JP5750103B2 - アニメーション制御装置、アニメーション制御方法およびアニメーション制御プログラム - Google Patents

アニメーション制御装置、アニメーション制御方法およびアニメーション制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するアニメーション表示技術に関し、特に、時系列内のキーとなるフレーム(キーフレーム)の画面部品を用いて、キーフレーム間の画面部品を実時間で生成して表示するアニメーション制御装置、アニメーション制御方法およびアニメーション制御プログラムに関するものである。
PCの普及および家電機器のデジタル化等に伴い、ユーザが扱うデータの数及び種類は急激に増加している。同じく、PCおよびデジタル家電機器等の機器に記憶された大量のデータを表示する為にディスプレイの大型化も進んでいる。ディスプレイの解像度は、FullHD(1920×1080)が主流になっており、今後は、4k2k(3840×2160)と呼ばれる解像度へ移行していくと予想される。このディスプレイの大型化に伴い、画面内に1度に表示できるデータ数は増加する傾向にある。
また、近年、ユーザインターフェース(UI)がデジタル機器等において重要な構成要素となっている。表示するデータの一覧性といった従来のUIの性質に加え、グラフィカルな画面や軽快な操作感を与える表示効果が重視され、ユーザに操作することの楽しさを実感させることで機器の差別化が図られている。グラフィカルな画面の具体例として、Apple社の携帯電話等に搭載されているCover Flowがある。
しかし、大量のデータをグラフィカルに表示するUIを作成する場合、次のような問題がある。すなわち、グラフィカルなUI作成には、表示画面を構成する図形などの画面部品に対して所望の表示効果を付与するか、もしくは複数の表示効果を組み合わせる必要がある。表示する画面部品が増加すると、当然設置する画面部品、および、それぞれに付与する表示効果を設定するための開発時間などのコストが莫大になる。
たとえば、機器に記憶された大量データの一覧を表示する操作画面において、各画面部品にアニメーション効果を設定する場合を考える。データ一覧のような操作画面は、表示するデータが多いため、画面部品も多くなる。また、それぞれの画面部品について表示効果を付与していくことになり、画面部品の増加に伴い短期間での開発が困難となる。
この問題を軽減するために、従来では次のような方法がとられる。すなわち、1つの画面部品に対するアニメーションを構成するキーフレーム情報を基本のキーフレーム情報として保存しておき、この基本のキーフレーム情報を他の画面部品に合わせて拡大・縮小して他の画面部品のアニメーション表示を行う。これによって、開発時間などのコストを軽減している。
しかし、この方法には次のような問題がある。すなわち、基本のキーフレーム情報の拡大・縮小による再利用では、軌跡の1点1点の間隔が変化する。つまり、同じキーフレーム数で長い距離や、短い距離を表現することになる。
そこで、従来のアニメーション制御装置として、時刻情報を持ったキーフレーム情報を保持し、1つのフレームの描画処理が完了したことに応答して、逐次、補間フレームを生成し描画を始めるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。図14は、前記特許文献1に記載された従来のアニメーション制御装置の構成を示すブロック図である。
図14において、タイマ601は1つのフレームの描画処理が完了した時点の時刻情報を取得するために使用される。CPU602は、キーフレーム情報記憶部603に記憶されているキーフレーム情報を用いて、タイマ601より取得した時刻における補間フレームを生成してグラフィックメモリ604に描画し、これをディスプレイ画面605に表示する。これにより、同じキーフレーム数で、長い距離や短い距離を表現する場合でも、キーフレームを補間し、滑らかなアニメーション表示を行うようにしている。
しかしながら、前記特許文献1の構成では、1つのフレームの描画処理が完了したことに応答して、逐次、補間フレームを生成し描画を始めるため、アニメーションの軌跡の形状が変わる可能性があるという課題を有していた。
前記特許文献1の構成で問題となる場合を次に示す。図15は、特許文献1に記載された装置における課題を説明する図で、キーフレーム情報に基づき生成されたアニメーション表示例を示している。図15(A)は、アニメーションの軌跡の変曲点に当たるキーフレームのキー部品611〜614を抜き出して表示したものである。図15(B)は、前記特許文献1の手法を用いて補間フレームの補間部品615〜618を該当箇所に生成する例を示したものである。図15(C)は、前記特許文献1により、キーフレームに補間フレームを挿入することでディスプレイ画面605に表示されるアニメーションの軌跡を表したものである。
なお、この明細書では、キーフレーム情報により表される画面部品を「キー部品」と称し、キー部品が描画されたフレーム全体を「キーフレーム」と称する。同様に、キーフレーム情報を補間して作成された画面部品を「補間部品」と称し、補間部品が描画されたフレーム全体を「補間フレーム」と称する。
図15(A)において、キー部品611〜614が示すアニメーション軌跡は、物体の落下モデルで表現した軌跡であり、キー部品611からキー部品612まで落下した物体がキー部品613までバウンドし、再びキー部品614へ落下するアニメーションを表したものである。キーフレーム情報に基づき順次描画することにより、図15(A)に示す軌跡で移動する物体がアニメーション表示される。
図15(B)において、前記特許文献1では、キー部品611とキー部品612の間で補間部品615、616が生成される。1つのフレームの描画処理が完了したことに応答して、次のフレームの生成を開始するため、補間部品615の描画が完了した後、補間部品616が生成、描画される。しかし、補間部品616の描画処理が完了する前に、キー部品612を表すキーフレーム情報が保持する描画開始時刻に到達してしまう場合がある。この場合、前記特許文献1では、補間部品616の描画が完了するまで次のフレームの描画が開始されない。そのため、補間部品616の描画完了時刻、つまり次のフレームの描画開始時点の時刻は補間部品617の時点となる。したがって、キー部品612を表すキーフレーム情報とキー部品613を表すキーフレーム情報とのデータを用いて、補間部品617が生成・描画されることになる。この結果、キー部品612(破線)を表示するキーフレームは描画されない。ここで、キーフレームが表示されないケースは必ず起こるものではなく、補間部品617、618、もしくはキー部品613に示すように、タイミングによってキーフレームが描画される場合もある。結果として、キー部品612が描画されないことにより、アニメーション軌跡は、図15(C)に示すように、ディスプレイ画面605に表示される。
このように、図15(A)に示すような軌跡の表示を想定していたものが、従来では図15(C)のような軌跡として表示されてしまうことがあった。つまり、変曲点を持つ軌跡において、各キーフレーム情報に基づくキー部品が所定の時刻、座標に描画されないことが生じると軌跡自体の形状が変わってしまうという問題があった。特に、アニメーションに物理モデル等を用いている場合、補間フレームによりアニメーション自体が滑らかに動作する効果以上に、アニメーションの軌跡の形状が変わることで、ユーザに違和感を与える結果となっていた。
特許第3616241号公報
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにすることが可能なアニメーション制御装置、アニメーション制御方法およびアニメーション制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる一局面のアニメーション制御装置は、表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御装置であって、画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部と、前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、取得した前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するアニメーション制御部と、前記アニメーション制御部により取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成部と、前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と、前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成部により作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算部と、前記描画時間演算部により算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定部と、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行うことなく前記第2の描画開始時刻まで待機し、前記第2の描画開始時刻に達すると前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始する表示制御部とを備える。
本発明の実施の形態におけるアニメーション制御装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態におけるキーフレーム情報を示す図。 図2のキーフレーム情報により表されるキーフレームを示す図。 図2のキーフレーム情報により表されるキーフレームを示す図。 本発明の実施の形態における補間部品の描画動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態における変換テーブルを示す図。 本発明の実施の形態における更新面積を説明する図。 本発明の実施の形態においてアニメーション表示される軌跡を示す図。 画面部品情報の一部を変更してアニメーション表示に使用した例を示す図。 図9の形態における補間部品の描画動作を示すフローチャート。 画面部品情報の一部を変更してアニメーション表示に使用した例を示す図。 図11の形態における補間部品の描画動作を示すフローチャート。 画面部品情報の他の例を示す図。 従来の装置の構成を示すブロック図。 従来の装置における課題を説明する図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるアニメーション制御装置の構成を示すブロック図、図2はキーフレーム情報を示す図、図3および図4は図2のキーフレーム情報により表されるキーフレームを示す図である。アニメーション制御装置1は、タイマ11、キーフレーム情報記憶部12、アニメーション制御部13、補間部品情報作成部14、描画判定部15、描画時間演算部16、描画性能情報記憶部17、表示制御部18およびフレームバッファ19を備える。表示部2は、LCDやCRTなどからなり、アニメーション制御装置1からの制御により、表示画面を構成する画面部品をアニメーション表示するためのものである。この画面部品は、文字、図形やその他の画像を含むものである。
タイマ11は、現在の時刻情報を出力するもので、連続的に動作しており、アニメーション制御装置1における処理の基準を示す値として利用される。なお、タイマ11は、設定された時刻に到達したことを通知する機能を持つようにしてもよい。その場合、設定される時刻は、アニメーションの描画開始を表すタイミングとして使用してもよい。
キーフレーム情報記憶部12は、アニメーション表示効果を実現するためのキーフレーム情報を複数個、例えばテーブル形式で記憶する。キーフレーム情報21は、図2に示すように、開始時刻情報211および画面部品情報212を含む。開始時刻情報211は、フレームの描画処理を開始すべき描画開始時刻を表すものである。例えばキーフレーム情報21の開始時刻情報211は0秒に設定されており、これは、アニメーション開始と同時に描画されるべきフレームを表している。画面部品情報212は、フレームに描画される画面部品を表す情報で、画面上に表示される複数の画面部品を一意に判別するための部品ID、画面部品の種類、座標、幅、高さなどの画面を更新する(つまり当該画面部品を表示部2に表示する)のに必要な属性情報が含まれている。キーフレーム情報22〜24も同様に構成されており、図2では対応する符号を付している。
キーフレーム情報21〜24は、それぞれ、次のキーフレーム情報とリンクで連結されており、時系列に配置されている。すなわち、キーフレーム情報21および22はリンク31で連結され、キーフレーム情報22および23はリンク32で連結され、キーフレーム情報23および24はリンク33で連結されている。互いにリンクで連結されたキーフレーム情報21,22,23,24は、それぞれ、開始時刻情報211,221,231,241として、0,1,2,3秒を保持しており、アニメーション開始時にキーフレーム情報21の描画処理を開始した後、1,2,3秒後にそれぞれキーフレーム情報22,23,24の描画処理が開始されることを示している。なお、キーフレーム情報24にはリンクの連結先がなく、これによって、キーフレーム情報24で描画が終了することを表している。
また、画面部品情報212,222,232,242では、部品ID(A1)、種類(矩形)、幅(270)、高さ(180)などの属性がそれぞれ同一の画面部品において座標が変化している。図3(A)、図3(B)、図4(A)および図4(B)は、それぞれ、画面部品情報212,222,232,242により表されるキー部品41〜44をフレームバッファ19または表示部2に描画した状態を示している。なお、この実施の形態では、フレームバッファ19および表示部2は、基準とする左上隅が座標G0(0,0)の画素、右下隅が座標G1(1079,1919)の画素を有するX,Y座標範囲で(1080×1920)の画素数を有するものとしている。図3(A)、図3(B)、図4(A)および図4(B)に示すように、この画面部品情報における座標の変化を表示部2の表示画面に反映することでアニメーション表示を実現している。
アニメーション制御部13は、現在の描画開始時刻を取得し、その取得した描画開始時刻におけるフレームの描画を制御する。この実施の形態では、通常、アニメーション制御部13は、キーフレームまたは補間フレームなどのフレームの描画が完了した時点でタイマ11から時刻情報を取得し、その取得した時刻を現在の描画開始時刻とする。例えば、アニメーション制御部13は、アニメーション開始が指示されると、アニメーション開始と同時に描画されるべきフレームを表すキーフレーム情報21に基づくキーフレームの描画指示を表示制御部18に通知し、その描画が完了した旨を表示制御部18から通知された時点で、タイマ11から現在時刻を取得し、その取得した現在時刻を現在の描画開始時刻とする。ここで、アニメーション制御部13が動作するきっかけ、つまりアニメーション開始の指示は、タイマ11からの通知でもよい。また、ユーザによる操作入力であってもよい。さらに、他の制御プログラムからの入力であってもよい。
現在の描画開始時刻の取得に続き、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報記憶部12に取得依頼を通知して、現在の描画開始時刻より前の描画開始時刻を含むキーフレーム情報および後の描画開始時刻を含むキーフレーム情報の2つのキーフレーム情報を取得する。次に、アニメーション制御部13は、補間部品情報作成部14に、上記2つのキーフレーム情報および現在の描画開始時刻を通知するとともに、補間部品情報作成依頼を通知し、作成された補間部品情報を取得する。次に、アニメーション制御部13は、描画判定部15に補間部品情報の描画判定依頼を通知する。この時、アニメーション制御部13は、現在の描画開始時刻、補間部品情報、および上記2つのキーフレーム情報も同時に通知する。そして、アニメーション制御部13は、描画判定部15による補間部品情報の描画判定結果に基づいて、表示制御部18に補間部品情報を通知して、表示部2への補間部品の描画依頼を通知する。
補間部品情報作成部14は、アニメーション制御部13から通知を受け、補間部品情報を作成する。この補間部品情報は、アニメーション制御部13により取得された、現在の描画開始時刻、および、その前後の描画開始時刻を含む各キーフレーム情報にそれぞれ含まれる画面部品情報を用いて、例えば補間計算によって作成される。
描画判定部15は、アニメーション制御部13より通知を受け、補間部品情報作成部14により作成された補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が、上記2つのキーフレーム情報のうち後のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻までに完了するか否かを判定する。この判定には、描画時間演算部16に対し算出依頼を通知することで取得する描画時間推定値を用いる。
描画性能情報記憶部17は、アニメーション制御装置1(具体的には表示制御部18)の描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶するもので、この実施の形態では、描画性能情報として、表示部2(フレームバッファ19)の画面の単位面積(この実施の形態では、画素数で表した面積)を描画するのに要する描画時間が記憶されている。具体的に、描画性能情報記憶部17には、描画性能情報として、QHD(Quarter High Definition=960×540)を描画するのに要する描画時間=1秒が記憶されている。描画時間演算部16は、描画判定部15から通知を受け、描画性能情報記憶部17に記憶されている描画性能情報を基に、補間部品情報作成部14により作成された補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理に要する描画時間推定値を算出する。
表示制御部18は、アニメーション制御部13から通知を受け、補間部品情報により表される補間部品の描画処理、およびキーフレーム情報に含まれる画面部品情報により表されるキー部品の描画処理を行って、フレームバッファ19を更新し、その結果を表示部2に表示する。また、表示制御部18は、キーフレームおよび補間フレームなどのフレームの描画処理が完了すると、その旨をアニメーション制御部13に通知する。
次に、図2、図3および図5などを参照して、この実施の形態における補間部品の描画動作について説明する。図5は補間部品の描画動作を示すフローチャートである。
まず、アニメーション制御部13は、アニメーション開始時に、描画開始時刻情報=0秒の開始時刻情報211を有するキーフレーム情報21(図2)をキーフレーム情報記憶部12から取得し、その画面部品情報212に基づく描画処理を表示制御部18に指示する。その指示に従って、表示制御部18は、フレームバッファ19に画面部品情報212に基づくキー部品41を描画してキーフレームを生成し、その結果を表示部2に表示する(図3(A))。
そして、図5のステップS1において、アニメーション制御部13は、表示制御部18からキー部品41(を含むキーフレーム)の描画完了通知を受けた時点で、タイマ11から現在の時刻を描画開始時刻として取得する。次いで、ステップS2において、アニメーション制御部13は、現在の描画開始時刻の前後の描画開始時刻を有する2つのキーフレーム情報をキーフレーム情報記憶部12から取得する。アニメーションが開始された直後の時点では、アニメーション開始時に用いられたキーフレーム情報21と、このキーフレーム情報21とリンク31で連結されているキーフレーム情報22とが取得される。
続いて、ステップS3において、アニメーション制御部13は、補間部品情報作成部14に補間部品情報の作成依頼を通知する。このとき、アニメーション制御部13は、ステップS1でタイマ11から取得した現在の描画開始時刻と、ステップS2でキーフレーム情報記憶部12から取得した2つのキーフレーム情報とを通知する。そして、補間部品情報作成部14は、アニメーション制御部13から通知された、現在の描画開始時刻およびその前後の2つのキーフレーム情報に基づき、補間部品情報を作成し、アニメーション制御部13に通知する。
次に、補間部品情報作成の完了通知を受けたアニメーション制御部13は、ステップS4において、作成された補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が、2つのキーフレーム情報のうち後のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻までに完了するか否かの判定依頼を描画判定部15に通知する。この通知の際に、作成された補間部品情報、前後のキーフレーム情報、現在の描画開始時刻も共に通知する。描画判定部15は、通知を受けると、補間部品情報により表される補間部品の描画時間の推定値が、現在の描画開始時刻より後のキーフレーム情報が有する描画開始時刻までに完了するか否かを判定する。そのため、描画判定部15は、描画時間演算部16に描画時間推定依頼を通知する。このとき、補間部品情報と、現在の描画開始時刻と、現在の描画開始時刻より前の描画開始時刻を含むキーフレーム情報を共に通知する。
次に、描画時間推定依頼の通知を受けた描画時間演算部16は、ステップS5において、補間部品情報と前回の部品情報(アニメーション開始直後の場合には現在の描画開始時刻より前の描画開始時刻を含むキーフレーム情報に含まれる画面部品情報)とから、表示部2(フレームバッファ19)の画面上で座標などの属性情報が変化する画面領域を特定し、今回の補間部品を描画する上で更新が必要となる更新面積を算出する。
次に、ステップS6において、描画時間演算部16は、描画性能情報記憶部17から描画性能情報を取得して、算出した更新面積に対する描画時間推定値を算出する。描画時間演算部16は描画時間の推定値を描画判定部15に通知する。次いで、描画時間演算部16から通知を受けた描画判定部15は、ステップS7において、次のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻を取得する。
次に、ステップS8において、描画判定部15は、上記次のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻までに補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する。そして、完了すると判定すれば(ステップS8でYES)、描画判定部15は、補間部品は描画可能であるとしてアニメーション制御部13に通知する。
描画判定部15から描画可能の通知を受けたアニメーション制御部13は、ステップS9において、補間部品情報により表される補間部品を表示部2へ表示するために、表示制御部18に対し画面更新依頼を通知する。表示制御部18は通知を受け、補間部品情報より表される補間部品を表示するための描画処理を行って補間部品をフレームバッファ19に描画し、その描画内容を表示するために表示部2の画面更新を行う。
一方、ステップS8において、描画判定部15は、次のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻までに補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了しないと判定すると(ステップS8でNO)、描画判定部15は、アニメーション制御部13に補間部品の描画不可を通知する。そして、描画判定部15からの通知が補間部品の描画不可であった場合、アニメーション制御部13は、表示制御部18に補間部品の描画処理の指示を行わず、そのまま処理を終了してもよいが、この実施の形態では、現在の描画開始時刻が次のキーフレーム情報の描画開始時刻に設定されるようにタイマ11を設定して(ステップS10)、不要な処理が実行されないようにして、終了している。
そして、次のキーフレーム情報の描画開始時刻に達すると、アニメーション制御部13は、表示制御部18に、次のキーフレーム情報に基づくキーフレームの描画を指示し、この指示にしたがって、表示制御部18は、次のキーフレーム情報に基づくキーフレームをフレームバッファ19に描画し、その描画内容を表示部2に表示する。そして、表示制御部18は、当該キーフレームの描画が完了すると、その旨をアニメーション制御部13に通知する。
次に、図6〜図8を参照して、キーフレーム情報21〜24に基づくアニメーションにおける補間部品描画の具体例について説明する。図6は補間部品情報の作成に使用される変換テーブルを示す図、図7は補間部品表示のための更新面積を説明する図、図8はアニメーション表示される軌跡を示す図である。ここでは、物体の落下モデルで表現した軌跡をアニメーション表示する例で説明する。
補間部品情報作成部14は、図6に示す変換テーブル35を用いて、補間部品情報を作成する(図5のステップS3)。変換テーブル35は、「次に描画すべき補間部品の位置づけ」を示す値hを予め計算し、そのhの各値に対して、その時点で実際の変化量として取るべき値kを予め定め、hとkとの対をテーブルとして予め準備したものである。図6に示す変換テーブル35では、物体の落下モデルで表現した軌跡をアニメーション表示するために、hに対してk=hの関係が設定されている。そして、補間部品情報作成部14は、キーフレーム情報21,22がそれぞれ有する描画開始時刻(0秒および1秒)と現在の描画開始時刻との関係から、変換テーブル35のhを選択し、そのhに対応するkを用いて、補間部品情報の描画位置を算出する。
次いで、描画時間演算部16は、補間部品情報作成部14により作成された補間部品情報に基づき、更新面積を算出する(図5のステップS5)。図7(A)は、アニメーション開始直後における更新面積を示している。なお、説明の便宜上、図7(A)では、フレームバッファ19に、キーフレーム情報21に基づくキー部品41、作成された補間部品情報に基づく補間部品51、およびキーフレーム情報22に基づくキー部品42が描画された状態を示し、図7(B)では、フレームバッファ19に、キーフレーム情報21に基づくキー部品41、作成された補間部品情報に基づく補間部品51,52、およびキーフレーム情報22に基づくキー部品42が描画された状態を示している。
図7(A)に示すように、ステップS3で作成された補間部品情報に基づく補間部品51は、幅が270、高さが120で、左上隅の座標P1(120,300)、右下隅の座標Q1(299,569)とする。この実施の形態では、描画が必要な領域を包含する矩形の領域を更新領域としている。したがって、キー部品41および補間部品51を包含する更新領域61の面積は、画素数で表すと、(300×570)と求められる。
次いで、描画時間演算部16は、更新面積に基づく描画時間を算出する(図5のステップS6)。本実施の形態では、上述したように、QHD(960×540)の描画時間が1秒という性能情報が記憶されており、補間部品描画のための更新面積が(300×570)の場合、面積比から描画時間0.33秒を推定することができる。
次いで、描画判定部15は、次のキーフレーム情報が保持する描画開始時刻を取得し、補間部品描画の可否を判定する(図5のステップS7,S8)。ここでは、現在の描画開始時刻の次のキーフレーム情報22が保持する描画開始時刻(1秒)が、現在の描画開始時刻から0.9秒後とする。この場合、描画時間演算部16により推定された描画時間は0.33秒であるため、次のキーフレーム情報に含まれる描画開始時刻までの猶予時間0.9秒以内である。よって、図7(A)の場合には、描画判定部15は、補間部品は描画可能であるとアニメーション制御部13に通知する。よって、補間部品51は、表示制御部18により表示部2に表示されることとなる。
次に、補間部品51の描画完了時点で、新たな現在の描画開始時刻が取得される。そして、次の補間部品情報が、新たな現在の描画開始時刻、キーフレーム情報21,22および変換テーブル35を用いて作成される。
ここで、次の補間部品情報に基づく補間部品52は、図7(B)に示すように、左上隅の座標P2(510,570)、右下隅の座標Q2(689,839)であるとする。なお、幅は270、高さは180で、補間部品51と同じである。この場合、アニメーション直後ではなくて補間部品51が既に作成されているので、更新領域62は、補間部品51および補間部品52を包含する領域となる。この更新領域62の画素数で表した面積は、補間部品51の座標P1(120,300)および補間部品52の座標Q2(689,839)から(570×540)と求められる。よって、描画時間は、面積比から、0.59秒と推定される。
ここで、現在の描画開始時刻の次のキーフレーム情報22が保持する描画開始時刻(1秒)が、現在の描画開始時刻から0.57秒後とする。この場合、描画時間演算部16により推定された描画時間は0.59秒であるため、次のキーフレーム情報22に含まれる描画開始時刻までの猶予時間0.57秒を超えている。よって、図7(B)の場合には、描画判定部15は、補間部品は描画不可であるとアニメーション制御部13に通知する。よって、補間部品52は描画されずに、表示制御部18により、キーフレーム情報22に基づくキー部品42が次に描画されることとなる。
キー部品42の描画が完了すると、次に、キーフレーム情報22,23に基づき、補間部品情報が作成され、その補間部品情報に基づく補間部品の描画可否が判定される。そして、図8に示すように、例えば補間部品53が描画され、次いで、キーフレーム情報23に基づくキー部品43が描画される。キー部品43の描画が完了すると、次に、キーフレーム情報23,24に基づき、補間部品情報が作成され、その補間部品情報に基づく補間部品の描画可否が判定される。そして、例えば補間部品54が描画され、次いで、キーフレーム情報24に基づくキー部品44が描画される。キー部品44の描画が完了すると、キーフレーム情報24にはリンクの連結先がなく、このアニメーションは終了する。
このようにして、図8に示すように、キーフレーム情報21〜24に基づくキー部品41〜44が、それぞれ確実に描画されるとともに、キー部品41〜44を描画した上で可能な限りの補間部品51,53,54が、それぞれ描画されることとなる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、キーフレーム情報21,22に基づき補間部品情報を作成し、その補間部品情報および描画性能情報に基づき、次のキーフレーム情報22の描画開始時刻までに、補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かを判定し、完了しないと判定すると、補間部品を表示部2に表示するための描画処理を行わず、次のキーフレーム情報22の描画開始時刻に達すると、キーフレーム情報22の画面部品情報222により表されるキー部品42を表示部2に表示するための描画処理を開始するようにしている。したがって、キーフレーム情報22に基づくキー部品42を確実に表示部2に表示することができるため、アニメーションの軌跡の形状を変えないようにすることが可能となる。
また、この実施の形態によれば、次のキーフレーム情報22の描画開始時刻までに、補間部品情報により表される補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了すると判定すると、補間部品を表示部2に表示するための描画処理を開始するようにしている。したがって、アニメーションの軌跡の形状を変えないようにした上で、可能な限りの補間部品を表示部2に表示して、滑らかな軌跡のアニメーションを表示することができる。
なお、上記実施の形態は例であって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、及び、上記実施の形態における構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も、本発明に含まれる。
また、上記実施の形態では、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報にそれぞれ含まれる画面部品情報をそのまま使用している。すなわち、例えば図2に示す画面部品情報212に設定されている座標に、設定された幅および高さで、例えば図7(A)に示すように、キー部品41がそのまま描画されている。これに対して、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報に含まれる画面部品情報の一部を変更する機能を有するようにしてもよい。アニメーション制御部13により画面部品情報の一部を変更し、その変更後の画面部品情報を使用することによって、表示制御部18により色々なキー部品を描画することが可能となる。以下、図9および図10を参照して、画面部品情報の一部を変更する形態について説明する。
図9はキーフレーム情報に含まれる画面部品情報の一部を変更してアニメーション表示に使用した例を示す図、図10は、図9の形態における補間部品の描画動作を示すフローチャートである。図9において、キー部品41は、キーフレーム情報21に含まれる画面部品情報212をそのまま使用して描画したものである。また、キー部品410,411は、それぞれ、キーフレーム情報21に含まれる画面部品情報212の一部を変更して描画したものである。すなわち、キー部品410,411は、画面部品情報212のうち種類、幅および高さは変更せず、座標をそれぞれ+X方向に移動させた座標に変更したものを使用して描画したもので、キー部品41を+X方向に移動したものになっている。
また、キー部品420は、キーフレーム情報21とリンク31で連結されているキーフレーム情報22に含まれる画面部品情報222の一部を変更して描画に使用したものである。すなわち、キー部品420は、画面部品情報222のうち種類、幅および高さは変更せず、座標を+Y方向に移動させた座標に変更したものを使用して描画したもので、キー部品42(例えば図8)を+Y方向に移動したものになっている。
このように、図9では、互いにリンク31で連結されているキーフレーム情報21,22の画面部品情報212,222の一部を変更し、その変更後の画面部品情報を使用して、キー部品410,411,420を描画している。これによって、同じキーフレーム情報21,22を使用して、図8に示すキー部品41からキー部品42までの軌跡以外に、キー部品41からキー部品420まで、キー部品410からキー部品420まで、およびキー部品411からキー部品420までの3種類の軌跡をアニメーション表示している。
図10において、ステップS11は図5のステップS1と同様である。ステップS12において、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報記憶部12から2つのキーフレーム情報を取得し、その画面部品情報の一部を変更し、変更後の画面部品情報をキーフレーム情報記憶部12に保存する。
続くステップS13〜S20は図5のステップS3〜S10と同様である。すなわち、例えばキー部品410からキー部品420までの軌跡をアニメーション表示する場合には、キーフレーム情報記憶部12に保存されている変更後の画面部品情報、つまりキー部品410,420をそれぞれ表す画面部品情報を用いて、補間部品情報を作成する。さらに、更新面積を算出し、描画時間を算出し、キーフレーム情報22の開始時刻情報221により表される描画開始時刻までに、補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する。そして、完了すると判定すれば、補間部品を描画し、完了しないと判定すれば、補間部品を描画せずに待機し、キーフレーム情報22の描画開始時刻に達した時点で、キーフレーム情報記憶部12に保存されている変更後の画面部品情報を用いて、キー部品420を描画する。
以上のように、図9および図10に示す形態では、キーフレーム情報記憶部12に記憶するキーフレーム情報の個数を増加させることなく、色々なキー部品を描画することができる。したがって、キーフレーム情報記憶部12には、基本的な軌跡パターンを有するキーフレーム情報のみを記憶させておけばよい。
なお、図9では、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報21,22の画面部品情報212,222のうち座標のみを変更しており、その結果、キー部品のサイズは変化せず、キー部品間の距離が変更されている。すなわち、例えば図8に示されるキー部品41からキー部品42までの距離に比べて、キー部品411からキー部品420までの距離が増大している。しかし、変更の態様としては、幅および高さを変更したり、キー部品間の距離を低減したりするなど、色々な変更の態様が考えられる。
このように、変更の態様が色々考えられるため、キーフレーム情報により表される2つのキー部品の間に描画する補間部品の個数や描画開始時刻を予め決めておくことは、事実上不可能となっている。したがって、図9の形態では、補間部品の描画開始時刻は、上記実施の形態と同様に、リアルタイムに設定せざるを得ない。すなわち、最初のキーフレーム情報に基づくキー部品の描画完了時点、あるいは描画可能と判定されて描画された補間部品の描画完了時点に、補間部品の描画開始時刻を動的に設定せざるを得ない。そうなると、次のキーフレーム情報の描画開始時刻までに補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かを判定することが非常に重要になってくる。
すなわち、キーフレーム情報により表される2つのキー部品の間に描画する補間部品の個数や描画開始時刻を予め決めておくことが可能であれば、キー部品が必ず描画できるように決めておけばよいため、補間部品の描画可否を判定する必要はない。
しかしながら、補間部品の描画開始時刻を動的に設定する場合には、次のキーフレーム情報の描画開始時刻までに補間部品の描画処理が完了するか否かを判定しないと、上記「背景技術」の項で説明したように、補間部品の描画中に、次のキーフレーム情報の描画開始時刻を経過してしまうことが十分に考えられる。
したがって、図9および図10に示す形態のように、キーフレーム情報記憶部12に記憶されているキーフレーム情報を変更して使用する形態では、特に、次のキーフレーム情報の描画開始時刻までに、補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かを判定し、完了しないと判定すると補間部品を描画しないようにすることで得られる効果が高いものとなる。
また、上記実施の形態では、補間部品が描画可能な場合は必ず描画したが、バリエーションとして、補間部品が描画可能な場合でも、間引いて補間部品を描画しないようにしてもよい。例えば、描画に使用するキーフレーム情報が、キーフレーム情報記憶部12に記憶されている基本のキーフレーム情報から縮小されたものである場合、ユーザにとって効果を感じられない程の粒度で補間部品が描画されることとなる。よって、この場合は補間部品の描画を間引いてもよい。以下、図11および図12を参照して、補間部品を間引くか否かを判定する形態について説明する。
図11はキーフレーム情報に含まれる画面部品情報を縮小変更してアニメーション表示に使用した例を示す図、図12は図11の形態における補間部品の描画動作を示すフローチャートである。図11では、互いにリンク31で連結されているキーフレーム情報21,22の画面部品情報212,222を、画面部品情報212の座標(0,0)を中心に縮小変更し、その変更後の画面部品情報を使用して、キー部品412,421を描画した状態を示している。
図11の形態において、描画判定部15は、補間部品を描画するか描画せずに間引くかの判定を行うもので、補間部品を間引くか否かの判定に使用する判定用パラメータを保持するメモリを有している。描画判定部15のメモリは、例えば判定用パラメータとして、フレーム間の画面部品の移動量(例えば10画素)を保持する。そして、描画判定部15は、現在の描画開始時刻の前のフレームにおける画面部品と作成された補間部品情報により表される補間部品との移動量が判定用パラメータ(例えば10画素)未満である場合は、補間部品を間引くと判定する。
図12において、ステップS21は図5のステップS1と同様である。ステップS22において、アニメーション制御部13は、キーフレーム情報記憶部12から2つのキーフレーム情報を取得し、その画面部品情報の一部を変更し、変更後の画面部品情報をキーフレーム情報記憶部12に保存する。
続くステップS23〜S28は図5のステップS3〜S8と同様である。すなわち、補間部品情報作成部14は、キーフレーム情報21,22の一部を変更した変更後の画面部品情報、つまりキー部品412,421をそれぞれ表す画面部品情報を用いて、補間部品情報を作成する。図11には、この補間部品情報に基づき描画された補間部品511を破線で示している。さらに、更新面積が算出され、描画時間が算出され、キーフレーム情報22の開始時刻情報221により表される描画開始時刻までに補間部品を表示部2に表示するための描画処理が完了するか否かが判定される。
そして、完了すると判定されると(ステップS28でYES)、描画判定部15は、判定用パラメータに基づき、補間部品情報により表される補間部品を間引くか否かを判定する(ステップS29)。ここで、例えばキー部品412と補間部品511との移動量が10画素未満であれば、間引くと判定し(ステップS29でYES)、補間部品を描画せずにこの処理を終了する一方、上記移動量が10画素以上であれば、間引かないと判定し(ステップS29でNO)、ステップS30に進む。ステップS30,S31は図5のステップS9,S10と同様である。
ここで、キー部品412と補間部品511との移動量が10画素未満とすると、描画判定部15により間引くと判定され、補間部品511は描画されない。そして、補間部品を間引くと判定した時点でタイマ11から現在時刻を取得し、これを新たな描画開始時刻として用いて、補間部品情報作成部14は、次の補間部品情報を作成する。図11には、次の補間部品情報に基づく補間部品512を実線で示している。そして、キー部品412と補間部品512との移動量が10画素以上とすると、描画判定部15は補間部品を間引かないと判定し、補間部品512が描画される。同様にして、図11には、その次の補間部品情報に基づく補間部品513を破線で示している。そして、この補間部品513の描画処理がキーフレーム情報22に含まれる描画開始時刻までに完了しないと判定されると、当然、補間部品513は描画されないが、完了すると判定されても、補間部品512と補間部品513との移動量が10画素未満のときは、描画判定部15により間引くと判定され、補間部品513は描画されない。
なお、間引くか否かを判定するためのパラメータは複数であってもよい。例えば、描画判定部15は、判定用パラメータとして移動量10画素と、回転量20度とが設定されている場合、現在の描画開始時刻の前のフレームと補間フレームとの間で移動する画面部品の移動量が10画素未満であっても、回転量が30度である場合は、補間フレームを間引かないと判定するようにしてもよい。
また、判定用パラメータは、位置について平行移動量および回転量、透明度の変化量、および表示する画面部品の奥行き方向の重なり変化量などが考えられ、これらを組み合わせて用いてもよい。要は、補間部品の描画が、ユーザにとってアニメーションの軌跡を滑らかに表示する効果を感じられるか否かを判定できるパラメータを用いればよい。
図11、図12を参照して説明した形態によれば、ユーザにとってアニメーションの軌跡を滑らかに表示する効果を感じられない場合には、補間部品を描画せずに間引くことによって、CPU資源の無駄な消費を避けるようにしている。したがって、アニメーション軌跡を滑らかに表示することとCPU資源利用の効率向上とを両立させることが可能となっている。
また、上記実施の形態では、画面部品情報212〜242は、属性情報として種類、座標、幅および高さを保持し、これらの属性情報によって画面部品を特定しているが、画面部品情報は、その他の属性情報を保持するようにしてもよい。例えば、図13(A)に示す画面部品情報71では、画面部品の特徴点の座標として3つの座標を有し、これらによって、画面部品(種類=三角形)を特定している。さらに、この画面部品情報71は、回転角度、色、透明度を表示に関する属性情報として保持している。また、図13(B)に示す画面部品情報72では、種類としてテキストが設定され、テキストを表示する場合のフォントサイズなどを属性情報として保持している。また、画面部品情報は、単一の画面部品だけではなく、一群の基本部品からなる部品群の情報を属性情報として保持するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、画面部品情報212,222,232,242は、キーフレーム情報21,22,23,24にそれぞれ直接的に含まれているが、画面部品情報は必ずしもキーフレーム情報に直接的に含まれなくてもよい。例えば、画面部品情報は単体でキーフレーム情報記憶部12に保存しておき、キーフレーム情報は、対応する画面部品情報を特定するIDのみを含むようにしてもよい。この形態では、アニメーション制御部13は、描画に必要な画面部品(文字や図形など)の属性情報を、キーフレーム情報に含まれる画面部品情報を特定するIDに基づき別途取得すればよい。このように、キーフレーム情報が、画面部品情報を特定するIDを介して、画面部品情報を間接的に含む形態でも、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、描画性能情報記憶部17は、描画処理の性能を表す描画性能情報として、単位描画面積を描画するのに要する時間を記憶しているが、描画時間推定値の精度を上げるために、さらに詳細な描画性能情報を記憶してもよい。例えば、位置について画面部品を平行移動させたり回転させたりするための描画処理に要する時間、透明度に対する色の加算、減算等の色合成演算に要する時間、また画面部品の奥行き方向の重なり判定演算に要する時間、画面部品の種類に応じた固有の演算に要する時間、フォントサイズに対応して求められた文字の描画に要する時間や、複数の画面部品を組み合わせた複合部品や個々の画面部品における従属関係の計算処理に要する時間等を、描画性能情報として描画性能情報記憶部17に記憶させるようにしてもよい。これによって、描画時間演算部16は、より高精度な描画時間の推定値を算出することが可能となる。
また、描画性能情報記憶部17には、補間部品の描画に要した時間の実績情報を逐次追加しても良い。アニメーション制御装置1全体の状態によっては、描画時間の推定値を算出しても、推定値通りに描画処理が進まない場合も考えられる。その場合、キーフレーム情報に基づくキー部品の描画が間に合わないことになる。例えば、0.17秒の描画時間の推定値を算出し、結果的に0.2秒後のキーフレーム情報に基づくキー部品の描画に間に合わず、0.25秒後に、実際の補間部品の描画処理が完了した場合は、推定値と実績値の差分0.08秒をオフセットとして、描画性能情報記憶部17に登録してもよい。
また、上記実施の形態では、補間部品情報作成部14は、変換テーブル35を用いて非線形な補間により補間部品情報を作成しているが、線形補間により補間部品情報を作成するようにしてもよい。また、上記実施の形態では、変換テーブル35は、kとしてhと上述したような2次関数の関係を設定して作成しているが、変換テーブルを用いた場合には、必ずしもそうした関数関係に基づかず、アニメーション作者の恣意的な意図によってkを定めることができ、それによって単純な関数では得られないような特殊な動きを実現することが可能になる。例えば前記特許文献1と同様の変換テーブルを用いて、非線形補間を行ってもよい。
さらに、上記実施の形態では、補間部品情報を動的に作成しているが、アニメーション表示の実行前に、予め補間部品情報の作成および補間部品情報に基づく補間部品描画の可否判定を行ってもよい。その場合、補間部品の描画が可能と判定された補間部品を含む補間フレームを生成し、これを追加の新たなキーフレームとしてキーフレーム情報記憶部12に記憶しておき、これをアニメーション制御部13からの通知に基づき、表示制御部18によって表示部2に表示するようにしてもよい。
また、図1に示すアニメーション制御装置1の具体的な適用例としては、例えばテレビやDVDレコーダなどのリモコンが挙げられる。このリモコン(アニメーション制御装置1)を用いて、テレビ(表示部2)の表示画面に、画面部品をアニメーション表示することができる。
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。すなわち、本発明にかかる一局面のアニメーション制御装置は、表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御装置であって、画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部と、前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、取得した前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するアニメーション制御部と、前記アニメーション制御部により取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成部と、前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と、前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成部により作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算部と、前記描画時間演算部により算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定部と、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行うことなく前記第2の描画開始時刻まで待機し、前記第2の描画開始時刻に達すると前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始する表示制御部とを備える。
この構成によれば、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理を行うことなく第2の描画開始時刻まで待機し、第2の描画開始時刻に達すると第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示するための描画処理が開始される。したがって、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理中に第2の描画開始時刻に達するという事態が発生しないため、確実に、第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示することができる。その結果、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにすることが可能となる。
上記のアニメーション制御装置において、前記表示制御部は、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了すると判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始することが好ましい。
この構成によれば、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了すると判定されると、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が開始されるため、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにした上で可能な限り、滑らかな軌跡を有するアニメーション表示を行うことが可能となる。
上記のアニメーション制御装置において、前記描画判定部は、前記アニメーション制御部により取得された前記現在の描画開始時刻から前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までの猶予時間と前記描画時間演算部により算出された前記描画時間とを比較し、前記猶予時間が前記描画時間以上のときに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了すると判定し、前記猶予時間が前記描画時間未満のときに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定することが好ましい。
この構成によれば、現在の描画開始時刻から第2の描画開始時刻までの猶予時間と描画時間との大小によって、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定するため、当該判定を正確に行うことができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記アニメーション制御部は、前記第1のキーフレーム情報に含まれる前記第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報の一部の情報をそれぞれ変更し、前記補間部品情報作成部は、前記アニメーション制御部により変更された変更後の前記第1および第2の部品情報を補間して前記補間部品情報を作成し、前記表示制御部は、前記第2の描画開始時刻に達すると、前記変更後の第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始することが好ましい。
この構成によれば、第1および第2のキーフレーム情報にそれぞれ含まれる第1および第2の部品情報の一部の情報がそれぞれ変更され、その変更後の第1および第2の部品情報が用いられるため、キーフレーム情報記憶部に記憶するキーフレーム情報の個数を増加させることなく、表示部にアニメーション表示する画面部品や軌跡の形状を多様化することが可能となっている。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の特徴点の座標情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、単位描画画素数の描画処理に要する単位描画時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記座標情報に基づき、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するために必要な更新描画画素数を算出し、この更新描画画素数および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記単位描画時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、補間画面部品を表示部に表示するために必要な更新描画画素数と単位描画画素数との比、および単位描画時間から描画時間を容易に算出することができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品を回転させる回転情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、画面部品を回転させるための描画処理に要する時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記回転情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている画面部品を回転させるための描画処理に要する時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、回転情報および画面部品を回転させるための描画処理に要する時間から描画時間を算出しているため、画面部品を回転させるための回転情報を加味した描画時間を求めることができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の色彩情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、色の合成演算に要する時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記色彩情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている色の合成演算に要する時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、色彩情報および色の合成演算に要する時間から描画時間を算出しているため、画面部品の色彩情報を加味した描画時間を求めることができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の透明度の情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、透明度に対する色合成演算に要する時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記透明度の情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている透明度に対する色合成演算に要する時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、透明度の情報および透明度に対する色合成演算に要する時間から描画時間を算出しているため、透明度を加味した描画時間を求めることができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の大きさを表すサイズ情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、単位描画画素数の描画処理に要する単位描画時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記サイズ情報に基づき、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するために必要な更新描画画素数を算出し、この更新描画画素数および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記単位描画時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、補間画面部品を表示部に表示するために必要な更新描画画素数と単位描画画素数との比、および単位描画時間から描画時間を容易に算出することができる。
上記のアニメーション制御装置において、前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品が文字である旨の情報および当該文字のフォントの大きさの情報を含み、前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、フォントの大きさに対応して求められた文字の描画に要する時間を記憶し、前記描画時間演算部は、前記文字のフォントの大きさの情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記文字の描画に要する時間から前記描画時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、文字のフォントの大きさの情報およびフォントの大きさに対応して求められた文字の描画に要する時間から描画時間を算出しているため、文字フォントの大きさを加味した描画時間を求めることができる。
本発明の他の局面に係る表示制御方法は、表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御方法であって、画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数、キーフレーム情報記憶部に準備するキーフレーム情報準備工程と、前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得する描画開始時刻取得工程と、前記描画開始時刻取得工程において取得された前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するキーフレーム情報取得工程と、前記キーフレーム情報取得工程において取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成工程と、前記描画処理の性能を表す描画性能情報および前記補間部品情報作成工程において作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算工程と、前記描画時間演算工程において算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定工程と、前記描画判定工程において、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行うことなく前記第2の描画開始時刻まで待機し、前記第2の描画開始時刻に達すると前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始する表示制御工程とを含む。
この構成によれば、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理を行うことなく第2の描画開始時刻まで待機し、第2の描画開始時刻に達すると第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示するための描画処理が開始される。したがって、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理中に第2の描画開始時刻に達するという事態が発生しないため、確実に、第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示することができる。その結果、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにすることが可能となる。
本発明の他の局面に係るアニメーション制御プログラムは、表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御プログラムであって、コンピュータを、画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部と、前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、取得した前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するアニメーション制御部と、前記アニメーション制御部により取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成部と、前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と、前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成部により作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算部と、前記描画時間演算部により算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定部と、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行うことなく前記第2の描画開始時刻まで待機し、前記第2の描画開始時刻に達すると前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始する表示制御部として機能させる。
この構成によれば、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理を行うことなく第2の描画開始時刻まで待機し、第2の描画開始時刻に達すると第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示するための描画処理が開始される。したがって、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理中に第2の描画開始時刻に達するという事態が発生しないため、確実に、第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示することができる。その結果、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにすることが可能となる。
本発明によれば、第2の描画開始時刻までに補間画面部品を表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、補間画面部品を表示部に表示するための描画処理を行うことなく第2の描画開始時刻まで待機し、第2の描画開始時刻に達すると第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報により表される画面部品を表示部に表示するための描画処理を開始するため、アニメーションの軌跡の形状が変わらないようにすることが可能となる。
本発明は、アニメーションの軌跡の形状を変えることなく画面部品をアニメーション表示することができるという効果を有し、アニメーション表示を行うデジタルAV機器、デジタル家電、携帯機器などに用いられるものとして有用である。

Claims (12)

  1. 表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御装置であって、
    画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部と、
    前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、取得した前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するアニメーション制御部と、
    前記アニメーション制御部により取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成部と、
    前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と、
    前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成部により作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算部と、
    前記描画時間演算部により算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定部と、
    前記アニメーション制御部からの指示に基づき、前記画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行う表示制御部と、
    現在の時刻情報を出力すべく連続的に動作し、設定された前記現在の描画開始時刻に到達したことを前記アニメーション制御部に通知するタイマと
    を備え、
    前記アニメーション制御部は、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記現在の描画開始時刻が前記第2の描画開始時刻に設定されるように前記タイマを設定して待機し、
    前記アニメーション制御部は、前記現在の描画開始時刻に到達したことが前記タイマから通知されると、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するように前記表示制御部に指示することを特徴とするアニメーション制御装置。
  2. 前記アニメーション制御部は、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了すると判定されると、前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するように前記表示制御部に指示することを特徴とする請求項1に記載のアニメーション制御装置。
  3. 前記描画判定部は、前記アニメーション制御部により取得された前記現在の描画開始時刻から前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までの猶予時間と前記描画時間演算部により算出された前記描画時間とを比較し、前記猶予時間が前記描画時間以上のときに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了すると判定し、前記猶予時間が前記描画時間未満のときに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定することを特徴とする請求項1または2に記載のアニメーション制御装置。
  4. 前記アニメーション制御部は、前記第1のキーフレーム情報に含まれる前記第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報の一部の情報をそれぞれ変更し、
    前記補間部品情報作成部は、前記アニメーション制御部により変更された変更後の前記第1および第2の部品情報を補間して前記補間部品情報を作成し、
    前記アニメーション制御部は、前記第2の描画開始時刻に達すると、前記変更後の第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するように前記表示制御部に指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  5. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の特徴点の座標情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、単位描画画素数の描画処理に要する単位描画時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記座標情報に基づき、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するために必要な更新描画画素数を算出し、この更新描画画素数および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記単位描画時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  6. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品を回転させる回転情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、画面部品を回転させるための描画処理に要する時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記回転情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている画面部品を回転させるための描画処理に要する時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  7. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の色彩情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、色の合成演算に要する時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記色彩情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている色の合成演算に要する時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  8. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の透明度の情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、透明度に対する色合成演算に要する時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記透明度の情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている透明度に対する色合成演算に要する時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  9. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品の大きさを表すサイズ情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、単位描画画素数の描画処理に要する単位描画時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記サイズ情報に基づき、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するために必要な更新描画画素数を算出し、この更新描画画素数および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記単位描画時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  10. 前記キーフレーム情報記憶部に記憶されている前記キーフレーム情報に含まれる前記部品情報は、画面部品が文字である旨の情報および当該文字のフォントの大きさの情報を含み、
    前記描画性能情報記憶部は、前記描画性能情報として、フォントの大きさに対応して求められた文字の描画に要する時間を記憶し、
    前記描画時間演算部は、前記文字のフォントの大きさの情報および前記描画性能情報記憶部に記憶されている前記文字の描画に要する時間から前記描画時間を算出することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のアニメーション制御装置。
  11. 表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御装置のアニメーション制御方法であって、
    前記アニメーション制御装置は、画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部
    前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と
    を備え、
    前記アニメーション制御方法は、
    アニメーション制御部により、前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、かつ、取得された前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するキーフレーム情報取得工程と、
    記取得工程において取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を補間部品情報作成部により作成する補間部品情報作成工程と、
    前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成工程において作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を描画時間演算部により算出する描画時間演算工程と、
    前記描画時間演算工程において算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを描画判定部により判定する描画判定工程と、
    前記アニメーション制御部からの指示に基づき、表示制御部により前記画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行う表示制御工程と
    を含み、
    前記アニメーション制御装置は、現在の時刻情報を出力すべく連続的に動作し、設定された前記現在の描画開始時刻に到達したことを前記アニメーション制御部に通知するタイマをさらに備え、
    前記アニメーション制御方法は、さらに、
    前記描画判定工程において、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記アニメーション制御部により前記タイマに前記現在の描画開始時刻として前記第2の描画開始時刻を設定させて前記アニメーション制御部を待機させる待機工程と、
    前記現在の描画開始時刻に到達したことが前記タイマから通知されると、前記アニメーション制御部から前記表示制御部に、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するように指示する指示工程と
    を含むことを特徴とするアニメーション制御方法。
  12. 表示画面を構成する画面部品を表示部にアニメーション表示するためのアニメーション制御装置を制御するアニメーション制御プログラムであって、
    前記アニメーション制御装置のコンピュータを、
    画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するべき描画開始時刻を表す開始時刻情報、および当該描画開始時刻に前記描画処理を開始して前記表示部に表示する画面部品を表す部品情報を含むキーフレーム情報を複数記憶するキーフレーム情報記憶部と、
    前記描画処理を開始するべき現在の描画開始時刻を取得し、取得した前記現在の描画開始時刻より前の第1の描画開始時刻を含む第1のキーフレーム情報、および前記現在の描画開始時刻より後の第2の描画開始時刻を含む第2のキーフレーム情報を前記キーフレーム情報記憶部から取得するアニメーション制御部と、
    前記アニメーション制御部により取得された前記第1のキーフレーム情報に含まれる第1の部品情報および前記第2のキーフレーム情報に含まれる第2の部品情報を補間して、前記表示部に表示する補間画面部品を表す補間部品情報を作成する補間部品情報作成部と、
    前記描画処理の性能を表す描画性能情報を記憶する描画性能情報記憶部と、
    前記描画性能情報記憶部に記憶された前記描画性能情報および前記補間部品情報作成部により作成された前記補間部品情報に基づいて、前記補間部品情報により表される前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理に要する描画時間を算出する描画時間演算部と、
    前記描画時間演算部により算出された前記描画時間に基づいて、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了するか否かを判定する描画判定部と、
    前記画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を行う表示制御部と、
    現在の時刻情報を出力すべく連続的に動作し、設定された前記現在の描画開始時刻に到達したことを前記アニメーション制御部に通知するタイマ
    として機能させ、
    前記アニメーション制御部は、前記描画判定部により、前記第2の描画開始時刻までに前記補間画面部品を前記表示部に表示するための描画処理が完了しないと判定されると、前記現在の描画開始時刻が前記第2の描画開始時刻に設定されるように前記タイマを設定して待機し、
    前記アニメーション制御部は、前記現在の描画開始時刻に到達したことが前記タイマから通知されると、前記第2のキーフレーム情報に含まれる前記第2の部品情報により表される画面部品を前記表示部に表示するための描画処理を開始するように前記表示制御部に指示することを特徴とするアニメーション制御プログラム。
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