JP5745324B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5745324B2 JP5745324B2 JP2011101140A JP2011101140A JP5745324B2 JP 5745324 B2 JP5745324 B2 JP 5745324B2 JP 2011101140 A JP2011101140 A JP 2011101140A JP 2011101140 A JP2011101140 A JP 2011101140A JP 5745324 B2 JP5745324 B2 JP 5745324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- display
- predetermined
- data table
- variable display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
パチンコ遊技店において、パチンコ遊技機の稼働率の低下は、売り上げの低減を示すものであることから、パチンコ遊技店では、安定して稼働率の高いパチンコ遊技機が求められている。したがって、他のパチンコ遊技機に比較して稼働率の低いパチンコ遊技機は、設置からの期間が短くとも早めに撤去され、別のパチンコ遊技機が設置されることになる。
したがって、パチンコ遊技機のメーカにおいても、自社のパチンコ遊技機の稼働率を高め、パチンコ遊技店での設置台数、すなわち、売り上げを増加することが望まれている。
また、遊技者は、変動表示ゲームがリーチになると大当たりの期待感が高まることから、変動表示ゲームがリーチになることを望んでいる。したがって、リーチの発生率が有る程度高いことを望んでいる。しかし、この場合に、リーチになってもはずれになる回数が多くなることから、リーチに対する期待感を削ぐ虞があり、リーチ発生確率を高くすることにより、人気得るのも難しい。
そこで、デモ画像が長く続けて表示された場合に、稼働率が低い低稼働状態とし、デモ画像が表示されない状態が長く続いた場合に安定稼働状態とし、低稼働状態において、はずれになる変動表示ゲームがリーチになる確率を高めるようにしたパチンコ遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
たとえば、パチンコ遊技機等においても、ポイントを発生させて二次元コード化し、これを携帯電話で読み取ることによって、前記ポイントを用いてウェブページ上のコンテンツにアクセスできるものとすることによって、稼働率の向上を図れる可能性がある。
そこで、上述のポイントを応用して、ポイントを貯めるとプレミアム演出を見られるようにすることによって、稼働率の向上を図れる可能性があるが、さらに稼働率の向上を図れる方法が求められている。
変動表示ゲームを表示する表示手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球にかかわる所定の抽選条件の成立に基いて、前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選を行うとともに、前記変動表示ゲームの所定の開始条件の成立に基づく開始および前記当たりまたははずれの抽選結果を報知した後の終了を含む前記変動表示ゲームの進行を制御する主制御手段と、
前記主制御手段の制御による前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選および前記変動表示ゲームの進行に基いて、前記変動表示ゲームを前記表示手段に表示させるとともに、前記変動表示ゲームにかかわる演出表示を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記変動表示ゲームにかかわる複数種類の前記演出表示の各種類のそれぞれに対応して前記演出表示を複数種類にパターン化した複数の演出パターンを記憶し、
かつ、前記演出表示の各種類に対応してそれぞれ設定された演出パターンの選択条件であるパターン選択条件に対応して、各演出パターンを示す情報と、当該演出パターンが前記表示手段に表示される確率である出現確率とが載せられたデータテーブルを記憶している演出パターンデータテーブル記憶手段と、
各演出表示の種類および前記パターン選択条件に対応して前記演出パターンデータテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルを選択し、選択されたデータテーブルに基いて前記表示手段に表示される前記演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
前記変動表示ゲームの進行を含む遊技の経過に係わる所定のポイント発生条件の成立毎にポイントを発生させ、発生したポイントの積算値を算出して記憶するポイント発生積算手段とを備え、
前記演出パターンデータテーブル記憶手段は、前記演出表示の少なくとも一つの種類に対して、前記パターン選択条件の一つとして前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になる場合に用いられ、かつ、前記ポイントの積算値が所定の設定積算値未満の場合に用いられる前記データテーブルにおける前記出現確率より前記出現確率が高くされている特定の演出パターンが載せられている所定ポイント用データテーブルを記憶し、
前記演出パターン選択手段は、所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記選択条件の一つとして所定の前記設定積算値以上になった場合に所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することにより、
前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になった場合に、前記特定の演出パターンの前記出現確率を高める遊技機において、
所定期間中における前記遊技球が略設定単位時間毎に発射されている稼動状態と、前記設定単位時間より長い時間連続して遊技球が発射されない非稼動状態との割合である稼働率のレベルを示す稼動レベル情報を前記遊技領域に発射される遊技球に基いて算出する稼動レベル情報算出手段と、
前記稼動レベル情報算出手段により算出された稼動レベル情報に示される稼動レベルが、設定された所定の稼動レベル以下か否かを判定する稼動レベル判定手段とを備え、
前記ポイント発生積算手段は、前記稼動レベル判定手段により前記稼動レベル情報算出手段で算出された前記稼動レベルが前記所定の稼動レベル以下と判定された場合に、発生するポイントの値を増加することを特徴とする。
これにより、稼働率レベルが低い場合には、稼働率レベルが高い場合に比較して、短い期間でポイントの値をプレミアム演出の出現確率を高くするために必要な所定ポイントにすることができる。したがって、プレミアム演出を見るためのハードルが低くなり、より早くプレミアム演出の出現確率が低くなる。
また、稼働率が低いパチンコ遊技機の方がプレミアム演出が見られ易いことを知った遊技者は、プレミアム演出を見るために、稼働率が低下したパチンコ遊技機を選択して遊技する可能性がある。
これらのことから、パチンコ遊技機の稼働率の向上を図ることができる。
変動表示ゲームを表示する表示手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球にかかわる所定の抽選条件の成立に基いて、前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選を行うとともに、前記変動表示ゲームの所定の開始条件の成立に基づく開始および前記当たりまたははずれの抽選結果を報知した後の終了を含む前記変動表示ゲームの進行を制御する主制御手段と、
前記主制御手段の制御による前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選および前記変動表示ゲームの進行に基いて、前記変動表示ゲームを前記表示手段に表示させるとともに、前記変動表示ゲームにかかわる演出表示を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記変動表示ゲームにかかわる複数種類の前記演出表示の各種類のそれぞれに対応して前記演出表示を複数種類にパターン化した複数の演出パターンを記憶し、
かつ、前記演出表示の各種類に対応してそれぞれ設定された演出パターンの選択条件であるパターン選択条件に対応して、各演出パターンを示す情報と、当該演出パターンが前記表示手段に表示される確率である出現確率とが載せられたデータテーブルを記憶している演出パターンデータテーブル記憶手段と、
各演出表示の種類および前記パターン選択条件に対応して前記演出パターンデータテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルを選択し、選択されたデータテーブルに基いて前記表示手段に表示される前記演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
前記変動表示ゲームの進行を含む遊技の経過に係わる所定のポイント発生条件の成立毎にポイントを発生させ、発生したポイントの積算値を算出して記憶するポイント発生積算手段とを備え、
前記演出パターンデータテーブル記憶手段は、前記演出表示の少なくとも一つの種類に対して、前記パターン選択条件の一つとして前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になる場合に用いられ、かつ、前記ポイントの積算値が所定の設定積算値未満の場合に用いられる前記データテーブルにおける前記出現確率より前記出現確率が高くされている特定の演出パターンが載せられている所定ポイント用データテーブルを記憶し、
前記演出パターン選択手段は、所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記選択条件の一つとして所定の前記設定積算値以上になった場合に所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することにより、
前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になった場合に、前記特定の演出パターンの前記出現確率を高める遊技機において、
所定期間中における前記遊技球が略設定単位時間毎に発射されている稼動状態と、前記設定単位時間より長い時間連続して遊技球が発射されない非稼動状態との割合である稼働率のレベルを示す稼動レベル情報を前記遊技領域に発射される遊技球に基いて算出する稼動レベル情報算出手段と
前記稼動レベル情報算出手段により算出された稼動レベル情報に示される稼動レベルが、設定された所定の稼動レベル以下か否かを判定する稼動レベル判定手段とを備え、
前記演出パターン選択手段は、稼動レベル判定手段により前記稼動レベルが前記所定の稼動レベル以下と判定された場合に、前記所定の設定積算値を変更して減少させる設定積算値減少手段を備え、
前記所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記設定積算値減少手段により変更された所定の設定積算値以上になった場合に、前記所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することを特徴とする。
すなわち、プレミアム画像見るために必要なハードルの高さが、稼働率が低下することにより、低くなり、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
前記表示制御手段は、前記始動口に遊技球が入賞することに基いて、前記変動表示ゲームを開始し、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内における前記変動表示ゲームの実行回数を算出することを特徴とする。
前記アウト口から排出される遊技球を検知する排出遊技球検知手段が設けられ、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内における排出遊技球検知手段に検知された遊技球の数を算出することを特徴とする。
前記変動表示ゲームの開始条件が成立せずに前記表示手段に変動表示ゲームが表示されていないことに基いて、前記変動表示ゲームの開始条件が成立するまで、前記表示手段に設定されたゲーム開始待機画像を表示させるゲーム開始待機状態を発生させるゲーム開始待機表示制御手段を備え、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内におけるゲーム開始待機状態になっている期間を算出することを特徴とする。
したがって、変動表示ゲームが実施されずにゲーム開始待機状態になっている場合は、非稼動状態であり、ゲーム開始待機状態になっていなければ、稼動状態になり、ゲーム開始待機状態になっている期間から稼働率レベルを求めることができる。
図1に示すように、この実施の形態のパチンコ遊技機は、所謂デジパチと呼ばれる種類のパチンコ遊技機としての基本的な構成を有するものである。
遊技盤1の盤面上の遊技領域2内には、その略中央部に可変表示装置3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、抽選手段として機能する後述の主制御装置14で行われる抽選の各種大当たりまたははずれの抽選結果を表示するものであり、抽選結果の表示に際し、識別情報としての装飾図柄の変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの大当たりまたははずれによって上述の抽選結果を報知するようになっている。
また、第1始動入賞口52の直ぐ下には第2始動入賞口54を備えた所謂電チューと呼ばれる普通変動入賞装置5が設けられている。
この普通変動入賞装置5は、開閉動作自在な1対の可動片51,51を備え、第2始動入賞口54に遊技球が入賞できないように可動片51,51が閉じた状態(閉状態)と、遊技球が入賞し易くなるように可動片51,51が開いた状態(開状態)との間で変動するようになっている。
また、特別変動入賞装置6は、いわゆる突確、突時、潜確等の大当たりに対応する大当たり状態では、2ラウンドだけの動作を行うものになっており、これらを2ラウンド当たりと称する。大当たり状態における特別変動入賞装置6の制御は、当たり状態制御手段としての主制御装置14が行う。
また、主制御装置14には、上述の普通変動入賞装置5の可動片51,51を駆動する普通変動ソレノイド55が接続されるとともに、特別変動入賞装置6の可動扉62を駆動する特別変動ソレノイド64が接続される。
この二次元コードには、例えば、上述のウェブサーバにより公開されているウェブサイトのURLが登録されるとともに、会員(パスワードを入力した遊技者)の該当するパチンコ遊技機の遊技データとポイントが登録されている。なお、携帯電話等の携帯端末で読み取り可能な形式のデータならば、データのエキスポートは、二次元コードに限られるものではない。
積算された遊技データから上述の遊技者レベルを決定するとともにポイントの総和を求め、これら遊技者レベルとポイントの総和とのデータを上述のデータ入力用パスワードにコード化して、携帯電話から読み取れるように出力する。
予告演出は、変動表示ゲームにおいて、リーチ(スーパーリーチ)になるか否かや大当たりになるか否かを予告するものである。
この予告演出が行われた場合に、必ずリーチや大当たりになるわけではなく、予告演出が行われない場合よりも、リーチや大当たりになる確率が高いことを示すものになっている。
特に、ステップアップ予告と呼ばれる予告演出表示では、例えば、表示されるキャラクタの服装や動作や同時に表示される別のキャラクタ等で表示が例えば5段階ぐらいに分かれており、予告演出パターンによって、1段階目までの予告演出パターン、2段階目までの予告演出パターン、〜、5段階目までの予告演出パターンのいずれかが表示され、表示される段階が高いほど大当たりの期待値が高くなる。
なお、各予告演出表示毎の予告演出パターンの抽選においては、予告演出表示毎のデータテーブルと、抽選用の乱数とが用いられる。例えば、乱数は、所定範囲の数値(たとえば0〜255)から一つが選択されて決定される。データテーブルには、上述の所定範囲の数値である判定値と、その種類の予告演出表示の全ての予告演出パターンとが対応付けられている。
なお、各予告演出パターンの期待値は、例えば、大当たりの予告演出表示の場合に、基本的に大当たりでの抽選確率が高く、はずれでの抽選確率が低い場合に高くなる。なお、抽選確率の高低は相対的なもので、例えばはずれでの抽選確率が0ならば、大当たりでの抽選確率が0でなければ100%大当たりになる期待値が最高の予告演出表示になる。
実際には、例えば、リーチの種類によっても、各予告演出パターンの抽選確率を変更したり、リーチの種類によって、特定の予告演出パターンが出現する場合と出現しない場合とを設定したりするので、基本的に変動パターン毎にデータテーブルを必要とする。なお、変動パターンには、上述のようにはずれの変動パターンと大当たりの変動パターンがあるので、これにより、大当たりの場合とはずれの場合とで異なるデータテーブルが用いられることになる。
この実施形態では、プレミアムポイントが所定数、例えば、10になると、必ず通常時に見ることができないプレミアム予告演出を見ることができるものとしている。
それに対して、プレミアムポイントは、消費されるポイントであり、例えば、発生したポイントの値の1/10がプレミアムポイントになる。また、一度プレミアムポイントに交換されたポイントを再びプレミアムポイントに変換することはできない。
ここでは、生成したポイントが10ポイントと貯まる毎に、プレミアムポイントが1ポイント発生するように処理している。
また、プレミアムポイントが例えば10ポイント(100ポイント)貯まると、プレミアム画像を含むプレミアム予告演出が見られるようになっている。
この稼動レベル算出処理では、稼動レベルとして、前日に実行された変動表示ゲームの実行回数をカウントして求めるようになっている。基本的には、変動表示ゲームの開始、すなわち、図柄制御装置23において、主制御装置14から送信される変動表示ゲーム開始のコマンドの受信毎に(ステップS1)、ゲーム回数カウンタのカウント値に1を加算する(ステップS2)。なお、この処理は、基本的に朝の開店の際の電源投入時から、夜の閉店の際の電源切断時まで、例えば、数十マイクロ秒毎に行われる。
したがって、ゲーム回数カウンタのカウント値が低い場合は、稼働率が低いことを示している。
この場合には、変動表示ゲームの開始に代えて、アウト球信号が入力する毎に(ステップS3)、アウト球カウンタに1加算する処理を行う(ステップS4)。
この処理の場合にも、基本的に朝の開店の際の電源投入時から、夜の閉店の際の電源切断時まで、例えば、数十マイクロ秒毎に行われる。
この稼動レベル算出処理では、ゲーム開始待機状態の場合に(ステップS5)、デモタイマに所定時間を加算する処理を行う(ステップS6)。この場合の所定時間が、この処理が繰り返される時間で、例えば、数十マイクロ秒である。すなわち、この処理の場合にも、基本的に朝の開店の際の電源投入時から、夜の閉店の際の電源切断時まで、例えば、数十マイクロ秒毎に行われる。
この処理において、ゲーム開始待機状態の場合にだけ、タイマが進行し、ゲーム開始待機状態でない場合にはタイマが停止した状態になる。これによって、ゲーム開始待機状態になっている時間を積算することがきる。
電源オフ時処理では、電源がオフになるか否かを判定し(ステップS7)、出年がオフになっていなければ処理を終了し、電源がオフになる場合(電源スイッチが操作)には、上述のゲーム数カウンタ(または、アウト球カウンタ)が設定された所定数未満になっているか否かを判定する(ステップS8)。
この低稼働オフセット値は、パチンコ遊技機の電源が切れても記憶保持可能な電池等で電源オフ時も電気が供給されるメモリ、または、不揮発性メモリに記憶される。
この状態で、パチンコ遊技機の図柄制御装置23では、上述のポイントの生成と、生成されたポイントのプレミアムポイントへの変換を含むプレミアム画像ポイント処理が行われる。
ポイント生成条件が成立したか否かが判定される(ステップS11)。この例では、例えば、ポイント生成条件として第1および第2始動入賞口52,54に遊技球が入賞したか否かが判定される。
プレミアムポイント変換用ポイントは、生成したポイントを順次加算して貯めて、プレミアムポイント1点分のポイントに対応する変換用ポイントが貯まった際にプレミアムポイント1点を発生させるためのものである。
変換用ポイントがプレミアムポイント1点分のポイントと同じ10以上になっている場合には、現状のプレミアムポイントの値に1を加算する(ステップS17)。また、変換用ポイントからプレミアムポイントに変換した10を減算する(ステップS18)。
プレミアムポイントが10になっていない場合には処理を終了する。
プレミアムポイントが10になっている場合には、プレミアム予告表示の表示のために用いられる10プレミアムポイントをプレミアムポイントから減算する(ステップS20)。
すなわち、図8のフローチャートに示すプレミアム画像予告演出処理が行われる。
オフセット値が1でなく0の場合には、予告演出パターンを選択するための通常のデータテーブルをセットする(ステップS33)。
オフセット値が1の場合には、プレミアム予告演出パターンが載せられたプレミアムポイント用の予告演出パターンを選択するためのプレミアム用のデータテーブルをセットする(ステップS34)。
この際に、オフセット値が0の場合には、プレミアムポイントが所定値以上になった際に表示可能なプレミアム予告演出パターンが選択されず、プレミアム予告演出が可変表示装置3に表示されることがない。
上述のように選択された予告演出パターンに基づいて、予告演出が行われることになり、プレミアム予告演出では、例えば、通常は出現しないキャラクが登場したり、キャラクタが通常の場合と同様でも、服装等が通常と異なるものになったりする。なお、オフセット値が1でプレミアム予告演出パターンが載せられたデータテーブルを用いて予告演出パターンの抽選が行われた場合には、オフセット値をリセットして0とする。また、ここで、オフセット値を0とせずに、所定回数の変動表示ゲームまたは、抽選で決定される回数の変動表示ゲームが行われた際にオフセット値をリセットするものとしてもよい。
なお、プレミアム予告演出を行い易くする方法としては、発生するポイントを増やす方法の他に、稼働率が低い場合に、プレミアム予告演出を行わせるのに必要なプレミアムポイント(ポイント)の値を下げることが考えられる。
この処理では、低稼働のパチンコ遊技機におけるプレミアム予告演出の表示に必要なプレミアムポイントの値が5(50ポイント)とされている。
この処理では、まず、ポイント生成条件が成立したか否かが判定される(ステップS11)。
次に、変換用ポイントがプレミアムポイント1点分のポイントと同じ値、ここでは10になったか否かを判定する(ステップS16)。変換用ポイントがプレミアムポイント1点分のポイントと同じ10以上になっていない場合に、処理を終了する。
変換用ポイントがプレミアムポイント1点分のポイントと同じ10以上になっている場合には、現状のプレミアムポイントの値に1を加算する(ステップS17)。また、変換用ポイントからプレミアムポイントに変換した10を変換用ポイントから減算する(ステップS18)。
次に、プレミアムポイントが上述の所定数(5または10)以上になっているか否かを判定する(ステップS19)。
プレミアムポイントが所定数以上になっていない場合には処理を終了する。
また、所定数以上になっている場合には、プレミアムポイントから所定数(10または5)を減算する(ステップS20)。
なお、図7に示す実施形態では、発生するポイントの値が増えることから、単にプレミアム予告演出を見たい遊技者だけではなく、ポイントを速く貯めたい遊技者に対しても遊技を行うように誘導することになり、稼働率の向上を図ることができる。
また、予告演出と同様の演出が、複数の変動表示ゲームにわたって行われる場合があるが、この場合にもプレミアム画像が表示されるようにしてもよい。すなわち、複数回の変動表示ゲームが終了するまで、オフセット値をリセットしないものとしてもよい。
また、稼働率の測定を前日の電源オンからオフまで行うものとしたが、例えば、所定時間毎に計測して、所定時間毎にデータテーブル選択用のオフセット値を1と0との間で変更可能としてもよい。すなわち、所定時間毎に稼働率が低いか高いかを判定し、その後の発生するポイントの値や、プレミアム画像の表示に必要なプレミアムポイントの値を変更してもよい。
また、一日の測定を時間体毎に区切って集計し、時間帯毎に低可動状態か否かを判定するものとしてもよい。
また、上述の変動表示ゲームの実行回数、アウト珠信号の入力回数、ゲーム開始待機状態になっている時間等の低稼働状態と判定する閾値になる値を、設定変更可能としてもよい。例えば、遊技盤1の裏面に設定変更用の操作部を設け、上述の閾値を変更するものとしてもよい。
3 可変表示装置(表示手段)
14 主制御装置(主制御手段)
23 図柄制御装置(表示制御手段、演出パターンデータテーブル記憶手段、演出パターン選択手段、ポイント発生積算手段、稼動レベル情報算出手段、稼動レベル判定手段、設定積算値減少手段、ゲーム開始待機表示制御手段、)
23a 押しボタンスイッチ(操作入力手段)
Claims (5)
- 発射された遊技球が流下する遊技領域と、
変動表示ゲームを表示する表示手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球にかかわる所定の抽選条件の成立に基いて、前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選を行うとともに、前記変動表示ゲームの所定の開始条件の成立に基づく開始および前記当たりまたははずれの抽選結果を報知した後の終了を含む前記変動表示ゲームの進行を制御する主制御手段と、
前記主制御手段の制御による前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選および前記変動表示ゲームの進行に基いて、前記変動表示ゲームを前記表示手段に表示させるとともに、前記変動表示ゲームにかかわる演出表示を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記変動表示ゲームにかかわる複数種類の前記演出表示の各種類のそれぞれに対応して前記演出表示を複数種類にパターン化した複数の演出パターンを記憶し、
かつ、前記演出表示の各種類に対応してそれぞれ設定された演出パターンの選択条件であるパターン選択条件に対応して、各演出パターンを示す情報と、当該演出パターンが前記表示手段に表示される確率である出現確率とが載せられたデータテーブルを記憶している演出パターンデータテーブル記憶手段と、
各演出表示の種類および前記パターン選択条件に対応して前記演出パターンデータテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルを選択し、選択されたデータテーブルに基いて前記表示手段に表示される前記演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
前記変動表示ゲームの進行を含む遊技の経過に係わる所定のポイント発生条件の成立毎にポイントを発生させ、発生したポイントの積算値を算出して記憶するポイント発生積算手段とを備え、
前記演出パターンデータテーブル記憶手段は、前記演出表示の少なくとも一つの種類に対して、前記パターン選択条件の一つとして前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になる場合に用いられ、かつ、前記ポイントの積算値が所定の設定積算値未満の場合に用いられる前記データテーブルにおける前記出現確率より前記出現確率が高くされている特定の演出パターンが載せられている所定ポイント用データテーブルを記憶し、
前記演出パターン選択手段は、所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記選択条件の一つとして所定の前記設定積算値以上になった場合に所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することにより、
前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になった場合に、前記特定の演出パターンの前記出現確率を高める遊技機において、
所定期間中における前記遊技球が略設定単位時間毎に発射されている稼動状態と、前記設定単位時間より長い時間連続して遊技球が発射されない非稼動状態との割合である稼働率のレベルを示す稼動レベル情報を前記遊技領域に発射される遊技球に基いて算出する稼動レベル情報算出手段と、
前記稼動レベル情報算出手段により算出された稼動レベル情報に示される稼動レベルが、設定された所定の稼動レベル以下か否かを判定する稼動レベル判定手段とを備え、
前記ポイント発生積算手段は、前記稼動レベル判定手段により前記稼動レベル情報算出手段で算出された前記稼動レベルが前記所定の稼動レベル以下と判定された場合に、発生するポイントの値を増加することを特徴とする遊技機。 - 発射された遊技球が流下する遊技領域と、
変動表示ゲームを表示する表示手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球にかかわる所定の抽選条件の成立に基いて、前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選を行うとともに、前記変動表示ゲームの所定の開始条件の成立に基づく開始および前記当たりまたははずれの抽選結果を報知した後の終了を含む前記変動表示ゲームの進行を制御する主制御手段と、
前記主制御手段の制御による前記変動表示ゲームの当たりまたははずれの抽選および前記変動表示ゲームの進行に基いて、前記変動表示ゲームを前記表示手段に表示させるとともに、前記変動表示ゲームにかかわる演出表示を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記変動表示ゲームにかかわる複数種類の前記演出表示の各種類のそれぞれに対応して前記演出表示を複数種類にパターン化した複数の演出パターンを記憶し、
かつ、前記演出表示の各種類に対応してそれぞれ設定された演出パターンの選択条件であるパターン選択条件に対応して、各演出パターンを示す情報と、当該演出パターンが前記表示手段に表示される確率である出現確率とが載せられたデータテーブルを記憶している演出パターンデータテーブル記憶手段と、
各演出表示の種類および前記パターン選択条件に対応して前記演出パターンデータテーブル記憶手段に記憶されたデータテーブルを選択し、選択されたデータテーブルに基いて前記表示手段に表示される前記演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
前記変動表示ゲームの進行を含む遊技の経過に係わる所定のポイント発生条件の成立毎にポイントを発生させ、発生したポイントの積算値を算出して記憶するポイント発生積算手段とを備え、
前記演出パターンデータテーブル記憶手段は、前記演出表示の少なくとも一つの種類に対して、前記パターン選択条件の一つとして前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になる場合に用いられ、かつ、前記ポイントの積算値が所定の設定積算値未満の場合に用いられる前記データテーブルにおける前記出現確率より前記出現確率が高くされている特定の演出パターンが載せられている所定ポイント用データテーブルを記憶し、
前記演出パターン選択手段は、所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記選択条件の一つとして所定の前記設定積算値以上になった場合に所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することにより、
前記ポイントの積算値が所定の設定積算値以上になった場合に、前記特定の演出パターンの前記出現確率を高める遊技機において、
所定期間中における前記遊技球が略設定単位時間毎に発射されている稼動状態と、前記設定単位時間より長い時間連続して遊技球が発射されない非稼動状態との割合である稼働率のレベルを示す稼動レベル情報を前記遊技領域に発射される遊技球に基いて算出する稼動レベル情報算出手段と
前記稼動レベル情報算出手段により算出された稼動レベル情報に示される稼動レベルが、設定された所定の稼動レベル以下か否かを判定する稼動レベル判定手段とを備え、
前記演出パターン選択手段は、稼動レベル判定手段により前記稼動レベルが前記所定の稼動レベル以下と判定された場合に、前記所定の設定積算値を変更して減少させる設定積算値減少手段を備え、
前記所定ポイント用データテーブルが対応して記憶されている種類の前記演出表示の表示に際して、前記ポイントの積算値が前記設定積算値減少手段により変更された所定の設定積算値以上になった場合に、前記所定ポイント用データテーブルを用いて前記表示手段に表示させる演出パターンを選択することを特徴とする遊技機。 - 前記遊技領域には、遊技球が入賞する始動口が設けられ、
前記表示制御手段は、前記始動口に遊技球が入賞することに基いて、前記変動表示ゲームを開始し、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内における前記変動表示ゲームの実行回数を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。 - 前記遊技領域には、遊技球が入賞する入賞口と、当該入賞口に入賞しなかった遊技球を遊技領域から排出するアウト口が設けられ、
前記アウト口から排出される遊技球を検知する排出遊技球検知手段が設けられ、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内における排出遊技球検知手段に検知された遊技球の数を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。 - 前記表示制御手段は、
前記変動表示ゲームの開始条件が成立せずに前記表示手段に前記変動表示ゲームが表示されていないことに基いて、前記変動表示ゲームの開始条件が成立するまで、前記表示手段に設定されたゲーム開始待機画像を表示させるゲーム開始待機状態を発生させるゲーム開始待機表示制御手段を備え、
前記稼動レベル情報算出手段は、前記稼動レベル情報として、前記所定期間内におけるゲーム開始待機状態になっている期間を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101140A JP5745324B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101140A JP5745324B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231875A JP2012231875A (ja) | 2012-11-29 |
JP5745324B2 true JP5745324B2 (ja) | 2015-07-08 |
Family
ID=47432869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011101140A Expired - Fee Related JP5745324B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5745324B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5903053B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2016-04-13 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲームシステム、並びにゲーム制御方法及びコンピュータプログラム |
JP5814292B2 (ja) * | 2013-04-25 | 2015-11-17 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6556666B2 (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-07 | 株式会社ニューギン | 弾球遊技機 |
JP6556667B2 (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-07 | 株式会社ニューギン | 弾球遊技機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3994037B2 (ja) * | 2002-08-20 | 2007-10-17 | 株式会社ソフィア | 遊技機 |
JP2006110094A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2007236474A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP5548369B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2014-07-16 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011101140A patent/JP5745324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012231875A (ja) | 2012-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5735847B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5514155B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5153461B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5687527B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009039239A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5812795B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007259890A (ja) | 遊技機 | |
JP2012210319A (ja) | 遊技機 | |
JP2013150670A (ja) | 遊技機 | |
JP5264205B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2009247768A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP5745324B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5793317B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5601905B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5687526B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6010600B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009207676A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP5839355B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5936742B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5936488B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6301878B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6010601B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007283139A (ja) | 遊技機 | |
JP5739560B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5746780B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150428 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5745324 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |