JP5759424B2 - ユーザインタフェース設計支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザインタフェースにより実現したい機能に適したUI(ユーザインタフェース)部品を知ることができるユーザインタフェース設計支援装置に関する。
従来において、コンピュータシステムの設計者は、ユーザインタフェース(UI)の設計に多くの時間と労力を掛ける必要がある。そこで、UI設計を省力化するために、UMLを用いてUIを自動生成する装置が発明されている(特許文献1)。しかし、上記発明では、操作可能なUIの生成結果のみが受け取れるだけであって、ユーザの使いやすさを考慮することは難しい。特に、使いやすさを考慮するためには、どのようにシステムの機能が利用されるのかを理解し、後述するUIデザインパターンを照会しながら、適切なUIデザインを選択することが重要であるが、上記発明でこれらの情報が参照されることはない。
なお、ここで指すUIデザインパターンとは、どのようなUI部品(ボタン、アイコン、フレーム、メニューなど)が、どのような利用状況で用いることが適切かが記述されたものである。
そのため設計者が、設計したUI案とUIデザインパターンとを組み合わせながら、UI案について考察し、適切に修正することもまた困難である。
また一方で、ユーザがカスタマイズ可能なUIを提供することで、ユーザ毎に最適なユーザインタフェースが利用できるようにする装置が発明されている(特許文献2)。この装置を使うことで、ユーザ毎に良いUIを得られる可能性は高まるものの、元のUI案の設計自体は設計者の技量に強く依存しており、UI設計自体を支援することはできない。
加えて、使いやすいUIを設計するには、ユーザテストを実施し、修正を繰り返すことが重要であるとされているが、上記の既存発明では、繰り返しを円滑に行うために重要な、UI設計の元になった情報とUIデザインパターンの参照を支援することは困難である。
特開2003−140893号公報 特開2009−205353号公報
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザインタフェースにより実現したい機能に適したUI(ユーザインタフェース)部品を知ることができるユーザインタフェース設計支援装置を提供することにある。
第1の本発明は、複数の種類のUI部品のそれぞれにつき、当該種類のUI部品の使用頻度に関する条件、当該種類のUI部品の主要度に関する条件、当該種類のUI部品の表示継続時間に関する条件、当該種類のUI部品の機能と他の機能との間の関連度に関する条件、当該種類のUI部品を表示する画面サイズに関する条件、当該種類のUI部品を用いた情報の入力方法に関する条件を示すUI部品種類別条件情報が予め記憶されるUI部品種類別条件情報記憶部と、UI部品により実現したい2以上の機能のそれぞれにつき、当該機能を示す機能識別情報、当該機能を使用する使用頻度、当該機能の主要度、当該機能を実現するUI部品の表示継続時間、当該機能と他の機能との間の関連度を示す機能情報からなるアーキテクチャ情報を読み込むとともに、前記2以上の機能を実現するUI部品が表示される画面の画面サイズ、当該UI部品を用いた情報の入力方法を示すデバイス情報を読み込む読込部と、前記アーキテクチャ情報ならびにデバイス情報が記憶される情報保持部と、前記2以上の機能のそれぞれにつき、読み込まれた機能情報により示される使用頻度、主要度、表示継続時間、関連度ならびに、読み込まれたデバイス情報により示される画面サイズ、入力方法が前記UI部品種類別条件情報記憶部に記憶されたUI部品種類別条件情報内の使用頻度に関する条件、主要度に関する条件、表示継続時間に関する条件、関連度に関する条件、画面サイズに関する条件、入力方法に関する条件にそれぞれ適合するか否かを判定し、判定結果に基づいて、前記UI部品種類別条件情報記憶部からUI部品種類別条件情報を選択する照会部と、前記2以上の機能のそれぞれにつき、選択されたUI部品種類別条件情報に対応する種類のUI部品に関する情報ならびに、当該UI部品種類別条件情報を選択するのに用いた機能情報内の機能識別情報を対応づけて表示する出力部とを備えることを特徴とするユーザインタフェース設計支援装置をもって解決手段とする。
例えば、前記出力部は、前記2以上の機能のそれぞれに対応するUI部品を示すUI部品画像ならびに機能識別情報からなるデザインパターンを表示する。
例えば、前記出力部は、2以上の前記デザインパターンを表示するものであり、
前記ユーザインタフェース設計支援装置は、前記ユーザインタフェース設計支援装置に接続された出力結果選択インタフェースからの指示に基づき、前記2以上のデザインパターンのうちの1つを選択する。
例えば、前記出力部は、2以上の機能につき、対応する機能情報内の互いの関連度が予め定められた値以上である場合には、対応するUI部品画像が同じになるようにする。
例えば、ユーザインタフェース設計支援装置は、前記ユーザインタフェース設計支援装置に接続された出力結果調整インタフェースからの指示を基に前記デザインパターンを編集するユーザインタフェース設計部を備える。
本発明によれば、ユーザインタフェースにより実現したい機能に適したUI(ユーザインタフェース)部品を知ることができる。
本実施の形態に係るユーザインタフェース設計支援装置の構成図である。 UI部品種類別条件情報記憶部11の構成の一例を示す図である。 アーキテクチャ情報の構成の一例を示す図である。 デバイス情報の構成の一例を示す図である。 読込部12の動作を示すフローチャートである。 照会部14の動作を示すフローチャートである。 情報保持部13に記憶されたアーキテクチャ情報の各機能情報に部品名が対応づけられた様子を示す図である。 出力部15の動作(実施例1)を示すフローチャートである。 実施例1による表示例を示す図である。 出力部15の動作(実施例2)を示すフローチャートである。 実施例2による表示例を示す図である。 出力部15の動作(実施例3)を示すフローチャートである。 実施例3、4による表示例を示す図である。 出力部15の動作(実施例4)を示すフローチャートである。 ユーザインタフェース設計部16の動作を示すフローチャートである。 編集後のデザインパターンの一例を示す図である。 デザインパターンにより作成されたユーザインタフェースの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るユーザインタフェース設計支援装置の構成図である。
ユーザインタフェース設計支援装置1は、ユーザインタフェースの設計を支援する装置である。ユーザインタフェースは、ボタン、アイコン、フレーム、メニューなどのユーザインタフェース部品(以下、UI部品)を含んで構成され、パーソナルコンピュータの画面など表示されることでユーザの目に触れ、ユーザがこれらUI部品を操作しているような感覚でマウスやキーボードを操作することで情報を入力できるようにするものである。
ユーザインタフェース設計支援装置1は、ユーザインタフェースのアーキテクチャに関するアーキテクチャ情報ならびにユーザインタフェースを実現するためのデバイスに関するデバイス情報を読み込み、各機能ならびにデバイスに適したUI部品を選択し、UI部品を示す情報をディスプレイ2に表示するものである。
例えば、ユーザインタフェース設計支援装置1は、ユーザインタフェースのひな形として、選択したUI部品を含むデザインパターンをディスプレイ2に表示し、デザインパターンが2以上ある場合は、ユーザインタフェース設計支援装置1に接続された出力結果選択インタフェース3からの指示に基づき、1つのデザインパターンを選択し、また、ユーザインタフェース設計支援装置1に接続された出力結果調整インタフェース4からの指示に基づき、デザインパターンを編集し、これにより、デザインパターンを所望のユーザインタフェースになるようにするものである。
このように、ユーザインタフェース設計支援装置1は、ユーザインタフェースを実現するために適したUI部品を選択し、これにより、ユーザインタフェースの設計を支援する。また、ユーザインタフェース設計支援装置1は、出力結果調整インタフェース4からの指示を基にデザインパターンを編集し、編集後のデザインパターンが所望のユーザインタフェースとなるようにすることで、ユーザインタフェースの設計を支援する。
ユーザインタフェース設計支援装置1は、UI部品に関する種類別の情報であるUI部品種類別条件情報が記憶されるUI部品種類別条件情報記憶部11と、アーキテクチャ情報ならびにデバイス情報を読み込む読込部12と、読み込んだ機能情報ならびにデバイス情報を記憶する情報保持部13と、機能情報ならびにデバイス情報をUI部品種類別条件情報に照会し、機能情報ならびにデバイス情報に応じたUI部品種類別条件情報を選択する照会部14と、選択されたUI部品種類別条件情報に対応する種類のUI部品を含むデザインパターンをディスプレイ2に表示する出力部15と、出力結果調整インタフェース4からの指示を基にデザインパターンを編集するユーザインタフェース設計部16とを備える。
図2は、UI部品種類別条件情報記憶部11の構成の一例を示す図である。
UI部品種類別条件情報記憶部11には、複数の種類のUI部品のそれぞれにつき、
(1)当該種類のUI部品を一意に示す部品IDおよび部品名、
(2)当該種類のUI部品の使用頻度に関する条件、
(3)当該種類のUI部品の主要度に関する条件、
(4)当該種類のUI部品の表示継続時間に関する条件、
(5)当該種類のUI部品の機能と他の機能との間の関連度に関する条件、
(6)当該種類のUI部品を表示する画面サイズに関する条件、
(6)当該種類のUI部品を用いた情報の入力方法に関する条件、
(7)当該種類のUI部品の用法の説明
を示すUI部品種類別条件情報が予め記憶される。
例えば、使用頻度、主要度、表示継続時間の条件は、範囲で規定される。
例えば、関連度の条件は、関数で規定される。図の関数F_1(rs)、F_2(rs)、F_3(rs)などのrs は、ある機能に関連する全ての機能に対する関連度である。
例えば、画面サイズの条件は、最小の画面サイズで規定される。例えば、入力方法の条件は、入力装置の名前のリストで規定される。
(ユーザインタフェース設計支援装置1の動作)
次に、ユーザインタフェース設計支援装置1の動作について説明する。
まず、読込部12は、図示しない記憶部からアーキテクチャ情報ならびにデバイス情報を読み込み、情報保持部13に記憶させる。
ここで読込部12は、例えば、図3に示すような、UI部品により実現したい2以上の機能のそれぞれに関する機能情報からなるアーキテクチャ情報を読み込む。
各機能情報は、
(1)対応する機能を一意に示す機能ID、
(2)当該機能を示す機能識別情報である機能名、
(3)当該機能を使用する使用頻度、
(4)当該機能の主要度、
(5)当該機能を実現するUI部品の表示継続時間、
(6)当該機能と他の機能との間の関連度
を示すものである。
例えば、使用頻度は、一定時間での使用回数で規定される。
例えば、主要度は、1〜10までの数字で規定され、数字が大きいほど、主要度が高いことを示す。
例えば、表示継続時間は、一回あたりの表示継続時間で規定される。
例えば、関連度は、他の各機能との関連度を含むものである。関連度は、0〜1までの値をもち、値が大きいほど、関連度が高いことを示す。
また、ここで読込部12は、デバイス情報を読み込む。
デバイス情報は、
(1)UI部品が表示される画面を有するデバイスのデバイス名、
(2)画面の画面サイズ、
(3)UI部品を用いた情報の入力方法
を示すものである。
例えば、画面サイズは、縦横のピクセル数で規定される。例えば、入力方法は、入力装置の名前のリストで規定される。
読込部12は、例えば、ユーザインタフェースを据え置き型の画面の大きいコンピュータで実現したい場合は図4(a)に示すようなデバイス情報を読み込み、ユーザインタフェースを携帯型の画面の小さいコンピュータで実現したい場合は図4(b)に示すようなデバイス情報を読み込む。
ここでは、読込部12は、図5に示すように、まず、アーキテクチャ情報を読み込む(S1)。次に、読込部12は、アーキテクチャ情報から読み込んでない機能情報がある(S3:YES)なら、その内の1つの機能情報内の機能ID、機能名、使用頻度、主要度、表示継続時間、関連度を読み込む(S5−1〜6)。
読込部12は、アーキテクチャ情報から読み込んでない機能情報がなくなったら(S3:NO)、デバイス情報を読み込み(S7)、デバイス情報から画面サイズならびに入力方法を読み込む(S9ー1〜2)。
読込部12は、次に、読み込んだ各機能情報内のデータならびにデバイス情報内のデータを情報保持部13に記憶させ(S11)、読み込みを終了する。
次に、照会部14は、情報保持部13から機能情報ならびにデバイス情報を読み出し、機能情報ならびにデバイス情報をUI部品種類別条件情報記憶部11のUI部品種類別条件情報に照会し、機能情報ならびにデバイス情報に応じたUI部品種類別条件情報を選択する。
ここでは照会部14は、例えば、図6に示すように、まず、デバイス情報を情報保持部13から読み出す(S21)。次に、照会部14は、まだ読み出してない機能情報を情報保持部13から読み出し(S23)、機能情報により示される使用頻度、主要度、表示継続時間、関連度、デバイス情報により示される画面サイズ、入力方法をUI部品種類別条件情報内の該当の条件に照会し(S25−1〜6)、各条件が充足されたなら、該当のUI部品種類別条件情報を選択し、UI部品種類別条件情報から部品名を読み出し、部品名を当該機能情報に対応づけて、情報保持部13に記憶させる(S27)。
なお、照会部14は、ステップS27で、複数のUI部品種類別条件情報を選択した場合は、各UI部品種類別条件情報に対し、条件に対する適合の程度が高いほど高い順位を付与する。
照会部14は、まだ読み出してない機能情報があれば(S29:YES)、ステップS23に戻り、まだ読み出してない機能情報がなければ、照会を終える。
例えば、具体的な照会方法として次のような例が考えられる。
機能情報i: func_i
と、機能情報を定義するとき、機能情報の各項目を下記の通り表現する。
使用頻度:func_i.freq
主要度:func_i.priority
表示継続時間:func_i.runtime
関連度:func_i.relations
(relations は関連度の集合で、relations(j)で任意の関連度を参照する)
(但し 1< i , j <= 機能情報の数、任意の正の整数、i≠j)
(「xxx.yyy」という表記は「ドットの左が、右を所有する」ということを表す)
また、UI部品種類別条件情報k : db_k (k = UI部品種類別条件情報の登録番号で、任意の正の整数)
とするとき、UI部品種類別条件情報に登録されている各条件は下記の通り表現する。
使用頻度条件:db_k.freqCondition
主要度条件:db_k.priorityCondition
表示継続時間条件:db_k.runtimeCondition
関連度条件:db_k.relationCondition
画面サイズ条件:db_k.sizeCondition
入力方法条件:db_k.ifCondition
また、各conditionは、条件を充足するか否かを判定する式、match()を持つ。
match()は、引数として与えられた値が、条件に適合する場合に真を返す。図2に示したUI部品種類別条件情報の場合、使用頻度、主要度、表示継続時間の条件のmatch()は、条件として定められた値の範囲内に、引数として入力された値が含まれている場合、真を返す、といえる。今回は、簡単に範囲内に含まれる場合を例示したが、match()は、任意の条件式で評価することが可能である。
任意の機能に対して選択されるUI部品種類別条件情報は、次の6条件式を全て満たすものとする。但し、UI部品種類別条件情報が6条件のいずれかを有していない場合、対応する条件式は常に真とする。
デバイスに関する条件式
条件式1: db_k.sizeCondition.match(device.size)
条件式2: db_k.ifCondition.match(device.if)
機能の項目に関する条件式
条件式3: db_k.freqCondition.match(func_i.freq)
条件式4: db_k.priorityCondition.match(func_i.priority)
条件式5: db_k.runtimeCondition.match(func_i.runtime)
条件式6: db_k.relationCondition.match( F_k( rs ) )
条件式6において、F_k( rs )は、各機能への関連度をもとに演算を行い、真または偽を返すものである。引数「rs」として与えられるのは、ある機能に関連している機能の関連度の集合、すなわち function_i.relationsである。このF_k( rs )は、様々な演算方式が考えられる。例えば、関連度条件が、全ての関連度の平均値によって決まるとすれば、
F_k( function_i.relations ) = avg( function_i.relations )
(なお avg() は平均値を算出するものとする)
として計算し、マッチングを行えば良い。
そのため、関連度の条件式は、条件式6’のように記述出来る。
条件式6’: db_k.relationCondition.match( avg(func_i.relations )
この通り、条件式6においては、全ての関連度の加算を用いたり、関連度が高い機能がいくつあるかを考慮したりなど、様々な条件を考えることが可能であり、状況に応じて任意の条件式を定められるものとする。
更に、上記の条件式3〜6に対して、複数のUI部品種類別条件情報が当てはまる場合は、例えばUI部品種類別条件情報に設定された条件範囲の中央値に最も近いものを優先することで、優先度順に並べられた照会結果(UI部品種類別条件情報)が得られる。その他にも、使用頻度、主要度、関連度、何を重視するかなどの重み付けをして、優先的にマッチングする方法など、様々な方法が考えられる。
また、マッチングする最大数(選択できるUI部品種類別条件情報の最大数)について、任意の閾値を定めるか、もしくは、上位何位まで出力、などの指定を行うことで、選択されるUI部品種類別条件情報の数を調整することも可能である。
一例として最も単純な照会方法を示したが、いずれかの条件のみに適合すれば良い、条件毎に重みを付けて優先度を付けるなど、状況に合わせて様々な照会方法が考えられ、任意の照会式に対応できるものである。
上記のような照会の結果、情報保持部13においては、図7に示すように、アーキテクチャ情報の各機能情報に対し、条件充足により選択されたUI部品種類別条件情報内の部品名が対応づけられる。なお、図は、1つの機能情報に対し、1つのUI部品の部品名を対応づけた例と、1つの機能情報に対し、2つのUI部品の部品名を対応づけた例とを示すものである。また、デバイス情報の図示は省略する。
次に、出力部15の動作について説明する。出力部15の動作については、複数の実施例を説明する。
(実施例1)
出力部15は、例えば、図8に示すように、まず、情報保持部13から、まだ読み出してない機能情報内の機能ID、機能名、当該機能情報に対応づけられた部品名、当該部品名を含むUI部品種類別条件情報内の用法の説明を読み出し(S31)、機能ID、機能名、部品名、該当のUI部品を例示するUI部品画像およびUI部品の用法の説明を対応づけて表示する(S33)。
出力部15は、まだ読み出してない機能ID等があれば(S35:YES)、ステップS31に戻り、まだ読み出してない機能ID等がなければ(S35:NO)、表示を終える。
図8の処理によれば、例えば、図9に示すような、リスト形式の表示結果が得られる。 これにより、例えば、ユーザインタフェースの設計者は、各機能に対して、どのUI部品が適しているかを知ることができる。
(実施例2)
また、出力部15は、図10に示すように、まず、情報保持部13から、まだ読み出してない機能情報内の機能名および当該機能情報に対応づけられた部品名を読み出し(S41)、まだ読み出してない機能名等があれば(S43:YES)、ステップS41に戻り、まだ読み出してない機能名等がなければ(S43:NO)、ステップS45に進む。
出力部15は、例えば、各機能名に対応する部品名(複数ある場合はその1つ)を含む部品名リストを生成し(S45)、部品名リスト内の各部品名に対応するUI部品を示すUI部品画像ならびに、対応する機能名を含んでなるデザインパターンを表示し(S47)、表示を終える。複数の部品名から選択される1つの部品名は、例えば、最高順位が付与されたUI部品種類別条件情報に対応するものである。
出力部15は、例えば、各UI部品の配置については、関連度を用い、関連度が高いものほど近接して配置し、そうでないものは離して配置する。
図10の処理によれば、例えば、図11に示すようなデザインパターンが表示される。 これにより、例えば、ユーザインタフェースの設計者は、各機能に対して、ユーザインタフェースのイメージを得ることができる。
また、関連度が高いものほど近接して配置し、そうでないものは離して配置することより、どの機能同士の関連が高いかを一目で理解することができる。
(実施例3)
また、出力部15は、図12に示すように、まず、情報保持部13から、まだ読み出してない機能情報内の機能名および当該機能情報に対応づけられた部品名を読み出し(S51)、まだ読み出してない機能名等があれば(S53:YES)、ステップS51に戻り、まだ読み出してない機能名等がなければ(S53:NO)、ステップS55に進む。
出力部15は、例えば、各機能名に対応する部品名(複数ある場合はその1つ)を含んでなる部品名リストを生成し(S55)、少なくとも1つの部品名が異なる別の部品名リストの生成が可能なら(S57:YES)、その部品名リストも生成する(S55)。そして、出力部15は、全ての部品名リストの生成を終えたなら(S57:NO)、各部品名リストに対応するデザインパターンを全て表示し(S59:全てのデザインパターンを表示)、表示を終える。複数の部品名から選択される1つの部品名は、例えば、最高順位が付与されたUI部品種類別条件情報に対応するものである。
図12の処理によれば、例えば、図13に示すような、複数のデザインパターンが表示される。
これにより、例えば、ユーザインタフェースの設計者が、この複数のユーザインタフェースのイメージを得ることができる。
(実施例4)
また、出力部15は、図14に示すように、まず、情報保持部13から、まだ読み出してない機能情報内の機能名、使用頻度、主要度、関連度および当該機能情報に対応づけられた部品名を読み出し(S61)、まだ読み出してない機能名等があれば(S63:YES)、ステップS61に戻り、まだ読み出してない機能名等がなければ(S63:NO)、ステップS65に進む。
出力部15は、2以上の機能名が以下の条件、つまり、互いの機能に対する関連度がその値以上であり、かつ、使用頻度、主要度、関連度が互いに類似しているという条件に該当する場合は、当該2以上の機能名をグループ化する(S65)。
次に、出力部15は、各機能名に対応する部品名(複数ある場合はその1つ)を含む部品名リストを生成する(S67)。
ここでは、出力部15は、グループ化された2以上の機能名については、部品名が同じになるようにする(S67)。この部品名は、各機能名とともに読み出された部品名の中の共通の部品名から選択される(S67)。
そして、出力部15は、少なくとも1つの部品名が異なる別の部品名リストの生成が可能なら(S69:YES)、その部品名リストも生成する(S67)。そして、出力部15は、全ての部品名リストの生成を終えたなら(S69:NO)、各部品名リストに対応するデザインパターンを全て表示し(S71)、表示を終える。
図14の処理によれば、例えば、図13に示したような、複数のデザインパターンが表示され、しかも、例えば、図の機能名「時間指定機能」と機能名「時間表示機能」が、ステップS65でグループ化されている場合は、図のように、両者ともUI部品はフレームとなり、統一感を得ることができる。
また、グループ化された機能名「ベル機能」、「カウントダウン機能」、「リセット機能」、「カウントアップ機能」について、共通の部品名が、「メニュー」と「アイコン」と2つある場合は、例えば、左側のデザインパターンでは、UI部品がメニューで統一され、右側のデザインパターンでは、UI部品がアイコンで統一される。
これにより、例えば、ユーザインタフェースの設計者は、統一感のあるユーザインタフェースのイメージを得ることができる。
なお、グループ化の条件は、互いの機能に対する関連度が予め定められた値以上であるという条件であってもよい。
実施例3、4の場合、出力部15は、出力結果選択インタフェース3からの指示に基づき、1つのデザインパターンを選択する。
例えば、ユーザインタフェース設計部16は、出力結果調整インタフェース4からの指示を基にデザインパターンを編集する。
ここでは、ユーザインタフェース設計部16は、図15に示すように、出力結果調整インタフェース4からの信号により、表示された機能名に対応する1つの機能が選択されたら(S81)、対応するUI部品を選択し(S83)、出力結果調整インタフェース4からの信号により、UI部品の色や大きさや位置などを変更し、また、追記などを行い、つまり、デザインパターンを編集し(S85)、編集後のデザインパターンを保存し(S87)、表示する(S89)。
ユーザインタフェース設計部16は、出力結果調整インタフェース4からの信号により、編集の続行を指示されたなら(S91:YES)、ステップS81に戻り、編集終了が指示されたなら(S91:NO)、編集を終了する。
図15の処理によれば、図13(b)のデザインパターンが、編集により、例えば、図16に示すようなデザインパターンに変更される。
また、図16のデザインパターンを基に、図17に示すようなユーザインタフェースが作成される。
これにより、例えば、ユーザインタフェースの設計者が、このユーザインタフェースを実際のアプリケーションなどに使用することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、アーキテクチャ情報に示された機能に適合するUI部品の情報やUI部品画像を表示することができる。また、UI部品画像からなるデザインパターンを表示することで、そのデザインパターンからユーザインタフェースを設計することが妥当かを例示することができる。
つまり、設計者がユーザインタフェースを設計する際、アーキテクチャ情報に示された機能に適合するUI部品画像を表示することによって、設計者がUI部品をどのように適用すれば良いかを理解することができる。また、2以上のデザインパターンを表示することによって、設計者はその中から最も適切と思うデザインパターンを選択することができ、更に、デザインパターンを編集できるようにすることにより、効率的にユーザインタフェースを設計することができる。
以上により、本実施の形態では、設計者がユーザインタフェースを適切に設計できるように支援できる。加えて、2以上のデザインパターンから設計した各ユーザインタフェースに対して、それぞれどの様な理由でその設計に至ったかを明確に説明することが可能となり、設計者は案の選択、組合せ、改善を円滑に行える。
なお、出力結果選択インタフェース3、出力結果調整インタフェース4、ユーザインタフェース設計部16は、ユーザインタフェース設計支援装置1の利用において必須ではなく、これらを用いなくてもよい。
また、ユーザインタフェース設計支援装置1としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 ユーザインタフェース設計支援装置
2 ディスプレイ
3 出力結果選択インタフェース
4 出力結果調整インタフェース
11 UI部品種類別条件情報記憶部
12 読込部
13 情報保持部
14 照会部
15 出力部
16 ユーザインタフェース設計部

Claims (6)

  1. 複数の種類のUI部品のそれぞれにつき、当該種類のUI部品の使用頻度に関する条件、当該種類のUI部品の主要度に関する条件、当該種類のUI部品の表示継続時間に関する条件、当該種類のUI部品の機能と他の機能との間の関連度に関する条件、当該種類のUI部品を表示する画面サイズに関する条件、当該種類のUI部品を用いた情報の入力方法に関する条件を示すUI部品種類別条件情報が予め記憶されるUI部品種類別条件情報記憶部と、
    UI部品により実現したい2以上の機能のそれぞれにつき、当該機能を示す機能識別情報、当該機能を使用する使用頻度、当該機能の主要度、当該機能を実現するUI部品の表示継続時間、当該機能と他の機能との間の関連度を示す機能情報からなるアーキテクチャ情報を読み込むとともに、前記2以上の機能を実現するUI部品が表示される画面の画面サイズ、当該UI部品を用いた情報の入力方法を示すデバイス情報を読み込む読込部と、
    前記アーキテクチャ情報ならびにデバイス情報が記憶される情報保持部と、
    前記2以上の機能のそれぞれにつき、読み込まれた機能情報により示される使用頻度、主要度、表示継続時間、関連度ならびに、読み込まれたデバイス情報により示される画面サイズ、入力方法が前記UI部品種類別条件情報記憶部に記憶されたUI部品種類別条件情報内の使用頻度に関する条件、主要度に関する条件、表示継続時間に関する条件、関連度に関する条件、画面サイズに関する条件、入力方法に関する条件にそれぞれ適合するか否かを判定し、判定結果に基づいて、前記UI部品種類別条件情報記憶部からUI部品種類別条件情報を選択する照会部と、
    前記2以上の機能のそれぞれにつき、選択されたUI部品種類別条件情報に対応する種類のUI部品に関する情報ならびに、当該UI部品種類別条件情報を選択するのに用いた機能情報内の機能識別情報を対応づけて表示する出力部と
    を備えることを特徴とするユーザインタフェース設計支援装置。
  2. 前記出力部は、
    前記2以上の機能のそれぞれに対応するUI部品を示すUI部品画像ならびに機能識別情報からなるデザインパターンを表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のユーザインタフェース設計支援装置。
  3. 前記出力部は、
    2以上の前記デザインパターンを表示するものであり、
    前記ユーザインタフェース設計支援装置は、
    前記ユーザインタフェース設計支援装置に接続された出力結果選択インタフェースからの指示に基づき、前記2以上のデザインパターンのうちの1つを選択する
    ことを特徴とする請求項2記載のユーザインタフェース設計支援装置。
  4. 前記出力部は、
    2以上の機能につき、対応する機能情報内の互いの関連度が予め定められた値以上である場合には、対応するUI部品画像が同じになるようにする
    ことを特徴とする請求項2記載のユーザインタフェース設計支援装置。
  5. 前記ユーザインタフェース設計支援装置に接続された出力結果調整インタフェースからの指示を基に前記デザインパターンを編集するユーザインタフェース設計部
    を備えることを特徴とする請求項2記載のユーザインタフェース設計支援装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のユーザインタフェース設計支援装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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