JP5759122B2 - 防振装置 - Google Patents

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本発明は、防振装置に関するものである。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるような、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内筒、および他方に連結される外筒と、これらの両筒を弾性的に連結するゴム弾性体と、を備え、ゴム弾性体に、径方向の内方に向けて窪み液室を画成する窪み部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う窪み部の内部同士を連通する連通溝が形成され、連通溝が、外筒により径方向の外側から覆われることによって、周方向で隣り合う前記液室同士を連通するオリフィス通路が画成された構成が知られている。
そして、防振装置に振動が入力されたときに、ゴム弾性体が弾性変形しつつ、各液室の内容積が変動することで、液室内の液体がオリフィス通路を流通して液柱共振を生じさせることにより振動が減衰、吸収される。
特開2000−170823号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、連通溝が、ゴム材料で形成されかつ径方向の外側に向けて突出した一対の立ち上がり壁により画成されるとともに、外筒により径方向の外側から覆われているので、外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、立ち上がり壁のうち、特に連通溝における窪み部側の外端部を画成する部分が、溝幅方向の内側に向けて倒れ込み易く、この部分の溝幅が狭められるおそれがあった。
このように連通溝の溝幅が狭められると、オリフィス通路の流路断面積が不十分となり、所期した防振性能を発揮させることが困難になる。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、連通溝における窪み部側の外端部の溝幅が狭められるのを抑制することができる防振装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内筒、および他方に連結される外筒と、これらの両筒を弾性的に連結するゴム弾性体と、を備え、前記ゴム弾性体には、径方向の内方に向けて窪む窪み部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う前記窪み部の内部同士を連通する連通溝が形成され、各窪み部に、前記ゴム弾性体を形成する材質より硬質の材料で形成された被覆部材が各別に嵌合されることにより、該窪み部が径方向の外側から覆われて液室が画成され、前記外筒は、前記ゴム弾性体に外嵌することにより前記内筒に弾性的に連結され、前記連通溝は、前記ゴム弾性体と一体に形成されるとともに、径方向の外側に向けて突出した一対の立ち上がり壁により画成され、前記被覆部材には、径方向に貫通する連通開口と、該連通開口と前記連通溝とを接続する接続溝と、が形成され、前記連通溝、連通開口および接続溝が、前記外筒により径方向の外側から覆われることによって、周方向で隣り合う前記液室同士を連通するオリフィス通路が画成され、前記被覆部材は、前記連通溝における前記窪み部側の外端部内に位置して、前記一対の立ち上がり壁を溝幅方向の内側から支持する支持突起を、溝幅方向に間隔をあけて一対備え、前記連通溝の前記外端部における、溝幅方向で互いに対向する一対の内面の双方が、前記窪み部側に向かうに従い漸次、互いに溝幅方向に離間するように延び、一対の前記支持突起における溝幅方向の大きさは、連通溝の前記外端部のうち、前記窪み部側の外端の溝幅より小さく、かつ前記窪み部側と反対の内端の溝幅より大きくなっていることを特徴とする。
この発明によれば、被覆部材が前記支持突起を一対備えているので、外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、立ち上がり壁のうち、連通溝の前記外端部を画成する部分が、溝幅方向の内側に倒れ込むように変形するのを、前記支持突起によって阻止することができる。したがって、連通溝の前記外端部の溝幅が狭められるのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能を確実に発揮させることができる。
なお、窪み部が、連通開口と接続溝とが形成された被覆部材に覆われることで液室が画成されているので、窪み部が、前記被覆部材ではなく外筒に覆われることで液室が画成される防振装置と比べて、オリフィス通路の長さを容易に長く確保することが可能になり、液柱共振が生じる周波数の設定、つまりチューニングを容易に行うことができる。
また、一対の支持突起における溝幅方向の大きさが、連通溝の前記外端部のうち、窪み部側の外端の溝幅より小さくなっているので、被覆部材を窪み部に嵌合するときに、支持突起を、立ち上がり壁に干渉させ難くして連通溝の前記外端部内に容易に位置させることができる。したがって、前述の作用効果を有する防振装置を容易に組み立てることができる。
一方、一対の支持突起における溝幅方向の大きさが、連通溝の前記外端部のうち、窪み部側と反対の内端の溝幅より大きくなっているので、被覆部材を窪み部に嵌合するときに、連通溝の前記外端部のうち前記内端側の部分の溝幅を、支持突起により広げることができる。したがって、外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、連通溝の前記外端部の溝幅が狭められるのをより一層確実に防ぐことができる。
また、一対の前記支持突起同士の間の溝幅方向の隙間は、前記接続溝の溝幅と同等になってもよい。
ここで、前記立ち上がり壁のうち、連通溝の前記外端部を画成する部分は、前記被覆部材に周方向に圧接してもよい。
この場合、立ち上がり壁のうち、連通溝の前記外端部を画成する部分が、被覆部材に周方向に圧接しているので、前記オリフィス通路のうち、連通溝と接続溝との接続部分から液体が漏洩するのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能をより一層確実に発揮させることができる。
この発明に係る防振装置によれば、外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、連通溝における窪み部側の外端部の溝幅が狭められるのを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態として示した防振装置の軸線方向の中央部における横断面図である。 図1に示す防振装置のA−A線矢視断面図である。 図1および図2に示す防振装置において、外筒を取り外した状態で、一方の被覆部材を正面から見た側面図である。 図1および図2に示す防振装置において、外筒を取り外した状態で、他方の被覆部材を正面から見た側面図である。 図4のX部の拡大正面図である。
以下、本発明に係る防振装置の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態の防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内筒11、および他方に連結される外筒12と、これらの両筒11、12を弾性的に連結するゴム弾性体13と、を備えている。
なお、防振装置1は、例えば自動車用のサスペンションブッシュやエンジンマウント、あるいは工場に設置される産業機械のマウント等として用いられる。
内筒11および外筒12は共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を軸線Oといい、軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線Oを中心に周回する方向を周方向という。
内筒11は、軸線O方向に沿って延びる円筒状体とされ、その軸線O方向の中間部分に、図2に示されるような縦断面視で径方向の外側に向けて突の曲面状をなす膨出部11aが全周にわたって突設されている。なお、内筒11の内径は、軸線O方向の全長にわたって同等になっている。
ゴム弾性体13は、ゴム材料により円筒状に形成され、内周面が内筒11の外周面にその軸線O方向の両端部を除く全域にわたって接着されている。なお、ゴム弾性体13は、内筒11の外周面に加硫接着されている。一方、外筒12は、ゴム弾性体13に外嵌することにより内筒11に弾性的に連結されている。
ゴム弾性体13には、径方向の内方に向けて窪む窪み部14が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う窪み部14の内部同士を連通する連通溝15が形成されている。
窪み部14は、図1に示されるように、ゴム弾性体13に2つ形成され、軸線Oを径方向に挟む両側に各別に配置されている。2つの窪み部14は、互いに同形同大とされるとともに、径方向の外側から見たゴム弾性体13の側面視で周方向に長い長方形状をなしている。
連通溝15は、ゴム弾性体13において、2つの窪み部14同士の間に位置する2つの周方向部分13a、13bのうち、一方の周方向部分13aの外周面に形成され、周方向に沿って延在している。連通溝15は、ゴム弾性体13と一体に形成されるとともに、径方向の外側に向けて突出した一対の立ち上がり壁22により画成されている。また、連通溝15は、ゴム弾性体13の外周面における軸線O方向の中央部に配設されている。なお、連通溝15の溝幅は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次広くなっている。
また、ゴム弾性体13内には補強体16が埋設されている。
補強体16は、ゴム弾性体13における軸線O方向の両端部に各別に配設されるとともに、全周にわたって延びる補強リング16aと、ゴム弾性体13の前記2つの周方向部分13a、13bにおける軸線O方向の中間部において補強リング16aよりも径方向の内側に位置する部分に配設された補強板16bと、を備えている。なお、これらの補強リング16aおよび補強板16bは一体に形成されている。
各窪み部14に、ゴム弾性体13を形成する材質より硬質の材料で形成された被覆部材17が各別に嵌合されることにより、該窪み部14が径方向の外側から覆われて液室が画成されている。
被覆部材17は、例えば合成樹脂材料等で形成されている。被覆部材17には、径方向に貫通する連通開口18と、該連通開口18と連通溝15とを接続する接続溝19と、が形成されている。
本実施形態では、連通開口18は、図3および図4に示されるように、被覆部材17における周方向の両端部のうち、連通溝15における窪み部14側の外端部に隣接する一方側の端部と反対の他方側の端部に形成されている。また、連通開口18は、被覆部材17における軸線O方向の一方側の端部に位置している。
接続溝19は、連通開口18から周方向の一方側に向けて延びる第1溝19aと、被覆部材17における周方向の一方側の端部において第1溝19aより軸線O方向の他方側に位置する部分に形成され連通溝15の前記外端部に接続する第2溝19bと、これらの両溝19a、19b同士を連結し周方向の他方側から一方側に向かうに従い漸次、軸線O方向の一方側から他方側に向けて延びる第3溝19cと、を備えている。これにより、連通開口18と連通溝15とを接続する接続溝19が、被覆部材17における周方向のほぼ全長にわたって延在している。
ここで図示の例では、被覆部材17に、該被覆部材17を径方向の外側から見た正面視における該被覆部材17の中心を基準に、連通開口18と点対称をなすダミー開口D1、および接続溝19と点対称をなすダミー溝D2が形成されている。
そして、ダミー溝D2におけるダミー開口D1と反対側の端部が、窪み部14の開口部のうち連通溝15に周方向で対向する部分、すなわちゴム弾性体13の前記2つの周方向部分13a、13bのうち、連通溝15が形成されていない他方の周方向部分13bの周端部により閉塞されている。
以上の構成において、連通溝15、連通開口18および接続溝19が、外筒12により径方向の外側から覆われることによって、周方向で隣り合う前述の液室同士を連通するオリフィス通路が画成されている。図示の例では、オリフィス通路は、ゴム弾性体13の前記他方の周方向部分13bを除く全周にわたって延在している。
以上より、防振装置1に振動が入力されたときに、ゴム弾性体13が弾性変形しつつ、各液室の内容積が変動することで、液室内の液体がオリフィス通路を流通して液柱共振を生じさせることにより振動が減衰、吸収される。
そして本実施形態では、被覆部材17は、連通溝15の前記外端部内に位置して、一対の立ち上がり壁22を溝幅方向の内側から支持する支持突起21を、溝幅方向に間隔をあけて一対備えている。
支持突起21は、被覆部材17における周方向の両端部のうち、前記一方側の端部における第2溝19bの開口周縁部から周方向の外側に向けて突設されている。また、一対の支持突起21同士の間の溝幅方向の隙間は、接続溝19の溝幅と同等になっている。
また本実施形態では、立ち上がり壁22のうち、連通溝15の前記外端部を画成する外端部分22aが、被覆部材17に周方向に圧接している。これにより、一対の立ち上がり壁22の各外端部分22aの一部が、被覆部材17により周方向に圧縮変形させられている。
さらに本実施形態では、連通溝15の前記外端部は、窪み部14側に向かうに従い漸次、溝幅が広くなっている。
そして、一対の支持突起21における溝幅方向の大きさは、連通溝15の前記外端部のうち、窪み部14側の外端の溝幅より小さく、かつ窪み部14側と反対の内端の溝幅より大きくなっている。
なお図示の例では、被覆部材17における周方向の両端部のうち、前記他方側の端部におけるダミー溝D2の開口周縁部から周方向の外側に向けて、支持突起21と同形同大のダミー突起D3が突設されている。
ここで、各被覆部材17に、連通開口18、接続溝19および支持突起21のみならず、ダミー開口D1、ダミー溝D2およびダミー突起D3が配設されることにより、2つの窪み部14に嵌合する各被覆部材17を互いに同形同大にすることが可能で、しかも被覆部材17を窪み部14に嵌合するに際し、窪み部14の内周縁と被覆部材17の外周縁とを一致させるだけで他の向きを合わせなくても、オリフィス通路の長さが同じ防振装置が得られるようになっている。
以上説明したように、本実施形態による防振装置1によれば、被覆部材17が支持突起21を一対備えているので、外筒12をゴム弾性体13に外嵌する際に、立ち上がり壁22の前記外端部分22aが、溝幅方向の内側に倒れ込むように変形するのを、支持突起21によって阻止することができる。したがって、連通溝15の前記外端部の溝幅が狭められるのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能を確実に発揮させることができる。
また、窪み部14が、連通開口18と接続溝19とが形成された被覆部材17に覆われることで液室が画成されているので、窪み部14が、被覆部材17ではなく外筒12に覆われることで液室が画成される防振装置と比べて、オリフィス通路の長さを容易に長く確保することが可能になり、液柱共振が生じる周波数の設定、つまりチューニングを容易に行うことができる。
さらに本実施形態では、立ち上がり壁22の前記外端部分22aが、被覆部材17に周方向に圧接しているので、オリフィス通路のうち、連通溝15と接続溝19との接続部分から液体が漏洩するのを防ぐことが可能になり、所期した防振性能をより一層確実に発揮させることができる。
また、一対の支持突起21における溝幅方向の大きさが、連通溝15の前記外端部のうち、窪み部14側の外端の溝幅より小さくなっているので、被覆部材17を窪み部14に嵌合するときに、支持突起21を、立ち上がり壁22に干渉させ難くして連通溝15の前記外端部内に容易に位置させることができる。したがって、前述の作用効果を有する防振装置1を容易に組み立てることができる。
一方、一対の支持突起21における溝幅方向の大きさが、連通溝15の前記外端部のうち、窪み部14側と反対の内端の溝幅より大きくなっているので、被覆部材17を窪み部14に嵌合するときに、連通溝15の前記外端部のうち前記内端側の部分の溝幅を、支持突起21により広げることができる。したがって、外筒12をゴム弾性体13に外嵌する際に、連通溝15の前記外端部の溝幅が狭められるのをより一層確実に防ぐことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば前記実施形態では、被覆部材17に、ダミー開口D1、ダミー溝D2およびダミー突起D3を配設したが、これらD1〜D3は設けなくてもよい。
また、立ち上がり壁22の前記外端部分22aを、被覆部材17に周方向に圧接させず、例えば当接させる等してもよい。
さらに、連通溝15の溝幅は、その全長にわたって同等にしてもよい。
また、一対の支持突起21における溝幅方向の大きさを、連通溝15の前記外端部の溝幅の大きさ以上としてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、連通溝における窪み部側の外端部の溝幅が狭められるのを抑制することができる。
1 防振装置
11 内筒
12 外筒
13 ゴム弾性体
14 窪み部
15 連通溝
17 被覆部材
18 連通開口
19 接続溝
21 支持突起
22 立ち上がり壁

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内筒、および他方に連結される外筒と、
    これらの両筒を弾性的に連結するゴム弾性体と、を備え、
    前記ゴム弾性体には、径方向の内方に向けて窪む窪み部が周方向に間隔をあけて複数形成されるとともに、周方向で隣り合う前記窪み部の内部同士を連通する連通溝が形成され、
    各窪み部に、前記ゴム弾性体を形成する材質より硬質の材料で形成された被覆部材が各別に嵌合されることにより、該窪み部が径方向の外側から覆われて液室が画成され、
    前記外筒は、前記ゴム弾性体に外嵌することにより前記内筒に弾性的に連結され、
    前記連通溝は、前記ゴム弾性体と一体に形成されるとともに、径方向の外側に向けて突出した一対の立ち上がり壁により画成され、
    前記被覆部材には、径方向に貫通する連通開口と、該連通開口と前記連通溝とを接続する接続溝と、が形成され、
    前記連通溝、連通開口および接続溝が、前記外筒により径方向の外側から覆われることによって、周方向で隣り合う前記液室同士を連通するオリフィス通路が画成され、
    前記被覆部材は、前記連通溝における前記窪み部側の外端部内に位置して、前記一対の立ち上がり壁を溝幅方向の内側から支持する支持突起を、溝幅方向に間隔をあけて一対備え、
    前記連通溝の前記外端部における、溝幅方向で互いに対向する一対の内面の双方が、前記窪み部側に向かうに従い漸次、互いに溝幅方向に離間するように延び
    一対の前記支持突起における溝幅方向の大きさは、連通溝の前記外端部のうち、前記窪み部側の外端の溝幅より小さく、かつ前記窪み部側と反対の内端の溝幅より大きくなっていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    一対の前記支持突起同士の間の溝幅方向の隙間は、前記接続溝の溝幅と同等になっていることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1または2に記載の防振装置であって、
    前記立ち上がり壁のうち、連通溝の前記外端部を画成する部分は、前記被覆部材に周方向に圧接していることを特徴とする防振装置。
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