透過性の印刷物の背後から蛍光灯等の光源により印刷物をライトアップしたりすることにより、商品の広告が行われている。
このような方法では、広告内容を変更するためにはポスター、看板等の印刷物自体を変更しなければならないため、準備に時間がかかってしまい、また、修正が発生した場合の迅速な対応が困難である等の問題がある。
そこで、最近では、静止画または動画などの画像信号を表示するフラットパネル等の画像表示装置を用いた広告表示体が使用されている。
特許文献1では、静止画像用又はテレビ画像用の小型電子画像表示装置の画像表示パネルと対向する部位に窓孔部を孔設し、広告表示を施した表示プレートを前面側に設けた広告表示体が記載されている。
特開平07−134555号公報
しかしながら、特許文献1に記載の広告方法では、画像表示パネル全体が窓孔部から見えているので、消費者はすぐに画像表示装置を用いていることを認識し、何ら意外性がない。従って、消費者の注目を集めることができず、ひいては高い広告効果を得られることはできない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、消費者にとって意外性があり、広告効果の高い広告表示体を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明は、店頭において商品を宣伝するための広告表示体であって、一部の画素範囲内に画像を表示する画像表示装置と、前記画像表示装置を遮る遮蔽物と、を備え、前記遮蔽物は、内部に前記画像表示装置を格納するケーシングであり、前記ケーシングは、前記一部の画素範囲内と対向する領域に窓部が設けられたものであり、前記窓部を通過する画像を反射する画像反射体と、前記ケーシングを支持する支持体と、を更に備え、前記画像反射体は、平面形状であって、前記支持体の前面部に設けられ、前記画像表示装置は、前記ケーシングの下面側が表示面となるように設置され、消費者に見せたい画像の逆像を表示することを特徴とする広告表示体である。本発明の広告表示体は、画像が表示されている原理をすぐには理解できず、消費者に意外性を感じさせることができ、広告効果が高い。
また、画像表示装置が消費者から観測されないので、消費者は画像反射体に画像が表示されている原理をすぐには理解できず、消費者に意外性を感じさせることができ、広告効果が高い。
の場合、前記画像反射体は、水平面に対する傾斜角度を調整する手段を備えることが望ましい。これによって、広告表示体を設置する高さに合わせて、画像反射体に映される画像を消費者に見易くすることができる。
また、本発明の広告表示体は、例えば、店頭において商品を宣伝するための広告表示体であって、一部の画素範囲内に画像を表示する画像表示装置と、前記画像表示装置を遮る遮蔽物と、を備え、前記遮蔽物は、内部に前記画像表示装置を格納するケーシングであり、前記ケーシングの正面部は、窓部が設けられたものであり、前記画像表示装置に表示される画像を前記窓部から観測される方向に反射する第1の画像反射体と、前記画像表示装置に表示される画像を前記窓部から観測される方向に反射するとともに、前記第1の画像反射体が反射する画像を透過する第2の画像反射体と、を更に備えるようにしても良い。これによって、窓部から観測される画像は、奥行き感のある画像となる。
この場合、前記第1の画像反射体および前記第2の画像反射体の水平面に対する傾斜角度を略同一となるように調整する手段、を更に備えることが望ましい。これによって、広告表示体を設置する高さに合わせて、窓部から観測される画像を消費者に見易くすることができる。
本発明により、消費者にとって意外性があり、広告効果の高い広告表示体を提供することができる。
本発明に係る第1の実施形態の広告表示体1の概要を示す図 広告表示体1を看板3の背面部3b側から見た図 広告表示体1による広告表示の一例を示す図 本発明に係る第2の実施形態の広告表示体10の概要を示す図 広告表示体10の図4のA−Aの線での断面図 広告表示体10を背面部13eから見た図 広告表示体10の支持体11の一例を示す図 商品に広告表示体10を横置きに設置した図 商品に広告表示体10を縦置きに設置した図 本発明に係る第3の実施形態の広告表示体30の概要を示す図 広告表示体30を正面から見た図 広告表示体30の図11のB−Bの線での断面図 本発明に係る第4の実施形態の広告表示体40の概要を示す図 広告表示体40の図13のA−Aの線での断面図 広告表示体40を背面部49から見た図 広告表示体40の傾斜角度調整機構の一例を示す図 広告表示体40aの図13のA−Aの線での断面図
以下、図面に基づいて本発明に係る広告表示体の実施形態を詳細に説明する。
最初に、図1、2、3を参照しながら、本発明に係る第1の実施形態の広告表示体1について説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施形態の広告表示体1の概要を示す図、図2は、広告表示体1を看板3の背面部3b側から見た図、図3は、広告表示体1による広告表示の一例を示す図である。
図1に示すように、広告表示体1は、看板3と、画像表示装置5を有する。
看板3は、例えば、前面部3aに等身大の人を描いた看板で、貫通孔である窓部3c、3d、3eが設けられる。窓部3c、3d、3eは、例えば、吹き出しのような形状である。窓部3c、3d、3eのそれぞれの大きさは、画像表示装置5の表示面の大きさよりも小さい。広告表示体1を正面から見ると、窓部3c、3d、3eから画像表装置5上に表示される画像が観測される。消費者は、画像表示装置5の表示面の一部しか見えないので、どのように画像が表示されているのかすぐには理解できず、意外性を感じる。看板3は、消費者が正面から広告表示体1を見たときに、画像表示装置5全体が見えないようにするための遮蔽物の役割を果たす。
画像表示装置5は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の既存の薄型の画像表示装置で、音声出力機能を有することが好ましい。画像表示装置5で出力する画像、音声は、DVD(Digital Versatile Disc)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ等に記憶しておいてもよいし、無線LAN等によりネット配信するようにしてもよい。
図2に示すように、画像表示装置5は、看板3の背面部3側に設置台7の上に固定して設置される。画像表示装置5は、表示面が看板3の窓部3c、3d、3eの全ての領域に対向するように設置される。消費者がどの角度から広告表示体1を見ても画像表示装置5の画像が良く観測できるように、画像表示装置5と看板3は隙間なく平行に配置する。例えば、看板3が鉛直方向に対して傾いている場合、画像表装置5も同じ角度で傾けて設置する。
図3に示すように、画像表示装置5は、窓部3c、3d、3eのいずれかの領域に対向する画素範囲内に、音声と共に順次画像を表示する。例えば、(a)に示すように、窓部3cの領域に対向する画素範囲内に「性能バツグン!」と表示し、商品の性能に関する説明の音声を出力する。その後、(b)に示すように、窓部3dの領域に対向する画素範囲内に「音が静か!」と表示し、商品の音に関する説明の音声を出力する。そして、(c)に示すように、窓部3eの領域に対向する画素範囲内に「電気代がお得!」と表示し、商品の電気代に関する説明の音声を出力する、という処理を繰り返す。このように、もぐらたたきゲームのようにメッセージを表示することで、消費者は意外性を感じて広告表示体1に注目する。そして、消費者は、次にどの窓部からメッセージが表示されるのかを目で追うようになり、ひいては商品の宣伝にも注目する。
尚、画像表示装置5が窓部3c、3d、3eのいずれかの領域に対向する画素範囲内に表示する画像は毎回同じでもよいし、異なる画像を表示するようにしてもよい。また、複数の窓部3c、3d、3eの領域に対向する画素範囲内に同時に画像を表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態の広告表示体1は、窓部3c、3d、3eが設けられた看板3の背面に画像表示装置5を設置し、消費者が画像表示装置5全体は見えないように構成したので、消費者がどのように画像が表示されているのかをすぐには理解できず、消費者に意外性を与えることができる。また、もぐらたたきゲームのように画像と音声を切り替えながら見せる広告表示を行うので、消費者からの注目を集めることができ、大きな広告効果が得られる。また、画像表装置5に出力する画像、音声は容易に変更できるので、陳列する商品が変わった場合も容易に対応することができる。また、看板3に設けられた窓部3c、3d、3eに合わせて複数の小型画像表示装置を用いるのではなく、既存の画像表示装置5を一つだけ用いるので、コストを抑えることができる。
次に、図4、5、6、7、8、9を参照しながら、本発明に係る第2の実施形態の広告表示体10について説明する。
図4は、本発明に係る第2の実施形態の広告表示体10の概要を示す図、図5は、広告表示体10の図4のA−Aの線での断面図、図6は、広告表示体10を背面部13eから見た図、図7は、広告表示体10の支持体11の一例を示す図、図8は、商品に広告表示体10を横置きに設置した図、図9は、商品に広告表示体10を縦置きに設置した図である。
図4、5に示すように、広告表示体10は、支持体11とケーシング13から構成される。ケーシング13は、内部に画像表示装置19とファン21を格納する。画像表示装置19とファン21は、ケーシング13の内部に固定される。ケーシング13の上面部13aには商品を設置する場合もあるので、ケーシング13は十分な耐荷重を持つ材料で形成されることが望ましい。図示はしていないが、ケーシング13は、画像表示装置19とファン21の電源ケーブルなどを通す貫通孔を有する。ケーシング13の上面部13a、正面部13bおよび側面部は、開口部のない板状部材である。これによって、消費者は、ケーシング13の内部に格納されている画像表示装置19を観測することができない。一方、ケーシング13の下面部13cの正面部13b側は、部材で覆われていない開口部13dとなっている。開口部13dは、支持体11と接していない領域であり、例えば矩形領域である。
ケーシング13は、消費者が正面から広告表示体10を見たときに、画像表示装置19を見えないようにするための遮蔽物の役割を果たす。
画像表示装置19は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の既存の薄型の画像表示装置で、ケーシング13の下面部13c側が表示面となるように設置する。画像表示装置19で出力する画像、音声は、DVDやUSBメモリ等に記憶しておいてもよいし、無線LAN等によりネット配信するようにしてもよい。
画像表示装置19の放熱のため、ケーシング13内にファン21を設置し、図6に示すように、空気の通り道としてケーシング13の背面部13eには多数のスリット13fを設ける。
支持体11は、ケーシング13を支持する。ケーシング13の上面部13aには商品を設置する場合もあるので、支持体11は十分な耐荷重を持つ材料で形成されることが望ましい。支持体11の前面部11aは、水平面に対して下方が正面側に位置するように傾斜している。支持体11の前面部11aの傾斜角度(水平面に対する角度)は、例えば、15度〜45度程度である。
支持体11の前面部11aには、鏡等の画像反射体15が装着される。画像反射体15は、平面形状である。
画像表示装置19は、消費者に見せたい画像の逆像を表示する。画像表示装置19に表示される画像は、ケーシング13の開口部13dを通過して画像反射体15に反射される。広告表示体10を正面から見ると、画像反射体15によって反射される鏡像が観測される。画像反射体15によって反射される鏡像は、消費者に見せたい画像となる。
図4に示す例では、「省エネ50%実現」の文字が消費者に見せたい画像であることから、画像表示装置19は、「省エネ50%実現」を反転した文字(逆像)を表示する。消費者が広告表示体10を正面から見ると、図4に示すように「省エネ50%実現」の文字を観測することができる。
また、画像表示装置19は、消費者に見せたい画像の逆像を画面上で移動させながら表示するようにしても良い。この場合、広告表示体10を正面から見た消費者は、画像が画像反射体15を移動していく様子を観測することができる。
前述の通り、画像表示装置19はケーシング13の内部に格納され、ケーシング13の上面部13a、正面部13bおよび側面部は、開口部のない板状部材で構成されるので、消費者は画像表示装置19を観測することができない。従って、広告表示体10を見た消費者は、画像が画像反射体15に表示されている原理をすぐに理解できず、意外性を感じる。そして、消費者は広告表示体10に興味を持ち、ひいては、広告表示体10の宣伝対象の商品にも興味を持つ。
広告表示体10は、ケーシング13の上面部13aに宣伝対象の商品を載せて、例えば、鉛直方向に複数の段を備える陳列棚に商品とともに配置される。このような場合、広告表示体10を設置する高さに応じて、画像反射体15に映される画像を消費者に見やすくするため、画像反射体15の傾斜角度を調整できることが好ましい。
図7に示す例では、画像反射体15は、支持体11の本体11bとは別体で設けた枠体11cに嵌め込まれている。本体11bの両側の側壁部11eの前方部分には、ねじ孔11fが設けられる。枠体11cの両側には、ねじ孔11gが設けられる。ねじ23は、ねじ孔11f、ねじ孔11gを貫通する。枠体11cは、両側のねじ23を緩めることで回動可能となり、両側のねじ23を締めることで固定される。このように、図7に示す支持体11では、画像反射体15の傾斜角度を調整することができる。
図7では、画像反射体15を任意の傾斜角度に調整することが可能であるが、画像反射体15が特定の傾斜角度に調整できるような構成でもよい。例えば、広告表示体10が消費者の足元の高さに設置された場合では15度、消費者の腹部の高さに設置された場合では30度、消費者の目線の高さに設置された場合では45度とする。
図8は、横置きにした広告表示体10の上に商品を設置している例である。また、図8では、画像表示装置19は、横書きの文字を反転した文字を表示している。一方、図9は、縦置きにした広告表示体10の横に商品を設置している例である。図9では、画像表示装置19は、縦書きの文字を反転した文字を表示している。このように、画像表示装置19に表示する内容を変更することにより、広告表示体10を横置き、縦置きの両方で使用することができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態の広告表示体10は、画像表示装置19が消費者に観測されることはなく、消費者は画像が画像反射体15に表示されている原理をすぐに理解できず、意外性を感じる。従って、消費者に対して広告表示体10に興味を持たせることができ、ひいては、宣伝対象の商品にも興味を持たせることができる。
また、広告スペースがどのようなサイズであっても既存の画像表示装置19の一部を表示すれば良いので、広告スペースに合わせた特別な画像表示装置(例えば、細長い形状の画面を持つ画像表示装置、小さい画面を持つ画像表示装置を複数連結したものなど)を準備する必要はなく、コストを抑えることができる。
また、広告表示体10は横置き、縦置きの両方で使用することでき、更に、設置する場所により画像反射体15の角度を変えることにより、常に消費者に対して見やすい広告表示をすることができる。
次に、図10、11、12を参照しながら、本発明に係る第3の実施形態の広告表示体30について説明する。
図10は、本発明に係る第3の実施形態の広告表示体30の概要を示す図、図11は、広告表示体30を正面から見た図、図12は、広告表示体30の図11のB−Bの線での断面図である。
図10、11に示すように、広告表示体30は、ケーシング31と画像反射体33から構成される。
ケーシング31は、内部に画像表示装置35を格納する。尚、第2の実施形態と同じように、ケーシング31は、放熱用のファンを格納するようにしても良い。
画像表示装置35は、ケーシング31の内部に固定される。図示はしていないが、ケーシング31は、画像表示装置35の電源ケーブルなどを通す貫通孔を有する。また、第2の実施形態と同じように、背面部は、空気の通り道としてスリットを設けても良い。
ケーシング31の上面部31aには、窓部31bが設けられる。ケーシング31の正面部、側面部、下面部、背面部は、開口部のない板状部材である。図11に示すように、広告表示体30を正面から同じ高さで見ると、離れた位置からでは画像表示装置35を観測することが出来ない。
ケーシング31は、消費者が正面から広告表示体30を見たときに、画像表示装置35が見えないようにするための遮蔽物の役割を果たす。
画像表示装置35は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の既存の薄型の画像表示装置で、ケーシング31の上面部31a側が表示面となるように設置する。画像表示装置35は、ケーシング31の窓部31bの領域に対向する画素範囲内に画像を表示する。画像表示装置35で出力する画像、音声は、DVDやUSBメモリ等に記憶しておいてもよいし、無線LAN等によりネット配信するようにしてもよい。
画像反射体33は円柱形状で、側面部33bは鏡となっている。宣伝対象の商品は、例えば画像反射体33の上面部33aの上に設置する。
画像表示装置35に表示される画像は、ケーシング31の窓部31bを通過して画像反射体33に反射される。ここで、画像表示装置35に表示される画像は、いわゆる「アナモルフォシス画像」(実開昭62−139598号公報を参照)である。アナモルフォシスとは、歪んだ画像を円筒形状の物体に投影したり角度を変えてみたりすることで、正常な形(正則画像)が見えるようになるデザイン技法のことである。ここでのアナモルフォシス画像は、このデザイン技法によって、画像反射体33に正則画像が映るように計算されたものである。画像表示装置35に表示されるアナモルフォシス画像は、ケーシング31の窓部31bを通過して画像反射体33に反射される。広告表示体30を正面から見た消費者は、正則画像を観測することができる。
図10〜図12に示す例では、画像表示装置35は、「新発売!!省エネ50%実現!」という文字のアナモルフォシス画像を表示している。この場合、広告表示体30を正面から見た消費者は、「新発売!!省エネ50%実現!」という文字の正則画像を観測することができる。
画像表示装置35は、アナモルフォシス画像を画面上で移動させながら表示するようにしても良い。この場合、広告表示体30を正面から見た消費者は、正則画像が画像反射体33の側面部33bを移動していく様子を観測することができる。
前述の通り、画像表示装置35はケーシング31の正面部、側面部が開口部のない板状部材で構成されるので、消費者は離れた位置から画像表示装置35を観測することができない。従って、広告表示体30を見た消費者は、画像が画像反射体33に表示されている原理をすぐに理解できず、意外性を感じる。そして、消費者は広告表示体30に興味を持ち、ひいては、広告表示体30の宣伝対象の商品にも興味を持つ。
図11に示すようにケーシング31の窓部31bの形状が半円状の場合、図12に示すように、ケーシング31の窓部31bは、透明なプラスチック、ガラスのように光を透過する透過体37とする。この場合、画像反射体33は透過体37に載せる。これは、画像表示装置35の画面上に画像反射体33を載せることを避けるためである。
一方、図11に示した例と異なり、ケーシング31の窓部31bの形状を半ドーナッツ状とする場合(ドーナッツの中心部は板状部材とする場合)、ケーシング31の窓部31bは部材のない開口部としても良い。この場合、画像反射体33はドーナッツの中心部(板状部材とした領域)に載せることができるので、画像表示装置35の画面上に画像反射体33を載せることを避けることができる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態の広告表示体30では、消費者は画像が画像反射体33に表示されている原理をすぐに理解できず、意外性を感じる。従って、消費者に対して広告表示30に興味を持たせることができ、ひいては、宣伝対象の商品にも興味を持たせることができる。特に、本発明の第3の実施形態の広告表示体30では、消費者が広告表示体30に近づいて上方から見ることで、ケーシング31の上面部31aに設けられた窓部31bから、画像表示装置35に表示されているアナモルフォシス画像を直接観測することができる。そして、消費者は、画像表示装置35に表示されているアナモルフォシス画像と、画像反射体33に映る正則画像とを対比して観測することで、更なる意外性を感じる。これによって、画像反射体33の上面部33aに載せられた宣伝対象の商品とともに、消費者に対して強烈な印象を与えることができる。
次に、図13、14、15、16、17を参照しながら、本発明に係る第4の実施形態の広告表示体40について説明する。
図13は、本発明に係る第4の実施形態の広告表示体40の概要を示す図、図14は、広告表示体40の図13のA−Aの線での断面図、図15は、広告表示体40を背面部49から見た図、図16は、広告表示体40の傾斜角度調整機構の一例を示す図、図17は、広告表示体40aの図13のA−Aの線での断面図である。
図13、図14に示すように、広告表示体40は、ケーシング41から構成される。ケーシング41は、内部に画像表示装置45、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47、透過体48、ファン49を格納する。画像表示装置45、透過体48、ファン49は、ケーシング41の内部に固定される。ケーシング41の上面部には商品を設置する場合もあるので、ケーシング41は十分な耐荷重を持つ材料で形成されることが望ましい。図示はしていないが、ケーシング41は、画像表示装置45とファン49の電源ケーブルなどを通す貫通孔を有する。
ケーシング41の上面部、下面部、側面部44a、44bは、開口部のない板状部材である。ケーシング41の正面部42は、第1の画像61、第2の画像62を観測できるように、窓部43が形成されている。窓部43は、正面から画像表示装置45が視認されないように、画像表示装置45が設置される高さと異なる高さに形成される。ケーシング41の背面部43は、空気の通り道として、開口部50が形成されている。
ケーシング41は、消費者が正面から広告表示体40を見たときに、画像表示装置45を見えないようにするための遮蔽物の役割を果たす。
画像表示装置45は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の既存の薄型の画像表示装置で、ケーシング41の上面部側が表示面51となるように設置する。画像表示装置45によって出力する画像、音声は、DVDやUSBメモリ等に記憶しておいてもよいし、無線LAN等によりネット配信するようにしてもよい。
画像表示装置45の放熱のため、ケーシング41内にファン49を設置する。図15に示すように、空気の通り道として、ケーシング41の背面部43には、画像表示装置45、ファン49と同等の高さに一定の幅を有する開口部50を設ける。
透過体48は、例えば、透明のアクリル板であり、画像表示装置45に表示される画像を透過する。透過体48は、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47の落下などから、画像表示装置45の表示面51を保護する役割を果たす。
透過体48の上部には、平面形状の第1の画像反射体46と第2の画像反射体47が回転可能に設置される。第1の画像反射体46、第2の画像反射体47の水平面に対する傾斜角度は、略同一となるように調整される。
第1の画像反射体46は、第2の実施形態における画像反射体15と同様であり、画像表示装置45に表示される画像を窓部43から観測される方向に反射する。
第2の画像反射体47は、いわゆるハーフミラーであり、画像表示装置45に表示される画像を窓部43から観測される方向に反射するとともに、第1の画像反射体46が反射する画像を透過する。ハーフミラーは、公知のもので良く、透過率および反射率は、ケーシング13の内部の明るさ、広告表示体40が設置される環境に応じて適宜決められる。
画像表示装置45は、消費者に見せたい2つの画像の逆像を、第1の画像反射体46と第2の画像反射体47に対向する一部の画素範囲内にそれぞれ表示する。
例えば、画像表示装置45が、第1の画像反射体46に対向する一部の画素範囲内に第1の画像61の逆像を表示するとともに、第2の画像反射体47に対向する一部の画素範囲内に第2の画像62の逆像を表示すると、図13のように、広告表示体40の正面部42に設けられる窓部43から、第1の画像61に重畳された第2の画像62が観測される。
図13に示す第1の画像61は、第2の画像62に比べて奥に観測されるので、第1の画像61と第2の画像62を合わせた画像は、奥行き感のある画像となる。
画像表示装置45は、消費者に見せたい画像の逆像を画面上で移動させながら表示するようにしても良い。例えば、第1の画像61の逆像と第2の画像62の逆像を反対方向にそれぞれ移動させると、広告表示体40を正面から見た消費者は、自動車(第2の画像62)が、背景(第1の画像61)の前を疾走する様子を観測することができる。
前述の通り、画像表示装置45はケーシング41の内部に格納され、ケーシング41の上面部、下面部、側面部44a、44bが開口部のない板状部材で構成され、正面部42の窓部43は、正面から画像表示装置45が視認されないように形成されるので、消費者は画像表示装置45を観測することができない。従って、広告表示体40を見た消費者は、画像が第1の画像反射体46、第2の画像反射体47に表示されている原理をすぐに理解できず、意外性を感じる。更に、第2の画像反射体47は、画像表示装置45に表示される画像を反射するとともに、第1の画像反射体46が反射する画像を透過するので、窓部43から観測される画像は、奥行き感のある画像となる。これによって、消費者は広告表示体40に興味を持ち、ひいては、広告表示体40の宣伝対象の商品にも興味を持つ。
尚、広告表示体40は、第2の実施の形態における広告表示体10と同じように、横置き、縦置きの両方で使用することができる。
広告表示体40は、ケーシング41の上面部に宣伝対象の商品を載せて、例えば、鉛直方向に複数の段を備える陳列棚に商品とともに配置される。このような場合、広告表示体40を設置する高さに応じて、窓部43から観測される画像を消費者に見やすくするため、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47の水平面に対する傾斜角度を調整できることが好ましい。
図16に示す例では、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47は、ケーシング41の本体とは別体で設けた第1の枠体71、第2の枠体72にそれぞれ嵌め込まれている。
第1の枠体71と第2の枠体72は、連結体74a、74bによって連結されている。連結体74a、74bは、第1の枠体71、第2の枠体72の上部の両端において、ケーシング41の前後方向に摺動可能に取り付けられる。連結体74a、74bが取り付けられる箇所が、可動部75a、75b、75c、75dである。
第1の枠体71の両端の中央部には回転軸76a、76bが設けられ、ケーシング41の本体に対して回転可能に取り付けられる。また、第2の枠体72の両端の中央部には角度調整部73a、73bが設けられ、ケーシング41の本体に対して回転可能に取り付けられる。角度調整部73a、73bは、第2の実施の形態におけるねじ孔11gと同様である。ケーシング41の本体の側面部44a、44bの対応する箇所には、第2の実施の形態におけるねじ孔11fが設けられる。また、第2の実施の形態におけるねじ23によって、ねじ孔11f、ねじ孔11gが貫通される。第2の枠体72は、両側のねじ23を緩めることで回転可能となり、両側のねじ23を締めることで固定される。このように、図16に示す第2の画像反射体47の傾斜角度を調整することができる。更に、第1の枠体71と第2の枠体72が、前述の通りに連結されているので、第1の画像反射体46の傾斜角度も、第2の画像反射体47の傾斜角度と略同一となるように調整することができる。
図16では、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47を任意の傾斜角度に調整することが可能であるが、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47が特定の傾斜角度に調整できるような構成でもよい。例えば、広告表示体40が消費者の足元の高さに設置された場合では15度、消費者の腹部の高さに設置された場合では30度、消費者の目線の高さに設置された場合では45度とする。
図14に示す広告表示体40では、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47が設けられているが、画像反射体の数はこれに限定されるわけではない。
図17に示す広告表示体40aに示すように、2つの第2の画像反射体47a、47bを設けるようにしても良い。ここで、図17に示す第1の画像反射体46は、第2の実施形態における画像反射体15と同様であり、画像表示装置45に表示される画像を反射する。また、2つの第2の画像反射体47a、47bは、いわゆるハーフミラーである。第2の画像反射体47aは、画像表示装置45に表示される画像を反射するとともに、第1の画像反射体46が反射する画像を透過する。また、第2の画像反射体47bは、画像表示装置45に表示される画像を反射するとともに、第1の画像反射体46および第2の画像反射体47aが反射する画像を透過する。
広告表示体40aにおける画像表示装置45は、消費者に見せたい3つの画像の逆像を、第1の画像反射体46、第2の画像反射体47a、第2の画像反射体47bに対向する一部の画素範囲内にそれぞれ表示する。
広告表示体40aでは、広告表示体40aの正面部42に設けられる窓部43から、第1の画像反射体46が反射する画像、第2の画像反射体47aが反射する画像、第2の画像反射体47bが反射する画像の3つの画像が重畳された画像が観測されるので、従来にはない意匠性の高い画像を消費者に見せることができる。従って、消費者に対して広告表示体40aに興味を持たせることができ、ひいては、宣伝対象の商品にも興味を持たせることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る広告表示体の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、10、30、40、40a………広告表示体
3………看板
5、19、35、45………画像表示装置
7………設置台
11………支持体
13、31、41………ケーシング
15、33………画像反射体
46………第1の画像反射体
47、47a、47b………第2の画像反射体
21、49………ファン
23………ねじ
37、48………透過体

Claims (4)

  1. 店頭において商品を宣伝するための広告表示体であって、
    一部の画素範囲内に画像を表示する画像表示装置と、
    前記画像表示装置を遮る遮蔽物と、を備え、
    前記遮蔽物は、内部に前記画像表示装置を格納するケーシングであり、
    前記ケーシングは、前記一部の画素範囲内と対向する領域に窓部が設けられたものであり、
    前記窓部を通過する画像を反射する画像反射体と、
    前記ケーシングを支持する支持体と、を更に備え、
    前記画像反射体は、平面形状であって、前記支持体の前面部に設けられ、
    前記画像表示装置は、前記ケーシングの下面側が表示面となるように設置され、消費者に見せたい画像の逆像を表示することを特徴とする広告表示体。
  2. 前記画像反射体は、水平面に対する傾斜角度を調整する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の広告表示体。
  3. 店頭において商品を宣伝するための広告表示体であって、
    一部の画素範囲内に画像を表示する画像表示装置と、
    前記画像表示装置を遮る遮蔽物と、を備え、
    前記遮蔽物は、内部に前記画像表示装置を格納するケーシングであり、
    前記ケーシングの正面部は、窓部が設けられたものであり、
    前記画像表示装置に表示される画像を前記窓部から観測される方向に反射する第1の画像反射体と、前記画像表示装置に表示される画像を前記窓部から観測される方向に反射するとともに、前記第1の画像反射体が反射する画像を透過する第2の画像反射体と、を更に備えることを特徴とする広告表示体。
  4. 前記第1の画像反射体および前記第2の画像反射体の水平面に対する傾斜角度を略同一となるように調整する手段、を更に備えることを特徴とする請求項に記載の広告表示体。
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