JP5766132B2 - セルスタック装置および燃料電池装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セルスタック装置および燃料電池装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と酸素含有ガス(通常、空気である)とを用いて電力を得ることができる燃料電池装置が提案されている(特許文献1参照)。この燃料電池装置では、セルスタック装置が、収納容器に収納されて構成されており、このセルスタック装置は、内部に一端から他端にガスを流すガス流路を有するセルを複数個配列し、各セル間を電気的に接続したセルスタックが、各セルの一端がマニホールドと呼ばれるガスケースの開口部に接着されている。
このようなセルスタック装置では、セルスタックとガスケースを気密に封止し、セルの内部と外部に燃料ガスと酸素含有ガスをきちんと分けて流して、効率のよい発電が可能になる。そこで、特許文献1では、セルスタックが嵌め込まれるガスケースの開口部の外縁部を突出させて、セルスタックとガスケースとを気密に封止することが提案されている。
特開2011−150994号公報
しかしながら、特許文献1のように、セルスタックをガスケースに直接嵌め込んで接着する方法では、セルを接着する際に接着剤がセルのガス流路側に回り込んで固化する場合があり、ガスの流れの妨げになり、ガス流路を塞いでしまったりするおそれがあるが、これを除去することが難しいという問題があった。また、特許文献1では、セルスタックとガスケースとを接着するための接着剤が流れ出し、セルスタックとガスケースを気密に封止できない場合があった。
そこで、本発明の目的は、セルスタックとガスケースとを気密に封止できるとともに、セル中のガスの流れを妨げないガス流路を安定して作製可能な構造のセルスタック装置、およびこのセルスタック装置を収納してなる燃料電池装置を提供することである。
本発明のセルスタック装置は、一端部から他端部へ貫通するガス流路を内部に有するセルを複数個配列してなるセルスタックと、複数個の前記セルそれぞれの前記一端部を囲む枠体と、該枠体の内側でかつ前記セルの一端部の周囲に充填されて前記セルと前記枠体とを接着している第1接着剤と、前記ガス流路にガスを供給する開口部を有して、前記枠体が接着されるガスケースと、を具備して、前記枠体が、前記ガスケースの前記開口部に第2接着剤で接着されているとともに、前記ガスケースの前記枠体が前記第2接着剤で接着されている接着部が凹状であり、前記枠体の端部が前記接着部にて前記第2接着剤に埋設された状態で接着されており、前記セルの一端部側におけるガス流路の開口が、前記ガスケースの内部と連通しており、前記枠体の端部の内面と前記ガスケースの前記開口部を構成する壁の外面との間の隙間に前記第2接着剤が設けられているとともに、前記ガスケースの前記開口部を構成する壁は、前記ガスケースの前記接着部の外側よりも上方に突出しているものである。
また、本発明の燃料電池装置は、上記セルスタック装置を収納容器内に収納したものである。
本発明のセルスタック装置は、セルの一端部を第1接着剤で枠体に接着しており、かつ、この枠体がガスケースに設けられた凹部に第2接着剤で接着されている。この構成では、第1接着剤がガス流路を妨げる位置まで回りこんで固化しても、余分な第1接着剤を容易に除去することができる。
また、ガスケースに設けられた凹部である接着部に、枠体の端部が第2接着剤に埋設されて接着されていることで、枠体とガスケースとをより確実に接着できて、セルスタックとガスケースとを安定して気密封止できる。加えて、ガスケースの枠体が接着された接着部から第2接着剤がはみ出して美観を損なうことも防止できる。
本実施形態のセルスタック装置の一例を示し、(a)平面図、(b)(a)の点線枠で囲った部分の一部拡大平面図、(c)(a)のB−B断面図である。 図1のセルスタック装置のセルスタック支持部材と保護カバーの構成を説明するための斜視図である。 図1のセルスタック装置の(a)概略斜視図、(b)スタックとガスケースとの接続部付近の拡大断面図(図1(a)のA−A断面図)である。 (a)(b)本発明の他の本実施形態のセルスタック装置におけるスタックとガスケースとの接続部付近の拡大断面図である。 (a)図4(b)のスペーサの構成についての平面図であり、(b)図4(b)のスペーサの変形例についての拡大断面図である。 本発明のセルスタック装置に用いられる集電部材および端部集電部材の構成を説明するための模式図である。
(セルスタック装置)
図1は、本実施形態のセルスタック装置の一例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)の点線枠で囲った部分の一部を拡大して示す断面図、(c)は(a)のB−B断面図であり、図2は、図1のセルスタック装置のセルスタック支持部材と保護カバーの構成を説明するための斜視図であり、図3(a)は、図1のセルスタック装置の概略斜視図、図3(b)はセルスタックとガスケースとの接続部付近の拡大断面図(図1(a)のA−A断面図)である。
セルスタック装置1(以下、スタック装置1と略することがある。)は、図1および図3に示すように、セル3の複数個が整列した状態で立設しているとともに、隣接するセル3間に集電部材4aを介して電気的に直列に接続したセルスタック2(以下、スタック2と略することがある。)を有している。すなわち、隣接するセル3間に集電部材4aが挟まれている。
セル3の内部には、一端部から他端部へ長さ方向Lに貫通するガス流路13を有しており、セル3の一端部(図1、3の下端部)は枠体16で囲まれており、枠体16の内側に充填された第1接着剤17でセル3の下端部の外周が接着されている。つまり、スタック2は、枠体16の内側に複数のセル3を並べて収容し、第1接着剤17で枠体16に接着されている。
また、スタック2の最も外側に位置するセル3aに端部集電部材4bが接着されており、この端部集電部材4bの外側には、端部集電部材4bに接着して電気的に接続されたセルスタック支持部材5(以下、スタック支持部材5と略することがある。)が存在する。図2に示すように、スタック支持部材5の外側には保護カバー6がある。保護カバー6は、スタック2の周囲(スタック装置1(a)の周囲)に置かれる断熱材との接触や外部か
らの衝撃に対して、スタック支持部材5およびスタック2を保護する。また、スタック支持部材5にはスタック2の外側に突出する電流引き出し部7が接続されている。
一方、ガスケース(マニホールド)20は、セル3のガス流路13にガスを供給する開口部21を上面に有して、スタック2が開口部21を塞ぐように環状の枠体16の端部が、ガスケース20の開口部21を取り囲むように形成された凹溝状の接着部22に差し込まれている。そして、枠体16の端部がガスケース20に凹溝状の接着部22内の第2接着剤18に埋設された状態で接着されており、セル3のガス流路13以外の部分が気密に封止されている。本実施態様によれば、ガスケース20の枠体16が接着されている接着部22が凹溝をなして凹んでおり、枠体16の端部が接着部22の第2接着剤18中に差し込まれて第2接着剤18に埋設された状態で接着されている。
これによって、本実施形態のスタック装置1は、スタック2が、枠体16の内部にセル3の一端部が第1接着剤17で接着されて封止接着され、枠体16が第2接着剤18でガスケース20に接着された2つの接着部を有する構造からなる。この構成では、スタック2をガスケース20に接続する前に、別途、セル3の一端部を第1接着剤17で枠体16に接着し、その後で枠体16をガスケース20に接着して封止接着することが可能である。そのため、セル3を第1接着剤17で枠体16に接着する工程において、第1接着剤17がガス流路13を妨げる位置まで回りこんで固化しても、この回り込んだ余分な第1接着剤17がガスケース20の内部に存在しないので、スタック2の下面がむき出しの状態で余分な第1接着剤17を除去する作業を行うことができる。しかも、ガスケース20に凹溝状に凹んだ部分を接着部22として、第2接着剤18が充填された部分に枠体16の端部を埋設して接着することによって、枠体16とガスケース20とをより確実に接着でき、スタック2とガスケース20とを安定して気密封止できる。加えて、ガスケース20の枠体16が接着された接着部22から第2接着剤18がはみ出して美観を損なうことも防止できる。
なお、凹溝状の接着部22は、ガスケース20の開口部21(言い換えれば枠体16)を取り囲むように環状に形成されている。また、ガスケース20の開口部21側は接着部22よりも上方に突出しているが、図3(b)の構成では、枠体16の端部の内面と、ガスケース20の開口部を構成する壁の外面との隙間をほぼ一定に保持した状態で、ガスケース20の接着部22の外側よりも上方に突出している。これによって、接着部22に溜まった第2接着剤18が毛細管現象によってガスケースの開口部21側と枠体16との間よりも高い位置まで充填され強固に接着されるために、枠体16とガスケース20との封止性をさらに高めることができる。
ここで、本発明は上記図1−3の実施態様に限定されるものではなく、例えば、接着部31は、図4(a)に示されるように、ガスケース30の上面の肉厚を厚くして、接着部31となる部分を削り込んで溝状としたものであってもよい。また、図4(b)に示されるように、ガスケース20の接着部36の外側に断面が四角柱状またはコの字(C字)状またはL字状のスペーサ37、38を、枠状となるように載置してもよい。すなわち、ガスケース20は、枠体16の端部が接着されている部分の外周を、ガスケース20の開口部21を形成する立設壁と所定間隔をおいて囲むスペーサを有しており、スペーサと立設壁とで凹溝状の接着部を形成している。ここで、この構成においても、接着部36はその両側に対して凹溝状に凹んでいる。なお、図3(b)、図4(a)(b)、図5(b)は断面図であるが、簡略化のために斜線を省略して記載した。
なお、図1−3のスタック装置1のように、2組のスタック2を1つのガスケース20に組み込んでスペーサ37、38を用いる場合には、例えば、図4(b)および図5(a)に示すように、2組のスタック2の間に、2つの側面を1つの底面でつないだコの字(
C字)状のスペーサ37を配置し、それ以外の2組のスタック2の外側には、1つの側面と1つの底面とからなるL字状のスペーサ38を配置すればよい。
また、本発明はこの構成に限定されるものではなく、2組のスタック2のそれぞれの外周にスペーサ37を配置したものであってもよく、2組のスタック2を取り囲む外周にスペーサ38を配置し、2組のスタック2の間はスペーサ38を2列並べたものであってもよい。このとき、枠状のスペーサ37、38は、図5(b)に示すように、ガスケース20の表面に開口部が向くように、図4(b)の載置状態に対してひっくり返した向きに載置してもよい。
さらに、第1接着剤17と第2接着剤18とは、燃料電池装置の運転温度よりも軟化点が高いガラス等の材料からなり、熱膨張係数を加味して所定のフィラーを添加したものであるが、同一材料からなることが取り扱いの容易さの点で望ましい。枠体16の内側に複数のセル3を並べて収容し、第1接着剤を枠体16の内側に充填して接着剤の軟化点以上の温度で焼きつけることによって、セル3が枠体16に接着される。そして、セル3の底面に残存する余分な第1接着剤を研磨加工等で除去した後、枠体16の端部をガスケース20の接着部22に嵌め合わせて、接着部22にディスペンサー等を用いて第2接着剤18を注入し、再び接着剤の軟化点以上の温度(1回目の焼き付け温度よりも低め)で焼きつけることによって、スタック2をガスケース20に接続することができる。なお、第2接着剤18は、先に接着部22に注入しておいてから枠体16を接着部22に嵌め合わせてもよい。
(セル)
ここで、セル3は、図1(b)に示すように、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持基板12(以下、支持基板12と略す場合がある)の一方の平坦面上に燃料側電極層8、固体電解質層9及び空気側電極層10を順次積層してなる柱状(中空平板状等)からなる。また、セル3の他方の平坦面上にはインターコネクタ11が設けられており、支持基板12の内部には、セル3に燃料ガスを流すためのガス流路13が一端部から他端部に亘る長さ方向Lに設けられている。さらに、インターコネクタ11の外面(上面)にはP型半導体層14が設けられている。P型半導体層14を介して、集電部材4aをインターコネクタ11に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。なお、図1(a)では集電部材4a、端部集電部材4bの記載を省略している。また、支持基板は燃料側電極層を兼ねるものとし、その表面に固体電解質層および空気側電極層を順次積層してセルを構成することもできる。
また、本発明において、セル3は各種セルが知られているが、発電効率のよいセルとする上で、上記構成からなる固体酸化物形セルが好適に採用できる。それにより、単位電力に対して燃料電池装置を小型化することができるとともに、家庭用燃料電池で求められる変動する負荷に追従する負荷追従運転を行なうことができる。また、上記中空平板状のセル3以外にもセルが円筒形状であってもよい。
燃料側電極層8は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称し、部分安定化も含むものとする)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層9は、燃料側電極層8、空気側電極層10間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成し
てもよい。
空気側電極層10は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。空気側電極層10はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
支持基板12としては、燃料ガスを燃料側電極層8まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ11を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、支持基板12としては、導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。セル3を作製するにあたり、燃料側電極層8または固体電解質層9との同時焼成により支持基板12を作製する場合においては、鉄族金属成分と特定希土類酸化物とから支持基板12を形成することが好ましい。また、図1に示したセル3において、柱状(中空平板状)の支持基板12は、立設方向に細長く延びる板状片であり、平坦な両面と半円形状の両側面を有する。また、支持基板12は、ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。また、支持基板12の形状は柱状であれば良く、円筒状であってもよい。
P型半導体層14としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物からなる層を例示することができる。具体的には、インターコネクタ11を構成する材料よりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体層14の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ11は、上述したとおり、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO系酸化物)が好適に使用される。これらの材料は、導電性を有し、かつ燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触しても還元も酸化もされない。また、インターコネクタ11は支持基板12に形成されたガス流路13を流通する燃料ガス、および支持基板12の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
そして、セル3を電気的に接続するために介装される集電部材4aおよび端部集電部材4bは、弾性を有する金属または合金からなる部材あるいは金属繊維または合金繊維から成るフェルトに所要の表面処理を加えた部材から構成することができる。
図6(a)は集電部材4a、(b)は端部集電部材4bの一例を示したものである。図6(a)に示した集電部材4aは、セル3の長手方向に沿った一対の接続部31と、一対の接続部31間を連結するように設けられた隣接するセル3と接触するための板状をした複数の接触部32とを有する形状からなる。
このような集電部材4aおよび端部集電部材4bは、セル3の変形に対して良好な追従性を有する。また端部集電部材4bも、集電部材4aと同じ形状とすることができるが、セル3の変形に対する追従性を更に向上させるために、図6(b)に示すように、隣接する一方のセル3の平坦面に当接する第1導電体片33と、隣接する一方のセル3の一方の端部から隣接する他方のセル3の他方の端部へと傾斜して延びる第2導電体片34と、他方のセル3の平坦面に当接する第3導電体片35と、他方のセル3の一方の端部から一方
のセル3の他方の端部へと傾斜して延びる第4導電体片36とを基本要素として具備する。第1〜第4の導電体片はこの順序で端部同士を次々に連結されており、さらにこの順序で繰り返し導電体片が連結されることにより、軸方向に延在する一繋がりの形状であることが望ましい。
(燃料電池装置)
さらに、上述したスタック装置1を収納容器(図示せず)内に収納した燃料電池装置においても、セル3のガス流路13を気密に封止することができ、また、スタック2とガスケース20とを安定して気密封止できることから、長期信頼性が向上した燃料電池装置となる。
1 セルスタック装置(スタック装置)
2 セルスタック(スタック)
3 セル
16 枠体
17 第1接着剤
18 第2接着剤
20、30 ガスケース
21 開口部
22、31、36 接着部
37、38 スペーサ

Claims (6)

  1. 一端部から他端部へ貫通するガス流路を内部に有するセルを複数個配列してなるセルスタックと、
    複数個の前記セルそれぞれの前記一端部を囲む枠体と、
    該枠体の内側でかつ前記セルの一端部の周囲に充填されて前記セルと前記枠体とを接着している第1接着剤と、
    前記ガス流路にガスを供給する開口部を有して、前記枠体が接着されるガスケースと、を具備して、
    前記枠体が、前記ガスケースの前記開口部に第2接着剤で接着されているとともに、前記ガスケースの前記枠体が前記第2接着剤で接着されている接着部が凹状であり、
    前記枠体の端部が前記接着部にて前記第2接着剤に埋設された状態で接着されており、
    前記セルの一端部側におけるガス流路の開口が、前記ガスケースの内部と連通しており、
    前記枠体の端部の内面と前記ガスケースの前記開口部を構成する壁の外面との間の隙間に前記第2接着剤が設けられているとともに、
    前記ガスケースの前記開口部を構成する壁は、前記ガスケースの前記接着部の外側よりも上方に突出しているセルスタック装置。
  2. 前記枠体の端部の内面と前記ガスケースの前記開口部を構成する壁の外面との間の隙間の幅は、前記枠体の端部の外面と前記ガスケースの前記接着部の外側との間の隙間の幅よりも狭い請求項1記載のセルスタック装置。
  3. 前記ガスケースの前記接着部が溝状である請求項1または2記載のセルスタック装置。
  4. 前記ガスケースは、前記枠体の端部が接着されている部分の外周を囲むスペーサを有する請求項1乃至3のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
  5. 前記セルと前記枠体とを接着している第1接着剤と、前記枠体と前記ガスケースとを接着している第2接着剤とが同一材料からなる請求項1乃至4のうちいずれかに記載のセルスタック装置。
  6. 請求項1乃至のうちいずれかに記載のセルスタック装置を、収納容器内に収納してなる燃料電池装置。
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