JP5775792B2 - 携帯型電子機器、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
更に、3.5インチ程度の画面を2個搭載した携帯電話機も開発されている。このような2画面を搭載した携帯電話機では、それぞれの画面に別々の画像を表示することもできるが、2個の画面を4.7インチ相当の1画面として使用すれば、一つの画像を大きく表示することができる。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、2画面を搭載した携帯型電子機器において、2個の画面に跨って一つの画像を表示する利用方法のとき、ユーザに与える不快感を軽減することができる携帯型電子機器、表示制御方法、及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
以下では、本発明に係る携帯型電子機器の一つの実施形態である携帯型電子機器1について、図面を参照しながら説明する。
<1−1.概要>
図1は、携帯型電子機器1の外観を示す図である。携帯型電子機器1は、上部筐体11及び下部筐体12から構成される。上部筐体11には第1ディスプレイ101が配され、下部筐体12には、第2ディスプレイ102が配されている。ここで、各筐体において、ディスプレイが配されている面を「主表面」と記載する。上部筐体11及び下部筐体12は、結合部13にて連結されている。結合部13は、その基端側が下部筐体12に回転自在に軸支されており、先端側が上部筐体11をスライド移動並びに回転自在に支持している。
携帯型電子機器1は、このような閉状態から、図1(b)に示すように、上部筐体11をスライドさせて、図1(c)に示す開状態に変形させることができる。開状態では、上部筐体11の主表面と下部筐体12の主表面とが略同一平面状に位置し、第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102の両方が視認可能となる。
本実施形態では、携帯型電子機器1が映画やテレビドラマ等の動画像データ(以下、「コンテンツ」と記載する。)を再生する場合の処理について説明する。
<1−2.携帯型電子機器1の内部構成>
図3は、携帯型電子機器1の内部構成を機能的に示すブロック図である。
携帯型電子機器1は、具体的には、プロセッサ、ROM、RAMなどを備えたコンピュータシステムである。ROMである記憶部106には、システム制御プログラム、コンテンツ表示制御プログラム、通信制御プログラム等のコンピュータプログラムが記憶されている。システム制御部103、通信制御部104、及びコンテンツ表示制御部109は、それぞれ、記憶部106に記憶されているコンピュータプログラムをプロセッサが実行することによりその機能を実現する。
第2ディスプレイ102も同様に、タッチパッド121とLCD122とLEDバックライトとを含む。LCD112及びLCD122は、一例として、3.5インチであり、最大で800×480ピクセルの画像を表示することが可能であるとする。
通信制御部104は、アンテナ105を介して、図示していない外部のコンテンツサーバからコンテンツを受信する。
コンテンツ用バッファメモリ107は、通信制御部104が受信したコンテンツを、システム制御部103を介して一時的に記憶するためのメモリ領域(RAM)である。システム制御部103は、コンテンツ表示制御部109の処理速度に合わせてコンテンツ用バッファメモリ107から順次画像を読み出し、読み出した画像をコンテンツ表示制御部109へ出力する。なお、コンテンツを構成する各画像は、すべての画像が同一の所定サイズ(例えば、1024×768ピクセル、1280×960ピクセル等)であってもよいし、画像毎にサイズが可変であってもよい。
<1−3.コンテンツ表示制御部109の詳細>
ここでは、コンテンツ表示制御部109の機能的構成について詳細に説明する。
図3に示すように、コンテンツ表示制御部109は、フレームメモリ展開部131、顔認識部132、判断部133、配置変更部134、及び出力部135から構成される。
フレームメモリ展開部131は、表示サイズ及び表示位置を定義した情報である標準配置141を予め保持している。フレームメモリ展開部131は、フレームメモリ144を含み、システム制御部103から順次画像を受け取ると、受け取った画像を標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開する。
表示サイズ142は、1フレームの表示サイズを画素数で表している。フレームメモリ展開部131は、受信したコンテンツのデータ量(画素数)が多い場合には、1フレーム当たりの画素数が960×800ピクセルになるように画素を間引く。逆に、受信したコンテンツのデータ量(画素数)が少ない場合には、1フレームの画素数が960×800ピクセルになるように画素を補完する。
ここで、フレームメモリ144は、図4(b)に示すように、左上端部Aを基準点(0,0)とし、フレームメモリ144内の位置(アドレス)を、基準点から水平方向にx軸とし、垂直方向にy軸としたxy座標系で表す。
標準配置141では表示位置143(0,0)であるから、フレームメモリ展開部131は、画像の左上端部の画素201(0,0)をフレームメモリ144の左上端部A(0,0)に合わせて書き込む。
具体的には、顔認識部132は、人物の顔に含まれる特徴点(例えば、目、鼻、唇、眉の端点、頭頂点、顎の下端点等)に関する顔データを予め保持している。そして、顔認識部132は、フレームメモリ144に展開されている画像から特徴点を抽出し、抽出した特徴点と顔データとを用いて、人物の顔を検出する。その後、顔認識部132は、検出された人物の顔と、予め与えられている特定人物の顔との類似度を判断して、検出された人物の顔が、特定人物の顔であるか否かを判断する。
例えば、フレームメモリ144に、図5(a)に示す画像150が展開されている場合を考える。画像150は、顔領域151を含む。
具体的には、すべてのx座標値が480より小さい場合、判断部133は、顔領域151の全体が第2ディスプレイ102に表示されると判断する。また、すべてのx座標値が480以上の場合、判断部133は、顔領域151の全体が第1ディスプレイ101に表示されると判断する。また、すべてのx座標値が480以下若しくはすべてのx座標値が480以上の場合を除いて、判断部133は、顔領域151が第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102に跨って表示されると判断する。
配置変更部134は、判断部133において、顔領域が第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102に跨って表示されると判断された場合に、フレームメモリ144に展開されている画像の表示位置を変更するシフト処理を行う。
(1)画像150の場合
図5(a)は、画像150が、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている状態を表している。配置変更部134は、顔領域151のうち、フレームメモリ144の中心線EFより左側の領域aefdの面積、及び、中心線EFより右側の領域ebcfの面積を算出し、算出された面積を比較する。ここでは、左側の領域aefdの面積が大きいため、配置変更部134は、領域aefdが表示されるディスプレイである第2ディスプレイ102を「シフト先ディスプレイ」に特定する。
配置変更部134は、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている画像150の表示位置を変更し、座標値が(120,0)である画素をフレームメモリ144の左上端部Aに合わせて、再度、画像150をフレームメモリ144に書き直す。
図5(c)は、画像160が、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている状態を表している。配置変更部134は、顔領域161のうち、フレームメモリ144の中心線EFより左側の領域aefdの面積、及び、中心線EFより右側の領域ebcfの面積を算出し、算出された面積を比較する。ここでは、右側の領域ebcfの面積が大きいため、配置変更部134は、領域ebcfが表示されるディスプレイである第1ディスプレイ101を「シフト先ディスプレイ」に特定する。
配置変更部134は、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている画像160の表示位置を変更し、座標値が(0,0)の画素を、フレームメモリ144のA2に合わせて、再度、画像160をフレームメモリ144に書き直す。
出力部135は、フレームメモリ144に展開されている画像を、第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102に出力する。このとき、上述したように、出力部135は、左画像を第2ディスプレイ102に出力し、右画像を第1ディスプレイに出力する。
<1−4.携帯型電子機器1の動作>
ここでは、図6に示すフローチャートを用いて、携帯型電子機器1によるコンテンツ表示制御の動作について説明する。
コンテンツ表示制御部109は、システム制御部103から受け取る画像毎に、ステップS1からステップS16までの処理を繰り返す。
先ず、フレームメモリ展開部131は、受け取った画像を、標準配置141で示される態様(表示サイズ960×800及び表示位置(0,0))で、フレームメモリ144に展開する(ステップS2)。
顔認識処理の結果、特定人物の顔を含む顔領域が検出された場合(ステップS4でYES)、判断部133は、顔認識部132から顔領域を構成する4頂点の座標値を取得し(ステップS5)、顔領域がフレームメモリ144の中心線により分割されるか否か判断する。顔領域が分割されない場合(ステップS6でNO)、すなわち、顔領域の全体が、第1ディスプレイ101又は第2ディスプレイ102の何れかに表示される場合には、ステップS15に進む。
第1ディスプレイ101に表示される領域の面積が大きい場合、又は、面積が等しい場合(ステップS8でYES)、配置変更部134は、第1ディスプレイ101をシフト先ディスプレイに特定する(ステップS9)。そして、顔領域のうち、第1ディスプレイ101からはみ出す長さである「はみ出し量l」を算出する(ステップS10)。そして、配置変更部134は、表示サイズは変更せず、はみ出し量lだけ、画像を右へシフトしてフレームメモリ144に再展開する(ステップS11)。
コンテンツを構成するすべての画像について処理が終わると、コンテンツ再生が終了する。
<1−5.実施形態1の効果>
図7(a)に示すように、従来、画像に含まれる顔領域が第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102に跨って表示されていたのに対して、本実施形態の携帯型電子機器1を用いれば、図7(b)のように、画像を左にシフトし、顔領域の全体が第2ディスプレイ102に収まるように、配置を変更することができる。
<2.実施形態2>
以下では、本発明に係る携帯型電子機器の別の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<2−1.概要>
上記の実施形態1では、顔領域が2個のディスプレイに跨る場合には、画像を右又は左にシフトすることにより、顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されるように制御した。
実施形態2に係る携帯型電子機器の構成は、図1〜図3に示した携帯型電子機器1と同様であるため、詳細な説明を省略する。以下では、実施形態1と異なる部分を中心に説明する。なお、便宜上、実施形態2に係る携帯型電子機器の構成要素について、図3に記載した符号を用いて説明する。
<2−2.配置変更部134の処理>
ここでは、図8(a)に示す画像170がフレームメモリ144に配置されている場合、及び、図8(c)に示す画像180がフレームメモリ144に配置されている場合に、配置変更部134が行う処理の具体例について説明する。
図8(a)は、画像170が、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている状態を表している。配置変更部134は、顔領域171のうち、フレームメモリ144の中心線EFより左側の領域aefdの面積、及び、中心線EFより右側の領域ebcfの面積を算出し、算出された面積を比較する。ここでは、左側の領域aefdの面積が大きいため、配置変更部134は、領域aefdが表示されるディスプレイである第2ディスプレイ102を「シフト先ディスプレイ」に特定する。
配置変更部134は、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている画像170の表示サイズを20%縮小し、768×640ピクセルの画像に変更する。そして、768×640ピクセルの画像170の座標値が(0,0)である画素をフレームメモリ144の左上端部Aに合わせて、再度、画像170をフレームメモリ144に書き直す。
(2)画像180の場合
図5(c)は、画像180が、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている状態を表している。配置変更部134は、顔領域181のうち、フレームメモリ144の中心線EFより左側の領域aefdの面積、及び、中心線EFより右側の領域ebcfの面積を算出し、算出された面積を比較する。ここでは、右側の領域ebcfの面積が大きいため、配置変更部134は、領域ebcfが表示されるディスプレイである第1ディスプレイ101を「シフト先ディスプレイ」に特定する。
配置変更部134は、標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている画像180の表示サイズを20%縮小し、768×640ピクセルの画像に変更する。そして、768×640ピクセルの画像170の座標値が(767,0)である右上端部の画素をフレームメモリ144の右上端部Bに合わせて、再度、画像180をフレームメモリ144に展開しなおす。
<2−3.実施形態2に係る携帯型電子機器の動作>
ここでは、図9に示すフローチャートを用いて、実施形態2に係る携帯型電子機器によるコンテンツ表示制御の動作について説明する。図9の動作は、ユーザ操作によるコンテンツ再生の指示を受け付けることにより開始する。
先ず、フレームメモリ展開部131は、受け取った画像を、標準配置141で示される態様(表示サイズ960×800及び表示位置(0,0))でフレームメモリ144に展開する(ステップS22)。
顔認識処理の結果、特定人物の顔を含む顔領域が検出された場合(ステップS24でYES)、判断部133は、顔認識部132から顔領域を構成する座標値を取得し(ステップS25)、顔領域が分割されるか否か判断する。顔領域が分割されない場合(ステップS26でNO)、すなわち、顔領域の全体が、第1ディスプレイ101又は第2ディスプレイ102の何れかに表示される場合には、ステップS35に進む。
第1ディスプレイ101に表示される領域の面積が大きい場合、又は、面積が等しい場合(ステップS28でYES)、配置変更部134は、第1ディスプレイ101をシフト先ディスプレイに特定する(ステップS29)。そして、顔領域のうち、第1ディスプレイ101からはみ出している割合である「はみ出し割合r」を算出する(ステップS30)。配置変更部134は、画像の表示サイズを960(1−r)×800(1−r)に縮小し、且つ、表示位置を右上端へシフトしてフレームメモリ144に再展開する(ステップS31)。
コンテンツを構成するすべての画像について処理が終わると、コンテンツ再生が終了する。
<2−4.実施形態2の効果>
図10(a)に示すように、従来、画像に含まれる顔領域が第1ディスプレイ101及び第2ディスプレイ102に跨って表示されていたのに対して、本実施形態の携帯型電子機器を用いれば、図10(b)のように、画像を縮小することにより、顔領域の全体が第2ディスプレイ102に収まるように、配置を変更することができる。
<3.変形例>
以上、本発明に係る携帯型電子機器の実施形態を説明したが、例示した携帯型電子機器を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示したとおりの携帯型電子機器に限られないことは勿論である。
(1)上記の実施形態では、コンテンツは、映画やテレビドラマなどの動画像データを例に説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。コンテンツは、静止画データであってもよい。
(2)本発明に係る携帯型電子機器は、図1に示したようなスライド式のものに限定されない。携帯型電子機器は、ディスプレイが配置された2個の筐体が折り畳み式に接続された構成でもよい。折り畳み式とは、閉状態においては、ディスプレイが配置された主表面同士が対向することにより両ディスプレイが視認不可能であり、開状態において、2個のディスプレイが同時に視認可能となる構成を言う。
(3)本発明は、携帯型電子機器1を備えた携帯電話機であってもよい。携帯電話機は、図3の構成に加えて、無線通信用のアンテナ、無線通信部、信号処理部、レシーバ、マイクなどを備える。また、携帯型電子機器1を備えた携帯電話機に限定されず、携帯型電子機器1を備えた携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤなど各種の情報端末も本発明に含まれる。
(4)上記の実施形態では、各タッチパッドは、静電容量方式のタッチセンサにより実現されるものとして説明したが、この静電容量方式のタッチセンサとして、多数の電極パターンをプラスチックやガラス等の基板上に形成し、接触点の近傍の複数の電極パターンによる電流量の比率を計測することで判別する投影型や、導電膜と基板とを有して構成され、基板の隅に電極を設け、導電膜による均一な電界を形成し、指等の接触による隅の端子の電流量の比率を計測して接触位置を判別する表面型等、適宜なものを用いることができる。
(5)上記の実施形態では、検出された顔領域が2個のディスプレイにより略二分される場合には、顔領域が第1ディスプレイ101に表示されるように配置を変更した。しかし、顔領域が第2ディスプレイ102に表示されるように配置を変更しても良いことは言うまでも無い。
例えば、現在処理中の画像に顔領域が含まれ、顔領域が2個のディスプレイにより略二分される場合には、当該画像と時間的に前後する画像の顔領域の位置を用いて、シフト先ディスプレイを決定するように構成してもよい。
(6)上記の実施形態では、顔認識部132は、特定人物の顔領域のみを検出する構成としていた。しかし、本発明にはこれに限定されない、一つの画像から複数の人物の顔領域を検出し、検出されたすべての顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されるように、配置を変更する場合も本発明に含まれる。
(7)上記の実施形態1では、配置変更部134がフレームメモリ144上で画像の表示位置を変更することにより、画像をシフト処理する構成を有していた。しかし、本発明はこれに限定されない。標準配置141で示される態様でフレームメモリ144に展開されている画像を出力部135が読み出すとき、出力部135が読み出し開始位置をシフトすることにより、シフト処理する場合も本発明に含まれる。この場合、配置変更部134から出力部135へ読み出し開始位置を指定する情報を通知する必要がある。
(8)上記の実施形態および上記の変形例を適宜組み合わせてもよい。
<4.補足>
以下、更に本発明の一実施形態としての構成およびその変形例と効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る携帯型電子機器は、ディスプレイが配置された筐体が2個連結され、2個のディスプレイに跨って一つの画像を表示する携帯型電子機器であって、前記画像に含まれる顔領域を検出する顔認識手段と、表示位置及び表示サイズの条件を定義した標準配置で前記画像を表示した場合に、前記検出された顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されるか否かを判断する判断手段と、前記顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されると判断された場合、前記標準配置態様で前記画像を表示し、前記顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されると判断された場合、前記顔領域の全体が何れか一方のディスプレイに表示されるように表示位置及び/又は表示サイズを変更した態様で前記画像を表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
(b)前記携帯型電子機器において、前記表示制御手段は、前記顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されると判断された場合、表示される顔領域の面積が大きい一方のディスプレイをシフト先ディスプレイとして特定する特定部と、前記シフト先ディスプレイに、前記顔領域の全体が表示されるように、表示位置及び/又は表示サイズを変更する変更部とを備えることを特徴とする。
(c)前記携帯型電子機器において、前記顔認識手段により検出される前記顔領域は矩形であり、前記表示制御手段は、前記顔領域を形成し、前記2個のディスプレイに跨る一つの辺のうち、前記シフト先ディスプレイからはみ出す部分の長さを算出する算出部を備え、前記変更部は、算出された長さ分だけ前記画像が前記シフト先ディスプレイの方向にシフトするように表示位置を変更し、変更した表示位置及び前記標準配置態様で定義された表示サイズで前記画像を表示することを特徴とする。
(d)前記携帯型電子機器において、前記顔認識手段により検出される前記顔領域は矩形であり、前記表示制御手段は、前記顔領域を形成し、前記2個のディスプレイに跨る一つの辺に対し、前記シフト先ディスプレイからはみ出す部分の割合を算出する算出部を備え、前記変更部は、算出された割合だけ前記画像の表示サイズを縮小し、前記標準配置態様で定義された表示位置及び縮小した表示サイズで前記画像を表示することを特徴とする。
(e)前記携帯型電子機器において、前記顔認識手段により検出される前記顔領域は矩形であり、前記表示制御手段は、前記顔領域を形成し、前記2個のディスプレイに跨る一つの辺に対し、前記シフト先ディスプレイからはみ出す部分の割合を算出する算出部を備え、前記変更部は、算出された割合だけ前記画像の表示サイズを縮小し、且つ、縮小された長さ分だけ前記画像が前記シフト先ディスプレイの方向にシフトするように表示位置を変更し、変更した表示位置及び縮小した表示サイズで前記画像を表示することを特徴とする。
(f)前記携帯型電子機器において、前記画像は、動画像データを構成する複数の画像の各々であり、前記顔認識手段は、前記動画像データの再生開始から再生終了に至るまで、予め指定された特定の人物の顔が含まれる前記顔領域を各画像から検出することを特徴とする。
(g)前記携帯型電子機器において、前記動画像データを構成する前記画像において検出された前記特定の人物の顔領域が標準配置態様で表示された場合に2個のディスプレイに略二分されて表示される場合、前記特定部は、当該画像の一つ前の画像又は一つ後ろの画像に含まれる前記顔領域の位置を用いて、前記シフト先ディスプレイを特定することを特徴とする。
11 上部筐体
12 下部筐体
13 結合部
101 第1ディスプレイ
102 第2ディスプレイ
103 システム制御部
104 通信制御部
105 アンテナ
106 記憶部
107 コンテンツ用バッファメモリ
108 スピーカ
109 コンテンツ表示制御部
131 フレームメモリ展開部
132 顔認識部
133 判断部
134 配置変更部
135 出力部
144 フレームメモリ
Claims (3)
- ディスプレイが配置された筐体が2個連結され、2個のディスプレイに跨って一つの画像を表示する携帯型電子機器であって、
前記画像に含まれる顔領域を検出する顔認識手段と、
表示位置及び表示サイズの条件を定義した標準配置の態様で前記画像を表示した場合に、前記検出された顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されるか否かを判断する判断手段と、
前記顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されると判断された場合、前記標準配置の態様で前記画像を表示し、前記顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されると判断された場合、前記顔領域の全体が何れか一方のディスプレイに表示されるように表示位置及び/又は表示サイズを変更した態様で前記画像を表示する表示制御手段とを備え、
前記画像は、動画像データを構成する複数の画像の各々であり、
前記表示制御手段は、
表示対象となる画像において、検出された顔領域が標準配置の態様で表示された場合に2個のディスプレイに略二分されて表示されるとき、当該画像の時間的に前後する画像に含まれる前記顔領域の位置を用いて、前記顔領域が、第1のディスプレイ側から第2のディスプレイ側へと移動しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が肯定的な判定を行った場合に、前記第2のディスプレイをシフト先ディスプレイとして特定する特定部と、
前記シフト先ディスプレイに、前記顔領域の全体が表示されるように、表示位置及び/又は表示サイズを変更する変更部とを有する
ことを特徴とする携帯型電子機器。 - ディスプレイが配置された筐体が2個連結され、2個のディスプレイに跨って一つの画像を表示する携帯型電子機器で用いられる表示制御方法であって、
前記画像に含まれる顔領域を検出する顔認識ステップと、
表示位置及び表示サイズの条件を定義した標準配置の態様で前記画像を表示した場合に、前記検出された顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されるか否かを判断する判断ステップと、
前記顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されると判断された場合、前記標準配置の態様で前記画像を表示し、前記顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されると判断された場合、前記顔領域の全体が何れか一方のディスプレイに表示されるように表示位置及び/又は表示サイズを変更した態様で前記画像を表示する表示制御ステップとを含み、
前記画像は、動画像データを構成する複数の画像の各々であり、
前記表示制御ステップは、
表示対象となる画像において、検出された顔領域が標準配置の態様で表示された場合に2個のディスプレイに略二分されて表示されるとき、当該画像の時間的に前後する画像に含まれる前記顔領域の位置を用いて、前記顔領域が、第1のディスプレイ側から第2のディスプレイ側へと移動しているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが肯定的な判定を行った場合に、前記第2のディスプレイをシフト先ディスプレイとして特定する特定ステップと、
前記シフト先ディスプレイに、前記顔領域の全体が表示されるように、表示位置及び/又は表示サイズを変更する変更ステップとを有する
ことを特徴とする表示制御方法。 - ディスプレイが配置された筐体が2個連結され、2個のディスプレイに跨って一つの画像を表示する携帯型電子機器で用いられる表示制御プログラムであって、
前記画像に含まれる顔領域を検出する顔認識ステップと、
表示位置及び表示サイズの条件を定義した標準配置の態様で前記画像を表示した場合に、前記検出された顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されるか否かを判断する判断ステップと、
前記顔領域が2個のディスプレイに跨らずに表示されると判断された場合、前記標準配置の態様で前記画像を表示し、前記顔領域が2個のディスプレイに跨って表示されると判断された場合、前記顔領域の全体が何れか一方のディスプレイに表示されるように表示位置及び/又は表示サイズを変更した態様で前記画像を表示する表示制御ステップとを前記携帯型電子機器のコンピュータに実行させ、
前記画像は、動画像データを構成する複数の画像の各々であり、
前記表示制御ステップは、
表示対象となる画像において、検出された顔領域が標準配置の態様で表示された場合に2個のディスプレイに略二分されて表示されるとき、当該画像の時間的に前後する画像に含まれる前記顔領域の位置を用いて、前記顔領域が、第1のディスプレイ側から第2のディスプレイ側へと移動しているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップが肯定的な判定を行った場合に、前記第2のディスプレイをシフト先ディスプレイとして特定する特定ステップと、
前記シフト先ディスプレイに、前記顔領域の全体が表示されるように、表示位置及び/又は表示サイズを変更する変更ステップとを有する
ことを特徴とする表示制御プログラム。
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