JP5751462B2 - 脊椎疾患診断支援装置、及び脊椎疾患診断支援プログラム - Google Patents

脊椎疾患診断支援装置、及び脊椎疾患診断支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、脊椎の圧迫骨折や、その他、椎体や椎間板の変形等の起因する疾患の診断を支援する装置及びプログラムに関する。
脊椎椎体骨折の診断は、X線単純撮影、X線CT(Computated Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等を用いて行われている。その中でもX線写真はその撮影装置が普及していることにより、広く診断に用いられている。我が国では、X線写真を用いた椎体骨折の判定は例えば、日本骨代謝学会による定量的な判定基準に基づいて行われる。当該判定基準では、胸椎や腰椎の側面X線写真にて椎体の変形を計測する。
従来の計測では、医師等がビューア上にてX線画像に映る椎体の寸法を測定し、その測定値に基づいて所定の評価指標値を算出している。寸法の測定に関しては、DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)画像等の画像データを表示するビューアでは、画面上にてカーソルで指定した2点間の距離を求めて表示する機能を有するものがある。
下記特許文献1は、デジタルラジオグラフィにて脊椎の左右の境界を自動検出して脊柱側彎の診断を支援する技術を開示している。ここで、脊椎を構成する椎体とその間隙(椎間)とのX線画像のコントラストは、椎体の左右又は前後の境界に比べると低い。そのため、X線画像からの椎体の高精度の形状検出は現状、自動抽出では容易ではなく、医師等の目視判断により行われている。
特開2002−150303号公報
医師等は椎体の寸法の測定値が得られると、その測定値に基づいて評価指標値を求めるための計算処理を電卓等を操作して行わなければならず、当該計算処理が煩雑であるという問題があった。また、脊椎疾患を正確に、また統合的に診断する上では種々の評価指標値が必要になるが、人手による計算処理では多くの評価指標値が個別に順次、求められることになり、このことが多くの評価指標値を総合的に把握することに対する妨げとなっている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、脊椎のX線画像から複数の評価指標値を得ることを容易として、脊椎疾患の正確・統合的な診断を可能ならしめる脊椎疾患診断支援装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る脊椎疾患診断支援装置は、脊椎の側面からのX線画像を画面に表示するX線画像表示手段と、前記X線画像上で操作者による椎体輪郭の設定を可能とし、当該椎体輪郭を椎体像に重ねて表示する輪郭設定手段と、前記椎体輪郭の形状又は位置関係に基づいて、脊椎疾患に関連する複数の所定の診断指標を算出する疾患指標算出手段と、前記診断指標を前記画面に表示する指標表示手段と、を有する。
本発明に係る脊椎疾患診断支援装置は、例えば、前記輪郭設定手段が、前記椎体輪郭として四角形の設定を可能とし、前記疾患指標算出手段が、前記四角形における前記椎体像の前縁及び後縁に対応する辺の長さに基づき、前記診断指標として椎体骨折についての複数の所定の判定指標を算出する骨折指標算出手段を含む。
本発明の好適な態様は、前記骨折指標算出手段が、前記判定指標として、注目椎体の後縁高に対する前縁高の比で表される楔状椎指標、及び前記注目椎体の隣接椎体に対する前記前縁高又は前記後縁高の比で表される扁平椎指標を算出する脊椎疾患診断支援装置である。
本発明の他の好適な態様は、さらに、前記輪郭設定手段が、前記椎体像にて前記椎体の中央高に対応する位置に前記操作者による前記椎体輪郭の追加頂点の設定を可能とし、前記骨折指標算出手段が、前記判定指標として、前記注目椎体の前記前縁高及び前記後縁高それぞれに対する前記中央高の比で表される陥凹椎指標をさらに算出する脊椎疾患診断支援装置である。
本発明に係る脊椎疾患診断支援装置は、さらに、前記椎体像にて前記操作者による骨棘部分の指定を可能とする骨棘指定手段を有し、前記疾患指標算出手段が、前記診断指標として前記骨棘部分の大きさに応じた骨棘指標を算出する骨棘指標算出手段を含むものであってもよい。
本発明に係る脊椎疾患診断支援装置は、さらに、隣接配置される前記椎体輪郭の互いに対抗する辺の位置関係に基づき、前記診断指標として椎間板の変形に関する椎間板指標を算出する椎間板指標算出手段を有するものであってもよい。
本発明に係る脊椎疾患診断支援装置は、さらに、前記注目椎体の下に隣接する椎体の前記椎体輪郭の後縁上側頂点に対する当該注目椎体の前記椎体輪郭の後縁下側頂点の前後方向の位置関係に基づき、前記診断指標として前記注目椎体のすべりに関するすべり指標を算出するすべり指標算出手段を有するものであってもよい。
本発明に係る脊椎疾患診断プログラムは、コンピュータを、脊椎の側面からのX線画像を画面に表示するX線画像表示手段、前記X線画像上で操作者による椎体輪郭の設定を可能とし、当該椎体輪郭を椎体像に重ねて表示する輪郭設定手段、前記椎体輪郭の形状又は位置関係に基づいて、脊椎疾患に関連する複数の所定の診断指標を算出する疾患指標算出手段、及び前記診断指標を前記画面に表示する指標表示手段、として機能させるためのものである。
本発明によれば、医師等が脊椎のX線画像から複数の評価指標値を得ることが容易となり、ひいては脊椎疾患の正確・統合的な診断を行うことが容易となる。
本発明の実施形態である脊椎疾患診断支援装置の概略のブロック構成図である。 脊椎の一部の模式的な側面図である。 本発明の実施形態である脊椎疾患診断支援装置による画面表示の一例を示す模式図である。 椎体骨折の類型における椎体輪郭の形態の模式図である。 側方X線画像における骨棘の模式図である。 側方X線画像における脊柱の腰椎部分に設定された椎体輪郭の例を示す模式図である。 2つの椎体輪郭の位置関係の例を示す模式図である。 すべり指標を説明する模式図である。 石灰化指標算出手段の機能を説明するためのX線画像表示領域の模式図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態である脊椎疾患診断支援装置2の概略のブロック構成図である。この脊椎疾患診断支援装置2は、演算処理部4、記憶部6、表示部8及び入力部10を含んで構成される。記憶部6、表示部8及び入力部10は演算処理部4に接続される。
記憶部6は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等の記憶装置であり、演算処理部4で使用されるプログラムやデータを記憶する。記憶部6はこれらプログラム、データを演算処理部4との間で入出力する。記憶部6に記憶されるデータには、脊椎X線画像の画像データが含まれる。
表示部8は、液晶ディスプレイ、CRT等のモニタ装置を含み、当該モニタ装置は、演算処理部4から出力される表示画像データに基づいて画像を表示する。モニタ装置に表示される画像情報には具体的には、脊椎X線画像や、脊椎疾患の診断に用いられる各種の評価指標値、GUI(Graphical User Interface)等が含まれる。
入力部10は、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、キーボードを含む。入力部10は医師等の操作者によって操作され、例えば、モニタ装置に表示されたX線画像やGUI上の位置を指示する指示操作に応じて、モニタ装置の画像上でのポインタの座標や移動量を表す情報を演算処理部4へ出力する。
演算処理部4は、マイクロプロセッサ(MPU)等を用いて構成され、記憶部6から読み出して実行するプログラムに応じて、脊椎疾患診断支援装置2の各部の動作制御及び機能を実現する。すなわち、演算処理部4は、上述のように記憶部6,表示部8及び入力部10と接続され、各部から入力される信号を処理し、また各部の動作を制御する。具体的には、演算処理部4は、後述するように、X線画像表示手段20、輪郭設定手段22、骨折指標算出手段24、骨棘指定手段26、骨棘指標算出手段28、椎間板指標算出手段30、すべり指標算出手段32、石灰化指標算出手段34及び指標表示手段36として機能する。これらのうち、骨折指標算出手段24、骨棘指標算出手段28、椎間板指標算出手段30及びすべり指標算出手段32は、椎体輪郭の形状又は位置関係に基づいて、脊椎疾患に関連する診断指標を算出する疾患指標算出手段を構成する。
演算処理部4の各機能、動作の説明を容易とするために、まず、脊椎、及び脊椎疾患診断支援装置2による画面表示を説明する。
図2は、脊椎の一部の模式的な側面図である。図において、左側が人体の背側、右側が腹側である。脊椎40には複数の椎骨42が並び、椎骨42の前方部分に楕円柱に近い椎体44が存在する。椎体44間には椎間板46が存在する。側面から見た椎体像の前縁にて測った椎体の高さを前縁高h、後縁で測った高さを後縁後h、また、中央部分で測った高さを中央高hと表す。椎体44の上面、下面をそれぞれ終板48,50と呼ぶ。
図3は、表示部8を構成するモニタ装置の画面の模式図であり、脊椎疾患診断支援装置2による画面表示の一例を示している。画面60には、X線画像の表示領域62が大きく配置され、画面の周辺領域に、脊椎疾患診断支援装置2に対する操作指示のためのGUIや、各種評価指標値の表示領域が配置される。例えば、図3の例では、画面上部に、GUIの各種アイコンが配列されるGUI領域64が設けられている。また、画面左側上部に、表示領域62に表示されているX線画像に関する基本情報、例えば、患者の識別情報や、原画像サイズなどを表示する画像情報領域66が設けられている。画面左側にはさらに、処理結果表示領域68を設け、当該領域に脊椎疾患の診断に有用な各種評価指標値を並べて表示する。
図3には、X線画像表示領域62に表示される脊椎の側面からのX線画像の例を点線で模式的に示している。X線画像表示領域62には、椎体の輪郭70を、操作者により設定された位置・形状に、X線画像とは識別容易な態様で表示させることができる。例えば、輪郭70をX線画像より輝度を高くしたり色を付けて表示することで、X線画像から識別容易とすることができる。椎体の輪郭70の基本形状は四角形である。なお、後述する魚椎の輪郭を指定する場合には、当該四角形の辺のうち、終板に対応する上下の辺にそれぞれ1つずつ頂点を追加して、輪郭70を六角形とすることができる。図3は腰椎(L)のX線画像を模式的に示しており、当該X線画像上に5個の腰椎L1〜L5の四角形の輪郭70が重ねて表示されている。隣接する輪郭70は線分72により連結される。
演算処理部4のX線画像表示手段20は、記憶部6に格納されたDICOM規格やビットマップ形式のX線画像データを読み出し、上述のX線画像表示領域62に当該X線画像を表示させる表示画像データを生成する。その際、X線画像表示手段20は、必要に応じて、X線画像の鮮明化等の画像処理を行う。例えば、アナログX線画像では軟部も白っぽく撮影され、これをそのままデータ化したのでは骨部と軟部との境界を判別しにくい場合がある。このような場合に、X線画像表示手段20はヒストグラム平坦化処理を行って、コントラストが改善された画像を表示させることができる。
X線画像表示手段20は、例えば、GUI領域64に表示させたボタンの操作により、X線画像を左右反転させることができ、本実施形態では、操作者は、画像左が背側となるようにX線画像の向きを設定する。
輪郭設定手段22は、上述したように、椎体の輪郭として操作者による輪郭70の設定を可能とし、当該輪郭70をX線画像表示領域62の椎体像に重ねて表示する。例えば、操作者によりX線画像が腰椎である旨を指定されると、輪郭設定手段22は、5個の矩形を線分で連結したテンプレートを表示領域の左脇や右脇に表示する。操作者は表示された各矩形を、入力部10を操作してX線画像の椎体像の位置に移動させ、さらに、4個又は6個の頂点の位置を調整して輪郭70を設定する。この操作にて、輪郭設定手段22は入力部10からの信号に応じてテンプレートを構成する矩形の頂点の座標を変化させ、その座標に基づいて輪郭70の表示データを生成する。
輪郭設定手段22は、椎体像にて椎体の中央高に対応する位置に操作者による輪郭70の追加頂点の設定を可能とする。具体的には、四角形の輪郭70の4辺のうち終板に対応する上下の辺上にそれぞれ当該辺を二分する節点を設定し、操作者が当該節点を移動させることにより、上下の辺が屈曲されて当該節点が頂点として追加され六角形の輪郭70が形成される。
なお、診断の客観性を高める上で、操作者は頂点の位置を例えば、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2006年版)」に示されている「定量的測量法のためにデジタイズする椎体の6ポイント」のような基準に従って設定することが好適である。
テンプレートにおける矩形の並び順は腰椎の並び順に対応するので、操作者は当該テンプレートに基づいて設定した個々の輪郭70について、それがL1〜L5のいずれであるかを別途指定する必要はない。すなわち、輪郭設定手段22は、各矩形について、それがL1〜L5のいずれであるかを示す情報と、その4個又は6個の頂点の座標とを対応付けて演算処理部4内の記憶部6に記憶させる。また、各頂点の座標も輪郭70の左上、左下、右上、右下の4つの頂点、及び上の追加頂点、下の頂点のいずれであるか区別される形式で記憶される。
X線画像が胸椎(Th)である旨を指定された場合は、輪郭設定手段22は12個の胸椎Th1〜Th12に対応したテンプレートを表示する。ここで、胸椎Th1〜Th12のうちTh1〜Th3は他の骨の像と干渉して側面画像に良好に現れにくい。そこで、輪郭設定手段22はこれらを除いた残りの9個の椎体に対応して9個の矩形からなるテンプレートを表示する。
骨折指標算出手段24は、輪郭70によって模式的に表される椎体の形態に基づき、脊椎疾患に関連する診断指標として椎体骨折についての所定の判定指標を算出する。図4は、椎体骨折の類型における輪郭70が表す椎体の形態の模式図である。図4において左側が背側である。図4(a)は、椎体44wの前縁寄りがつぶれた圧迫骨折における椎体の形態を表しており、当該形態は楔状椎(ウェッジ)と呼ばれる。図4(b)は、椎体44cが全体的につぶれた圧迫骨折における椎体の形態を表しており、当該形態は扁平椎(コンパウンド)と呼ばれる。図4(c)は、椎体44fの中央部がつぶれた圧迫骨折における椎体の形態を表しており、当該形態は陥凹椎又は既に述べた魚椎(フィッシュ)と呼ばれる。
椎体骨折のX線での定量的な判定基準として例えば、折笠 肇,林 泰史,福永仁夫 他著「原発性骨粗鬆症の診断基準(2000年度改訂版)」日骨代謝誌18巻(2001年),76−82頁に示されるものが存在する。当該基準では、楔状椎についての判定指標として注目椎体44wの後縁高hに対する前縁高hの比APR(≡h/h)、扁平椎についての判定指標として注目椎体44cの隣接椎体44aに対する前縁高同士の比又は後縁高同士の比のうち後者である隣接後縁高比HPR(≡hP1/hP0)、陥凹椎についての判定指標として注目椎体44fの前縁高h及び後縁高hそれぞれに対する中央高hの比MAR(≡h/h),MPR(≡h/h)を示している。
具体的には、APRが75%未満であることが楔状椎の判定基準とされ、HPRが80%未満であることが扁平椎の判定基準とされ、MAR,MPRが80%未満であることが陥凹椎の判定基準とされている。
骨折指標算出手段24は、輪郭70の前縁及び後縁に対応する辺の長さをそれぞれ前縁高h、後縁高hとして用い、楔状椎指標とする比APR、扁平椎指標とする比HPRを算出する。なお、本実施形態ではHPRの算出において、注目椎体の後縁高をhP1、その上側の隣接椎体の後縁高をhP0とする。
また、骨折指標算出手段24は、六角形の輪郭70の追加した頂点間の距離を中央高hとして用い、陥凹椎指標とする比MAR,MPRを算出する。
骨棘指定手段26は、椎体像にて操作者による骨棘部分の指定を可能とする。図5は、側方X線画像における骨棘の模式図である。図5において左側が背側である。骨棘80は骨膜を刺激して形成される骨であり、椎体44の縁から脊柱の外側へ向けてくちばし状に突出する。骨棘80は加齢と共に形成されることが多く、周囲の神経を刺激して痛みを生じ得る。側方からのX線画像では骨棘80のうち前方へ突出するものが比較的良好に画像にて観察できる。そこで例えば、骨棘指定手段26は、GUI領域64に表示させたボタンの操作により、椎体の上側前方(輪郭70にて右上の頂点Rに対応)から突出する骨棘(上骨棘80u)の指定と、椎体の下側前方(輪郭70にて右下の頂点Rに対応)から突出する骨棘(下骨棘80d)の指定とを操作者に選択可能とする。
図5(a)に示す例では、操作者は当該ボタン操作の後、骨棘の先端84u又は84dを入力部10を操作して指定すると、骨棘指定手段26は、輪郭70の上側前方又は下側前方の頂点R,Rのうちボタン指定された方に対応するものと、指定された先端S,Sとの間を結ぶ線分R,RをX線画像表示領域62に表示する。上述の指定操作を上側と下側とについて順次行うことで、上骨棘80u及び下骨棘80dをそれぞれ指定することができる。骨棘指定手段26は、骨棘の先端の座標、及びそれが上骨棘か下骨棘かの情報を椎体の識別情報(胸椎又は腰椎の何番目の椎体かを示す情報)と対応付けて記憶部6に記憶させる。
また、骨棘指定手段26は、図5(b)に示すように、輪郭70の前縁の辺上に点Q,Qを指定可能とし、当該点と輪郭70の前縁側の頂点と骨棘先端点とで定まる三角形ΔR,ΔRが椎体像における骨棘部分を表すようにしてもよい。
骨棘指標算出手段28は、骨棘部分の大きさに応じた骨棘指標を算出する。具体的には、骨棘指定手段26により指定された骨棘先端までの線分の長さR,Rを算出し、その長さを骨棘指標とすることができる。また、骨棘部分を三角形で指定する場合には、当該三角形ΔR,ΔRの面積を算出して骨棘指標としてもよい。
椎間板指標算出手段30は、隣接配置される輪郭70の互いに対抗する辺の位置関係に基づき、脊椎疾患に関連する診断指標として椎間板の変形に関する椎間板指標を算出する。図6は、側方X線画像における脊柱の腰椎部分に設定された輪郭70の例を示す模式図である。演算処理部4は、仙骨(S)の終板を表す線分90の設定を可能とし、操作者により設定された線分90をX線画像表示領域62に表示する。椎間板指標算出手段30は、例えば、腰椎L1〜L5及び仙骨Sの椎間の椎間板に関する情報である椎間板高、椎間板角、椎間板面積、腰椎前彎角のうち予め定められた少なくとも1つを椎間板指標として求める。
椎間板高は、(1)上の椎体の終板中点における垂線の上下椎体間における長さ、(2)下の椎体の終板中点における垂線の上下椎体間における長さ、(3)上下椎体の終板中点相互を結ぶ線分の長さ、のいずれかで定義する。図6では輪郭70を結ぶ線分72は上記(3)の線分であり、図6に示す例では、この線分の長さを椎間板高とする。図7は2つの椎体の輪郭70の位置関係の例を示す模式図である。この図には上下に並ぶ2つの椎体としてL1,L2を例示している。この図は、上記(1)の定義による椎間板高を示しており、線分72(P)はL1の輪郭70のうち下の終板に対応する辺の中点Pにおける垂線であり、点Pはその垂線がL2の輪郭の上の終板に対応する辺と交わる点である。一方、上記(2)は上記(1)とは逆に、L2の上の辺の中点における垂線に基づいて椎間板高を定義するものである。なお、輪郭70が六角形である場合には、中点Pや交点Pは終板の両端(つまり四角形の輪郭の頂点)を結ぶ線分上に設定することができる。
椎間板角は上下椎体の対向する終板のなす角度である。具体的には、椎間板指標算出手段30は、上下椎体の輪郭70の終板に対応する辺がなす角度θを椎間板角として求める。なお、輪郭70が六角形である場合には、終板の両端を結ぶ直線がなす角度を椎間板角とすることができる。
椎間板面積は上下椎体の終板の両端で囲まれる面積であり、具体的には、椎間板指標算出手段30は終板の両端として四角形の輪郭の頂点を用いて当該面積を算出する。
腰椎前彎角はL1の上側の終板とL5の上側の終板とがなす角度であり、具体的には、椎間板指標算出手段30はL1,L5それぞれの四角形の輪郭の上辺がなす角度を求める。
すべり指標算出手段32は脊椎疾患に関連する診断指標として注目椎体のすべりに関するすべり指標を算出する。図8はすべり指標を説明する模式図であり、腰椎L4,L5の輪郭70が示されている。L4を注目椎体とする場合、その下に隣接する椎体L5の輪郭70の後縁上側頂点RBU1に対する、注目椎体L4の輪郭70の後縁下側頂点RBD0の前後方向の位置関係に基づいて、すべり指標が算出される。例えば、すべり指標算出手段32は、注目椎体の輪郭70の後縁に対応する辺RBU0BD0の延長線100と、下位椎体の輪郭70の上縁に対応する辺に沿った直線102との交点Pを算出し、線分RBU1の長さLをずれの絶対値とする。例えば、注目椎体の後縁下側頂点RBD0の前方への移動をずれの正方向とし、交点Pが頂点PBU1より前方に位置する場合のずれ量SHをL、交点Pが頂点PBU1より後方に位置する場合のずれ量SHを−Lと定義する。すべり指標算出手段32は、下位椎体の輪郭70の上縁に対応する辺の長さLに対するずれ量SHの比(SH/L)をすべり指標として算出する。すべり指標は、例えば、L1〜L5を注目椎体として算出される。なお、L5を注目椎体とする場合は、仙骨Sを表す図6の線分90を下位椎体の上縁として、長さL及びLが計測される。
石灰化指標算出手段34は、脊柱の前方に位置する大動脈の石灰化に関する石灰化指標を求める。X線画像における椎体像の輝度値に基づいて骨密度を推定することが行われるが、石灰化した大動脈は正面X線画像にて椎体像と重畳し、当該骨密度を実際より高く見せる。図9は、X線画像表示領域62の表示例を示す模式図であり、石灰化指標算出手段34の機能を説明する図である。石灰化の影響を把握するために、X線画像表示領域62に表示された側方X線画像にて、操作者が脊柱の前方に位置する動脈の石灰化により白く写っている部分の上端と下端とを指定すると、石灰化指標算出手段34はその間に石灰化の範囲を示す矩形のオブジェクト110を表示させると共に、当該石灰化の範囲α1〜α3を単純に合計した総長さや、重複を除いた和長さを石灰化指標として算出する。
指標表示手段36は、上述した各種指標値をモニタ装置に表示する。例えば、図3に示す画面60にて、処理結果表示領域68を設け、当該領域に上記指標値を並べて表示する。
上述した脊椎疾患診断支援装置2は、演算処理部4として、本システムの処理を行う専用のハードウェアを作ることも可能であるが、本実施形態では演算処理部4は、コンピュータ及び、当該コンピュータ上で実行され、X線画像表示手段20、輪郭設定手段22、骨折指標算出手段24、骨棘指定手段26、骨棘指標算出手段28、椎間板指標算出手段30、すべり指標算出手段32、石灰化指標算出手段34として機能するプログラムを用いて構築される。
なお、上述の実施形態では、椎体の輪郭70は四角形とした。このように四角形とすることは、椎体を側面から見た形状が略四角形であること、及び、操作者が頂点を指定して形状を特定する作業は頂点の数が少ないほど負荷が少ないことから好適である。しかしながら、本発明はこれに限定されるわけではなく、輪郭70を他の形状としてもよい。例えば、魚椎を想定した六角形を輪郭70の基本形状とし、演算処理部4がテンプレートとして六角形のものを当初から生成・表示してもよい。また、輪郭設定手段22は、X線画像における椎体の実際の輪郭上に4つ以上の任意の点を操作者が指定することを可能として、指定された複数の点を結ぶ多角形又は閉曲線を輪郭70としてX線画像表示領域62に表示してもよい。その場合に、演算処理部4は、表示している輪郭70とは別に内部処理用に、操作者が指定した複数の点で表される形状を好適に近似する四角形や六角形を求め、前縁高h、後縁後h、中央高hを決定し、指標算出処理を行うことができる。
2 脊椎疾患診断支援装置、4 演算処理部、6 記憶部、8 表示部、10 入力部、20 X線画像表示手段、22 輪郭設定手段、24 骨折指標算出手段、26 骨棘指定手段、28 骨棘指標算出手段、30 椎間板指標算出手段、32 すべり指標算出手段、34 石灰化指標算出手段、36 指標表示手段、40 脊椎、42 椎骨、44 椎体、46 椎間板、48,50 終板、60 画面、62 X線画像表示領域、64 GUI領域、66 画像情報領域、68 処理結果表示領域、70 輪郭、80 骨棘。

Claims (7)

  1. 脊椎の側面からのX線画像を画面に表示するX線画像表示手段と、
    操作者に前記X線画像上で椎体輪郭として四角形を設定させることを可能とし、当該椎体輪郭を椎体像に重ねて表示する輪郭設定手段と、
    前記椎体輪郭の形状又は位置関係に基づいて、脊椎疾患に関連する複数の所定の診断指標を算出する疾患指標算出手段と、
    注目椎体の下に隣接する椎体の前記椎体輪郭の後縁上側頂点に対する当該注目椎体の前記椎体輪郭の後縁下側頂点の前後方向の位置関係に基づき、前記診断指標として前記注目椎体のすべりに関するすべり指標を算出するすべり指標算出手段と、
    前記診断指標を前記画面に表示する指標表示手段と、
    を有し、
    前記輪郭設定手段は、前記椎体輪郭となる5個の矩形を順に線分で連結した腰椎のテンプレートを、前記X線画像上で操作者が腰椎像に移動させることができるように表示し、かつ、前記X線画像上で操作者による仙骨の終板を表す線分の設定を可能とし、
    前記すべり指標算出手段は、前記腰椎像に重ねられた前記テンプレートの前記各矩形に対応する椎体を前記注目椎体として前記すべり指標を算出し、前記注目椎体が前記腰椎の最も下の椎体である場合には、前記仙骨の終板を表す線分を前記注目椎体の下に隣接する椎体の上縁として前記すべり指標を算出すること、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  2. 請求項1に記載の脊椎疾患診断支援装置において、
    前記疾患指標算出手段は、前記四角形における前記椎体像の前縁及び後縁に対応する辺の長さに基づき、前記診断指標として椎体骨折についての複数の所定の判定指標を算出する骨折指標算出手段を含むこと、
    を有することを特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  3. 請求項に記載の脊椎疾患診断支援装置において、
    前記骨折指標算出手段は、前記判定指標として、注目椎体の後縁高に対する前縁高の比で表される楔状椎指標、及び前記注目椎体の隣接椎体に対する前記前縁高又は前記後縁高の比で表される扁平椎指標を算出すること、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  4. 請求項に記載の脊椎疾患診断支援装置において、
    前記輪郭設定手段は、前記椎体像にて前記椎体の中央高に対応する位置に前記操作者による前記椎体輪郭の追加頂点の設定を可能とし、
    前記骨折指標算出手段は、前記判定指標として、前記注目椎体の前記前縁高及び前記後縁高それぞれに対する前記中央高の比で表される陥凹椎指標をさらに算出すること、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の脊椎疾患診断支援装置において、
    前記椎体像にて前記操作者による骨棘部分の指定を可能とする骨棘指定手段を有し、
    前記疾患指標算出手段は、前記診断指標として前記骨棘部分の大きさに応じた骨棘指標を算出する骨棘指標算出手段を含むこと、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の脊椎疾患診断支援装置において、
    隣接配置される前記椎体輪郭の互いに対抗する辺の位置関係に基づき、前記診断指標として椎間板の変形に関する椎間板指標を算出する椎間板指標算出手段を有すること、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援装置。
  7. コンピュータを、
    脊椎の側面からのX線画像を画面に表示するX線画像表示手段、
    操作者に前記X線画像上で椎体輪郭として四角形を設定させることを可能とし、当該椎体輪郭を椎体像に重ねて表示する輪郭設定手段、
    前記椎体輪郭の形状又は位置関係に基づいて、脊椎疾患に関連する複数の所定の診断指標を算出する疾患指標算出手段、
    注目椎体の下に隣接する椎体の前記椎体輪郭の後縁上側頂点に対する当該注目椎体の前記椎体輪郭の後縁下側頂点の前後方向の位置関係に基づき、前記診断指標として前記注目椎体のすべりに関するすべり指標を算出するすべり指標算出手段、及び
    前記診断指標を前記画面に表示する指標表示手段、
    として機能させ
    前記輪郭設定手段は、前記椎体輪郭となる5個の矩形を順に線分で連結した腰椎のテンプレートを、前記X線画像上で操作者が腰椎像に移動させることができるように表示し、かつ、前記X線画像上で操作者による仙骨の終板を表す線分の設定を可能とし、
    前記すべり指標算出手段は、前記腰椎像に重ねられた前記テンプレートの前記各矩形に対応する椎体を前記注目椎体として前記すべり指標を算出し、前記注目椎体が前記腰椎の最も下の椎体である場合には、前記仙骨の終板を表す線分を前記注目椎体の下に隣接する椎体の上縁として前記すべり指標を算出すること、
    を特徴とする脊椎疾患診断支援プログラム。
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