JP5744246B1 - トラックの荷台構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な大きさや形状の荷物の積み降ろしを簡単かつ効率的に行うことができるトラックの荷台構造を提供する。【解決手段】トラック1は、ボディ3の天井31を構成する一対の天井パネル6a,6bを備える。一対の天井パネル6a,6bは、ボディ3の両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に支持される。そして、この一対の天井パネル6a,6bを、閉状態での一対の天井パネル6a,6bがキャブ2の天井24よりも下方となる位置でそれぞれ支持する。一対の天井パネル6a,6bは、閉状態において上面に荷物を積載する積載部6cを形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、トラックの荷台構造に関する。
キャブとボディとを有するトラックの荷台構造として、ウィングボディによる荷台構造が知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特許文献1に記載のウィングボディは、断面L字状の一対の所謂ウィングパネルがボディの両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に構成されている。このような構成のウィングボディでは、ボディ内に積んだ荷物を風雨などから保護しつつ、ボディの両側部側からそれぞれ荷物の積み降ろしを容易に行うことができる。
特開2008−221963号公報
しかしながら、従来のウィングボディによる荷台構造は、クレーンやフォークリフトなどを用いてパレットに載せた荷物の積み降ろしを行うようなトラックに採用される場合が多いため、通常、荷物の積載空間は単純な箱型形状となっている。
したがって、様々な大きさや形状の荷物の積み降ろしを行うトラック(例えば、各種作業用の軽トラックなどの小型トラック)に採用した場合、ボディ内に整理して荷物を積むことが煩わしく、荷物の積み降ろしを簡単かつ効率的に行うことが難しいという問題点があった。
例えば、ベニヤ板と工具箱などの荷物を大量にボディ内に積む場合、ベニヤ板をボディの床の上に置き、さらに、その上に工具箱を載せれば、工具箱の上にベニヤ板を置くよりも荷物を安定して積むことができる。
しかしながら、このように荷物を積むと、ボディからベニヤ板だけを先に取り出したい場合であっても、工具箱も一緒に出さなければならず、積み降ろし作業が煩わしかった。
本発明の目的は、様々な大きさや形状の荷物の積み降ろしを簡単かつ効率的に行うことができるトラックの荷台構造を提供することにある。
本発明のトラックの荷台構造は、キャブとボディとを有するトラックの荷台構造であって、前記ボディの天井を構成する一対の天井パネルと、前記一対の天井パネルを前記ボディの両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に支持する支持部材とを有し、前記支持部材は、閉状態での前記一対の天井パネルが前記キャブの天井よりも下方となる位置で前記一対の天井パネルをそれぞれ支持し、前記一対の天井パネルは、閉状態において上面に荷物を積載する積載部を形成し、前記ボディは、床の両側部からそれぞれ立設する一対の側煽りを有し、前記一対の側煽りは、前記ボディよりも下方に開放可能に構成されており、閉状態の前記一対の天井パネルと立設状態の前記一対の側煽りとの間には、それぞれ間隙が形成されることを特徴とする。
ここで、特許文献1に開示されているような一対のウィングパネルを有するウィングボディによる荷台構造は、前述したように、クレーンやフォークリフトを用いてパレットに載せた荷物の積み降ろしを行うようなトラックへの採用を想定している。このため、ボディ内の積載空間をできるだけ大きくすべく、閉状態におけるウィングパネルの天井がキャブの天井よりも上方に位置するように構成されている。
このようなことから、従来のウィングパネルは、主としてボディの両側面側から荷物の積み降ろしを容易に行うことと、ボディ内に積んだ荷物を風雨などから保護することとを目的としており、ウィングボディの荷台構造においては、閉状態の一対のウィングパネルの天井面上に荷物を積載するという発想は想起しえない。
しかしながら、本発明によれば、閉状態での一対の天井パネルがキャブの天井よりも下方となる位置で支持され、その一対の天井パネルの上面に荷物を積載する積載部が形成される。これにより、従来1つであった積載空間を一対の天井パネルを境として上下に分割することができ、閉状態での一対の天井パネルよりも下の空間だけでなく、閉状態での一対の天井パネルの上にも荷物を積むことができる。
したがって、積載する荷物の大きさや形状に応じて、閉状態での一対の天井パネルの上と下とで荷物を積み分けることができる。例えば、ベニヤ板と工具箱を一緒に積む場合であっても、工具箱を一対の天井パネルの下に積み、ベニヤ板を閉状態での一対の天井パネルの積載部に積むことができるので、前述したようにベニヤ板を取り出すために工具箱も一緒に降ろす必要がなくなる。
また、支持部材が一対の天井パネルをボディの両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に支持するので、一対の天井パネルを開状態にして荷物の積み降ろしを行うことができる。つまり、荷物の積み降ろしをボディの両側部側のどこからでも同時かつ容易に行うことができる。
以上のことから、本発明によれば、荷物の積み降ろしを簡単かつ効率的に行うことができる。
また、一対の天井パネルがボディの天井を構成するため、一対の天井パネルの下に積んだ荷物に風雨などが当たることを防止でき、荷物の用途に応じた適切な積載を行うことができる。例えば、頻繁には使用せず、風雨などにさらしたくない工具類を一対の天井パネルの下に積み、移動中のみ積載するベニヤ板などの材料を一対の天井パネルによる積載部に積むことができる。
さらに、閉状態の一対の天井パネルと立設状態の一対の側煽りとの間に、それぞれ間隙が形成されるので、一対の側煽りがそれぞれ立設状態であっても、間隙からそれぞれ荷物を取り出すことができる。また、一対の側煽りをボディよりも下方に開放することで、間隙を通らない大きな荷物であっても、一対の天井パネルをそれぞれ閉状態としたまま積み降ろしを行うことができる。
本発明では、前記天井パネルの下面にポケット状の収納部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、定規などの薄くて小さな荷物を収納部に収納することができる。
ここで、従来のウィングパネルは、ボディの天井を構成する天井パネルと側壁を構成する側壁パネルとによる断面L字状に形成されている。したがって、荷物の積み降ろしを容易とするには、側壁パネルが積み降ろしの邪魔にならないように、ウィングパネルを大きく開ける必要がある(例えば、前記特許文献1の図1参照)。これによって、開状態ではウィングパネルがキャブの天井よりも上方に大きく突出することになり、天井スペースが狭い場所ではウィングパネルを開状態にできなかった。
しかしながら、本発明によれば、閉状態での一対の天井パネルがキャブの天井よりも下方となる位置で一対の天井パネルを支持するので、その分、開状態における天井パネルも低い位置とすることができる。さらに、閉状態の一対の天井パネルと立設状態の一対の側煽りとの間を間隙として、前述した側壁パネルがない構成としているため、一対の天井パネルをそれぞれ開けた際に側壁パネルが邪魔になることがない。したがって、一対の天井パネルをそれぞれ大きく開けなくても荷物の積み降ろしを容易に行うことができる。
本発明では、前記間隙をそれぞれ覆うシート部材を有することが好ましい。
本発明によれば、閉状態の一対の天井パネルと立設状態の一対の側煽りの間隙をそれぞれシート部材によって覆うことができるので、間隙を介して外部から風雨などが侵入することを確実に防止することができ、積載した荷物を保護することができる。
本発明では、前記ボディは、前記床の後部から立設する後煽りを有し、前記一対の側煽りは、それぞれ前記ボディの外部に向けて開放可能に構成され、前記支持部材は、前記一対の天井パネルを前記床の後側でそれぞれ支持する後支持部材を有し、前記後支持部材は、前記後煽りに取り付けられることが好ましい。
本発明によれば、後支持部材が後煽りに取り付けられることで、後支持部材を一対の側煽りに干渉することなく取り付けることができる。
そして、一対の側煽りは、それぞれボディの外部に向けて開放可能であるため、後支持部材を取り付けた状態であっても一対の側煽りをそれぞれ開放することができ、ボディの両側部側からの荷物の積み降ろしが容易な状態を維持することができる。
本発明では、前記キャブは、窓を有する背面部を前記ボディ側に有し、前記支持部材は、閉状態での前記一対の天井パネルが前記窓よりも下方となる位置で前記一対の天井パネルをそれぞれ支持することが好ましい。
本発明によれば、閉状態での一対の天井パネルがキャブの背面部の窓よりも下方となる位置で支持部材が一対の天井パネルを支持するので、キャブ内からの後方視界が一対の天井パネルによって遮られることを防止することができる。これにより、キャブ内から窓を通じて後方確認を行うことができ、安全性を向上することができる。
本発明では、前記ボディの後壁を構成する後パネルを有し、前記支持部材は、前記後パネルを前記ボディの後部側から開放可能に支持することが好ましい。
本発明によれば、ボディの後壁を構成する後パネルを有することで、風雨などがボディの後部から侵入することを防止でき、さらには、急発進などで荷物がボディの後側から落下することを防止できる。
また、ボディの後部側から後パネルを開放することで、ボディの後部側から荷物の積み降ろしを行うことができる。
さらに、後パネルは支持部材に支持されるため、新たな部材を設けなくても後パネルを設けることができる。
本発明では、前記キャブの前記ボディ側または前記ボディの前記キャブ側には鳥居が立設されており、前記支持部材は、前記床の後側における両側部においてそれぞれ立設される一対の支柱部と、前記一対の支柱部間を、閉状態における前記一対の天井パネルよりも上方において接続する接続部とを有することが好ましい。
本発明によれば、接続部が一対の支柱部間を閉状態における一対の天井パネルよりも上方において接続するので、パイプや角材などの長物を鳥居および接続部により支持する形、すなわち長物の一端側を鳥居で支持し、他端側を接続部で支持する形で積載することができる。
そして、接続部の高さを長物の積載角度が適切になる位置に設定することで、長物を最適に積載することができる。例えば、接続部の高さを鳥居の高さに近づけることで、積載した長物を水平に近づけることができる。これにより、地上から、積載した長物の上端までの長さを小さくすることができ、天井スペースが狭い場所でもトラックを通過や駐車させることができる。
また、前述したように、開状態における一対の天井パネルをそれぞれ低い位置とすることができるので、鳥居および接続部に長物を積載した状態であっても、一対の天井パネルを開状態にして、ボディの両側面側からそれぞれ荷物の積み降ろしを行うことができる。さらには、一対の天井パネルを開状態にしたまま、鳥居および接続部に対して長物の積み降ろしを行うことができる。
本発明では、前記一対の支柱部は、前記接続部の上端よりも下方の位置に紐掛け用のフックを有することが好ましい。
本発明によれば、一対の支柱部における接続部の上端よりも下方の位置に紐掛け用のフックを有することで、鳥居および接続部の上に積載した長物を接続部側においてゴムバンドなどの紐部材とフックにより下方に押さえ付けて固定することができるので、安定して長物を積載することができる。
本発明の一実施形態の荷台構造を採用したトラックの全体斜視図である。 一実施形態における天井ユニットを説明するための分解斜視図である。 一実施形態における前支持部材を説明するための図である。 一実施形態における後支持部材を説明するための図である。 一実施形態での一対の天井パネルの開状態を説明するための図である。 一実施形態での一対の天井パネルの取付位置を説明するための図である。 一実施形態によるボディの使用態様を説明するための図である。 一実施形態によるボディの使用態様を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態によるトラックの荷台構造について説明する。
図1に示すトラック1は、軽トラックなどの小型の貨物自動車である。なお、以下の説明では、トラック1が前進する方向を前とし、後退する方向を後として説明する。また、トラック1から見て上空側を上とし、地面側を下として説明する。
トラック1は、大別して、主に人が乗車するための箱状のキャブ2(キャビン)と、主に荷物を積載するためのボディ3とで構成されている。
キャブ2は、ボディ3側となる後側に、前後方向に対して直交する平面状の背面部21を有している。この背面部21の上部には、窓22が設けられており、キャブ2内に乗車した人が後方確認を行うことができる構造となっている。
また、この背面部21には、窓22の縁を囲い、その囲いの中を梯子状に補強した鳥居(アングルポスト)23が立設して取り付けられており、キャブ2を保護する構造を有している。具体的には、この鳥居23は、キャブ2の天井24よりも上方に位置する長物支持部23aを上部に有している。この長物支持部23aは、パイプや角材などの長物を積載する際に長物の一端側を支持するのに用いられる部分であり、具体的には金属製のパイプで構成され、水平方向かつ前後方向に直交する方向に延びる構造を有している。また、長物支持部23aの両端には、それぞれ上方に突出した角部23bが設けられている。
ボディ3は、いわゆる平ボディの荷台4、すなわち、床41の両側部および後部にそれぞれ一対の側煽り42a,42bおよび後煽り43が設けられた構造を有している。そして、ボディ3は、この平ボディの荷台4に、本発明の一実施形態によるトラックの荷台構造である天井ユニット5を取り付けて構成される。なお、この天井ユニット5は、図1に示す構成のほか、荷台4を覆うシート部材9(図2参照)も構成要素に含まれるが、図1では、内部構造の説明を容易とするため、シート部材9の図示を省略している。
一対の側煽り42a,42bは、前後方向に沿った軸を中心として回転可能に、荷台4の両側部端に蝶番などによってそれぞれ取り付けられており、床41から立設する立設状態(図1に示す状態)と、荷台4の外部下方に向けて倒れて開放された状態とのいずれかを選択できるように開閉可能に構成されている。つまり、図1に示す立設状態から外部に向けて倒れるように開放可能に構成されている。
同様に、後煽り43も、水平方向かつ前後方向に直交する方向に沿った軸を中心として回転可能に、荷台4の後部に蝶番などによって取り付けられており、床41から立設する立設状態(図1に示す状態)と、荷台4の外部下方に向けて倒れて開放された状態とのいずれかを選択できるように開閉可能に構成されている。
以下、図2に示す分解斜視図を参照して、天井ユニット5について詳細に説明する。
天井ユニット5は、図1に示すボディ3の天井31を構成する一対の天井パネル6a,6bと、この一対の天井パネル6a,6bを荷台4に取り付け支持する支持部材7と、ボディ3の後壁を構成する後パネル8と、荷台4に取り付けた一対の天井パネル6a,6bを覆うシート部材9とを有している。
一対の天井パネル6a,6bは、具体的には、それぞれボディ3の床41の中央を前後方向に沿って2分した形状と略同形状(同形状を含む)の板面を有する板状部材で構成され、床41の上方を覆う形状を有している。この一対の天井パネル6a,6bは、それぞれ上面が平坦に形成されている。例えば、この一対の天井パネル6a,6bは、角材などで長方形に囲った枠を梯子状に強化し、上面となる一方の面にベニヤ板などの板材を貼り合わせることで形成される。
支持部材7は、主として、梁状部材71、前支持部材72および後支持部材73によって構成されている。
梁状部材71は、具体的には、断面が四角状の長筒形状(角柱形状などであってもよい)を有しており、一対の天井パネル6a,6bを、それぞれ蝶番71aを介して長手方向に取り付けることで、一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ前後方向に沿った軸を中心として回転可能に支持する。
前支持部材72は、梁状部材71の一端をキャブ2の背面部21側に固定することで、一対の天井パネル6a,6bを、それぞれ床41の前側で支持する。具体的には、前支持部材72は、図3に示すように、断面L形の長尺なアングルで構成され、この長尺アングルを取り付けるネジなどの前側取付具72aと、梁状部材71を固定するネジおよび連結アングルなどの前側固定具72bとによって構成されている。
この前支持部材72は、図3に示すように、前側取付具72aにより鳥居23に、床41(図2)と平行となるように着脱可能に取り付けられる。具体的には、鳥居23は、窓22の下方に、床41(図2)と平行し、かつ、前後方向に直交する方向に延びる下補強部23cを有しており、前支持部材72は、この下補強部23cに取り付けられる。
梁状部材71の一端は、前側固定具72bによって前支持部材72の長手方向の中央位置に着脱可能に固定される。なお、図3は、天井パネル6a側の構造であるが、天井パネル6b側も同様の構造である。
また、一対の天井パネル6a,6bの各下面(図2における床41と対向する面)には、図3に示すように、収納部61が設けられている。
収納部61は、一対の天井パネル6a,6bの下面にそれぞれ設けられたポケット状の収納構造を有し、例えば定規などの薄くて小さな荷物の収納に使用される。なお、収納部61の構造は、これに限らず、例えば、車のトランクネットなどのような網状部材を一対の天井パネル6a,6bの下面にそれぞれ取り付けることで構成してもよい。
図2に示す後支持部材73は、梁状部材71の他端を荷台4の後部において固定することで、一対の天井パネル6a,6bを、それぞれ床41の後側で支持する。具体的には、後支持部材73は、ポスト74と、ポスト74を荷台4の後部に取り付ける後側取付具75,76とを有している。
ポスト74は、一対の支柱部74a,74bと、この一対の支柱部74a,74b間をそれぞれの一端側で接続する接続部74cと、接続部74cの接続を補強する補強部74dと、この接続部74cよりも他端側において一対の支柱部74a,74b間を連結する断面L形の長尺の後側アングル74eとで構成されている。具体的には、一対の支柱部74a,74b、接続部74cおよび補強部74dは、それぞれ金属製の丸パイプで構成され、後側アングル74eを含むこれらポスト74を構成する各部材は、それぞれ溶接などによって接合されている。
ここで、一対の支柱部74a,74bには、接続部74cの上端よりも下方の位置に紐掛け用のフック74fがそれぞれ設けられている。具体的には、フック74fは、金属製の棒状部材を溶接などによって一対の支柱部74a,74bの外側に下向きに取り付けることで構成する。なお、フック74fの構造は、ゴムバンドなどの紐状部材を締め付けられるものであれば、これに限ったものではない。また、ポスト74を構成する各部は、溶接ではなく継手などにより連結してもよい。
このポスト74は、後側取付具75,76によって、後側アングル74eが床41と平行し、かつ、前後方向と直交する方向に沿って延びる状態で後煽り43に取り付けられる。具体的には、後側取付具75,76は、それぞれ断面L形の長尺の取付アングル75a,76aの両端にパイプ締付用のクランプ75b,76bを溶接などで接合して構成されている。
図4(A)は、後煽り43近傍を側面から見た断面図であり、図4(B)は、ボディ3の後部側から見た後煽り43の近傍の背面図である。
後側取付具75は、ネジ75cなどにより、閉状態の後煽り43における上端面43aおよび前面43bによる角に取付アングル75aが位置するように取り付けられる。後側取付具76は、ネジ76cなどにより、閉状態の後煽り43における前面43bおよび床41による角に取付アングル76aが位置するように取り付けられる。
なお、クランプ75b,76bは、それぞれ取付アングル75a,76aの前側に位置し、ともに上方から一対の支柱部74a,74b(図2)をそれぞれ挿入可能な向きで取付アングル75a,76aに接合されている。これにより、後側取付具75,76は、図2に示すように、上方から一対の支柱部74a,74bの他端側が挿入されたクランプ75b,76bをそれぞれボルト締めなどによって締め付けることにより、ポスト74を後煽り43に着脱可能に取り付ける。この際、ポスト74は、後側アングル74eが一対の支柱部74a,74bの前側に位置する向きで取り付けられる。
このポスト74を構成する後側アングル74eの長手方向の中央位置には、前述した前側固定具72bと同様、ネジおよび連結アングルなどの後側固定具(図示略)によって梁状部材71の他端が着脱可能に固定される。
以上のように支持部材7が取り付けられることで、一対の天井パネル6a,6bは、前支持部材72(図2および図3参照)および後側アングル74e(図2)によって、下方向への回転が規制される。この一対の天井パネル6a,6bの回転が規制された状態が一対の天井パネル6a,6bにおける閉状態である。
また、一対の天井パネル6a,6bは、この閉状態から各側部端を上方に向けて回転させ、所定位置まで開けた状態(開状態)を保つことが可能に構成されている。
具体的には、図5に示すように、一対の天井パネル6a,6bの各側部の前側に、前後方向にスライド可能な棒状のストッパー62が設けられている。なお、図5は、天井パネル6b側を示しているが、天井パネル6a側も同様の構成である。
ストッパー62は、実線に示すように、前方向にスライドさせた状態では、先端部62aが天井パネル6bの前端から突出するように構成されている。そして、この突出した先端部62aを鳥居23の角部23bに引っ掛けることで開状態を維持する。
一方、開状態から閉状態に戻したい場合には、ストッパー62を仮想線(二点鎖線)で示す後側にスライドさせ、先端部62aが天井パネル6bの前端から突出しない位置にすることで、天井パネル6bを図5に示す位置から下方に向けて回転可能にする。なお、ここでは図示を省略するが、一対の天井パネル6a,6bの各側部(例えば各側部の中央位置)には、取っ手が設けられている。これにより、取っ手を掴んで一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ動かすことができるので、一対の天井パネル6a,6bの開閉を容易に行うことができる。
ここで、一対の天井パネル6a,6bの取り付け高さについて具体的に説明する。前述した梁状部材71(図2)は、一端と他端とで、床41からの高さが同じとなる位置、すなわち水平に取り付けられる。つまり、天井パネル6a,6bは、閉位置ではそれぞれ水平状態となる。
図6は、ボディ3の後側から見た一対の天井パネル6a,6b、梁状部材71、キャブ2の背面部21、鳥居23および一対の側煽り42a,42bを示す。
図6に示すように、一対の天井パネル6a,6bは、閉状態での一対の天井パネル6a,6b(実線)がキャブ2の天井24よりも下方となる位置でそれぞれ支持される。具体的には、閉状態の一対の天井パネル6a,6bの上面から床41までの距離Lが床41から天井24までの長さHの約半分の長さとされ、窓22よりも下方の位置で支持される。より具体的には、図6に仮想線(二点鎖線)で示すように、一対の天井パネル6a,6bは、上方に向けてそれぞれ約45度(45度を含む)だけ回転させた場合(図6中の位置Aの場合)に、一対の天井パネル6a,6bの側部端がそれぞれ天井24の両端部24aの近傍かつ、両端部24aから突出しない位置に支持される。これにより、天井スペースが狭い場所でも十分に荷物の積み降ろしを行うことができる。
また、一対の天井パネル6a,6bは、閉状態から上方に向けて約60度(60度を含む)だけ回転させた位置(図6中の位置B)状態で、ストッパー62によって開状態となるように支持される。
なお、閉状態の一対の天井パネル6a,6bと立設状態の一対の側煽り42a,42bの間には、それぞれ間隙Gが設けられている。例えば、この間隙Gの長さgは、一対の側煽り42a,42bの高さhと略同じ(同じを含む)に設定される。
そして、前述したように、一対の天井パネル6a,6bは、上面が平坦に形成されており、閉状態では、図1および図6に示すように、この上面によって荷物を積載する積載部6cが形成される。
図2に示す後パネル8は、一対の支柱部74a,74b、接続部74cおよび後側アングル74eにより囲まれる形状を覆う板面を有する板状部材によって構成される。
この後パネル8は、後支持部材73に、ボディ3の後部側から上方に開放可能に支持される。具体的には、後パネル8は、一対の支柱部74a,74bにおける後側アングル74eの反対側(後側)に、角材81を介して蝶番82によって、床41と平行し、かつ、前後方向に直交する方向に沿って回転可能に取り付けられる。なお、後パネル8は、例えば、引掛用フックや紐などの留め具をポスト74に引っ掛けることにより、開放状態を維持可能に構成されている。
シート部材9は、遮光性、防水性および防塵性を有する可撓性の材料で構成され、一対の支柱部74a,74bが突出する状態で天井ユニット5が取り付けられた荷台4の全体を覆うことが可能に構成されている。具体的には、通常サイズの平ボディの荷台カバーよりも一回り大きいもので構成することができ、周縁に取り付けたゴムバンドを一対の側煽り42a,42bおよび後煽り43などに設けられている荷台フックに引っ掛けることで荷台4上の全体を覆うように構成されている。
以上に説明したボディ3は、例えば、以下のように使用される。
図7は、荷物を積み降ろしする際のボディ3の使用態様の一例である。
ボディ3は、荷物の積み降ろしの際に、一対の側煽り42a,42bをそれぞれ開放した状態にするとともに、一対の天井パネル6a,6bおよび後パネル8をそれぞれ開状態として、図示するように、床41に対して荷物の積み降ろしを行うことができる。
なお、ここでは図示を省略するが、一対の天井パネル6a,6bを閉状態とし、一対の側煽り42a,42bを開放した状態で荷物の積み降ろしを行ってもよい。さらに、一対の天井パネル6a,6bを閉状態とし、一対の側煽り42a,42bを立設状態として、間隙G(図3)を介して小さい荷物の積み降ろしを行ってもよい。
また、図示するように、接続部74cおよび長物支持部23a上に長物を積載した状態で一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ開状態とすることができる。
図8は、荷物を積載した際のボディ3の使用態様の一例である。
図示した例では、一対の側煽り42a,42bおよび後煽り43を立設状態とし、荷台4の床41上にボックス状の荷物を積載している。
また、接続部74cおよび長物支持部23a上に、長物である角材を積載している。角材は、ボディ3の後部側では、ゴムバンドをフック74fに引っ掛けることで固定されている。
また、一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ閉状態として積載部6cを形成し、荷台4の上側全体をシート部材9で覆い、その上に薄板状の荷物を積載している。シート部材9および薄板状の荷物は、ゴムバンドおよび荷台フックにより固定している。
なお、積載部6cには、床41の上に収まらない荷物を積載してもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、閉状態での一対の天井パネル6a,6bがキャブ2の天井24よりも下方となる位置でそれぞれ支持され、その一対の天井パネル6a,6bの上面に荷物を積載する積載部6cが形成される。これにより、積載空間を一対の天井パネル6a,6bを境として上下に分割することができ、閉状態での一対の天井パネル6a,6bよりも下の床41の上だけでなく、閉状態での一対の天井パネル6a,6bの上、すなわち積載部6cにも荷物を積むことができる。
したがって、積載する荷物の大きさや形状に応じて、床41の上と積載部6cの上とで荷物を積み分けることができる。具体的には、図8に示すように、ベニヤ板などの薄板状の荷物と工具箱などのボックス状の荷物を一緒に積むような場合であっても、ボックス状の荷物を床41の上に積み、薄板状の荷物を積載部6cの上に積むことができるので、従来のように、薄板状の荷物を取り出すためにボックス状の荷物も一緒に降ろす必要がなくなる。
また、支持部材7によって一対の天井パネル6a,6bがボディ3の両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に支持されるので、一対の天井パネル6a,6bを開状態にして荷物の積み降ろしを行うことができる。つまり、荷物の積み降ろしをボディ3の両側部側のどこからでも同時かつ容易に行うことができる。
以上のことから、荷物の積み降ろしを簡単かつ効率的に行うことができる。
また、一対の天井パネル6a,6bは、ボディ3の天井31を構成するため、床41の上に積んだ荷物に陽射しや風雨などが当たることを防止することができ、荷物の用途に応じた適切な積載を行うことができる。例えば、頻繁には使用せず、陽射しや風雨などにさらしたくない工具類を工具箱に収めて床41の上に積み、移動中のみ積載するベニヤ板などの材料を積載部6cの上に積むことができる。
さらに、間隙Gを有することで、一対の側煽り42a,42bが立設状態であっても、間隙Gからそれぞれ荷物を取り出すことができる。また、一対の側煽り42a,42bをボディ3よりも下方に開放することで、間隙Gを通らない大きな荷物であっても、一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ閉状態としたまま積み降ろしを行うことができる。
また、閉状態での一対の天井パネル6a,6bがキャブ2の天井24よりも下方となる位置で支持されるので、その分、開状態にした天井パネル6a,6bを低くすることができる。さらに、閉状態の一対の天井パネル6a,6bと立設状態の一対の側煽り42a,42bとの間を間隙Gとすることで、従来のように側壁パネルが邪魔になることがないので、一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ垂直となるほど大きく開けなくても荷物の積み降ろしを容易に行うことができる。
さらに、間隙Gをシート部材9によって覆うことができるので、間隙Gを介して外部から陽射しや風雨などが侵入することを確実に防止することができ、積載した荷物を保護することができる。
なお、シート部材9は、荷台4の上側全体を覆うため、一対の天井パネル6a,6bと梁状部材71の間の隙間から陽射しや風雨などが侵入することも防止でき、一対の天井パネル6a,6b、梁状部材71などについても保護することができる。
また、ポスト74が、後側取付具75,76などにより、後煽り43に取り付けられることで、ポスト74を一対の側煽り42a,42bに干渉することなく取り付けることができる。
そして、一対の側煽り42a,42bは、それぞれボディ3の外部に向けて開放可能であるため、ポスト74を取り付けた状態であっても一対の側煽り42a,42bをそれぞれ開放することができ、ボディ3の両側部側からの荷物の積み降ろしが容易な状態を維持することができる。
また、閉状態での一対の天井パネル6a,6bが窓22よりも下方となる位置で支持されるので、キャブ2内からの後方視界が一対の天井パネル6a,6bによって遮られることを防止することができる。これにより、キャブ2内から窓22を通じて後方確認を行うことができ、安全性を向上することができる。
さらに、後パネル8を有することで、陽射しや風雨などがボディ3の後部から侵入することを防止することができ、さらには、急発進などで荷物がボディ3の後側から落下するのを防止することができる。
また、ボディ3の後部側から後パネル8を開放することで、ボディ3の後部側から荷物の積み降ろしを行うことができる。
さらに、後パネル8はポスト74に支持されるため、新たな部材を設けなくても後パネル8を設けることができる。
また、接続部74cが一対の支柱部74a,74b間を、閉状態における一対の天井パネル6a,6bよりも上方において接続するので、長物を長物支持部23aおよび接続部74c上に積載することができる。
そして、接続部74cの高さを長物の積載角度が適切になる位置に設定することで、長物を最適に積載することができる。具体的には、接続部74cの高さを長物支持部23aの高さに近づけることで、積載した長物を水平に近づけることができる。これにより、地上から、積載した長物の上端までの長さを小さくすることができ、天井スペースが狭い場所でもトラック1を通過や駐車させることができる。
また、開状態における一対の天井パネル6a,6bをそれぞれ低い位置とすることができる、つまり、一対の天井パネル6a,6bを大きく開けなくても荷物の積み降ろしが容易に行えるので、長物支持部23aおよび接続部74cに長物を積載した状態であっても、一対の天井パネル6a,6bを開状態にして、ボディ3の両側面側からそれぞれ荷物の積み降ろしを行うことができる。さらには、一対の天井パネル6a,6bを開状態にしたまま、長物支持部23aおよび接続部74cに対して長物の積み降ろしを行うことができる。
さらに、一対の支柱部74a,74bにおける接続部74cの上端よりも下方の位置に紐掛け用のフック74fを有することで、長物支持部23aと接続部74cの上に積載した長物をポスト74側においてゴムバンドなどの紐部材とフック74fにより下方に押さえ付けて固定することができるので、安定して長物を積載することができる。
本発明は、前述した一実施形態で説明したものに限らず、種々の変形が可能である。
例えば、前述した一実施形態では、小型の貨物自動車に適用したが、これに限らず、中型などの貨物自動車に適用してもよい。
また、閉状態の一対の天井パネル6a,6bと立設状態の一対の側煽り42a,42bとの間に間隙Gを設けたが、これに限らず、間隙Gの部分を側壁パネルとし、断面L字状の一対のウィングパネルで構成してもよい。これにより、シート部材9を設けなくても床41の上に積載した荷物を陽射しや風雨などから確実に保護することができる。
また、前述した一実施形態では、図6に示したように、閉状態における一対の天井パネル6a,6bを、上面が床41と平行する平面状に構成したが、これに限らず、例えば、天井パネル6a,6bの上面の周縁に煽り状の枠を設け、積載部6cに積載した荷物の落下を防止する構成としてもよい。なお、図6には、閉状態の一対の天井パネル6a,6bの上面が一直線状となるように構成したが、これに限らず、梁状部材71に近づくにつれキャブ2の天井24側に位置するように、やや山形に支持する構成としてもよい。これにより、雨が降った際などに一対の天井パネル6a,6b上の水滴を側部側に流すことができる。
さらに、前述した一実施形態では、前支持部材72を鳥居23に取り付けるとしたが、これに限らず、強度が保てるのであれば、背面部21に直接取り付けてもよい。なお、重い荷物を積載部6cに積むような場合には、鳥居23を補強してもよい。
また、本発明は、一実施形態のようにキャブ2の背面部21が荷台4の前壁部を兼用する一体型の荷台4に限らず、荷台とキャブとが独立した独立型の荷台にも適用することができる。この場合、前支持部材72は、キャブ側の荷台における前壁部または前壁部の鳥居に取り付ければよい。
さらに、前述した一実施形態では、閉状態において一対の天井パネル6a,6bが断面L形の長尺の前支持部材72および後側アングル74eによって回転が規制される構成としたが、これに限らず、突起物などによって回転が規制される構成としてもよい。
また、床41から閉状態の一対の天井パネル6a,6bまでの距離Lや、間隙Gの長さgなどについて具体的に例示したが、これらの長さは、積載頻度の高い荷物の種類などに応じて適宜設定すればよい。また、前述した一対の天井パネル6a,6bの角度も、例示したものに限らず、車種などに応じて適宜設定すればよい。
さらに、荷台4への天井ユニット5の取り付けを、ネジなどにより行うことで着脱可能な構成としたが、取付方法はこれに限らない。例えば、溶接などによって一体的に形成してもよい。各部を構成する材料も、前述したものに限らず、金属、木材、プラスチックなど、適切なものを選択すればよい。
また、前述した一実施形態では、1枚のシート部材9によって荷台4の上側全体を覆う構成としたが、これに限らず、シート部材を一対の天井パネル6a,6bの両側部にそれぞれ取り付けて間隙Gを覆う構成としてもよい。この場合、一対の天井パネル6a,6bと梁状部材71の間を覆うシート部材をさらに設けてもよい。
さらに、図8に示す例では、シート部材9の上に荷物を積んだが、これに限らず、シート部材9の下、すなわち積載部6cとシート部材9の間に荷物を積んでもよい。これにより、ゴムバンドなどで荷物を固定する必要がなくなり、さらには、陽射しや風雨などから荷物を保護することができる。また、外観をすっきりさせることができる。
また、前述した一実施形態では、ストッパー62の先端部62aを鳥居23の角部23bに引っ掛けることで一対の天井パネル6a,6bを開状態としたが、一対の天井パネル6a,6bを開状態とする構造は、これに限ったものではない。例えば、ドアストッパーなどと同様な構造の所謂つっかい棒を一対の天井パネル6a,6bの下面に設け、つっかい棒の先端を前支持部材72に引っ掛け、突っ張らせることで一対の天井パネル6a,6bの開状態をそれぞれ維持する構造であってもよい。また、車のボンネットの開閉に用いられる油圧ダンパーなどを用いてもよい。
1…トラック、2…キャブ、3…ボディ、5…天井ユニット、6a,6b…天井パネル、6c…積載部、7…支持部材、8…後パネル、9…シート部材、21…背面部、22…窓、23…鳥居、24…天井(キャブ天井)、31…天井(ボディ天井)41…床、42a,42b…側煽り、43…後煽り、73…後支持部材、74a,74b…支柱部、74c…接続部、74f…フック、G…間隙

Claims (8)

  1. キャブとボディとを有するトラックの荷台構造であって、
    前記ボディの天井を構成する一対の天井パネルと、
    前記一対の天井パネルを前記ボディの両側部側からそれぞれ上下方向に開閉可能に支持する支持部材とを有し、
    前記支持部材は、閉状態での前記一対の天井パネルが前記キャブの天井よりも下方となる位置で前記一対の天井パネルをそれぞれ支持し、
    前記一対の天井パネルは、閉状態において上面に荷物を積載する積載部を形成し、
    前記ボディは、床の両側部からそれぞれ立設する一対の側煽りを有し、
    前記一対の側煽りは、前記ボディよりも下方に開放可能に構成されており、
    閉状態の前記一対の天井パネルと立設状態の前記一対の側煽りとの間には、それぞれ間隙が形成される
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  2. 請求項1に記載のトラックの荷台構造において、
    前記天井パネルの下面にポケット状の収納部が設けられている
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  3. 請求項1または2に記載のトラックの荷台構造において、
    前記間隙をそれぞれ覆うシート部材を有する
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のトラックの荷台構造において、
    前記ボディは、前記床の後部から立設する後煽りを有し、
    前記一対の側煽りは、それぞれ前記ボディの外部に向けて開放可能に構成され、
    前記支持部材は、前記一対の天井パネルを前記床の後側でそれぞれ支持する後支持部材を有し、
    前記後支持部材は、前記後煽りに取り付けられる
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のトラックの荷台構造において、
    前記キャブは、窓を有する背面部を前記ボディ側に有し、
    前記支持部材は、閉状態での前記一対の天井パネルが前記窓よりも下方となる位置で前記一対の天井パネルをそれぞれ支持する
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のトラックの荷台構造において、
    前記ボディの後壁を構成する後パネルを有し、
    前記支持部材は、前記後パネルを前記ボディの後部側から開放可能に支持する
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のトラックの荷台構造において、
    前記キャブの前記ボディ側または前記ボディの前記キャブ側には鳥居が立設されており、
    前記支持部材は、
    記床の後側における両側部においてそれぞれ立設される一対の支柱部と、
    前記一対の支柱部間を、閉状態における前記一対の天井パネルよりも上方において接続する接続部とを有する
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
  8. 請求項7に記載のトラックの荷台構造において、
    前記一対の支柱部は、前記接続部の上端よりも下方の位置に紐掛け用のフックを有する
    ことを特徴とするトラックの荷台構造。
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