JP5771331B2 - 圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器 - Google Patents

圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器 Download PDF

Info

Publication number
JP5771331B2
JP5771331B2 JP2014524599A JP2014524599A JP5771331B2 JP 5771331 B2 JP5771331 B2 JP 5771331B2 JP 2014524599 A JP2014524599 A JP 2014524599A JP 2014524599 A JP2014524599 A JP 2014524599A JP 5771331 B2 JP5771331 B2 JP 5771331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure vessel
fluid
lid
pressure
lid assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014524599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014178092A1 (ja
Inventor
藤後 宏之
宏之 藤後
光秀 梅田
光秀 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5771331B2 publication Critical patent/JP5771331B2/ja
Publication of JPWO2014178092A1 publication Critical patent/JPWO2014178092A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61GCOUPLINGS; DRAUGHT AND BUFFING APPLIANCES
    • B61G11/00Buffers
    • B61G11/12Buffers with fluid springs or shock-absorbers; Combinations thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/36Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
    • F16F9/365Special sealings, including sealings or guides for piston-rods the sealing arrangement having a pressurised chamber separated from the damping medium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J13/00Covers or similar closure members for pressure vessels in general
    • F16J13/02Detachable closure members; Means for tightening closures
    • F16J13/12Detachable closure members; Means for tightening closures attached by wedging action by means of screw-thread, interrupted screw-thread, bayonet closure, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

本発明は、流体が封入される圧力容器の開口部を液密的に閉鎖する蓋組立体に関するものであり、限定するものではないが鉄道車両の連結器に設けられている流体緩衝器に好適な圧力容器の蓋組立体に関するものである。
鉄道車両を連結する連結器の多くには、他の車両から受ける衝撃を緩衝するための緩衝器が設けられており、そのような緩衝器の一種として流体緩衝器が周知である。流体緩衝器は概略的に、円筒状の圧力容器と、この圧力容器内に封入されているエラストマ等の粘性流体と、圧力容器を液密的に閉鎖している蓋と、ピストンとから構成されている。ピストンのピストンヘッドは、圧力容器内に設けられ、このピストンヘッドに固定されているロッドは圧力容器の底部あるいは蓋に明けられているボアを挿通して圧力容器の外部に突き出ている。そしてこの突き出ているロッドが連結器に固定されている。ピストンヘッドの外径は圧力容器の内径よりも若干小さくなっていて圧力容器の内壁とピストンヘッドとの間には若干の隙間が形成されている。連結器を介して他の車両から衝撃が伝達されると、ピストンが軸方向に駆動されて流体に高い圧力が作用し、流体がこの隙間を流れて摩擦等によって衝撃を緩衝することができる。
このようにして流体緩衝器が衝撃を吸収するとき、流体には高い圧力がかかる。従って圧力容器を閉鎖する蓋は、高圧の流体が漏れないように圧力容器に対して液密的に締結される必要がある。このような圧力容器の蓋を締結するのに、非特許文献1に記載されている蓋組立体が広く適用されている。
米国特許第3318250号公報
KHKS1222「ねじ構造の強度設計指針」、高圧ガス保安協会、2007年8月発行、57頁
非特許文献1には、図4に示されているような、圧力容器51と蓋組立体52が記載されている。圧力容器51は、所定の内径の円筒状に形成されており、所定の位置で拡径されて段部53が形成され、そして開口部近傍において雌ネジ54が形成されている。蓋組立体52は、蓋本体57と蓋ナット58とから構成されている。蓋本体57は、圧力容器51の内径よりわずかに小さい外径に形成されて圧力容器51になめらかに挿入されるようになっている底部60と、若干拡径したフランジ部61と、小径の頭部62とから構成されている。蓋組立体52が適切に圧力容器51に締結されるとき、このフランジ部56が段部53に所定の押しつけ力で押しつけられることになる。蓋ナット58は、中心に貫通孔が明けられて蓋本体57の頭部62が挿入されるようになっており、外周面には雄ネジ64が設けられている。このような蓋組立体52は、次のようにして圧力容器51に締結されている。まず底部60にOリング65を設けた蓋本体57を圧力容器51の開口部から挿入する。次いで、スラストリング66を蓋本体57の頭部62から挿入する。締結用工具によって蓋ナット58を締め付ける。そうすると雄ネジ64が雌ネジ54に螺合して蓋ナット58が締め付けられ、スラストリング66を介して蓋本体57を軸方向に押し付けることができる。所定の締め付け力で蓋ナット58を締め付けると、フランジ部56が段部53に押し付けられて、蓋組立体52を締結することができる。
特許文献1には、ダイアフラム式圧縮機が記載されている。この圧縮機は、本発明の圧力容器の蓋組立体と直接的な関係はないが、ダイアフラムを液密的に締め付ける必要がある点で、本発明と技術的な課題が類似している。図5には、特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70の要部のみが示されている。圧縮機70は、圧力を伝達するダイアフラム72、円筒状を呈すると共に内部に雌ネジが形成されているメインボディー73、メインボディー73内でダイアフラム72を上側から押さえる上部ダイアフラムマウンティングヘッド74、下側から押さえる下部ダイアフラムマウンティングヘッド75、外周面に形成されている雄ネジによってメインボディー73の雌ネジに螺合して上部ダイアフラムマウンティングヘッド74を締め付けるようになっている締付ナット76、同様に外周面に形成されている雄ネジによってメインボディー73の雌ネジに螺合して下部ダイアフラムマウンティングヘッド75を締め付ける締付リング77、等から構成されている。下部ダイアフラムマウンティングヘッド75の上面には円柱状の開口部が形成され、この開口部の底面に軸方向に貫通するボア79が明けられている。このボア79には、ピストン80のピストンヘッド81が摺動自在に設けられている。下部ダイアフラムマウンティングヘッド75の円柱状の開口部には、円柱状のダイアフラムリミットプレート83が入れられている。ダイアフラムリミットプレート83は、その上面が皿状に窪んでおりダイアフラム72が変形したときにこれが着座できるようになっており、そして軸方向に多数の液体供給孔が明けられて作動流体が流れるようになっている。上部ダイアフラムマウンティングヘッド74の底面も皿状に窪んでおりダイアフラム72が変形したときにこれが着座できるようになっている。上部ダイアフラムマウンティングヘッド74には、この皿状の窪みに連通する流路が設けられ、この流路には、被加圧流体が供給される流体供給管84と、加圧された被加圧流体が外部に配送される流体配送管85が接続されており、これらの管84、85には逆止弁86、87が介装されている。上部ダイアフラムマウンティングヘッド74の皿状の窪みと、ダイアフラムリミットプレート83の皿状の窪みとから所定のチャンバーが形成されているが、このチャンバーはダイアフラム72によって仕切られていると言える。この仕切られた上側のチャンバーには被加圧流体が入れられており、下側のチャンバーには作動流体が入れられている。作動流体はボア79にも充填されている。従って、ピストン80を軸方向に引くと、作動流体に負圧が作用してダイアフラム72が下向きに変形してダイアルフラムリミットプレート83の皿状の窪みに押し付けられ、被加圧流体が流体供給管84から供給されて上側のチャンバーが膨れる。次いでピストン80を軸方向に押し出すと、作動流体の圧力によってダイアフラム72が上向きに変形して上部ダイアフラムマウンティングヘッド74の皿状の窪みに押し付けられ、被加圧流体が加圧されて流体配送管85から外部に配送される。すなわち被加圧流体を加圧することができる。
ダイアフラム式圧縮機70では、ダイアフラム72を介して流体の圧力を伝達するようになっているので、流体に高圧が作用しても漏れが発生しないようにダイアフラム72を液密的に締め付ける必要がある。特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70においては、次のようにして作動流体によって締め付け力が得られるようになっている。ダイアフラム式圧縮機70の下部ダイアフラムマウンティングヘッド75にはその底面に浅い環状溝89が形成されている。締付リング77の上面には凸部90が形成され、この環状溝89に嵌合している。このような環状溝89と凸部90とによって所定の空間が形成されシール91によって液密的に閉鎖されている。この空間に作動流体供給管92によって作動流体が所定の圧力で供給されている。従って環状溝89の受圧面積に応じて発生する締め付け力によって、ダイアフラム72が締め付けられることになる。
非特許文献1に記載の蓋組立体52のように従来の蓋構造によっても圧力容器51を液密的に締結することができる。しかしながら解決すべき問題も見受けられる。具体的には、圧力容器51内に作用する流体の圧力によっても流体漏れが生じないように蓋組立体52を確実に締結するには、次に説明するように蓋ナット58を非常に強い力で締め付けなければならず、これに伴って問題が生じている。強い締め付け力で締め付けなければならない理由は疲労破壊を防止するためである。圧力容器51の雌ネジ54には締め付けに必要な軸方向の力が常に作用しているが、蓋ナット58の締め付け力がもし小さいと、圧力容器51内の流体の圧力が変動すると直接この軸方向の力が変動してしまい、応力変動によって圧力容器51が早期に疲労破壊してしまう。従って疲労破壊を防ぐには予め非常に大きな力で蓋ナット58を締め付けて、蓋本体57のフランジ部61を圧力容器51の段部53に強い押しつけ力で押し付けておき、圧力容器51内の流体の圧力の変動を押しつけ力の変化で吸収させるようにする。そうすると圧力容器51の雌ネジ54に作用する軸方向の力は一定に維持されて、疲労破壊を防止できる。このように予め強い押しつけ力でフランジ部61と段部53とを押し付ける必要があるが、この押しつけ力は、蓋ナット58を締め付けることによってしか得ることができないという点で、従来の蓋構造は問題がある。まず、蓋ナット58を締め付けるとき、雄ネジ54と雌ネジ64の間に作用する摩擦力、および蓋ナット58とスラストリング66の間に作用する摩擦力が問題になる。摩擦力は摩擦が作用する面に垂直な抗力に比例して増加するので、締め付けが進むほど摩擦力が大きくなる。高圧の流体が封入される圧力容器51においてはフランジ部61と段部53の押しつけ力は非常に大きい力になるようにする必要があるが、締め付けに伴って摩擦力が増大してしまうので、通常の締め付け方法では所望の押しつけ力は得られない。そこで大きい押しつけ力を得るためには、雌ネジ54が局所的に塑性変形するような過剰な締め付け力で蓋ナット58を締め付ける必要がある。そうすると雌ネジ54の近傍が劣化し易くなるという問題がある。仮に圧力容器51の開口部分を、圧力容器51の内径に比して大幅に拡径すると共に蓋ナット58を拡径して雌ネジ54と雄ネジ64のネジ径を大きくするようにすると、雌ネジ54に作用する軸方向の力を低減することができ、雌ネジ54が塑性変形しないような締め付け力で締め付けても所望の押しつけ力を得ることはできる。しかしながらこのような蓋構造は実用的でなく採用できない。摩擦力の他の問題として、フランジ部61と段部53の押しつけ力を正確に調整できないという問題もある。すなわち蓋ナット58を締め付けるときに摩擦力に抗して締め付けなければならず、この摩擦力の大きさを正確に評価することができないので、得られる押しつけ力の大きさも正確に評価することができない。つまり押しつけ力を正確に調整できない。さらには経年劣化の問題もある。圧力容器51の内圧の変動は、フランジ部61と段部53の押しつけ力の変化によって吸収するように説明したが、押しつけ力が変化するのは蓋本体57や圧力容器51の一部が弾性変形するからである。つまり押しつけ力が発生しているとき、これらの部材は弾性変形により歪んでいることになる。しかしながらこれらは金属材料からなるので、歪み量は非常に小さい。歪み量は雌ネジ54の伸び等によって変化してしまうこともある。そうすると初期に得られていた押しつけ力は容易に変化して低下してしまう。つまり、経年劣化してしまう問題がある。一般的に、このような従来の蓋組立体52によって圧力容器51を締結する場合には、圧力容器51内の流体の圧力変動の回数、頻度、および使用期間等について許容可能な制限を設けておき、その制限を越えたら圧力容器51や蓋組立体52を交換したり、締結し直したりしており、必ずしも寿命は長くない。
特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70の締め付け構造を、圧力容器の蓋組立体に適用することも考えられる。この締め付け力は、雄ネジと雌ネジの締め付け力によって得るのではなく、環状溝89内の作動流体の圧力によって得るようにしているので、非特許文献1に記載の蓋組立体の問題は、ある程度解決するからである。しかしながら単純にこの締め付け構造を適用する場合においても問題が認められる。まず、特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70においては、下部ダイアフラムマウンティングヘッド75を作動流体によって上側に押し付けているが、図4に示されている蓋本体57のフランジ部と圧力容器51の段部53のように互いに押しつけ合う構造は格別に設けられていない。そうすると圧力容器として利用した場合に、圧力容器内部の流体の圧力の変動を吸収することができず、変動が直接締付リング77に作用してしまい、これと螺合しているメインボディー73の雌ネジが疲労破壊してしまう。環状溝89内の作動流体の漏れの問題もある。すなわち、締め付け力は環状溝89に封入されている作動流体の圧力と、環状溝89の面積とによって決定されるが、長期間使用すると作動流体は少しずつ漏れる。そうすると初期に得られていた締め付け力は小さくなってしまう。特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70においては、締め付け力が維持されるように、格別に作動流体供給管92が設けられ、図には示されていないポンプ等によって作動流体が適宜供給されるようになっている。つまり締め付け力を維持するために、外部に複雑な装置が格別に必要になっている。さらには特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機70は、圧力容器に適用するには構造が複雑でもある。つまり圧力容器に相当すると考えられるメインボディー73内に、上部ダイアフラムマウンティングヘッド74と下部ダイアフラムマウンティングヘッド75が必要であり、これらを締付ナット76と締付リング77とによって締め付ける必要があり、構造が複雑になっている。そうすると製造やメンテナンスのコストが大きいという問題がある。
本発明は、上記したような問題点を解決した圧力容器の蓋組立体を提供することを目的としている。具体的には、高圧の流体を封入することができると共に、封入されている流体の圧力が変動しても疲労破壊しにくく、複雑な装置を格別に必要としないにも拘わらず経年劣化による問題がほとんどない、圧力容器の蓋組立体を提供することを目的としている。またこのような蓋組立体によって圧力容器が締結されている鉄道車両用の流体緩衝器を提供することも目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、圧力容器を締結する蓋組立体を、圧力容器の開口部を閉鎖する蓋本体と、圧力容器のネジ部に螺合して締め付けて蓋本体を押さえる蓋ナットとから構成する。圧力容器にはその内周面を拡径した段部を設けておき、蓋本体にはこの段部に着座する着座面を設ける。蓋本体と蓋ナットは、これらが当接するとき、液密的あるいは気密的に閉鎖された圧力室が当接部分に形成されるようにし、流体を注入できるようにする。具体的には、蓋ナットに圧力室に連通する流体注入路を設け、流体流入路に逆止弁を介装する。あるいは蓋本体には圧力容器と圧力室とに連通する流体供給路を設け、流体供給路に逆止弁を介装させる。圧力容器への蓋組立体の締結は、圧力容器の開口部を蓋本体で閉鎖し、次いで蓋ナットによって締め付ける。ある程度の締め付けが完了したら流体を圧力室に注入する。この流体の圧力によって蓋組立体の締結力を得る。流体供給路が設けられている場合には、圧力室の流体が減少しても、圧力容器に封入されている流体が圧力室に供給されるので、締結力を維持することができる。
かくして、請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、流体が封入される圧力容器に締結される蓋組立体であって、前記蓋組立体は、前記圧力容器の開口部を閉鎖する蓋本体と、前記圧力容器のネジ部に螺合して締め付けられて前記蓋本体を押さえるようになっている蓋ナットとから構成され、前記蓋本体は、前記圧力容器内に内周面を拡径して形成されている段部に着座する着座面を備え、前記蓋本体と前記蓋ナットは、これらが当接するとき、液密的あるいは気密的に閉鎖された圧力室が当接部分に形成されて流体が注入できるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体として構成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の圧力容器の蓋組立体において、前記蓋ナットには、逆止弁が介装されていると共に前記圧力室に連通する流体注入路が設けられ、外部から前記圧力室に流体を注入できるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体として構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の圧力容器の蓋組立体において、前記蓋本体には、逆止弁が介装されていると共に前記圧力容器内と前記圧力室とを連通する流体供給路が設けられ、前記圧力容器内に封入されている流体が前記圧力室に供給されるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体として構成される。
請求項4に記載の発明は、鉄道車両用の連結器に接続されて鉄道車両からの衝撃を吸収するようになっている流体緩衝器であって、流体緩衝器を構成していると共に緩衝用流体が封入されている圧力容器が請求項1〜3のいずれかに記載の蓋組立体によって閉鎖されていることを特徴とする流体緩衝器として構成される。
以上のように本発明は、流体が封入される圧力容器に締結される蓋組立体であって、蓋組立体は、圧力容器の開口部を閉鎖する蓋本体と、圧力容器のネジ部に螺合して締め付けられて蓋本体を押さえるようになっている蓋ナットとから構成されている。そして蓋本体は、圧力容器内に内周面を拡径して形成されている段部に着座する着座面を備え、蓋本体と蓋ナットは、これらが当接するとき、液密的あるいは気密的に閉鎖された圧力室が当接部分に形成されて流体が注入できるようになっている。従って、圧力容器に蓋組立体を締結するとき、蓋本体によって圧力容器の開口部を閉鎖し、次いで蓋ナットを締め付けて蓋ナットによって蓋本体を押さえ、その後流体を圧力室に注入して蓋組立体を圧力容器に締結することができる。このとき蓋本体の着座面は圧力容器内の段部に強く押し付けられることになる。着座面を段部に押し付ける押しつけ力は、圧力室に注入する流体の圧力と圧力室の軸方向の投影面積の積によって与えられるので、流体の圧力を調整するだけで正確に調整することができる。そして、この押しつけ力を発生させるときに、蓋ナットは回転させて締め付ける必要がない。つまり圧力容器のネジ部が部分的に塑性変形してしまうような締め付けをする必要がなく、圧力容器は劣化しない。さらには、圧力室に注入されるのは流体であり、圧縮性が非常に小さい機械油のような液体だとしても、金属材料に比してある程度の圧縮性は備えている。本発明の蓋本体が締結された圧力容器は、圧力容器内の流体の圧力が変動すると蓋本体の着座面と圧力容器内の段部の押しつけ力が変動して圧力容器のネジ部に作用する軸方向の力を一定に保つようになっているが、圧力室内の流体の圧縮性によって、この押しつけ力の変動が滑らかに変化することが保証される。また押しつけ力は、圧力室の流体が圧縮されることによって維持されているが、圧縮性がある程度あるので、押しつけ力が長期間維持されることになる。他の発明によると、蓋本体には、逆止弁が介装されていると共に圧力容器内と圧力室とを連通する流体供給路が設けられ、圧力容器内に封入されている流体が圧力室に供給されるようになっている。圧力室に注入されている流体は、長期間経過すると外部に漏れてしまうこともあり、そうすると蓋本体の着座面と圧力容器内の段部の押しつけ力は初期に比べて低下してしまう。しかしながら、この発明によると圧力容器内と圧力室とは逆止弁が介装された流体供給路によって連通している。従って圧力容器内の流体の圧力が高くなったら、自動的に圧力容器内の流体が圧力室内に補充されることになる。これによって押しつけ力をある程度回復させることができる。つまり、圧力容器は押しつけ力が自動的に回復するので、長期間にわたって圧力容器内の流体の変動を確実に吸収することができ、経年劣化がない。
本発明の実施の形態に係る流体緩衝器を備えた車両用連結器を一部断面で示す平面図である。 本発明の実施の携帯に係る蓋組立体を備えた圧力容器の一部を示す平面断面図である。 本発明の実施の形態に係る蓋組立体を備えた圧力容器の色々な変形例を示す図で、その(A)〜(D)はそれぞれの実施の形態に係る圧力容器を示す平面断面図である。 従来技術を示す図で、非特許文献1に記載の圧力容器と蓋組立体を示す平面断面図である。 従来技術を示す図で、特許文献1に記載のダイアフラム式圧縮機を一部断面で示す平面図である。
本発明は、圧力容器に締結される蓋組立体に関するものである。本発明に係る蓋組立体は色々な圧力容器に適用できるが、その一つの応用例として、鉄道車両用の連結装置に設けられている流体緩衝器について説明する。本実施の形態に係る連結装置1は、図1に示されているように、連結器2と、この連結器2の軸部に接続されている所定の継ぎ手構造3と、継ぎ手構造3に接続されている流体緩衝器4とから構成されている。継ぎ手構造3によって連結器2と流体緩衝器4は揺動自在に接続され、連結器2に作用する軸方向の衝撃が流体緩衝器4に伝達されるようになっている。流体緩衝器4は、圧力容器5と、この圧力容器5に設けられているピストン6と、圧力容器5内に封入されているエラストマ等の緩衝用流体7とから構成されている。圧力容器5は、本実施の形態に係る蓋組立体9によって締結されているが、これらについては次に詳しく説明する。流体緩衝器4においてはピストン6のヘッドは圧力容器5の内径よりも小さい。従ってピストン6が軸方向に駆動されると、緩衝用流体7はピストン6のヘッドと圧力容器5の内壁との隙間を通って流動することになり、緩衝用流体7の粘性によって摩擦が生じる。これによって衝撃が吸収される。またピストン6が軸方向の駆動されると圧力容器内に進入するピストン6のロッド6aの体積分だけ圧力容器内の体積が変化する。緩衝用流体7は圧縮され、これによっても衝撃が吸収される。
図2によって、圧力容器5と本実施の形態に係る蓋組立体9について詳しく説明する。所定の内径で円筒状に形成されている圧力容器5は、開口部に近い所定の位置において内周面が拡径され、それによって圧力容器5内には環状の段部11が形成されている。この段部11に蓋組立体9の所定の部分が着座するようになっている。さらに圧力容器5の内周面には、この段部11から開口部まで雌ネジ12が形成されている。
蓋組立体9は、圧力容器5を閉鎖する蓋本体14と、この蓋本体14を押さえる蓋ナット15とから構成されている。蓋本体14は軸方向に貫通孔が明けられており、貫通孔には円筒状のガイドリング17が内嵌され、このガイドリング17によってピストン6のロッド6aが滑らかに挿通されている。また、この貫通孔には円筒状のパッキングセット18と、このパッキングセット18を保持するためのリテイナーリング19が設けられ、圧力容器5内に封入されている流体が蓋本体14とロッド6aの隙間から漏出しないようになっている。さらに貫通孔の上部にはロッド6aとの間にダストシール20が設けられ、外部からの塵の進入が防止されている。蓋本体14は、下方から順に、圧力容器5の内径よりわずかに小さい外径で圧力容器5内に挿入される底部21、拡径されたフランジ部22、フランジ部22からテーパ状に縮径している第1のテーパ部23、外径が一定の第1の円柱部24、テーパ状に縮径している第2のテーパ部25、外径が一定の第2の円柱部26になっている。フランジ部22の下面は圧力容器5の段部21に着座する着座面になっており、第2のテーパ部は後で説明する圧力室を構成している。蓋本体14の底部21にはシーリングセット28が設けられ、蓋本体14と圧力容器5の隙間から圧力容器5内の流体が漏れないようにシールされている。
蓋ナット15は、その外周面に雄ネジ30が形成されており、圧力容器5の雌ネジ12に螺合して、蓋ナット15を締め付けられるようになっている。蓋ナット15は内部が所定の形状にくり抜かれている。つまり、この蓋ナット15の内周面は、それぞれ蓋本体14の第1のテーパ部23、第1の円柱部24、第2のテーパ部25、第2の円柱部26に対応するように、下から順に、内径が縮径している第3のテーパ部31、内径が一定の第1のシリンダ部32、外径が縮径している第4のテーパ部33、内径が一定の第2のシリンダ部34になるようにくり抜かれている。第1のシリンダ部32、第2のシリンダ部34の内径は、それぞれ第1の円柱部24、第2の円柱部26の外径よりわずかに大きく、蓋本体14に蓋ナット15を被せるとき第1のシリンダ部32が第1の円柱部24に、および第2のシリンダ部34が第2の円柱部26に滑らかにガイドされる。蓋本体14に蓋ナット15を完全に嵌めると、第3のテーパ部31は第1のテーパ部23に着座するが、このとき第4のテーパ部33と第2のテーパ部25の間には若干の隙間が確保される。この第4のテーパ部33と第2のテーパ部25とからなる隙間つまり空間は、シーリングセット36によって液密的あるいは気密的に閉鎖されており、流体が注入される圧力室37になっている。
本実施の形態においては、この圧力室37には2つの流路が外部から連通して流体が供給されるようになっている。すなわち第1の流路である流体注入路39は蓋ナット15に明けられており、圧力容器5外から圧力室37内に流体を注入できるようになっている。また第2の流路である流体供給路40は蓋本体14に明けられており、圧力容器5内から流体が圧力室37に供給されるようになっている。流体注入路39にも流体供給路40にも逆止弁41、42が設けられ、流体が圧力室37から外部に漏れないようになっている。なお、流体注入路39には、開口部にプラグ44が挿入されるようになっており、これによっても流体の漏れが防止されている。
本実施の形態に係る圧力容器5と蓋組立体9の作用を説明する。流体、つまり流体緩衝器4における緩衝用流体7が入れられている圧力容器5に次のようにして蓋組立体9を締結する。最初に蓋本体14にピストン6が組み込まれた状態にする。すなわちガイドリング17、パッキングセット18等を備えた状態でピストン6のロッド6aが蓋本体14の貫通孔に挿通された状態にする。この状態で蓋本体14を圧力容器5の開口部に挿入し、フランジ部22の底面を段部11に着座させる。次いで蓋ナット15を圧力容器5の雌ネジ12に雄ネジ30を螺合させて、所定の工具によって締め付ける。なお蓋ナット15には工具の爪部が差し込まれる係合穴が設けられているが図2には示されていない。蓋ナット15の締め付けは、蓋ナット15の第3のテーパ部31が蓋本体14の第1のテーパ部23に着座する程度でよい。プラグ44を外して流体注入路39から流体を圧力室37に注入する。本実施の形態においては、圧力室37に注入する流体は、圧力容器5内に封入されている緩衝用流体7と同じ流体である。圧力室37に注入された流体の圧力によって蓋組立体9が締結され、蓋本体14のフランジ部22が圧力容器5の段部11に押し付けられる。この押しつけ力は、圧力室37の受圧面積つまり軸方向の投影面積と流体の圧力の積で与えられる。従って所定の押しつけ力が得られるように、圧力室37に注入する流体の圧力を調整する。プラグ44を流体注入路39に嵌める。圧力容器5への蓋組立体9の締結が完了する。
連結装置1において連結器2から衝撃が伝達されると流体緩衝器4によって衝撃が吸収される。このとき流体緩衝装置4、すなわち緩衝用流体7が封入された圧力容器5において、ピストン6が駆動されて圧力容器5内の流体の圧力が変動する。圧力容器5内の圧力が高くなるとき蓋本体14の下面に圧力が作用して蓋本体14を押し上げる。そうするとフランジ部22の段部11に対する押しつけ力がその分だけ減少する。このとき蓋ナット15と圧力容器5の雌ネジ12と雄ネジ30に作用する締め付け力は一定に維持される。つまりフランジ部22の段部11に対する押しつけ力が変化することによって圧力容器5内の圧力変動によるネジ部12、30への影響を吸収することができる。長期間経過すると、蓋組立体9を締結している圧力室37内の流体がわずかに漏れてフランジ部22の段部11に対する押しつけ力が低下してしまう。本実施の形態においては、圧力室37には流体供給路40も連通している。従って圧力容器5内の流体の圧力が高くなったときに、圧力容器5内の流体が流体供給路40を介して圧力室37に供給される。このようにして圧力室37の流体の圧力が自動的に復元される。つまり長期間可動しても圧力容器5は蓋組立体9によって適切に締結状態が維持されることになる。
本実施の形態に係る蓋組立体9、圧力容器5は色々は変形が可能であり、図3には色々な実施の形態が示されている。これらの実施の形態において、前記実施の形態に係る蓋組立体9、圧力容器5と同様の作用を奏する部材には同じ符号にダッシュを加えた符号を付して詳しくは説明しない。図3の(A)にはピストンが設けられていない蓋組立体9’が示されている。また、図3の(B)には圧力容器5’内に流体を封入するための流体封入路45を備えた蓋組立体9’が示されている。このようにすると蓋組立体9’によって圧力容器5’を締結した後で流体を封入することができる。さらに、図3の(C)には中心にくり抜きが形成されていない蓋ナット15’と、この蓋ナット15’によって全体が押さえられるようになっている蓋本体14’が示されている。この実施例においては圧力室37’の軸方向の投影面積が大きいので、強い押し力が得られ強い締結力が得られる。図3の(D)には、圧力容器5の外周面に雄ネジ46が形成され、蓋ナット15’の内周面に雌ネジ47が形成されている実施例が示されている。これらのような実施例以外にも変形が可能である。例えば、上記の説明では、圧力室37には2本の流路が連通しているように説明したが、1本の流路から構成することもできる。例えば、流体注入路39を省略して流体供給路40のみを設けることができる。このように構成されている場合には、圧力室37には圧力容器5内に流体を封入するときに流体が供給されることになる。また、1本の流路から構成する場合に、流体注入路39のみにして流体供給路40を省略することもできる。この場合、圧力室37への流体の供給は外部からのみとなり、圧力容器5内からの流体の供給はない。従って、圧力室37に注入する流体は圧力容器5内に封入される流体と異なる種類の流体にすることができるという利点がある。なお、本実施の形態に係る圧力容器5の説明では、圧力容器5や圧力室37に封入される流体は、緩衝用流体7であるとして説明した。つまりエラストマ等の流体であるとして説明した。しかしながら流体は、液体であってもよいし気体であってもよく、例えば水素ガスを貯蓄する水素ガス蓄圧容器に適用する場合には、圧力容器5と圧力室37には水素ガスが封入される。
1 連結装置 2 連結器
4 流体緩衝器 5 圧力容器
6 ピストン 7 緩衝用流体
9 蓋組立体 11 段部
12 雌ネジ 14 蓋本体
15 蓋ナット 17 ガイドリング
22 フランジ部 25 第2のテーパ部
30 雄ネジ 34 第4のテーパ部
37 圧力室 38 流体注入路
40 流体供給路 41 逆止弁
42 逆止弁 45 流体封入路

Claims (4)

  1. 流体が封入される圧力容器に締結される蓋組立体であって、
    前記蓋組立体は、前記圧力容器の開口部を閉鎖する蓋本体と、前記圧力容器のネジ部に螺合して締め付けられて前記蓋本体を押さえるようになっている蓋ナットとから構成され、
    前記蓋本体は、前記圧力容器内に内周面を拡径して形成されている段部に着座する着座面を備え、
    前記蓋本体と前記蓋ナットは、これらが当接するとき、液密的あるいは気密的に閉鎖された圧力室が当接部分に形成されて流体が注入できるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体。
  2. 請求項1に記載の圧力容器の蓋組立体において、前記蓋ナットには、逆止弁が介装されていると共に前記圧力室に連通する流体注入路が設けられ、外部から前記圧力室に流体を注入できるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体。
  3. 請求項1または2に記載の圧力容器の蓋組立体において、前記蓋本体には、逆止弁が介装されていると共に前記圧力容器内と前記圧力室とを連通する流体供給路が設けられ、前記圧力容器内に封入されている流体が前記圧力室に供給されるようになっていることを特徴とする圧力容器の蓋組立体。
  4. 鉄道車両用の連結器に接続されて鉄道車両からの衝撃を吸収するようになっている流体緩衝器であって、流体緩衝器を構成していると共に緩衝用流体が封入されている圧力容器が請求項1〜3のいずれかに記載の蓋組立体によって閉鎖されていることを特徴とする流体緩衝器。
JP2014524599A 2013-04-30 2013-04-30 圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器 Active JP5771331B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/002884 WO2014178092A1 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5771331B2 true JP5771331B2 (ja) 2015-08-26
JPWO2014178092A1 JPWO2014178092A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=51843248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014524599A Active JP5771331B2 (ja) 2013-04-30 2013-04-30 圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5771331B2 (ja)
WO (1) WO2014178092A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138662A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社日本製鋼所 蓄圧容器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153687A (ja) * 2015-02-13 2016-08-25 日本電産サンキョー株式会社 流体ダンパ装置、ダンパ付き機器、および流体ダンパ装置の製造方法
JP7100553B2 (ja) 2018-10-02 2022-07-13 日本製鋼所M&E株式会社 水素蓄圧器
CN113739070B (zh) * 2021-09-17 2022-09-02 枣庄学院 压力限定调节装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3052188A (en) * 1960-03-17 1962-09-04 Pressure Products Ind Inc High pressure diaphragm compressors and pumps
JP4839317B2 (ja) * 2005-10-05 2011-12-21 淳 今井 液体圧装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138662A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社日本製鋼所 蓄圧容器
US10941905B2 (en) 2016-02-12 2021-03-09 The Japan Steel Works, Ltd. Pressure accumulation container

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2014178092A1 (ja) 2017-02-23
WO2014178092A1 (ja) 2014-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9400028B2 (en) Hydraulic pressure spring and method of manufacturing the same
JP5771331B2 (ja) 圧力容器の蓋組立体および流体緩衝器
CN101180464B (zh) 用于内燃机的燃料喷射装置的高压活塞泵
CN110080910B (zh) 用于气体燃料的密封结构
JP2009108982A (ja) 油圧緩衝器の組立方法及び油圧緩衝器
CN101793273B (zh) 缸装置
US20080105309A1 (en) Valve Device For High-Pressure Gas
EP3211208B1 (en) Common rail with variable inner volume reservoir
KR101510403B1 (ko) 배관 지지용 완충장치
JP2009133411A (ja) 油圧緩衝器
KR20170024091A (ko) 가솔린 직분사 엔진용 연료 레일의 단말 시일 구조
JP4164026B2 (ja) 燃料高圧装置
KR102003674B1 (ko) 중첩형 리저보어를 갖는 좌굴 안정형 스너버
KR20090089621A (ko) 수격방지기
JP7458019B2 (ja) 開閉弁装置
JP5880643B2 (ja) 液体圧スプリング及びその製造方法
CN103180610A (zh) 用于输送流体的活塞泵和相应的汽车制动设备
JP5692196B2 (ja) 液体圧スプリング
CN111350871A (zh) 一种阀轴密封装置
JP5034080B2 (ja) 油圧緩衝器
JP3245048U (ja) 水圧シリンダにおける水漏れ防止用シール機構
CN221004711U (zh) 一种液化石油气瓶阀
CN219712511U (zh) 一种阀门外漏自修复的填料结构
RU2183787C2 (ru) Горловина заправочная
CN218522969U (zh) 一种带防氮气泄漏装置的汽车减震器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5771331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250