JP5743809B2 - 網管理システムおよび網管理方法 - Google Patents
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Description
静的パス制御方式は、網管理者により予め定められたパス上で信号を伝送する方式であり、従来の同期伝送網で広く用いられている。静的パス制御方式において障害時の影響を低減する技術としてパスプロテクション切替機能がある。本機能は、通常使用するパス(現用パス)以外に現用パスの障害時に迂回路として使用されるパス(予備パス)を予め設定し、障害発生時には高速に予備パスに切り替える機能である。なお、現用パスの障害発生時に予備パスに切り替えるためには、パスの障害発生を検知する必要があるが、これは従来技術のOAM(operation administration and maintenance)機能によるパスの定常的な障害監視により実現される。
さらに、動的パス制御を行うパケット伝送網において障害時の迅速な切替を実現する技術として、特開昭63−138848号公報(特許文献1)がある。本技術は、「網構成が複雑化したりあるいは拡張等の構成変更があったとしても、小型の計算機の制御下で障害回復を適切に、かつ、迅速に行うこと」を目的とし、「1、網の局部的管理局と統括管理局をもつ網構成において、統括管理局に網構成を定義した網構成テーブルを設け、網構成テーブルを使用して局部的管理局の状態のチェックを行うことで、障害の検知を行う網障害管理方式。2、上記の障害検知の結果、障害発生時は統括管理局が局部的管理局に対して、時刻を指定して障害発生箇所およびその周辺にある構成上関係をもつ箇所に回線、装置の切替え要求を出し、指定時刻に同時の切替えを行う第1項記載の網障害管理方式。」により実現される。
動的パス制御の場合、接続性の確保という面では障害に強いと言えるが、障害発生後に迂回路を探索するため、選択する迂回路の輻輳状態や通信効率が未知である点が課題となる。このため、障害発生時にそれぞれの伝送装置が疎通可能な経路を探索・選択する過程で、正常な経路にも輻輳が生じて広範囲で切替が発生し、切替完了までに時間がかかったり、最終的に選択されるパスに偏りが生じたりするおそれがある。特許文献1に記載の技術を用いる場合でも、障害時には随時適切な網構成を計算する必要があり、大規模障害時には特に計算に時間を要すると考えられる。また、網構成を変更した結果のパスの偏りや輻輳の有無については保証されない。
1.実施の形態1
本実施の形態では、網管理システムにより伝送網内の複数の伝送経路(パス)の集合を面として管理し、通常使用する現用面の障害発生時には、予め用意された一つ又は複数の予備面の中で最適な面に切り替える伝送網の例を説明する。本実施の形態の伝送網を適用することにより、伝送網内のある範囲内の複数の伝送装置や伝送経路に障害が発生し、従来技術の静的パス制御では高優先パスの現用パス、予備パスが何れも不通となり、そのため高優先パスが不通となったり、複数のパス切替発生により伝送網内で輻輳やパスの偏りが発生したりするような場合において、そのような複数障害を想定して予め設計された予備面に素早く切り替えることにより、高優先パスの伝送経路が最大限確保され、かつ、輻輳やパスの偏りが生じない網構成への変更が実現可能となる。また、本実施の形態は現用面で運用している時も全ての予備面の状態を常に監視しており、障害発生時は全ての面の監視結果に基づき面の選択を行うため、面切替前は未使用であった伝送路を面切替後に使用する場合でも、切替後の正常性が保証されているという特徴を持つ。
なお、クライアント端末131−1、2と接続されるのはデータセンタに限られず、Webコンテンツを配信するコンテンツサーバや各種アプリケーションやサービスを提供するサーバ等何でも良い。また、伝送網10を介してクライアント端末130−1,2が互いに通信することもできる。
また、点線で図示する隣接地域30−1〜3は、それぞれ隣接地域内の伝送装置110が地理的に近い位置(例えば、日本の一つの県内など)に配置されていることを示すものである。
また本実施例では、前述のように隣接する2つの伝送装置110を相互に接続する経路を伝送路と呼ぶ。本実施の形態においては、伝送路として例えば10ギガビット・イーサネット(登録商標)の光ファイバを使用することができる。
そして端点伝送装置から別の端点伝送装置までの経路をパスと呼ぶ。端点伝送装置が隣接していればパスは1つの伝送路で形成されても良い。また、端点伝送装置が離れた距離にあって間に1台以上の伝送装置110が介在すれば、パスは複数の伝送路から構成される。
また、本実施の形態においては、アクセス網20の伝送方式として例えば、イーサネット(Ethernet、登録商標で以下同様)網及びATM(Asynchronous Transfer Mode)網を使用することができる。
これらの障害監視はそれぞれ例えば、伝送装置のCPU(Central Processing Unit)による装置内デバイスの故障監視、伝送路と接続される伝送装置の光インタフェースの入力断やリンクレイヤのリンクダウン監視、IETF(Internet Engineering Task Force)とITU−T(International Telecommunication Union - Telecommunication Standardization Sector)とが合同で標準化を進めているMPLT−TP OAMでの定常的なパス接続性監視の公知の技術によって実現しても良い。パス単位の障害監視については、ITU−T Y.1731とIEEE802.1agの2つの枠組みで標準化されているEthernet OAMを用いても良いし、あるいは、ITU−T Y.1711で標準化されているMPLS OAMを用いても良い。
実線で示すパス40−0は、伝送装置110−1、11を端点伝送装置とし、伝送装置110−3、6、5、8を中継点とする高優先パスであり、9Gbps(ギガビット/秒)の利用帯域を保証するものとする。破線で示すパス41−0は、伝送装置110−7、11を端点伝送装置とし、伝送装置110−9を中継点とする中優先パスであり、5Gbpsの利用帯域を保証するものとする。点線で示すパス42−0は、伝送装置110−1、5を端点伝送装置とし、伝送装置110−2を中継点とする低優先パスであり、2Gbpsの利用帯域を保証するものとする。
パスの優先度とは、障害発生時に経路及び帯域を確保する優先度を指し、予めパス毎に設定するものとする。本図面においては便宜上、片方向矢印の集合でパスを表現するが、実際のデータは片方向あるいは双方向のどちらで伝送するものとしても良い(以下の図面においても同様)。
網管理システム100は面の選択結果に基づき、各伝送装置110に対して面の変更を指示する(S−130)。この例の場合においては、現用面から第一の予備面に切り替える指示を行う。面変更指示を受けた各伝送装置110は、指示に基づき選択面の変更を実施する(S−140)。本動作を実現するための伝送装置110と網管理システム100の機能ブロックについては、以下、図6、7を用いてより詳細に説明する。
この他、面としての設定情報は網管理システム100によってのみ管理され、切替指示は面変更に伴うパス設定変更を網管理システム100から各伝送装置に指示するものとしても良い。この場合は網管理システム100が、選択した面のパス設定から、伝送装置110に指示すべきパス設定に関する指令を作成する。この場合、伝送装置110は既存の装置を使用することができる。
転送テーブル11302−1〜xは、例えば受信フレームのMPLSラベル等フレームの識別情報と宛先IF情報をパスと対応付けて管理するテーブルであり、それぞれの転送テーブルは網管理システム100で管理する各面の情報と対応する。つまり、伝送装置110は、網管理システム100が設定した面ごとにそれぞれの面のパス設定に応じた転送テーブル11302を保持する。そしてテーブル選択部11301は、網管理システム100からの指示に応じて、現在選択されている面に対応する転送テーブルを参照して転送処理部11300の設定を行う。
転送テーブル管理部11303は、テーブル選択部11301及び転送テーブル11302−1〜xを管理するブロックであり、管理網15及び監視制御ブロック1140を介して通知される管理情報を受けて、テーブル選択部11301の選択変更や転送テーブル11302の追加・編集を行う。
障害影響度計算処理部10002は、面管理テーブル1001の各面に属するパスの障害検出情報、つまりそのパスが障害によってデータを伝送できなくなっているか否かという情報と、そのパスの優先度を表す情報等を元に、面ごとの障害影響度を計算するブロックである。網状態判定処理部10003は、面管理テーブルの各面の障害影響度を参照し、最適な面を決定するブロックである。障害により、最適な面が変わった場合、網構成設定制御部10004に面切替を指示する。網構成設定制御部10004は網状態判定処理部10003からの面切替の指示及び、保守IF1003からの面設定追加・変更指示を通信処理部1002に通知するブロックである。
障害影響度1001−7は、各面の障害の程度を定量的に示すものであり、面に含まれる障害発生パスの数を優先度で重み付けして算出する。本実施の形態においては、障害影響度の算出方法の一例として、NGとなっているパスの優先度の総和を障害影響度とするものとする。伝送網10において障害が発生していない場合、図8の10010−040に示すように、面0〜面2におけるパスの現在状態は全てOKであり、10011−0に示すように、面0〜面2の障害影響度は何れも0である。
なお、上記障害影響度1001−7の算出方法は一例であり、最適な面の判定基準は他にも考えられる。例えば、より多くの高優先パスが疎通可能であることを面の選択において最も重視するのであれば、高優先パスの優先度を10000、中優先パスの優先度を100、低優先パスの優先度を1とするように、極端に重み付けを行えば良い。また、優先度を問わずより多くのパスが疎通可能であることを面の選択において最も重視するのであれば、高優先パスの優先度を1、中優先パスの優先度を1、低優先パスの優先度を1とするように、優先度を均一にすればよい。
具体的には、まずテーブル更新処理部10001によりパスごとの障害検出情報を面管理テーブル1001の現在状態に反映する(S−1001)。既存のOAM技術により、パスごとの障害の有無は判別できるため、テーブル更新処理部は各伝送装置110が通知してくる情報をもとに、選択されている面および非選択の面の各パスについて、面管理テーブル1001の現在状態1001−6を更新する。
次に障害影響度計算処理部10002が、面管理テーブル1001の現在状態1001−6に基づき、面ごとの障害影響度を算出する(S−1002)。その後、網状態判定処理部10003により選択面及び全ての非選択面の障害影響度を比較し(S−1003)、障害影響度が最も小さい面が非選択面であったかを判定する(S−1004)。
仮に伝送装置110−1がパス40として収容するアクセス網20−1のイーサフレームに付されるVLAN IDが40であり、このパス40の伝送網10内におけるMPLSラベルが400とする。図8の面0を現用面としている場合、伝送装置110−1のテーブル選択部11301は面0に対応する転送テーブル11302を選択しており、伝送装置110−1はアクセス網20−1からVLAN IDが40のフレームを受信すると、これにMPLSラベル400を付与して伝送装置111−3に向けて転送する。
その後、例えば網管理システム100から図8の面0を面2に面切替する指示を受けた場合、伝送装置110−1の転送テーブル管理部11303は面が面0から面2に変更されたことをテーブル選択部11301に伝える。するとテーブル選択部11301は面2に対応する転送テーブル11302を選択する。また、伝送装置110−1は面切替を終了すると、完了の通知を網管理システム100に送信する。この後伝送装置110−1がアクセス網20−1からVLAN IDが40のフレームを受信すると、これにMPLSラベル400を付与して今度は伝送装置111−2に向けて転送する。
2.実施の形態2
本実施の形態では、実施の形態1に記載の面切替の動作を実施後に、不通となっているパスについて、他の正常なパスの伝送に影響を与えない迂回路が存在している場合には、その迂回路を使用して疎通させるようパスの変更を実施する伝送網の例を説明する。実施の形態1においては面切替後に不通となるパスについて、迂回路が存在するにもかかわらず使用しないパス構成が選択されている状態となることがある。これは、予め定めた障害想定範囲よりも、実際に障害が生じた範囲が小さい場合等に生じうる。しかし、本実施の形態を適用すれば、面切替により高優先パスの経路を素早く確保した後、不通となっている低優先パスについても可能な限り迂回路を確保し、より適切な面とすることが可能となるのである。
図12に示す実施の形態2では、不通となったパス52−0が太い点線で示される迂回パス52−0Aに切り替えられる。以下、この動作について説明する。
なお、パスの本来の保証帯域に対し、迂回路の残帯域が不十分である場合も、迂回路の残帯域をパスの保証帯域として設定を行う。これは、既存のパスの伝送帯域に影響を与えないようにするためである。また、迂回路を設定するパスにしても、迂回路の残帯域まで伝送帯域を縮退すればパスを設定できるため、保証帯域を確保できなかったとしてもそれを理由に全く不通となるよりは良い。
また、複数のパスがNGとなっている場合、優先度の高いパスから迂回路の探索を行い、その後、残りのパスの迂回路を探索することで、より優先度の高いパスから迂回路の確保を行う。迂回路計算処理部10105はNGパスの迂回路を可能な限り確保した網構成を新たな面として、網構成設定制御部10104に面の追加・選択を指示する。
テーブル更新処理部10101は図7に図示した網管理システム100のテーブル更新処理部10001の処理に加えて、網構成設定制御部10104からの新たな面を追加する指示を受けると、面管理テーブルに新たな面を追加する。
その後、迂回路計算処理部10105は面管理テーブル1011を参照し、現在選択している面に不通となっているパスがあるかどうかを確認し、その不通パスについて他の正常パスに影響を与えない迂回路が存在するか否かを探索する(S−1105)。迂回路が存在しない場合は、面切替実施後の面を最適な面と判定し、S−1101の処理に戻る。迂回路が存在した場合は、その迂回路を使用する面構成を新たに追加・選択する指示を網構成設定制御部10104に通知し、網構成設定制御部10104はテーブル更新処理部10101にその面を新たに追加する指示を行うことにより面管理テーブル1011に面を追加するとともに、各伝送装置111に対してその面を新たに追加・選択する指示を行う(S−1106)。
3.実施の形態3
本実施の形態では、伝送網における障害の発生時に、従来の高速なパスプロテクション切替機能によるパス切替を即座に実施し、その結果網構成全体として不適切な状態である場合には、実施の形態1に記載した面切替を実施することにより網構成の最適化を図る伝送網の例を説明する。
OAM機能によりパス60−0の障害を検出した端点伝送装置112−1、11は自律的にパス60−0Bへの高速なパス切替を行う(S−102)。これらの障害検出状態及びパス切替結果は網管理システム102に集約され(S−112)、面管理テーブル102に反映される(S−122)。このように、本実施の形態の伝送網12は障害の発生時には高速なパス切替による網の救済を試みる。しかし、大規模な障害などにより何れかのパスの現用パスと予備パスが何れも不通となってしまう場合や、複数のパス切替が発生し、何れかの伝送路で輻輳が生じている場合など、パス切替だけでは適切な網構成が取れない場合には、実施の形態1や実施の形態2に示したような、面切替による網構成の変更を実施する。本動作を実現する面管理テーブル1201の内容及び網管理システム102の機能ブロック、処理については、以下、図19〜21を用いてより詳細に説明する。なお、伝送装置112は図6に示した伝送装置110と同様の構成とすることにより、本実施の形態は実現可能である。
本図の現在状態1021−4及びパス選択状態1021−3は、図18で示した障害の発生時にパス切替が発生した後の状態を示している。図20の面管理テーブル1021は、障害により0面のパス60の現用パス60−0の現在状態10211−060がNGとなり、伝送装置の自律的なパス切替の発生後、パス60のパス選択状態10210−060が予備パス60−0Bを選択している状態を反映している。
なお、本実施の形態では最も基本的な構成として現用面である面0についてのみ予め各パスの予備パスを設定する構成としたが、予備面への切替後も高速なパスプロテクション切替機能による切替を実現可能とするために、予備面である面1や面2のパスについても予め予備パスを設定しておくこととしても良いし、現用面から予備面へ切り替えた場合に各パスの予備パスを追加で設定することとしても良い。
なお、図10で説明したように、選択した面によっては、比較的重要度が低いパスについては必ずしも救済されるとは限らない。しかし、そのように重要度や緊急度が低い、つまり優先度の低いパスを断ってでも、重要度の高いパスの短時間での復旧が必要な場合もある。例えば、大規模な災害時は政府の指示系統のための通信経路(パス)が断絶してはならない。このような場合に、本実施例を適用すれば少なくとも重要なパスについては通信を継続することが可能となる。
なお、実施の形態2に記載された手法にて重要度のそれほど高く無いパスについても事後的に救済することも可能である。
100、101、102 網管理システム
1001、1011、1021 面管理テーブル
110、111、112 伝送装置
30 隣接地域
40、41、42 パス
Claims (26)
- 伝送網内の複数の伝送装置のうち任意の伝送装置間を接続する複数のパスについて、当該複数のパスの異なる組み合わせパターンをそれぞれ伝送面として管理し、第1の伝送面と、第2の伝送面と、を記憶する面管理部と、
前記第1の伝送面により前記伝送網内のパスを設定しているときに、所定の条件に応じて、前記第2の伝送面のパスを設定するよう前記複数の伝送装置に向けて指示を行なう設定制御部と、を有することを特徴とする網管理システム。 - 請求項1に記載の網管理システムにおいて、
前記第1の伝送面は、前記伝送網に障害が発生していないときに使用されるパスの組み合わせパターンである現用面であり、
前記第2の伝送面は、前記伝送網に障害が発生したときに前記現用面のパスの予備系となるパスの組み合わせパターンである予備面であることを特徴とする網管理システム。 - 請求項2に記載の網管理システムにおいて、
前記面管理部は、1つの前記現用面に対して複数の前記予備面を記憶し、
前記伝送網に障害が発生したときに、前記面管理部が記憶する複数の前記予備面の中から1つの前記予備面を決定する判定処理部をさらに有し、
前記設定制御部は、前記判定処理部が決定した前記1つの予備面のパスを設定するよう前記複数の伝送装置に向けて指示することを特徴とする網管理システム。 - 請求項3に記載の網管理システムにおいて、
前記伝送網内で生じた障害により受ける影響の大きさを表す障害影響度を、複数の前記予備面ごとに算出する影響度計算処理部をさらに有し、
前記判定処理部は、前記影響度計算処理部から通知される、複数の前記予備面それぞれの前記障害影響度に基づいて、前記1つの予備面を決定することを特徴とする網管理システム。 - 請求項4に記載の網管理システムにおいて、
前記影響度計算処理部は、複数の前記予備面それぞれについて、前記障害により通信不能となったパスの数に基づいて前記障害影響度を算出することを特徴とする網管理システム。 - 請求項5に記載の網管理システムにおいて、
前記影響度計算処理部は、前記障害により通信不能となったパスの数に、当該通信不能となったパスそれぞれの優先度による重みづけをおこなって、前記障害影響度を算出することを特徴とする網管理システム。 - 請求項6に記載の網管理システムにおいて、
前記面管理部は、
前記現用面もしくは前記予備面をそれぞれ識別する面識別情報と、
前記現用面もしくは前記予備面それぞれに含まれる複数のパスをそれぞれ識別するパス識別情報と、
前記パス識別情報により識別されるそれぞれのパスがいずれの前記伝送装置を経由しているかを表す経路情報と、
前記パス識別情報により識別されるそれぞれのパスが、前記伝送網内で生じた障害により通信不能となっているか否かを表す状態情報と、
前記パス識別情報により識別されるそれぞれのパスの、前記優先度を表す優先度情報と、を前記現用面もしくは前記予備面のそれぞれについて記憶する面管理テーブルと、を有し、
前記影響度計算処理部は前記面管理テーブルを参照し、前記状態情報が通信不能となっているパスの前記優先度情報を足し合わせていくことで、前記現用面もしくは前記予備面それぞれの前記障害影響度を算出することを特徴とする網管理システム。 - 請求項7に記載の網管理システムにおいて、
前記判定処理部は、
前記伝送網に現在適用されている伝送面の前記障害影響度と、前記伝送網に現在適用されていない伝送面の前記障害影響度とを比較し、
前記適用されていない伝送面の前記障害影響度が前記適用されている伝送面の障害影響度よりも小さい場合は、当該適用されていない伝送面を使用するよう前記設定制御部に指示することを特徴とする網管理システム。 - 請求項3に記載の網管理システムにおいて、
前記予備面は、
前記伝送網内を複数の地域に分けたときに、少なくとも1つ以上の地域の前記伝送装置または前記伝送装置間を一対一に接続する伝送路が通信不能となった場合を想定して、当該地域に含まれる前記伝送装置または前記伝送路を経由しないようにして構成された、前記現用面のパスの予備系となるパスの組み合わせパターンであり、
障害が発生すると想定される前記地域に属する前記伝送装置または前記伝送路を含まないように、前記現用面のパスの予備系となるパスを構成することができない場合は、当該現用面のパスの前記予備系のパスを含まないことを特徴とする網管理システム。 - 請求項9に記載の網管理システムにおいて、
前記伝送網のパスが前記判定処理部により決定された前記予備面に切り替えられた後で、当該予備面では予備系のパスを構成されない前記現用系のパスについて、迂回路を探索する迂回路処理部をさらに有することを特徴とする網管理システム。 - 請求項10に記載の網管理システムにおいて、
前記面管理部は、前記迂回路処理部が探索して見つけた前記迂回路を前記予備面に加えた新たな伝送面を追加登録することを特徴とする網管理システム。 - 請求項3に記載の網管理システムにおいて、
前記面管理部は、
前記現用面もしくは前記予備面をそれぞれ識別する面識別情報と、
前記現用面もしくは前記予備面それぞれに含まれる複数のパスをそれぞれ識別するパス識別情報と、を前記現用面および前記予備面のそれぞれについて記憶することを特徴とする網管理システム。 - 請求項12に記載の網管理システムにおいて、
前記パス識別情報で識別されるパスには現用系のパスと予備系のパスの2つが含まれ、
前記面管理部は、前記パス識別情報により識別されるそれぞれのパスの現用系と予備系が、前記伝送網内で生じた障害により通信不能となっているか否かを表す状態情報を前記現用面および前記予備面のそれぞれについて記憶し、
前記判定処理部は、前記現用面の任意のパスの前記現用系および前記予備系の両方が前記状態情報により通信不能となっている場合に、前記予備面への切り替えを行なうことを特徴とする網管理システム。 - 請求項12に記載の網管理システムにおいて、
前記面管理部は、前記パス識別情報により識別されるそれぞれのパスがいずれの前記伝送装置を経由しているかを表す経路情報を、前記現用面および前記予備面のそれぞれについて記憶することを特徴とする網管理システム。 - 請求項14に記載の網管理システムにおいて、
前記判定処理部は、前記現用面の任意のパスに要求される通信帯域が、当該任意のパスの前記経路情報に含まれる伝送路の伝送可能な帯域の上限を上回っている場合に、前記予備面への切り替えを行なうことを特徴とする網管理システム。 - 請求項2に記載の網管理システムにおいて、
前記予備面は、前記伝送網内を複数の地域に分けたときに、少なくとも1つ以上の地域の前記伝送装置または前記伝送装置間を一対一に接続する伝送路が通信不能となった場合を想定して、当該地域に含まれる前記伝送装置または前記伝送路を経由しないようにして構成された、前記現用面のパスの予備系となるパスの組み合わせパターンであることを特徴とする網管理システム。 - 伝送網内の複数の伝送装置のうち任意の伝送装置間を接続する複数のパスについて、当該複数のパスの異なる組み合わせパターンをそれぞれ伝送面として、第1の伝送面と、第2の伝送面と、を記憶し、
前記第1の伝送面により前記伝送網内のパスを設定しているときに、所定の条件に応じて、前記第2の伝送面のパスを設定するよう前記複数の伝送装置に向けて指示を行なうことを特徴とする網管理方法。 - 請求項17に記載の網管理方法において、
前記第1の伝送面は、前記伝送網に障害が発生していないときに使用されるパスの組み合わせパターンである現用面であり、
前記第2の伝送面は、前記伝送網に障害が発生したときに前記現用面のパスの予備系となるパスの組み合わせパターンである予備面であることを特徴とする網管理方法。 - 請求項18に記載の網管理方法において、
1つの前記現用面に対して複数の前記予備面を記憶し、
前記伝送網に障害が発生したときに、複数の前記予備面の中から1つの前記予備面を選び、
前記選ばれた前記1つの予備面のパスを設定するよう前記複数の伝送装置に向けて指示することを特徴とする網管理方法。 - 請求項19に記載の網管理方法において、
前記伝送網内で生じた障害により受ける影響の大きさを表す障害影響度を、複数の前記予備面ごとに算出し、
複数の前記予備面それぞれの前記障害影響度に基づいて、前記1つの予備面を決定することを特徴とする網管理方法。 - 請求項20に記載の網管理方法おいて、
複数の前記予備面それぞれについて、前記障害により通信不能となったパスの数に基づいて前記障害影響度を算出することを特徴とする網管理方法。 - 請求項21に記載の網管理方法において、
前記障害により通信不能となったパスの数に、当該通信不能となったパスそれぞれの優先度による重みづけをおこなって、前記障害影響度を算出することを特徴とする網管理方法。 - 請求項17に記載の網管理方法において、
前記第2の伝送面は、前記所定の条件に基づいて選択された、記憶されている複数の伝送面の中の1つの伝送面であることを特徴とする網管理方法。 - 請求項17又は23に記載の網管理方法において、
前記第1の伝送面により前記伝送網内のパスを設定しているときに、前記第2の伝送面の障害の監視を行なうことを特徴とする網管理方法。 - 請求項1に記載の網管理システムにおいて、
前記所定の条件に基づいて、前記面管理部が記憶する複数の伝送面の中の1つの伝送面を選択する判定処理部をさらに有し、
前記設定制御部は、前記判定処理部により選択された伝送面のパスを設定するよう前記複数の伝送装置に向けて指示を行なうことを特徴とする網管理システム。 - 請求項1又は25に記載の網管理システムにおいて、
前記第1の伝送面により前記伝送網内のパスを設定しているときに、前記第2の伝送面の障害の監視を行なうことを特徴とする網管理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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