JP5754637B2 - ボトルの密封検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は軟質ボトルに内容物、特に高粘度を充填後、口部をシール材によって密封したボトルの密封検査装置に関する。
高、中、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、或いはこれらの樹脂に中間層としてエチレン−ビニルアルコール等のガスバリア性樹脂を用いて多層構成とした軟質ボトルに、マヨネーズ、ケチャップ、ソース等といった高粘度の内容物を充填し、アルミ箔及び接着樹脂から成るシール材にてボトルの口部をシールすることが一般的に行われている。この場合、シール材をボトルの口部に被せたのち、高周波誘導加熱等によりシール材をシールし、密封しているが、密封後、シール材のシール不良やピンホール等により内容物の漏洩が生じると商品価値を損なうことになる。そして、従来は、製造ライン上から定期的にボトルを抜き取り、人手によって押圧し、目視することで密封検査が行われてきた。一方、真空ポンプを用いてシール部を減圧し圧力の変化を測定してシール不良を検査する装置が提案されている(特許文献1)。
特開昭58−34337
しかしながら、従来の人手による目視での密封検査は、人的な不注意による密封不良製品の見落としを避けることはできず、また、軟質ボトルは、ボトルを押圧する箇所によって、口部のシール材による密封部に加わる圧力が大きく変化し、定量的な密封検査が困難である。一方、特許文献1の検査装置は、内容物が高粘度の場合、ボトルの内部と外部との差圧が不十分で、流動性の低い内容物が漏洩経路に詰まり正確な検査ができないという問題が発生する。従って、本発明は、前記従来技術の課題を解決し、内容物、特に高粘度の内容物を充填してシール材でその口部を密封した軟質ボトルの口部の密封検査において、人的な不注意による密封不良製品の見落としを防止し、また、軟質ボトルの口部のシール材による密封部に加わる圧力を一定として定量的な密封検査が可能なボトルの密封検査装置を提供することを目的としている。
本発明のボトルの密封検査装置は、口部から横断面積が拡大して胴部に連接する肩部を有する軟質ボトルに内容物を充填後、口部をシール材によって密封したボトルの密封検査装置において、前記ボトルを正立状態で保持する支持枠、前記ボトルと支持枠を搬送するベルトコンベア、該ベルトコンベア上の支持枠によって搬送されるボトルの肩部に位置し、該肩部を押圧するように対称的に配置され、該ベルトコンベアと同じ速度で回動する一対の断面円形のベルト、及び前記シール材によって密封したボトルの口部を上方から撮像し、画像処理して内容物の漏洩の有無を判定する検出手段とを有することを特徴としている。
本発明のボトルの密封検査装置によれば、軟質ボトルに内容物、特に高粘度の内容物を充填し、シール材で口部を密封した口部の密封検査において、人的な不注意による密封不良製品の見落としを防止し、また、軟質ボトルの口部のシール材による密封部に加わる圧力を一定として定量的な密封検査が可能となる。
本発明のボトルの密封検査装置の正面図である。 本発明のボトルの密封検査装置を簡略的に示す斜視図である。 本発明のボトルの密封検査装置を簡略的に示す平面図である。
以下、本発明の実施形態によるボトルの密封検査装置を、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明に係わるボトルの密封検査装置(以下、検査装置)の正面図である。図1に示すように、検査装置1全体は支持台2に支持されている。前記支持台2の上にはベルトコンベア3が設置され、ベルトコンベア3上に支持枠4を載置し、内容物を充填しその口部をシール材で密封したボトルBを口部が上となる正立状態で支持枠4に挿入され、ベルトコンベア3によって後述する検出手段10へ搬送される。ベルトコンベア3の両側にガイド5が設置され、このガイド5は、支持枠をベルトコンベア3で搬送する際に支持枠4がベルトコンベア3上でズレないように位置決めを行う。
そして、ベルトコンベア3上の支持枠4によって搬送されるボトルBは、コンベア3の上方、両側、且つボトルBの肩部に位置するように対称的に配置された一対のベルト6により、その肩部を押圧されながら搬送される。尚、ここでの肩部とは、ボトルBの口部から横断面積が拡大していき胴部に連接する領域を指す。ボトルBの肩部を押圧する一対のベルト6は、本実施形態ではボトルBへの傷付きを防止するため、断面円形、直径10mmのポリウレタン製の丸ベルトとした。一対のベルト6は、それぞれ4個のプーリ7に装着され、図示しない適宜手段により、ベルト6がコンベア3と同じ速度で回動するように駆動される。又、ボトルBを押圧する区間では、一定の押圧がかかるように、ベルト6は複数の小径プーリ16で支えられている。前記プーリ7は、高さ方向の位置を調節自在なブラケット8に装着され、更に、ブラケット8はボトルBに対して幅方向の位置を調節可能なブラケット9に装着されている。一対のベルト6同士の間隔は、ベルト6が当接するボトルBの肩部の寸法よりも狭く設定されており、ボトル形状、容量、内容物に応じて適宜ブラケット8、9で調整される。
本実施形態では、ベルト6をボトルBの口部端からおおよそ60mmの下の箇所に設置し、内容物が充填されたボトルBの幅が約50mmとなる箇所において約40mmの間隔で対向させている。このように、ボトルB内を陽圧状態とすることにより、シール材によって密封されたボトルBの口部に、シール材のシール不良やピンホール等が有ればその部分から内容物が漏洩するため、このシール不良、或いはピンホール等から漏洩した内容物の有無を、後述する検出手段10で検出して、内容物が検出されたボトル1を不良品として選別部8にて排除する。
検出手段10は、CCDカメラ11、リング照明12、およびコントローラ13で構成されている。図1に示す通りCCDカメラ11とリング照明12は天板14に取り付けられており、CCDカメラ11による撮像の中心と、リング照明12の中心がボトルBのシール材で密封された口部の軌道上に重なるように配置される。尚、図示しないが、トリガーセンサーが、コンベア上のボトルBが撮像位置に存在するとオンとなる位置に設置されている。そして、トリガーセンサーがオンとなると、CCDカメラ11はボトルBの口部の一帯を上方から撮像し、リング照明12による反射光が撮影画像データとして取り込まれ、情報がコントローラ13へ送られ、この撮影画像データを2値化処理等の公知の技術によって画像処理を施した後、その結果に基づいて内容物の漏洩の有無を判定する。この際、画像処理によって前述した内容物の漏洩が有ると判定された場合は、プログラマブルコントローラ15によって、図3に示すように、選別部20でコンベア3から不良品として排除され、内容物の漏洩が無いと判定されれば、良品として次工程へ通過する。
また、選別部8は、ボトルBが不良であると判定されると、プログラマブルコントローラ15の指令により適宜タイミングでアクチュエータ21が作動し、支持枠4に挿入されたボトルBの進路がベルトコンベア3から不良品回収箱22へ向けて変更され、支持枠4とボトルBが回収される。このとき、作業者に音、光等で不良の警告をするようにしても良い。その後、ボトル1は適宜手段で処分される。尚、本発明の検査装置は、1分間当たり150本前後検査可能である。
本発明のボトルの密封検査装置は、前述したように、ボトルBの肩部を押圧するという簡単な構成によって、全品を確実、且つ容易に検査でき、人的な不注意による密封不良製品の見落としが防止され、また、軟質ボトルの口部のシール材による密封部に加わる圧力を一定にして定量的な密封検査が可能となる。このため、製品の密封性に対する信頼性を向上させることができる。尚、本発明のボトルの密封検査装置が適用される内容物は、マヨネーズ、ケチャップ、ソース等の食品に限定されるものではなく、他の高粘度の内容物にも広く適用できる。
1:ボトルの密封検査装置2:支持台3:ベルトコンベア4:支持枠5:ガイド6:ベルト7:プーリ8:ブラケット9:ブラケット10:検出手段11:CCDカメラ12:リング照明13:コントローラ14:天板15:プログラマブルコントローラ16:小径プーリ20:選別部21:アクチュエータ22:不良品回収箱

Claims (1)

  1. 口部から横断面積が拡大して胴部に連接する肩部を有する軟質ボトルに内容物を充填後、口部をシール材によって密封したボトルの密封検査装置において、前記ボトルを正立状態で保持する支持枠、前記ボトルと支持枠を搬送するベルトコンベア、該ベルトコンベア上の支持枠によって搬送されるボトルの肩部に位置し、該肩部を押圧するように対称的に配置され、該ベルトコンベアと同じ速度で回動する一対の断面円形のベルト、及び前記シール材によって密封したボトルの口部を上方から撮像し、画像処理して内容物の漏洩の有無を判定する検出手段とを有することを特徴とするボトルの密封検査装置。
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