JP5770840B2 - 計算機システム及びノード探索方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークノード管理システム及びノード探索方法に関し、例えば管理サーバ及び複数のサーバから構成される計算機システム及びノード探索方法に適用して好適なるものである。
近年、ネットワークは、ビジネスに不可欠なものとなっている。企業のデータセンタで稼働している計算機システムには、ネットワーク上に接続されたノードを管理するための管理者用ノードが設けられており、管理者は、この管理者用ノードを介して、ネットワーク上のノードに対してその電源をオン/オフさせるなどの各種操作指示を与える。従って、計算機システムの管理者は、ネットワークにどのようなノードが接続され、そのノードがどのような状態で、どのように利用されているか、及び、そのノードがどのような通信プロトコル種でアクセス可能かなどを把握及び管理する必要がある。
ところで、ネットワーク内の各ノードのノード情報を収集する方法としては、従来、管理対象のノード内に情報収集用のプログラム(エージェント)を実装し、この管理対象ノードのプログラムが管理者用ノードに対してそのノードのノード情報を定期的に送信することでネットワーク上のノード情報を収集するエージェント管理方式が使用されている。例えば特許文献1には、2種類のプロトコルによってサポートされているネットワークノードシステム上でエージェント管理方式を用いてノード情報を収集する方法が開示されている。
特開2008−146410号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された方法によると、計算機システム上でサポートするプロトコル数が増加した場合、管理者は、順次既定のプロトコル一つ一つでノードがアクセス可能かどうかを調べていき、アクセスが成功したノードに対してのノード情報を入手するという方法を用いているため、プロトコル数に応じてノード情報を収集するのに手間取ってしまい、処理にかかる時間が増えてしまう問題があった。
また、上述の特許文献1に開示された方法によると、計算機システム上の管理対象のノード数が増加した場合も、管理者がノード数に応じて調べなければならないノードの探索範囲が広くなるため、処理にかかる時間が増えてしまう問題があった。
さらに、上述の特許文献1には、エージェント管理方式による方法が開示されているが、近年では、エージェントプログラムのメンテナンスの煩雑性や、エージェントプログラムとノードとの間の競合問題や、ノードの増設を行った場合のプログラムのインストールの手間などを懸念する傾向が強まり、管理者用ノードにノード情報収集用のプログラムを導入し、管理対象のノードでノード情報収集用のプログラムを稼働させることなく、管理者用ノードがネットワークを介してノード情報を入手するエージェントレス管理方式が一般化しつつある。したがって、エージェントレス管理方式を用いたネットワーク内のノード情報を収集する方法を提案しなければならないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ノード数及びサポートするプロトコル数の多い計算機システム上でノードの発見時間を短縮することが可能な計算機システム及びノード探索方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、ネットワークに接続された複数の第1のノードと、前記ネットワークに接続され、前記複数の第1のノードのうちの一部又は全部の前記第1のノードを管理する1又は複数の第2のノードと、前記ネットワークを介して各前記第1及び第2のノードと接続され、各前記第1及び第2のノードのネットワークアドレスと、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む前記第1及び第2のノードごとの第1の情報を収集して管理する管理サーバとを備え、前記第2のノードは、前記複数の第1のノードのうち、当該第2のノードが管理する第1のノードごとの、ネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む第2の情報を管理しており、前記管理サーバは、前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索し、前記第2のノードを検出したときには、当該第2のノードが管理する各前記第1のノードのネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを当該第2のノードから取得し、取得した当該第1のノードごとの前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を対応付けて管理するようにした。
また本発明においては、ネットワークに接続された複数の第1のノードと、前記ネットワークに接続され、前記複数の第1のノードのうちの一部又は全部の前記第1のノードを管理する1又は複数の第2のノードと、前記ネットワークを介して各前記第1及び第2のノードと接続され、各前記第1及び第2のノードのネットワークアドレスと、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む前記第1及び第2のノードごとの第1の情報を収集して管理する管理サーバとを有する計算機システムのノード探索方法において、前記第2のノードは、前記複数の第1のノードのうち、当該第2のノードが管理する第1のノードごとの、ネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む第2の情報を管理しており、前記管理サーバが、前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する第1のステップと、前記管理サーバが、前記第2のノードを検出したときには、当該第2のノードが管理する各前記第1のノードのネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを当該第2のノードから取得し、取得した当該第1のノードごとの前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を対応付けて管理する第2のステップとを備えるようにした。
本発明によれば、ノード数及びサポートするプロトコル数の多い計算機システム上においてもノードの発見時間を短縮することができる。
第1及び第2の実施形態による計算機システムの全体構成を示すブロック図である。 管理サーバの概略構成を示すブロック図である。 第1及び第2の実施形態による計算機システムの構成例を示すブロック図である。 サポートプロトコルテーブルの構成を示す概念図である。 認証情報テーブルの構成を示す概念図である。 探索候補テーブルの構成を示す概念図である。 第1及び第3の実施形態の探索結果テーブルの構成を示す概念図である。 第1の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。 他ノード情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1の仮想ノード情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の仮想ノード情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の探索結果テーブルの構成を示す概念図である。 第2の探索処理の処理手順の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態による計算機システムの全体構成を示すブロック図である。 クローニング関係テーブルの構成を示す概念図である。 テンプレート仮想サーバテーブルの構成を示す概念図である。 第3の仮想ノード情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 第4の仮想ノード情報取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態による計算機システムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態による計算機システムを示す。この計算機システム1は、管理サーバ2、管理端末3、仮想用物理サーバ4、物理サーバ5、ストレージ装置6、仮想化環境管理サーバ7及び管理用物理サーバ8を備えて構成される。
管理サーバ2、管理端末3、仮想用物理サーバ4、物理サーバ5、ストレージ装置6、仮想化環境管理サーバ7及び管理用物理サーバ8は、それぞれインターネット等のIP(Internet Protocol)ネットワーク9を介して通信可能に接続されており、当該IPネットワーク9を介して相互にコマンドや各種制御情報を送受し得るようになされている。
また管理サーバ2、仮想用物理サーバ4、物理サーバ5及び管理用物理サーバ8は、それぞれSAN(Storage Area Network)10を介してストレージ装置6と通信可能に接続されており、当該SAN10を介してストレージ装置にデータを入出力し得るようになされている。
管理サーバ2は、計算機システム1全体を管理するサーバ装置であり、IPネットワーク9を介して接続された仮想用物理サーバ4、物理サーバ5、ストレージ装置6、仮想化環境管理サーバ7及び管理用物理サーバ8などのノードから構成情報、性能情報及び状態情報などのそのノードに関する各種情報(以下、これをノード情報と呼ぶ)を収集し、収集したノード情報に基づいてこれらノードを管理する。
管理端末3は、管理者が計算機システム1全体を管理するために用いるコンピュータ装置である。管理者は、管理端末3を用いて、例えば管理サーバ2が保持している各ノードのノード情報の中から所望のノードのノード情報を読み出させて当該管理端末3に表示させたり、新たなユーザにIPアドレス範囲を割り当てる際に、そのIPアドレス範囲や、そのIPアドレス範囲内のノードにログインする際の認証情報(ユーザ名及びパスワード)などを管理サーバ2に登録することができる。
仮想用物理サーバ4は、IPネットワーク9に接続された図示しないクライアントに対して1又は複数の仮想的な計算機(以下、これを仮想サーバと呼ぶ)を提供するサーバ装置である。また物理サーバ5は、かかる仮想化機能を備えてない物理的なサーバ装置である。これら仮想サーバや物理サーバ5には、ユーザが業務で使用するソフトウェアが実装され、これらソフトウェアがユーザ業務に応じた所定処理を実行する際に用いるデータがSAN10を介してストレージ装置6に読み書きされる。
ストレージ装置6は、1又は複数の記憶デバイスと、これら記憶デバイスに対するデータの入出力を制御するコントロール部とを備えて構成される。ストレージ装置6は、仮想用物理サーバ4上に作成された仮想サーバや、物理サーバ5に対してデータを読み書きするための記憶領域を提供する。
仮想化環境管理サーバ7は、仮想用物理サーバ4に実装された後述のハイパーバイザや、仮想用物理サーバ4上に作成された仮想サーバを管理するサーバ装置であり、これらハイパーバイザ及び各仮想サーバの構成情報や性能情報及び状態情報などの各種のノード情報を収集し、収集したノード情報に基づいて、必要時にはこれらハイパーバイザ及び仮想サーバを操作する。
管理用物理サーバ8は、計算機システム1内の物理的なノードを管理するサーバ装置であり、IPネットワーク9やSAN10に接続された物理的な各サーバ装置(仮想化環境管理サーバ7、仮想用物理サーバ4及び物理サーバ5)及び各ストレージ装置6や、IPネットワーク9及びSAN10とは別に構成された計算機システム1内の業務用の物理的なネットワークを構成する各ネットワーク装置に関する構成情報、性能情報及び状態情報などのノード情報を収集し、収集したノード情報に基づいて、これらのノードを管理する。
図2は、管理サーバ2の概略構成を示す。この図2に示すように、管理サーバ2は、CPU20、主記憶装置21、補助記憶装置22、ネットワークアダプタ23及びストレージアダプタ24を備えて構成される。そして、これらCPU20、主記憶装置21、補助記憶装置22、ネットワークアダプタ23及びストレージアダプタ24は、共有バス25を介して通信可能に接続されている。
CPU20は、管理サーバ2全体の動作制御を司るプロセッサである。また主記憶装置21は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリから構成され、各種制御プログラムや各種制御情報などを記憶するために利用されるほか、CPU20のワークメモリとしても利用される。後述する探索プログラム26もこの主記憶装置21に格納されて保持される。主記憶装置21に格納された制御プログラムをCPU20が実行することにより、管理サーバ2全体として各種処理が実行される。
補助記憶装置22は、例えば、ハードディスク装置又はSSD(Solid State Drive)などの大容量の記憶デバイスから構成される。主記憶装置21に格納される各種制御プログラムは、初期時にはこの補助記憶装置22に保存されており、管理サーバ2の起動時やその制御プログラムの実行時に補助記憶装置22から読み出されて主記憶装置21に格納される。また補助記憶装置22には、管理サーバ2によって収集された上述の各種ノード情報が格納される。
ネットワークアダプタ23は、管理サーバ2をIPネットワーク9に接続するためのアダプタであり、管理サーバ2がIPネットワーク9を介して他のノードと通信を行う際のプロトコル制御を行う。またストレージアダプタ24は、管理サーバ2をSAN10に接続するためのアダプタであり、管理サーバ2がSAN10を介してストレージ装置6とデータを送受する際のプロトコル制御を行う。
なお、管理端末3、仮想化環境管理サーバ7、管理用物理サーバ8、仮想用物理サーバ4、物理サーバ5及びストレージ装置6も管理サーバ2と同様のハードウェア構成を有するものであるため、その詳細についての説明は省略する。
図3は、図1について上述した本計算機システム1における管理サーバ2、管理端末3、仮想用物理サーバ4、物理サーバ5、ストレージ装置6、仮想化環境管理サーバ7及び管理用物理サーバ8の論理構成を示す。
この図3からも明らかなように、管理サーバ2には、計算機システム1内に存在する各ノードからノード情報を収集する探索プログラム26が実装されており、この探索プログラム26が収集した情報を管理するためのテーブル群27が管理サーバ2の補助記憶装置22に格納されている。これら探索プログラム26及びテーブル群27の詳細については後述する。
管理端末3には、管理者からの要求を受け付け、受け付けた要求に従って対応する処理を実行する入出力プログラム34が実装されている。管理端末3は、この入出力プログラム34に基づいて、管理サーバ2から必要な情報を取得し、取得した情報を可視表示したり、管理サーバ2に対して必要な設定を行う。
仮想用物理サーバ4には、例えば、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)、HP‐UX(登録商標)、Solaris(登録商標)、VOS3(登録商標)又はz/OS(登録商標)などの一般的なOS(以下、これをホストOSと呼ぶ)が搭載されると共に、このホストOS38上で稼働するハイパーバイザ37が実装されている。ハイパーバイザ37は、仮想用物理サーバ4の計算機資源を仮想化し、1又は複数の仮想サーバ35をクライアントに提供する仮想化ソフトウェアであり、例えば、VMware ESX(登録商標)、VMware vSphere Hypervisor(登録商標)、Hyper‐V(登録商標)、Virtage(登録商標)、KVM(登録商標)、XenServer(登録商標)、OracleVM(登録商標)などが適用される。各仮想サーバ35上では、それぞれ独立に同一又は異なる種類のOS(以下、これをゲストOSと呼ぶ)が稼働する。ゲストOS36としては、例えば、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)、HP‐UX(登録商標)、Solaris(登録商標)、VOS3(登録商標)又はz/OS(登録商標)などが適用される。また各仮想サーバ35には、ゲストOS36上で稼働する各種アプリケーションソフトウェアが実装される。
物理サーバ5は、ハイパーバイザ37を備えていないサーバ装置を指す。この物理サーバ5上には、仮想用物理サーバ4と同様の一般的なOS(ホストOS38)が搭載され、このホストOS38上で稼働する各種のアプリケーションプログラムが実装される。
仮想化環境管理サーバ7には、計算機システム1内の仮想化環境を管理する仮想化環境管理プログラム39が実装されている。仮想化環境管理サーバ7は、この仮想化環境管理プログラム39に基づいて、仮想用物理サーバ4の仮想サーバ35やハイパーバイザ37から構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)、性能情報及び状態情報等のノード情報を収集したり、仮想サーバ35やハイパーバイザ37に対する各種操作を行う。この仮想化環境管理プログラム39としては、例えば、VMware社のvCenter Server(登録商標)や、Microsoft社のSystem Center VirtualMachineManger(登録商標)などを適用することができる。
管理用物理サーバ8には、サーバ管理プログラム40、ストレージ管理プログラム42及びネットワーク管理プログラム44が実装されている。サーバ管理プログラム40は、計算機システム1内の物理的な各サーバ装置(仮想化環境管理サーバ7、仮想用物理サーバ4及び物理サーバ5等)から構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)、性能情報及び状態情報等のノード情報をそれぞれ収集するためのプログラムである。管理用物理サーバ8は、このサーバ管理プログラム40に基づいて収集したサーバ装置ごとのノード情報を所定の第1の管理テーブル(以下、これをサーバ管理テーブルと呼ぶ)41に格納して管理する。
またストレージ管理プログラム42は、計算機システム1内の各ストレージ装置6から構成情報、性能情報及び状態情報などのノード情報をそれぞれ収集するためのプログラムである。管理用物理サーバ8は、このストレージ管理プログラム42に基づいて収集したストレージ装置6ごとのノード情報を所定の第2の管理テーブル(以下、これをストレージ管理テーブルと呼ぶ)43に格納して管理する。
さらにネットワーク管理プログラム44は、上述のようにIPネットワーク9及びSAN10とは別に構成された計算機システム1内の業務用の物理的なネットワークを構成する各ネットワーク装置から構成情報、性能情報及び状態情報などのノード情報をそれぞれ収集するためのプログラムである。管理用物理サーバ8は、このネットワーク管理プログラム44に基づいて収集したネットワーク装置ごとのノード情報を所定の第3の管理テーブル(以下、これをネットワーク管理テーブルと呼ぶ)45に格納して管理する。
(1−2)本実施の形態によるノード管理機能
(1−2−1)概要及びテーブル構成
次に、かかる管理サーバ2に搭載されたノード管理機能について説明する。本実施の形態による管理サーバ2には、IPネットワーク9を介して接続された管理対象である仮想用物理サーバ4、物理サーバ5、ストレージ装置6、仮想化環境管理サーバ7及び管理用物理サーバ8などのノードのノード情報と、さらに他ノードのノード情報を有するノードより他ノードのノード情報を収集し、収集したノード情報に基づいて管理対象の各ノードの状態を把握及び管理するノード管理機能が搭載されている。
具体的に、IPネットワーク内の各ノードのノード情報を収集するに際し、管理サーバ2は、指定したIPアドレスの範囲内のIPアドレスに対して順番に、登録した認証情報を用いて、既定のプロトコルによってノードに対するアクセスを順次試みる。このとき、管理サーバ2は、他ノードのノード情報を保有している仮想化環境管理サーバ7に搭載されている仮想化環境管理プログラム39、管理用物理サーバ8に搭載されているサーバ管理プログラム40及び仮想用物理サーバ4内に搭載されているハイパーバイザ37などにアクセスできると、当該仮想化環境管理プログラム39、サーバ管理プログラム40、ハイパーバイザ37によって管理されている複数の物理サーバ5又は仮想サーバ35のIPアドレス及びOS情報を一括して入手することが可能となり、これによりノードのノード情報収集処理にかかる時間を短縮することができる。
このようなノード管理機能に基づくノード管理処理を実行するための手段として、管理サーバ2の補助記憶装置22には、上述のテーブル群27(図2参照)として、図4に示すサポートプロトコルテーブル30と、図5に示す認証情報テーブル31と、図6に示す探索候補テーブル32と、図7に示す探索結果テーブル33とが格納されている。
サポートプロトコルテーブル30は、管理サーバがサポートする通信プロトコルのプロトコル種別(以下、これを通信プロトコル種別と呼ぶ)を管理するために利用されるテーブルであり、図4に示すように、プロトコル識別子欄30A及びサポートプロトコル種別欄30Bから構成される。
そしてプロトコル識別子欄30Aには、対応する通信プロトコル種別に対して付与された識別子(以下、これを通信プロトコル識別子と呼ぶ)が格納され、サポートプロトコル種別欄30Bには、管理サーバがサポートしている通信プロトコルの種別名(プロトコル名)が格納される。
従って、図4は、VMware API(登録商標)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、SMIS CIM/WEBEM、SSH(Secure Shell)及びWMI(Windows Management Instrumentation)などの通信プロトコルを管理サーバ2がサポートしていることが示されている。
認証情報テーブル31は、予め管理者により管理端末3を介して管理サーバ2に登録された認証情報を管理するために利用されるテーブルであり、図5に示すように、認証情報識別子欄31A、ユーザID欄31B及びパスワード欄31Cから構成される。
そしてユーザID欄31Bには、ノードを使用するユーザにより設定されたユーザ識別子(ユーザID)が格納され、パスワード欄31Cには、かかるノードに対してユーザにより設定された対応するパスワードが格納される。また認証情報識別子欄31Aには、対応するユーザID及びパスワードからなる認証情報に対して付与された識別子(以下、これを認証情報識別子)が格納される。
従って、図5では、ユーザIDが「root」でパスワードが「Password」の認証情報の認証情報識別子は「C1」であり、ユーザIDが「Administrator」でパスワードが「abc123」の認証情報の認証情報識別子は「C3」であることが示されている。
一方、探索候補テーブル32は、ユーザによって予め登録されたIPアドレス範囲と、そのIPアドレス範囲内のIPアドレスが割り当てられたノードについて設定された認証情報(ユーザID及びパスワード)との対応関係を管理するために利用されるテーブルであり、図6に示すように、IPアドレス範囲識別子欄32A、IPアドレス範囲欄32B及び認証情報欄32Cから構成される。
そしてIPアドレス範囲欄32Bには、ユーザにより設定されたIPアドレスの範囲が格納される。またIPアドレス範囲識別子欄32Aには、対応するIPアドレス範囲に対して付与された当該IPアドレス範囲に固有の識別子が格納され、認証情報欄32Cには、対応するIPアドレス範囲内のIPアドレスが割り当てられたノードにアクセス(ログイン)する際に使用すべき認証情報の認証情報識別子(図5参照)が格納される。
従って、図6では、「R1」という識別子が付与された「192.168.0.0/24」というIPアドレス範囲のノードにアクセスする際の認証情報が「C1」であることが示されている。なお、「192.168.0.0/24」は、「192.168.0.0」〜「192.168.0.255」のIPアドレス範囲を示す。
他方、探索結果テーブル33は、後述する第1の探索処理により得られたIPネットワーク9上の各ノードの認証情報及びそのノードにアクセスする際に利用すべきプロトコルを管理するために利用されるテーブルであり、図7に示すように、ノード識別子欄33A、IPアドレス欄33B、認証情報欄33C及びプロトコル欄33Dから構成される。
そしてノード識別子欄33Aには、対応するノードに対して付与された当該ノードに固有の識別子(ノード識別子)が格納され、IPアドレス欄33Bには、そのノードのIPアドレスが格納される。また認証情報欄33Cには、そのノードにアクセスする際に利用すべき認証情報の認証情報識別子(図5)が格納される。また、プロトコル欄33Dには、そのノードに対してアクセスする際に利用すべき通信プロトコルの通信プロトコル識別子(図4参照)が格納される。
従って、図7の場合、例えば「M1」というノード識別子が付与されたノードのIPアドレスは「192.168.0.1」であり、そのノードにアクセスする際に利用すべき通信プロトコルの通信プロトコル識別子は「P2」(図4より通信プロトコル名は「SNMP」)、当該ノードにアクセスする際に利用すべき認証情報の認証情報識別子は「C1」(図5よりユーザIDは「root」、パスワードは「Password」)であることが示されている。
(1−2−2)本実施の形態によるノード管理処理に関する各種処理
次に、本実施の形態によるノード管理処理に関する各種処理の具体的な処理内容について説明する。
(1−2−2−1)第1の探索処理
図8は、管理サーバ2の探索プログラム26により実行される第1の探索処理の処理手順を示す。探索プログラム26は、この図8に示す処理手順に従って、探索範囲として指定されたIPアドレス範囲内の各ノードからノード情報を収集する。
実際上、探索プログラム26は、ユーザより管理端末3を介して探索範囲内のIPアドレス範囲情報と、認証情報(ユーザID及びパスワード)とを受信すると、この第1の探索処理を開始し、まず、受信した探索範囲とすべきIPアドレス範囲と、そのIPアドレス範囲内のノードにアクセスする際に利用すべき認証情報とを一時的に補助記憶装置22に記憶した上で、そのIPアドレス範囲内のIPアドレスを1つ選択する(SP1)。
続いて、探索プログラム26は、ステップSP1で選択したそのとき対象としているIPアドレス(以下、これを対象IPアドレスと呼ぶ)が割り当てられたノードのノード情報を収集済みであるか否かを判断する(SP2)。なお、この判断は、探索結果テーブル33(図7)のIPアドレス欄に対象IPアドレスが格納されているレコード(行)が存在するか否かを判断することにより行われる。そして探索プログラム26は、この判断で肯定結果を得ると、ステップSP7に進む。
これに対して探索プログラム26は、ステップSP2の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスと、認証情報テーブル31に登録されている対象IPアドレスに対応付けられた認証情報と、補助記憶装置22に格納されているサポートプロトコルテーブル30とを参照して、サポートプロトコルテーブル30に登録されている順番で、管理サーバ2がサポートしている各プロトコルにより、その対象IPアドレスが割り当てられたノードに対するアクセスを順次試みる(SP3)。
そして探索プログラム26は、この後、ステップSP3においていずれかのプロトコルによりそのノードへのアクセスに成功したか否かを判断する(SP4)。
この判断で否定結果を得ることは、対象IPアドレスが割り当てられたノードが存在しないか、又は、当該ノードが存在したとしても、何らかの理由によりそのノードと通信できない(例えば、そのノードの電源が投入されていない又は管理サーバがサポートする通信プロトコルではそのノードと通信できないなど)ことを意味する。かくして、このとき探索プログラム26は、ステップSP7に進む。
これに対して、ステップSP4の判断で肯定結果を得ることは、対象IPアドレスが割り当てられたノードにアクセスできたことを意味する。かくして、このとき探索プログラム26は、対象IPアドレスと、そのときアクセスできた通信プロトコルのプロトコル種別を表す通信プロトコル種別と、そのアクセスに使用した認証情報とを探索結果テーブル33に格納する(SP5)。
次いで探索プログラム26は、ステップSP4においてアクセスに成功したノードが他ノードのノード情報を保有している場合には、そのノードから当該ノードが保有するすべての他ノードのノード情報を取得する他ノード情報取得処理を実行する(SP6)。
この後、探索プログラム26は、ステップSP1〜ステップSP6の処理を、そのとき対象としているIPアドレス範囲のすべてのIPアドレスについて実行し終えたか否かを判断する(SP7)。
そして探索プログラム26は、この判断で否定結果を得ると、ステップSP1に戻り、この後、ステップSP1において選択するIPアドレスを順次他のIPアドレスに切り替えながら同様の処理(ステップSP1〜ステップSP7−ステップSP1)を繰り返す。
そして、探索プログラム26は、やがてそのとき対象としているIPアドレス範囲のすべてのIPアドレスについてステップSP1〜ステップSP6の処理を実行し終えることによりステップSP7で肯定結果を得ると、この第1の探索処理を終了する。
(1−2−2−2)他ノード情報取得処理
図9は、上述の第1の探索処理(図8)のステップSP6において実行される他ノード情報取得処理の具体的な処理内容を図9に示す。
探索プログラム26は、探索処理のステップSP6に進むと、この図9に示す他ノード情報取得処理を開始し、まず、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「OS」であるか否かを判断する(SP10)。
なお、この判断の判断手法としては、例えば、特定のノード種別については、特定の通信プロトコルを利用する場合があるため、図8について上述した第1の探索処理のステップSP5において取得した通信プロトコル種別に基づいて対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別を判断する判断方法を適用することができる。また、例えば、対象IPアドレスが割り当てられたノードに対して探索プログラム26からそのノードのノード種別を確認するためのコマンドを送信し、その応答に基づいて当該ノードのノード種別を判断するようにしてもよい。以下のステップSP11〜ステップSP14における判断についても同様である。
ここで、ステップSP10の判断で肯定結果を得ることは、そのときアクセスしているノードが物理サーバ5又は仮想用物理サーバ4に実装されたOSであることを意味する。かくして、このとき探索プログラム26は、そのOS上で稼働するハイパーバイザ37が存在するか否かをそのOSに問い合わせるなどして判断する(SP15)。
このステップSP15の判断で否定結果を得ることは、そのときアクセスしているノードが物理サーバ5であることを意味する。かくして、このとき探索プログラム26は、この他ノード情報取得処理を終了する。
これに対して、ステップSP15の判断で肯定結果を得ることは、そのときアクセスしているノードが仮想用物理サーバ4であることを意味する。かくして、このとき探索プログラム26は、そのハイパーバイザ37のIPアドレスと、そのハイパーバイザ37にアクセスするための通信プロトコル種別とをそのOSから取得する(SP16)。
続いて、探索プログラム26は、ステップSP16で取得したハイパーバイザ37のIPアドレスに基づいてそのハイパーバイザ37にアクセスし、当該ハイパーバイザ37が管理する各仮想サーバ35(つまりそのハイパーバイザ37が生成した各仮想サーバ35)について、その仮想サーバ35にアクセスするためのIPアドレスと、その仮想サーバ35のゲストOS36のOS種別とをそれぞれ取得した後(SP17)、この他ノード情報取得処理を終了する。
一方、探索プログラム26は、ステップSP10の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「ハイパーバイザ」であるか否かを判断する(SP11)。そして探索プログラム26は、この判断で肯定結果を得ると、そのハイパーバイザ37を管理する仮想化環境管理プログラム39のIPアドレスと、その仮想化環境管理プログラム39にアクセスするための通信プロトコル種別とを、そのハイパーバイザ37が保持しているか否かを判断する(SP18)。
そして探索プログラム26は、この判断で否定結果を得るとステップSP17に進み、ステップSP11において認識したハイパーバイザ37から当該ハイパーバイザ37が管理する各仮想サーバ35(つまりそのハイパーバイザ37が生成した各仮想サーバ35)にそれぞれ実装されたゲストOS36のOS種別及びその仮想サーバ35のIPアドレスをそれぞれ取得した後(SP17)、この他ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム26は、ステップSP18の判断で肯定結果を得ると、かかる仮想化環境管理プログラム39のIPアドレスと、当該仮想化環境管理プログラム39にアクセスするための通信プロトコル種別とをそのハイパーバイザ37から取得し(SP19)、取得したIPアドレスのノードに対して当該ステップSP19で取得した通信プロトコル種別でアクセスする(SP20)。
そして探索プログラム26は、このアクセスが成功したか否かを判断し(SP21)、否定結果を得るとステップSP17に進み、ステップSP11において認識したハイパーバイザ37から当該ハイパーバイザ37が管理する各仮想サーバ35(つまりそのハイパーバイザ37が生成した各仮想サーバ35)のゲストOS36のOS種別及びその仮想サーバ35のIPアドレスをそれぞれ取得する第1の仮想ノード情報取得処理を実行した後(SP17)、この他ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム26は、ステップSP21の判断で肯定結果を得ると、その仮想化環境管理プログラム39から当該仮想化環境管理プログラム39が管理する各ハイパーバイザ37及び各仮想サーバ35のノード情報を取得する第2の仮想ノード情報取得処理を実行し(SP22)、この後、この他ノード情報取得処理を終了する。
他方、探索プログラム26は、ステップSP11の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「仮想化環境管理プログラム」であるか否かを判断する(SP12)。そして探索プログラム26は、この判断で肯定結果を得ると、その仮想化環境管理プログラム39から当該仮想化環境管理プログラム39が管理する各ハイパーバイザ37及び各仮想ノード35のノード情報を取得する第2の仮想ノード情報取得処理を実行し(SP22)、この後、この他ノード情報取得処理を終了する。
また探索プログラム26は、ステップSP12の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「サーバ管理プログラム」であるか否かを判断する(SP13)。そして探索プログラム26は、この判断で肯定結果を得ると、そのサーバ管理プログラム40から当該サーバ管理プログラム40が管理する各物理サーバ5(仮想用物理サーバ4を含む)のノード情報を取得すると共に、取得した物理サーバ5(仮想用物理サーバ4を含む)のノード情報をそれぞれ検索結果テーブル33に格納し(SP23)、この後、この他ノード情報取得処理を終了する。
これに対して、探索プログラム26は、ステップSP13の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「ストレージ管理プログラム」であるか否かを判断する(SP14)。そして探索プログラム26は、この判断で肯定結果を得ると、そのストレージ管理プログラム42から当該ストレージ管理プログラム42が管理する各ストレージ装置6のノード情報を取得すると共に、取得したストレージ装置6のノード情報をそれぞれ検索結果テーブル33に格納し(SP24)、この後、この他ノード情報取得処理を終了する。
さらに探索プログラム26は、ステップSP14の判断で否定結果を得ると、対象IPアドレスが割り当てられたノードのノード種別が「ネットワーク管理プログラム」であると判断して、そのネットワーク管理プログラム44が管理する各ネットワーク装置のノード情報を取得すると共に、取得したネットワーク装置のノード情報をそれぞれ検索結果テーブル33に格納し(SP25)、この後、この他ノード情報取得処理を終了する。
(1−2−2−3)第1の仮想ノード情報取得処理
図10は、上述の他ノード情報取得処理(図9)のステップSP17において、探索プログラム26により実行される第1の仮想ノード情報取得処理の具体的な処理内容を示す。探索プログラム26は、この図10に示す処理手順に従って、対象ノードであるハイパーバイザ37から当該ハイパーバイザ37が管理する仮想サーバ35のノード情報を取得する。
すなわち探索プログラム26は、他のノード情報取得処理のステップSP17に進むと、この図10に示す第1の仮想ノード情報取得処理を開始し、まず、図8について上述した第1の探索処理のステップSP5において得られたそのとき対象としているハイパーバイザ37のIPアドレス及び通信プロトコル種別を利用して、そのハイパーバイザ37にアクセスする。そして探索プログラム26は、探索結果テーブル33を参照して、その探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)のノード情報をハイパーバイザ37が保有しているか否か判断する(SP30)。そして探索プログラム26は、この判断で否定結果を得ると、この第1の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム26は、ステップSP30の判断で肯定結果を得ると、そのハイパーバイザ37が保有するノード情報の中から探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)のノード情報を1つ選択し、選択したノード情報をそのハイパーバイザ37から取得する。そして、探索プログラム26は、取得したノード情報に含まれるそのノードに実装されたゲストOS36のOS種別に基づいて、当該ノードと通信する際に利用すべき通信プロトコル種別を取得し、この通信プロトコル種別と、ノード情報に含まれるIPアドレスとを探索結果テーブル33に格納する(SP31)。
次いで探索プログラム26は、ステップSP30及びステップSP31の処理をハイパーバイザ37が保有しているすべての他ノード(仮想サーバ35)のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP32)。
探索プログラム26は、ステップSP32で否定結果を得ると、ステップSP30に戻り、この後、同様の処理(ステップSP30〜ステップSP32−ステップSP30)を繰り返す。
そして、探索プログラム26は、ハイパーバイザ37が保有するすべてのノード情報についてステップSP30〜ステップSP32の処理を実行し終えることによりステップSP32で肯定結果を得ると、この第1の仮想ノード情報取得処理を終了する。
(1−2−2−4)第2の仮想ノード情報取得処理
一方、図11は、上述の他ノード情報取得処理(図9)のステップSP22において、探索プログラム26により実行される第2の仮想ノード情報取得処理の具体的な処理内容を示す。探索プログラム26は、この図11に示す処理手順に従って、対象ノードである仮想化環境管理プログラム39から当該仮想化環境管理プログラム39が管理するハイパーバイザ37及び仮想サーバ35のノード情報を取得する。
探索プログラム26は、他ノード情報取得処理のステップSP22に進むと、この図11に示す他の第2の仮想ノード情報取得処理を開始し、まず、図8について上述した第1の探索処理のステップSP5において取得したそのとき対象としている仮想化環境管理プログラム39のIPアドレス及び通信プロトコル種別を利用して、その仮想化環境管理プログラム39にアクセスする。そして探索プログラム26は、探索結果テーブル33を参照して、その探索結果テーブル33に登録されていないハイパーバイザ37のノード情報を仮想化環境管理プログラム39が保有しているか否かを判断する(SP40)。そして探索プログラム26は、この判断で否定結果を得ると、この第1の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム26は、ステップSP40の判断で肯定結果を得ると、その仮想化環境管理プログラム39が保有するノード情報の中から探索結果テーブル33に登録されていないハイパーバイザ37のノード情報を1つ選択し、選択したノード情報をその仮想化環境管理プログラム39から取得する。そして、探索プログラム26は、取得したノード情報に基づいて、そのハイパーバイザ37と通信する際に利用すべき通信プロトコル種別を取得し、この通信プロトコル種別と、ノード情報に含まれるIPアドレスとを探索結果テーブル33に格納する(SP41)。
次いで探索プログラム26は、ステップSP40及びステップSP41の処理を仮想化環境管理プログラム39が保有しているすべてのハイパーバイザ37のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP42)。
探索プログラム26は、ステップSP42で否定結果を得ると、ステップSP40に戻り、この後、同様の処理(ステップSP40〜ステップSP42−ステップSP40)を繰り返す。
そして、探索プログラム26は、仮想化環境管理プログラム39が保有するすべてのハイパーバイザ37のノード情報についてステップSP40〜ステップSP42の処理を実行し終えることによりステップSP42で肯定結果を得ると、この後、ステップSP43〜ステップSP45を図10について上述した第1の仮想ノード情報取得処理のステップSP30〜ステップSP32と同様に処理する。これにより探索プログラム26は、仮想化環境管理プログラム39が保有する仮想サーバ35のノード情報のうち、探索結果テーブル33に登録されていない仮想サーバ35のノード情報を順次探索結果テーブル33に登録する。そして探索プログラム26は、この後、この第2の仮想ノード情報取得処理を終了する。
(1−3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によれば、例えば、仮想化環境管理プログラム39及びハイパーバイザ37によって管理されている仮想サーバ35のノード情報を取得することができ、従来のように一つ一つのIPアドレスに対して順次複数のプロトコルによるアクセスを試みる場合に比べて一連の処理に要する時間を短縮することができる。かくするにつき、ノード数及びサポートするプロトコル数の多い計算機システム上でノードの発見時間を短縮し得る計算機システムを実現できる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)本実施の形態による計算機システムの構成
図1及び図3において、50は全体として第2の実施の形態による計算機システムを示す。この計算機システム50は、他ノードのノード情報を保持するノード(仮想化環境管理プログラム39、ハイパーバイザ37又はサーバ管理プログラム等)から当該他ノードのノード情報を取得する処理(以下、これを仮探索処理と呼ぶ)を実行することに加えて、かかる仮探索処理により取得した他ノードのノード情報に基づいて当該他ノードにアクセス可能か否かを検証する処理(以下、これを本探索処理と呼ぶ)を実行する点を除いて第1の実施の形態による計算機システム1と同様に構成されている。
実際上、第1の実施の形態において、管理サーバ51の探索プログラム52は、仮想化環境管理プログラム39等から、その仮想化環境管理プログラム39等が管理している他ノードのノード情報(IPアドレス及びOS種別情報等)を一括して取得した場合に、取得したノード情報に基づいて当該他ノードにアクセスできるか否かを検証することなく、当該ノード情報を探索結果テーブル33に格納している。
しかしながら、例えば、仮想サーバ35等を利用する個々のユーザにより仮想サーバ35等のIPアドレスや通信プロトコル種別が変更され、仮想化環境管理プログラム39等が管理する当該仮想サーバ35等のノード情報にその変更を反映する前に、探索プログラム26がこの反映前のノード情報を仮想化環境管理プログラム39から取得してしまった場合、管理サーバ51は、取得した反映前のIPアドレスや通信プロトコル種別に基づいて当該仮想サーバ35等にアクセスしようとすると、アクセスできないという事態が発生することになる。
そこで、本実施の形態の場合、探索プログラム52は、あるノードから当該ノードが管理する他ノードのノード情報を取得した場合には、取得したノード情報に基づいて当該他ノードに実際にアクセスできるかを検証する本探索処理を実行する。
また探索プログラム52は、対象IPアドレスのノードのノード情報(認証情報及びプロトコル)がすでに既定のプロトコルによってアクセスが未だに実行されていない場合には、規定のプロトコルによるノードに対するアクセスを試みる処理が実行される。そして、この処理においてアクセスが失敗した場合、管理サーバ51のサポートプロトコルテーブル30に格納されている他のプロトコルによってアクセスを試みる。そして、アクセスが成功すると、探索プログラム52は、アクセスが成功したときのプロトコルを探索結果テーブル54の対象IPアドレスのノードのノード情報の該当部分に上書きする。
以上のような本実施の形態によるノード管理処理を実現するための手段として、管理サーバ51の補助記憶装置22には、図7について上述した探索結果テーブル33(図7)に代えて、図12に示す探索結果テーブル54が格納されている。
この探索結果テーブル54は、第1の実施の形態による探索結果テーブル33と同様に、後述する探索処理により得られたIPネットワーク9上の各ノードの認証情報及びそのノードにアクセスする際に利用すべきプロトコルを管理するために利用されるテーブルであり、図12に示すように、ノード識別子欄54A、IPアドレス欄54B、認証情報欄54C、プロトコル欄54D及び探索フラグ欄54Eから構成される。
そしてノード識別子欄54A、IPアドレス欄54B、認証情報欄54C及びプロトコル欄54Dには、それぞれ第1の実施の形態による探索結果テーブル33の対応する欄(ノード識別子欄33A、IPアドレス欄33B、認証情報欄33C又はプロトコル欄33D)に格納される情報と同じ情報が格納される。
また探索フラグ欄54Eには、探索結果テーブル54のその行に対応するノードに対して仮探索処理及び本探索処理のいずれを終了し終えているかを表すフラグ(以下、これを探索フラグと呼ぶ)が格納される。なお、探索フラグは、対応するノードに対する仮探索処理が終了した段階では「T」に設定され、当該ノードに対する本探索処理が終了した段階で「F」に設定される。
従って、図12では、例えば「M1」というノード識別子が付与されたノードのノード情報(IPアドレス、認識情報及び通信プロトコル種別)は、いずれかのノードから取得されたものであり、その「M1」というノードに対しては仮探索処理のみが終了し、本探索処理はまだ行われていないことが示されている。
(2−2)本実施の形態による探索処理
次に、本実施の形態による探索処理の処理手順について説明する。
(2−2−1)第2の探索処理
図13は、管理サーバ51の探索プログラム52により実行される第2の探索処理の処理手順を示す。探索プログラム52は、この図12に示す処理手順に従って、探索範囲として指定されたIPアドレス範囲内の各ノードからノード情報を収集する。
実際上、探索プログラム52は、探索範囲内のIPアドレス範囲情報と、認証情報(ユーザID及びパスワード)とを受信すると、この第2の探索処理を開始し、まず、管理端末3から与えられた探索範囲とすべきIPアドレス範囲と、そのIPアドレス範囲内のノードにアクセスする際に利用すべき認証情報とを一時的に補助記憶装置22に記憶した上で、IPアドレス範囲内のIPアドレスを1つ選択する(SP50)。
続いて、探索プログラム52は、ステップSP50で選択した対象IPアドレスが割り当てられたノードが仮検索処理によりノード情報を取得したノードであるか否かを判断する(SP51)。この判断は、探索結果テーブル54を検索し、いずれかのIPアドレス欄54Bに対象IPアドレスが格納されているレコードが存在し、かつ、そのレコードの探索フラグ欄54Eに格納された探索フラグの値が「T」に設定されているか否かを判断することにより行われる。
そして探索プログラム52は、この判断で否定結果を得ると、ステップSP54〜ステップSP57を図8について上述した第1の探索処理のステップSP3〜ステップSP6と同様に処理する。これより探索プログラム52は、対象IPアドレスが割り当てられたノードから当該ノードのノード情報を取得し、取得したノード情報を探索結果テーブル54に格納する。また探索プログラム52は、そのノードが他ノードのノード情報を保有している場合には、その他ノードのノード情報をも取得し、取得したノード情報を探索結果テーブル54に格納する。
この際、探索プログラム52は、ステップSP57において実行される図9について上述した他ノード情報取得処理のステップSP23、ステップSP24又はステップSP25や、当該他ノード情報取得処理において実行される図10について上述した第1の仮想ノード情報取得処理のステップSP31、又は、図11について上述した第2の仮想ノード情報取得処理のステップSP41,44において、そのとき取得したノード情報を探索結果テーブル54に登録する際、そのノード情報が格納されるレコード(行)の探索フラグ欄54Eに格納された探索フラグを「T」に設定する。
続いて、探索プログラム52は、探索結果テーブル54上の対象IPアドレスに対応するノードのレコードの探索フラグ欄54Eに格納されている探索フラグを「F」に設定し(SP58)、この後、探索結果テーブル54に登録されているすべてのノードについて、探索結果テーブル54上の対応する探索フラグ欄54Eに格納されている探索フラグが「F」に設定されているか否かを判断する(SP59)。
そして探索プログラム52は、この判断で否定結果を得るとステップSP50に戻り、この後、ステップSP50において選択するIPアドレスを順次他のIPアドレスに切り替えながら同様の処理を繰り返す。
一方、探索プログラム52は、ステップSP51の判断で肯定結果を得ると、探索結果テーブル54から対象IPアドレスが割り当てられたノードにアクセスする際の通信プロトコル種別を取得し、そのノードに対してその通信プロトコル種別によるアクセスを試み(SP52)、当該アクセスが成功したか否かを判断する(SP53)。
探索プログラム52は、この判断で否定結果を得ると、探索結果テーブルからそのノードのレコードを削除した後にステップSP54に進み、この後、ステップSP54以降を上述と同様に処理する。
一方、探索プログラム52は、ステップSPの判断で肯定結果を得ると、探索結果テーブル54上の対象IPアドレスに対応するノードのレコードの探索フラグ欄54Eに格納されている探索フラグを「F」に設定し(SP58)、この後、探索結果テーブル54に登録されているすべてのノードについて、探索結果テーブル54上の対応する探索フラグ欄54Eに格納されている探索フラグが「F」に設定されているか否かを判断する(SP59)。
探索プログラム52は、この判断で否定結果を得るとステップSP50に戻り、この後、ステップSP50において選択するIPアドレスを順次他のIPアドレスに切り替えながら同様の処理を繰り返す。
そして探索プログラム52は、やがてそのとき対象としているIPアドレス範囲のすべてのIPアドレスについてステップSP50〜ステップSP58の処理を実行し終えることによりステップSP59で肯定結果を得ると、この第2の探索処理を終了する。
(2−3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によれば、仮想化環境管理プログラム39及びハイパーバイザ37によって管理されている仮想サーバ35のノード情報に基づくノードに対して実際にアクセス可能であるか確認することができる。かくするにつき、第1の実施の形態の計算機システム1により得られる効果に加えて、信頼性の高いノード情報を取得することができるという効果をも得られる計算機システムを実現できる。
(3)第3の実施の形態
(3−1)本実施の形態による計算機システムの構成
図14において、60は全体として第3の実施の形態による計算機システムを示す。この計算機システム60は、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ63において管理されているノードのノード情報(IPアドレス、認証情報及び通信プロトコル種別)に加えて、仮想化環境管理プログラム67がクローニングによって仮想サーバ35を複製する際に複製元の仮想サーバ35と複製先の仮想サーバ35との対応関係の情報を格納するクローニング関係テーブル64,68と、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ63がテンプレートを用いて仮想サーバ35を作成する際にテンプレートと仮想サーバ35との対応関係の情報を格納するテンプレート仮想サーバ関係テーブル65,69とに基づいてノードのノード情報(IPアドレス、認証情報及び通信プロトコル種別)を取得する点を除いて第1の実施の形態による計算機システム1と同様に構成されている。
実際上、第1の実施の形態において、管理サーバ2の探索プログラム61は、仮想化環境管理プログラム67等から仮想化環境管理プログラム67等が管理している他のノードのノード情報を一括して取得している。このノードのノード情報は、一定のタイミングで、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ63がエージェントプログラムを稼働させることによって個々の仮想サーバ35及びハイパーバイザ63より収集される。
しかしながら、例えば、仮想サーバ35によっては、仮想化環境管理サーバ66及びハイパーバイザ63によってサポートされていないゲストOS36を稼働している場合、ゲストOS36上でエージェントプログラムを稼働していない場合、又は、ユーザによってエージェントプログラムの稼働停止がされている場合等があり、これらの場合に、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ63は仮想サーバ35よりノードのノード情報を取得できないことになる。
そこで、本実施の形態の場合、探索プログラム61は、クローニング関係テーブル64,68において格納されている仮想サーバ35のクローニング関係情報に基づいて、対象となる仮想サーバ35とクローニング関係を形成している他の仮想サーバ35を特定する。そして、探索プログラム61は、他の仮想サーバ35に対する探索処理を行っており当該仮想サーバ35に対するノードのノード情報を有している場合、他の仮想サーバ35のノードのノード情報よりゲストOS36のOS種別を取得し、このOS種別を探索対象の仮想サーバ35のOS種別として記憶する。一方、探索プログラム61は、テンプレート仮想サーバ関係テーブル65,69に基づいてノードのノード情報を取得する場合、対象となる仮想サーバ35のテンプレート種別情報に基づいてゲストOS36のOS種別を取得し、このOS種別を探索対象の仮想サーバ35のOS種別として記憶する。
以上のような本実施の形態によるノード管理処理を実現するための手段として、仮想用物理サーバ62には、図14に示すクローニング関係テーブル64と、テンプレート仮想サーバ関係テーブル65とが格納されている。
クローニング関係テーブル64は、クローニングにより作成された仮想サーバ35について、その仮想サーバ35の複製先を管理するために利用されるテーブルであり、図15に示すように、クローニングペア識別子欄64A、クローニング元仮想サーバID欄64B及びクローニング先仮想サーバID欄64Cから構成される。
そしてクローニングペア識別子欄64Aには、対応する仮想サーバ35が他の仮想サーバ35とクローニング関係を形成している場合に、そのクローニングペアのクローニング関係情報に対して付与された識別子(以下、これをクローニングペア識別子と呼ぶ)が格納される。また、クローニング元仮想サーバID欄64Bには、クローニングによって複製される複製元の仮想サーバ35に付与されたその仮想サーバ35に固有の識別子(以下、これを仮想サーバIDと呼ぶ)が格納される。さらに、クローニング先仮想サーバID欄64Cには、その仮想サーバ35のクローニングによって複製された複製先の仮想サーバ35の仮想サーバIDが格納される。
従って、図15の場合、例えば「VM01」という識別子が付与された仮想サーバ35は、「VM04」という識別子が付与された仮想サーバ35の複製元の仮想サーバ35であり、「VM04」の仮想サーバ35と共にクローニングペア識別子が「CR1」のクローニングペアを形成していることが示されている。
一方、テンプレート仮想サーバ関係テーブル65は、予め登録された仮想サーバ35の構成情報のテンプレートと、かかるテンプレートによって作成された仮想サーバ35との対応関係を管理するために利用されるテーブルであり、図16に示すように、テンプレート仮想サーバ識別子欄65A、テンプレート種別ID欄65B及び生成仮想サーバID欄65Cから構成される。
そしてテンプレート種別識別子欄65Bには、対応するテンプレートの種別を表す情報に対して付与された当該テンプレート種別情報に固有の識別子(以下、これをテンプレート種別識別子と呼ぶ)が格納され、生成仮想サーバID欄65Cには、そのテンプレートによって生成された仮想サーバ35の仮想サーバIDが格納される。またテンプレート仮想サーバ識別子欄65Aには、対応するテンプレート種別情報及び生成仮想サーバIDからなるテンプレート仮想サーバ情報に対して付与された識別子が格納される。
従って、図16の場合、例えば「TR1」という識別子が付与されたテンプレート仮想サーバ情報は、「VM01」という識別子が付与された仮想サーバ35が「Template01」という識別子が付与された仮想サーバ35の構成情報のテンプレートに基づいて生成されたことが示されている。
また仮想化環境管理サーバ66には、図15に示すクローニング関係テーブル68と、図16に示すテンプレート仮想サーバ関係テーブル69とが格納されており、これらのクローニング関係テーブル68及びテンプレート仮想サーバ関係テーブル69は、それぞれ仮想用物理サーバ62のクローニング関係テーブル64及びテンプレート仮想サーバ関係テーブル65と同様のものであるため、その詳細の説明は省略する。
(3−2)本実施の形態による探索処理
次に、本実施の形態による探索処理の処理手順について説明する。以下では、第1の実施の形態による他ノード情報取得処理において、実行される本実施の形態による仮想ノードのノード情報取得処理について説明する。
(3−2−1)第3の仮想ノード情報取得処理
図17は、第1の実施の形態おいて上述した他ノード情報取得処理(図9)のステップSP17において、探索プログラム61により実行される本実施の形態による第3の仮想ノード情報取得処理の具体的な処理内容を示す。探索プログラム61は、この図17に示す処理手順に従って、対象ノードであるハイパーバイザ63から当該ハイパーバイザ63が管理する仮想サーバ35のノード情報に加えて、ハイパーバイザ63がクローニング及びテンプレートを用いて仮想サーバ35を作成した際に
格納するクローニング関係テーブル64とテンプレート仮想サーバ関係テーブル65に基づいてノードのノード情報(IPアドレス、認証情報、プロトコル)を取得する。
すなわち探索プログラム61は、第1の実施の形態における他ノード情報取得処理のステップSP17に進むと、この図17に示す第3の仮想ノード情報取得処理を開始し、まず、図9について上述した他ノード情報取得処理のステップSP16において得られたハイパーバイザ63のIPアドレスと、当該ハイパーバイザ63と通信する際の通信プロトコル種別とに基づいてそのハイパーバイザ63にアクセスする。そして探索プログラム61は、探索結果テーブル33を参照して、その探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)のノード情報をハイパーバイザ63が保有しているか否か判断する(SP60)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、ステップSP53に進む。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP50の判断で肯定結果を得ると、そのハイパーバイザ63が保有するノードのノード情報の中から探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)のノード情報を1つ選択し、そのノード情報をハイパーバイザ63から取得する。そして、探索プログラム61は、取得したノードのノード情報に含まれるそのノードに実装されたゲストOS36のOS種別に基づいて、当該ノードと通信する際に利用すべき通信プロトコル種別を取得し、この通信プロトコル種別と、ノード情報に含まれるIPアドレスとを探索結果テーブル33に格納する(SP61)。
次いで探索プログラム61は、ステップSP60〜ステップSP62の処理をハイパーバイザ63が保有しているすべての他ノード(仮想サーバ35)のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP62)。そして探索プログラム61は、この判断で肯定結果を得ると、ステップSP63に進む。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP62で否定結果を得ると、ステップSP60に戻る。そして探索プログラム61は、この後、同様の処理(ステップSP60〜ステップSP62−ステップSP60)を繰り返す。
そして、探索プログラム61は、ハイパーバイザ63が保有するすべてのノード情報についてステップSP60〜ステップSP62の処理を実行し終えると、ステップSP63に進む。
続いで探索プログラム61は、ハイパーバイザ63がクローニング関係テーブル64を保有しているか否か判断する(SP63)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、ステップSP65に進む。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP53で肯定結果を得ると、そのハイパーバイザ63が保有するクローニング関係テーブル64より仮想サーバ35のクローニング関係情報を取得し、一時的に補助記憶装置22に記憶する(SP64)。
そして、探索プログラム61は、ステップSP64によって得られたクローニング関係情報において探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)に対応するクローニング関係情報を格納しているか否か判断する(SP65)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP55で肯定結果を得ると、そのクローニング関係情報より対象の仮想サーバ35とクローニング関係を形成する他の仮想サーバ35を特定する(SP66)。
探索プログラム61は、探索結果テーブル33においてステップSP66で得られた他の仮想サーバ35に対するノードのノード情報を保有しているか否か判断する(SP67)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP67で肯定結果を得ると、その探索結果テーブル33において格納されている他の仮想サーバ35のノード情報に含まれるそのノードに実装されたゲストOS36のOS種別に基づいて、当該ノードと通信する際に利用すべき通信プロトコル種別を取得する(SP68)。
そして、探索プログラム61は、操作履歴を調べてクローニングした際に記録された対象の仮想サーバ35のIPアドレスを特定する(SP69)。
探索プログラム61は、ステップSP68及びステップSP69において得られたノードのノード情報(IPアドレス、認証情報及び通信プロトコル種別)を探索結果テーブル33に格納する(SP70)。
次いで探索プログラム61は、ステップSP65〜ステップSP70の処理を探索プログラム61が保有しているすべての他ノード(仮想サーバ35)のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP71)。そして探索プログラム61は、この判断で肯定結果を得ると、ステップSP72に進む。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP61で否定結果を得ると、ステップSP63に戻る。そして探索プログラム61は、この後、同様の処理(ステップSP65〜ステップSP71−ステップSP65)を繰り返す。
そして、探索プログラム61は、ハイパーバイザ63が保有するすべてのノード情報についてステップSP65〜ステップSP71の処理を実行し終えると、ステップSP72に進む。
次いで探索プログラム61は、ハイパーバイザ63がテンプレート仮想サーバ関係テーブル65を保有しているか否か判断する(SP72)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP63で肯定結果を得ると、そのハイパーバイザ63が保有するテンプレート仮想サーバ関係テーブル65より仮想サーバ35のテンプレート仮想サーバ情報を取得し、一時的に補助記憶装置22に記憶する(SP73)。
そして、探索プログラム61は、ステップSP73によって得られたテンプレート仮想サーバ情報において探索結果テーブル33に登録されていないノード(仮想サーバ35)に対応するテンプレート仮想サーバ情報を格納しているか否か判断する(SP74)。そして探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP74で肯定結果を得ると、そのテンプレート仮想サーバ情報より対象の仮想サーバ35のテンプレート種別情報を特定する(SP75)。
探索プロブラム26は、ステップSP75で得られたテンプレート種別情報よりゲストOS36の情報を取り出し、このゲストOS36のOS種別に基づいて、当該ノードと通信する際に利用すべき通信プロトコル種別を取得する(SP76)。
そして、探索プログラム61は、操作履歴を調べてテンプレート種別情報により複製した際に記録された対象の仮想サーバ35のIPアドレスを特定する(SP77)。
探索プログラム61は、ステップSP65及びステップSP66において得られたノードのノード情報(通信プロトコル種別及びIPアドレス)を探索結果テーブル33に格納する(SP78)。
次いで探索プログラム61は、ステップSP74〜ステップSP78の処理をハイパーバイザ63が保有しているすべての他ノード(仮想サーバ35)のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP79)。そして探索プログラム61は、この判断で肯定結果を得ると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP79で否定結果を得ると、ステップSP50に戻る。そして探索プログラム61は、この後、同様の処理(ステップSP74〜ステップSP79−ステップSP74)を繰り返す。
そして、探索プログラム61は、ハイパーバイザ63が保有するすべてのノード情報についてステップSP74〜ステップSP79の処理を実行し終えると、この第3の仮想ノード情報取得処理を終了する。
(3−2−2)第4の仮想ノード情報取得処理
図18は、第1の実施の形態おいて上述した他ノード情報取得処理(図9)のステップSP18において、探索プログラム61により実行される本実施の形態による第4の仮想ノード情報取得処理の具体的な処理内容を示す。探索プログラム61は、この図18に示す処理手順に従って、対象ノードである仮想環境管理プログラム67から当該仮想環境管理プログラム67が管理するハイパーバイザ63及び仮想サーバ35のノード情報に加えて、仮想環境管理プログラム67がクローニング及びテンプレートを用いて仮想サーバ35を作成した際に格納するクローニング関係テーブル68とテンプレート仮想サーバ関係テーブル69に基づいてノードのノード情報(IPアドレス、認証情報及び通信プロトコル種別)を取得する。
すなわち探索プログラム61は、第1の実施の形態における他ノード情報取得処理のステップSP22に進むと、この図18に示す第4の仮想ノード情報取得処理を開始し、まず、図9について上述した他ノード情報取得処理のステップSP12及びステップSP21の判断において得られた仮想環境管理プログラム67のIPアドレスと、通信プロトコル種別とに基づいてその仮想環境管理プログラム67にアクセスし、補助記憶装置22の探索結果テーブル33に格納されているハイパーバイザ63のノード情報と比較し、まだ管理サーバ2が取得していないハイパーバイザ63のノード情報を仮想環境管理プログラム67が管理しているノードのノード情報より取得できるか否か判断する(SP80)。探索プログラム61は、この判断で否定結果を得ると、ステップSP83に進む。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP80で肯定結果を得ると、ハイパーバイザ63のノード情報を仮想環境管理プログラム67より取得する。そして、探索プログラム61は、取得したOSから通信プロトコル種別を取得し、この通信プロトコル種別とIPアドレスを補助記憶装置22の探索結果テーブル33に格納する(SP81)。
次いで探索プログラム61は、ステップSP80〜ステップSP82の処理を仮想環境管理プログラム67が保有しているすべての他ノード(ハイパーバイザ63)のノード情報について実行し終えたか否かを判断する(SP82)。そして探索プログラム61は、この判断で肯定結果を得ると、この後、ステップSP83〜ステップSP102までの処理を図17について上述した第3の仮想ノード情報取得処理のステップSP60〜ステップSP79と同様に処理することにより、仮想環境管理プログラム67によって管理されているすべての仮想サーバ35及びハイパーバイザ63のノード情報を取得する。そして、探索プログラム61は、この後、この第4の仮想ノード情報取得処理を終了する。
これに対して探索プログラム61は、ステップSP82で否定結果を得ると、ステップSP80に戻る。そして探索プログラム61は、この後、同様の処理(ステップSP80〜ステップSP82−ステップSP80)を繰り返す。
そして、探索プログラム61は、仮想環境管理プログラム67が保有するすべてのノード情報についてステップSP80〜ステップSP82の処理を実行し終えると、ステップSP83に進み、この後、ステップSP83〜ステップSP102を処理した後、この第4の仮想ノード情報取得処理を終了する。
(3−3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によれば、例えば、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ63によって管理されていない仮想サーバ35のノード情報も取得することができ、さらに第1の実施の形態と同様に、従来のように一つ一つのIPアドレスに対して順次複数のプロトコルによるアクセスを試みる場合に比べて一連の処理に要する時間を短縮することができる。かくするにつき、ノード数及びサポートするプロトコル数の多い計算機システム上でノードの発見時間を短縮し得る計算機システムを実現できる。
(4)他の実施の形態
なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61がアクセスできた仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ63から一括して複数のノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他ノードのノード情報を管理するノードにアクセスした際には、一括して複数のノードのノード情報を収集するようにしても良い。具体的には、探索プログラム26,52,61は、IPネットワーク9上でアクセスされたノードに対して割り当てられているドメイン名よりIPアドレスを作成するDNS(Domain name system)サーバ、ネットワーク上に存在するサーバ、プリンタなどのハードウェア資源等の管理をするアクティブディレクトリサーバ、割り当ててもよいIPアドレスの範囲など、IPネットワークにアクセスするために必要な情報を有するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ又は、IPネットワーク9を利用するユーザのメールアドレスや環境に関する情報を管理するLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバ、同一ネットワーク上にないコンピュータとネットワークアクセスするためのルータ等の機器から構成されるデフォルトゲートウェイ等にアクセスした際に、他のノードのノード情報を取得するようにしても良い。
また上述の第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61が指定したIPアドレスの範囲内のIPアドレスに対して順番に、登録した認証情報を用いて、既定のプロトコルによるノードに対するアクセスを順次試みることで計算機システム1,50,60上各ノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、管理対象のノード内を流れるパケットを取得し、取得したパケットを解析することでノード情報を得るようにしても良い。具体的には、探索プログラム26,52,61が、ネットワーク装置にアクセスした際にネットワーク装置内を通過するパケットをスニッフィング解析して、宛先IPアドレス、宛先ポート番号、送信元IPアドレス及び送信元ポート番号の情報を取得する。これより、得られた宛先IPアドレス又は送信元IPアドレスのIPアドレスを有するノードがネットワーク上に存在し、駆動していることが分かる。そこで、探索プログラム26,52,61は、探索結果テーブル33,54上に得られた宛先IPアドレス及び送信元IPアドレスに対するノードのノード情報が存在しない場合は、この宛先IPアドレス及び送信元IPアドレスに対するノードの探索が行われていないということが分かるので、宛先IPアドレス及び送信元IPアドレスに対するノードへのアクセスを試みるようにしても良い。また、スニッフィング解析によってネットワーク装置より得られた宛先ポート番号及び送信元ポート番号によってこれらのポート番号を有するノード上でどのようなOSが駆動しているのかということが推測できるので、探索プログラム26,52,61は、予め予測されたプロトコルによりノードへのアクセスを試みるようにしても良い。
さらに第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61がアクセスできた仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ63から一括して複数のノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、管理対象のノードのネットワークアクセス履歴情報によってノード情報を得るようにしても良い。具体的には、管理サーバ2,51は、アクセスできたノードのOSに対してネットスタットコマンドを送信することにより、対象ノードがアクセスしたノードの一覧、ステータス状況、IPアドレス及びポート番号等のネットワークアクセス履歴情報を取得する。そして、探索プログラム26,52,61は、このネットワークアクセス履歴情報に格納されているIPアドレスのノードに対して優先的にアクセスを試みるようにしても良い。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61が指定したIPアドレスの範囲内のIPアドレスに対して順番に、登録した認証情報を用いて、サポートプロトコルテーブル30に格納されているプロトコルを順次用いることによってノードに対するアクセスを試みることで計算機システム1,50,60上各ノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば探索プログラム26,52,61は、ある所定のIPアドレス範囲でしばらく同じプロトコルによるノードへのアクセスが連続して成功している場合、次の探索も前回用いたプロトコルを優先的に使用するようにしても良い。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61がアクセスできた仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ63から一括して複数のノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば予め管理サーバ2,51に仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ37のノード情報を登録しておき、優先的に探索プログラム26,52,61が登録したノード情報に基づいてノードにアクセスを試みるようにしても良い。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、探索プログラム26,52,61がアクセスできた仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ63から一括して複数のノードのノード情報を収集する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、探索プログラム26,52,61はPING(packet Internet Groper)と呼ばれるコマンドをIPアドレス範囲全てに送信することによってノード情報を収集するようにしても良い。具体的には、探索プログラム26,52,61は、IPアドレス範囲全てのアドレスにPING(packet Internet Groper)と呼ばれる32バイト程度のデータを送信し、返信データがあるかどうか診断することによってIPアドレス範囲でネットワーク上にアクセスされているノードが存在するか否か判断し、返信データがあった場合は、探索プログラム26,52,61は、返信データに格納されているIPアドレスのノードに対して優先的にアクセスを試みるようにしても良い。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ37は、複数の他ノードの構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)や性能情報及び状態情報などのノード情報(第2の情報)を管理し、管理サーバ2,51は、管理対象のノードのIPアドレス及びノードと通信する際に使用すべき通信プロトコル種別を収集して管理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば管理サーバ2,51は管理対象のノードである仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ37より構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)や性能情報及び状態情報などのノード情報(第1の情報)を収集して管理するようにしても良い。また、管理対象のノードである仮想用物理サーバ4,62、仮想化環境管理サーバ7,66、管理用物理サーバ8及びハイパーバイザ37のノード情報(第2の情報)と、管理サーバ2,51のノード情報(第1の情報)とで同様の構成を保持していても良い。
さらに上述の第3の実施の形態においては、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ37がクローニングによって仮想サーバ35を複製する際にクローニング関係テーブル64,68に複製元の仮想サーバ35の仮想サーバIDと複製先の仮想サーバ35の仮想サーバIDとの対応関係の情報を格納する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ37は、複製元の仮想サーバ35及び複製先の仮想サーバ35それぞれの構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)や性能情報及び状態情報などのノード情報を格納するようにしてもよい。
さらに上述の第3の実施の形態においては、仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ37がテンプレートを用いて仮想サーバ35を作成する際にテンプレート仮想サーバ関係テーブル65,69にテンプレート種別情報のテンプレート種別識別子と仮想サーバ35の仮想サーバIDとの対応関係の情報を格納する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば仮想化環境管理プログラム67及びハイパーバイザ37は、テンプレートの具体的な構成内容や仮想サーバ35に対応する構成情報(IPアドレス及びOS種別を含む)や性能情報及び状態情報などのノード情報を格納するようにしてもよい。
本発明は、ネットワーク上に接続されたノードを管理するための管理者用ノードに格納するプログラムに適用することができる。
1,50,60……計算機システム、2,51……管理サーバ、3……管理端末、4,62……仮想用物理サーバ、5……物理サーバ、7,66……仮想化環境管理サーバ、8……管理用物理サーバ、9……ネットワーク、26,52,61……探索プログラム、30……サポートプロトコルテーブル、31……認証情報テーブル、32……探索候補テーブル、33,54……探索結果テーブル、35……仮想サーバ、37,63……ハイパーバイザ、39……仮想化環境管理プログラム、64,68……クローニング関係テーブル、65,69……テンプレート仮想サーバ関係テーブル。

Claims (12)

  1. ネットワークに接続された複数の第1のノードと、
    前記ネットワークに接続され、前記複数の第1のノードのうちの一部又は全部の前記第1のノードを管理する1又は複数の第2のノードと、
    前記ネットワークを介して各前記第1及び第2のノードと接続され、各前記第1及び第2のノードのネットワークアドレスと、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む前記第1及び第2のノードごとの第1の情報を収集して管理する管理サーバと
    を備え、
    前記第2のノードは、
    前記複数の第1のノードのうち、当該第2のノードが管理する第1のノードごとの、ネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む第2の情報を管理しており、
    前記管理サーバは、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索し、前記第2のノードを検出したときには、当該第2のノードが管理する各前記第1のノードのネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを当該第2のノードから取得し、取得した当該第1のノードごとの前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を対応付けて管理する
    ことを特徴とする計算機システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索し、前記第1又は第2のノードを検出したときには、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を当該第1又は第2のノードのネットワークアドレスと対応付けて管理する一方、前記第2のノードを検出したときには、当該第2のノードが管理する各前記第1のノードのネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを当該第2のノードから取得し、取得した前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を利用して、対応する前記第1のノードにアクセス可能か否かを検証する
    ことを特徴とする計算機システム。
  3. 前記第2のノードは、
    前記第1のノードが他の前記第1のノードを複製して作成された場合、複製元の前記第1のノードと、複製先の前記第1のノードとの対応関係を表す第1の関係情報を保持しており、
    前記管理サーバは、
    前記第1の関係情報を利用して、前記他の第1のノードから複製された前記第1のノードの通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  4. 前記第2のノードは、
    前記第1のノードがテンプレートに基づいて作成された場合、当該テンプレートと、当該テンプレートに基づいて作成された前記第1のノードとの対応関係を表す第2の関係情報を保持しており、
    前記管理サーバは、
    前記第2の関係情報を利用して、前記テンプレートに基づいて作成された前記第1のノードの通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  5. 前記管理サーバは、
    予め前記第2のノードの前記ネットワークアドレスを管理し、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する際に、前記ネットワークアドレスに対応する前記第2のノードの探索を優先的に実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  6. 前記管理サーバは、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する際、検出した前記第1又は第2のノードに対して当該管理サーバがサポートする複数のプロトコル種別によるアクセスを順次試行する試行処理を実行することにより、当該第1又は第2のノードにアクセスする際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、
    前記試行処理では、直前に検出した前記第1又は第2のノードについて取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1又は第2のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  7. ネットワークに接続された複数の第1のノードと、前記ネットワークに接続され、前記複数の第1のノードのうちの一部又は全部の前記第1のノードを管理する1又は複数の第2のノードと、前記ネットワークを介して各前記第1及び第2のノードと接続され、各前記第1及び第2のノードのネットワークアドレスと、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む前記第1及び第2のノードごとの第1の情報を収集して管理する管理サーバとを有する計算機システムのノード探索方法において、
    前記第2のノードは、
    前記複数の第1のノードのうち、当該第2のノードが管理する第1のノードごとの、ネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを含む第2の情報を管理しており、
    前記管理サーバが、前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する第1のステップと、
    前記管理サーバが、前記第2のノードを検出したときには、当該第2のノードが管理する各前記第1のノードのネットワークアドレスと、当該第1のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別とを当該第2のノードから取得し、取得した当該第1のノードごとの前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を対応付けて管理する第2のステップと
    を備えることを特徴とするノード探索方法。
  8. 前記第1のステップにおいて、前記管理サーバは、
    前記第1又は第2のノードを検出したときには、当該第1又は第2のノードと通信する際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を当該第1又は第2のノードのネットワークアドレスと対応付けて管理し、
    前記第2のステップにおいて、前記管理サーバは、
    前記第2のノードから取得した当該第2のノードが管理する前記第1のノードごとの前記ネットワークアドレス及び前記プロトコル種別を利用して、対応する前記第1のノードにアクセス可能か否かを検証する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード探索方法。
  9. 前記第2のノードは、
    前記第1のノードが他の前記第1のノードを複製して作成された場合、複製元の前記第1のノードと、複製先の前記第1のノードとの対応関係を表す第1の関係情報を保持しており、
    前記第2のステップにおいて、前記管理サーバは、
    前記第1の関係情報を利用して、前記他の第1のノードから複製された前記第1のノードの通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード探索方法。
  10. 前記第2のノードは、
    前記第1のノードがテンプレートに基づいて作成された場合、当該テンプレートと、当該テンプレートに基づいて作成された前記第1のノードとの対応関係を表す第2の関係情報を保持しており、
    前記第2のステップにおいて、前記管理サーバは、
    前記第2の関係情報を利用して、前記テンプレートに基づいて作成された前記第1のノードの通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード探索方法。
  11. 前記第1のステップにおいて、前記管理サーバは、
    予め前記第2のノードの前記ネットワークアドレスを管理し、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する際に、前記ネットワークアドレスに対応する前記第2のノードの探索を優先的に実行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード探索方法。
  12. 前記第1のステップにおいて、前記管理サーバは、
    前記ネットワーク上の前記第1及び第2のノードを探索する際、検出した前記第1又は第2のノードに対して当該管理サーバがサポートする複数のプロトコル種別によるアクセスを順次試行する試行処理を実行することにより、当該第1又は第2のノードにアクセスする際に使用すべき通信プロトコルのプロトコル種別を取得し、
    前記試行処理では、直前に検出した前記第1又は第2のノードについて取得した前記プロトコル種別を優先的に用いて対象とする前記第1又は第2のノードに対するアクセスを試行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のノード探索方法。
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